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≪第123号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その8 2024/4/30~


5/3(金)の新譜紹介はお休みです


5/2(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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MUSICAL CONCEPTS



MC3112
(1CD-R)
\2600→\2390
マリーナ・タラソワ(チェロ)
J.S.バッハ:ソナタ、トランスクリプション集

 ソナタ ト長調 BWV 1027
 ソナタ ハ長調 BWV 1028
 ソナタ ト短調 BWV 1029
 アリオーソ
  (《ハープシコード協奏曲第5番 BWV 1056》よりラルゴ)
 《トッカータ ハ長調 BWV 564》よりアダージョ
 《管弦楽組曲 ニ長調 BWV 1068》よりアリア
 われ汝に呼ばわる,主イエス・キリストよ BWV 639
 来たれ,異教徒の救い主よ BWV 659
マリーナ・タラソワ(チェロ)
エフゲニー・スタロドゥブツェフ(ピアノ)

 1960年モスクワ生まれ、プラハ、フィレンツェ、パリの国際コンクールを制し、チャイコフスキー国際コンクールでも入賞したチェリスト、マリーナ・タラソワは、フレンニコフやロジェストヴェンスキーにも絶賛されたロシアを代表する名手の一人です。
 彼女が大切にしている作曲家の一人であるJ.S.バッハの作品を元々ヴィオラ・ダ・ガンバのために作られたソナタを中心に、オリジナル楽器ではないチェロを使って新たな表現で紡ぎだしていきます。

 ※録音:2024年1月&2月



ALTO
マリーナ・タラソワ旧譜2タイトル

 ALC 1116
\2000
マリーナ・タラソワ(チェロ)
カバレフスキー(1904-1987):
 チェロ協奏曲第1番ト短調 Op.49(1949)(*)
 チェロ協奏曲第2番ト長調 Op.77(1964)(*)
 ヴァイオリンとピアノのための即興曲(+)
 ヴァイオリンとピアノのためのロンド(+)
マリーナ・タラソワ(チェロ(*))
ロシア交響楽団(*)
ヴェロニカ・ドゥダロワ(指揮(*))
ナタリア・リホポイ(ヴァイオリン(+))
リュドミラ・クリツカヤ(ピアノ(+))

録音:1993年7月、モスクワ放送スタジオ5
ライセンサー:Olympia CD, London 前出:Regis, RRC 1116(廃盤)

ALC 1075
\2000
マリーナ・タラソワ(チェロ)
ミヤスコフスキー(1881-1950):
  チェロ・ソナタ第1番ニ長調 Op.12(*)
  チェロ・ソナタ第2番イ短調 Op.81(*)
  チェロ協奏曲ハ短調 Op.66(+)
録音:1994年 原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1050(廃盤)
マリーナ・タラソワ(チェロ)
アレクサドル・ポレジャエフ(ピアノ(*)
モスクワ新オペラ管弦楽団(+)
エフゲニー・サモイロフ(指揮(+))

実は意外な名曲だったりするミヤスコフスキーのチェロ・ソナタ
先日お客様から「どのCDがおすすめか?」と聞かれて即答したのがこのタラソワ盤
第2番の美しい第2楽章に酔いしれてみてください

若いころのタラソワ
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA869
\3100→\2890
元ベルリン・フィルの第一コンマス、名手ブラウンシュタイン
 ビートルズ・メロディ、共演はデ・ラ・パーラ
ガイ・ブラウンシュタイン:アビイ・ロード・コンチェルト

 1-15. ガイ・ブラウンシュタイン(1971-)
  作・編曲: アビイ・ロード・コンチェルト
   1. I. 序曲/2. II. カム・トゥゲザー/
   3. III. 間奏曲1 - オー!ダーリン/4. IV. 間奏曲2/
   5. V. サムシング/6. VI. 間奏曲3 - オクトパス・ガーデン/
   7. VII. 間奏曲4/8. VIII. ヒア・カムズ・ザ・サン/
   9. IX. アイ・ウォント・ユー/10. X. ビコーズ
   11. XI. カデンツァ -
    「Remembering- strawberries?
     よく覚えてる-ストロベリーズ?」
   12. XII. マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー
   13. XIII. ゴールデン・スランバー
   14. XIV. キャリー・ザット・ウェイト
   15. XV. ジ・エンド
  16. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
   揚げひばり
  17-20. フレデリック・ディーリアス(1862-1934):
   ヴァイオリン協奏曲
ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
ベルギー王立リエージュ・
 フィルハーモニー管弦楽団
アロンドラ・デ・ラ・パーラ(指揮)

 録音: 2021年11月 サル・フィラルモニーク、リエージュ、ベルギー
 収録時間: 70分

 ビートルズ最後のスタジオ録音アルバムである『アビイ・ロード』。これをベルリン・フィルの第一コンサートマスターを2000年から約14年務めたガイ・ブラウンシュタインが編曲し、クラシカルな楽曲に仕立てて自ら奏でるアルバムが登場。
 「アイ・ウォント・ユー」のリフによる序曲、「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」のフレーズを挿入したカデンツァなどビートルズへの愛が全編に詰まっており、技巧的なアクセントも随所に散りばめられた聴き応えたっぷりの35分間です。
 併せて同じく英国由来の名曲2作、ヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」とディーリアスの協奏曲を収録。
 どちらもゆったりとした作品ですが、ブラウンシュタインの歌心が冴えわたり、作品の美しさを満喫することが出来ます。特にひばりの描写は天国的。
 2024年からマドリード州立管弦楽団の首席指揮者兼芸術監督への就任が決まっているアロンドラ・デ・ラ・パーラによる、隅々まで行き届き抑制の効いたコントロールも素晴らしいものです。

 
 
 

ALPHA1042
\3100
ヨーナス・アホネン(ピアノ)
アルト・コスキネン:インドのフーガ

 アルト・コスキネン(1947-):
  1. PRELUDE プレリュード
  2-3. FANTASIA IN SARANGA サーランガによるファンタジア
  4-6. FUGA INDIANA インドのフーガ
  7-8. FUGA LIBERA 自由のフーガ
  9-11. TRIAMONIA
  12-13. FANTASIA IN YAMAN ヤマンによるファンタジア
  14-17. FUGA SERIA 厳格なフーガ
ヨーナス・アホネン(ピアノ)

 録音: 2022年6月 グスタフ・マーラー・ザール、トーブラッハ・エウレジオ文化センター、ドッビアーコ、イタリア
 収録時間: 58分

 【アホネンが描き上げる、東洋と西洋の架け橋】
 フィンランドの作曲家、ピアニストのアルト・コスキネンは、北インドの古典音楽をヨーロッパの伝統的な多声音楽に取り込んで発展させ、さらにはアフリカ系アメリカ人の即興性にも強い影響を受けるという独特な作品を発表し続けています。
 様々なラーガの要素によるファンタジアなどを収録したこの作品集はニューエイジ・ミュージックを思わせる聴きやすさと美しさで、楽想の激しい発展や技巧的なフレーズなども時折挿入され、華やかな印象も与えています。
 コパチンスカヤとのデュオでもお馴染みで、現代音楽の初演なども多く手掛けているフィンランドのヨーナス・アホネンが、作品に寄り添った透明感と神秘性のある演奏を聴かせています。
 
 


ALPHA1051
\3100
次世代ソリストたちによるモーツァルト Vol.9~協奏交響曲、他
 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  1-3. 協奏交響曲 変ホ長調 K. 364
   (カデンツァ-モーツァルト)
  4-6. ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K. 417
  7. ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K. 386
   (カデンツァ-アリエル・ラニ)
  8-10. ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K. 382
   (カデンツァ-モーツァルト)
ユーハン・ダーレネ
 (ヴァイオリン)-1-3
アイヴィンド・リングスタッド(ヴィオラ)-1-3
アレクサンドル・ザネッタ
 (ナチュラル・ホルン)-4-6
アリエル・ラニ
 (ピアノ/ベーゼンドルファー)-7-10
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
ハワード・グリフィス(指揮)

 ヴァイオリン/ストラディヴァリウス1736年製「スペンサー・ダイク」
 ヴィオラ/アンドレア・グァルネリ1676年製「コンテ・ヴィターレ」)
 録音: 2021-2023年 オーストリア
 収録時間: 62分

 【若手ソリストによるモーツァルトのシリーズに、俊英ユーハン・ダーレネ登場!】
 2000年ノルウェー生まれのユーハン・ダーレネは、スウェーデンBISより2019年からこれまで4枚のアルバムをリリース、2度の来日公演を通じて日本の聴衆にも大きなインパクトを与えている俊英。
 2012年のユーロビジョン・ヤング・ミュージシャンズの覇者であるアイヴィンド・リングスタッドと共に、切れ味のよい演奏を聴かせています。
 ホルンのアレクサンドル・ザネッタは1990年生まれのフランス出身、ベルリンでマリー=ルイーズ・ノイネッカーに師事するなど研鑽を積んだ後、バーゼル・スコラ・カントルムでナチュラル・ホルンを習得しました。
 ここでも細やかなトリルや装飾音など見事な技巧とセンスを聴かせ、作曲家が本来想定したホルンの音色で作品を楽しませてくれます。
 1997年イスラエル生まれのアリエル・ラニは2023年、ルドルフ・ブッフビンダーが選出する若いアーティストのためのピアノ賞プリ・セルダンに選出された新鋭で、粒のそろった音色で安定した美しい演奏を聴かせます。
 



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SWR CLASSIC



SWR19152CD
(2CD)
\4000→\3690
2010年代ライヴ
 インバル&シュトゥットガルト放送響
  アントン・ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番&第8番

 【CD1】
  1-4. 交響曲第7番 ホ長調 WAB 107
   1. I. Allegro moderato
   2. II. Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam
   3. III. Scherzo. Sehr schnell
   4 .IV. Finale. Bewegt, doch nicht schnell
 【CD2】
  1-4. 交響曲第8番 ハ短調 WAB 108(第1稿)
   1. I. Allegro moderato
   2. II. Scherzo. Allegro moderato
   3. III. Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend
   4. IV. Finale. Feierlich, nicht schnell
エリアフ・インバル(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団

 録音:2013年11月21&22日(第7番)、2015年10月1&2日(第8番) リーダーハレ(シュトゥットガルト)、ベートーヴェンザール(ライヴ収録)
 総収録時間:137分

 インバルとシュトゥットガルト放送響のブルックナー録音が登場。後期の名作2曲、2010年代のライヴです。
 フランクフルト放送響との第3、4、8番の初稿の録音(Teldec/現Warner)により大きな議論を巻き起こし、これら初校への認識を広める上で決定的な役割を果たしたエリアフ・インバル。
 卓越した細部の読みと指揮能力も相まって、現代に至る精緻で理知的なブルックナー解釈をリードしてきました。
 彼が定期的に指揮していたシュトゥットガルト放送響とのアーカイヴから第7番と第8番が初めてリリースされます。
 インバルには両曲ともフランクフルト放送響と都響を指揮した2種の録音がありますが、当盤はその中で最新の音源となります。
 解釈はTeldec盤の時点で練り上げられていたようで、第8番の演奏時間は3種とも75分台で楽章毎の差もごく少ないという完成度の高さに驚かされます。
 一方、第7番では2012年の都響盤(Exton)の58:34に対し1年半後の当盤では62:01となり、全楽章において少しずつ演奏時間が延びているのが興味深いところ。
 オケも透明度の高いサウンドで精緻な演奏を繰り広げており、シューリヒト、チェリビダッケ、ノリントンという個性的なブルックナー指揮者との録音を残してきたシュトゥットガルト放送響のディスコグラフィに貴重な追加となります。
 楽譜はインバルらしくノーヴァク版を使用(第7番第2楽章はシンバルあり)、拍手はカットされています。
 



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TOCCATA CLASSICS



TOCC 267
\2600
ウェーバーの後任、
 そして《リエンツィ》初演指揮者(...大成功だった
カール・ゴットリープ・ライシガー(1798-1859):
 ピアノ三重奏曲全集 第1集

  1-4. ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op. 25(1824頃)
  5-8. ピアノ三重奏曲第4番 嬰へ短調 Op. 56(1829出版)
 全て世界初録音
トリオ・アニマ・ムンディ
藤村健史(ピアノ)
ロシェル・ウゲッティ(ヴァイオリン)
ノエラ・ヤン(チェロ)

 録音:Auditorium, Australia Piano World,メルボルン(オーストラリア) 2021年3月28日-1-4、2022年5月20日-5-8
 総収録時間:63分

 ドイツの作曲家ライシガー。生前の彼は指揮者としての評価が高く、とりわけウェーバーの後任としてドレスデン歌劇場管弦楽団の指揮者に就任してからは数多くの作品を上演、なかでも1842年の《リエンツィ》初演時の成功は、彼の功績の一つに数えられています。
 作曲家としては9作の歌劇の他、10曲以上のミサ曲を含む多数の声楽曲をはじめ、弦楽四重奏曲やピアノ三重奏曲など多数を遺しましたが、現在ではこれらを耳にする機会はほとんどありません。
 このシリーズは、彼の27曲あるピアノ三重奏曲の全曲録音に挑むもので、第1集にはメンデルスゾーン風の軽やかさと、ベートーヴェンを思わせる深みのある旋律を併せ持つ初期の2作を収録。
 シューマンが「ライシガーの三重奏曲を考えると"愛らしい、宝石のような"という言葉が思い浮かぶ」と絶賛したという作品をお楽しみください。
 オーストラリアを中心に長らく作曲家・教師としても活躍するピアニスト、藤村健史が創設したトリオ・アニマ・ムンディの演奏で。
 
 

TOCC 266
\2600
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
 音楽による礼拝 第8集

  1-4. Was ist das Herz? Ein finstrer Ort TWV 1:1516
  5-7. Fleuch der Luste Zauberauen TWV 1:549-世界初録音
  8-11. Wer ist, der dort von Edom kommt? TWV 1:1584
  12-14. Triumphierender Versöhner,
   tritt aus deiner Kluft hervor TWV 1:1422
  15-17. Hirt' und Bischof uns'rer Seelen TWV 1:805
  18-20. Ergeuss dich zur Salbung der
   schmachtenden Seele TWV 1:448
ベルゲン・バロック(古楽声楽アンサンブル)
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾ・ソプラノ)
ビャルテ・アイケ(ヴァイオリン)
マルック・ルオラヤン=ミッコラ(チェロ)
トーマス・ボイセン(テオルボ)
ハンス・クヌート・スヴェーン(チェンバロ)

 録音:Hoff kirke, Lena, Ostre Toten(ノルウェイ) 2013年3月12日
 総収録時間:66分

 1726年にハンブルクで出版されたテレマンのカンタータ集「音楽による礼拝」。収録されている72曲のカンタータはどれも、独唱とオブリガート楽器(リコーダー、ヴァイオリン、トラヴェルソ、オーボエ)と通奏低音による小ぶりの編成で、通常、レチタティーヴォと2つのダ・カーポ・アリア(A-B-Aの三部形式。繰り返しのAの部分では華やかな装飾が施される)で構成されています。
 貴族たちの私的な目的のための曲と、公的な曲が混在していますが、巧みな対位法と技巧的な声楽パート、楽器の妙技が楽しめる調和のとれたカンタータです。
 この第8集にはメゾ・ソプラノを独唱とした6つのカンタータが収録されています。
 演奏するベルゲン・バロックは1994年にローデ・トールセンとハンス・クヌート・スヴェーエンによって設立されたノルウェーの古楽アンサンブル。
 数多くのレーベルへの録音とヨーロッパでのコンサートで知られています。
 
 

TOCC 731
\2600
ジェラルド・ヘンドリー(1935-):オルガン作品全集 第2集
 1-6. 6つの演奏会用練習曲
  1. No. 1. Brillantemente/2. No. 2. Allegro deciso/
  3. No. 3. Allegro ritmico/4. No. 4. Allegro molto/
  5. No. 5. Allegramente/6. No. 6. Comodo
 7-8. パストラーレとフゲッタ
 9-11. トリオ風ソナタ
 12-15. ソナタ:In Praise of Reconciliation 和解を讃えて
トム・ウィンペニー(オルガン)

 録音:2023年8月30-31日 Cathedral and Abbey Church of St Alban,St Albans, ハートフォードシャー(UK)
 総収録時間:80分

 1935年イギリス生まれの作曲家・鍵盤奏者ジェラルド・ヘンドリーのオルガン作品集。6歳からピアノを学び、オルガニスト、音楽学者となった彼は1996年からフランスに活躍の場を移し作曲活動を続けています。
 彼のオルガン作品からは、フランク、デュプレ、メシアンの影響や、ジャズから中世の旋律など幅広い要素が見て取れます。
 この第2集には、さまざまな技巧を凝らした「6つの演奏会用練習曲」など抒情的な作品から活気に満ちた作品を収録。
 なかでもソナタ「和解を讃えて」は第二次世界大戦で爆撃された「コヴェントリー」と「ドレスデン」を象徴する旋律を用いて、平和への祈りが描かれた大作です。
 演奏はNAXOSレーベルでの一連の録音が評価されているトム・ウィンペニー。由緒ある聖オルバンズ修道院大聖堂のオルガンの壮麗な音色が楽しめます。

 
 
 


TOCC 708
\2600
マシュー・テイラー(1964-):管弦楽作品集 第2集
 1-3. 交響曲第6番 Op. 62(2021)
 4-6. オーボエ協奏曲 Op. 60(2020-21)
 7-9. クラリネット協奏曲 Op. 63(2021)
 10-12. ヴァイオリン小協奏曲 Op. 52(2016)
 
 ※全て世界初録音
ジェイムズ・ターンブル(オーボエ)-4-6
ポピー・ベドー(クラリネット)-7-9
ミラ・マルトン(ヴァイオリン)-10-12
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
マシュー・テイラー(指揮)

 録音:2022年12月17-18日 Hoddinott Hall, Millennium Centre, Cardiff(UK)
 総収録時間:69分

 英国の作曲家マシュー・テイラー。彼の音楽は「現代に語りかける言葉と伝統的な形式を組み合わせた」もので、ベートーヴェンやハイドンから連なる古典派の伝統を踏まえ、そこにシベリウスやニールセンの影響を感じさせる現代的な装いの響きを描き出します。
 このアルバムには2021年に生誕100年を迎えたマルコム・アーノルドの追悼として作曲された交響曲第6番の他、3つの協奏的作品を収録。
 オーボエ協奏曲は、2つのコールアングレと弦楽器が伴奏を務めるというユニークな編成で書かれ、クラリネット協奏曲の冒頭では、ブラームスの五重奏と似た旋律が聴こえてきます。
 ジャズのリズムが用いられたヴァイオリン小協奏曲は、短いながらもまとまりのある曲。
 全ての作品はテイラー自身が指揮を行い、彼が信頼する奏者たちが独奏を務めています。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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NORTHERN FLOWERS



NFPMA99152
(1CD-R)
\2600→\2390
バシュメットやクレーメル、4人のスター・ミュージシャンが登場
 ウラジーミル・マルティノフ:《カム・イン!》

 1. ウラジーミル・マルティノフ(b.1946):
  2本のヴァイオリン、チェレスタと弦楽のための
   《カム・イン!》(1985)
 2-3. レオニード・デシャトニコフ(b.1955):
  室内オペラ 《可哀想なリザ》(1980)
1. モスクワ・フィルハーモニック・ソロイスツ
 ユーリ・バシュメット(指揮)
 タチアナ・グリンデンコ(ヴァイオリン)
 ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
 ミハイル・ムンチャン(チェレスタ)
2-3. ムソルグスキー劇場ソロイスツ
 ウラディーミル・ジーヴァ(指揮)
 エレナ・ウスティノヴァ(ソプラノ)
 ウラジーミル・ナパリン(テノール)

 クレーメル&バシュメットによるマルティノフの「カム・イン」!

 ☆バシュメットやクレーメルら、4人のスター・ミュージシャンが集ったマルティノフの「カム・イン!」と、ロシアの小説に基づく室内オペラの興味深い録音をカップリング!

 ユーリ・バシュメットが指揮し、ギドン・クレーメルが第1ヴァイオリンを担当したウラジーミル・マルティノフの《カム・イン!》の初期の録音に、レオニード・デシャトニコフがニコライ・カラムジンの小説に基づいて作曲した室内オペラ 《可哀想なリザ(Poor Liza)》という興味深い2つのレコーディングがセットになって、Northern Flowersから復刻。

 録音:1985年(1)、1991年(2-3)
 



 ウラジーミル・マルティノフ(1946年2月20日 - )は、ロシアの作曲家。モスクワ生まれ。

 マルティノフは、ソビエト連邦の第二次世界大戦後世代作曲家のリーダー的存在。アヴァンギャルドなスタイルが白眼視され、身の危険とまではいかないものの、今後の活動に不利益を生じかねない当時のソビエトにあって、その運動を推進した。
 真面目な民族音楽学者でもあり、カフカース諸国、タジキスタンなどのロシアの民族国家の音楽を研究した。さらに、中世ロシア、西洋音楽、宗教音楽の歴史や音楽学についても学んだ。学問としてなら許されていて、彼はさらに神学、哲学、宗教史を研究したが、それは自分の宗教的感情を表現する手段としたいからだった。

 1970年後半からは、古いロシア正教会聖歌の勉強もはじめた。さらにルネサンス音楽の作曲家たちについて研究した。一方でミニマル・ミュージックにも興味を持った。聖歌の時を超越した音質、ルネッサンス音楽のポリフォニーの譜線の感覚の欠如が、彼ならではのミニマル・ミュージックを生み出した。

 この頃から、宗教弾圧を行っていたソビエト連邦にありながらも、彼は至聖三者聖セルギイ神学校で教えはじめ、今でもそれは続けている。
 1980年代初期に、そこは整理統合の時期があり、彼は正教会の奉神礼に使う聖歌の作曲をはじめ、それからオリジナルのミニマル・ミュージックの創作を再開した。





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PARNASSUS



PACL95014
(1CD-R)
\2600→\2390

ウィリアム・プリムローズ ~ ヴィオラ・トレジャーズ
ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
 ・バルトーク:ヴィオラ協奏曲
   シェルイ・ティボール(指揮)、ニュー・シンフォニー・オーケストラ、録音:1951年
 ・メンデルスゾーン:八重奏曲 変ホ長調 Op.20
   ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)、
   アーノルド・ベルニック(ヴァイオリン)、ジョゼフ・ステパンスキー(ヴァイオリン)、
   ヴァージニア・マジェフスキ(ヴィオラ)、 グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)、
   ガーボル・レイト(チェロ)、
   録音:1961年
 ・ウォルトン:ヴィオラ協奏曲
   ウィリアム・ウォルトン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、録音:1946年
 ・パガニーニ(クライスラー編):
   《ヴァイオリン協奏曲第2番 ロ短調 Op.7 第3楽章》より「カンパネラ」(プリムローズ編ヴィオラ版)
    ハリー・アイザックス(ピアノ)、録音:1937年
 ・フォスター(ハイフェッツ編):金髪のジェニー(プリムローズ編ヴィオラ版)
   演奏者不明(ピアノ)

 ウィリアム・プリムローズの至芸!

 20世紀を代表するヴィオラ奏者ウィリアム・プリムローズ。彼はヴィオラを独奏楽器として世に知らしめた先駆者と言ってよいでしょう。
 このアルバムはプリムローズのために書かれたバルトークの《ヴィオラ協奏曲》を始めとして、ヤッシャ・ハイフェッツや、グレゴール・ピアティゴルスキーといったこちらも20世紀を代表する演奏者たちが参加したメンデルスゾーンの《八重奏曲》。作曲者自身が指揮をしたウォルトンの《ヴィオラ協奏曲》など充実の収録内容となっています。
 また《カンパネラ》といった小品ではプリムローズの至芸をたっぷりとご堪能いただけます。
 
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PACD960912
(2CD)
\3900→\3590
ザ・ベル・テレフォン・アワーでのマイケル・レビン 1950-1954
 メンデルスゾーン(ハイフェッツ編):歌の翼に Op.34-2
 パガニーニ:カプリス第7番
 メンデルスゾーン:
  《ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64》より第4楽章、他
マイケル・レビン(ヴァイオリン)
ベル・テレフォン・オーケストラ

 1940年から1958年までNBCラジオネットワークで放送されてたコンサート番組「ザ・ベル・テレフォン・アワー」。
 その番組にマイケル・レビンが出演した時の演奏を集めました。ヴァイオリンの小品から協奏曲の抜粋まで2枚組にたっぷりと収録。
 毎週800万人から900万人に聞かれていたという大人気番組でのマイケル・レビンの演奏をお楽しみください。
 


<メジャー・レーベル>
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DG



6500149
\2600→\2390
※LP同時発売
《久石 譲/イン・ウィーン~交響曲第2番 Joe Hisaishi in Vienna》
 Joe Hisaishi:
  Symphony No. 2
  1) I. What the World Is Now?
  2) II. Variation 14
  3) III. Nursery Rhyme
 Viola Saga
 4) Movement 1
 5) Movement 2
久石譲(指揮)
ウィーン交響楽団(オーケストラ)
アントワン・タメスティ(ヴィオラ)※Track 4,5
 
 久石譲のドイツ・グラモフォン第2弾アルバムは、クラシック作曲家及び指揮者としての研ぎ澄まされた技巧と感性に焦点を当てたクラシック作品集。
 2021年に京都で初演された「Symphony No. 2」は本人指揮によりウィーン交響楽団とウィーン楽友協会で世界初録音。
 そしてこちらも世界初録音となる「Viola Saga」は著名なヴィオラ・ソリスト、アントワン・タメスティをフィーチャー。
 今作のリード・トラックでもあり、2022年の日本での初演時から評価の高い楽曲となっている。
  【録音】
   Track 1-3: 2023年3月 ウィーン楽友協会
   Track 4-5: 2023年9月 ウィーン・コンツェルトハウス
 



旧譜
大ヒットしてしばらく枯渇状態だった
久石譲~
ジブリ・イン・ロンドン



4877352
\2600→\2390
まさかのドイツ・グラモフォン
 ジブリ・イン・ロンドン

  《久石 譲~A Symphonic Celebration -
   Music from the Studio Ghibli films of Hayao Miyazaki》

久石 譲:
 1. NAUSICA OF THE VALLEY OF THE WIND (「風の谷のナウシカ」より)
 2. KIKI’S DELIVERY SERVICE (「魔女の宅急便」より)
 3. PRINCESS MONONOKE (「もののけ姫」より)
 4. THE WIND RISES (「風立ちぬ」より
 5. PONYO ON THE CLIFF BY THE SEA (「崖の上のポニョ」より)
 6. CASTLE IN THE SKY (「天空の城ラピュタ」より)
 7. PORCO ROSSO (「紅の豚」より)
 8. HOWL’S MOVING CASTLE (「ハウルの動く城」より)
 9. SPIRITED AWAY (「千と千尋の神隠し」より)
 10. MY NEIGHBOR TOTORO (「となりのトトロ」より)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
久石譲(指揮)
4881223
(2CD)
〔デジパック仕様・デラックス盤〕
\3200→\2990
《久石 譲~A Symphonic Celebration -
  Music from the Studio Ghibli films of Hayao Miyazaki》

久石 譲:
《CD 1》
 1. NAUSICAA OF THE VALLEY OF THE WIND (「風の谷のナウシカ」より)
 2. KIKI’S DELIVERY SERVICE (「魔女の宅急便」より)
 3. PRINCESS MONONOKE (「もののけ姫」より)
 4. THE WIND RISES (「風立ちぬ」より
 5. PONYO ON THE CLIFF BY THE SEA (「崖の上のポニョ」より)
 6. CASTLE IN THE SKY (「天空の城ラピュタ」より)
 7. PORCO ROSSO (「紅の豚」より)
 8. HOWL’S MOVING CASTLE (「ハウルの動く城」より)
 9. SPIRITED AWAY (「千と千尋の神隠し」より)
 10. MY NEIGHBOR TOTORO (「となりのトトロ」より)
《CD 2》
 1. Merry-Go-Round of Life 人生のメリーゴーランド(「ハウルの動く城」より)
 2. One Summer's Day (The Name of Life) English Version あの夏へ(「千と千尋の神隠し」より)英語ヴァージョン
 
 厳しい方からは「クラシック・コンサートでジブリの曲なんて・・・」と長年言われてきたのだが、とにもかくにもロイヤル・フィルがドイツ・グラモフォンでリリースしたら、これはこれでもう完全なクラシック音楽ということになる。。。(ただ中の数曲はやはりクラシックではないが)
 


 クラシックの名門のドイツ・グラモフォンとの契約を発表した久石譲の第一弾アルバムは、なんと全曲宮崎駿監督作品に提供した自作曲を、新たなアレンジでオーケストラ録音。

 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共にロンドンで録音されたこの作品は、クラシック/J-POPアニメのどのジャンルにも通用する普遍的なサウンド。
 アニメ映画界で特別な存在感を持ち愛され続けるジブリ映画と久石譲のコラボレーションの結晶となっています。

 限定盤デラックス・エディションのボーナス・ディスクには、世界中でストリーミングヒットを記録している「人生のメリーゴーランド(「ハウルの動く城」より、そして「あの夏へ(「千と千尋の神隠し」より)英語ヴァージョン」の2曲を新規アレンジにて特別収録。

 【録音】2022年6月 ロンドン


 久石譲といえば、少し前にこの映像が話題になっていました・・。
 こっちのオケはウィーン響です。
https://twitter.com/micromusictv/status/1641538293715091461?s=20

 




旧譜
即日完売し、再発売になった
久石 譲 (指揮)/フューチャー・オーケストラ・クラシックス
ベートーヴェン:交響曲全集


 久石譲の指揮である。
 ジブリの作曲家である。
 それが第7番がレコード芸術で特選になってたので「そんなわけないだろ」と思って聴いた。

 そうしたら第7番は確かにがんばってて感心したのだけど、そのあとの第8番がさらなる予想外の大名演。
 奇をてらうでもなく古楽器アプローチの過激さでもなく、まっすぐに愉しい。指揮者と演奏家たちがノリノリで曲を愉しんで、それが音楽になって表れて、躍動し、舞い踊っている。メリハリが利いててそれがわざとらしくないしこざかしくない(管楽器のかぶせ方が絶妙)。すべてがひとつの流れるような意思によって導かれていて心地いいし潔い。
 縦横無尽の小型編成のオケが第8番にぴったりはまっているのだ。
 最近次々とベートーヴェン録音が登場したがこれが一番すごかったかもしれない。「そんなばかな」と思いつつ聴いているうちにどんどんはまってどんどん音量を上げて聴いてしまった。

 指揮者、久石譲。
 売上げ重視のメーカーに担ぎ上げられた神輿かと思ったらとんでもない。おそるべき個性と鮮烈な表現力を有したなかなかのツワモノだった。
 この人、ジブリの決定的名曲を生み出した映画音楽作曲家ではなく、実は元来指揮者の人だったのかもしれない。

 ああ、びっくりした。



 EXTON
OVCL-00790
(5CD)
\11000

ベートーヴェン:交響曲全集《プラスチック マルチケース仕様》

 ベートーヴェン
  [Disc1]
   交響曲 第1番 ハ長調 作品21
   交響曲 第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
  [Disc2]
   交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
   交響曲 第2番 二長調 作品36
  [Disc3]
   交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
   交響曲 第6番 へ長調 作品68 「田園」
  [Disc4]
   交響曲 第7番 イ長調 作品92
   交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
  [Disc5]
   交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱」
久石 譲 (指揮)
フューチャー・オーケストラ・
 クラシックス

 

4865590
(2CD)
\3600
《ロン・ユー~アーロン・ジグマン:オラトリオ『Emigre』》
アーロン・ジグマン:オラトリオ『Emigre』
《CD 1》
 第1幕
  1) Prologue、2) Shanghai、3) Look Ahead、4) Dreaming Must Wait、5) This House We Share、
  6) My City、7) Recitative、8) No Word From Home、9) In A Woman’s Hands、
  10) Yu Garden、11) In a Perfect World、12) One Magical Night、13) Our People /
《CD 2》
 第2幕
  1) Ent’acte、2) Light a Flame、3) The Song Home、4) You Cannot Deny My Love、
  5) And Another Day、6) Forever、7) Once Upon a Night、8) Where Is My Father?、
  9) The Yeshiva in the Ghetto、10) Nowhere to Go、11) Through a Window
マシュー・ホワイト、
アーノルド・リヴィングストン・ゲイス(テノール)、
Meigui Zhang、ダイアナ・ニューマン(ソプラノ)、
Huiling Zhu(メッゾ・ソプラノ)、
シェンヤン、アンドリュー・ドワン(バス・バリトン)、
ニューヨーク・フィルハーモニック・コーラスのメンバー、
蘭州コンサートホール合唱団、
ロン・ユー(指揮)
上海交響楽団

 実際の歴史の悲劇と希望を語る新作音楽劇を国際的に活躍する中国人指揮者が初録音

 ●アメリカの作曲家アーロン・ジグマンの新しいオラトリオ『Emigre』の初録音がドイツ・グラモフォンより発売されます。CD2枚組。
 
 『Emigre』は実際の出来事からインスパイアされた作品で5年の歳月をかけて丁寧に作り上げられました。
 この2幕のオラトリオの台本はグラミー賞、ピューリッツァー賞の受賞歴のあるマーク・キャンベルとソングライターのブロック・ウォルシュによる追加の歌詞によるものです。
 演奏には国際的に活躍している中国の指揮者ロン・ユーと彼が音楽監督を務めている上海交響楽団、テノールのマシュー・ホワイトとアーノルド・リヴィングストン・ゲイス、ソプラノのMeigui Zhangとダイアナ・ニューマン、メッゾ・ソプラノのHuiling Zhu、バス・バリトンのシェンヤンとアンドリュー・ドワン、ニューヨーク・フィルハーモニック・コーラスのメンバー、蘭州コンサートホール合唱団など、総勢190人が参加しています。

 ●第二次世界大戦時、ナチスのヨーロッパからのユダヤ人難民を上海の人々が受け入れました。その数は3万人にのぼるとも言われています。
 『Emigre』は1938年に難民として上海にたどり着いた二人のユダヤ人兄弟が新しい生活を築いてゆく姿が描かれています。
 オットーは自身の運命を心に抱き続け、ヨーゼフは新しい生き方を求め、南京大虐殺で母親を失った体験から立ち直った中国の女性リサと恋に落ちます。そこからこの音楽劇は愛と喪失の壮大な物語を語ります。

 ●「歴史の洪水の中で社会的な状況や人間の運命の変化を避けて通ることはできませんが、人類の光と善は決して沈むことのない平底船です。それは暗闇の中を進み、人類の運命と持続する歴史を運び、明るく希望に満ちた未来へと向かって航行します」――ロン・ユー

 ●「アーロンとマークによって命を吹き込まれたこの重要な作品を共有し、この作品の世界初演とドイツ・グラモフォンへの録音を指揮することを誇りに思っています」――ロン・ユー

 ●「『Emigre』は困難な時代に人々がどう共存していくのかを示しています。私は助けを必要とする人々を受け入れた上海の人々をとても誇りに思います。私たちは皆他の人々とどうつながるのかを考える必要があります。
 私は世界中の音楽家と一緒に仕事をしてきましたが、彼らがどこからきているのかを考えたことはありません。音楽は私たちの共通言語です。それは希望のメッセージを伝えるための最良の言葉です」――ロン・ユー
 
 【録音】2023年11月11-14日、上海、ジャガー上海交響楽団ホール
 



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オーストラリアELOQUENCE



4844780
(22CD)
\18000→\16990

《ヨーゼフ・クリップス・エディション/Volume 1: 1947-1955》


[ロンドン]

《CD 1》
 モーツァルト:1) 歌劇『フィガロの結婚』K.492より
  「自分で自分がわからない」、2) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より「薬屋の歌」、
 プッチーニ:
  3) 歌劇『ラ・ボエーム』より「私が街を歩くと」、
  4) 歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」、
 モーツァルト:
  5) 歌劇『魔笛』K.620より「なんと美しい絵姿」*、
  6) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527(ウィーン版/1788年)より「彼女の心の安らぎこそ」*、
 7) マスネ:歌劇『マノン』より「目を閉じると」*、
 8) ビゼー:歌劇『真珠採り』より「耳に残るは君の歌声」*、
 9) ムソルグスキー:歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』より
   「さらば、わが子よ、私はもう死ぬ」(ボリスの別れと死)*、
 ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』より
  10) ああ、再び見る、懐かしい眺め*、11) 君は知らない、美しい瞳が*、
 12) グノー:歌劇『ファウスト』より「眠った振りをせずに」(メフィストフェレスのセレナード)*、
 プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より13) あなたの愛の呼ぶ声に、14) 私の名はミミ、
 モーツァルト:
  歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』K.588より
  15) 男が、兵隊が、16) 女も15になれば、
  17) 歌劇『フィガロの結婚』K.492より「恋人よ、早くここへ」、
  18) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より「ぶってよマゼット」
   【演奏】ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)(1-4, 13-18)、アントン・デルモータ(5, 6)、
    リチャード・ルイス(7, 8)(テノール)、ラファエル・アリエ(バス)(9-12)、
    ロンドン交響合唱団(9)、ロンドン交響楽団
     【録音】1947年10月(1-4)、1948年4月(5, 6)、1949年4月(7-18)/
《CD 2》
 J.シュトラウス2世:
  1) 美しく青きドナウOp.314*、2) 皇帝円舞曲Op.437*、
  3) 加速度円舞曲Op.234*、4) 常動曲Op.257、
  5) アンネン・ポルカOp.117、6) 南国のバラOp.388、
  7) ウィーン気質Op.354、8) 酒、女、歌Op.333、9) トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214、
  10) J.シュトラウス1世:ピーフケとプフケOp.235
   【演奏】ワシントン・ナショナル交響楽団(1)、ロンドン新交響楽団(2-6)、ロンドン交響楽団(7-10)
    【録音】1947年10月(1)、1948年4月(2-6)、1950年4月(7-10)/
《CD 3》
 モーツァルト:
  1) 歌劇『フィガロの結婚』序曲K.472*、
  2-5) 交響曲第39番変ホ長調K.543*、
  6-9) 交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』*
   【演奏】ロンドン交響楽団
    【録音】1949年4月(1, 6-9)、1947年10月(2-5)/
《CD 4》
シューベルト:
 1) 劇音楽『ロザムンデ』序曲D644(『魔法の竪琴』)*、
 2-5) 交響曲第6番ハ長調D589、6-7) 交響曲第8番ロ短調D759『未完成』
  【演奏】ロンドン交響楽団
   【録音】1948年4月(1-5)、1950年4月(6-7)/
《CD 5》
 1-4) ハイドン:交響曲第104番ニ長調Hob.I:104『ロンドン』、
 5) ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲*
  【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1-4)、ロンドン交響楽団(5)
   【録音】1949年4月(1-4)、1950年4月(5)/
《CD 6》
 1-4) ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
  【演奏】ロンドン交響楽団
   【録音】1950年4月/

《CD 7》
 1-3)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
  【演奏】ザラ・ネルソヴァ(チェロ)、ロンドン交響楽団
   【録音】1951年11月/
《CD 8》
モーツァルト:
 1) 歌劇『魔笛』序曲K.620、
 2) 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』序曲K.588、3) 歌劇『フィガロの結婚』序曲K.492、
 4) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲K.527、
 5) 歌劇『後宮からの誘拐』序曲K.384、6) 歌劇『劇場支配人』序曲K.486、
 7) R.シュトラウス:歌劇『ナクソス島のアリアドネ』Op.60より「偉大なる王女様」、
 8) モーツァルト:わが憧れの希望よ―ああ、あなたはいかなる苦しみか知らないK.416、
 9) いいえ、あなたにはできませんK.419
  【演奏】
   イルゼ・ホルヴェーク(ソプラノ)(7-9)、
   エルナ・ガル(ピアノ)(7)、ロンドン交響楽団(1-6, 8, 9)
    【録音】1951年12月(1, 3-5)、1月(7-9)、1952年1月(2, 6)/
《CD 9》
 モーツァルト:
 1-4) 交響曲第39番ホ長調K.543、5-7) 交響曲第31番ニ長調K.297『パリ』
  【演奏】ロンドン交響楽団
   【録音】1951年12月/
《CD 10》
 1-3) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
 【演奏】アルフレード・カンポリ(ヴァイオリン)、ロンドン交響楽団
  【録音】1951年12月&1952年1月/
《CD 11》
 1-4) メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』、
 5-8) シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120
  【演奏】ロンドン交響楽団
   【録音】1953年10月(1-4)、1952年11月(5-8)/
《CD 12》
 1-4) モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550、
 5-8) ハイドン:交響曲第92番ト長調Hob.I:92『オックスフォード』
  【演奏】ロンドン交響楽団
   【録音】1953年3月/
《CD 13》
 1-3) シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
  【演奏】ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)、ロンドン交響楽団
   【録音】1953年3月/
《CD 14》
 モーツァルト:
  1-3) ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、4-6) ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
  【演奏】クリフォード・カーゾン(ピアノ)、ロンドン交響楽団
   【録音】1953年10月/
《CD 15-16》
 メンデルスゾーン:オラトリオ『エリヤ』Op.70
 【演奏】
  ジャクリーヌ・デルマン(ソプラノ)、ノーマ・プロクター(コントラルト)、
  ジョージ・マラン(テノール)、ブルース・ボイス(バリトン)、
  マイケル・カニンガム(トレブル)、ハンプステッド教会少年合唱団、
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団・合唱団
   【録音】1954年9月/
《CD 17》
 モーツァルト:
  1-3) ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218*、
  4-5) ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219*
   【演奏】ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)、ロンドン新交響楽団
    【録音】1955年5月/

[ウィーン]

《CD 18》
 モーツァルト:歌劇『後宮からの誘拐』K.384(第1幕&第2幕[第8-15曲])
  【演奏】ヴィルマ・リップ、エミー・ローゼ(ソプラノ)、
  ヴァルター・ルートヴィヒ、ペーター・クライン(テノール)、エンドレ・コレー(バス)、
  ハインツ・ヴェスター(語り)、ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1950年6月/
《CD 19》
 モーツァルト:
   1-6)歌劇『後宮からの誘拐』K.384(第2幕[第16曲]&第3幕)、
   7) トルコ行進曲K.331*、
   歌劇『フィガロの結婚』K.492より
   8) 愛の神よ(ドイツ語歌唱)、9) スザンナはまだ来ない―楽しい思い出はどこへ(ドイツ語歌唱)、
  10) 歌劇『魔笛』K.620より「愛の喜びは露と消え」、
  11) 歌劇『フィガロの結婚』K.492より「恋とはどんなものかしら」(ドイツ語歌唱)、
  12) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より「カタログの歌」、
  13) 歌劇『フィガロの結婚』K.492より「もう飛ぶまいぞこの蝶々」、
  14) 歌劇『魔笛』K.620より「なんと美しい絵姿」、
  歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より
   15) 彼女の心の安らぎこそ、16) 私の恋人を慰めて
 【演奏】
  ヴィルマ・リップ(1-6)、エミー・ローゼ(1-6)、マリア・ライニング(8, 9)、
  リーザ・デラ・カーザ(10, 11)(ソプラノ)、ヴァルター・ルートヴィヒ(1-6)、ペーター・クライン(1-6)、
  アントン・デルモータ(14-16)(テノール)、エンドレ・コレー(バス)(1-6)、ハインツ・ヴェスター(語り)(1-6)、
  ウィーン国立歌劇場合唱団(1-6)、
  パウル・シェフラー(バリトン)(12, 13)、ヴィクトル・ラインシャーゲン(10, 11)、
  カール・ベーム(12-16)(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1950年6月(1-9)、12月(12-16)、ウィーン、1949年11月、ジュネーヴ(10, 11)/
《CD 20》
 モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626
  【演奏】
   ヴェルナー・ペック(トレブル)、
   ハンス・ブライトショップ(アルト)、ヴァルター・ルートヴィヒ(テノール)、
   ハラルト・プレーグルヘフ(バス)、ウィーン宮廷合唱団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1950年6月/

[アムステルダム]

《CD 21》
 1-4) シューベルト:交響曲第9番ハ長調D944『ザ・グレイト』
  【演奏】ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
   【録音】1952年5月/
《CD 22》
 1-4) ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60
  【演奏】ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
   【録音】1953年9月

*DECCA初CD化
ヨーゼフ・クリップス(指揮)

 ウィーン・スタイルの真髄―ウィーンが生んだ名指揮者による録音を集大成 CD22枚組ボックス・セット(全2巻中第1巻)

 ●ウィーンの伝統的な演奏様式を継承していた数少ない指揮者の一人、ヨーゼフ・クリップスの録音が2巻のボックス・セットにまとめられました。
  今回はそのうち1947年から55年の間に録音されたデッカ・アルバムを集めた第1巻が発売されます。
  CD22枚組ボックス・セット。限定盤。
  録音が行われた都市別に、ロンドン、ウィーン、アムステルダムと大きく3つに分類されています。初CD化となる録音も含まれています。

 ●ヨーゼフ・クリップスはウィーンで生まれ育った生粋のウィーンっ子として親しまれた指揮者です。
  フェリックス・ワインガルトナーの助手を務めながら、合唱指揮者としてウィーン・フォルクスオーパーに入り、1933年にウィーン国立歌劇場の常任指揮者に就任しました。
  終戦後にはウィーン国立歌劇場を世界レベルのアンサンブルに引き上げ、1950年から54年までロンドン交響楽団の首席指揮者を務めました。
  クリップスはモーツァルトを得意とし、この作曲家が永遠のヒーローでもありました。「すべてがモーツァルトによるものであるかのように聞こえなければなりません。そうしないとよくない演奏になってしまいます」と語っています。

 ●今回のセットには1947年10月のキングズウェイ・ホールでのセッションから始まったクリップスによるデッカへのモノラル録音がすべて収められています。
 78回転SPレコードで発売されたモーツァルトの交響曲集、協奏曲集、序曲集、アリア集がこのセットのために新たにトランスファーされました。
  初期のLP時代からはウィーン国立歌劇場のキャストによる歌劇『後宮からの誘拐』の最初の全曲録音、モーツァルトの世界に近い、大聖堂での少年を含む全員男声によるコーラスで録音された先進的な『レクイエム』があります。
  ハイドン、ベートーヴェン、ブラームス、シューベルトの交響曲、シューマンとドヴォルザークの協奏曲、ヨハン・シュトラウスのワルツ集、メンデルスゾーンの『エリヤ』など、デッカの有名な「ffrr」サウンドと組み合わせることで、クリップスのモノラル録音にはモーツァルト的な音色がもたらされています。
  モーツァルトにクリフォード・カーゾンとミーシャ・エルマン、ドヴォルザークのチェロ協奏曲にザラ・ネルソヴァ、オペラ・アリア集にはヒルデ・ギューデン、マリア・ライニング、アントン・デルモータ、リチャード・ルイスと輝かしいソリストたちが共演しています。
 この録音集の第2巻には1958年から72年のステレオ時代のクリップスによるデッカ&フィリップス録音がまとめられています。



先にご案内した第2巻
オーストラリアELOQUENCE(21CD)\18000→\16990
《ヨーゼフ・クリップス・エディション/Volume 2: 1955-1973》

 
 


4875152
(2CD)
\2600

《キム・ジョンファン・イン・リサイタル》

《CD 1》
 1-2) J.S.バッハ:『平均律クラヴィーア曲集』第1巻BWV846-869より
   「前奏曲とフーガ」イ短調BWV865、
 3) モーツァルト:グルックの『メッカの巡礼』の「愚かな民が思うには」による10の変奏曲K.455、
 4-6) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a『告別』
  (第1楽章:Das Lebewohl. Adagio ? Allegro/
   第2楽章:Abwesenheit. Andante espressivo/
   第3楽章:Das Wiedersehen. Vivacissimamente)、
 7-12) グランディソン:Broken Threads (Abridged Version III)
  (1. Prelude/2. Passacaglia I/3. Passacaglia III/
   4. Toccata III/5. Passacaglia IV/6. Postlude)、
 13) メシアン:『幼子イエスに注ぐ20の眼差し』より
    第10曲:喜びの聖霊の眼差し/
《CD 2》
 1) ショパン:子守歌変ニ長調Op.57、2-5) シューマン:夜曲Op.23
  (1. Mehr langsam, oft zur?ckhaltend/
   2. Markiert und lebhaft/3. Mit grosser Lebhaftigkeit/4. Einfach)、
 6)『子供の情景』Op.15より第13曲:詩人は語る、
 7-10) プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
  (第1楽章:Allegro moderato/第2楽章:Allegretto/
   第3楽章:Tempo di valzer lentissimo/第4楽章:Vivace)
キム・ジョンファン(ピアノ)

 権威あるピアノ・コンクールで聴衆を魅了した韓国の優勝者のライヴ演奏

 ●オーストラリアで最も権威あるクラシックのピアノ・コンクール「シドニー国際ピアノ・コンクール」で2023年7月、優勝者となったキム・ジョンファンによるコンクールでの全ソロ曲のライヴ演奏を収めたアルバムが発売されます。
 CD2枚組。
 キムは会場となったシドニー・オペラハウスのコンサートホールで、リサイタル、室内楽とベンジャミン・ノーシーが指揮するシドニー交響楽団との2つの協奏曲を演奏し、オーストラリアの聴衆を魅了しました。

 ●キム・ジョンファンは2000年ソウル生まれ。6歳からピアノを始め、数々の国内のコンクールで優勝したことで、わずか9歳で「才能ある若手音楽家のためのソウル・アーツ・センター・アカデミー」に入学しました。
 2011年に家族とともにベルリンに移り住み、国内外のピアノ・コンクールで高い評価を得続けています。2014年と2015年の「ユーゲント・ムジツィエルト・コンクール」、2017年のヴァイマルの「若いピアニストのためのリスト国際コンクール」、「オーフス国際ピアノ・コンクール」、ベルリンの「フェリックス・メンデルスゾーン・コンクール」、「仙台国際音楽コンクール(ピアノ部門)」などで受賞しています。

 ●「キムは抒情性と衝撃的なヴィルトゥオジティを兼ね備えた演奏でシドニー国際ピアノ・コンクールの優勝者となった理由を私たちに示してくれた」―「Sydney Arts Guide」

  【録音】2023年7月、シドニー(ライヴ)
 


4875654
(2CD)
\2600
《ウラジスラウ・カンドーヒ・イン・リサイタル》
《CD 1》
 1) シューベルト:即興曲第1番ハ短調D899 No.1、
 ショパン:
  2) 夜想曲第14番嬰ヘ短調Op.48 No.2、
  3) ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44、4) マズルカ イ短調Op.17 No.4、
 5) グラディソン:Broken Threads (Abridged Version III)、
 6) プロコフィエフ:4つの練習曲Op.2 /
《CD 2》
 1) ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲Op.42、
 2) ラヴェル:スカルボ(『夜のガスパール』より)、
 3) プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
ウラジスラウ・カンドーヒ(ピアノ)

 正確で献身的な演奏で2位に入賞したピアニストによるコンクールのライヴ演奏

 ●2023年の「シドニー国際ピアノ・コンクール」で2位に入賞したベラルーシのピアニスト、ウラジスラウ・カンドーヒはシューベルトから、ショパン、プロコフィエフ、そしてマーク・グランディソンまでのレパートリーを驚くほど正確かつ献身的に演奏し、審査員と聴衆を圧倒しました。
 そのカンドーヒのコンクールのソロ・レパートリーの演奏がライヴ録音された、ピアノ愛好家必聴のアルバムが発売されます。CD2枚組。

 ●2002年ベラルーシ、ミンスクのダルシマー奏者の家庭に生まれたカンドーヒは幼い頃から驚くほどの音楽の熟達ぶりを示していました。
 7歳でレッスンを始め、兄のピアノの練習に影響を受け、5年後には主要なコンクールで優勝していました。
 2020年にモスクワ音楽院に入学し、2022年テキサス州フォートワースのヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールのファイナリストとして注目を集めました。

 ●「私は観客のための演奏がしたいのです。私が音楽を愛するのはその感情のためです――それが私の演奏する音楽の選び方です。それは地球ではなく空気に属しているものだと思います」とカンドーヒは言います。
 この思いやりにあふれた音楽の才能は、このアルバムの3つの作品、ラフマニノフの『コレッリの主題による変奏曲』、プロコフィエフのソナタ第8番、オーストラリアの現代作曲家マーク・グランディソンの『Broken Threads』のライヴ演奏で際立っています。並外れた思考の明晰さと指使いは圧巻です。
 同様にショパンの演奏ではポロネーズ第5番での情熱の高まりとルバート、イ短調のマズルカでのフレージングの対照的なシンプルさが魅力的です。
 さらにラヴェルの『夜のガスパール』からの「スカルボ」、プロコフィエフが10代で作曲した『4つの練習曲』でのカンドーヒの演奏は、鋭いアーティキュレーションと緊張感に満ちたひらめきが特徴となっています。
 プロコフィエフはカンドーヒが得意とする作曲家で、ピアノ・ソナタ第8番では美しい旋律の悲劇から激動への謎めいた進展をしっかりと捉えています。
 
 【録音】2023年7月、シドニー(ライヴ)
 
 


4875651
(2CD)
\2600
《ウィノナ・ワン・イン・リサイタル》
《CD 1》
 1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57『熱情』、
 2) アリステア・メロス:『前奏曲集』第1巻より第6曲&第10曲、
 3) ラフマニノフ:ひなぎく(『6つの歌』Op.38より)(ラフマニノフによるピアノ編)、
 4) リスト:ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲(『巡礼の年第2年:イタリア』S.161より) /
《CD 2》
 1) ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ『1905年10月1日街頭にて』、
 2) ラヴェル:クープランの墓(抜粋)、
 ラフマニノフ:
  3) 前奏曲変ト長調Op.23 No.10、4) ピアノ・ソナタ第1番ニ短調Op.28
ウィノナ・ワン(ピアノ)

 音楽への探求心を込めた人気ファイナリストによるピアノ・コンクールのライヴ演奏

 ●2023年の「シドニー国際ピアノ・コンクール」で人気ファイナリストとなったウィノナ・ワンによるコンクールでのソロ・レパートリーのライヴ演奏を収めたアルバムが発売されます。
 CD2枚組。ベートーヴェン、リスト、ラフマニノフとヤナーチェクのソナタが彼女の芸術性とピアノの高い能力を示しています。

 ●北京で生まれ、ジュリアード音楽院で学んだウィノナ・ワンはコンクールで選んだソロ・レパートリーで音楽への探求心を見せています。
 ソナタの形式と表現力をこのジャンルの画期的な4つの例を通して探求しました。
 それはベートーヴェンの中期の傑作、悲劇的で英雄的な『熱情』、リストがイタリアの詩人と『神曲』に捧げた最初の作品であるダンテのソナタ、ラフマニノフがゲーテの『ファウスト』にインスパイアされて最初に作曲した、各楽章にファウスト、恋人グレートヒェン、悪魔メフィストフェレスがリスト風に描写されているピアノ・ソナタ第1番、そして文学的な悲劇ではなく実際に起きた殺人事件を描き、20世紀に進化したソナタをもたらしたヤナーチェクのピアノ・ソナタ『1905年10月1日街頭にて』です。
 アルバムではこれら4つのソナタの他、作曲者自身のピアノ編曲によるラフマニノフの『6つの歌』からの「ひなぎく」と変ト長調の前奏曲も生き生きと魅力的に演奏されています。
 そしてラヴェルの後期の作品『クープランの墓』からの4つの楽章と、オーストラリアの現代作曲家アリステア・メロスによる12曲の前奏曲集からの2曲が加わります。
 
 【録音】2023年7月、シドニー(ライヴ)
 


<LP>


DG(LP)


6500186
(2LP)
\6200
※CD同時発売
《久石 譲~Joe Hisaishi in Vienna》
 Joe Hisaishi:
 《LP 1》
  Symphony No. 2
   [Side A]
    I. What the World Is Now?、II. Variation 14
   [Side B]
    III. Nursery Rhyme
 《LP 2》
  Viola Saga
  [Side C]
   Movement 1
  [Side D]
   Movement 2
久石譲(指揮)
ウィーン交響楽団(オーケストラ)
アントワン・タメスティ(ヴィオラ)※LP 2

 久石譲のドイツ・グラモフォン第2弾アルバムは、クラシック作曲家及び指揮者としての研ぎ澄まされた技巧と感性に焦点を当てたクラシック作品集。
 2021年に京都で初演された「Symphony No. 2」は本人指揮によりウィーン交響楽団とウィーン楽友協会で世界初録音。
 そしてこちらも世界初録音となる「Viola Saga」は著名なヴィオラ・ソリスト、アントワン・タメスティをフィーチャー。
 今作のリード・トラックでもあり、2022年の日本での初演時から評価の高い楽曲となっている。
  【録音】
   LP 1: 2023年3月 ウィーン楽友協会
   LP 2: 2023年9月 ウィーン・コンツェルトハウス
 
 

4865473
(6LP)
\19500
《カルロ・マリア・ジュリーニ~ブルックナー:交響曲第7番・第8番・第9番》
ブルックナー:
 交響曲第7番ホ長調
  《LP 1》
   [Side A]第1楽章:Allegro moderato /
   [Side B]第2楽章:Adagio (Sehr feierlich und sehr langsam) /
  《LP 2》
   [Side A]第3楽章:Scherzo (Sehr schnell)/
   [Side B]第4楽章:Finale (Bewegt, doch nicht schnell)/
 
 交響曲第8番ハ短調
  《LP 3》
   [Side A]第1楽章:Allegro moderato /
   [Side B]第2楽章:Scherzo: Allegro moderato ? Trio: Langsam /
  《LP 4》
   [Side A]第3楽章:Adagio: Feierlich langsam /
   [Side B]第4楽章:Finale: Feierlich, nicht schnell /
 
 交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版)
  《LP 5》
   [Side A]第1楽章:Feierlich, Misterioso /
   [Side B]第2楽章:Scherzo. Bewegt, lebhaft ? Trio. Schnell /
  《LP 6》
   [Side A]第3楽章:Adagio. Langsam, feierlich
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 ブルックナー生誕200周年記念。イタリアの巨匠指揮者による交響曲の名録音集

 ●2024年、ブルックナーの生誕200周年を記念し、ドイツ・グラモフォンよりカルロ・マリア・ジュリーニとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるLPアルバムがリリースされます。
 LP6枚組ボックス・セット。限定盤。
 ブルックナーの交響曲第7番、第8番と第9番、3つの録音が初めてLPのセットになりました。第9番はLPでの世界初発売です。
 エミール・ベルリナー・スタジオによるオリジナル音源からの新たなマスタリング。オリジナル・ジャケット仕様。録音についての書類やジュリーニの写真も掲載されています。

 ●交響曲第7番はジュリーニが1980年代初頭にこの作品を奇跡的に輝かせた録音です。録音技術と演奏、どちらも最高のものと考えられています。
 
 ジュリーニはどんな作品もその構造と構成を明らかにすることのできる達人でしたが、ブルックナーの第8番も例外ではありません。
 この巨大な作品にジュリーニは論理をもたらし、それぞれのクライマックスにきめ細かく対処しています。
 
 第9番は気高く、霊的な魅力のある演奏で、ジュリーニはしばしば非常に幅のあるテンポと広いダイナミックレンジを好んで採用しています。
 第1楽章のフィナーレがこれほどありのままで壮絶であったことや、スケルツォがこれほど魅力的な展望の明快さで表現されたことはほぼありません。

 ●「ジュリーニのブルックナーは、瀬戸際をじっと見つめ、どん底をちらりと見ている人物なのです」―『グラモフォン』誌
 
 【録音】1986年6月(第7番)(ライヴ)、1984年5月(第8番)、1988年6月(第9番)(ライヴ)、ウィーン、ウィーン楽友協会
 














5/1(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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PENTATONE



PTC 5187237
【再発売】
\2800
アンネリエン・ファン・ヴァウヴェ(クラリネット)
「ベル・エポック」

 クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  第1狂詩曲(1910/1912)
 マンフレート・トロヤーン(1949-):
  ラプソディ~クラリネットとオーケストラのための
   (2002)【世界初録音】
 ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):
  カンツォネッタ(1907)
   【イェーレ・タジンズ(1979-)編曲】
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120
   【ルチアーノ・ベリオ(1925-2003)編曲】
 シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
  序奏とロンド Op.72(1989)【タジンズ編曲】
アンネリエン・ファン・ヴァウヴェ(クラリネット)
アレクサンドル・ブロック(指揮)
リール国立管弦楽団

 CDフォーマットで再発売!ミュンヘン国際音楽コンクール優勝の実力派クラリネット奏者ヴァウヴェの名盤「ベル・エポック」!

 録音:2018年12月/ヌーヴォー・シエクル(リール)/DDD、ジュエルケース、59'50、輸入盤・日本語帯付

 若手実力派クラリネット奏者アンネリエン・ファン・ヴァウヴェのデビュー盤『ベル・エポック』がCDフォーマットで再発売されます!

 収録作品はドビュッシーの第1狂詩曲、パリを拠点に活躍するマンフレート・トロヤーン(1949-)のラプソディ(世界初録音)、タジンズ編曲によるピエルネのカンツォネッタとヴィドールの序奏とロンド、そしてベリオ編曲のブラームスのクラリネット・ソナタ第1番です。

 最難関のコンクールとして知られるミュンヘン国際音楽コンクールで優勝(2012年)後、英BBC 選出の" 新生代アーティスト" やボルレッティ=ブイトーニ財団 アワード2018を受賞するなど、今最も期待のされる新進気鋭のクラリネット奏者ヴァウヴェ。
 ザビーネ・マイヤー、ヴェンツェル・フックス、アレッサンドロ・カル ボナーレ、パスカル・モラゲスといった錚々たるクラリネット奏者に師事してきたヴァウヴェは、2017年夏のプロムスのデビュー後、2018年にはロイヤル・アル バート・ホールやカドガン・ホールにてトーマス・ダウスゴー指揮、BBC スコティッシュ交響楽団との共演でモーツァルトのクラリネット協奏曲を披露するなど、イギリスを中心に全ヨーロッパで注目を集めております。
 当録音ではアレクサンドル・ブロック指揮、リール国立管弦楽団の好サポートのもと、圧倒的なテクニックと 豊かな感性で「ベル・エポック」の世界を表現しております。

 ※CD再発売にともない、SACDハイブリッド盤(PTC-5186808)は廃盤となります。

 演奏会情報
  2024年10月24日(木)  19:00開演 サントリーホール
  東京都交響楽団 第1010回定期演奏会Bシリーズ
   エルガー:序曲「南国にて(アラッシオ)」Op.50
   フィンジ:クラリネット協奏曲 ハ短調 Op.31
   ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第9番 ホ短調
   マーティン・ブラビンズ(指揮)、
   アンネリエン・ファン・ヴァウヴェ(クラリネット)、東京都交響楽団
 




GENUIN



GEN24875
(1CD+Bonus CD)
\2700
グオダ・ゲドヴィライテ(ピアノ)
 バッハ ~ エコーズ・オヴ・エターニティ

グオダ・ゲドヴィライテ(ピアノ)

 J.S.バッハ:
  羊は憩いて草を食み BWV 208、《フルート・ソナタ第2番 変ホ長調 BWV 1031》より「シチリアーノ」、
  主よ,人の望みの喜びよ BWV 147、神よ,あなたに感謝を捧げます BWV 29、協奏曲 ニ短調 BWV 974
 ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.141 プレスト、ソナタ ホ長調 K.380 アンダンテ・コーモド
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集
  第1巻 第2番 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 847、フランス組曲第6番 ホ長調 BWV 817
 ボーナスCD:
  「バッハ ~ スルー・タイム・アンド・サウンド」
   2023年7月23日のライヴ・コンサートより、ピアノと電子楽器
    (ハープシコード、オルガン、ヴィブラフォン)の演奏

 リトアニアのクララ・シューマン!

 リトアニアのクララ・シューマンと呼ばれるピアニスト、グオダ・ゲドヴィライテによるJ.S.バッハとドメニコ・スカルラッティの作品集。
 彼女は名古屋で開かれた万国博覧会にリトアニア代表として参加しました。
 ボーナスCDではピアノだけではなく、電子楽器(ハープシコードやオルガン、ヴィブラフォン)も弾くことで過去と現在の表現で演奏を繰り広げています。

 ※録音:2023年7月23日-24日
 
 

GEN24866
\2700
朱践耳(シュ・センジ):ピアノ作品集
 前奏曲 Op.4-1/前奏曲 Op.4-2/
 主題と変奏 Op.6/世俗的な世界への憧れ Op.11/
 5つの雲南民謡 Op.15/子守歌 Op.19-1/
 リトル・スケルツォ Op.19-2/
 組曲《イメージズ・オヴ・ザ・サウス》
謝亞雙子(シエ・ヤシュアンジ)(ピアノ)

 2022年に生誕100周年を迎えた中国の作曲家、朱践耳のピアノ作品集。
 彼の作品を得意とする謝亞雙子によって演奏されたこのアルバムでは、朱践耳のキャリアの中で作られた様々な時代の作品が含まれています。
 西洋音楽と中国音楽を制作した作曲家の独自の世界を、完璧なピアノ演奏でお楽しみいただけます。

 ※録音:2022年10月16日-17日
 



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HYPERION



JCDA68445
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500
Hyperionソロ・デビュー
 新世代のピアニスト、ミシュカ・ルシュディ・モーメン
宗教改革~
 バード、ギボンズ、ブル&スウェーリンク:鍵盤作品集

  バード:
   カリーノ・カストゥラメ BK35, FVB158、
   ファンシーへの前奏曲 BK12, FVB100、
   幻想曲 BK13, FVB52、
   涙のパヴァーヌ BK54, FVB121
    (ジョン・ダウランドの「流れよ、わが涙」より)、
   人影のない森を散歩しませんか BK85, FVB67
  オーランド・ギボンズ:
    マスク 《ウェルカム・ホーム》 MB20/42、
  アルマン ト長調 《王の宝石》 MB20/37、
   ああ, 私をいじめないで, 夫よ MB20/31、
   4声のファンタジア MB20/12
  ジョン・ブル:
   私自身 FVB189, MB19/138、
   私の悲しみ FVB190, MB19/139
  バード:鐘 BK38, FVB69
  ブル:ウォルシンガム FVB1, MB19/85
  ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク:
   4声のドレミファソラ FVB118
  ギボンズ:
   パヴァンとガリアード《ソールズベリー候》
    MB20/18-19
  バード:ラ・ヴォルタ BK91, FVB155
  ブル:ブルのおやすみなさい MB19/143
ミシュカ・ルシュディ・モーメン(ピアノ)
CDA68445
\2700→\2490

 新世代のピアニスト、ミシュカ・ルシュディ・モーメン!Hyperionソロ・デビュー盤!

 ☆新世代のピアニスト、ミシュカ・ルシュディ・モーメン!
 ☆Hyperionソロ・デビュー盤は、モダン・ピアノで弾く「後期テューダー朝」の音楽!

 アンジェラ・ヒューイット、マルク=アンドレ・アムラン、スティーヴン・ハフなど、ピアノ王国Hyperionが誇る錚々たるピアニストのリストに新しい名前を迎えることになります。

 「イギリスのピアニストの中で最も思慮深く繊細な一人」(タイムズ紙)と称される、1992年イギリス出身の女流ピアニスト、ミシュカ・ルシュディ・モーメン。モーメンはギルドホール音楽院で研鑽を積み、これまでにジョン・ハヴィル、イモジェン・クーパー、リチャード・グード、アンドラーシュ・シフらに師事。
 モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマンを中心に、ギボンズやラモーまで幅広いレパートリーを誇る彼女は、ニコ・ミューリーやヴィジェイ・アイヤーに作品を委嘱し、2022年にはルツェルン・サマー・フェスティバルでエロイーズ・ヴェルナーの「An inviting object」を初演するなど、新曲の演奏にも積極的に力を入れています。
 Hyperionソロ・デビュー盤となる今作では、後期テューダー朝の音楽を取り上げ、洗練された表現力豊かな演奏で聴衆を魅了します。

 ※録音:2023年10月11日ー13日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)
 ※使用楽器:スタインウェイ

 
 
 


JCDA68453
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500
心の女王
 1. アントワーヌ・ブリュメル(c.1460-1512/13):
  あなたの保護に向かって
 2-3. ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55-1521):
  この世の道理を超えて
 4. ロワゼ・コンペール(c.1445-1518):退屈し
 5. ジョスカン・デ・プレ:千の後悔(千々の悲しみ)
 6. ブリュメル:いばらの中にゆりの花があるようだ
 7. ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452-1518):ひそかな後悔
 8-10. コスタンツォ・フェスタ(c.1485/90-1545):
  だれが与えるのだろう?
 11. オワイン・パーク(b.1993):マリアのための祈り
 12. ブリュメル:絶望の湖にすっかり投げ込まれ
 13. アントニウス・ディヴィティス(c.1470-c.1530):
  この娘は美しい
 14. ヨハネス・プリオリス(fl. c.1485-1512):
  神の親しい友よ
 15. ジャン・ムトン(before 1459-1522):あなたはことごとく美しく
 16-17. ジャン・レリティエ(c.1480-after1551):
  サルヴェ・レジナ(ようこそ天の女王)
 18. ニンフェア・クラットウェル=リード(b.1989):
  もう喜びはなく
 19. ムトン:すべての後悔のうちで
 20. アントワーヌ・ド・フェヴァン(c.1470-1511/12):ただ待っている
 21. プリオリス:わたしは命を消費し
 22. ニコラ・ゴンベール(c.1495-c.1560):すべての後悔が
 23. ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ(c.1510/15-1555/6):
  わたしは野の花
ジェズアルド・シックス
 〔ガイ・ジェームズ(カウンターテナー)、
  ジョゼフ・ウィックス(テノール)、
  ジョシュ・クーター(テノール)、
  マイケル・クラドック(バリトン)、
  サミュエル・ミッチェル(バス)〕
オワイン・パーク(指揮、バス)
アラスター・オースティン(テノール/tr.23)
CDA68453
\2700

 ジェズアルド・シックス 2024年来日記念盤!

 ☆「ジェズアルド・シックス」 来日記念盤!
 ☆16世紀初頭ヨーロッパの宮廷で歌われた、聖母マリアと地上のマリアに捧げるモテットとシャンソン集!

 1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャン、オワイン・パークがディレクターとバス声部を担当するイギリスの男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス(G6)」。
 「心の女王(Queen of Hearts)」と題されたG6の最新盤(9thアルバム)は、ジェズアルド・シックスが得意とする、入念にキュレーションされたプログラムです。
 16世紀初頭のヨーロッパにおいて、神聖な女王(聖母マリア)と世俗的な女王(メアリー・テューダーやアン・ブーリン等)に捧げられたモテットとシャンソンのコレクションで、聖俗の区別が曖昧にされたこのプログラムには、ブリュメル、コンペール、ジョスカン、ゴンベールら当時の著名な作曲家の作品を中心に、あまり知られていない作曲家の佳作も織り込み、オワイン・パーク自身の作品や、エジンバラを拠点に活動するイギリスの現代作曲家&チェリスト、ニンフェア・クラットウェル=リードの作品(どちらもこのプログラムを補完するために特別に書かれたもの)が絶妙なスパイスとして加えられています。

 ジェズアルド・シックスは2024年11月にはついに待望の初来日公演を予定しており、来日記念盤として、今作の日本語解説&歌詞訳付き国内仕様盤もリリースいたします。

 ※録音:2023年6月22日-24日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)

 ☆ジェズアルド・シックス 2024年初来日予定!
 11月26日(火) 東京文化会館小ホール
 11月28日(木) 武蔵野市民文化会館小ホール
 11月30日(土) 兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール

 
 



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LYRITA



SRCD2417
(4CD-R)
特別価格
\5200→\4790
ジョージ・ロイド自作自演
ジョージ・ロイド:交響曲第1番~第6番

 ジョージ・ロイド(1913-1998):
  交響曲第2番/交響曲イ長調(第1番)*/
  交響曲第3番ヘ長調/シャレード組曲/
  交響曲第4番《北極》*/
  歌劇《ジョン・ソックマン》序曲/
  交響曲第5番変ロ長調/交響曲第6番
ジョージ・ロイド(指揮)
BBCフィルハーモニック
オールバニー交響楽団*

 ジョージ・ロイドの自作自演による交響曲集!

 ベンジャミン・ブリテンと同年に生まれ、20世紀のイギリスで活躍した作曲家ジョージ・ロイドが、自身の指揮でレコーディングした交響曲第1番~第6番を収めた4枚組ディスク。
 第2番、第3番、第5番、第6番がBBCフィルハーモニックと、第1番、第4番がニューヨークのオールバニー交響楽団との共演。
 20代前半に書いた第1番~第3番と、海軍に従事した第二次世界大戦での経験で負った精神的なショックと闘いながらも書き上げた第4番~第6番の心境の変化にも注目です。

 ※録音:1986年-1992年、BBCスタジオ7(マンチェスター)&トロイ貯蓄銀行音楽ホール(ニューヨーク)*
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 


SRCD433
(1CD-R)
\2700
ガヤの踊り ~ 2台ピアノのための音楽
 マデリーン・ドリング(1923-1977):
  ガヤの踊り/フランス風ワルツ/
  イタリアの踊り/カリブの踊り
 ドロシー・ハウエル(1898-1982):大切な思い出I&II*
 パメラ・ハリソン(1915-1990):ダンス・リトル・レディ*
 マデリーン・ドリング:
  2台のピアノのためのソナタ*/スリー・フォー・トゥー*/
  タランテラ/4つのデュエット*
 ドロシー・ハウエル:マズルカ*/波しぶき*
 マデリーン・ドリング:
  「リリバーレロ」による3つの幻想的変奏曲
 *世界初録音
サイモン・キャラハン(ピアノ)
竹ノ内博明(ピアノ)

 晩年のヨンティー・ソロモンの生徒として出会い、パルナッシアス・ピアノ・デュオの名前でも活動するサイモン・キャラハンと竹ノ内博明。
 これまでにもパリー、メトネル、シャーウッド、スタンデイル・ベネットなどの知られざるピアノ・デュオ作品を発掘してきた2人が、今度は20世紀のイギリスに生きた3人の女性作曲家の珍しい作品を取り上げます。
 作曲家兼演奏家でもあったという共通点を持つ3人が書いた作品は当時既に時代遅れとなってしまっていた調性音楽でしたが、そのセンスとユーモア溢れる音楽の数々は決して見過ごされるべきではなく、今回多くの作品が初めて録音されたことは大いに歓迎すべきでしょう。

 ※録音:2023年8月29日-31日、ワイアストン・レイズ(イギリス)
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 


SRCD432
(1CD-R)
\2700
リチャード・ブラックフォード:
 サグラダ・ファミリア交響曲&バベル

  リチャード・ブラックフォード(b.1954):
   サグラダ・ファミリア交響曲*
   カンタータ《バベル》
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団*
リチャード・ブラックフォード(指揮)*
アイコン・シンガーズ&アンサンブル
デイヴィッド・ヒル(指揮)
レベッカ・ボットーネ(ソプラノ)
アレッサンドロ・フィッシャー(テノール)
スティーヴン・ガッド(バリトン)

 ロンドンの王立音楽大学でジョン・ランバートに、ローマでハンス・ヴェルナー・ヘンツェに作曲を学んだイギリスの作曲家リチャード・ブラックフォード。
 管弦楽や合唱作品、オペラ、バレエ音楽のほか、映画やテレビのための音楽、さらには「グレート・アニマル・オーケストラ」や、サン=サーンス「動物の謝肉祭」とヴェルディ「レクイエム」の新編曲といった意欲作を続々と世に送り出し常に話題をさらっています(ブラックフォード編のヴェルディ「レクイエム」は2024年3月3日に日本初演も行われました)。
 当盤にはブラックフォード自身がBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団を指揮した2作目の交響曲「サグラダ・ファミリア交響曲」と、2023年に英メイキング・ミュージックの最優秀クリエイター賞を受賞したカンタータ「バベル」を収録。ブラックフォードが描く壮大な世界観をご堪能ください。

 ※録音:2022年4月21日-22日*&2023年9月26日、ホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)*&セント・ジョージズ・ヘッドストーン(イギリス)
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 

SRCD414
(1CD-R)
\2700
マルコム・リプキン:ピアノ作品集
 マルコム・リプキン(1932-2017):
  夜想曲第1番/夜想曲第2番/夜想曲第3番/
  ピアノ・ソナタ第5番/夜想曲第4番/夜想曲第5番/
  ピアノ・ソナタ第6番《幻想ソナタ》/
  夜想曲第6番/夜想曲第7番/夜想曲第8番
ネイサン・ウィリアムソン(ピアノ)

 2017年にこの世を去ったイギリスの作曲家、マルコム・リプキンのピアノ作品集。
 静謐な夜想曲と幽玄なソナタを収録。テノールのジェイムズ・ギルクリストとの英国歌曲の録音プロジェクトでも知られるイギリス音楽に熱心なピアニスト、ネイサン・ウィリアムソンがリプキンの音楽の本質を深く探究します。

 ※録音:2021年10月13日-15日、ワイアストン・レイズ(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 

SRCD2431
(3CD-R)
特別価格
\5200
クリストファー・ブラウン:24の前奏曲とフーガ
 クリストファー・ブラウン(b.1943):
  24の前奏曲とフーガ
  バロックリー ~ ピアノのための舞踏組曲 Op.105
ネイサン・ウィリアムソン(ピアノ)

 主に合唱や声楽のための作品で知られ、2023年に80歳を迎えたイギリスの作曲家、クリストファー・ブラウンが8年の時間を費やし作り上げた全4巻、2時間40分余もの演奏時間を要する大作「24の前奏曲とフーガ」をイギリスのピアニスト、ネイサン・ウィリアムソンがレコーディング。
 各巻の1曲目がB-A-C-Hの調になっていたり、ショスタコーヴィチのDSCH音型を参照するなど、様々な影響が随所に反映されています。
 ブラウンはこのプロジェクトへのウィリアムソンの多大な努力と献身に感謝し、「彼と一緒に仕事ができたのは光栄であり、喜びでした。」と語っています。

 ※録音:2022年4月4日-6日、11月13日-15日&2023年10月19日、ワイアストン・レイズ(イギリス)

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




TACTUS


TC531602
\2700
ペショリーニ:宗教音楽集第2巻(ヴェネツィア、1605)
 ビアージョ・ペショリーニ(1535-1611):
  10声による二重合唱 -
   1. Confitemini Domino/2. Omnes Gentes/
   3. Dilectus Meus/4. Benedicite Omnia Opera/
   5. Decantabat Populus
  6-10. ミサ・デカンタバート
  8声による二重合唱 -
   11. Magnificat/12. Omnia Quæ Fecisti Nobis/
   13. Adoramus Te Christe/
   14. Missus Est Gabriel Angelus
  6声 - 15. Minuisti Eum/16. Mirabile Mysterium
  5声 - 17. Crucem Pro Nobis
トゥスケ・ヴォーチェス
エリア・オルランド(指揮)
ラ・ピファレスカ

 ビアージョ・ペショリーニの宗教音楽!

 本アルバムは、地元出身の作曲者の作品を甦らせるために若手のプロ歌手とアマチュア歌手が集まり結成されたトゥスケ・ヴォーチェスと、エリア・オルランドによるイタリアのプラート出身のビアージョ・ペショリーニの研究活動の集大成であり、マドリガーレ集第3巻(TC531601)に続くリリースとなります。

 このプロジェクトを通して、ルネサンス期のプラートの音楽的風景が、これまで以上に注目されるべきものであること、そして、ペショリーニがフィレンツェ宮廷と密接な関わりを持つだけでなく、プラートの城壁を越えた視野を持つ作曲家であったことを裏付けていると言えます。

 ※録音:2023年3月
 
 

TC940004
\2700
イタリアのオルガン独奏と器楽のための作品集
 ジョルダーノ・ノフェリーニ(1934-1977):
  トッカータ(オルガンのための)、瞑想 (オルガンのための)
 セルジオ・ダウリツィオ(1929-2004):
  ペッツォ・センプリーチェ(オルガンのための)
 ジョルジョ・プレッサート(b.1945):
  イン・エクセルシス・グロリア
   (トランペットとオルガンのための)、
  めでたし天の女王(オルガンのための)、
  主は私の羊飼い(オルガンのための)
 ロベルト・ベケーリ(b.1958):
  カンタンティブス・コルディス(チェロとオルガンのための)、
  イン・メイ・メモリアム・ファチェティス(オルガンのための)
 アンドレア・トスキ(b.1956):
  我らは主を讃え(4声の合唱のための)
 ロベルト・ベケーリ(b.1958):
  後奏曲とコラール 《我らは主を讃え》(オルガンのための)
 マルク・ジャコーネ(b.1954):
  舞曲組曲よりペンタポディ(オルガンのため)
 ダニエレ・ヴェントゥーリ(b.1971):
  ヴィジョン21(フルートとオルガンのための)
 アンドレア・パドーヴァ(b.1962):
  キリエ・エレイソン(オルガンのための)
 クラウディオ・スカンナヴィーニ(b.1959):
  マスカレード(オルガンのための)
アンドレア・トスキ(オルガン)
マルコ・タンピエーリ(トランペット)
ルーカ・パッカニェッラ(チェロ)
ダニエーレ・ルッジェーリ(フルート)
合唱団「アッカデミア・ムジカ・ノーヴァ」
エドアルド・ジョアキン(指揮)

 オルガニストのアンドレア・トスキは、ソロや室内楽のアンサンブルで、オルガンとハルモニウムに捧げられた珍しい音楽をこれまでにTactusからいくつか取り上げてきました。
 本アルバムでは、ラヴェンナのヴェルディ音楽院院長であり、ボローニャのオルガニストでもあったセルジオ・ダウリツィオや、ボローニャ音楽院院長だったジョルダーノ・ノフェリーニなど、20世紀前半に生まれ、19世紀末の伝統と固く結びついていた音楽家たちによる作品を中心に、 マルク・ジャコーネ、クラウディオ・スカンナヴィーニ、アンドレア・パドーヴァ、ダニエレ・ヴェントゥーリといった現代作曲家たちの作品をカップリングしています。
 
 


TC701308
\2700
ジャンバッティスタ・マルティーニ(ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ):
 コペルティーノの聖ジュゼッペを称える三位一体のための音楽
  (ローマ、1753年)

   ヴェルセット「Deus in adiutorium」
   ジャンバッティスタ・マルティーニ:Domine ad adjuvandum
   アンティフォナ「Serve bone」
   マルティーニ:Laudate Dominum omnes gentes
   アンティフォナ「Similabo eum」
   マルティーニ:マニフィカト ハ短調
   ジュゼッペ・トレッリ:トランペット・ソナタ ニ長調
   イントナツィオーネ「Te Deum laudamus」
   マルティーニ:テ・デウム ニ長調
アレッサンドロ・クアルタ(指揮)
コンチェルト・ロマーノ

 イタリアの作曲家、音楽理論家のジャンバッティスタ・マルティーニ(ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ)の名声は、ボローニャのサン・フランチェスコ聖堂で絶え間なく行った歴史家、理論家、音楽教師としての活動によるところが大きく、イタリア語で書かれ、イタリアで出版された最初の音楽史である彼の記念碑的な『Storia della musica』は、その時代の最も著名な人物たちから賞賛されています。
 本アルバムに収録されている作品は、マルティーニの生涯におけるあまり知られていないエピソードに関するもので、彼が作曲家としても高く評価されていたことを示しています。
 2023年4月21日にボローニャのサン・フランチェスコ聖堂で行われたコンサートをTatusがライヴ・プロデュースした貴重な世界初録音です。

 ※録音(ライヴ):2023年4月21日
 



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URANIA RECORDS



LDV14114
\2300
フランク・ザッパが図書館で作品を偶然発見した18世紀イタリアの作曲家
 フランチェスコ・ザッパ:6つの交響曲

 フランチェスコ・ザッパ(1717-1803):
  交響曲第1番変ホ長調/交響曲第2番ト長調/
  交響曲第3番変ロ長調/交響曲第4番ハ長調/
  交響曲第5番ニ長調/交響曲第6番変ホ長調
アタランタ・フーギエンス管弦楽団
ヴァンニ・モレット(指揮)

 "フランク・ザッパのアルバム"で知られる、フランチェスコ・ザッパの交響曲集!

 フランク・ザッパが図書館で作品を偶然発見したことにより、1984年にアルバム『フランチェスコ・ザッパ』(収録曲はすべてフランチェスコ・ザッパの作品)をリリースし、無名の作曲からの再発見・再評価のきっかけとなったという、数奇な運命を辿った18世紀イタリアの作曲家&チェリスト、フランチェスコ・ザッパの交響曲集。
 1717年ミラノに生まれたフランチェスコ・ザッパは生前も激動の人生を送っており、オランダとドイツの宮廷で長い成功と名誉を獲得しながら、レオポルト・モーツァルトからの軽蔑により一種の「記憶喪失」さえ経験し、貧困と孤独のうちに亡くなりました。

 演奏は、イル・ジャルディーノ・アルモニコのコントラバス奏者を務めた経歴を持ち、バロック音楽の研究、さらには現代音楽やジャズにも精通するマルチな才能を発揮するヴァンニ・モレットと、彼が率いるピリオド楽器使用の弦楽オーケストラ、アタランタ・フーギエンス管弦楽団です。
 
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LDV14115
(3CD)
特別価格
\6000
1730~1790年フランスのチェロ・ヴィルトゥオーゾたち クラウディオ・ロンコ(チェロ)
エマヌエラ・ヴォッツア(チェロ)
 ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)&マルタン・ベルトー(1691-1771)&
  フランソワ・キュピ(1732-1808):
   エア集
   (「Les Gentils Airs... ajuste pour deux Violoncelles」&
    「Recueil d'Airs choisis ‛& par M.r Cupis le Jeune」publ. in Paris, 1760/70. より)
 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):ソナタ Op.26-5
 ヴェンセスラウス・ジョゼフ・スプルニ(a.1700-1754):ソナタ Op.9-1、ソナタ Op.9-3
 ジャン=ピエール・ギニョン(1702-1774):ソナタ Op.2-1
 ジャン=バティスト・バリエール(1707-1747):ソナタ Op.1-2、ソナタ Op.1-3
 ルイ=フランソワ=ジョゼフ・パトゥアール(1717-1797):ソナタ Op.2-3、ソナタ Op.2-5
 ジャン=ピエール・バウアー(1719-1773):ソナタ Op.1-5
 シャルル=アンリ・ド・ブランヴィル(1711-1769):ソナタ Op.2-1
 B. ギロー(a.1700-1790):ソナタ Op.1-4
 ジャン=バティスト・ド・ティリエール(2nd half 18c.):ソナタ第2番
 L.C.J.レイ(1738-1811):ソナタ Op.4-4
 ジャン=バティスト・キャナヴァ・レネ(1713-1784):
  ソナタ Op.2-1、ソナタ Op.2-5、ソナタ Op.2-6
 サルヴァトーレ・ランゼッティ(1710-1780):ヴィヴァーチェ&ラルゴ
  (「ランチェッティ氏のチェロ作品集」mss Bibl. Nat. Paris. より)
 ジャン=バティスト・ブレヴァル(1753-1823):
  ソナタ Op.12-3、ソナタ Op.12-5、ソナタ Op.28-1、
  ソナタ Op.28-4、ソナタ Op.28-5、ソナタ Op.28-6

 クラウディオ・ロンコが18世紀の知られざるチェロ作品を発掘してきたシリーズの第12巻。フランス革命以前の60年間でフランス音楽界の主役の1つとなっていたチェロの様々な作品を集成した豪華3枚組。
 ラモーやボワモルティエから始まり、殆ど知られていない多数の作曲家まで、優れたチェロ奏者でもあったヴィルトゥオーゾたちのチェロ・ソナタとチェロ二重奏(その多くが世界初録音)が収録されています。

 クラウディオ・ロンコは、1980年にクレマンシック・コンソート(クレメンチッチ・コンソート)のソロ・チェロ奏者に就任し、アンサンブル415やエスペリオンXXでも活躍。
 さらには、セビリア古楽音楽祭をはじめとするヨーロッパの著名な古楽音楽祭から定期的に招聘されるなど、現在のイタリア古楽界における重鎮の1人。
 現在は2001年に出会ったボローニャのアンサンブDSGとルサン・ペトロニオ・カペラ・ムジカーレで首席チェロ奏者を務めていたエマヌエラ・ヴォッツアと夫婦デュオを組み、コンサートやレコーディングに精力的に取り組んでいます。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


ALC1484
\1900
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番&ハムレット
 ショスタコーヴィチ:
  交響曲第4番ハ短調 Op.43
  劇付随音楽《ハムレット》組曲 Op.32a*
キリル・コンドラシン(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
エドワルド・セーロフ(指揮)*
レニングラード室内管弦楽団*

 ショスタコーヴィチ第4番の決定盤、コンドラシン&モスクワ・フィルの名演が復刻!

 1936年に予定されていた初演が直前で撤回され、その後25年間日の目を見ることがなかったショスタコーヴィチの交響曲第4番。
 キリル・コンドラシン&モスクワ・フィルの尽力によって1961年にようやく初演が実現し、その直後に行われたこのレコーディングは今なお同曲の決定的名演として最高の評価を得ているものです。
 これまでにも交響曲全集などとして何度か復刻されていましたが、今回分売として(しかもバジェット・プライス!)入手しやすくなったことは大変嬉しいニュースです。
 カップリングにはエドワルド・セーロフ&レニングラード室内管弦楽団による劇付随音楽《ハムレット》(8曲抜粋版)を収録。
 
 

ALC1487
\1900
ブリッジ&ホルスト:弦楽のための音楽
 ブリッジ:
  熟したさくらんぼ
  サー・ロジャー・ド・カヴァリー
  弦楽のための組曲
  小川にしなだれて柳が茂っている
 ホルスト:
  ブルック・グリーン組曲/
  フーガ風協奏曲 Op.40-2/抒情的楽章/
  モリス・ダンス・チューンズ
ニュージーランド室内管弦楽団
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)

 イギリス音楽のスペシャリスト、ニコラス・ブレイスウェイトが繰り広げるブリッジ&ホルストの弦楽サウンドの世界。
 Kochレーベルから1990年代にリリースされていた音源の復刻です。
 ブレイスウェイトが時には陽気で外交的に、時にはメランコリックに2人の音楽の特質を引き出し、ニュージーランド室内管弦楽団も非常に高水準な演奏で彼のタクトに呼応しています。
 
 

ALC1483
\1900
クラシックス・フォー・クラリネット ~
 クラリネット協奏曲集

  モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K622*
  フランツ・クロンマー
   (フランティシェック・クラマーシュ)(1759-1831):
    クラリネット協奏曲変ホ長調 Op.36
  ウェーバー:クラリネット小協奏曲ハ短調/変ホ長調
  ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン(1784-1847):
   クラリネットと弦楽のためのアダージョ
  ドビュッシー:第1狂詩曲
ジャック・ブライマー(クラリネット)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*
トーマス・ビーチャム(指揮)*
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
フェリックス・プロハスカ(指揮)

 タイムズ紙が「彼の世代、そしておそらく今世紀を代表するクラリネット奏者である」と評した20世紀の偉大なクラリネット奏者、ジャック・ブライマーの協奏曲録音集。
 モーツァルト&クロンマーの協奏曲に加えウェーバー、ベールマン、ドビュッシーと盛りだくさんの内容です。
 モーツァルトは彼の3度の録音のうちの最初の録音にあたるビーチャム&RPOとの名演が選ばれています。

 ※録音:1958年-1959年*&1966年
 
 

ALC1492
\1900
ハイ・ヒールズ ~ フェイヴァリット・ライト・クラシックス イアン・サザーランド・コンサート・オーケストラ
 トレヴァー・ダンカン:ハイ・ヒールズ
 チャールズ・ウィリアムズ:リズム・オン・レールズ
 ロバート・ファーノン:
  メロディ・フェア/ジャンピング・ビーン/ピーナッツ・ポルカ/コルディッツ・マーチ/
  ダービー・デイ/ポートレート・オヴ・ア・フラート/泉のほとり
 デイヴィッド・ローズ:ホリデイ・フォー・ストリングス
 伝承曲(イアン・サザーランド編):サボール・フラメンコ
 ルロイ・アンダーソン:アイルランド組曲
 イアン・サザーランド:マンボ・ダモーレ
 デイヴィッド・ローズ:ホリデイ・フォー・トロンボーンズ
 ピーター・ホープ:組曲《ケリー周遊路》
 ライト/フォレスト(ウォリー・ストット編):ピンク・シャンパン
 ピーター・ヨーク:サファイアズ・アンド・セイブルズ

 1936年生まれのイギリスの指揮者、イアン・サザーランドと彼のオーケストラがお届けする偉大なるライト・ミュージック・アルバム。
 ロンドンのセッション・ヴァイオリニストとしてボールト、サージェント、グローヴズ、ショルティ、クレンペラーなどといった偉大な指揮者の下での演奏を経験してきたイアン・サザーランドは、古典的な作品から現代音楽、映画音楽まで幅広いレパートリーを持ちながら、ボストン・ポップスにインスピレーションを得たグラスゴー市フィルハーモニー管弦楽団との「ポップス・アット・ザ・フィルハーモニック」をはじめライト・ミュージックへの多大な貢献が特に高く評価されています。
 



<映像>

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C MAJOR(映像)



76 7404
(Blu-ray)
\5500→\5090
ユジャ・ワン / ウィーン・リサイタル
 ・アルベニス:組曲『イベリア』第4巻~第10曲:マラガ
 ・スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23
 ・カプースチン:
  ジャズ・スタイルによる2の前奏曲 Op.53~
   前奏曲 第11番、第10番
 ・アルベニス:組曲『イベリア』第3巻~第9曲:ラバピエス
 ・ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3『狩り』
 ・リゲティ:ピアノ練習曲集~
  第6番:ワルシャワの秋、第13番:悪魔の階段
 ・フィリップ・グラス:練習曲 第6番
 ・アルトゥーロ・マルケス:ダンソン第2番
  (レティシア・ゴメス=タグレ/ ピアノ編曲版)
 ・ブラームス:間奏曲 第3番嬰ハ短調 Op.117-3
 ・グルック:精霊の踊り
  (歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』第2幕より
   (ズガンバーティ/ピアノ編曲版)
ユジャ・ワン(ピアノ)
KKC 9872
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\6700


76 7308
(DVD)
\4500→\4190
KKC 9873
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5000

 聴き手に新しい発見と衝撃を与えるピアニスト、ユジャ・ワンの「ウィーン・リサイタル」がブルーレイ& DVDで発売!

 収録:2022年4月、ウィーン、コンツェルトハウス
 (Blu-ray)画面:1080i 16:9 FullHD/音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1/リージョン:All/BD50/84分
 (DVD)画面:NTSC 16:9/音声:PCM ステレオ、DTS5.1/リージョン:All/DVD9/84分

 圧倒的な技巧、唯一無二の個性をもつピアニスト、ユジャ・ワン。第66回グラミー賞「最優秀クラシック器楽ソロ」部門を受賞するなど、その勢いは留まるところを知りません。
 今回映像で発売されるのは、2022年にウィーンで行われたリサイタルの模様が収録されています。
 19世紀は、楽器の発達に伴って卓越した演奏技術をもつ演奏 家が現れたいわば「名手の時代」と言えるでしょう。
 今回ユジャ・ワンがリサイタルで取り上げた演目は、そうしたピアノ音楽の隆盛、そして変遷を窺うことのできる 多様なプログラムで聴かせます

 ベートーヴェンの初期と中期をつなぐ存在の「ピアノ・ソナタ第18番」。
 ブラームスの晩年の作品で神秘的な雰囲気をたたえる「間奏曲第3番」。
 スペイン生まれの 作曲家アルベニスが生んだピアノ作品の最高傑作「イベリア」。
 アンダルシアの情景を美しく描き出した作品で、難曲中の難曲として知られています。
 
 ユジャ・ワン は、マラガ地方の音楽をモチーフにした独自のメロディとリズムが特徴の「マラガ」とメシアンが絶賛したという「エバピエス」の2曲を演奏しています。
 多楽章のソ ナタとしては最後であり、ロマン主義の延長にあるモダニズムへと向かっていく様が見て取れる作品スクリャービンの「ピアノ・ソナタ第3番」。
 24の長短調による 前奏曲というピアノ音楽では伝統的な連作がジャズ・スタイルで書かれたカプースチンの「ジャズ・スタイルによる24の前奏曲」。
 リゲティ後期の代表作であり、17年以上の歳月をかけて作曲した全18曲からなる「ピアノのための練習曲集」。ミニマルミュージックの大御所フィリップ・グラスの「練習曲」。
 そしてメキシコ人の 現代音楽作曲家であるアルトゥーロ・マルケスの代表曲で、北米や欧州では、オーケストラでよく演奏される人気楽曲「ダンソン第2番」のピアノ編曲版。といった モダニズムの作曲家たちの作品も多く取り上げられています。
 時代と時代の接点にある作品を卓越したテクニックで聴かせ、伝統や常識にとらわれない衝撃的演奏は、聴き手に新しい発見と感動を与えます。
 
















4/30(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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APARTE



AP 363
\2900→\2690
ベンヤミン・シュミットのベートーヴェンヴァイオリン協奏曲
 全楽章ヴュータン作のカデンツァ

  (1) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
     【全楽章のカデンツァ:アンリ・ヴュータン】
  (2) ベートーヴェン(リスト編曲による管弦楽版):
     アンダンテ・カンタービレ
      (原曲:ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 Op.97の第3楽章)
(1)ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
マルティン・ハーゼルベック(指揮)
ウィーン・アカデミー管弦楽団
KKC 6867
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 ハーゼルベック率いるウィーン・アカデミー管の注目盤、ベンヤミン・シュミットがベートーヴェンの協奏曲を録音!
 なんと全楽章ヴュータン作のカデンツァで演奏!!
 カップリングはリスト編のベートーヴェンの「アンダンテ・カンタービレ」!

 ライヴ録音:(1)2020年8月8日/ブルックナーハウス、リンツ(オーストリア) (2)2022年10月24日/ライディング・リスト音楽祭(オーストリア)/DDD、ディジパック仕様、54'15

 マルティン・ハーゼルベック率いるウィーン・アカデミー管弦楽団の最新盤は、天才ヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットを独奏に迎えたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とリストがオーケストラ用に編曲したベートーヴェンのアンダンテ・カンタービレです!

 1968年ウィーン生まれのシュミットは、数多くの国際コンクールで優勝。なかでも1992 年に開催されたカール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクールでは、第1位、最優秀モーツァルトおよびベートーヴェン協奏曲賞、そして観客賞を受賞するなど、若くして圧倒的な存在感を示しました。

 積極的な演奏活動に並行して多くのレコーディングでも知られるシュミットは、バッハから現代、そしてジャズ・即興まで、クラシック・ヴァイオリニストとして 最も豊かなレパートリーで聴衆を魅了しております。
 そのシュミットがついにベートーヴェンの協奏曲を録音!ハーゼルベックの的確な解釈の元、名門ウィーン・ア カデミー管弦楽団と奏でるベートーヴェンは格別で、流麗なヴァイオリンの音色は当代随一の演奏家だからこその表現といえます。

 さらに注目は全楽章ヴュータン作のカデンツァで演奏していること!
 フランスで活躍したベルギーのヴァイオリニスト・作曲家アンリ・ヴュータン(1820-1881) は、1830年代にシューマンやシュポアと親交を結び、のちにヴァイオリニスト、作曲家として活躍。
 晩年はイザイなどのヴァイオリニスト、作曲家を輩出しています。 ヴュータンといえば美しい旋律と演奏効果が見事にあらわれた華やかな作品で知られますが、ベートーヴェンのカデンツァでもヴュータンらしさが随所に現れます。
 敬愛するベートーヴェンへのオマージュともいえる名カデンツァ。当演奏を聴けば、全楽章ヴュータンのカデンツァを採用したシュミットの意図がよくわかります。 大歓迎の録音といえましょう!

 カップリングのアンダンテ・カンタービレについてハーゼルベックは「すでにヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして活躍していたリストは、1837年から1864年にかけて、ベートーヴェンの交響曲全曲をピアノ独奏用に編曲。
 また『大公』の名で知られるベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7 番 変ロ長調 Op.97 の第 3 楽章「アンダンテ・カンタービレ」を管弦楽版に編曲しています。
 シューベルトのさすらい人幻想曲(ピアノとオーケストラ版) と並んで、このアンダンテ・ カンタービレの編曲は、作曲家リストが独自にして優れた管弦楽法を習得していることを証明しています」と語っています。

 
 




CD ACCORD



ACD 315
\4000
シマノフスキ:交響曲第3番「夜の歌」他
 カロル・シマノフスキ(1882-1937):
  1. 演奏会用序曲 ホ長調 Op. 12(第2稿)(1912-13)
  2-7. おとぎ話の王女の歌 Op. 31 –
   ソプラノ独唱とオーケストラのために(1915)
    2. I. Samotny ksiezyc/3. II. Slowik/
    4. III. Zlote trzewiczki/5. IV. Taniec/
    6. V. Piesn o fali/7. VI. Uczta
  8-10. 交響曲第3番「夜の歌」 Op. 27 -
   ソプラノ独唱、合唱とオーケストラのために(1914-16)
イヴォナ・ソボトカ(ソプラノ)...2-10
NMF合唱団...8-10
NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団
ジャンカルロ・ゲレーロ(指揮)

 録音:Main Hall of the National Forum of Music in Wroclaw(ポーランド) 2022年7月17日...1 2021年6月9-10日...2-7 2022年6月13-15日...8-10
 総収録時間:55分

 文学作品からインスパイアされたシマノフスキの作品を収めた1枚。友人の詩人タデウシュ・ミチンスキの詩に共鳴して書かれた「演奏会用序曲」、 妹ゾフィー・シマノフスカの詩に曲をつけた「おとぎ話の王女の歌」、そしてペルシャの神秘主義の詩人ジャラール・ウッディーン・ルーミーの詩をミチンスキがポーランド語に翻訳したテキストを用いた「交響曲第3番」の3曲。
 イヴォナ・ソボトカは2004年のエリザベート王妃国際音楽コンクールの優勝者。欧州の名門歌劇場やオーケストラに出演し、サイモン・ラトルの指揮でシマノフスキ作品を歌ったアルバムなど が高く評価されています。

 
 
 
ACD 331
\4000
礼拝 パヴェウ・ウカシェフスキ:無伴奏合唱作品集
 1. Terra nova et caelum novum -
  無伴奏混声合唱のために(2006)...世界初録音
 2-7. ミサ「Sancti Papae Ioannis Pauli Secundi Magni -
  無伴奏混声合唱のために(2020)
 8. Veni Sancte Spiritus 聖霊よ来たりたまえ -
  二部の無伴奏混声合唱のために(2015)...世界初録音
 9-12. Corpus Christi Responsoria -
  無伴奏混声合唱のために(2018)
ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団
バルトシュ・ミハウォフスキ(指揮)

 録音:2023年6月19-21日 Warsaw Philharmonic Concert Hall(ポーランド)
 総収録時間:57分

 1968年、ポーランド出身の作曲家パヴェウ・ウカシェフスキ。
 彼の作品はポーランドを含むヨーロッパ各国、アメリカ、そして日本など世界各地で演奏され、とりわけ合唱の盛んなイギリスでは合唱指揮者スティーヴン・レイトンが「崇高な精神性、神秘的な美しさ」と評するなど絶大な人気を誇っています。
 このアルバムには世界初録音を含む4曲の無伴奏合唱作品を収録。
 どの曲も神秘的、かつ瞑想的な雰囲気をまとい崇高な気配を感じさせます。

 
 




IBS CLASSICAL


IBS22024
\2800
フアン・J・コロメル(1966-):シンフォニック・ジェネシス
 交響的作品集

  1. Escaping insanity 狂気からの脱出
  2-5. Symphonic Genesis シンフォニック・ジェネシス
   2. The germ/3. The creaction/
   4. Exhilaration/5. Majestic
  6. Escenas Pintorescas 美しい風景
  7. A casual walk to extinction 絶滅への無関心な歩み
スペイン放送交響楽団
セルジオ・アラポント(指揮)

 録音:2023年5月15-18日 Teatro Monumental de Madrid(スペイン)
 総収録時間:71分

 バレンシア生まれの作曲家コロメルの作品集。
 幼い頃から音楽に触れた彼は、16歳の時にトランペット奏者としてオーケストラに加わった後、ボストンで映画音楽を専門に学びました。
 彼が名を上げたのは、1990年代からプラシド・ドミンゴのためにアルバム「クリスマス・イン・ウィーン」の楽曲などいくつかの作品のオーケストレーションを行ったことでしょう。
 その華麗な響きはドミンゴの歌声とともに多くの聴衆を魅了しました。
 このアルバムでは一転、シリアスな作曲家としての顔を見せており、今を新たな時代の入り口ととらえつつ、人類の存続が外的環境と内的環境(精神や文化)の面で危険な状況にあることへの警鐘も鳴らしています。

 
 
 

IBS42024
\2800
シックハルト:トリオ・ソナタ第1番-第12番
 (コレッリの合奏協奏曲による)

  ヨハン・クリスティアン・シックハルト(1680-1762):
   トリオ・ソナタ第1番-第12番
    (コレッリの合奏協奏曲 Op. 6による)
     1-5. ソナタ第1番/6-9. ソナタ第2番/
     10-13. ソナタ第3番/14-17. ソナタ第4番/
     18-21. ソナタ第5番/22-25. ソナタ第6番/
     26-29. ソナタ第7番/30-33. ソナタ第8番/
     34-36. ソナタ第9番/37-40. ソナタ第10番/
     41-43. ソナタ第11番/44-47. ソナタ第12番
 世界初録音
セレンディピア(古楽器アンサンブル)
 モイセス・マロト(リコーダー)
 リタ・ロガール(リコーダー)
 ダリオ・タマヨ(チェンバロ)
 カリア・アルバレス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ホセ・アルセニオ・ルエダ(バロック・ファゴット)
 ジョン・ワッサーマン(撥弦楽器)

 録音:2023年1月15-18日 Auditorio Manuel de Falla(スペイン)
 総収録時間:79分

 このアルバムは、コレッリの代表作の一つ「合奏協奏曲」を、ドイツとオランダで活躍した作曲家シックハルトがトリオ・ソナタ形式に編曲したもの。
 リコーダー奏者として名を馳せたシックハルトは当時名を馳せていたコントラバス奏者・歌手ジョヴァンニ・デ・ゴストリングに捧げるためにこの編曲を行い、コレッリ作品の楽章を混ぜあわせ、3~5楽章からなるイタリア風トリオ・ソナタに仕立て直しました。
 2つのヴァイオリンのための声部は楽器の音域や楽器の特性を考慮したうえでリコーダーに移し、通奏低音とチェロのバランスも巧みに整えられています。
 演奏は2人のリコーダー奏者、モイセス・マロトとリタ・ロガールを中心にしたセレンディピア。

 
 




SOLO MUSICA



SM438
\2600
ユニティ - 金管五重奏のための作品集
 1-4. ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
  歌劇《ダルダニュス》より
   (S. フェルヘルストによる金管五重奏編)
    1. Ouverture/2. Air vif/
    3. Air Vivement/4. Tambourins
 5. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
  トリオ・ソナタ ニ短調「フォリア」 Op. 1 No. 12 RV 63
   (B. ビンドナーによる金管五重奏編)
 6-9. ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  トリオ・ソナタ イ短調 TWV 42:a6
   (G. カリエールによる金管五重奏編)
 10-13. ヴィクトル・エヴァルド(1860-1935):
  金管五重奏曲第3番 変ニ長調 Op. 7
 14. ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):小序曲
 15-17. マルコム・アーノルド(1921-2006):
  金管五重奏曲第1番 Op. 73
 18. スティーヴン・フェルハールト:ソングブック Vol. 1 -
  ボリス・ブレグジットのための子守歌(ビートルズによる)
ラインホルト・フリードリヒ・ブラス・クインテット
 ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)
 イエルーン・ベルワルツ(トランペット)
 ラッセ・マウリッツェン(ホルン)
 イアン・バウスフィールド(トロンボーン)
 トーマス・ロイスランド(テューバ)

 録音:2023年6月14-16、18日 Michaelskirche, Kurnbach(ドイツ)
 総収録時間:70分

 トランペット界のレジェンド、ラインホルト・フリードリヒ率いる五重奏団、待望のデビューCD。2022年の来日公演の感激が蘇る!
 2022年に「ユナイテッド・ユーロ ブラス・クインテット」として日本ツアーを行って大好評を博したラインホルト・フリードリヒが率いる金管五重奏団が、その時のプログラムそのままにデビューCDをリリース!
 バロックから近現代さらにはビートルズ・メドレーまで、時代も国境も越えたレパートリーを、驚くべき技巧と全く隙のないアンサンブルで聴かせます。

 1958年生まれのラインホルト・フリードリヒは今やトランペット界のレジェンドの一人。
 難関ミュンヘンのARDコンクール優勝、フランクフルト放送響のソロ・トランペット奏者を経てクラウディオ・アバドが創設したルツェルン祝祭管に参加するなど、そのサウンド同様に華麗な経歴を誇ります。
 
 イエルーン・ベルワルツは1975年ベルギー生まれ。カールスルーエ音楽大学でラインホルト・フリードリヒに師事、北ドイツ放送交響楽団(当時)の首席トランペット奏者やカナディアン・ブラスのメンバーとしても活躍しました。
 ラッセ・マウリッツェンは1975年デンマーク生まれ。デンマーク放送交響楽団の首席ホルン奏者を務めています。
 イアン・バウスフィールドは1964年イギリス生まれ。ウィーン・フィルやロンドン響の首席トロンボーン奏者を経て、ソリストとして活躍しています。
 トーマス・ロイスランドは1975年ノルウェー生まれ。2013年からデンマーク国立交響楽団の首席テューバ奏者を務め、ルツェルン祝祭管やベルリン・フィルにも客演しています。
 




AULICUS


ALC 0104
\2700
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
  (1)-(4)ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op. 80
  (5)-(8)ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ長調 Op. 94
デニス・ガサノフ(ヴァイオリン)
ユーリー・パノフ(ピアノ)

 クレーメルが審査員だった2022年仙台国際音楽コンクール2位デニス・ガサノフのプロコフィエフ!

 51:08

 プロコフィエフが戦時下のモスクワでオイストラフの助言を得て完成させた、フルート・ソナタの改作であるヴァイオリン・ソナタ第2番と、それ以前に着手していたヴァイオリン・ソナタ第1番(こちらもオイストラフに捧げられている)のカップリング。
 演奏はデニス・ガサノフ(ヴァイオリン)とユーリー・パノフ(ピアノ)のコンビで、このレーベルからチャイコフスキーやラフマニノフの作品も発売予定。
 ガサノフはギドン・クレーメルがファイナルの審査に当たったことも大きな話題を呼んだ、2022年の第8回仙台国際音楽コンクールのヴァイオリン部門第2位の受賞者。
 
 

ALC 0103
\2700
ジャルディーニ:
 チェンバロとフルートのための6つのソナタ Op. 3

  (1)(2)ソナタ第1番 ト長調/(3)(4)ソナタ第2番 ハ長調
  (5)(6)ソナタ第3番 ヘ長調/(7)(8)ソナタ第4番 イ長調
  (9)(10)ソナタ第5番 ト短調/(11)(12)ソナタ第6番 ホ長調
マッシモ・ジェンティリ=テデスキ(フルート)
バーバラ・ペトルッチ(チェンバロ)

 56:44

 バロックの巨匠コレッリの死から3年後の1716年にトリノで生まれ、ヴァイオリン奏者としてヨーロッパを旅してパリ、ベルリン、特にロンドンで活躍。
 晩年はロシアにわたり、シューベルトが生まれる前年の1796年にモスクワで亡くなったジャルディーニが残した、軽快で典雅な雰囲気をたたえたフルート・ソナタ。
 ミラノ生まれのフルート奏者ジェンティリ=テデスキとローマ生まれのチェンバロ奏者ペトルッチの、イタリア人コンビによる演奏。
 
 

ALC 0109
\2700
ルカ・バレリーニによるゴルトベルク変奏曲
 J.S.バッハ(1685-1750):
  ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
ルカ・バレリーニ(ピアノ)

 録音:2019年4月7日 イタリア シチリア州カターニア ヴェルガ・ルーム(テアトロ・スタビーレ)、[79:16]

 ボローニャ生まれのピアニスト、ルカ・バレリーニによるゴルトベルク変奏曲。
 バレリーニは同市のG.B.マルティーニ音楽院でジノ・ブランディに師事。
 その後、ジュネーヴ音楽院でマリア・ティーポに学んだ。第16回セニガッリア国際ピアノコンクール第1位・最優秀室内楽特別賞などを受賞。
 イタリア、スイス、フランス、ドイツでリサイタルを開き、国内外の有名オーケストラと共演している。
 
 
ALC 0110
\2700
「クアドリヴィウム」~
 ビアッジョ・ルッソ(b.1992)室内楽作品集

  (1)巡礼者たちのため開かれた門(昇天)/
  (2)小さな言葉で/(3)INRI/(4)クアドリヴィウム/
  (5)トランスミッション/(6)対話的移植片/
  (7)神経芽細胞腫 #1/(8)溝のすきま/
  (9)インテルメッツォ/(10)神経芽細胞腫 #2/
  (11)巡礼者たちのための閉ざされた門
ビアッジョ・ルッソ(ピアノ)
ブリエーレ・パリアーノ(CB)
ルシオ・ミーレ(Perc)
アレクサンダー・クラフィー(CB)

 42:14

 南イタリアはサレルノ出身、1992年生まれのコンポーザー・ピアニスト、ビアッジョ・ルッソによる室内楽作品集。
 本人とガブリエーレ・パリアーノ、ルシオ・ミーレからなるトリオにアメリカ人のダブルベース奏者アレクサンダー・クラフィーを加え(ピアノ、コントラバス×2、パーカッションからなる)非典型的クァルテットの様々な可能性を追究する内容。
 宗教音楽的な瞑想感を漂わせつつ、メインは即興演奏を重視した60年代のアヴァンギャルド・ジャズを思わせるサウンドに彩られている。
 
 
ALC 0111
\2700
「ポンセ:ギター作品集」
 マヌエル・ポンセ(1882-1948):
  (1)前奏曲/(2)バレット/(3)クーラント/
  (4)前奏曲 ホ短調/(5)主題、変奏/
  (6)-(27)スペインのフォリアによる20の変奏曲とフーガ/
  (28)わが人生を行く/(29)スケルツィーノ・メヒカーノ/
  (30)エストレリータ/(31)しおれた心
フランシスコ・ギル(ギター)

 録音:2022年12月29-31 ドス・エストレーリャス・マイン,トゥラルプハワ,メキシコ[57:53]

 巨匠セゴビアの依頼により書き上げられた20世紀最大のギター作品のひとつ「スペインのフォリアによる20の変奏曲とフーガ」を中心とした、南米が生んだ後期ロマン派~新古典主義の作曲家、ポンセのギター作品集。
 メキシコ音楽院の教授で南北アメリカや欧州で活躍する、現代の"ポンセ弾き"としても定評のあるフランシスコ・ギルの演奏。
 
 

ALC 0112
\2700
「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol.4」
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  (1)ロンド 変ロ長調 Kinsky-Halm Anh.6
  (2)-(4)ピアノ・ソナタ 変ホ長調「選帝候ソナタ第1番」 WoO 47
  (5)-(7)ピアノ・ソナタ ヘ短調「選帝候ソナタ第2番」 WoO 47
  (8)-(10)ピアノ・ソナタ ニ長調「選帝候ソナタ第3番」 WoO 47
コンスタンティーノ・マストロプリミアーノ(フォルテピアノ)

 録音:2022年10月28-29日 ズマラーノ・オルガン・アカデミー コンサート・ホール(トレント,イタリア)[58:36]

 ピアノと室内楽を経て、現在はイタリアを拠点にフォルテピアノでの探究を続けているコンスタンティーノ・マストロプリミアーノによる、2019年(第1弾)、2021年(第2弾)&(第3弾)に続く、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ集の第4弾。
 今回はケルン大司教(選帝侯)に献呈させたことから、後世この名で呼ばれるようになった3つの「選帝候ソナタ」を録音。
 
 

ALC 0115
\2700
「ショパン&リスト ピアノ作品集」
 フレデリック・ショパン(1810-1849):
  (1)幻想曲 ヘ短調 Op. 49
  (2)ノクターン 第8番 Op. 27-2
  (3)ノクターン 第16番 Op. 55-2
  (4)バラード 第1番 ト短調 Op. 23
 フランツ・リスト(1811-1886):
  (5)-(7)ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
オルガ・ズドレンコ(ピアノ)

 録音:2005年5月 ディアパソン録音スタジオ,ローマ [58:36]

 2019年にリリーされた、フランツ・クサーヴァー・ヴォルフガング・モーツァルト(※モーツァルトの息子)のピアノとオーケストラのための作品集で話題を呼んだ、アバド&ベルリン・フィルとの共演でも知られるイタリアの女性ピアニスト、オルガ・ズドレンコの最新アルバム。
 




BMOP


BMOP 1095
(SACD HYBRID)
\2600
豪華ソリストを迎えたサミュエル・ジョーンズ協奏曲集!
 サミュエル・ジョーンズ(b.1935):
  (1)フルート協奏曲(2018)
  (2)ヴァイオリン協奏曲(2014)
  (3)トロンボーン協奏曲「ヴィタ・アカデミカ」(2009)
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(1)ジェフリー・ケーナー(Fl)
(2)マイケル・リュドヴィッグ(Vn)
(3)ジョセフ・アレッシ(Trb)

 ジョセフ・アレッシ他、豪華ソリストを迎えたサミュエル・ジョーンズ協奏曲集!

 録音:(1)2021年11月29日、(2)(3)2020年1月12日、[78:39]

 サミュエル・ジョーンズはイーストマン音楽院でハワード・ハンソン(交響曲第1番「ノルディックと第2番「ロマンティック」で有名)に作曲を、指揮をウィリアム・スタインバーグに学んだ。
 シアトル交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めたこともある。
 彼の作風は師匠ハワード・ハンソンの系譜に連なる新古典主義もしくは新ロマン主義的なもので堅固な様式の上にロマンティックな旋律や劇的な展開が行われるもの。管弦楽の機能を存分にいかした3つの協奏曲は聴きごたえ充分の秀作ぞろい。
 ソリストも豪華でフィラデルフィア首席のフルート奏者ジェフリー・ケーナー、ソリストとしてNAXOSにレコーディングが多数あるマイケル・リュドヴィッグ、ニューヨーク・フィル首席で名人として知られるジョセフ・アレッシが参加!
 
 

BMOP 1096
(SACD HYBRID)
\2600
ポスト・ミニマリストのナンシー・ガルブレイスの協奏曲集!
 ナンシー・ガルブレイス(b.1951):
  (1)フルート協奏曲(2019)
  (2)ヴァイオリン協奏曲第1番(2016)
  (3)打楽器協奏曲「万物は流れる」(2019)
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(1)リンゼイ・グッドマン(Fl)
(2)アリッサ・ワン(Vn)
(3)アビー・ラングホースト(Perc)

 録音:(1)2021年6月16日、(2)2021年11月29日、(3)2022年8月25日、[54:51]

 ナンシー・ガルブレイスはペンシルヴェニア出身の作曲家。オハイオ大学、カーネギーメロン大学で作曲を学び、現在はカーネギーメロン大学の教授の地位にある。
 彼女の作風は基本的に調性で書かれ、新ロマン主義的な様式とミニマリズムを折衷したダイナミックなものである。
 ここには3つの楽器のための協奏曲が収められているがいずれも楽器の特性を活かした聴きごたえのある作品。
 




BRIDGE


BCD 9592
\2500
「ジョージ・クラム・エディションVol.21」
 ジョージ・クラム(1929-2022):
  (1)プロセッショナル(1983)~ピアノのための
  (2)クロノス・クリプトス(2020)~打楽器五重奏のための
  (3)無伴奏チェロ・ソナタ(1955)
  (4)プロセッショナル(1983)*~
   ピアノのための
 *音響効果を付加した別ヴァージョン
(1)ギルバート・カリッシュ(Pf)
(2)カーティス音楽院アンサンブル20/21
(3)ティモシー・エディ(Vc)
(4)マーカントニオ・バローン(Pf)

 ジョージ・クラム・エディション第21弾!初期・中期・晩年から各1曲!

 録音:(1)2019年5月31日、(4)2021年6月11日、(2)2022年3月26日、(3)2006年4月20日 [60:34]

 一昨年亡くなったアメリカの特異な作曲家ジョージ・クラム作品全集の第21巻。
 ここではピアノ作品、晩年の打楽器アンサンブルと初期の無伴奏チェロ・ソナタのための作品を収録。
 独自の神秘思想的世界観をミステリアスな特殊奏法で描いてみせたクラムの面目躍如の打楽器アンサンブル作品「クロノス・クリプトス」では奏者の口笛や掛け声も加わって古代ギリシャの儀式を思わせる。
 なお、この作品の録音はクラムの死の僅か一か月前に行われたもの。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALTB 542
(3SACD シングルレイヤー)
\13500
チェリビダッケ来日SACD傑作選
 SACD3タイトルセット(全3枚)

  【ALTSA140】
   シューマン:交響曲第4番
   ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲『展覧会の絵』
   ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番
      録音:1986年10月14日/人見記念講堂(ライヴ)
  【ALTSA141】
   ロッシーニ:『どろぼうかささぎ』序曲
   R.シュトラウス:交響詩『死と変容』
   ブラームス:交響曲第4番
   ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
   ヨハン&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカートポルカ
     録音:1986年10月15日/東京文化会館(ライヴ)
  【ALTSA183】
   ブルックナー:交響曲第8番
     録音:1990年10月20日/サントリーホール(ライヴ)
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。

 チェリビダッケ来日公演、伝説のブル8ほか、SACDシングルレイヤー盤、3タイトルをまとめた数量限定セット!

 限定生産、非圧縮SACD、国内製作、日本語帯・解説付

 ALTUS から発売されているチェリビダッケ来日公演のSACD シングルレイヤー盤3 タイトルを、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。

 【ALTSAS140】
  「このチェリの演奏を聴き、目からうろこだった。厳しいリハーサルで培われた精密でしなやかな響きが何とも心地よい。
  これほど豊かな味わいがあったのは驚きだった。こんなに色彩豊かなオーケストレーションだったのかと、初めてわかったような気がした。」(ライナーノーツより~平林直哉)

 【ALTSA141】
  ミュンヘン・フィルも「チェリビダッケと残した最高のブラームス」と認めていた演奏で、息子イオアン氏によればこの演奏をEMI のブラームスの全集に入れたかったと語られる定評ある名演奏のSACD化。《死と変容》も美しい。

 【ALTSA183】
  まさに天空を登るかのようなコーダに茫然!怪物ティンパニスト、ペーター・ザードロの実力を日本中に知らしめた有名演奏がついにSACD シングルレイヤーで登場!
  使用音源は映像用の音源でなく音声専用音源であるFM 放送用録音を使用しており、その音質の良さが特徴。SACD 化により弱音の繊細感など見事な仕上がり。
  「チェリビダッケとミュンヘン・フィルの響きは、残響豊かなサントリーホールでは実に美しく聞こえたものだった。
  明るさと適度の艶っぽさが印象的だった。それはこの録音でも十分うかがい知ることができよう」慶応大教授 許 光俊
 
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ALTB 543
(6SACDシングルレイヤー)
\21000
ウィーン・フィル ORF戦後ライヴSACD大集成
 SACD4タイトルセット(全6枚)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
  【ALTSA451】
   ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調『 合唱付き』 作品125
     イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、ロゼッテ・アンダイ(アルト)、
     アントン・デルモータ(テノール)、パウル・シェフラー(バリトン)、
     ウィーン・ジングアカデミー(合唱)
     録音:1953年5月30日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
     ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
   ブラームス:
    ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
    ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための協奏曲 イ短調 作品102
    ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
      ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)、エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)
      録音:1952年1月27日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
   マーラー:さすらう若人の歌
   ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調『 英雄』 作品55
     アルフレート・ペル(バリトン)
     録音:1952 年11月30日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
     ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
     ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
  【ALTSA455】
   [DISC1]
    ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 WAB 103(1889 年稿)
      録音:1960年2月14日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      オーストリア放送協会によるライヴ録音
    リヒャルト・シュトラウス:交響詩『死と変容』
      録音:1958年11月9日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      オーストリア放送協会によるライヴ録音
    リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲
      録音:1952年4月20日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音
    フランツ・シュミット:軽騎兵の歌による変奏曲
    シューベルト:交響曲第9番 ハ長調『ザ・グレイト』
      録音:1957年10月27日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      オーストリア放送協会によるライヴ録音
   [DISC2]
    リヒャルト・シュトラウス:交響詩『死と変容』
    シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120
      録音:1962年12月16日/ムジークフェラインザール
      オーストリア放送協会によるライヴ録音
    ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB.108
      録音:1961年10月29日/ムジークフェラインザール
      オーストリア放送協会によるライヴ録音
     ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
  【ALTSA462】
   [DISC1]
    シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D. 485
    ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op. 98
      録音:1965年4月24日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
    ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB 109
      録音:1955年3月17日/コンツェルトハウス 大ホール(ウィーン)
      ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
   [DISC2]
    ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB 108
      録音:1963年12月7日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
    ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB 105
      録音:1963年2月24日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
      カール・シューリヒト(指揮)
  【ALTSA467】
   [1]
    ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調 WAB 107
      録音:1953年3月7日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
   [2]
    モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調「プラハ」 K. 504
      録音:1955年11月6日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
    モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K. 550
      録音:1956年6月24日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
   [3]
    モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調「ハフナー」 K. 385
    R. シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
    ラヴェル:「マ・メール・ロワ」、「ダフニスとクロエ」第2 組曲
      録音:1955年5月15日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
   [4]
    シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
      録音:1963年3月17日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      オーストリア放送協会によるライヴ録音(モノラル)
    ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
      録音:1954年11月6日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
      ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループ によるライヴ録音(モノラル)
      [1]カール・ベーム(指揮)、[2]ブルーノ・ワルター(指揮)、
      [3]アンドレ・クリュイタンス(指揮)、
      [4]ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)、カール・ベーム(指揮)

 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。

貴重なマスターに基づくVPO超絶名演集。長時間収録のSACDシングルレイヤー盤、4タイトルをまとめた数量限定セット!

 限定生産、非圧縮SACD、国内製作、日本語帯・解説付

 ALTUS から発売されているウィーン・フィル・ライヴのSACDシングルレイヤー盤4タイトルを、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。

 【ALTSA451】
  ウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからSACD 化されたフルトヴェングラーの名演集!
  251分もの内容を贅沢にも1枚のSACD に完全収録。53 年の『第九』を始め、ついに真の姿を現したと言っても過言ではない素晴らしい音質に生まれ変わっており、巨匠の究極の至芸に打ちのめされること間違いなし。

 【ALTSA455】
  ウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからSACD化されたクナッパーツブッシュの名演集!
  2枚のディスクに合計5時間半以上を収録。雄大極まりない滔々たる流れをベースに巨人が大地を踏みしめる如く雄渾強靭な響きで奏されるシューマン4 番は開いた口がふさがらない圧倒的名演。
  ブルックナーやシューベルトでのすべてを呑み込む巨大っぷりも言わずもがな。底抜けに展開され、限界なく巨大化していくクナッパーツブッシュの音楽の凄まじさ。

 【ALTSA462】
  ウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからSACD 化されたシューリヒトの名演集!
  2枚組で280分の長時間収録。やはり神髄はブルックナー9番。当盤に収録されているのは1961年録音のEMI 盤に先立つ1955年のもの。
  シューリヒト流の美しさは既に完成しきっており、第3楽章のむせ返るような歌と神秘的なまでの悠久はたまらぬものがあります。
  シューリヒト本人も納得の出来栄えで後日オーケストラに感謝の手紙を書いているほどで、まさにウィーン・フィル録音史に残る宝物と言える名演です。

 【ALTSA467】
  ウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからSACD 化。1枚に255分もの長時間収録。
  ベームは名演の誉れ高い壮観のブル7からバックハウスとの掛け合いがたまらないシューマンまで、50~60年代ならではのエネルギーにあふれた指揮ぶりが圧巻。
  そのほかワルターの十八番モーツァルト40番、クリュイタンスのエレガントきわまる『マ・メール・ロワ』など、聴かねば損の名演揃い。指揮者ごとに変わる魅惑の輝きを大いに堪能いただけます。
 



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BERLIN CLASSICS



0303406BC
(4CD)
\4500→\4190

セシル・ウーセ・エテルナ・レコーディングス

CD1 [51:23]

クロード・ドビュッシー [1862-1918]
 「ピアノのために」
  1. I. プレリュード [04:11]
  2. II. サラバンド [05:08]
  3. III. トッカータ [04:09]
 「映像」から
  4. 「金色の魚」 [04:14]
 前奏曲集から
  5. 「アナカプリの丘」 [03:51]
  6. 「花火」 [04:42]
  7. 「西風の見たもの」 [03:48]
 練習曲集から
  8. 「半音階のための」 [02:26]
  9. 「組み合わされたアルペッジョのための」 [05:05]
 「版画」から
  10. 「雨の庭」 [04:12]
 前奏曲集から
  11. 「枯葉」 [03:27]
 12. 「喜びの島」 [06:10]
      録音:1967年4月
CD2 [58:05]

モーリス・ラヴェル [1875-1937]
 「夜のガスパール」
   「オンディーヌ」 [06:50]
   「絞首台」 [06:16]
   「スカルボ」 [09:24]
 「水の戯れ」 [05:48]
 「鏡」から
  「蛾」 [05:09]
  「悲しげな鳥たち」 [04:13]
  「海原の小舟」 [07:55]
  「道化師の朝の歌」 [06:44]
  「鐘の谷」 [05:46]
     録音:1971年
CD3 [78:10]

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト[1756-1791]
 ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 KV 331
 ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 KV 330
 ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 KV 310
 ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 KV 332
   録音: 1973 年 4 月 ドレスデン、ルカ教会スタジオ
CD4 [79:24]

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト[1756-1791]
 ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV 333
 きらきら星の主題による12の変奏曲 ハ長調 KV 265 [12:24]
  録音: 1973 年 4 月 ドレスデン、ルカ教会スタジオ

ヨハネス・ブラームス[1833-1897]
 ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
  録音: 1974年12月、ライプツィヒ、ハウス・アウエンゼー
ユルンヤーコプ・ティム(チェロ/ブラームス)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(ブラームス)
クルト・マズア(指揮/ブラームス)

セシル・ウーセ(ピアノ)

 1960年代終わり、フランスきっての名手として活躍していたセシル・ウーセに注目したのは名門エテルナでした。
 おかげでウーセ30代の切れの良い演奏が優秀な技術で録音され、以後の名声拡大にも大きく貢献する事になります。

 ※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット内に他のジャケット・デザインも掲載)
 




<国内盤> 


VIRTUS CLASSICS

VTS 25
\2750
菊地裕介(ピアノ)
 Inventio J. S. バッハ:インヴェンションとシンフォニア

  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
   1-30. 15のインヴェンション&
        15のシンフォニア BWV 772-801
菊地裕介(ピアノ)
Steinway D, No.529200

 録音:2023年9月13~15日 浜松市天竜壬生ホール
 プロデューサー:瀬尾和紀
 エンジニア:山中耕太郎(Rec-Lab)
 ピアノ調律:松本安生
 総収録時間:40分

 【菊地裕介が繰り広げるドラマティックなバッハのミクロコスモス】
 バッハの「インヴェンションとシンフォニア」。ピアノ学習者にとって必須ともいえるこの曲集ですが、「インベンション=英語で発明、創造」の言葉のとおり、弾き手にとっても、聴き手にとっても常に新しい発見のある曲集です。
 菊地裕介の演奏は、一つ一つの音が持つ意味とその存在を克明に捉えながら曲の構造を露わにしていき、ある種のドラマティックなバッハの偉大さも実感させるという素晴らしい仕上がりを見せています。
 
 
VTS 26
\3080
菊地裕介(ピアノ)
 ブルクミュラー:25の練習曲集&18の練習曲集

  ヨハン・ブルクミュラー(1806-1874):
   1-25. やさしく段階的な25の練習曲集 作品100
   25-43. 性格的な18の練習曲集 作品109
菊地裕介(ピアノ)
Steinway D, No.529200

 録音:2023年9月13~15日 浜松市天竜壬生ホール
 プロデューサー:瀬尾和紀
 エンジニア:山中耕太郎(Rec-Lab)
 ピアノ調律:松本安生
 総収録時間:51分

 【丁寧なインタープリテーションの中で垣間見せる究極のリリシズム】
 いうまでもなく多くのピアノ学習経験者は、作品100の楽しくも愛らしい曲集に胸をときめかせた幼少時代を思い出す人も多いことでしょう。
 このアルバムでは 同時に「18の性格的な練習曲集」も収められており、菊地裕介は1曲1曲の魅力を丹念に引き出すことで、ブルクミュラー作品の核心に迫っていきます。
 またライナーノートでは、少年時代、ブルクミュラーを学んでこなかった演奏者自身が現在、指導者となった立場から、これらの作品に対する思いと解説を丁 寧に述べており、こちらも必読です。
 

















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