≪第123号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その13 2024/6/4~
6/7(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
BIS
|
BIS SA 2696
(11SACD HYBRID)
特別価格
\14000 →\12990
|
セットで登場!
ヴァンスカ指揮&ミネソタ管弦楽団
マーラー:交響曲全集 |
ミネソタ管弦楽団、
オスモ・ヴァンスカ(指揮) |
Disc1(56'45)
交響曲第1番 ニ長調『巨人』
Disc2(84'38)
交響曲第2番 ハ短調『復活』
ルビー・ヒューズ(ソプラノ)、サーシャ・クック(メゾ・ソプラノ)
ミネソタ管弦楽団、ミネソタ合唱団
Disc3&4(1h43'19)
交響曲第3番 ニ短調
ジェニファー・ジョンストン(メゾ・ソプラノ)
ミネソタ合唱団(女声)(音楽監督:キャシー・サルツマン・ロメイ)
ミネソタ少年合唱団(音楽監督:マーク・S・ジョンソン)
Disc5(59'25)
交響曲第4番 ト長調
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
Disc6(75'30)
交響曲第5番 嬰ハ短調
Disc7(86'48)
交響曲第6番 イ短調
Disc8(77'30)
交響曲第7番 ホ短調
Disc9(83'13)
交響曲第8番 変ホ長調『千人の交響曲』
キャロリン・サンプソン(ソプラノI
/ いと罪深き女)
ジャクリン・ワーグナー(ソプラノII
/ 贖罪の女)
キャロリン・サンプソン(ソプラノIII
/ 栄光の聖母)
サーシャ・クック(アルトI / サマリアの女)
ジェス・ダンディ(アルトII / エジプトのマリア)
バリー・バンクス(テノール / マリア崇拝の博士)
ユリアン・オルリスハウゼン(バリトン
/ 法悦の教父)
クリスティアン・イムラー(バス /
瞑想の教父)
ミネソタ合唱団(音楽監督:キャシー・サルツマン・ロメイ)
ナショナル・ルーテル合唱団(音楽監督:デイヴィッド・チャーウィン)
ミネソタ少年合唱団(音楽監督:マーク・S・ジョンソン)
アンジェリカ・カンタンティ・ユース合唱団(音楽監督:エリザベス・エガー)
Disc10(81'32)
交響曲第9番 ニ長調
Disc11(78'20)
交響曲第10番 嬰ヘ長調(クック版第3稿(第2版)(1989)) |
SACDハイブリッド盤!
ヴァンスカ指揮ミネソタ管弦楽団のマーラー交響曲全集がセットになって登場!!
録音:2018年3月(第1番)、2017年6月(第2番)、2022年11月(第3番)、2018年6月(第4番)、2016年6月(第5番)、2016年11月(第6番)、2018年11月(第7番)、2022年6月(第8番)、2022年3月(第9番)、2019年6月(第10番)/オーケストラ・ホール(ミネアポリス)
DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、13h17'48
SACDハイブリッド盤。オスモ・ヴァンスカ指揮、ミネソタ管弦楽団のマーラー交響曲全集がセットで登場!!
2003年にミネソタ管弦楽団の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全曲録音(BIS
SA-1825)などで評価を高めました。
しかし、当団 は経営悪化に伴う労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。
同年2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり当団の存続そ
のものも危ぶまれる状況となりました。
その後、ヴァンスカは労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰。
以後、団結力の増したミネソタ管弦楽団の演奏は一層密度の濃いものとなっており、マーラーの交響曲全曲演奏・録音は当団の威信にかけた大企画となりました。
2016年6月より2022年11月まで、コロナ禍を経て遂に完結した当全曲
録音。
数々の賞を受賞し、批評家や聴衆から称賛された当録音はマーラーの交響曲全集の新たな名盤誕生といえましょう。
|
.
FRA BERNARDO
|
|
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)&イル・ジャルディーノ・アルモニコ
1999年ライヴ!~アーリー・ミュージック・ログ
~
ヘンデル:
合奏協奏曲 変ロ長調 HWV 325、
天に在す者が息を吐き給うと HWV 231
フックス:テ・デウム ハ長調 K.270
ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調 RV
589
***********************
〔エクストラ・トラック〕ハミルトン・ハーティ、1934年歴史的録音!
ヘンデル:
オルガン・オブリガートつき管弦楽のための協奏曲
ニ長調
(HWV 335aよりハーティ編曲) |
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
〔エクストラ・トラック〕
ハミルトン・ハーティ(指揮)
ロンドン交響楽団 |
復刻イル・ジャルディーノ・アルモニコの名演!ヘンデル、フックス、ヴィヴァルディのライヴ録音!
☆ウィーンやロンドンで好評を得たイル・ジャルディーノ・アルモニコの名演が復刻!
☆エクストラ・トラックとして貴重なハミルトン・ハーティの演奏(1934年録音)も収録されています!
「Fra Bernardoレーベル」の「Early Music
Logシリーズ」は古楽を理解するための重要なポイントとなる節目を提示していくことを目的としています。
ブックレット内のQRコードからドキュメンタリーにリンクできるようになっています。
CDには1999年にライヴ録音されたジョヴァンニ・アントニーニ指揮、イル・ジャルディーノ・アルモニコによるヘンデル、フックス、そしてヴィヴァルディの演奏を収録。
こちらはウィーンやロンドンで高評価を得た演奏です。
エクストラ・トラックとして1934年に収録されたハミルトン・ハーティ指揮、ロンドン交響楽団によるヘンデルも収められています。
※録音:12月22日、(ウィーン、ライヴ録音)、〔エクストラ・トラック〕1934年3月12日(ロンドン)
|
LAWO
|
|
シェル・ハッベスタ ~ 愛の歌
シェル・ハッベスタ(b.1955):
低声のための3つの雅歌 Op.12
東の庭の12枚の葉 Op.46
6つのイプセンの歌 Op.50
音詩 Op.62
墓碑銘 Op.75
あの夢だ Op.94 |
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾソプラノ)
ハルヴォル・フェステルヴォル・メーリエン(バリトン)
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(ピアノ)
イーダ・ハッベスタ(フルート)
イングヴィル・ハッベスタ(ヴァイオリン)
ヤニナ・クロンベルゲル(ヴァイオリン)
アイナル・キュヴィーク・バウゲ(ヴィオラ)
エルレン・ハッベスタ(チェロ)
ロブ・ウェアリング(ヴィブラフォーン、ドラム) |
マリアンネ・ベアーテ・シェランが歌う、シェル・ハッベスタの歌曲集!
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(マリアンネ・ベアーテ・キーラント)とニルス・アンデシュ・モッテンセンの共演によるノルウェーの歌曲シリーズ。
シーグル・リの第1集(LWC 1256)と第2集(LWC
1274)につづき、シェル・ハッベスタのアルバムがリリースされます。
シェル・ハッベスタ(ハッベスタード)は、ボムロのブレムネス生まれ。1975年から4年間、教会音楽を専攻、フィン・モッテンセン、オラヴ・アントン・トンメセン、ラッセ・トーレセンに作曲を学びました。
1981年に学位を取得。教会オルガニスト、ベルゲンとオスロの大学の教職を務め、2012年にノルウェー国立音楽大学の教授に就任しました。
現在、音楽理論と作曲の名誉教授です。
作曲家としては多作で知られ、「モステルの野外劇」の音楽、『イザヤ書』に基づくオラトリオ《地の一夜》などが代表作に挙げられています。
ラトビア放送合唱団が録音した宗教作品集『夜は昼となる』(LWC
1136)でスペルマン賞(ノルウェー・グラミー賞)の年間最優秀作曲家賞にノミネートされました。
彼の歌曲は、愛、失恋、片思いの恋を歌った作品が多く、エドヴァルド・ムンクの絵画の中心テーマ「愛、苦悩と死」に通じる側面をもつ作品も作られています。
『旧約聖書』による《3つの雅歌》、芭蕉と一茶の句によるポール=ヘルゲ・ハウゲンの『東の庭の葉』と『俳句:ノルウェー語版200句』をテクストにした《東の庭の12枚の葉》、グリーグも作曲した『睡蓮を手に』『白鳥』といったイプセンの詩による曲集、1928年ノーベル文学賞を受けたノルウェーの作家シーグリ・ウンセットの『Jenny(イェニー)』から採った文に作曲した同名の「音詩」。
このプロジェクトには、ノルウェーのバリトン歌手ハルヴォル・フェステルヴォル・メーリエンと、「ハッベスタ一家」をはじめとするプレーヤーたちが参加しました。
※録音:2022年11月8日ー11日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
|
|
|
マイ・フェイヴァリット・シングス
ヤン・マッティン・スモルダール(b.1978):
1. less-sense (no intro)(2007)
(ソプラノ、A管クラリネットと打楽器のための)
2. My Favorite Thing 1(打楽器アンサンブルのための)
3. My Favorite Thing 2(2015)
4-10. My Favorite Thing 3(2017)(管弦楽のための)
11. Flock of Me(フルート・ソロのための) |
シリエ・アーケル・ヨンセン(ソプラノ/1)
クリスティーネ・チョーゲシェン(クラリネット/1)
アーネ・マッテ・ソルリーエン・ホーレン(打楽器/1)
Pinquins(2)
Ensemble neoN(3)
ノルウェー放送管弦楽団(4-10)
村上ゆみ(フルート/11) |
ヤン・マッティン・スモルダールは、ノルウェー国立音楽大学でヘンリク・ヘルステニウスやラッセ・トーレセンたちに学び、作曲家、ギターをはじめとする楽器の演奏家、プロデューサーとして活動しています。
共同で創設したアンサンブル「neoN」など、実験的音楽の分野で音楽シーンをリードしています。
2015年から2017年にかけて彼は、「My Favorite
Thing(わたしの気に入り)」と名付けた作品を3曲、作りました。
オスロを拠点とする実験音楽の打楽器トリオ「Pinquins」のための《My
Favorite Thing 1》。アンサンブル「neoN」のための《My
Favorite Thing 2》。ノルウェー放送管弦楽団のための《My
Favorite Thing 3》。
いずれもスモルダールが演奏者たちから聞いた、子供時代に出会った音楽とそれをどう発展させてきたか、ということを基に、直接の引用、抽象化された姿、自由な改作で構成して作られました。
このアルバムには、村上ゆみのソロによる《Flock
of Me》と、聖アウグスティヌスの『告白』を英訳のテクストによる《less-sense》も収録されています。
※録音:レインボースタジオ(Rainbow Studio)(オスロ)、ノルウェー放送(NRK)大スタジオ(オスロ)
|
.
SIGNUM
|
|
ラ・セレニッシマ
ヴィヴァルディ×2² ~
フルート、オーボエ、ヴァイオリン、チェロのための二重協奏曲集
ヴィヴァルディ:
協奏曲ハ長調 RV.557
(2本のヴァイオリン、2本のオーボエ、
2本のリコーダー、弦楽と通奏低音のための)
協奏曲ト短調 RV.531(2本のチェロ、弦楽と通奏低音のための)
協奏曲ハ長調 RV.533(2本のフルート、弦楽と通奏低音のための)
協奏曲ト長調 RV.516(2本のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
協奏曲ハ長調 RV.534(2本のオーボエ、弦楽と通奏低音のための)
協奏曲変ロ長調 RV.524(2本のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための)
協奏曲ヘ長調 RV.572《プロテウス、または、さかさまの世界》(ヴァイオリン、チェロ、2本のフルート、2本のオーボエ、ハープシコード、弦楽と通奏低音のための)
|
ラ・セレニッシマ
エイドリアン・チャンドラー (指揮、ヴァイオリン) |
チャンドラー&ラ・セレニッシマ!ヴィヴァルディの二重協奏曲集
続編登場!
☆"赤毛の司祭の申し子" エイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマ!
☆ヴィヴァルディの二重協奏曲集第2弾!
☆前作はBBCミュージック・マガジンで「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」選出!
英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。"赤毛の司祭"ヴィヴァルディを中心とする18世紀ヴェネツィアとその周辺の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、これまで2度のグラモフォン賞に輝いています(「セレニッシマ」は、「晴朗きわまるところ」という意味の、ヴェネツィアの別称)。
2018年にAvieからリリースされ、英BBCミュージック・マガジンでは2018年10月の『Recording
of the Month』にも選ばれた「ヴィヴァルディ×2」(AV2392)の続編となる、「ヴィヴァルディ×2²」(ヴィヴァルディ
掛ける2の二乗)が、Signum Classicsから登場!
今作でも、フルート、オーボエ、ヴァイオリン、チェロなど様々な楽器・編成のためのダブル・コンチェルトが組み合わされ、エイドリアン・チャンドラーのダイナミックなアンサンブルで、ヴィヴァルディのもっとも色彩豊かで楽しい作品群と、更なるバロック音楽の素晴らしさをお届けします。
ケイティ・バーチャー(フルート&リコーダー)やレイチェル・チャップリン(オーボエ)などの一流古楽器奏者たちのソロにも注目!

SIGNUMのこのアルバムが、ほんのり薄暗くて秀逸でした! |
|
ラ・セレニッシマ
ヴィヴァルディの女性たち ~
ピエタ院の女性奏者&歌手のための器楽&宗教的声楽作品
ヴィヴァルディ:
ヴィオラ・ダモーレ協奏曲 ニ短調 RV394
トロンバ・マリーナ風ヴァイオリンのための協奏曲
ト長調 RV313
「グローリア」への導入歌《なぜ矢を》
RV637
ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調
ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲
ニ短調 RV541
詩篇第126篇 RV803
(ソプラノ、メゾ・ソプラノ、コントラルト、トロンバ・マリーナ風ヴァイオリン、
ヴィオラ・ダモーレ、シャリュモー、チェロ、
オルガン、弦楽と通奏低音のための) |
ラ・セレニッシマ、
エイドリアン・チャンドラー
(ディレクター、ヴァイオリン)
クレア・ブース(ソプラノ)
レナータ・ポクピチ(メゾ・ソプラノ)
ジェス・ダンディ(コントラルト)
ロバート・ハワース(オルガン) |
ヴィヴァルディが教師を務めたピエタ院の女性奏者や歌手のための貴重な作品集。
ピエタ院とは孤児などあらゆる事情により、親と共に生活できない子供たちを養育した慈善機関で、その維持のために付属音楽院の演奏会が貴重な収入源となっていました。
このアルバムには、ヴィヴァルディによってその音楽院の奏者のために作られた作品が収録されており、特にヘ長調のヴァイオリン協奏曲は世界初録音になります。
また、ストラディバリウスが設計したヴィオラ・ダモーレや、ヴィヴァルディ自身が発明したトロンバ・マリーナ風ヴァイオリンといった今では珍しい古楽器の協奏曲も併せて収録されており、当時の演奏会の様子を窺い知ることが出来る貴重なアルバムに仕上がっています。
1994年に英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。
赤毛の司祭ヴィヴァルディを中心とする18世紀ヴェネツィアとその周辺の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、2度のグラモフォン賞に輝いています。
※録音:2021年10月25日-28日、シーダーズ・ホール(ウェルズ、サマセット、イギリス)
|
|
.
CPO
|
|
「ボヘミアのヨーゼフ・ランナー」
ヨーゼフ&アウグスト・ラビツキー:ワルツ、ポルカ、行進曲集
ヨーゼフ・ラビツキー(1802-1881):
1. Jubelfeier 記念祭 - ワルツ Op. 239
(1858)~
カールスバート創立500周年を記念して
2. Karlsbader-Sprudel-Galopp
カールスバート・シュプルーデル・ギャロップ(1847)
3-5. Waldblumen 森の花:
ポルカ・ツィクルス Op.205 No.1-3(1853)
3. Maiblumchen 5月の花- ポルカ
4. Veilchen すみれ- ポルカ
5. VergiBmeinnicht わすれな草- ポルカ
6. Marienbad マリーエンバート - ギャロップ
Op. 209(1853)
7. Die Orientalen 東洋の女性 - ワルツ
Op. 109(1845)
8. Epheuranken ツタの蔓 - ギャロップ
Op. 211(1853)
9. Erinnerung an GieBhubl
ギースヒューブルの思い出 - カドリーユ
Op.103(1844)
10. Londoner-Saison ロンドンのシーズン
-
ワルツ Op. 90(1843)
11. Blitz 稲妻 - ギャロップ Op. 226(1855)
アウグスト・ラビツキー(1832-1903):
12. Erste Liebe 初恋 - ガヴォット Op.
46(1881)
13. Ein Morgen auf der Villa Lutzow
ヴィラ・リュッツオウの朝 - ワルツ Op.
29(1860)
14. Dom Pedro II ペドロ2世 - 祝典行進曲 Op.
39(1873)
15. Traum der Sennerin 酪農家の夢 -
牧歌 Op. 45(1879) |
アンナ・レズニアク(ヴァイオリン)...15
オダギリマキコ(ヴァイオリン)...15
ニュルンベルク交響楽団
クリスティアン・シモニス(指揮) |
録音:2021年6月2、4-5日 Kongresshalle、ニュルンベルク(ドイツ)
総収録時間:64分
「ボヘミアのヨーゼフ・ランナー」の異名をとったヨーゼフ・ラビツキーとその息子アウグストの作品集。
ボヘミア出身のヨーゼフは14歳から地方巡業のオーケストラでヴァイオリンを弾くなど早くから才能をあらわしていました。
その後ソリストとして活躍した後、1825年に自身のオーケストラを結成、ウィーンとワルシャワでツアーを行い人気を博します。
やがてチェコのカルロヴィ・ヴァリ(カールスバート)に移った彼は耳なじみのよい旋律と軽快なリズムを持つワルツやポルカを300曲以上作曲、湯治のために各地から集まった人々を魅了しました。
彼の息子アウグストは、最初父の楽団でヴァイオリンを弾き、後に指揮者として楽団を統率。父ほど多くはないものの、およそ50作ほどの舞曲や行進曲を遺しています。
一時はヨーロッパ中を席巻するほどの人気を博したものの、やがてヨハン・シュトラウスの影に隠れてしまったこれらの魅力的な作品に、クリスティアン・シモニスが新たな光を当てるとともに、アウグストの「酪農家の夢
- 牧歌」ではオダギリマキコとアンナ・レズニアクがソリストを務めています。
|
|
|
17-18世紀のホルン協奏曲集シュテファン・カッテ
1-3. ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):
協奏曲 ニ長調 FWV L:D 16
4-11. ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン(1683-1729):
シンフォニア ヘ長調 Seibel 209
12-14. ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749):
シンフォニア 変ホ長調
15-18. メルヒオール・ホフマン(1679頃-1715):協奏曲
変ホ長調
19. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
われ心より至高なるものを愛する BWV 174
- シンフォニア
20-22. クリストフ・グラウプナー(1683-1760):
シンフォニア ニ長調 GWV 511
23-25. ファッシュ:
協奏曲 ニ長調 FWV L:D 186番 ニ短調 Op.
65 No. 6 |
シュテファン・カッテ(ホルン1/トロンバ・ダ・カッチャ)
ゼバスティアン・フィッシャー(ホルン2/トロンバ・ダ・カッチャ)
ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)
シュテファン・カッテ(指揮)
リーン・フォスカイレン(指揮) |
録音:2021年1月11-13日 Mullheim, Martinskirche(ドイツ)
総収録時間:69分
【ナチュラル・ホルンとバロック・トランペットが奏でる華麗な協奏曲集】
ボヘミアのフランツ・アントン(チェコ名フランティシェク・アントニン)・フォン・シュポルク伯爵が1680年にルイ14世の宮廷を訪れた際、初めてホルンに出会いました。
彼はこの楽器に魅了され、2人の召使をフランスに派遣、演奏法を学ばせたと言われています。
このときボヘミアにに導入された狩りのホルン(Corno
de Chasse)は、その後改良されてヨーロッパ全体に広がったとされています。
それに伴い奏者たちのテクニックも向上し、作品中には難度の高いパッセージも含まれるようになっていきます。
このアルバムでは華麗なファッシュの協奏曲をはじめ、さまざまなホルンが活躍するオーケストラ作品を紹介。
18世紀初頭には協奏曲の明確な区分がなかったためシンフォニアとされていても、独奏楽器が活躍する協奏的作品も含まれます。
独奏者シュテファン・カッテとゼバスティアン・フィッシャーは、ナチュラル・ホルンと指孔付きのトロンバ・ダ・カッチャを使い分け、ベル内の手の位置で音程を変化させるストップを用いない古い時代の奏法も曲によって駆使し、ラルパ・フェスタンテとともに驚異的なテクニックで作品を聴かせます。
|
|
|
ミヒャエル・ハイドン:6つの弦楽四重奏曲MH308-313
1-3. 弦楽四重奏曲 変ロ長調 MH 308 P 124
4-6. 弦楽四重奏曲 変ホ長調 MH 309 P 118
7-9. 弦楽四重奏曲 イ長調 MH 310 P 122
10-12. 弦楽四重奏曲 ト短調 MH 311 P 120
13-16. 弦楽四重奏曲 ヘ長調 MH 312 P 119
17-19. 弦楽四重奏曲 ハ長調 MH 313 P 116 |
コンスタンツェ四重奏団
Emeline Pierre Larsen(ヴァイオリン)
Sara Meyer(ヴァイオリン)
Elen Goluyan(ヴィオラ)
Julia Ammerer-Simma(チェロ) |
録音:2020年7月21-25日 Church of the Christian
Community、ザルツブルク(オーストリア)
総収録時間:67分
ヨーゼフ・ハイドンの5歳年下の弟ミヒャエル・ハイドンは、モーツァルトと親交があり、作品を共作したこともありました。
かつてモーツァルトの交響曲第37番と呼ばれていたものがミヒャエルの作だったように、その作風もよく似ています。
兄ヨーゼフやモーツァルト同様にあらゆるジャンルで多数の作品を書いたミヒャエルですが、特に室内楽は作品数も多く、彼の創造性がよく発揮されています。
ここに収められた弦楽四重奏曲でも、優雅な旋律、時には荒々しさも感じさせる短調の楽章など聴きどころは多く、まさに兄ヨーゼフとモーツァルトの間に位置するような特徴を感じさせます。
|
|
|
ハンス・フーバー(1852-1921):ピアノ五重奏曲第1番、第2番
1-4. ピアノ五重奏曲第1番 ト短調 Op. 111
1. Andante con moto Con fuoco/
2. Allegrissimo/3. Adagio/4. Allegro
con fuoco
5-8. ピアノ五重奏曲第2番 ト長調 Op. 125
5. Quasi fantasia. Moderato/6. Tema
con Variazioni/
7. Intermezzo/8. Finale (Rhapsodie) |
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
カルミナ四重奏団
Matthias Enderle(ヴァイオリン)
Agata Lazarczyk(ヴァイオリン)
Wendy Champney(ヴィオラ)
Chiara Enderle Samatanga(チェロ) |
録音:2022年5月30日-6月2日 Radio Studio
SRF、チューリヒ(スイス)
総収録時間:61分
スイス出身の作曲家ハンス・フーバーのピアノ五重奏曲。音楽愛好家の両親の下に生まれ、早くから才能を発揮、10代の終わりにライプツィヒ音楽院に入学し、カール・ライネッケに師事しました。
帰国後はバーゼルで音楽を教え、37歳の時にバーゼル音楽院の教授に就任。やがて院長となり数多くの弟子を育てました。
彼の作品には親交のあったブラームスやサン=サーンスの影響が感じられます。このアルバムには後期に書かれた2曲のピアノ五重奏曲を収録。
独奏ヴァイオリンが導くフーガで幕を開ける第1番は全体に劇的で、まさにブラームスを思わせますが、弦楽器のピッツィカートとピアノのアルペッジョではじまる第2番は各楽章にストーリー性が与えられたシューマン風の作品。
この対照的な2作をオリヴァー・トリンドルのピアノとカルミナ四重奏団が丁寧に演奏しています。
|
|
|
シュミーゲル/テレマン:平和と戦いのカンタータ集
1. ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
Arie auf die glucklichen Progressen der
alliierten
Waffen in Hessen TVWV 13:22 -
アリア Herr, wir danken deiner Gnade
2-8. テレマン:
オラトリオ『Hannover siegt, der Franzmann
liegt
ハノーファーは勝利し、フランス人は伏す』
TVWV 13:20
9-20. ヨハン・クリストフ・シュミューゲル(1727-1798):
平和カンタータ 1763年 ~1763年1月6日
七年戦争終結におけるリューネブルク祝賀のために...世界初録音 |
ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)
マティアス・デーリンク(アルト)
ミルコ・ルートヴィヒ(テノール)
ドミニク・ヴェルナー(バス)
バロックヴェルク・ハンブルク(古楽器使用)
イラ・ホッフマン(指揮) |
録音:2022年8月21-22日 Furstensaal of
the Luneburg City Hall(ドイツ)
総収録時間:60分
フランスとイギリスの紛争を皮切りに1756年に勃発した戦争は、オスマン帝国を除くヨーロッパの列強が参戦し、まさに「世界大戦」とも呼ぶべき様相を呈していました。
開戦から7年を経た1763年、ようやく戦いは下火になり、フベルトゥスブルク条約が結ばれ和平が成立。人々もようやく一息つくことができました。
ドイツの歴史ある都市リューネブルクもフランスに侵攻されていましたが、戦争が終結したことで、当時リューネブルクの教会音楽家を務めていたヨハン・クリストフ・シュミューゲルがブラウンシュヴァイク=リューネブルク選帝侯が催した祝賀会に寄せるカンタータを作曲。
1763年1月6日に初演されたこの輝かしい作品は、250年以上の年月を経て今回初録音されました。
シュミーゲルはテレマンの弟子として知られ、このアルバムにはテレマンによる七年戦争に寄せる作品も併せて収録されています。
|
|
|
グラウプナー:ソロ&ダイアローグ・カンタータ
第2集
1-7. Soll nun das unschuldsvolle Lamm GWV
1119/13(1713)
8-12. Sehet, welch ein Mensch GWV 1124/16(1716)
13-15. Mein Jesus, nahe doch zu mir GWV
1129/14(1714)
16-20. Lass uns in deiner Liebe GWV 1159/12b(1712)
21- 28. Dein Schade ist verzweifelt bose
GWV 1160/12a(1712) |
マリー・ルイーズ・ヴェルネブルク(ソプラノ)
ドミニク・ヴェルナー(バス)
キルヒハイム・バッハコンソート(古楽器使用)
フロリアン・ヘイエリック(指揮&チェンバロ) |
録音:2023年8月26-27日(ライヴ) Protestantische
Kirche Kirchheim/WeinstraBe(ドイツ)
総収録時間:60分
1722年、クリストフ・グラウプナーはクーナウ亡きあとのライプツィヒの聖トーマス教会のカントルの候補者に選ばれましたが、彼を高く買っていた当時の雇い主ヘッセン=ダルムシュタット方伯が解雇を拒否、その地位はJ.S.バッハが手にすることとなりました。グラウプナーは数多くのカンタータを書きましたが、その総譜は雇用主が独り占めし、彼の死後は自身の城にしまい込んでしまったため、作品の演奏機会が失われてしまいました。
しかし、そのおかげで彼の作品は散逸を免れ20世紀になって研究が進み、さまざまな作品が蘇演されるようになりました。
このソロ&ダイアローグ・カンタータは第1集(555215)に続くシリーズ第2作。
イエスと魂の対話が表現されているという「ダイアローグ(対話)・カンタータ」はバッハの作品がよく知られていますが、グラウプナーの作品はオペラの二重唱を思わせる華麗な曲が多く、とても聞きごたえがあります。
演奏は1990年に設立されグラウプナー作品を積極的に紹介する古楽器アンサンブル「キルヒハイム・バッハコンソート」。
|
.
SOMM RECORDINGS
|
|
アフリカのピアニズム 第2集 |
レベッカ・オモルディア(ピアノ) |
1. ジルマ・イフラシェヴァ(1967-):Elilta
– Cry of Joy
2-6. サリム・ダダ(1975-):Miniatures Algeriennes
アルジェリアの小品集*
2. I. Aurore de Djurdjura/3. II. Danse
Zaydan/4. III. Crepuscule sur la baie d'Alger/
5. IV. Danse de la jument/6. V. Soiree
au Hoggar
ナビル・ベナブデルジャリル(1972-):
7. Prelude I 前奏曲 I:Magic Morning*/
8. Prelude II 前奏曲 II : Mirage et lumiere*/
9. Romance sans paroles*/10. Frisson
de la nuit
11. モカレ・コアペング(1963-):前奏曲 変ニ長調*
12. 伝承曲:Senzeni Na?*(グラント・マクラクラン編)
13. フェラ・ソワンデ(1905-1987):
ヨルバの神聖な民謡旋律による2つの前奏曲
– 第1番 K'A Mura*
14. フローレンス・プライス(1887-1953):ファンタジー・ネグレ
ホ短調
15-17. アキン・エウバ(1935-2020):Wakar
Duru:アフリカのピアニズムによる練習曲集
15. 第4番*/16. 第1番/17. 第2番
*...世界初録音
|
録音:2024年1月12-13日 The Menuhin Hall,
Stoke d'Abernon
総収録時間:76分
第1集(SOMMCD0647)が高く評価されたレベッカ・オモルディアによる「アフリカのピアニズム」シリーズ第2集の登場。
このシリーズのタイトルになったエウバの
アフリカのピアニズムによる練習曲他、モロッコのベナブデルジャリルのロマンティックな小品、アラブ・イスラム圏の音楽を伝えるサリム・ダダの小品集など多彩な
作品が収録されています。
また今作にはアフリカ系アメリカ人の作曲家フローレンス・プライスの作品も収録、黒人霊歌「Don't
Let this Harvest Pass」 の物悲しい旋律を用いた技巧的な「ファンタジー・ネグレ」も耳に残ります。
レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマ
ニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。
ロンドン、ウィグモアホールで開催されるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。
旧譜 第1弾 |
|
辺境マニアにはたまらない
7人のアフリカの作曲家
African Pianism アフリカのピアニズム |
レベッカ・オモルディア(ピアノ)
アブデルカデル・サードウン(パーカッション)...18、19 |
1. アヨ・バンコール(1935-1976): Egun Variations
エグン変奏曲 ト長調
ジョセフ・ハンソン・クワベナ・ンケティア(1921-2019):
アフリカのピアニズム - 12の教育用小品より
2. Play Time/3. Dagarti Work Song/4.
Builsa Work Song/5. Volta Fantasy
クリスティアン・オニェジ(1967-): ウフィエ(イグボ・ダンス)
6. I. Moderately fast/7. II. Slow/8.
III. Fast
フレッド・オノブウェロスオケ(1960-): 5つの万華鏡
- ピアノのために...世界初録音
9. I. With vigor/10. II. Adagio molto
parlando/11. III Larghetto espressivo/
12. IV. Lentissimo e languendo13. V.
Vivace con brio
ディヴィッド・アール(1951-): 南アメリカの子供時代からの情景より
14. II. Princess Rainbow
ナビル・ベナブデルジャリル(1972-):
15. Nocturne IV 夜想曲第4番...世界初録音/16.
Nocturne V 夜想曲第5番...世界初録音/
17. Nocturne VI 夜想曲第6番...世界初録音/18.
En attente du printempsa 春を待つ...世界初録音
アキン・エウバ(1935-2020): 3つのヨルバの無言歌
19. Ore Meta 3年間/20. Mo Ja'we Gbegbe
思い出の葉を摘む/
21. L'ori Oke ati petele 丘の上で、平野の上で |
録音 2021年8月30日-9月1日 メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン、サリー(UK)
7人のアフリカの作曲家による素晴らしい音楽のコレクション。
アメリカにおける「アフリカ系アメリカ人歴史月間」である2月にリリースされるこのアルバムは、ピアニスト、レベッカ・オモルディアのデビュー・アルバムでもあります。
ヨーロッパの「ト長調」の音階にナイジェリアの音楽言語を巧みに融合したバンコールの「エグン変奏曲」をはじめ、アフリカでの子供時代の思い出を綴ったアールの「Princess
Rainbow」、アフリカのパーカッション音楽のリズミカルなアクセントに影響を受けたンケティアの「アフリカのピアニズム」、先住民の歌を用いて素晴らしい効果をもたらしたエウバの「3つのヨルバの無言歌」、その作品がデ・ニーロの映画でも使われたことのあるオノブウェロスオケの「5つの万華鏡」など、興味深い品が並びます。
パーカッションを交えた曲も聴きどころ。レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。
ロンドンにおけるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。
|
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
ALTUS
|
ALTB 546
(4SACD シングルレイヤー
+2SACD HYBRID)
\22500
|
ラジオ・フランス傑作集 SACD4タイトルセット(全6枚) |
【ALTSA 325】(長時間SACDシングルレイヤー2枚組)
[DISC1]
モーツァルト:交響曲第33番 変ロ長調
K.319
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
ジョージ・セル(指揮)、フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1958年5月6日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
ヘンデル:合奏協奏曲 ト長調 Op.6-1
HWV319
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第24 番
ハ短調 K.491
ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
クリフォード・カーゾン(ピアノ)、ルドルフ・ケンペ(指揮)、フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1959年8月15日/ザルツブルク音楽祭(モノラル)
[DISC2]
バッハ:フーガの技法 BWV1080より コントラプンクトゥス14(シェルヘン編曲オーケストラ版)
バリフ:角笛と猟犬
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
ヘルマン・シェルヘン(指揮)、フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1965年11月30日 シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
パーセル:『妖精の女王(真夏の夜の夢)』
Z.629 抜粋
モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201
プロコフィエフ:交響組曲『キージェ中尉』
Op.60
ヘルマン・シェルヘン(指揮)、パリ放送交響楽団
ライヴ録音:1954年1月20日/パリ(モノラル)
【ALTSA 364】(SACDハイブリッド2枚組)
ベートーヴェン:
[DISC1]
交響曲第1番 ハ長調 Op.21/交響曲第3番
変ホ長調『英雄』 Op.55
[DISC2]
交響曲第9番 ニ短調『合唱付き』 Op.125/《コリオラン》
序曲 Op. 62
アグネス・ギーベル(ソプラノ)、マルガ・ヘフゲン(アルト)、
ラグナー・ウルフング(テノール)、エドゥアルト・ヴォリッツ(バス)、
フランス国立放送合唱団、ルネ・アリックス(合唱指揮)、
カール・シューリヒト(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
ライヴ録音: 1965年6月15日(第1・9番)、1963年5月14日(第3番)、
1959年3月24日(コリオラン)/すべてシャンゼリゼ劇場(ステレオ)
【ALTSA 379】(SACDハイブリッド2枚組)
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調/交響曲第9番
ニ短調
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)、フランス国立管弦楽団
ステレオ録音:1965年1月26日(第3番)、1963年1月29日(第4番)/
シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
【ALTSA 508】(SACDシングルレイヤー)
ベルリオーズ:《ローマの謝肉祭》序曲
作品9
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 作品61
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調
作品47
レナード・バーンスタイン(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
ライヴ録音:1966年11月30日/パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ) |
※SACDシングルレイヤーは通常のCDプレーヤーでは再生できません。
シューリヒトのベートーヴェン、バーンスタインのショスタコーヴィチ、マタチッチのブルックナーなどINAお宝音源SACD全4タイトルをまとめた数量限定セット!
限定生産、国内製作、日本語帯・解説付
ALTUS から発売されているINA(フランス国立視聴覚研究所)音源のSACD
盤4 タイトルを、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。
【ALTSA 325】(長時間SACDシングルレイヤー2枚組)
セル、ケンペ、シェルヘン、3人の名指揮者のINA(フランス国立視聴覚研究所)音源を用いた長時間収録SACD2枚組。総収録時間283分。
磨き上げられたアンサ ンブルと颯爽としたテンポ感で眼の醒めるような演奏を聴かせるセル、編成がどんどん大きくなっていくプログラミングの妙が「幻想」で見事に炸裂するケンペ、自ら
オーケストラ編曲したバッハの絶筆未完フーガやブーイングとブラボー入り乱れる超絶のマーラー(ステレオ録音!)が貴重なシェルヘン、どれも注目の演奏です。
【ALTSA 364】(SACDハイブリッド2枚組)
INA に残されているシューリヒトのステレオ・ライヴからベートーヴェンの交響曲をまとめてSACD
ハイブリッド化。
明るく澄みきった音色にして大変な迫力。第九で
は第1 楽章の展開部や第4 楽章の器楽フガートから有名な合唱までなど、音楽が高いテンションで白熱する部分の音は凄まじいものがあります。
すっきりしたテンポ 感で進みながらも時に異様なほどメリハリの効いた演奏を繰り出す大名演、その驚くべき真価がここにあります。
【ALTSA 379】(SACDハイブリッド2枚組)
INA に残されたマタチッチの名演ブルックナー・フランスライヴ2
曲をまとめて初SACD 化!
フランス国立管の音色とマタチッチの個性がまじりあって紡ぎ出される無二の世界をお楽しみください。
「マタチッチのブルックナー第9番となれば、これをまっ先に聴けば良いだろう。圧巻はアダージョではあるまいか。これほど厳しく凜々しく、祈りに満ちた演奏は希有であろう」...平林直哉氏の解説より
【ALTSA 508】(SACDシングルレイヤー)
INA 音源をライセンスしCD 化して話題となったディスクのSACD
化。
シューマン2 番にショスタコ5 番というバーンスタインの一番熱いところを凝集した名プログラ
ムで、しかもステレオ録音。
演奏はフランス流の音色を保ちつつもたいへんに白熱していて気合十分、強靭なドライヴ感で手に汗握る音楽が展開されます。聴衆の大喝
采も頷ける大名演!
|
|
ALTB 547
(6CD)
\15000
|
ゴロワノフ血演集 CD5タイトルセット(全6枚) |
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団 |
【ALT 495】
ラフマニノフ:
交響曲第2番 ホ短調 作品27 [録音:1953年5月25日]
交響的舞曲 作品45より 第1・3 楽章 [録音:1949
年6月17日]
【ALT 496】
ムソルグスキー:
組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編) [録音:1953年3月24日]
ポロネーズ(歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』より)
[録音:1950年6月7日]
モスクワ河の夜明け(歌劇『ホヴァンシチーナ』前奏曲)
[録音:1947年10月17日]
チャイコフスキー:序曲『1812年』 作品49
[録音:1948年2月7日]
【ALT 497】
ボロディン:交響曲第2番 ロ短調『勇士』
[録音:1947年]
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番 変ホ長調
作品11
[ヤコフ・シャピロ(ホルン)、録音:1952年4月4日]
【ALT 498】
ベートーヴェン:
《エグモント》序曲 作品84 [録音:1951年12月13日]
交響曲第1番 ハ長調 作品21 [録音:1948年11月12日]
リスト:
交響詩《オルフェウス》 S. 98 [録音:1952年]
交響詩《ハンガリー》 S. 103 [録音:1953年]
【ALT 499】
ワーグナー:管弦楽作品集
[DISC1]
歌劇《さまよえるオランダ人》序曲 [録音:1951年12月16日]
歌劇《リエンツィ》序曲 [1951年12月13日]
歌劇《タンホイザー》序曲 [1951年11月14日]
序曲《ファウスト》 [録音:1947年]
[DISC2]
楽劇《トリスタンとイゾルデ》 前奏曲と愛の死
[録音:1950年10月3日]
楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
第1 幕への前奏曲
[録音:1951年12月16日]
舞台神聖祭典劇《パルジファル》 前奏曲
[録音:1951年]
舞台神聖祭典劇《パルジファル》 聖金曜日の奇跡
[録音:1948年] |
きわめつきの怪演、ゴロワノフ怒涛の壮絶演奏、5タイトルをまとめた数量限定セット!
限定生産、国内製作、日本語帯・解説付
ALTUS から発売されているゴロワノフのCD5タイトルを、単売パッケージそのままにクラフト調の三方背ケースに収めた数量限定セットです。
ムラヴィンスキー と対を成すロシアのカリスマにして強烈な爆演で知られる伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)の脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様なまでの大迫
力をとことんお楽しみください。
【ALT 495】
「(ラフマニノフの)交響曲第2番では冒頭から異様に太くたくましい音の塊が出現し、第2楽章も終始オーケストラが乱れるほど熱くなっている。
第3楽章はロシアのセンチメンタリズム満開、第4楽章の粗野な盛り上がりもゴロワノフならではである」(平林直哉氏の解説より)
【ALT 496】
「《展覧会の絵》では冒頭の脂ぎったトランペットから早くも金管楽器が爆発。
さらに独自のカットや打楽器の追加をし、曲を完全にゴロワノフ調に塗りつぶしている」「《1812年》も凄い。開始して間もなく最初に盛り上がるところがあるが、そこからしてすでに正気ではない」(平林直哉氏の解説より)
【ALT 497】
ボロディンは言わずと知れた大名演。暴れまわるオーケストラ、超弩級の激しさと張り裂けんばかりの歌、人類の表現しうる限界を感じさせない激烈な音楽が大展
開されます。
冒頭の主題提示からゴロワノフも気合十分、「ダッダッダッダッ...」と野太く叫ぶように歌っております。終楽章の天を衝くハイテンションなどとんでも
ない代物。終始ありったけのエネルギーが注ぎ込まれた唯一無二の超絶演奏です。
【ALT 498】
ベートーヴェンの1番はこんな演奏が可能だったのかと度肝を抜かれます。序奏のたっぷり濃厚な歌と、そのなかから時折フォルテで奏される和音の立ち上がりの
スピード!
殻を突き破って主部に入るとテンションが爆発、怒涛の音楽となります。しかし第2主題でぐっとブレーキを踏みこむなど音楽作りには抜かりなし。あら
ゆる仕掛けの嵐に吹き飛ばされそうな名演です。
【ALT 499】
「《リエンツィ》は序奏の重心の低い、そして色でいうとドス黒いような響きが何とも言えない。
主部は酩酊した連中が大騒ぎしたかのようなお祭状態で、その熱狂
と興奮は凄い。《マイスタージンガー》も最初のフレーズからして異常で、金管楽器の各奏者が野獣のようにわめいているようにも思える。
そして中間部の濃厚な 歌、そして最後の大きな緩急と、まさにやりたい放題である」(平林直哉氏の解説より)
|
.
FERMATA
|
700113
(15CD)
\4000 →\3690
|
EMIでの録音を中心とした超廉価盤ボックス
イーヴ・ナット~ザ・フレンチ・ピアノ・レジェンド
ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集、シューマン作品集
Disc1
シューマン:
トッカータ ハ長調 Op.7
Rec.: Paris, Salle Adyar, XII.1952
幻想小曲集(全8曲) Op.12
Rec.: Paris, Salle Adyar, X.1955
8つのノヴェレッテ Op.21
Rec.: Paris, Theatre Apollo, before 22.XII.1950 |
Disc2
シューマン:
幻想曲 ハ長調 Op.17
Rec.: Paris, Salle Adyar. before6.VI.1952
フモレスケ 変ロ長調 Op.20
Rec.: Paris, Salle Adyar, X. or XI.1955
交響的練習曲 Op.13
Rec.: Paris, Salle Adyar, 28.I.1953 |
|
Disc3
シューマン:
蝶々 Op.2
Rec.: Paris, Salle Adyar, 22.IX.1954
アラベスク ハ長調 Op.18
Rec.: Paris, Salle Adyar, XII.1952
子供の情景(全13曲) Op.15
Rec.: Paris, Solle Adyar, XII.1952
ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
Rec.: Paris, Studio Albert, 10.VI.1938
幻想小曲集 Op.12~3曲
Rec.: Paris, Studio Albert, 12.III.1937
子供の情景(全13曲) Op.15
Rec.: Paris, Studio Albert, 14.V & 17.X.1930 |
Disc4
シューマン:
ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
ウジェーヌ・ビゴ指揮、交響楽団
Rec.: Paris, Studio Albert, 25-26.IV. 1933
クライスレリアーナ Op.16
Rec.: Paris, Salle Adyar, before XI. 1951
3つのロマンス Op.28
Rec.: Paris, Salle Adyar, XII.1952
|
|
Disc5
ブラームス:
間奏曲 変ロ長調 Op.117-2
Rec.: Paris. Studio Albert, 10.VI.1938
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ変ロ長調
Op.24
Rec.: Paris, Salle Adyar, X. or XI.1955
3つの間奏曲 Op.117
Rec.: Paris, Salle Adyar, 5.XII.1955
2つのラプソディ Op.79
Rec.: Paris, Salle Adyar, 1956
フランク:交響的変奏曲 嬰へ短調
ガストン・ブーレ指揮、オルケストル・デ・コンセール・ピエルネ
Rec.: Paris, Studio Albert, 17.IV.1942 |
Disc6
シューベルト:楽興の時 D.780
Rec.: Paris, Theatre Apollo, before 6.V.
1952
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調
Op.35『葬送』
ショパン:幻想曲 へ短調 Op.49
ショパン:舟歌 嬰へ長調 Op.60
Rec.: Paris. Salle Adyar, 6.III.1953
ショパン:ワルツ第14番ホ短調(遺作),
BI 56
Rec.: Paris, 1930
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
S.244-2
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ~ロシアの踊り
Rec.: Paris, Studio Albert, 12.11.1929 |
Disc7
ベートーヴェン:
創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO.80
Rec.: Paris, Salle Adyar, 11.1955
ピアノ・ソナタ第1番
Rec.: Paris, Salle Adyar, before 20.IX.1955
ピアノ・ソナタ第2番
Rec.: Paris, Salle Adyar, before 20.IX.1955
ピアノ・ソナタ第3番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 01.IX.1955 |
Disc8
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第4番
Rec.: Paris, Salle Adyar, before 20.IX.1955
ピアノ・ソナタ第5番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 09.II.1955
ピアノ・ソナタ第6番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 09.II.1955
ピアノ・ソナタ第7番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 23.II.1955 |
Disc9
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』
Rec.: Paris, Salle Adyar, 1951
ピアノ・ソナタ第9番
Rec.: Paris, Salle Adyar, VI. 1953
ピアノ・ソナタ第10番
Rec.: Paris, Salle Adyar, VI.1953
ピアノ・ソナタ第11番
Rec.: Paris, Salle Adyar, before 20.IX.1955 |
Disc10
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第12番
Rec.: Paris, Salle Adyar, before 20.IX.1955
ピアノ・ソナタ第13番
Rec.: Paris, Salle Adyar, before 20.IX.1955
ピアノ・ソナタ第14番『月光』
Rec.: Paris, Salle Adyar, 24.VI.1955
ピアノ・ソナタ第15番『田園』
Rec.: Paris, Salle Adyar, before 20.IX.1955 |
|
Disc11
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第16番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 17.XI.1955
ピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』
Rec.: Paris, Salle Adyar, before 21.IX.1954
ピアノ・ソナタ第18番
Rec.: Paris, Salle Adyar, before X.1955
ピアノ・ソナタ第19番
Rec.: Paris, Salle Adyar, before 21.IX.1954 |
Disc12
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第20番
Rec.: Paris, Salle Adyar, before21.IX.1954
ピアノ・ソナタ第21番『ワルトシュタイン』
Rec.: Paris, Salle Adyar, 4.V.1954
ピアノ・ソナタ第22番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 18.XI.1954
ピアノ・ソナタ第23番『熱情』
Rec.: Paris, Salle Adyar, 22.IX.1954
ピアノ・ソナタ第24番『テレーゼ』
Rec.: Paris, Salle Adyar, 23.II.1954
ピアノ・ソナタ第25番
Rec.: Paris, Salle Adyar, V.-V.1954 |
Disc13
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第26番『告別』
Rec.: Paris, Salle Adyar, 03.V.1954
ピアノ・ソナタ第27番
Rec.: Paris, Salle Adyar, VI.1954
ピアノ・ソナタ第29番『ハンマークラヴィーア』
Rec.: Paris, Salle Adyar, 4.,22.,25 &
26.X.1954 |
Disc14
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第28番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 14.VI.1954
ピアノ・ソナタ第30番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 17.11.1954
ピアノ・ソナタ第31番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 17.11.1954
ピアノ・ソナタ第32番
Rec.: Paris, Salle Adyar, 17.II.1954
|
|
Disc15
インタビュー(語り:イーヴ・ナット)
1. Presentation of “Nouvelles musicales”
through Daniel-Lesur
2. Yves Nat speaks about his piano concerto
イーヴ・ナット:
ピアノ協奏曲
ピエール・デルヴォー指揮、フランス国立放送管弦楽団
Rec.: Paris, Theatre des Champs-Elysees,
04.11.1954
小さな音楽のために
Rec.: Paris, Studio Albert. 12.11.1929
5つのメロディ
イレーネ・ヨアヒム(ソプラノ)
シャルル・ミュンシュ指揮、パリ音楽院管弦楽団
Rec.: Paris, Studio Albert, 01.VI.1943 |
|
イーヴ・ナット(ピアノ) |
亡くなって半世紀がすぎてもまったくその人気が衰える気配のないイーヴ・ナット。
フランスの名匠でありながらドイツものに際立った才能を見せ、ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集録音に関しては、バックハウスやケンプと並ぶ根強い人気を誇る。
そのナットのEMIでの録音を中心に超廉価盤ボックス。最終巻には貴重なインタビューや自作の録音が収録。
|
. |
700209
(17CD)
\4700 →\4290
|
マルセル・メイエ「1925年~57年スタジオ録音全集」
★ Disc. 1
シャブリエ:2台ピアノのための3つのロマンティックなワルツ、絵画的小曲集、5曲の遺作、ハバネラ、奇想曲、バレエの歌
フランシス・プーランク(第2pf)
Rec:1955 |
★ Disc. 2
シャブリエ:気まぐれなブーレ、楽しい行進
Rec:1955
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、古風なメヌエット、ハイドンの名によるメヌエット、水の戯れ、鏡、組曲「クープランの墓」
Rec:1954 |
★ Disc. 3
ラヴェル:ソナチネ、夜のガスパール
Rec:1954
ラヴェル:鏡より「鐘の谷」「悲しい鳥」「道化師の朝の歌」
Rec:1948 |
★ Disc. 4
ドビュッシー:喜びの島
Rec:1957
ドビュッシー:前奏曲集第1巻、第2巻
Rec:1956 |
★ Disc. 5
ドビュッシー:映像第1集、第2集
Rec:1957
ドビュッシー:映像第2集より「そして月は荒寺に落ちる」「金色の魚」
ドビュッシー:前奏曲第2巻より「ヴィーニョの門」「月の光がふりそそぐテラス」「花火」、ラモーを讃えて
Rec:1947
クープラン:クラヴサン曲集
第3巻第15オルドル「子守歌またはゆりかごの愛」
第2巻第6オルドル「神秘のバリケード」
第3巻第14オルドル「嘆きの頬白」
第4巻第25オルドル「さまよえる影」
第3巻第18オルドル「ティク・トク・ショックまたはマイヨタン」
Rec:Unknown |
★ Disc. 6
クープラン:クラヴサン曲集
第3巻第15オルドル「子守歌またはゆりかごの愛」
第3巻第18オルドル「ティク・トク・ショックまたはマイヨタン」
第3巻第14オルドル「嘆きの頬白」
第3巻第19オルドル「ミューズ・プランタン」
第4巻第23オルドル「女道化師」
第4巻第25オルドル「さまよえる影」
第2巻第6オルドル「神秘のバリケード」
第3巻第13オルドル「フランスのフォリア、あるいはドミノ」
第2巻第8オルドル「パッサカーユ」
Rec:1946
J.S.バッハ:パルティータ第1番BWV.825、第3番BWV.827、第2番BWV.826
Rec:1946
|
★ Disc. 7
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV.903
Rec:1946
J.S.バッハ:トッカータBWV.913、イタリア協奏曲BWV.971
Rec:1946
J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニアBWV.772~BWV.801
Rec:1948
|
★ Disc. 8
J.S.バッハ:イギリス組曲第4番BWV.809
Rec:1949
J.S.バッハ:トッカータBWV.910、BWV.911、BWV.912
Rec:1949、1946
J.S.バッハ:幻想曲とフーガBWV.904
Rec:1946
J.S.バッハ:パルティータ第6番BWV.830
Rec:1947
|
★ Disc. 9
ラモー:クラヴサン曲集第1巻、クラヴサン曲集第2組曲、第3組曲、新クラヴサン曲集より4曲
Rec:1953
|
★ Disc. 10
ラモー:新クラヴサン曲集より3曲、クラヴサン曲集第5組曲、5つの小品
Rec:1953
ラモー:クラヴサン曲集より11曲
Rec:1946 |
★ Disc. 11
D.スカルラッティ:ソナタK.478、K.492、K.380、K.27、K.245、K.87、K.64、K.432、K.450、
K.69、K.114、K.9、K.119、K.32、K.175、K.279、K.96、K.430、K.427、K.13、K.519、K.17
Rec:1954
|
★ Disc. 12
D.スカルラッティ:ソナタK.202、K.30、K.29、K.377、K.523、K.446、K.159、K.474、K.125、K.533、K.9、K.119、
K.432、K.427、K.474、K.377、K.96、K.69、K.17、K.8、K.13、K.450、K.245、K.478、K.32、K.175、K.27、K.125、K.30、K.87
Rec:1955、1948、1949、1946
|
★ Disc. 13
D.スカルラッティ:ソナタK.380、K.430、K.114、K.64、K.279、K.202、K.519
Rec:1946
モーツァルト:ピアノソナタ第8番K.310
Rec:1949
モーツァルト:アダージョK.540、メヌエットK.355、小さなジーグK.574
Rec:1949
モーツァルト:ピアノソナタ第11番K.311、第18番K.533、ロンドK.494
Rec:1953
|
★ Disc. 14
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番K.466、第23番K.488
Rec:1953
モーリス・エウィット指揮
エウィット交響楽団
|
★ Disc. 15
ロッシーニ:老年のいたずらより5曲
Rec:1954
シューベルト:12のワルツD.969、感傷的なワルツD.779、
6のドイツ舞曲D.783、8のレントラーD.366、12のレントラーD.790
Rec:1949
|
★ Disc. 16
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章、セレナード、ピアノソナタ
Rec:1952、1955
オスカー・エスプラ:スペイン南部のソナタOp.52
Rec:1953
|
★ Disc. 17
R.シュトラウス:ブルレスケ
Rec:1943
ミヨー:スカラムーシュ
Rec:1938
シャブリエ:気まぐれなブーレ
Rec:1929
ラヴェル:道化師の朝の歌
Rec:1929
シャブリエ:牧歌
プーランク:3つの無窮動
ストラヴィンスキー:ラグタイム
ドビュッシー:金色の魚
ファリャ:三角帽子より「粉屋の踊り」
アルベニス:ナバーラ、スペインの歌Op.232より「やしの木陰」
Rec:1925
ハイドン:ピアノソナタ第34番Hob.XVI:34
Rec:1929
|
|
マルセル・メイエ(ピアノ) |
繊細・優美な演奏で知られたマルセル・メイエ。
フランスの粋に満ち、明晰で粒立ちが良く、感受性に満ちているけれど情に溺れない彼女の演奏は、いまでも多くのピアノ・ファンをひきつけてやまない。
そんな彼女の魅力を明らかにする全17枚組という壮大なボックス。ディスコフィル・フランセ録音を中心とした貴重な録音のリマスター音源による集大成。まさにフランス・ピアノ音楽ファンにとっては至宝といっていい。
このボックス、今から10年以上前にEMIから10000円前後で発売されていたが、今回はFERMATAからの発売。価格も半額になっている。

*******************************************************
マルセル・メイエはフランス、リールの生まれ。
5歳の頃から姉からピアノを習い、1911年にパリ音楽院に入学。マルグリット・ロンのクラスに入るも、アルフレッド・コルトーの薫陶を受け、1913年にプルミエ・プリを得て卒業した。
その後リカルド・ビニェスにも学びコクトー、ピカソ、ディアギレフなどのサークルとも親交を深め、1917年にピエール・ベルタンと結婚したことでエリック・サティらと親交を持つようになった。サティは「私の小さな可愛いレディ」と呼び、彼女を大変かわいがったという。サティの親交から、フランス6人組らとも関わり、フランシス・プーランクら6人組の初演も担当。
バロック作品にも関心を示し、シャブリエとラモーの作品を同時期に録音した初めてのピアニストであり、またバッハのイギリス組曲第4番初めて録音したのも彼女である。
|
700339
(6CD)
\2600
|
1961年~1962年
カラヤン(指揮)&ベルリン・フィル
ベートーヴェン: 交響曲全集
Disc1
ベートーヴェン:
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第2番ニ長調 Op.36
Disc2
交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
Disc3
交響曲第4番変ロ長調 Op.60』
交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
Disc4
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
Disc5
交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第8番ヘ長調 Op.93
Disc6
交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
|
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【第9番】
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(アルト)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ヴァルター・ベリー(バス・バリトン)
ウィーン楽友協会合唱団
録音:1961年~1962年 |
|
733809
(6CD)
\2600
|
ベートーヴェン: 交響曲全集
・交響曲第1番ハ長調 op.21
・交響曲第4番変ロ長調 op.60
・交響曲第7番イ長調 op.92 |
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
バリー・ワーズワース(指揮) |
・交響曲第2番ニ長調 op.36
・交響曲第8番ヘ長調 op.93 |
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ジェイムズ・ロックハート(指揮) |
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』 |
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ギュンター・ヘルビッヒ(指揮) |
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』 |
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
クレール・ジボー(指揮) |
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』 |
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
マルク・エルムレル(指揮) |
・交響曲第9番ニ短調 op125『合唱』 |
ジリアン・ウェブスター(ソプラノ)
キャスリーン・ウィン=ロジャース(アルト)
マーティン・ヒル(テノール)
ロバート・ヘイワード(バス)
アンブロジアン・シンガーズ
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
レイモンド・レッパード(指揮) |
|
「運命」を振るのはクレール・ジボー(Claire
Gibault, 1945年10月31日 - )。
フランスの女性指揮者、政治家。民主運動所属。2004年から2009年まで欧州議会議員を務めた。
パリ国立高等音楽・舞踊学校に学び、1971年から1978年までリヨン歌劇場の指揮者・声楽監督、1977年から1984年までシャンベリ室内管弦楽団の音楽監督、2000年から2002年までムジカ・ペル・ローマ財団(ローマ最大級の複合ホールであるオーディトリウム・パルコ・デ・ラ・ムジカの音楽監督を歴任する。
2004年にはフランス南東部地区から欧州議会議員に選出されている。
オペラの指揮者として知られ、1995年にはミラノ・スカラ座管弦楽団を女性として最初に指揮した。2009年に東京国際音楽コンクールの審査委員として初来日、大津市のびわ湖ホールで公演を行っている。

|
.
SOMM RECORDINGS
|
ARIADNE5029
(2CD)
\4000 →\3690
|
ブルックナー・フロム・アーカイヴ第3巻
いずれも初出音源
ブルックナー:
交響曲第3番 ニ短調、第4番 変ホ長調「ロマンティック」
アントン・ブルックナー(1824-1896)
【CD1】
1-4. 交響曲第3番 ニ短調 WAB103(第2稿、エーザー版)
【CD2】
1-4. 交響曲第4番 変ホ長調 WAB104「ロマンティック」
(第2稿、ハース版)
※全て初CD化 |
【CD1】
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
【CD2】
フォルクマール・アンドレーエ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音/音源(すべてMONO)
【CD1】1966年12月12日 ハンブルク、ムジークハレ(ライヴ)/ 北ドイツ放送のエアチェック
【CD2】1958年1月16日 ミュンヘン、ヘルクレス・ザール(ライヴ)/ バイエルン放送のエアチェック
総収録時間:112分
アメリカ・ブルックナー協会の事務局長で、放送業界でも活躍したジョン・F・バーキーの11,000本にも上るエアチェック・テープから、選りすぐりの音源で交響曲全集をCD化するブルックナー・フロム・アーカイヴ第3巻、いずれも初出音源です。
このシリーズは同協会の総裁でブルックナー研究者のベンジャミン・コーストヴェットが監修と解説執筆を担当していることも注目です。
第3番はハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮の北ドイツ放送響。
彼はブルックナーの正規録音がありませんが、1950年にフリッツ・エーザーが校訂した第3番第2稿の楽譜が出版された際にいち早くその初演を行っています。
マタチッチやスイトナーなど第3番第2稿を好む指揮者が使っていたエーザー版ですが、1980年に第2稿のノーヴァク版が出版されると、主流の座を譲りました。
しかし両版の大きな違いは第3楽章のコーダの有無(エーザー版には無い)だけということもあり、その後もバレンボイムやドホナーニが使っています。
当音源には、第3番の演奏史において重要な役割を果たしたエーザー版と、そのバイオニアとしてのシュミット=イッセルシュテットへのトリビュートが込められているのでしょう。
TahraからCD化されたこのコンビの第4番(1966年)と第7番(1968年)に通じる、あわてず騒がず細部を緻密に積み重ねて行く音楽作りが聞かれます。
フォルクマール・アンドレーエは1953年にウィーン響を指揮して録音した史上初のブルックナー交響曲全集で知られていますが、1906年から1949年の長きにわたり首席指揮者を務めたチューリヒ・トーンハレ管とは第4番と第9番のスイス初演や交響曲全曲演奏会を行い、生涯でのブルックナー作品指揮回数は250回以上と伝えられています。
ここではミュンヘン・フィルを指揮して楽想の変化に応じた細かなテンポとダイナミクスの操作によって作品の持つ威容と深い情感を過不足なく描き出しています。
|
<メジャー・レーベル>
<国内盤>
CAPRICCIO(国内仕様盤)
|
NYCX 10481
(3CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4950
|
国内盤も登場
ベートーヴェン:交響曲第3、5、7、9番他(マーラー版)
【CD1】
1-4. 交響曲第5番 ハ短調 Op. 67
5-8. 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 Op.
55
【CD2】
1. 序曲「コリオラン」ハ短調 Op. 62
2-5. 交響曲第7番 イ長調 Op. 92
6-9. 弦楽四重奏曲 ヘ短調「セリオーソ」
Op. 95
10. 序曲「レオノーレ」第2番 Op. 72
【CD3】
1. 序曲「レオノーレ」第3番 Op. 72b
2-4. 交響曲第9番 ニ短調「合唱」 Op. 125* |
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
マイケル・フランシス(指揮)
マルガリータ・ヴィルソーネ(ソプラノ)...*
エヴリン・クラーエ(メゾ・ソプラノ)...*
ミヒャエル・ミュラー=カステラン(テノール)...*
デリック・バラード(バリトン)...*
ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団...* |
録音:Ludwigshafen, Philharmonie(ドイツ) 2021年10月8-9日、18-22日...交響曲第5番、第7番
2022年7月5-8日...交響曲第3番、コリオラン 2023年11月6-8日...弦楽四重奏第2番
Ludwigshafen, Pfalzbau 2022年11月4-5日(ライヴ)...交響曲第9番
総収録時間:231分
【マーラー版のベートーヴェンを網羅した画期的アルバムが登場!引き締まった演奏にも注目】
ウィーン・フィルの指揮者などを歴任したマーラーが、先輩作曲家たちの作品の演奏にあたりオーケストレーションに手を入れていたことは広く知られており、それぞれに録音も出ていますが、そのうちベートーヴェン作品をすべて演奏・収録したアルバムはありそうで無かった企画の一つ。すぐれた作曲家の眼を持つ練
達の指揮者マーラーの思考を系統的に追うのに好適なセットです。
マーラー自身の交響曲は曲も編成も大規模なものですが、彼が過去の作品に行った変更は少し方向が違います。
場所により弦楽器に管楽器を重ねる、 弦の細かなフレーズを強調するために管のパートを省く、管の動きにオクターヴを付与する、といった楽器間のバランスを整えて効果的に響かせるためのもの
が多く、また細かな演奏指示も書き込まれており、指揮者マーラーがどのパートを重視したか分かるのが興味深いところです。
また金管楽器の改良や用法の 変遷に伴って、かつては音が出なかった旋律が足されたり、高すぎる音を下げるといった処理も行われています。
しかしながら、ホルンは基本的に倍管となっ
ており、「第九」はティンパニ2人を擁するマーラーらしい巨大編成へと変貌していることも事実。
「英雄」葬送行進曲フーガのクライマックスや第4楽章コーダ
前にティンパニが加筆されていたり、「第九」第1楽章で低弦にトロンボーンを重ねたり第4楽章でコントラファゴットのサポートにチューバが動員されたりといった
ところは、なかなか衝撃的でもあります。
英国出身の指揮者マイケル・フランシスが2019年から首席指揮者を務める手兵オケを指揮してこれらを次々と浮き彫りにしてゆきます。
基本となるテンポ は速めで、オーケストラのサウンドは、溶け合った響きよりも細部のわかりやすい透明感を重視したもの。
アクセントは強調され、フレーズを短めに切り上げると
ころなどピリオド奏法を取り込んでいるようですが、すべてはマーラーの意図をより明瞭に提示するために採用されたものと思われます。
第九の演奏時間は64分と短めですが、第3楽章は清冽な響きでゆったりと奏で「アダージョ」の指定を守っていることを納得させます。
速さやアクセントの強さ一辺倒ではなく、音楽
に豊かな表情と流れがあり、勢いと推進力がある引き締まった演奏で、数多いベートーヴェン録音の中にあっても聴きごたえのあるものとなっています。
※国内仕様盤にはマーラー研究家、前島良雄氏による日本語解説が付属します。

|

6/6(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALBA
|
|
フィンランドのブラス・アンサンブル「KOLIZIO」
ユニバーサル・アルバム/コリズィオ
1. ペトリ・ケスキタロ(1972–2023):FunKolizio
2.アンッティ・リッサネン(1975–):Spanish
Delights
3.ベートーヴェン(1770–1827)(KOLIZIO
編曲):
3つのエクアーレ(Drei Equali)WoO.30
(原曲:4つのトロンボーンのための)
4. ペトリ・ケスキタロ(1972–2023):KoliZefyros
5.オスカル・メリカント(1868–1924)
(ペトリ・ケスキタロ(1972–2023)
編曲):
あのひとくだりを覚えているかい
(Oi, musitatko vielä sen virren)
6. ペトリ・ケスキタロ(1972–2023):Let
Them Be Free
7.オスカル・メリカント(1868–1924)
(ペトリ・ケスキタロ(1972–2023)
編曲):
ロマンス(Romanssi) Op.12(原曲:ピアノのための)
8.エサ・オンットネン(1975–):Getting
Paid (For What You Do)
9.コープランド(1900–1990)/
ELP(ペトリ・ケスキタロ(1972–2023)
編曲):
市民のためのファンファーレ(Fanfare
For The Common Man)
10.モートン・スティーヴンズ(1929–1991)
(ペトリ・ケスキタロ(1972–2023)
編曲):
Hawaii 5-0 |
KOLIZIO
ユッカ・エスコラ
(トランペット、フリューゲルホルン)
パシ・ピリネン
(トランペット、フリューゲルホルン)
アンッティ・リッサネン
(トロンボーン)
ヴァルッテリ・マルムヴィルタ
(トロンボーン)
ユッカ・ミュリュス(バリトン・ホルン)
セルジオ・カロリーノ(テューバ) |
フィンランドのブラス・アンサンブル「KOLIZIO」、6人の名手の「衝突」が創りだす生き生きとした力強いアンサンブル
録音:2023年3月21日–22日 E-studio(シポー、フィンランド)/52'23
制作:KOLIZIO
マスタリング:マルック・ヴェイヨンスオ
フィンランドのブラス・アンサンブル「KOLIZIO」(コリズィオ)(エスペラント語で「衝突」)は、クラシカルの伝統とジャズ音楽を統合することにより、新しい
視点からのブラス演奏を創ることをめざして結成されました。
「ベートーヴェンとブルックナーを織りまぜ、ジャズの即興で飾りつける。ビーチボーイズの『古典』を
シベリウスと同化させる」。
ジャズとクラシカルのヴィルトゥオーゾたちがそれぞれの「専門知識」をもって「ぶつかり合う」コンサートは「予期せぬ」愉しみにあふ
れていると言われてきました。
2017年の創設メンバーは、トランペットのユッカ・エスコラとパシ・ピリネン、トロンボーンのアンッティ・リッサネン
とヴァルッテリ・マルムヴィルタ 、バリト ンホルンのユッカ・ミュリュス、テューバのペトリ・ケスキタロ
。
このデビュー・アルバムの録音セッションに入る直前の2023年2月2日にペトリ・ケスキタロが
急逝したため、ポルトガル出身のテューバ奏者セルジオ・カロリーノが新メンバーとして加わりました。
『Universala Albumo(ユニバーサル・アルバム)』は、エスペラント語のアルバム・タイトルどおり、KOLIZIO
のレパートリーにある全世界の作品から選ん
だ曲で作られました。
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団のテューバ奏者を務め、シベリウス・アカデミーで教えながらアレンジャー、作曲家としても活躍した
ケスキタロがこのアンサンブルのために作曲した《FunKolizio》など3曲。
トロンボーンのリッサネンが作曲した《Spanish
Delights》(スペインの喜び)。ベー トーヴェンの《3つのエクアーレ》の編曲。
19世紀から20世紀のフィンランドでもっとも人気のあった作曲家のひとり、オスカル・メリカントの歌曲とピアノ曲の
編曲。
エサ・オンットネンの《Getting Paid (For
What You Do)》は、KOLIZIO が、Teosto(フィンランド著作権協会)の助成金を得て、ペトリ・ケスキタロ追
悼の曲として委嘱した新作。
コープランドの《市民のためのファンファーレ》は、イギリスのロックバンド「ELP(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)」の1977年のアルバム『Works,
Vol.1(ELP 四部作)』で演奏した版のケスキタロによる編曲で演奏。
アルバム最後の《Hawaii 5-0》は、モートン・スティーヴンズが、
ハワイ州警察の特別捜査チーム「Hawaii Five-O」活躍を描いた1969年から1980年のテレビ・シリーズ『Hawaii
Five-O』(ハワイ・ファイブオー)のテー マ曲として書き、2010年から2020年の再シリーズでも使われました。
シベリウス・アカデミーで学んだジャズ・ミュージシャンのユッカ・エスコラとアンッティ・リッサネン。ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団首席トランペット
奏者のパシ・ピリネンと副首席トロンボーン奏者のヴァルッテリ・マルムヴィルタ。オウル交響楽団でトロンボーンとバリトン・ホルンを担当、『フィンランドのユーフォ
ニアム』(ABCD 118)のユッカ・ミュリュス。
ポルト国立交響楽団の首席テューバ奏者、国際的な幅広い活動で知られるセルジオ・カロリーノ。
6人の名手の「衝 突」が創りだす生き生きとした力強いアンサンブルと美しいテクスチュア。
北欧最大のブラス・フェスティヴァル「リエクサ・ブラス・ウィーク」によって築いてきた
伝統から生まれた最良の音楽を楽しめるアルバムです。

|
|
|
ハープ奏者ラウラ・ヒュンニネンによる
北欧の生活に根付いた神秘的なアルバム
ラウラ・ヒュンニネン(1976–):
1. 馬
女性と犬の生活の情景
2.カーテンの陰に/3.ダイバーたち/
4. 風の吹く日/5.ララとママ/6. 庭で/
7. 舟旅/8. 夢でずっと/9.しっぽ/
10.私の恋は/11.カイスリコで
12.女声と動物の鳴き声の合唱のための雑草2022 |
ラウラ・ヒュンニネン
(ハープ、ヴォイス、
ライヴ・エレクトロニクス) |
多才なハープ奏者ラウラ・ヒュンニネンによる北欧の生活に根付いた神秘的なアルバム
録音:2021年–2022年 マグヌスボリ・スタジオ(ポルヴォー、フィンランド)/39'01
制作・ブックレット油彩画:ラウラ・ヒュンニネン
録音エンジニア・編集:ヴィリヤミ・メヘト
マスタリング:ヤルッコ・ヴィータラハデ
ハーピストでヴィジュアル・アーティスト、フィンランドのラウラ・ヒュンニネンの『Otilia』(ABCD
505)につづくアルバム。
前作でたどり着いたところから改 めて始まり、前作と同様、「神秘的な色彩と新しい音の形」によるハープ演奏と自身の歌にライヴ・エレクトロニクスのエフェクトを加え、日常生活の些細で不思議
なできごとを語るアルバムとして作られています。
常歩(なみあし)だったり速歩(はやあし)だったり、乗馬の歩き方を連想させる《馬》、《女性と犬の生活の情景》
の組曲......特定のジャンルに属さない音楽が、北の国の穏やかな、ユーモアのある日常をしのばせます。
COVID-19 のパンデミックの間、園芸を学んでいる時に
作曲した《女声と動物の鳴き声の合唱のための雑草2022》をのぞくほとんどの曲が、ライブ演奏との関連で作られました。
ラウラ・ヒュンニネン
フィンランドのポルヴォー生まれ。
シベリウス・アカデミーを1999年に卒業、2000年から2012年までフィンランド国立歌劇場、2013年から2015年までフィ
ンランド放送交響楽団で首席ハープ奏者として演奏しました。
現在は、ソリスト、室内楽と管弦楽のゲスト・プレーヤーとしてフリーランスで活動。教会音楽、ポップ、
ロック、ヘヴィメタル、ジャズ、コンテンポラリー・ミュージックと幅広いジャンルで活動しながら、ヴィジュアルアートの知識と感性を基に絵画やスペースアートと自
作曲を結びつけたアヴァンギャルド・スタイルのソロ・プロジェクトを行っています。

|
ATMA CLASSIQUE
|
|
再び見いだされた映像 ~チェロとピアノによるドビュッシー
スケルツォ L.39/
ピアノ三重奏曲 ト長調 L.5より 第2楽章 スケルツォ
間奏曲/
ヴァイオリンとピアノのための間奏曲 L.40b/
マズルカ L.75/バラード L.78/2つのアラベスク
L.74/
選ばれし乙女 L.69bより 前奏曲/コンクール用小品
L.117/
モザイク L.110/スケッチブックから L.112/
喜びの島 L.109/悲歌 L.146/
子供の領分 L.119aより 第6曲 ゴリウォーグのケークウォーク/
燃える炭火に照らされた夕べ L.150/
※すべてチェロとピアノ版 |
ステファン・テトロー(チェロ)
オリヴィエ・エベール=ブシャール(ピアノ) |
チェロとピアノで弾くドビュッシー・アルバム第2弾
録音:2023年12月11-15日/ケベック/74:54
チェロとピアノで弾くドビュッシー・アルバム、「忘れられた映像」(ACD2-2863)に続く第2
弾。
20代から晩年の作品までドビュッシーの創作活動を幅広く
網羅した選曲です。
もともとチェロとピアノのために書かれた『スケルツォ
L.39』『ヴァイオリンとピアノのための間奏曲
L.40b』の2曲以外はすべて演奏者自 らによるチェロとピアノのための編曲版。
『アラベスク』『喜びの島』『子供の領分』などピアノ・ソロとして有名な楽曲から新たな魅力を引き出しています。
|
.
LSO LIVE
|
LSO 0894
(3SACD HYBRID)
\5400 →\4990
|
マーク・エルダー(指揮)
マイヤーベーアの大作《予言者》2023年、
エクス=アン・プロヴァンス音楽祭ライヴ!
マイヤーベーア:歌劇《予言者》
台本:ウジェーヌ・スクリーブ
初演:1849年4月16日、パリ、オペラ座 |
ジョン・オズボーン(T/ジャン)
エリザベス・デション(Ms/フィデス(ジャンの母))
マネ・ガロヤン(S/ベルト(ジャンの恋人))
エドウィン・クロスリー=メルセル
(BsBr/オーベルタル伯爵および
アナバプティスト役(一部))
ジェームス・プラット
(Bs/ザッカリー(アナバプティスト))
ほか
リヨン歌劇場合唱団
(合唱指揮:ベネティクト・カーンズ)
ブーシュ・ドゥ・ローヌ学生合唱団
(合唱指揮:サミュエル・コカール)
地中海ユース・オーケストラ
ロンドン交響楽団
サー・マーク・エルダー(指揮) |
マイヤーベーアの大作《予言者》、大迫力大興奮の管弦楽、怒涛の美しいアリア、2023年エクス=アン・プロヴァンス音楽祭ライヴ!
録音:2023年7月15日、プロヴァンス大劇場(エクス=アン・プロヴァンス音楽祭)/5.1multi-channel
19世紀フランス(1780-1920)の音楽の普及に努めるパラツェット・ブリュ・ザネとの共同制作
LSOライヴから、2023年エクス・アン・プロヴァンス音楽祭でもとりわけ大きな話題となったオペラ上演の録音が登場。マイヤーベーアの《予言者》です。
あらすじは、主人公(男性、宿屋の主人)ジャンとその恋人ベルト、そしてジャンの母親フィデスの三人を中心に展開します。
ジャンとベルトは結婚間近だったが、 オーベルタル伯爵がベルトを見初め、阻まれる。
ジャンが、ミュンスターの祭壇画のダヴィデ王にそっくりなことに驚いた別宗教アナバプティストの巡礼伝道師たち
は、ジャンを同じ信仰に引き入れ、さらに指導者(予言者)になってほしいと懇願する。
ジャンはこれを受け入れ、新しい皇帝となる。ベルトは新しい皇帝がジャン
であることにショックを受け、自殺する。
最後はフィデス(ジャンの母)はジャンとともに、炎に包まれた宮殿の中で命を落とす、というストーリーです。
オルガン、4台のハープ、多数の管楽器を要する壮麗な管弦楽、そして美しいアリア、さらにバレエまでも含まれる非常に贅沢なオペラ。
ジャンが戴冠する場面で の行進曲はこのオペラの中でも有名な聴きどころですが、名手ぞろいのLSOの余裕たっぷりの演奏は圧巻。
ローラースケートを履いたダンサーたちによって踊ら
れる「レ・パティヌール」の音楽もエレガントの極み。
音楽祭(演奏会形式での上演)ではスタンディング・オベーションが実に20分も続いたという大成功の舞台
でした。
上演時から録音を待ち望む声続出だった大熱狂のライヴ、注目の登場です!
指揮のエルダーは、2001年からハレ管の音楽監督を務めています。
その傍ら、英国ロイヤル・オペラでの活躍はとくに目覚ましく、ほかにもMET、パリ・オペ
ラ座、バイエルン国立歌劇場など名だたる歌劇場に登場しています。
バイロイト音楽祭の新演出の上演を英国人指揮者として初めて手がけてもいます。

|
.
PROSPERO CLASSICAL
|
PROSP 0093
(2CD)
\3700 →\3390
|
トルコ特有の感性と響きを西洋音楽に注ぎ込む
トルコ、交響楽100年
[CD1]
アフメト・アドナン・サイグン(1907-1991):
儀式の踊り Op.57(1975)
ジェマル・レシット・レイ(1904-1985):スナップショット(1931)
[I. 網を引く漁師 / II. 盲目の乞食女
/
III. エユップの鳩 / IV. からのモスクで
/ V. 祝祭]
ウルヴィ・ジェマル・エルキン(1906-1972):交響的楽章(1967/69)
ネジル・カズム・アクセス(1908-1999):
チェロとピアノのための『詩曲』(1930)*
フェリト・トゥズン(1929-1977):トルコ奇想曲(1957)
[CD2]
マヒール・セティツ(1977-):管弦楽のための『川の夢』(2022)
ファジル・サイ(1970-):
チェロ、打楽器と管弦楽のための
『シャーマラン』 Op.85(2020)**
ゼイネプ・ゲディズリョグル(1977-):
失われた沈黙の記憶に反して(2012)
シーナム・アルタン(1985-):
弦楽四重奏曲第1番『制御不能』(2015)***
オヌール・トゥルクメン(1972-):襲来(2019) |
*アリジャン・シューナー(ヴァイオリン)
イリス・シェントゥルケール(ピアノ)
**ジャマル・アリエフ(チェロ)
タンス・カラピナル(打楽器)
***エマニュエル・コッペイ、
アビゲル・クラリグ(ヴァイオリン)
マティス・ロシャ(ヴィオラ)
ポール・ヘイマン(チェロ)
ハワード・グリフィス(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団 |
トルコ特有の感性と響きにあふれた刺激的な現代音楽
録音:2023年5月16・17・19日、7月12日、9月19-21日/ベルリン、RBBスタジオ/1:40:31
イギリス生まれでスイス在住のハワード・グリフィスはトルコ人のヴィオラ奏者と結婚しておりスイスとトルコの現代音楽に力を入れている指揮者です。
このアル バムではトルコ・クラシック音楽の礎を築いた「トルコ5人組」と呼ばれる20世紀初期生まれの作曲家のなかから4人と、次世代にあたる作曲家たちを一挙に紹介。
ピアニストとしても有名なファジル・サイの作品も収録しています。
トルコ特有の感性と響きを西洋音楽のなかに注ぎ込んだ刺激的な現代音楽をお楽しみください。
グリフィス指揮の管弦楽曲のほか室内楽もあります。
|
ANTARCTICA
|
|
ロベール・グロロ:協奏曲集
ロベール・グロロ(b.1951):
クラリネットと管弦楽のための協奏曲 Op.124
ピアノと管弦楽のための協奏曲 Op.35
ピアノと管弦楽のための協奏曲第2番 Op.125 |
ルーラント・ヘンドリックス(クラリネット)
ヤン・ミヒールス(ピアノ)
ブリュッセル・フィルハーモニック
ロベール・グロロ(指揮) |
ベルギーの現代作曲家、ロベール・グロロの協奏曲集!
☆ベルギーの現代作曲家、ロベール・グロロによるクラリネットとピアノのための協奏曲集!
ベルギーの現代作曲家、ロベール・グロロは、ピアニストとして音楽家のキャリアをスタートし、1974年のカサグランデ国際ピアノ・コンクール、1978年のエリザベート王妃国際ピアノ・コンクールで入賞後、4大陸20か国以上での演奏旅行と、スタジオ、ラジオ、テレビで多数
のレコーディングを行い、120枚を超えるCDをリリースしました。
作曲技法は、ほとんど独学で習得したというグロローの作風は、西洋の伝統の偉大な作曲家の業績を基に、アングロサクソン、ゲルマン、ラテンの要素を融合し、柔軟な表現力と洗練されたフォルムから成っています。
本アルバムでは、ベルギー国立管弦楽団の首席奏者(1998年~2017年)や、ベルギーが世界に誇る木管アンサンブル"イ・ソリスティ・デル・ヴェント"のメンバーを務め、オランダのマーストリヒト音楽院ほか世界各地で教鞭を取り、日本でのマスタークラスも度々行われているクラリネットの名手、ルーラント・ヘンドリックス。
2018年1月に大野和士(指揮)&東京都交響楽団とメシアンの大作「トゥーランガリラ交響曲」を披露したベルギーの名ピアニスト、ヤン・ミヒールスをソリストに迎え、指揮者としての面も持つグロロが、自らのタクトで優雅な旋律とヴィルトゥオーゾ要素溢れるこれら作品の魅力を十分に引き出しています。
※録音:2014年-2023年(ベルギー)

|
NEOS
|
|
古楽 ~ ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア大聖堂の古楽 |
カピラ・デル・レアル・デ・ラス・パルマス |
フランシスコ・エルナンデス(16世紀-17世紀):Trinad,
jilguerillos
ディエゴ・デュロン(1658-1731):
Tortola apacible、Canta; no cantes, jilguero、Paxarito
que buelas、
Dejate ver, Dios mío、O, quien
fuera jilguerillo、Airecillos de Belen、Ay,
que te miro
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):Vajo
de 1º tono
ホアキン・ガルシア(1710-1779):8声のミサ
パブロ・ブルーナ(1610-1679):Tiento de
dos tiples de 6° tono
ガルシア:8声のマニフィカト
ブルーナ:Tiento de medio registro bajo
de 8° tono
ガルシア:Hoy el amor fabrica、Poder de
Dios、Devotos amantes |
16世紀から伝わる、カナリア諸島の古楽!
スペイン・カナリア諸島のラス・パルマス・デ・グラン・カナリアの大聖堂に伝わる音楽アーカイヴからの作品集。
2009年に設立されたアンサンブル、カピラ・デル・レアル・デ・ラス・パルマスはこの大聖堂の楽団長によって作曲された作品を再発見し演奏することを目的としています。
1599年にオランダ軍によって攻撃を受けそれ以前の書物は消失してしまったもののその音楽アーカイヴには現在も貴重な作品が残されています。
※録音:2023年
|
|
|
ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット:
EX ORIENTE LUX An Interfaith Dialogue
ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938):
アヤソフィア/コルドバ/EX ORIENTE
LUX/
LA FENETRE SUR L'ETERNITE |
フランツ・ハウク(オルガン) |
ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938)がコンスタンティノープルのアヤソフィア(キリスト教会からモスクに)とコルドバのメスキータ(モスクからキリスト教会に)の二つの建物からインスピレーションを受けて作曲された作品と、「多くの民族の父」である族長アブラハムを指す《EX
ORIENTE LUX》と、《LA FENETRE SUR L'ETERNITE》(永遠の窓)の4つの作品から構成されています。
これらの作品は全てオルガン奏者であるフランツ・ハウクによる委嘱作品です。
※録音:2013年8月3日(ライブ)、2023年9月9日
|
|
|
ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット:終わりのない対話
ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938):
SALUT(トランペットとオルガンのための)
OMNIA
(4本のトランペット、4本のトロンボーン、
カウンターテナーとオルガンのための)
SIMBOLO DI PACE(オルガンのための)
DIALOG MIT MOZART(オルガンのための)
INFINITUS(ピアノのための) |
様々なアーティスト |
ロベルト・マクシミリアン・ヘルムシュロット(b.1938)はドイツ・ヴァイルハイム出身の作曲家で、1972年から2003年まで、自身が学んだミュンヘン音楽演劇大学の教授、副学長、学長を務めました。
2014年にはヴァイルハイムの文化賞を受賞しています。
このアルバムでは、オルガンにスポットを当てて、最も静かな音域から交響楽団的な響きまで表現しています。
※録音:2005年-2008年
|
|
|
リャオ・リンニー:バガテル集 |
様々なアーティスト |
one bird, one tree...(バガテル第5番)(二胡、アコーディオンとピアノのための)/
p.53(バガテル第4番)(ギターのための)/TTy(バガテルa)(大きなタムタムのための)/
one bird, one tree...(バガテル第1番)(二胡、アコーディオンとピアノのための)/
The Wind could wait without the gate...(レバーハープのための)/
TTy(バガテルd)(大きなタムタムのための)/p.53(バガテル第3番)(ギターのための)/
one bird, one tree...(バガテル第3番)(ギターのための)/
TTy(バガテルb)(大きなタムタムのための)/p.53(バガテル第1番)(ギターのための)/
Poussiere dans le vent(フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)/
The Wind could wait without the gate...(レバーハープのための)/
one bird, one tree...(バガテル第2番)(二胡、アコーディオンとピアノのための)/
Le train de la vie I – LR(電子音響音楽)/TTy(バガテルc)(大きなタムタムのための)/
and if we put dreams behind us...(フルート、クラリネット、ヴィオラ、チェロとピアノのための)/
TTy(バガテルe)(大きなタムタムのための)/
one bird, one tree...(バガテル第4番)(二胡、アコーディオンとピアノのための) |
1977年台湾生まれの作曲家リャオ・リンニーによるバガテル集。普段クラシック音楽ではなかなか使われない二胡なども用いられています。
これらの作品はアメリカの詩人エミリー・ディキンソンの詩からインスピレーションを受けていると彼女は言います。
※録音:2010年-2022年
|
DIVINE ART
|
DDX 21246
(2CD)
\3500
|
トーマス・ピットフィールドとその時代 -
イギリス近現代の室内楽曲集
【CD1】 - 第1部
1-4. トーマス・ピットフィールド(1903-1999):
ディヴェルティメント- オーボエと弦楽三重奏のために
5. ジョン・ジュベール(1927-2019): Remember:
Scena Op.184 -
ソプラノ、リコーダーと弦楽四重奏のために
6. アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950):
幻想四重奏曲 - オーボエと弦楽三重奏のために
7. エルンスト・ヘルマン・マイヤー(1905-1988):
Now, Voyager: Ode - 歌と弦楽四重奏のために
8-10. ピットフィールド:Three Nautical
Sketches -
リコーダーと弦楽四重奏のために
【CD2】 - 第2部
1. ロビン・ウォーカー(1953-):
Parrottry - リコーダーと弦楽四重奏のために
2. ジェレミー・パイク(1955-):Spring
春 -
リコーダー、ハープと弦楽四重奏のために
3-5. ピットフィールドの友人たちによる3つの短い歌曲
-
ソプラノとリコーダーのために
3. ニコラス・マーシャル(1942-):
To A Child Dancing in the Wind
4. アントニー ・ギルバート(1934-2023):A
Breath for Life
5. ジョン・ターナー(1943-):Spring
春
6-10. リチャード・パンチェフ(1959-):
Spring Suite 春の組曲 - リコーダーと弦楽四重奏のために
11-13. スチュアート・スコット(1949-):Three
Blake Songs
14-16. ジェフリー・プール(1949-):Seasons
of Mist -
リコーダーと弦楽四重奏のために
17. ピットフィールド:キャロル子守歌
-
ソプラノ、リコーダーとハープのために
18. ゴードン・クロス(1937-2021):子守歌(TBP
his goodnight) -
ソプラノ、リコーダーとヴァイオリンのために
19. クリストファー・コットン(1947-):
セント・ポールズのための序曲 -
リコーダー、オーボエと弦楽四重奏のために |
【CD1】
リチャード・シンプソン(オーボエ)
...1-4、6
ベネディクト・ホランド(ヴァイオリン)
...1-4、6
ヘザー・ウォリントン(ヴィオラ)
...1-4、6
ジェニファー・ランドリッジ (チェロ)
...1-4、6
レスリー=ジェーン・ロジャーズ
(ソプラノ)...5、7
ジョン・ターナー(リコーダー)...5、8-10
ヴィクトリア弦楽四重奏団...5、7-10
【CD2】
ジョン・ターナー(リコーダー)...1-19
ヴィクトリア弦楽四重奏団
...1、2、6-10、14-16、19
ローレン・スコット(ハープ)...2、17
レスリー=ジェーン・ロジャーズ
(ソプラノ)...3-5、11-13、17-18
アレックス・ジョーンズ
(コントラバス)...14-16
ベネディクト・ホランド
(ヴァイオリン)...18
リチャード・シンプソン(オーボエ)...19 |
録音:2023年6月22-23日、10月11日 St. Paul's
Church, Heaton Moor, Stockport(UK)
総収録時間:112分
イギリスの作曲家トーマス・ピットフィールドの没後25周年を記念したアルバム。
ピットフィールドは王立マンチェスター音楽大学(現王立ノーザン音楽大学)で
ピアノ、チェロと和声を学んだ後、ボストンに留学し美術と家具製作を学んだという異色の経歴を持ちます。
第二次世界大戦後は母校で作曲科の教授と
なり、ジョン・オグドンらを指導するかたわら、詩作や執筆、また鳥類学の分野でも活動しました。
このアルバムは彼へのトリビュートで、CD1ではその魅力的
な作品を同時代の作曲家たちの作品と並べ、CD2では彼の弟子たちと友人たちの作品を収録しています。
弟子の一人ジョン・ターナーを中心に、現代イギ
リスで活躍する演奏家たちによる演奏が聴きどころです。
|
|
|
トーマス・ピットフィールド(1903-1999):
弦楽とピアノによる室内楽曲集
1-3. ピアノ三重奏曲第1番 ハ長調
4-6. ピアノ三重奏曲第2番 ヘ短調(Lyric)
7. エピグラフ - ヴァイオリン、チェロとピアノのために
8-11. ソナティナ - チェロとピアノのために
12-14. ソナタ ニ短調 - チェロとピアノのために |
プレイエル・アンサンブル
サラ・ユーインズ(ヴァイオリン)
ヘザー・ビルズ(チェロ)
ハーヴェイ・デイヴィス(ピアノ) |
録音:2023年7月17-19日 Carole Nash Recital
Room, Royal Northern College of Music, Manchester(UK)
総収録時間:60分
トーマス・ピットフィールドの弦楽とピアノのための5作品を集めたアルバム。
若い頃にチェロを学んだ彼は生涯この楽器を愛し、1937-38年に作曲されたチェロ・ソナタをはじめ、さまざまな時
期にチェロを用いた作品を書いていました。
その多くは彼の友人たちのために書かれており、アルバムに収録されて
いるソナティナもチェリスト、オリヴァー・ヴェラとその妻に捧げられています。
また後にピットフィールドの妻となるアリスに
捧げられたピアノ三重奏曲第1番は1930年の作品。すぐに出版され大成功を収めています。
かたや1948-49 年に書かれた第2番は、作曲家の80歳を記念する1983年のコンサートで初演されるまでは忘れられていた作
品。
自筆譜のコピーに「抒情三重奏曲」と記されているとおり、抒情的で感傷的な音楽です。
「エピグラフ」にはア レンスキーの旋律の断片が用いられた短いながらも印象的な作品。2011年結成のプレイエル・アンサンブルによる演奏で。
|
|
|
Kefi - リディア・カカバーゼ(1955-):合唱曲と室内楽曲集
1-2. The Feast of Herod ヘロデの饗宴
3-5. Nomadic Dances 遊牧民の踊り
6. Kefi ケフィ
7. アントン・ディアベリ(1781-1858):創作主題
8. Variation on a Theme by Anton Diabelli
ディアベリの主題による変奏曲
9-38. Thirty Steps サーティ・ステップス |
セシリー・ビア(ハープ)
メアリー・ブル(フルート)
トム・ワグナー(パーカッション)
ロセッティ・アンサンブル
レオン・ボッシュ(コントラバス)
ディミトリス・ジオニス(ギリシャのブズーキ)
以上1-8
ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ合唱団...9-38
ルパート・ゴフ(指揮)...9-38 |
録音:2023年11月28日 St George's Church,
96 Pinner View,Harrow(UK)...1-8
2023年11月11日 Augustine's Church, Kilburn
Park Road, London(UK)...9-38
総収録時間:64分
イギリス出身で、ギリシャ、オーストリア、ロシアとジョージアにルーツを持つ作曲家、リディア・カカバーゼ。
その音楽に は西欧と地中海世界の文化的要素が色濃く反映されており、彼女がこれまでに発表した作品も高く評価されて
きました。
このアルバムは2020年リリースの「イタカ(イタケー)」(DDA-25188)の続編とも言える1枚です。
収録曲でアルバム・タイトルでもある「Kefi」はギリシャ語の喜び、活気、興奮を意味し、ギリシャのブズーキ、バイオリン、
ビオラ、チェロ、コントラバスのための賑やかな作品。
ブズーキは「ヘロデの饗宴」でもエキゾチックな魅力を披露します。
アルバムの中心となる「サーティ・ステップス」はロイヤル・ホロウェイ・カレッジのヘレニズム(=古代ギリシャ文化)
研究所の創立30周年記念の委嘱作。
シナイの聖ヨハネ・クリマコス(579頃~649頃)が修道士たちに信仰の手
引を説いた『天国への階梯』のテキストが用いられた合唱曲です。
|
|
|
ミツバチの日記 - ヘレン・リーチ:室内楽作品集
1. ロイヤル・スワンのための前奏曲
2. Tenera Caritate
3-8. Where Hope Was Sown 希望の種が蒔かれたところ
9. A Melrose Rhapsody メルローズ・ラプソディ
10-14. Diary of the Bee ミツバチの日記
15-20. Letters from the Owl House フクロウの家からの手紙
21. An Edinburgh Farewell エディンバラでの別れ
22. The Black Rood of Scotland スコットランドのブラック・ルード
23. Song without Words 無言歌
24. Cup of Kindness 親愛の一杯
全て世界初録音 |
ヴィクトリア弦楽四重奏団
リチャード・シンプソン(オーボエ)
ジョン・ブラッドベリ(クラリネット)
サイモン・リーチ(ピアノ) |
録音:2023年 Marchmont House、スコットランド(UK)
総収録時間:82分
自然豊かなスコットランド、ホーイックで生まれた作曲家ヘレン・リーチの作品集。王立ノーザン音楽大学で学び、
マンチェスターの礼拝堂で音楽監督を務めるとともに、自作をBBCラジオ4で演奏。
アルバム収録曲でもある「ロイ ヤル・スワンのための前奏曲」は故エリザベス女王の即位記念日にラジオ3で取り上げられるなど、その作品は高く
注目されています。
その後、夫とともにホーイックに戻った彼女は自然に触発された作品を多数書き上げ、1750年に建てられた歴史的な建造物として知られるマーチモント・ハウスでこのアルバムを録音、演奏には彼女の友人
たちによる演奏家たちが集結し、ピアノは彼女の夫サイモンが担当しています。

|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
ALBION RECORDS
|
|
マルコム・サージェント(指揮)
ヴォーン・ウィリアムズ:歌劇《牛追いヒュー》
~
1924年の初録音100周年記念盤
ヴォーン・ウィリアムズ:歌劇 《牛追いヒュー》(抜粋)/リンデン・リー/
民謡:故郷の空/民謡:恋人にリンゴを/
民謡:オー・サリー, マイ・ディア/
民謡:ナイチンゲール/
民謡:プア・オールド・ホース/
ヴォーン・ウィリアムズ:歌劇 《牛追いヒュー》
より
ヒュー・ソング・オヴ・ザ・ロード |
マルコム・サージェント(指揮)
ブリティッシュ・ナショナル・
オペラ・カンパニー
メアリー・ルイス(ソプラノ)
テューダー・デイヴィス(テノール)
マギー・テイト(ソプラノ)
クライヴ・キャリー(バリトン)
マリー・ハウズ(ソプラノ)
ハリー・プランケット・グリーン(バリトン)
ジェイムズ・ジョンストン(テノール)、他 |
RVW初の長編オペラ 《牛追いヒュー》!1924年の貴重録音をリマスタリング!
☆RVW初の長編オペラ 《牛追いヒュー》!
☆1924年にオリジナル・キャストにより録音された音源を、ピーター・レイノルズが新たにリマスタリング!
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion
Records)」。本アルバムでは、ヴォーン・ウィリアムズ初の長編オペラ
《牛追いヒュー》 を取り上げています。
《牛追いヒュー》 は、第一次世界大戦前に完成され、マルコム・サージェント(当時29歳)の指揮で1924年に初演されました。
そして、サージェントはその年の暮れにブリティッシュ・ナショナル・オペラ・カンパニーとこのオペラの約半分を録音しました。
この録音は過去にもリマスターされたことはありましたが、今作では名エンジニアのピーター・レイノルズが、この78回転盤から直接新たなマスターを作成。音響の技術の発達に伴い、よりクリーンなサウンドを実現することに成功しました。
カップリングには、ヴォーン・ウィリアムズとセシル・シャープが編曲または作曲した7曲の歌曲と民謡をマギー・テイトやクライヴ・キャリーらが歌ったリマスター録音が組み合わされています。
1924年にマルコム・サージェントと主演メアリー・ルイス、テューダー・デイヴィスらのオリジナル・キャストで録音された貴重な音源を、現代の名エンジニアの手腕で贈るサウンドにご期待ください。
※録音:1924年
|
<メジャー・レーベル>
DECCA
|


4870296
(CD)
\2600
〔Digisleeve仕様〕 |
《ルチアーノ・パヴァロッティ~オ・ソレ・ミオ》
1) オ・ソレ・ミオ(ディ・カプア)、2) かわいい口もと(トスティ)、
3) 恋する兵士(カンニオ)、4) 海の男(ガンバルデッラ)、
5) 低い窓(作者不詳)、6) マルキアーレ(トスティ)、
7) 帰れ、ソレントへ(デ・クルティス)、
8) なぜ(ペンニーノ)、9) 太陽の土地(ダンニバーレ)、
10) プジレコの漁夫(タリアフェッリ)、11)
泣かないお前(デ・クルティス)、
12) マリア・マリ(ディ・カプア)、13) フニクリ・フニクラ(デンツァ)
(編曲:ジャンカルロ・キアラメッロ)
【録音】
1979年3月、ロンドン(1, 6, 7)、1979年7月(2-5)、
1977年7月(8-13)、ボローニャ |
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)、
ジャンカルロ・キアラメッロ(指揮)
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団(1,
6, 7)、
アントン・グァダーニョ(指揮)
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団(2-5, 8-13) |

4870297
(LP)
\5600
〔カラー・ヴァイナル仕様(ターコイズブルー)〕 |
《ルチアーノ・パヴァロッティ~オ・ソレ・ミオ》
[Side A]
1) オ・ソレ・ミオ(ディ・カプア)、2) かわいい口もと(トスティ)、3)
恋する兵士(カンニオ)、
4) 海の男(ガンバルデッラ)、5) 低い窓(作者不詳)、6)
マルキアーレ(トスティ)/
[Side B]
1) 帰れ、ソレントへ(デ・クルティス)、2)
なぜ(ペンニーノ)、3) 太陽の土地(ダンニバーレ)、
4) プジレコの漁夫(タリアフェッリ)、5)
泣かないお前(デ・クルティス)、
6) マリア・マリ(ディ・カプア)、7) フニクリ・フニクラ(デンツァ)
(編曲:ジャンカルロ・キアラメッロ)
【録音】
1979年3月、ロンドン(Side A: 1, 6, Side
B: 1)、
1979年7月(Side A: 2-5)、1977年7月(Side
B: 2-7)、ボローニャ |
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)、
ジャンカルロ・キアラメッロ(指揮)
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
(Side A: 1, 6, Side B: 1)、
アントン・グァダーニョ(指揮)
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団
(Side A: 2-5, Side B: 2-7) |
不世出のテノール歌手が絶頂期に録音したイタリア民謡の不朽の名盤
「キング・オブ・ハイC」と称えられ、20世紀後半を代表する不世出のテノール歌手、ルチアーノ・パヴァロッティ。
40代前半の絶頂期に録音された、イタリア・ナポリ民謡のアルバム『オ・ソレ・ミオ』が再発売されます。
時代を超えて愛され続けている名盤です。
『オ・ソレ・ミオ』はさまざまなナポリの歌が声楽とオーケストラのための美しい編曲で歌われ、それまでと全く異なるスタイルのパヴァロッティに出会うことができます。
この録音は1980年にグラミー賞の最優秀クラシック・ソロ・ヴォーカル・アルバム賞を受賞しました。
情熱的な「オ・ソレ・ミオ」から陽気な「フニクリ・フニクラ」までのすべてのトラックから伝わってくる心に残る幅広い感情表現は新しいリスナーにとっても古くからのファンにとっても楽しめるものでしょう。
|
|


4870318
(CD)
\2600
〔Digisleeve仕様〕 |
《ルチアーノ・パヴァロッティ~ヴェルディ&ドニゼッティ:アリア集》
ヴェルディ:
1) 歌劇『ルイザ・ミラー』より「穏やかな夜に」、
2) 歌劇『二人のフォスカリ』より「最果ての流離の地から」、
3) 歌劇『仮面舞踏会』より「永久に君を失えば」、
4) 歌劇『マクベス』より「ああ、父の手は」、
ドニゼッティ:
5) 歌劇『ランメルモールのルチア』より「わが先祖の墓よ」、
6) 歌劇『アルバ公爵』より「清らかで美しい天使」、
7) 歌劇『ファヴォリータ』より「優しい魂よ」、
8) 歌劇『ドン・セバスチャン』より「誰もいないこの荒野に」
【録音】1968年6月、ウィーン |
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)、
エドワード・ダウンズ(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 |

4870311
(LP)
\5600
〔カラー・ヴァイナル仕様(イエロー)〕 |
《ルチアーノ・パヴァロッティ~ヴェルディ&ドニゼッティ:アリア集》
ヴェルディ:
1) 歌劇『ルイザ・ミラー』より「穏やかな夜に」、
2) 歌劇『二人のフォスカリ』より「最果ての流離の地から」、
3) 歌劇『仮面舞踏会』より「永久に君を失えば」、4)
歌劇『マクベス』より「ああ、父の手は」、
ドニゼッティ:
5) 歌劇『ランメルモールのルチア』より「わが先祖の墓よ」、
6) 歌劇『アルバ公爵』より「清らかで美しい天使」、
7) 歌劇『ファヴォリータ』より「優しい魂よ」、
8) 歌劇『ドン・セバスチャン』より「誰もいないこの荒野に」
【録音】1968年6月、ウィーン |
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)、
エドワード・ダウンズ(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 |
“神に祝福された声”により“自然で完璧”に歌い上げられたイタリア・オペラの名アリア集
イタリアのテノール歌手、ルチアーノ・パヴァロッティが1968年に録音したヴェルディとドニゼッティのアリア集が再発売されます。
「神に祝福された声」と称えられたパヴァロッティの素晴らしい歌声をじっくり堪能できる名盤です。
まずヴェルディの4つのオペラ(『ルイザ・ミラー』『二人のフォスカリ』『仮面舞踏会』『マクベス』)から、続いてドニゼッティの4つのオペラ(『ランメルモールのルチア』『アルバ公爵』『ファヴォリータ』『ドン・セバスチャン』)からのアリアが収録されています。
この録音での歌唱はおそらくパヴァロッティのキャリアすべての中でも最も自然で完璧なものといえるでしょう。
|
<国内盤>
京都コンピュータ学院
|
|
多川響子(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「月光」「テンペスト」「熱情」
(1)-(3)ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2《月光》
(4)-(6)ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2《テンペスト》
(7)-(9)ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57《熱情》
(10)ロンド ハ長調 作品51-1 |
多川響子(ピアノ) |
京都コンピュータ学院 京都情報大学院大学
創立60周年記念、ベートーヴェン 「月光」「テンペスト」「熱情」
多川響子(ピアノ)
京都情報大学院大学教授でもある国際的ピアニスト多川響子が,2023年の京都コンピュータ学院・京都情報大学院大学創立60周年を記念して制作したアルバムです。
録音:2024年3月4-6日 京都コンピュータ学院ホール,52分39秒
使用楽器:Steinway &Sons D-275、解説:多川響子
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。人類の有史以来、音楽に最も影響を与えてきた人物である。苦悩に満ちた人生を歩んだその男は、生涯を音楽にかけ、ピアノを愛し、32曲のピアノ・ソナタをこの世に残していった。その中には傑作とされる名曲が多くあり、ここに収録された「月光」「テンペスト」「情熱」は、その核たるものとして存在する。音楽を生む活力が感情であるならば、まさにこの3曲には、「恋」「死生」という人間の根幹をなす"力"が、ひしと詰まっているからだ。演奏する多川響子は、ベートーヴェンの"力"に魅了され、演奏家としての金字塔「ベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会」を成功させている。演奏にも"力"が必要だと、改めて感じさせるアルバムだ。
多川響子(ピアノ)
京都市立芸術大学音楽学部卒業および同大学大学院音楽研究科修了。
ドイツ / ドレスデン・カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学卒業。
コントラバス奏者サンデル・スマランデスク氏と行ったデュオリサイタルに対し2002年度バロックザール賞受賞。
これまでに小原久幸,馬場和世, 上野真,ペーター・レーゼル,田崎悦子の各氏に師事。
2009年~2011年『ベートーヴェンピアノソナタ完全全曲演奏会』を行い、日本経済新聞をはじめ各紙に取り上げられる。
バロックから近現代の幅広いレパートリーをもち,ソロリサイタルを数多く行う他,オーケストラとの共演,室内楽など多方面で精力的に活動している。その活動は国内にとどまらず,ヨーロッパやアジアをはじめ国外でも行っている。
現在、京都情報大学院大学教授、大阪芸術大学、京都市立京都堀川音楽高校非常勤講師。
|

6/4(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
COVIELLO CLASSICS
|
|
死と復活 ~レオンハルト・レヒナー:声楽曲集
主を畏れる者は幸いである
(Geistliche und weltliche Lieder, Nr.
14 (1589))
死よ、あなたは苦い胆だ(Neue teutsche Lieder,
Nr 7 (1582))
その時を思い出すとき
(Neue teutsche Lieder (Regnart), Nr.
3 (1579))
生と死をめぐるドイツの格言(Neue geistliche...,
Nr. 2 (1606))
誰もが考えるべきは(Neue teutsche Lieder,
Nr 5 (1582))
受難史(1594)
キリストは甦られた(Neue teutsche Lieder,
Nr. 2 (1577))
神のご加護を(Neue lustige teutsche Lieder,
Nr. 8 (1586)) |
ヘニング・ヴィークラーベ(トロンボーン&
指揮)
カプリコルヌス・アンサンブル・シュトゥットガルト |
ドイツ声楽史に大きな影響を与えたレヒナーの作品集
録音:2022年9月5-7日/62:21
レオンハルト・レヒナー(1553-1606)はカトリックの南チロル人で、18歳でプロテスタントに改宗。
オルランド・ディ・ラッソの音楽様式をプロテスタントの
教会音楽に伝えた重要な人物とされ、また世俗歌曲はドイツ・リートの基とも言われています。
ドイツ伝統の対位法とイタリア風の詩と旋律の自然な組み合わせ、両
方を駆使した才気あふれる音楽。
『受難史』は全5部と終曲からなる聴き応えある作品です。
|
PASSACAILLE RECORDS
|
|
甘き装飾 ~1600年前後の華麗なるイタリア独奏音楽 |
ペーター・ファン・ヘイゲン(リコーダー)
クリス・フェルヘルスト(オルガン、チェンバロ) |
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンタナ(1589-1630):ソナタ第3番
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
フィアメンガのバスによるカプリッチョ第5番
ジョヴァンニ・バッサーノ(1560/61-1617):リチェルカーレ第3番
ジョヴァンニ・バッサーノ:
A.ガブリエリのマドリガル「Caro dolce
ben mio」によるディミニューション
フランチェスコ・ロニョーニ=タエッジョ(?-p.1626):
パレストリーナのモテット「Pulchra es
amica mea」によるディミニューション
タルクィニオ・メールラ?(1594/95-1665):Intonatione
Crommatica dell Nonj T onj
ジョヴァンニ・マルティーノ・チェザーレ(c.1590-1667):ラ・フォッカリーナ
ジョヴァンニ・バッサーノ:リチェルカーレ第4番
ジョヴァンニ・ピッキ(1572-1643):6部分からなるパッサメッツォ・アンティコ
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチョ(1563-p.1622):
フルートあるいはコルネットのためのカンツォン
ビアージョ・マリーニ(1594-1663):ロマネスカ
ピーター・フィリップス(1560/61-1628):
カッチーニの「アマリッリ」によるディミニューション
ヤコブ・ファン・エイク(1589/90-1657):カッチーニの「アマリッリ」によるディミニューション
ピーター・フィリップス:O dilecte(ペーター・ファン・ヘイゲンによるディミニューション)
ニコラウス・ア・ケンピス(c.1600-1676):シンフォニア第2番
ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693):トッカータ第1番
ダリオ・カステッロ(1602-1631):ソナタ第2番 |
リコーダー3種とチェンバロ2種・オルガンを使い分けて奏される装飾技法の綾
録音:2023年1月22-25日/アントワープ、AMUS/73:05
色彩のコントラスト、旋律の官能性、名人芸的技巧、親密さ...これらは1600年前後のイタリア器楽をとりわけ魅力的なものにしている特徴の一部です。
そこで 重要なのは何といっても装飾技法であり、装飾の神髄を極めた演奏こそが、より豊かな音楽表現を可能にします。
この分野のスペシャリストである2人の奏者によ
る華麗な演奏でお聴きください。
リコーダー3種(アルト A=466/アルト A=415/ソプラノ
A=415)とイタリア・オルガン、チェンバロ2種(イタリア様式/
フランドル様式)を使い分けての録音です。
|
ACTE PREALABLE
|
|
ケスラー:ピアノ作品集
ヨーゼフ・クリストフ・ケスラー(1800-1872):
3つのポロネーズ Op.9/6つのバガテル Op.27/
ワルツ/Ludwika(ピアノのためのワルツ)/
マズルカとワルツ/優雅なロンド Op.52/
ピアノのための2つの夜想曲 Op.48 |
マグダレナ・ブジョゾフスカ(ピアノ) |
マグダレナ・ブジョゾフスカによるヨーゼフ・クリストフ・ケスラー作品集!
☆ポーランド音楽に非常に精通したドイツ人作曲家!
☆これまでもケスラーの作品集をリリースしているマグダレナ・ブジョゾフスカ!
ヨーゼフ・クリストフ・ケスラー(1800-1872)はドイツのピアニストで作曲家、教育者でもありました。
彼はポーランド音楽に非常に精通しており、ショパンやリストとも友人関係にありました。
ウィーンでは特にポーランド人の間で彼の音楽は好評を得たと言います。
演奏するマグダレナ・ブジョゾフスカはこれまでにもケスラーの作品集をリリースしています。
※録音:2023年9月24日
|
|
AP057273
(2CD)
\4800
|
ユゼフ・デシュチンスキ:ピアノ作品集(選集)
ユゼフ・デシュツィスキ(1781-1844):
6つのポロネーズ Op.1/6つの国民的ポロネーズ
Op.2/
4つのポロネーズ Op.6/変奏曲 イ長調 Op.21/
4つのポロネーズ Op.24/ポロネーズ ニ長調
Op.29/
2つのポロネーズ/ポロネーズ イ長調/
ポロネーズ 変ホ長調/2つの行進曲/
華麗なるワルツ 変イ長調 |
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ) |
作曲家であったユゼフ・デシュチンスキ(1781-1844)は、指揮者としても活躍し、アマチュア・オーケストラの設立などにも尽力しました。
彼はピアノ曲だけでなく管弦楽曲やピアノ協奏曲、吹奏楽のための作品も残しています。
※録音:2021年-2022年
|
|
|
ソング・オヴ・ソングス |
カタジナ・ドンダルスカ(ソプラノ)、他 |
シュテファン・ヨハネス・ヴァルター(b.1968):
ソング・オヴ・ソングス(二人のソロ・ヴォイスと混声合唱団のための)、
トゥ・スリープ(ソロ・ソプラノとア・カペラ合唱団のための)、
内なる歌(ソプラノとピアノのための)
ダヴィト・パイジク(b.1984):パッサカリア(ヴィオラとコントラバスのための)
ヴァルター:
Kampftanz(4つのパーカッション・グループと室内オーケストラのための)、
トークショー(サクソフォン四重奏団のための)、
Shoschersch(コロラトゥーラ・ソプラノ、ファゴットとジャンベのための)
エヴァ・ボルチ(b.1991):
Saggitarius A*m(ヴァイオリン・ソロ、ソプラノ・ソロと弦楽オーケストラのための)、
タンゴ・ライフ(二人のソロ・ヴォイスと弦楽オーケストラのための) |
このアルバムは様々な国の大学教員やアーティストの協力があって生まれました。
その中には著名なアーティストから新進気鋭のアーティストまで参加しています。
声楽曲を中心に収録されていますが人間の声の表現力を最大限に活かした楽曲を取り上げ、またそれらは様々なジャンルの要素を含んでいます。
人間の声の表現力の魅力を改めて考えさせてくれる一枚となっています。
※録音:2023年7月-12月
|
CAVI MUSIC
|
|
目覚め ~ テノールとピアノのための歌曲集
ブラームス:そよがぬ物憂い大気 Op.57-8/
サン=サーンス:てんとう虫/
ヴォルフ:子供と蜜蜂/
シェーンベルク:警告、ガラテア/
ステーンハンマル:帰ってきた娘 Op.4-1/
レベッカ・クラーク:シールマン/
ヴォルフ:倦まざる愛/
プロコフィエフ:トラスト・ミー Op.23-3/
ヒュー・ウッド(1932-2021):地平線 Op.49-9/
ジェイク・ヘギ(b.1961):蛇(Eve-Song)/
ヴァイル:セーヌ川の哀歌/
シェーンベルク:あなたの金の櫛を私に Op.2-2/
ブリテン:波立たない湖の魚、愛した者はわがもの/
クラーク:虎よ, 虎よ/
ヘギー:アニマル・パッション |
ローレンス・キルスビー(テノール)
エラ・オニール(ピアノ) |
英若手注目テノール、ローレンス・キルスビー!
☆2023年国際オペラ賞若手歌手部門ノミネート!
3つの国際コンクールで優勝してきた若手注目テノール、ローレンス・キルスビーのリート・アルバム!
ハイデルベルク・フリューリング音楽祭歌曲コンクール、ウィグモア・ホール/ボリンジャー国際歌曲コンクール、インスブルック音楽祭チェスティ・コンクールの3つの国際コンクールで優勝し、2023年国際オペラ賞の若手歌手部門にノミネート、タイムズ紙から注目の若手歌手として紹介されるイギリスの若き注目テノール歌手、ローレンス・キルスビー。
キルスビーの偉大な友人であり音楽パートナーであるエラ・オニールの伴奏で実現した歌曲アルバム「目覚め(AWAKENINGS)」は、何年も前から準備してきたという秀逸なプログラムが組まれています。
子供時代から大人になるまでの旅を繋ぎ合わせ、ロマンティックでセクシャルでエモーショナルな「目覚め」を探るという興味深い観点で、ブラームス、サン=サーンス、ヴォルフ、シェーンベルク、ステーンハンマル、クラーク、プロコフィエフ、ウッド、ヘギー、ヴァイル、ブリテンの多様な歌曲が慎重にセレクトされ、描かれている様々なキャラクターと多彩な視点を豊かな表現力で歌っています。
※録音:2023年7月、SWRスタジオ(ドイツ)
|
GENUIN
|
|
真の喜び ~ バロック作品集
ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:管弦楽組曲ト長調
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調
HWV 371, Op.1-13
ルクレール:2本のヴァイオリンのためのソナタ第5番
Op.3-5
J.S.バッハ(マティアス・ミュラー=チャン編):
2声のインヴェンション(インヴェンションとシンフォニア)より
インヴェンション第1番、第4番、第8番、第10番、第13番
(ヴァイオリンとチェロ版)
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ニ短調 RV 407
サンマルティーニ:
2本のアルト・リコーダー(2本のヴァイオリン)のための
ソナタ第2番ヘ長調 |
コンソート・リピエーノ・コンチェルティーノ |
数々の輝かしいバロック作品の中に内なる「真の喜び」を求める。
著名なオーケストラのメンバーらによって2009年に設立されたアンサンブル、コンソート・リピエーノ・コンチェルティーノが、内なる「真の喜び」を求めて自分たちの考えや感情を輝かしいバロック音楽に注ぎ込みます。
これらの作品を通して、このアルバムを聴くすべての人が日常生活から解放され、たくさんの喜びを感じてくれることを願っています。
このアンサンブルを率いるヴァイオリニスト、マティアス・ミュラー=チャンがアレンジしたヴァイオリン&チェロ版によるJ.S.バッハの「インヴェンション」にも要注目。
※録音:2019年5月1日-3日、キリスト教会(ベルヒテスガーデン、ドイツ)
|
|
|
エリザヴェタ・ドン(ピアノ)
ドビュッシー、ショスタコーヴィチ、マルタン:前奏曲集
ドビュッシー:前奏曲集第2巻 より 第1、3、4、6、10、12曲
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲 Op.34
マルタン:8つの前奏曲 |
エリザヴェタ・ドン(ピアノ) |
モスクワに生まれハンブルクを拠点に活動、これまでに17の国際コンクールに入賞し35の国でツアーを開催している多忙なピアニスト、エリザヴェタ・ドンがGenuinからデビュー。
ドビュッシーとショスタコーヴィチの有名な2作品に、彼女が絶対的な傑作であると太鼓判を押すフランク・マルタンの1曲を加えたセンスが際立つ「前奏曲集」。
最高の音楽体験が保証された38トラックの旅にリスナーを招待します。
※録音:2020年7月14日-16日、フリードリヒ=エーベルト=ハレ(ハンブルク、ドイツ)
|
|
|
アフリカの現代ピアノ作品集
クレア・ラヴデイ(b.1967):ヨハネスブルク練習曲第1番&第2番
アンディル・クマロ(b.1978):
Schau-fe[r]n-ster II/カラー・ミー・イン
チディ・オビジアク(b.1990):霧深い朝の散歩
エズラ・アバテ・イマム(b.1961):5つの短いピアノ小品
ボンガニ・ンドダナ=ブリーン(b.1975):Isiko
アンドレ・バンガンブラ・ヴィンドゥ(b.1953):
子守歌(ピアノのための組曲 より) |
ヤン・ゲルデス(ピアノ) |
南アフリカ、エチオピア、ナイジェリア、コンゴ共和国出身の6人の作曲家による、1987年~2022年に作曲されたピアノ作品の数々を、世界中を旅し伝統と前衛の間を行き来するドイツのピアニスト、ヤン・ゲルデスが紹介します。
とてもエキサイティングな作品が並ぶこのアルバムを聴けば、現代アフリカのピアノ作品が国際的に見てもきわめて高いレベルにあることがはっきりとわかることでしょう。
※録音:2023年11月30日-12月2日、エルベルク教会スタジオ(ベルリン)
|
.
NEOS
|
|
シュトックハウゼン:マントラ
カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):
マントラ(2人のピアニストのための)(1970)
01. Beginning (00:14)/02. Bar 3-10
(01:11)/
03. Bar 11-70 (04:53)/04. Bar 71-108
(02:50)/
05. Bar 109-120 (02:14)/06. Bar 121-131
(00:57)/
07. Bar 132-150 (02:17)/08. Bar 151-188
(06:09)/
09. Bar 189-211 (01:51)/10. Bar 212-237
(01:58)/
11. Bar 238-261 (01:27)/12. Bar 262-298
(04:27)/
13. Bar 299-323 (01:32)/14. Bar 324-421
(02:14)/
15. Bar 422-434 (03:54)/16. Bar 435-491
(03:50)/
17. Bar 492-529 (06:42)/18. Bar 530-577
(03:33)/
19. Bar 578-637 (03:54)/20. Bar 638-640
(00:35)/
21. Bar 641-655 (02:01)/22. Bar 656-686
(04:03)/
23. Bar 687-854 (05:09)/24. Bar 855-880
(02:37)/
25. Bar 881-883 (00:34)/26. Bar 884-End
(00:48) |
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ
SWRエクスペリメンタル・スタジオ
ミヒャエル・アッカー
(サウンド・ディレクション) |
グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ!シュトックハウゼンの大作「マントラ」新録音!
SWR(南西ドイツ放送)エクスペリメンタル・スタジオによる録音シリーズの第11巻。
ドイツ現代音楽の巨匠カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007)による2台ピアノとエレクトロニクスのための大作《マントラ(MANTRA)》の、2021年新録音が登場。
《マントラ》は、1969年末にSWF(南西放送/後にSDRと統合してSWRに)の音楽部長でありドナウエッシンゲン音楽祭の芸術監督ハインリヒ・シュトローベルから、ドナウエッシンゲン音楽祭のために2台のピアノのための新曲を書くよう依頼されたもので、中断していた「2台のピアノのためのVISION」から「2人のピアニストのためのMANTRA」として完成、1970年10月18日のドナウエッシンゲン音楽祭で初演され、すぐに初録音も行われました。
また、1970年の大阪万博への来日中に大枠の構想・作曲が行われ、京都や奈良の寺社仏閣等、日本からのインスピレーションも影響しているとされる作品で、2025年の大阪万博に向けても再び注目を集めることとなるでしょう。
アンドレアス・グラウとゲッツ・シューマッハーからなる現代音楽のスペシャリスト「グラウシューマッハー・ピアノ・デュオ」は、1993年にも「マントラ」をレコーディング(Wergo)している他、数々の公演で長年演奏してきた経験を持ち、同じく「マントラ」の公演で強いパートナーシップを築いてきたSWRエクスペリメンタル・スタジオのミヒャエル・アッカーによるサウンド・ディレクションによって、理想的な再録音が行われました。
※録音:2021年12月16日-17日、南西ドイツ放送スタジオ(フライブルク)
|
TOCCATA CLASSICS
|
|
アドルフ・ブッシュ:管弦楽作品集 第1集
室内オーケストラのための作品集
1-6. ディヴェルティメント Op. 30(1925)
7-16. シューベルトの主題による変奏曲
Op. 2
(1909/オーケストラ編 1910)
17-21. 5つの歌曲 Op. 11b(1919-20)
17. No. 1 Das Leben draussen ist verrauschet
18. No. 2 Wie rauscht so sacht
19. No. 3 Der Einsame
20. No. 4 Der Mond steigt aufwarts
21. No. 5 Wenn schlanke Lilien wandelten
22-31. モーツァルトの主題による変奏曲
Op. 41(1928)
32. カプリッチョ Op. 46(1931)
7-32...世界初録音 |
リサ・ウィティッヒ(ソプラノ)...17-21
ブッシュ・コレギウム
ウルリッヒ・ワーグナー(指揮) |
録音:2022年7月27日(ライヴ) Kubus, Zentrum
fur Kunst undMedien (ZKM), Karlsruhe(ドイツ)...7-32 2024年2月5日
Studio 5, SWR, Baden-Baden(ドイツ)...1-6
総収録時間:60分
日本でもSP時代からファンの多いヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュの管弦楽作品を録音するプロジェクトがスタート。
第1弾は彼の没後70周年記念演奏会のライヴ音源が中心で、ドイツで活躍するヴァイオリニスト井手上康(いでうえ
やすし)も参加しています。
1910年代にドイツ楽壇の寵児となったブッシュは、ケルン音楽院在学中には演奏家よりも作曲家を目指していたといい、ソリスト、弦楽四重奏、指揮者と
しての多忙な活動の合間にも作曲を行って、交響曲やヴァイオリン協奏曲などの管弦楽作品、室内楽曲、器楽曲、歌曲に合唱曲まで180ほどの作品を書きました。
その大半は未出版または絶版の状態で、演奏の機会にあまり恵まれません。
TOCCATAにはすでにピアノ曲全集や室内楽作品集の録音がありますが、このたび管弦楽作品の網羅的な録音をスタート。
第1弾となる当CD収録曲のうちディヴェルティメントを除く4作は世界初録音。その作風からは、青年時代に知り合い親友となったマックス・レーガーの影響を感じさせる巧みな対位法と厚めのハーモニーが見て取れますが、ディヴェルティメントにはブゾーニやストラヴィンスキーといった同時代の作曲家たちに通じるモダンな洗練や軽妙さも見られます。
作曲家の名を冠した音楽家たちによる演奏に加え、譜例や当時の演奏会評などを盛り込んだ曲目解説(英独各19ページ)も充実しています。
|
|
|
ヘイッキ・クレメッティ(1876-1953):オルガン作品集 |
ヤン・レヘトラ(オルガン) |
1-2. 2つのオルガン小品 Op. 23(1918-19)
1. No. 1. 前奏曲*/2. No. 2. カンツォーナ
3-5. オルガン小品 Op. 44(1934)
3. No. 1. カンツォーナ(オスカル・メリカントの思い出に)/
4. No. 2. 祝祭序曲/5. No. 3. Laetare
Jerusalem 歓べ、エルサレムよ
6. オルガン小品 Op. 45(1935頃) –
No. 3. カンティレーナ
7-10. オルガン小品 Op. 51
7. No. 1. トッカータ(1936)/8. No. 2.
即興曲/
9. No. 3. カンティレーナ/10. No. 4.
エレジー
11. Ad perennis vitae fontem(作曲年不明)
12. 賛歌への前奏曲 No. 177 「O How Lovely」(1942)
13. 子守歌- for a Responsory to Announcements(作曲年不明)
14. 小前奏曲(1911)*
15. 幻想曲(1907)
16. 前奏曲(1902)
17-20. 4つのオルガンコラール集
17. Appeared to the Shepherds(1943)/18.
Day turned to Evening(1943)/
19. God is our Refuge(1936)/20. O Wondrous
Wedding Hall(1943)
21. トッカータ・ロマンティカ(1927)
*を除き世界初録音 |
録音:2022年11月16日 Tampere Cathedral(フィンランド)
総収録時間:79分
近代フィンランド音楽、特に合唱音楽への多大な貢献で知られるヘイッキ・クレメッティのオルガン音楽を収めた1枚。彼は青年時代に留学したベルリンで優
れたオルガン奏者オットー・ディーネルに師事し、次いでベルリンの教会音楽アカデミーでオルガン製作を学び、オルガン検査官の資格とオルガニストの学位を
取得しました。
オルガン作品も遺していますが、生前に出版されたのは15曲に留まり、それらも現在では演奏の機会にめぐまれません。
彼のオルガン作品に は自身の演奏を書き留めたと思われる即興的で粗削りなものもありますが、このアルバムに収録された曲はどれもしっかりと作り込まれており、同時代のシベ
リウスやヴォー ン・ウィリアムズ、そして彼の研究対象でもあったオストロボスニア民謡の影響も感じさせます。
録音に使われたタンペレ大聖堂のオルガンは
1907年建造、フィンランド国内でも最大級のロマンティック・スタイルによる歴史的オルガンです。
1929年に改造工事を受けましたが、2021年に当アルバ
ム演奏者レヘトラの監修のもとで復元工事が行われ、往時の響きを取り戻しました。
|
|
|
ジョージ・ロックリン(1914-1984):ピアノ曲・室内楽曲集
1-2. 序奏とアレグロ - 弦楽四重奏のために(1953)
3. ダイヴァージョン - ピアノ三重奏のために(1960年代初期)
4. アンのためのフォーク・チューン(1943)
5-11. ソナティネ - ヴァイオリンとピアノのために(1976)
12-15 弦楽四重奏曲 ハ調(1939)
16-18. 弦楽三重奏曲(1957)
19. トッカータ(1964)
全て世界初録音 |
ダーリントン弦楽四重奏団
セムラ・リー(ヴァイオリン)...1-3、5-18
ザック・ラウントリー(ヴァイオリン)...1-2、12-15
サリー・ボウド(ヴィオラ)...1-2、12-18
ジョン・トゥービー(チェロ)...1-3、12-18
Gladys Chua グラディス・チュア(ピアノ)...3-11、19
|
録音:2023年1月4-5日...1-18 2023年3月30日...19
総収録時間:79分
リヴァプール出身のジョージ・ロックリンは、王立音楽大学(RCM)でピアノをアーサー・ベンジャミン、作曲をゴードン・
ジェイコブに学び、ピアニストとしてデビューした後、更にウェールズ大聖堂でオルガンを学びました。
現在では主に 1958年から21年間務めたメルボルン大学での教育活動で知られています。
一方で教職の合間を縫いながら晩 年に至るまで作曲活動を続け、多くの作品を書き上げました。
その一部はアデレード音楽祭やオーストラリア放送
協会(ABC)の番組で演奏されましたが、録音されるのはこれが世界初となります。
その作風はヴォーン・ウィリアム ズの系譜に連なるもので、時折不協和音を用いながらも比較的穏やかな旋律が多く用いられ、抒情的なニュアン
スが魅力となっています。
|
|
|
デイヴィッド・マシューズ(1943-):弦楽四重奏曲全集
第6集
1-3. 弦楽四重奏曲第8番 Op. 75(1997-98)
4-6. 弦楽四重奏曲第16番 Op. 161(2021)
7-10. 弦楽四重奏曲第17番 Op. 164(2022-23)
11-12. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1675-1750):
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第24番 ロ短調
BWV 869
(デイヴィッド・マシューズによる弦楽四重奏編)(2002)
11. 前奏曲/12. フーガ
全て世界初録音 |
クロイツェル四重奏団
ピーター・シェパード・スケアヴェズ(ヴァイオリン)
ミハイロ・トランダフィロフスキ(ヴァイオリン)
モーガン・ゴフ(ヴィオラ)...4-10
クリフトン・ハリソン(ヴィオラ)1-3、11、12
ニール・ハイド(チェロ) |
録音:2016年6月30日 Parish Church, Aldbury,
Hertfordshire(UK)...1-3
2023年12月4日 Village Hall, Hastoe, Hertfordshire(UK)...4-10
2021年5月27日 St George's, Headstone
Lane, Pinner,Middlesex(UK)...11-12
総収録時間:66分
「ティペットとブリテンの後継者」と見做されるイギリスの現代作曲家、ディヴィッド・マシューズ。
彼はこれまでに17曲 もの弦楽四重奏曲を作曲しています。
このアルバムに収録された第8番の四重奏曲は彼の友人でチェコ人の作
曲家、パーヴェル・ノヴァークの40歳を記念して作曲されましたが、最終楽章は1996年に亡くなったもう一人の友
人、ベルトルト・ゴルトシュミットの思い出に捧げられており、第1ヴァイオリンの最後の2つの音は彼のイニシャルを表
しています。
第16番は2022年のビヴァリー室内音楽祭で初演された作品。
こちらも2021年8月に世を去った友 人、ヒュー・ウッドに捧げられており、ウッドの作品のモティーフが組み込まれています。
第17番は30年近くにわたり 協働を行ってきたクロイツェル四重奏団のための曲。
第1楽章の冒頭では4人の奏者がそれぞれソロを弾くなどの
見せ場があり、ピツィカートで全体が奏される第2楽章、瞑想的な第3楽章、夢の中を彷徨うような幻想的な雰
囲気で始まり、精緻なフーガが続き最後は熱狂的に曲を閉じる終楽章と聴きどころの多い作品です。
最後に添え られているのは、平均律クラヴィーア曲集第1巻
第24番。「バッハ作品の中でも最高の曲」と語るマシューズが弦楽四重奏版に編曲したものです。
|
<メジャー・レーベル>
<国内盤>
.
キング・インターナショナル
|
|
フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ)
日本限定発売CD
J.S.バッハ:フランス組曲(全6曲)
第1番 ニ短調 BWV 812 [11:35]
第2番 ハ短調 BWV 813 [12:02]
第3番 ロ短調 BWV 814 [10:19]
第4番 変ホ長調 BWV 815 [11:35]
第5番 ト長調 BWV 816 [10:48]
第6番 ホ長調 BWV 817 [15:15] |
フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ) |
フランチェスコ・トリスターノ、自身のレーベル「intothefuture」第2弾はバッハのフランス組曲、鮮烈な音色に釘付け
国内製作、日本語帯・解説付
[解説]フランチェスコ・トリスターノ、青澤隆明、寺西肇
ルクセンブルク生まれのピアニスト、フランチェスコ・トリスターノ。作品の芯をとらえた音色と抜群のリズム感覚で、時代やジャンルを問わず、自ら作曲もするな
ど変幻自在の活動を展開しています。
2024年6月下旬から7月にかけて来日し、ヴァイグレ指揮読響、角野隼斗との共演による、デスナー:2台のピアノのため
の協奏曲(日本初演)のほか、バッハのほか自作をプログラムしたリサイタルなど、注目の公演が予定されています。
トリスターノ自身のレーベル「intothefuture」第2
弾は、フランス組曲。冒頭から鮮烈な音色と、一音一音にみなぎる研ぎ澄まされた集中に圧倒されます。
それでいてリラックスした表情もあり、この音楽が今この瞬間に生まれているかのようなフレッシュさです。
子供の頃からバッハに対して尋常ならぬ思い入れがあるト
リスターノの、機敏なリズム、清冽の極みの音色が冴え渡った入魂の1枚です。
※トリスターノのレーベル「intothefuture」からライセンスを受けた、日本限定発売CDです。
2024年来日公演
デスナー:2台のピアノのための協奏曲(日本初演) ヴァイグレ(指)、読響、角野隼斗
6月20日(木)19:00 大阪フェスティバルホール
6月22日(金)14:00 東京芸術劇場
6月23日(土)14:00 東京芸術劇場
7月3日(水)19:00 ヤマハホール リサイタル
7月6日(土)14:00 フィリアホール リサイタル
7月7日(日)14:00 三鷹市芸術文化センター 風のホール リサイタル

|
<映像>
.
EURO ARTS(映像)
|
20 55384
(Blu-ray)
\9000 →\8490
|
小澤征爾の芸術的遺産
506分間の映像を1 枚のブルーレイに
|
小澤征爾(指揮) |
・フランクフルト・ライヴ(107分)
シューベルト: 交響曲第5番変ロ長調D.485
秋山和慶(指揮)
武満徹:ノヴェンバー・ステップス*
ブラームス: 交響曲第4 番ホ短調Op.98
モーツァルト: ディヴェルティメント ニ長調
K.136 第2楽章:アンダンテ
横山勝也(尺八)*、鶴田錦史(琵琶)*、小澤征爾(指揮)、
サイトウ・キネン・オーケストラ
収録:1989年、アルテ・オーパー、フランクフルト(ライヴ)
・ヴァルトビューネ1993~ロシアン・ナイト(98分)
リムスキー=コルサコフ: 序曲『ロシアの復活祭』
チャイコフスキー: バレエ組曲『くるみ割り人形』
ボロディン: 歌劇『イーゴリ公』より『ダッタン人の踊り』
ストラヴィンスキー: バレエ音楽『火の鳥』抜粋
チャイコフスキー: 序曲『1812年』
ハチャトゥリアン: バレエ音楽『ガイーヌ』より『剣の舞』
チャイコフスキー: 弦楽セレナードよりエレジー
(アンコール)
ヨハン・シュトラウス: ラデツキー行進曲
パウル・リンケ『: ベルリンの風』
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、小澤征爾(指揮)
収録:1993年6月21日、ヴァルトビューネ野外劇場、ベルリン(ライヴ)
映像監督:ブライン・ラージ
・ヴァルトビューネ2003~ガーシュウィン・ナイト(111分)
ガーシュウィン:
パリのアメリカ人、ラプソディ・イン・ブルー
(マーカス・ロバーツ編曲)、
ピアノ協奏曲ヘ調 (マーカス・ロバーツ編曲)
マーカス・ロバーツ: コール・アフター・ミッドナイト
ガーシュウィン: ストライク・アップ・ザ・バンド
(ドン・ローズ編曲)、アイ・ガット・リズム
(アンコール)
パウル・リンケ : ベルリンの風
小澤征爾(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
マーカス・ロバーツ・トリオ
[マーカス・ロバーツ(ピアノ)、ローランド・ゲリン(ベース)、ジェイソン・マルサリス(ドラムス)]
収録:2003年6月29日、ヴァルトビューネ野外劇場、ベルリン(ライヴ)
映像監督:アンドレアス・モレル
・カラヤン・メモリアル・コンサート2008(113分)
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調より第3楽章サラバンド
チャイコフスキー: 交響曲第6番変ロ短調作品74『悲愴』
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、小澤征爾(指揮)
収録:2008年1月28日、ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
・セイジ・オザワ松本フェスティバル(82分)
ベートーヴェン: 交響曲第2番ニ長調作品36、交響曲第7番イ長調作品92
小澤征爾(指揮)、サイトウ・キネン・オーケストラ
収録:2015年9月6日(第2番)、2016年8月18日(第7番)、キッセイ文化ホール、ライヴ
ベートーヴェン: 合唱幻想曲 ハ短調作品80
小澤征爾(指揮)、サイトウ・キネン・オーケストラ、
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、リディア・トイシャー(ソプラノ)、
三宅理恵(ソプラノ)、ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)、
福井敬(テノール)、ジャン= ポール・フーシェクール(テノール)、
マティアス・ゲルネ(バリトン)、OMF合唱団
収録:2015年9月1日、キッセイ文化ホール、ライヴ |
「世界のオザワ」の偉業を称える506分間の映像を1
枚のブルーレイに収録!
収録:1989年~2016年
SD on BD(標準画質映像をBlu-ray discに収録)、画面:NTSC
4:3,16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:All
2024年2月6日に亡くなった指揮者、小澤征爾。「世界のオザワ」と称され世界の著名オーケストラで活躍した日本人指揮者のパイオニア的存在です。
そして 今回、彼の華々しい活躍を堪能することのできる506分の映像を1枚のブルーレイに収録した『The
Legacy of Seiji Ozawa』がEuro Artsよりリリースさ
れます。
注目は、なんといっても、小澤征爾が1989年にサイトウ・キネン・オーケストラと行った2回目のヨーロッパツアーの映像。
日本人大家・若手・巨匠、総出演し空 前の体制で臨んだ'89年ヨーロッパツアーの爆発の映像記録は必見です。
サイトウ・キネン・オーケストラは、故齋藤秀雄(1902-74)
の業績を称えるため小澤 征爾と秋山和慶により1984年に創設されました。
1987年には第1回ヨーロッパツアーを成功させ、その高い演奏技術と音楽性は世界的に広く認められるよう
になりました。
今回の映像には、冒頭に秋山和慶指揮の「シューベルト交響曲第5番」、続いて1967年に小澤征爾もよって初演された「武満徹のノヴェンバー・
ステップス」(ソリストの尺八の横山勝也、琵琶の鶴田錦史がツアーに同行)。
そして「ブラームスの交響曲第4番」がメインプログラムとして選ばれました。
サイトウ・ キネン・オーケストラの当時の構成メンバーは、故齋藤秀雄に指導を受けた音楽家たちをメインにしており、ヴァイオリンには宗倫匡、安芸晶子、藤原浜雄、ヴィオ
ラには今井信子、チェロには徳永兼一郎、岩崎洸、フルートには工藤重典、オーボエには宮本文昭といった国内外で活躍している名手が名を連ねています。
さらに このヨーロッパツアーでは、クラリネットにカール・ライスター(ベルリン・フィル)、ティンパニのエヴァレット・ファース(ボストン響)、ファゴットのシャーマン・ウォ
ルト(ボストン響)といった当時一流の海外オケで活躍していた3名がゲスト参加しており、見事な演奏を聴かせてくれています。この日の会場の熱気は、今日まで
のサイトウ・キネン・オーケストラの活躍を確信するような、感動的な公演となっています。
さらに、小澤征爾がはじめてヴァルトビューネに登場した1993年の映像、盲目のジャズ・ピアニスト、マーカス・ロバーツ率いるトリオが出演した2003年のヴァ
ルトビューネ「ガーシュウィン・ナイト」、アンネ=ゾフィー・ムターがソリストとして登場したカラヤン生誕100
年を記念したベルリン・フィルのウィーン公演「カラ
ヤン・メモリアル・コンサート」、そして2015&2016『セイジ・オザワ
松本フェスティバル』のオール・ベートーヴェン・プログラムの映像が収録されています。
|

|