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≪第127号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その2 2025/3/18~



3/21(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


DUX


DUX2082
\2800
幻想曲風に... ~ タンスマン:ヴァイオリンのための作品集
 アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
  ヴァイオリンとピアノのための幻想曲風ソナタ
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番ニ長調
  ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番
  ヴァイオリンとピアノのためのロマンス
ルドヴィカ・マヤ・トマシェフスカ=クリメク(ヴァイオリン)
ハンナ・ホレクサ(ピアノ)

 20世紀ポーランドの作曲家タンスマン、ヴァイオリン作品の傑作選!

 生前母国では過小評価されていた20世紀ポーランドの作曲家、アレクサンドル・タンスマンの豊かな作品の中から、ヴァイオリンとピアノのための傑作を集めたアルバムが登場。
 後期ロマン派のスタイルで書かれた最も初期の作品である「ロマンス」から、和声的にもテクスチャ的にもより複雑な「幻想曲ソナタ」まで、これらの作品はタンスマンの作曲スタイルの進化と、革新的なハーモニーや音楽の対話を展開する方法を追求する彼の創意工夫と勇気を示しています。

 ソロや室内楽で国際的に活躍し、数々のコンクールで受賞歴を持つ両アーティストが、音の美しさと音楽的理解の深さでこれら作品が持つ魅力を十分に引き出しています。

 ※録音:2023年11月12日-14日、グラジナ・キーストゥット・バツェヴィチ音楽院室内楽ホール(ポーランド)
 
 

DUX2069
\2800
エモーションズ ~
 ピアソラ、ラヴェル、プーランク:2台ピアノのための作品集

  ピアソラ:ブエノスアイレスの四季より 夏
  ラヴェル:ラ・ヴァルス
  ピアソラ:タンガータ
  プーランク:2台ピアノのためのソナタ FP156
  ピアソラ:天使のミロンガ
ラ・ヴァルス'89 ピアノ・デュオ

 本アルバムには、タンゴにインスピレーションを受けたピアソラの有名な曲のアレンジ、この楽器編成で最も人気の高い作品の1つである対比と不協和音に満ちたプーランクのソナタ、そして作曲家自身の編曲によるラヴェルの最も謎めいた作品とも言われる有名な「ラ・ヴァルス」が収録されています。

 2台のピアノ編成は、もともと五重奏またはオーケストラのために書かれた作品に新たな光を当て、サウンドはより力強く、ハーモニーはより明瞭で、アーティキュレーションはより正確になります。ラ・ヴァルス'89 ピアノ・デュオは、作品が持つ特徴を保ちつつ、対話と緊張感に満ちた演奏を展開しています。

 ※録音:2024年2月12日-13日&3月27日-28日(ポーランド)
 
 
DUX2045
\2800
MODERNA ~ 2台ピアノのための作品集 レヴェリエ・ピアノ・デュオ
 パヴェウ・ウカシェフスキ(b.1968):2台ピアノのための 《知恵の真珠》
 ユゼフ・シヴィデル(1930-2014):2台ピアノのための組曲
 ハンナ・クレンティ(b.1961):ヴァン...2台ピアノのための
 ヴワディスワヴァ・マルキェヴィチュヴナ(1900-1982):2台ピアノのための組曲
 ミハウ・スピサク(1914-1965):2台ピアノのための協奏曲
 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):2台ピアノのためのパガニーニの主題による変奏曲

 本アルバムは、ルトスワフスキの「パガニーニの主題による変奏曲」などの非常に有名な作品や、カトヴィツェにゆかりのある3人の新古典主義作曲家によるあまり知られていない作品まで、20世紀と21世紀のポーランドの作曲家による多様なスタイルの作品を収録。

 国際コンクールで数々の賞を受賞しているレヴェリエ・ピアノ・デュオは、二重フーガ、リズム重視のトッカータ、民謡の即興的な響き、素朴な舞曲のモチーフ、叙情的なミニマリズムなど、技術的に要求の高い表現力豊かなこれら楽曲の数々を見事に弾きこなしています。

 ※録音:2024年4月3日-5日(ポーランド)
 
 

DUX2105
\2800
ウカシェフスキ:室内楽作品集(ムジカ・プロファーナ 4)
 ウカシェフスキ:
  夜想曲第14番《ピピリマ》(2020)~ピアノのための
  ウィングス・コンチェルティーノ(2019)~
   2本のフルートとピアノのための
  ノルヴィドの歌(2021/22)~ソプラノとピアノのための
  ルカソナタ(2021)~フルートとピアノのための
  コンチェルティーノ・ドッピオ(2021)~
   ヴァイオリン、ヴィオラ、ピアノのための
  イコン II(2018)~ピアノのための
アガタ・キェラル=ドゥゴシュ(フルート)
ウカシュ・ドゥゴシュ(フルート)
アンナ・ミコワイチク=ニェヴェジャウ(ソプラノ)
カミラ・ヴォンシク=ヤニャク(ヴァイオリン)
アレクサンドラ・デモフスカ=マデイスカ(ヴィオラ)
エヴァ・グズ=セロカ(ピアノ)

 パヴェウ・ウカシェフスキの室内楽作品集!

 合唱音楽や宗教音楽の分野で有名なポーランドの作曲家パヴェウ・ウカシェフスキ(1968-)の室内楽作品集。
 収録された6つの作品は、ピアノ独奏、声楽とピアノ、フルートを中心としたアンサンブル、弦楽器を含むトリオなど、多彩な編成で構成されており、彼の作曲技法の幅広さを感じることができます。
 伝統的な旋律美と現代的なハーモニーが融合し、かつ深い精神性を湛えたウカシェフスキの室内楽作品の魅力を存分に味わうことができる1枚です。

 ※録音:2022-2023年、ショパン音楽大学コンサートホール(ポーランド、ワルシャワ)
 
 
DUX2131
\2800
Sway, Oh Sway ~
 女声&混声合唱のためのポーランド民謡編曲集

  Swiety Janie/Rozpalil nam Pan Bog/
  Sowa na gaju siada/Ruta/Oj, ty rzeko/
  Sady moje, sady/Pozic mamo raz/
  W polu lipenka/Poznalem dziewczyna/
  Zaswiec nesiadzu/Oj lulaj, lulaj/Matulu moja/
  Kolyszze sie kolysz/Wianku, wianeczku
アストロラビウム合唱団
トマシュ・ドロゼク(器楽)
キンガ・リトフスカ(指揮)

 ポーランドの作曲家ズザンナ・コジェイによるポーランド民謡編曲集。
 コジェイはポーランド各地の伝統音楽に深い関心を寄せ、それらを現代的な合唱作品へと昇華させています。
 収録曲はクルピエやルブリン、ヴィリニュスなど、異なる地域の民謡を基にしており、それぞれが異なる旋律的・リズム的特徴を持っています。
 ポーランド民謡の新たな魅力を発見できる1枚です。
 
 
DUX2118
\2800
ポーランドとセルビアの宗教合唱作品集
 Gaude Mater Polonia/Himna Svetom Savi/
 Bogurodzica /イザヤ・ザ・サーブ:Agios o Theos/
 シュテファン・モクラーニャッツ:Tebe Boga hvalim/
 イリーナ・ボグダノヴィチ:Modlitwa swietego Makarego/
 マルコ・タイチェヴィチ:Vospojte jemu/
 ウラディーミル・ミロサウリェヴィチ:Pokajnicka molitva/
 シュテファン・モクラーニャッツ:Heruvimska pesma/
 カロル・シマノフスキ:Nynie otpuszczajeszy/
 スタニスラフ・ビニツキ:Hvalite Gospoda s nebes/
 パヴェウ・ウカシェフスキ:Zeny mironosicy/
 ミオドラグ・ゴヴェダリツァ:Tjelo Hristovo/
 ロムアルト・トヴァルドフスキ:Wsiakoje dychanije/
 コルネリイェ・スタンコヴィッチ:Dostojno jest
ヴァルスラヴィア正教会ミュージック・アンサンブル
ミウォシュ・ボジッチ(指揮)

 ポーランドとセルビアという2つのスラヴ民族の精神性と音楽の融合を表現した合唱作品集。
 過去3世紀にわたるポーランドとセルビアの合唱音楽を代表する作曲家たちの作品が収録されており、両国の音楽的遺産における共通点と相違点の両方が示されています。
 特にセルビアの作曲家による作品は、数百年にわたるオスマン帝国の支配を乗り越え、母国語と宗教を守り続けた文化の力を示しています。
 穏やかなロマン派の和声が、中世やビザンティンの賛美歌の厳しさと衝突し、アルバム全体に深みと多様性をもたらしています。
 
 

DUX2107
\2800
Hear the Time ~
 19世紀から現代に至るポーランド歌曲集

  マルチン・タデウシュ・ウカシェフスキ:
   カタジナ・カルチマルチクの詩による3つの歌曲、
   カジミェシュ・ヴィエジンスキの詩による3つの歌曲
  ルドミル・ミハウ・ロゴフスキ:
   ヒナギク、ジャスミン、バラ、柳の花、
   コケ、夕べの香り、守護天使の歌
  アレクサンデル・ザジツキ:
   歌曲集(Op.13-11、Op.15-1、Op.15-3、Op.33-3)
  マリアン・サヴァ:
   海の三連祭壇画、2つの歌曲(ビジョン、ノクターン)
ドロタ・ツァウェク(ソプラノ)
ヤクブ・ヤコヴィチ(ヴァイオリン)
トマシュ・ストラール(チェロ)
アリツィア・ヴォウィンチク=
 ラニシェフスカ(サクソフォン)
ウルスラ・シヴェルチンスカ(ピアノ)

 19世紀ロマン派のアレクサンデル・ザジツキ(1834-1895)から、20~21世紀のルドミル・ミハウ・ロゴフスキ(1881-1954)、マリアン・サヴァ(1937-2005)、マルチン・タデウシュ・ウカシェフスキ(1972ー)に至るまで、多彩な作曲家の作品を収録したポーランド歌曲集。
 各作品は詩的なテキストと洗練された音楽語法が融合し、深い感情が表現されています。
 ドロタ・ツァウェクの表現力豊かな歌声と各楽器との繊細なアンサンブルも聴きどころです。

 ※録音:2023年7月&9月、ポーランド放送S2スタジオ(ポーランド、ワルシャワ)
 
 
DUX2103
\2800
クリスマス・キャロル集 ホール合唱団
トマシュ・コトヴィツァ(指揮)
 ポーランドのクリスマス・キャロル
  Mizerna cicha/Pojdzmy wszyscy/Dziasiaj w Betlejem/Chrystus Pan sie narodzil/
  Jezus malusienski/Wsrod nocnej ciszy/Szczedryk/Radosc dzis nastala/
  Ding Dong Merrily on High/Koleda krakowska/Gore gwiazda/
  Magnum Nomen Domini/Lulajze Jezuniu
 ボーナス・トラック ~
  ミハウ・ダンブロフスキによるオルガン即興演奏
   Z narodzenia Pana/Dzisiaj w Betlejem/Tryumfy Krola niebieskiego
  J.S.バッハ:オルガン・コラール
   An Wasserflussen Babylon, BWV653b/Allein Gott in der Hoh sei Ehr, BWV717/
   Liebster Jesu, wir sind hier, BWV730/Liebster Jesu, wir sind hier, BWV731

 ポーランドおよび世界各国のクリスマス・キャロルを収録した1枚。
 伝統的なキャロルから比較的新しい楽曲まで、広く親しまれているものや忘れられかけた作品を含む多彩な選曲となっています。
 ポーランド・ヴァグロヴィエツのホール合唱団は国際コンクールや音楽祭で高く評価されており、クラシックからポピュラー音楽まで幅広く手掛けています。
 ボーナス・トラックとして、オルガンによるキャロルの即興演奏とバッハのコラールも収録されており、プログラムに宗教的な厳かさと洗練された響きを添えています。

 ※録音:2024年2月/ボーナス・トラック:1996年、2002年、2007年
 
 

DUX2134
\2800
愛の喜び
 ザジツキ:マズルカ ト長調 Op.26/
 ショパン:夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)/
 ファリャ:スペイン舞曲/チャイコフスキー:メロディー Op.42-3/
 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲/クライスラー:ウィーン奇想曲/
 ドヴォルザーク:ユーモレスク 変ト長調 Op.101-7/
 クライスラー:愛の喜び/フォーレ:夢のあとに/
 ヴィエニャフスキ:カプリッチョ・ワルツ(奇想円舞曲) Op.7/
 バツェヴィチ:オベレク/クライスラー:シンコペーション/
 モリコーネ:ガブリエルのオーボエ/モンティ:チャールダーシュ
ガブリエラ・バルツェレク(ヴァイオリン)
シンフォニア・ヴィヴァ
トマシュ・ラジヴォノヴィチ(指揮)

 ヴァイオリン&弦楽オーケストラのアレンジで聴く珠玉の小品集!

 ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラのアレンジで聴く珠玉の小品集。
 ポーランドの作曲家、指揮者、ヴァイオリニストであるトマシュ・ラジヴォノヴィチの秀逸なアレンジで、クライスラーの名曲からショパンのノクターン、またザジツキやヴィエニャフスキ、バツェヴィチといったポーランドの作品などを集めた煌びやかなコレクションをお楽しみください。

 ※録音:2024年9月2日-3日(ゴスティン、ポーランド)
 
 

DUX2065
\2800
アド・リビトゥム
 ペンデレツキ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
 ブリテン:起床ラッパ
 ルトスワフスキ:スビト
 ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.posth.
 ヴォイチェフ・ソイカ(b.1999):
  独奏ヴァイオリンのためのアド・リビトゥム
 ラフマニノフ:ロマンス イ短調
 シマノフスキ:ロクサーナの歌(歌劇《ロジェ王》 Op.46 より)
ロクサナ・クヴァシュニコフスカ(ヴァイオリン)
クシシュトフ・スタニエンダ(ピアノ)

 カーネギー・ホールはじめとしたアメリカやヨーロッパの主要なコンサート・ホールで演奏し、カロル・シマノフスキ音楽大学で教鞭を執っているヴァイオリニスト、ロクサナ・クヴァシュニコフスカが、音楽が「感情」に与える力にフォーカスした1枚。
 様々な感情が表現された作品がチョイスされており変化に富んだプログラムになっています。
 1999年生まれの作曲家、ヴォイチェフ・ソイカが彼女のために書いた「アド・リビトゥム」は世界初録音。

 ※録音:2024年9月23日-24日(ルスワヴィツェ、ポーランド)
 
 

DUX2098
\2800
ミウォシュ・マギン:稀少&新発見のピアノ作品集
 ミウォシュ・マギン(1929-1999):
  ピアノ・ソナタ第4番(1997)
  前奏曲 Op.3(c.1953)
  ポーランドの三連祭壇画(1967)
  ピアノ・ソナタ第3番(1990)
ヴェロニカ・グルスカ=ミコシュ(ピアノ)

 ピアニストとしてはショパンの主要作品集なども録音し、また指導者としてはジャン=マルク・ルイサダの師としても知られる20世紀ポーランドのコンポーザー=ピアニスト、ミウォシュ・マギンのピアノ作品集。
 最近新たに発見された作品や演奏機会のきわめて少ない珍しい作品が集められています。

 ※録音:2024年9月6日-8日(ヤストシェンビエ=ズドルイ、ポーランド)
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA1132
\3100→\2890
ジュスタン・テイラー
 ショパン・アンティム ~
  1839年製プレイレル・ピアニーノによるショパン
   プレイエルのピアニーノと言えばショパンがマヨルカ島で弾いていた楽器

  フレデリック・ショパン(1810-1849):
   1. 夜想曲 第20番 嬰ハ短調 Op. posthume P 1-16
   2. 前奏曲 第15番 変ニ長調 「雨だれ」 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   3. 前奏曲 第16番 変ロ短調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   4. 夜想曲 第1番 変ロ短調 Op. 9-1
   5. マズルカ 第19番 ロ短調 Op. 30-2
   6. 春 (同名歌曲Op. 74-2のショパン自身による編曲)
   7. 前奏曲 第5番 ニ長調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   8. 前奏曲 第6番 ロ短調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   9. 前奏曲 第13番 嬰ヘ長調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   10. 前奏曲 第14番 変ホ短調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   11. 夜想曲 第2番 変ホ長調 Op. 9-2
    (C.ミクリ版を基にペータース社刊グラボフスキ版などを参照)
   12. 練習曲 第1番 変イ長調 「エオリアンハープ」Op. 25-1
   13. マズルカ 第13番 イ短調 Op. 17-4
  ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-1835)/
   ジュスタン・テイラー編曲:
    14. 清らかな女神よ ~歌劇《ノルマ》
  ショパン:
   15. 前奏曲 第23番 ヘ長調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   16. 前奏曲 第18番 ヘ短調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   17. 前奏曲 第20番 ハ短調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   18. 夜想曲 第21番 ハ短調 Op. posthume P 2-8
   19. 前奏曲 第1番 ハ長調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   20. 前奏曲 第2番 イ短調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   21. 前奏曲 第3番 ト長調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   22. 前奏曲 第4番 ホ短調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   23. 夜想曲 第19番 ホ短調 Op. 72-1
   24. 前奏曲 第7番 イ長調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   25. 前奏曲 第8番 嬰ヘ短調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   26. コントルダンス 変ト長調
   27. 前奏曲 第9番 ホ長調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   28. 前奏曲 第10番 嬰ハ短調 ~『24の前奏曲』 Op. 28
   29. 練習曲 第7番 嬰ハ短調 Op. 25-7
ジュスタン・テイラー
 (ピアノ/
  1839年製プレイレル・ピアニーノ)
NYCX 10523
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 録音: 2024年10月 ロザリオ礼拝堂、ベーフェル、ベルギー
 収録時間: 70分
 ※国内仕様盤日本語解説...八木宏之

 【ショパンがマヨルカ島で弾いたものと同型楽器を使用!】
 鍵盤古楽器の若き旗手ジュスタン・テイラーによるショパンが登場。プレイエルが1835年から1842年の間にだけ製造していたピアニーノ(アップライトピアノ)を使用し、ショパンがマヨルカ島で同型の楽器を使い書き上げた作品を中心に収録しています。
 テイラー自身の編曲によるベッリーニの「清らかな女神よ」も収録。

 <ジュスタン・テイラーのショパンに寄せて 川口成彦>
  2015年のブルージュ国際古楽コンクールのチェンバロ部門で23歳の若さで優勝したジュスタン・テイラーは、今では若手チェンバロ奏者の筆頭として世界中で活躍している名手です。
  彼はチェンバロのみならず、大分前からフォルテピアノでの活動も展開しており、2025年には日本で初めてフォルテピアノでの演奏も披露しました。
  フォルテピアノ奏者としてこれまで幾つか録音を出していますが、今回彼がリリースすることになったのは驚くことにショパン!
  しかもショパンの時代のプレイエルの修復において大変重要な存在である、フランスのオリヴィエ・ファディーニが近年修復を終えた1839年のプレイエルのピアニーノ(アップライトピアノ)での世界初の録音です。
  オーセンティックな音色を求め、修復の細部まで己の修復美学と信念を貫いているファディーニの楽器は、まさにショパンの魂を現代に呼び起こす銘器です。

 プレイエルのピアニーノと言えばショパンがマヨルカ島にて《24の前奏曲》の完成を共にした楽器で、ショパンが自分自身の心の奥底と対峙していた密やかな時間を思い起こさせます。
 録音で使われた楽器はショパンが所有していたものとほぼ同時期のものなので尚更です。フランス語によるCDタイトル "Chopin Intime"(親密なショパン)の通り、当時のショパンが独り、あるいは親密な友人を囲んで思いつくがままにピアノを奏でるような内容は大変魅力的です。
 ベッリーニのオペラ《ノルマ》の「清らかな女神よ」は、伝説的メゾソプラノのポーリーヌ・ヴィアルドがショパンのピアノ伴奏で歌ったと考えられている作品で、ショパンによるピアノ編曲からインスピレーションを受けたテイラー自身によるバージョンは幸せなサプライズと言えるでしょう。

 ショパンはピアノ音楽において革新的な存在でしたが、リストがショパンのことを「J.S.バッハの熱狂的な弟子」と称したように、彼はバロック音楽など前時代の音楽の探究にも熱心でした。
 チェンバロ奏者として、ショパンと同じくバロック音楽を日々探求するテイラー。時代を超えた二人の親密な時間がそこにはあります。
 
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ALPHA980
\3100→\2890
バーバラ・ハンニガンとカティア&マリエル・ラベック
エレクトリック・フィールズ

 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098頃-1179)/
  ダヴィッド・シャルマン(1980-)編曲:
   1. ああ 仲介者たる若枝よ
  ダヴィッド・シャルマン:
   2. リサーチ #1
  バーバラ・ハンニガン(1971-)&ダヴィッド・シャルマン:
   3. 私が あなたに 何をしたというのか?
    (フランチェスカ・カッチーニ[1587-1640頃]の断片による)
  ブライス・デスナー(1976-):
   4. ああ 偉大なる教会よ
    (ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのテキストによる)
  ダヴィッド・シャルマン:
   5. リングア・イグノタ (不明な言語)
    (ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのテキストによる)
  インプロヴィゼーション:
   6. 私に 何ができる?(パート1)
    (バルバラ・ストロッツィの印象による即興)
  バルバラ・ストロッツィ(1619-1677)/ダヴィッド・シャルマン編曲:
   7. 私に 何ができる?(パート2)
  ブライス・デスナー:
   8. ああ 最も高貴な緑よ
    (ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのテキストによる)
  ヒルデガルト・フォン・ビンゲン/ダヴィッド・シャルマン編曲:
   9. ああ 永遠の力よ
バーバラ・ハンニガン(歌)
カティア&マリエル・ラベック(ピアノ)
ダヴィッド・シャルマン(シンセサイザー、ライヴ・エレクトロニクス)
NYCX 10524
\3520
(国内仕様盤・日本語解説付)
ALPHA1152
(2LP)
\4900

 録音: 2022年12月、2023年9月 ラ・ファブリク・ド・オンド、サンペー=シュル=ニヴェール、フランス
 収録時間: 63分
 ※国内仕様盤  日本語解説...小室敬幸、歌詞日本語訳...山下賢司
 ※アナログ盤  180g重量盤、33 1/3 rpm 2枚組 【SIDE A】...Tr. 1-3 【SIDE B】...Tr. 4-5  【SIDE C】...Tr. 6-7 【SIDE D】...Tr. 8-9

 【ヒルデガルト・フォン・ビンゲンとエレクトロニクス、声とピアノが生み出す、エネルギーと静寂の渦】
 2015年以降、バーバラ・ハンニガンとカティア&マリエル・ラベック、フランスの作曲家・パフォーマーのダヴィッド・シャルマンが、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンをインスピレーションの中心に据えた即興演奏を重ね、作り上げたプログラム「Electoric Fields(電場)」。
 イタリア・バロックのバルバラ・ストロッツィとフランチェスカ・カッチーニという2人の女性作曲家の要素と、アメリカの作曲家・ギタリスト、ブライス・デスナーも加わり、多分野を統合した没入型パフォーマンスとして2021年にロサンゼルス・フィルハーモニック(LA Phil)で初演されました。
 その後音楽自体を作品の中心として発展させこのアルバムが誕生。
 ヒルデガルトが自ら考案したと伝えられる神秘言語リングア・イグノタ(不明な言語の意)やラテン語で残したテキストが中心に歌われ、持続音(ドローン)に支えられた瞑想的なアンビエント・ミュージック、ライヴ・エレクトロニクスを用いた即興、ポスト・ミニマルなど様々な要素による浮遊感と緊張感の絶妙なバランスが、聴く者の神経を快く刺激します。

 
 



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BIS



BIS2703
(SACD HYBRID)
\3100→\2890
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
 シューベルトの四季 - 季節にまつわる歌曲集
  「岩の上の羊飼い」では名クラリネット奏者マイケル・コリンズが参加

 フランツ・シューベルト(1797-1828):
  1. あこがれ D 879/2. 冬の夕べ D 938/
  3. 老いの歌 D 788/4. 春の想い D 686/
  5. 夜咲きすみれ(花大根) D 752/6. 岩の上の羊飼い D 965/
  7. 五月の夜 D 194/8. 五月への私の挨拶 D 305/
  9. 春に D 882/10. 羊飼いの嘆きの歌 D 121/
  11. ます D 550/12. 野ばら D 257/
  13. ばら D 745/14. 夏の夜 D 289b/15. 秋 D 945/
  16. 秋の夜の月に寄せる D 614/17. 収穫の歌 D 434/
  18. 秋の歌 D 502/19. 戸外にて D880/20. 憩いなき愛 D 138
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
ジョゼフ・ミドルトン(ピアノ)
マイケル・コリンズ(クラリネット)...6

 1973年に設立されたスウェーデンのレーベル。初期にはネーメ・ヤルヴィとエーテボリ交響楽団のシベリウス交響曲全集(及びレオニダス・カヴァコスを起用したヴァイオリン協奏曲初稿)、エヴァ・クナルダールによるグリーグのピアノ曲全集などで注目を集めました。
 その後、オスモ・ヴァンスカとラハティ交響楽団による一連のシベリウス録音や、バッハ・コレギウム・ジャパンを起用したバッハの宗教作品全集などの体系的録音を行い、アレクサンドル・カントロフやジャン・チャクムルといった才能ある若手演奏家と継続的に取り組む姿勢も高く評価されています。
 清澄かつダイナミックな録音でオーディオファンにも人気のレーベルです。

 録音:2024年2月25-28日 Wyastone Concert Hall, Monmouth(UK)
 総収録時間:75分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストとして、バッハのカンタータをはじめ、ヘンデルやパーセルなどのバロック作品、さらにはマーラーやストラヴィンスキーまで幅広いレパートリーを持ち、伸びやかな歌声と完璧なコロラトゥーラ技術で知られる歌姫、キャロリン・サンプソン。
 本アルバムは、彼女にとって3作目となるシューベルトの歌曲集です。アルバム全体を通じてシューベルトの自然への愛が鮮やかに表現されており、四季の移り変わりが歌曲を通して描かれています。
 冬では失われた愛を描く3曲が歌われ、春では自然の目覚めとともに希望が広がります。
 「岩の上の羊飼い」では、名クラリネット奏者マイケル・コリンズが参加し、ヨーデル風の趣を持つこの曲に瑞々しい響きを加えています。
 夏には人生の最高潮が表現されるものの愛の行方には不安が残り、秋には主人公の失望が描かれ、自然の衰退とともに希望も薄れていくというストーリー。
 ピアノ伴奏は、サンプソンと数多く共演してきたジョゼフ・ミドルトン。サンプソンが絶大な信頼を寄せる彼は、彼女の歌に寄り添いながら素晴らしい演奏を聴かせています。

 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。
 
 

BIS2090
(SACD HYBRID)
\3100
セバスチャン・ファーゲルルンド:作品集
 セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):
  1-3. 八重奏曲「秋分」(2016)
   1. I. Espressivo — Ritmico, poco leggiero
   2. II. Lento misterioso
   3. III. Agitato con forza ma espressivo
  4. Arcantio アルカンティオ(2023)
  5. Sky II スカイII(2023年改訂版)
ニーク・デ・フロート(コントラバス)...4
ラップランド室内管弦楽団
ヨーン・ストルゴーズ(指揮)...4、5

 録音:2023年11月16-22日 Korundi House of Culture, Rovaniemi(フィンランド)
 総収録時間:53分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 BISが継続的に作品を録音しているファーゲルルンドは、1972年フィンランド生まれで世界的に高く評価されています。
 「秋分」は2017年のデルフト室内楽フェスティバルの委嘱作。ファーゲルルンドがイングマール・ベルイマンの映画を基にして作曲したオペラ《Höstsonaten 秋のソナタ》のライトモティーフなどを取り入れて、シューベルトの八重奏曲と同じ楽器編成で書かれています。
 ラップランド室内管弦楽団の委嘱作「アルカンティオ」は、ファーゲルルンドの協奏曲シリーズの一環として作曲されたコントラバスと室内オーケストラのための変奏曲。
 彼はこれまでに12曲の協奏曲を手がけ、それぞれの楽器の技術的な可能性を生かした多彩な作品を生み出してきました。
 
 作品は初演者でありこの録音でもソリストを務めるオランダの名コントラバス奏者ニーク・デ・フロートのために書かれています。
 タイトルの「アルカンティオ」は古風な旋律を持つ歌の意味を持ちます。「スカイII」はもともとバロック・アンサンブルのために作曲された「スカイ」を現代の楽器編成に置き換えたもの。
 置き換える際、チェンバロは不可欠であるとされ編成に残されており、曲中ではギターとチェンバロに即興の機会も与えられています。
 ミニマル調の曲は力強く盛り上がり、最後は静かに曲を閉じます。

 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。
 
 


BIS2735
(SACD HYBRID)
\3100
ヴィラ=ロボス:ギター独奏曲全集
 エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  1-12. 12の練習曲 W 235(1928)
  13-17. Suite populaire bresilienne
 ブラジル民謡組曲 W 020(1923-28/1948)
  18. ワルツ=ショーロ(1920頃)
  19. ショーロ第1番 W 161(1920)
  20. 演奏会用ワルツ第2番 W 009(1904)
   (デボラ・ハラースによる完全版)
  21-25. 5つの前奏曲 W 419(1940)
フランツ・ハラース(ギター)

 録音:2024年1月15-18日 Evangelische Kreuzkirche, Munchen Schwabing(ドイツ)
 総収録時間:83分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 ヴィラ=ロボスは多数の楽器を操りましたが、中でもギターの演奏は卓越しており、かのセゴビアも感服したと伝えられています。
 彼のギター作品は現代のギタリストにとって重要なレパートリーの一つ。どの曲もブラジルの伝統音楽を巧みに取り入れています。
 「12の練習曲」はギターにおけるショパンの練習曲のような存在とされ、ブラジル民謡組曲やショーロ第1番は作曲家の若き日の多彩な経験を反映。
 「5つの前奏曲」もブラジル民俗音楽の要素を取り入れた小品集として構成されています。
 さらに、最近発見された「ワルツ・ショーロ」や、未完の「演奏会用ワルツ第2番」などの貴重な作品も収録。
 シンコペーションのリズム、エキゾチックなハーモニー、心沸き立つような官能的なメロディが織りなす刺激的なプログラムです。
 
 ハラースはアンドレス・セゴビア国際ギターコンクールと瀬戸大橋国際ギターコンクールで優勝した名手。
 ニューヨーク・デビューは「衝撃的」と評され、スペイン音楽を収めたソロ・デビューCDはセゴビアを超えると称賛されました。
 NAXOSとBISレーベルに数多くの録音があり、とりわけニャタリのアルバム「Alma Brasileira」(BISSA2086)はラテン・グラミー賞を受賞するなどどれも高く評価されています。

 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。
 
 


BIS2726
(SACD HYBRID)
\3100
コルネットにヴァイオリンを重ねて
 右にコルネット、左にヴァイオリン

 1. ダリオ・カステッロ(1602頃-1631):ソナタ第4番(1629)
 2. ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
  ラ・ストラソルダ(1655)
 3. ジュゼッペ・スカラーニ(1628-1642頃活躍):ソナタ第6番 –
  2つのソプラ―二のための《レ・ミ・ファ・ソ・ラ》に基づく(1630)
 4. ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  ヴァイオリンとスピネットのためのトッカータ(1628)
 5. ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(1595頃-1642):
  2声のソナタ第4番(1636)
 6. エルコーレ・パスクィーニ(1560-1619):トッカータ第1番
 7. セラフィーノ・パッタ(1580頃-1619):フランス風のカンツォン
  「La Lampugnana ランプニャーナ」(1613)
 8. タルクィニオ・メールラ(1595-1665):La Gallina めんどり –
  2声のカンツォン(1657)
 9. ジュゼッペ・ジャンベルティ(1600頃-1662/64):Cucu
 10. マルコ・ウッチェリーニ(1603頃-1680):
  3声のアリア「エメンフロディーテ」、
  「雌鶏とカッコウが一緒になる時、
   美しいコンサートが生まれる」(1642)
 11. フランチェスコ・ウスペル・スポンガ(1561-1641):
  リチェルカーレ第8番(1585)
 12. ガブリエーレ ・ウスペル・スポンガ(1609-1632):
  シンフォニア – 2つのヴァイオリンのための(1614)
 13. ビアージョ・マリーニ(1594-1663):ソナタ第5番 –
  2つのヴァイオリンとコルネットのための(1626)
 14. ブオナメンテ:
  《カヴァレット・ツォッポ》に基づくソナタ第10番(1626)
セイチェント・ストラヴァガンテ
 (古楽器アンサンブル)
ダーヴィッド・ブルッティ(コルネット、ミュート・コルネット)
ニコラ・ラモン(オルガン、チェンバロ)
ロセッラ・クローチェ(バロック・ヴァイオリン)
ニコラ・ガンドルフォ(オルガン)...4、14

 録音:2023年2月13-15日Casatico di Marcaria, Mantua(イタリア)...1-3、6-7、10-12
  2023年3月16-18日 Studio Rosso, Zanotto Strumenti, Trebaseleghe, Padua(イタリア)...4-5、8-9、13-14

 総収録時間:58分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 初期の器楽作品が人間の声による表現を理想としていたことは良く知られていますが、それが顕著だったのがイタリア。
 このアルバムでは、オルガンやチェンバロの低音の上で古楽器のコルネット(ツィンク)とヴァイオリンが語り合い、絡み合う、イタリア初期バロックの器楽作品の愉悦が味わえます。
 古典派以降の作品に見られるような長く伸びるカンタービレではなく、即興精神を感じさせる俊敏な音の動きは雄弁な劇を思わせ、右に位置するコルネットと左側のヴァイオリンによるかけあいはステレオ効果満点です。
 現代音楽も手掛けるサクソフォン奏者から古楽管楽器奏者に転じたダーヴィド・ブルッティは時にオーバーブロー奏法も交えてダイナミックでエキサイティングな 演奏を披露。エンリコ・ガッティや寺神戸亮に学び、ゼフィロやアンサンブル・アウローラなどのリーダーも務めたヴァイオリンのロセッラ・クローチェが鮮やかに応じる 様は実に聞きごたえがあります。
 17世紀前半に作られた歴史的オルガンのイタリアらしい根色が魅力を更に増しています(トラック4,5,8,9を除く)。

 SACDハ イブリッド・ディスクでのリリース。


ちょっとだけ録音の様子が見られます。
https://youtu.be/g44pAX8l3IY?si=y0c8HU5Qd4JC5XDj
 
 
BIS2739
(SACD HYBRID)
\3100
オマージュ -
 ストラヴィンスキー、ムストネン、ゴリホフ、タバコヴァの弦楽曲集

  1. ドブリンカ・タバコヴァ(1980-):
   オルガヌム・ライト(2014)...世界初録音
  2-3. オスバルド・ゴリホフ(1960-):ラスト・ラウンド(1996)
  4-13. イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971) :
   バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」(1928) 
   (ジュリアン・アズクール編...世界初録音)
  14-17. オッリ・ムストネン(1967-):九重奏曲 II(2000)
  18. ムストネン:アポテオーシス –
   4つのチェロのための (2022)
    パブロ・カザルスの追悼に...世界初録音
ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ
ジュリアン・アズクール(指揮)

 録音:2024年1月29日-2月2日 Church of St Silas the Martyr, Kentish Town,London(UK)
 総収録時間:68分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 ジュリアン・アズクールが芸術監督を務める「ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ United Strings ofEurope」は、王立音楽アカデミーの学生により結成され、2012年から活動を始めました。
 これまでに4枚のアルバムを発表。いずれも高く評価されています。
 
 今作「オマージュ」で彼らは神話や伝説、そして20世紀の巨匠たちに敬意を表し伝統と現代を結びつけるプログラムを披露します。
 アルバムの中心には、アズクール自身が編曲したストラヴィンスキーの「ミューズを率いるアポロ」が置かれ、その前後に、アインシュタインが1905年に提唱した「光量子仮説」から着想を得たというタバコヴァの「オルガヌム・ライト」、アルゼンチンの音楽に思いを馳せたゴリホフの「ラスト・ラウンド」、バルカンと北欧伝説からインスパイアされたムスネンの「九重奏曲」が並び、最後は巨匠カザルスを偲んで書かれた、バッハのコラール前奏曲に着想を得た「アポテオーシス」で幕を閉じます。

 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。
 



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CAPRICCIO



C5533
\2800→\2590
アリアーヌ・マティアク(指揮)、渾身の録音
 パトリシア・プティボンも歌います
シャルル・ケクラン:交響曲第1番、3つの歌曲、はるかに

 シャルル・ケクラン(1867-1950):
  1. 交響詩「はるかに」Op. 20(1900)
  2-5. 交響曲第1番 Op. 57bis -
   弦楽四重奏曲第2番からの編曲(1916/1926)
    2. I. Adagio/3. II. Scherzo/
    4. III. Andante/5. IV. Finale
  6-8. 3つの歌曲 Op. 17(1895-1900)
   6. I. Le colibri ハチドリ(R. オーリッジによる管弦楽編)
   7. II. La priEre du mort 死者の祈り
   8. III. Epiphanie エピファニー
パトリシア・プティボン(ソプラノ)...6-8
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
アリアーヌ・マティアク(指揮)

 録音:2023年10月9-13日 ロイトリンゲン、オーケストラ・スタジオ
 総収録時間:64分

 1867年にパリで生まれ、アルザス出身の両親のもとで育ったシャルル・ケクラン。
 病気のため工科大学での学業を中断した後、音楽に専念することを決意 し、パリ音楽院でジュール・マスネやガブリエル・フォーレに師事しました。
 作曲家として活躍する一方、ラヴェルやフローラン・シュミットとともに音楽協会を設立 し、同時代の音楽の振興に貢献しました。
 また、教師として数多くの作曲家を育て上げただけでなく、ステレオスコープ写真家としての顔を持ち、作家として はガブリエル・フォーレの伝記を執筆するなど、多彩な活動を展開したことで知られています。
 彼は4曲の交響曲を残しており、このアルバムに収録された交 響曲第1番は、弦楽四重奏曲第2番を管弦楽曲へと発展させたもので、1937年のハルフェン賞を受賞しています。
 
 ほかにも、1933年の「セヴン・スター ズ・シンフォニー」(CAPRICCIO C5449)、1936年の「The Symphony of Hymns」、そして第二次世界大戦中に作曲された交響曲第2番が存在 します。
 ケクランの作品は、当時のフランス音楽の流れを汲みつつも、独自の視点と形式を持つものと言えるでしょう。
 また、交響詩「はるかに」は、もともと 1896年にコールアングレとピアノのために作曲、その後、管弦楽曲へと編曲されました。
 彼は歌劇にはあまり関心を示さなかったものの、声楽作品には関心 を寄せ、約100曲の歌曲を作曲し、その多くをオーケストラ伴奏へと編曲しています。
 アルバムに収録された「3つの歌曲」も「ハチドリ」以外は作曲者自身の 編曲となっており、パトリシア・プティボンが美しく輝かしい歌声で歌い上げています。
 ケクランの交響曲を録音するにあたっては、スコアの発掘、編集、演奏可能な素材への整理が必要とされ、アリアーヌ・マティアクはこの作業に1年半を費や しました。
 さらに、作品を学ぶ意欲のあるオーケストラを見つけ、録音の機会を確保することも課題だったと語っています。
 ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィ ルハーモニー管弦楽団は、マティアクの期待に応え、見事な演奏を披露しています。

  
 
 


C3012
\2200
フィリップとクサヴァー・シャルヴェンカ兄弟
 ヴァイオリンとピアノのための作品集

 フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917):
  1-4. 組曲 ト短調 Op. 99
   1. I. Toccata/2. II. Ballade./3. III. Intermezzo/
   4. IV. Rezitativ und Tarantella
 クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924):
  5. セレナード Op. 70
 6-8. ヴァオリン・ソナタ ト短調 Op. 2
  6. I. Adagio sostenuto - Allegro appassionato
  7. II. Romanze. Andante con moto
  8. III. Finale. Presto agitato
 フィリップ・シャルヴェンカ:
  9-10. ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 Op. 114
   9. I. Allegro moderato/10. II. Andante tranquillo/
   11. III. Finale. Allegro animato
キム・ヨラ(ヴァイオリン)
マッテオ・ウェーバー(ピアノ)

 録音:2023年9月20-22日 カールスルーエ音楽大学、ヴォルフガング=リーム=フォーラム(ドイツ)
 総収録時間:70分

 フィリップとクサヴァー・シャルヴェンカの兄弟は、プロイセンのサムテル(現在のポーランド、シャモトゥイ)で生まれ、ベルリンで本格的な音楽教育を受けました。
 兄のフィリップは作曲を中心に学んで音楽理論の教師となり、弟のクサヴァーはピアニストとして成功します。
 クサヴァーは1860年代にいくつかの室内楽作品を作曲しましたが、1870年代にコンサートピアニストとしての活動に専念するため作曲から離れ、その後ベルリンやニューヨークで主に教育者として活躍しました。
 フィリップはピアノ曲や室内楽の作曲に重点を置き、ここに収録された「組曲ト短調」や、技巧的で独創的な構成が特徴の「ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調」など、数々の作品を生み出しました。
 このアルバムでは、キム・ヨラとマッテオ・ウェーバーが兄弟の音楽の特徴を鮮やかに描き出しています。
 
 キム・ヨラは韓国出身のヴァイオリニスト。フランツ・リスト音楽アカデミーやマンハイム音楽大学で学び、バイエルン放送交響楽団の第1ヴァイオリン奏者やカッセル州立劇場のコンサートマスターを務めました。
 室内楽でも活躍し、複数のコンクールで受賞を果たし、2021年より、ラインラント=プファルツ州立フィルの第2コンサートマスターを務めています。
 マッテオ・ウェーバーは2002年にドイツで生まれたピアニスト。11歳からピアノを学び、13歳でバッハ・コンクールに優勝しました。
 その後、パリ国際音楽祭やセザール・フランク国際コンクールなどで受賞を重ね、2019年にカールスルーエ音楽大学に進学。著名なピアニストのマスタークラスを受講し、奨学金を受けながら研鑽を積んでいます。
 




DB PRODUCTIONS



DBCD217
\2800
和田 記代(ピアノ)
 ノールマン:室内楽作品集

 ルードヴィグ・ノールマン(1831-1885):
  1-3. ピアノ四重奏曲 ホ短調 Op. 10
   I. I. Allegro ma non troppo
   2. II. Andantino con moto
   3. III. Andante sostenuto. Allegro molto e con fuoco
  4-9. 人生の階段 Op. 51
   4. 1. 幼少時代/5. 2. 青年の熱情/
   6. 3. 乙女の夢/7. 4. 男にとっての人生の重み/
   8. 5. ゆりかごの傍の母親/9. 6. 人生の終着点にて
  10-13. ピアノ六重奏曲 イ短調 Op. 29
   10. I. Allegro patetico/11. II. Andantino grazioso/
   12. III. Scherzo. Allegro molto vivace/
   13. IV. Finale. Allegro con fuoco
和田 記代(ピアノ)...1-13
ヘンリク・ペーテルソン(ヴァイオリン)...1-3、10-13
ソフィー・スンネルスタム(ヴァイオリン)...10-13
ニコラス・シャードロウ(ヴィオラ) ...1-3、10-13
クラース・ガッゲ(チェロ) ...1-3、10-13
ヴァルー・パウルソン(コントラバス)...10-13
NYCX 10521
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2970

 録音:2024年3月28-30日、8月31日、9月1日 Stochholns Konserthus(スウェーデン)

 ルードヴィグ・ノールマン(ヌールマン、1831-1885) は19世紀後半のスウェーデンの音楽界の立役者とも言える音楽家。
 作曲家としてだけでなく、指揮者やピアニスト、そして音楽評論家としても活躍しました。ノールマンは3つの交響曲、合唱曲など、様々なジャンルの曲を書きましたが、彼の作品リストの中で最も充実したジャンルは室内楽。
 まだ録音が少ない彼の室内楽作品ですが、このアルバムはその中からピアノ六重奏曲、ピアノ四重奏曲、そしてピアノ組曲「人生の階段」を収録しています。
 
 ピアノ六重奏曲とピアノ組曲はCD初出。
 
 スウェーデン音楽史において、ベールヴァルド(ベルワルド、1796-1868)とステーンハンマル(ステンハンマル、1871-1927)の間が決して空白ではなかったことを伝えてくれます。
 演奏は、この企画の為に集結したロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の団員による弦楽アンサンブルと、ストックホルム在住でステーンハンマル友の会代表を務めるピアニスト和田記代。

 ※国内仕様盤には、和田記代氏による日本語解説が付属します。

 
 



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ONDINE



ODE 1449
\2800→\2590
レポ・スメラ:交響曲第1番、第6番
 指揮はスメラと同郷タリン生まれのオラリー・エルツ

 レポ・スメラ(1950-2000):
  1-2. 交響曲第1番(1981)
   1. 1st movement/2. 2nd movement
  3-4. 交響曲第6番(2000)
   3. I Andante furioso/4. II Andante
エストニア国立交響楽団
オラリー・エルツ(指揮)

 録音:2023年8月22-25日 エストニア、タリン、エストニア・コンサート・ホール
 総収録時間:53分

 Ondineレーベルが20世紀後半のエストニアを代表するレポ・スメラの交響曲全集を開始。
 
 エストニア国立交響楽団の演奏、指揮は同響音楽監督でスメラと同郷タリン生まれのオラリー・エルツ!
 ソ連時代のエストニアに生まれたスメラは同国の音楽界に多大な影響を与えたヴェリヨ・トルミスやヘイノ・エッレルに学び、後にはモスクワ音楽院でも学びました。
 無調音楽に傾倒し、コンピュータ・ミュージックを導入したかと思えば、わかりやすく感情に伝えかける映画音楽でも手腕を発揮し、38歳の年からはエストニア文化省の大臣も務め、50歳の若さで亡くなりました。
 1981年から2000年にかけて書かれた6曲の交響曲は、多くの顔を持つ作曲家スメラの中でもシリアスな面を代表する作品群とされています。
 エルツの全集第1作は、最初と最後の作品のカップリング。どちらも2楽章構成で、すべての楽章が弱音で消えてゆくように終わります。
 
 第1番の第1楽章はアルヴォ・ペルトのティンティナブリ様式を思わせる鐘の音を模した壮大かつ厳粛なサウンドと、同じくペルトに通じる静謐で瞑想的な音楽がコントラストを成しています。
 第2楽章は吹き渡る風を思わせるオーケストラのサウンドが弱音で延々と続いたのち、突如としてショスタコーヴィチを思わせる行進曲風の音楽や戦争の描写のような場面が割り込み、再び風と静寂の世界に戻ってゆく音楽。
 同じモチーフを繰り返しつつ巧みに楽器を変えてゆくことで独特の効果を挙げています。

 第6番の第1楽章も静謐な音楽と大音響とのコントラストが強烈ですが、大音量部分のサウンドはより破壊的となり、その強烈な対比はカンチェリのオーケストラ作品を思わせます。
 第2楽章は悲痛な雰囲気を湛えた謎めいた音楽。
 
 スメラの交響曲全集はパーヴォ・ヤルヴィがBISに録音していましたが、第1番から第5番はマルメ交響楽団(第6番のみエストニア国立交響楽団)だったので、当全集が完成の暁には、エストニアのオケと指揮者による初の全集となる見込みです。
 



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ODRADEK RECORDS



ODRCD 459
(2CD)
\4900→\4590
「オルフィカ/フォノジェーヌ」~高橋悠治(b.1938):作品集
 CD1)
  (1)鳥も使いか
  (2)オルフィカ
 CD2)
  (1)ル・ドゥーブル・ドゥ・パガニーニ
   (フルート、アコーディオン)
  (2)橋 III(弦楽四重奏)
  (3)ガンダルヴァ(クラリネット・ソロ)
  (4)橋 II
  (5)フォヌルループ(弦楽四重奏)
  (6)白鳥が池をすてるように(ヴィオラ、アコーディオン)
  (7)フォノジェーヌ
杉山洋一
 (指揮,CD1, CD2:(4)(7))
(CD1)本條秀慈郎(三味線)
(CD1)読売日本交響楽団
(CD2)東京コンテンポラリー・ソロイスツ

 杉山洋一の高橋悠治作品集第2弾!

 録音 : (CD1)2020年8月26日、サントリーホールにてライヴ収録 (CD2)2021年1月24日、東京文化会館にてライヴ収録
 DDD、33'31/67'35

 杉山洋一(企画・指揮)の高橋悠治作品集第2集(第1集は「歌垣」 品番:ODRCD 409)。
 
 高橋悠治は非常に多作な作曲家だが、オルフィカを始め代表的な作品が網羅されている。
 2つの演奏会には作曲家本人が立ち会っており、隙のないスリリングな演奏が展開されている。
 高橋悠治の集大成の1つとして長く記憶されるであろう価値あるアルバムである。
 
 杉山洋一は1969年、東京出身。桐朋学園大学の作曲科で学ぶ。
 作曲を、三善晃、フランコ・ドナトーニ、サンドロ・ゴルリに師事。指揮を、エミリオ・ポマリコ、岡部守弘に師事。
 現在はミラノを拠点に活動していて、クラウディオ・アバド音楽院で教鞭をとっている。
 
 本條秀慈郎(三味線)は1984年、宇都宮出身。桐朋学園短期大学で学ぶ。本條秀太郎に師事。
 文化庁文化交流使としてアメリカ、フランス、イギリスでリサイタルを開催する。
 藤倉大、坂本龍一らの新作委嘱作品の初演なども担当している。
 
 東京コンテンポラリー・ソロイスツは2018年に第1回高橋悠治作品演奏会「歌垣」をきっかけに創設された。
 アミティ・カルテットを中心とした弦楽器奏者、木管、金管楽器奏者、アコーディオン奏者の大田智美らが参加している。




 指揮の杉山洋一は1995年にイタリアの作曲奨学金を得てからずっとミラノに住んでいて、現地のクラウディオ・アバド音楽院で教えている。
 作曲家としても高名だが、作品を見ると

  ・サハラ植樹計画のための打楽器による「ツリーネーション」
  ・パレスチナ古謡による「かなしみにくれる女のように、による断片、変奏、再構築」、
  ・ブリアート族シャーマンの旋律に基づく三味線と弦楽合奏のための「歩み」

と、とても国際的で、強い主義主張を感じるものが多い。

 
 

ODRCD 447
\2600
「エンプネウシス」~クラリネット・ソナタ集
 (1)ブラームス:
  クラリネット・ソナタ第1番へ短調Op.120-1
 (2)コンスタンティノス・Y・スティリャヌ(b.1972):
  クラリネット・ソナタ(世界初録音)
ガボール・ヴァルガ(クラリネット)
ニコラス・コスタンティヌ(ピアノ)

 録音:2023年12月3~4日ストロヴォロス市立劇場(キプロス) [62:32]

 よく知られたブラームスと、現在も活躍しているスティリャヌの作品を組み合わせたアルバム。
 スティリャヌの作品は2021年の作品で、木管楽器とピアノのための作品としては2作目とのことである。
 現代音楽と言うよりロマン派のような作風で、ブラームスとの組み合わせでも全く違和感がない。新旧の佳曲による充実した仕上がりのアルバムである。
 ガボール・ヴァルガは1974年、ハンガリー出身。セゲト大学、リスト音楽アカデミー、パリ音楽院で学ぶ。
 ジェール・フィル(ハンガリー)、ハンガリー国立交響楽団、リスト室内管弦楽団で首席奏者を務める。
 現在は、王立ノーザン音楽大学、アメリカのジェイコブズ音楽院で教鞭をとっている。
 
 ピアノのニコラス・コスタンティヌはギリシャ音楽院、リスト音楽大学で学ぶ。また、ロンドン王立音楽院で博士号を取得している。主にヨーロッパ、アメリカ、中東で活躍している。
 
 

ODRCD 454
\2600
「モノディーズ」~無伴奏サクソフォン作品集 ピエール=ステファーヌ・ムージュ(サクソフォン)
 (1)バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータBWV.1013~I.アルマンド
 (2)-(4)ジョン・ケージ:クラリネット・ソナタ
 (5)ジョルジュ・アペルギス:追伸
 (6)バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番BWV.1009~VI.ブーレーII
 (7)-(9)トム・ジョンソン:タイルワーク、1つのテンポによる3章
 (10)ポール・メファノ:ティージュ
 (11)エドガー・ヴァレーズ:密度21.5
 (12)バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番BWV.1011~IV.サラバンド
 (13)メシアン:モノディー(オンドマルトノのための)
 (14)ストラヴィンスキー:無伴奏クラリネットのための3つの小品~III
 (15)バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番BWV.1011~VI.ガヴォットII
 (16)メシアン:モノディー(オルガンのための)
 (17)ジークフリート・カルク=エーレルト:25のカプリースとソナタ Op.153~V.ジーガ
 (18)バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番BWV.1011~VII.ジーグ
 (19)ポール・メファノ:アンスタンタネー
 (20)ドビュッシー:シランクス
 (21)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV.1004~I.アルマンド

 録音:2022年11月、2023年6月 スタジオ・セクエンツァ(フランス・モントルイユ) [51:02]

 サクソフォンのためのオリジナル作品以外の曲は全てムージュが編曲して演奏している。
 曲によって、ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと楽器を換えて演奏しているのだが、楽器の選び方にもセンスが感じられる。
 無伴奏の曲ばかりだが、バッハから現代音楽まで幅広い選曲と考えられたプログラムが楽しいアルバムと言える。
 ピエール=ステファーヌ・ムージュ(サクソフォン)は父の所有する豊富なスコアを閲覧できる恵まれた音楽環境で育った。
 5歳よりピアノを始め、後にサクソフォン、コントラバス、ヴィオラ、和声法、対位法、アナリーゼ、指揮法を学ぶ。20歳でストラスブール音楽院の特任教授として招かれる。
 現在は、ローザンヌ音楽院の教授に就任してサクソフォン、室内楽(古典・現代)そして現代音楽のアンサンブル・プロジェクトの監督を務めている。
 
 

ODRCD 463
\2600
「ボーン・イン・モナコ」~スラヴァ・ゲルコヴィッチ
 (1)バッハ:
  カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」変ロ長調BWV.992
 (2)ラヴェル:クープランの墓 M. 68
 (3)リスト:巡礼の年「第2年イタリア」~
  「ダンテを読んで:ソナタ風幻想曲」S.16 /7
スラヴァ・ゲルコヴィッチ(ピアノ)

 録音:2022年9月5~9日 レーニエ3世オーディトリアムにて収録 [61:44]

 スラヴァ・ゲルコヴィッチは1999年、モナコ出身。旧ソ連からの移民で音楽一家の中で育つ。
 レーニエ3世音楽学校、フランス国立高等音楽院、エコール・ノルマル音楽院で学ぶ。名教師、レナ・シェレシェフスカヤに師事。
 数々の国際コンクールで優勝し、サン=テュルサンヌ・ピアノフェスティヴァル、トゥール・バッハ音楽祭他の多くの音楽祭に参加。モンテ=カルロ・フィルハーモニック管弦楽団、ベルン交響楽団、ローマ・トレ管弦楽団と協奏曲のソリストとして共演。
 様々なソリスト達と室内楽を共演している。2022年より「サンクタ・デヴォータ基金」のアンバサダーを務めている。
 新進気鋭のピアニストによる意欲的な1枚である。
 透明感のあるシャープなタッチで、古典から近代まで時代や作風を超えた弾きぶりが見事と言える。曲に合わせた表現と言うよりも、全てを自らの音楽に取り込んでいる様に思われる。更なる活躍を期待したいピアニストである。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ATS



ATS977-978-2
(2UHQCD)
\3200→\2990
カラヤン1967年のフィレンツェ・ライヴ
 ベートーヴェン:交響曲第4番
 シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
  (1967年5月15日ライヴ)
 バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番
 ブラームス:ハイドン変奏曲
  (1967年5月14日ライヴ)
カラヤン指揮ベルリンフィル
ミシェル・シュヴァルベ(Vn)
カラヤン(チェンバロ)

 カラヤン1967年のフィレンツェ・ライヴ、ステレオ!
 
 カラヤンの正に全盛時代60年代後半の絶倫ライヴ!しかもステレオ録音です。手兵ベルリンフィルを率いてのヨーロッパ楽旅中のライヴ。
 このコンサートはトスカーナ出身のトスカニーニ没後10年を記念するものでした。
 フィレンツェ市立歌劇場は残響に乏しいものの、オンマイクで生々しく一階最前列で聞いているような印象。
 「英雄の生涯」はお得意のレパートリーですが、意識的に遅いテンポを採用し引きずるような重々しさも意外な程です。
 ヴァイオリン・ソロは名手シュヴァルベ。バッハが自らチェンバロを弾いているバッハも必聴。ベートーヴェン:交響曲第4番は、巨匠の得意曲です。
 淀みのない美しい清流を見るかの名演。
 残念ながら第1楽章にテープの揺れが見られます。

 ハイドン変奏曲も光彩陸離の華麗さで、カラヤンの表現力の幅には脱帽するばかりです。

 新マスター採用で音質向上。
 



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ORFEO



C240121
【再発売】
\2200
入手困難となっていたライヴ録音、復活
 レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》

 1-19. ルッジェーロ・レオンカヴァッロ:
  歌劇《道化師》
カニオ...プラシド・ドミンゴ (テノール)
ネッダ...イレアナ・コトルバシュ(ソプラノ)
トニオ...マッテオ・マヌゲーラ(バリトン)
ペッペ...ハインツ・ツェドニク(テノール)
シルヴィオ...ウォルフガング・シェーネ(バリトン)
ヴォルフガング・ヴィッテ(バリトン)
ウィーン国立歌劇場合唱団
グンポルツキルヒェン少年少女合唱団
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
アダム・フィッシャー(指揮)

 録音:1985年6月6日(ライヴ) ウィーン国立歌劇場
 
 総収録時間:74分
 
 C756081DRの再発売

 入手困難となっていた1985年のウィーン国立歌劇場のライヴ録音、アダム・フィッシャーが指揮し、プラシド・ドミンゴが歌う《道化師》が復活しました。
 この上演は、ジャン=ピエール・ポネルがウィーン国立歌劇場で演出を手掛けた最後の作品の一つで、ドミンゴの完璧なパフォーマンスがセンセーションを引き起こしたものです。
 ドミンゴはその比類なき声と表現力豊かな演技で聴衆を魅了し、この歌劇を非常に説得力あるものにしました。
 また、他の歌手たちも素晴らしく、コトルバシュはネッダの内面の葛藤を巧みに表現し、シルヴィオ役のシェーネは若々しい声で間男を歌い、ツェドニクは独特な声でペッペに新たな性格を与えました。
 またマヌゲーラは恐ろしいトニオを演じています。
 アダム・フィッシャーも破竹の勢いを感じさせる演奏で全体をまとめました。
 


C756081DRが発売されたころの店主コメント

 わ、こんなライヴ音源があったのか。
 30代中盤の若きアダム・フィッシャーが指揮したウィーン国立歌劇場のライヴ。
 演目は「道化師」。
 激情の道化師を演じるはまさに全盛期のドミンゴ。71年のRCA盤、82年のPHILIPS盤とこの役を歌っているドミンゴだが、44歳のこのライヴが代表的な盤となるのではないか。
 そして情熱の浮気女ネッダに・・・コトルバス。何かの間違いでは・・・ないらしい。引退の5年前、まだまだ可憐で愛くるしいコトルバスがこんなあばずれ女を演じるとは・・・いやいや、可憐で愛くるしい浮気女も世の中にはいますので、これはこれでとても楽しみであります。
 ほかにもトニオをマヌグエッラが渋く好演、さらにベッペにツェドニク、そしてシルヴィオにはシェーネという、ウィーンらしい配役もぜいたく。

 汚れ役のコトルバシュが聴きたくておそるおそるかけたのだが。
 すごかったのはドミンゴ。
 ドミンゴがすごいのはハナっからわかっているし、それをとくに期待もしていなかった。それにドミンゴがすごかったと騒いだところで特段誰も喜ばない。
 ・・しかし、ドミンゴ、すごかった。
 コトルバシュの声は美しいのだが、店主の先入観のせいでどうしてもミミみたいで可憐で愛らしく聴こえてしまう。ブックレットの風貌もフェリーニの映画のジェルソミーナみたいで、もうひとつピンとこない。これは多分に店主の先入観によるものと思われる。
 だが、そんなコトルバシュのことを完全に忘れさせてくれたのがドミンゴだった。
 ドミンゴには狂気的要素は少ないとはいえ、軽薄っぽさはない。その図太く直情的な歌唱がこのスリラー&ホラー・オペラの異常性を盛り上げる。実際カニオに暗さや屈折した感情表現はいらない。頭に血が上って人二人殺しましたという哀しいほど直線的、しかし悲しいほど男くささをぷんぷんさせる、そんな男にドミンゴはほんとにピッタリなのである。
 そう、だからこの「衣装を着けろ!」、史上最高の絶唱の一つと言っていい。
 若いフィッシャーがおそるおそるドミンゴにオケを付けるので伴奏的にはやや盛り上がりに欠けるが(でも最後の低弦の引っ張りはかっこいい)、その分珍しいくらいのスロー・テンポになってドミンゴの完全なる独り舞台。歌がうまいだけではこうはいかない。ほんとに聴いていて惚れ惚れする。歴代のカニオ歌いでもこの存在感の分厚さは別格である。そしてそれが英雄のようにならないドミンゴの大衆性。うーん、いくら褒めても褒めたりない。そんなにドミンゴが好きという訳でもなかったんだけど。


<メジャー・レーベル>
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DG



4866956
(CD)
\3400→\3190
〔デジパック仕様〕
《ユジャ・ワン~ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲集》
 ショスタコーヴィチ:
  1-4) ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35、
  5-7) ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102、
  8-10) 24の前奏曲とフーガOp.87より
   (前奏曲第8番嬰ヘ短調/前奏曲第2番イ短調/フーガ第2番イ短調)、
  11) 24の前奏曲Op.34より第5番ニ長調、
  12-13) 24の前奏曲とフーガOp.87より
   (前奏曲第15番変ニ長調/フーガ第15番変ニ長調)
ユジャ・ワン(ピアノ)、
トーマス・ロルフス(トランペット)(1-4)、
アンドリス・ネルソンス(指揮)
ボストン交響楽団(1-7)
4866957
(LP)
\5600
〔180g重量盤、Gatefold仕様〕
《ユジャ・ワン~ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲集》
 ショスタコーヴィチ:
 [Side A]
  1-4) ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35
 [Side B]
  1-3) ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.102
  4-6) 24の前奏曲とフーガOp.87より
   (前奏曲第8番嬰ヘ短調/前奏曲第2番イ短調/フーガ第2番イ短調)、
  7) 24の前奏曲Op.34より第5番ニ長調、
  8-9) 24の前奏曲とフーガOp.87より
   (前奏曲第15番変ニ長調/フーガ第15番変ニ長調)

 ショスタコーヴィチ没後50周年

 グラミー賞を受賞したショスタコ―ヴィチ・シリーズにトップ・ヴィルトゥオーソが登場!

 2025年のショスタコーヴィチ没後50周年を記念して、10年以上にわたり続けられたラトヴィアのアンドリス・ネルソンスと彼が音楽監督を務めるボストン交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲全曲録音のプロジェクトが完結しました。
 グラミー賞を受賞しているこのシリーズには、ピアニストのユジャ・ワン、ヴァイオリニストのバイバ・スクリデ、チェリストのヨーヨー・マとの協奏曲集、そして歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』も含まれています。

 今回発売されるのはそのなかのユジャ・ワンによる2つの対照的なピアノ協奏曲と、『24の前奏曲とフーガ』Op.87と『24の前奏曲』Op.34から選ばれた6曲のピアノ独奏曲が収録されたアルバム。
 世界屈指の音響効果を誇るボストンのシンフォニーホールで録音され、協奏曲ではユジャ・ワンならではのダイナミックで表現力豊かな演奏が披露されています。
 第1番ではボストン交響楽団の首席トランペット奏者のトーマス・ロルフスと共演しています。

 【録音】2022年9月29日-10月1日(1-7)、2024年4月8日(8-13)、ボストン、シンフォニーホール
 



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DECCA



4870835
(CD)
\3100→\2890
〔デジスリーヴ仕様〕
《シェク・カネー=メイソン~
 ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番/ブリテン&ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ》

  1-3) ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126
  4-8) ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65、
  9-12) ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
シェク・カネー=メイソン(チェロ)、
イサタ・カネー=メイソン(ピアノ)(4-12)、
ジョン・ウィルソン(指揮)
シンフォニア・オブ・ロンドン(1-3)
4870836
(2LP)
\6700
〔180g重量盤、Gatefold仕様〕
《シェク・カネー=メイソン~
 ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番/ブリテン&ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ》

 《LP 1》
  ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126
   [Side A]第1楽章:Largo /
   [Side B]1) 第2楽章:Allegretto、2) 第3楽章:Allegretto /
 《LP 2》
   [Side A]
  1-3) ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
   (第1楽章:Allegro non troppo ? Largo/第2楽章:Allegro/第3楽章:Largo)/
  [Side B]
   1) ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40(第4楽章:Allegro)、
   2-6) ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65

 2018年のデビュー盤の第1番に続き、今作ではショスタコ―ヴィチの協奏曲第2番とソナタを収録

 2018年にショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番を含むアルバム『インスピレーション』でデビューし、センセーションを巻き起こした、イギリス出身の人気チェリスト、シェク・カネー=メイソンの4枚目となるアルバムが発売されます。
 収録曲はジョン・ウィルソン指揮シンフォニア・オブ・ロンドンとのショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第2番と、シェクの姉であるピアニスト、イサタ・カネー=メイソンとのショスタコーヴィチとブリテンのチェロ・ソナタです。

 ショスタコーヴィチはチェロ協奏曲第2番を、著名なチェリスト、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチのために作曲しました。
 ロストロポーヴィチは作曲家ブリテンとも親交があり、ブリテンと共に彼のソナタを1968年にデッカ・レーベルに録音しています。
 その録音を聴いてこの作品と“恋に落ちた”というシェクですが、今回の録音はその時と同じ、スネイプ・モルティングスで行われています。

 「(このチェロ協奏曲は)私が長年愛し、研究してきた魅力的な作品です。知れば知るほど新たな発見があり、おそらくこれからもその探求は続くでしょう。
 そこには、音楽の中で最も美しく甘美な瞬間があると同時に、最も暗く陰鬱な瞬間もあります。それらすべてが一つの作品の中にあるからこそ非常に力強いのです」(シェク・カネー=メイソン)

 2025年は初めての児童書『Little Sheku』、そして自伝『The Power of Music』の出版、さらにカネー=メイソン家による新しいファミリー・アルバムのリリースと予定が目白押しの、シェクにとって大事な一年となります。

 【録音】2024年10月17日、ロンドン、キルバーン、オーガスティン教会(1-3)、2024年11月2-4日、サフォーク、スネイプ・モルティングス・コンサートホール(4-12)
 



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オーストラリアELOQUENCE


4844628
(11CD)
\12000→\11290

《ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス~ザ・デッカ・レガシー》


《CD 1》
メンデルスゾーン:
 1) 劇音楽『真夏の夜の夢』序曲Op.21、2-14) 劇音楽『真夏の夜の夢』Op.61
 【演奏】
  ハンネッケ・ヴァン・ボルク(ソプラノ)、アルフレーダ・ホッジソン(コントラルト)、
  アンブロジアン・シンガーズ、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
  【録音】1968年2月/

《CD 2》
1) メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』序曲Op.21、
2-6) シューマン:交響曲第3番変ホ長調Op.97『ライン』
 【演奏】ロンドン交響楽団
  【録音】1965年5月/

《CD 3》
1-3) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64、
4-6) ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
 【演奏】イオン・ヴォイク(ヴァイオリン)、ロンドン交響楽団
  【録音】1965年2月/

《CD 4》
1-10) ファリャ:バレエ『恋は魔術師』、
11) グラナドス:歌劇『ゴイェスカス』より間奏曲、
ラヴェル:12) 亡き王女のためのパヴァーヌ、13) 道化師の朝の歌(組曲『鏡』より第4曲)
 【演奏】ナティ・ミストラル(ソプラノ)(1-10)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
  【録音】1965年5月&1966年8月/

《CD 5》
アルベニス(R.フリューベック・デ・ブルゴスによる管弦楽編):
 1-7)『スペイン組曲』第1集Op.47、8) コルドバ(『スペインの歌』Op.232より第4曲)
  【演奏】ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
   【録音】1967年11月/

《CD 6》
1-3) ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調Op.38、
4) フランク:交響的変奏曲、5) フォーレ:幻想曲Op.111
 【演奏】アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1972年5月/

《CD 7》
1-3) モンサルバーチェ:コンチェルト・ブレーヴェ、4-6) スリナッチ:ピアノ協奏曲
 【演奏】アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1975年6月/

《CD 8》
1-3) ファリャ:スペインの庭の夜、
4) アルベニス:スペイン狂詩曲、
5) トゥリーナ:交響的狂詩曲
 【演奏】アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1983年7月/

《CD 9》
1-4)ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲、
5-7) オアナ:ギター協奏曲『3つのグラフィック』
 【演奏】ナルシソ・イエペス(ギター)、スペイン国立管弦楽団
  【録音】1963年/

《CD 10》
1-4) バカリッセ:ギター小協奏曲イ短調Op.72、
5-7) トローバ:セギディーリャへの讃歌
 【演奏】ナルシソ・イエペス(ギター)、スペイン国立管弦楽団
  【録音】1965年/

《CD 11》
1-3) オアナ:ギター協奏曲『3つのグラフィック』、
4-7) ルイス=ピポー:ギターと管弦楽のための『タブラス』
 【演奏】ナルシソ・イエペス(ギター)、ロンドン交響楽団
  【録音】1975年1月
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)

 自らのルーツからドイツとスペインのレパートリーで輝きを見せた指揮者のデッカ録音集

 スペインの指揮者、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(1933-2014)がデッカに行ったダイナミズムに満ちた録音が初めてまとめて発売されます。

 CD11枚組ボックス・セット。限定盤。

 フリューベック・デ・ブルゴスはアタウルフォ・アルヘンタ(1913-1958)の後の世代で国内、国外共に最もよく知られたスペイン人指揮者となりました。
 1962年に25歳でスペイン国立管弦楽団の音楽監督に就任し、この楽団を圧倒的に柔軟性のある熟達したアンサンブルへと成長させました。1960年代を通じて世界中の聴衆に知られるようになりましたが、このセットにある録音もそのきっかけの一つです。
 ドイツ系の血も引きながらスペインのブルゴスで育ち、ドイツとスペイン両国の音楽的伝統が生まれながらに身についていた彼の演奏するシューマン(『ライン』交響曲)は衝動的で力強く、メンデルスゾーン(『真夏の夜の夢』)は控えめで細部まできらめいています。
 デッカへのデビュー録音は1965年2月、ルーマニア人ヴァイオリニスト、イオン・ヴォイクとロンドン交響楽団とのメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲のLPでした。
 また海外のオーケストラからもスペイン的な色彩感を巧みに引き出し、1966年にファリャの『恋は魔術師』(ソプラノ歌手のナティ・ミストラルと)、1967年にはアルベニスの『スペイン組曲』を自身による管弦楽編曲で録音しました。
 またナルシソ・イエペスと共演し、優雅さを求める新古典主義のバカリッセの『ギター小協奏曲』から、より冒険的なモーリス・オアナの『3つのグラフィック』まで、あまり知られていないギター協奏曲の多彩な魅力を伝えています。
 この『3つのグラフィック』はフリューベック・デ・ブルゴスがドイツ・グラモフォンに残した唯一のアルバムとしても知られています。
 ピアニストのアリシア・デ・ラローチャとは、モンサルバーチェやスリナッチの協奏曲、ファリャの『スペインの庭の夜』を共演。
 このセットにある1983年の『スペインの庭の夜』は指揮者が楽譜に隠れた雰囲気や感情を捉えていることで独特の趣があります。
 そしてこのデジタル録音のアルバムが、フリューベック・デ・ブルゴスがデッカに残した最後の録音です。
 セットには今回初めてCDとして発売されるアルバムも含まれています。

 ブックレットにはラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスの人生とキャリアについて書かれた、ピーター・クアントリルによる新規エッセーが掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。

 CD 1:世界初CD化
 CD 2, CD 9, CD 10:初CD化

 【録音場所】ロンドン
  



店主の昔のコメントから

 1933年生まれのスペインの指揮者ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス。

 父親はドイツ人、母親はスペイン人だったことから、フランス・スペイン音楽とドイツ・オーストリア音楽の両方をレパートリーとしていた。

 ベルリン放送交響楽団とベルリン・ドイツ・オペラとライン・ドイツ・オペラの音楽監督や、ウィーン交響楽団とモントリオール交響楽団の音楽監督を歴任。またスペイン国立管弦楽団の音楽監督も長く務めた。
 1980年には読売日本交響楽団の4代目の常任指揮者を務め、日本のファンも多い。

 2012年よりデンマーク国立交響楽団の首席指揮者に就任していたが、体調悪化のために2014年6月4日に引退が表明された。

 「私は癌に侵されており、主治医たちとの協議の結果、今後の一切の指揮活動を中止するべきとの結論に達しました。私自身、とても残念ですが、プロフェッショナルとして活動を続けることが保証できない以上、引き際がやってきたことを認
めざるをえません」

 そのコメントを寄せた1週間後、スペインの病院で亡くなった。

 
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4843410
(20CD)
\18000→\16990

ウィーン・フィルのコンマスだった指揮者ワルター・ウェラーのデッカ録音
《ワルター・ウェラー~ザ・デッカ・レガシー》


《CD 1》
バルトーク:1) ラプソディSz.27、2-4) ピアノ協奏曲第1番Sz.83
 【演奏】パスカル・ロジェ(ピアノ)、ロンドン交響楽団
  【録音】1976年6月(1)、1974年11月&1975年6月(2-4)、ロンドン/
《CD 2》
バルトーク:1-3) ピアノ協奏曲第2番Sz.95、4-6) ピアノ協奏曲第3番Sz.119
 【演奏】パスカル・ロジェ(ピアノ)、ロンドン交響楽団
  【録音】1974年11月(1-3)、1976年6月(4-6)、ロンドン/

《CD 3》
1-21) ブラームス:ハンガリー舞曲集WoO1
 【演奏】ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1982年5月、ロンドン/

《CD 4》
デュカス:1) 交響詩『魔法使いの弟子』、2-4) 交響曲ハ長調
 【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1974年10月、ロンドン/

《CD 5》
1-12) グリーグ:劇音楽『ペール・ギュント』Op.23、
13) スメタナ:交響詩『ハーコン・ヤルル』Op.16
 【演奏】ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1-12)、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(13)
  【録音】1978年2月、テルアヴィヴ/

《CD 6》
モーツァルト:
 1-3) ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207、
 4-6) ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211、
 7-9) ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216
  【演奏】藤川真弓(ヴァイオリン)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1980年9月(1-3)、10月(4-6)、1979年4月(7-9)、ロンドン/
《CD 7》
モーツァルト:
 1-3) ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K,218、
 4-6) ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219『トルコ風』、
 7) ロンド変ロ長調K.269、8) アダージョ ホ長調K.261、9) ロンド ハ長調K.373
   【演奏】藤川真弓(ヴァイオリン)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】1980年2月(1-3)、10月(7, 8)、9月(9)、1979年4月(4-6)、ロンドン/

《CD 8》
1-3) エック:ヴァイオリン協奏曲変ホ長調(伝モーツァルト作K.268)、
 4-6) モーツァルト(伝):ヴァイオリン協奏曲ニ長調K.271a
 【演奏】藤川真弓(ヴァイオリン)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1980年10月(1-3)、2月(4-6)、ロンドン/

《CD 9》
プロコフィエフ:
 1-4) 交響曲第1番ニ長調Op.25『古典』、5-8) 交響曲第7番嬰ハ短調Op.131
  【演奏】ロンドン交響楽団
   【録音】1974年4月、ロンドン/
《CD 10》
プロコフィエフ:1-2) 交響曲第2番ニ短調Op.40、3-8) 組曲『3つのオレンジへの恋』Op.33a
 【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1978年5月(1-2)、1977年11月、1978年5月&1979年5月(3-8)、ロンドン/
《CD 11》
プロコフィエフ:1-4) 交響曲第3番ハ短調Op.44、5-8) スキタイ組曲Op.20
 【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1977年3月、4月&11月(1-4)、3月(5-8)、ロンドン/
《CD 12》
プロコフィエフ:1-4) 交響曲第4番ハ長調Op.112(改訂版)、5) ロシア序曲Op.72
 【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1977年11月(1-4)、1978年5月(5)、ロンドン/
《CD 13》
1-4) プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100【
 演奏】ロンドン交響楽団
  【録音】1976年2月、ロンドン/
《CD 14》
1-3) プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ長調Op.111
 【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1975年11月、ロンドン/

《CD 15》
1-4) ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調Op.13
 【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
  【録音】1972年8月、ジュネーヴ/
《CD 16》
1-4) ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調Op.27
  【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1973年5月、ロンドン/
《CD 17》
ラフマニノフ:1-3) 交響曲第3番イ短調Op.44、4) 幻想曲『岩』Op.7
 【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1974年3月&10月、ロンドン/

《CD 18》
 ショスタコーヴィチ:1-4) 交響曲第1番ヘ短調Op.10、5-9) 交響曲第9番変ホ長調Op.70
  【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
   【録音】1971年9月、ジュネーヴ/

《CD 19》
1-6) スメタナ:連作交響詩『わが祖国』
 【演奏】イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
  【録音】1978年2月、テルアヴィヴ/
《CD 20》「プリマ・ドンナ・イン・ウィーン」
1) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492より「E Susanna non vien! ... Dove sono i bei momenti」、
2) ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』Op.72より「O war ich schon mit dir vereint」、
3) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』Op.77より「Wie nahte mir der Schlummer ... Leise, leise, fromme Weise!」、
4) ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より「Dich, teure Halle, grus ich wieder」、
5) コルンゴルト:歌劇『死の都』より「Gluck, das mir verblieb」(マリエッタの歌)、
6) R.シュトラウス:歌劇『アラベラ』Op.79より「Er ist der Richtige nicht fur mich ... Aber der Richtige, wenn’s einen gibt fur mich」、
7) J.シュトラウス2世:喜歌劇『ジプシー男爵』より「O, habet Acht」、
8) ツェラー:喜歌劇『小鳥売り』より「Schenkt man sich Rosen in Tirol」、
レハール:9) 喜歌劇『エヴァ』より「War es auch nichts als ein Augenblick」、
10) 喜歌劇『ジプシーの恋』より「Hor’ich Zymbalklange」、
11) カールマン:喜歌劇『チャールダーシュ公爵夫人』より「O jag’ dem Gluck nicht nach」
 【演奏】ピラール・ローレンガー、アーリーン・オジェー(6)(ソプラノ)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団
  【録音】1970年11月&12月、ウィーン
ワルター・ウェラー(指揮)

 コンサートマスター経験もある、オーケストラを知り尽くした名指揮者のデッカ録音集

 ウィーン出身で後にイギリスで活躍したヴァイオリニスト&指揮者、ワルター・ウェラー(1939-2015)のデッカ録音がまとめて発売されます。

 CD20枚組ボックス・セット。限定盤。

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の最年少コンサートマスターを務めていたウェラーは、1960年代後半にヴァイオリンの弓を指揮棒に持ち替えるとすぐに国内外のオーケストラと自然で良好な関係を築き上げました。
 ウィーン国立歌劇場の常任指揮者となってから、1970年にスペインのソプラノ歌手ピラール・ローレンガーとのアリア・リサイタルを録音し、スタジオでの指揮者デビューも果たしました。リーダーとして活動していたウェラー四重奏団も、指揮活動に専念するために解散。
 スイス・ロマンド管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団とともに、1970年代を通じて主にロシアの交響曲に、オーケストラの技術に関する自らの深い知識を活かしました。
 そんなオーケストラを知り尽くしているウェラーが指揮した交響曲録音全集には、力強い指揮とウィーン風の温かみが共存しています。
 批評家たちからは複雑なスコアを完全に把握し、オーケストラから豊かで透明感のある音を引き出すことができると広く認知されました。

 セットには1971年に録音されたショスタコーヴィチの交響曲第1番と第9番、その後のラフマニノフとプロコフィエフの交響曲全集、1974年のデュカスの交響曲、また1974年から76年にかけてパスカル・ロジェと共に録音したバルトークのピアノ協奏曲全集、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団とのスメタナの『わが祖国』などが収録されています。
 1979年から82年にはウィーン・フィルのヴァイオリニストの息子として育ったウェラーが幼少期によく聴いたレパートリーに回帰しています。
 ブラームスの『ハンガリー舞曲』や、日本人ヴァイオリニストの藤川真弓とのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲集などです。
 モーツァルトの死後に出版され、のちに偽作とされた2つの協奏曲が含まれているのも特徴的で、これらの協奏曲もそれ自体非常に魅力的な作品です。

 ブックレットにはワルター・ウェラーの人生とキャリアについて書かれた、ピーター・クアントリルによる新規エッセーが掲載され、このウィーンが生んだ真の音楽家を称えています。
 オリジナル・ジャケット仕様。
 



店主の昔のコメントから

 幸松肇氏は、「ウィーン・フィル歴代のコンサート・マスターの中で、彼(ワルター・ヴェラー)がいちばん腕達者だったのではないか」と言う。(「ウィーン・フィル 音と響きの秘密」(中野雄著))


 ワルター・ヴェラー。
 1939年ウィーン生まれ。
 17歳でウィーン・フィルに入団。
 わずか22歳でコンサートマスターに抜擢。
 11年にわたってその任務に就き、その間にヴェラー弦楽四重奏団を結成。
 
 しかし1969年、突如ウィーン・フィルのコンマスの地位を捨てて指揮者になってしまった。
 ウィーン最高の弦楽四重奏団と呼ばれたヴェラー弦楽四重奏団も1971年に解散。

 その後のヴェラーの指揮者としての活動が成功だったかどうだったか・・・それはみなさんの判断にゆだねたい。

 ただ中野雄氏がアルフレッド・プリンツにヴェラーの指揮者転向について質問したとき、プリンツは、「(ヴェラーは)楽して音楽家人生を送ろうとしたんじゃないか」と吐き捨てるように答えたという。
 おそらくウィーン・フィルのメンバーにとっても、そしていっしょに室内楽を奏でていた人にとっても、この転向は青天の霹靂・・・そして納得しがたいものだったに違いない。
 「おまえがこれからのウィーンの音楽を背負って行ってくれるんじゃなかったのか!?」と。

 中野氏は「ひとりのヴァイオリニストの人生の選択が、ウィーンの音楽界にとってどれほど重い意味を持つものであったか」と語る。

 ワルター・ヴェラー。
 ウィーン音楽の伝統を生まれつき持ち合わせ、その未来をも託されていた歴史的な天才。
 しかし彼はその生き方を捨てた。そしてまわりの期待を拒否した。

 幸松氏はこのヴェラーの指揮者転向について自著の「ウィーンの弦楽四重奏団200年史」の「ヴェラー弦楽四重奏団の悲劇」の章のなかで、「ヴェラーが指揮者となり室内楽を見捨てた悲劇は、ウィーンが本来持っていた室内楽の魅力を変質させ、ウィーンの室内楽全体の悲劇に直結してしまった」と嘆いた。

 ソリストの指揮者転向はよく聞く話である。
 しかしここまで音楽界に大きな影響を与えた「転向」は聞いたことがない。

   














3/20(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HARMONIA MUNDI



HMM 905392
\3900→\3490
北ドイツ放送フィル首席指揮者に就任
 スタニスラフ・コチャノフスキー
  チェレプニン、R= コルサコフ、チャイコフスキー:作品集

 チェレプニン(1873-1945):
  交響的前奏曲「遠き王女」op. 4(1895 初演、1899 出版)
 R=コルサコフ(1844-1908):スペイン奇想曲 op.34(1887作曲)
 チャイコフスキー(1840-1893):
  組曲 第3番 ト長調 op.44(1844 作曲)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管
スタニスラフ・コチャノフスキー(指揮)

 2024/25 シーズンから北ドイツ放送フィルの首席指揮者に就任、コチャノフスキーが魅せるロマンあふれる歌、そしてきらめくように弾むリズム

 録音:2024年9月

 2024/25 シーズンから北ドイツ放送フィルの首席指揮者を務める若き注目指揮者、コチャノフスキー。1981年サンクトペテルブルク生まれ、サンクトペテルブルク音楽院に学び、管弦楽およびオペラで研鑽を積みまし た。
 これまでに60以上のオペラやバレエ公演に携わっているほか、リゲティ、ミャスコフスキー、ワインベ ルクらの演奏機会の少ない作品を取り上げて、世界の名だたるオーケストラでデビューをかざる、世界の注目 を集めてきた存在です。
 北ドイツ放送フィルでのデビューは2022年。2024/25年から首席指揮者として迎え られることになりました。

 北ドイツ放送フィルとの記念すべき第1弾CD は、故郷サンクトペテルブルクにゆかりの深い作曲家をプログ ラム。
 ペテルブルク音楽院の教授だったR= コルサコフ、そしてその弟子のチェレプニン、サンクトペテルブ ルクに埋葬されているチャイコフスキーの作品です。

 《遠き女王》は1895年にパリで初演、翌年にロシア語訳版がサンクトペテルブルクで上演された戯曲。
 チェレ プニンは導入のプレリュードを作曲、この楽譜は1899年に出版されました。
 《遠き女王》の物語は「プロヴァ ンスの魅惑的な海岸に、東方からビザンチウムの真珠と称される、王女メリシンドがいかに美しいかというこ とが伝わった。
 若き吟遊詩人、ジェフロワ王子は、王女の美しさを聞き、彼女を自分の歌のインスピレーショ ンの源とした。
 王女は遠くから、自分の名を歌う、見たこともない男をまた愛した。王子は王女に会いに出か けるが、その道は険しく、彼女のもとにたどりついたものの、その足元で息を引き取った」という内容。
 きわ めてロマンティックな内容にふさわしい、夢見るような美しい旋律で、一気に別世界にいざなわれるようです。

 《スペイン奇想曲》も、また《遠き女王》もヴァイオリンの活躍も印象的な作品で、コンサートマスターのサラ・クリスティアンの冴えた音色が光ります。

 チャイコフスキーの組曲(管弦楽組曲)は演奏されることが少ない作品ですが、バレエもオペラも得意のコチャ ノフスキーが、魅力的なメロディをひとつひとついつくしむように指揮しています。
 本盤ではロマンティック かつ抜群のセンスを見せるコチャノフスキー。
 北ドイツ放送フィルとの順風満帆な船出を祝うとともに、今後 の活動と展開が大変楽しみな指揮者です。
 
 


HMM 902747
\3900
サミュエル・ハッセルホルン(バリトン)
 シューベルト歌曲集 vol.2『光と影』
サミュエル・ハッセルホルン(バリトン)
アミエル・ブシャケヴィチ(ピアノ)
 1. 若き尼 Die junge Nonne, D 828 (クライガー) 4’ 52
 2. 解消 Auflosung, D 807 (マイルホーファー) 2’ 26
 3. 全能の神Die Allmacht, D 852 (ヨハン・ラディスラウス・ピルケル) 5’ 05
 4. 2 つのレントラー 2 Landler, D 366 2’ 41
  No. 3 - No. 4 - No. 3 (bis), イ短調
 5. 独り住まいDer Einsame, D 800 (ラッペ) 4’ 11
 6. 夕べの星Abendstern, D 806 (マイルホーファー) 2’ 17
 7. ノルマンの歌Normans Gesang, D 846 (アダム・シュトルク) 3’ 26
 8. 郷愁Das Heimweh, D 851 (ヨハン・ラディスラウス・ピルケル) 7’ 57
 9. 3 つのドイツ舞曲 3 Deutsche Tanze, D 820 2’ 28
  No. 1 - No. 2 - No. 1 (bis) - No. 3 - No. 1 (ter), 変イ長調
 10. 溢れる愛 Fulle der Liebe, D 854 (シュレーゲル) 5’ 30
 11. 歌人の持ち物 Des Sangers Habe, D 832 (フォン・シュレヒタ) 3’ 35
 12. ブルックの丘にてAuf der Bruck, D 853 (エルンスト・シュルツェ) 3’ 15
 13. 夕映えに Im Abendrot, D 799 ( ラッペ) 4’ 06
 14. 5 つのドイツ舞曲 5 Deutsche Tanze, D 783 (Op. 33) 3’ 46
  No. 2 ニ長調 / No. 4 ト長調 / No. 5 ロ短調 / No. 6 変ロ長調 / No. 7 変ロ長調
 15. 捕われし狩人の歌 Lied des gefangenen Jagers, D 843 (アダム・シュトルク) 3’ 10
 16. 私の心へ An mein Herz, D 860 ( エルンスト・シュルツェ) 2’ 51
 17. さすらい人の夜の歌『山々に憩いあり』D 768 (Op. 96, No. 3) (ゲーテ) 2’ 04
 18. 再会 Wiedersehn, D 855 (シュレーゲル)

 世界を席巻する注目バリトンによるシリーズ第2弾、ハッセルホルンが歌うシューベルトの光と影

 録音:2024年3月、b-sharp、ベルリン

 世界を席巻している注目のバリトン、ハッセルホルンによるシューベルトの歌曲集第2弾の登場。
 シューベル ト最晩年の1823-1828年に書かれた作品を中心に録音していくという注目のプロジェクトです。
 第1弾は、 1823年に完成した《美しき水車小屋の娘》(HMM-902720)。
 
 この第2弾では、1824年および1825年に作曲 された傑作を取り上げています。
 このころ、シューベルトのウィーンの名声は徐々に、しかし着実に高まり、 芸術家としての絶頂期を迎えていました。
 しかしおそらく1824年は、シューベルトにとって最も暗い時期で した。友人たちはウィーンを去り、彼は憂鬱になり、不治の病と診断され、すべてを悪い方に、意気消沈して いました。
 しかし1825 年、シューベルトの人生に光が差し込みます。
 夏の間、友人の歌手、ヨハン・ミヒャ エル・フォーグルとオーストリア中を旅し、自分の力と希望が戻ってくるのを感じたのです。
 ハッセルホルン とブシャケヴィチが、第1弾に続いて、作品それぞれに独自の視点で光をあて、暗闇から光への素晴らしい旅 へと私たちを誘います。
 
 


HMM 905383
\3900
愛の奇妙なハーモニー Strana armonia d’amore レ・クリ・ド・パリ
ジョフロワ・ジュルダン(指揮)
 1. ポンポニオ・ネンナ(1556-1608):Ecco o mia dolce pena
 2. エットーレ・デッラ・マッラ (ca 1570-1634):Misero che faro
 3. カルロ・ジェズアルド(1566-1613):Io pur respiro
 4. ミケランジェロ・ロッシ(ca 1601-1656):O miseria d’amante
 5. カルロ・ジェズアルド:Moro, lasso, al mio duolo
 6. シギスモンド・ディンディア(ca 1582-1629):Strana armonia d’ amore (prima parte)
 7. チプリアーノ・デ・ローレ(1515/16-1565):Calami sonum ferentes
 8. フランチェスカ・ヴェルネッリ(b. 1979):VicentinoOo I(世界初録音)
 9. ニコラ・ヴィチェンティーノ(1511-1575/76):Musica prisca caput
 10. フランチェスカ・ヴェルネッリ:VicentinoOo II
 11. ニコラ・ヴィチェンティーノ:Madonna, il poco dolce
 12. フランチェスカ・ヴェルネッリ:VicentinoOo III
 13. チプリアーノ・デ・ローレ:Calami sonum ferentes II
 14. フランチェスカ・ヴェルネッリ:VicentinoOo IV
 15. カルロ・ジェズアルド: S’ io non miro, non moro ( テノール独唱)
 16. フランチェスカ・ヴェルネッリ:VicentinoOo V
 17. シギスモンド・ディンディア:In cio sol differenti
 18. ミケランジェロ・ロッシ:Per non mi dir ch’ io moia
 19. シピオーネ・ラコルチア(1585/95-1620 以後):
  Ahi, tu piangi, mia vita! / Mirami il volto pur
 20. ミケランジェロ・ロッシ:Moribondo mio pianto

 録音:2023年11月、2024年9,10月

 調和のとれた調性と平均律にならされている耳にはなんとも新鮮なルネッサンス音楽集。
 ジェフロワ・ジュル ダン率いるレ・クリ・ド・パリが、ルネッサンス時代に多く作曲された、かなわぬ恋をうたうマドリガーレの 中でも、独特の響きをもつ作品を中心に厳選したプログラムを録音しました。
 16世紀の作曲家ニコラ・ヴィチェ ンティーノの、微分音(古代ギリシャ音楽を意識してオクターブを31音(!)に分割)がみられるような「奇 妙なハーモニー」を探求しています。
 1979年生まれのヴェルネッリによる新作『VicentinoOo』は、ヴィチェ ンティーノへのオマージュ的作品となっており、声だけでなく、声にならない声、あるいは楽器や身体をたた いたりして発せられる音など、楽音と非楽音の境界線をとりはらった音を探求したもの。耳がひらかれる1枚 です。
 
 

HMM 905398
\3900
昇華-18 世紀スカンジナビア半島の歌と舞曲
 1. ポロネーズ 第74番 Pollonese No. 74(アンドレアス・ダールグレン編、1784)
 2. Bruredansen - Paalsdans - Polsdans
  (ヨハネス・ニールセン・ショーズベルク編、1822)
 3. 賭博師 Spelaren(スウェーデンの歌、1792年の楽譜より)
 4. ポロネーズ Polonesse(18世紀後半の楽譜より、アンデルス・ラーション作)
 5. エーリク王と占い師 Konung Eric och Spakvinnan
  (スウェーデンの歌、エリック・グスタフ・ガイェル作、
   1814-16頃の楽譜より)
 6. マダム・トリーフェス・リリとダンスMadame Trifes Liri e Dans
  (オットー・コレット作、1798)
 7. 2 つジャンピング・ダンス2 Springedans
  (オル・オルセン・クルーゲ作、1834年)
 8. フルドラとエランド Huldra a ‘en Elland
  (ノルウェーの歌、1780年
   ジャン=バンジャマン・ド・ラボルド編 纂の楽譜より)
 9. ポール・ダンスPolsdans compiled by Ole Olsen Kruge, 1834
 10. 年老いた独身男のプロポーズ Frieras a Ongkar’ n te Gjente
  (ノルウェーの歌、1840年リンデマン編纂の楽譜より)/
   ノルウェーのダンス Norsk Dands(1780年の楽譜より)
 11. 2つのポール・ダンス 2 Polsdans
  (18 世紀、ペデル・ペデルセンスの楽譜より)
 12. Pol.( 1772年、ルドヴィク・オルソン編の楽譜より)
 13. 2つの行進曲 2 March(18世紀の歌集より)
 14. 男の人魚 Necken(スウェーデンの歌、19世紀初期の楽譜より)
 15. 英国人 第2番 Englis No. 2(1750年、アーモッド編纂の楽譜より)/
  2 Riil(1822年、ショッドベルク編 纂の楽譜より)
 16. 小さなサイン Signe Lita(ノルウェーの中世の歌)
 17. ワルツ Vals(1834年、クルーゲ編纂の楽譜より)
 18. ポロネーズ第9番 Pollonoise No. 9
  (1780 年ころ、アンドレアス・グレヴェリウス編纂の楽譜より)/
  ポロネーズ Polonesse
   (1785年、ヨハン・エリク・ブロムグレン編纂の楽譜より)
 19. となりのラッセ!リラを鳴らせ Grannas Lasse! Klang pa lyran
  (スウェーデンの歌、カール・ミハエル・ベルマン作、1791年の楽譜より)/
  天使たち Engels
   (ヤコブ・メストマッハー編纂の楽譜より、1760年頃)
ザ・キュリアス・バーズ
 (ケルトの不思議な吟遊詩人)
  アリックス・ボワヴェール
   (バロック・ヴァイオリン、
    ハーディングフェーレ)
  コリン・ヘラー
   (バロック・ヴァイオリン、
    コントラバスアルパ)
  ジャン=クリストフ・モレル
   (バロック・シターン)
  サラ・ファン・オーデンホーフェ
   (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イレクトラ・プラティオプール
 (メゾ・ソプラノ/
  3,5,8,10,14,16,19)

 スウェーデンとノルウェーに焦点を当てたカラフルな18 世紀スカンジナビアの歌と踊りの世界、ノルウェーの伝統的な弦楽器ハーディングフェーレも登場

 2015年にアリックス・ボワヴェールが結成した古楽アンサンブル、Curious Bards(キュリアス・バーズ [ ケルトの不思議 な吟遊詩人])。
 スコットランドとアイルランドの民俗音楽の素材を探求した前作「Indscretion ~無分別」(HMM 905327) につづき、本アルバムでは、スウェーデンとノルウェーに焦点を当てました。
 「芸術音楽」と「民族音楽」といった区別を 否定する彼らは、18世紀のスカンジナビアの歌と踊りのカラフルで多彩な世界を聴かせてくれます。
 ボワヴェールは今回 バロック・ヴァイオリンのほか、ノルウェーの伝統的な弦楽器ハーディングフェーレ(ヴァイオリンよりやや小ぶりで、4本の弦の下に4本の共鳴弦をもつ)を操り、またほかにも様々な楽器が登場し、楽曲も、楽器の音色も楽しめる1枚です。
 
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HMM 902749
\3900→\3490
アラン・プラネス(ピアノ)
 エリック・サティ(1866-1925):ピアノ作品集
アラン・プラネス(ピアノ)
フランソワ・ピネル(ピアノ/ 4 手作品)*
マルク・モワイヨン(バリトン)**
 1. ワルツ=バレエ Valse-ballet 2’ 14
 2. グノシエンヌ第1番「ゆっくりと」 Premiere Gnossienne (Lent) 3’ 00
 3. ジムノペディ第1番「ゆっくりと悩めるごとく」 Premiere Gymnopedie (Lent et douloureux) 3’ 23
 4. グノシエンヌ第2番「驚きをもって」 Deuxieme Gnossienne (Avec etonnement) 2’ 03
 冷たい小品 第1部 3つの逃げ出させる歌 Airs a faire fuir
  5. 1. とても特別な方法で D'une maniere tres particuliere 2’ 42
  6. 2. 謙虚さ Modestement 1’ 34
  7. 3. 招待者 S'inviter 2’ 44
  8. グノシエンヌ第3番 Troisieme Gnossienne (Lent) 2’ 21
  9. ジムノペディ第2番 Deuxieme Gymnopedie (Lent et triste) 2’ 47
  10. グノシエンヌ第4番 Quatrieme Gnossienne (Lent) 2’ 10
 梨の形をした3つの小品 Trois Morceaux en forme de poire *
  11. 1. 始め方 Maniere de commencement (Allez moderement) 2’ 56
  12. 2. 同じものの延長 Prolongement du meme (Au pas) 0’ 56
  13. 3. 小品 I Morceau I (Lentement) 1’ 22
  14. 4. 小品 II Morceau II (Enleve) 2’ 53
  15. 5. 小品 III Morceau III (Brutal) 2’ 28
  16. 6. つけ加えて En plus (Calme) 2’ 13
  17. 7. 言い直し Redite (Dans le lent) 1’ 24
 ひからびた胎児 Embryons desseches
  18. 1. なまこの胎児 Embryon desseche d'holothurie (Allez un peu) 2’ 11
  19. 2. 無柄眼類の胎児 Embryon desseche d'edriophthalma (Sombre) 2’ 07
  20. 3. 柄眼類の胎児 Embryon desseche de podophthalma (Un peu vif ) 2’ 01
 3 つの歌 Trois Melodies **
  21. 1. 青銅の像 La Statue de bronze (Pas trop vite) 1’ 53
  22. 2. 伊達男 Dapheneo (Tranquille) 1’ 16
  23. 3. 帽子屋 Le Chapelier (Allegretto, genre Gounod) 1’ 25
 あらゆる意味にでっちあげられた数章 Chapitres tournes en tous sens
  24. 1. おしゃべり女 Celle qui parle trop (Vif ) 1’ 17
  25. 2. 大きな石を運ぶ男 Le Porteur de grosses pierres (Tres lent) 1’ 25
  26. 3. とらわれ人の嘆き Regrets des enfermes (Jonas et Latude) (Soyez modere) 1’ 58
  27. ジムノペディ第3番 Troisieme Gymnopedie (Lent et grave) 2’ 36
  28. グノシエンヌ第5番 Cinquieme Gnossienne (Modere) 3’ 19
 最後から2番目の思想 Avant-dernieres pensees
  29. 1. ドビュッシーへの牧歌 Idylle (Modere, je vous prie) 1’ 06
  30. 2. デュカスへの賛歌 Aubade (Pas vite) 1’ 24
  31. 3. ルーセルへの瞑想 Meditation (Un peu vif ) 1’ 08
  32. エンパイア劇場のプリ・マドンナ La Diva de l’ Empire (Temps de marche moderee) 1’ 39
  33. ジュ・トゥ・ヴ Je te veux (Modere) 4’ 16

 巨匠プラネスがプレイエルを軽やかに操って魅せるサティ作品演奏のひとつのこたえ

 録音:2024 年3月、ロワイヨーモン修道院、フランス
 収録時間:70 分24 秒

 1948年生まれのフランスの名手、アラン・プラネス。作曲者没後100年となる2025年に、サティ の作品集をリリースします。
 プラネスは、サティ、ドビュッシー、ラヴェルの素晴らしい演奏者ジャッ ク・フェヴリエの弟子。サティの独奏および歌曲、4手連弾作品を、サティとほぼ同時代に作られ たプレイエルを用いて、理想的な形で響かせています。サティおよび、プラネスによるイラスト(ジャ ケットはプラネスによるサティ像)入りのブックレットも興味深いものがあります。

 「私は10歳のときに、サティのジムノペディのような終わり方をする曲を作曲した。サティは、ド ビュッシーが日曜日に自宅に招く唯一の作曲家であり、少なくともバレエ《パラード》をめぐるスキャ ンダルが起こるまではそうだった。
 ドビュッシーは、サティのバレエが予想外の成功を収めたこと にいささか腹を立て、バレエの作者を苛立たせた。サティはドビュッシーを傷つけるような内容の 手紙を送った・・・。
 二人の共通の友人であったリカルド・ヴィニェスは、〈ピアノのブーレーズ〉 のような存在であり、サティの芸術性をプーランク、オーリック・・・そして私自身の敬愛する師であっ たジャック・フェヴリエに伝えた。サティ、ドビュッシー、ラヴェルの偉大な解釈者のフェヴリエは、 感傷的にならず、少し冷たくサティを弾くことを私に教えてくれた。この曲の私の演奏が、作曲家 がどこにいようと、彼の怒りの伝説的発作を起こさせないことを願っている。」(プラネスの言葉)

 アラン・プラネスは1948年リヨン生まれ。ジャック・フェヴリエのもとで学んだあとアメリカに渡 り、メナヘム・プレスラー、フランコ・グッリ、ウィリアム・プリムローズらに師事。
 チェロのシュ タルケルのピアニストとしても活躍しました。アンサンブル・アンテルコンタンポランでも卓越し た音色を聴かせ、ブーレーズ、ベリオ、リゲティ、シュトックハウゼンの作品などで比類なき解釈 で現代もののスペシャリストとして世界中から認められる一方、ハイドン、見事な色あいのドビュッ シーや、フォルテピアノを演奏してのショパンなど変幻自在の才で魅せてきたフランスの名手です。
 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日し、ヤナーチェクの演奏で聴衆をうならせました。
  
 


HMM 902750
\3900
SOLO~無伴奏作品集 ティモシー・リダウト(ヴィオラ)
 テレマン:ファンタジア第1番 変ロ長調 TWV 40:14
  1. I. ラルゴ/2. II. アレグロ - グラーヴェ - アレグロ/
 3. キャロライン・ショウ(b.1982):in manus tuas(汝の手に)
 テレマン:ファンタジア 第7番 変ホ長調(ヴィオラ版・編曲者不明)
  4. I. Dolce/5. II. Allegro/6. III. Largo/7. IV. Presto
 8. ブリテン:エレジー Elegy for solo viola
 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
  (サイモン・ロウランド=ジーンズによるヴィオラ独奏版)
   9. I. アルマンド Allemande/10. II. クーラント Courante/
   11. III. サラバンド Sarabande/12. IV. ジーグ Gigue/13. V. シャコンヌ Chaconne

 録音:2024 年5月、ロンドン
 収録時間:61分08秒

 1995年ロンドン生まれのティモシー・リダウト。2016年ライオネル・ターティス国際コンクールで優勝、以降世界でひっ ぱりだこの新星ヴィオラ奏者です。
 録音でも、すでに《詩人の恋》の録音では豊饒な歌を、エルガーのチェロ協奏曲のター ティス編曲のヴィオラ版を収めたアルバム『ライオネル・ターティスに捧ぐ』で音楽ファンをうならせています。
 30歳を 目前に、リダウトは、バッハとテレマンというふたりのバロック時代の巨匠作品、そしてブリテンと、アメリカのキャロ ライン・ショウの作品の、無伴奏によるアルバムを録音しました。

 ブリテンの《エレジー》は、1930年、ブリテンが10代の作品。ブリテンが名ピアニストであることは知られていますが、 彼の第2の楽器はヴィオラでした。
 非常に深遠な世界が広がっており、リダウトは「弾くたびに少しずつわかってくるも のがある」とコメントしています。
 キャロライン・ショウの作品は、トマス・タリスの作品にインスパイアされたもの。 こちらもトレモロなどにオリジナルはチェロ作品ですが、ヴァイオリンとヴィオラのために作曲者自身が編んだものとなり ます。
 バッハのパルティータはヴィオラ版のト短調での演奏。ジーグの疾走感、そしてシャコンヌでの豊かな響きは圧巻 です。
 「シャコンヌは、私が13 歳くらいのときから絶対的な憧れでした。偉大なヴァイオリニストによるパルティータの 録音を数え切れないほど聴き、世界を包含しているようなこのひとつの楽章にいつも心を奪われていました」と語るリダ ウト。
 どんな技巧的なパッセージもふくやかさを保ちながら演奏しており、リダウトが非凡なテクニックかつ、あたたか な人柄の持ち主であることを感じさせます。
 
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HMM 905384
\3900→\3490

グスターボ・ヒメノ(指揮)&トロント交響楽団
 ストラヴィンスキー:《プルチネルラ》全曲版ほか

 ストラヴィンスキー(1882-1971):ディヴェルティメント~
  《妖精のキス》よりオーケストラのための交響的組曲
   1. I シンフォニア/2. II スイスのダンス/
   3. III スケルツォ(風車にて)/4. IV パ・ド・ドゥ
 5. ケリー=マリー・マーフィ(b.1964):
  好奇心、天才、そしてペトゥラ・クラークを探して
   ストラヴィンスキー:バレエ《プルチネッラ》~
    ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージの
     音楽に基づく独唱者をともなう1幕のバレエ
      6. I 序曲 Ouverture (Allegro moderato)
      7. II. セレナータSerenata (Larghetto):
       ‘小さな子羊が柔らかな草を食みMentre l’ erbetta pasce l’ agnella’
      8. III Scherzino (Allegro) - Poco piu vivo
      9. IV Allegro
      10. V Andantino
      11. VI Allegro
      12. VII Ancora poco meno:
       ‘私は満足して生きられるかもしれない Contento forse vivere’
      13. VIII Allegro assai
      14. IX Allegro - Alla breve:
       ‘これらの小さな言葉たちと Con queste paroline’
      15. X. Trio (Andante):
       ‘平和などないと聞こえる Sento dire no’ nce pace’
        Allegro: ‘誰がそれは女だと言ったのか Chi disse ca la femmena’
      16. XI. Allegro: ‘こうした女もいるものだ Nce sta quaccuna po’ -
       ‘無垢のふりをする人は Una te fa la nzemprece’
      17. XII Presto: ‘無垢のふりをする人は Una te fa la nzemprece’
      18. XIII Allegro - Alla breve
      19. XIV Tarantella
      20. XV Andantino: ‘あなたが私を愛しても Se tu m’ ami’
      21. XVI Allegro
      22. XVII Gavotta con due variazioni
      23. XVIII Vivo
      24. XIX Trio (Tempo di minuetto):
       ‘愛に燃える愛らしい瞳 Pupillette, fiammette d’ amore’
      25. XX Finale (Allegro assai)
トロント交響楽団
グスターボ・ヒメノ(指揮)
イザベル・レナード(ソプラノ/ 12, 15, 16, 20, 24)
ポール・アップルビー(テノール/ 7, 15, 16, 24)
デレク・ウェルトン(バス=バリトン/ 14, 15, 24)

 録音:2024年2月、ロイ・トムソン・ホール、カナダ
 収録時間:75分

 ヒメノ&トロント交響楽団による第2弾の登場。ストラヴィンスキーの《プルチネルラ》全曲版と《妖 精のキス》、そしてカナダの作曲家によるグレン・グールドへのオマージュ作品《好奇心、天才、そ してペトゥラ・クラークを探して》(世界初録音)という力の入ったプログラムです。
 ヒメノ&トロ ント響の第1弾リリースは楽団の設立100周年(1922年設立)記念の『トゥーランガリラ交響曲』 (HMM 905336)で、演奏(ピアノはアムランが担当)、音質など、大きな話題となりました。トロ ント響101周年を新たなスタートと位置付け、ヒメノが今回も色彩豊かなプログラムを展開します。

 ストラヴィンスキーの《プルチネルラ》は、器楽曲のみの組曲としては演奏されることがありますが、 声楽が含まれるバレエ全曲の新録音の登場は貴重といえるでしょう。
 貴重というだけでなく、ストラヴィンスキーは1956年にトロント響を率いてこの作品を演奏しており、これが、ストラヴィンス キーが人前で指揮した最後の機会となったといいますから、楽団とストラヴィンスキーの縁も感じ ます。
 《プルチネルラ》で、ストラヴィンスキーは、ペルゴレージやモンツァらのイタリア・バロッ ク音楽を引用しながら、ストラヴィンスキーのレンズを通して、古典派の時代に特徴的な、一見す ると非常に単純で、しかし非常に凝った管弦楽書法とリズムに満ちた新しい音楽言語による組曲を 書き上げました。
 バレエ《妖精のキス》では、チャイコフスキーの音楽に敬意をはらいながら、ア ンデルセンの物語を描いています。

 カナダの作曲家、マーフィーによる作品は、グレン・グールド生誕80年記念に、トロント響の委嘱 により作曲された単一楽章の作品。世界発録音です。

 グールドは、イギリス出身の歌手・女優ペトゥ ラ・クラークの歌に多大な影響を受け、クラークについて、バッハについて語るのと同じくらいの 熱量をもって語っていたといいます。
 《好奇心、天才、そしてペトゥラ・クラークを探して》は、頻 繁に移り変わる風景や性格、リズムの質などにおいて、《プルチネルラ》や《接吻》に似た雰囲気を持っています。

 近現代音楽も得意とするトロント響のメンバーたちの技巧が冴え、パーカッション奏者であったヒメノ仕込みの弾むリズムも魅力なアルバムの誕生です。
 





CHANDOS



CHAN20328
\2800
アルカディア・クァルテット
 ヴァインベルク:弦楽四重奏曲集 第5集

  ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
  1-3. 弦楽四重奏曲第3番 ニ短調 Op. 14(1944)
  4-5. インプロヴィゼーションとロマンス(1950)
  6-9. 弦楽四重奏曲第9番 嬰へ短調 Op. 80(1963)
  10-14. 弦楽四重奏曲第14番 Op. 122(1978)
アルカディア・クァルテット
 アナ・トローク(第1ヴァイオリン)
 レスヴァン・ドゥミトル(第2ヴァイオリン)
 トライアン・ボアラ(ヴィオラ)
 ツォルト・トローク(チェロ)

 録音:2024年4月28-30日 Potton Hall, Dunwich サフォーク(UK)
 総収録時間:81分

 2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成され、2014年の大阪国際室内楽コンクールをはじめとする多くのコンクールで優勝したアルカディア・クァルテット。
 前作の第4集はレコード芸術ONLINEで「表情のえぐり込みが深く、既存の全集とは違った個性がある。優秀な録音もアドヴァンテージだ」として推薦盤になりました。
 
 この第5集には、ヴァインベルクの異なる時期の作品が収録されています。
 1944年に書かれた第3番は、彼の最初の成熟した四重奏曲と見なされる作品です。
 後の1987年には、彼自身がこの曲を「室内交響曲第2番」として改訂しています。
 1963年の第9番は、第二次世界大戦後、ギレリスやコーガン、コンドラシンといった著名な音楽家たちに支持された「輝かしい10年」の産物です。
 1978年に作曲された第14番は、ショスタコーヴィチの死後3年を経た時期の作品であり、5つの楽章がアタッカで切れ目なく演奏され、楽章ごとにメトロノーム記号のみが標示されています。
 
 「インプロヴィゼーションとロマンス」は、スターリン時代に生まれた作品です。
 当時、作曲家たちは国家の求める「理解しやすい」音楽を書かざるを得ませんでしたが、ヴァインベルクは自らの音楽に独自の叙情性を織り込むことに成功していたと言えるでしょう。
 「インプロヴィゼーション」は、弱音器をつけて演奏されるアダージョで、流麗かつ美しい旋律が展開します。
 続く「ロマンス」は、彼のピアノ作品『子供の雑記帳』に通じる親しみやすい作風を持っています。
 この作品は彼の生前に演奏されることはなく、2018年6月にダネル四重奏団によって初演されました。

 
 





CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES



CVS161
(2CD)
\5100
F-A.D.フィリドール:《ノルウェーの王女エルヌリンド》
 フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドール(1726-1795):
  音楽悲劇《ノルウェーの王女エルヌリンド》
   (全3幕/1767年パリにて初演)~1769年版による演奏
サンドミール...
 レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)
エルヌリンド...
 ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ)
ロドアルド...トマ・ドリエ(バリトン)
リシメール...マチュー・レクロアール(バリトン)
ノルウェーの女、女神官長...
 ジャンヌ・アムザル(ソプラノ)
リシメール配下の将官、神官長...
 マルタン・バリゴー(バリトン)
ノルウェーの男、水夫、エデルベール...
 クレマン・ドビューヴル
  (オートコントル〔高音テノール〕)
ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団
オルケステル・ヌール(古楽器使用)
マルティン・ヴォールベルグ(指揮)

 録音: 2024年6月24-27日 オスロ歌劇場
 収録時間: 138分(68分/70分)

 【北欧を舞台にした古典派フランス・オペラ、精鋭演奏陣で真価をあらわす】
 18世紀中~後半のフランスで絶大な人気を誇ったオペラ作曲家で、チェスの名手としても歴史に名を残したF-A.D.フィリドール(通称「大フィリドール」)が1767年に披露、その後もたびたび改作されながら人気を保った《ノルウェーの王女エルヌリンド》の全曲録音。
 知られざる18世紀オペラ発掘において豊かな実績を誇るフランス第一線の名歌手たちを、作品の舞台でもあるノルウェーに拠点を持つ古楽器楽団オルケステル・ヌールが支えます。
 既にモーツァルトやグレトリーのオペラ解釈で高い評価を博している彼らは指揮者マルティン・ヴォールベルグのもと、本盤でも抜群の和声感覚に裏打ちされた確かな結束力をみせ、ラモーとハイドンの間をゆくようなフィリドールの色彩感豊かなオーケストレーションを見事な味わいで聴かせ、これに応える独唱者たちの歌唱もメリハリ充分。
 父ロアルドと不仲な貴族の子サンドミールと惹かれ合うエルヌリンド、権力を振りかざし彼女に結婚を迫る暴君リシメールらが繰り広げるドラマを、幸福な幕切れまでスリリングに聴かせ続けます。
 北欧最前線の古楽器演奏のクオリティに驚かされると同時に、ルイ16世の時代まで人気を保った大フィリドールのスタイリッシュな音楽作りにも目を見開かされる充実録音です。
 





LA DOLCE VOLTA


LDV137
\3100
フロリアン・ノアック(ピアノ)
 ジャズ・エイジの物語 
フロリアン・ノアック(ピアノ)
 ジェームス・プライス・ジョンソン(1894-1955):
  1. チャールストン*
 ハリー・アクスト(1893-1963)/ファッツ・ウォーラー(1904-1943):
  2. ダイナ*
 ファッツ・ウォーラー:
  3. スクイーズ・ミー*/4. バイ・バイ・ベイビー*
 モーリス・ラヴェル(1875-1937)/アンリ・ジル=マルシェックス(1892-1970)編曲:
  5. 5時のフォックストロット ~歌劇《子供と魔法》より
 フランシス・プーランク(1899-1963):
  6. ワルツ ~『6人組のアルバム』より/7-9. 3つの無窮動 FP14a
 クレマン・ドゥーセ(1895-1950):
  10. イゾルディーナ ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)
  11. スラップ・ザット・ベース*
  12. ハウ・ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイング・オン?*
  13. ホワット・コーズィズ・ザット?*
 ミッシャ・スポリアンスキー(1898-1985):
  14. モルフィウム*
 クルト・ヴァイル(1900-1950):
  15-17. 組曲《三文オペラ》より
   15. メッキー・メッサーの殺人物語大道歌*/
   16. ポリーの歌*/17. タンゴ・バラード*
 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
  18-23. ジャズ風舞踊組曲 WV 98
   18. ストンプ/19. ストレイト/20. ワルツ/21. タンゴ/
   22. スロー/23. フォックス・トロット
 レオ・オーンスタイン(1893-2002):
  24. 飛行機に乗って自殺

 *...フロリアン・ノアック編曲/世界初録音
 録音: 2023年12月7-10日 ドイチュラントフンク・カンマームジークザール、ケルン
 収録時間: 69分
 ※日本語解説付

 【フロリアン・ノアックが誘う、「狂騒の20年代」への旅】
 ベルギー出身のピアニストで、ピアノが持つ可能性を駆使しながら作品の魅力を最大限引き出すトランスクリプションで高い評価を得ているフロリアン・ノアック。
 La Dolce Voltaから5枚目となるこのアルバムでは、これまでロシア音楽を中心としてきたレパートリーから大きく目先を変え、1920年代のベルリンとパリを舞台に、アメリカからもたらされた自由な音楽に揺れ、ジャズ、ダダ、キャバレーに彩られた作品を集めています。
 2つの世界大戦の狭間にあったこの時代、芸術はまさに狂騒の様相を呈しており、人々は第一次世界大戦の記憶を忘れようとし、やがて訪れる第二次世界大戦への不安をかき消そうとしているかのようでした。
 ノアックは今回のアルバムで、そんな時代への大胆な旅に聴く者を連れ出します。
 彼自身の編曲により饒舌で洗練された響きを味わうウォーラー、ガーシュウィン、ヴァイルのほか、プーランク、シュルホフ、ドゥーセらによる珠玉のオリジナル作品を収録。
 激動の時代の詩情を、その音楽の歓びと輝きの中に見出す——魅力と超絶技巧に満ちたアルバムが、あの時代の息吹を今に伝えます。
 





 LINN RECORDS



CKD779
\3100
アンラヴェルド ~
 サクソフォン四重奏によるラヴェル・トリビュート

  モーリス・ラヴェル(1875-1937)/ケビヤール編曲:
   1-4. クープランの墓
    1. 前奏曲/2. フーガ/
    3. メヌエット/4. リゴドン
  ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764)/
   ケビヤール&Mathias Riise編曲:
    5-13. 組曲 ホ短調 RCT 2 ~
     『クラヴサン曲集と運指表』(1724)より
      5. アルマンド/6. クーラント/7. ジーグ形式のロンド I/
      8. ジーグ形式のロンド II/9. 鳥のさえずり/
      10. 村娘 ロンド/11. リゴドンI-リゴドンIIとドゥプル/
      12. ロンド形式のミュゼット タンドルマン/13. タンブラン
  ラヴェル/ケビヤール編曲:
   14. 亡き王女のためのパヴァーヌ
  ミケル・ウルキーサ(1988-):
   15-19. Les perfectibilites - traite d'ornement
    完成への道すじ - 装飾法(2024)
     15. Plus-que-parfait/16. La nuit la nuit/
     17. Song to the song to the siren/
     18. L'imparfait/19. Practice makes perfect
  ジョアン・ペレス=ビレガス(1994-):
   20. Debout, Maurice ! 'A fantasia on Ravel'
    立ってモーリス!「ラヴェルによるファンタジア」(2024)
ケビヤール(サクソフォン四重奏)
 ペレ・メンデス・マルサル(ソプラノ・サクソフォン)
 ビクトル・セラ・モゲラ(アルト・サクソフォン)
 ロベルト・セアラ・モーラ(テナー・サクソフォン)
 ダニエル・ミゲル・ゲレロ(バリトン・サクソフォン)

 録音: 2024年10月31日-11月3日、11月5-8日 ホセ・カレーラス・オーディトリアム、ビラセカ、スペイン

 【ラヴェル生誕150年、サクソフォン四重奏によるトリビュート・アルバム】
 バルセロナのサクソフォン四重奏団ケビヤールのLINN RECORDS第3弾は、2025年に生誕150年を迎えるモーリス・ラヴェルへのトリビュート・アルバム。
 ラヴェルと言えば「ボレロ」や「展覧会の絵」でサクソフォンを効果的に取り入れ、歴史の浅かったこの楽器のために重要なレパートリーを残したことが知られます。
 ケビヤールはここでその偉業に敬意を表し、その代表作の一つにしてクラシック随一の美メロで知られる「亡き王女のためのパヴァーヌ」と「クープランの墓」を自ら編曲し、深い愛着を持って歌い上げています。
 併せてフランス・バロックの巨匠ラモーと現代の作品を収録することで、ラヴェルがラモーの装飾法へ贈った賞賛から、現代の作曲家に与えた影響までを俯瞰する見事なプログラムです。

 
 




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ORCHID CLASSICS



ORC100371
\2600→\2390
カール=ハインツ・シュテフェンス(指揮)
 ノールショピング交響楽団
ブルックナー:交響曲第9番 ノーヴァク版

 アントン・ブルックナー(1824-1896):
  1-3. 交響曲第9番 ニ短調 WAB 109(ノーヴァク版)
   1. I. Feierlich, misterioso
   2. II. Scherzo. Bewegt, lebhaft – Trio: Schnell
   3. III. Adagio. Langsam, feierlich
ノールショピング交響楽団
カール=ハインツ・シュテフェンス(指揮)

 録音:2024年8月27-29日 ルイ・ド・イェール・コンサートホール、ノールショピング(スウェーデン)
 総収録時間:61分

 スウェーデンの名門オーケストラの一つ、ノールショピング響がブルックナーの生誕200年の誕生日に先立って録音した交響曲第9番が登場。
 指揮は2020年から同響の首席指揮者を務めるシュテフェンス。バイエルン放送響とベルリン・フィルの首席クラリネット奏者を歴任したのち指揮に転じたシュテフェンスの作る音楽は、中庸のテンポで落ち着きのあるオーソドックスなもの(演奏時間は24:29/11:24/24:57)。
 この録音の翌日にはモーツァルトのクラリネット協奏曲と当作品による、大作曲家の白鳥の歌と呼ぶべきプログラムを演奏して好評を博しました。

 
 
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ORC100375
\2600→\2390
ジョナサン・ビス(ピアノ)
 ペッカ・クーシスト指揮&スウェーデン放送交響楽団
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 他

 1-3. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op. 19
   1. I. Allegro con brio/2. II. Adagio/
   3. III. Rondo: Allegro molto
 4-5. ティモ・アンドレス(1985-):ブラインド・バニスター
  4. I. Sliding Scale
  5. II. Ringing Weights – III. Coda. Teneramente
ジョナサン・ビス(ピアノ)
スウェーデン放送交響楽団
ペッカ・クーシスト(指揮)

 録音:2024年9月10-12日(ライヴ) Berwaldhallen, Stockholm(スウェーデン)
 総収録時間:51分

 1980年生まれのジョナサン・ビスは、2015年にセントポール室内管弦楽団と共同で、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲それぞれにインスパイアされた新作を5人の作曲家に委嘱し、両曲をペアで演奏する「Beethoven/5」というプロジェクトを立ち上げました。
 この第3集には、ペッカ・クーシストの指揮するスウェーデン放送交響楽団とともに演奏した、ベートーヴェンの協奏曲第2番とティモ・アンドレスの《ブラインド・バニスター》を収録。
 アンドレスは、ベートーヴェンの第2協奏曲のカデンツァに着目し、旋律の要素(アルペジオや下降音型)を出発点として発展させ、新しい音楽を構築しました。
 第1楽章では、ピアノが主要テーマを奏で、オーケストラがそれを発展させながら、不協和音の層を積み重ね、第2楽章では、オーケストラのリズミックな下降音型が楽章を先導、ピアノが半音階的な旋律を連ねていきます。
 この作品は2016年のピューリッツァー賞の最終候補となり、その後、ニューヨーク・フィルハーモニックなどによって演奏されています。
 
 


ORC100378
(2CD)
\2600
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 第1集
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  【CD1】
   1-4. 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 Op. 18 No. 1
   5-8. 弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 Op. 18 No. 3
   9-12. 弦楽四重奏曲 第6番 変ロ長調 Op. 18 No. 6
  【CD2】
   1-4. 弦楽四重奏曲 第2番 ト長調 Op. 18 No. 2
   5-8. 弦楽四重奏曲 第4番 ハ短調 Op. 18 No. 4
   9-12. 弦楽四重奏曲 第5番 イ長調 Op. 18 No. 5
アリエル四重奏団
 Alexandra Kazovsky(ヴァイオリン)
 Gershon Gerchikov(ヴァイオリン)
 Jan Gruning(ヴィオラ)
 Amit Even–Tov(チェロ)

 録音:Robert J. Werner Recital Hall, University ofCincinnati College-Conservatory of Music(USA) 2022年9月16-18日...第1番-第3番 2023年9月13-16日...第4番-第6番
 総収録時間:160分

 1998年、イスラエルの学校で学ぶ学生たちによって結成されたアリエル四重奏団。
 彼らは10代からコンサート活動を開始し、2003年の「フランツ・シューベルトと現代音楽コンクール」で最優秀賞を受賞。本格的なキャリアがスタートしました。
 結成27年を迎えた今も、創設メンバー3名が在籍し、定番レパートリーに新たな息を吹き込みながら、現代音楽の普及にも貢献。
 ベートーヴェンの全曲演奏を若くして成し遂げ、著名作曲家からの委嘱作品を手掛けてきました。
 そんなアリエル四重奏団が、2028年の創立30周年に向けてベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集録音に取り組みます。
 第1集はOp. 18の四重奏曲6作を収録。
 多くの演奏家たちが手掛けてきたこの作品を、彼らは徹底的に研究した上で、さらに直感的なアプローチを大切にし、技術的な精度を加え演奏しています。

 
 



<国内盤> 

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BIJIN CLASSICAL



BJN 1035-36
(2CD)
\3960
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 ショパン:ノクターン集 & 舟歌

 ショパン(1810~1849):
  ●CD-1
   ノクターン ホ短調 作品 72 の 1 (遺作)
   3つのノクターン 作品 9
   3つのノクターン 作品 15
   2つのノクターン 作品 27
   2つのノクターン 作品 32
  ●CD-2
   ノクターン ハ短調 (遺作)
   2つのノクターン 作品 37
   2つのノクターン 作品 48
   2つのノクターン 作品 55
   2つのノクターン 作品 62
   舟歌 嬰ヘ長調 作品 60
   ノクターン
    (レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ)
     嬰ハ短調 (遺作)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 (ピアノ -1925 年製ニューヨーク・スタインウェイ CD135)

 レコード・アカデミー賞から 15 年、更なる深化を遂げたピアニズムによる至高のノクターンショパン:ノクターン集 & 舟歌/イリーナ・メジューエワ

 録音:2023年~2024年、新川文化ホール(富山県魚津市)
 STEREO/96kHz+24Bit録音、発売元:日本ピアノサービス株式会社

 メジューエワによる新ショパン・シリーズの第 8 弾は、ノクターン全 21曲と晩年の傑作「舟歌」の組み合わせ。
 レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)に輝いた「ノクターン全集」初録音から15年を経て、三度目となる今回の録音は、まさに集大成ともいうべきクオリティを備えています。
 特筆すべきは音色の多彩さで、豊潤で陰翳の深い音色、遥かな過去から届いたような淡く柔らかな音色、豪胆な ff での華麗で輝かしい音色など、1925年製 NY スタインウェイ(CD135)から万華鏡のように色彩豊かな音世界を生み出します。
 自然な息遣いとロマン溢れる語り口によってショパン音楽の詩情を最大限に引き出した解釈も素晴らしく、メジューエワの更なる深化を映した必聴のアルバムとなりました。
 





<映像>


OPUS ARTE(映像)


OA1357BD
(37DVD)
\40500
※演劇です
演劇です
 ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー コレクション
 disc 1 『終わりよければ全てよし』 All's Well That Ends Well
   ロージー・シーヒー、ベンジャミン・ウェスタビー、クレア・ベネディクト 他
   演出:ブランシュ・マッキンタイア
 disc 2 『お気に召すまま』 As You Like It
   ルーシー・フェルプス、アントニー・バーン、ソフィー・カーン・レヴィ 他
   演出:キンバリー・サイクス
 disc 3 『間違いの喜劇』 The Comedy of Errors
   アントニー・バンシー、ガイ・ルイス、ジョナサン・ブロードベント 他
   演出:フィリップ・ブリーン
 disc 4 『恋の骨折り損』 Love's Labour's Lost
   サム・アレクサンダー、ピーター・バシャム、ウィリアム・ベルチェンバース 他
   演出:クリストファー・ラスコム
 disc 5 『空騒ぎ』 Love's Labour's Won ("Much Ado About Nothing")
   サム・アレクサンダー、デイヴィッド・ホロヴィチ、エドワード・ベネット 他
   演出:クリストファー・ラスコム
 disc 6 『尺には尺を』 Measure for Measure
   アントニー・バーン、サンディ・グリアソン、 クレア・プライス 他
   演出:グレゴリー・ドーラン
 disc 7 『ヴェニスの商人』 The Merchant of Venice
   マクラム・J. クーリー、ナディア・アルビーナ、スカーレット・ブルックス 他
   演出:ポリー・フィンドレー
 disc 8 『ウィンザーの陽気な女房たち』 The Merry Wives of Windsor
   イシア・ベニソン、べス・コーディングリー、デイヴィッド・トラウトン  他
   演出:フィオナ・レアード
 disc 9 『夏の夜の夢』 A Midsummer Night's Dream
   バリー・ギル、シリーヌ・サバ、ドーン・シーヴライト 他
   演出:エレノア・ロード
 disc 10 『じゃじゃ馬ならし』 The Taming of the Shrew
   アマンダ・ハリス、ジョセフ・アークレー、ジェームズ・クーニー 他
   演出:ジャスティン・オーディバート
 disc 11 『テンペスト』 The Tempest
   サイモン・ラッセル・ビール、ジョー・ディクソン、マーク・クォートリー 他
   演出:グレゴリー・ドーラン
 disc 12 『十二夜』 Twelfth Night
   ディニータ・ゴーヒル、カラ・トイントン、エイドリアン・エドモンソン 他
   演出:クリストファー・ラスコム
 disc 13 『ヴェローナの二紳士』 Two Gentlemen of Verona
   マーク・アレンズ、マイケル・マーカス、ジョニー・グリン 他
   演出:サイモン・ゴッドウィン
 disc 14 『冬物語』 The Winter's Tale
   アンドルー・フレンチ、キミ=ボー・ジェイコブズ、ジョセフ・クロスカ 他
   演出:エリカ・ワイマン
 disc 15~16 『ヘンリー四世 第1部』 Henry IV Part I
   ジャスパー・ブリトン、アントニー・シャー、アレックス・ハッセル 他
   演出:グレゴリー・ドーラン
 disc 17~18 『ヘンリー四世 第2部』 Henry IV Part II
   ジャスパー・ブリトン、アントニー・シャー、アレックス・ハッセル 他
   演出:グレゴリー・ドーラン
 disc 19 『ヘンリー五世』 Henry V
   アレックス・ハッセル、ジェーン・ラポテア、サラ・パークス 他
   演出:グレゴリー・ドーラン
 disc 20 『ヘンリー六世 第1部』 Henry VI Part I
   マーク・クォートリー、クリストファー・ミドルトン、ミニー・ゲール 他
   演出:オーエン・ホースリー、グレゴリー・ドーラン
 disc 21 『ヘンリー六世 第2部』 Henry VI Part II
   マーク・クォートリー、クリストファー・ミドルトン、ミニー・ゲール 他
   演出:オーエン・ホースリー、グレゴリー・ドーラン
 disc 22 『ヘンリー六世 第3部』 Henry VI Part III
   マーク・クォートリー、クリストファー・ミドルトン、ミニー・ゲール 他
   演出:オーエン・ホースリー、グレゴリー・ドーラン
 disc 23 『ジョン王』 King John
   ロージー・シーヒー、ブリジッタ・ロイ、ジャンニ・サラチェーニ=ガンナ
   演出:エレノア・ロード
 disc 24 『リチャード二世』 Richard II
   デイヴィッド・テナント、マイケル・ペニントン、ジェーン・ラポテア 他
   演出:グレゴリー・ドーラン
 disc 25 『リチャード三世』 Richard III
   アイザック・フォックス、ロージー・シーヒー、アシュリー・D. ゲイル 他
   演出:グレゴリー・ドーラン
 disc 26 『アントニーとクレオパトラ』 Antony and Cleopatra
   ジョゼット・サイモン、アントニー・バーン、デイヴィッド・バーネット 他
   演出:イクバル・カーン
 disc 27 『コリオレイナス』 Coriolanus
   ソープ・ディリス、ジェームズ・コリガン、ポール・ジェソン 他
   演出:アンガス・ジャクソン
 disc 28 『シンベリン』 Cymbeline
   ジリアン・べヴァン、べサン・カリネーヌ、ヒラン・アベイセケラ 他
   演出:メリー・スティル
 disc 29 『ハムレット』 Hamlet
   パーパ・エシードゥー・マーカス・グリフィス、ナタリー・シンプソン 他
   演出:サイモン・ゴッドウィン
 disc 30 『ジュリアス・シーザー』 Julius Caesar
   アンドルー・ウーダル、ジェームズ・コリガン、マーティン・ハットソン 他
   演出:アンガス・ジャクソン
 disc 31 『リア王』 King Lear
   アントニー・シャー、ニア・グウィン、ナタリー・シンプソン 他
   演出:グレゴリー・ドーラン
 disc 32 『マクベス』 Macbeth
   クリストファー・エクルストン、ニーヴ・キューザック、エドワード・ベネット 他
   演出:ポリー・フィンドレー
 disc 33 『オセロー』 Othello
   ヒュー・クォシー、ジョアンナ・ヴァンダラム、ルシアン・ムサマティ 他
   演出:イクバル・カーン
 disc 34 『ロメオとジュリエット』 Romeo and Juliet
   バリー・ギル、カレン・フィシュウィック、ラファエル・ソウォール 他
   演出:エリカ・ワイマン
 disc 35 『アテネのタイモン』 Timon of Athens
   キャスリン・ハンター、イモージェン・スローター、サルマン・アクター 他
   演出:サイモン・ゴッドウィン
 disc 36 『タイタス・アンドロニカス』 Titus Andronicus
   ニア・グウィン、スティーヴン・アデグボラ、ハナー・モリッシュ 他
   演出:ブランシュ・マッキンタイア
 disc 37 『トロイラスとクレシダ』 Troilus and Cressida
   ギャビン・ファウラー、アンバー・ジェームズ、アジョア・アンドー 他
   演出:グレゴリー・ドーラン

 ・35演目(37DVD)
 ・優れた演出家、新鋭、人気俳優を結集
 ・映像:HD収録 2013年~2024年
 ・字幕:全編に英語(原語)字幕付
 ・総収録時間:96時間41分

 総収録時間:96時間41分 (本編映像90時間54分、特典映像5時間47分)
 音声:英語 ●PCMステレオ 2.0/DTS 5.1  disc 1, 3, 7, 15, 16, 17, 18 ●Dolby Digitalステレオ 2.0/DTS 5.1 disc 9, 13, 19, 20 ●Dolby Digitalステレオ 2.0のみ disc 14 ●Dolby Digitalステレオ 2.0/Dolby Digital 5.1
 上記以外のすべて
 字幕:英語(全作品) ドイツ語、フランス語『ヘンリー四世第1部&第2部』『リチャード二世』
 画角:16:9/片面二層ディスク NTSC All Regions 37枚

【シェイクスピアの生地ストラトフォード・アポン・エイボンに本拠を置く、王立劇団RSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)より、 シェイクスピア演劇の最新映像による浩瀚なコレクション登場】

 
 


<LP>


ALPHA CLASSICS(LP+CD)


ALPHA691
(2LP+1CD)
\5700
ハイドン: 交響曲 61、66、69/おもちゃの交響曲
 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  【SIDE A】
   1-3. 交響曲 第61番 ニ長調 Hob. I:61 I-III
  【SIDE B】
   1. 交響曲 第61番 ニ長調 Hob. I:61 IV
   2-4. 交響曲 第66番 変ロ長調 Hob. I:66 I-III
  【SIDE C】
   1. 交響曲 第66番 変ロ長調 Hob. I:66 IV
   作曲者不詳(伝ヨハン・ミヒャエル・ハイドン〔1737-1806〕):
    2-4. おもちゃの交響曲 ハ長調 Hob. II:47 (ベルヒテスガーデンの音楽)
   フランツ・ヨーゼフ・ハイドン:
    5. 交響曲 第69番 ハ長調「ラウドン」Hob. I:69 I
  【SIDE D】
   1-3. 交響曲 第69番 ハ長調「ラウドン」Hob. I:69 II-IV
バーゼル室内管弦楽団(古楽器使用)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)

 録音:2020年8月14-17日、2021年6月1-5日 ドン・ボスコ・バーゼル、スイス
 総収録時間: 82分
 ※既出CD NYCX-10319/ALPHA690と同収録内容
 ・1000セット限定 ・180g重量盤 2枚組 ・DMMカッティング ・33 1/3rpm ・CD及び音源(16bit)ダウンロードカード同梱 ・36ページブックレット

 【金管・打楽器の華々しい活躍と、あの謎の名曲 絶好調の全曲録音シリーズ第12巻に高音質アナログ盤登場】
 2032年の作曲家生誕300周年に向け、100曲以上が現存しているハイドンの交響曲の全てを録音してゆくジョヴァンニ・アントニーニのHAYDN 2032プロジェクト。
 今回はハイドンがエステルハージ侯爵家での作曲経験を充分に積み、ひときわ充実した楽器編成のために交響曲を書く機会が増えてきた1775~76年の作品3曲に、「おもちゃの交響曲」を加えた選曲。
 20世紀にヨーゼフ・ハイドン作ではないと判明して以降、レーオポルト・モーツァルトかエドムント・アンゲラーかなど、異説が多く提唱されながらも今なお作曲者が確定していない「おもちゃの交響曲」ですが、少なくとも1760年代には楽譜が存在していた真正の18世紀作品であることだけは間違いなく、滅多になされない古楽器での録音を俊才アントニーニによる技ありの指揮で聴けるのは画期的です。
 ハイドン作の3曲のうち比較的知られている第69番は、晩年まで戦果を上げ続けた老将軍ラウドン(ロウドン)にちなんだ作品。
 トランペットとティンパニが響きに華やぎを添えます。第66番は比較的小ぶりの編成ながら、豊かな音作りにハイドンの芸術性の充実が感じられるもの。
 イル・ジャルディーノ・アルモニコやゼフィーロでも活躍する名手エミリアーノ・ロドルフィ(オーボエ)や、引く手あまたのカルレス・クリストバル(ファゴット)など俊才古楽器奏者も加わるバーゼル室内管弦楽団の機動力も頼もしく、音楽学者クリスティアン・モーリッツ・バウアーによる最新研究を踏まえた恒例の解説(英・仏・独語)とともにハイドン作品の奥深さを十全に伝えてくれます。
 豪華版アナログが登場です。

 
 















3/18(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HARMONIA MUNDI



HMM 902754
(2CD)
\4500→\4190
J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232
 [CD 1]
  I. ミサ ~キリエ、グローリア
 [CD 2]
  II. ニカイア信条 ~クレド
  III. サンクトゥス
  IV. ホザンナ、ベネディクトゥス、
   アニュス・デイ、ドナ・ノービス・パーチェム
ジュリー・ロゼ(ソプラノ)
ベス・テイラー(メゾソプラノ)
ルシール・リシャルドー(アルト)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(テノール)
クリスティアン・イムラー(バス)
ピグマリオン(器楽、合唱)
ラファエル・ピション(指揮)

 ルネサンスの教会へも輝かしい未来へも、一瞬でとんでいける恒星のごとき演奏、大バッハが生涯をかけてたくわえた知識と技術の結晶体に現代最先端のさらに先から吹き込まれた、心ふるわす生命のきらめき

 録音:2024年4月/パリ、ノートルダム・デュ・リバン大聖堂
 収録時間:107分21秒

 「マタイ受難曲」「聖母マリアの夕べの祈り」「モーツァルトのレクイエム」などの衝撃的なリリースで音楽界の最先端を牽引しているピショ ンとピグマリオンによる次なる音盤は「ロ短調ミサ」。
 バッハが自らの声楽作品の総決算として取り組み、晩年まで筆を執り続けた大作を、 ほとばしるような生命力で演奏しています。

 きらめく明るさと大胆なスピード感にあふれていながら、深みや情感を損わぬように楽節一つ一つを非常に丁寧に処理していて、バッハ が書き尽くしたあらゆる技法が空間に美しく浮かび上がってきます。
 古風なスタイルから軽やかなアリア、壮麗なフーガと様々な楽曲が 並び、輝かしい響きもあれば痛ましい響きもある「ロ短調ミサ」を、端から端まで瞬時に行き来するような機動力で縦横無尽に飛び交いながら演奏、それでいて場面転換を意識させない自然な構成力と大きな視野を備えているのが圧巻です。
 舌を巻くほどの複雑なフーガを 一気呵成に歌い切ったかと思えばふとしたロングトーンで永遠を感じさせ、強烈なクレッシェンドを炸裂させたかと思えば柔らかな響き で場を和ませ、次々と押し寄せる音楽が一時たりとも退屈を許しません。
 また、人生や世界を力強く肯定する意志が感じられるのもピショ ンの魅力。かなしみののちにゆっくりと起き上がって前進していく終曲はとても感動的です。

 器楽・声楽ともに腕利きぞろいのピグマリオン。ピションのコントロールも隅々まで行き届き、合唱は人数もあり迫力十分。
 多層的に絡 み合う楽音と美しい残響が理想的に収録された録音の素晴らしさも特筆です。新しいバッハの世界を告げる輝かしい音盤の誕生といえる でしょう。

 2025 年秋にはブラームスの「ドイツ・レクイエム」をリリース予定です。

 
  
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HAF 8902728
\3900→\3590
ポール・アグニュー(指揮)&レザール・フロリサン
J.S.バッハ:カンタータ集2~ヴァイマール時代 (1708-1717)

 1-7. J.S.バッハ:
  カンタータ第12番《泣き、嘆き、憂い、怯え》BWV 12
 8-12. テレマン:
  カンタータ《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》TWV 1:1178
 13. ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
  コラール《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》
 14-19. J.S.バッハ:
  カンタータ第61番《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》BWV 61
 20-27. J.S.バッハ:
  カンタータ第182番《天の王よ、汝を迎えまつらん》BWV182
ポール・アグニュー(指揮)
レザール・フロリサン
バンジャマン・アラール
 (オルガン/ 13 のみ)

 レザール・フロリサンによるカンタータ・シリーズ、第2弾は名曲BWV 12を含むプログラム。アグニューの手腕ひかるやわらかな美の演奏

 録音:2023年5月、フィルハーモニー・ド・パリ、ピエール・ブーレーズ・ホール

 「生身のバッハ」に会うことはできないとしても、バッハの音楽人生を探ることで、バッハに少しでも近づくことができる。
 そんな考えのもと、作曲年代順にカンタータを収録しているアグニュー率いるレザール・フロ リサン。注目のシリーズ第2弾は、ヴァイマール時代の初期カンタータです。

 ヴァイマールに到着するころにはすでに妻バルバラとの最初の子供が生まれることがわかっており、一家の長 としての責任も感じていたことでしょう。
 バッハは、オルガン奏者および宮廷音楽かとして着任します。最初 の任務は、オルガン奏者として多数のオルガン曲が、そして宮廷音楽かとしては無伴奏ヴァイオリン作品の一 部やチェンバロ作品が生まれました。
 1714年に楽師長に就任してからは、定期的なカンタータ創作が始まり ます。冒頭収録のカンタータBWV 12は就任後2作目にあたり、半音階的な低音によるシャコンヌの形をと る冒頭コラール合唱は、後年、リストも編曲でとりあげている有名曲です。
 カンタータ第61 番は、キリスト を待ち望む待降節のためのもので、付点のリズムによる本格的なフランス風序曲となっています。
 テレマンの 同じテキストによるカンタータTWV 1:1178 の冒頭楽章も、バッハのBWV 61 同様フランス風序曲ですが、 やや仰々しさは少ないといえるでしょう。
 テレマンの作品と比較することで、バッハがほかの作曲家から影響 を受け、また、当時の音楽家という共同体の中で作曲していたこともあらためて実感できます。

 全体をとおして、レザール・フロリサンの管弦楽のメンバーのやわらかな美演が印象的です。歌唱陣も劇的というよりも語るような歌唱で、テキストが際立っています。
 




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CAVI MUSIC



4867306
\2800→\2590
ミュンヘン国際音楽コンクール覇者セバスティアン・マンツ
 hr交響楽団首席ファゴット奏者テオ・プラトなど、
ベートーヴェン&クロイツァー:七重奏曲集

 ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20
 コンラディン・クロイツァー:
  大七重奏曲 変ホ長調 Op.62
セバスティアン・マンツ(クラリネット)
テオ・プラト(ファゴット)
フェリックス・クリーザー(ホルン)
フランツィスカ・ヘルシャー(ヴァイオリン)
イ・ヘス(ヴィオラ)
アンドレイ・ヨニツァ(チェロ)
ドミニク・ワーグナー(コントラバス)

 豪華なメンバーの演奏で聴くベートーヴェン&クロイツァーの七重奏曲!

 ☆一流のソリストたちが集結した豪華な七重奏アルバム!
 ☆同じ編成、調性、楽章構成を持つベートーヴェンとクロイツァーの七重奏曲を組み合わせ、その方向性の違いを探る!

 ARDミュンヘン国際音楽コンクール覇者のセバスティアン・マンツやhr交響楽団首席ファゴット奏者のテオ・プラトなど、一流のソリストたちが集結した豪華な七重奏アルバム。
 ベートーヴェンが交響曲第1番と同時期の1799年に書いた、交響曲のように重厚で長大ながらセレナーデのような軽妙さも兼ね備えた七重奏曲と組み合わせるのは、コンラディン・クロイツァーの七重奏曲。
 ベートーヴェンと同じ楽器編成、調性、楽章構成を持ち、近いコンセプトで書かれていることから一見似た作品に見えますが、その特質や音楽の方向性はまったく異なり、2曲を組み合わせることでその違いを明らかにします。

 ※録音:2024年7月、バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)
 





CHALLENGE CLASSICS



CC720017
\2800
オランダとフランドルにおける女性音楽家
モア・ザン・ミューズ~
 黄金時代における女性の創造力 
ヴァーノン・コンソート、
タベア・シュヴァルツ(指揮、リコーダー、テナー・ヴィオール)
  ペーター・ルイデンス:カプリティーエ/パウルス・マテス:キッツ・アルマンド/
  ジョヴァンニ・バッティスタ・ボナメンテ:カンツォン/
  ジュリオ・カッチーニ:アマリッリ、私の美しい人/
  作者不詳:アマリッリ、私の美しい人/
  ヤコブ・ファン・エイク:アマリッリ、私の美しい人/
  サロモーネ・ロッシ:ソナタ第8番/
  ピーテル・ディルクスゾーン・ペルス:ファンタジア《アドリアーナ・ファンデン・ベルフ》/
  レオノーラ・デュアルテ:シンフォニア第3旋法/
  ニコラウス・ア・ケンピス:シンフォニア第3番/
  フィリップ・ファン・ウィッヘル:ソナタ第5番/
  ヤコブ・ファン・エイク&作者不詳:ダフネ/
  フィリップ・ファン・ウィッヘル:ソナタ第4番/
  レオノーラ・デュアルテ :シンフォニア第10旋法/
  作者不詳:セシリア/
  ディルク・ヤンスゾーン・スウェーリンク:マーク・フルフト、セシリア・フォル・ドゥフト/
  マルコ・ウッチェリーニ:シンフォニア第16番《ラ・グランツィフローラ》/
  レオノーラ・デュアルテ :シンフォニア第2旋法

 
 タベア・シュヴァルツ&ヴァーノン・コンソートによる、17世紀のオランダとフランドルにおける女性音楽家の活躍に焦点を当てた作品集。
 本作は、リコーダーの名手アドリアーナ・ファンデン・ベルフ、作曲家のレオノーラ・デュアルテ、出版に携わったマドレーヌ・ファレーズという3人の女性の視点から、当時の豊かな音楽文化を再構築しています。
 演奏を手がけるヴァーノン・コンソートは、17世紀音楽の表現を追求する国際的な古楽アンサンブル。芸術監督を務めるタベア・シュヴァルツは、リコーダーとヴィオールを自在に操る多才な演奏家であり、中世から現代までの幅広いレパートリーに精通しています。

 ※録音:2023年10月(スイス)
 





DUX


DUX2068
\2800
ラドスワフ・ソプチャクが弾くリスト
 リスト:超絶技巧練習曲 S.139
ラドスワフ・ソプチャク(ピアノ)

 ポーランドの俊英ピアニスト、ラドスワフ・ソプチャクが弾くリスト!

 2000年の第14回ショパン国際ピアノ・コンクールでファイナリスト(ポーランド人最高位)となったポーランドのピアニスト、ラドスワフ・ソプチャク。
 前作では「新たなオーケストレーションによるショパンのピアノ協奏曲集」(DUX2034)という録音で注目を浴びたほか、過去のアルバムで2度のフレデリク賞ノミネートを果たしています。
 卓越した技巧と素晴らしい音楽的感受性で多くの受賞歴も誇るソプチャクが選んだリスト・レコーディングは、その名の通り極めて優れた技巧が要求される「超絶技巧練習曲 S.139」。
 技術的な面だけでなく豊かな音楽性も求められる難曲を、リストの精神と完璧に調和させたピアニズムで描きます。
 なお、この「超絶技巧練習曲」の全曲を1851年の最終稿で録音したポーランド初のレコーディングとのことです。

 ※録音:2024年7月1日-2日&8月28日-30日、ポーランド
 
 

DUX2133
\2800
パデレフスキ:ピアノ協奏曲
 イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
  ピアノ協奏曲 イ短調 Op.17
  ポーランド幻想曲 嬰ト短調 Op.19
イヴァン・シェムチュク(ピアノ)
ミハウ・K.シマノフスキ(指揮)
ポーランド・パデレフスキ交響楽団

 政治家・外交官としても活躍したポーランドの偉大なコンポーザー=ピアニスト、イグナツィ・ヤン・パデレフスキのピアノ協奏曲。
 ソリストは、1994年ウクライナ出身のイヴァン・シェムチュク。ウクライナでピアノを学んだ後、ポーランドへと渡ったシュムチェクは同地で頭角を現し、ポーランドのサノクで開催された第10回国際ピアノ・フォーラムを皮切りにデンマーク、ロシア、リトアニア、チェコ、ポーランドなどでのコンクールで優秀な成績を収めてきました。
 2020年にはラフマニノフのトランスクリプション・アルバム(DUX1670)で華麗なレコーディング・レビューを飾っています。
 伴奏するポーランド・パデレフスキ交響楽団は、国立音楽舞踊研究所のサポートとヤロスワフ・ジェヴィエツキ教授の主導の元、2023年12月に設立されたばかりのオーケストラで、ブィドゴシュチュのフェリクス・ノヴォヴィエイスキ音楽アカデミーを中心としたポーランドの音楽アカデミーの優秀な卒業生たちで構成されています。
 イヴァン・シェムチュクも同音楽院でジェヴィエツキ教授に教わっていました。

 ※録音:2024年10月28日-31日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン音楽センター(ルスワビツェ、ポーランド)
 
 

DUX2020
\2800
HEVEL~20世紀と21世紀のポーランドのピアノ作品の反映
 ミウォシュ・マギン(1929-1999):5つの前奏曲
 ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
  ソナティナ Op.49、ソナタ第4番 Op.56
 パヴェウ・ウカシェフスキ(b.1968):3つの夜想曲
 ヤン・ヴァホフスキ(b.1998):変奏曲集 ハ長調
ヤン・ヴァホフスキ(ピアノ)

 1998年ポーランド生まれの若きピアニスト、室内楽奏者、作曲家、ヤン・ヴァホフスキが弾く近現代ポーランドのピアノ作品集。
 旧約聖書の「コヘレトの言葉」で多用されるヘブライ語「HEVEL」をテーマにしたプログラムで、「HEVEL」は日本語では主に「空」や「空しい」といった言葉で訳されますが、「蒸気」、「煙」、「はかなさ」などの意味を持ち、更には痛み、苦しみ、悲しみが過ぎ去ることを指す別の深い意味もあるとのこと。
 このアルバムではそんな「はかなさ」や感情的な表現が込められたヴァインベルクやウカシェフスキ、ミウォシュ・マギン、そして自ら作曲したピアノ作品を幽玄に紡いでいます。

 ※録音:2023年12月&2024年3月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン音楽センター(ルスワビツェ、ポーランド)
 
 

DUX1845
\2800
ウカシェフスキの音楽言語の美しさを表現したレクイエム!
 パヴェウ・ウカシェフスキ(b.1968):
  レクイエム(世界初録音)
ロベルタ・マメリ(ソプラノ)
アダム・クルジェル(バス)
ポーランド室内合唱団
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ヤン・ウカシェフスキ(指揮)

 ウカシェフスキの音楽言語の美しさを表現したレクイエム!世界初録音!

 現代ポーランドを代表する作曲家の一人、パヴェウ・ウカシェフスキは、1994年のショパン音楽アカデミー・コンクールでの優勝以来、国際的に活躍しており、特に合唱の分野では日本でもよく知られた存在です。

 本アルバムに収められた世界初録音となる「レクイエム」は、ウカシェフスキの作品の中でも個人的な作品であり、各楽章は友人や愛する人に捧げられています。
 同時に、作曲者が使用した音楽言語の親しみやすさのおかげで、誰もがこの曲を自分の体験と重ね合わせることができ、親密で瞑想的な性質が強調されています。
 この作品が持つ色彩は、後悔、希望、平和といったあらゆる感情を表現することができる2人のソリストと見事にマッチしており、同時に聴き手自身の感情的な反応を示す余地を残しています。
 また、宗教的な性格を持つ作品であるにも関わらず、ウカシェフスキの音楽言語の美しさ、神秘と確信の間にあるとらえどころのないオーラに対する心からの賞賛というレベルでも、この作品に接することができます。

 ※録音(ライヴ):2021年10月30日、聖マキシミリアノ・マリア・コルベ殉教80周年を記念して行われたレクイエム・コンサート(ポーランド)
 
 

DUX1727
\2800
都市と海 ~ ウィテカー&ラビェガ:合唱作品集
 エリック・ウィテカー(b.1970):
  Glow/Five Hebrew Love Songs/
  She Weeps Over Rahoon
 クラウディア・ラビェガ(b.1991):
  For What As Easy (初録音) /
  The Bells - A Collaboration (初録音)
 ウィテカー:
  都市と海/The Seal Lullaby/Little Birds
モニカ・プワフタ(ピアノ)
カタジナ・ウカフスカ(イングリッシュ・ホルン)
パヴェウ・ヴァイラク(ヴァイオリン)
トマシュ・ソバニェツ(パーカッション)
ゾフィア・コジョウ(ソロ歌唱パート)
アダム・ラドニツキ(ソロ歌唱パート)
ヴァヴェル大聖堂混声合唱団
アンジェイ・コジェニョフスキ(指揮)

 「THE CITY AND THE SEA(都市と海)」は、バーチャル合唱団のアイデアの創始者であり、アメリカの著名な合唱指揮者兼作曲家であるエリック・ウィテカーと、クラクフの若手作曲家であるクラウディア・ラビェガという、世界の2つの地域のアーティストをつなぐ架け橋です。

 世界初録音を含むこのプロジェクトには、クラクフの音楽界と関わりのある優れたミュージシャンたちが参加しています。
 本アルバムに収められた作品のほとんどは、アングロサクソンの詩人のテキストに基づき作曲されました。
 クラウディア・ラビェガは、合唱曲の作曲法を熟知しており、ポリフォニックな声楽のテクスチュアを完璧にこなし、モダンで独創的なスタイルと、聴き手に親しみやすいシンプルな言葉のバランスを追求しながら、彼女の音楽語法を進化させています。

 ※録音:2018年5月
 
 
DUX2106
\2800
ウカシュ・ボロヴィチ指揮
 ムイナルスキの交響曲「ポーランド」

 エミル・ムイナルスキ:交響曲 ヘ長調 Op.14 《ポーランド》
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団

 ポーランド楽壇の次代を担う若き名匠、ウカシュ・ボロヴィチは、知られざるポーランドの音楽家たちが遺した作品の発掘を推し進めている指揮者。
 これまでにもベルグソンやポラドフスキ、ノヴォヴィエイスキ、セロツキ、ノスコフスキ、フィテルベルクといった作曲家の埋もれてしまった作品を高水準の演奏で世の中に紹介してきました。

 今回このコレクションに加わるのはリトアニアに生まれ、ポーランドで活躍したヴァイオリニスト、指揮者、作曲家のエミル・ムイナルスキが遺した交響曲、その名も「ポーランド」。ポーランドの民俗舞曲などをモチーフに加え、音楽でポーランドの歴史を語ることを意図して作曲されたこの作品は、優れたオーケストレーションと耳馴染みの良い旋律、煌びやかなサウンドが特徴的な聴き応え抜群の1曲です。

 ※録音:2024年10月11日、アダム・ミツキェヴィチ大学音楽堂、ポズナン・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポズナン、ポーランド)
 





FONE



SACD268
(1SACD HYBRID
STEREO)
\3200
モーツァルト ~ 魂の波
 1. ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207より アレグロ・モデラート
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、プラハ室内管弦楽団(原盤:SACD056)
 2. ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K.261
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、プラハ室内管弦楽団(原盤:SACD088)
 3. ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K.364より プレスト
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、
   トビー・ホフマン(ヴィオラ)、プラハ室内管弦楽団(原盤:SACD090)
 4. アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525より アレグロ
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
   トビー・ホフマン(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)、
   フランコ・ペトラッチ(コントラバス)(原盤:SACD235)
 5. 弦楽五重奏曲 ハ短調 K.406より アンダンテ
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
   トビー・ホフマン(ヴィオラ)、シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、
   ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)(原盤:SACD091)
 6. 弦楽五重奏曲 変ホ長調 K.614より アレグロ
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
   トビー・ホフマン(ヴィオラ)、シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、
   ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)(原盤:SACD222)
 7. オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370より ロンドー(アレグロ)
   アウグスト・ロッピ(オーボエ)、サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、
   トビー・ホフマン(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)(原盤:SACD229)
 8. 弦楽のためのアダージョとフーガ ハ短調 K.546
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
   トビー・ホフマン(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)、
   フランコ・ペトラッチ(コントラバス)(原盤:SACD133)
 9. ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563より アレグロ
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、トビー・ホフマン(ヴィオラ)、
   ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)(原盤:SACD133)
 10. ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.403より アレグロ・モデラート
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)(原盤:SACD231)
 11. ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K.376より アンダンテ
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)(原盤:SACD234)
 12. ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 K.296より ロンド - アレグロ
   サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)(原盤:SACD237)

 FONE音源から選りすぐったアッカルドのモーツァルト録音集!

 ☆イタリアの偉大なるヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルド!
 ☆アッカルドのモーツァルト・レコーディングから選りすぐったベスト・トラック集!

 イタリアのオーディオファイル・レーベル【Fone(フォネ)】との30年以上にわたるコラボレーションで、多くの録音を遺してきたイタリア・ヴァイオリン界の巨匠、サルヴァトーレ・アッカルド。
 そんなFoneの音源からアッカルドが弾いたモーツァルト録音のベスト・トラックを選りすぐったコンピレーション・アルバム。
 ヴァイオリン協奏曲から協奏交響曲、四重奏曲、三重奏曲、五重奏曲、ヴァイオリンとピアノのデュオまで、様々な編成でモーツァルトの並外れた音楽とアッカルドのパフォーマンス、そしてFoneの優秀録音を体験できる1枚です。

 ※録音:1988年&1990年
 
 

SACD255
(1SACD HYBRID
STEREO)
\3200
グラティア ~ マリア交唱の即興と現代的再解釈
 作曲者不詳:アヴェ・レジナ・チェロルム
 作曲者不詳=エンツォ・ピエトロパオーリ:
  アヴェ・レジナ・チェロルム
 作曲者不詳:アヴェ・マリア
 作曲者不詳=エンツォ・ピエトロパオーリ:アヴェ・マリア
 作曲者不詳:サルヴェ・レジナ
 作曲者不詳:アルマ・レデンプトリス・マーテル
 作曲者不詳=エンツォ・ピエトロパオーリ:
  アルマ・レデンプトリス・マーテル
 作曲者不詳=エンツォ・ピエトロパオーリ:レジナ・チェリ
 エンツォ・ピエトロパオーリ:アンチ=フォーン(Anti-Phone)
エンツォ・ピエトロパオーリ(コントラバス、編曲、指揮)、
ガブリエーレ・ミラバッシ(クラリネット)
ミケーレ・ラッビア(パーカッション、ライヴ・エレクトロニクス)、
ソヌス・ヴォクム・アンサンブル

 イタリアの重鎮ジャズ・ベーシスト、エンツォ・ピエトロパオーリが、「アヴェ・マリア」や「アヴェ・レジナ・チェロルム」、「アルマ・レデンプトリス・マーテル」といった聖母マリアのための交唱(アンティフォン/2つの合唱が交互に歌うキリスト教の聖歌)をインプロヴィゼーション&アレンジし、ガブリエーレ・ミラバッシらの名手とともに現代的解釈を行った注目作。
 「私はこの作品に、アンティフォンのシンプルさ、想像力のあらゆる方法を開いたミニマリズム、古代と現代の非常に貴重なコントラストに魅了されました。
 "Gratia" は、もっとも多様で遠い言語でさえも、国境なき神秘性、個々の儀式を調節する愛の印の下で出会うことができることを実証し、実際に確認することを目指しています。」(エンツォ・ピエトロパオーリ)
 
 

SACD270
(1SACD HYBRID STEREO)
\3200
ドンナ 様々なアーティスト
 1. DONNA (S. Giovannini - P. Garinei - G. Kramer)
   A.M. Castelli voice, G. Coscia accordion, R. Sellani piano(原盤:SACD009)
 2. CARMELA (S. Bruni - S. Palomba)
   Raiz voice, G. de Trizio classic guitar, A. La Volpe oud Portuguese guitar electric guitar,
    F. De Palma cajon darbuka frame drums(原盤:SACD225)
 3. THE GIRL FROM IPANEMA (N. Gimbel - C. Jobim)
   G. Cole voice, M. Pezzenati percussion(原盤:SACD010)
 4. LA GITANA (F. Kreisler)
   S. Accardo violin, L. Manzini piano(原盤:SACD003)
 5. BRAVA (B. Canfora)
   E. Pietropaoli double bass, E. Bianchini voice(原盤:SACD158)
 6. CHLOE (C.N. Daniels - G. Kahn)
   S. Hamilton sax, P. Birro piano, A. Zunino double bass, A. Kramer drums(原盤:SACD238)
 7. LADIES LULLABY (J. Green)
   S. Hamilton sax, P. Pirro piano, A. Kramer drums(原盤:SACD146)
 8. HO VISTO NINA VOLARE (F. De Andrè - I. Fossati)
   P. Magoni voice, I. Fantin archlute(原盤:SACD215)
 9. HO VISTO NINA VOLARE (F. De Andrè - I. Fossati)
   P. Magoni voice, F. Spinetti double bass(原盤:SACD241)
 10. LA PRINCIPESSA (F. Mesolella)
   F. Mesolella guitar loop pedal(原盤:SACD136)
 11. GAIA (F. Mesolella)
   F. Mesolella guitar loop pedal F. Spinetti double bass(原盤:SACD266)
 12. ROXANNE (Sting)
   P. Magoni voice, F. Spinetti double bass(原盤:SACD256)
 13. MARI' (S. Maiore)
   P. Alfonsi guitar, S. Maiore double bass(原盤:SACD147)
 14. DONNA (S. Giovannini - P. Garinei - G. Kramer)
   E. Rava trumpet and flugelhorn left channel, P. Fresu trumpet and flugelhorn right channel,
   S. Bollani piano, E. Pietropaoli double bass,R. Gatto drums(原盤:SACD194)

 イタリアのオーディオファイル・レーベル【Fonè(フォネ)】の既発アルバムからのトラックのコレクションで、クラシック、ジャズ、ポップスの様々な音源から、女性の姿をトリビュートしたナンバーが集められています。
 サルヴァトーレ・アッカルド、スコット・ハミルトン、ファウスト・メゾレッラ、ムジカ・ヌーダ(マゴーニ&スピネッティのデュオ)など、Foneの一流アーティストたちの演奏と高音質録音で、女性の強さ、感受性、回復力への音楽的トリビュートを表現します。
 
 

SACD269
(1SACD HYBRID
STEREO)
\3200
グラン・ガーラ2025 様々なアーティスト
 1. CONFIRMATION (C. Parker)
   S. Hamilton sax, P. Birro piano, A. Zunino double bass, A. Kramer drums(原盤:SACD238)
 2. CHISCIOTTE (G. Mirabassi)
   G. Mirabassi clarinet, N. Di Modugno classic guitar, P. Balducci acoustic bass(原盤:SACD227)
 3. ADIOS NONINO (A. Piazzolla)
   F. Arlia piano, C. Chiacchiaretta bandoneon, G. Zonno violin,
   E. Corapi double bass, S. Russo electric guitar(原盤:SACD236)
 4. ASTRIGNEME (G. Della Volpe - P.P. Polcari)
   Raiz voice, G. de Trizio classic guitar, A. La Volpe oud Portuguese guitar electric guitar,
   F. De Palma cajon darbuka frame drums(原盤:SACD225)
 5. MORIRE PER DELLE IDEE (F. De Andre - G. Brassens)
   P. Magoni voice, F. Spinetti double bass(原盤:SACD241)
 6. THIS IS ALL I ASK (G. Jenkins)
   S. Hamilton sax, P. Birro piano, A. Zunino double bass, A. Kramer drums(原盤:SACD175)
 7. ANTHROPOLOGY (C. Parker)
   E. Rava trumpet and flugelhorn left channel, P. Fresu trumpet and flugelhorn right cannel,
   S. Bollani piano, E. Pietropaoli double bass, R. Gatto drums(原盤:SACD194)
 8. HUNGARIAN DANCE (J. Brahms arr. Fritz Kreisler)
   S. Accardo violin, L. Manzini piano(原盤:SACD2045)
 9. GHEMMA' (S. Benni - F. Mesolella)
   S. Benni voice, F. Mesolella piano guitar(原盤:SACD201)
 10. OVER THE RAINBOW (H. Arlen)
   J. Mazzariello piano(原盤:SACD216)

 イタリアのオーディオファイル・レーベル【Fone(フォネ)】の優秀録音を集めたSACDオーディオファイル・サンプラー「Gran Gala」の2025年版。
  アッカルドが弾く「ハンガリー舞曲」、スコット・ハミルトンが吹く「コンファメーション」、キアッキアレッタのバンドネオンが躍動する「アディオス・ノニーノ」、ジュリアン・マッツァリエッロがピアノ・ソロで彩る「虹の彼方に」など、クラシック、ジャズ、ポップスの名曲を最高の演奏と高音質でお届けします。
 





HYPERION


CDA68441
\2800
ハニー・カラード・カウ~ファゴットのための音楽(Moosic)
 マイケル・ノリス:3つの舞曲より第2曲《タンゴ》
 マイケル・ヘッド:3つの幻想的小品より第1曲《雲》
 アンリ・ソーゲ:バルカロール
 ゴードン・ジェイコブ:ファゴットと弦楽四重奏のための組曲
 ジャン=ミシェル・ダマーズ:秋
 トーマス・シマク:アンダンテとスケルツォ
 ジョゼフ・ホルブルック:想い出《ワルツ》Op.23-3
 ロビン・ウォーカー:トワイライト
 ルース・ギップス:ハニー・カラード・カウ Op.3d
 ヴァーノン・エリオット:《機関車アイバー》よりテーマ音楽
 ジョゼフ・ホロヴィッツ:ランポール・オヴ・ザ・ベイリー
 アラン・リダウト:豚~ゴードン・ジェイコブへの贈り物
 ローレンス・パーキンス:
  ダークネス・アット・ダーウェントウォーター
 ヴィラ=ロボス:7つの音の輪舞曲
ローレンス・パーキンス(ファゴット)
ジョン・フリンダース(ピアノ)
カルドゥッチ弦楽四重奏団
バーミンガム市交響楽団
ウィリアム・グッドチャイルド(指揮)
カトリーナ・マクダーミド(ファゴット)
エイミー・トンプソン(ファゴット)
マシュー・キタリンガム(ファゴット、コントラファゴット)
エイラ・リン・ジョーンズ(ハープ)

 マンチェスター・カメラータの元首席奏者、ローレンス・パーキンス!

 ☆クラシックからテレビ番組のテーマ音楽、さらには民俗音楽にインスパイアされた作品まで!
 ☆世界をリードするファゴット奏者、ローレンス・パーキンス!

 40年超にわたってマンチェスター・カメラータの首席奏者を務めたイギリスのベテラン・ファゴット奏者、ローレンス・パーキンス!
 ルース・ギップスの魅力的な小品《Honey-coloured cow》をアルバムタイトルとし、牛の鳴き声とMusicをかけた「Moosic for bassoon」を副題とした本作は、クラシックからテレビ番組のテーマ音楽、さらには民俗音楽にインスパイアされた作品まで、約100年にわたる幅広いレパートリーを収録。その多くはあまり知られておらず、中には商業録音としては初めての作品もいくつか含まれています。

 1974年から2017年まで長きにわたりマンチェスター・カメラータの首席ファゴット奏者を務め、ソリストとしても多くの名演・名録音を残すイギリスのベテラン・ファゴット奏者、ローレンス・パーキンス。ヨーク大学、王立ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック、ノッティンガム大学、リーズ大学など各地でファゴット講師も務め、世界をリードするファゴット奏者の一人であるパーキンスは、非常に興味深いプログラム(そしてアルバム・タイトル)を考案する術にも長けており、2018年には「王女と熊」(CDA68263)、2021年には「海神の航海」(CDA68371)というユニークなアルバムを企画し評判を呼びました。

 ※録音:2019年~2022年
 




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RUBICON



RCD1193
\2800→\2590
レア・ビリンガー(ヴァイオリン)
シベリウス、シマノフスキ&ヤルネフェルト

 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
 アルマス・ヤルネフェルト:子守歌 ト短調
 シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61
レア・ビリンガー(ヴァイオリン)
ベンジャミン・シュウォーツ(指揮)
ライン州立フィルハーモニー管弦楽団

 ドイツの才女レア・ビリンガーによる、シベリウスのヴァイオリン協奏曲!

 ☆ブラームス国際コンクールで最高位を受賞するなど、華々しい活躍を見せるレア・ビリンガー!
 ☆シベリウスの協奏曲を見事に奏でています!

 シベリウスが自宅から見た湖の景色にインスピレーションを得て作曲をしたというヴァイオリン協奏曲。
 この作品は2つの大きなカデンツァがあり、演奏者にとって最大の挑戦となっていますが、ここではレア・ビリンガーが見事にフィンランドの情景を想像させるように奏でています。
 シベリウスと義兄弟であり仲の良かったアルマス・ヤルネフェルトの子守歌は、シベリウスの2歳の娘にインスピレーションを受け作られた感動的な作品です。

 ショパンと同じくポーランドを代表する作曲家の一人であるシマノフスキ。
 彼の作品はリヒャルト・シュトラウスのようなロマン主義、ストラヴィンスキーの初期のバレエ、そしてもちろんポーランドの伝統音楽を取り入れています。
 彼はこのヴァイオリン協奏曲を「ひどく感傷的」と評しています。

 14歳の時にベルリンのフィルハーモニーでのソロ・デビューを飾り、国際的なキャリアをスタートしたヴァイオリニストのレア・ビリンガーは、ザルツブルク音楽祭やMDRムジークゾマー(MDR音楽の夏)、ダヴォス国際音楽祭など世界各地の国際音楽祭で活躍。
 クロスター・シェーンタール、ロドルフォ・リピツァー、シュポア、ヤンポルスキーの各国際コンクールで入賞を果たし、2008年にはブラームス国際コンクールで最高位を受賞するなど、華々しい活躍を見せるドイツの才女です。
 



レア・ビリンガー、前作
シンディング&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲


 RCD1081
\2800→\2590
レア・ビリンガー(ヴァイオリン)
 シンディング&メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲

 シンディング:
  ヴァイオリン協奏曲第1番 イ長調 Op.45
  ロマンス ニ長調 Op.100
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
レア・ビリンガー(ヴァイオリン)
ホーフ交響楽団
ヘルマン・ボイマー(指揮)

 デュオ・ビリンガーのレア・ビリンガー!初のコンチェルト・アルバムをリリース!

 ☆ドイツ期待のヴァイオリニスト、レア・ビリンガーの初のコンチェルト・アルバムは、シンディングとメンデルスゾーン!
 ☆14歳でベルリンのフィルハーモニーでソロ・デビュー、2008年にはブラームス国際コンクールで最高位を受賞!

 ピアニストのエスター・ビリンガーとともに姉妹デュオ(デュオ・ビリンガー)としても華々しい活躍を見せるドイツ期待のヴァイオリニスト、レア・ビリンガーが、Rubicon(ルビコン)より初のコンチェルト・アルバムをリリース!
 ピアノ曲《春のささやき》で有名なクリスティアン・シンディング(1856-1941)は、グリーグ以降のノルウェーを代表する作曲家。
 交響曲は4曲あり、ノルウェーのシンフォニストとしても重要です。もともとヴァイオリニストを志していたこともあり、ヴァイオリンのための協奏的な作品は、3つのヴァイオリン協奏曲のほか《ロマンス》《伝説》《夕べの風景》など、彼の管弦楽作品の中で大きな割合を占めています。

 1898年に作曲された《ヴァイオリン協奏曲第1番》は、当時は大成功を収めつつも、その後レパートリーから消えてしまった作品で、録音も多くはありません。
 ソリストを引きたたせるよう巧妙に構成され、印象的な旋律に溢れ、管弦楽の扱いも見事な本作は、もっと多くの人に知られてよいはずです。
 1910年にハープを含む管弦楽とヴァイオリンのための作曲された《ロマンス》も、ブルッフやドヴォルザークの作品に似た、優しくてロマンチックな楽想が素晴らしい作品。
 メンデルスゾーンの傑作と合わせてお楽しみください。

 14歳の時にベルリンのフィルハーモニーでのソロ・デビューを飾り、国際的なキャリアをスタートしたヴァイオリニストのレア・ビリンガーは、ザルツブルク音楽祭やMDRムジークゾマー(MDR音楽の夏)、ダヴォス国際音楽祭など世界各地の国際音楽祭で活躍。2008年にはブラームス国際コンクールで最高位を受賞しています。




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NAXOS



8.574502
\2100
指揮はエッシェンバッハ!
 サイ:ヴァイオリン協奏曲第2番

 ファジル・サイ(1970-):
  1-4. ヴァイオリン協奏曲第2番
   「Karantina gunlerinde bahar sabahlari
    隔離生活における春の朝」 Op. 87(2020)
     1. I. Allegro ma non troppo
     2. II. Dance: Fast jazz swing
     3. III. Andantino tranquillo, quasi meditazione
     4. IV. Iss?z gokyuzu (Barren Skies): Allegro ma non troppo
  5-6. 弦楽六重奏のための「レパード(ヒョウ)」 Op. 103(2022)
   5. I. Allegro assai energico, extremely rhythmical/6. II. —
  7-8. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
   「ルーシェン・ギュネシュを偲んで」 Op. 92c(2020)
    7. I. Largo espressivo/8. II. Allegro assai, molto energico
  9-11. 弦楽四重奏曲「離婚」 Op. 29(2010)
   9. I. Allegro maestoso/10. II. Andante/11. III. Presto
 
 9-11を除き世界初録音
フリーデマン・アイヒホルン(ヴァイオリン)...1-4、7、8
グロピウス・カルテット...5-6、9-11
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団...1-4
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)...1-4

 録音:2020年11月21日 Gewehrsaal, Schloss Ettersburg...9-11 2022年9月12-14日 ベルリン・コンツェルトハウス...1-4
  2023年2月28日 ワイマール・フランツ・リスト音楽大学、 フェストザール、フュルステンハウス...5-6
  2023年11月20日 ワイマール・フランツ・リスト音楽大学、 フェストザール、フュルステンハウス...7-8
 総収録時間:65分

 ファジル・サイは、優れたピアニストとして25年以上にわたり活躍しクラシック音楽界において独自の存在感を放つだけではなく、作曲家としても精力的に活動し、交響曲からピアノ曲まで多岐に渡る110曲以上の作品と多数のアルバムを発表。
 その作品はどれも、自然や個人的な経験から深くインスピレーションを得ています。

 このアルバムには世界初録音を含む全4曲を収録。ヴァイオリン協奏曲第2番「隔離生活における春の朝」は、2020年の新型コロナウイルス感染症のロックダウン中、トルコのウルラにある自宅で作曲されました。
 毎朝、人のいないビーチを散歩しながら目にした日の出や朝の雰囲気がインスピレーションとなっています。
 第1楽章は田園的な雰囲気を持ち、第2楽章は活動的な「ジャズダンス」、第3楽章は静かな朝が描かれ、そして最終楽章は独奏ヴァイオリンによる瞑想的なエピローグで締めくくられます。
 独奏ヴァイオリンは、サイの長年の友人でもあるフリーデマン・アイヒホルンが担当。エッシェンバッハが指揮するベルリン・コンツェルトハウス管とともに共感溢れる演奏を聴かせます。
 
 弦楽六重奏による「レパード(ヒョウ)」は、サイが訪れたサファリでの経験に基づく曲で、ヒョウの俊敏さと力強さが描写されるとともに、自然保護の重要性にも焦点が当てられています。
 この曲はクロンベルク・アカデミーの委嘱作です。無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、2020年に亡くなった彼の親友でヴィオラ奏者ルーシェン・ギュネシュに捧げられた追悼の作品。
 本来はヴィオラのための曲ですが、ヴァイオリン版やチェロ版も存在します。タイトル通り、深い哀悼の念を感じさせます。

 「離婚」と題された弦楽四重奏曲は、彼の個人的経験が反映された作品。第1楽章は不規則なリズムとジャズ風の要素を持ち、第2楽章はメランコリックで内向的、最終楽章では憎しみや対立が音楽的に表現されています。
 
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8.574638
\2100
クリストフ・ポッペン(指揮)&ケルン室内管弦楽団
 モーツァルト:ミサ曲全集 第5集

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  1-6. 荘厳ミサ曲 ハ短調「孤児院ミサ」 K. 139
  7-12. ミサ・ブレヴィス ハ長調 K. 259
   (オルガン・ソロ・ミサ)
  13-18. 荘厳ミサ曲 ハ長調 K. 337
カタリーナ・ルックガーバー(ソプラノ)
カロリーナ・ウルリヒ(ソプラノ)
エルヴィラ・ビル(アルト)
マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(アルト)
パウル・シュヴァイネスター(テノール)
アンジェロ・ポラック(テノール)
ヨナス・ミュラー(バス)
コンスタンティン・クリンメル(バス)
ケルン大聖堂声楽アンサンブル
ケルン室内管弦楽団
クリストフ・ポッペン(指揮)

 録音:Kammermusiksaal des Deutschlandradio Koln(ドイツ) 2020年2月8-13日...1-12 2020年3月7-13日...13-18
 総収録時間:74分

 クリストフ・ポッペンが指揮するケルン室内管弦楽団によるNAXOSのモーツァルトのミサ曲全集シリーズ。
 この第5集 も第4集に続き、1996年設立のケルン大聖堂声楽アンサンブルが合唱を担当しています。
 アルバムには「孤児院ミサ」と呼ばれるモーツァルト12歳の大規模な作品を中心に3曲を収録。
 「孤児院ミサ」K. 139はウィーンの孤児院の教会の献堂式のための作品で、父レオポルトの助言を受けながらもトロンボーンやトラン ペットを含む大規模な編成で書かれており、初演時はウィーナー・ツァイトゥング紙でも大絶賛されました。
 ハ長調ミサ K. 259は1775年~76年の作品。「オルガン・ソロ・ミサ」と呼ばれるのは、短いクレドとサンクトゥスが終わると、曲 がト長調に転じ、オルガンがソリストを華やかに先導することに由来します。
 荘厳ミサ曲 K. 337は1780年に書かれ たザルツブルク大司教のための最後の作品。
 ファゴットを用いた優雅なオーケストレーションなど細部まで工夫が凝ら されています。
 
 

8.573702
\2100
ペトラッシ:管弦楽のための協奏曲 第1番 - 第3番 ローマ交響楽団
フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
 ゴッフレード・ペトラッシ(1904-2003):
  1-3. 管弦楽のための協奏曲第1番(1933-34)
   1. I. Allegro/2. II. Adagio/3. III. Tempo di marcia
  4-7. 管弦楽のための協奏曲第2番(1951)
   4. Calmo e sereno - Molto mosso, con vivacita -/
   5. Allegretto tranquillo -/6. Molto calmo, quasi adagio -/7. Presto
  8-12. 管弦楽のための協奏曲第3番「協奏的気晴らし」(1952-53)
   8. Allegro sostenuto ed energico - Allegro spiritoso/9. Molto moderato -/
   10. Vigoroso e ritmico -/11. Piu calmo - Adagio moderato -/12. Allegretto sereno

 録音:2012年6月15-16日 OSR Studios, Rome(イタリア)...4-7
  2013年2月24-25日 Auditorium Conciliazione, Rome(イタリア)...8-12
  2013年4月21-22日 Auditorium Conciliazione, Rome(イタリア)...1-3
 総収録時間:61分

 ゴッフレード・ペトラッシはイタリアの作曲家、教育者、指揮者。
 ローマのサルヴァトーレ教会で聖歌隊を務めた後、サンタ・チェチーリア音楽院で学び、後に教師となりました。
 1937年から1940年にかけては、ヴェネツィアのフェニーチェ 劇場の監督を務め、現代音楽のフェスティバルを主宰しました。
 
 「管弦楽のための協奏曲 第1番」は、1933年に作曲を開始し、翌年に完成しました。1935年にベルナルディー ノ・モリナーリの指揮で初演されています。
 第1楽章は鋭い音型によるテーマで始まり、金管楽器とピアノが主導しま す。アダージョでは、弦楽器の旋律をクラリネットとオーボエが引き継ぎ、トランペットとピアノが深みを加え、サクソフォン の印象的な旋律で曲を閉じます。
 終楽章では、金管楽器の壮大な響きとともに曲が締めくくられます。

 「第2番」 は、1951年にパウル・ザッハーの委嘱で作曲され、1952年にバーゼルで初演されました。
 4つの楽章は連続して演 奏されます。弦楽器のポリフォニーで始まり、木管楽器が躍動的に展開する第1楽章に続き、アレグレットでは、木 管と弦楽の対話が突如として爆発的な響きへと発展、緩やかな楽章へ移行します。
 終楽章では速いテンポのもと、 独奏楽器の掛け合いが続きます。

 「第3番」は、1952年から翌年にかけて作曲され、1953年に初演されました。
 第1楽章は、打楽器と金管楽器の導入で始まり、緊張感のある展開を見せます。間奏曲風の第2楽章を経て、 終楽章は軽快に始まり、最後はシンバルの一撃で意外なほどあっさりと締めくくられます。
 
 
8.579171
\2100
サルガード:室内楽作品集 第2集
 ルイス・ウンベルト・サルガード(1903-1977):
  1. En la feria de mi pueblo 私の村の市で(1938)
  2. Fiesta aborigen 先住民の祭り(1940/1947編曲)
  3. Sanjuanito futurista, Microdanza
   未来派のサンフアニート、ミクロダンサ(1944)
  4. Mosaico de aires nativos 故郷の民謡のモザイク
    - 第6曲 夜に、パシージョ(1956)
  5. Anhelo 熱望(1956)
  6. Nocturno 夜想曲(1948)
  7. Aldita アルディータ(1961)
  8. Brindis al passado 過去に乾杯(1948)
  9. Elegia エレジア(1922)
  10. Atardecer andinoアンデスの夕暮れ(1968)
  11. Capricho espanol スペイン奇想曲(1930)
  12-14. ヴァイオリン・ソナタ(1961)
   12. I. Allegro scherzando
   13. II. Quasi adagio (Espressivo)
   14. III. Final: Allegro con brío
  15-17. ピアノ五重奏曲第2番(1973)
   15. I. Allegro concitato
   16. II. Andante sostenuto e cantabile
   17. III. Allegro spiritoso
 全て世界初録音
カンザス・ヴィルトゥオージ
ステラ・マルコウ(ソプラノ)...7-10
デイヴィッド・コルウェル(ヴァイオリン)・・・1、2、5、6、12-17
イルヴィナ・ガブリエリアン(バイオリン II)...1、2、15-17
ボリス・ヴェイナー(ヴィオラ)...15-17
ハンナ・コリンズ(チェロ)...1、2、11、15-17
エレン・ソマ-(ピアノ) 他

 録音:Swarthout Recital Hall,University of Kansas(USA) 2021年5月11日...11 2021年5月12日...1、2 2023年10月10日...3、4 2023年10月25日...5、6 2024年5月3日...15-17 2024年5月24-25日...7-10
 総収録時間:74分

 ルイス・ウンベルト・サルガードは、エクアドル出身のピアニスト兼作曲家です。ピアノ・リサイタルを行いながら、キトの国立音楽院で音楽理論を教えるなど教 育活動にも尽力しました。
 また、新聞のコラムではヨーロッパの音楽シーンを紹介し、作曲家としてはエクアドルを離れることなく独学で作曲を学んでいます。
 彼の作品には、十二音技法を取り入れた先駆的なものがあり、民族主義とモダニズムを融合させた作風が特徴です。
 エクアドルの民俗音楽に基づく作品 や、無調で複雑な和声言語を持つモダニズム的な作品も手がけました。生前は作品が演奏される機会は稀でしたが、近年では録音の機会が増え、再評 価が進んでいます。
 
 アルバムの最初の2曲は、エクアドルを代表する音楽ジャンルであるサンフアニートで、ヴァイオリン2、チェロ、コントラバス、クラリネット、フ ルートの六重奏版で演奏されています。
 次に収録されている「未来派のサンフアニート、ミクロダンサ」はピアノのための小品で、十二音技法を用いながらも民 族音楽の要素を保持した、彼の代表作の一つです。
 そのほか、ヨーロッパのワルツから派生したパシージョに基づく「夜に」、作詞家としても卓越した才能を 発揮したソプラノのための歌曲、親交のあったチェリスト、ボグミル・シコラに捧げられた「スペイン狂詩曲」、さらにヴァイオリン・ソナタと小品、エクアドルの民族 舞踊を取り入れた「ピアノ五重奏曲第2番」など、個性的な作品を楽しむことができます。
 
 
8.574657
\2100
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ全集 第30集 ファン・リーシャン(ピアノ)
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
  1. ソナタ ニ長調 K.298/L.S6/P.194/2. ソナタ ト長調 K.304/L.88/P.492/
  3. ソナタ ニ長調 K.312/L.264/P.334/4. ソナタ ハ長調 K.329/L.S5/P.337/
  5. ソナタ ハ長調 K.339/L.251/P.189/6. ソナタ ハ長調 K.356/L.443/P.488/
  7. ソナタ ヘ長調 K.366/L.119/P.263/8. ソナタ ホ短調 K.394/L.275/P.349/
  9. ソナタ 変ロ長調 K.410/L.S43/P.372/10. ソナタ ハ長調 K.423/L.102/P.455/
  11. ソナタ ト長調 K.449/L.444/P.405/12. ソナタ イ長調 K.457/L.292/P.442/
  13. ソナタ 変ロ長調 K.489/L.S41/P.433/14. ソナタ ヘ長調 K.505/L.326/P.449/
  15. ソナタ ニ長調 K.509/L.311/P.453/16. ソナタ ヘ長調 K.524/L.283/P.528/
  17. ソナタ ニ長調 K.535/L.262/P.531

 録音:2024年3月23-24日 Orange County Music & Dance, Irvine,California(USA)
 総収録時間:74分

 ドメニコ・スカルラッティの555曲の鍵盤ソナタは、ポルトガルのマリア・バルバラ王女のために書かれたと考えらており、18世紀スペインの宮廷音楽の魅力を伝 えるとともに、その芸術性によって今なお演奏家や愛好家を惹きつけています。
 各々のソナタの正確な作曲年代を特定するのは困難で、一般的にはカーク パトリックによる分類が用いられています。
 このアルバムには17曲のソナタを収録。活気に満ちたリズミカルなK. 298をはじめ、オーケストラを思わせる豊かな 響きを持つK. 356や、スペイン風のリズムが強調されたK. 366、シンコペーションや抒情的表現を特徴とするK. 489などが演奏されており、スカルラッティ の鍵盤音楽の多面性が明確に示されています。
 
 演奏するファン・リーシャンは中国出身。スタインウェイ アーティストとして認められる傍ら、教育者としても活躍。
 カリフォルニアのエンパイアミュージックアカデミーの創設者兼芸術監督を務めるほか、幅広く活動しています。
 




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SOMM RECORDINGS



SOMMCD0701
\2700→\2490
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)
 ウクライナのピアノ・ポートレート
マーガレット・フィンガーハット(ピアノ)
 1. セルゲイ・ボルトキエヴィチ(1877-1952):
  クリミアのスケッチ Op. 8(1908) – No. 1Les Rochers d'Outche-Coche
 2-3. ヴァシル・バルヴィンスキー(1888-1963):5つの前奏曲(1908)より
  2. 第1番 ト短調/3. 第2番 嬰ヘ長調
 4. バルヴィンスキー:愛のピアノ曲集(1915) – I. Loneliness, the Sorrow of Love
 5. ミコラ・リセンコ(1842-1912):
  ウクライナの主題による狂詩曲 第2番「ドゥムカ=シュムカ」 Op. 18(1877)
 6-8. レフコ・レヴツキー(1889-1977):3つの前奏曲 Op. 4(1914)
  6. 第1番 変ニ長調 Lento/7. 第2番 嬰へ短調 Andantino/
  8. 第3番 嬰ハ短調 Presto
 9. レヴツキー:インプロヴィゼーション(1920-30)
 10. ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):夜想曲-幻想曲 嬰ハ短調 Op.4(1919)
 11-13. ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):3つのバガテル Op. 1(2005)
  11. I. Allegretto/12. II. Moderato/13. III. Moderato
 14-15. ボリス・リャトシンスキー(1895-1968):
  ウクライナ民謡の旋律による2つの前奏曲 Op. 38b(1942)
   14. 第1番 ニ短調 Allegro tumultuoso/15. 第2番 変ホ長調 Allegro risoluto
 16. リャトシンスキー:エレジー=前奏曲「Mourning 追悼」
 17. ボルトキエヴィチ:慰め Op. 17 No. 4(1914)

 録音:2024年12月20、21日 The Menuhin Hall, Stoke d'Abernon(UK)
 総収録時間:77分

 ウクライナ出身の作曲家たちが書いたピアノ曲を収録した1枚。
 ウクライナ民謡「ドゥムカ」の研究で知られるリセンコや、彼の弟子で教師としても名高いレヴツキーの他、ソ連とナチスの弾圧を受けたボルトキエヴィチ、レヴツキーと同世代で後期ロマン派の影響を強く受けたバルヴィンスキーとコセンコ、1940年代のジダーノフ批判を乗り越え交響曲の作曲家としても知られるリャトシンスキー、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻後、ベルリンへ避難し、活動の拠点を移し現在でも活動を続けているシルヴェストロフ。
 収録作品は1877年から2005年までに作曲されており、ソ連時代は「ロシア人」として認識されてきた彼らの豊かな創造性を改めて感じることができるでしょう。
 
 演奏するマーガレット・フィンガーハットはウクライナ出身の祖父を持ち、現在はロンドンを中心に活動するピアニスト。
 慈善事業にも熱心に取り組んでおり、このアルバムの売り上げの一部も「British-Ukrainian Aid」に寄付され、ウクライナの医療支援の資金として活用されます。



 


SOMMCD0700
\2700
イギリスの田園 ヴァイオリン曲集 ヤン・チューユー(ヴァイオリン)
エリック・マッケロイ(ピアノ)
 1-2. イアン・ヴェナブルス(1955-):ヴァイオリン・ソナタ* -
  作曲家によるフルートとピアノのためのソナタ Op.23 からの編曲
 3. ジェラルド・フィンジ(1901-1956):エレジー Op. 22
 4. アイヴァー・ガーニー(1890-1937):Chanson Triste 悲しい歌(1908)*
 5. ガーニー:9月に(1908)*
 6. ガーニー:8月に(1908)*
 7. ガーニー:ロマンス(1909)*
 8. ガーニー:伝説(1909)*
 9. ガーニー:民話(1909)*
 10. ガーニー:フモレスケ(1909)*
 11. アーサー・ブリス(1891-1975):ヴァイオリン・ソナタ F. 192
 12-14. ヴェナブルス:ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 Op. 11
  12. No.1. Pastorale 田園曲/13. No.2. Romance ロマンス/14. No.3. Dance 舞曲
 *...世界初録音

 録音:2024年4月13、14日 St Mark's Church, St Marylebone ロンドン(UK)
 総収録時間:75分

 英国近代作曲家のヴァイオリンのための作品集。
 フィンジ、ガーニー、ブリスの作品は田園風景の雰囲気を採り入れた作品で知られており、同じ系譜に連なるイアン・ヴェナブルスの音楽もまた、伝統を受け継ぎながらモダニズムの要素を取り入れた独自のスタイルを築いています。
 アルバムはヴェナブルスの1989年の技巧的なソナタで始まり、次にガーニーがスタンフォードに師事する前の1908~1909年に作曲したヴァイオリンとピアノのための世界初録音となる7つの作品を収録。
 ここにはエルガーの影響が感じられる抒情的な作品や、軽快なフモレスケ(ユーモレスク)が含まれています。
 ブリスの単一楽章のヴァイオリン・ソナタは、1916年の「ソンムの戦い」で負傷した彼自身の経験が基になっていますが、田園的な温かさも感じられ、彼の音楽のスタイルのを象徴しています。
 
 フィンジの「エレジー」は、一見穏やかでありながら、第一次世界大戦で兄弟と恩師を失った個人的な悲しみが内包されており、バッハの影響が見られる対位法的な書法と緻密なリズムが際立っています。
 最後はヴェナブルスがウスターへ移住した際に触れたセヴァーン渓谷の風景を描いた1986年の「3つの小品」で締めくくられます。
 
 ヤン・チューユーは台湾出身のヴァイオリニスト。王立バーミンガム音楽院で学び英国を中心に活躍。英国音楽の振興に尽力しています。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SOMM RECORDINGS



ARIADNE5040
\2700→\2490
マルコム・サージェント(指揮)&BBC交響楽団
 ホルスト:「ベニ・モラ」、合唱交響曲

 1-3. ベニ・モラ -
  オーケストラのための東洋的組曲 ホ短調 Op. 29 No. 1
   1. 第1舞曲: Adagio – Vivace/2. 第2舞曲: Allegretto/
   3. 終曲「ウレド・ナイルの通りにて」:
    Adagio – Allegro moderato
 4-9. 合唱交響曲 Op. 41
  4. 前奏曲:Invocation to Pan パンへの祈り
  5. I. Song and Bacchanal 歌とバッカナール
  6. II. Ode on a Grecian Urn
   ギリシャの古壺のオード III. スケルツォ
  7. Fancy ファンシー –
  8. Folly's Song フォリーの歌
  9. IV. Finale フィナーレ
ヘザー・ハーパー(ソプラノ)・・・4-9
BBC合唱団&合唱協会・・・4-9
BBC交響楽団
マルコム・サージェント(指揮)

 録音:1956年8月29日ロンドン、キングズウェイ・ホール...1-3(ステレオ) 1964年1月22日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール...4-9(モノラル)
 総収録時間:65分

 ベニ・モラは、アルジェリアを訪れたホルストが、ストリート・ミュージシャンが同じフレーズを延々と繰り返しているのを聴いて感銘を受けて書いた作品。
 3つの楽章からなり、8つの音からなるモチーフが163回も繰り返される最終楽章はミニマル・ミュージックの先取りと評されることがあります。
 合唱交響曲はリーズの音楽祭の委嘱で書かれたもので、プレリュードとそれに続く4つの楽章から成り、第3楽章にスケルツォを置くなど、伝統的な器楽交響曲の形式を意識した作りになっています。
 ホルストと親交があり、『惑星』を2度にわたってセッション録音しているマルコム・サージェントの指揮。
 ベニ・モラはHMV BSD 754(LP)からの復刻、合唱交響曲はBBCの放送音源からのCD化です。
 


<国内盤> 


シルフィード・レコーズ


D00EM 08354
\2500
(中南米ピアノ名曲コレクションⅤ)
 「ベネズエラ・プリズム」
下山静香(ピアノ、(21)多重録音)
(7)(14)竹内永和(ギター)
  (1)ルイサ・エレナ・パエサノ:エル・トランカオ
  (2)ルイサ・エレナ・パエサノ:パハリージョ
  (3)-(5)モデスタ・ボル:クオリージョ組曲 ポロ/カンサシオン/ダンサ
  (6)テレサ・カレーニョ:夢の中の舞踏会
  (5)カルロス・ボネ:ラ・パルティーダ/バルス・ベネソラーノ
  (4)ラモン・デルガド・パラシオス:あなたの優しい顔
  (3)フェデリコ・フォルメル:疑い
  (10)アウグスト・ブラント:わが故郷の思いで
  (11)-(13)ラモン・デルガド・パラシオス:ルシラ~3つのワルツ組曲 ル/シ/ラ
  (14)エラクリオ・フェルナンデス:気ままな悪魔
  (15)モイセス・モレイロ:ホローポ
  (16)-(19)アントニオ・ラウロ:ベネズエラ組曲
   レヒストロ/ボレラ/カンシオン/バルス・クリオージョ
  (20)エベンシオ・カステジャノス:カラカスの朝
 (以下ボーナス・トラック)
  (21)ペドロ・エリアス・グティエレス(下山編,2台ピアノ版):
   アルマ・ジャネーラ(平原の魂)

 下山静香が磨きぬいた(プ)リズムが、ベネズエラ音楽の光彩とその魅力を表現しつくす!

 録音:2024年5月30-31神奈川アート・ホール、59:53

 「プリズム」というワードは、ベネズエラ音楽の魅力をみごとに言語化しています。
 無色の光線は、三角柱のクリスタルを透過すると、彩りを顕わにします。分散して6つに別れることもあれば、寒暖の2色に感じられる光もある。
 ときには、3と2のグループに分かれた5色に見えることもあります。
 芸術的色彩の背後に光の波長という物理現象があるように、ベネズエラ音楽の鮮やかな彩りの背後には、光学的に精緻なリズムの遊びが隠されています。
 下山静香は、音楽学的なこだわりと類まれなオタク力をもって、ベネズエラのリズムを解明することに情熱をかたむけてきました。
 探りあてたリズムの原理を、自らの身体感覚とすべく磨きぬき、土着のノリを感得した上で、独自の造形を築きあげています。
 そうした10年以上に及ぶベネズエラ音楽探求の成果として世に出されるのが当アルバムです。(ライナー・ノートより)
 

















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