DG(映像)
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73 4545
(Blu-ray)
\4400 |
ネトレプコ/
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》
日本語字幕が入ることになりました。
演出:メアリー・ジマーマン
ボーナス映像:
ナタリー・デセイによる出演者インタビュー |
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ:ルチア)/
ピョートル・ベチャワ(テノール:エドガルド)/
マリウーシュ・クヴィエチェン(バリトン:エンリコ)/
イルダール・アブドラザコフ(バス:ライモンド)/
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:マルコ・アルミリアート |
ネトレプコ出産後復帰第1作、魅惑のルチアがブルーレイに!
収録:2009年2月 ニューヨーク メトロポリタン歌劇場
2009年にDVDリリースされたネトレプコ、出産後復帰第1弾のMETの舞台《ランメルモールのルチア》がようやくブルーレイで登場です。
共演が予定されていたビリャソンが病気で降板し、代役を務めたのは公演2日前まで同じくMETの《エフゲニ・オネーギン》でレンスキー役を歌っていたピョートル・ベチャワ。ルチアの兄を歌ったクヴィエチェンのドスのきいた悪役ぶりも見逃せません。
METならではの豪華な舞台で繰り広げられる悲劇をお楽しみの後には、ボーナストラックとして、昨年同劇場でルチアを歌ったナタリー・デセイによる出演者たちとのインタビュー映像が収録されています。
日本語字幕が入ることになりました。 |
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73 5014
(Blu-ray)
\4400 |
ガランチャ/
ロッシーニ:歌劇《チェネレントラ》
演出:チェーザレ・リエヴィ
ボーナス映像:舞台裏&インタビュー |
エリーナ・ガランチャ(アンジェリーナ)/
ローレンス・ブラウンリー(ドン・ラミーロ)/
シモーネ・アルベルギーニ(ダンディーニ)/
アレッサンドロ・コルベッリ(ドン・マニフィコ)/
ジョン・レリエ(アリドーロ)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:マウリツィオ・ベリーニ |
ガランチャの美貌と歌唱力で聴衆を圧倒したMET公演!
収録:2009年5月 ニューヨーク メトロポリタン歌劇場
2010年1月にDVDVがリリースされたガランチャの「チェネレントラ」ブルーレイで再登場。オーソドックスで壮麗なMETの舞台でガランチャが圧倒的な歌唱を聴かせ、高い評価を得ました。抜群な演技力と歌唱力で、聴衆をまたたくまにシンデレラ・ストーリーのただなかに引き込みます。 |
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734931
(DVD)
\3700→\3390 |
グスターボ・ドゥダメル/ヨーロッパ・コンサート
①ブラームス: ハイドンの主題による変奏曲
変ロ長調 作品56a
②ハイドン: チェロ協奏曲 第1番
ハ長調
Hob.VIIb:1
③ベートーヴェン: 交響曲 第5番
ハ短調
作品67 《運命》 |
ゴーティエ・カピュソン(チェロ②)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:グスターボ・ドゥダメル |
ドゥダメル&ベルリン・フィルの《運命》!
1991年からベルリン・フィルの創立記念日5/1を記念してヨーロッパ各地の歴史的建造物で行われるヨーロッパ・コンサート。2012年はドゥダメルとG.カピュソンが出演しました。
今回の会場に選ばれたのはウィーンの美しき観光名所にもなっているスペイン乗馬学校です。
《運命》はドゥダメルが手兵シモン・ボリバル・ユース・オケとともに2006年録音のDGデビュー盤に取り上げた曲。今回はベルリン・フィルとのライヴとなります。
この映像はがでに2012年7月NHK-BSプレミアム『プレミアム・シアター』で全編が放映され、8月には『ら・ら・らクラシック』においてハイドンの第3楽章と《運命》全編が放送されています。
今年ドゥダメルは9月ミラノ・スカラ座の日本公演に帯同。5年ぶり、2度目の来日を果たします。さらにパワーアップしたドゥダメル旋風が日本襲来します!2012年5月1日 ウィーン、スペイン乗馬学校 |
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73 4983
(DVD)
\3700→\3390 |
蘇るカラヤン —Karajan - The Second Life
全編ドキュメンタリー(約80分)
◆字幕:
日本語/ドイツ語/英語/フランス語/
スペイン語/中国語/韓国語 |
エリック・シュルツによるカラヤンの初発売ドキュメンタリー映像!
エコー賞、グラモフォン賞、他 世界で大絶賛されたクライバーのドキュメンタリー映像「無への足跡」の映像監督としても有名なエリック・シュルツが手掛けたカラヤンのドキュメンタリー映像。没後20年以上を経た今なお指揮界の帝王として名を馳せるカラヤンの様々な側面を垣間見ることのできる音楽ファン必見のタイトルです。
今回初出となるレコーディング現場の映像や、カラヤンとごく親しかった音楽仲間、アンネ=ゾフィー・ムターやブリギッテ・ファスベンダーが語るカラヤン、また、「カラヤンの耳を持つ男」と呼ばれカラヤンの絶大なる信頼のもとに彼の多くの録音を手掛けた録音エンジニア、ギュンター・ヘルマンスが個人的に録音していたカラヤンとの電話でのやりとりなどが盛り込まれた非常に興味深い内容です。 |
RCA(DVD−VIDEO)
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8876543713-9
\1700→\1590 |
トスカニーニ/ザ・マエストロ
●演奏シーンの収録映像
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲(抜粋)[1943年]
ベートーヴェン:交響曲第5番〜第1楽章(抜粋)[1952年]
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」第1幕・第4幕(抜粋)[1949年]
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」〜愛の死(抜粋)[1951年]
ブラームス:交響曲第1番〜第4楽章(抜粋)[1951年]
ワーグナー:ワルキューレの騎行(全曲)[1948年]
ヴェルディ:カンタータ「諸国民の賛歌」(全曲)[1943年] |
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NBC交響楽団
指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
ウェストミンスター合唱団、
ジャン・ピアース(T) |
20世紀最大の指揮者、トスカニーニの生涯を貴重な映像と関係者の証言で追うドキュメンタリー
●フルトヴェングラー、ワルターらと並び、20世紀に巨大な足跡を残した名指揮者アルトゥーロ・トスカニーニ(1886〜1957)。当DVDは、波瀾に満ちたその生涯を、貴重な演奏風景の映像、写真、トスカニーニ家のプライヴェート映像をはじめ、ロバート・メリル、ヤルミラ・ノヴォートナ、ヘルヴァ・ネッリ、リチア・アルバネーゼなどトスカニーニと共演を重ねた名歌手たち、そしてNBC交響楽団やニューヨーク・フィルの元楽員、孫のワルフレードへのインタビューなどで構成した1988年制作のドキュメンタリー。案内役としてジェームズ・レヴァインが出演しています。
●制作は、クラシック音楽のドキュメンタリー制作者として名高いピーター・ローゼン。脚本はトスカニーニやルービンシュタインの伝記、トスカニーニの書簡集などの作・編者として知られるハーヴェイ・サックス。
●ドキュメンタリー全編のほか、第2次大戦中の1943年にアメリカの国威高揚のために制作された「諸国民の賛歌」全曲の映像(約14分/ただしソビエト国家「インターナショナル」の演奏部分は、戦後の冷戦対立の中で削除されています)が収録されています。
●2004年に「レジェンダリー・ヴィジョンズ」の一環でCDと合わせて2枚組で発売され、さらに2012年の「トスカニーニ・コレクション」のボーナスDVDとして添付されていた名ドキュメンタリーの単独での再発売です。
制作:ピーター・ローゼン(1988年制作)アドヴァイサー:ワルフレード・トスカニーニ構成・脚本:ハーヴェイ・サックス出演:ジェームズ・レヴァイン(案内役)、ロバート・メリル、ヤルミラ・ノヴォートナ、ヘルヴァ・ネルリ、リチア・アルバネーゼほか |
WARNER(映像)
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2564 647608
(DVD)
\2600→\2390 |
セーゲルスタム指揮
サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル1989
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 |
レイフ・セーゲルスタム指揮、
サヴォンリンナ・オペラ・フェスティバル管
フランツ・グルントヘーバー(Br)
ヒルデガルト・ベーレンス(Sop)
マッティ・サルミネン(Bs)
ライモ・シルキア(Ten)
アニタ・ベルッキ(Sop)
ヨルマ・シルヴァスティ(Ten)、他 |
久々の復活、セーゲルスタムの貴重なオペラ映像。歌手陣も堅調。 |
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2564 646990
(3Blu-ray)
\6000 |
ルドルフ・ヌレエフ 「ダンサーとして、振付師として」
「ドンキホーテ」
ルドルフ・ヌレエフ、オーストラリアンバレエ団(1972年)
ヌレエフ振付・演出
「ロミオとジュリエット」「ラ・バヤデール」 |
パリ・オペラ座バレエ |
WARNER(Blu-ray)
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2564 656333
(4Blu-ray)
\9000 |
バレンボイム指揮、バイロイト
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」 |
ダニエル・バレンボイム指揮、
バイロイト祝祭管弦楽団、他 |
ACCENTUS MUSIC(映像)
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ACC 10257BD
(Blu-ray)
\4700 →\4290
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シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団、マーラー第4番2012年ライヴ映像
マーラー:交響曲第4番
ボーナス・トラック:
・ヴェルテ・ミニョン・ピアノ再生システムについて
・マーラー自身による交響曲第4番ト長調〜第4
楽章
・リッカルド・シャイーによるマーラーの交響曲第4番 |
リッカルド・シャイー(指)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
クリスティーナ・ラントシャマー(S) |
ACC 20257DVD
(DVD)
\2900 →\2690
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収録:2012 年4 月26、27 日 ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
(Blu-ray)画面:NTSC, 16:9,
FULL HD、音声:PCM
Stereo, DTS HD Master Audio、リージョン:0、本編:61’
14 / ボーナス:16’ 00、字幕:日英独仏(本編)/英独(ボーナス)
(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM
Stereo,DD5.1,DTS5.1、リージョン:0、本編:61’
14 / ボーナス:16’ 00
字幕:日英独仏(本編)/英独(ボーナス)
2005 年より第19 代カペルマイスターを務めるリッカルド・シャイー率いるゲヴァントハウス管弦楽団によるACCENTUS
MUSIC のマーラー・シリーズ第3
弾。この演奏は2011/2012
シーズン定期演奏会での収録。映像には収録されていませんが、同日エレーヌ・グリモーとラヴェルのピアノ協奏曲を行っています。2011
年5 月の「国際マーラー音楽祭」で収録された第8
番(ACC 10222BD/ACC 20222DVD)
と第2 番(ACC
10238BD/ACC20238DVD) と同様に、就任7
年を経たシャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管は非常に完成度の高い演奏を聴かせてくれます。細部まで緻密に練り上げられ、さらに万華鏡のように豊かに繰り広げられる魅惑の色彩世界が描かれています。
シャイーはコンセルトヘボウ管とのマーラー全集がありますが、第4
番は1999 年録音ですので、13 年ぶりの再録音となります。1999
年の演奏時間は第1 楽章18’ 06、第2
楽章9’
31、第3 楽章20’ 53、第4 楽章9’
45。この演奏は、第1
楽章16’ 50、第2 楽章8’ 43、第3
楽章19’
47、第4 楽章8’ 12 となり、最終楽章はドイツの注目のソプラノ、クリスティーナ・ラントシャマーが登場し、アイロニカルな歌詞にあった巧みな表現で聴かせてくれます。
また、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のマーラーの録音は多くはなく、この第4
番は正規の録音としては初となります。カメラワークもACCENTUS
MUSIC ならでは素晴らしい編集で、見応えのある映像に仕上がっています。
ボーナス・トラックには、マーラーが愛用していた当時開発されたばかりのピアノ・ロール「ヴェルテ・ミニョン」について、そしてシャイーが楽曲について解説している映像が収録されています。ジャケット・デザインは今回もライプツィヒ出身の現代アーティスト、ネオ・ラウフによる作品が使われています。
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ALBANY(映像)
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TROY1366
(DVD)
\2200
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ジョン・イートン:
歌劇「ベンジャミン・バトン数奇な人生」 |
ジョン・イートン&
ポケット・オペラ・プレイヤーズ |
制作:2010年ACAフェスティバル・オブ・アメリカン・ミュージック、オープニング・イベント(ライヴ)
「ベンジャミン・バトン数奇な人生」は「華麗なるギャッツビー」でなどで知られるアメリカの文豪F・スコット・フィッツジェラルドの原作によるオペラ。原作は2008年にハリウッドでデヴィッド・フィンチャーが映画化、ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットの共演でも話題となった。物語は20世紀初頭のニューオリンズが舞台。なんと80歳の姿で生まれた赤ん坊ベンジャミン・バトンは歳を取るにつれ日に日に若返ってゆく。オペラの作曲は映画音楽とはもちろん別人によるもので小編成の室内アンサンブルの伴奏に歌手はシュプレッヒ・シュティンメ(シェーンベルク流の語り歌い)で歌う。全体は「月に憑かれたピエロ」に似た表現主義的なカラーで統一されており、原作の持つ暗喩に満ちた幻想的世界に相応しい音楽の創造に成功している。 |
ARTHAUS(映像)
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101676
(2DVD)
\7000→\6390 |
イヴァン・フィッシャー&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
J.S.バッハ:マタイ受難曲 |
マーク・パドモア(T…福音史家)/
マリア・エスパーダ(S)/
インゲボルグ・ダンツ(Ms)/
バルバラ・コゼリ(Ms)/
レナーテ・アーレンツ(S)/
ペーター・ギースベルツェン(T…アリア)/
ピーター・ハーヴェイ(B…イエス)/
ヘンク・ネーフェン(B-Br…アリア)/
オランダ国立少年合唱団/
オランダ放送合唱団/
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団/
イヴァン・フィッシャー(指揮) |
108075
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
日本語字幕あり
ハンガリーの名指揮者イヴァン・フィッシャーによる、この2012年の「マタイ」の映像収録は、とりわけ彼の解釈が際立つものとなっています。
フィッシャーはこの作品の「二重性」に着目、まずは二重合唱を「絶対不可欠な音楽的側面」として解釈の拠点を置いています。
その「2つの意思」を補完するかのように全ての音楽が層を成して組み立てられていくこと、そして、深い宗教性がなければ本質に迫れないこと。そんな考えを、フィッシャーは音楽と映像のみで具現化していきます。現在最高の福音史家パドモアを始め、感動的なイエスを歌うピーター・ハーヴェイ、インゲボルク・ダンツ、バルバラ・コゼリなど強力なソリストを配し、完璧なハーモニーを聴かせるオランダ放送合唱団と、この曲に特別な親和性を持つアムステルダム・コンセルトヘボウ管が一体となって創り上げたこの稀有なる名演は、バッハの普遍性を説くとともに、「生きていくこと」への疑問も投げかけるかのようです。
これを見終わったあとに、あなたの心には何が残るでしょうか…。
2012年 アムステルダム ロイヤルコンセルトヘボウ
ライヴ収録/収録時間:174分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD
5.0〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,日/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク×2(2枚組)〈BD〉2層
50GB 1080i FULL HD |
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101668
(DVD)
\3900→\3590
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ショルティ・センテナリー・コンサート 〜生誕100年を記念して
ゲルギエフ&ワールド・オーケストラ・フォア・ピース、ゲオルギュー、パーペ
1.モーツァルト(1756-1791):歌劇「フィガロの結婚」序曲
K492/
2.R.シュトラウス(1864-1949):交響詩「ドン・ファン」
Op.20/
3.モーツァルト:歌劇「魔笛」から「この神聖なる殿堂の中で」/
4.ヴェルディ(1813-1901):歌劇「椿姫」から「さようなら、過ぎ去った日々よ」/
5.モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」から「奥様、お手をどうぞ」/
6.ヴェルディ:歌劇「リゴレット」から「いとしき美しい娘」/
7.マーラー(1860-1911):交響曲
第5番より「アダージェット」/
8.バルトーク(1881-1945):管弦楽のための協奏曲
SZ116/
《アンコール》
9.スーザ(1854-1932):星条旗よ永遠なれ |
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アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)/
ルネ・パーペ(バス)/
テレサ・ゲヴォルギャン(ソプラノ)/
マティダ・パウルソン(メゾ・ソプラノ)/
ロベルト・ゴメス=オルティス(テノール)/
ロス・ラムゴビン(バリトン)/
ワールド・オーケストラ・フォア・ピース/
ヴァレリー・ゲルギエフ(指揮)/
ヴァレリー・ショルティ(司会)/
ピーター・マニウラ(映像監督) |
108073
(Blu-ray)
\6300→\5690
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2012年10月21日 シカゴ交響楽団センター ライヴ収録/収録時間:112分+ボーナス映像:ショルティの視点-「ワールド・オーケストラ・フォア・ピース」21分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD
5.1,〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:独,仏(ボーナス:独)/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク/〈BD〉単層25GB
1080i FULL HD
偉大なる名指揮者ゲオルク・ショルティの「100歳の誕生日」に開催された感動的なコンサートです。
若き日の彼は、1938年に指揮者としてデビューを飾るも、ユダヤ系だったこともありなかなか表舞台に立つことができませんでした。
その間に戦争が勃発し、家族とは離れ離れになるという苦悩の日々を送りました。その後の彼は苦労の末に音楽界の頂点に立ちますが、いつも心の底には「音楽で平和を実現したい」ということと、「若い音楽家を支援したい」という思いがあったのです。
この信念をもとに彼はオーケストラを創設することを決意。この構想は1992年にバッキンガム宮殿で開催された、彼の80歳の記念演奏会の際に彼自身により発表されました。
そして「音楽が持つ、平和の使節としての特別な力」に賛同した40国あまり、81人の音楽家たちがジュネーヴに集まり、1995年に「ワールド・オーケストラ・フォア・ピース」として具現化したのです。彼らは金銭的報酬を受け取ることはなく、あくまでも息づく精神に賛同し、その体験に意義を見出すために、世界中から集結し、最高の音楽を演奏します。
1997年のショルティ逝去後はヴァレリー・ゲルギエフがその意思を継ぎ、「平和の大使」として積極的な活動を行っています。
このコンサートは、ショルティの100回目の誕生日を讃えるものであり、オペラを愛したショルティと所縁の深かった歌手たちが、見事な歌唱を聴かせます。
演奏された曲目もR.シュトラウス、マーラー、バルトークと言った「ショルティ」らしいものが選ばれています。
コンサートに花を添えるのは元BBCの記者であった未亡人ヴァレリー・ショルティ。彼女の思いも天国のショルティに届いたことでしょう。 |
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101662
(DVD)
\3900→\3590 |
大巨匠なのか、メフィストなのか。
真実のゲオルク・ショルティ〜ドキュメンタリー映像 |
プラシド・ドミンゴ/
ヴァレリー・ゲルギエフ/
アンジェラ・ゲオルギュー/
キリ・テ・カナワ/
マレイ・ペライア/
ヴァレリー・ショルティ(ショルティの二人目の妻),他 |
アンディ・キング=ダッブス映像/収録時間:59分/音声:ステレオ2.0…英語/字幕:独,仏,西,日/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/片面単層ディスク
☆
この映像は、ハンガリーの名指揮者ゲオルク・ショルティが、リストの「メフィスト・ワルツ」を指揮しているところから始まります。まさにタイトルのように。常に激しいエネルギーと大いなる野心を抱いていたショルティは、自らの夢の実現のためにはどんな戦いも厭うことはありませんでした。幼い頃から自らの才能を確信していた彼は「凡庸な姉を揶揄(彼独特のユーモアに満ちた表現)」し、姉の調子はずれの歌をピアノで真似することでオペラの魅力に取りつかれたと語ります。ピアニストとして勉強を続けながら、作曲、指揮も学び、まずはブダペストの劇場でコレペティトール(練習ピアニスト)の地位を得ますが、それに満足する彼ではありませんでした。1936年にトスカニーニの目に留まり、その翌年には彼の助手を務めています。その後はピアニストとして腕を磨くも、1946年には運よくバイエルン国立歌劇場の音楽監督に任命されるのです。その後の彼の躍進ぶりは目覚ましいものがありますが、決してその道は平坦ではありませんでした。
この映像には、そんなショルティの孤軍奮闘する姿が丁寧に、時にはユーモラスに描かれていきます。合間には、キリ・テ・カナワが言う「女性好き」だったショルティの姿も挟み込まれます。彼の2度の結婚、とりわけ2人目の妻であったヴァレリーの証言も興味深いところです。若い演奏家たちを支援したいという彼の情熱を引き継いだゲオルギューの言葉にはまた違う彼の一面を見ることができるでしょう。彼の偉業であるDECCAとの「指環」全曲録音についても、またR.シュトラウスとのエピソードについても、得るところの多いドキュメンタリー映像です。 |
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101682
(DVD)
\3900→\3590 |
ウェルザー=メスト&クリーブランド管
2012年 聖フローリアン修道院
ライヴ録音
ブルックナー:交響曲 第4番
変ホ長調 WAB
104
(1888年版、ベンジャミン・コースヴェット校訂) |
クリーヴランド管弦楽団/
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮) |
108078
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
2012年 聖フローリアン修道院 ライヴ録音/収録時間:74分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD
5.0, 〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.0/字幕:なし/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク〈BD〉単層
25GB 1080i FULL HD
聖フローリアン修道院は、ブルックナー(1824-1896)がオルガニストを務めた地であり、そのパイプオルガンの下には彼の遺骨が納められている、いわば“聖地”とでもいうべき大切な場所です。
これまでもチェリビダッケや朝比奈など、高名なブルックナー指揮者たちがここを訪れ、インスピレーションを受け、素晴らしい演奏を残しています。
このメスト&クリーブランド管も、これまでのセヴェランス・ホールではなく、この“聖地”での録音を行ったことで、豊かな残響も含め、一層充実した響きを聴かせています。
この演奏の特色は、珍しい「コースヴェット校訂版」を使用したことです。アメリカの研究家コースヴェットによる校訂版は、基本的に1889年の「レーヴェ改訂版…第3稿」と同じもの(もちろん数多くの変更はありますが)と言っても差支えないものです。
20世紀に活躍していた指揮者たちがこの版をよく使っていましたが、当時は「改竄版」として悪い評価が多かったものでもあります。
通常演奏されることの多い「1878/80年稿に基づくハース版」または「ノヴァーク版第2稿」との大きな違いは、まず終楽章再現部の第1主題をカットし、また第3楽章のスケルツォの繰り返しをなくしたことです。その上、前述の通り数多くの変更点があり、それは音符、強弱、演奏方法、使用楽器変更、細かなテンポ、フレージング、表現指示など多岐に渡るため、通常の版を聴きなれている人にとっては、ちょっと耳慣れない部分も続出するかもしれませんが、これを楽しむのも一興と言えるでしょう。
他の部分でもシンバルなどが使われていたり、全般的に金管が控えめになり弦が聴きやすくなっているイメージもあります。そんな曲への興味と、演奏への興味に加え、映像監督のブライアン・ラージによる修道院内の映像にも注目です。美しい天井壁画、荘厳なる伽藍と柱・・・。ブルックナーの生きた時代をまざまざと感じさせてくれる美しい風景です。 |
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101677
(2DVD)
\7000→\6390 |
ペーター・フォン・ヴィンター:歌劇「迷宮」“「魔笛」の第2部”(短縮版)
エマヌエル・シカネーダー…台本 |
ザラストロ…クリストフ・フィシェッサー(バス)/
夜の女王…ユーリア・ノヴィコヴァ(ソプラノ)/
パミーナ…マリン・ハルテリウス(ソプラノ)/
タミーノ…ミヒャエル・シャーデ(テノール)/
パパゲーノ…トーマス・タツル(バリトン)/
パパゲーナ…レギュラ・ミューレマン(ソプラノ)/
年を取ったパパゲーノ(パパゲーノの父)…アントン・シャリンガー(バス・バリトン)/
年を取ったパパゲーナ(パパゲーノの母)…ウテ・グフレラー(アルト)/
第1の侍女(ヴェヌス)…ニナ・ベルンシュタイナー(ソプラノ)/
第2の侍女(アモール)…クリスティーナ・ダレツカ(メゾ・ソプラノ)/
第3の侍女(ページェ)…モニカ・ボヒネック(メゾ・ソプラノ)/
モノスタトス…クラウス・クットラー(バリトン)
他/
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団/
ザルツブルク・バッハ合唱団/
ザルツブルク祝祭&劇場児童合唱団/
アイヴァー・ボルトン(指揮)/
アレクサンドラ・リートケ(演出)/
ライムンド・オルフェオ・ヴォイト(装置)/
スザンヌ・ビショフスキー&エリザベス・ビンダー=ノイルラー(衣装)/
イスマエル・イーヴォ(振付) |
108076
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
日本語字幕あり
2012年のザルツブルク音楽祭、最大の呼び物となったこのオペラは、バイエルン放送のネットラジオでもライヴ中継を行うほど(もちろん日本でも視聴可能でした)、全世界から注目を浴びた作品でした。
これは、モーツァルトの「魔笛」が大成功したのに味をしめた台本作者のシカネーダーが、モーツァルトの死後、当時人気を博していた作曲家、ペーター・フォン・ヴィンター(1754-1825)に続編の作曲を依頼したもので、初演は1798年。モーツァルトの死後6年ほどが経過してのことでした。
登場人物はほとんど同じであり、性格描写も丁寧です。前作で試練を乗り越えたパパゲーノ&パパゲーナ、タミーノ&パミーナがようやく結婚式を挙げようとするところを、またもや夜の女王とモノスタトスが邪魔するのですが、タミーノが、もう一度試練である「迷宮」を克服することで改めてパミーナを手に入れるという物語。実際は数多くのエピソードが盛り込まれており、もっと長い作品なのですが、ここでは物語の良いところどりをした「短縮版」(それでも158分)でお届けします。ペーター・ヴィンターはマンハイム生まれの作曲家。サリエリとともにウィーンで音楽を学び、1787年からミュンヘンの宮廷副楽長、1798年に楽長に昇格し、生涯をこの地で終えました。30作以上の歌劇を作曲、当時はそのほとんどが人気を博していたのですが、現在ではほんの一握りの作品のみが知られています。この「迷宮」にはモーツァルトを意識したのか、メロディにも類似点が見られ、またパパゲーノは相変わらず笛を吹き、夜の女王は超絶的なアリアを聴かせます。
「モーツァルトのような天才的な閃きが不足している」と感じる向きもあるかもしれません。しかし、当時のヨーロッパでは少なくともモーツァルトと同等、いえ、それ以上の人気を誇っていたことは間違いありません。シャーデ、ハルテリウスなど、現代最高の「モーツァルト歌手」を配した豪華絢爛な舞台です。ボルトンの手慣れた指揮でこの軽妙な作品をお楽しみください。
2012年 ザルツブルク音楽祭 ライヴ収録(世界初映像)/収録時間:158分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD
5.1〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊,日,韓/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク+片面単層ディスク(2枚組)〈BD〉単層25GB
1080i FULL HD |
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101650
(2DVD)
\7000→\6390 |
ペルゴレージ:歌劇「オリンピアーデ」3幕
ピエトロ・メスタージオ 台本 |
クリステーネ…ラウル・ヒメネス(テノール)/
アリステア…リューボフ・ペトローヴァ(ソプラノ)/
アルジェーネ…イェツァベル・アリアス・フェルナンデス(ソプラノ)/
リチーダ…ジェニファー・リヴェラ(メゾ・ソプラノ)/
メガークレ…ソフィア・ソロヴィ(ソプラノ)/
アミンタ…アントニオ・ロザーノ(テノール)/
アルカンドーロ…ミネーナ・ストルティ(メゾ・ソプラノ)/
アカデミア・モンティス・レガリス(ピリオド楽器使用)/
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)/
イターロ・ヌンツィアータ(演出)/
ルイージ・スコリーオ(装置)/
ルジェーロ・ヴィトラーニ(衣装)/
パトリック・ラトロニカ(照明) |
108064
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
日本語字幕あり
ギリシャの支配者クリステーネはオリンピックの試合を催し、その優勝者には娘アリステアとの結婚を与えるとおふれを出します。しかし、すでにアリステアにはメガークレという相思相愛の相手がいたのですが、父はそれを認めようとしません。メガークレは友人リチーダの名を語りオリンピックに出場、優勝してしまいます。その褒美が愛するアリステア
だと知った時のメガークレの驚き(リチーダにアリステアを渡さなくてはなりません)と戸惑いから死を選ぶ決心をするまで。しかし、そこにリチーダの婚約者が登場し、全ては喜びの幕切れへと向かいます。
1735年、25歳のペルゴレージがローマで作曲した歌劇「オリンピアーデ」。このタイトルは古代ギリシアのオリンピックをあらわすもので、最高の儀式が行われる間の人々の感情と苦しみ、希望を描き出した作品です(同じ題材でカルダーラやヴィヴァルディ、ガルッピなど60人を超える作曲家が舞台化しているお馴染みの題材でもあります)。しかし、初演は不評に終わり、ナポリに帰ったペルゴレージは畢生の名作「スターバト・マーテル」を作曲した後この世を去ってしまいます。
2010年はペルゴレージ生誕300周年を記念して、彼の生地であるイエージに設立されているペルゴレージ=スポンティーニ財団による数多くの記念行事が開催されました。もちろん知られざるオペラも数多く公演され、それらは斬新な演出と質の高い歌手を得て、それまで「スターバト・マーテルを書いて夭逝した作曲家」とのイメージが先行していた、このナポリの天才の真の姿をまざまざと見せつけたのです。
さて、この「オリンピアーデ」は2010年の8月にイエジではなく、スイスのインスブルックに於いて同じ指揮者とオーケストラで演奏され、こちらはCD化され多くのファンの心を捉えたのですが、この映像は、その翌年に歌手たちを一新し、お馴染みのヴァレリア・モリコーニ劇場で演奏されたプロジェクトです。
舞台は十字型に設えられ、通路を挟むように観客が座るなかで歌手たちが迫真の演技を繰り広げます。歌うのは名歌手ヒメネスを筆頭に存在感のある人たちばかり。古楽的な唱法の中に濃厚な表現を加えた印象的な歌が耳に残ります。長い間、バロック音楽の解釈と演奏に力を注いできたアレッサンドロ・デ・マルキ&アカデミア・モンティス・レガリスの溌剌とした演奏は、この忘れられていた作品にまたもや新しい命を注ぎこみました。
2011年 イタリア,イエージ ヴァレリア・モリコーニ劇場
ライブ収録(映像世界初収録)/収録時間:170分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD
5.1〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西,日,韓/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク+片面単層ディスク(2枚組)〈BD〉2層50GB
1080i FULL HD |
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102302
(DVD)
\6300→\5690 |
ジャコモ・マイアベーア:歌劇「ユグノー教徒」(ドイツ語歌唱)
5幕 ウジェーヌ・スクリープ&エミール・デシャン:台本/
イグナツ・フランツ・カステッリ&
シャルロッテ・ビルヒ・プファイファー:ドイツ語翻訳 |
ラウル・ド・ナンジ…リチャード・リーチ(テノール)/
マルグリット・ド・ヴァロワ…アンジェラ・デニング(ソプラノ)/
ヴァランティーヌ:サン=ブリ伯爵の娘…ルーシー・ピーコック(ソプラノ)/
ヌヴェール伯爵…ルヌス・カールソン(バス)/
サン=ブリ伯爵…ハルトムート・ヴェルカー(バス)/
マルセル:ラウールの従者…マルティン・ブラシウス(バス)/
ウルバン:マルグリットの小姓…カミュ・カパッソ(ソプラノ)/
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団/
ステファン・ゾルテス(指揮)/
ジョン・デュー(演出)/
ゴットフリート・ピルツ(衣装&装置)/
ブライアン・ラージ(映像ディレクター) |
108084
(Blu-ray)
\6300→\5690 |
1572年8月に起きた聖パルテルミーの大虐殺事件を背景とした、プロテスタント(ユグノー教徒)の若き騎士ラウルとカトリック教徒のヴァランティーヌの波乱に満ちた恋物語。その2人を見守るマルグリット王妃、ヴァランティーヌの許嫁ヌヴェール伯爵、ラウールの従者マルセル・・・彼らの思いが絡み合い、複雑なドラマを形成します。
登場人物の中には実在したマルグリット・ド・ヴァロア(マルゴ王妃)の姿も見えます。音楽的にもカトリックとプロテスタントをはっきり区別できるように聖歌と賛美歌を使いわけています(第3幕での両教徒が入り乱れて歌い騒ぐ場面のコントラストで、その効果がはっきりと出ています。)愛のために改宗したヴァランティーヌ。それを知ることなく、無慈悲にも、娘を含んだプロテスタントを皆殺しにしてしまう父。虚しい戦いの果てには悲しみのみが残ります。
この作品は「宗教戦争」を題材としたマイヤベーアの代表的なグランド・オペラで、全盛期を誇っていた彼が当時流行していた題材を元にして書き上げ、1836年にパリ・オペラ座で初演されました。もちろん瞬く間に大人気となり、オペラ座で1000回以上も演奏され、1858年にはロンドンのコベントガーデンで初演されています。あまりにも狂信的な場面が多かったため、ドイツでは若干台本に手直しが加えられましたが、それでも大変な人気を誇りました(この映像は1932年に制作された新ヴァージョンによる演奏を収録しています)。
デューの演出は、プロテスタントとカトリックの争いを「ベルリンの壁」に置き換え、近代的なセンスを盛り込んだ見事なものとなっています。歌手たちの素晴らしい歌唱にも注目です。
1991年 ベルリン・ドイツ・オペラ
ライブ収録/収録時間:156分/音声:〈DVD〉ステレオ2.0〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:英,仏,西,日(DVDのみ)/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク〈BD〉単層
5GB 1080i FULL HD |
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101646
(2DVD)
\7000 |
ロッシーニ:歌劇「ブルゴーニュのアデライーデ」2幕 |
オットーネ…ダニエラ・バルチェローナ(メゾ・ソプラノ)/
アデライーデ…ジェシカ・プラット(ソプラノ)/
アデルベルト…ボグダン・ミハイ(テノール)/
ベレンガリオ…ニコラ・ウリヴィエーリ(バス)/
エウリーチェ…ジャネット・フィッシャー(ソプラノ)/
イロールド…フランチェスカ・ピエルパオリ(メゾ・ソプラノ)/
エルネスト…クレメンテ・アントニオ・ダリオッティ(バス・バリトン)/
ボローニャ市立歌劇場/
ドミトリー・ユロフスキー(指揮)/
ピエラッリ(演出) |
108060
(Blu-ray)
\6300 |
1817年12月27日にローマのアルゼンティーナ劇場で初演されたこの作品は、西暦950年頃のイタリアを舞台とした物語。当時のイタリア王ロタールは、迫害者ベレンガリオによって毒殺されています。ロタール王の未亡人アデライーデは、ペレンデリオの息子アデルベルトとの政略結婚を迫られていますが、彼女はそれを拒否しカノッサの要塞に避難しますが、ベレンガリオによって城を包囲されてしまいます。カノッサの知事イロールドは密かにオットーネ大帝(ドイツの皇帝)に助けを求めるのですが、そうとは知らないベレンガリオとアデルベルトはカノッサの城にオットーネ大帝を招待します。そこでアデライーデと恋に落ちたオットーネは、迫害者たちの手から彼女を開放し、やがて2人はめでたく結婚するのでした。毎年8月にイタリアのペーザロで開催される「ペーザロ・ロッシーニ音楽祭」は、ロッシーニ(1792-1868)のあまり知られていない作品を上演し、これらを世界的に広めることを目的としていて、これまでも注目すべき演目が数多く取り上げられていることで知られています。
この「ブルゴーニュのアデライーデ」は2011年上演のハイライトとも言える白熱の舞台になりました。何より光るのが、バルチェローナのズボン役でありロッシーニ歌いとして名高い彼女の経歴に、また一つ新たな当たり役が加わったとして話題になりました。この舞台がデビューとなった新進気鋭のソプラノ、ブラットの生き生きした演技、同じく若きテノール、ミハイの堂々とした演技、他全ての歌手たちと、ドミトリー・ユロフスキ率いるボローニャ市立歌劇場のきびきびとした音楽が溶け合ってここに最上のロッシーニが生まれたのです。
収録時間:137分+17分(ボーナス映像…ブルゴーニュのアデライーデができるまで)/音声:〈DVD〉ステレオ2.0/DD
5.1〈BD〉ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西,韓,日/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/〈DVD〉片面2層ディスク+片面単層ディスク〈BD〉単層
25GB 1080i FULL HD |
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107309
(DVD)
\6300→\5690 |
ジュセッペ・ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
3幕 アッリーゴ・ボイト…台本/
ウィリアム・シェイクスピア…原作「ウィンザーの陽気な女房たち」 |
ファルスタッフ…ルッジェーロ・ライモンディ(バリトン)/
アリーチェ・フォード夫人…バルバラ・フリットーリ(ソプラノ)/
フォード…マヌエル・ランツァ(バリトン)/
フェントン…ダニール・ストダ(テノール)/
クィックリー夫人…エレナ・ジリオ(メゾ・ソプラノ)/
ナンネッタ…マリオラ・カンタレロ(ソプラノ)
他/
フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団/
ズービン・メータ(指揮)/
ルカ・ロンコーニ(演出)/
マルゲリータ・パッリ(装置)/
グィド・レヴィ(照明) |
80歳になろうとするヴェルディ(1813-1901)が「自らのために」と言って作曲し、これが最後のオペラとなった「ファルスタッフ」は予想外の喜劇でした。それまで書いてきたオペラの大多数が悲劇であった彼にしては意外な展開でしたが、実のところ、ずっと「喜劇を書きたい」と願っていたヴェルディにとって、満足できる台本に巡り会えなかったというだけの原因で、晩年になってボイトの台本が提供されたのはまさしく僥倖だったのです。内容は単なるドタバタに終わることなく、それまでのヴェルディの作曲技法をことごとく注ぎ込んだ精緻なものであり、各々の人間描写も見事この上なく、まさしく「至宝の傑作」と呼べる作品です。この演奏は指揮者メータの70歳の誕生日を祝するもので、メータ自身が指揮棒を執り、ディレクションも行うという、まさしく「メータ祭り」と呼ぶにふさわしい舞台です。
驚くべきことに、この演奏がメータにとって初の「ファルスタッフ」というのですから、力の入れ具合は推して知るべしです。ルカ・ロンコーニは過剰な演出を施すことなく、美しい舞台転換を用いて、この軽妙で味わい深い人間模様を描き出します。ライモンディ、フリットリをはじめとする実力歌手たちの揺るぎない歌声も、この記念碑的演奏に花を添えています。
2006年 フィレンツェ,テアトロ・コムナーレ
ライヴ収録/収録時間:128分/音声:ステレオ2.0/DD
5.1/DTS5.1/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
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100373
(DVD)
\6300→\5690 |
ベンジャミン・ブリテン:歌劇「オーウェン・ウィングレイヴ」Op.85
2幕 マイファンウィ・パイパー…台本/
ヘンリー・ジェイムズ…原作 |
オーウェン・ウィングレイヴ:ウィングレイヴ家最後の一人…
ジェラルド・フィンリー(バリトン)
スペンサー・コイル:陸軍士官塾の経営者…
ピーター・セイヴィッジ(バス・バリトン)
レッチミア:塾生…ヒルトン・マールトン(テノール)
ミス・ウィングレイヴ:オーウェンのおば…
ジョセフィン・バルストウ(ソプラノ)
コイル夫人…アン・ドウソン(ソプラノ)
ベルリン・ドイツ交響楽団
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
ケント・ナガノ(指揮)
マーガレット・ウィリアムズ(ディレクター)
アンドリュー・バーデン(ナレーター) |
物語の主人公オーウェンは、彼の友人とともに士官塾で戦術学を学んでいます。彼の家系は代々軍人を輩出してきた名門であり、彼も名将となることが期待されています。しかし、オーウェンは平和主義者であり、軍人になることをはっきり拒否するのです。当惑する彼のおばや周囲の人々。そんな親類や友人たちから執拗に責め立てられるオーウェン。孤立していく彼ですが、その確固たる意志の強さこそ「軍人の資質」であることに気が付いてしまうのです。彼は執拗に軍人への道を拒否し、先祖の過ちまでをも引き合いに出して自らの意志を貫こうとするのですが、周囲の意見は変わりません。部屋に一人残った彼は、先祖の幽霊とも対峙しますが、結局最期は誰とも戦うことなく、また理解を得られることもなく、一人ひっそりとこの世を去ってしまったのでした。
1966年、BBCテレビからオペラの作曲を委嘱されたブリテン(1913-1976)は、さっそくM.パイパーとともに台本の制作にとりかかりました。テレビで放送されることを考慮してか、場面には様々な人々が登場し、視覚的にも工夫が凝らされています。1971年に放映されたテレビ用の収録は1970年11月に行われ、その1か月後にはオリジナル・キャストで録音も行われました。ブリテンは舞台での上演も望んでいたと言われますが、残念なことになかなかその機会はありませんが、力強く緊迫感に溢れた歌劇です。
2001年 Channel Four Television
Corporation制作/収録時間:92分/音声:ステレオ2.0/字幕:英(オリジナル),独語,仏語,西語/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
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102309
(DVD)
\3900 |
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」K.588
2幕 ロレンツォ・ダ・ポンテ…台本 |
フィオルディリージ…ヘレナ・デーゼ(ソプラノ)/
ドラベッラ…シルヴィア・リンデンストランド(ソプラノ)/
デスピーナ…ダニエレ・パーリーズ(ソプラノ)/
グリエルモ…トーマス・アレン(バス)/
フェッランド…アンソン・オースティン(テノール)/
ドン・アルフォンソ…フランツ・ペトリ(テノール)/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
グラインドボーン合唱団/
ジョン・プリッチャード(指揮)/
エイドリアン・スラック(演出)/
エマヌエル・ルツァッティ(装置)/
ロバート・ブライアン&ハドレー・ヴァーセイ(照明) |
グライインドボーン音楽祭とは、イギリスのイースト・サセックス州、ルイス近郊のカントリー・ハウス(農村において貴族およびジェントリの住居として建設された邸宅)であるグラインドボーンで開かれるオペラの祭典です。1934年に資産家のジョン・クリスティによって創設され、ほぼ毎年(改装工事が行われた1993年を除く)開催されるこの音楽祭は、クリスティ家の代表者が主催となり、現在ではジョンの孫であるガスがその任に当たっています。この音楽祭の特色の一つに「モーツァルトのオペラを上演すること」があり、これは例年遵守され、大指揮者たちが挙って見事なモーツァルトを演奏するのが常なのです。モーツァルト(1756-1791)の歌劇の中でもとりわけ素晴らしい「コジ・ファン・トゥッテ」は20世紀中も数多く演奏されています。しかし、どうしても内容がちょっと“悪徳的”であるためか、音楽祭で最初に上演された時や、第二次世界大戦直後に上演した時は若干反応が批判的であったことは否めません。しかし1975年に、プリッチャードが魅力的で機知に富んだ演奏を行った時には、さすがに多くの人々が賞賛したのでした。
カラフルなセット、美しい衣装、そしてキャラクター描写、そして魅惑的なアンサンブルは、モーツァルト愛好家たちを喜ばせ、また、この作品のテーマである「女はみんなこうしたもの」という普遍的な教訓にも人々は頷かざるを得なかったのでしょう。
1975年 グラインドボーン音楽祭
ライヴ収録/収録時間:158分/音声:ステレオ2.0/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西語/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
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102312
(DVD)
\3900 |
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K.527
2幕 ロレンツォ・ダ・ポンテ…台本 |
ドン・ジョヴァンニ…ベンジャミン・ラクストン(バリトン)/
ドン・オッターヴィオ…レオ・ゲーク(テノール)/
ドンナ・アンナ…ホリアナ・ブラニステアヌ(ソプラノ)/
ドンナ・エルヴィーラ…ラシェル・ヤカール(ソプラノ)/
ツェルリーナ…エリザベス・ゲール(ソプラノ)/
マゼット…ジョン・ラウンズレイ(バス)/
騎士長…ピエール・タウ(バス)/
通奏低音…マルティン・イセップ(ハープシコード)/
グラインドボーン合唱団/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
ベルナルド・ハイティンク(指揮)/
ピーター・ホール(演出)/
ジョン・バリー(装置)/
ロバート・ブライアン&ハドレー・ヴァーセイ(照明)/
パウリーネ・グラント(振付) |
グライインドボーン音楽祭とは、イギリスのイースト・サセックス州、ルイス近郊のカントリー・ハウス(農村において貴族およびジェントリの住居として建設された邸宅)であるグラインドボーンで開かれるオペラの祭典です。1934年に資産家のジョン・クリスティによって創設され、ほぼ毎年(改装工事が行われた1993年を除く)開催されるこの音楽祭は、クリスティ家の代表者が主催となり、現在ではジョンの孫であるガスがその任に当たっています。この音楽祭の特色の一つに「モーツァルトのオペラを上演すること」があり、これは例年遵守され、大指揮者たちが挙って見事なモーツァルトを演奏するのが常なのです。
この1977年の「ドン・ジョヴァンニ」はハイティンクの指揮によるものです。ハイティンクはこのオペラについて多くの見識を持っていて、例えば「モーツァルトはプラハでの初演の前の夜まで序曲を書き上げていなかったが、その夜に徹夜をして書き上げたこと」などを参照し、これがいかに「血沸き肉躍る」ことなのかを演奏で実証してみせてくれるのです。もちろんこの実演も、プラハの初演時のように大成功を収めたことは実証済です。各々の歌手たちの生き生きした歌と、流麗なオーケストラが、この凄絶な物語を具現化しています。
1977年 グラインドボーン音楽祭
ライヴ収録/収録時間:174分/音声:ステレオ2.0/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
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102301
(DVD)
\3900 |
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K.492
4幕 ロレンツォ・ダ・ポンテ…台本 |
フィガロ…クヌト・スクラム(バス・バリトン)/
スザンナ…イレアナ・コトルバシュ(ソプラノ)/
アルマヴィーヴァ伯爵…ベンジャミン・ラクソン(バリトン)/
伯爵夫人…キリ・テ・カナワ(ソプラノ)/
ケルビーノ…フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)/
マルチェリーナ…ヌッチ・コンド(ソプラノ)/
バルトロ…マリウス・リンツラー(バス)/
グラインドボーン合唱団/
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
ジョン・プリッチャード(指揮)/
ピーター・ホール(演出)/
ジョン・バリー(装置) |
グライインドボーン音楽祭とは、イギリスのイースト・サセックス州、ルイス近郊のカントリー・ハウス(農村において貴族およびジェントリの住居として建設された邸宅)であるグラインドボーンで開かれるオペラの祭典です。1934年に資産家のジョン・クリスティによって創設され、ほぼ毎年(改装工事が行われた1993年を除く)開催されるこの音楽祭は、クリスティ家の代表者が主催となり、現在ではジョンの孫であるガスがその任に当たっています。この音楽祭の特色の一つに「モーツァルトのオペラを上演すること」があり、これは例年遵守され、大指揮者たちが挙って見事なモーツァルトを演奏するのが常なのです。
「フィガロの結婚」はモーツァルトの代表傑作であり、時代を超越したオペラ・ブッファです。
多彩な性格描写によって、人間の本質をとことんまでに映し出しながら、決して騒がしくなることもなく、ノーブルで魅力的なメロディに溢れたこの名作オペラは、古今東西様々な演出家たちによって新しい命を吹き込まれていることはご存知の通りですが、この1973年のグラインドボーンでは、伝説のディレクター、ピーター・ホールが納得の演出で、この作品に新たな光を当てています。伯爵夫人を演じるのはキリ・テ・カナワ、そしてスザンナ役に伝説の名歌手イレアナ・コトルバシュ。そしてケルビーノ役にはフレデリカ・フォン・シュターデという素晴らしすぎるキャスティングにも注目。彼女たちを取り巻く男たちがすっかり霞んでしまうほどに、見事な女性たちが集結しています。プリッチャードの指揮は、初代監督のフリッツ・ブッシュの衣鉢を継ぐもので、バランスのとれたアンサンブルを重視した統制のとれたものです。納得の「フィガロ」をお届けいたします。
1973年 グラインドボーン音楽祭
ライヴ収録/収録時間:185分/音声:ステレオ2.0/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
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101667
(DVD)
\6300 |
ウォルフガンク・リーム:歌劇「オイディプス」
2部からなる歌劇 ソフォクレスの「オイディプス王」…
原作(フリードリヒ・ヘルダーリン翻訳)/
フリードリヒ・ニーチェ&ハイナー・ミュラーのテキスト |
オイディプス…アンドレアス・シュミット(バリトン)/
クレオン…ウィリアム・ペル(テノール)/
ティレジアス…ウィリアム・ドゥーリー(バス・バリトン)/
使者…レヌス・カールソン(バス)/
ヒルテ…ウィリアム・マレイ(バリトン)/
ヨカスタ…エミリー・ゴールデン(メゾ・ソプラノ)/
ベルリン・ドイツ・オペラ/
クリストフ・プリック(指揮)/
ゲッツ・フリードリヒ(演出)/
アンドレアス・ラインハルト(装置&衣装)/
ブライアン・ラージ(映像監督) |
現在、最も知られている現代作曲家の一人、ヴォルフガンク・リーム(1952-)が35歳の時に、ベルリン・ドイツ・オペラから委嘱を受けて作曲した問題作です。原作はソフォクレスの「オイディプス王」で、生まれた時から殺される運命にあったオイディプス(彼の父テーバイ王ライオスが「お前は息子に殺され、妻も奪われる」と神託を受けたため)が、それとは知らずに成長するも、結局は神託通りの運命を辿ることになります。真実を知ることを拒否していたオイディプスですが、最終的には罪の意識とともに真実を受け入れ、自らの視界を捨て、放浪の旅に出るという物語です。歌劇としての素材には申し分ない、劇的で悲劇的なストーリーは、リームの創造力をいたく刺激したに違いありません。リームは、オイディプスが予言者ティレジアスから真実を告げられ、自らに絶望する件を中心に、時には日本的な響きすら感じさせる、緊迫感溢れる音楽を付けています。タイトルロールを歌うのは、当時、新進気鋭バリトンとして気炎を揚げていたアンドレアス・シュミット。
この難しい作品を朗々と歌い上げ、聴衆を魅了しています。ゲッツ・フリードリヒの演出は全く申し分のないもので、衣装、巧妙な場面転換などを駆使して、この悲劇に普遍性を与えています。
1987年 ベルリン・ドイツ・オペラ
ライヴ収録(世界初映像)/収録時間:105分/音声:ステレオ2.0/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
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102305
(DVD)
\6300 |
ロッシーニ:歌劇「セビーリャの理髪師」
2幕 チェーザレ・ステルビーニ…台本/
ピエール=オーギュスタン・ボーマルシェ…原作 |
ロジーナ…チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)/
アルマヴィーヴァ伯爵…デヴィッド・クェブラー(テノール)/
フィガロ…ジーノ・キリコ(バリトン)/
バルトロ…カルロス・フェラー(バリトン)/
ドン・バジーリオ(バス)/
フィオレッロ…ロバート・ロイド(バス)/
ベルタ…エディス・ケルテシュ=ゲイブリー(アルト)/
アンブロージョ…ポール・カッペラー(バス)/
ケルン州立歌劇場合唱団/
シュトゥットガルト放送交響楽団(SWR)/
ガブリエーレ・フェッロ(指揮)/
ミヒャエル・ハンペ(演出)/
エツィオ・フィリゲリオ(装置)/
マウロ・ペガーノ(衣装) |
伝説の名舞台、1988年のシュヴェツィンゲン音楽祭における「セビーリャの理髪師」が再登場です。当時22歳のバルトリの可愛らしい姿(珍しく髪が短い!)と、力強く野心に満ちた声、そして完璧なコロラトゥーラの技術。キリコの演じるステキなフィガロ。そしてミヒャエル・ハンペの斬新かつユーモラスな演出、そして豪華な装置、カラフルな衣装など、見どころ満載です。ボーマルシェの原作によると、この小粋な町娘ロジーナは、その後伯爵夫人となりますが、結局は結婚生活に不満を抱き、以前から慕われていたケルビーノに手を出してしまうのです・・・。
ボーマルシェの3部作の続編というものもいくつか存在していて、それはマスネの「シェリュバン」(ケルビーノのその後の物語)であったり、メルカダンテの「2人のフィガロ」であったり。もちろんR.シュトラウスの「ばらの騎士」もここに付け加えてもよいでしょう。男女の機微はいつの世も変わることはありません。
1988年 シュヴェツィンゲン音楽祭
ライヴ収録/収録時間:157分/音声:ステレオ2.0/字幕:伊(オリジナル),英,独,仏,西,日/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク |
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108074
(3Blu-ray)
\6300 |
ヴェルディ:オペラ・セレクション Blu-ray BOXセット
1.椿姫…101344(実際には101342が収録されています)/
2.シモン・ボッカネグラ…108039/
3.アイーダ…108040 |
《椿姫》
ヴィオレッタ・ヴァレリー…アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
/
アルフレード・ジェルモン…ラモン・ヴァルガス(テノール)/
ジョルジョ・ジェルモン…ロベルト・フロンターリ(バリトン)/
フローラ・ベルヴォワ…ナターシャ・ペトリンスキ(メゾ・ソプラノ)/
アンニーナ…ティジアーナ・トラモンティ(ソプラノ)/
リリアーナ・カヴァーニ(演出)/
ミラノ・スカラ座管弦楽団/
ロリン・マゼール(指揮)/
《シモン・ボッカネグラ》
シモン・ボッカネグラ…プラシド・ドミンゴ(バリトン)/
アメーリア・グリマルディ(マリア・ボッカネグラ)…アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)/
ヤーコボ・フィエスコ…フェルッチオ・フルラネット(バス)/
ガブリエーレ・アドルノ…ファビオ・サルトーリ(テノール)/
パオロ・アルビアーニ…マッシモ・カバレッティ(バス)/
射手隊長…アントネッロ・チェロン(テノール)/
ピエートロ…エルネスト・パナリエッロ(バリトン)/
アメーリアの侍女…アリサ・ツィノフエーワ(メゾ・ソプラノ)/
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団/
ダニエル・バレンボイム(指揮)/
フェデリコ・ティエッツィ(舞台演出)/
ピエール・パオロ・ビスレリ(装置)/
ジョヴァンナ・ブッツィ(衣装)/
マルコ・フィリベック(照明)/
《アイーダ》
エジプト王…ロベルト・タリアヴィーニ(バス)/
アムネリス…ルチアーナ・ディンティーノ(メゾ・ソプラノ)/
アイーダ…ヘー・ホイ(ソプラノ)/
ラダメス…マルコ・ベルティ(テノール)/
ランフィス…ジャコモ・プレスティア(バス)/
アモナズロ…アンブロジオ・マエストリ(バリトン)/
使者…サヴェリオ・フィオーレ(テノール)/
巫女の長…カテリーナ・ディ・トンノ(ソプラノ)/
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団/
ズービン・メータ(指揮) |
2013年、ヴェルディ生誕200年を祝して、人気オペラ3作を一つにまとめたBOXです。Blu-rayの特性を最大限に生かした美しい映像。もちろん演奏も納得。3作とも悲しい結末を迎えるお話ですがその人間模様は様々です。純朴な男性と百戦錬磨の女性の悲恋物語、政治的陰謀に翻弄される男たちの物語、そして国同士の戦いに巻き込まれる男女の物語。時代は違っても人間の本質は変わることなどありません。永遠不変のストーリーで涙してください。
《椿姫》ライヴ収録:2007 年、ミラノ・スカラ座/収録時間:134分/字幕:英・独・仏・西・イタリア語・日/サウンドフォーマット:PCM
Stereo,DTS-HD MasterAudio7.1/《シモン・ボッカネグラ》2010年
ミラノ・スカラ座 ライブ収録/収録時間:149分/字幕:イタリア語(オリジナル・ヴァージョン)、独、英、仏、西、日、韓/サウンドフォーマット:PCM
Stereo/dts-HD Master Audio5.1/《アイーダ》収録時間:151分/字幕:イタリア語(オリジナル・ヴァージョン),英,独,仏,西,日,韓/サウンドフォーマット:PCM
Stereo/dts-HD Master Audio5.1 |
BEL AIR(映像)
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BAC 479
(Blu-ray)
\6300 →\5690
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「ライオネル・ブランギエ&ネルソン・フレイレ
ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」
ベルリオーズ:「海賊」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲第2番
ヘ短調 op.21
グルック:オルフェオとエウリディーチェより「精霊の踊り」
(ピアノ編曲:ジョヴァンニ・スガンバーティ)〔アンコール〕
ルーセル:交響曲第3番 ト短調
op.42
ラヴェル:ダフニスとクロエ
組曲第2番 |
ライオネル・ブランギエ(指揮)
ネルソン・フレイレ(ピアノ)
BBC交響楽団 |
BAC 079
(DVD-NTSC)
\5400→\4990
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2010年白熱のBBCプロムス・ライヴ!注目の俊英指揮者、ブランギエ登場!巨匠フレイレによる、絶美のショパン
収録:2010 年8 月、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)/収録時間:95’
(Blu-ray) PCM STEREO、5.1 DTS
HD MASTER
AUDIO、Region Code: A,B,C、1080i
FULL HD
16:9
(DVD-NTSC) Region Code: 0、PCM
STEREO,
5.1 DOLBY DIGITAL、16:9
2010 年白熱のBBC プロムスのライヴ映像の登場。まず注目は、フレイレの信じがたいほどに美しいピアノの音色が流麗に響くショパンの協奏曲第2番。第3
楽章冒頭の語り口など、一音一音が心を打つ、著しい円熟ぶりを堪能できる内容です。アンコールのグルックの澄みきった世界も、まさに巨匠の為せる業としか言えません。そしてそのフレイレの素晴しいピアノをこれまた巧みにサポートするのが、1986
年ニース生まれの俊英指揮者、ブランギエ。表情豊かな指揮で、ショパンではフレイレを見事に細やかにサポート。ベルリオーズでは透明感に満ちた音色、ルーセルでは精確なリズムと辛口なハーモニー、時折薫る美しさで存分に魅せてくれます。そしてラヴェルでは、冒頭の夜明けでの情景感たっぷりの世界、クライマックスでの管楽器の咆哮も決してバランスを崩さない見事な統率ぶり。ブランギエは、オーケストラからの強いリクエストにより、2014/15
シーズンのチューリヒ・トーンハレ管の首席指揮者に決まっている(ジンマンの後任)など、若くして世界からひっぱりだこの存在。終演後の客席の熱狂は、単にこれがプロムスという特別なお祭りというだけではなく、巨匠フレイレ、そして若き天才ブランギエを心から称えていることがうかがわれるもの。耳と目で楽しめるライヴ映像です! |
BEL CANTO SOCIETY
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BCSD0100
(DVD)
\2400 |
コレッリ・イン・コンサート Plus in-depth
interviews
ヴェルディ:リゴレット
ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ
マイヤーベア:アフリカの女
プッチーニ:ラ・ボエーム、西部の娘
1971年, 52分 カラー
ボーナス:
コレッリのラジオ・インタビューあり。 |
アルベルト・ヴェンチューラ(指揮) |
コレッリ絶頂期の映像集
以前D0091にて発売されたいましたがre-makeとなります。(D0091は廃盤) |
C−MAJOR(映像)
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71 2704
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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アーノンクール&コンセルトヘボウ管
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニスOp.123 |
マリス・ペーターゼン(S)
エリーザベト・クールマン(コントラルト)
ヴェルナー・ギューラ(T)
ジェラルド・フィンリー(Bs)
オランダ放送合唱団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮) |
71 2608
(DVD)
\3400 →\3090
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アーノンクール&コンセルトヘボウ管による「ミサソレ」
収録:2012年4 月19、20 日コンセルトヘボウ(アムステルダム)
(Blu-ray) 99’00、画面:16:9、音声:DTS-HD,
MA5.1, PCM2.0、原語:ラテン語、字幕:独英仏西中韓日
(DVD) 99’00、画面:16:9 NTSC、音声:DTS5.1,
PCM ステレオ、原語:ラテン語、字幕:独英仏西中韓日
アーノンクールが2012 年4 月にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」のブルーレイ&DVDが発売されます。
アーノンクールの「ミサソレ」は1992
年にヨーロッパ室内管弦楽団との録音、またコンセルトヘボウ管の「ミサソレ」といえば1978
年録音のバーンスタインとの名盤があります。
世界一と称えられた名門オケと、以前の先鋭的な演奏から角の取れた奥深い音楽へと変化しつつある巨匠指揮者の、両者それぞれの歴史を経て行われた注目の演奏会です。
歌手陣も大変豪華。ヨーロッパで最も権威のあるオペラ誌「オーパンヴェルト」の選ぶ年間最高歌手に2
度選出されたソプラノ、マリス・ペーターゼン。
現代最高の人気を誇るソプラノ、アンナ・ネトレプコ初めてのアンナ・ボーレナ役で話題となった2011
年ウィーン国立歌劇場公演で、スメトン役を演じ注目を集めたエリーザベト・クールマン。ドイツのテノール、ヴェルナー・ギューラ。グラミー賞ベスト・オペラ・レコーディング部門を受賞したバスのジェラルド・フィンリーと大注目です。
冒頭の「キリエ」は、美しく穏やかで壮大な祈りが展開され、「グローリア」ではアーノンクールらしい迫力満点で高揚感に満ちた演奏。また「ベネディクトゥス」のヴァイオリン・ソロは天上的な美しさで、さすがコンセルトヘボウ管と感服です。最後の「アニュスディ」は平安への祈りで感動的に締めくくられています。
アーノンクールの高い精神性と独創的なダイナミックな音楽は、改めて作品の深淵なる偉大さを感じさせる充実した演奏となっています。
またコンセルトヘボウ管は2013
年に創立125
周年を迎えます。4 月10 日にはこれを記念してガラ・コンサートが開かれる予定です。そして11
月には来日予定があり、日本のファンを楽しませてくれることでしょう。
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72 3304
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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ヌッチ、デムーロ、マチャイーゼ
ヴェルディ:「リゴレット」
+「リゴレット」について |
レオ・ヌッチ(Br リゴレット)
ニーノ・マチャイーゼ(S ジルダ)
フランチェスコ・デムーロ(T マントヴァ公爵)
マルコ・スポッティ(Bs スパラフチーレ)
ステファニー・イラーニ(Ms マッダレーナ)
カタリーナ・ニコリッチ(Ms ジョヴァンナ)
ロベルト・タリアヴィーニ(Br
モンテローネ伯爵)
オラーツィオ・モーリ(Br マルッロ)
マウーロ・ブッフォリ(T マッテオ・ボルサ)
エツィオ・マリア・ティージ(Bs
チェプラーノ伯爵)
シッラ・クリスティアーノ(Ms
チェプラーノ伯爵夫人)
アレッサンドロ・ビアンキーニ
(Br 宮廷の門番)
シッラ・クリスティアーノ(S 公爵夫人の小姓)
マッシモ・ザネッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 |
72 3208
(DVD)
\3400 →\3090
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ついにTutto Verdiも佳境!中期の傑作群に突入!!
もはやイタリアの人間国宝、ヌッチの至芸!デムーロ、マチャイーゼら若い歌手たちとガッチリ組んだパルマの「リゴレット」正攻法の舞台を鮮明画像で!!日本語字幕付!
ステファノ・ヴィジオーリ(演出)/
ピエルルイージ・サマリターニ(舞台,衣装)/
フランコ・マッリ(照明)
収録:2008 年10 月16、20、22日、パルマ
(Blu-ray) リージョン・コード:0、HD 16:9、130
分+10 分、DTS-HD MA 5.1 / PCM
2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD) リージョン・コード:0、NTSC 16:9、130
分+10 分、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
Tutto Verdi もいよいよ中期の傑作群に突入、ヴェルディのオペラの中でも特に人気の高い「リゴレット」が登場!2008
年10 月、パルマのヴェルディ・フェスティヴァルでの上演の収録です。リゴレットは、もはやイタリアの人間国宝と言ってよいバリトン、レオ・ヌッチ。これまで何度歌ったか分からないほど歌っているリゴレット、この66
歳の時の歌も本当に素晴らしいもの。衰え知らずの声に加え、豊富な経験、そして年輪を重ねた者でなければ出せない内面からの味と、リゴレットという難しい役を極めて高いレベルで歌い演じています。このヌッチのリゴレットを軸に、ジルダとマントヴァ公が実際に若い歌手が歌っているのがこの上演の強み。ジルダのニーノ・マチャイーゼは、グルジア出身の美貌のソプラノ。2008
年のザルツブルク音楽祭でのグノー「ロメオとジュリエット」で、妊娠のため降板したアンナ・ネトレプコの後を受けてジュリエットを歌い大成功。この「リゴレット」はその直後の出演です。瑞々しくも充実感のある声はまさに若き大器。
マントヴァ公爵のフランチェスコ・デムーロは、数度の来日で日本でも人気の高い若いテノール。イタリア、サルデーニャ島のポルト・トッレス生まれ。ここ数年で人気が一気に上昇、欧米の有名劇場で歌っています。若々しく甘い声と南欧的な容姿は若く奔放なマントヴァ公にピッタリ、ベテランのテノールではなかなか出せない若い誘惑者の魅力に満ちています。スパラフチーレのマルコ・スポッティは、地元パルマ出身のバス。身体は細いのにズシンと来る低音の持ち主で、ことにヴェルディのバス役として大いに活躍しています。マッシモ・ザネッティはイタリアの中堅指揮者。
ステファノ・ヴィジオーリは近年珍しいほど極めて正統的な舞台作りをしています。決して台本をなぞっただけではなく、各登場人物の心理を細かくしっかり演技で表させ、ことに愛と自我に目覚めたジルダが自ら破滅を選んでしまう姿を丁寧に描いています。正攻法の「リゴレット」としてたいへん成功した演出でしょう。
日本語字幕付きです。 |
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72 3504
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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巨匠テミルカーノフ、アルヴァレスの美声
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」
+「トロヴァトーレ」について |
マルセロ・アルヴァレス(T マンリーコ)
テレーザ・ロマーノ(S レオノーラ)
クラウディオ・スグーラ(Br ルーナ伯爵)
ムジア・ニオラージェ(Ms アズチェーナ)
デヤン・ヴァチュコフ(Bs フェランド)
クリスティーナ・ジャンネッリ(S
イネス)
ロベルト・ヤキーニ・ヴィルジーリ(T
ルイツ)
エンリーコ・リナルド(Bs 老ジプシー)
ペク・スンファ(Bs 使者)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 |
72 3408
(DVD)
\3400 →\3090
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巨匠テミルカーノフ、パルマを揺るがす!アルヴァレスの美声マンリーコがたまらない亜伊露合同の強力「トロヴァトーレ」!!!日本語字幕付き!
ロレンツォ・マリアーニ(演出)/
ウィリアム・オルランディ(舞台,衣装)/
クリスチャン・ピノ(照明)
収録:2010 年10 月5、9 日、パルマ
(Blu-ray) リージョン・コード:0、HD 16:9、142
分+10 分、DTS-HD MA 5.1 / PCM
2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD) リージョン・コード:0、NTSC 16:9、142
分+10 分、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
2010 年のパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで上演された「トロヴァトーレ」の映像が登場。なんといっても今一番の美声ヴェルディ・テノール、マルセロ・アルバレスのマンリーコが聞けるのが嬉しいもの。この時アルバレス48
歳、持ち前の美声が伸び、貫禄も備え、しかもアルゼンチン人らしい直球の熱情もありと、実に見事なマンリーコ。レオノーラのテレーザ・ロマーノは、イタリアの若いソプラノ。当時まだ25
歳というから驚きです。将来の大プリマドンナ間違いなしの逸材。ルーナ伯爵のクラウディオ・スグーラは、新世代のヴェルディ・バリトンとして大きな期待をかけられている中堅のバリトン。
1974 年、ブリンディジ生まれ。2010
年にドミンゴと共に来日、ドミンゴ相手にイヤーゴ、エスカミーリオなど三役を歌って賞賛されました。アズチェーナのムジア・ニオラージェはグルジア出身のメッゾソプラノ。マリインスキー劇場で頭角を現した歌手の一人で、その縁でメトロポリタン歌劇場にも何度も出演、アズチェーナも2009
年と2012 年に歌っています。
フェランドのデヤン・ヴァチュコフは、1979
年、ブルガリアのソフィア生まれのバス。ここ10
年ほどイタリアを中心に活躍しています。重心の低い立派な響きはまさにブルガリアのバスの伝統を受け継いだもの、しかも鈍重さがないので、第1幕冒頭のフェランドのアリアの厄介なフィオリトゥーラも難なくこなしています。
指揮はなんとロシアの巨匠、ユーリ・テミルカーノフ!1938
年生まれですから、この時72 歳、風格と気迫に溢れる指揮です。長年サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督を務めていることで知られるテミルカーノフですが、実はキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)のゲルギエフの前任として10
年以上音楽監督を務めており、オペラの経験も豊富です。純イタリア風とはまた少し異なったロマンティシズム豊かな「トロヴァトーレ」です。
ロレンツォ・マリアーニの演出は、白と黒を基調とした簡素な舞台の背景に、巨大な月を掲げた、たいへん幻想的なもの。これがHD
収録の鮮明画像にも映えています。
日本語字幕付きです。 |
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72 3104
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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バッティストーニ渾身の力演!!
ヴェルディ:「スティッフェーリオ」 |
ロベルト・アロニカ(T スティッフェーリオ)
于冠群 ユ・ガンクン(S リーナ)
ロベルト・フロンターリ(Br スタンカル)
ガブリエーレ・マンジョーネ(T
ラッファエーレ)
ゲオルギー・アンドグラーゼ(Bs
ヨルグ)
コジモ・ヴァッサッロ(T フェデリーコ)
ロレライ・ソリス(S ドロテア)
アンドレア・バッティストーニ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 |
72 3008
(DVD)
\3400 →\3090
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ヴェルディの問題作「スティッフェーリオ」、最新映像登場!あの驚異の青年指揮者、バッティストーニ渾身の力演!!若手歌手の活躍も注目。日本語字幕付き!
ギー・モンタヴォン(演出,照明)/
フランチェスコ・カルカニーニ(舞台,衣装)
収録:2012 年4 月18、24 日、パルマ
(Blu-ray) リージョン・コード:0、HD 16:9、117
分+10 分、DTS-HD MA 5.1 / PCM
2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD) リージョン・コード:0、NTSC 16:9、117
分+10 分、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディの全オペラでも特に問題作とされる「スティッフェーリオ」に、2012
年の最新映像が登場。「スティッフェーリオ」は、1850
年11 月、トリエステで初演されたオペラ。大傑作「リゴレット」に先立つこと僅か4
ヶ月の作品で、もちろんヴェルディの音楽は充実したもの。問題はその内容。プロテスタントの牧師スティッフェーリオの妻リーナの不貞が明らかになり、スティッフェーリオは信仰と義憤の間で苦悩する。浮気相手がリーナの父によって殺される悲惨な状況の中、スティッフェーリオは妻の罪を許す。内容が渋いこと、聖職者が主人公なことから、人気は得られず、後にヴェルディは設定を変えて「アロルド」というオペラに改編、「スティッフェーリオ」は百年近く上演が途絶えました。総譜が発見され、1968
年に復活、近年その意欲的な内容が再評価され、上演の機会が増え、スティッフェーリオは、デル・モナコ、カレーラス、ドミンゴ、クーラといったテノールが好んで歌っています。
ここに収録されているのは、2012
年4 月、パルマのレージョ劇場における上演のライヴ収録。スティッフェーリオを歌うのは、イタリアの中堅テノール、ロベルト・アロニカ。2011
年9 月のボローニャ市立劇場来日公演の「エルナーニ」で、公演直前に事故死したサルヴァトーレ・リチートラの代役として急遽エルナーニを歌い大きな称賛を得たのはまだ記憶に新しいところ。ベルゴンツィの高弟らしい端整な歌い口が魅力です。リーナの于冠群
ユ・ガンクンは、今非常に注目を浴びている若いソプラノ。2012
年、ドミンゴ主催のコンクール、オペラリアで上位入賞。これを受けて2012
年9、10 には、メトロポリタン歌劇場で「トロヴァトーレ」のレオノーラを歌っています。この「スティッフェーリオ」は、オペラリアの直前の舞台ということになります。深みと旨みのある声と果敢な表現力のある歌はヴェルディに打ってつけで、間違いなく今後大きく活躍していく人でしょう。
リーナの父の老伯爵スタンカルを、やはりボローニャ来日公演の「エルナーニ」にも出演していた、日本でもおなじみのベテランのバリトン、ロベルト・フロンターリが歌い、存在感を与えています。もう一人注目なのが、リーナを誘惑する優男ラッファエーレのガブリエーレ・マンジョーネ。彼も2011
年のボローニャ市立劇場来日公演で、ベッリーニ「清教徒」のブルーノやビゼー「カルメン」のレメンダードを歌っていました。イタリアの踵の先端に近いソレートの出身。まだデビューして数年の若手で、気持ちのよい美声の持ち主です。
指揮は、この同じ年の2 月に東京二期会公演のヴェルディ「ナブッコ」で日本のオペラマニアを唸らせたアンドレア・バッティストーニ。1987
年、ヴェローナ生まれ、つまりこの時まだ24
歳か25 歳。しかし見事に様式感の正しい、説得力の強いヴェルディを聞かせてくれます。彼は既に2010
年のヴェルディ・フェスティヴェルでの「アッティラ」を成功に導いており、ヴェルディに関しては口うるさいパルマの聴衆からも大きな信頼を置かれています。
演出は、スイスの中堅オペラ演出家、ギー・モンタヴォン。1961
年、ジュネーヴ生まれ。1990 年代にボン歌劇場で頭角を現し、現在はエアフルト劇場の総監督。正攻法の真っ向勝負の舞台作りで、抑えた色彩が作品の渋さを際立て、ジワッとした余韻を広げます。
日本語字幕付きです。 |
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71 2304
(Blu-ray)
\5400
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ブルーレイ化!
ティーレマン&ミュンヘン・フィル
ブルックナー:
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
交響曲第7番ホ長調 |
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮) |
高評価を獲得したライヴ映像がブルーレイ化、ティーレマン&ミュンヘン・フィル、ブルックナーの「ロマンティック」&第7
交響曲
収録時期:2008 年[第4番]・2006
年11 月14
日[第7番]/収録場所:バーデン=バーデン・フェストシュピールハウス(ライヴ)/映像制作:ユニテル・クラシカ
156’、1080 HD 16 : 9、Region
All、dts-HD
MA 5.1、PCM ステレオ
「ドイツの正当な伝統を継承する最右翼」と称され、欧米をはじめ日本でも熱狂的な支持を集めるカリスマ指揮者クリスティアン・ティーレマンが、ミュンヘン・フィルを指揮してブルックナーの交響曲第4
番「ロマンティック」と第7 番を演奏したライヴ映像作品がブルーレイで登場します。
ティーレマンのブルックナー指揮者としての力量については、ミュンヘン・フィルの総音楽監督に就任した2004
年10 月に行われた第5 交響曲のライヴ・レコーディングをはじめ数々の実演でもすでに実証済み。過去にケンぺやチェリビダッケの薫陶を授かった名門ミュンヘン・フィルに息づくブルックナー演奏に最適のひびきを活かし切って、ティーレマンがじっくりと遅めのテンポ設定で形づくる巨大な音楽はみごとなものがあります。
ブルックナー好きを大満足させ、ティーレマンの今日の躍進の足掛かりとなったライヴ演奏を、ブルーレイの鮮明な映像でご堪能ください。
=トラックタイム=
・第4 番「ロマンティック」
I.20’46”+II.17’46”+III.12’10”+IV.24’10”=
TT.74’52”
・第7番
I.23’36”+II.24’39”+III.10’09”+IV.14’48”=
TT.73’12” |
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71 2504
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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バレンシア・オペラ
チャイコフスキー:
歌劇「エフゲニー・オネーギン」(全曲) |
ラーリナ:ヘレン・シュナーダーマン(Sop)
タチヤナ:クリスティーネ・オポライス(Sop)
オリガ:レーナ・ベルキナ(Ms)
乳母フィリーピェヴィナ:マルガリータ・ネクラソワ(Ms)
オネーギン:アルトゥール・ルチンスキ(Br)
レンスキー:ドミートリー・コルチャク(Ten)
グレーミン侯爵:ギュンター・グロイスベック(Bs)
オマー・マイア・ウェルバー(指)
バレンシア州立管弦楽団
バレンシア自治州合唱団 |
71 2408
(2DVD)
\4800 →\4390
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話題の俊英オマー・マイア・ウェルバーの指揮が冴えるバレンシア・オペラの「エフゲニー・オネーギン」。オポライスの熱演も聴きもの!
日本語字幕つき
演出:マリウシュ・トレリンスキ
舞台美術:ボリス・クドリチカ
[2011年2月8-11日/ソフィア王妃芸術宮殿(バレンシア)(ライヴ)監督:ティツィアーノ・マンチーニ]
(Blu-ray)リージョンオール、1080p
16:9、DTS-HD
MA 5.1、PCM STEREO、155分、ロシア語歌唱、字幕:日英独仏西中韓
(DVD)リージョンフリー、NTSC 16:9、DTS
5.1、PCM STEREO、155分、ロシア語歌唱、字幕:日英独仏西中韓
バレンシア州立オペラの公演ライヴ。制作自体はポーランドのワルシャワにあるテアトル・ヴィエルキのもので、同国の映画監督マリウシュ・トレリンスキの演出。トレリンスキは日本でも1992
年に公開された映画「秋への別れ」で注目されましたが、凝ったライティング(照明)による表現が特徴。それはこの「オネーギン」にも明確に現れていて、バロック絵画を想わせる光と影の非現実的な構図をはじめ、ショッキングピンク、赤、紫、緑、黄、白と変化してゆく光で登場人物の内面感情を表すなど斬新。視覚上で色彩が演技と対位法を成し、絶対的な説得力にあふれています。「オネーギン」の映画としても出色の1枚と申せましょう。
1981 年生まれのイスラエルの指揮者オマー・マイア・ウェルバー。バレンボイムの秘蔵っ子で、2011
年よりマゼールの後任としてソフィア王妃芸術宮殿の音楽監督を務めています。演奏には暗譜で臨むのが基本というだけあり、音楽の理解も並大抵でない深さ。ヒロインのタチヤナはラトヴィア出身のクリスティーネ・オポライス。指揮者ネルソンスの夫人で、ドラマティックな役柄が得意なだけに、見事なはまり役。妹オリガはウクライナのメゾ、レーナ・ベルキナ。愛嬌のある容姿と艶のある深い声が魅力。オネーギンはポーランドの実力派ルチンスキ。オネーギンの弱さと苦悩を絶妙に表現しています。指揮のウェルバーもロシア系なうえ、出演者の大半も旧ソ連圏の出身ゆえ、ロシア語も万全ですが、ボリショイやマリインスキーとは明らかに異なる味わいを存分に楽しめます。
日本語字幕付き。 |
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72 2904
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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チェドリンス、アルバレス、ヌッチ、スルヤン!!!!
ヴェルディ:「ルイーザ・ミラー」
+ボーナス 「ルイーザ・ミラー」について |
フィオレンツァ・チェドリンス(S ルイーザ)
マルセロ・アルバレス(T ロドルフォ)
レオ・ヌッチ(Br ミラー)
ジョルジョ・スルヤン(Bs ワルテル伯爵)
フランチェスカ・フランチ(Ms
フェデリーカ)
ラファル・シヴェク(Bs ヴルム)
カテリーナ・ニコリック(Ms ラウラ)
アンジェロ・ヴィッラーリ(T 農夫)
ドナート・レンゼッティ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 |
72 2808
(DVD)
\3400 →\3090
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豪華スターが集まった「ルイーザ・ミラー」!BRDは「ルイーザ・ミラー」初!!日本語字幕付
デニス・クリーフ(演出,舞台,衣装,照明)/
収録:2007 年10 月20、22日、パルマ/収録:2007
年10 月20、22日、パルマ
(Blu-ray)リージョン・コード:0、HD 16:9、146
分+10 分、DTS-HD MA 5.1 / PCM
2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD)リージョン・コード:0、NTSC 16:9、146
分+10 分、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
アリア「穏やかな夜に」で知られるヴェルディのオペラ「ルイーザ・ミラー」は、「リゴレット」より1年ちょっと前に初演された作品。シラー原作の身分違いの愛に陰謀が絡んだ悲劇がヴェルディの楽想をかき立た傑作ですが、上演はそれほど多くはありません。ここに収録されているのは2007年10月にパルマのヴェルディ・フェスティヴァルで上演された際のライヴ映像。ここでは、タイトルロールに大プリマドンナ、フィオレンツァ・チェドリンス、ロドルフォには甘いヴェルディ・テノールを歌わせたら今筆頭格のマルセロ・アルバレス、ルイーザの父ミラーには偉大なバリトン、レオ・ヌッチ、さらにワルテル伯爵にはもう一人大ベテラン、ジョルジョ・スルヤンを配するという、びっくりするほど豪華な配役。さらにドナート・レンゼッティの様式感を大事にした指揮も素晴らしければ、デニス・クリーフ伝統的な舞台作りに今風の美感を巧妙に取り入れた演出も見事、そしておまけに最新の鮮明映像(Blu-rayDisc
では初の「ルイーザ・ミラー」)と、「ルイーザ・ミラー」の決定盤と言うに足りる出来栄えです。日本語字幕も付いているので、今まで「ルイーザ・ミラー」を見る機会がなかった人に特にお勧めです。 |
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72 2704
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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テオドッシュウのヒロインが圧倒的!
ヴェルディ:「レニャーノの戦い」
+ボーナス 「レニャーノの戦い」について |
ディミトラ・テオドッシュウ(S リーダ)
アンドルー・リチャーズ(T アリーゴ)
レオナルド・ロペス・リナレス(Br
ロランド)
エンリーコ・ジュゼッペ・イオーリ
(Bs フェデリーコ・バルバロッサ)
ジョヴァンニ・グァリアルド(Br
マルコヴァルド)
シャロン・ピエルフェデリーチ(Ms
イメルダ)
フランチェスコ・ムジーヌ(Bs
第一のミラノ執政官)
フェデリーコ・ベネッティ(Bs
第二のミラノ執政官)
ガブリエーレ・サゴーナ(Bs コモの市長)
アレッサンドロ・デ・アンジェリス(T
軍令)
ニコラ・パスコーリ(T アッリーゴの兵)
ボリス・ブロット(指)
トリエステ・ジュゼッペ・ヴェルディ劇場管弦楽団、合唱団 |
72 2608
(DVD)
\3400 →\3090
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ヴェルディの熱血愛国オペラ「レニャーノの戦い」テオドッシュウのヒロインが圧倒的!日本語字幕付!
ルッジェーロ・カップッチョ(演出)/
カルロ・サーヴィ(舞台装置,衣装)/
ニーノ・ナポレターノ(照明)
収録:2012 年2 月23、29 日、3
月2 日、トリエステ
(Blu-ray)リージョン・コード:0、HD 16:9、119
分+ 10 分、DTS-HD MA 5.1 / PCM
2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD)リージョン・コード:0、NTSC 16:9、119
分+ 10 分、DTS 5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディの「レニャーノの戦い」は、1849
年1 月にローマで初演されたオペラ。1176
年にレニャーノで神聖ローマ帝国軍とロンバルディア同盟軍が戦った史実を基に、司令官アリーゴと、その元の恋人で、彼が戦死した思ってロランドと結婚したリーダの遂げられぬ愛を重ねた物語。初演の前年の1848年は全ヨーロッパ的に革命的動乱の年で、当時オーストリアの支配下にあった北イタリアでも反乱運動が頻発、そこで現状を大昔の神聖ローマ帝国との戦いに重ねて民衆を鼓舞する愛国的性格が強い作品です。逆にそれが仇となってイタリア統一後の人気は今一つですが、いつも以上の熱血ヴェルディは、好きな人にはたまらないものです。
ここに収録されているのは、2012
年2 月、3
月にトリエステのジュゼッペ・ヴェルディ劇場で上演された際のライヴ映像。なんといってもリーダのディミトラ・テオドッシュウが美しくも迫力たっぷりの理想的歌唱で圧倒的。こうしたレアなオペラに大プリマドンナが出演してくれるのは嬉しいものです。アリーゴのアンドルー・リチャーズは、米国アリゾナ州フェニックス出身のテノール。2005
年にベルリンに拠点を移してからメキメキと頭角を表し、ドイツやフランスの歌劇場で大活躍。「カルメン」のジョゼが当たり役です。ロランドのレオナルド・ロペス・リナレスは、アルゼンチンのブエノスアイレス出身のバリトン。両親とも歌手で子供の頃から舞台に立ち、1997
年にバリトンとしてデビュー。南米とイタリアで活躍しており、ことにアレーナ・ディ・ヴェローナには頻繁に出演しています。フェデリーコ・バルバロッサのエンリーコ・ジュゼッペ・イオーリは地元パルマのバス。イタリア人バスの逸材として幅広く活躍しています。ボリス・ブロットは、1944
年、カナダのモントリオール生まれの指揮者。「レニャーノの戦い」はトリエステでも指揮しています。
ルッジェーロ・カップッチョの演出は、ルネサンス風の巨大戦場画をいくつも活用、それを取り巻く現代の人々の物語にするという一捻り入った面白い趣向を凝らしています。
「レニャーノの戦い」の映像は、カターニャの上演が既にBOGIOVANNI
からDVD で発売されていますが(AB
20001)、Blu-ray
Disc はこれが初めて。
いずれにしてもCD も少ない珍しい作品ですので、日本語字幕付の鮮明映像の発売は嬉しいものです。 |
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72 2504
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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近年人気急上昇!
ヴェルディ:「海賊」
+ボーナス 「海賊」について |
ブルーノ・リベイロ(T コッラード)
イリーナ・ルング(S メドーラ)
ルカ・サルシ(Br セイド)
シルヴィア・ダッラ・ベネッタ(S
グルナーラ)
グレゴリー・ボンファッティ(T
セリモ)
アンドレア・パピ(Bs ジョヴァンニ)
アンジェロ・ヴィッラーリ(T 宦官,奴隷)
カルロ・モンタナーロ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団、合唱団 |
72 2408
(DVD)
\3400 →\3090
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小さなブッセートの劇場での上演が映像に!日本語字幕付!!
ランベルト・プッジェッリ(演出)/
マルコ・カプアーナ(舞台)/
ヴェラ・マルゾート(衣装)/
アンドレア・ボレッリ(照明)
収録:2008 年10 月19、21 日、ブッセート
(Blu-ray)リージョン・コード:0、HD 16:9、107
分+ 11 分、DTS-HD MA 5.1 / PCM
2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD)NTSC 16:9、107 分+ 11
分、DTS 5.1
/ PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
ヴェルディの「海賊」は、1848
年10 月25
日にトリエステで初演されたオペラ。原作はバイロンの傑作「海賊」。このオペラは長いこと、ヴェルディが契約に縛られて嫌々作曲して初演にすら立ち会わなかったやっつけ仕事の駄作、と散々な評価を受けてきました。しかしここ十年ほど、弱点はあるものの、1840
年代後半に著しくオペラ作曲家としての力量を上げていったヴェルディの意欲的な音楽があちこちにあると見直され、優れた上演が各地で行われるようになりました。
ここに収録されているのは、2008
年のヴェルディ・フェスティヴァルでの上演。パルマのレージョ劇場ではなく、さらにヴェルディの生地に近いブッセートのヴェルディ劇場での上演です。たった300
席程度の小さな劇場での上演は独特の熱気に満ちたものになっています。
歌手は若手が主体です。コッラードのブルーノ・リベイロはポルトガルのテノール。やや軽めながら芯のあるしっかりとした張りよく響く声の持ち主。この時の「海賊」が評判となって知名度が上がり、今ではイタリア、ドイツ、フランス、北米で活躍しています。メドーラのイリーナ・ルングはモルドバ生まれのソプラノ。2007
年7 月に降板したゲオルギューの急な代役としてスカラ座の「トラヴィアータ」でヴィオレッタを歌い、見事成功を収めました。以来ヨーロッパ各地で活躍しています。セイドのルカ・サルシは、パルマ近郊のサン・セコンド・パルメンセ生まれのバリトン。ここ数年で有望なイタリア人バリトンとして大きく期待されており、2012
年12 月にはボローニャで「トロヴァトーレ」のルーナ伯爵を歌い、さらに今年6
月には「マクベス」のタイトルロールをフィレンツェで歌う予定です。グルナーラのシルヴィア・ダッラ・ベネッタは、ヴィチェンツァ生まれの中堅ソプラノ。コロラトゥーラ役を得意としていて、軽めの役からノルマまで幅広く歌っています。指揮のカルロ・モンタナーロは、イタリアの中堅指揮者。現在ポーランドのワルシャワ大劇場の音楽監督を務めています。日本では新国立劇場に2
度、2009 年1 月のプッチーニ「蝶々夫人」で大きな評判となり、と2012
年11、12 月の「セビリアの理髪師」にも出演しました。
イタリアのベテラン演出家、ランベルト・プッジェッリの舞台は、レージョ劇場のために作られたものを狭いブッセートのヴェルディ劇場に移したもの。もともと簡素な舞台装置でコンパクトにまとめた舞台だったので、小さな舞台によく収まっています。
※ご注意 ブックレットでは会場を「パルマ・レージョ劇場」と表記していますが、ヴェルディ・フェスティヴァルの上演記録ではブッセートでの上演になっており、映像でも劇場がかなり小さいことが確認できますので、表記の誤りと思われます。ご了承くださいませ。 |
COVIELLO(映像)
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COV 81210
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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マルクス・ボッシュ(指)&ニュルンベルク国立劇場
ワーグナー:
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」全曲 |
アルベルト・ペーゼンドルファー(Br ザックス)
ヨッヘン・クプファー(Br ベックメッサー)
ミヒャエラ・マリア・マイヤー(S
エーファ)
マイケル・パッチ(T ヴァルター)
ティルマン・リヒディ(T ダーフィト)
ライラ・プフィスター(Ms マクダレーナ)
グィド・イェンティエンス(Bs
ポークナー)
マルティン・ベルナー(Bs コートナー)
クリストフ・ヴィットマン(T フォーゲルゲザンク)
クルト・ショーバー(Bs ナハティガル)
マルティン・プラッツ(T ツォルン)
フィリップ・カーマイケル(T アイスリンガー)
マルティン・ニヴァル(T モーザー)
ヨンジェ(Bs オルテル)
ヴラディスラフ・ソロディヤギン(Bs
シュヴァルツ)
キム・デヨン(Bs フォルツ)
ランダル・ヤコプシュ(Bs 夜番)
マルクス・ボッシュ(指)
ニュルンベルク国立劇場合唱団
ニュルンベルク・フィルハーモニー管弦楽団 |
待望のブルーレイ化!ボッシュの予想を超える立派な出来栄え!ニュルンベルクの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』イスラエル系演出家モウフタール=サモライの舞台も要注目!
ボーナス映像:メイキング風景/演出:ダフィト・モウフタール=サモライ 装置:ハインツ・ハウザー
衣装:ウルテ・アイッカー/照明:カールハインツ・コルンベルガー
収録:2011 年10 月ニュルンベルク国立劇場(ライヴ)/270mm、字幕:仏英独
2012 年にDVD 化され話題となったボッシュの「マイスタージンガー」(COV
81201) がブルーレイで発売されます。
Coviello への一連のブルックナーの交響曲の録音で高い評価を得ている指揮者マルクス・ボッシュが、オペラ指揮者としての力量を遺憾なく発揮しています。
1969 年、ドイツのハイデンハイム・アン・デア・ブレンツの生まれ。ザールラント国立歌劇場の第一楽長、アーヘン市の音楽総監督を経て、2011
年にニュルンベルク国立劇場の音楽監督に就任。この『マイスタージンガー』は就任後初の大仕事でした。期待に応えた立派な出来で、ブルックナーでも評判となったスッキリと引き締まっていて明るく流麗な歌のある音楽は非常に魅力的です。中規模のオーケストラもかなりよい音を出しています。
歌手は基本的に劇場所属。有名な人は誰もいませんが、若手、中堅の実力ある歌手が揃っています。ザックスのアルベルト・ペーゼンドルファーは要注目。
演出のダフィト・モウフタール=サモライは、ドイツ演劇界の重鎮。1942
年、バグダッド生まれ。両親はイスラエル人で、イスラエルに戻った後、英国で演劇を学び、そして1975
年にドイツに進出、既に人生の半分以上をドイツの演出家として活動しています。『マイスタージンガー』を現代ドイツで上演する場合はいろいろと解決すべき問題がありますが、モウフタール=サモライは、欧州危機真っ只中の21
世紀のドイツが抱える問題点を指摘するとともに、未来への希望を持たせるような、バランスの良い舞台作りをしています。 |
EURO ARTS(映像)
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20 66758
(DVD)
\4100
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バレンボイム(指)&シュターツカペレ・ベルリン
ベルク:「ヴォツェック」 |
フランツ・グルントヘーバー(Br ヴォツェック)
ヴァルトラウト・マイヤー(Ms
マリー)
グレアム・クラーク(T 大尉)
ギュンター・フォン・カンネン(Bs
医者)
マーク・ベイカー(T 鼓手長)
エントリク・ヴォトリヒ(T アンドレス)
ジークフリート・フォーゲル(Bs
第1 の徒弟職人)
ロマン・トレケル(Br 第2 の徒弟職人)
ペーター・メンツェル(T 白痴)
ダリア・シェヒター(A マルグレート)
ダニエル・バレンボイム(指)
シュターツカペレ・ベルリン,
ベルリン国立歌劇場合唱団 |
評判の高いシェローとバレンボイムの「ヴォツェック」がEuroArtsから登場
パトリス・シェロー(演出)
収録:1994 年4 月、ベルリン/リージョン・コード:0、NTSC 4:3、97
分、PCM-STEREO、字幕:独英仏伊西
1994 年にベルリン国立歌劇場で上演されたベルクの「ヴォツェック」の映像です。このプロダクションは、1992
年にベルリン国立歌劇場の音楽総監督に就任したバレンボイムの初期の功績で、シェローの優れた演出とバレンボイムの熱の入った指揮によって大きな評判となりました。1997
年にはベルリン国立歌劇場の来日公演の演目として日本でも上演され、絶賛されました。映像は1998
年にレーザーディスクで発売され、1998
年度のレコードアカデミー賞の特別部門/ビデオ・ディスクを受賞しています。出演者は、ヴォツェックを当たり役としウィーン国立歌劇場でのアバド指揮の上演でも歌っていたフランツ・グルントヘーバーをはじめ、マリーのヴァルトラウト・マイヤー、大尉のグレアム・クラーク、医者のギュンター・フォン・カンネンとすこぶる豪華。また脇役の徒弟職人に大ベテラン、ジークフリート・フォーゲルが配されているのは大劇場ならではの贅沢です。脇役の中に若き日のエントリク・ヴォトリヒやロマン・トレケルの名前があるのも嬉しいもの。
シェローの演出は、舞台上は簡素な装置ながら、劇場全体を用いて演劇性を高めたもの。「ヴォツェック」には意欲的なプロダクションの映像が多々ありますが、その中にあって20
年近く前のこの舞台の映像はいまだ強い存在感を持っています。まだご覧になられていなければこの機会にぜひどうぞ。 |
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20 07598
(4DVD)
\6000
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ヘルムート・リリング dvd BOX
DVD1:
ハイドン:オラトリオ「四季」HobXXI:3
アンネゲーア・シュトゥムフィウス(S)
アレクサンダー・スティーヴンソン(T)
ヴォルフガング・シェーネ(Bs)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
収録:1992 年1
月シュタットハレ、オーバーハウゼン
DVD2:
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」HWV56
ドナ・ブラウン(S)
コルネリア・カリッシュ(Ms)
ロベルト・サッカ(T)
アラステア・マイルズ(Bs)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
収録:1991 年エルワンゲン福音教会
DVD3:
J.S.バッハ:モテット集
恐れるな、われ汝とともにありBWV
228
来ませ、イエスよ、来ませBWV
229
正しき者は滅びしもBWV
deest
汝を去らしめず、汝われを祝せずばBWV
Anh.159
御霊は我らの弱きを助けたもうBWV
226
おおイエス・キリスト、わが命の光BWV
118
イエスよ、我が喜びBWV
227
主に向かいて新しき歌を歌えBWV
225
主に向かいて歓呼せよ、この世のすべての者よBWV
160
主を頌めまつれ、諸々の異邦人よBWV
230
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
収録:1990 年カウフンゲン参事会教会
DVD4:
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248
ドロタ・ウジダ(S)
コルネリア・カリッシュ(Ms)
アルド・バルディン(T)
アンドレアス・シュミット(Bs)
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライのメンバー
クラクフ・バッハ・アカデミー管弦楽団&合唱団
収録:1990 年セント・メリー教会、クラクフ |
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ヘルムート・リリング(指揮) |
ヘルムート・リリング傘寿祝い記念DVDボックスが発売!
画面:4:3 NTSC、音声:PCM
ステレオ、リージョン:0、字幕:英仏独伊、DVD1
: 143mm、DVD2 : 136mm、DVD3
: 97mm、DVD4
: 81mm
2013 年5 月29 日に80 歳の誕生日を迎える巨匠ヘルムート・リリング。彼の偉業を称えて数々の賞が与えられており、近年では2011
年ヘルベルト・フォン・カラヤン音楽賞、2011
年ドイツ・ベスト・コーラス・パフォーマンス賞を受賞しています。
CD音源としてはリリングの偉大なる功績を長年録音してきたドイツ「Haenssler」レーベルから10
枚組のスペシャル・エディション(98008)などが記念リリースとして発表されていますが、Euro
Arts から映像作品として1990 年から1992
年の演奏をまとめた4
枚組のDVDボックスとして発売されます。
内容は、オラトリオの代表作とも言えるハイドンの「四季」、ヘンデルの「メサイア」、バッハの「クリスマス・オラトリオ」そしてバッハのモテット集を収録。リリング率いるシュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムの優れたアンサンブルと長年積み重ねた深い音楽性が結実した演奏で、オラトリオの名作の真髄に迫っています。 |
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20 66748
(DVD)
¥2600 →\2390
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ヴェンゲーロフ、バシュキロワらによる驚異的なアンサンブル名手たちが描き出すブラームス珠玉のトリオ集
ブラームス:三重奏曲集
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101 |
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)
エレーナ・バシュキロワ(P)
ボリス・ペルガメンシコフ(Vc)
ディートマール・シュワルケ(Vc)
ヴェンツェル・フックス(Cl) |
制作:1997 年メトロポリタン・ミュニック/画面:4:3
NTSC、音声:PCM ステレオ、リージョン:0、117mm
メトロポリタン・ミュニック制作によるレコーディド・エクセレンス・シリーズ。今回は2012
年長期休養から完全復活を果たし、より一層深みを増した演奏を聴かせてくれたマキシム・ヴェンゲーロフと、エルサレム国際室内楽音楽祭の創設者であり芸術監督でもあるロシアのピアニスト、エレーナ・バシュキロワらによるブラームスを真に堪能できる三重奏曲集。
冒頭のクラリネット三重奏曲では、ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスが洗練された技巧と色彩豊かな音色でたっぷり聴かせてくれます。ブラームス晩年のクラリネット傑作群のなかでポピュラーなのは五重奏曲ですが、ブラームス自身が気に入っていたのは、この三重奏曲であったようです。クラリネットの美しい響きを存分に引き出した作品で、フックス、ヴェンゲーロフ、バシュキロワと三人の奏者がバトンを渡していくような絶妙な掛け合いが見事です。
またピアノ三重奏曲集ではピアノ、チェロ、ヴァイオリンのそれぞれの楽器の表現力が素晴らしく、ブラームスらしい魅力と情熱に溢れる演奏を披露しています。美しいアンサンブルはもちろんスケールの大きさを感じさせ、アインザッツの強弱の変化など、しなやかで柔軟な演奏を聴かせてくれます。演奏は2004
年に55 歳の若さで亡くなってしまったロシアの名チェリスト、ボリス・ペルガメンシコフ、そしてベルリン・フィルの12
人のチェリストとしても活躍するディートマール・シュワルケの2
人のチェリストが参加しています。
ジャケット・デザインは新進気鋭のドイツのクリエイター、イヴォンヌ・アンドリーニによるドローイング。
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20 57784
(Blu-Ray)
\4700 →\4290
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ルネ・ヤーコプス(指)&フライブルク・バロックオーケストラ
ハイドン:歌劇「オルランド・パラディーノ」(全曲) |
マリス・ペーターゼン(S アンジェリカ)
トム・ランドル(T オルランド)
ピエトロ・スパニョーリ(Br ロドモンテ)
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(S
アルチーナ)
スンヘ・イム(S エウリッラ)
ヴィクトル・トレス(Br パスクワーレ)
マグヌス・スタヴェランド(T メドーロ)、他
フライブルク・バロックオーケストラ
ルネ・ヤーコプス(指) |
ヤーコプスのハイドン愉快な娯楽大作「オルランド・パラディーノ」ブルーレイで登場!
演出:ナイジェル・ローリー、アミール・ホセインプール
収録:2009 年5 月8 日ベルリン国立歌劇場(ライヴ)
画面:1080i Full HD, 16:9、音声:PCM
ステレオ,
DTS-HD Master Audio、リージョン:All、字幕:英独仏伊、168mm
2010 年にDVD(20 57788)で発売され好評であったヤーコプスのハイドン「オルランド・パラディーノ」がブルーレイとなって発売されます。
ハイドンの「オルランド・パラディーノ」は、1782
年にハイドンが長らく仕えたエステルハージ家の館で初演されたオペラ。アリオストロ由来の「狂乱のオルランド」の物語に、オペラ・ブッファの滑稽な要素を混ぜ込んだ「英雄喜劇」というもの。一般に当時あまり広まらなかったハイドンのオペラの中で例外的に人気作になり、近年もアーノンクールが録音、2008
年には日本初演され、またハイドン・イヤーの2009
年には各地で上演もされました。
中でもヤーコプスがベルリンとインスブルック古楽祭で取り上げた上演は大きな評判となったもの。スパニョーリ、ペンダチャンスカ、イムと、このところヤーコプスが重用している歌手に加え、タイトルロールにバロックで活躍するテノールのランドル、オルランドが恋するお姫様アンジェリカにペーターゼン、近年人気急上昇のノルウェイのテノール、スタヴェランドと、素晴らしい人材を集めています。
演出は、今ヨーロッパで大人気のローリー&ホセインプールのコンビ。元々かなり奇想天外な物語なところに、海賊風のロドモンテ、ミス・ユニバース風のアンジェリカ、女学生風のエウリッラなど、さらにはっちゃけた愉快な舞台にしています。 |
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20 66518
(DVD)
\2900 →\2690
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「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol.
5 / バレンボイム」
第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
第30番ホ長調Op.109
第31番変イ長調Op.110
第32番ハ短調Op.111 |
ダニエル・バレンボイム(P) |
35 ミリ・フィルムからレストア&デジタル・リマスタリング!バレンボイムの弾く「ベートーヴェンのソナタ全集」DVD第5
巻完結後期三大ピアノ・ソナタと「ハンマークラヴィーア」を収録
収録時期:1983-1984 年ウィーン、ラズモフスキー宮、(ライヴ)/画面:NTSC
16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:0、125mm
監督:ジャン=ピエール・ポネル
2012 年11 月に、世界的な指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイム(1942
年ブエノスアイレス生まれ)が70
歳を迎えたのを記念してリリースされる「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲」の映像作品。
1983 年から84 年にかけて、バレンボイムがウィーンの由緒ある宮殿4か所でおこなったコンサートの模様をライヴ収録したもので、オリジナルの35
ミリ・フィルムからあらたに入念なレストアとデジタル・リマスタリングが施され、高画質&高音質化がはかられているのも注目されるところです。
ソナタ全集を収録したブルーレイ・ボックス(2066424)が発売されていますが、DVD
は全5 巻の分売リリース。第29
番から第32 番を収めたこの第5
巻で終了となります。
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20 01038
(4DVD)
\6000 →\5490
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モーツァルト:ピアノ協奏曲集14曲
寄せ集め・・・でもやっぱりすごい顔ぶれ・・・
内田光子、アシュケナージ、フランセシュ、コチシュ、プレヴィン、ツァハリアス、ルプー、クラーンスキー、フレージャー |
DVD1: 95mm
・ピアノ協奏曲第9番変ホ短調K.271「ジュノーム」
内田光子(P) モーツァルトテウム管弦楽団 ジェフリー・テイト(指)
収録:1989 年7月モーツァルテウム
・ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414
ウラディーミル・アシュケナージ(P、指) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1989 年6月ハンプトン・コート・パレス、ロンドン
・ピアノ協奏曲第26 番ニ長調K.537「戴冠式」
オメロ・フランセシュ(P)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー ゲルト・アルブレヒト(指)
収録:1990 年12月クリスティアン・ツァイス・ザール
DVD2: 99mm
・ピアノ協奏曲第1番ニ長調
K.37
・ピアノ協奏曲第4番ト長調
K.41
ハイドルン・ホルトマン(P) スイス・イタリア放送交響楽団
マーク・アンドレエ(指)
収録:1989 年4月 マントヴァ、ビビエーナ学術劇場
・ピアノ協奏曲第23番イ長調
K.488
ゾルタン・コチシュ(P) ヴィルトゥージ・ディ・プラハ
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
収録:1990 年8月 プラハ、ワルトシュタイン宮殿
・ピアノ協奏曲第24番ハ短調
K.491
アンドレ・プレヴィン(P、指、カデンツァ) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1990 年11月 ウィーン、シェーンブルン宮殿
DVD3: 80mm
・ピアノ協奏曲第6番変ロ長調
K.238
クリスティアン・ツァハリアス(P)
シュトゥットガルト放送交響楽団
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)
収録:1989 年5月 シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場
・ピアノ協奏曲第19 番ヘ長調
K.459
ラドゥ・ルプー(P) ドイツ・カンマーフィルハーモニー
収録:1990 年7月 ミュンヘン、ゾフィエンザール
・ピアノ協奏曲第20番ニ短調
K.466
イヴァン・クラーンスキー(P) ヴィルトゥージ・ディ・プラハ
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
収録:1990 年8月 プラハ、ワルトシュタイン宮殿
DVD4: 120mm
・ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175
マルコム・フレージャー(P)
スイス・イタリアーナ管弦楽団 マルク・アンドレーエ(指)
収録:1989 年4月ビビエーナ学術劇場
・ピアノ協奏曲第8 番ハ長調K.246
クリスティアン・ツァハリアス(P) シュトゥットガルト放送交響楽団
ジャンルイジ・ジェルメッティ(指)
収録:1989 年5月シュヴェツィンゲン宮殿ロココ劇場
・ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453
デジュー・ラーンキ(P)
イギリス室内管弦楽団 ジェフリー・テイト(指)
収録:1990 年11月シェーンブルン宮殿大ギャラリー
・ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
アレクサンダー・マッジャー(P) ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレ・プレヴィン(P)
収録:1990 年11月シェーンブルン宮殿大ギャラリー |
豪華ピアニスト達によるモーツァルト協奏曲14
曲をお買い得4 DVDセットで発売!
画面:NTSC 4:3、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:0
豪華演奏者によるモーツァルトのピアノ協奏曲を14
曲集めたDVDボックスが発売となります。既に単独発売されている内容ですが、内田光子、ゾルタン・コチシュ、アンドレ・プレヴィンなど、その演奏者の顔ぶれは大変豪華。モーツァルトは35
年の短い人生の3 分の1 をウィーン、パリ、ロンドン、イタリアの各地への旅に費やしています。このDVDは、その時代のゆかりの場所で演奏され収録されています。傑作揃いの協奏曲をさまざまな演奏家で楽しむことのできるセットとなっています。 |
ICA CLASSICS(DVD−VIDEO)
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ICAD-5099
(DVD)
\2600→\2390 |
オーギュスト・ブルノンヴィルによるコレオグラフィー
①ヴィンショルド(1815-1870)ラ・シルフィード
全曲/
②ゼンツァーノの花祭りより「パ・ド・ドゥ」/
《ボーナス映像》
レヴェンスキョルド:ラ・シルフィードより「第2幕のパ・ド・ドゥ」
※初映像化 |
①
<ダンサー>
フレミング・フリント/
ルチェッテ・アルドゥス/
シェルリー・ディクソン/
ジョン・チェスワーズ/
ジリアン・マーレウ/
ヴァレリー・マーシュ/
ジェニファー・ケリー/
ランバート・バレエ団/
ロンドン交響楽団/
デヴィッド・エレンベルク(指揮)/
②
<ダンサー>
ルドルフ・ヌレエフ/
マリー・パーク/
ロイヤル・オペラ・ハウス・オーケストラ/
アシュリー・ローレンス(指揮)/
《ボーナス映像》
<ダンサー>
フレミング・フリント/
エルザ=マリアンヌ・フォン・ローゼン/
プロ・アルテ管弦楽団/
カーメン・ドラゴン(指揮) |
収録 ①1961年1月31日.2月2日 ロンドン BBCスタジオ/②1974年12月15日
ロンドン サドラーズ・ウェールズ劇場/《ボーナス映像》1960年7月10日
ロンドン BBCスタジオ/Enhanced
Mono/収録時間:80分/音声:Enhanced
Mono/字幕:なし/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/モノクロ
伝説の振付師、オーギュスト・ブルノンヴィルをご存知ですか?彼はフランス人のダンサー、振付師アントワーヌ・ブルノンヴィルを父とし、コペンハーゲンに生まれ、デンマーク王立バレエ学校で学びます。まずパリ・オペラ座のダンサーとして活躍し、1830年にはデンマークに戻り、その後はデンマーク王立バレエ団の振付師として50作を超えるバレエ作品を作り上げています。
ここに収録された「ラ・シルフィード」は振付師ブルノンヴィルの代表作と言えるものです。パリ・オペラ座で初演された際は、他の人(フィリッポ・タリオーニ)の振付で踊られ、音楽も全く違うものでしたが、この上演を見たブルノンヴィルが感動し、デンマークで上演を希望しましたが、それは不可能に終わってしまったため、新たにノルウェー生まれの作曲家ヘルマン・レーヴェンショルドに作曲を依頼、振付も全く新しくした上で上演。結果的にはこのブルノンヴィル版の方が知れ渡っているというものです。すじはロマンティック・バレエの極致であり、妖精の美しさと、決して結ばれることのない悲恋を描いたもので、まばゆいばかりのパフォーマンスが繰り広げられる舞台は、観る者を限りなく魅了します。ボーナス映像では、名ダンサー、ヌレエフがジェームズを踊っている場面をご覧いただけます。 |
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ICAD-5100
(DVD)
\2600→\2390 |
ゲオルク・ショルティ&シカゴ交響楽団
1.モーツァルト(1756-1791):交響曲
第39番
変ホ長調 K543/
2.チャイコフスキー(1840-1893):交響曲
第4番
ヘ短調 Op.36/
《アンコール》
3.ドビュッシー(1862-1918):3つの夜想曲より祭り |
シカゴ交響楽団/
ゲオルク・ショルティ(指揮) |
収録 1985年2月2日 ロンドン,ロイヤル・フェスティヴァル・ホール/収録時間:83分/音声:Enhanced
Mono/字幕:なし/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/カラー
稀代の名指揮者ゲオルク・ショルティ(1912-1997)と、シカゴ交響楽団の最後のヨーロッパ・ツアーにおけるロンドンでの演奏会の模様を収録した貴重な映像が登場しました。
ショルティは1969年にシカゴ交響楽団の音楽監督に就任、当時、若干停滞気味だったこのオーケストラの実力を極限まで引き上げ、同年には初の海外公演を成功させるなど、目覚ましい活躍振りを見せました。その後、1991年に音楽監督を辞するも、死の直前まで桂冠指揮者として、このオーケストラと密接な関係を築き、コンサートにおいても、また録音においても、素晴らしい記録をいくつも作り上げていることはご存知の通りです。
ここで演奏されているモーツァルトとチャイコフスキーは、溢れる情熱に支えられながらも、隅々まで精密に組み立てられていて、オーケストラも客席からも心地よい緊張感が感じられるものとなっています。アンコールでのドビュッシーがまた美しく、指揮者とオーケストラの親密な空気を感じられる絶好の映像であることは間違いありません。 |
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ICAD-5101
(DVD)
\2600→\2390 |
ウラディーミル・アシュケナージ
1.シューベルト(1797-1828):即興曲
第1番
変ホ短調 D946-1/
2.シューベルト:
即興曲 第2番 変ホ長調 D946-2/
3.幻想曲 ハ長調「さすらい人幻想曲」/
4.シューマン(1810-1856):アラベスク
ハ長調
Op.18/
5.シューマン:ピアノ・ソナタ
嬰ヘ短調 Op.11
※初映像化 |
ウラディーミル・アシュケナージ |
収録 1987年6月22日/グラスゴー スタジオA/収録時間:82分/音声:Enhanced
Mono/字幕:なし/画面:4:3/REGION
All(Code:0)/カラー
今では指揮者としても幅広い活動をするウラディーミル・アシュケナージ(1937-)。この映像は、グラスゴーの親密な雰囲気のスタジオで撮影された、アシュケナージによる極上のシューベルトとシューマンです。当時のソヴィエト連邦に生まれ、6歳でピアノを始め、その2年後にはモスクワでデビュー演奏改を開くほどの神童であり、1955年にはショパン国際ピアノ・コンクールに出場し、第2位を獲得(第1位はアダム・ハラシェヴィチ)。その後も勉強を続け、1960年にモスクワ音楽院を卒業しましたが、1963年にロンドンに移住したことがもとで、ソ連からは「その存在を抹消される」などの酷い扱いも受けています。
しかし、すでに世界的な活躍を初めていた彼は、1970年代からは指揮活動も始めるなど、着々と人気を博し、1989年にはロシアに帰郷も果たし、名実ともに「世界のアシュケナージ」となったことはご存知の通りです。この映像では、シューマンのソナタやシューベルトの比較的珍しい作品なども演奏されていますが、どの曲にも彼の溢れるような抒情性が投影された名演となっています。 |
IDEALEAUDIENCE(映像)
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30 79864
(Blu-ray)
\4700 →\4290
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ヨーロッパで活躍する若手音楽家による新プロジェクト〜スピラ・ミラビリス
ドキュメンタリー:La Spira
シューマン:交響曲第1番「春」 |
スピラ・ミラビリス |
30 79868
(2DVD)
\4700 →\4290
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新プロジェクト「スピラ・ミラビリス」若い力を結集して生み出す鮮烈な音楽
監督:ジェラール・キャレイ&ピエール
=マルタン・ジャバン
収録:2010 年12 月7 日ルチアーノ・パヴァロッティ劇場、モデナ
(Blu-ray) 画面:1080i Full
HD,16:9、音声:PCM
ステレオ、リージョン:All
字幕:英、仏、独、伊、ドキュメンタリー:88mm、コンサート:43mm
(DVD) 画面:NTSC 16:9、音声:PCS
ステレオ、リージョン:0、字幕:英、仏、独、伊、ドキュメンタリー:88mm、コンサート:43mm
スピラ・ミラビリスは、ヨーロッパで活躍する若手音楽家による新プロジェクトです。彼らは急進的なアプローチでクラシック音楽の新たな境地を開拓。
20 代、30 代の若いメンバーが中心となって、交響曲のレパートリーを指揮者の指導なしに共同で勉強、練習しています。メンバーの中にはヴァイオリンの大岡
仁、ホルンの高橋将純ら日本人も加わっています。このDVD
とブルーレイは、そんなスピラ・ミラビリスの音楽活動を追ったドキュメンタリーと2010
年にモデナで行われたコンサート映像が収められています。
ドキュメンタリー「La Spira」は、メンバー全員が音楽に真摯に向き合い、時には衝突し、良い音楽を作り上げていく様が映し出されています。そのようにして生み出されたシューマンの交響曲第1
番は、鮮烈で新鮮。それぞれの音楽性が溢れるように沸き出し、個性的な光彩を放つ力演です。
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KULTUR(映像)
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KULTUR BD4813
(Blu-ray)
\4000 |
チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギン |
Kristine Opolais
Lena Belkina
Artur Ruciski
Dmitri Korchak
Conducted by: Omer Meir Wellber
Orchestra and chorus of the Comunitat
Valenciana |
Region: A/1 Running Time: 150 minutes Color:
Color |
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KULTUR BD4602
(Blu-ray)
\3000 |
プッチーニ:トスカ |
Placido Domingo
Catherine Malfitano
Ruggero Raimondi
Conducted by: Zubin Mehta
Symphony Orchestra and Chorus
Rome RAI |
KULTUR D4602
(DVD)
\3000 |
Blu-ray:Region: A, B, C Running Time: 115
minutes Color: Color
DVD:Region: All Running
Time: 115 minutes Color:
Color |
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KULTUR BD2099
(Blu-ray)
\3000 |
ヘンデル:「テオドーラ」 |
ドーン・アップショウ
David Daniels
Frode Olsen
Richard Croft
Lorraine Hunt
ウィリアム・クリスティ指揮
グラインドボーン祝祭歌劇場 |
Region: A, B, C Running Time: 207 minutes Color:
Color |
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KULTUR BD2039
(Blu-ray)
\3000 |
モーツァルト:「フィガロの結婚」 |
ルネ・フレミング
Gerald Finley
Alison Hagley
Andreas Schmidt
ハイティンク指揮
ロンドン・フィル |
Region: A, B, C Running Time: 190 minutes Color:
Color |
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KULTUR D4790
(DVD)
\2600 |
ディートリッヒ・フィシャー=ディースカウ/
シューベルト&シューマン・リサイタル |
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ |
Region: ALL Running Time: 158 minutes Color:
Color |
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BD4779
\4000 |
ベルク:ルル |
Patricia Petibon
Michael Volle
マルク・アルブレヒト指揮 |
Region: A/1 Running Time: 182 minutes Color:
Color |
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BD4801
\4000 |
ドヴォルザーク:ルサルカ |
Kristine Opolais
Klaus Florian Vogt
トマス・ハヌス指揮
Bayerische Staatsoper |
KULTUR D4801
(2DVD)
\3000 |
Region: A, B, C Running Time: 189 minutes Color:
Color |