≪第127号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その13 2025/6/3~
6/3(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PARATY
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PTY 2024150
(2CD)
\3900 →\3590
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コワンも参加、ル・スタジョーニ
J.S.バッハ:
ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ集
BWV 1014-1019
[CD1]
第1番 ロ短調 BWV 1014
1. Adagio/2. Allegro/3. Andante/4.
Allegro
第2番 イ長調 BWV 1015
5. Dolce/6. Allegro assai/
7. Andante un poco/8. Presto
第3番 ホ長調 BWV 1016
9. Adagio/10. Allegro/
11. Adagio ma non tanto/12. Allegro
第4番 ハ短調 BWV 1017
13. Largo/14. Allegro/15. Adagio/16.
Allegro
[CD2]
第5番 ヘ短調 BWV 1018
1. (Largo)/2. Allegro/3. Adagio/4.
Vivace
第6番 ト長調 BWV 1019
5. Allegro/6. Largo/7. Allegro,
Cembalo solo/
8. Adagio/9. Allegro
第6番 ト長調 BWV 1019 (初期稿)
10. Vivace/11. Largo/12. Cembalo
solo/
13. Cantabile ma un poco adagio/
14. Adagio/15. Violino solo/16.
Presto |
ル・スタジョーニ
リヴ・ヘイム(ヴァイオリン)
パオロ・ザンズ(チェンバロ)
クリストフ・コワン(バス・ヴィオール) |
バッハのヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ集。きわめて格調高いアンサンブル、コワンも参加しての豊かなバス・パートもまた魅力
録音:2021、22年
J.S.バッハの「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集」は、1718年から1722年にかけて作曲されました。
教会ソナタの伝統に根ざしながら、鍵盤楽器が、伴奏という役割を超えて、協奏的で対位法的な書法により、ヴァイオリンとの真に対等な対話者として存在しており、このジャンルの限界を押し広げるバッハのヴィルトゥオーゾ性と独創性を示しています。
バッハはこれらの作品を通して、バロック・トリオを再定義し、18世紀の室内楽に決定的な進化をもたらしたといえます。
この録音では、チェンバロおよびフォルテピアノ奏者のパオロ・ザンズ、そしてヴァイオリンのリヴ・ヘイムに、第1、2、6番の3作品では世界的名手、バロック・チェロの帝王とも称されるクリストフ・コワンが低音旋律をさらに豊かなものにふくらませる形で演奏。
これは、1725年のヨハン・ハインリヒ・バッハによる写譜に「ヴィオラ・ダ・ガンバが鍵盤パートの左手パートを重ねて演奏してもよい」という記述に沿って、1,2,6番についてこの編成で演奏するのがふさわしいと考えてのことです。
ソナタに生き生きとした表現力と深みを吹き込みます。
バッハに対する新鮮で歴史に精通したアプローチで、学術的な正確さと現代的なセンスを兼ね備えています。バッハの天才の豊かさと繊細さを解き明かす輝かしい名演です。
ヴァイオリンのリヴ・ヘイムはベルリン出身。ジュリアード音楽院に学び、バロックおよびモダンのヴァイオリンとヴィオラ奏者として、レザール・フロリサンなどヨーロッパの古楽アンサウブルなどで活躍しています。
チェンバロのパオロ・ザンズはルセ、パトリック・コーエンらに学び、ウィリアム・クリスティやガーディナーのアシスタント指揮者も務め、指揮者としても活躍しています。
2017年に編成を自在に変えるアンサンブル「ル・スタジョーニ」を結成。クリストフ・コワンはナヴァラに師事、さらにアーノンクールやサヴァールのもとでも楽器の研鑽を積み、彼らのアンサンブルを長きに渡って支えたほか、モザイク弦楽四重奏団、さらにはバーゼルのスコラ・カントルムとパリ国立音楽院でも教鞭をとった、古楽という枠を超えたところにいるチェロ奏者です。

(c) Caleb Krivoshey, 2021 (c)
Kerstin Schwarz Damm, 2021
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RESURGENCE(再湧出) |
マルセル・カラ(ハープ) |
1. ジャン・クラ (1879-1932):ハープのための2つの即興曲(1925)
2. ドビュッシー (1862-1918) / I.モレッティ編:グラナダの夕べ(「版画」第2曲)
3. ドビュッシー/ I.モレッティ編:ラモーを讃えて(映像第1巻)
4. ドビュッシー/カラ編:レントより遅く(前奏曲
第1集より)
5. アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):ハープのための前奏曲(1965)
6. フォーレ(1845-1924):天守夫人(塔の奥方)
7. マントヴァーニ(b.1974):Tocar (2007)
8-10. マルセル・トゥルニエ(1879-1951):ソナチネ
Op. 30 (1924)
〔Allegrement - Calme et expressif -
Fievreusement〕
11. 吉松隆 (b.1953):プロローグ《 ライラ小景》op.
99 (2006)より |
フランスの注目ハープ奏者マルセル・カラ
録音:2024年5月
フランスのハープの名手による1枚。
ドビュッシーの作品と、同時代の作曲家の作品をひとつの録音に、という考えから編まれたプログラムです。
また、ポリーニやコチシュ、バヴゼといった音楽家たちの録音からもインスピレーションを受け、カラ自身も「レントより遅く」を編曲したものも収録しておりますが、厳格さと自由さを併せ持つワルツを、オーケストラ的な響きで演奏しています。
マルセル・カラは6歳でハープを始め、パリ国立高等音楽院に学び、これまでにドミニク・ドゥモジョ、ジェルメーヌ・ロレンツィーニ、イザベル・モレッティらに師事しました。ミュンヘン国際コンクール等で入賞を重ねています。
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PTY 2025005
(2CD)
\4100
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J.S.バッハ:18のコラールとカノン風変奏曲 |
マルタン・ジェステル(オルガン) |
[CD1]
来ませ、聖霊、主なる神 Fantasia super
Komm, Heiliger Geist, BWV 651
来ませ、聖霊、主なる神 Komm, Heiliger
Geist, BWV 652
バビロンの流れのほとりに An Wasserflussen
Babylon, BWV 653
装いせよ、おお、魂よ Schmucke dich, o
liebe Seele, BWV 654
主イエス・キリストよ、われらを顧みて
Trio super Herr Jesu Christ dich zu
uns wend, BWV 655
おお、神の子羊、罪なくして O Lamm Gottes,
unschuldig, BWV 656
いざやもろびと 神に感謝せよNun danket
alle Gott, BWV 657
われは神より離れまじ Von Gott will ich
nicht lassen, BWV 658
いざ来ませ、異邦人の救い主 Nun komm,
der Heiden Heiland, BWV 659
いざ来ませ、異邦人の救い主 Trio super
Nun komm der Heiden Heiland, BWV 660
いざ来ませ、異邦人の救い主 Nun komm,
der Heiden Heiland, BWV 661
[CD2]
いと高きところには神にのみ栄光あれ Allein
Gott in der Hoh sei Ehr, BWV 662
いと高きところには神にのみ栄光あれ Allein
Gott in der Hoh sei Ehr, BWV 663
いと高きところには神にのみ栄光あれ Trio
super Allein Gott in der Hoh sei Eh,r BWV
664
われらの救い主なるイエス・キリストは
Jesus Christus, unser Heiland, BWV 665
われらの救い主なるイエス・キリストは
Jesus Christus, unser Heiland, BWV 666
来ませ、造り主なる聖霊の神よ Komm, Gott,
Schopfer, Heiliger Geist, BWV 667
汝の御前に われはいま進み出で
Vor deinen Thron tret' ich, Wenn wir
in hochsten Nothen sein, BWV 668
カノン風変奏曲《高き御空よりわれは来たり》
Kanonische Veränderungen uber das Lied |
マルタン・ジェステルはフランスのオルガン、チェンバロ、フォルテピアノ奏者。
1990年、ストラスブールにてアンサンブル「ル・パルルマン・ド・ミュジーク」を設立。モンテヴェルディ、スカルラッティ、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ウェーバー、そしてパイジエッロからドニゼッティまでのベルカントオペラに至るまで、幅広いジャンルに精通し、指揮者としても活躍しています。
指導者としても、歴史への情熱と口承伝統への配慮、そしてダンスと演劇や文学への愛着も持つ、幅広い視野で活動を行っております。
ここでは一つ一つのパッセージやコラールの意味、すべてが非常に明確に演奏されております。
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Concert pour Debussy
1-3. ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
コンセール形式によるクラヴサン曲第5番
4-9. ドビュッシー(1862-1918)/ブノワ・シツィア編:
6つの古代墓碑銘
10. ドビュッシー:シランクス
11-16. ブノワ・シツィア(b.1990):
...A un grand oiseau impatient de la
lumiEre...
(光を熱望する大きな鳥に)
17. ドビュッシー/シツィア編:雪の上の足跡
18. デュカス(1865-1935)/シツィア編:牧神のはるかな嘆き
19. ファリャ(1876-1946):
クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌 |
トリオ・アンタラ
エマニュエル・オフェル(フルート)
オディール・オーボワン(ヴィオラ)
ギスレーヌ・プティ=ヴォルタ(ハープ)
ブノワ・シツィア(作曲・編曲) |
フルート、ヴィオラ、ハープのアンサンブルによるドビュッシーへのオマージュ
ドビュッシーは最晩年に6つのソナタを書き(6曲を書き終えぬうちにドビュッシーはなくなってしまいます)、そのうちの一つにフルート、ヴィオラとハープのためのソナタがありました。
この編成はのちの作曲家たちにも大きな影響を与えましたし、このソナタの存在自体も非常に大きなものがあります。
ここでは、フルート、ヴィオラ、ハープという編成によるアンサンブル、トリオ・アンタラ(2005年結成)が、ドビュッシーの作品や、バロックの作品などをプログラムし、ドビュッシーへの新しいオマージュを作り上げています。
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アレクサンドル・ド・ヴィルヌーヴ(1677-1756):
ルソン・ド・テネブル、ミゼレーレ
1-15. 第三日のためのルソン・ド・テネブル
16-27. ミゼレーレ |
アンサンブル・ヴェダド
ロナルド・マルタン・アロンソ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ、音楽監督)
ダグマール・シャシュコヴァー(メゾ・ソプラノ)
ダミアン・プヴルー(テオルボ)
ローラン・スチュワート(オルガン) |
フランスで17 世紀末から18 世紀半ばに活躍したアレクサンドル・ド・ヴィルヌーヴの作品集
録音:2023年12月
フランスで17世紀末から18世紀半ばに活躍したアレクサンドル・ド・ヴィルヌーヴの作品集。ヴィルヌーヴについては多くはわかっていませんが、比較的高貴な家に生まれ、幼いころからアルルの教会で聖歌隊に所属、アンドレ・カンプラの後任として教会の楽長になり、パリにうつってからラモーらにも出会ったとされています。
曲集「教会音楽集」は、6つのモテット、9つのルソン・ド・テネブル、ミゼレーラが収められており、フランスのシェル修道院のマリー=ルイーズ・アデライード・ドルレアンに捧げられています。
この献呈は、シェル修道院の楽長の地位を狙ってのことだったかどうかは定かでありませんが、ソプラノと通奏低音のためのルソン・ド・テネブルなどは、マリー=ルイーズの修道院での音楽生活を彩ったことでしょう。
F.クープランのルソン・ド・テネブルの出版より5年後に出版されており、スタイルにはクープランを意識した面もうかがわれます。レチタティーヴォは緩急交互に配され、また、不協和音や七の和音、九の和音も多用されており、テキストの内容をより劇的に描きます。
アンサンブル・ヴェダドは2014年にガンバ奏者のロナルド・マルタン・アロンソによって設立され、バロックからコンテンポラリーまでを演奏する気鋭のアンサンブル。
取り上げる作曲家もキューバの聖堂で楽長を務めたエステバン・サラスの作品から、マラン・マレなど多岐にわたります。
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モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
・第4番 ホ長調 KV 542
・第5番 ハ長調 KV 548
・第6番 ト長調 KV 564 |
トリオ・バガテル
ヴァンサン・レッシー(ピアノ)
ヴァランタン・セイニェ=バッケ(ヴァイオリン)
オーロール・アリックス(チェロ) |
トリオ・バガテルCD デビュー、モーツァルトの傑作ピアノ三重奏曲3
作を収録
トリオ・バガテルが、CDデビュー。
1788年にウィーンで作曲されたモーツァルト充実期の3つの傑作ピアノ三重奏曲を収録。
K 542は親密で情熱的、コジ・ファン・トゥッテのような面があり、K
548のハ長調は高貴でフィガロの結婚のよう、そしてK
564では洗練された簡潔さと、民俗的なアクセントも聴かれます。
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LA DATCHA de Chosta ショスタコーヴィチのダーチャ
1. アルヴォ・ペルト:フラトレス
2. アンヌ・マルタン:
Cette colline ~フョードル・ドルジニンへのオマージュ
3-5. ジャン=ポール・デュスィ:
DSCH ~ショスタコーヴィチの思い出に
6-8. ショスタコーヴィチ:ヴィオラとピアノのためのソナタ
op.147
9. ショスタコーヴィチ:即興曲~ヴィオラとピアノのための
op.33 |
マキシム・デセール(ヴィオラ)
マリアヌ・マルシャル(ピアノ) |
ショスタコーヴィチが最後の作品を書いたダーチャ
ドミトリー・ショスタコーヴィチは、街の喧騒から離れたジューコフカの静かな隠れ家ダーチャ(セカンドハウス)で、1975年に最後の作品『ヴィオラとピアノのためのソナタ』作品147を作曲します。
この場所は彼の避難所であり、そこで彼の思考は形を成し、一音一音が告白となりました。
しかし、この作品は単なる音楽的遺言ではなく、深い友情のしるしでもあります。
彼は、第10番以降のカルテットを初演したベートーヴェン・カルテットのメンバーで、親友であり忠実な解釈者であったヴィオラ奏者のフョードル・ドルジニンにこの作品を捧げました。
彼らの絆は、単なるコラボレーションを超えた絶対的な信頼関係でした。
このアルバムは、ショスタコーヴィチのダーチャを呼び起こそうとするものです。
最近再発見された《即興曲》は、この作曲家の別の側面を明らかにし、アルヴォ・ペルトの《フラトレス》は永遠の瞑想として響く。
ジャン=ポール・デッシの『DSCH』は、巨匠の消えない足跡に鮮やかなオマージュを捧げ、アンヌ・マルタンの『Cette
colline』は、フョードル・ドルジニンの記憶と遺産に敬意を表しています。
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ヴェロニク・ボンヌカズ(ピアノ)
ラフマニノフ&シューベルト:楽興の時
1-6. ラフマニノフ:楽興の時 op.16
7-12. シューベルト:楽興の時 op.94 D 780 |
ヴェロニク・ボンヌカズ(ピアノ) |
フランスの名手ボンヌカズがコントラスト豊かに描くラフマニノフとシューベルトの楽興の時
シューベルトとラフマニノフの「楽興の時」を集めた1枚。
シューベルトの即興曲は、シューベルトが亡くなる前年の1827年に作曲されました。
簡潔ながら、エレガンスに満ち、シューベルトの魅力が凝縮されています。抒情的なメロディーと暗い雰囲気が交互に現れ、はかない時間へのオマージュとなっています。
一方、1896年作曲のラフマニノフの「楽興の時」は、劇的な激しさと目もくらむような名人芸で、それぞれの瞬間をエネルギーと抒情に満ちたオーケストラの縮図的フレスコ画のような楽曲となっています。
ヴェロニク・ボンヌカズはフランスのヴェテラン・ピアニスト。パリ国立高等音楽院にてヴェンツィスラフ・ヤンコフやジェルメーヌ・ムニエに師事、ジュリアード音楽院にてオクサナ・ヤブロンスカヤにも師事しております。
演奏活動の傍ら、コルトー音楽院などで教鞭をとり、また、アルカフォン国際ピアノコンクールを設立、また、プーランク国際ピアノコンクールの副総裁も務めるなど、様々な活躍をしています。
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HUNNIA
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幼少期の思い出の地 ~ バルトーク:ピアノ作品集
バルトーク:
子供のために第1巻 Sz.42, BB.53
ミクロコスモス第6巻 Sz.107, BB.105 |
ジュリー・アダム(ピアノ) |
ハンガリーのピアニスト、ジュリー・アダム!母国の作曲家、バルトークのピアノ作品を弾く!
ハンガリー出身、オーストラリア育ちのピアニスト、ジュリー・アダムは、シドニー音楽院、英国王立音楽カレッジで研鑽を積み、多数の音楽祭、ソロおよび室内楽コンサートに出演。
ウィグモア・ホールやサウスバンクなど、ロンドンの主要なホールでも演奏し、1980年代にはBBCのために数多くのソロ録音を残しています。
1980年代後半にオーストラリアへ帰国後は、ABC(オーストラリア放送協会)への録音、演奏活動、教育、審査員、伴奏や若手音楽家の指導など、多岐にわたる音楽活動を展開しています。
近年は、自身の原点であるバルトークの作品に再び焦点を当て、子供時代の音楽的記憶と結びつけた演奏活動を行っています。
本アルバムでは、母国ハンガリーを代表する作曲家、バルトークの「子供のために」、「ミクロコスモス」をカップリングし、素朴で親しみやすい民謡風の小品から、技術的かつ音楽的に高度な作品までを網羅しています。
彼女のルーツであるハンガリーの地で演奏・収録が行われ、DSD256という高音質フォーマットにより、スタインウェイのコンサートグランドピアノの繊細な響きが鮮明に捉えられています。
※録音:2024年5月21日-23日、プロヴァイブ・スタジオ(ハンガリー)
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チャバ・サボー:弦楽と管楽器のための室内楽作品集
チャバ・サボー(1936-2003):
1-3. 管楽器のためのセレナード/4-5. ホルンのためのソナチネ/
6. バスーンとピアノのための演奏会用小品/
7-9. ラヨシュ・アープリリの詩による3つの春の歌/
10. Opus Parvuum Musicale/11-13. ユース弦楽四重奏曲 |
様々なアーティスト |
現代ハンガリーを代表する作曲家の1人、チャバ・サボーは、器楽作品、特に弦楽器と木管楽器のための作品を多く残しており、作風は、ハンガリーの民俗音楽やバルトーク、クルタークの影響を受けつつも、独自のスタイルを確立しています。
本アルバムでは、サボーの若書きの作品から晩年に至るまでの室内楽作品が収められており、豊かな木管五重奏、技巧的なホルンやバスーンのソロ曲、詩情豊かな子どものための歌曲、さらには重厚な弦楽四重奏まで、多彩な楽器編成による作品を楽しむことができます。
※録音:2023年12月13日-15日(ブダペスト、ハンガリー)
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バルトークの《子供のために》を1943年の改訂版に基づき演奏
バルトーク:子供のために第1巻 |
ダーヴィド・バール
(ピアノ/スタインウェイD) |
1982年ブダペスト生まれのピアニスト、ダーヴィド・バールは、リスト・フェレンツ音楽大学の博士課程を修了し、同大学で教鞭をとりつつピアニストとして活動。
2010年の仙台国際音楽コンクールでの聴衆賞受賞をはじめ多くのコンクールで入賞しています。
これまで日本を含むおよそ30ヶ国で演奏経験を重ねており、ハンガリー国内においてもブダペスト祝祭管弦楽団やハンガリー国立フィルといった主要なオーケストラと定期的に共演しています。
本アルバムでは、バルトーク作品の演奏において高い評価を受けているバールが、長年取り組んできたバルトークの《子供のために》を1943年の改訂版に基づき演奏。
一部の楽曲ではバルトーク自身の演奏を参考にした再現性の高い演奏を実現し、作品の本質に迫ります。
※録音:2024年6月4日、プロヴァイブ・スタジオ(ハンガリー)
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スコルダトゥーラ
ガスパル・サンス:組曲 ニ長調
ヴィラ=ロボス:前奏曲第1番、前奏曲第2番
ジョアン・ペルナンブーコ :Sons de Carrilhoes
ミゲル・リョベート:El Noi de la Mare、El
Testament d`Amelia
ミヒャエル・プレトリウス:4 dances from
Terpsichore
アントニオ・ラウロ:Suite Venezolana, Registro、Danza
Negra
ニール・ゴウ:Lament on the Death of His
Second Wife
デイヴィッド・ラッセル:The Bucks of Oranmore
マールトン・シュトゥンメル:Sonatine la
Exalte |
ゲルゲイ・スルジ(ギター) |
ギタリスト、ゲルゲイ・スルジによるスコルダトゥーラを用いたギター作品集!
スコルダトゥーラとは演奏者が楽器の標準的または伝統的なチューニングを変更するテクニックです。撥弦楽器はチューニングの変更によって弦と響板の張力が変わり、楽器の音色も変化します。
音量を犠牲にすることにはなりますが、その分音に深みと暖かみを加えています。演奏者にとってはより技量を求められますが、新たな表現を得ることが出来ます。
※録音:2024年5月7日-10日
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ヴァイオリンのための二重奏曲集
ヴィオッティ:
3つの協奏的二重奏曲 Op.29、
2本のヴァイオリンのための二重奏曲第4番
ジョゼフ・ブローニュ:
2本のヴァイオリンのためのソナタ第1番
シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ:
グラン・デュオ・コンチェルタンテ第3番
Op.57、
二重奏曲 Op.87-11、二重奏曲 Op.87-12 |
イ・ムジチ・ジェメッリ |
2000年9月1日生まれのフランチェスコ・ピオ・ベルトッツィとジュゼッペ・ピオ・ベルトッツィによる双子デュオ。
ウンベルト・ジョルダーノ音楽院でヴァイオリンを首席で卒業し、その後、パルマ音楽院でレナ・ヨコヤマの指導の下、室内楽の修士課程を修了しました。
エウテルペ国際音楽コンクール、イギリス国際音楽コンクール、ベートーヴェン国際音楽コンクール、メッシーナ国立室内楽コンクールなどの国内外で受賞しています。
※録音:2024年10月18日
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チャバ・サボー ~ ブダペスト・フランス学院での追悼コンサート
チャバ・サボー:
Walking into my little garden/
The shepherd in search of his sheeps
in the shed/
Sweet "Gergelem"/Opus Parvuum
Musicale/
Three Spring Songs to Poems by Lajos
Aprily/
Youth String Quartet/Advent hymns, In
Christianity/
Advent hymns, Sent by the Lord God/
Genevan Psalters, Psalm 42/Genevan Psalters,
Psalm 51/
Genevan Psalters, Psalm 92/Genevan Psalters,
Psalm 117/
Gyorgy Dozsa's heartening words/
Black boots - My lover into this dance/
Serious Hungarian/Old Hungarian |
様々なアーティスト |
2023年12月12日にブダペストのフランス学院で開催されたチャバ・サボー(1936-2003)追悼コンサートの録音集。
作曲家チャバ・サボーは、作曲作品のみならず、音楽史・理論、そして民俗音楽の収集・研究の分野においても、多面的な作品を残しました。
このアルバムでは彼の足跡を様々な角度から辿ることが出来ます。
※録音(ライヴ):2023年12月12日
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CPO
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555761
(8CD)
\13000 →\12290
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ワインガルトナー:交響曲全集
フェリックス・ワインガルトナー(1863-1942):
【CD1】
1. 交響詩「リア王」 Op.20/2-5. 交響曲第1番
ト長調 Op. 23
【CD2】
1. 組曲「嵐」 Op. 65 - 序曲/2-4.
組曲「嵐」 Op. 65/
5-8. セレナード ヘ長調 Op. 7/9-12.
交響曲第4番 ヘ長調
【CD3】
1. 交響詩「Das Gefilde der Seligen
ゼーリゲンの丘」 Op. 21
2-5. 交響曲第2番 変ホ長調 Op. 29
【CD4】
1. 愉快な序曲 Op. 53/2-5. 交響曲第3番
ホ短調 Op. 49
【CD5】
1. 交響詩「深刻な時より」 Op. 56
2-5. 交響曲第5番 ハ短調 Op. 71
【CD6】
1. 交響詩「春」 Op. 80
2-5. 交響曲第6番 ロ短調「悲劇的」 Op.
74
【CD7】
1-4. 交響曲第7番 ハ長調 Op. 87
【CD8】
1-3. ヴァイオリン協奏曲 Op. 52
4-7. フランツ・シューベルト(1797-1828):
交響曲第7番 ホ長調 D. 729
(F.ワインガルトナーによる1821年の
スケッチからの補筆完成) |
バーゼル交響楽団...CD1-7
マルコ・レトーニャ(指揮)...CD1-7
アルブレヒト・ブロイニンガー
(ヴァイオリン)...CD8:1-3
南西ドイツ放送
カイザースラウテルン管弦楽団...
CD8
アラン・フランシス(指揮)...CD8 |
録音:2005-2012年
総収録時間:511分
往年の名指揮者フェリックス・ワインガルトナーは、フランツ・リストに師事した作曲家でもあり、7曲の交響曲や管弦楽曲、いくつかのオペラや室内楽作品を残しています。
彼の作品は師であったライネッケや、指揮者として度々取り上げたブラームスの影響を強く受けており、当時としては比較的明快な和声と堅固な構成を特徴としています。
cpoレーベルからは、スロヴェニア出身でオトマール・スイトナーに師事した指揮者マルコ・レトーニャとバーゼル交響楽団による交響曲全集および管弦楽作品集がリリースされており、2014年には7枚のアルバムを収めた全集ボックスが発売されました。
今回のBOXセットでは、これらにワインガルトナーが1934年にシューベルトの未完のホ長調交響曲を補筆・完成させた作品と自作のヴァイオリン協奏曲をアラン・フランシスの指揮で収録した1枚(999424)を追加したもの。
シューベルトへの深い愛情と作曲家としての力量が反映されたこの完成版は、ワインガルトナーの音楽世界を探求するうえで重要な位置を占めるものです。
※2014年発売の7枚組はSACDハイブリッド・ディスクでしたが、今回は通常CDでのリリースとなります
若いころ
パウル・フェリックス・ワインガルトナー・エードラー・フォン・ミュンツベルク(1863年6月2日生まれ、1942年5月7日没)は、オーストリア出身の名指揮者・作曲家です。
彼の家系は、1820年にフランツ1世から「エードラー・フォン・ミュンツベルク(鋳貨山の貴人)」の貴族称号を授かった由緒ある家柄でした。
幼い頃、父親を亡くしたワインガルトナーは、家族とともにグラーツへ移り住みます。グラーツで音楽の道に進み始め、音楽評論家エドゥアルト・ハンスリックと親交を深めました。1881年にはハンスリックの推薦でライプツィヒ大学に入学し、最初は哲学を学びましたが、やがて音楽に専念するようになります。グラーツ、ライプツィヒ、ヴァイマルの各音楽院で研鑽を積み、ヴァイマルではフランツ・リストの弟子となりました。1882年にはリストの推薦で、彼の作品を指揮する機会も得ています。その後、より安定した生活を求めて作曲家から指揮者へと転身しました。
1908年には、グスタフ・マーラーの後任としてウィーン宮廷歌劇場(現在のウィーン国立歌劇場)とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任し、名声を高めました。
作曲家としても、ワインガルトナーは7曲の交響曲や管弦楽曲、オペラ、室内楽など多彩な作品を残しています。彼の音楽は、師であるライネッケや、演奏会で作品を積極的に取り上げてくれたブラームスの影響を受けており、明快な和声と堅固な構成が特徴です。近年では、バーゼル交響楽団とマルコ・レトーニャによるcpoレーベルでの録音を通じて、作曲家としてのワインガルトナーも再評価されつつあります。
ワインガルトナーは、指揮者としてだけでなく、作曲家としてもクラシック音楽史に確かな足跡を残した人物です。
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555232
(2CD)
\4200 →\3890
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ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868):小荘厳ミサ曲
【CD1】
1. キリエ/2-7. グローリア/8-10. クレド
【CD2】
1. 宗教的前奏曲/2-3. サンクトゥス/
4. 救いの生贄よ/5. 神の子羊 |
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
ニコレ・ピーパー(アルト)
トビアス・フンガー(テノール)
フェリックス・シュヴァントケ(バス)
トビアス・コッホ(エラール=フリューゲル)
クリスティアン・ゲルハルツ(ハルモニウム)
ライニッシェ・カントライ(合唱)
エッツァルト・ブルヒャルズ(指揮) |
録音:2016年9月22-23日 クネヒトシュテーデン古楽音楽祭(ドイツ)、Klosterbasilika
Knechtsteden
総収録時間:87分
【ドイツ・バロック音楽のスペシャリストたちによる清冽なロッシーニのミサ曲】
ロッシーニは晩年に書いたこのミサ曲について「これは老人の最後の大罪」と自嘲しつつも、「心を込めて書いた」と語っています。
編成はソリストを含む最小で12名の歌手に、ピアノ2台とハルモニウムという室内楽的な規模。
この録音では主に合唱パートをなぞる第2ピアノを割愛し、その一部を第1ピアノに吸収する形で改変しています。
注目は声楽陣。1977年に創設されたライニッシェ・カントライ(ラインの聖歌隊)はヘルマン・マックスの指揮でドイツ初期バロック音楽の録音をCAPRICCIOレーベルなどに多数行ってきたアンサンブルです。
ここでは2024年から芸術監督を務めるブルヒャルズが指揮を執り、ヴィブラートを抑えた透明度が高く清冽なサウンドと精度の高いアンサンブルによって作品の印象を一新しています。
ソリストたちは古楽での活躍が目立つ歌手が揃いますが、時にきわめて雄弁でスケールの大きなオペラ的な表現も取り入れており、清楚なだけに終わらない充実した演奏が展開されています。

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リープマン:室内楽作品集
ヘレーネ・リープマン(1795-1869):
1-3. 大ソナタ 変ロ長調 Op. 11 - チェロとピアノのための
4-6. ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Op.
14
7-9. 大三重奏曲 イ長調 Op. 11 -
ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための |
ゲルノート・ジュスムート(ヴァイオリン)
ラモン・ヤッフェ(チェロ)
モニカ・グートマン(ピアノ) |
録音:2023年8月14-16日 バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
総収録時間:58分
19世紀前半に活躍したドイツの女性音楽家ヘレーネ・リープマンは結婚前の姓リーゼや改名後の姓リーベルトで呼ばれることもあります。
ユダヤ系銀行家の家に生まれ、若くして音楽的才能を認められました。
ロンドンではフェルディナント・リースに師事し、今に伝わる20曲中7曲を当地で作曲しました。
1819年にハンブルクで改名・帰化後、ピアノ演奏と作曲から退き、コンサート歌手としてのみ知られるようになります。
1869年にドレスデンで没しました。
彼女の作品11には、チェロとピアノのための大ソナタと大三重奏曲の2作が含まれています。
ソナタはチェロが流麗なメロディを歌う作品。第3楽章はモーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》からの主題による変奏曲となっています。
三重奏曲は師リースに献呈され、家庭用ではなく演奏会を意識した大規模な作品です。
ヴァイオリン・ソナタはウィーン古典派の様式を踏襲しながらも、ロマン派風の表現も見られ、優雅さと力強さが両立しています。

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フォーグラー:交響曲「ラ・スカラ」、序曲集
ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814):
1. 歌劇《グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ》- 序曲
SCHV 136
2-5. 交響曲 ハ長調「ラ・スカラ」 SCHV
164
6. 歌劇《サモリ》 - 序曲 SCHV 175e
7. 歌劇《カストルとポリュックス》 - 序曲
SCHV 135h
8. 歌劇《十字軍》 - 序曲 SCHV 168
9. 歌劇《スミルナの商人》 -序曲 SCHV
14 |
ミュンヘン放送管弦楽団
ハワード・グリフィス(指揮) |
録音:2022年2月21日 ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ
総収録時間:57分
ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(通称アベ・フォーグラー)は、作曲家や演奏家、教育者、発明家など多方面で才能を発揮し、旅を続けながら活躍した人物です。
彼の弟子ウェーバーがロマン派オペラの初期様式を築いたのに対し、フォーグラーは主に作曲理論で評価されました。
彼の作品はオペラから交響曲まで多岐にわたりますが、ここに収められた3作目の交響曲ハ長調「ラ・スカラ」は、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」を思わせる対位法を駆使した作品です。
この交響曲は1799年に完成し、1800年にコペンハーゲンで初演されました。
マンハイム楽派の影響やバイエルン民謡の旋律を取り入れています。他には様々な歌劇の序曲を収録。熟達の作曲技法による華麗な音楽です。
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テレマン:4声または6声の6つの序曲(1736)
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681 - 1767):
4声または6声の6つの序曲(1736)
1-7. 序曲第1番 ヘ長調 TWV 55:F1
8-14. 序曲第2番 イ長調 TWV 55:A1
15-21. 序曲第3番 変ホ長調 TWV 55:Es1
22-28. 序曲第4番 イ短調 TWV 55:a1
29-35. 序曲第5番 ニ長調 TWV 55:D2
36-42. 序曲第6番 ト短調 TWV 55:g1 |
オルフェオ・バロック管弦楽団
(古楽器使用)
カレン・ファンヘールデン(指揮) |
録音:2021年11月12-15日 オーストリア、ミノリテン・ヴェルス
総収録時間:81分
バロック期で最も多作な作曲家の一人テレマン。中でも管弦楽のための組曲(当時の呼称は「序曲」)は現存するだけでも約120曲あり、散逸したものを含めれば1000曲を超える作品を書いたとされています。
ここに収録された「4声または6声の6つの序曲」は、1734年に出版が予告され、1736年3月に予約者を募集、同年ハンブルクで出版されると好評を博し、経済的に困難な状況にあったテレマンが立ち直るきっかけになったとされています。
楽譜はプロイセン国立図書館に1部のみ伝わっていたものが戦争で焼失したとされていましたが、1999年にモスクワのロシア国立図書館で発見されました。
この曲集の楽譜に刻印されたフランス語によるタイトル、各声部のフランス語表記(Dessus,
Haut contre,Taille, Basse)は、テレマンがフランス語を解するドイツの教養ある民衆を主要なターゲットとしていたこと、そして管弦楽組曲(序曲)という音楽形式が誕生したフランスへの売り込みも意識していたことを示しています。
一方で彼の管弦楽組曲は、フランスの流儀を踏襲しながらもイタリアの協奏曲の要素も取り込み、またテレマンが諸国で収集した舞曲の要素までも加わっており、様々な国の音楽的要素の融合を強く感じることができます。
曲ごとの楽器編成や舞曲の選択も多彩で、テレマンの練りに練られた管弦楽法を愉しむことができます。
結成から約30年あまり、古楽演奏の最前線で活躍してきたオルフェオ・バロック管弦楽団(ミヒ・ガイック主宰)は、テレマンやバッハといったバロック音楽から、マンハイム楽派、モーツァルト、そしてシューベルトの交響曲までをレパートリーとし、cpoレーベルを中心に40を超えるアルバムをリリースしています。
世界各地でもコンサートを開催し、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭など世界的な音楽祭にも出演しています。
この録音では、オーケストラの首席オーボエ奏者カレン・ファンヘールデンが指揮を取り、ファゴットには欧州で活躍する倉林麻貴子が参加しています。
CDジャケット フランソワ・ブーシェ:音楽の寓意(1764年)
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ボストック指揮、プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
弦楽のためのイギリス音楽集 第4集
1-4. ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):デンビー組曲(1928)
5-9. トーマス・ダンヒル(1877-1946):
「ヴェクティス」組曲 Op. 82(1937)
10-13. イモージェン・ホルスト(1907-1984):組曲(1942)
14. アラン・ブッシュ(1900-1995):
ウィリアム・スタンデール・ベネットへのオマージュ(1945-46)
15-20. トーマス・ピットフィールド(1903-1999):
主題と変奏(1951)
21-24. アームストロング・ギブズ(1889-1960):影と輝き(1958) |
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
ダグラス・ボストック(指揮) |
録音:2021年2月4-6日 ドイツ、CongressCentrum
Pforzheim
総収録時間:73分
ダグラス・ボストック指揮、プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団による「弦楽のためのイギリス音楽集」。第4集ではホルストの娘イモージェンを含む6人の作曲家の作品を紹介します。
イモージェンの『組曲』は、グレインジャーや父ホルストの影響を受けた自由な拍節やポリフォニックな書法、複雑な和声が特徴で、終楽章「ジグ」は多調を用いた技巧的な内容となっており、ヴァイオリン・ソロも効果的。
指揮者ボストックは本作を「驚くべき発見」と称賛しています。
ジェイコブの『デンビー組曲』はバロック舞曲に基づく親しみやすい作品、ダンヒルの『ヴェクティス組曲』はワイト島の古名にちなんだ英国らしい風景を想起させる音楽です。
ブッシュは、ベネットのピアノ・ソナタ「オルレアンの乙女」を素材に編曲。ピットフィールドの『主題と変奏』は保守的ながらも構造の緻密さが光ります。
最後のギブズの『影と輝き』は晩年の作で、2006年に初出版。親友ヴォーン・ウィリアムズの影響とともに、ギブズならではの旋律と抒情が凝縮されています。

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555728
(2CD)
\5300
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アントニア・ベンボ(1640–1720):
《恋するヘラクレス》
5幕とプロローグからなるオペラ
台本:フランチェスコ・ブーティ
初演:2023年5月26日
ドイツ、シュトゥットガルト |
エルコレ(ヘラクレス):
ヤニック・デブス(バリトン)
デイアニラ(デイアネイラ ヘラクレスの妻):
アレーナ・ダンチェヴァ(ソプラノ)
イオーレ
(イオレー ヒッロの恋人
ヘラクレスからも求愛を受ける):
アンティア・ロサーティ(ソプラノ)
ヒッロ
(ヒュロス ヘラクレスとデイアネイラの子):
ダヴィド・トリクー(テノール)
ジュノーネ(ユノー 結婚の神):
フローレ・ファン・メールスヘ(ソプラノ)
ヴェネーレ(ヴィーナス 愛の神)、
パシテア(美と優雅を司る神カリスの1柱):
チェルシー・マリーン・ツルフリュー(ソプラノ)
パッジョ(ヘラクレスの小姓):
アルノー・グリュック(アルト)
リッコ(リカス ヘラクレスの従者):
アンドレス・モンティッラ・アクレロ(テノール)
ネットゥーノ(ネプトゥヌス 海の神)/
エウティロ
(オイカリアの王エウリュトス イオレーの父)/
メルクリオ(メルクリウス 商売の神):
ハンス・ポーテン(バリトン)
イル・グスト・バロッコ(古楽器使用)
イェルク・ハルベック(指揮) |
録音:2023年5月23-26日 ドイツ、シュトゥットガルト、SWR放送スタジオ
総収録時間:128分
【ヴェネツィアに生まれてカヴァッリの薫陶を受け、ルイ14世下のパリで才能を開花させたアントニア・ベンボ。そのオペラが鮮やかによみがえる】
アントニア・ベンボは1640年頃ヴェネツィアの医者の娘として生まれ、当時のオペラ作曲家として有名な存在だったフランチェスコ・カヴァッリの下で音楽の高度な教育を受けました。
1659年にはヴェネツィアの名家出身の夫と結婚したものの平穏な生活は送れず、1676年になって駐仏ヴェネツィア大使の使節団に音楽家として加わり、パリへと旅立ちました。
その音楽の実力からルイ14世の寵愛を受け、王室から年金を与えられただけでなく、修道院に居住を許されて1720年に世を去るまでそこで暮らしながら、聖俗さまざまな作品を書いてルイ14世に捧げました。
《恋するヘラクレス》の台本は、1660年にルイ14世の結婚の祝賀行事のための作品としてカヴァッリに依頼されたもの。
なぜベンボが1707年になってこの台本に曲を付けたのかは定かではありませんが、英雄ヘラクレスはルイ14世を示すものであることから、この作品も国王に捧げたものと思われます。
イタリア音楽とフランス音楽の要素を融合させたこのオペラは、いかにもフランス的な序曲からはじまり、イタリアの技巧的アリアとフランス的な合唱が組み合わされています。
しかし、ベンボがルイ14世のために力を注いだオペラだったにもかかわらず、自らがダンサーであったルイ14世は、バレエを伴わないイタリア的なオペラに興味を示さず、このオペラは上演されることがありませんでした。
2023年になってこの作品を取り上げたのは、ドイツの気鋭の鍵盤奏者ハルベック率いるイル・グスト・バロッコ。シュトゥットガルトを中心にヨーロッパの古楽演奏の最前線で活躍する古楽器アンサンブルです。
ハルベックは近年、知られざる優れたバロック・オペラの復興に力を注ぎ、クッサーの《アドニス》などを現代によみがえらせています(CPO
555609)。
この録音でも、タイトル・ロールを歌うヤニック・デブスやデイアニラを歌うアレーナ・ダンチェヴァらオペラや古楽の分野で活躍中の実力派歌手たちをまとめあげる見事な指揮ぶりで、ベンボのオペラを300年ぶりに生き生きと蘇らせました。
CDジャケット ジョヴァンニ・バッティスタ・フォッジーニ:ヘラクレスとイオレー(1710-1725)
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ハンザ同盟の時代の音楽を都市ごとに録音する好企画第3弾
ハンザ同盟の古都の音楽 第3集 - マクデブルク |
ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブル
(声楽&古楽器アンサンブル)
マンフレート・コルデス(指揮) |
1. ガルス・ドレスラー (1533年-1580/1589年):
主をたたえよ、すべての異教徒よ(4声 4人の歌手と管楽合奏)
2. マルティン・アグリコラ (1486年-1556年)
:
ああ神よ、天より見そなわし(4声 4人の歌手と弦楽合奏)
3. アグリコラ:我らが神は堅き砦(4声 6人の歌手と管楽合奏)
4. ヴォルフ・ハインツ(1490年頃-1552年)今我ら聖霊に願う
(4声 4人の歌手と弦楽合奏)
5. ドレスラー:これより大いなる掟は他になし(5声
ソプラノと弦楽合奏)
6. ドレスラー:愚かな者は心の中で神はないと言う/
愚かなる者らの口、なめらかに語り出で(5声
5人の歌手とトロンボーン)
7. ドレスラー:我らの希望となるものは(5声
5人の歌手)
8. レオンハルト・シュレーター(1532年頃ー1600年頃):
おお、祝福されし光なる三位一体よ(4声、5声、6声
6人の歌手と管楽合奏)
9. シュレーター:いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
(4声 5人の歌手と管楽合奏)
10. シュレーター:恵深く我らに平安を与えたまえ/
我らの為政者とすべての上に立つ者たちに(8声
4人の歌手と弦楽合奏)
11. フリードリヒ・ヴァイセンゼー:我は多くの罪を犯しぬ
(7声 ソプラノ、アルト、テノールと弦楽合奏)
12. ヴァイセンゼー:主に向かいて新しき歌え(6声
6人の歌手)
13. ヴァイセンゼー:今、あなたに感謝します(8声
4人の歌手と管楽合奏)
14. ハインリヒ・グリム:主よ、我らを治めたまう主よ
(8声 6人の歌手、管楽合奏、弦楽合奏)
15. 作者不明の一葉(1631年)/ヨハン・ヘルマン・シャイン:
一心に耳を傾けよ/何ゆえに悲しむや、我が心よ
(4声 テノールと弦楽合奏)
16. マラキアス・ジーベンハール (1616-1684):汝ら、イスラエルの子らよ
(8声 6人の歌手、管楽合奏、弦楽合奏、通奏低音) |
録音:2024年6月3-5日 ドイツ、バッスム、シュティフト教会
総収録時間:69分
中世から17世紀まで続いたヨーロッパの都市による経済同盟、ハンザ同盟の時代の音楽を都市ごとに録音する好企画の第3弾。
第1集「シュトラールズント」(555578)、第2集「グダニスク(ダンツィヒ)」(555647)に続く今作は「マクデブルク」の音楽を取り上げています。
音楽史でマクデブルクと言えばテレマンの出身地として有名ですが、ここではテレマンの生まれる50~100年前に活躍した同地のカントールたちの音楽が収録されています。
宗教改革が始まる少し前、人口3万人のマクデブルクは、ハンザ同盟に加盟し、裕福な市民を数多く抱え、大司教座も有したドイツで最も?栄した都市の1つでした。
ルター本人が何度か説教を行ったこともあり、早くからプロテスタントの教育機関が設けられたこの都市では、ルターが布教のために重視した音楽の教育にも力が注がれました。
マルティン・アグリコラ、ガルス・ドレスラー、レオンハルト・シュレーター、フリードリヒ・ヴァイセンゼー、ハインリヒ・グリムといったマクデブルクの初期のカントールたちの楽曲や著作は、その多くが印刷され、都市を超えてドイツ中に広まりました。
こうしたカントールたちの名声によって同地の音楽家たちは「マクデブルク楽派」と呼ばれ、大きな尊敬を集め、音楽都市としての地位が築かれていきました。
ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブルは、ハンザ同盟と音楽の関係を研究・発表することを目的に2019年に発足した古楽アンサンブル。
母体となるプロジェクトにはヨーロッパ中から600人を超える若い音楽家たちが集い、毎年9月にハンザ同盟の中心的都市であったリューベックで音楽祭とマスタークラスを開催しています。
16-17世紀にかけての北ドイツ音楽の演奏・研究のスペシャリストであるマンフレート・コルデスは、1993年にヴェーザー・ルネサンスを結成し、CPOレーベルなどに50枚を超えるCDを録音、その優れた演奏で、世界中から高い評価を得ています。
ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブルには指揮者・音楽監督として参加し、若い古楽演奏家たちを鼓舞しながら、そのポテンシャルを引き出したすばらしい演奏を聴かせています。
このアルバムでは、8人の歌手とヴィオラ・ダ・ガンバ、ツィンク、トロンボーン、ポジティフオルガンを曲によって組み替えて編成し、多彩な響きでマクデブルクの音楽家たちの作品の魅力を伝えてくれます。
CDジャケット マティアス・メリアン(父)(1593–1650)「1631年、ティリー伯の軍隊に包囲されたマクデブルク」

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555673
(16CD)
\16000 →\14990
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ミヒャエル・ハイドン:交響曲全集、管楽のための協奏曲集
ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):
【CD1】
1-4. 交響曲第1番 ハ長調 MH 23 P. 35
5-8. 交響曲第2番 ハ長調 MH 37 P. 2
9-12. 交響曲第3番 ト長調「ディヴェルティメント」
MH 26
【CD2】
1-3. 交響曲第4番 変ロ長調 MH 62 P.
51
4-7. 交響曲第5番 イ長調 MH 63 P. 3
8-10. 交響曲第6番 ハ長調 MH 64 P. 4
【CD3】
1-3. 交響曲第7番 ホ長調 MH 65 P. 5
4-7. 交響曲第8番 ニ長調 MH 69 P. 38
8-10. 交響曲第9番 ニ長調 MH 50 P. 36
11-13. 交響曲第10番 ヘ長調 MH 51 P.
45
【CD4】
1-4. 交響曲第11番 変ロ長調 MH 82 P.
9
5-8. 交響曲第12番 ト長調 MH 108 P.
7
9-12. 交響曲第15番 ニ長調 MH 150 P.
41
13-16. 交響曲第16番 イ長調 MH 152 P.
6
【CD5】
1-4. 交響曲第18番 ハ長調 MH 188 P.
10
5-7. 交響曲第25番 ト長調 MH 334 P.
16
8. ディヴェルティメント ト長調 P. 8
【CD6】
1-3. 交響曲第26番 変ホ長調 MH 340 P.
17
4-6. 交響曲第27番 変ロ長調 MH 358 P.
18
7-9. 交響曲第28番 ハ長調 MH 384 P.
19
【CD7】
1-3. 交響曲第21番 ニ長調 MH 272 P.
42
4-6. 交響曲第30番 ニ長調 MH 399 P.
21
7-9. 交響曲第31番 ハ長調 MH 405 P.
22
10-11. 交響曲第32番 ニ長調 MH 420 P.
23
【CD8】
1-3. 交響曲第34番 変ホ長調 MH 473 P.
26
4-6. 交響曲第35番 ト長調 MH 474 P.
27
7-9. 交響曲第36番 変ロ長調 MH 475 P.
28
10-12. 交響曲第37番 ニ長調 MH 476 P.
29
13-15. 交響曲第38番 ヘ長調 MH 477 P.
30
16-18. 交響曲第39番 ハ長調MH 478 P.
31
【CD9】
1-4. 交響曲第1A番 ニ長調 MH 24 P. deest
5-7. 交響曲第22番 ヘ長調 MH 284 P.
14
8-11. 交響曲第1C番「パルティータ」
変ホ長調 MH 35 P. 1
12-14. 交響曲第23番 MH 287 P. 43
【CD10】
1-4. 交響曲第33番 変ロ長調 MH 425 P.
24
5-7. 交響曲第29番 ニ短調 MH 393 P.
20
8-11. 交響曲第19番 ニ長調 MH 198 P.
11
12-15. 交響曲第24番 イ長調 MH 302 P.
15
【CD11】
1-4. 交響曲第18番 ヘ長調 MH 25 P. deest
5-7. 交響曲第14番 変ロ長調 MH 133 P.
52
8-11. 交響曲第17番 ホ長調 MH 151 P.
44
12-14. 交響曲第41番 イ長調 MH 508 P.
33
15-17. 交響曲第40番 ヘ長調 MH 507 P.
32
18. 行進曲 ヘ長調MH 421 P. 59
19. 行進曲 ニ長調 MH 515 P. 64
20. 行進曲 ニ長調 MH 441 P. 62
【CD12】
1-4. 交響曲第13番 ニ長調 MH 132 P.
37
5-8. ノットゥルノ ヘ長調 MH 185 P.
106
9-12. 交響曲 ハ長調 MH 252 P. 12
13-14. 交響曲第13番 ニ長調(異稿版)
【CD13】
1-5. 付随音楽「ザイーレ」 MH 255 P.
13
6-9. ノットゥルノ・ソレンヌ 変ホ長調
MH&P. deest
10-13. ノットゥルノ ヘ長調 MH 185 P.
106
【CD14】
1-4. ディヴェルティメント ハ長調 MH
27 P. 13
5. 変奏曲 ハ長調 MH 108a P. 132
6-8. ディヴェルティメント 変ホ長調
MH 9 P. 102
9-13. ディヴェルティメント ニ長調 MH
319 P. 93
【CD15】
1-2. クラリネット協奏曲 イ長調(セレナード
MH68より)
3-5. ホルン協奏曲 ニ長調 (セレナード
MH134より)
6-7. トロンボーン協奏曲 ニ長調(セレナード
MH68より)
8-10. フルート協奏曲 ニ長調 MH105 P.
56
11-12. トランペット協奏曲 ニ長調(セレナード
MH104より)
エルンスト・シュラーダー(クラリネット)...1-2
ヨハネス・ヒンターホルツァー(ホルン)...3-5
ノーバート・サルヴェンモーザー(トロンボーン)...6-7
リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(フルート)...8-10
フランツ・ラントリンガー(トランペット)...11-12
【CD16】
1-3. ホルン協奏曲 ニ長調 MH 53
4-6. フルート協奏曲 ニ長調 MH 81 P.
54
7. トロンボーン・コンチェルティーノ
ヘ長調 MH 61 P. 34
8-9. トランペット協奏曲 ハ長調(セレナード
MH 60より)
10-11. ホルンとトロンボーンのための協奏曲
ニ長調
(セレナード MH 86 P. 87より)
12. ファゴットのためのコンチェルティーノ
変ロ長調
(交響曲第14番 変ロ長調MH 133 P. 52より)
13. ロマンス イ長調 MH 806
(原曲:モーツァルトのホルン協奏曲
第3番 変ホ長調 K. 447 - 第2楽章)
ヨハネス・ヒンターホルツァー(ホルン)...1-3、10-11、13
リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(フルート)...4-6
ノーバート・サルヴェンモーザー(トロンボーン)...7、10-11
フランツ・ラントリンガー(トランペット)...8-9
倉林麻貴子(ファゴット)...12 |
スロヴァキア室内管弦楽団...CD1-6
ドイツ・カンマーアカデミー...
CD7-9、CD12
ノイス・ドイツ・チェンバー・アカデミー...
CD10-11、CD13
ザルツブルク・ホーフムジーク...
CD14-16
ボフダン・ヴァルハル(指揮)...CD1-6
ヨハネス・ゴリツキ(指揮)...
CD7-9、CD11:12-20、CD13
フランク・ベールマン(指揮)...
CD10-11:1-11
ラヴァー・スコウ・ラーセン(指揮)...
CD12
ヴォルフガング・ブルンナー(指揮)...
CD14-16
ヴォルフガング・ブルンナー(チェンバロ)...CD14:5
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録音:1991-2015年
総収録時間:約1007分
このBOXには1991年から2015年にかけてcpoレーベルに録音されたミヒャエル・ハイドンの交響曲と管楽器協奏曲の全作品が収録されています。
これらは当時のウィーンの音楽を知る上で大切なレパートリーであり、かつては彼の交響曲第25番がモーツァルトの交響曲第37番として誤認されていたほどの優れた才能を改めて感じることができるでしょう。
他にも第23番の交響曲は均整のとれた格調高い名作であり、モーツァルトの「ジュピター」より10年近くも前に書かれた第22番の終楽章は4つの音を基本モティーフとするフーガで、彼がモーツァルトに大きな影響を与えたことが窺えます。
協奏曲やディヴェルティメントでも、美しいハーモニーと巧みな独奏楽器の使用が味わえます。
BOXを再編するにあたり、膨大な資料を整理し、ブックレット(英語・ドイツ語)の解説の重複部分を削除、アーティスト写真も刷新されています。
また作品番号はチャールズ・H・シャーマンらの年代順目録(MH番号)とローター・ペルガーのP番号が併記されています。

ヨハン・ミヒャエル・ハイドンは、1737年9月14日にオーストリアのローラウという小さな町で生まれました。彼は、あの有名な作曲家フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの5歳年下の弟でもあります。
幼い頃から音楽の才能に恵まれていたミヒャエルは、ウィーンのシュテファン大聖堂の聖歌隊で歌いながら、オルガンやピアノ、ヴァイオリンの演奏を学びました。音楽への情熱はやがて彼をプロの道へと導きます。
20歳になると、ミヒャエルはハンガリーのグロースヴァルダイン司教のもとで楽長に抜擢されます。若くして重要な役職を任されるほど、その才能は高く評価されていたのです。
26歳の時、彼はザルツブルク大司教ジギスムント3世の宮廷楽団の楽長に就任します。このザルツブルクでの生活は、彼の人生の大半を占めることになりました。34歳の時、大司教ジギスムントの死を悼み、『レクイエム
ハ短調』という印象的な作品を作曲します。
40歳になると、聖三位一体教会のオルガニストに任命され、さらに45歳の時には、ザルツブルクを離れたモーツァルトの後任として、宮廷と大聖堂のオルガニストを務めることになります。
しかし、63歳の時、ザルツブルクがフランス軍に占領され、財産や給料を失うという苦難に見舞われます。それでも、兄ヨーゼフからの援助や、マリア・テレジア皇后からのミサ曲やレクイエムの委嘱など、周囲の支えを受けて音楽活動を続けました。兄のいるアイゼンシュタットで宮廷の第二楽長の職を提案されるも、彼はザルツブルクにとどまる道を選びます。
その後も彼の名声は高まり、67歳の時にはスウェーデン王立音楽アカデミーの会員にも推薦されました。
そして1806年、69歳でザルツブルクの地で静かに生涯を終えました。
ミヒャエル・ハイドンは、作曲家としてだけでなく教育者としても優れており、カール・マリア・フォン・ウェーバーのような有名な弟子を育てました。また、弟子のアントニオ・ディアベリは、師のために葬送行進曲を作曲しています。
このように、ヨハン・ミヒャエル・ハイドンは、波乱に満ちた時代の中で音楽に情熱を捧げ、多くの人々に影響を与え続けた作曲家だったのです。
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エリザベート王妃国際音楽コンクール
QUEEN ELISABETH COMPETITION
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QEC2025
(4CD)
\6100 →\5690
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久末航、亀井聖矢が入賞!
エリザベート王妃国際音楽コンクール 2025
ピアノ部門
【CD 1】
1-4. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op. 16
Nikola Meeuwsen ニコラ・メーウセン
(第1位 オランダ)
5-7. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op. 30
Valere Burnon ヴァレール・ビュルノン
(第3位 ベルギー)
【CD 2】
1-4. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op. 83
久末 航 (第2位 日本)
5-7. ロベルト・シューマン(1810-1856):
ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
Arthur Hinnewinkel
アルトゥル・インヌウィンケル (第4位
フランス)
【CD 3】
1-2. クリス・デフォート(1959-): Music
for the Heart
吉見友貴 (ファイナリスト 日本)
3-4. アナ・ソコロヴィッチ(1968-): Two
Studies for Piano
桑原志織 (ファイナリスト 日本)
5-7. プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ 第8番
変ロ長調
Valere Burnon ヴァレール・ビュルノン
8. ベラ・バルトーク(1881-1945): 3つのブルレスク
Sz. 47
久末 航
9. フランツ・リスト(1811-1886):
ベッリーニの《ノルマ》の回想 S 394
R 133
亀井聖矢 (第5位 日本)
【CD 4】
1. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
厳格な変奏曲 Op. 54
Nikola Meeuwsen ニコラ・メーウセン
2-5. ブラームス: ピアノ・ソナタ 第1番
ハ長調 Op. 1
Sergey Tanin セルゲイ・タニン (第6位
ロシア)
6-8. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲
第27番 変ロ長調 K. 595
(カデンツァ...モーツァルト)
Jiaxin Min ミン・ジアシン (ファイナリスト
中国) |
ブリュッセル・フィルハーモニック
大野和士(指揮) ...
CD 1、CD 2、 CD 3: 1-2
ワロニー王立室内管弦楽団
ヴァハン・マルディロシアン(指揮) ...
CD 4: 6-8 |
録音: エリザベート王妃国際音楽コンクール2025
ブリュッセル セミ・ファイナル 2025年5月12-17日 フラジェ、スタジオ4 ファイナル
2025年5月26-31日 ファイン・アーツ・センター
【日本先行発売!久末航、亀井聖矢が入賞のQEC2025】
5月31日に閉幕したばかりの2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門、その入賞者による演奏を選りすぐったライヴ盤が早くも登場!
チャイコフスキー・コンクール、ショパン・コンクールと共に「世界三大コンクール」と呼ばれる同コンクールの(前身のイザイ・コンクール時代を含む)ピアノ部門の優勝者には、エミール・ギレリス(1938)、レオン・フライシャー(1952)、ウラディーミル・アシュケナージ(1956)、ヴァレリー・アファナシエフ(1972)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1978)、フランク・ブラレイ(1991)、アンナ・ヴィニツカヤ(2007)、デニス・コジューヒン(2010)、ボリス・ギルトブルグ(2013)、ジョナタン・フルネル(2021)など、錚々たる顔ぶれが並びます。
2021年には務川慧悟と阪田知樹が入賞して大きな話題となりました。
名門コンクールだけに参加者には国際コンクールの上位入賞者が並び、今回もきわめてハイ・レベルの演奏が続々。
オランダ人として同コンクール初の第1位に輝いたニコラ・メーウセンは、難曲であるプロコフィエフの協奏曲第2番をはじめ、テクニックの切れと共演者を聴衆を惹きこむ力も圧巻でした。
第2位は大津市出身の久末航。日本人としては1987年の若林顕に並ぶ歴代最高位です。ドイツを拠点に研鑽を積んできた成果を発揮して1次ラウンドから安定した完成度の高い演奏を披露し、最終ラウンドの最後に演奏したブラームスの協奏曲第2番は風格さえ感じさせる堂々たる出来栄えでした。
ヴァレール・ビュルノンは開催国ベルギー出身者として歴代最高位に並ぶ第3位。聴衆賞も獲得しました。
第5位に入った亀井聖矢の「ノルマの回想」は持ち前のテクニックとダイナミックで情熱的な表現に加えて、繊細で優美な歌心も聴かせて聴衆を魅了。動画配信では作品に没入しつつ演奏を楽しむ表情も見られて印象に残りました。
今回日本からは4人がファイナル・ラウンドの12人に選ばれましたが、セミファイナルとファイナルの課題曲の優れた演奏として吉見友貴と桑原志織の演奏が収録されたのも誇るべき記録です。
ファイナル・ラウンドを通じて大野和士の指揮するブリュッセル・フィルがサポートを提供し続けたことも特筆すべきでしょう。

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DIAPASON
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DIAP181
(2CD)
特別価格
\2600
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モーツァルト:最後の年 |
・歌劇《皇帝ティートの慈悲》 KV 621より序曲
ラファエル・クーベリック(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
※録音:1952年
・ピアノ協奏曲第27番 KV 595
クララ・ハスキル(ピアノ)、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、
バイエルン国立管弦楽団
※録音:1957年
・フリーメーソンの小カンタータ「われらが喜びを高らかに告げよ」
KV 623
クルト・エクヴィルツ(テノール)、ルドルフ・レッシュ(テノール)、
レオ・ヘッペ(バリトン)、ペーター・マーク(指揮)、
ウィーン・フォルクスオーパー合唱団と管弦楽団
※録音:1962年
・弦楽五重奏曲第6番 変ホ長調 KV 614
アマデウス弦楽四重奏団、セシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)
※録音:1957年
・アヴェ・ヴェルム・コルプス KV 618
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団
※録音:1961年
・ドイツ舞曲集(KV 602/3、KV 600/5、KV
605/3)
エーリヒ・クライバー(指揮)、ケルン放送交響楽団
※録音:1956年
・アダージョとロンド ハ短調 KV 617
ブルーノ・ホフマン(アルモニカ)、グスタフ・シェック(フルート)、
ヘルムート・ヴィンシャーマン(オーボエ)、エミール・ザイラー(ヴィオラ)、
アウグスト・ヴェンツィンガー(チェロ)
※録音:1953年
・歌劇《魔笛》 KV 620より序曲
カール・ベーム(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
※録音:1955年
・レクイエム ニ短調 KV 626
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)、イラ・マラニウク(コントラルト)、
アントン・デルモタ(テノール)、チェーザレ・シエピ(バス)、
ブルート・ワルター(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団
※録音:1956年7月26日、ザルツブルク |
ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第181集!モーツァルト最後の年の作品集!
☆豪華なアーティストが揃い踏み!
☆モーツァルト最晩年の名作をたっぷりと収録!
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン
~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
シリーズの第181巻として登場するのは、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、最後の年の作品集です。
モーツァルトを得意とした指揮者のひとり、ブルーノ・ワルターと豪華な歌手陣による《レクイエム》をメインとして、モーツァルトが最晩年に残した名曲を集めました。
20世紀を代表するアーティストばかりを集めた演奏で、ヘルベルト・フォン・カラヤンやカール・ベームなどの指揮者や、クララ・ハスキルによるピアノ協奏曲、アマデウス弦楽四重奏団とセシル・アロノヴィッツによる弦楽五重奏曲など名演奏が目白押しです。
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<メジャー・レーベル>

6/5(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):
歌曲とピアノ曲 |
カレン・ヴルシュ(ソプラノ)
アンヌ・ル・ボゼック(ピアノ) |
1. 子守歌(Lasta tundittaessa) Op.51.
no.6(12の民謡と旋律(12 Folkeviser og melodier))
2. それから私は出発した(Saa lagde jeg
ud) Op.17 no.2
(歌曲集《海辺の歌(Sange ved Havet)》)
3. 露の滴(Duggdraper) Op.42 no.6(歌曲集《子供の春の日(Barnets
Vaardag)》)
4. 秋の気分(Hoststemning) Op.46 no.1(5つの歌曲)
5. 荒れ野の秋(Host pa heien) Op.29
no.3(10の歌曲)
6. 南の夕べ(Sydens kvaeld) Op.54 no.5(歌曲集《南に向かって(Sydover)》)
7-11. ピアノのための幻想的な小品(Fantasistykker
for Piano) Op.36(第1巻)
嘆き(Klage)/元気を出して(Friskt
Mod)/ワルツ(Valse)/
子守歌(Vuggevise)/バラード(Ballade)
12. 悲しみがそこに(Der star en Sorg)
Op.46 no.3(5つの歌曲)
13. 野の鳥(Den vildene fugl) Op.65
no.1(4つの歌曲)
14. にしん(Sildig) Op.17 no.7(歌曲集《海辺の歌(Sange
ved Havet)》)
15. 影のくちづけ(Skyggekys) Op.65 no.4(4つの歌曲)
16. あらし(Storm) Op.31 no.5
(ヴィルヘルム・クラーグの詩による10の歌曲(10
Sange til digte af Vilhelm Krag))
17-21. ピアノのための幻想的な小品(Fantasistykker
for Piano) Op.36(第2巻)
青春の歌(Ungdomssang)/レントラー(Laendler)/夕べの風(Aftenvind)/
糸紡ぎの歌(Sang ved Rokken)/妖精のたわむれ(Alfeleg)
22. 嵐のあと(Efter storm) Op.29 no.7(10の歌曲)
23. 貿易風にのって(I passaten) Op.54
no.3(歌曲集《南に向かって(Sydover)》)
24. どう思う、誇らしげなホーグ(Hvad
taenker du, du stolte Hog) Op.18 no.2
(7つの民謡とロマンス(7 Folkeviser
og romanser))
25. ヴァルプルギスの夜(Valborgsnat)
(ヴィルヘルム・クラーグの詩による10の歌曲(10
Sange til digte af Vil-helm Krag))
26. 白夜(Lyse Naetter) Op.17 no.5(歌曲集《海辺の歌(Sange
ved Havet)》)
27. 演奏会エチュード(Etudes de Concert)
変ニ長調 Op.11 no.2
(6つの演奏会エチュード(6 Etudes de
Concert)(ピアノのための)
28. Forsilde Op.65 no.2(4つの歌曲)
29. 夏の夕べ(Sommerkveld) Op.29 no.10(10の歌曲)
30. 底のうねり(Underdonning) Op.48
no.2(2つの海の歌(2 Sange fra havet)
31. 地中海の夜(Middelhavsnat) Op.31
no.4
(ヴィルヘルム・クラーグの詩による10の歌曲(10
Sange til digte af Vilhelm Krag))
32. 子守歌(Baadnlaatt)Op.34 no.2(ノルウェーの民謡(Norsk
Folkeviser)) |
ノルウェー・ロマンティシズムの神髄、北欧メランコリーのリリシズム 格調高い世界
録音:2024年7月、ラ・グランジュ=フルレ音楽図書館&サル・コロンヌ(Bibliotheque
musicale La Grange-Fleuret & Salle Colonne)(パリ、フランス)
録音エンジニア:Little Tribeca
アガーテ・バッケル・グロンダール Agathe
Bakcer Grondahl は、ノルウェー・ロマンティシズムのもっとも興味深い音楽家のひとりでした。
エドヴァルド・グリーグの友人。コンサート・ピアニストの才能と能力に恵まれ、ヨーロッパ各地でコンサートを行いました。
30歳の時、聴覚障害に見舞われてからは、音楽を教えることと作曲に専念し、声楽とピアノの小品を中心に曲を作りました。
ノルウェーの自然と風景、そして心のありかたを反映する作品には北欧メランコリーの感じられるリリシズムが満ち溢れ、独特の格調高い世界が作り上げられています。
フランスのソプラノ、カレン・ヴルシュ Karen
Vourc’ h は、クリスタ・ルートヴィヒに学び、オペラとコンサートで活躍しています。
幼い時期をノルウェー北部で過ごし、スカンディナヴィアには特別な愛着をもっていると言います。
アルバム『ソールヴェイに寄せて‛&(Till
Solveig‛&)』(AP 002)ではグリーグ、シベリウス、ラングストレムの歌曲とドビュッシーの《ビリティスの3つの歌》によるプログラムを組み、テーマにとった「自然」を美しく歌いました。
パリ国立高等音楽舞踊学校の声楽伴奏科教授、アンヌ・ル・ボゼック
Anne Le Bozec の共演による録音です。
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CLAVES
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50 3122
(2CD)
\6700
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クララ・シューマンに捧ぐ |
カトリン・シュミドリン(ピアノ) |
Disc 1
ヴォルデマール・バルギール(1828-1897):3つの性格的小品
Op.8
ヴィンチェンツ・ラッハナー(1811-1893):2つのピアノ曲
Op.52
アレクサンダー・ドライショク(1818-1869):狂詩曲「冬のおとぎ話へ」Op.40-4*
ステファン・ヘラー(1813-1888):2つのタランテラ
Op.85
ロベルト・シューマン(1810-1856):天使の主題による変奏曲
変ホ長調 WoO 24
ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1847-1892):
8つのピアノ曲より第8番「アレグロ・アパッショナート」
Disc 2
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):グルックのガヴォット
ヨハン・ペーター・エミリウス・ハートマン(1805-1900):幻想曲
Op.54
フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ(1809-1847):無言歌集
第5巻 Op.62
エドゥアルド・ベルンスドルフ(1825-1901):3つの間奏曲
Op.10*
ベドルジハ・スメタナ(1824-1884):スケッチ第1集
Op.4
*=世界初録音 |
カトリン・シュミドリンがクララ・シューマンにまつわる作品を集めたアルバムをリリース
録音:2024年5月&7月、トーンスタジオ・ヴァルデンブルク(スイス)
楽器:Bosendorfer No. 35163
収録時間:(Disc 1)50分56秒、(Disc 2)58分08秒
女性作曲家作品の録音に積極的なカトリン・シュミドリンが、クララ・シューマンにまつわる作品を集めたアルバムをリリースします。
神童ピアニストとしてキャリアをスタートさせたクララ・ヨゼフィーネ・ヴィークは1840
年にロベルト・シューマンと結婚した後も自身のキャリアを歩み続け、その後クララ・シューマンの名で演奏家、作曲家、ピアノ教師として活躍しました。
華麗なクララのピアノ演奏は同時代を生きた数多くの作曲家たちにインスピレーションを与え、クララに作品を捧げました。ピアニストとしてのクララはJ.S
バッハ、ベートーヴェン、ロベルト・シューマン、ブラームスの作品を好んで演奏しましたが、同時代のメンデルスゾーン・バルトルディやステファン・ヘラー(1813-1888)の作品はわずかに演奏する程度でした。
このアルバムにはデンマーク、ドイツ、チェコ、ハンガリーのロマン派作曲家10
人と女性作曲家1 人の、現在は忘れられた世界初録音を含む作品を紹介します。
小品、舞曲、変奏曲、幻想曲など多様な形式の作品を収録しております。
カトリン・シュミドリンはclaves レーベルより、女性作曲家の「作品1」を集めたピアノ作品集(50-3051)、チェロのアンナ・フォルトヴァとのデュオ「「女性の声」~チェロとピアノのための作品集」(50-3029)をリリースしている注目のピアニストです。

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LPO
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ガードナー(指揮)&ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ラフマニノフ:交響的舞曲、鐘
合唱交響曲《鐘》 The Bells, op. 35
1. Allegro ma non tanto ( ‘The silver
sleigh-bells’ )
2. Lento ( ‘The mellow wedding bells’
)
3. Presto ( ‘The loud alarum bells’
)
4. Lento lugubre ( ‘The mournful iron
bells’ )
交響的舞曲 Symphonic Dances, op. 45
5. Non allegro
6. Andante con moto (Tempo di valse)
7. Lento assai - Allegro vivace |
エドワード・ガードナー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
(コンサートマスター:ピーター・シェーマン)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団
(合唱指揮:ネヴィル・クリード)
クリスティーナ・ムヒタリアン(ソプラノ)
ディミトロ・ポポフ(テノール)
コスタス・スモリジナス(バス=バリトン) |
ガードナー率いるLPO、ラフマニノフの《鐘》!
圧倒的な音圧
録音:(1-4) 2024年9月28日、(5-7) 2023年3月4日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン
収録時間:71分52秒
2025年、LPOレーベルは20周年を迎えます。2005年に第1弾として登場したのがユロフスキ指揮のラフマニノフ《死の島》と《交響的舞曲》。以来、オーケストラのますます深まり進化する芸術性、革新性、時には冒険心を浮き彫りにする115を超えるカタログを持つまでに成長しました。
ここで、現在の首席指揮者ガードナーがふたたびラフマニノフの《交響的舞曲》、そして合唱交響曲《鐘》を録音。ロンドン・フィルの歴史に、また新たな章が始まります!
《鐘》はエドガー・アラン・ポーの詩にもとづく、ベートーヴェンの「第九」以来作曲された最も独創的な合唱交響曲のひとつといえる作品です。
ポーの《鐘》は、最初の2セクションの無邪気な希望に満ちたものから、第3セクションの厳しい経験を経て、エンディングの荒涼とした死のイメージへと向かうもので、ラフマニノフはこれに強く惹かれ、作曲しました。
また、彼の耳から離れなかったロシア教会の鐘の音のイメージとも通じるものがあったでしょう。
冒頭のハープ、ピアノ、チェレスタ、グロッケンシュピールによる「銀のそりの鈴」の響きは見事。第2楽章の「芳醇なウエディング・ベル」の導入部も同様に、妙にゾクゾクさせられれます。
そして合唱には「怒りの日(Dies irae)」が聴かれます(続いて収録の交響的舞曲にも聴かれます)。鐘のイメージの暗転は第3楽章で加速し、鐘の音はけたたましいものとなり、パニックと絶望の高まりを伝えます。
ラフマニノフのフィナーレの弦楽器、ハープ、そして静かなフルートの独奏は、「安息」と「休息」という希望がまだ私たちには残されていることを暗示しています。
交響的舞曲は管打楽器も大活躍する人気作品。LPOの面々は巨大なホールいっぱいにあふれんばかりのエネルギーを発散させています。
最終楽章に聴かれる聖歌の情念の強さと迫力は、ガードナーがオペラ指揮者としてもキャリアを積み重ねていることをあらためて実感させます。
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SIGNUM
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アラウの孫弟子エマニュエル・デスパックス
リゾナンス ~ ピアノ五重奏曲集
ファランク編曲のピアノ五重奏曲、世界初録音
ルイーズ・ファランク:
ピアノ五重奏曲 ハ短調 Op.40(世界初録音)
ロベルト・シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調
Op.47
リュシアン・デュロゾワール:
マリアへの祈り(ヴァイオリンとピアノのための)
哀歌(ヴァイオリンとピアノのための)
子守唄(チェロとピアノのための) |
エマニュエル・デスパックス(ピアノ)
ピアッティ弦楽四重奏団 |
クラウディオ・アラウの孫弟子エマニュエル・デスパックスとピアッティ弦楽四重奏団と共演!
☆ルイーズ・ファランク自身が自作を編曲したピアノ五重奏曲を世界初録音!
☆リュシアン・デュロゾワールの美しい小品も収録!
英国王立音楽カレッジで名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるピアニスト、エマニュエル・デスパックスと、2015年のウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクールでの入賞以来、世界各地で多彩なプログラミングを披露しているピアッティ弦楽四重奏団の共演。
ルイーズ・ファランクのドラマティックな六重奏曲(木管五重奏+ピアノ)を彼女自身が編曲し、ピアノ五重奏曲(弦楽四重奏+ピアノ)にした作品を世界初録音しました。
そして、ファランクから影響を受けていたというロベルト・シューマンのピアノ五重奏曲に、リュシアン・デュロゾワールのヴァイオリンとピアノのための2曲とチェロとピアノのための1曲を収録しています。
※録音:2024年2月9日-12日
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CHANDOS
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CHSA5345
(SACD HYBRID)
\3000 →\2790
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サカリ・オラモ(指揮)
ピーター・ドノホー(ピアノ).
バツェヴィチ:管弦楽作品集 第2集
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
1-4. 交響曲第2番(1950-51)
1. I. Con passione/2. II. Lento tranquillo/
3. III. Scherzo./4. IV. Finale. Allegro
moderato
5-7. ピアノ協奏曲(1949)
5. I. Allegro moderato/6. II. Andante/
7. III. Molto allegro
8-11. 大交響楽団のための協奏曲(1962)
8. I. Allegro/9. II. Largo/
10. III. Vivo (giocoso)/11. IV. Allegro
non troppo |
ピーター・ドノホー(ピアノ)...5-7
BBC交響楽団
イーゴリ・ユゼフォヴィチ(リーダー)
サカリ・オラモ(指揮) |
録音:2024年11月4、5日 クロイドン、フェアフィールド・ホール
総収録時間:64分
SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0
2013年よりBBC交響楽団の首席指揮者を務めるサカリ・オラモ。2023年にリリースされて好評を得たバツェヴィチ作品集に続編が登場します。
「ピアノ協奏曲」はショパン没後100年を記念してポーランド作曲家連盟が主催した「フレデリック・ショパン作曲コンクール」の応募作。ベテランのピーター・ドノホーがソリストとして参加し、巧みなピアニズムを聴かせています。
「交響曲第2番」は実質的には3作目の交響曲ですが、最初の作品が破棄されたため「第2番」とされています。
彼女はこの作品について、「偉大な古典の巨匠たちの伝統を参照しつつ、自身の音楽的発見を盛り込んだ」と述べています。
「大交響楽団のための協奏曲」は、バツェヴィチ自身が創作活動の新たな段階へ移行する過程の一部と位置づけた重要な作品。
SACDハイブリッド盤での発売です。

旧譜
サカリ・オラモ(指揮)
バツェヴィチ:管弦楽作品集 第2集 |
CHSA5316
(1SACD HYBRID)
\3000 →\2790
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サカリ・オラモ(指揮)&BBC交響楽団
バツェヴィチ:管弦楽作品集 Vol.1
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
交響曲第3番(1952)
交響曲第4番(1953)
序曲(オーケストラのための)(1943) |
サカリ・オラモ(指揮)
BBC交響楽団 |
フィンランドの名匠サカリ・オラモ!バツェヴィチの管弦楽作品集!
☆フィンランドの名匠サカリ・オラモ&BBC響!
☆20世紀のポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集がスタート!
サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。
現在はBBC交響楽団の首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の桂冠指揮者、フィンランド放送交響楽団の名誉指揮者を務め、過去には、フィンランドのコッコラ歌劇場やオストロボスニア室内管弦楽団の首席指揮者を歴任している名匠。
Chandosでは2019年度のレコード・アカデミー賞で「特別賞
録音」に選ばれた「シベリウスのレンミンカイネン組曲(CHAN20136)」他、フロラン・シュミット(CHSA5200)、ウィリアム・オルウィン(CHSA5253)、エセル・スマイス(CHSA5240)など、録音の少ない知られざる傑作をBBC交響楽団と共に取り上げ、その実力とChandosの優秀録音の名声を高めてきました。
サカリ・オラモが新たに挑むのは、20世紀ポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集。バツェヴィチは、ワルシャワの国立音楽院修了後、パリに留学し、作曲をナディア・ブーランジェに、ヴァイオリンをアンドレ・トゥーレに師事。
第1回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールでは優秀な成績を収め、1936年から38年までポーランド放送交響楽団の第一ヴァイオリン奏者として活動しました。
作品は、7つのヴァイオリン協奏曲をはじめ、ピアノ曲、室内楽曲、管弦楽曲、声楽と器楽を組み合わせた作品など、数多く残しています。
第1弾となる本アルバムでは、ポーランドの歴史上、最も悲劇的な時代でもあった1943年から1953年にかけて作曲された3つの作品を収録。
オーケストラのための序曲は、2022年に行われたポーランド国立放送交響楽団(マリン・オルソップ指揮)の日本ツアーでも演奏されました。
再評価が進んできたバツェヴィチは室内楽やピアノ作品を中心に近年様々なレコーディングも増えていますが、まだまだ管弦楽・交響曲の録音は少ないだけに、バツェヴィチの知られざる魅力に光を当てるChandosの高音質SACD新盤には大きな期待がかかります。
※録音:2023年2月13日-14日、フェアフィールド・ホールズ(クロイドン、イギリス)

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GRAND PIANO
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20世紀のフォックストロット集 第7集 - 北ヨーロッパ |
ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)
...Steinway Model D |
【イギリス】
1. フレデリック・ディーリアス(1862-1934):歌劇《コアンガ》
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第2幕 ラ・カリンダ(H. ペリーによるピアノ編)(1949)*
2. シリル・スコット(1879-1970):黒人の踊り
Op. 58, No. 5(1908)
3. ジョン・L・モア(フランク・ブリッジのペンネーム)(1879-1941):
タートルズ・レトルト(1919)*
4. コンスタント・ランバート(1905-1951):哀歌調のブルース(ピアノ版)(1927)
5-6. ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):ファサード
組曲第2番
5. 第5曲 ポピュラー・ソング(R. ダグラスによるピアノ編)(1942)
6. 第6曲 年老いたフォーク卿(R. ダグラスによるピアノ編)(1943)*
【スコットランド】
7.エリック・チゾーム(1904-1965):タンゴ(1926)
【オランダ】
8. アレキサンドル・フォールモーレン(1895-1980):秘密の夜食
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イントロダクション、ワルツとフォックストロット(1921)*
9. レオ・コーク(1893-1992):タンゴの形式による間奏曲(1923)
10. ケース・ファン・バーレン(1906-1970):ピアノのためのブルース(1933頃)*
11. バーレン:ペップ・アンド・スウィング、ノヴェルティ=フォックストロット(1933)*
12. ヤープ・コール(1891-1959):ボストンの夏(ピアノのための簡略版)(1924)*
13. ディック・カッテンブルグ(1919-1944):テンポ・ディ・ブルース(1940)
14. ハンス・フランコ・メンデス:10の小練習曲(1929頃)
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第5番 ポーコ・モデラート(テンポ・ディ・フォックストロット)*
15. ルドルフ・エッシャー(1912-1980):ハバネラ(1945)
【スウェーデン】
16. ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942):3つの音詩
-
第3曲 アメリカの踊り(1924)
17. テューレ・ラングストレム(1884-1947):スウィート・フォックス(1937)*
【フィンランド】
18. エルネスト・パングー(1887-1942):東洋風タンゴ(ピアノ版)(1941)
19-21. エルンスト・リンコ:3つのモダン舞曲(1926)
19. 第1番 フォックストロット・ブルース*/
20. 第2番 優雅なワルツ/21. 第3番 タンゴ
【ノルウェー】
22. クリスティアン・ハウガー(1905-1977):ジュール=フォックストロット(1927)*
【デンマーク】
23. ヤコブ・ゲーゼ(1879-1963):モナ・ヴァンナ
- タンゴ・ブルース(1924)
24. ゲーゼ:Tidens Kvinders Smil: Ny
Dans(1924)*
25-27. スヴェン・エリク・タープ(1908-1994):モザイク
Op. 31(1938)より
25. 第7曲 フォックストロット/26. 第8曲
タンゴ/
27. 第9曲 ウルスコヴス=ブルース
28. フィニ・ヘンリケス(1867-1940):Basta!
Ama'rkansk Shimmy-Fox(1926)* |
録音:2024年3月21-23日 ドイツ、シュトゥットガルト、SWR放送スタジオ
総収録時間:77分
フォックストロットはダンス音楽の1つで、19世紀末のアメリカで生まれたラグタイムを前身とするスピーディーで動きの激しい音楽です。
第1次大戦後のヨーロッパでも大流行し、多くの作曲家が作品を発表しました。この第7巻では、イギリス、スコットランド、オランダ、北欧の作曲家たちがジャズやダンス音楽の影響を受け、それらを自らのスタイルで表現した作品が紹介されており、世界初録音も多数収録されています。
シリーズ全体を通じて演奏を担当するのはゴットリーブ・ヴァリッシュで、前作の第6巻はアメリカン・レコード・ガイド誌の「クリティックス・チョイス」に選ばれるなど、これまでにも高い評価を得ています。
旧譜
アメリカン・レコード・ガイド誌の「クリティックス・チョイス」に選ばれた第6集 |
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20世紀のフォックストロット集 第6集 - 南ヨーロッパ |
ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)
スタインウェイ Model D (No. 573.680) |
【イタリア】
1. フランコ・カサヴォラ(1891-1955):タンゴ・ヴィオラ・ダ・キャバレー・エピレッティコ(1925)
2. アルフレード・ガッターリ(1894-1972):2つのノヴェルティ・ピアノ・ソロ
-
第2番 ショパンのチャールストン・ドリーム(1928出版)
3. マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):2つのワルツ
Op. 221*-
第2番 ヴィーナス・ワルツ、ボストン=ワルツ(1921)
4. ヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967)もしくはヴィットーロ・デ・サバタ(1866-1933):
プリンチペ、フォックス=トロット
5. ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):ピッコロ・タンゴ(1942年出版)
6. アルフレード・カゼッラ(1883-1947):カクテル・ダンス(1918)
7. カゼッラ:9つの小品 Op. 24 - 第8曲
タンゴ風に(1914)
8-10. エットーレ・デスデーリ(1892-1974):シンコペーションによる前奏曲、コラールとフーガ(1934)*
11-12. マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):『メディア・ディフィコルタ』より
11. No. 3. タンゴ(1931)*/12. No. 4.
フォックス=トロット(1931)*
13-14. エマ・ビアンキーニ(1890-1929):私の人形の踊り
Op. 8 (1927出版)*
13. 第2曲 躊躇い/14. 第3曲 ワン=ステップ
15-16. ビアンキーニ:私の人形の踊り Op.
9(1927出版)*
15. 第4曲 タンゴ/16. 第3曲 チャールストン
17. ヴィルジリオ・モルターリ(1902-1993):「驚愕の演劇宣言」のフォックス=トロット(1921)
18. ドメニコ・サヴィーノ(1882-1973):アラベスク・イン・ブルー(1928)*
【キプロス】
19. アニス・フレイハーン(1900-1970):エーゲ海から
- 第2曲 タンゴ(1950)
【ギリシャ】
20. ニコス・スカルコッタス(1904-1949):ピアノ組曲
- 第3曲 シミー・テンポ(断章)(1924)
21. テオフラストス・サケラリディス(1883-1950):
トゥ・プリーズ・ハー・ハズバンド -
フォックストロット=シミー(1922)*
【マルタ】
22-23. チャールズ・カミレーリ(1931-2009):ピアノ練習曲集
第3巻「ピカソ・セット」(1964/1972改訂)
22. 第1番 フォックストロット/23. 第5番
ブルース
【スペイン】
24. ジュゼップ・マルティ・イ・クリスティア(1884-1918):
陽気なアメリカ人 - ラグ=タイム(ピアノ版)(1917)*
25. クリフトン・ワーズリー(1873-1925):
ファイヴ・オクロック・ティー、フォックス・トロット(1917年出版)*
26. ワーズリー:トリステ・イリュージョン、ヴァルス・トリプル・ボストン(1916年出版)*
27. フェデリコ・モンポウ(1893-1987):フォックストロット(1916)
28. モンポウ:タンゴ(1919)
29. モンポウ:バレエ - 第5曲 ブルースの時間(1949)
【ポルトガル】
30. アントニオ・トマス・デ・リマ(1887-1950):子供のアルバム
第3巻 -
第4曲 オ・クコ・バイラリーノ、ワン=ステップ(1927年出版)*
31. リマ:子供のアルバム 第1巻 - 第2曲
道化、フォックス=トロット(1926年出版)*
32. リマ:子供のアルバム 第1巻 - 第3曲
さようなら、ワン=ステップ(1926年出版)*
33. ペドロ.F. リベイロ・ダルメイダ(1880-1965):アハイアル、ファドのモティーフによるワン=ステップ*
*...世界初録音 |
録音:2022年9月14-16日 ミュンヘン、バイエルン放送
Studio2(ドイツ)
総収録時間:71分
フォックストロットとはダンスのための音楽の1ジャンルで、もともとは19世紀末アメリカで生まれたラグタイムを前身とするスピーディーでアクションの激しい音楽
です。
第一次世界大戦後の1920~30年代、ヨーロッパでは人々の憧れであったアメリカ文化の象徴として流入してきたジャズやフォックストロットが大流
行。
このアルバムでは地中海沿岸諸国の作曲家たちによるファッショナブルなフォックストロットを聞くことができます。
アルバムではプッチーニ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、カゼッラ、スカルコッタス、モンポウなどのよく知られる人たちの珍しい小品の他、現在では忘れられてしまった作曲家たちの世界初録音を含む作品を収録。
彼らがジャズやダンス・ミュージックからどのように影響を受けたかを明らかにしています。
シリーズを通じて演奏を担当するゴットリープ・ヴァリッシュの華麗な演奏でお楽しみいただけます。
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6/3(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
DA VINCI CLASSICS
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オスティナート! アッラ・バスタルダ
(無伴奏チェロによるグラウンド・バス作品集) |
エンリコ・ソルベッロ(チェロ) |
アンドレア・ファルコニエーリ(c.1585-1656):チャッコーナ、パッサカリア
ディエゴ・オルティス(c.1510-c.1570):リチェルカータ第1番、第2番
マルコ・ウッチェリーニ(1603/10-1680):ベルガマスカによるアリア
タルクィニオ・メルーラ(1594/95-1665):チャッコーナ
作者不詳(17世紀イタリア):チャッコーナ、イタリア風グラウンド
エザイアス・ロイスナー(1636-1679):パッサカリア
フランソワ・クープラン(1668-1733):神秘のバリケード
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c.1620-1680):チャッコーナ
ハインリヒ・ビーバー(1644-1704):パッサカリア
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):シャコンヌ
ニコラ・マッテイス(c.1650-after 1713):チャッコーナによる様々な奇想
伝承曲(南イタリア):モンタナラ・ディ・カルピーノ
※すべて無伴奏チェロ用編曲版
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ルネサンスからバロック初期に書かれた無伴奏チェロによるグラウンド・バス作品集!
☆「バッソ・オスティナート(執拗低音)」と「ヴィオラ・バスタルダ」をテーマにしたアルバム!
☆古楽と民謡、即興と編曲を横断する豊かな音世界を描き出す!
本アルバムは、ルネサンスからバロック初期にかけてヨーロッパ各地で発展した2つの音楽的伝統、「バッソ・オスティナート(執拗低音)」と「ヴィオラ・バスタルダ」をテーマに構成されています。
反復する低音進行の上で旋律が自由に変奏されるバッソ・オスティナートは、イタリア、スペイン、フランス、ドイツなどの音楽文化に広く影響を与えました。
一方でヴィオラ・バスタルダとはある種の低音ヴィオールを指すと同時に、複数の声部を一人で表現する高度な演奏様式を意味する言葉(アッラ・バスタルダ)としても用いられました。
本作でソルベッロは、チェロを通じてこれらの伝統を見事に融合させ、古楽と民謡、即興と編曲を横断する豊かな音世界を描き出しています。
※録音:2025年4月(イタリア、アチレアーレ)
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19世紀ロシアの室内楽作品集 |
リ・アルキ・イタリアーニ |
キュイ:オリエンタル(チェロと弦楽版)/
ボロディン:セレナーデ(チェロと弦楽版)/
チャイコフスキー:
アレグロ(弦楽四重奏のための)/メロディ
Op.42-3(ヴァイオリンと弦楽版)/
舟歌 Op.37-6(ヴァイオリンと弦楽版)/無言歌
Op.2-3(ヴァイオリンと弦楽版)/
ラルゴとアレグロ(フルートと弦楽版)/アレグロ(ピアノと弦楽版)/夜想曲(チェロと弦楽版)/
アンダンテ・カンタービレ(チェロと弦楽版)/イワン・サマーリンの思い出に(弦楽版)/
《くるみ割り人形》組曲(ステーファノ・ボニラウリによる弦楽五重奏、2本のフルート、クラリネット版)/
タネーエフ:カンツォーナ(クラリネットと弦楽のための)/
リムスキー=コルサコフ:フーガ《修道院にて》~コラールと変奏(弦楽四重奏のための) |
19世紀ロシアの室内楽作品集!
ロシア音楽といえば交響曲やバレエが思い浮かびますが、本アルバムでは19世紀ロシアにおける室内楽の魅力を掘り下げています。
イタリアやユダヤ音楽の影響のもと、ヴァイオリンやチェロがロシア文化に根付いた背景を踏まえ、チャイコフスキーの初期作品や、民俗的精神に満ちたキュイやボロディンの小品など、弦楽器を中心とした編成の編曲版を多数収録。
なかでも《くるみ割り人形》組曲の室内編成版は、透明感あふれる響きと、楽器ごとの色彩が際立つ斬新なアレンジが魅力です。
※録音:1994年(イタリア)
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星のような結び目~コンポーザー=ギタリストと伝承歌の編曲 |
グレゴリオ・フラッキア(ギター) |
グレゴリオ・フラッキア:ミソロジー、蝶のように
カルロ・カンマロータ:タランテッラのテンポ(ナポリの水彩画より)
マウリツィオ・コロンナ:J.S.バッハの名による幻想曲~
前奏曲、記憶に宿る瞬間のダンス、夜想曲第1番、スペイン風奇想曲
アリリオ・ディアス編曲:ナポリの歌
(ア・ヴッチェッラ、ラニエッロ、フェネスタ・ヴァッシャ、フニクリ・フニクラ、
ラ・ルイゼッラ、グラツィエッラ、ミケレッンマ、サンタ・ルチア、
トゥ・カ・ヌン・キャーニェ、イル・サルティンバンコ)
グレゴリオ・フラッキア:イン・C
エンリケ・フェルナンデス:解き放たれた悪魔(アリリオ・ディアス編)
ペドロ・エリアス・グティエレス:平原の魂(アリリオ・ディアス編曲) |
本作は、民謡に根ざしたギター演奏のアプローチを復興する試みとして企画された1枚です。ナポリ民謡をクラシック・ギターに昇華させたアリリオ・ディアスの編曲に始まり、師であるディアスの精神を継ぐマウリツィオ・コロンナの作品、詩的かつ技巧的な現代ギター曲を生み出すグレゴリオ・フラッキア自身の楽曲が並びます。
各曲はセゴビア派のスタイルを受け継ぎつつ、旋律や和声、音色の探究に満ちており、クラシックと民俗音楽の境界を超えて響き合います。
アルバム・タイトルの「Nadi Quasi Di Stelle」は詩人レオパルディの詩に由来し、多彩な伝統が織りなす音楽的星座を象徴しています。
※録音:2024年12月~2025年1月(イタリア)
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境界なき音~フルートとピアノのための現代音楽 |
ジョヴァンニ・マレッジーニ(フルート)
内本久美(ピアノ) |
ニコラ・サニ(1961-):時の軌道(1998)~フルートと磁気テープのための
アンドリアン・パートゥート(1963-):
新しい人生(2022、2023改訂)~アルト・フルートとピアノのための
小林聡(1960-):ショート・ノヴェルズ(2023)~フルートとピアノのための
イヴァン・フェデレ(1953-):献呈(2000)~無伴奏フルートのための
フアン・トリーゴス(1965-):カスティリオーニの墓(2023)~フルートとピアノのための |
本作は、フルートとピアノのための表現領域を拡張する現代の5作品を収録した意欲的な1枚です。
戦後の実験主義を超え、音色、旋律、リズムの探求に焦点を当てたこれらの作品は、作曲家ごとに異なる語法と詩情を持っています。
マレッジーニと内本のために書かれた3曲を中心に、電子音響との融合、即興性を含む構成、東洋音楽との接点を持つ音作りなど、前衛の先にある豊かな音楽的世界を堪能できます。
※録音:2024年8月(イタリア)
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ベートーヴェン:弦楽三重奏曲集 Vol.1
ベートーヴェン:
弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.3
セレナーデ ニ長調 Op.8 |
トリオ・クォドリベット
〔ヴィットーリオ・セベーリア(ヴァイオリン)、
ヴィルジーニア・ルーカ(ヴィオラ)、
ファビオ・ファウゾーネ(チェロ)〕 |
イタリアのトリオ・クォドリベットがベートーヴェンのレコーディングを開始!
珍しいブルーノ・ジュランナ版の「ゴルトベルク変奏曲」やフルートを加えた四重奏編成によるモーツァルトの「トルコ行進曲付き」など印象的なリリースが続いていたイタリアの若きアンサンブル、トリオ・クォドリベットがベートーヴェンのレコーディングを開始。第1巻の今作は最初期の作品である「弦楽三重奏曲第1番」と「セレナーデ」の2曲を収録しています。
ナターリヤ・グートマンやエンリコ・ディンドに師事したチェリスト、ファビオ・ファウゾーネを中心として結成されたトリオ・クォドリベットは、2016年にヴァルティドーネ国際室内楽コンクールで第2位、モンカリエーリのヨーロッパ音楽コンクールで第1位、さらに2018年にはラティーナのコンコルソ・インターナショナル・ディ・ムジカ・ダ・カメラ・マッシミリアーノ・アントネッリで第2位を受賞するなど、着実に成長を遂げ、評価を高めているアンサンブル。
2015年に開始した「プロジェクト・ゴルトベルク(Progetto
Goldberg)」で南フランス・ツアーを行い、クレモナのヴィオリーノ博物館やトスカーナ・モンテヴェルディ音楽祭でのコンサート・シリーズなどに招聘されるなど幅広く活躍しています。
※録音:2024年2月(チーゴレ、イタリア)
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クートゥーラ ~
アフリカ大陸からの現代のピアノ作品集 Vol.2 |
シルヴィア・ベルフィオーレ(ピアノ) |
DRコンゴ ~ アンドレ・バンガンブラ・ヴィンドゥ(b.1953):子守歌
モザンビーク ~ エステヴァン・フィリペ・シサノ(b.1994):Mihloti
- Lagrimas(涙-涙)
モロッコ ~ ナビル・ベナブデルジャリル(b.1972):戦慄の夜想曲
南アフリカ ~ ステファンス・グローヴェ(1922-2014):
アフリカの映像 より 第1曲、第3曲、第4曲(アフリカの音楽第19番)
エジプト ~ ガマール・アブデル=ラヒーム(1924-1988):嘆き
南アフリカ ~ マイケル・ブレイク(b.1951):塩の入れ方 |
ブラジルやエチオピア、コートジボワール、南アフリカ、タンザニア、トーゴなど世界各地で500回を超えるコンサートを開催してきたイタリアのピアニスト、シルヴィア・ベルフィオーレが贈る、20世紀後半以降に作曲されたアフリカ大陸の国々の作曲家たちによるピアノ作品を集めたプロジェクトの第2弾。
今回はDRコンゴ(コンゴ民主共和国)、モザンビーク、モロッコ、南アフリカ、エジプトの作曲家を取り上げます。
前作「ヨクヴェラ」(C00467)に続き、広大なアフリカ大陸の作曲家たちが生み出した独自の様式、それぞれの国々の起源と結び付いた音楽に触れることのできる貴重な機会となるでしょう。
※録音:2023年9月(バチカン市国)
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タンゴ・アパショナード
ピアソラ:
3人のためのミロンガ/メディタンゴ/ビオレンタンゴ
カルロス・ガルデル:閉ざされた瞳/ボルベール(帰郷)
ピアソラ:オブリビオン
カルロス・ガルデル:想いの届く日/首の差で
ピアソラ:ブエノスアイレスの四季 |
デュオ・ガルデル
〔ジャンルカ・カンピ(アコーディオン)、
クラウディオ・コッツァーニ(ピアノ)〕 |
12歳で国際コンクールを制したイタリアの天才アコーディオン奏者ジャンルカ・カンピとピアニストのクラウディオ・コッツァーニが2005年に結成したデュオ・ガルデルのタンゴ・アルバム。
ピアソラの作品とデュオの名前にも冠しているカロス・ガルデルの作品を交互に披露します。
際立った表現力と高い技巧で人気を博す2人が織り成すタンゴの世界をお楽しみください。
※録音:2024年9月(クレーマ、イタリア)
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ET'CETERA
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中丸まどか(バロック・ヴァイオリン)
ロザリオのソナタ ~ 人生の神秘 |
中丸まどか(バロック・ヴァイオリン)
ワウター・ドゥコーニンク(オルガン) |
《ALPHA(冒頭)》
ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調 BuxWV
161
《JOYFUL MYSTERI ES(喜びの神秘)》
ビーバー:受胎告知
ブクステフーデ:《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》
BuxWV 211
作者不詳(ウィーン、17世紀):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
《いかに美しきかな、暁の星は》 Ms.726, Nr.87
《SORROWFUL MYSTERIES(悲しみの神秘)》
ビーバー:ゲッセマネの園におけるキリストの苦しみ
ビーバー:十字架の磔
ブクステフーデ:《嘆きの歌》 BuxWV 76/2
《GLORIOUS MYSTERIES(栄光の神秘)》
ビーバー:キリストの昇天
J.S.バッハ:《主イエス・キリストよ、われらに眼を向けたまえ》BWV
655、BWV 726
《OMEGA(終曲)》
ビーバー:守護天使 パッサカリア |
ヴァイオリンとオルガンが描く神秘!日本語解説付き!
☆ピリオド奏法に精通した演奏家として国際的に活躍する日本人ヴァイオリニスト、中丸まどか!
☆ロザリオのソナタを中心に描く、ヴァイオリンとオルガンによる神秘の対話!
☆ブックレットには中丸まどか、ワウター・ドゥコーニンクの両者による日本語解説付き!
バロック・ヴァイオリン奏者の中丸まどかとオルガニストのワウター・ドゥコーニンクによる本アルバムは、ビーバーの
《ロザリオのソナタ》 を軸に、ブクステフーデ、バッハ、17世紀の作曲者不詳の作品を織り交ぜ、「生涯」「苦しみと死」「復活」の三部構成でキリストと聖母マリアの生涯における"神秘"をオリジナルの「ロザリオの環(わ)」として音楽で描いた深い精神性を持つ注目作です。
中丸まどかは東京芸術大学器楽科ヴァイオリン専攻を卒業後、2006年に同大学院古楽科バロック・ヴァイオリン専攻を修了。
文化庁及びベルギー政府の奨学金を受けてベルギーに渡り、ブリュッセル王立音楽院でシギスヴァルト・クイケンに学び2009年にディプロマを得てバロック・ヴァイオリン修士課程を修了しました。
現在はベルギーを拠点に、ソリストおよび室内楽奏者として幅広く活動しており、多数のオーケストラにコンサートミストレスとして招聘されるほか、CD、テレビ、ラジオの収録にも多数参加。
2015年にはベルギー王室での御前演奏を行い、その模様は世界各地で放送されました。レパートリーは宗教音楽から世俗音楽まで多岐にわたり、深い音楽性と歴史的アプローチに基づく演奏で国際的に高く評価されています。本アルバムでも、スコルダトゥーラを駆使した精緻で詩的な解釈により、バロック・ヴァイオリンの可能性を美しく提示しています。
※録音:2024年7月31日-8月3日、聖ゲルトルード教会(ルーヴェン、ベルギー)
※使用楽器:
【バロック・ヴァイオリン】ヘンドリック・ヤコブス1690年頃アムステルダム作/作者不明、18世紀頃/ヤツェック・ヴェソオフスキー2010年グダニスク作
【オルガン】ペンセラー1714年作
「このCD を何より特徴づけているのは、そのテーマ構造の多層性です。三つの神秘のサイクルを中心に据えた内容的な構成に加え、スティルス・ファンタスティクスという様式が、ビーバーとブクステフーデの両者において頂点を極めた表現手法として、全体をつなぐ要素となっています。
この自由で技巧的、かつ表現に富んだスタイルは、飛躍、静寂、大胆な和声、即興的な妙技といった予測不可能な展開に開かれています。中丸とドゥコーニンクはこの自由さを自然な音楽性で受け入れ、聴く者を常に集中させ、聴き入らせる力を持っています。」
筆者:ジャック・キナール(Jacque Kinnaer)
出典:Klassiek in de kapel
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イメージズ ~ ファゴットのための作品集
ジョン・ウィリアムズ(b.1932):
ファゴット協奏曲《5本の聖なる木々》(ピアノ伴奏版)
グレアム・ウォーターハウス(b.1962):アステカの儀式
(コントラ・ファゴットとピアノのための)
アラン・クレーンス(b1957):
ル・ミュイ(独奏ファゴットのための)
エルヴィン・シュルホフ:
バスナイチンゲール(独奏コントラ・ファゴットのための)
ニーノ・ロータ:ファゴット協奏曲(ピアノ伴奏版) |
エリアス・アグステリッベ
(ファゴット、コントラ・ファゴット)
サミュエル・ファン・デ・ヴェルデ(ピアノ) |
多彩な音色と超絶技巧!ファゴットの魅力を凝縮した意欲作!
☆フィルザウト(南オランダ・フィル)首席コントラ・ファゴット奏者、エリアス・アグステリッベ!
☆ジョン・ウィリアムズからニーノ・ロータまで、ファゴットの持つ多彩な魅力を凝縮した意欲作!
若手実力派ファゴット奏者エリアス・アグステリッベが、ファゴットとコントラ・ファゴットを用いて多彩なレパートリーを披露する意欲作「Images」。
アグステリッベは6歳でコントラ・ファゴットに魅せられて以来、ヘント王立音楽院やチューリッヒ芸術大学で研鑽を積み、2019年よりフィルザウト(南オランダ・フィル)の首席コントラ・ファゴット奏者として活躍する傍ら、ブリュッセル・フィルやチューリッヒ歌劇場などでも客演し、古楽から現代作品まで幅広い演奏活動を展開しています。
本アルバムでは、ジョン・ウィリアムズの幻想的な
《5本の聖なる木々》 から、ロータの抒情的な協奏曲、ユーモアと技巧に富んだシュルホフの
《バスナイチンゲール》 など、20~21世紀の多彩な作品を収録。柔らかく深みのある音色と高いテクニックにより、低音木管楽器の新たな魅力を引き出しています。
※録音:2025年1月、コンサートスタジオ・コルトレイク(ベルギー)
※使用楽器:1989年ヘッケル社製ファゴット、1974年ヘッケル社製コントラ・ファゴット
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAMOLA
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IKONシリーズ
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ロメオとジュリエット、浄夜
1-9. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
ロメオとジュリエット Op. 64(抜粋)
1. モンターギュー家とキャピュレット家/
2. 少女ジュリエット/3. 民衆の踊り/4.
仮面/
5. ロメオとジュリエット/6. ティボルトの死/
7. 別れの前のロメオとジュリエット/
8. 僧ローレンス/9. ジュリエットの墓の前のロメオ
10. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
トマス・タリスの主題による幻想曲
11. アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):浄夜
Op. 4 |
ニューヨーク・フィルハーモニック...1-9
ニューヨーク・フィルハーモニックの弦楽セクション...10、11
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮) |
録音:ニューヨーク STEREO 1957年11月 ...1-9 1958年3月...10、11
総収録時間:82分
ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。
明晰かつドラマティックな音楽作りと剛直とも言えそうなサウンドによって、ややもすれば後期ロマン派風の耳馴染み良い解釈で演奏されがちな作品から甘さを排し、斬新さを表出したミトロプーロスらしい演奏です。
ハワード・スコット(プロコフィエフ)とジョン・マックルーア(他2曲)がプロデュースしたコロンビア・レコードのステレオ最初期の記念碑的録音。
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ホルスト:惑星/シュトラウス:死と浄化
1-7. グスターヴ・ホルスト(1874-1934):惑星
Op. 32
1. 火星、戦争(戦い)をもたらす者
2. 金星、平和をもたらす者/3. 水星、翼のある使者/
4. 木星、快楽をもたらす者/5. 土星、老いをもたらす者/
6. 天王星、魔術師/7. 海王星、神秘主義者
8. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):死と浄化
Op. 24 |
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) |
録音:ウィーン、ゾフィエンザール STEREO 1961年9月...1-7 1960年6月...8
総収録時間:72分
ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が「ボックスセットの中の1枚にしておくには惜しい」名盤を独自に復刻するイコン・シリーズにDecca時代のカラヤンの名盤がまた一つ加わります。
「惑星」を国際的な名曲の地位に押し上げた名演に、カラヤン十八番の「死と浄化(死と変容)」をカップリング。
ジョン・カルショウやエリック・スミスのプロデュースでウィーン・フィルをゾフィエンザールで収録した名録音です。
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チャイコフスキー:悲愴 他
1-4. チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 Op. 74
5-7. アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 |
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)...5-7
ボストン交響楽団
ピエール・モントゥー(指揮) |
録音:ボストン・シンフォニーホール STEREO 1955年...1-4、1958年...5-7
総収録時間:79分
『悲愴』はモントゥーが80歳になる年の録音で、過剰な感傷を振りまくことなく、凛とした悲愴感を伝える演奏。
ジョン・ファイファーとルイス・レイトンによるRCA
Living Stereo黄金期の録音は、対向配置された弦楽器群の広がりと管・打楽器の奥行などオーケストラの色彩と立体感を見事に伝えます。
ハチャトゥリアンはコーガンがアメリカ・ツアーに出た際の録音。
ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。
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<国内盤>
ヴァリエテ
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鈴木陽子作品集 vol.9 「反響と残響と」
鈴木陽子:
『反響と残響と』 ~
2本のトランペット、ホルン、チューバと
打楽器のための (2023) 初演
『川之江へ』 ~トロンボーンのための (2023)
初演
『旋光』 ~
ゼフュロストランペット、トロンボーンと
2台のティンパニのための (2023) 初演
『川滝』 ~ヴィブラフォンのための (2023)
初演
『麓にて』 ~金管五重奏のための (2023)
初演
『いしづちの春』 ~
金管五重奏と打楽器のための (2023, 2024
改訂) 初演 |
曽我部清典
(トランペット/ゼフュロストランペット)
佐藤友紀 (トランペット)
堂山敦史 (ホルン)
村田厚生 (トロンボーン)
佐藤 潔 (チューバ)
會田瑞樹 (打楽器)
浦部 雪 (指揮) |
鈴木陽子作品集第9集「反響と残響と」
録音:2024年11月27日 豊洲シビックセンターホール(ライヴ)
作曲家鈴木陽子による新作「反響と残響と」が発売になります。金管楽器と打楽器の響きの重なりを利用した楽曲構成の4作品とヴィブラフォンのソロ作品を収録。
曽我部清典のトランペットをはじめ、ホルン、トロンボーン、チューバの金管アンサンブルと會田瑞樹によるマリンバ、ヴィブラフォン、チューブラーベル等様々な打楽器の組み合わせが多彩な響きの世界を繰り広げる。
指揮は浦部雪による2024年11月鈴木陽子作品展vol.16のコンサート初演のライヴ収録音源になります。
鈴木陽子 (Yoko SUZUKI)作曲
愛媛県出身。パリ・エコール・ノルマル音楽院作曲専攻ならびに愛知県立芸術大学大学院作曲専攻修了。平義久、近藤譲に作曲を師事。
これまで15回の作曲作品展を京都、大阪、東京、愛媛と横浜で開催し、作曲作品の発表を意欲的に行っている。
作品展の一部はYouTubeで公開している。2023年6月、第15回作品展のコンサート録音により、8枚目のCD「物語の形態学」をリリースした。
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