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≪第127号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その13 2025/6/3~





6/3(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.

PARATY

PTY 2024150
(2CD)
\3900→\3590
コワンも参加、ル・スタジョーニ
 J.S.バッハ:
  ヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ集 BWV 1014-1019

   [CD1]
    第1番 ロ短調 BWV 1014
     1. Adagio/2. Allegro/3. Andante/4. Allegro
    第2番 イ長調 BWV 1015
     5. Dolce/6. Allegro assai/
     7. Andante un poco/8. Presto
    第3番 ホ長調 BWV 1016
     9. Adagio/10. Allegro/
     11. Adagio ma non tanto/12. Allegro
    第4番 ハ短調 BWV 1017
     13. Largo/14. Allegro/15. Adagio/16. Allegro
   [CD2]
    第5番 ヘ短調 BWV 1018
     1. (Largo)/2. Allegro/3. Adagio/4. Vivace
    第6番 ト長調 BWV 1019
     5. Allegro/6. Largo/7. Allegro, Cembalo solo/
     8. Adagio/9. Allegro
    第6番 ト長調 BWV 1019 (初期稿)
     10. Vivace/11. Largo/12. Cembalo solo/
     13. Cantabile ma un poco adagio/
     14. Adagio/15. Violino solo/16. Presto
ル・スタジョーニ
 リヴ・ヘイム(ヴァイオリン)
 パオロ・ザンズ(チェンバロ)
 クリストフ・コワン(バス・ヴィオール)

 バッハのヴァイオリンとオブリガート・チェンバロのためのソナタ集。きわめて格調高いアンサンブル、コワンも参加しての豊かなバス・パートもまた魅力

 録音:2021、22年

 J.S.バッハの「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集」は、1718年から1722年にかけて作曲されました。
 教会ソナタの伝統に根ざしながら、鍵盤楽器が、伴奏という役割を超えて、協奏的で対位法的な書法により、ヴァイオリンとの真に対等な対話者として存在しており、このジャンルの限界を押し広げるバッハのヴィルトゥオーゾ性と独創性を示しています。
 バッハはこれらの作品を通して、バロック・トリオを再定義し、18世紀の室内楽に決定的な進化をもたらしたといえます。
 この録音では、チェンバロおよびフォルテピアノ奏者のパオロ・ザンズ、そしてヴァイオリンのリヴ・ヘイムに、第1、2、6番の3作品では世界的名手、バロック・チェロの帝王とも称されるクリストフ・コワンが低音旋律をさらに豊かなものにふくらませる形で演奏。
 これは、1725年のヨハン・ハインリヒ・バッハによる写譜に「ヴィオラ・ダ・ガンバが鍵盤パートの左手パートを重ねて演奏してもよい」という記述に沿って、1,2,6番についてこの編成で演奏するのがふさわしいと考えてのことです。
 ソナタに生き生きとした表現力と深みを吹き込みます。
 バッハに対する新鮮で歴史に精通したアプローチで、学術的な正確さと現代的なセンスを兼ね備えています。バッハの天才の豊かさと繊細さを解き明かす輝かしい名演です。

 ヴァイオリンのリヴ・ヘイムはベルリン出身。ジュリアード音楽院に学び、バロックおよびモダンのヴァイオリンとヴィオラ奏者として、レザール・フロリサンなどヨーロッパの古楽アンサウブルなどで活躍しています。
 チェンバロのパオロ・ザンズはルセ、パトリック・コーエンらに学び、ウィリアム・クリスティやガーディナーのアシスタント指揮者も務め、指揮者としても活躍しています。
 2017年に編成を自在に変えるアンサンブル「ル・スタジョーニ」を結成。クリストフ・コワンはナヴァラに師事、さらにアーノンクールやサヴァールのもとでも楽器の研鑽を積み、彼らのアンサンブルを長きに渡って支えたほか、モザイク弦楽四重奏団、さらにはバーゼルのスコラ・カントルムとパリ国立音楽院でも教鞭をとった、古楽という枠を超えたところにいるチェロ奏者です。

 
   (c) Caleb Krivoshey, 2021     (c) Kerstin Schwarz Damm, 2021
 
 

PTY 2024151
\3500
RESURGENCE(再湧出) マルセル・カラ(ハープ)
 1. ジャン・クラ (1879-1932):ハープのための2つの即興曲(1925)
 2. ドビュッシー (1862-1918) / I.モレッティ編:グラナダの夕べ(「版画」第2曲)
 3. ドビュッシー/ I.モレッティ編:ラモーを讃えて(映像第1巻)
 4. ドビュッシー/カラ編:レントより遅く(前奏曲 第1集より)
 5. アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):ハープのための前奏曲(1965)
 6. フォーレ(1845-1924):天守夫人(塔の奥方)
 7. マントヴァーニ(b.1974):Tocar (2007)
 8-10. マルセル・トゥルニエ(1879-1951):ソナチネ Op. 30 (1924)
  〔Allegrement - Calme et expressif - Fievreusement〕
 11. 吉松隆 (b.1953):プロローグ《 ライラ小景》op. 99 (2006)より

 フランスの注目ハープ奏者マルセル・カラ

 録音:2024年5月

 フランスのハープの名手による1枚。
 ドビュッシーの作品と、同時代の作曲家の作品をひとつの録音に、という考えから編まれたプログラムです。
 また、ポリーニやコチシュ、バヴゼといった音楽家たちの録音からもインスピレーションを受け、カラ自身も「レントより遅く」を編曲したものも収録しておりますが、厳格さと自由さを併せ持つワルツを、オーケストラ的な響きで演奏しています。
 マルセル・カラは6歳でハープを始め、パリ国立高等音楽院に学び、これまでにドミニク・ドゥモジョ、ジェルメーヌ・ロレンツィーニ、イザベル・モレッティらに師事しました。ミュンヘン国際コンクール等で入賞を重ねています。
 
 

PTY 2025005
(2CD)
\4100
J.S.バッハ:18のコラールとカノン風変奏曲 マルタン・ジェステル(オルガン)
 [CD1]
  来ませ、聖霊、主なる神 Fantasia super Komm, Heiliger Geist, BWV 651
  来ませ、聖霊、主なる神 Komm, Heiliger Geist, BWV 652
  バビロンの流れのほとりに An Wasserflussen Babylon, BWV 653
  装いせよ、おお、魂よ Schmucke dich, o liebe Seele, BWV 654
  主イエス・キリストよ、われらを顧みて
   Trio super Herr Jesu Christ dich zu uns wend, BWV 655
  おお、神の子羊、罪なくして O Lamm Gottes, unschuldig, BWV 656
  いざやもろびと 神に感謝せよNun danket alle Gott, BWV 657
  われは神より離れまじ Von Gott will ich nicht lassen, BWV 658
  いざ来ませ、異邦人の救い主 Nun komm, der Heiden Heiland, BWV 659
  いざ来ませ、異邦人の救い主 Trio super Nun komm der Heiden Heiland, BWV 660
  いざ来ませ、異邦人の救い主 Nun komm, der Heiden Heiland, BWV 661
 [CD2]
  いと高きところには神にのみ栄光あれ Allein Gott in der Hoh sei Ehr, BWV 662
  いと高きところには神にのみ栄光あれ Allein Gott in der Hoh sei Ehr, BWV 663
  いと高きところには神にのみ栄光あれ Trio super Allein Gott in der Hoh sei Eh,r BWV 664
  われらの救い主なるイエス・キリストは Jesus Christus, unser Heiland, BWV 665
  われらの救い主なるイエス・キリストは Jesus Christus, unser Heiland, BWV 666
  来ませ、造り主なる聖霊の神よ Komm, Gott, Schopfer, Heiliger Geist, BWV 667
  汝の御前に われはいま進み出で
   Vor deinen Thron tret' ich, Wenn wir in hochsten Nothen sein, BWV 668
  カノン風変奏曲《高き御空よりわれは来たり》 Kanonische Veränderungen uber das Lied

 マルタン・ジェステルはフランスのオルガン、チェンバロ、フォルテピアノ奏者。
 1990年、ストラスブールにてアンサンブル「ル・パルルマン・ド・ミュジーク」を設立。モンテヴェルディ、スカルラッティ、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、ウェーバー、そしてパイジエッロからドニゼッティまでのベルカントオペラに至るまで、幅広いジャンルに精通し、指揮者としても活躍しています。
 指導者としても、歴史への情熱と口承伝統への配慮、そしてダンスと演劇や文学への愛着も持つ、幅広い視野で活動を行っております。
 ここでは一つ一つのパッセージやコラールの意味、すべてが非常に明確に演奏されております。
 
 

PTY 2024147
\3500
Concert pour Debussy
 1-3. ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
  コンセール形式によるクラヴサン曲第5番
 4-9. ドビュッシー(1862-1918)/ブノワ・シツィア編:
  6つの古代墓碑銘
 10. ドビュッシー:シランクス
 11-16. ブノワ・シツィア(b.1990):
  ...A un grand oiseau impatient de la lumiEre...
   (光を熱望する大きな鳥に)
 17. ドビュッシー/シツィア編:雪の上の足跡
 18. デュカス(1865-1935)/シツィア編:牧神のはるかな嘆き
 19. ファリャ(1876-1946):
  クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌
トリオ・アンタラ
 エマニュエル・オフェル(フルート)
 オディール・オーボワン(ヴィオラ)
 ギスレーヌ・プティ=ヴォルタ(ハープ)

ブノワ・シツィア(作曲・編曲)

 フルート、ヴィオラ、ハープのアンサンブルによるドビュッシーへのオマージュ

 ドビュッシーは最晩年に6つのソナタを書き(6曲を書き終えぬうちにドビュッシーはなくなってしまいます)、そのうちの一つにフルート、ヴィオラとハープのためのソナタがありました。
 この編成はのちの作曲家たちにも大きな影響を与えましたし、このソナタの存在自体も非常に大きなものがあります。
 ここでは、フルート、ヴィオラ、ハープという編成によるアンサンブル、トリオ・アンタラ(2005年結成)が、ドビュッシーの作品や、バロックの作品などをプログラムし、ドビュッシーへの新しいオマージュを作り上げています。
 
 
PTY 2025001
\3500
アレクサンドル・ド・ヴィルヌーヴ(1677-1756):
 ルソン・ド・テネブル、ミゼレーレ

  1-15. 第三日のためのルソン・ド・テネブル
  16-27. ミゼレーレ
アンサンブル・ヴェダド
 ロナルド・マルタン・アロンソ
  (ヴィオラ・ダ・ガンバ、音楽監督)
 ダグマール・シャシュコヴァー(メゾ・ソプラノ)
 ダミアン・プヴルー(テオルボ)
 ローラン・スチュワート(オルガン)

 フランスで17 世紀末から18 世紀半ばに活躍したアレクサンドル・ド・ヴィルヌーヴの作品集

 録音:2023年12月

 フランスで17世紀末から18世紀半ばに活躍したアレクサンドル・ド・ヴィルヌーヴの作品集。ヴィルヌーヴについては多くはわかっていませんが、比較的高貴な家に生まれ、幼いころからアルルの教会で聖歌隊に所属、アンドレ・カンプラの後任として教会の楽長になり、パリにうつってからラモーらにも出会ったとされています。
 曲集「教会音楽集」は、6つのモテット、9つのルソン・ド・テネブル、ミゼレーラが収められており、フランスのシェル修道院のマリー=ルイーズ・アデライード・ドルレアンに捧げられています。
 
 この献呈は、シェル修道院の楽長の地位を狙ってのことだったかどうかは定かでありませんが、ソプラノと通奏低音のためのルソン・ド・テネブルなどは、マリー=ルイーズの修道院での音楽生活を彩ったことでしょう。
 F.クープランのルソン・ド・テネブルの出版より5年後に出版されており、スタイルにはクープランを意識した面もうかがわれます。レチタティーヴォは緩急交互に配され、また、不協和音や七の和音、九の和音も多用されており、テキストの内容をより劇的に描きます。

 アンサンブル・ヴェダドは2014年にガンバ奏者のロナルド・マルタン・アロンソによって設立され、バロックからコンテンポラリーまでを演奏する気鋭のアンサンブル。
 取り上げる作曲家もキューバの聖堂で楽長を務めたエステバン・サラスの作品から、マラン・マレなど多岐にわたります。
 
 

PTY 2025002
\3500
モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
 ・第4番 ホ長調 KV 542
 ・第5番 ハ長調 KV 548
 ・第6番 ト長調 KV 564
トリオ・バガテル
 ヴァンサン・レッシー(ピアノ)
 ヴァランタン・セイニェ=バッケ(ヴァイオリン)
 オーロール・アリックス(チェロ)

 トリオ・バガテルCD デビュー、モーツァルトの傑作ピアノ三重奏曲3 作を収録

 トリオ・バガテルが、CDデビュー。
 1788年にウィーンで作曲されたモーツァルト充実期の3つの傑作ピアノ三重奏曲を収録。
 K 542は親密で情熱的、コジ・ファン・トゥッテのような面があり、K 548のハ長調は高貴でフィガロの結婚のよう、そしてK 564では洗練された簡潔さと、民俗的なアクセントも聴かれます。
 
 

PTY 2025003
\3500
LA DATCHA de Chosta ショスタコーヴィチのダーチャ
 1. アルヴォ・ペルト:フラトレス
 2. アンヌ・マルタン:
  Cette colline ~フョードル・ドルジニンへのオマージュ
 3-5. ジャン=ポール・デュスィ:
  DSCH ~ショスタコーヴィチの思い出に
 6-8. ショスタコーヴィチ:ヴィオラとピアノのためのソナタ op.147
 9. ショスタコーヴィチ:即興曲~ヴィオラとピアノのための op.33
マキシム・デセール(ヴィオラ)
マリアヌ・マルシャル(ピアノ)

 ショスタコーヴィチが最後の作品を書いたダーチャ

 ドミトリー・ショスタコーヴィチは、街の喧騒から離れたジューコフカの静かな隠れ家ダーチャ(セカンドハウス)で、1975年に最後の作品『ヴィオラとピアノのためのソナタ』作品147を作曲します。
 この場所は彼の避難所であり、そこで彼の思考は形を成し、一音一音が告白となりました。
 しかし、この作品は単なる音楽的遺言ではなく、深い友情のしるしでもあります。
 彼は、第10番以降のカルテットを初演したベートーヴェン・カルテットのメンバーで、親友であり忠実な解釈者であったヴィオラ奏者のフョードル・ドルジニンにこの作品を捧げました。
 彼らの絆は、単なるコラボレーションを超えた絶対的な信頼関係でした。
 
 このアルバムは、ショスタコーヴィチのダーチャを呼び起こそうとするものです。
 最近再発見された《即興曲》は、この作曲家の別の側面を明らかにし、アルヴォ・ペルトの《フラトレス》は永遠の瞑想として響く。
 ジャン=ポール・デッシの『DSCH』は、巨匠の消えない足跡に鮮やかなオマージュを捧げ、アンヌ・マルタンの『Cette colline』は、フョードル・ドルジニンの記憶と遺産に敬意を表しています。
 
 


PTY 2024465
\3500
ヴェロニク・ボンヌカズ(ピアノ)
ラフマニノフ&シューベルト:楽興の時

 1-6. ラフマニノフ:楽興の時 op.16
 7-12. シューベルト:楽興の時 op.94 D 780
ヴェロニク・ボンヌカズ(ピアノ)

 フランスの名手ボンヌカズがコントラスト豊かに描くラフマニノフとシューベルトの楽興の時

 シューベルトとラフマニノフの「楽興の時」を集めた1枚。
 シューベルトの即興曲は、シューベルトが亡くなる前年の1827年に作曲されました。
 簡潔ながら、エレガンスに満ち、シューベルトの魅力が凝縮されています。抒情的なメロディーと暗い雰囲気が交互に現れ、はかない時間へのオマージュとなっています。
 一方、1896年作曲のラフマニノフの「楽興の時」は、劇的な激しさと目もくらむような名人芸で、それぞれの瞬間をエネルギーと抒情に満ちたオーケストラの縮図的フレスコ画のような楽曲となっています。

 ヴェロニク・ボンヌカズはフランスのヴェテラン・ピアニスト。パリ国立高等音楽院にてヴェンツィスラフ・ヤンコフやジェルメーヌ・ムニエに師事、ジュリアード音楽院にてオクサナ・ヤブロンスカヤにも師事しております。
 演奏活動の傍ら、コルトー音楽院などで教鞭をとり、また、アルカフォン国際ピアノコンクールを設立、また、プーランク国際ピアノコンクールの副総裁も務めるなど、様々な活躍をしています。
 




HUNNIA

HRES2411
\2800
幼少期の思い出の地 ~ バルトーク:ピアノ作品集
 バルトーク:
  子供のために第1巻 Sz.42, BB.53
  ミクロコスモス第6巻 Sz.107, BB.105
ジュリー・アダム(ピアノ)

 ハンガリーのピアニスト、ジュリー・アダム!母国の作曲家、バルトークのピアノ作品を弾く!

 ハンガリー出身、オーストラリア育ちのピアニスト、ジュリー・アダムは、シドニー音楽院、英国王立音楽カレッジで研鑽を積み、多数の音楽祭、ソロおよび室内楽コンサートに出演。
 ウィグモア・ホールやサウスバンクなど、ロンドンの主要なホールでも演奏し、1980年代にはBBCのために数多くのソロ録音を残しています。
 1980年代後半にオーストラリアへ帰国後は、ABC(オーストラリア放送協会)への録音、演奏活動、教育、審査員、伴奏や若手音楽家の指導など、多岐にわたる音楽活動を展開しています。
 近年は、自身の原点であるバルトークの作品に再び焦点を当て、子供時代の音楽的記憶と結びつけた演奏活動を行っています。

 本アルバムでは、母国ハンガリーを代表する作曲家、バルトークの「子供のために」、「ミクロコスモス」をカップリングし、素朴で親しみやすい民謡風の小品から、技術的かつ音楽的に高度な作品までを網羅しています。
 彼女のルーツであるハンガリーの地で演奏・収録が行われ、DSD256という高音質フォーマットにより、スタインウェイのコンサートグランドピアノの繊細な響きが鮮明に捉えられています。

 ※録音:2024年5月21日-23日、プロヴァイブ・スタジオ(ハンガリー)
 
 
HRES2412
\2800
チャバ・サボー:弦楽と管楽器のための室内楽作品集
 チャバ・サボー(1936-2003):
  1-3. 管楽器のためのセレナード/4-5. ホルンのためのソナチネ/
  6. バスーンとピアノのための演奏会用小品/
  7-9. ラヨシュ・アープリリの詩による3つの春の歌/
  10. Opus Parvuum Musicale/11-13. ユース弦楽四重奏曲
様々なアーティスト

 現代ハンガリーを代表する作曲家の1人、チャバ・サボーは、器楽作品、特に弦楽器と木管楽器のための作品を多く残しており、作風は、ハンガリーの民俗音楽やバルトーク、クルタークの影響を受けつつも、独自のスタイルを確立しています。

 本アルバムでは、サボーの若書きの作品から晩年に至るまでの室内楽作品が収められており、豊かな木管五重奏、技巧的なホルンやバスーンのソロ曲、詩情豊かな子どものための歌曲、さらには重厚な弦楽四重奏まで、多彩な楽器編成による作品を楽しむことができます。

 ※録音:2023年12月13日-15日(ブダペスト、ハンガリー)
 
 
HRES2413
\2800
バルトークの《子供のために》を1943年の改訂版に基づき演奏
  バルトーク:子供のために第1巻
ダーヴィド・バール
 (ピアノ/スタインウェイD)

 1982年ブダペスト生まれのピアニスト、ダーヴィド・バールは、リスト・フェレンツ音楽大学の博士課程を修了し、同大学で教鞭をとりつつピアニストとして活動。
 2010年の仙台国際音楽コンクールでの聴衆賞受賞をはじめ多くのコンクールで入賞しています。
 これまで日本を含むおよそ30ヶ国で演奏経験を重ねており、ハンガリー国内においてもブダペスト祝祭管弦楽団やハンガリー国立フィルといった主要なオーケストラと定期的に共演しています。

 本アルバムでは、バルトーク作品の演奏において高い評価を受けているバールが、長年取り組んできたバルトークの《子供のために》を1943年の改訂版に基づき演奏。
 一部の楽曲ではバルトーク自身の演奏を参考にした再現性の高い演奏を実現し、作品の本質に迫ります。

 ※録音:2024年6月4日、プロヴァイブ・スタジオ(ハンガリー)
 
 
HRES2417
\2800
スコルダトゥーラ
 ガスパル・サンス:組曲 ニ長調
 ヴィラ=ロボス:前奏曲第1番、前奏曲第2番
 ジョアン・ペルナンブーコ :Sons de Carrilhoes
 ミゲル・リョベート:El Noi de la Mare、El Testament d`Amelia
 ミヒャエル・プレトリウス:4 dances from Terpsichore
 アントニオ・ラウロ:Suite Venezolana, Registro、Danza Negra
 ニール・ゴウ:Lament on the Death of His Second Wife
 デイヴィッド・ラッセル:The Bucks of Oranmore
 マールトン・シュトゥンメル:Sonatine la Exalte
ゲルゲイ・スルジ(ギター)

 ギタリスト、ゲルゲイ・スルジによるスコルダトゥーラを用いたギター作品集!

 スコルダトゥーラとは演奏者が楽器の標準的または伝統的なチューニングを変更するテクニックです。撥弦楽器はチューニングの変更によって弦と響板の張力が変わり、楽器の音色も変化します。
 音量を犠牲にすることにはなりますが、その分音に深みと暖かみを加えています。演奏者にとってはより技量を求められますが、新たな表現を得ることが出来ます。

 ※録音:2024年5月7日-10日
 
 
HRES2425
\2800
ヴァイオリンのための二重奏曲集
 ヴィオッティ:
  3つの協奏的二重奏曲 Op.29、
  2本のヴァイオリンのための二重奏曲第4番
 ジョゼフ・ブローニュ:
  2本のヴァイオリンのためのソナタ第1番
 シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ:
  グラン・デュオ・コンチェルタンテ第3番 Op.57、
  二重奏曲 Op.87-11、二重奏曲 Op.87-12
イ・ムジチ・ジェメッリ

 2000年9月1日生まれのフランチェスコ・ピオ・ベルトッツィとジュゼッペ・ピオ・ベルトッツィによる双子デュオ。
 ウンベルト・ジョルダーノ音楽院でヴァイオリンを首席で卒業し、その後、パルマ音楽院でレナ・ヨコヤマの指導の下、室内楽の修士課程を修了しました。
 エウテルペ国際音楽コンクール、イギリス国際音楽コンクール、ベートーヴェン国際音楽コンクール、メッシーナ国立室内楽コンクールなどの国内外で受賞しています。

 ※録音:2024年10月18日
 
 
HRES2421
\2800
チャバ・サボー ~ ブダペスト・フランス学院での追悼コンサート
 チャバ・サボー:
  Walking into my little garden/
  The shepherd in search of his sheeps in the shed/
  Sweet "Gergelem"/Opus Parvuum Musicale/
  Three Spring Songs to Poems by Lajos Aprily/
  Youth String Quartet/Advent hymns, In Christianity/
  Advent hymns, Sent by the Lord God/
  Genevan Psalters, Psalm 42/Genevan Psalters, Psalm 51/
  Genevan Psalters, Psalm 92/Genevan Psalters, Psalm 117/
  Gyorgy Dozsa's heartening words/
  Black boots - My lover into this dance/
  Serious Hungarian/Old Hungarian
様々なアーティスト

 2023年12月12日にブダペストのフランス学院で開催されたチャバ・サボー(1936-2003)追悼コンサートの録音集。
 作曲家チャバ・サボーは、作曲作品のみならず、音楽史・理論、そして民俗音楽の収集・研究の分野においても、多面的な作品を残しました。
 このアルバムでは彼の足跡を様々な角度から辿ることが出来ます。

 ※録音(ライヴ):2023年12月12日
 



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SIGNUM



XSIGCD920
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
ムローヴァのベートーヴェンがついに完結!
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番&第10番

 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.12
  ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
ヴィクトリア・ムローヴァ
 (ヴァイオリン)
アラスター・ビートソン
 (フォルテピアノ)
SIGCD920
\2700→\2490

 ☆ヴィクトリア・ムローヴァが長い年月をかけ取り組んできたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集がついに完結!
 ☆2022年の来日公演での共演でも素晴らしいベートーヴェンを聴かせてくれたアラスター・ビートソンとともに古楽器の音色で紡ぐ至上の音楽!

 現代のもっとも偉大なヴァイオリニストの一人に数えられるヴィクトリア・ムローヴァがSignum Classicsからリリースする3枚目のアルバムが完成。
 クリスティアン・ベザイデンホウトとの共演で第3番&第9番《クロイツェル》をレコーディングした最初のリリースから約15年、ムローヴァが長い年月をかけて取り組んできたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集がついに完結しました!
 フォルテピアノ奏者や室内楽奏者としても華々しい活動を続けるスコットランドのピアニスト、アラスター・ビートソン(アラスデア・ビートソン)の伴奏で第2番&第10番を収録したこのアルバムで、楽聖の精神に迫った長く崇高な旅を締めくくります。

 過去のレコーディングと同様にヴァイオリンはガット弦を使用、フォルテピアノは第2番ではベートーヴェン自身も高く評価していたヴァルターの1905年製のコピー、第10番ではグラーフ1819年製の複製(ともにポール・マクナルティ製)を採用し、作曲された当時の豊かなテクスチャと明確な色彩を表現します。
 2022年の来日公演でもムローヴァと共演しベートーヴェンのソナタを披露したビートソンと阿吽の呼吸で織り成す極上の演奏にご期待ください。




2022年に実演で4番と7番を聴いたが、まあ、うまいうまい。あっけにとられるほどうまかった。
実演であそこまで完璧に弾ける人が今どれくらいいるだろう。

そのムローヴァのベートーヴェン、第1集と第2集



 PSIGCD706
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3143
ヴィクトリア・ムローヴァのSIGNUM移籍第1弾!
 グァダニーニで弾くシューベルト!
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ、ロンド、幻想曲

 ソナタ イ長調 Op.posth.162, D.574
 幻想曲 ハ長調 Op.posth.159, D.934
 ロンド ロ短調 Op.70, D.895
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
アラスター・ビートソン(フォルテピアノ)
 SIGCD706
\2700→\2490

 ☆ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァ。Signum Classics移籍第1弾!
 ☆ベートーヴェンでも素晴しい録音を聴かせてくれたアラスター・ビートソンとの共演!
 ☆グァダニーニ+ガット弦とグラーフ・モデルのフォルテピアノ。ヒストリカル楽器で弾く憂愁のシューベルト!

 現代のもっとも偉大なヴァイオリニストの一人、ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァが、2022年に創立25周年を迎える英国の老舗インディペンデント・レーベル「Signum Classics」へ移籍!
 類稀な多才さと真摯な音楽性を備え、バロックや古典派からブラジル音楽、フュージョンや実験音楽を含む現代音楽まで、音楽の幅を拡げ続けてきたムローヴァ。
 記念すべきSignum第1弾は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集(PONYX4221/英BBCミュージック・マガジン「Chamber Choice」選定)でも素晴しい録音を聴かせてくれたスコットランド出身のピアノ&フォルテピアノ奏者、そして室内楽奏者としても華々しい活動を続けているアラスター・ビートソン(アラスデア・ビートソン)との共演によるシューベルトです!

 使用楽器は、バッハの一連の録音(ソナタ集〔OONYX4020〕、無伴奏ソナタ&パルティータ〔OONYX4040〕)で使用して話題を呼んだイタリアの銘器G.B.グァダニーニにガット弦とクラシカル・ボウという組み合わせ。
 フォルテピアノは、ポール・マクナルティが製作した1819年製グラーフのレプリカ。シューベルトではまだ珍しいヒストリカル楽器による演奏で、シューベルトの最後の10年間にわたる3つの作品を収録。
 幻想曲の恐ろしいまでのヴィルトゥオーゾ性を一貫した技巧と芸術性で克服したムローヴァの圧倒的パフォーマンスにご注目ください。
 ちなみに幻想曲 D.934はカティア・ラベックと共演したアルバム「リサイタル」(ONYX4015)ではストラディヴァリウスでの録音も残しているため、グァダニーニを手にしたムローヴァがどのように進化してきたのか興味深い聴き比べも楽しめます。

 ※録音:2021年9月7日-9日、エリアル・スタジオ(ノース・ヨークシャー、イギリス)/プロデューサー:マシュー・バーリー



 XSIGCD794
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第6番、第1番、第8番

  ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 Op.30-1
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
  ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
アラスター・ビートソン(フォルテピアノ)
 SIGCD794
\2700→\2490

 ムローヴァ&ビートソン!SIGNUM移籍第2弾はベートーヴェン!

 ☆ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァ。Signum Classics移籍第2弾!
 ☆2022年の来日公演でも素晴らしい共演を魅せてくれたビートソンとのベートーヴェン第2巻!
 ☆ガット弦とヴァルター1805モデルのフォルテピアノで描く楽聖の調べ!

 現代のもっとも偉大なヴァイオリニストの一人、ヴァイオリンの女王ヴィクトリア・ムローヴァ。
 イギリスのSignum Classics移籍第2弾となるアルバムは、英BBCミュージック・マガジンの「Chamber Choice」に選定されたヴァイオリン・ソナタ集(PONYX4221)の続編となる、アラスター・ビートソン(アラスデア・ビートソン)との共演によるベートーヴェン。
 スコットランド出身のピアノ&フォルテピアノ奏者、そして室内楽奏者としても華々しい活動を続けるビートソンは、2022年の来日公演でもヴィクトリア・ムローヴァと共演し、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ等を聴かせてくれました。

 前作(PONYX4221)と同様に、ガット弦を使用したヴァイオリンと、ポール・マクナルティが複製の1805年ウィーン製ヴァルター・フォルテピアノの組み合わせで、楽観的で、活発で、無尽蔵の創意に富んだ3つのソナタを比較的早くて軽快なテンポで演奏しています。

 



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CPO



555761
(8CD)
\13000→\12290
ワインガルトナー:交響曲全集
 フェリックス・ワインガルトナー(1863-1942):
  【CD1】
   1. 交響詩「リア王」 Op.20/2-5. 交響曲第1番 ト長調 Op. 23
  【CD2】
   1. 組曲「嵐」 Op. 65 - 序曲/2-4. 組曲「嵐」 Op. 65/
   5-8. セレナード ヘ長調 Op. 7/9-12. 交響曲第4番 ヘ長調
  【CD3】
   1. 交響詩「Das Gefilde der Seligen ゼーリゲンの丘」 Op. 21
   2-5. 交響曲第2番 変ホ長調 Op. 29
  【CD4】
   1. 愉快な序曲 Op. 53/2-5. 交響曲第3番 ホ短調 Op. 49
  【CD5】
   1. 交響詩「深刻な時より」 Op. 56
   2-5. 交響曲第5番 ハ短調 Op. 71
  【CD6】
   1. 交響詩「春」 Op. 80
   2-5. 交響曲第6番 ロ短調「悲劇的」 Op. 74
  【CD7】
   1-4. 交響曲第7番 ハ長調 Op. 87
  【CD8】
   1-3. ヴァイオリン協奏曲 Op. 52
   4-7. フランツ・シューベルト(1797-1828):
    交響曲第7番 ホ長調 D. 729
     (F.ワインガルトナーによる1821年の
      スケッチからの補筆完成)
バーゼル交響楽団...CD1-7
マルコ・レトーニャ(指揮)...CD1-7
アルブレヒト・ブロイニンガー
 (ヴァイオリン)...CD8:1-3
南西ドイツ放送
 カイザースラウテルン管弦楽団...
  CD8
アラン・フランシス(指揮)...CD8

 録音:2005-2012年
 総収録時間:511分

 往年の名指揮者フェリックス・ワインガルトナーは、フランツ・リストに師事した作曲家でもあり、7曲の交響曲や管弦楽曲、いくつかのオペラや室内楽作品を残しています。
 彼の作品は師であったライネッケや、指揮者として度々取り上げたブラームスの影響を強く受けており、当時としては比較的明快な和声と堅固な構成を特徴としています。
 cpoレーベルからは、スロヴェニア出身でオトマール・スイトナーに師事した指揮者マルコ・レトーニャとバーゼル交響楽団による交響曲全集および管弦楽作品集がリリースされており、2014年には7枚のアルバムを収めた全集ボックスが発売されました。
 今回のBOXセットでは、これらにワインガルトナーが1934年にシューベルトの未完のホ長調交響曲を補筆・完成させた作品と自作のヴァイオリン協奏曲をアラン・フランシスの指揮で収録した1枚(999424)を追加したもの。
 シューベルトへの深い愛情と作曲家としての力量が反映されたこの完成版は、ワインガルトナーの音楽世界を探求するうえで重要な位置を占めるものです。

 ※2014年発売の7枚組はSACDハイブリッド・ディスクでしたが、今回は通常CDでのリリースとなります




 若いころ

 パウル・フェリックス・ワインガルトナー・エードラー・フォン・ミュンツベルク(1863年6月2日生まれ、1942年5月7日没)は、オーストリア出身の名指揮者・作曲家です。
 彼の家系は、1820年にフランツ1世から「エードラー・フォン・ミュンツベルク(鋳貨山の貴人)」の貴族称号を授かった由緒ある家柄でした。

 幼い頃、父親を亡くしたワインガルトナーは、家族とともにグラーツへ移り住みます。グラーツで音楽の道に進み始め、音楽評論家エドゥアルト・ハンスリックと親交を深めました。1881年にはハンスリックの推薦でライプツィヒ大学に入学し、最初は哲学を学びましたが、やがて音楽に専念するようになります。グラーツ、ライプツィヒ、ヴァイマルの各音楽院で研鑽を積み、ヴァイマルではフランツ・リストの弟子となりました。1882年にはリストの推薦で、彼の作品を指揮する機会も得ています。その後、より安定した生活を求めて作曲家から指揮者へと転身しました。

 1908年には、グスタフ・マーラーの後任としてウィーン宮廷歌劇場(現在のウィーン国立歌劇場)とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任し、名声を高めました。

 作曲家としても、ワインガルトナーは7曲の交響曲や管弦楽曲、オペラ、室内楽など多彩な作品を残しています。彼の音楽は、師であるライネッケや、演奏会で作品を積極的に取り上げてくれたブラームスの影響を受けており、明快な和声と堅固な構成が特徴です。近年では、バーゼル交響楽団とマルコ・レトーニャによるcpoレーベルでの録音を通じて、作曲家としてのワインガルトナーも再評価されつつあります。

 ワインガルトナーは、指揮者としてだけでなく、作曲家としてもクラシック音楽史に確かな足跡を残した人物です。

 
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555232
(2CD)
\4200→\3890
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
 ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868):小荘厳ミサ曲


 【CD1】
  1. キリエ/2-7. グローリア/8-10. クレド
 【CD2】
  1. 宗教的前奏曲/2-3. サンクトゥス/
  4. 救いの生贄よ/5. 神の子羊
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
ニコレ・ピーパー(アルト)
トビアス・フンガー(テノール)
フェリックス・シュヴァントケ(バス)
トビアス・コッホ(エラール=フリューゲル)
クリスティアン・ゲルハルツ(ハルモニウム)
ライニッシェ・カントライ(合唱)
エッツァルト・ブルヒャルズ(指揮)

 録音:2016年9月22-23日 クネヒトシュテーデン古楽音楽祭(ドイツ)、Klosterbasilika Knechtsteden
 総収録時間:87分

 【ドイツ・バロック音楽のスペシャリストたちによる清冽なロッシーニのミサ曲】
 ロッシーニは晩年に書いたこのミサ曲について「これは老人の最後の大罪」と自嘲しつつも、「心を込めて書いた」と語っています。
 編成はソリストを含む最小で12名の歌手に、ピアノ2台とハルモニウムという室内楽的な規模。
 この録音では主に合唱パートをなぞる第2ピアノを割愛し、その一部を第1ピアノに吸収する形で改変しています。
 注目は声楽陣。1977年に創設されたライニッシェ・カントライ(ラインの聖歌隊)はヘルマン・マックスの指揮でドイツ初期バロック音楽の録音をCAPRICCIOレーベルなどに多数行ってきたアンサンブルです。
 ここでは2024年から芸術監督を務めるブルヒャルズが指揮を執り、ヴィブラートを抑えた透明度が高く清冽なサウンドと精度の高いアンサンブルによって作品の印象を一新しています。
 ソリストたちは古楽での活躍が目立つ歌手が揃いますが、時にきわめて雄弁でスケールの大きなオペラ的な表現も取り入れており、清楚なだけに終わらない充実した演奏が展開されています。

 
 
 

555638
\2600
リープマン:室内楽作品集
 ヘレーネ・リープマン(1795-1869):
  1-3. 大ソナタ 変ロ長調 Op. 11 - チェロとピアノのための
  4-6. ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Op. 14
  7-9. 大三重奏曲 イ長調 Op. 11 -
   ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための
ゲルノート・ジュスムート(ヴァイオリン)
ラモン・ヤッフェ(チェロ)
モニカ・グートマン(ピアノ)

 録音:2023年8月14-16日 バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
 総収録時間:58分

 19世紀前半に活躍したドイツの女性音楽家ヘレーネ・リープマンは結婚前の姓リーゼや改名後の姓リーベルトで呼ばれることもあります。
 ユダヤ系銀行家の家に生まれ、若くして音楽的才能を認められました。
 ロンドンではフェルディナント・リースに師事し、今に伝わる20曲中7曲を当地で作曲しました。
 1819年にハンブルクで改名・帰化後、ピアノ演奏と作曲から退き、コンサート歌手としてのみ知られるようになります。
 1869年にドレスデンで没しました。
 彼女の作品11には、チェロとピアノのための大ソナタと大三重奏曲の2作が含まれています。
 ソナタはチェロが流麗なメロディを歌う作品。第3楽章はモーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》からの主題による変奏曲となっています。
 三重奏曲は師リースに献呈され、家庭用ではなく演奏会を意識した大規模な作品です。
 ヴァイオリン・ソナタはウィーン古典派の様式を踏襲しながらも、ロマン派風の表現も見られ、優雅さと力強さが両立しています。

 
 
 


555373
\3100
フォーグラー:交響曲「ラ・スカラ」、序曲集
 ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814):
  1. 歌劇《グスタフ・アドルフとエバ・ブラーエ》- 序曲 SCHV 136
  2-5. 交響曲 ハ長調「ラ・スカラ」 SCHV 164
  6. 歌劇《サモリ》 - 序曲 SCHV 175e
  7. 歌劇《カストルとポリュックス》 - 序曲 SCHV 135h
  8. 歌劇《十字軍》 - 序曲 SCHV 168
  9. 歌劇《スミルナの商人》 -序曲 SCHV 14
ミュンヘン放送管弦楽団
ハワード・グリフィス(指揮)

 録音:2022年2月21日 ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ
 総収録時間:57分

 ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー(通称アベ・フォーグラー)は、作曲家や演奏家、教育者、発明家など多方面で才能を発揮し、旅を続けながら活躍した人物です。
 彼の弟子ウェーバーがロマン派オペラの初期様式を築いたのに対し、フォーグラーは主に作曲理論で評価されました。
 彼の作品はオペラから交響曲まで多岐にわたりますが、ここに収められた3作目の交響曲ハ長調「ラ・スカラ」は、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」を思わせる対位法を駆使した作品です。
 この交響曲は1799年に完成し、1800年にコペンハーゲンで初演されました。
 マンハイム楽派の影響やバイエルン民謡の旋律を取り入れています。他には様々な歌劇の序曲を収録。熟達の作曲技法による華麗な音楽です。
 
 

555519
\3100
テレマン:4声または6声の6つの序曲(1736)
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681 - 1767):
  4声または6声の6つの序曲(1736)
   1-7. 序曲第1番 ヘ長調 TWV 55:F1
   8-14. 序曲第2番 イ長調 TWV 55:A1
   15-21. 序曲第3番 変ホ長調 TWV 55:Es1
   22-28. 序曲第4番 イ短調 TWV 55:a1
   29-35. 序曲第5番 ニ長調 TWV 55:D2
   36-42. 序曲第6番 ト短調 TWV 55:g1
オルフェオ・バロック管弦楽団
 (古楽器使用)
カレン・ファンヘールデン(指揮)

 録音:2021年11月12-15日 オーストリア、ミノリテン・ヴェルス
 総収録時間:81分

 バロック期で最も多作な作曲家の一人テレマン。中でも管弦楽のための組曲(当時の呼称は「序曲」)は現存するだけでも約120曲あり、散逸したものを含めれば1000曲を超える作品を書いたとされています。
 ここに収録された「4声または6声の6つの序曲」は、1734年に出版が予告され、1736年3月に予約者を募集、同年ハンブルクで出版されると好評を博し、経済的に困難な状況にあったテレマンが立ち直るきっかけになったとされています。
 楽譜はプロイセン国立図書館に1部のみ伝わっていたものが戦争で焼失したとされていましたが、1999年にモスクワのロシア国立図書館で発見されました。
 この曲集の楽譜に刻印されたフランス語によるタイトル、各声部のフランス語表記(Dessus, Haut contre,Taille, Basse)は、テレマンがフランス語を解するドイツの教養ある民衆を主要なターゲットとしていたこと、そして管弦楽組曲(序曲)という音楽形式が誕生したフランスへの売り込みも意識していたことを示しています。
 一方で彼の管弦楽組曲は、フランスの流儀を踏襲しながらもイタリアの協奏曲の要素も取り込み、またテレマンが諸国で収集した舞曲の要素までも加わっており、様々な国の音楽的要素の融合を強く感じることができます。
 曲ごとの楽器編成や舞曲の選択も多彩で、テレマンの練りに練られた管弦楽法を愉しむことができます。

 結成から約30年あまり、古楽演奏の最前線で活躍してきたオルフェオ・バロック管弦楽団(ミヒ・ガイック主宰)は、テレマンやバッハといったバロック音楽から、マンハイム楽派、モーツァルト、そしてシューベルトの交響曲までをレパートリーとし、cpoレーベルを中心に40を超えるアルバムをリリースしています。
 世界各地でもコンサートを開催し、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭など世界的な音楽祭にも出演しています。
 この録音では、オーケストラの首席オーボエ奏者カレン・ファンヘールデンが指揮を取り、ファゴットには欧州で活躍する倉林麻貴子が参加しています。
 
 CDジャケット フランソワ・ブーシェ:音楽の寓意(1764年)
 
 


555452
\3100
ボストック指揮、プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
 弦楽のためのイギリス音楽集 第4集

 1-4. ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):デンビー組曲(1928)
 5-9. トーマス・ダンヒル(1877-1946):
  「ヴェクティス」組曲 Op. 82(1937)
 10-13. イモージェン・ホルスト(1907-1984):組曲(1942)
 14. アラン・ブッシュ(1900-1995):
  ウィリアム・スタンデール・ベネットへのオマージュ(1945-46)
 15-20. トーマス・ピットフィールド(1903-1999):
  主題と変奏(1951)
 21-24. アームストロング・ギブズ(1889-1960):影と輝き(1958)
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
ダグラス・ボストック(指揮)

 録音:2021年2月4-6日 ドイツ、CongressCentrum Pforzheim
 総収録時間:73分

 ダグラス・ボストック指揮、プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団による「弦楽のためのイギリス音楽集」。第4集ではホルストの娘イモージェンを含む6人の作曲家の作品を紹介します。
 イモージェンの『組曲』は、グレインジャーや父ホルストの影響を受けた自由な拍節やポリフォニックな書法、複雑な和声が特徴で、終楽章「ジグ」は多調を用いた技巧的な内容となっており、ヴァイオリン・ソロも効果的。
 指揮者ボストックは本作を「驚くべき発見」と称賛しています。
 ジェイコブの『デンビー組曲』はバロック舞曲に基づく親しみやすい作品、ダンヒルの『ヴェクティス組曲』はワイト島の古名にちなんだ英国らしい風景を想起させる音楽です。
 ブッシュは、ベネットのピアノ・ソナタ「オルレアンの乙女」を素材に編曲。ピットフィールドの『主題と変奏』は保守的ながらも構造の緻密さが光ります。
 最後のギブズの『影と輝き』は晩年の作で、2006年に初出版。親友ヴォーン・ウィリアムズの影響とともに、ギブズならではの旋律と抒情が凝縮されています。

 
 
 

555728
(2CD)
\5300
アントニア・ベンボ(1640–1720):
 《恋するヘラクレス》

  5幕とプロローグからなるオペラ
   台本:フランチェスコ・ブーティ
   初演:2023年5月26日
    ドイツ、シュトゥットガルト
エルコレ(ヘラクレス):
 ヤニック・デブス(バリトン)
デイアニラ(デイアネイラ ヘラクレスの妻):
 アレーナ・ダンチェヴァ(ソプラノ)
イオーレ
 (イオレー ヒッロの恋人
  ヘラクレスからも求愛を受ける):
   アンティア・ロサーティ(ソプラノ)
ヒッロ
 (ヒュロス ヘラクレスとデイアネイラの子):
  ダヴィド・トリクー(テノール)
ジュノーネ(ユノー 結婚の神):
 フローレ・ファン・メールスヘ(ソプラノ)
ヴェネーレ(ヴィーナス 愛の神)、
 パシテア(美と優雅を司る神カリスの1柱):
  チェルシー・マリーン・ツルフリュー(ソプラノ)
パッジョ(ヘラクレスの小姓):
 アルノー・グリュック(アルト)
リッコ(リカス ヘラクレスの従者):
 アンドレス・モンティッラ・アクレロ(テノール)
ネットゥーノ(ネプトゥヌス 海の神)/
 エウティロ
  (オイカリアの王エウリュトス イオレーの父)/
   メルクリオ(メルクリウス 商売の神):
    ハンス・ポーテン(バリトン)
イル・グスト・バロッコ(古楽器使用)
イェルク・ハルベック(指揮)

 録音:2023年5月23-26日 ドイツ、シュトゥットガルト、SWR放送スタジオ
 総収録時間:128分

 【ヴェネツィアに生まれてカヴァッリの薫陶を受け、ルイ14世下のパリで才能を開花させたアントニア・ベンボ。そのオペラが鮮やかによみがえる】
 アントニア・ベンボは1640年頃ヴェネツィアの医者の娘として生まれ、当時のオペラ作曲家として有名な存在だったフランチェスコ・カヴァッリの下で音楽の高度な教育を受けました。
 1659年にはヴェネツィアの名家出身の夫と結婚したものの平穏な生活は送れず、1676年になって駐仏ヴェネツィア大使の使節団に音楽家として加わり、パリへと旅立ちました。
 その音楽の実力からルイ14世の寵愛を受け、王室から年金を与えられただけでなく、修道院に居住を許されて1720年に世を去るまでそこで暮らしながら、聖俗さまざまな作品を書いてルイ14世に捧げました。

 《恋するヘラクレス》の台本は、1660年にルイ14世の結婚の祝賀行事のための作品としてカヴァッリに依頼されたもの。
 なぜベンボが1707年になってこの台本に曲を付けたのかは定かではありませんが、英雄ヘラクレスはルイ14世を示すものであることから、この作品も国王に捧げたものと思われます。
 イタリア音楽とフランス音楽の要素を融合させたこのオペラは、いかにもフランス的な序曲からはじまり、イタリアの技巧的アリアとフランス的な合唱が組み合わされています。
 しかし、ベンボがルイ14世のために力を注いだオペラだったにもかかわらず、自らがダンサーであったルイ14世は、バレエを伴わないイタリア的なオペラに興味を示さず、このオペラは上演されることがありませんでした。

 2023年になってこの作品を取り上げたのは、ドイツの気鋭の鍵盤奏者ハルベック率いるイル・グスト・バロッコ。シュトゥットガルトを中心にヨーロッパの古楽演奏の最前線で活躍する古楽器アンサンブルです。
 ハルベックは近年、知られざる優れたバロック・オペラの復興に力を注ぎ、クッサーの《アドニス》などを現代によみがえらせています(CPO 555609)。
 この録音でも、タイトル・ロールを歌うヤニック・デブスやデイアニラを歌うアレーナ・ダンチェヴァらオペラや古楽の分野で活躍中の実力派歌手たちをまとめあげる見事な指揮ぶりで、ベンボのオペラを300年ぶりに生き生きと蘇らせました。
 
 CDジャケット ジョヴァンニ・バッティスタ・フォッジーニ:ヘラクレスとイオレー(1710-1725)
 
 


555710
\2600
ハンザ同盟の時代の音楽を都市ごとに録音する好企画第3弾
 ハンザ同盟の古都の音楽 第3集 - マクデブルク
ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブル
 (声楽&古楽器アンサンブル)
マンフレート・コルデス(指揮)
 1. ガルス・ドレスラー (1533年-1580/1589年):
  主をたたえよ、すべての異教徒よ(4声 4人の歌手と管楽合奏)
 2. マルティン・アグリコラ (1486年-1556年) :
  ああ神よ、天より見そなわし(4声 4人の歌手と弦楽合奏)
 3. アグリコラ:我らが神は堅き砦(4声 6人の歌手と管楽合奏)
 4. ヴォルフ・ハインツ(1490年頃-1552年)今我ら聖霊に願う
  (4声 4人の歌手と弦楽合奏)
 5. ドレスラー:これより大いなる掟は他になし(5声 ソプラノと弦楽合奏)
 6. ドレスラー:愚かな者は心の中で神はないと言う/
  愚かなる者らの口、なめらかに語り出で(5声 5人の歌手とトロンボーン)
 7. ドレスラー:我らの希望となるものは(5声 5人の歌手)
 8. レオンハルト・シュレーター(1532年頃ー1600年頃):
  おお、祝福されし光なる三位一体よ(4声、5声、6声 6人の歌手と管楽合奏)
 9. シュレーター:いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
  (4声 5人の歌手と管楽合奏)
 10. シュレーター:恵深く我らに平安を与えたまえ/
  我らの為政者とすべての上に立つ者たちに(8声 4人の歌手と弦楽合奏)
 11. フリードリヒ・ヴァイセンゼー:我は多くの罪を犯しぬ
  (7声 ソプラノ、アルト、テノールと弦楽合奏)
 12. ヴァイセンゼー:主に向かいて新しき歌え(6声 6人の歌手)
 13. ヴァイセンゼー:今、あなたに感謝します(8声 4人の歌手と管楽合奏)
 14. ハインリヒ・グリム:主よ、我らを治めたまう主よ
  (8声 6人の歌手、管楽合奏、弦楽合奏)
 15. 作者不明の一葉(1631年)/ヨハン・ヘルマン・シャイン:
  一心に耳を傾けよ/何ゆえに悲しむや、我が心よ (4声 テノールと弦楽合奏)
 16. マラキアス・ジーベンハール (1616-1684):汝ら、イスラエルの子らよ
  (8声 6人の歌手、管楽合奏、弦楽合奏、通奏低音)

 録音:2024年6月3-5日 ドイツ、バッスム、シュティフト教会
 総収録時間:69分

 中世から17世紀まで続いたヨーロッパの都市による経済同盟、ハンザ同盟の時代の音楽を都市ごとに録音する好企画の第3弾。
 第1集「シュトラールズント」(555578)、第2集「グダニスク(ダンツィヒ)」(555647)に続く今作は「マクデブルク」の音楽を取り上げています。
 音楽史でマクデブルクと言えばテレマンの出身地として有名ですが、ここではテレマンの生まれる50~100年前に活躍した同地のカントールたちの音楽が収録されています。
 宗教改革が始まる少し前、人口3万人のマクデブルクは、ハンザ同盟に加盟し、裕福な市民を数多く抱え、大司教座も有したドイツで最も?栄した都市の1つでした。
 ルター本人が何度か説教を行ったこともあり、早くからプロテスタントの教育機関が設けられたこの都市では、ルターが布教のために重視した音楽の教育にも力が注がれました。
 マルティン・アグリコラ、ガルス・ドレスラー、レオンハルト・シュレーター、フリードリヒ・ヴァイセンゼー、ハインリヒ・グリムといったマクデブルクの初期のカントールたちの楽曲や著作は、その多くが印刷され、都市を超えてドイツ中に広まりました。
 こうしたカントールたちの名声によって同地の音楽家たちは「マクデブルク楽派」と呼ばれ、大きな尊敬を集め、音楽都市としての地位が築かれていきました。

 ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブルは、ハンザ同盟と音楽の関係を研究・発表することを目的に2019年に発足した古楽アンサンブル。
 母体となるプロジェクトにはヨーロッパ中から600人を超える若い音楽家たちが集い、毎年9月にハンザ同盟の中心的都市であったリューベックで音楽祭とマスタークラスを開催しています。
 16-17世紀にかけての北ドイツ音楽の演奏・研究のスペシャリストであるマンフレート・コルデスは、1993年にヴェーザー・ルネサンスを結成し、CPOレーベルなどに50枚を超えるCDを録音、その優れた演奏で、世界中から高い評価を得ています。
 ヨーロッパ・ハンザ・アンサンブルには指揮者・音楽監督として参加し、若い古楽演奏家たちを鼓舞しながら、そのポテンシャルを引き出したすばらしい演奏を聴かせています。
 このアルバムでは、8人の歌手とヴィオラ・ダ・ガンバ、ツィンク、トロンボーン、ポジティフオルガンを曲によって組み替えて編成し、多彩な響きでマクデブルクの音楽家たちの作品の魅力を伝えてくれます。
 
 CDジャケット マティアス・メリアン(父)(1593–1650)「1631年、ティリー伯の軍隊に包囲されたマクデブルク」

 
 
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555673
(16CD)
\16000→\14990
ミヒャエル・ハイドン:交響曲全集、管楽のための協奏曲集
 ミヒャエル・ハイドン(1737-1806):
  【CD1】
   1-4. 交響曲第1番 ハ長調 MH 23 P. 35
   5-8. 交響曲第2番 ハ長調 MH 37 P. 2
   9-12. 交響曲第3番 ト長調「ディヴェルティメント」 MH 26
  【CD2】
   1-3. 交響曲第4番 変ロ長調 MH 62 P. 51
   4-7. 交響曲第5番 イ長調 MH 63 P. 3
   8-10. 交響曲第6番 ハ長調 MH 64 P. 4
  【CD3】
   1-3. 交響曲第7番 ホ長調 MH 65 P. 5
   4-7. 交響曲第8番 ニ長調 MH 69 P. 38
   8-10. 交響曲第9番 ニ長調 MH 50 P. 36
   11-13. 交響曲第10番 ヘ長調 MH 51 P. 45
  【CD4】
   1-4. 交響曲第11番 変ロ長調 MH 82 P. 9
   5-8. 交響曲第12番 ト長調 MH 108 P. 7
   9-12. 交響曲第15番 ニ長調 MH 150 P. 41
   13-16. 交響曲第16番 イ長調 MH 152 P. 6
  【CD5】
   1-4. 交響曲第18番 ハ長調 MH 188 P. 10
   5-7. 交響曲第25番 ト長調 MH 334 P. 16
   8. ディヴェルティメント ト長調 P. 8
  【CD6】
   1-3. 交響曲第26番 変ホ長調 MH 340 P. 17
   4-6. 交響曲第27番 変ロ長調 MH 358 P. 18
   7-9. 交響曲第28番 ハ長調 MH 384 P. 19
  【CD7】
   1-3. 交響曲第21番 ニ長調 MH 272 P. 42
   4-6. 交響曲第30番 ニ長調 MH 399 P. 21
   7-9. 交響曲第31番 ハ長調 MH 405 P. 22
   10-11. 交響曲第32番 ニ長調 MH 420 P. 23
  【CD8】
   1-3. 交響曲第34番 変ホ長調 MH 473 P. 26
   4-6. 交響曲第35番 ト長調 MH 474 P. 27
   7-9. 交響曲第36番 変ロ長調 MH 475 P. 28
   10-12. 交響曲第37番 ニ長調 MH 476 P. 29
   13-15. 交響曲第38番 ヘ長調 MH 477 P. 30
   16-18. 交響曲第39番 ハ長調MH 478 P. 31
  【CD9】
   1-4. 交響曲第1A番 ニ長調 MH 24 P. deest
   5-7. 交響曲第22番 ヘ長調 MH 284 P. 14
   8-11. 交響曲第1C番「パルティータ」 変ホ長調 MH 35 P. 1
   12-14. 交響曲第23番 MH 287 P. 43
  【CD10】
   1-4. 交響曲第33番 変ロ長調 MH 425 P. 24
   5-7. 交響曲第29番 ニ短調 MH 393 P. 20
   8-11. 交響曲第19番 ニ長調 MH 198 P. 11
   12-15. 交響曲第24番 イ長調 MH 302 P. 15
  【CD11】
   1-4. 交響曲第18番 ヘ長調 MH 25 P. deest
   5-7. 交響曲第14番 変ロ長調 MH 133 P. 52
   8-11. 交響曲第17番 ホ長調 MH 151 P. 44
   12-14. 交響曲第41番 イ長調 MH 508 P. 33
   15-17. 交響曲第40番 ヘ長調 MH 507 P. 32
   18. 行進曲 ヘ長調MH 421 P. 59
   19. 行進曲 ニ長調 MH 515 P. 64
   20. 行進曲 ニ長調 MH 441 P. 62
  【CD12】
   1-4. 交響曲第13番 ニ長調 MH 132 P. 37
   5-8. ノットゥルノ ヘ長調 MH 185 P. 106
   9-12. 交響曲 ハ長調 MH 252 P. 12
   13-14. 交響曲第13番 ニ長調(異稿版)
  【CD13】
   1-5. 付随音楽「ザイーレ」 MH 255 P. 13
   6-9. ノットゥルノ・ソレンヌ 変ホ長調 MH&P. deest
   10-13. ノットゥルノ ヘ長調 MH 185 P. 106
  【CD14】
   1-4. ディヴェルティメント ハ長調 MH 27 P. 13
   5. 変奏曲 ハ長調 MH 108a P. 132
   6-8. ディヴェルティメント 変ホ長調 MH 9 P. 102
   9-13. ディヴェルティメント ニ長調 MH 319 P. 93
  【CD15】
   1-2. クラリネット協奏曲 イ長調(セレナード MH68より)
   3-5. ホルン協奏曲 ニ長調 (セレナード MH134より)
   6-7. トロンボーン協奏曲 ニ長調(セレナード MH68より)
   8-10. フルート協奏曲 ニ長調 MH105 P. 56
   11-12. トランペット協奏曲 ニ長調(セレナード MH104より)
     エルンスト・シュラーダー(クラリネット)...1-2
     ヨハネス・ヒンターホルツァー(ホルン)...3-5
     ノーバート・サルヴェンモーザー(トロンボーン)...6-7
     リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(フルート)...8-10
     フランツ・ラントリンガー(トランペット)...11-12
  【CD16】
   1-3. ホルン協奏曲 ニ長調 MH 53
   4-6. フルート協奏曲 ニ長調 MH 81 P. 54
   7. トロンボーン・コンチェルティーノ ヘ長調 MH 61 P. 34
   8-9. トランペット協奏曲 ハ長調(セレナード MH 60より)
   10-11. ホルンとトロンボーンのための協奏曲 ニ長調
    (セレナード MH 86 P. 87より)
   12. ファゴットのためのコンチェルティーノ 変ロ長調
    (交響曲第14番 変ロ長調MH 133 P. 52より)
   13. ロマンス イ長調 MH 806
    (原曲:モーツァルトのホルン協奏曲
     第3番 変ホ長調 K. 447 - 第2楽章)
      ヨハネス・ヒンターホルツァー(ホルン)...1-3、10-11、13
      リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(フルート)...4-6
      ノーバート・サルヴェンモーザー(トロンボーン)...7、10-11
      フランツ・ラントリンガー(トランペット)...8-9
      倉林麻貴子(ファゴット)...12

スロヴァキア室内管弦楽団...CD1-6
ドイツ・カンマーアカデミー...
 CD7-9、CD12
ノイス・ドイツ・チェンバー・アカデミー...
  CD10-11、CD13
ザルツブルク・ホーフムジーク...
 CD14-16
ボフダン・ヴァルハル(指揮)...CD1-6
ヨハネス・ゴリツキ(指揮)...
 CD7-9、CD11:12-20、CD13
フランク・ベールマン(指揮)...
 CD10-11:1-11
ラヴァー・スコウ・ラーセン(指揮)...
 CD12
ヴォルフガング・ブルンナー(指揮)...
 CD14-16
ヴォルフガング・ブルンナー(チェンバロ)...CD14:5


 録音:1991-2015年
 総収録時間:約1007分

 このBOXには1991年から2015年にかけてcpoレーベルに録音されたミヒャエル・ハイドンの交響曲と管楽器協奏曲の全作品が収録されています。
 これらは当時のウィーンの音楽を知る上で大切なレパートリーであり、かつては彼の交響曲第25番がモーツァルトの交響曲第37番として誤認されていたほどの優れた才能を改めて感じることができるでしょう。
 他にも第23番の交響曲は均整のとれた格調高い名作であり、モーツァルトの「ジュピター」より10年近くも前に書かれた第22番の終楽章は4つの音を基本モティーフとするフーガで、彼がモーツァルトに大きな影響を与えたことが窺えます。
 協奏曲やディヴェルティメントでも、美しいハーモニーと巧みな独奏楽器の使用が味わえます。
 
 BOXを再編するにあたり、膨大な資料を整理し、ブックレット(英語・ドイツ語)の解説の重複部分を削除、アーティスト写真も刷新されています。
 また作品番号はチャールズ・H・シャーマンらの年代順目録(MH番号)とローター・ペルガーのP番号が併記されています。







 ヨハン・ミヒャエル・ハイドンは、1737年9月14日にオーストリアのローラウという小さな町で生まれました。彼は、あの有名な作曲家フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの5歳年下の弟でもあります。
 幼い頃から音楽の才能に恵まれていたミヒャエルは、ウィーンのシュテファン大聖堂の聖歌隊で歌いながら、オルガンやピアノ、ヴァイオリンの演奏を学びました。音楽への情熱はやがて彼をプロの道へと導きます。

 20歳になると、ミヒャエルはハンガリーのグロースヴァルダイン司教のもとで楽長に抜擢されます。若くして重要な役職を任されるほど、その才能は高く評価されていたのです。
 26歳の時、彼はザルツブルク大司教ジギスムント3世の宮廷楽団の楽長に就任します。このザルツブルクでの生活は、彼の人生の大半を占めることになりました。34歳の時、大司教ジギスムントの死を悼み、『レクイエム ハ短調』という印象的な作品を作曲します。
 40歳になると、聖三位一体教会のオルガニストに任命され、さらに45歳の時には、ザルツブルクを離れたモーツァルトの後任として、宮廷と大聖堂のオルガニストを務めることになります。
 しかし、63歳の時、ザルツブルクがフランス軍に占領され、財産や給料を失うという苦難に見舞われます。それでも、兄ヨーゼフからの援助や、マリア・テレジア皇后からのミサ曲やレクイエムの委嘱など、周囲の支えを受けて音楽活動を続けました。兄のいるアイゼンシュタットで宮廷の第二楽長の職を提案されるも、彼はザルツブルクにとどまる道を選びます。
 その後も彼の名声は高まり、67歳の時にはスウェーデン王立音楽アカデミーの会員にも推薦されました。
 そして1806年、69歳でザルツブルクの地で静かに生涯を終えました。

 ミヒャエル・ハイドンは、作曲家としてだけでなく教育者としても優れており、カール・マリア・フォン・ウェーバーのような有名な弟子を育てました。また、弟子のアントニオ・ディアベリは、師のために葬送行進曲を作曲しています。

 このように、ヨハン・ミヒャエル・ハイドンは、波乱に満ちた時代の中で音楽に情熱を捧げ、多くの人々に影響を与え続けた作曲家だったのです。


 



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エリザベート王妃国際音楽コンクール
QUEEN ELISABETH COMPETITION



QEC2025
(4CD)
\6100→\5690
久末航、亀井聖矢が入賞!
 エリザベート王妃国際音楽コンクール 2025 ピアノ部門

 【CD 1】
  1-4. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953): ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op. 16
    Nikola Meeuwsen ニコラ・メーウセン (第1位 オランダ)
  5-7. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943): ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op. 30
    Valere Burnon ヴァレール・ビュルノン (第3位 ベルギー)
 【CD 2】
  1-4. ヨハネス・ブラームス(1833-1897): ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op. 83
    久末 航 (第2位 日本)
  5-7. ロベルト・シューマン(1810-1856): ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
    Arthur Hinnewinkel
     アルトゥル・インヌウィンケル (第4位 フランス)
 【CD 3】
  1-2. クリス・デフォート(1959-): Music for the Heart
    吉見友貴 (ファイナリスト 日本)
  3-4. アナ・ソコロヴィッチ(1968-): Two Studies for Piano
    桑原志織 (ファイナリスト 日本)
  5-7. プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ 第8番 変ロ長調
    Valere Burnon ヴァレール・ビュルノン
  8. ベラ・バルトーク(1881-1945): 3つのブルレスク Sz. 47
    久末 航
  9. フランツ・リスト(1811-1886):
   ベッリーニの《ノルマ》の回想 S 394 R 133
    亀井聖矢 (第5位 日本)
 【CD 4】
  1. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847): 厳格な変奏曲 Op. 54
    Nikola Meeuwsen ニコラ・メーウセン
  2-5. ブラームス: ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 Op. 1
    Sergey Tanin セルゲイ・タニン (第6位 ロシア)
  6-8. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K. 595
    (カデンツァ...モーツァルト)
     Jiaxin Min ミン・ジアシン (ファイナリスト 中国)
ブリュッセル・フィルハーモニック
大野和士(指揮) ...
 CD 1、CD 2、 CD 3: 1-2
ワロニー王立室内管弦楽団
ヴァハン・マルディロシアン(指揮) ...
 CD 4: 6-8

 録音: エリザベート王妃国際音楽コンクール2025 ブリュッセル セミ・ファイナル 2025年5月12-17日 フラジェ、スタジオ4 ファイナル 2025年5月26-31日 ファイン・アーツ・センター

 【日本先行発売!久末航、亀井聖矢が入賞のQEC2025】
 5月31日に閉幕したばかりの2025年のエリザベート王妃国際音楽コンクール・ピアノ部門、その入賞者による演奏を選りすぐったライヴ盤が早くも登場!
 チャイコフスキー・コンクール、ショパン・コンクールと共に「世界三大コンクール」と呼ばれる同コンクールの(前身のイザイ・コンクール時代を含む)ピアノ部門の優勝者には、エミール・ギレリス(1938)、レオン・フライシャー(1952)、ウラディーミル・アシュケナージ(1956)、ヴァレリー・アファナシエフ(1972)、アブデル・ラーマン・エル=バシャ(1978)、フランク・ブラレイ(1991)、アンナ・ヴィニツカヤ(2007)、デニス・コジューヒン(2010)、ボリス・ギルトブルグ(2013)、ジョナタン・フルネル(2021)など、錚々たる顔ぶれが並びます。
 2021年には務川慧悟と阪田知樹が入賞して大きな話題となりました。

 名門コンクールだけに参加者には国際コンクールの上位入賞者が並び、今回もきわめてハイ・レベルの演奏が続々。
 オランダ人として同コンクール初の第1位に輝いたニコラ・メーウセンは、難曲であるプロコフィエフの協奏曲第2番をはじめ、テクニックの切れと共演者を聴衆を惹きこむ力も圧巻でした。
 第2位は大津市出身の久末航。日本人としては1987年の若林顕に並ぶ歴代最高位です。ドイツを拠点に研鑽を積んできた成果を発揮して1次ラウンドから安定した完成度の高い演奏を披露し、最終ラウンドの最後に演奏したブラームスの協奏曲第2番は風格さえ感じさせる堂々たる出来栄えでした。
 ヴァレール・ビュルノンは開催国ベルギー出身者として歴代最高位に並ぶ第3位。聴衆賞も獲得しました。
 第5位に入った亀井聖矢の「ノルマの回想」は持ち前のテクニックとダイナミックで情熱的な表現に加えて、繊細で優美な歌心も聴かせて聴衆を魅了。動画配信では作品に没入しつつ演奏を楽しむ表情も見られて印象に残りました。
 今回日本からは4人がファイナル・ラウンドの12人に選ばれましたが、セミファイナルとファイナルの課題曲の優れた演奏として吉見友貴と桑原志織の演奏が収録されたのも誇るべき記録です。
 ファイナル・ラウンドを通じて大野和士の指揮するブリュッセル・フィルがサポートを提供し続けたことも特筆すべきでしょう。

 
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DIAPASON


DIAP181
(2CD)
特別価格
\2600

モーツァルト:最後の年
 ・歌劇《皇帝ティートの慈悲》 KV 621より序曲
   ラファエル・クーベリック(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
   ※録音:1952年
 ・ピアノ協奏曲第27番 KV 595
   クララ・ハスキル(ピアノ)、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、
   バイエルン国立管弦楽団
   ※録音:1957年
 ・フリーメーソンの小カンタータ「われらが喜びを高らかに告げよ」 KV 623
   クルト・エクヴィルツ(テノール)、ルドルフ・レッシュ(テノール)、
   レオ・ヘッペ(バリトン)、ペーター・マーク(指揮)、
   ウィーン・フォルクスオーパー合唱団と管弦楽団
   ※録音:1962年
 ・弦楽五重奏曲第6番 変ホ長調 KV 614
   アマデウス弦楽四重奏団、セシル・アロノヴィッツ(ヴィオラ)
   ※録音:1957年
 ・アヴェ・ヴェルム・コルプス KV 618
   ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
   フィルハーモニア管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団
   ※録音:1961年
 ・ドイツ舞曲集(KV 602/3、KV 600/5、KV 605/3)
   エーリヒ・クライバー(指揮)、ケルン放送交響楽団
   ※録音:1956年
 ・アダージョとロンド ハ短調 KV 617
   ブルーノ・ホフマン(アルモニカ)、グスタフ・シェック(フルート)、
   ヘルムート・ヴィンシャーマン(オーボエ)、エミール・ザイラー(ヴィオラ)、
   アウグスト・ヴェンツィンガー(チェロ)
   ※録音:1953年
 ・歌劇《魔笛》 KV 620より序曲
   カール・ベーム(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   ※録音:1955年
 ・レクイエム ニ短調 KV 626
   リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)、イラ・マラニウク(コントラルト)、
   アントン・デルモタ(テノール)、チェーザレ・シエピ(バス)、
   ブルート・ワルター(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
   ウィーン国立歌劇場合唱団
   ※録音:1956年7月26日、ザルツブルク

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第181集!モーツァルト最後の年の作品集!

 ☆豪華なアーティストが揃い踏み!
 ☆モーツァルト最晩年の名作をたっぷりと収録!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。

 シリーズの第181巻として登場するのは、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、最後の年の作品集です。
 モーツァルトを得意とした指揮者のひとり、ブルーノ・ワルターと豪華な歌手陣による《レクイエム》をメインとして、モーツァルトが最晩年に残した名曲を集めました。
 20世紀を代表するアーティストばかりを集めた演奏で、ヘルベルト・フォン・カラヤンやカール・ベームなどの指揮者や、クララ・ハスキルによるピアノ協奏曲、アマデウス弦楽四重奏団とセシル・アロノヴィッツによる弦楽五重奏曲など名演奏が目白押しです。
 


<メジャー・レーベル>

DECCA



4871111
\3100
サティ作品の名盤が限定復刻
 《ジャン=イヴ・ティボーデ~マジック・オブ・サティ》

 サティ:
  1) ジムノペディ第1番、2) グノシエンヌ第1番、
  3) グノシエンヌ第2番、4) グノシエンヌ第3番、
  5) グノシエンヌ第4番、6) グノシエンヌ第5番、
  7) グノシエンヌ第6番、8) グノシエンヌ第7番、
  9) 世俗的で豪華な唱句、10) ジムノペディ第2番、
  11) ジュ・トゥ・ヴ、12)-14) びっくり箱、15) 夢見る魚、
  16) ピカデリー、17) アンゴラの牛、18) ジムノペディ第3番、
  19)-21) コ・クオの少年時代(母親の忠告)、22)-24) 官僚的なソナチネ、
  25) エンパイア劇場の歌姫、26)-27) 風変わりな美女、
  28)-32) 『真夏の夜の夢』のための5つのしかめ面
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)

4871112
(2LP)
\6400
《ジャン=イヴ・ティボーデ~マジック・オブ・サティ》
 サティ:
 【LP 1】
  [Side A]
   1) ジムノペディ第1番、2) グノシエンヌ第1番、
   3) グノシエンヌ第2番、4) グノシエンヌ第3番、5) グノシエンヌ第4番、
   6) グノシエンヌ第5番、7) グノシエンヌ第6番、8) グノシエンヌ第7番 /
 [Side B]
  1) 世俗的で豪華な唱句、
  2) ジムノペディ第2番、3) ジュ・トゥ・ヴ、4)-6) びっくり箱 /
 【LP 2】
  [Side A]
   1) 夢見る魚、2) ピカデリー、3) アンゴラの牛、4) ジムノペディ第3番 /
  [Side B]
   1)-3) コ・クオの少年時代(母親の忠告)、
   4)-6) 官僚的なソナチネ、7) エンパイア劇場の歌姫、
   8)-9) 風変わりな美女、10)-14) 『真夏の夜の夢』のための5つのしかめ面

 【録音】2001年12月 ブリストル

 独自の作風で魅力を放つ、サティ作品の名盤が限定復刻  

 フランスの名手、ティボーデによる「サティ:ピアノ・ソロ作品全集」に先駆けて2002年にリリースされたサティの名曲を集めたアルバムのリイシュー、そして、今回は初めてLPでも発売されます。
 
 


4871043
(2SACD Hybrid)
\21000
プッチーニ没後100周年記念。初リリースより50周年記念
 カラヤン(指揮)&ウィーン・フィル
  ミレッラ・フレーニ&ルチアーノ・パヴァロッティ
   プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』》
蝶々夫人・・・・・・・・・ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
ピンカートン・・・・・・ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
スズキ・・・・・・・・・クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)
シャープレス・・・・・・・・・………ロバート・カーンズ(バリトン)
ゴロー・・・・・・・・・ミシェル・セネシャル(テノール)
僧りょ・・・・・・・・・マリウス・リンツラー(バス)
ケート・・・・・・・・・エルケ・シャリー(メッゾ・ソプラノ)
ヤマドリ・・・・・・・・ジョルジョ・ステンドロ(バリトン)
神官・・・・・・・・・・・ハンス・ヘルム(バス)
ヤクシデ・・・・・・・・ヴォルフガング・シャイダー(バス)      

ウィーン国立歌劇場合唱団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

4871039
(3LP)
\22000
※アビー・ロード・スタジオでのカッティング
180g重量盤

 【録音】1974年1月、ウィーン、ゾフィエンザール

 プッチーニ没後100周年記念。初リリースより50周年記念  最高のキャスト、指揮者によるオペラの名録音。

 イタリア人テノールのスーパースターとして、40年にわたりデッカ専属のアーティストを務めたルチアーノ・パヴァロッティ、同じくイタリア出身でパヴァロッティの生涯の友人でもあった名ソプラノ歌手ミレッラ・フレーニ、そしてオーストリアの伝説の指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。
 3人の世界的に著名なアーティストが共演したこのプッチーニの『蝶々夫人』は比類のない美しい音楽世界を作り上げています。
 今回プッチーニの没後100周年、初リリースより50周年を記念し、プッチーニ再発シリーズの第2弾として発売されます。

 限定盤。

 オリジナルテープから24ビット/192kHzで新たにリマスタリングしました。

 国際的に著名なオペラ評論家ロジャー・パインズによる新規エッセー、ミレッラ・フレーニについての特別寄稿文、新進テノール歌手フレディ・デ・トマーゾによるプッチーニ、パヴァロッティ、そして『蝶々夫人』についての特別寄稿文、1975年のオリジナル・ブックレットの複製(オリジナルのイタリア語の歌詞と英語・ドイツ語の対訳を含む)、当時の写真と最近新たに見つかった写真などが掲載された豪華ハードカバーブック付き。1920年代風『蝶々夫人』のコレクタブルポスター(A4サイズ)も付いています。

 ●「[カラヤンは]歌手とオーケストラから、プッチーニのスコアが持つすべての美しさと力強さを明らかにした輝かしい演奏を引き出した。甘美でありながら感傷的ではなく、非常にドラマティックでありながらも洗練されている。
 フレーニは魅惑的な蝶々夫人で、常にその名声を高め……パヴァロッティは非常に想像力豊かなピンカートンである」――『ザ・ペンギン・ガイド』誌(クラシック録音)

 ●「このスコアがオペラハウスでこれほど豪華でこれほど壮大に演奏されるのを聞くことはもうないのではないだろうか」――『オペラ・マガジン』誌(1976年)
 




















6/5(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

APARTE


AP 374
\3800
アガーテ・バッケル・グロンダール(1847-1907):
 歌曲とピアノ曲
カレン・ヴルシュ(ソプラノ)
アンヌ・ル・ボゼック(ピアノ)
  1. 子守歌(Lasta tundittaessa) Op.51. no.6(12の民謡と旋律(12 Folkeviser og melodier))
  2. それから私は出発した(Saa lagde jeg ud) Op.17 no.2
   (歌曲集《海辺の歌(Sange ved Havet)》)
  3. 露の滴(Duggdraper) Op.42 no.6(歌曲集《子供の春の日(Barnets Vaardag)》)
  4. 秋の気分(Hoststemning) Op.46 no.1(5つの歌曲)
  5. 荒れ野の秋(Host pa heien) Op.29 no.3(10の歌曲)
  6. 南の夕べ(Sydens kvaeld) Op.54 no.5(歌曲集《南に向かって(Sydover)》)
  7-11. ピアノのための幻想的な小品(Fantasistykker for Piano) Op.36(第1巻)
   嘆き(Klage)/元気を出して(Friskt Mod)/ワルツ(Valse)/
   子守歌(Vuggevise)/バラード(Ballade)
  12. 悲しみがそこに(Der star en Sorg) Op.46 no.3(5つの歌曲)
  13. 野の鳥(Den vildene fugl) Op.65 no.1(4つの歌曲)
  14. にしん(Sildig) Op.17 no.7(歌曲集《海辺の歌(Sange ved Havet)》)
  15. 影のくちづけ(Skyggekys) Op.65 no.4(4つの歌曲)
  16. あらし(Storm) Op.31 no.5
   (ヴィルヘルム・クラーグの詩による10の歌曲(10 Sange til digte af Vilhelm Krag))
  17-21. ピアノのための幻想的な小品(Fantasistykker for Piano) Op.36(第2巻)
   青春の歌(Ungdomssang)/レントラー(Laendler)/夕べの風(Aftenvind)/
   糸紡ぎの歌(Sang ved Rokken)/妖精のたわむれ(Alfeleg)
  22. 嵐のあと(Efter storm) Op.29 no.7(10の歌曲)
  23. 貿易風にのって(I passaten) Op.54 no.3(歌曲集《南に向かって(Sydover)》)
  24. どう思う、誇らしげなホーグ(Hvad taenker du, du stolte Hog) Op.18 no.2
   (7つの民謡とロマンス(7 Folkeviser og romanser))
  25. ヴァルプルギスの夜(Valborgsnat)
   (ヴィルヘルム・クラーグの詩による10の歌曲(10 Sange til digte af Vil-helm Krag))
  26. 白夜(Lyse Naetter) Op.17 no.5(歌曲集《海辺の歌(Sange ved Havet)》)
  27. 演奏会エチュード(Etudes de Concert) 変ニ長調 Op.11 no.2
   (6つの演奏会エチュード(6 Etudes de Concert)(ピアノのための)
  28. Forsilde Op.65 no.2(4つの歌曲)
  29. 夏の夕べ(Sommerkveld) Op.29 no.10(10の歌曲)
  30. 底のうねり(Underdonning) Op.48 no.2(2つの海の歌(2 Sange fra havet)
  31. 地中海の夜(Middelhavsnat) Op.31 no.4
   (ヴィルヘルム・クラーグの詩による10の歌曲(10 Sange til digte af Vilhelm Krag))
  32. 子守歌(Baadnlaatt)Op.34 no.2(ノルウェーの民謡(Norsk Folkeviser))

 ノルウェー・ロマンティシズムの神髄、北欧メランコリーのリリシズム 格調高い世界

 録音:2024年7月、ラ・グランジュ=フルレ音楽図書館&サル・コロンヌ(Bibliotheque musicale La Grange-Fleuret & Salle Colonne)(パリ、フランス)
 録音エンジニア:Little Tribeca

 アガーテ・バッケル・グロンダール Agathe Bakcer Grondahl は、ノルウェー・ロマンティシズムのもっとも興味深い音楽家のひとりでした。
 エドヴァルド・グリーグの友人。コンサート・ピアニストの才能と能力に恵まれ、ヨーロッパ各地でコンサートを行いました。
 30歳の時、聴覚障害に見舞われてからは、音楽を教えることと作曲に専念し、声楽とピアノの小品を中心に曲を作りました。
 ノルウェーの自然と風景、そして心のありかたを反映する作品には北欧メランコリーの感じられるリリシズムが満ち溢れ、独特の格調高い世界が作り上げられています。

 フランスのソプラノ、カレン・ヴルシュ Karen Vourc’ h は、クリスタ・ルートヴィヒに学び、オペラとコンサートで活躍しています。
 幼い時期をノルウェー北部で過ごし、スカンディナヴィアには特別な愛着をもっていると言います。
 アルバム『ソールヴェイに寄せて‛&(Till Solveig‛&)』(AP 002)ではグリーグ、シベリウス、ラングストレムの歌曲とドビュッシーの《ビリティスの3つの歌》によるプログラムを組み、テーマにとった「自然」を美しく歌いました。
 パリ国立高等音楽舞踊学校の声楽伴奏科教授、アンヌ・ル・ボゼック Anne Le Bozec の共演による録音です。
 




CLAVES



50 3122
(2CD)
\6700
クララ・シューマンに捧ぐ   カトリン・シュミドリン(ピアノ)
 Disc 1
  ヴォルデマール・バルギール(1828-1897):3つの性格的小品 Op.8
  ヴィンチェンツ・ラッハナー(1811-1893):2つのピアノ曲 Op.52
  アレクサンダー・ドライショク(1818-1869):狂詩曲「冬のおとぎ話へ」Op.40-4*
  ステファン・ヘラー(1813-1888):2つのタランテラ Op.85
  ロベルト・シューマン(1810-1856):天使の主題による変奏曲 変ホ長調 WoO 24
  ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1847-1892):
   8つのピアノ曲より第8番「アレグロ・アパッショナート」
 Disc 2
  ヨハネス・ブラームス(1833-1897):グルックのガヴォット
  ヨハン・ペーター・エミリウス・ハートマン(1805-1900):幻想曲 Op.54
  フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ(1809-1847):無言歌集 第5巻 Op.62
  エドゥアルド・ベルンスドルフ(1825-1901):3つの間奏曲 Op.10*
  ベドルジハ・スメタナ(1824-1884):スケッチ第1集 Op.4
 *=世界初録音

 カトリン・シュミドリンがクララ・シューマンにまつわる作品を集めたアルバムをリリース

 録音:2024年5月&7月、トーンスタジオ・ヴァルデンブルク(スイス)
 楽器:Bosendorfer No. 35163
 収録時間:(Disc 1)50分56秒、(Disc 2)58分08秒

 女性作曲家作品の録音に積極的なカトリン・シュミドリンが、クララ・シューマンにまつわる作品を集めたアルバムをリリースします。

 神童ピアニストとしてキャリアをスタートさせたクララ・ヨゼフィーネ・ヴィークは1840 年にロベルト・シューマンと結婚した後も自身のキャリアを歩み続け、その後クララ・シューマンの名で演奏家、作曲家、ピアノ教師として活躍しました。

 華麗なクララのピアノ演奏は同時代を生きた数多くの作曲家たちにインスピレーションを与え、クララに作品を捧げました。ピアニストとしてのクララはJ.S バッハ、ベートーヴェン、ロベルト・シューマン、ブラームスの作品を好んで演奏しましたが、同時代のメンデルスゾーン・バルトルディやステファン・ヘラー(1813-1888)の作品はわずかに演奏する程度でした。
 このアルバムにはデンマーク、ドイツ、チェコ、ハンガリーのロマン派作曲家10 人と女性作曲家1 人の、現在は忘れられた世界初録音を含む作品を紹介します。
 小品、舞曲、変奏曲、幻想曲など多様な形式の作品を収録しております。

 カトリン・シュミドリンはclaves レーベルより、女性作曲家の「作品1」を集めたピアノ作品集(50-3051)、チェロのアンナ・フォルトヴァとのデュオ「「女性の声」~チェロとピアノのための作品集」(50-3029)をリリースしている注目のピアニストです。

 
 



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LPO



LPO 0132
\3600→\3290
ガードナー(指揮)&ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 ラフマニノフ:交響的舞曲、鐘
  合唱交響曲《鐘》 The Bells, op. 35
   1. Allegro ma non tanto ( ‘The silver sleigh-bells’ )
   2. Lento ( ‘The mellow wedding bells’ )
   3. Presto ( ‘The loud alarum bells’ )
   4. Lento lugubre ( ‘The mournful iron bells’ )
  交響的舞曲 Symphonic Dances, op. 45
   5. Non allegro
   6. Andante con moto (Tempo di valse)
   7. Lento assai - Allegro vivace
エドワード・ガードナー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 (コンサートマスター:ピーター・シェーマン)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団
 (合唱指揮:ネヴィル・クリード)
クリスティーナ・ムヒタリアン(ソプラノ)
ディミトロ・ポポフ(テノール)
コスタス・スモリジナス(バス=バリトン)

 ガードナー率いるLPO、ラフマニノフの《鐘》!  圧倒的な音圧

 録音:(1-4) 2024年9月28日、(5-7) 2023年3月4日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン
 収録時間:71分52秒

 2025年、LPOレーベルは20周年を迎えます。2005年に第1弾として登場したのがユロフスキ指揮のラフマニノフ《死の島》と《交響的舞曲》。以来、オーケストラのますます深まり進化する芸術性、革新性、時には冒険心を浮き彫りにする115を超えるカタログを持つまでに成長しました。
 ここで、現在の首席指揮者ガードナーがふたたびラフマニノフの《交響的舞曲》、そして合唱交響曲《鐘》を録音。ロンドン・フィルの歴史に、また新たな章が始まります!

 《鐘》はエドガー・アラン・ポーの詩にもとづく、ベートーヴェンの「第九」以来作曲された最も独創的な合唱交響曲のひとつといえる作品です。
 ポーの《鐘》は、最初の2セクションの無邪気な希望に満ちたものから、第3セクションの厳しい経験を経て、エンディングの荒涼とした死のイメージへと向かうもので、ラフマニノフはこれに強く惹かれ、作曲しました。
 また、彼の耳から離れなかったロシア教会の鐘の音のイメージとも通じるものがあったでしょう。
 冒頭のハープ、ピアノ、チェレスタ、グロッケンシュピールによる「銀のそりの鈴」の響きは見事。第2楽章の「芳醇なウエディング・ベル」の導入部も同様に、妙にゾクゾクさせられれます。
 そして合唱には「怒りの日(Dies irae)」が聴かれます(続いて収録の交響的舞曲にも聴かれます)。鐘のイメージの暗転は第3楽章で加速し、鐘の音はけたたましいものとなり、パニックと絶望の高まりを伝えます。
 ラフマニノフのフィナーレの弦楽器、ハープ、そして静かなフルートの独奏は、「安息」と「休息」という希望がまだ私たちには残されていることを暗示しています。
 
 交響的舞曲は管打楽器も大活躍する人気作品。LPOの面々は巨大なホールいっぱいにあふれんばかりのエネルギーを発散させています。
 最終楽章に聴かれる聖歌の情念の強さと迫力は、ガードナーがオペラ指揮者としてもキャリアを積み重ねていることをあらためて実感させます。
 



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SIGNUM



SIGCD937
\2700→\2490
アラウの孫弟子エマニュエル・デスパックス
 リゾナンス ~ ピアノ五重奏曲集
  ファランク編曲のピアノ五重奏曲、世界初録音

 ルイーズ・ファランク:
  ピアノ五重奏曲 ハ短調 Op.40(世界初録音)
 ロベルト・シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.47
 リュシアン・デュロゾワール:
  マリアへの祈り(ヴァイオリンとピアノのための)
  哀歌(ヴァイオリンとピアノのための)
  子守唄(チェロとピアノのための)
エマニュエル・デスパックス(ピアノ)
ピアッティ弦楽四重奏団

 クラウディオ・アラウの孫弟子エマニュエル・デスパックスとピアッティ弦楽四重奏団と共演!

 ☆ルイーズ・ファランク自身が自作を編曲したピアノ五重奏曲を世界初録音!
 ☆リュシアン・デュロゾワールの美しい小品も収録!

 英国王立音楽カレッジで名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるピアニスト、エマニュエル・デスパックスと、2015年のウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクールでの入賞以来、世界各地で多彩なプログラミングを披露しているピアッティ弦楽四重奏団の共演。
 ルイーズ・ファランクのドラマティックな六重奏曲(木管五重奏+ピアノ)を彼女自身が編曲し、ピアノ五重奏曲(弦楽四重奏+ピアノ)にした作品を世界初録音しました。
 そして、ファランクから影響を受けていたというロベルト・シューマンのピアノ五重奏曲に、リュシアン・デュロゾワールのヴァイオリンとピアノのための2曲とチェロとピアノのための1曲を収録しています。

 ※録音:2024年2月9日-12日



旧譜
ファランク:ピアノ五重奏曲集


CPO
999194-2
\3200→\2990
ルイーズ・ファランク (1804-1875)
 ピアノ五重奏曲第1番 イ短調 Op. 30
 ピアノ五重奏曲第2番 ホ長調 Op. 31
リノス・アンサンブル
録音: February 1991, Sender Freies Berlin, Germany

 華麗でロマンティック。リノス・アンサンブルの知られざる名盤。もう30年以上前になるのか!
 海外在庫限りなので完売の際はご容赦を。

 




HYPERION


712 8435
\3100
《ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年合唱団~ローマの秘宝》
 パレストリーナ:
  1-2) Dum complerentur(五旬祭の日が来たりし時)(I. Dum complerentur /II. Dum ergo essent)、
  3) Super flumina Babylonis(バビロンの川のほとりに)、
  4-5) Canite tuba(シオンのラッパを響かせよ)(I. Canite tuba/II. Rorate caeli)、
 6) アニムッチャ:O crux ave, spes unica、
 7) マレンツィオ:Magnificat octavi unica(8声のマニフィカト)、
 8) G.M.ナニーノ:Adoramus te Christe(主キリストをあがめ)、
 9) ソリアーノ:Regina caeli laetare(天の元后、喜びたまえ)、
 10) F.アネーリオ:Adoramus te Domine Jesu Christe(主イエス・キリストをあがめ)、
 11) G.F.アネーリオ:O Maria gloriosa、
 12) ジョヴァネッリ:Iubilate Deo、
 13) アレグリ:Christus resurgens ex mortuis(蘇りたまいしキリストは)、
 パレストリーナ:
  14-15) Sicut cervus desiderat(鹿が谷川を慕うがごとく)(I. Sicut cervus/II. Sitivit anima mea(渇いたわが心)、
  16) Exsultate Deo(われらの力なる神に歓呼をあげ)、
  17) Peccantem me quotidie(日々罪を犯したるわれを)、18) Tu es Petrus(汝はペテロなり)
チャールズ・コール(指揮)
ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年合唱団

 【録音】2024年9月23-25日、ロンドン、ノートルダム・ド・フランス教会

 「Sacred Treasures」シリーズ第4弾

 生誕500周年を迎えるパレストリーナを中心にしたルネサンス・ポリフォニーの作品集

 ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年合唱団による、ルネサンス・ポリフォニーの偉大なる遺産を紹介する「Sacred Treasures」シリーズの第4弾、『ローマの秘宝』がハイペリオン・レーベルより発売されます。
 2025年、生誕500周年を迎えたイタリアのパレストリーナの作品を中心に他のローマのルネサンス期の作曲家、アレグリ、アネーリオ兄弟、アニムッチャ、ジョヴァネッリ、マレンツィオ、ナニーノ、ソリアーノの作品も収録されています。

 ロンドン・オラトリー・スコラ・カントルム少年合唱団は1996年に設立されたロンドン・オラトリー・スクールの聖歌隊です。
 7歳から18歳のカトリックの少年たちがイギリスの公立教育制度のもとで非常に優れた合唱教育を受け、毎週土曜日の典礼と主要な祝祭日でミサを歌いながらアメリカとヨーロッパの演奏ツアーや数多くのレコーディングに参加しています。
2025年7月にはアメリカ・ミシガン州で1年にわたり開催される音楽祭「パレストリーナ500」でこのアルバムの音楽を演奏します。

 ●「ロンドン・オラトリー合唱団によるこれらの録音は非常に心に残り、透明感のあるもので、まるで16世紀後半のサン・マルコ大聖堂に戻ったかのように感じる」――『サンデー・タイムズ』紙
 
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712 8437
\3100→\2890
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
シューベルト:
 1-4) ピアノ・ソナタ第20番イ長調D959

  (第1楽章:Allegro/第2楽章:Andante/
   第3楽章:Scherzo. Allegro vivace/第4楽章:Rondo. Allegretto)、
 5-10) 楽興の時D780
  (第1番ハ長調/第2番変イ長調/第3番ヘ短調/
   第4番嬰ハ短調/第5番ヘ短調/第6番変イ長調)
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)

 【録音】2023年12月6-8日、ロンドン、ケンティッシュ・タウン、殉教者聖サイラス教会

 国内外で高く評価される英国人ピアニストによるシューベルト・アルバム

 スコットランド生まれのピアニスト、スティーヴン・オズボーンによるシューベルト作品のニュー・アルバムが「ハイペリオン」レーベルから発売されます。
 オズボーンのこのレーベルへの録音は25年を超え、すでに35枚のアルバムをリリースしました。グラモフォン賞を2回、ドイツ・レコード批評家賞を3回受賞、国内外のメディアの年間最優秀賞にも選ばれています。
 このアルバムではシューベルトの思慮深く成熟した作品、短いながら多作だった彼の生涯の最後の年に作曲された、ピアノ作品の中でも最も壮大なイ長調のピアノ・ソナタD959、そして人気の高い『楽興の時』が収録されています。

 2024年のBBCプロムスで、オズボーンは『ラプソディ・イン・ブルー』(ガーシュウィン)や『トゥーランガリラ』交響曲(メシアン)の眩惑的な演奏を披露しました。

 ●「スティーヴン・オズボーンは、おそらく彼の世代における傑出した英国人ピアニストであり、間違いなく最も多才で冒険的な演奏家の一人である……これらの演奏は最も優れたものとみなされている」――『BBCミュージック・マガジン』
 
 ●「オズボーンはすぐに、極めて真剣で誠実なシューベルト解釈者としての姿を現す……正確に計られ、美しく統制された演奏」――『グラモフォン』誌

 



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CHANDOS

CHSA5345
(SACD HYBRID)
\3000→\2790
サカリ・オラモ(指揮)
 ピーター・ドノホー(ピアノ).
  バツェヴィチ:管弦楽作品集 第2集

 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
  1-4. 交響曲第2番(1950-51) 
   1. I. Con passione/2. II. Lento tranquillo/
   3. III. Scherzo./4. IV. Finale. Allegro moderato
  5-7. ピアノ協奏曲(1949)
   5. I. Allegro moderato/6. II. Andante/
   7. III. Molto allegro
  8-11. 大交響楽団のための協奏曲(1962)
   8. I. Allegro/9. II. Largo/
   10. III. Vivo (giocoso)/11. IV. Allegro non troppo
ピーター・ドノホー(ピアノ)...5-7
BBC交響楽団
イーゴリ・ユゼフォヴィチ(リーダー)
サカリ・オラモ(指揮)

 録音:2024年11月4、5日 クロイドン、フェアフィールド・ホール
 総収録時間:64分
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0

 2013年よりBBC交響楽団の首席指揮者を務めるサカリ・オラモ。2023年にリリースされて好評を得たバツェヴィチ作品集に続編が登場します。
 「ピアノ協奏曲」はショパン没後100年を記念してポーランド作曲家連盟が主催した「フレデリック・ショパン作曲コンクール」の応募作。ベテランのピーター・ドノホーがソリストとして参加し、巧みなピアニズムを聴かせています。
 「交響曲第2番」は実質的には3作目の交響曲ですが、最初の作品が破棄されたため「第2番」とされています。
 彼女はこの作品について、「偉大な古典の巨匠たちの伝統を参照しつつ、自身の音楽的発見を盛り込んだ」と述べています。
 「大交響楽団のための協奏曲」は、バツェヴィチ自身が創作活動の新たな段階へ移行する過程の一部と位置づけた重要な作品。

 SACDハイブリッド盤での発売です。

 



旧譜
サカリ・オラモ(指揮)

バツェヴィチ:管弦楽作品集 第2集
 CHSA5316
(1SACD HYBRID)
\3000→\2790
サカリ・オラモ(指揮)&BBC交響楽団
 バツェヴィチ:管弦楽作品集 Vol.1

 グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
  交響曲第3番(1952)
  交響曲第4番(1953)
  序曲(オーケストラのための)(1943)
サカリ・オラモ(指揮)
BBC交響楽団

 フィンランドの名匠サカリ・オラモ!バツェヴィチの管弦楽作品集!

 ☆フィンランドの名匠サカリ・オラモ&BBC響!
 ☆20世紀のポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集がスタート!

 サカリ・オラモは、2015年にロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティの「コンダクター・オヴ・ザ・イヤー」を受賞したフィンランド出身の名指揮者。
 現在はBBC交響楽団の首席指揮者、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の桂冠指揮者、フィンランド放送交響楽団の名誉指揮者を務め、過去には、フィンランドのコッコラ歌劇場やオストロボスニア室内管弦楽団の首席指揮者を歴任している名匠。
 Chandosでは2019年度のレコード・アカデミー賞で「特別賞 録音」に選ばれた「シベリウスのレンミンカイネン組曲(CHAN20136)」他、フロラン・シュミット(CHSA5200)、ウィリアム・オルウィン(CHSA5253)、エセル・スマイス(CHSA5240)など、録音の少ない知られざる傑作をBBC交響楽団と共に取り上げ、その実力とChandosの優秀録音の名声を高めてきました。

 サカリ・オラモが新たに挑むのは、20世紀ポーランドの女流ヴァイオリニスト&作曲家、グラジナ・バツェヴィチの管弦楽作品集。バツェヴィチは、ワルシャワの国立音楽院修了後、パリに留学し、作曲をナディア・ブーランジェに、ヴァイオリンをアンドレ・トゥーレに師事。
 第1回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールでは優秀な成績を収め、1936年から38年までポーランド放送交響楽団の第一ヴァイオリン奏者として活動しました。
 作品は、7つのヴァイオリン協奏曲をはじめ、ピアノ曲、室内楽曲、管弦楽曲、声楽と器楽を組み合わせた作品など、数多く残しています。

 第1弾となる本アルバムでは、ポーランドの歴史上、最も悲劇的な時代でもあった1943年から1953年にかけて作曲された3つの作品を収録。
 オーケストラのための序曲は、2022年に行われたポーランド国立放送交響楽団(マリン・オルソップ指揮)の日本ツアーでも演奏されました。
 再評価が進んできたバツェヴィチは室内楽やピアノ作品を中心に近年様々なレコーディングも増えていますが、まだまだ管弦楽・交響曲の録音は少ないだけに、バツェヴィチの知られざる魅力に光を当てるChandosの高音質SACD新盤には大きな期待がかかります。

 ※録音:2023年2月13日-14日、フェアフィールド・ホールズ(クロイドン、イギリス)

 



 



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GRAND PIANO



GP950
\2600→\2390
20世紀のフォックストロット集 第7集 - 北ヨーロッパ ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)
  ...Steinway Model D
 【イギリス】
  1. フレデリック・ディーリアス(1862-1934):歌劇《コアンガ》 -
   第2幕 ラ・カリンダ(H. ペリーによるピアノ編)(1949)*
  2. シリル・スコット(1879-1970):黒人の踊り Op. 58, No. 5(1908)
  3. ジョン・L・モア(フランク・ブリッジのペンネーム)(1879-1941):
   タートルズ・レトルト(1919)*
  4. コンスタント・ランバート(1905-1951):哀歌調のブルース(ピアノ版)(1927)
  5-6. ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):ファサード 組曲第2番
   5. 第5曲 ポピュラー・ソング(R. ダグラスによるピアノ編)(1942)
   6. 第6曲 年老いたフォーク卿(R. ダグラスによるピアノ編)(1943)*
 【スコットランド】
  7.エリック・チゾーム(1904-1965):タンゴ(1926)
 【オランダ】
  8. アレキサンドル・フォールモーレン(1895-1980):秘密の夜食 -
   イントロダクション、ワルツとフォックストロット(1921)*
  9. レオ・コーク(1893-1992):タンゴの形式による間奏曲(1923)
  10. ケース・ファン・バーレン(1906-1970):ピアノのためのブルース(1933頃)*
  11. バーレン:ペップ・アンド・スウィング、ノヴェルティ=フォックストロット(1933)*
  12. ヤープ・コール(1891-1959):ボストンの夏(ピアノのための簡略版)(1924)*
  13. ディック・カッテンブルグ(1919-1944):テンポ・ディ・ブルース(1940)
  14. ハンス・フランコ・メンデス:10の小練習曲(1929頃) -
   第5番 ポーコ・モデラート(テンポ・ディ・フォックストロット)*
  15. ルドルフ・エッシャー(1912-1980):ハバネラ(1945)
 【スウェーデン】
  16. ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942):3つの音詩 -
   第3曲 アメリカの踊り(1924)
  17. テューレ・ラングストレム(1884-1947):スウィート・フォックス(1937)*
 【フィンランド】
  18. エルネスト・パングー(1887-1942):東洋風タンゴ(ピアノ版)(1941)
  19-21. エルンスト・リンコ:3つのモダン舞曲(1926)
   19. 第1番 フォックストロット・ブルース*/
   20. 第2番 優雅なワルツ/21. 第3番 タンゴ
 【ノルウェー】
  22. クリスティアン・ハウガー(1905-1977):ジュール=フォックストロット(1927)*
 【デンマーク】
  23. ヤコブ・ゲーゼ(1879-1963):モナ・ヴァンナ - タンゴ・ブルース(1924)
  24. ゲーゼ:Tidens Kvinders Smil: Ny Dans(1924)*
  25-27. スヴェン・エリク・タープ(1908-1994):モザイク Op. 31(1938)より
   25. 第7曲 フォックストロット/26. 第8曲 タンゴ/
   27. 第9曲 ウルスコヴス=ブルース
  28. フィニ・ヘンリケス(1867-1940):Basta! Ama'rkansk Shimmy-Fox(1926)*

 録音:2024年3月21-23日 ドイツ、シュトゥットガルト、SWR放送スタジオ
 総収録時間:77分

 フォックストロットはダンス音楽の1つで、19世紀末のアメリカで生まれたラグタイムを前身とするスピーディーで動きの激しい音楽です。
 第1次大戦後のヨーロッパでも大流行し、多くの作曲家が作品を発表しました。この第7巻では、イギリス、スコットランド、オランダ、北欧の作曲家たちがジャズやダンス音楽の影響を受け、それらを自らのスタイルで表現した作品が紹介されており、世界初録音も多数収録されています。
 シリーズ全体を通じて演奏を担当するのはゴットリーブ・ヴァリッシュで、前作の第6巻はアメリカン・レコード・ガイド誌の「クリティックス・チョイス」に選ばれるなど、これまでにも高い評価を得ています。



旧譜
アメリカン・レコード・ガイド誌の「クリティックス・チョイス」に選ばれた第6集


 GP926
\2600→\2390
20世紀のフォックストロット集 第6集 - 南ヨーロッパ ゴットリープ・ヴァリッシュ(ピアノ)
 スタインウェイ Model D (No. 573.680)
 【イタリア】
  1. フランコ・カサヴォラ(1891-1955):タンゴ・ヴィオラ・ダ・キャバレー・エピレッティコ(1925)
  2. アルフレード・ガッターリ(1894-1972):2つのノヴェルティ・ピアノ・ソロ -
   第2番 ショパンのチャールストン・ドリーム(1928出版)
  3. マルコ・エンリコ・ボッシ(1861-1925):2つのワルツ Op. 221*-
   第2番 ヴィーナス・ワルツ、ボストン=ワルツ(1921)
  4. ヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967)もしくはヴィットーロ・デ・サバタ(1866-1933):
   プリンチペ、フォックス=トロット
  5. ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):ピッコロ・タンゴ(1942年出版)
  6. アルフレード・カゼッラ(1883-1947):カクテル・ダンス(1918)
  7. カゼッラ:9つの小品 Op. 24 - 第8曲 タンゴ風に(1914)
  8-10. エットーレ・デスデーリ(1892-1974):シンコペーションによる前奏曲、コラールとフーガ(1934)*
  11-12. マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):『メディア・ディフィコルタ』より
   11. No. 3. タンゴ(1931)*/12. No. 4. フォックス=トロット(1931)*
  13-14. エマ・ビアンキーニ(1890-1929):私の人形の踊り Op. 8 (1927出版)*
   13. 第2曲 躊躇い/14. 第3曲 ワン=ステップ
  15-16. ビアンキーニ:私の人形の踊り Op. 9(1927出版)*
   15. 第4曲 タンゴ/16. 第3曲 チャールストン
  17. ヴィルジリオ・モルターリ(1902-1993):「驚愕の演劇宣言」のフォックス=トロット(1921)
  18. ドメニコ・サヴィーノ(1882-1973):アラベスク・イン・ブルー(1928)*
 【キプロス】
  19. アニス・フレイハーン(1900-1970):エーゲ海から - 第2曲 タンゴ(1950)
 【ギリシャ】
  20. ニコス・スカルコッタス(1904-1949):ピアノ組曲 - 第3曲 シミー・テンポ(断章)(1924)
  21. テオフラストス・サケラリディス(1883-1950):
   トゥ・プリーズ・ハー・ハズバンド - フォックストロット=シミー(1922)*
 【マルタ】
  22-23. チャールズ・カミレーリ(1931-2009):ピアノ練習曲集 第3巻「ピカソ・セット」(1964/1972改訂)
   22. 第1番 フォックストロット/23. 第5番 ブルース
 【スペイン】
  24. ジュゼップ・マルティ・イ・クリスティア(1884-1918):
   陽気なアメリカ人 - ラグ=タイム(ピアノ版)(1917)*
  25. クリフトン・ワーズリー(1873-1925):
   ファイヴ・オクロック・ティー、フォックス・トロット(1917年出版)*
  26. ワーズリー:トリステ・イリュージョン、ヴァルス・トリプル・ボストン(1916年出版)*
  27. フェデリコ・モンポウ(1893-1987):フォックストロット(1916)
  28. モンポウ:タンゴ(1919)
  29. モンポウ:バレエ - 第5曲 ブルースの時間(1949)
 【ポルトガル】
  30. アントニオ・トマス・デ・リマ(1887-1950):子供のアルバム 第3巻 -
   第4曲 オ・クコ・バイラリーノ、ワン=ステップ(1927年出版)*
  31. リマ:子供のアルバム 第1巻 - 第2曲 道化、フォックス=トロット(1926年出版)*
  32. リマ:子供のアルバム 第1巻 - 第3曲 さようなら、ワン=ステップ(1926年出版)*
  33. ペドロ.F. リベイロ・ダルメイダ(1880-1965):アハイアル、ファドのモティーフによるワン=ステップ*
 *...世界初録音

 録音:2022年9月14-16日 ミュンヘン、バイエルン放送 Studio2(ドイツ)
 総収録時間:71分

 フォックストロットとはダンスのための音楽の1ジャンルで、もともとは19世紀末アメリカで生まれたラグタイムを前身とするスピーディーでアクションの激しい音楽 です。
 第一次世界大戦後の1920~30年代、ヨーロッパでは人々の憧れであったアメリカ文化の象徴として流入してきたジャズやフォックストロットが大流 行。
 このアルバムでは地中海沿岸諸国の作曲家たちによるファッショナブルなフォックストロットを聞くことができます。
 アルバムではプッチーニ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、カゼッラ、スカルコッタス、モンポウなどのよく知られる人たちの珍しい小品の他、現在では忘れられてしまった作曲家たちの世界初録音を含む作品を収録。
 彼らがジャズやダンス・ミュージックからどのように影響を受けたかを明らかにしています。
 シリーズを通じて演奏を担当するゴットリープ・ヴァリッシュの華麗な演奏でお楽しみいただけます。

 

















6/3(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


DA VINCI CLASSICS



C01052
\2800
オスティナート! アッラ・バスタルダ
 (無伴奏チェロによるグラウンド・バス作品集)
エンリコ・ソルベッロ(チェロ)
  アンドレア・ファルコニエーリ(c.1585-1656):チャッコーナ、パッサカリア
  ディエゴ・オルティス(c.1510-c.1570):リチェルカータ第1番、第2番
  マルコ・ウッチェリーニ(1603/10-1680):ベルガマスカによるアリア
  タルクィニオ・メルーラ(1594/95-1665):チャッコーナ
  作者不詳(17世紀イタリア):チャッコーナ、イタリア風グラウンド
  エザイアス・ロイスナー(1636-1679):パッサカリア
  フランソワ・クープラン(1668-1733):神秘のバリケード
  ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c.1620-1680):チャッコーナ
  ハインリヒ・ビーバー(1644-1704):パッサカリア
  ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726):シャコンヌ
  ニコラ・マッテイス(c.1650-after 1713):チャッコーナによる様々な奇想
  伝承曲(南イタリア):モンタナラ・ディ・カルピーノ
 
 ※すべて無伴奏チェロ用編曲版
 

 ルネサンスからバロック初期に書かれた無伴奏チェロによるグラウンド・バス作品集!

 ☆「バッソ・オスティナート(執拗低音)」と「ヴィオラ・バスタルダ」をテーマにしたアルバム!
 ☆古楽と民謡、即興と編曲を横断する豊かな音世界を描き出す!

 本アルバムは、ルネサンスからバロック初期にかけてヨーロッパ各地で発展した2つの音楽的伝統、「バッソ・オスティナート(執拗低音)」と「ヴィオラ・バスタルダ」をテーマに構成されています。
 反復する低音進行の上で旋律が自由に変奏されるバッソ・オスティナートは、イタリア、スペイン、フランス、ドイツなどの音楽文化に広く影響を与えました。
 一方でヴィオラ・バスタルダとはある種の低音ヴィオールを指すと同時に、複数の声部を一人で表現する高度な演奏様式を意味する言葉(アッラ・バスタルダ)としても用いられました。
 本作でソルベッロは、チェロを通じてこれらの伝統を見事に融合させ、古楽と民謡、即興と編曲を横断する豊かな音世界を描き出しています。

 ※録音:2025年4月(イタリア、アチレアーレ)
 
 


C01044
\2800
19世紀ロシアの室内楽作品集 リ・アルキ・イタリアーニ
 キュイ:オリエンタル(チェロと弦楽版)/
 ボロディン:セレナーデ(チェロと弦楽版)/
 チャイコフスキー:
  アレグロ(弦楽四重奏のための)/メロディ Op.42-3(ヴァイオリンと弦楽版)/
  舟歌 Op.37-6(ヴァイオリンと弦楽版)/無言歌 Op.2-3(ヴァイオリンと弦楽版)/
  ラルゴとアレグロ(フルートと弦楽版)/アレグロ(ピアノと弦楽版)/夜想曲(チェロと弦楽版)/
  アンダンテ・カンタービレ(チェロと弦楽版)/イワン・サマーリンの思い出に(弦楽版)/
  《くるみ割り人形》組曲(ステーファノ・ボニラウリによる弦楽五重奏、2本のフルート、クラリネット版)/
 タネーエフ:カンツォーナ(クラリネットと弦楽のための)/
 リムスキー=コルサコフ:フーガ《修道院にて》~コラールと変奏(弦楽四重奏のための)

 19世紀ロシアの室内楽作品集!

 ロシア音楽といえば交響曲やバレエが思い浮かびますが、本アルバムでは19世紀ロシアにおける室内楽の魅力を掘り下げています。
 イタリアやユダヤ音楽の影響のもと、ヴァイオリンやチェロがロシア文化に根付いた背景を踏まえ、チャイコフスキーの初期作品や、民俗的精神に満ちたキュイやボロディンの小品など、弦楽器を中心とした編成の編曲版を多数収録。
 なかでも《くるみ割り人形》組曲の室内編成版は、透明感あふれる響きと、楽器ごとの色彩が際立つ斬新なアレンジが魅力です。

 ※録音:1994年(イタリア)
 
 

C01046
\2800
星のような結び目~コンポーザー=ギタリストと伝承歌の編曲 グレゴリオ・フラッキア(ギター)
 グレゴリオ・フラッキア:ミソロジー、蝶のように
 カルロ・カンマロータ:タランテッラのテンポ(ナポリの水彩画より)
 マウリツィオ・コロンナ:J.S.バッハの名による幻想曲~
  前奏曲、記憶に宿る瞬間のダンス、夜想曲第1番、スペイン風奇想曲
 アリリオ・ディアス編曲:ナポリの歌
  (ア・ヴッチェッラ、ラニエッロ、フェネスタ・ヴァッシャ、フニクリ・フニクラ、
  ラ・ルイゼッラ、グラツィエッラ、ミケレッンマ、サンタ・ルチア、
  トゥ・カ・ヌン・キャーニェ、イル・サルティンバンコ)
 グレゴリオ・フラッキア:イン・C
 エンリケ・フェルナンデス:解き放たれた悪魔(アリリオ・ディアス編)
 ペドロ・エリアス・グティエレス:平原の魂(アリリオ・ディアス編曲)

 本作は、民謡に根ざしたギター演奏のアプローチを復興する試みとして企画された1枚です。ナポリ民謡をクラシック・ギターに昇華させたアリリオ・ディアスの編曲に始まり、師であるディアスの精神を継ぐマウリツィオ・コロンナの作品、詩的かつ技巧的な現代ギター曲を生み出すグレゴリオ・フラッキア自身の楽曲が並びます。
 各曲はセゴビア派のスタイルを受け継ぎつつ、旋律や和声、音色の探究に満ちており、クラシックと民俗音楽の境界を超えて響き合います。
 アルバム・タイトルの「Nadi Quasi Di Stelle」は詩人レオパルディの詩に由来し、多彩な伝統が織りなす音楽的星座を象徴しています。

 ※録音:2024年12月~2025年1月(イタリア)
 
 
C01049
\2800
境界なき音~フルートとピアノのための現代音楽 ジョヴァンニ・マレッジーニ(フルート)
内本久美(ピアノ)
 ニコラ・サニ(1961-):時の軌道(1998)~フルートと磁気テープのための
 アンドリアン・パートゥート(1963-):
  新しい人生(2022、2023改訂)~アルト・フルートとピアノのための
 小林聡(1960-):ショート・ノヴェルズ(2023)~フルートとピアノのための
 イヴァン・フェデレ(1953-):献呈(2000)~無伴奏フルートのための
 フアン・トリーゴス(1965-):カスティリオーニの墓(2023)~フルートとピアノのための

 本作は、フルートとピアノのための表現領域を拡張する現代の5作品を収録した意欲的な1枚です。
 戦後の実験主義を超え、音色、旋律、リズムの探求に焦点を当てたこれらの作品は、作曲家ごとに異なる語法と詩情を持っています。
 マレッジーニと内本のために書かれた3曲を中心に、電子音響との融合、即興性を含む構成、東洋音楽との接点を持つ音作りなど、前衛の先にある豊かな音楽的世界を堪能できます。

 ※録音:2024年8月(イタリア)
 
 
C01042
\2800
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲集 Vol.1
 ベートーヴェン:
  弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 Op.3
  セレナーデ ニ長調 Op.8
トリオ・クォドリベット
 〔ヴィットーリオ・セベーリア(ヴァイオリン)、
  ヴィルジーニア・ルーカ(ヴィオラ)、
  ファビオ・ファウゾーネ(チェロ)〕

 イタリアのトリオ・クォドリベットがベートーヴェンのレコーディングを開始!

 珍しいブルーノ・ジュランナ版の「ゴルトベルク変奏曲」やフルートを加えた四重奏編成によるモーツァルトの「トルコ行進曲付き」など印象的なリリースが続いていたイタリアの若きアンサンブル、トリオ・クォドリベットがベートーヴェンのレコーディングを開始。第1巻の今作は最初期の作品である「弦楽三重奏曲第1番」と「セレナーデ」の2曲を収録しています。

 ナターリヤ・グートマンやエンリコ・ディンドに師事したチェリスト、ファビオ・ファウゾーネを中心として結成されたトリオ・クォドリベットは、2016年にヴァルティドーネ国際室内楽コンクールで第2位、モンカリエーリのヨーロッパ音楽コンクールで第1位、さらに2018年にはラティーナのコンコルソ・インターナショナル・ディ・ムジカ・ダ・カメラ・マッシミリアーノ・アントネッリで第2位を受賞するなど、着実に成長を遂げ、評価を高めているアンサンブル。
 2015年に開始した「プロジェクト・ゴルトベルク(Progetto Goldberg)」で南フランス・ツアーを行い、クレモナのヴィオリーノ博物館やトスカーナ・モンテヴェルディ音楽祭でのコンサート・シリーズなどに招聘されるなど幅広く活躍しています。

 ※録音:2024年2月(チーゴレ、イタリア)
 
 


C01043
\2800
クートゥーラ ~
 アフリカ大陸からの現代のピアノ作品集 Vol.2
シルヴィア・ベルフィオーレ(ピアノ)
  DRコンゴ ~ アンドレ・バンガンブラ・ヴィンドゥ(b.1953):子守歌
  モザンビーク ~ エステヴァン・フィリペ・シサノ(b.1994):Mihloti - Lagrimas(涙-涙)
  モロッコ ~ ナビル・ベナブデルジャリル(b.1972):戦慄の夜想曲
  南アフリカ ~ ステファンス・グローヴェ(1922-2014):
   アフリカの映像 より 第1曲、第3曲、第4曲(アフリカの音楽第19番)
  エジプト ~ ガマール・アブデル=ラヒーム(1924-1988):嘆き
  南アフリカ ~ マイケル・ブレイク(b.1951):塩の入れ方

 ブラジルやエチオピア、コートジボワール、南アフリカ、タンザニア、トーゴなど世界各地で500回を超えるコンサートを開催してきたイタリアのピアニスト、シルヴィア・ベルフィオーレが贈る、20世紀後半以降に作曲されたアフリカ大陸の国々の作曲家たちによるピアノ作品を集めたプロジェクトの第2弾。
 今回はDRコンゴ(コンゴ民主共和国)、モザンビーク、モロッコ、南アフリカ、エジプトの作曲家を取り上げます。
 前作「ヨクヴェラ」(C00467)に続き、広大なアフリカ大陸の作曲家たちが生み出した独自の様式、それぞれの国々の起源と結び付いた音楽に触れることのできる貴重な機会となるでしょう。

 ※録音:2023年9月(バチカン市国)
 
 

C01040
\2800
タンゴ・アパショナード
 ピアソラ:
  3人のためのミロンガ/メディタンゴ/ビオレンタンゴ
 カルロス・ガルデル:閉ざされた瞳/ボルベール(帰郷)
 ピアソラ:オブリビオン
 カルロス・ガルデル:想いの届く日/首の差で
 ピアソラ:ブエノスアイレスの四季
デュオ・ガルデル
 〔ジャンルカ・カンピ(アコーディオン)、
  クラウディオ・コッツァーニ(ピアノ)〕

 12歳で国際コンクールを制したイタリアの天才アコーディオン奏者ジャンルカ・カンピとピアニストのクラウディオ・コッツァーニが2005年に結成したデュオ・ガルデルのタンゴ・アルバム。
 ピアソラの作品とデュオの名前にも冠しているカロス・ガルデルの作品を交互に披露します。
 際立った表現力と高い技巧で人気を博す2人が織り成すタンゴの世界をお楽しみください。

 ※録音:2024年9月(クレーマ、イタリア)
 



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ET'CETERA



KTC1839S
\2800→\2590
中丸まどか(バロック・ヴァイオリン)
ロザリオのソナタ ~ 人生の神秘
 
中丸まどか(バロック・ヴァイオリン)
ワウター・ドゥコーニンク(オルガン)
 《ALPHA(冒頭)》
  ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
 《JOYFUL MYSTERI ES(喜びの神秘)》
  ビーバー:受胎告知
  ブクステフーデ:《いざ来ませ、異邦人の救い主よ》 BuxWV 211
  作者不詳(ウィーン、17世紀):
   ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 《いかに美しきかな、暁の星は》 Ms.726, Nr.87
 《SORROWFUL MYSTERIES(悲しみの神秘)》
  ビーバー:ゲッセマネの園におけるキリストの苦しみ
  ビーバー:十字架の磔
  ブクステフーデ:《嘆きの歌》 BuxWV 76/2
 《GLORIOUS MYSTERIES(栄光の神秘)》
  ビーバー:キリストの昇天
  J.S.バッハ:《主イエス・キリストよ、われらに眼を向けたまえ》BWV 655、BWV 726
 《OMEGA(終曲)》
  ビーバー:守護天使 パッサカリア

 ヴァイオリンとオルガンが描く神秘!日本語解説付き!

 ☆ピリオド奏法に精通した演奏家として国際的に活躍する日本人ヴァイオリニスト、中丸まどか!
 ☆ロザリオのソナタを中心に描く、ヴァイオリンとオルガンによる神秘の対話!
 ☆ブックレットには中丸まどか、ワウター・ドゥコーニンクの両者による日本語解説付き!

 バロック・ヴァイオリン奏者の中丸まどかとオルガニストのワウター・ドゥコーニンクによる本アルバムは、ビーバーの 《ロザリオのソナタ》 を軸に、ブクステフーデ、バッハ、17世紀の作曲者不詳の作品を織り交ぜ、「生涯」「苦しみと死」「復活」の三部構成でキリストと聖母マリアの生涯における"神秘"をオリジナルの「ロザリオの環(わ)」として音楽で描いた深い精神性を持つ注目作です。

 中丸まどかは東京芸術大学器楽科ヴァイオリン専攻を卒業後、2006年に同大学院古楽科バロック・ヴァイオリン専攻を修了。
 文化庁及びベルギー政府の奨学金を受けてベルギーに渡り、ブリュッセル王立音楽院でシギスヴァルト・クイケンに学び2009年にディプロマを得てバロック・ヴァイオリン修士課程を修了しました。
 現在はベルギーを拠点に、ソリストおよび室内楽奏者として幅広く活動しており、多数のオーケストラにコンサートミストレスとして招聘されるほか、CD、テレビ、ラジオの収録にも多数参加。
 2015年にはベルギー王室での御前演奏を行い、その模様は世界各地で放送されました。レパートリーは宗教音楽から世俗音楽まで多岐にわたり、深い音楽性と歴史的アプローチに基づく演奏で国際的に高く評価されています。本アルバムでも、スコルダトゥーラを駆使した精緻で詩的な解釈により、バロック・ヴァイオリンの可能性を美しく提示しています。

 ※録音:2024年7月31日-8月3日、聖ゲルトルード教会(ルーヴェン、ベルギー)
 ※使用楽器:
 【バロック・ヴァイオリン】ヘンドリック・ヤコブス1690年頃アムステルダム作/作者不明、18世紀頃/ヤツェック・ヴェソオフスキー2010年グダニスク作
 【オルガン】ペンセラー1714年作

 「このCD を何より特徴づけているのは、そのテーマ構造の多層性です。三つの神秘のサイクルを中心に据えた内容的な構成に加え、スティルス・ファンタスティクスという様式が、ビーバーとブクステフーデの両者において頂点を極めた表現手法として、全体をつなぐ要素となっています。
 この自由で技巧的、かつ表現に富んだスタイルは、飛躍、静寂、大胆な和声、即興的な妙技といった予測不可能な展開に開かれています。中丸とドゥコーニンクはこの自由さを自然な音楽性で受け入れ、聴く者を常に集中させ、聴き入らせる力を持っています。」

 筆者:ジャック・キナール(Jacque Kinnaer)
 出典:Klassiek in de kapel
 
 

KTC1854
\2800
イメージズ ~ ファゴットのための作品集
 ジョン・ウィリアムズ(b.1932):
  ファゴット協奏曲《5本の聖なる木々》(ピアノ伴奏版)
 グレアム・ウォーターハウス(b.1962):アステカの儀式
  (コントラ・ファゴットとピアノのための)
 アラン・クレーンス(b1957):
  ル・ミュイ(独奏ファゴットのための)
 エルヴィン・シュルホフ:
  バスナイチンゲール(独奏コントラ・ファゴットのための)
 ニーノ・ロータ:ファゴット協奏曲(ピアノ伴奏版)
エリアス・アグステリッベ
 (ファゴット、コントラ・ファゴット)
サミュエル・ファン・デ・ヴェルデ(ピアノ)

 多彩な音色と超絶技巧!ファゴットの魅力を凝縮した意欲作!

 ☆フィルザウト(南オランダ・フィル)首席コントラ・ファゴット奏者、エリアス・アグステリッベ!
 ☆ジョン・ウィリアムズからニーノ・ロータまで、ファゴットの持つ多彩な魅力を凝縮した意欲作!

 若手実力派ファゴット奏者エリアス・アグステリッベが、ファゴットとコントラ・ファゴットを用いて多彩なレパートリーを披露する意欲作「Images」。
 アグステリッベは6歳でコントラ・ファゴットに魅せられて以来、ヘント王立音楽院やチューリッヒ芸術大学で研鑽を積み、2019年よりフィルザウト(南オランダ・フィル)の首席コントラ・ファゴット奏者として活躍する傍ら、ブリュッセル・フィルやチューリッヒ歌劇場などでも客演し、古楽から現代作品まで幅広い演奏活動を展開しています。

 本アルバムでは、ジョン・ウィリアムズの幻想的な 《5本の聖なる木々》 から、ロータの抒情的な協奏曲、ユーモアと技巧に富んだシュルホフの 《バスナイチンゲール》 など、20~21世紀の多彩な作品を収録。柔らかく深みのある音色と高いテクニックにより、低音木管楽器の新たな魅力を引き出しています。

 ※録音:2025年1月、コンサートスタジオ・コルトレイク(ベルギー)
 
 ※使用楽器:1989年ヘッケル社製ファゴット、1974年ヘッケル社製コントラ・ファゴット
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA1138
(2CD)
\3600→\3290
セリーヌ・フリッシュ(チェンバロ)
J.S.バッハ:6つのパルティータ

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  【CD 1】
   1-6. パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV 825
   7-12. パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826
   13-19. パルティータ 第4番 ニ長調 BWV 828
  【CD 2】
   1-7. パルティータ 第5番 ト長調 BWV 829
   8-14. パルティータ 第3番 イ短調 BWV 827
   15-21. パルティータ 第6番 ホ短調 BWV 830
セリーヌ・フリッシュ(チェンバロ)
NYCX 10539
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3960

 使用楽器: クリスティアン・ファーター 1738年製作モデル(ニュルンベルク 国立ドイツ歴史博物館所蔵)に基づく ミラノのアンドレア・レステッリ 1998年製作の再現楽器
 録音: 2024年8月 トリノ市立古文書館
 収録時間: 152分(76分/76分)
 
 ※国内仕様盤解説訳...白沢達生

 【ALPHAを牽引してきたセリーヌ・フリッシュが臨む、バッハが自らの鍵盤芸術総決算として残した始めの一巻】
 『バッハ さまざまな楽器による協奏曲』シリーズが大好評を博したALPHAレーベル初期からの看板団体の一つカフェ・ツィマーマンの共同主宰者で、レーベル初期から数多くのバッハ録音で話題を呼んできたフランスのチェンバロ奏者セリーヌ・フリッシュ。
 近年ウィーン音大の教授としても活躍する彼女が2年にわたる準備期間を経て、バッハの鍵盤音楽を語る上できわめて重要な『6つのパルティータ』全曲録音を完遂しました。
 この曲集はバッハがライプツィヒ聖トーマス教会の聖歌隊監督就任から数年後、1726年から1編ずつ自費出版してきた組曲を1731年に曲集としてまとめて刊行したもの。
 自身の鍵盤芸術の総括たる「クラヴィーア練習曲集」シリーズ最初の巻として、フランス、イタリア、ドイツの諸様式をバランスよく掛け合わせ、6編の組曲を通じて多様な手法が網羅されている充実作です。
 
 フリッシュ曰く、今回は自分がふだん教えている通りの手法で徹底的にバッハの楽譜と向き合い、多声構造の緻密さを明快に表現しながら、当時の流儀にあわせて楽譜にない装飾も適宜加えたとのこと。
 レーベル創設当初からの名技師アリーヌ・ブロンディオが克明に収めたその演奏は、まさに過不足ない自然な佇まいのもと、曲の個性が内面から自ずと香り立つような魅力に満ちています。
 フリッシュが長年フランス式の楽器でバッハと向き合う中、より作曲家に近い楽器を求め現代の名工レステッリに製作を依頼したというCh.ファーター1738年モデルのドイツ式チェンバロも、歌心豊かで多彩な響きが作品の味わいをよく活かす一助となっています。

 
 



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FUGA LIBERA



FUG846
\3200→\2990
アレクセイ・リュビモフ(ピアノ/KAWAI)
「...レーテーに花咲く...」 ~シルヴェストロフ:ピアノ作品集

 ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):
  1. ノスタルジア (2001) レオニード・フラボフスキーに
  2-4. 誕生日の献辞 Op. 20 (2004)
   2. I. 1756年1月27日...W. A. M.の誕生日に
   3. II. 1797年1月31日...F. P. Sch.の誕生日に
   4. III. 1810年2月22日...F. F. Ch.の誕生日に
  5-8. 1828年11月19日...フランツ・シューベルトの追悼に Op. 32 (2004)
   5. I. プレリュード/6. II. 楽興の時/
   7. III. 子守歌/8. IV. 別れの歌
  9-11. 思い出の時 I Op. 8 (2003) アレクサンドル・クナイフェルに
   9. I. インテルメッツォ/10. II. セレナーデ/11. III. 牧歌
  12-14. 3つのポストリュード Op. 64 (2005) アルヴォ・ペルトに
   12. I. Andantino/13. II. Vivace/14. III. Larghetto
  15-18. 1857年2月2日...ミハイル・グリンカの追悼に Op. 43 (2004)
   15. I. サラバンド/16. II. ワルツ/
   17. III. セレナーデ/18. IV. ポストリュード
  19-22. 3つのワルツとポストリュード Op. 3
   (2005-06) アンドレ・ヴォルコンスキーに
    19. I. Allegretto/20. II. Moderato/
    21. III. Vivace/22. IV. ポストリュード(Moderato)
  23-26. ヘンリー・パーセルを讃えて Op. 95 (2007)
   23. I. Andantino/24. II. Andante con moto/
   25. IV. Animato/26. V. Poco mosso
  27-29. 2つのダイアローグと追伸 (2001-02)
   27. 婚礼のワルツ(1826...2002)
    (Fr. シューベルト...V. シルヴェストロフ)
   28. ポストリュード(1882...2001)
    (R. ワーグナー...V. シルヴェストロフ)
   29. 朝のセレナーデ(2002) (...V. シルヴェストロフ)
アレクセイ・リュビモフ(ピアノ/KAWAI)
NYCX 10541
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 録音: 2024年11月19-21日 モスクワ、ニコ・アートギャラリー
 収録時間: 79分
 ※国内仕様盤日本語解説...松平敬

 【リュビモフが紡ぐ瞬間の連鎖、シルヴェストロフの「バガテル」】
 現代ウクライナの作曲家として最も注目されるヴァレンティン・シルヴェストロフの作品を、その解釈者として高い評価を得ており、2025年には「ソロでは最後」と語った来日公演を成功させたアレクセイ・リュビモフが弾くアルバム。
 収録されているのは2000年代に書かれたバガテルと呼ばれる一連の作品です。シルヴェストロフ自身が、「私のバガテルは瞬間であり、一般的な小品のことではありません。
 小品は閉じられたものですが、瞬間には終わりがありません。それは始まりはしますが、扉は開いており、新しい作品はすべて前の作品から生まれます。―瞬の連鎖を作り出すのです。
 このようにして、きらめく形をしたより大きな作品が、そのような瞬間の連続から生まれます。」と語るこれらの作品は、過去の作曲家と同時代を生きる人々へのオマージュや想像上の対話がテーマとなり、瞬間の持つ儚さと、それらが全体で一つの作品を築き上げる聴き応えを併せ持つものとなっています。
 作品に深く寄り添ったリュビモフの繊細な演奏が、その美しさを際立たせました。アルバム・タイトルはプーシキンの詩の一節によるもので、レーテーはギリシャ神話に登場する忘却の川。

 
 



.

NAXOS

8.574481
\2100
全て世界初録音
シルヴェストロフ:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第8番

 ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):
  1-4. ヴァイオリン協奏曲(2016)
   1. I. Elegie: Allegretto - Andante - Adagio -
   2. II. Intermezzo: Allegro -
   3. III. Pastorale: Andante -
   4. IV. Serenade: Andantino
  5-10. 交響曲第8番(2012-13)
   5. I. Andantino - Adagio -
   6. II. Moderato - Allegro assai - Maestoso -
   7. III. Intermezzo: Andantino -
   8. IV. Andante - Allegro assai - Allegretto - Andante -
   9. V. Moderato - Allegro vivace -
   10. VI. —
  
 ※全て世界初録音
 
ヤヌシュ・ヴァヴロフスキ(ヴァイオリン)...1-4
リトアニア国立交響楽団
クリストファー・リンドン=ジー(指揮)
NYCX 10538
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2530

 録音:リトアニア、ヴィリニュス、ナショナル・フィルハーモニック・ホール 2022年9月19-20日...1-4 2022年9月21-22日...5-10
 総収録時間:54分

 【現代ウクライナの作曲家ヴァレンティン・シルヴェストロフによる世界初録音の2作品】
 ヴァイオリン協奏曲はシルヴェストロフの「バガテル期」(2003~2017年)の集大成であり、「瞬間」と「記憶(追憶)」という二つの原理に基づく作品。
 1990~91年作曲の「ヴァイオリンと管弦楽のための交響曲」の姉妹作でもあるこの曲は、ベートーヴェン的な親密さと簡潔さを備え、より内面的で詩的な音楽へと向かう「終わりではなく始まりに向かって開かれる形式」として展開されます。
 冒頭の暗いオーケストラの主題は、やがてヴァイオリンの内省的な旋律へと変化し、両者の対話を通じて次第に抒情性が深まっており、こうした表現は第3楽章「パストラール」や、ピアノ独奏がヴァイオリンの軌跡を追うように重ねられる終楽章「セレナーデ」において特に際立っています。静寂の中から生まれ、再び静寂へと還っていく存在の美しさと深さを静かに表現する音楽です。
 
 交響曲第8番は、伝統的な形式に拠らず「一連の瞬間」として構成されており、全6楽章が切れ目なく続くモザイクのような流れが形づくられています。
 主題は常に変容しながら循環し、調性的な素材と非調性的な素材との対比によって音楽を形成、曲の構成要素には、下行するクロマティック・クラスター、マイナーコードの進行、上昇するスケール、ファンファーレ風のモチーフなどが含まれており、さらにピアノやハープ、木管楽器による短く儚い旋律的エピソードが随所に散りばめられ、これらは希望や記憶の断片のような印象を与えます。
 この作品は、人間の苦しみと再生への希求を同時に内包しており、最後の沈黙は絶望ではなく、深い瞑想と包容を意味します。

 ※国内仕様盤には小室敬幸氏の日本語解説が付属します。

 
 
 
8.574318
\2100
カール・タイケ:行進曲集 第2集 王立スウェーデン海軍
バンドアレクサンドル・ハンソン(指揮)
 カール・タイケ(1864-1922):行進曲集 第2集
  1. ツェッペリン伯爵行進曲/2. 兄弟の心の絆「ステッセル将軍」(H. アーレンスによる吹奏楽編)/
  3. ヴィルヘルム王子行進曲/4. ドイツの全ての行政管区から(H. アーレンスによる吹奏楽編)/
  5. 皇帝の到着(H. アーレンスによる吹奏楽編)/6. 武器の世界/
  7. 帝位と祖国のために!/8. 皇帝の合言葉(A. カールソンによる吹奏楽編/
  9. 忠実なドイツ/10. 確固たる信義(E. グートツァイトによる吹奏楽編)/
  11. 運を天に任せて(A. カールソンによる吹奏楽編)/12. 常に生き生きと/
  13. 元気良く大胆に(E. グートツァイトによる吹奏楽編)/
  14. Gewagt und gewonnen 挑戦して成功した/15. ハンザ行進曲(H. アーレンスによる吹奏楽編)/
  16. 恐れなく/17. ブランシュヴァイク万歳/18. ポツダム万歳(H. アーレンスによる吹奏楽編)

 録音:スウェーデン、Sparresalen、Karlskrona 2022年3月28日-4月1日...1-3、6、8-14、16-18 2023年10月9-12日...4、5、7、15
 総収録時間:60分

 《旧友》が有名なタイケの行進曲を系統的に録音するシリーズ第2集です。
 軍楽隊に所属しながら作曲を志したタイケの行進曲には、軍楽の宿命として当時の政治体制や軍隊を讃え、士気を高めるべく書かれたものが多くあり、それらの中には後の政治状況の変化によって翻弄されたものもあります。
 このアルバムでは純粋に作品の音楽的価値に焦点を当て、見過ごされがちだった作品群の真価を問いかけます。
 
 

8.574699
\2100
ザ・ミュージック・ネヴァー・エンズ
 1-4. 伝承曲:
  1. ワルツィング・マチルダ(J. ラスボーンによる合唱編)
  2. ダニー・ボーイ
  3. 風もないのに船を走らせているのは誰?
   (J. ラスボーンによる合唱編)
  4.エル・パイザニート(農夫)(W. スウィングルによる合唱編)
 5. ワード・スウィングル(1927-2015):
  ロマンス「君のためにブローチを」
 6-8. ジョン・レノン(1940-1980)/
  ポール・マッカートニー(1942-)
   6. フール・オン・ザ・ヒル(J. ラスボーンによる合唱編)
   7. ペニー・レイン(J. ラスボーンによる合唱編)
   8. ブラックバード - アイ・ウィル
    (J. ラスボーンによる合唱編)
 9-11. ミシェル・ルグラン(1932-2019)
  9. ロシュフォールの恋人たち -
   ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング
    (G. ジャイルズによる合唱、コントラバスとピアノ編)
  10. 結婚しない族 - 君に捧げるメロディ
   (A. レストレンジによる合唱編)
  11. おもいでの夏 - 夏は知っている
   (G. ジャイルズによる合唱、コントラバスとピアノ編)
 12. ケヴィン・オルソン(1971-):夏のソネット
 13-19. ジョージ・シアリング(1919-2011):
  シェイクスピアの歌とソネット
   13. No. 1. Live with me and be my love
   14. No. 2. When daffodils being to peer
   15. No. 3. It was a lover and his lass
   16. No. 4. Spring
   17. No. 5. Who is Silvia
   18. No. 6. Fie on sinful fantasy
   19. No. 7. Hey, ho, the wind and the rain
 20. スティーヴン・ソンドハイム(1930-2021):
  リトル・ナイト・ミュージック -
   道化師を出せ(W. スウィングルによる合唱編)
 21. デューク・エリントン(1899-1974)/ベン・パリー(1965):
  スウィングしなけりゃ意味がない -
  スウィング・タイム(B. パリーによる合唱編)
ジョセリン・サマービル(ソプラノ)...10
ジェニファー・グリフィン(アルト)...20
ダニエル・パージェス(テノール)...12
マシュー・ウッド(バリトン)...5
ギャレス・ヒュー・デイヴィス(コントラバス)...
  9、11、13-15、18、19
ギャレス・ジャイルズ(ピアノ)...
 9、11、13-15、17-19
ヴァサーリ・シンガーズ
ジェレミー・バックハウス(指揮)

 録音:2024年10月25-27日 Recital Room, Tonbridge School, Tonbridge,Kent(UK)
 総収録時間:79分

 「声のオーケストラ」と呼べそうなほど多彩な表現法を開拓したヴォーカル・アンサンブル、スウィングル・シンガーズの系譜に連なるヴァサーリ・シンガーズが名旋律の数々を披露する贅沢なアルバム。
 冒頭では、ジョナサン・ラスボーン編曲による伝承曲やフォーク風の曲が取り上げられ、声で楽器を模倣するユニークなアレンジが印象的です。
 続くセクションではビートルズの名曲を中心とした作品群が、1999年にスウィングル・シンガーズのために書かれたラスボーンの編曲で披露されます。
 さらに、ミシェル・ルグランの作品や、ケヴィン・オルソンによるラテン音楽風のソネット、そしてジョージ・シアリングによるシェイクスピアのソネットにジャズ風の音楽を付けた作品が続きます。
 終盤では、ワード・スウィングル編曲によるソンドハイムの名作が情感豊かに歌われ、最後はデューク・エリントンの「スウィングしなけりゃ意味がない」で、エネルギッシュかつ鮮やかに締めくくられます。
 
 
8.579173
\2100
マルタ・プタシンスカ:冬物語、合奏協奏曲、マンカーラ
 マルタ・プタシンスカ(1943-):
  1. 冬物語 - オーケストラのために(1984)
  2-4. 2つのヴァイオリンのための合奏協奏曲(1996)
  5. マンカーラ - 2つのヴァイオリンのために(1997)
  6-7. フルートとハープのための二重協奏曲(2007-08)
  8. エウリディーチェの夢 - 2台のハープのために(2001)
  9-10. SE-TA (セクエンツァとタランテッラ)
   (2つのアコーディオン、
    打楽器と弦楽オーケストラ版 2023)
ダニエル・ミェチコフスキ(フルート)...6、7
ロクサーナ・クヴァスニコフスカ=スタンキェヴィチ(ヴァイオリン)...2-5
ヴォイチェフ・コプロフスキ(ヴァイオリン)...2-5
ズサンナ・エルステル、
アナスタシア・ラズヴァリャーエヴァ (ハープ)...6-8
クラウディウシュ・バラン、
ラファウ・グジョンカ(アコーディオン)...9、10
ショパン大学室内管弦楽団
マリウシュ・スモリー(指揮)

 録音:Concert Hall of the Fryderyk ChopinUniversity、ワルシャワ 2024年5月26-31日...1-4、6、7、9、10 2024年6月20日...5 2024年6月28日...8
 総収録時間:67分

 マルタ・プタシンスカはワルシャワ出身の作曲家・打楽器奏者で、ポーランド、フランス、アメリカで研鑽を積み、ルトスワフスキ、ブーランジェ、メシアンらに師事しました。
 マリンバ協奏曲や《風の声》をはじめとする打楽器作品やオペラで高い評価を受けており、シカゴ交響楽団やポーランド国立放送交響楽団のほか、世界中の演奏家から委嘱を受けています。
 ISCMやザルツブルク音楽祭などでも作品が紹介され、1998年からはシカゴ大学で教鞭を執っています。
 収録曲の「冬物語」は、1985年にリスボンで初演された室内管弦楽作品。シェイクスピアではなく、シュルレアリスム絵画に着想を得た幻想的な音楽です。
 
 ヴィヴァルディの「冬」の要素を取り入れながらも、夢と現実が交錯する独自の音響世界が展開されています。
 他にはユーディ・メニューインの80歳を祝して作曲された「合奏協奏曲」、古代エジプトの数字遊びに由来する「マンカーラ」、2008年の国際ハープ・フェスティバルで初演された「フルートとハープのための二重協奏曲」、静謐な雰囲気を持つ「エウリディーチェの夢」、静と動、対照的な2つの楽章を持つ「SE-TA」を収録。
 
 

8.660580
(2CD)
\2900
ガエターノ・ドニゼッティ:歌劇《大洪水》(1830年版)
  ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):
   歌劇《大洪水》3幕(1830年版)
    台本:ドメニコ・ジラルドーニ、ナポリ初演版
    校訂:エドアルド・カヴァッリ
    【CD1】1. シンフォニア/2-18. 第1幕
    【CD2】1-8. 第2幕9-13. 第3幕
ノア...ナウエル・ディ・ピエロ(バス)
ヤペテ...ニコロ・ドニーニ(バス)
セム...ダヴィデ・ザッケリーニ(テノール)
カム...エドアルド・マルティネス(バリトン)
テスビテ...サブリーナ・ガルデス(ソプラノ)
アスフェネ...
 エーリカ・アルティーナ(ソプラノ)
アブラ...
 ソフィー・バーンズ(メゾ・ソプラノ)
カドモ...エネア・スカーラ(テノール)
セラ...
 ジュリアーナ・ジャンファルドーニ
  (ソプラノ)
アダ...
 マリア・エレナ・ペーピ(メゾ・ソプラノ)
アルトー...ワンマオ・ワン(テノール)
ミラノ・スカラ座アカデミー合唱団
 (合唱指揮:サルヴォ・ズグロ)
ドニゼッティ歌劇場管弦楽団
リッカルド・フリッツァ(指揮)

 録音:2023年11月17日ドニゼッティ歌劇場、ベルガモ(イタリア)
 総収録時間:130分

 ドニゼッティのオペラ《大洪水》は、旧約聖書の「ノアの方舟」やバイロン、ムーアらの文学作品に着想を得て1830年に書かれた作曲家唯一の聖書を題材とした作品。
 ノアとその家族、彼らの葛藤、そして迫り来る大洪水の破滅が描かれています。ナポリでの初演は失敗に終わり、その後改訂版が1834年に上演されたものの、長らく忘れられていました。
 2023年、ベルガモのドニゼッティ音楽祭がこの作品のナポリ初演版を蘇演。上演時には現代的な環境テーマを反映した演出が大きな話題となりました。
 ノア役にナウエル・ディ・ピエロ、セラ役にジュリアーナ・ジャンファルドーニ、カドモ役にエネア・スカーラなど実力派が出演。
 音楽監督リッカルド・フリッツァが指揮を務め、作品に新たな光を当てています。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAMOLA

IKONシリーズ



GRAM92007
\2500
ロメオとジュリエット、浄夜
 1-9. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
  ロメオとジュリエット Op. 64(抜粋)
   1. モンターギュー家とキャピュレット家/
   2. 少女ジュリエット/3. 民衆の踊り/4. 仮面/
   5. ロメオとジュリエット/6. ティボルトの死/
   7. 別れの前のロメオとジュリエット/
   8. 僧ローレンス/9. ジュリエットの墓の前のロメオ
 10. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  トマス・タリスの主題による幻想曲
 11. アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):浄夜 Op. 4
ニューヨーク・フィルハーモニック...1-9
ニューヨーク・フィルハーモニックの弦楽セクション...10、11
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)

 録音:ニューヨーク STEREO 1957年11月 ...1-9 1958年3月...10、11
 総収録時間:82分

 ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。
 明晰かつドラマティックな音楽作りと剛直とも言えそうなサウンドによって、ややもすれば後期ロマン派風の耳馴染み良い解釈で演奏されがちな作品から甘さを排し、斬新さを表出したミトロプーロスらしい演奏です。
 ハワード・スコット(プロコフィエフ)とジョン・マックルーア(他2曲)がプロデュースしたコロンビア・レコードのステレオ最初期の記念碑的録音。
 
 


GRAM92008
\2500
ホルスト:惑星/シュトラウス:死と浄化
 1-7. グスターヴ・ホルスト(1874-1934):惑星 Op. 32
  1. 火星、戦争(戦い)をもたらす者
  2. 金星、平和をもたらす者/3. 水星、翼のある使者/
  4. 木星、快楽をもたらす者/5. 土星、老いをもたらす者/
  6. 天王星、魔術師/7. 海王星、神秘主義者
 8. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):死と浄化 Op. 24
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

 録音:ウィーン、ゾフィエンザール STEREO 1961年9月...1-7 1960年6月...8
 総収録時間:72分

 ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が「ボックスセットの中の1枚にしておくには惜しい」名盤を独自に復刻するイコン・シリーズにDecca時代のカラヤンの名盤がまた一つ加わります。
 「惑星」を国際的な名曲の地位に押し上げた名演に、カラヤン十八番の「死と浄化(死と変容)」をカップリング。
 ジョン・カルショウやエリック・スミスのプロデュースでウィーン・フィルをゾフィエンザールで収録した名録音です。
 
 


GRAM92009
\2500
チャイコフスキー:悲愴 他
 1-4. チャイコフスキー(1840-1893):
   交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 Op. 74
 5-7. アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):
  ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)...5-7
ボストン交響楽団
ピエール・モントゥー(指揮)

 録音:ボストン・シンフォニーホール STEREO 1955年...1-4、1958年...5-7
 総収録時間:79分

 『悲愴』はモントゥーが80歳になる年の録音で、過剰な感傷を振りまくことなく、凛とした悲愴感を伝える演奏。
 ジョン・ファイファーとルイス・レイトンによるRCA Living Stereo黄金期の録音は、対向配置された弦楽器群の広がりと管・打楽器の奥行などオーケストラの色彩と立体感を見事に伝えます。
 ハチャトゥリアンはコーガンがアメリカ・ツアーに出た際の録音。

 ウィーンの老舗レコード店のレーベルGramolaの当主が厳選する名盤を独自に復刻するIkonシリーズの1枚。
 





<国内盤> 


ヴァリエテ


VA 09008
\3080
鈴木陽子作品集 vol.9 「反響と残響と」
 鈴木陽子:
  『反響と残響と』 ~
   2本のトランペット、ホルン、チューバと
    打楽器のための (2023) 初演
  『川之江へ』 ~トロンボーンのための (2023) 初演
  『旋光』 ~
   ゼフュロストランペット、トロンボーンと
    2台のティンパニのための (2023) 初演
  『川滝』 ~ヴィブラフォンのための (2023) 初演
  『麓にて』 ~金管五重奏のための (2023) 初演
  『いしづちの春』 ~
   金管五重奏と打楽器のための (2023, 2024 改訂) 初演
曽我部清典
 (トランペット/ゼフュロストランペット)
佐藤友紀 (トランペット)
堂山敦史 (ホルン)
村田厚生 (トロンボーン)
佐藤 潔 (チューバ)
會田瑞樹 (打楽器)
浦部 雪 (指揮)

 鈴木陽子作品集第9集「反響と残響と」

 録音:2024年11月27日 豊洲シビックセンターホール(ライヴ)

 作曲家鈴木陽子による新作「反響と残響と」が発売になります。金管楽器と打楽器の響きの重なりを利用した楽曲構成の4作品とヴィブラフォンのソロ作品を収録。
 曽我部清典のトランペットをはじめ、ホルン、トロンボーン、チューバの金管アンサンブルと會田瑞樹によるマリンバ、ヴィブラフォン、チューブラーベル等様々な打楽器の組み合わせが多彩な響きの世界を繰り広げる。
 指揮は浦部雪による2024年11月鈴木陽子作品展vol.16のコンサート初演のライヴ収録音源になります。

 鈴木陽子 (Yoko SUZUKI)作曲
  愛媛県出身。パリ・エコール・ノルマル音楽院作曲専攻ならびに愛知県立芸術大学大学院作曲専攻修了。平義久、近藤譲に作曲を師事。
  これまで15回の作曲作品展を京都、大阪、東京、愛媛と横浜で開催し、作曲作品の発表を意欲的に行っている。
  作品展の一部はYouTubeで公開している。2023年6月、第15回作品展のコンサート録音により、8枚目のCD「物語の形態学」をリリースした。
 




若林工房

イリーナ・メジューエワ 名盤4タイトルが待望の再プレス

WAKA 4187
(2CD)
【再プレス】
\3960
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
 (24の前奏曲とフーガ BWV.846-869)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 イリーナ・メジューエワの名盤4タイトルが待望の再プレス!

 録音:2014~2015年、新川文化ホール(富山県魚津市)
 
 
WAKA 4194
【再プレス】
\2970
「四季」 ~ チャイコフスキー・アルバム
 チャイコフスキー:
  四季―12の性格的小品作品37bis
  夜想曲作品10の1
  フモレスケ 作品10の2
  対話 作品72の8
  子守歌(1873)
   (作品16-1 、作曲者によるピアノ・ソロ編曲)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 録音: 2016年3月&4月、新川文化ホール(富山県魚津市)
 
 

WAKA 4201
(2CD)
【再プレス】
\3960
《展覧会の絵》~りゅーとぴあライヴ2016
 ■Disc-1
  ウェーバー:舞踏への勧誘
  リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」
  ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
  ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
  ラヴェル:道化師の朝の歌
 ■Disc-2
  ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
  プロコフィエフ:「束の間の幻想」op.22 より第3&14番
  スクリャービン:プレリュードop.74-1
  ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
  シューベルト(リスト編曲):連祷
  メトネル:おとぎ話変ロ短調op.20-1
  ショパン:マズルカ嬰ハ短調op.6-2
  ショパン:ワルツロ短調op.69-2
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 録音:2016年12月3日、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館コンサートホールにおけるライヴ録音
 
 
WAKA 4219
【再プレス】
\2970
J.S.バッハ:2声のインヴェンション/3声のシンフォニア
 J.S.バッハ(1685-1750):
  2声のインヴェンション BWV772-78
  3声のシンフォニア BWV787-801
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

 録音:2020年6月、新川文化ホール(富山県魚津市)
 













 



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