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≪第128号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その5 2025/7/8~




7/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

EDITION ABSEITS



EDA 052
\3000
シレジア貴族の末裔、重要なパトロンとして活躍した
 ボルコ・フォン・ホッホベルク(1843-1926):
  室内楽作品集
アダム・トマシェフスキ(ピアノ)
ベルリン・ポーランド弦楽四重奏団
  弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.22
   (1) Allegro energico e maestoso/(2) Scherzo - Allegro/
   (3) Non troppo lento/(4) Tema con Variazioni

  弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.27-1
   (5) Allegro moderato/(6) Tema con Variazioni - Andante con moto/
   (7) Minuetto/(8) Allegro giusto
 
 ピアノ四重奏曲 変ロ長調 Op.37
   (9) Allegro fiero/(10) Lento e mesto/(11) Scherzo/(12) Allegro assai

 ※全曲世界初録音
 

 ドイツ帝国の最も重要な文化経営者でありパトロンの一人、ボルコ・フォン・ホッホベルク伯爵による精巧な室内楽作品

 録音:2023年3月1-4日/ベルリン、RBB、第3スタジオ
 収録時間:78分55秒

 ハンス・ハインリヒ14世ボルコ・フォン・ホッホベルク伯爵(1843-1926)はシレジアの貴族の末裔で、短い外交官生活の後、作曲家、音楽家、文化経営者、重要なパトロンとして活躍した人物です。
 1867年にシレジア音楽祭を創設し1925年まで指揮を執り、1910年に私財を投じてゲルリッツに市庁舎を建設。プロイセンの劇場総監督としてベルリン国立歌劇場のレパートリーを改革してワーグナーの作品を積極的に紹介、ヴァインガルトナーやリヒャルト・シュトラウスといった世界的な指揮者を起用するなど、当時の音楽界に多大な影響をもたらしました。
 
 そんなホッホベルクの残した室内楽作品を世界初録音。どれも後期ロマン派の珠玉の名品と言って差し支えないみごとな完成度の音楽です。
 さらには古典派を思わせる均整と上質な気品もあり、2曲の弦楽四重奏曲に組み込まれた変奏曲楽章などじつに感動的。
 演奏するのは19 ~ 20世紀のかくれた名作の発見に力を注ぐベルリン・ポーランド弦楽四重奏団。2019年にドイツ音楽批評家賞を受賞した彼らの腕前にも注目です。

 
 
 


EDA 053
\3000
テレジエンシュタットに収容されるも奇跡的に生き延びた
 ハンス・ヴィンターベルク(1901-1991):
  室内楽作品集 第2集

  クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲* (1950)
  ヴァイオリンとピアノのための組曲* (1942)
  トランペットとピアノのための組曲第2番* (1952)
  フランツ・ヴェルフェルの詩によるソプラノと
   ピアノ三重奏のための「Dort und Hier」 (1936/37)
    [カラスとマドンナ/死後/そことここ/雪が降る]
  クラリネットとピアノのための組曲(1944)
  ピアノ三重奏曲「ズデーテン山地の思い出」* (1963/64)
 *世界初録音
アデル・ビッター(チェロ)
ホルガー・グロショップ(ピアノ)
クレメンス・リンダー(ヴァイオリン)
ステファン・メルト(クラリネット)
アンドレ・ショッホ(トランペット)
アニア・ヴェグリー(ソプラノ)

 再評価すすむヴィンターベルクの圧倒的アヴァンギャルド・サウンド!

 録音:2023-2024年 ベルリン、エミール・ベルリナー・スタジオ  収録時間:70分10秒

 プラハ生まれのハンス・ヴィンターベルク(1901-1991)はツェムリンスキーとハーバに師事したユダヤ系の作曲家。
 1939年にチェコスロバキア共和国がナチス・ドイツに併合されるまで指揮者、ピアニスト、作曲家として活躍していました。
 強制労働を迫られ、テレジエンシュタットに収容される苦難を経て、奇跡的に生き延び戦後はドイツに移住。近年多くの作品が再評価されています。
 
 ヴィンターベルクの音楽はさまざまな要素が融合した独創的で刺激的なもの。ヤナーチェクの様式を取り入れつつ、第二ウィーン楽派やフランス印象派の影響も感じられます。
 アヴァンギャルドな語法が楽器の特性にマッチしたトランペットの組曲がおすすめ。ウルマン、クラーサ、ハースと並ぶ「テレジンの作曲家」ヴィンターベルク、当レーベルから今後も室内楽やピアノ作品のリリースが予定されています。
 



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EURO ARTS



20 11137
(SACD HYBRID)
\5400
トランペットの名手セルゲイ・ナカリャコフに捧げた
 プレトニョフの新作トランペット協奏曲

プレトニョフ:トランペット協奏曲、14の音楽的記憶

 ミハイル・プレトニョフ:
  ・トランペット協奏曲(2024)*
   1. Moderato/2. Adagio/3. Allegro
  ・14の音楽的記憶(2024)
   4. Prelude/5. Course de chevaux/6. L’Automne/
   7. Defile des jouets/8. Gavotte/
   9. Un poco di Tchaikovsky/10. Hommage a Wagner/
   11. Obsession espagnole/12. Adagio/
   13. Romance/14. Danse/15. Marche de carnaval/
   16. Adieu/17. Variations
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)*
ヴワディスワフ・ラルヴィク(指揮)*
ミハイル・プレトニョフ(指揮)
ラフマニノフ国際管弦楽団
タチアナ・ポルシュネヴァ(コンサートマスター)
マリア・フェドトヴァ(ソロ・フルート)
アンドレイ・シャミダーノフ(ソロ・ファゴット)

 
 録音:2025年1月、スロヴァキア、ブラティスラヴァ、モイゼス・ホール
 収録時間:87分

 ミハイル・プレトニョフが新たに創設したラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)による第3弾アルバムの登場。
 第1弾は、プレトニョフ指揮による『チャイコフスキー:組曲「白鳥の湖」&シチェドリン:カルメン組曲』(2011067)、第2弾は、ケント・ナガノ指揮、プレトニョフがソリストを務めたラフマニノフのピアノと管弦楽のための作品全曲集(2047347)、そして第3弾は、プレトニョフが作曲した作品の世界発録音アルバムとなります。
 まずは、世界有数のトランペット奏者セルゲイ・ナカリャコフに捧げられた「トランペット協奏曲」。
 ナカリャコフの驚異的なヴィルトゥオージティと豊かな音楽性を感じられる作品です。
 そしてプレトニョフの幼少期から青年期にかけての音楽的記憶を14の音楽的イメージへと昇華させ、色彩豊かな万華鏡のように描いた作品「14の音楽的記憶」。
 聴き手の心にも共鳴する音楽的記憶が盛りこまれた珠玉の作品です。
 




WERGO

WER 6445
\2800
衝動的な歌 ~ベンヤミン・ショイアー(1987-)作品集
 Impulsive Lieder 衝動的な歌 (2015-2016) ~
  バス/サンプラー、フルート、テナーサクソフォン、
   アコーディオンのための
 Sprachmaschine おはなし機械 (2021) ~打楽器独奏のための
 Vier Attrappen 4つのダミー (2023) ~
  6声とサンプラーのための
 Regal レガール (2017) ~11奏者とサンプラーのための
 Lachtherapie お笑い療法 (2011/2021) ~
  ピアニストのためのパフォーマンス
 
 ・ボーナス映像(ブックレット内QRコードから視聴可)
   Sprachmaschine おはなし機械
   Lachtherapie お笑い療法
ヴァネッサ・ポーター(打楽器)
ニコライ・ローゼンバーグ(ピアノ)、他

 真剣で、奇妙な、おかしみ

 録音:2020-2024年  収録時間:76分22秒

 ベンヤミン・ショイアーの作品は、エンターテインメントと結びついた新しい音楽。
 表面的にはユーモラスかつクレイジーなサウンドと遊び心たっぷりのアイデアで人々を驚かせつつ、その裏で、しばしば様々なミニチュアを組み合わせるような、非常に緻密で複雑な作曲法を駆使しています。

 「気まぐれなサウンド、ずれたボーカル、奇妙なジェスチャーを好むのは、もちろん野性的なユーモアのセンスの証拠だが、同時に不滅の音楽性と、そう、真剣さを示している」(ブックレット解説より)

 アルバムのタイトルにもなっている歌曲集『衝動的な歌』では、ショイアーはそれぞれの曲の中にあるアイデア、特定の音、あるいはそのプロセスを照らし出し、それらを解剖し、誇張します。
 同時にとても単純な電子的手段を用いることで、作品にローファイの美学を与え、聴き手を惑わせます。
 2つのソロ作品はオーディオとビデオの両方で鑑賞することができます。打楽器独奏の『おはなし機械』では伝統的な楽器だけでなく、ゴムの豚、カズー、パーティーホーンなども登場。
 ピアニストが狂気の笑いを上げる『お笑い療法』ともども、彼の作曲の焦点は「人」と「その声」であることが分かります。
 



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CAVI MUSIC



4867795
\2900→\2690
現役最高のヴァイオリニストのひとりといっていいでしょう
 アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲&弦楽セレナーデ

 ドヴォルザーク:
  ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op.53
  弦楽セレナーデ ホ長調 Op.22*
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
カメラータ・ベルン

 アンティエ・ヴァイトハース、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲を弾く!

 念願であったベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集(Vol.1:8553512、Vol.2:8553535、Vol.3:8553508)を完結させたドイツのヴァイオリニスト、アンティエ・ヴァイトハースの次なるリリースはドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲&弦楽セレナーデ!
 ヴァイトハースの音楽性とドヴォルザークの相性の良さはシルケ・アーヴェンハウスとのデュオ作「ドヴォルザーク&スーク:ヴァイオリンとピアノのための作品集」(8553201)でも証明済み。
 民俗舞踊の旋律、そしてそこにある詩情やメランコリーが豊かに織り交ぜられ、「ボヘミアの人々の精神性も反映している」と語るドヴォルザークの世界を深奥から湧き出る情感と穏やかな温かさで表現します。
 チャイコフスキーやブラームスのヴァイオリン協奏曲を弾き振りで録音してきたカメラータ・ベルンとの「Play & Conduct」プロジェクトの第3弾です。

 ヴァイオリン教師としても世界的に名高いアンティエ・ヴァイトハースは、クライスラー国際コンクール、バッハ国際コンクール、そしてヨーゼフ・ヨアヒム・ハノーファー国際コンクールで優勝。ソリストとしてヨーロッパを中心に活動する一方、自身の結成したアルカント四重奏団や芸術監督を務めるカメラータ・ベルンと共に室内楽の分野でも活躍しています。
 これまでにもC'Aviレーベルから多数のCDをリリースし、レコード芸術誌「特選盤」、グラモフォン誌「レコーディング・オヴ・ザ・マンス」、Opus Klassik賞受賞など並外れた評価を獲得し続けています。

 ※録音:2023年2月&2024年2月*、ディアコニス教会(ベルン、スイス)




アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集



 PCAVI8553512
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3143
アルカント・カルテットの第1 ヴァイオリン
 名手アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.1


 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.12-2
  ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.24
  ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47《クロイツェル》
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)
 CAVI
8553512
\2900→\2690

 ソリストや室内楽の分野でも活躍しているドイツのヴァイオリン奏者、アンティエ・ヴァイトハースによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集録音がいよいよスタート!
 ヴァイトハースは、クライスラー国際コンクール、バッハ国際コンクール、そしてヨーゼフ・ヨアヒム・ハノーファー国際コンクールで優勝後、ソリストとしてヨーロッパを中心に活動し、またアルカント四重奏団を結成し室内楽の分野でも数々のアーティストと共演してきました。これまでにもC'Aviレーベルから多数のCDをリリースし好評価を得ています。
 また、2022年には来日公演も行っており、ソリストと室内楽で日本の聴衆を魅了しました。

 今回のヴァイオリン・ソナタ全集は、時系列に収録していくのではなく、作品のコントラストを重視しており、このアルバムではイ長調とイ短調の作品が選ばれています。
 イ調という共通点持った三作品をぜひ聴き比べてお楽しみください。

 ※録音:2021年9月、ドイチェランドフンク・カンマ―ムジークザール(ケルン、ドイツ)

 



 8553535
\2900→\2690
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.2

 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2
  ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3
  ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)

 クライスラー国際コンクール、バッハ国際コンクール、そしてヨーゼフ・ヨアヒム・ハノーファー国際コンクールで優勝後、ソリストや室内楽の分野でも活躍しているドイツのヴァイオリン奏者、アンティエ・ヴァイトハースによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の第2弾。
 第1弾である前作(PCAVI8553512)は「レコード芸術特選盤」に選ばれています。

 このシリーズは時系列順ではなく、作品のコントラストを重視して収録されています。このアルバムは「クロイツェル・ソナタ」と肩を並べるドラマチックなソナタである第7番から、やはり劇的な第3番に続き、最後は対照となる華やかな第8番で締め括られます。

 ※録音:2021年12月、ドイチェランドフンク・カンマ―ムジークザール(ケルン、ドイツ)




 8553508
(2CD)
特別価格
\4200→\3890
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集 Vol.3

 ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24《春》
 ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1
 ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1
 ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)

 「一生に一度でいいから、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ10曲をサイクルとして録音してみたいと思ったんです!」と語るアンティエ・ヴァイトハースのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集がいよいよ完成しました。
 彼女は、クライスラー国際コンクール、バッハ国際コンクール、そしてヨーゼフ・ヨアヒム・ハノーファー国際コンクールで優勝後、ソリストとしてヨーロッパを中心に活動し、またアルカント四重奏団を結成し室内楽の分野でも数々のアーティストと共演してきました。
 また、人気のヴァイオリン教師としても知られる彼女は、バロックから21世紀に渡る幅広いレパートリー持っており演奏してきました。
 そんな彼女にとってもベートーヴェンの楽曲へは特別な思いがあるようで、「この音楽には深い人間性がにじみ出ており、それはヴァイオリン・ソナタのそれぞれに見られる特徴です。
 そして、私が知っているベートーヴェンのどの曲にも、深く感動する瞬間が含まれています」と語っています。
 第1巻はレコード芸術特選盤とICMAノミネート、第2巻はグラモフォン・エディターズ・チョイスに輝いた全集だけに期待が膨らみます。

 ※録音:2022年12月、ドイチェランドフンク・カンマームジークザール(ケルン、ドイツ)



 



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CORO



COR16214
\2800→\2590
既出の3つのアルバムから新たに1枚にまとめた
ハリー・クリストファーズ(指揮)
 ヘンデル&ハイドン・ソサエティ
ハイドン:交響曲第6番、第7番、第8番

 ヨーゼフ・ハイドン:
  交響曲第6番ニ長調《朝》Hob.I-6
  交響曲第7番ト長調《昼》Hob.I-7
  交響曲第8番ト長調《晩》Hob.I-8
ハリー・クリストファーズ(指揮)
ヘンデル&ハイドン・ソサエティ

 ハイドンの 《朝・昼・晩》!古楽の名門による華麗なる交響曲集!

 ☆名匠ハリー・クリストファーズ&HHSによるハイドンの初期の交響曲集 《朝・昼・晩 》!
 ☆ボストンの壮麗なシンフォニー・ホールでのライヴ録音!

 アメリカ最古のピリオド・オーケストラ、ヘンデル&ハイドン・ソサエティ(HHS)と、名匠ハリー・クリストファーズによるハイドンの初期の交響曲第6番、第7番、第8番の録音を1枚のアルバムに集成。

 《朝》《昼》《晩》 の名で知られるこれら3曲は、ハイドンがエステルハージ公に仕えた初期、1761年頃に書かれたもので、ハイドンの初期の交響曲の中でも最も印象的な作品の一つです。
 管楽器、ホルン、弦楽器をはじめ、コントラバスやファゴットの珍しいソロまで登場する、管弦楽アンサンブル全体にわたる類まれな技巧的な作風が特徴で、ハイドンの交響曲作曲家としての才能が開花しつつあったことを示しています。

 ハリー・クリストファーズは2008年から2021年までHSSの芸術監督を務め、その間、ハイドンの「天地創造」、「パリ」交響曲全6曲と壮麗なミサ曲3曲、モーツァルトの「レクイエム」、そしてクリスマスアルバム「Joy to the World」など、15枚の録音をCOROからリリースしてきました。
 本アルバムでは、世界有数の音響を誇るボストン・シンフォニーホールで録音された音源(COR16113、16139、16148)を新たに1枚にまとめ、3曲を通して楽しめる決定盤としてリリースされます。

 ※録音:2013年2月22日&24日(第6番)、2015年1月23日&25日(第7番)、2016年1月29日&31日(第8番)、シンフォニー・ホール(ボストン、アメリカ)
 




NCPA CLASSICS


817401991
特殊価格
\5400
対話
 J.S.バッハ:カンタータ《楽しき狩こそ我が悦び》
 モーツァルト:アンダンテと変奏曲 ト長調 KV 501
 ブラームス:16のワルツ Op.39より
  第1曲 ロ長調、第2曲 ホ長調、第11曲 ロ短調、
  第14曲 イ短調、第15曲 イ長調
 ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 ベルント・アロイス・ツィンマーマン:
  2台ピアノのための《モノローグ》より第2曲《モノローグII》
ピアノ・デュオ・トゥーユ

 中国期待の若手アンサンブル、ピアノ・デュオ・トゥーユ!

 ☆中国で初めてピアノ・デュオで博士号を獲得したアンサンブル!

 2015年にドイツを拠点とする中国人ピアニスト二人によって結成されたピアノ・デュオ。
 彼女たちは中国で初めてピアノ・デュオで博士号を獲得したアンサンブルでもあります。
 また中国人として初めてドイツの「ブルーノ・フライ優秀芸術家賞」を受賞した期待の若手アーティストです。
 彼女たちは中独国交樹立50周年記念コンサートにも招待されました。
 また、国内外の数々のコンクールで受賞しています。ピアノ・デュオ・トゥーユによる連弾、そして2台ピアノの演奏をお楽しみください。
 
 

817402061
(2CD)
特殊価格
\6100
森の孤独
 シューマン:森の情景 Op.82
 リスト:ピアノソナタ ロ短調 S178
 ドビュッシー:映像第2集 L.111
 J.S.バッハ(ブゾーニ編):
  われ汝に呼ばわる,主イエス・キリストよ BWV639
 スクリャービン:ピアノソナタ第4番 嬰ヘ長調 Op.30
ジュ・シャオフー(ピアノ)

 中国人ピアニスト、ジュ・シャオフーのデビュー・アルバム。
 4歳からピアノを始め、2018年にイェルク・デムスにと出会い薫陶を得た彼は14歳で上海フィルハーモニー管弦楽団と共演しオーケストラデビューを果たしました。
 また、ウィーン楽友協会、ザルツブルク祝祭劇場、そしてカーネギーホールで演奏を行うなど活躍しています。
 
 

816502101
特殊価格
\5400
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調《月光》
  ピアノ・ソナタ第28番 イ長調
  ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調
  ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調
ワン・チャオ(ピアノ)

 ベルリン芸術大学で博士号を取得し、ドイツを拠点に活躍するピアニスト、ワン・チャオ。
 ベートーヴェンの後期ソナタを演奏する中で、彼はこの巨匠の創作の源泉への好奇心をさらに深めました。
 彼は日本でのコンクール歴もあり、第1回高松国際ピアノコンクール第3位を受賞しました。

 ※録音:2024年9月9日-11日
 
 
816502321
特殊価格
\5400
バードランド
 Prelude:HOPE/Soundscape of Temple of Heaven Nursery/
 Dawn in the valley/There is Fusu in the mountains/
 A Cuckoo occupies a magpie's nest/
 Rainstorm is coming/Beijing Morning Song/
 Cranes crow in the wild/Millennium Bird's Road/
 Mountain Village Soundscape/
 Ping Sha Luo Yan/Vague and distant sounds/
 Coda:The universe is dark and yellow
バードランド・フィールド・レコーディング・スタジオ

 このアルバムは5年をかけて制作され、レコーディング・エンジニアは渡り鳥の居場所を聞き、録音するためだけに数千キロを旅しました。
 四季の音風景にオリジナル曲を融合したアルバムとなります。
 
 

816602041
特殊価格
\5400
過去1世紀からの宝石 ガン・ルル(ソプラノ)
チャン・ジャリン(ピアノ)
 艾里諾:
  Ripples Sifting Sand: Rain Murmurs from Across the Drape、
  Ripples Sifting Sand: Today We Tour North Pond、
  Wandering of a Youth:
   Northern Knife Bright as Ice、Delightful, the Most Delightful Tonight、
   Path of Peach Blossom、A Fine Dish of Beans、
   Parting at the River Yi、Thoughts in a Tranquil Night/
 艾里諾&青主:
  Zhang Sheng's Song: All Dissolve in Moonlight (from opera Yingying)、
  Zhang Sheng's Song: No Speck of Cloud in Jade-like Sky (from opera Yingying)/
 青主:Everlasting Longing: Branches Full of Red/
 趙元任:Crossing the Indian Ocean、Also, This is a Tiny Cloud/
 黄自:Rouged Lips:
  On Ascending the Tower (1934年版)、Rouged Lips: On Ascending the Tower (1935年版)、
  The Moon over the Mount Brow、Sail Through Gorges、
  Song of Divination:
   Written at Dinghui Abbey in Huangzhou、West Lake after Rain、The Swallow's Words

 近年再評価されている中国の芸術歌曲。まだまだ知られていない名曲を紹介していきます。
 



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TACTUS



TC692006S
\2900
国際古楽コンクール「山梨」とのコラボ第1弾
 大井絵理子(フルート)
  テッサリーニ:フルート作品集


 カルロ・テッサリーニ(ca.1690-1766):
  6つのソナタ Op.14
  貴婦人の歓び
大井絵理子(フルート)
フー・トンハン(ハープシコード)

 国際古楽コンクール「山梨」とのコラボ第1弾!旋律楽器部門の最高位受賞、大井絵理子!

 ☆国際古楽コンクール「山梨」とのコラボレーション・シリーズの第1弾は、第34回旋律楽器部門において最高位(第2位)を受賞したフルート奏者、大井絵理子!
 ☆バロック時代の知られざる名匠、カルロ・テッサリーニの世界初録音作品集!輸入盤日本語解説付き!

 「古楽」の分野で日本唯一のコンクールとして、1987年に発足された国際古楽コンクール「山梨」(ICEMY)と、イタリアのTactusとのコラボレーション・シリーズ。
 第1弾となる本作では、第34回の旋律楽器部門において最高位(第2位)を受賞したフルート奏者、大井絵理子が登場。

 ドイツのライプツィヒを拠点に古楽から現代音楽まで幅広く活動するフルート奏者、大井絵理子は、これまでにモダン・フルートを東京藝術大学で高木綾子に、ライプツィヒ音楽演劇大学でイルメラ・ボスラーに師事。
 ヒストリカル・フルートをライプツィヒ音楽演劇大学でアンネ・フライタークに、英国王立音楽アカデミーでリサ・ベズノシウクの各師に師事。
 第34回国際古楽コンクール「山梨」最高位受賞、第28回かながわ音楽コンクールのフルート部門 一般の部 第1位など、数々のコンクールで入賞し、メンデルスゾーン室内管弦楽団、ゲラート・アンサンブル、ライプツィヒ・フィルハーモニー管弦楽団などと定期的に共演。
 これらの活動の一環として、数多くのCD制作にも参加しています。

 本アルバムでは、17世紀後半のイタリア、リミニ生まれの作曲家、カルロ・テッサリーニによる世界初録音となるフルートと通奏低音のための作品を収録。
 ヴァイオリンの名手としてヨーロッパ各地で活躍したテッサリーニは、同時代の多くの作曲家同様、フルートの分野にも創作の幅を広げ、この楽器の重要なレパートリー拡充に貢献しました。
 本アルバムに収められた2つの作品は、テッサリーニがフルートの特性を深く理解し、そのダイナミックで表情豊かな可能性を余すところなく引き出していたことを示しています。

 ※使用楽器:Giovanni Tardino copy by Pierre-Gabriel Buffardin junior, 18th century/Giovanni Tardino copy by Carlo Palanca,18th century
 ※録音:2024年10月、オーディトリウム・サンタ・マリア・マッダレーナ(イーゾラ・デッラ・スカーラ、イタリア)

 
 



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NAXOS



8.579143
\2100
ニューヨークを拠点に活動するウクライナ出身のアレクセイ・ショール
 ショール:作曲家のノート 第5集 -
  ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番、第5番


  アレクセイ・ショール(1970-):
   1-4. ヴァイオリン協奏曲第1番「海の情景」(2014)
    (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2015)
     1. I. Abandoned Lighthouse/2. II. Lonely Sail/
     3. III. Gathering Storm/4. IV. Summer Hail
   5-7. ヴァイオリン協奏曲第2番「幻想」(2018)
    (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2020)...世界初録音
     5. I. Dance of the Graces/6. II. Elegy/
     7. III. Flight of a Falcon
   8-10. ヴァイオリン協奏曲第5番(2021)
    (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2021)...世界初録音
     8. I. Allegro incalzando/9. II. Andantino/10. III. Allegro
ヴァレリー・ソコロフ(ヴァイオリン)...1-4
チョン・ヌリ(ヴァイオリン)...5-7
マルク・ブシュコフ(ヴァイオリン)...8-10
キーウ・ヴィルトゥオージ
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)...1-4
セルゲイ・スムバチャン(指揮)...5-7
ジョン・ワーナー(指揮)...8-10

 録音:イタリア、キエーティ、TeatroMarrucino 2023年2月28日...1-4 2023年3月25日...5-7 2023年2月23日...8-10
 総収録時間:62分

 NAXOSの人気シリーズ、現在ニューヨークを拠点に活動するウクライナ出身のアレクセイ・ショールの作品集。
 第5集は3曲のヴァイオリン協奏曲を収録。どれもソリストとオーケストラの対話、豊かな物語性、イメージを喚起する音楽が魅力で魅力で、若き実力派ソリストたちにも注目です。
 
 第1番は、海のさまざまな情景を描いた4楽章構成の作品。第1楽章「Abandoned Lighthouse(廃墟の灯台)」では、寂しげな旋律が孤独感を描き出し、第2楽章「Lonely Sail(孤独な帆)」では内省的な旋律で帆の姿が静かに消えゆく様子が描写されます。
 第3楽章「Gathering Storm(迫りくる嵐)」では緊張感あふれる劇的な音楽が展開、第4楽章「Summer Hail(夏の雹)」では、目まぐるしい技巧と力強さに満ちたヴァイオリンによって全体が鮮やかに締めくくられます。
 ショ-ルの作風の原点を示しながらも完成度の高いこの曲は、聴衆を壮大で変幻自在な海の旅へと誘います。
 第2番は、ギリシャ神話の三美神に着想を得た優雅で魅力的な第1楽章、喪失感と郷愁を内省的に描いた繊細な和声が印象的な第2楽章、飛翔するハヤブサを鮮やかに表現した圧倒的なスピード感と技巧に満ちた終楽章からなり、3つの楽章はそれぞれ異なる情景を描き出します。
 ソリストは語り手と主人公の両方の役割を果たし、音楽を通して物語を紡いでいきます。第5番は、新型コロナウイルスによるロックダウン中の2021年に作曲された作品で、暗く陰鬱な音色と緊張感に満ちた音楽が展開されます。
 深い抒情と物語性に技巧的な書法が融合し、現代的な和声のなかで感情を強く刺激する旋律が魅力的な、重厚な内容を持つ協奏曲です。
 
 各曲に起用されたソリストの面々にも注目で、「第1番」はエネスク・コンクール優勝者でメジャー・レーベルへのCD録音や来日公演でおなじみのヴァレリー・ソコロフ、「第2番」は2021年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで16歳にして第2位に輝いた韓国のチョン・ヌリ、「第5番」は2019年のチャイコフスキー・コンクールで第2位となったマルク・ブシュコフが担当しています。
 



ヴァイオリン協奏曲第4番が収録された第1集


 8.579139
\2100
アレクセイ・ショール:作曲家のノート 第1集
 アレクセイ・ショール(1970-):
  1-7. ピアノと管弦楽のための組曲第1番
   「トラベル・ノートブック」(2016) (ピアノと弦楽オーケストラ版 2019)
     1. I. Wayfarer's Prayer 旅人の祈り
     2. II. La Rambla ランプラス通り バルセロナ訪問にインスパイアされて)
     3. III. Addio アディオ  ローマ訪問にインスパイアされて)
     4. IV. Luxembourg Garden リュクサンブール庭園  ( パリ訪問にインスパイアされて)
     5. V. Rubicon ルビコン  (ラヴェンナ訪問にインスパイアされて)
     6. VI. Sorrow 哀しみ  (ヴェネツィア訪問にインスパイアされて)
     7. VII. Horseman 騎手  ( アスコット訪問にインスパイアされて)
   8-10. ヴァイオリン協奏曲第4番 ロ短調(2021)  (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2022)
 全て世界初録音
アンナ・ウライエヴァ(ピアノ)...1-7
マルク・ブシュコフ(ヴァイオリン)...8-10
キーウ・ヴィルトゥオージ
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)...1-7
ジョン・ワーナー(指揮)...8-10

 録音:The Teatro Marrucino, Chieti(イタリア) 2023年2月25日...1-7 2023年2月22日...8-10
 総収録時間:60分

 アレクセイ・ショール(ショア)はウクライナで生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動する作曲家です。
 アメリカで数学を学び、博士号を取得した後、2016年までは数学者として働きながら、幼い頃から好きだったクラシック音楽の作曲にも挑戦してきました。
 ヴィオラ奏者デイヴィッド・アーロン・カーペンターがコンサートで彼の作品をアンコール曲として演奏したことで一躍注目を集め、以降、ウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、カーネギーホール、ケネディセンターなど、世界中の著名なコンサートホールで多くの演奏家たちが演奏、録音を行い、メディアでも広く紹介されています。
 2017年からはアルメニア国立交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めており、2024~26シーズンにはオックスフォード・フィルハーモニー管弦楽団のコンポーザー・イン・レジデンスも務める予定です。

 このアルバムにはショールの2作品を収録。彼が様々な地を訪れた際の印象を音楽に込めた「トラベル・ノートブック」は7つの小品で構成された組曲で、旅への想いを綴った「旅人の祈り」で始まり、続く6曲は特定の場所から得たインスピレーションが描かれています。
 街のエネルギーを表現した「ランブラス通り」や過去へのオマージュとほろ苦い別れの感情が込められた「アディオ」、究極の美とロマンスが描かれた「リュクサンブール庭園」の他、ジュリアス・シーザーの歴史的決断に基づく「ルビコン」、ヴェネツィアの現代の課題に対する作曲家の悲しみを表現した「悲しみ」、ロイヤルアスコットへの訪問後、競馬の独特の興奮、エネルギー、騒動を描写した「騎手」と多様なテーマが含まれています。
 ヴァイオリン協奏曲第4番ロ短調は、2021年に新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の中で作曲された作品。
 メロディーや調性へのこだわりを反映しつつ、初期の作品とは異なる音色とスタイルを持つ、ロマンティックな雰囲気と情熱的なメロディーが特徴です。

 

ヴァイオリン協奏曲第3番が収録された第4集

 8.579142
\2100
ショール:作曲家のノート 第4集 -
 音楽の巡礼、マンハッタンの四季

  アレクセイ・ショール(1970-):
   1-3. チェロ協奏曲第1番「音楽の巡礼」(2018)  (チェロと弦楽オーケストラ版 2019)
   4-7. ヴァイオリン協奏曲第3番「マンハッタンの四季」(2020) (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2021)
   8. フェニックス - ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲(2021)   (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2022)
   9. クリスタル・パレス - フローズン・ガーデン・ワルツ(2017)   (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2022)
   10. 聖エルモの舟歌(2015)  (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2022)
   11. シューベルタンゴ(2013)  (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ版 2022)
アレクサンドル・チャウシャン(チェロ)...1-3
シン・ヒョンス(ヴァイオリン)...4
ドゥミトゥル・ポチタリ(ヴァイオリン)...8
クリストフ・バラーティ(ヴァイオリン)...9-11
キーウ・ヴィルトゥオージ
ジョン・ワーナー(指揮)...1-3
マッシミリアーノ・カルディ(指揮)...4-7
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)...8-11

 録音:Teatro Marrucino, Chieti(イタリア) 2023年2月21日...8 2023年3月20日...1-3 2023年3月22日...4-7 2023年3月27日...9-11
 総収録時間:69分

 NAXOSの人気シリーズ、現在ニューヨークを拠点に活動するウクライナ出身のアレクセイ・ショールの作品集。
 第4集はチェロとヴァイオリン協奏曲を中心に、多彩な小品を収録した1枚です。
 チェロ協奏曲第1番「音楽の巡礼」は、過去の音楽様式への敬意と現代的な感性が融合した作品。
 第1楽章は新古典主義風に始まり、やがてロマン派の技巧的なスタイルへと展開。
 第2楽章では、チェロが主役としてオーケストラを力強く導き、緊張感を湛えた情感豊かな音楽が繰り広げられます。
 終楽章では独特なリズムによるタンゴが登場し、古典的な音楽に現代的な刺激が入り混じったユニークな結末を迎えます。
 
 ヴァイオリン協奏曲第3番「マンハッタンの四季」は、ヴィヴァルディやピアソラの「四季」作品の伝統を受け継ぎながら、現代の大都市マンハッタンを舞台に、春夏秋冬の移ろいを色彩豊かに描いた作品です。
 どの楽章も親しみやすい旋律と表情豊かな音楽が魅力で、技巧的なソロときらめくオーケストラの音色が見事に溶け合い、最後は希望に満ちた「春」で締めくくられます。
 ヴァイオリン・ソロは、2008年のロン=ティボー・コンクール第1位のシン・ヒョンスです。
 
 「フェニックス」は神話に登場する不死鳥の再生と変容のテーマが込められた作品。
 抒情的かつ技巧的なヴァイオリン独奏は、2024年からウィーン交響楽団のコンサートマスターを務めるドゥミトゥル・ポチタリ。

 「フローズン・ガーデン・ワルツ」は、バレエ《クリスタル・パレス》の一部として作曲された、冬の儚く静かな美しさを描いた小品。
 
 「聖エルモの舟歌」は、ヴェネツィアの舟歌に着想を得た作品で、独奏ヴァイオリンが水の揺らぎを思わせる旋律を奏で、甘美なハーモニーを奏でるオーケストラとともに瞑想的な雰囲気を生み出し、穏やかなクライマックスの後、音楽は夕暮れの水辺のように静かに終わります。
 
 「シューベルタンゴ」は、アルペジヨーネ・ソナタを始めとしたシューベルトの優美な旋律と情熱的なタンゴのリズムを融合させたユニークな作品。印象的で忘れがたい音楽です。
 

 
8.574697
\2100
A.ルビンシテイン:幻想曲 ホ短調、5つの小品 他 レギーナ・チェルニチコ(ピアノ)
 アントン・ルビンシテイン(1829-1894):
  1-4. 幻想曲 ホ短調 Op. 77(1866)
   1. I. Adagio - Allegro con fuoco -/2. II. Moderato assai/
   3. III. Allegro molto - Moderato - Allegro molto - Poco meno mosso - Presto -/
   4. IV. Molto lento - Vivace assai - Tempo rubato - Quasi presto
  5-9. 5つの小品 Op. 69(1867)
   5. No. 1. Caprice/6. No. 2. Nocturne/7. No. 3. Scherzo/
   8. No. 4. Romance/9. No. 5. Toccata
  10. 騎兵隊の速足(1850) (簡略版 ニ長調)

 録音:2023年10月16-17日 ドイツ、ヴェルニゲローデ、Konzerthaus Leibfrauen
 総収録時間:75分

 優れたピアニストであったアントン・ルビンシテインは、作曲家としても多くの作品を遺しました。
 「幻想曲 ホ短調」は、激しい序奏と力強い主題、ロマンティックな第2主題が対比を見せる第1楽章、バッハ風の半音階的モチーフを基にした荘厳な第2楽章、軽快なスケルツォ、そしてベートーヴェン風の荘重な序奏で始まり、ドラマティックなコーダで締めくくられるフィナーレからなる4楽章構成の大作です。
 全体を通して2度音程のモチーフがさまざまに姿を変えて現れ、作品に統一感を与えています。
 「5つの小品」は、舞曲の快活さやショパン風の夜想曲に見られる抒情性、華やかな技巧が巧みに融合した個性的な作品集。
 それぞれの曲が独自の性格を持ち、全体として多彩な表現の広がりを示しています。
 
 「騎兵隊の速足」は、19世紀に流行した「騎兵行進曲」ジャンルに属する陽気な作品で、もともとは変ホ長調で書かれた技巧的な曲ですが、このアルバムでは1889年に出版されたニ長調の簡略版を収録。
 家庭で手軽に演奏できるように編曲された版で、当時のサロン音楽のスタイルを反映しています。
 
 演奏は、第60回マリア・カナルス国際ピアノコンクールの優勝者であるウクライナ・ハリコフ出身のピアニスト、レジーナ・チェルニチコ。ウラディーミル・ホロヴィッツの姉レジーナ・ホロヴィッツの流れを汲んでおり、卓越した技巧と繊細な音楽性で注目を集めています。
 
 


8.574682
\2100
マルシュナー:ピアノ三重奏曲集 第2集 - 第2番、第6番
 ハインリヒ・アウグスト・マルシュナー(1795-1861):
  1-4. ピアノ三重奏曲第2番 ト短調 Op. 111(1841年出版)
   1. I. Allegro con spirito
   2. II. Romance: Andantino
   3. III. Scherzo (Humoreske): Presto
   4. IV. Allegro vivace
  5-8. ピアノ三重奏曲第6番 ハ短調 Op. 148(1850年出版)
   5. I. Allegro risoluto ed appassionato
   6. II. Andante sostenuto -
   7. III. Scherzo: Molto vivace
   8. IV. Finale: Allegro
グールド・ピアノ・トリオ
 ルーシー・グールド(ヴァイオリン)
 リチャード・レスター(チェロ)
 ベンジャミン・フリス(ピアノ)

 録音:2024年4月3-4日 イギリス、モンマス、ワイアストーン・コンサート・ホール
 総収録時間:63分

 ハインリヒ・マルシュナーは、ウェーバーとワーグナーの間の世代に属する、ドイツ・ロマン派オペラの代表的な作曲家として知られていますが、彼の優れた室内楽作品はしばしば見過ごされがちです。
 マルシュナーはピアノ三重奏曲を7曲作曲しており、これらは友人であったシューマン夫妻からも高く評価されました。
 「ピアノ三重奏曲第2番」は、陰鬱な第1楽章ではじまる情熱的で劇的な展開が魅力の作品です。
 「ピアノ三重奏曲第6番」は、「第2番」から約10年後に作曲された作品で、共に短調で書かれている点や、情熱的な旋律、楽器間の創意に富んだ対話性など、多くの特徴を共有しています。
 演奏は、第1集と同じくグールド・ピアノ・トリオが務めています。
 
 

8.574700
\2100
ピーターハウス・パートブックの音楽
 1. ジョヴァンニ・クローチェ(1557-1609):
  Omnes gentes plaudite a 8
 2. ウィリアム・バード(1540-1623):Prevent us, O Lord
 3. トーマス・ウィルソン(1618頃受洗-1647以後没):
  Prevent us, O Lord*
 4. ジョン・アムナー(1579受洗-1641埋葬):Lift up your heads
 5. トーマス・タリス(1505頃-1585):O God be merciful unto us*
 6. トーマス・トムキンズ(1572-1656埋葬): Clarifica me Pater
 7. リチャード・ファーラント(1525/30頃-1580):
  Call to remembrance, O Lord
 8. ウィリアム・バード(1540-1623):
  Behold, I bring you glad tidings
 9. トムキンズ:Jesus came when the doors were shut
 10. タリス:Verily, verily, I say unto you
 11. エイドリアン・バッテン(1591受洗-1637埋葬):
  Deliver us, O Lord our God
 12. ウィルソン:Behold, how good and joyful a thing it is*
 13. オーランド・ギボンズ (1583受洗-1625):Te Deum
 14. トムキンズ:Ut, re, mi, fa, sol, la for a beginner
 15. ウィリアム・チャイルド(1606/07-1697):Jubilate Deo
 16. ウィルソン:Behold, now praise the Lord*
 17. ウィリアム・スミス(1603受洗-1645):Preces and Responses
 18. スミス:Lord, thou art become gracious unto thy land*
 19. ロバート・ストーン(1516-1613): The Lord's Prayer
 20-21. ウィルソン:ハ長調の晩課 - Magnificat and Nunc Dimittis
  20. Magnificat*/21. Nunc Dimittis*
 *...世界初録音
6、14・・・オルガン・ソロ
ヒューゴ・ウィリアムズ、
 エマ・トローマン、
 イ・ショウン(オルガン)
ケンブリッジ・ピーターハウス合唱団
サイモン・ジャクソン(指揮)

 録音:2023年7月6-8日 ケンブリッジ、チェスタートン、セント・ジョージ教会
 収録時間:約50分

 ケンブリッジ大学のカレッジ中で最古のピーターハウスに伝わる写本の音楽が蘇る!
 ピーターハウスは1284年創建。チャペルの新設に伴い1635年に合唱団(聖歌隊)が創設され、そのレパートリーとなる作品群の筆写譜が集成されました。
 この写本はスコアの形ではなく、高音域から低音域まで5つに分かれた声部とオルガンについて、パート単位で製本されていることから「パートブック」と呼ばれる形を採っています。
 収録されているのはルネサンス期のモテットが中心で短めの作品が多く、イギリスの作品のみならずイタリア伝来の楽曲も含まれています。
 この写本でしか伝わっていない曲も少なからずあり、特に1635年のピーターハウス合唱団創設時にオルガニストに任命されたトーマス・ウィルソンの作品群は、彼の作曲家としての成長を辿ることができるため研究対象としても貴重なものとなっています。
 このCDでは、その伝統を今に伝えるピーターハウスの音楽監督と合唱団を起用。SATB=7/5/5/5名からなる合唱団は特有の温かみのあるサウンドでこれらの作品を聴かせてくれます。
 




SONO LUMINUS


DSL 92283
\2700
Kiss On Wood -
 ペルト、マクミラン、シューマン:ヴィオラ作品集

  1. アルヴォ・ペルト(1935-):
   フラトレス(L.A. トムテルによるヴィオラとピアノ編)
  2. ジェイムズ・マクミラン(1959-):
   キス・オン・ウッド
    (R. ヨナンによるヴィオラとピアノ編)...
     世界初録音
  3-6. ロベルト・シューマン(1810-1856):
   おとぎの絵本 Op. 113  (ヴィオラとピアノ版)
  7. ペルト:鏡の中の鏡
レイチェル・ヨナン(ヴィオラ)
イ・クワン(ピアノ)

 録音:2022年8月15-17日 アメリカ、バージニア州ボイス、Sono Luminus Studios
 総収録時間:41分

 レイチェル・ヨナンが編曲・演奏した、マクミラン作曲のヴィオラとピアノのための「キス・オン・ウッド」(世界初録音)を中心に据えたアルバム。
 これにシューマンの「おとぎの絵本」を加え、アルヴォ・ペルトの有名曲2作ではさんだ構成となっています。
 レイチェル・ヨナンは、ソリスト、室内楽奏者、芸術監督として国際的に活躍するヴィオラ奏者。兄と設立したマリヌス・アンサンブルでは、観客との対話を重視した革新的な演奏を展開。
 音楽と哲学の融合にも関心を寄せ、ケンブリッジ大学で研究を行い、デューク大学から助成を受けました。現在はデューク大学で教鞭を執っています。
 
 

SLE 70037
\2700
エスケイプ・ライツ -
 オースティン・ウリマン:弦楽四重奏曲集

  オースティン・ウリマン:
   1. レイト・エディション/2. ロスト・ワン/
   3. エスケイプ・ライツ/4-6. ライヴ・ニューズ
  7. ジョン・ケージ(1912-1992):トーテム・アンセスター
   (A. ウリマンによる弦楽四重奏編)
ジャック四重奏団

 録音:2024年12月16日、2025年1月16日 アメリカ、ニューヨーク州マウントバーノン、Oktaven Audio
 総収録時間:59分

 ヴァイオリニスト、作曲家、教育者として活躍するオースティン・ウリマンは、斬新な表現を通して、現代音楽におけるヴァイオリンの可能性を探求しています。
 彼はジャック四重奏団のメンバーとして世界各地の主要ホールや音楽祭で演奏し、多くの現代作曲家の作品を初演。
 2023年には作曲家としてのデビューアルバム『The News From Utopia』をリリースしました。教育者としても評価が高く、マネス音楽学校をはじめ多くの教育機関で指導や講演を行っています。
 このアルバムは、ジョン・ケージが語った言葉「対立するものをも一体化する営みが良き生をもたらす」に導かれて書かれた4作を演奏。
 作曲の源となったケージの作品も収録されています。
 
 

SLE 70036
\2700
ドハーティ:
 弦楽四重奏曲第1番、ポーの3つの抜粋 他

  ブライアン・ドハーティ:
   1-4. 弦楽四重奏曲第1番「オーファンズ」(2023)
   5-9. 3 Poe Excerpts ポーの3つの抜粋(2022)
    5. Foreword
    6. No. 1. To the Right and Left
    7. No. 2. A Feeling for Which I Have No Name
    8. No. 3. Even as it Was
    9. Afterword
   10. フォルトゥナートの鐘 -
    The Thousand Injuries(2023)
キャリー・ヘネマン・ショウ(ソプラノ)...5-10
ジェニファー・クリッパート
 (フルート)...5-10
バーバラ・ドラプチョ
 (クラリネット)...5-10
エリカ・アンダーソン(オーボエ)...5-10
ジェレマイヤ・フレデリック (ホルン)...5-10
コリン・アンダーソン(ファゴット)...5-10
テオ・エスパイ(ヴァイオリン)...1-10
シュウ・ミンハン(ヴァイオリン)...1-10
ドイル・アームブラスト(ヴィオラ)...1-10
ニック・フォティノス(チェロ)...1-10
クリスティアン・ディリンハム
 (コントラバス)...5-10
ベン・ボルター(指揮)...5-10

 録音:2023年10月16、17日 アメリカ、イリノイ州シカゴ、SHIRK studios
 総収録時間:46分

 作曲家、ドハーティの作品集。弦楽四重奏曲第1番「The Orphans 孤児たち」を着想した後、エドガー・アラン・ポーに魅せられた彼はその多くの作品を読み、歌曲集「ポーの3つの抜粋」などの理想的な作品を作り上げています。
 作品に共感を寄せる多くの歌手、奏者たちが見事な演奏を聴かせます。
 




BMOP


 バーンスタインの盟友ルーカス・フォス作品集2タイトル!
ショート・オペラ2作品とジョン・レノン追悼作を含む管弦楽作品集!


BMOP 1102
(SACD HYBRID)
\2800
バーンスタインの盟友ルーカス・フォス作品集
 ルーカス・フォス(1922-2009):
  (1)9分のオペラ「序奏とグッド・バイ」(1959)
  (2)歌劇「キャラベラス郡の名高き飛び蛙」(1949)
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(1)トーマス・メリオランツァ(Br)
(2)フェリシア・ガヴィラネス(M.Sop)、
 ニール・フェレイラ(Ten)、
 デイヴィッド・ソールズベリー・フライ(B)、
 アイザック・ブレイ(Br)、
 ジェームズ・デムラー(B、Br)、
 ジョナサン・ボイド(T)、
 ジョン・ポール・ハックル(B)


 録音:(1)2017年7月19日、(2)2021年6月4日ボストン [49:51]

 ルーカス・フォス(1922-2009)はドイツ・ベルリン出身の作曲家、指揮者、ピアニスト。1937年に渡米し本格的な活動を開始する。
 レナード・バーンスタインとは親友で互いに切磋琢磨しあったことでも知られている。武満徹とも親しく、サントリー・ホールの現代音楽シリーズ「国際作曲委嘱シリーズ」にテーマ作曲家として招かれたこともある。
 
 このアルバムはフォスの比較的初期のショート・オペラ作品が収められている。
 「キャラベラス郡の名高き飛び蛙」はマーク・トウェインが原作のコメディ・オペラ。
 
 .


BMOP 1103
(SACD HYBRID)
\2800
「ジョン・レノンのための夜の音楽」
 ルーカス・フォスの様々な管弦楽作品を収めたアルバム

 ルーカス・フォス(1922-2009):
  (1)ジョン・レノンのための夜の音楽(1981)
  (2)チェロ協奏曲(1966)
  (3)独奏打楽器と大または小管弦楽のための協奏曲(1974)
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(2)デイヴィッド・ラッセル(Vc)
(3)ロバート・シュルツ(Perc)

 [81:08]

 上記ルーカス・フォスの様々な管弦楽作品を収めたアルバム。
 フォスは親友バーンスタインと同様、様々なスタイルを折衷する作曲家でこの作品でも無調、調性または様々な時代のスタイルを縦横無尽に駆使して作曲している。
 ジョン・レノン追悼のために作曲された「ジョン・レノンのための夜の音楽」は第1楽章では静かな祈りの音楽、そして第2楽章ではレノンの足跡を辿るかのように活気に満ちた音楽が展開し、時にエレキ・ギターも登場するが、最後に銃声を思わせる打楽器の一撃で突然閉じられる。
 チェロ協奏曲はフォスにしてはかなり前衛的な作風で不確定性も含まれる作品。

 打楽器協奏曲は打楽器の超絶技巧に管弦楽が呼応し共に相乗効果的に大きな音の渦が次第に沸き上がってゆくプロセスが聴きもの。
 




ENSEMBLE MODERN



EMCD 052
\4000
アンサンブル・モデルン
サー・ジョージ・ベンジャミン(b.1960):管弦楽曲集

 (1)パリンプセスト(1998-2002)~管弦楽のための
 (2)冬の心(1981)~
  ソプラノと管弦楽のための
   (テキスト:
    ウォレス・スティーヴンズの「スノー・マン」より)
 (3)アット・ファースト・ライト(1982)~室内管弦楽のため
 (4)カノンとフーガ(2007)~
  J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080による
   アンサンブルのためのトランスクリプト
サー・ジョージ・ベンジャミン(指揮)
アンサンブル・モデルン
アンサンブル・モデルン・オーケストラ
(2)アンナ・プロハスカ(Sop)

 ジョージ・ベンジャミン自作自演の管弦楽作品集!

 録音:(1)2019年3月9日ケルン (2)2023年9月10日ケルン (3)2020年9月10日ベルリン (4)2023年9月14日フランクフルト
 すべてライヴ録音 [51:58]

 サー・ジョージ・ベンジャミン(b.1960)は現在イギリスを代表する現代音楽の作曲家、指揮者。幼い頃から才能を発揮し、10代でパリ音楽院に留学、オリヴィエ・メシアンに師事する。
 その後、ピエール・ブーレーズにも認められ、パリのIRCAMとも協同制作をしている。
 武満徹にも高くその才能を評価され、20代に作曲された彼の管弦楽曲「平らな地平線に囲まれて」はサントリー・ホールのこけら落し公演「国際作曲委嘱シリーズ」でも取り上げられた。
 2003年には武満徹作曲賞の審査員も務めている。
 
 このアルバムは彼の20才代から中堅世代に至るまで作品が収められ、彼の創造の軌跡を辿ることが出来る。
 最後に収められたJ.S.バッハの「フーガの技法」の管弦楽版の鮮烈で圧倒的な色彩感、才気あふれたアレンジは聴きもの。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


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「OPUS蔵」復活
カザルス/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
カペー弦楽四重奏団/ラヴェル、ドビュッシー、シューマン
★ジネット・ヌヴー/ソナタと小品集


 「オーパス蔵」が初めて登場したのは2000 年秋。
 代理店担当者が「すごい復刻レーベルが生まれました!」と興奮して語っていたことを思い出す。

 発売当初から評論家の宇野功芳氏や山崎浩太郎氏が絶賛。その後、イギリスの「Classic Record Collector」誌の編集長Tully Potter氏が‘Realistic Transfer’と評したことで世界でも認められるようになり、トスカニーニの《ヴェルディ・ライブ集》は英Gramophone誌の「今月の復刻盤」に、フランスでは「ディアパソン・ドール(推薦盤)」に選ばれた。
 そしてどうだろう、10年も経つ頃には、ファンの間で「海外でもっともレヴューの出る日本のレーベル」と呼ばれるようになった。

 放送録音の復刻のブームを起こしたのがAUDITEだとしたら、SP、LPの復刻ブームを起こしたのはこのOPUS蔵だった。
 アリアCDで現在熱く取り上げている「HECTOR」とか「RLC」などのレーベルも、このOPUS蔵が先に道を作っていてくれたからこそいまがあると言っていい。

 ただ2017年ころ、復刻を受け持っていた安原暉善氏が亡くなり、優秀な原盤もだんだん入手困難になり、CDの新譜発売がとだえるようになる。
 再活動を望む声は多かったが、その後、活動は事実上終了となった。

 しかし現在でも「オーパス蔵」が復刻したことのあるアイテムを別のレーベルが新たに復刻すると、必ず「「オーパス蔵」と比べると・・・」というような対比をされる。
 音楽ファンにとってはいつまでも「オーパス蔵」が基準なのである。


 そんななか、このたび「オーパス蔵」が復活することになった。

 代理店の話によると「オーパス蔵」の初期名盤は現在ほぼ廃盤=入手不能状態で、中古市場ではそうとうな高値で取引されるようになっているらしく、いつかはきちんとした形で出し直さねばと思っていたらしい。
 そして今回、ALTUSで有名な斎藤啓介氏が「オーパス蔵」の貴重な音源を受け継ぎ、新たにCD化のためのリマスタリングを行った。
 その音質はかつての盤を超える重厚さとリアルさ、そしてゴージャスな雰囲気を醸しているという。

 新生「オーパス蔵」がここにいよいよ誕生したわけである。


 今回登場するのは「オーパス蔵」の大ベストセラー3タイトル。
 その新たな門出を心から祝いたい。





(メーカーより)
 SPをノスタルジアで味わうのでなく、溝に刻まれた音、すなわち芸術および技術を最大限取り出すことを目的とする。
 最近はノイズを著しくカットした復刻が多いが、注意して聴くと音が痩せている例が多い。低音が抜けてしまうか、低音を補っても音が痩せてくる。
 オーパス蔵の音はノイズ取りは原音を損なわない範囲の最小限の使用に限定している。当時の演奏家の表現を味わうために音楽情報を最大限残したつもりである。
 復刻を受け持つ安原暉善は20年以上の復刻の経験から、温かみがありかつ生々しい音を取り出している。その音は英誌“Classic Record Collector”でRealistic Transferと評価されている。

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OPK12041/2
(2CD)
\3500→\3190

稀代の名演、稀代の名盤
 パブロ・カザルス(チェロ)
  J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番-第6番


[CD1] 64:41
 1-6. 組曲第1番 ト長調 BWV1007 (mat HMV 2LA2583-88) 1938年録音
 7-12. 組曲第2番 ニ短調 BWV1008 (mat HMV 2EA4476 & 81-85) 1936年録音
 13-18. 組曲第6番 ニ長調 BWV1012 (mat HMV 2LA2593-2600) 1938年録音

[CD2]
 1-6. 組曲第3番 ハ長調 BWV1009 (mat HMV 2EA4470-75) 1936年録音
 7-12. 組曲第4番 変ホ長調 BWV1010 (mat HMV 2LA3140, 3115-17, 24&25) 1939年録音
 13-18. 組曲第5番 ハ短調 BWV1011 (mat HMV 2LA3126-27 & 30-34) 1939年録音
パブロ・カザルス(チェロ)

原盤はすべて広川陽一氏のコレクションによる。
制作:相原 了
復刻:安原暉善
2024年リマスタリング:斎藤啓介

 OPUS蔵を大人気レーベルにのしあげた記念碑的アルバム。
 それまで、「カザルスの無伴奏っていい演奏だと思うんだけど、もうひとつ印象に残らないんだよね」と言っていた人たちが、この復刻を聴いてこの演奏の真価を知った。
 NAXOSの復刻もなかなか頑張っていたし、本家EMI(WARNER)のSACDもとてもきれいな音なのだが、原盤の持つ存在感や肉厚な音をもっとも響かせてくれるのはこのOPUS蔵盤。
 この盤が売れたおかげでレーベルが存続したというくらい、このレーベルを代表するアルバムだった。
 そんなこともあって、今回の復活にあたってまず最初にリリースしたのは、やはりこの盤だったわけである。
 

(鈴木秀美氏)
 復刻盤によくある土管の中から聞こえるような感じが、実際に鳴っていたであろう音色が明らかになり、セピア色一色だったものに色合いと深みが加わった。


(メーカーのコメントから)
 まさにカザルスが目の前で弾いているかのような音になりました。SPの溝にはここまでの音楽が入っていたのです


(発売当時のコメント)
 ついに、この有名盤がオーパス蔵の復刻で登場。
 音質はオーパス蔵の自信作で、過去の全ての復刻より上と思う、とのこと。
 音を聴いた山崎浩太郎氏も「今までの復刻音は、まるで隣の部屋で、ふすまを隔てて聴いているようだったが、これはまさに眼前で繰り広げられているようなエネルギーと迫力で驚いた。」とコメント。
 また今や日本を代表するチェリストの鈴木秀美氏も音質を誉めたたえているとのこと(解説まで書いている)。
 この天下の名演にやっと最上の復刻が登場したようで、なにより音の太さ、リアリティ、エネルギー感が凄いらしい。

録音:1936-39年HMV原盤 




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OPK12057
\3000→\2790

カペー弦楽四重奏団
 ラヴェル、ドビュッシー、シューマン


ラヴェル:弦楽四重奏曲 へ長調 (mat.LX455-458/468-471)1928年録音
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調 (mat.LX427-434)1928年録音
シューマン:弦楽四重奏曲第1番 イ短調 作品41-1 (mat.LX517-522)1928年録音
カペー弦楽四重奏団

原盤協力:田中隆雄殿
制作:相原 了
復刻:安原暉善
2024年リマスタリング:斎藤啓介
 
 ラヴェルとドビュッシーの弦楽四重奏曲というと、まず最初に名をあげられるのがこのカペーの演奏。
 かくいう店主もこの両曲はカペーの演奏でなじんだ。一昔前は「ラヴェルとドビュッシーならカペー」というのがならわしだった。
 いまではちょっと古い録音という感覚かもしれないが、このオーパス蔵の復刻で聴くと改めてその金言がひしひしと胸に響いてくる。名演は何年たっても名演なのだ。


(メーカーのコメントから)
 弦楽四重奏が、いろんな音楽の表現形態のなかで最高のものといわれ、またもっとも純粋で、奥深い美しさをみせる究極のものであるとすれば、カペー四重奏団は、そのもっとも理想的な演奏団体であったということができよう。
 それは、のこされたレコードに聴く、かぎられたレパートリーからだけでも、確実に理解できる。


(岩下真好 レコ芸 オーパス蔵初発売にあたっての評)
 「ことにラヴェルとドビュッシーは、作曲家と同時代の演奏家の優れた演奏記録として貴重だ。しかもラヴェルは復刻のクオリティが非常に高いので音楽そのものを十分に楽しめる。これらを聴くと、ラヴェルやドビュッシーの「語り口」はまさにこれだと感じもする。だが待てよ、まさにこのカペーの演奏がこれらの四重奏曲の正統的「語り口」を作り上げたのではなかったか。演奏に進歩が本質的にあるのかどうか否かは別としても、現代の感性や感覚にうったえる演奏をやはりファースト・チョイスとしたく思う。」


(幸松肇 世界の弦楽四重奏団とそのレコード)
 「シューマンの音楽が苦労して動き出すまでの足取りを、シューマンと一緒に考えるといった瞬間があるのを感じさせる。」
 「ドビュッシーやラヴェルはどうだろうか。カペーの音は一見弱い絹糸のように見える。しかしその実、極めて弾力に富み、鋼鉄線のように強靭であることがわかる。現在では一般に弱く弾かれるこの作品だが、作曲者の情緒の真実を表現するには、より高度で強靭で、豊富なアプローチが必要なのではあるまいかその真実を、カペーはよくわきまえていると、この作品を耳にすることによりわかってくる。」




録音:1928年 モノラル


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OPK12109
\3000→\2790
ジネット・ヌヴー ソナタと小品集
 Ginette Neveu Sonata and Short Pieces (Studio Recordings)



 リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 作品18(mat. 2RA 3832/8)
 タルティーニ:コレルリの主題による変奏曲(クライスラー編曲)(mat. 2RA 3839)
  グスタフ・ベック(ピアノ) 録音:(1)-(4)1939年4月

 グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」~メロディー(ヴィルヘルミ編曲)(mat. 0RA 2841)
 パラディス:シチリア舞曲(ドゥシキン編曲)(mat.0RA284)
  ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー(ピアノ) 録音:(5)(6)1938年4月/ベルリン(エレクトローラ)

 ラヴェル:ツィガーヌ (mat. HMV-2EA 10938/10)
 ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調(遺作)(ロディオノフ編曲)(mat,HMV-2EA 10941)
   ジャン・ヌヴー(ピアノ) 録音:(7)(8)1946年3月/ロンドン(HMV)

 スーク:4つの小品Op. 17 (mat. HMV-2EA 11168/71)
 ディニーク:ホラ・スタッカート(ハイフェッツ編曲)(mat.HMV-0EA 11167)
 ファリャ:歌劇「はかなき人生」~スペイン舞曲(クライスラー編曲)(mat.HMV-0EA 11164)
   ジャン・ヌヴー(ピアノ) 録音:(9)-(14)1946年8月/ロンドン(HMV)


原盤:SP(78rpm)
制作:相原 了
復刻:広川陽一
2024年リマスタリング:斎藤啓介


 ヌヴーは生前より世界の音楽愛好家から熱狂的な人気を獲得し、死後は文字通り伝説的な存在となった。
 このCDには、彼女がまだ10代だった貴重な戦前のSP録音と、LP時代から有名だった戦後のSPの名演奏が、定評あるオーパス蔵のリアリスティックな音質の復刻で収録されている。

 ジネット・ヌヴーは、今から65年前の1949年10月28日、5度目の渡米の途上、飛行機がアゾレス諸島に墜落し、僅か30歳で亡くなった天才ヴァイオリニストである。
「内面性、熱情、力強さ、抒情性、音楽的知性のすべてを備えたパリジェンヌ。見る人の目を魅了する白衣の尼僧にも似た舞台姿」(ワールド・テレグラム紙、ロバート・バーガー/加藤真二訳)
 1947年11月13日と14日の両日、シャルル・ミュンシュ指揮ニューヨーク・フィルとブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏し、このような謝辞を得たヌヴーは、毎シーズン、アメリカに招かれるようになっていた。1949年は1月に続いての訪米で、兄でイヴ・ナット門下のピアニスト、ジャン・ヌヴーとともに4か月間のアメリカ・ツアーを行う予定だった。翌1950年にはスイスの名ピアニスト、エトヴィン・フィッシャーとのブラームスのヴァイオリン・ソナタの録音、ヨーロッパ・ツアー、同年夏には南アフリカ・ツアーが予定されていた。このように、ヌヴーは生前より世界の音楽愛好家から熱狂的な人気を獲得し、死後は文字通り伝説的な存在となった。その「伝説」は残された数少ない録音のCD化や、ヴァイオリニスト紹介の文献で今日まで聴き継がれ、語り継がれている。
 このCDには、彼女がまだ10代だった貴重な戦前のSP録音と、LP時代から有名だった戦後のSPの名演奏が、定評あるオーパス蔵のリアリスティックな音質の復刻で収録されている。



 これまでオーパス蔵のSPやLPの復刻は一部の例外を除いて安原暉善氏の手と耳によるものでした。
 今回は初めての試みでCD全部の復刻が広川陽一氏によるものです。
 実はまだオーパス蔵が誕生する前に安原氏が広川氏にSPの音をきちんと取り出す手順を指導しており、その後広川氏がさらに自分なりに技術を発展させております。
 言ってみれば師匠と弟子の関係にあるわけで、広川の音には安原のDNAが入り込んでいます。弟子の音をお楽しみいただければ幸いです。
 なお広川氏は以前「ステレオ・サウンド」誌のレコード演奏家訪問48(菅野沖彦)にも登場しており、使用装置も紹介されています。








<メジャー・レーベル>
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SONY



19802954682
(2CD)
\3500→\3190
アナスタシア・コベキナ(チェロ)
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲


 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007
 無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV.1008
 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
 無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
 無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
 無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012
アナスタシア・コベキナ(チェロ)
 録音:2025年1月19-25日、フランス、ブールジュ、サン=ボネ劇場

「バッハの無伴奏チェロ組曲の録音が、空に輝く星の数ほどはないかもしれませんが、この偉大な音楽の演奏解釈や哲学的観点の可能性は、それと同じくらい無数に存在しています」

 この2年間のアナスタシア・コベキナの活躍は目覚ましいものでした。2024年にレナード・バーンスタイン賞とオーパス・クラシック賞の両方を受賞し、ドイツARD放送による長編ドキュメンタリー「Jetzt oder nie!(今しかない!)」が公開されるなど、彼女のキャリアは近年で急速に加速しました。その集大成となるのが今作『J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲』です。
 チェリストにとって「エベレストに登頂するような作品」と言われるバッハの無伴奏チェロ組曲全6曲に挑むにあたり、コベキナは「私と聴き手のあいだに、解釈を共有できる場を開きたい」と語りました。前作『ヴェニス』(ソニー・クラシカルのデビュー盤)のように、誰もが知る有名曲を新鮮な解釈で演奏しています。このアルバムでは、ピリオド楽器とその伝統的な奏法を用い、歴史的な知見に基づいたアプローチで無伴奏チェロ組曲に臨みました。

 この組曲は、バッハの作品の中でも最も内面的で、最も敬愛されています。各組曲はプレリュード(前奏曲)と複数の舞曲から構成され、その神秘的な創作背景も作品の伝説性を高めています。自筆譜は現存せず、実在するのはバッハの後妻アンナ・マグダレーナ・バッハの筆による写譜のみ。また、この作品が誰のために書かれたのかもいまだ明らかになっていません。
 コベキナはフランクフルト音楽大学でクリスティン・フォン・デア・ゴルツにバロック・チェロを師事しました。彼女の類まれな知性は、クラシック芸術とポピュラー文化の境界を越えつつあるバッハの組曲に、独自の光を当てています。「圧倒的な誠実さ」(ストラッド誌)と評され、卓越した音楽性を持つ彼女の演奏は、技術を超えて聴き手に直接語りかける力を持っています。また、彼女のアルバム『ヴェニス』について、「時折、チェロを聴いていることを忘れてしまうほどだ」(グラモフォン誌)、「彼女は優雅さの体現そのものだ」(ル・モンド紙)、「コベキナは、美しい優雅さと自然に広がる旋律線で演奏している」(ターゲスシュピーゲル紙)と評されています。

 コベキナはかつてBBCのニュー・ジェネレーション・アーティストおよびボルレッティ=ブイトーニ財団のアーティストとして活動し、2024年にソニー・クラシカルと専属契約を結びました。2025年2月にはARDテレビで彼女に関する4部構成のドキュメンタリー「Anastasia Kobekina: Now or Never」が放映され、2024年に初出演したロンドンのBBCプロムスには、2025年の夏にも再登場。さらに同年、ヤクブ・フルシャ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団との初共演も果たしました。そして2025年の夏、メクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭とベートーヴェン音楽祭ボンにおいてアーティスト・イン・レジデンスを務めます。




アナスタシア・コベキナ
ソニー・クラシカル・デビュー盤



19658828072
\3100→\2890

アナスタシア・コベキナ(チェロ)
モンテヴェルディやダウランドからブライアン・イーノまで
『ヴェニス』

 1. モンテヴェルディ:アリアンナの嘆き
 2. ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲イ短調 RV.419~
    第3楽章:アレグロ
 3. シルヴェストロフ:夕べのセレナード
 4. ダウランド:流れよ、水晶の涙よ
 5. ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ニ短調 RV.405
 6. キャロライン・ショウ:ライムストーン・アンド・フェルト
 7. J.S.バッハ(原曲:マルチェッロ):
   協奏曲ニ短調 BWV.974~第2楽章:アダージョ
 8. ブリテン:無伴奏チェロ組曲第3番~第4楽章:舟歌
 9. ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲変ホ長調 RV.408~
    第2楽章:ラルゴ
 10. ニーノ・ロータ:ブラネッラのうた
 11. バルバラ・ストロッツィ:どうすることができようか?
 12. ブライアン・イーノ、ジョン・ホプキンス、レオ・エイブラハムズ:
   エメラルドと石
 13. クルターグ:チェロのためのサイン、ゲームとメッセージ~『影』
 14. ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ト短調 RV.416
 15. フォーレ:3つのうた Op.23より第1曲『ゆりかご』
 16. アントニオ・サルトリオ:
    歌劇『オルフェオ』~『オルフェオ、眠っているの』
 17. サルトリオ:歌劇『オルフェオ』~
     『あなたが木の幹や石にさえ慈悲を示してくれたら』
 18. ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 ホ短調 RV.409~第3楽章:アレグロ
 19. ウラディミール・コベキン:アリアドネの嘆き
    (モンテヴェルディの主題による変奏曲)
アナスタシア・コベキナ(チェロ)
アズール・リマ(テオルボ、リュート)
マリアーナ・ドウティ(ヴィオラ)
フラン・ペトラチ(コントラバス)
マクシミリアン・シウプ(コントラバス)
マルティン・ツェラー&レオナルド・ボルトロット
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
バーゼル室内管弦楽団
 録音:2023年1月6-10日、スイス、バーゼル、ドン・ボスコ教会

 アナスタシア・コベキナは1994年エカテリンブルクの音楽一家に生まれ(父親は作曲家のウラディミール・コベキン)、4歳でチェロをはじめ、モスクワ音楽院、パリ音楽院で学び、フランス・ヘルメルソン、イェンス=ペーター・マインツ、ジェローム・ペルノーに師事。2019年6月には第16回チャイコフスキー国際コンクールで第3位に入賞。現在はフランクフルト音楽院でクリスティン・フォン・デア・ゴルツにバロック・チェロを学んでいます。
 彼女は、カリスマ性、エスプリ、そして人当たりの良いコミュニケーション能力だけでなく、恐れを知らぬ音楽性と完璧なテクニックでも知られています。 彼女はバロック楽器と現代楽器の両方を完璧に操る天性のアーティストであり、定期的に楽器を切り替え、初期バロックから偉大なロマン派を経て現代音楽に至るまで、幅広いレパートリーにわたって本能的な才能を発揮しています。

 このアルバム『ヴェニス』では、ありきたりな決まり文句を一切使わずにヴェニスを感じさせるような独特なアルバムとなっています。これは17世紀に始まる粉を叩いたカツラや仮面舞踏会ではありません。場所と私たちの関係、歴史と現在の間の会話、そしてアーティストにとってヴェネツィアが何を表すかについての完全に個人的かつ現代的な解釈を探求するアルバムです。これは、モンテヴェルディやダウランドによるルネサンスから、キャロライン・ショウやアンビエント・ミュージックのパイオニアであるブライアン・イーノによる現代に至るまで、幅広い音楽の中で展開されています。

 歴史、記憶、空想、現実と想像の万華鏡、そして明確な素材の中、そしてアーティストの心の中にのみ存在するヴェニスのポートレートが作り出されています。










<LP>


NAXOS IDIL BIRET EDITION(LP)


IBALP006
(2LP)
\6500
イディル・ビレット ラヴェル録音集 -
 ピアノ協奏曲、ラ・ヴァルス、夜のガスパール 他

  モーリス・ラヴェル (1875-1937)
   【LP1】
    1. ピアノ協奏曲 ト長調
    2. 左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
    3. ラ・ヴァルス(ピアノ版)
    4. 海原の小舟 - 組曲「鏡」より
   【LP2】
    1. 夜のガスパール
    2. グロテスクなセレナード
    3. クープランの墓
イディル・ビレット(ピアノ)
ジャン・フルネ(指揮)...
 LP:1、2
ビルケント交響楽団...LP:1、2

 録音:1965年 パリ...LP2:1、3 1976年 ニューヨーク...LP2:2 1984年 シュトゥットガルト...LP1:3、4
  1996年 Bilkent Concert Hall...LP1:2 1998年 Bilkent Concert Hall...LP1:1
 総収録時間:約116分

 イディル・ビレット(1941年生まれ)は8歳でパリ音楽院に入学し、ナディア・ブーランジェらに師事して才能を磨きました。
 1953年にはカイルベルト指揮のもとで演奏し、ケンプやルービンシュタインからも高く評価されました。
 このLPは、ラヴェル生誕150年を記念するとともに、1990年代にジャン・フルネが指揮するビレットのラヴェル協奏曲演奏会を企画したビルケント大学のエルシン・オナイ教授を追悼して捧げられたものです。
 CDとして発表された際は、フルネの堅実な指揮とビレットの華麗な演奏が高く評価されました。
 「夜のガスパール」と「クープランの墓」はビレット20代の若々しい演奏です。
 
 

IBALP008
(LP)
\4500
ブーレーズ、ウェーベルン、ベルク:ピアノ曲集 イディル・ビレット(ピアノ)
 1-4. ピエール・ブーレーズ(1925-2016):ピアノ・ソナタ第2番
  1. I. Extremement rapide - Encore plus vif/2. II. Lent/
  3. III. Modere, presque vif/4. IV. Tres librement
 5-7. アントン・ウェーベルン(1883-1945):変奏曲 Op. 27
  5. I. Sehr massig/6. II. Sehr schnell/7. III. Ruhig fliessend
 8. アルバン・ベルク(1885-1935):ピアノ・ソナタ Op. 1

 録音:1972年 ニューヨーク...1-7 1974年 ニューヨーク...8
 総収録時間:52分

 イディル・ビレットはブーレーズの「ピアノ・ソナタ第2番」でアメリカ録音デビューを果たし、この重要作のアメリカ初録音を成し遂げました。
 1948年に書かれたこの作品は、各楽章で12音音列が設定され、厳格な構造を持ちながらも極度に複雑で即興的な印象を与える音楽として知られ、演奏には高度な技巧とアナリーゼが求められます。
 ビレットは超絶技巧を駆使、この難曲をやすやすと弾きこなしています。
 アルバムにはウェーベルンの「変奏曲」とベルクの「ピアノ・ソナタ」を収録。どれも、新たなピアノ表現の方向を切り開く作品です。
 
















7/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HARMONIAMUNDI



HMN 916120
\3600→\3290
仏ハルモニア・ムンディらしい知的で優雅なアルバム
 太陽王治世下のフランスで、イタリアの音楽家たちはどうしていたか?
  ラ・パラティーヌ
   甘く心地よい響き ~ ルイ14世下のパリのイタリア人たち


 第1幕 フィレンツェから青年リュリ登場
  1. リュリ(1632-1687):序曲(LWV 12)
   (カヴァッリの《セルセ》のためのバレエ曲より)
  2. カヴァッリ(1602-1676):歌劇《セルセ》より燃え上がる炎
  3. リュリ:バッカスのためのジーグ
    (カヴァッリの《セルセ》のためのバレエ曲より)
  4. リュリ:Rondeau pour les mesmes
   (カヴァッリの《セルセ》のためのバレエ曲より)

 第2幕 南方の作曲家たちがアルプスを越えフランスにやってくる
  5. テオバルド・ディ・ガッティ(ca. 1650-1727):
   どこへ行けば? なんということをしたのか!
    (歌劇《シッラ》より第5幕第1場)
  6. ディ・ガッティ:序曲(Coronisより)
  7. パオロ・ロレンツァーニ(1640-1713):
   不幸な私はどうしたらよいのか?
    (歌劇《ニカンドロとフィレーノ》より第3幕第3場)
  8. 伝ロレンツァーニ:
   野生の心よ、それが正しいのだ(イタリア風アリア集)
  9. ガッティ:エア*(《コロニス》プロローグより)
  10. ガッティ:エア*(《シッラ》第4幕第3場)
  11. ガッティ:リゴードン*(《シッラ》第4幕第3場)
  12. アントニオ・ベンボ(ca. 1640-ca. 1720):
   ハ! 不在は残酷な痛みである(Produzioni Armoniche)

 第3幕 ストゥックとグイドによる様式の転換期
  13. カンプラ(1660-1744):
   シンフォニア「冥府のオルフェウス」
    (《ヴェニスの謝肉祭》 - 第4幕第1場)
  14. ジャン=バティスト・ストゥック(1680-1755):
   ディアーヌのプレリュード(《メレアグル》 - 第4幕第4場)
  15. ストゥック:ここが素晴らしい場所なのだ*
   (《メレアグル》 - プロローグ、第1場)
  16. ストゥック(ca. 1675-ca. 1729):調和の神父*
   (《メレアグル》 - プロローグ、第1場)
  17. ジョヴァンニ・アントニオ・グイド(ca.1675-ca.1729):
   野蛮な、苦悩の征服者たち*( イタリアのカンタータ集)
  18. カンプラ:Canaries(ヴェニスの謝肉祭 - 第2幕第3幕)
  19. ストゥック:Pur ti connobbi* (抜粋)(イタリアのカンタータ集)
  20. カンプラ:幸運の行進曲*
   (ヴェニスの謝肉祭 -
    セレナーデと選手たちの第2のアントレ、第7場)
  21. カンプラ:Air des Polichinelles
   (ヴェニスの謝肉祭 -
    曲芸師の恋の第3のアントレ、第3場)
  22. ミシェル・ド・ラ・バル(ca.1675-1745):
   ジーグ*(ラ・ヴェネティエンヌ - 第3幕第5場)
  23. カンプラ:シャコンヌ
   (ヴェニスの謝肉祭 -
    曲芸師の恋の第3のアントレ、第3場)
  24. ストゥック:泣け、私の悲しい目
   (ヘラクレイトスとデモクリトス)
  25. リュリ:危険が楽しい時( アティス - 第1幕第3場)、
   作曲者不詳:バティストは粉屋の妻の息子である*
 *世界初録音
ラ・パラティーヌ
マリー・テオレイル(ソプラノ、指揮)
ギョーム・ハルデンワン(チェンバロ、指揮)ほか

 ルイ14世治下のフランスを彩ったイタリアの音楽家たちの作品

 録音:2023年11月
 収録時間:61分57秒

 太陽王の治世下、リュリは音楽家たちの中で圧倒的権力を掌握していました。しかし、17世紀フランスでは、様々なイタリアの音楽家たちも活躍していました。
 ルイ14世自身、在位中、典型的なフランス芸術の振興に力を注ぐ一方、カラヴァッジョなどの絵画の熱心なコレクターであり、イタリア音楽を特に高く評価していました。
 このCDでは、国王の幼少期から治世の終盤まで、フランスにおけるイタリア人たちの存在の変遷を3つの「幕」で表現しています。
 プログラムの第1幕では、フィレンツェから野心的な青年リュリが登場。
 第2幕は、南方の作曲家たちがアルプスを越え、フランス王国で運を試そうとしていた1670年代が描かれます。さまざまな美学が混ざり合い、あるいは対立し合ったこの波乱の時代に、ガッティ、ストゥック、ベンボといった実に多彩な才能が登場します。
 最後に、第3幕では、後にフランスに招聘されたストゥックとグイドによる、コレッリ風の作品によって、様式の転換期が描かれます。
 
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HMM 902733
(2CD)
\4100→\3790
カザルス弦楽四重奏団
 ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.2

 [CD1]
  1-4. 弦楽四重奏曲第6番 ト長調 op.101
  5-7. 弦楽四重奏曲第7番 嬰へ短調 op.108
  8-12. 弦楽四重奏曲第8番 ハ短調 op.110
  13-19. 弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 op.122
 [CD2]
  1-5. 弦楽四重奏曲第9番 変ホ長調 op.117
  6-9. 弦楽四重奏曲第10番 変イ長調 op.118
  10-11. 弦楽四重奏曲第12番 変ニ長調 op.133
カザルス弦楽四重奏団

 ますます磨きのかかった美しさと結晶感、カザルス弦楽四重奏団によるショスタコーヴィチ・シリーズ第2弾!

 録音:2024年5, 10月、フランス
 収録時間:2時間33分6秒

 1930年代半ばにソビエト政権から公的な攻撃を受けたショスタコーヴィチ。彼の内面がもっとも色濃く反映され、私的な告白のための完璧な媒体となったのが弦楽四重奏曲でした。
 1938年以降、最晩年にいたるまでこのジャンルに取り組み、その数は15曲を数えます。
 第1弾(1 ~ 5番収録/ HMM-902731(2CD))につづき登場の第2弾は、第6番から第12番を収録。
 1956年から1968年の間、スターリンの死後、比較的自由を取り戻し、ショスタコーヴィチが革新の手を休めることなく、常に新しい幾何学とアイディアをその構造に取り入れていた12年の間に書かれました。
 これらの作品は、20世紀のカルテット史における特に重要なものであるといえます。
 カザルス弦楽四重奏団は、ますます磨きのかかったみずみずしい美しさをたたえた音色で、美しい旋律はさらに美しく、辛口な部分はドライに、作品の魅力を深い洞察でとらえた演奏で聴かせます。
 第3弾(第13 ~ 15番)は2026年発売予定となっております。
 
 

HMM 905403
\3600
ドビュッシー四重奏団~ラヴェルズ
 ラヴェル:
  1-4 弦楽四重奏曲 ヘ長調
  5-9 マ・メール・ロワ
   (アラン・ブリュニエ編による弦楽四重奏版)
  フランク・トルティレル(b.1963):
   10-14 ラヴェル舞曲
ドビュッシー四重奏団
 クリストフ・コレット(Vn)
 エマヌエル・ベルナール(Vn)
 ヴァンサン・ドゥブレック(Vla)
 セドリック・ボンション(Vc)

フランク・トルティレル(ヴィブラフォン/ 10-14)

 ドビュッシー四重奏団、ラヴェルを奏でるジャズによるラヴェルへの「トンボー」

 録音:2024年9月
 収録時間:61分31秒

 「ドビュッシーとジャズ」で鮮烈なインパクトを世に与えたドビュッシー四重奏団。このたび「ラヴェルズ」と題したアルバムを発表します。
 弦楽四重奏曲、《マ・メール・ロワ》の弦楽四重奏版、そして親交のあるヴィブラフォン奏者トルティレルをゲストに迎え、トルティレル作の《ラヴェル舞曲》を収録しました。
 これはクープランの墓をベースにジャズの即興要素を加えた大変興味深い作品です。
 ラヴェルがジャズを愛したことは知られておりますが、この最後の作品は、ラヴェルへの最上の、かつ新しいオマージュ(トンボー)ともなっております。
 
 ドビュッシー四重奏団は創立30年を超えるアンサンブル。
 1993年エヴィアン国際弦楽四重奏コンクール第1位、1996年ヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック(「最優秀室内楽グループ」)を受賞しています。
 ダンス、演劇、現代音楽、サーカスといった様々な芸術分野とのコラボを通じて、何よりも「クラシック」音楽の力強く、開放的で、生き生きとしたビジョンを守り続けています。
 幅広いレパートリーと芸術的な出会いに対する強い好奇心をもつ彼らは最近では、デジタルアート (David Gauchard)やスラム (Mehdi Kruger) との独自のコラボレーションを追求しています。
 





SIGNUM



SIGCD921
\2700
イアン・ペイジが新たに結成したアンサンブル「モーツァルティスツ」
 スウェーデンの名メゾ・ソプラノ、アン・ハレンベリをソリストに迎え
  グルック:アリア集
アン・ハレンベリ(メゾ・ソプラノ)
モーツァルティスツ、
イアン・ペイジ(指揮)
 クリストフ・ヴィリバルト・グルック(1714-1787)
  "Resta, o cara" (歌劇 《クレリアの勝利》 Wq.31より)
  "O del mio dolce ardor" (歌劇 《パリーデとエレーナ》 Wq.39より)
  Recitativo, "No, che torni sì presto" (歌劇 《イペルメストラ》 Wq.7より)
  Aria, "Io non pretendo, o stelle" (歌劇 《イペルメストラ》 Wq.7より)
  精霊の踊り (歌劇 《オルフェオとエウリディーチェ》 Wq.30より)
  "Che puro ciel" (歌劇 《オルフェオとエウリディーチェ》 Wq.30より)
  Recitativo "Misera, dove son!" (歌劇 《エツィオ》 Wq.15より)
  Aria, "Ah, non son io che parlo" (歌劇 《エツィオ》 Wq.15より)
  "Saper ti basti, o cara" (歌劇 《クレリアの勝利》 Wq.31より)
  "Di questa cetra in seno" (歌劇 《混乱したパルナッソス山》 Wq.33より)
  "Maggior follia non v'è" (歌劇 《認められたセミラーミデ》 Wq.13より)
  "L'augellin da' lacci sciolto" (歌劇 《エルコレとエベの結婚》 Wq.12より)
  "De' folgori di Giove" (歌劇 《クレリアの勝利》 Wq.31より)

 ハレンベリが歌うグルックのアリア集!

 ☆モーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ&モーツァルティスツによる新録音!
 ☆スウェーデンの名花、アン・ハレンベリが歌うグルックのアリア集!

 クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジが2017年に新たに結成したアンサンブル「モーツァルティスツ」。
 新たなアルバムでは、スウェーデンの名メゾ・ソプラノ、アン・ハレンベリをソリストに迎えたグルックのアリア集をレコーディング!

 ペイジとハレンベリが出会ってから10周年を記念する録音でもあり、2016年にウィグモア・ホールで2人が取り上げたグルックの4つのアリアに更に15曲ほどを加えてから徐々に絞り込んで最終的に13曲を選曲。
 当時の高名なカストラート、ジョヴァンニ・マンツオーリのために作曲されたオペラ『クレリアの勝利』の3つのアリアを軸に、「精霊の踊り」のような広く知られる名曲からこれまで録音されたことのない知られざるアリアまで、多岐にわたるレパートリーでグルックの知られざる魅力に迫ります。
 古楽の復興が進んだ現代でも、もっとも見過ごされ過小評価されている偉大な作曲家の1人であるグルックの音楽を、単なる歴史的関心にとどまらずに価値のあるものとなるよう願いが込められたアルバムです。

 ※録音:2024年7月15日-17日、セント・オーガスティン教会(ロンドン、イギリス)

 
 



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CHANDOS



CHAN20398
\3100→\2890
ヨーン・ストルゴーズ(指揮)&BBCフィルハーモニック
ショスタコーヴィチ:
 交響曲第1番、第3番、2つのスケルツォ

  1. スケルツォ Op. 1(1919)
  2. スケルツォ Op. 7(1923-24)
  3-6. 交響曲第1番 ヘ短調 Op. 10(1924-25)
  7-14. 交響曲第3番 変ホ長調「メーデー」 Op. 20(1929)*
ハレ合唱団*
マシュー・ハミルトン(合唱指揮)*
BBCフィルハーモニック
ゾーイ・ベイヤーズ(リーダー)
ヨーン・ストルゴーズ(指揮)

 録音:UK、マンチェスター、MediaCityUK, Salford 2024年1月30日...2-6 2024年5月19日...1、7-16
 総収録時間:75分

 ヨーン・ストルゴーズによるショスタコーヴィチ交響曲集第5弾。
 本シリーズではこれまで第11番から第15番までの後期交響曲が取り上げられてきましたが、今回は作曲家の学生時代に書かれた初期の管弦楽作品に焦点が当てられています。
 冒頭に収録された2つのスケルツォは、まだ彼が独自のスタイルを確立する前の作品ながら、後に作曲された交響曲第1番との共通点を備えており、若きショスタコーヴィチの才能がすでにうかがえます。
 交響曲第1番は卒業試験のために2年かけて完成され、初演と同時に大きな成功を収めました。
 続く合唱を伴う交響曲第3番では、作曲技術の著しい成長とともに、当時の政治的状況の変化も反映されています。
 ショスタコーヴィチはすでにこの頃、創作活動において政治的配慮が不可欠であることを認識しており、本作では労働歌風の旋律を引用し、メーデーの祝祭的な雰囲気を生き生きと表現しています。
 ストルゴーズは、緻密なテンポ設定と実直なアプローチを通して、若きショスタコーヴィチが抱いていた信念と理想を鮮やかに浮かび上がらせています。

 
 



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DYNAMIC



CDS 8064
\2600
世界初録音
 ヴィチェンティーノ:マドリガーレ集第5巻 他

  1オクターヴを19分割したクロマティック・ハープシコードも登場

 ニコラ・ヴィチェンティーノ(1511-1572):
  5声のマドリガーレ集第5巻と他の鍵盤作品集
   1. ヴィチェンティーノ:Poiche 'l mio largo pianto
   2. ヴィチェンティーノ:Donna s'io miro
   3. ジョヴァンニ・デ・マック(1548/1550–1614) :
    Consonanze stravaganti (チェンバロ独奏)
   4. ヴィチェンティーノ:Onde tolse amor l'oro
    (アルタ・カッペッラ=コルネット2と
     サクバット3のアンサンブル)
   5. ヴィチェンティーノ:Treccie di fila
   6. タルクィーノ・メールラ (1595–1665):
    Toccata e genus chromaticum (チェンバロ独奏)
   7. ヴィチェンティーノ:L'aura ch'el verde lauro
   8. ヴィチェンティーノ: Non pur quell'una
   9. ヴィチェンティーノ:
    Quando fra l'altre donne (ヴィオール・コンソート)
   10. ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575–1647):
    Consonanze stravaganti (チェンバロ独奏)
   11. ヴィチェンティーノ:Occhi lucenti e belli
   12. ヴィチェンティーノ:O messaggi del cor
   13. ヴィチェンティーノ:
    La pastorella mia che m'innamora (リュート独奏)
   14. ヴィチェンティーノ:
    Quando fra l'altre donne (アルタ・カッペッラ)
   15. ヴィチェンティーノ:Occhi miei dolci
   16. トラバーチ:Toccata e recercar cromatico (チェンバロ独奏)
   17. ヴィチェンティーノ:Non s'incolpi la voglia
   18. ヴィチェンティーノ:Canzon La Bella (アルタ・カッペッラ)
 ※ヴィチェンティーノのマドリガーレは世界初録音

ヴィチェンツァ音楽院古楽科アンサンブル
シモーネ・ヴァッレロトンダ(リュート)
ステファノ・ロレンツェッテ(チェンバロ&指揮)


 クロマティック・ハープシコード...トニー・チネリー1992年制作のイタリアン・タイプ
 録音 ヴィチェンツァ音楽院 2013年5月...1,2,4,5,7,8,9,11,12,14,15 2024年5月...3,6,10,13,16
 総収録時間:65分

 【半音階の効果を追究したヴィチェンティーノのマドリガーレ集、世界初録音。1オクターヴを19分割したクロマティック・ハープシコードも登場】
 1511年、イタリア北部の都市ヴィチェンツァで生まれたニコラ・ヴィチェンティーノは、アドリアン・ヴィラールトに師事し、1530年代には当時の音楽の中心都市の一つフェッラーラの宮廷で歌手として活躍していたと推測されています。
 1546年に自作のマドリガーレを出版し、作曲家としての地位を確立した後、1555年に著した『現代の音楽に実践された古代の音楽』で先進的な音楽理論家としての名声を得ました。
 
 ヴィチェンティーノは、当時流行し始めていた半音階進行や微分音を用いた作曲法を音楽理論としてまとめ、その実践のために半音よりも更に細かい音階を奏でられる楽器を発明しました。
 彼の理論が実践できる唯一のオリジナル楽器(1609年製作)がボローニャに現存しており、その鍵盤楽器は1オクターヴに31の鍵盤を有しているそうです。
 この録音では1オクターヴを19分割したチェンバロを使用し(ジャケット写真参照)、マドリガーレの合間にこの音楽理論の影響を受けたと思われる半音階要素の強い鍵盤作品を収録。
 特に1オクターヴを19分割したチェンバロが必要とされるトラバーチの「トッカータと半音階的リチェルカーレ」の演奏は聴きものです。
 先進的とさえ言える理論書の内容に比べると彼のマドリガーレは保守的な感がありますが、ブックレットによれば第5巻の半音階的要素は曲集全体の7割に及んでいるといい、テキストに応じて半音階を巧みに用いた作曲技法が独特の緊張感を生んでいます。
 
 演奏は、作曲家の出身地であるヴィチェンツァの音楽院の古楽科の教授、講師、学生、出身者たちから成るアンサンブル。ケネス・ギルバートに学び、ヴィチェンツァ音楽院の教授である鍵盤奏者ステファノ・ロレンツェッティが率いています。
 ヴィチェンティーノの特異なマドリガーレを声楽アンサンブルだけでなく、アルタ・カッペッラ(コルネット/ツィンクとサックバットによる合奏)、ヴィオール・コンソート(ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏)、リュート独奏でも演奏することにより、さまざまな響きでヴィチェンティーノの革新的な和声技法を聴くことができます。
 ヴィオール・コンソートではイタリア古楽界の重鎮ベッティーナ・ホフマンが、アルタ・カッペッラでは古楽系金管楽器演奏の大ベテラン、デイヴィッド・ヤーカスといった古楽ファンにお馴染みの奏者が参加している点にも注目です。

 
 



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OEHMS CLASSICS

OC1719
(2CD)
\4400
カール・レーヴェ:オラトリオ「ヒオブ(ヨブ)」
 カール・レーヴェ(1796-1869):
  オラトリオ「ヒオブ(ヨブ)」
   台本:ヴィルヘルム・テルショウ
   【CD1】1-19. 第1部
   【CD2】1-16. 第2部/17-24. 第3部
モニカ・マウフ(ソプラノ)
ウルリケ・マロッタ(メゾ・ソプラノ)
ゲオルク・ポプルッツ(テノール)
ドニミク・ヴェルナー(バリトン)
アルツィス=ヴォーカリステン・ミュンヘン
ラルパ・フェスタンテ(古楽器使用)
トーマス・グロッパー (指揮)

 録音:2024年10月9-13日 Himmelfahrtskirche, Munchen-Sendling
 総収録時間:約111分

 【レーヴェの知られざるライフワーク、オラトリオの録音第3弾!】
 カール・レーヴェは「バラード」で知られますが、本来は宗教音楽家で、シュテティンの教会で長年カントルを務め17作以上のオラトリオを作曲しました。
 これらの宗教作品は長らく忘れられてきましたが、指揮者トーマス・グロッパーがその復興に取り組んでおり、本作は彼による第3弾の録音となります。
 今回取り上げられている「ヒオブ(ヨブ)」は、1848年にレーヴェが12作目のオラトリオとして作曲したもの。この作品を理解するうえで重要なのは、当時の宗教音楽の文脈です。
 前年にはメンデルスゾーンが亡くなっており、すでにその代表作であるオラトリオ「パウルス」(1836)および「エリア」(1846/47)が世に出ていました。
 レーヴェもこれらの作品を熟知していたと考えられ、彼自身のオラトリオにもその影響が感じられます。
 この作品では台本作家テルショウが旧約聖書のテキストや詩篇から素材を選び、全42章に及ぶ長大な「ヨブ記」を要約して構成しました。
 長らく忘れられていたこの作品は、2001年にバート・デュルクハイムで再発見・再構成され、今回の録音はその成果に基づいています。
 




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SOMM RECORDINGS



SOMMCD0708
\2700
ウィーンゆかりの舞曲集
 すべてライヴで、客席のざわめきも感じられる。拍手入り
  ダンシング・イン・ウィーン
フィルハーモニック・コンサート・オーケストラ
イアン・サザーランド(指揮)
 1. ロベルト・シュトルツ(1880-1975):行進曲「ウィーンの挨拶」
 2. リヒャルト・ホイベルガー(1850-1914):喜歌劇《オペラ舞踏会》 – 序曲
 3. ヨーゼフ・シュトラウス(1827-1870):ポルカ「おしゃべり」
 4. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ「とんぼ」
 5. エドゥアルト・シュトラウス(1835-1916):ポルカ「Clear Track! テープは切られた」
 6. ヨハン・シュトラウス二世(1825-1899):皇帝円舞曲
 7. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ「騎手」
 8. ヨハン・シュトラウス二世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
 9. ヨハン・シュトラウス二世:ポルカ・シュネル「ハンガリー万歳」
 10. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):ハンガリー舞曲第1番
 11. ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
 12. ブラームス:ハンガリー舞曲第6番
 13. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ「鍛冶屋」
 14. ヨハン・シュトラウス二世:トリッチ・トラッチ・ポルカ
 15. ヨハン・シュトラウス二世:ポルカ・シュネル「雷鳴と電光」
 16. シュトルツ:ワルツ「ウィーンのカフェ」
 17. ヨハン・シュトラウス二世:喜歌劇《こうもり》 – 序曲
 18. ヨハン・シュトラウス二世:シャンパン・ポルカ

 録音:1990年頃-1995年(ライヴ)
 総収録時間:78分

 軽音楽や映画音楽、ミュージカルで高い評価を得ているイアン・サザーランドがウィーンゆかりの舞曲を指揮したライヴ音源を集めたアルバム。
 彼はかつてロベルト・シュトルツの未亡人から「テンポとルバートに関する独特な感性を持ち、ウィーン音楽を奏でるためのウィーンの心と黄金の腕を併せ持つ偉大な指揮者」と称賛されました。
 収録曲はすべてライヴで拍手入り。客席のざわめきも感じられます。イアン・サザーランドは1936年生まれ。
 BBC関連のオーケストラを中心に、クラシックから映画音楽まで幅広いレパートリーで活躍する経験豊かな指揮者です。
 少年時代からヴァイオリンの才能を発揮し、グラスゴーやロンドンで研鑽を積んだ後、自身のオーケストラを率いて放送や録音の分野で注目を集めました。
 その演奏はClassic FMやScala Radioでも頻繁に取り上げられ広く愛されています。
 
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SOMMCD0707
\2700
ピーター・ドノホー(ピアノ)
 イギリス近現代のピアノ五重奏曲集

 1-4. パーシー・ゴッドフリー(1859-1945):
  ピアノ五重奏曲 Op.16
   1. I. Allegro
   2. II. Scherzo: Presto, con fuoco
   3. III. Andante sostenuto
   4. IV. Finale: Allegro con brio
 5-8. アイヴァー・ホジソン(1959-):ピアノ五重奏曲
  5. I. The Quiet Woman 静かな女
  6. II. The Waltzing Weasel ワルツを踊るイタチ
  7. III. Moonlight over Mount Famine
   マウント・フェミネに輝く月の光
  8. IV. The Oddfellows 奇妙な仲間たち
 9. リチャード・ウォルシュー(1872-1951):「幻想」五重奏曲
 10. ジョン・マッケイブ(1939-2015):サムのヴァリエーション
 
 全て世界初録音
ピーター・ドノホー(ピアノ)
イ・ムジカンティ(アンサンブル)
ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ(ヴァイオリン)
ロバート・スミッセン(ヴィオラ)
アーシュラ・スミス(チェロ)
レオン・ボッシュ(コントラバス&指揮)

 録音:2024年6月26-28日 ロンドン、St George's Headstone, Pinner View,Harrow,
 総収録時間:73分

 このアルバムは、イギリス近現代の作曲家によるピアノ五重奏曲を集めたものです。
 ゴッドフリーは1902年の「エドワード7世戴冠式行進曲コンクール」などで受賞歴があり、この五重奏曲は彼の代表作のひとつ。後期ロマン派の様式で書かれた美しい作品です。
 ウォルシューの「幻想」五重奏曲は単一楽章で、多彩な旋律が次々に現れる流麗な曲。
 マッケイブの作品は、彼が作曲した人気TVシリーズ「Sam」のテーマによる変奏曲ですが、主題はコーダで暗示されるだけで、そのままの形で聞こえることはなく、近代的な響きと相まって謎めいた印象を残します。
 ホジソンの五重奏曲は、ダービーシャーにある4つの宿からインスピレーションを得た4楽章で構成されています。
 演奏は、レオン・ボッシュが芸術監督を務める「イ・ムジカンティ」とピアニスト、ピーター・ドノホーが担当しています。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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AULOS MEDIA

韓国の優良レーベル(だった)Aulos Mediaの復刻盤
貴重な音源があったので、これからもいろいろ出てくるかも・・・??


AMC2031
\2800
※旧譜再案内
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
チャイコフスキー:ピアノ作品集 Vol.3

 チャイコフスキー:
  6つの小品 Op.19/2つの小品 Op.10/
  ロマンス Op.5/ワルツ・スケルツォ Op.7
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)

 プレトニョフのMelodiya音源!韓国で復刻された入手困難盤が少量発掘!

 Melodiyaの音源に韓国のレーベル、Aulos MediaがDSDリマスタリングを施し復刻、発売したディスク。

 1988年に録音されたミハイル・プレトニョフの「チャイコフスキー:ピアノ作品集 Vol.3」がVol.2(AMC2030)とともにごく少量入手可能になりました。
 この時代のプレトニョフのピアノ・ソロを聴くことができる貴重な録音です。2004年リリース盤。

 ※録音:1988年(モスクワ)
 
 ※重要:レーベル在庫数僅少のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。予めご了承下さい。(代理店)
 
 


AMC2030
\2800
※旧譜再案内
チャイコフスキー:ピアノ作品集 Vol.2
 チャイコフスキー:中級程度の12の小品 Op.40
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)

 Melodiyaの音源に韓国のレーベル、Aulos MediaがDSDリマスタリングを施し復刻、発売したディスク。

 1986年に録音されたミハイル・プレトニョフの「チャイコフスキー:ピアノ作品集 Vol.2」がVol.3(AMC2031)とともにごく少量入手可能になりました。
 この時代のプレトニョフのピアノ・ソロを聴くことができる貴重な録音です。2004年リリース盤。

 ※録音:1986年(モスクワ)
 
 ※重要:レーベル在庫数僅少のため、ご注文数に対して十分な枚数をご用意できない可能性がございます。予めご了承下さい。(代理店)
 



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SOMM RECORDINGS



ARIADNE5042
\2700→\2490
ピエール・モントゥー
 生誕150年記念ライヴ録音集(1961) BBC放送音源

 1-5. クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  管弦楽のための映像 CD118
 6-8. イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
  詩篇交響曲 K052
ジェラルド・ゴーヴァー(ピアノ)...6-8
アーサー・サンドフォード(ピアノ)...6-8
BBC合唱団...6-8
BBC交響楽団
ピエール・モントゥー(指揮)

 録音:1961年10月18日(ライヴ)MONO ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 音源:BBC提供
 総収録時間:63分

 ピエール・モントゥーの生誕150年を記念したライヴ復刻CD。
 1961年10月18日のコンサートからモントゥーゆかりの2人の作曲家による作品を選び、BBC提供の放送音源からCD化しました。
 ドビュッシーもストラヴィンスキーもモントゥーと親交のあった作曲家たち。
 管弦楽のための映像はドビュッシー自身の指揮で初演されましたが、当CDの解説によれば、この時のリハーサルはモントゥーによって行われたとのこと。
 モントゥーはまたストラヴィンスキーと「春の祭典」の初演に限らず数多くの作品を指揮し、アドバイスを送っています。
 なお、詩篇交響曲とイベリアはBBC LegendsからBBCL 4096-2として他で出ていましたが、「ジーグ」と「春のロンド」は当盤が初出となります。
 



<メジャー・レーベル>
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SONY



19802932902
(2CD)
\3600→\3190
ラファエル・グロメス/『フォルティッシマ』
 女性作曲家の作品に新たな光を

Disc1
 ヘンリエッテ・ボスマンス:チェロ・ソナタ第1番
 ヴィクトリア・ヤグリング:ラルゲット
 エミーリエ・マイヤー:ソナタ イ長調
 メラニー・ボニス:瞑想曲
 ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー:ソナタ Op.17
 アデル『All I Ask』
Disc2
 マリー・ジャエル、マリア・ヘルツ:チェロ協奏曲ヘ長調
 エリーザベト・カイパー:チェロと管弦楽のためのバラード Op.11
 レベッカ・デール:Femmage(ファマージュ)
 P!NK『Wild Hearts Can't Be Broken』
ラファエラ・グロメス(チェロ)
ジュリアン・リエム(ピアノ:Disc1)
ベルリン・ドイツ交響楽団(Disc2)
アンナ・ラキティナ(指揮:Disc2)

 ドイツのチェリスト、ラファエラ・グロメスは、2023年のアルバム『ファム~女性作曲家たちの肖像』に続き、新作『フォルティッシマ』でも女性作曲家の作品に新たな光を当てています。
 英グラモフォン誌は彼女の演奏を「真剣さと魅力の思慮深いバランス」と高く評価し、「オーケストラを人生の冒険に導く」と称賛しました。

 『フォルティッシマ』には、長く埋もれていた女性作曲家や、歴史を切り拓いた先駆者たちの世界初録音が多数収録されています。2曲のチェロ協奏曲や美しい小品に加え、P!NKやアデルのヒット曲の新アレンジ、イギリスのレベッカ・デールによる新作も含まれています。

 ディスク1では、ピアニストのユリアン・リームとのデュオを、ディスク2ではアンナ・ラキティナ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団との共演を収録。
 ラキティナはウクライナ人の父とロシア人の母のもとモスクワに生まれ、2018年のニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで第2位に輝き、現在はボストン交響楽団の副指揮者を務めています。

 グロメスは、『フォルティッシマ』に収められた女性作曲家たちの生涯を丹念に調査し、彼女自身の人生と重ね合わせながら、その物語を9月にゴールドマン/ランダムハウスから出版される同名の著書で紹介しています。


「All I Ask」、少し聴けます。
https://youtu.be/ZvaulvKZjmg?si=gvWoBbs_M4KEZbeA





旧譜
個人的にはこのアルバムが一番グロメスらしい気がする

Sony Classical
19439913882
\3100→\2890
ラファエル・グロメス/『イマジネーション』
 美しいチェロが誘う魔法とファンタジーの世界


1. チャイコフスキー:『眠りの森の美女』~ワルツ(ピアノ三重奏編曲版)
2. ユオン:チェロとピアノのための『メルヘン』 Op.8
3. ポッパー:組曲『森にて』 Op.50~小人の踊り
4. ドビュッシー:沈める寺(サクソフォン四重奏、チェロ、ピアノ編曲版)
5. メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』~スケルツォ(ピアノ三重奏編曲版)
6. ドヴォルザーク:『ルサルカ』~月に寄せる歌(チェロ、ピアノ、ハープ編曲版)
7. ファニー・メンデルスゾーン:魔法の輪(チェロ、ピアノ編曲版)
8. ヤナーチェク:おとぎ話~第2楽章:コン・モート
9. リャードフ:交響詩『バーバ・ヤーガ』(サクソフォン四重奏、チェロ、ピアノ編曲版)
10. シューマン:おとぎ話 Op.132~第3楽章(ピアノ三重奏編曲版)
11. リスト:2つの演奏会用練習曲 S.145~小人の踊り(チェロ、ピアノ編曲版)
12. マルガレーテ・シュヴァイカート:おとぎ話の時(チェロ、ピアノ編曲版)
13. リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行(チェロ、ハープ編曲版)
14. マクダウェル:忘れられたおとぎ話 Op.4~王子のドアの外で歌った(チェロ、ピアノ編曲版)
15. マクダウェル:忘れられたおとぎ話 Op.4~仕立屋と熊(チェロ、ピアノ編曲版)
16. フンパーディンク:『ヘンゼルとグレーテル』~夕べの祈り(サクソフォン四重奏、2台のチェロ編曲版)
17. ポッパー:妖精の踊り Op.39
18. ハワード・ショア:『ロード・オブ・ザ・リング』~シャイア(チェロ、ピアノ、ハープ編曲版)
19. ジョン・ウィリアムズ:『スター・ウォーズ』~レイア姫のテーマ(チェロ、ピアノ編曲版)
ラファエル・グロメス(チェロ)
アナイス・ゴドゥマール(ハープ)
ユリアン・リーム(ピアノ、編曲)
ダニエル・ドッズ(ヴァイオリン)
アルシス・サクソフォン四重奏団
アンジェラ・チャン(チェロ:16)

2021年発売

 この素晴しい奏者を際立たせているのは、彼女自身が音楽の宝探しを楽しんでいることです。

 最新アルバム『イマジネーション』で、グロメスは想像力豊かな音楽、物語に基づいた音楽として「おとぎ話」に関連した作品を選んでいます。
 チャイコフスキーのバレエ音楽『眠りの森の美女』のワルツ、シューマンの『おとぎ話』、フンパーディンクの有名なおとぎ話のオペラ『ヘンゼルとグレーテル』から『夕べの祈り』、リムスキー=コルサコフの『熊蜂の飛行』など、幅広いセレクション。
 ドビュッシー、メンデルスゾーン、ドヴォルザーク、リストによる、夢のようで魔法のような詩的な作品も含まれます。それと同時に、ダーヴィト・ポッパー、パウル・ユオンのあまり知られていない作品や、マルガレーテ・シュヴァイカート、エドワード・マクダウェルの珍しい作品も紹介されています。

 ほとんどの曲は、グロメスのデュオ・パートナーであるユリアン・リームによって、チェロとピアノのためだけでなく、ピアノ三重奏曲、ハープとサックス四重奏のために新しく編曲されています。
 ラファエラ・グロメスは、ユリアン・リームと、ダニエルズ・ドッズ(ヴァイオリン:ルツェルン祝祭弦楽合奏団リーダー)、アルシス・サクソフォン四重奏団、イスラエル出身の新鋭ハーピストのアナイス・ゴーデマードの友人らと共演し録音しました。

「春にハイキングに出かけた時、このアルバムのアイデアを思いつきました。夕暮れ時、森の中で魅惑的な場所に出くわしました・・・空が池に映り、逆光が葦や花の周りに魔法の輝きを放ち、まるでエルフや妖精が水の上の光に浮かんでいるかのような。するとポッパーの『エルフの踊り』が頭に浮かびました。刺激を受けて元気いっぱいになり、家に帰るとすぐに魔法やファンタジーの世界へと自分を連れて行ってくれるような音楽を探しはじめたのです」とグロメスは語っています。


 アルバムの最後には、映画「ロード・オブ・ザ・リング」と「スター・ウォーズ」からのファンタスティックな音楽をチェロとピアノのために編曲したものも収録されています。




旧譜
女性作曲家の作品を集めた2枚組

19658710712
(2CD)
\3600→\3190


ドイツの注目チェリスト、ラファエル・グロメス
 女性作曲家の作品を集めた2枚組



Disc1
 1. ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお、英知の力よ
 2. マリア・アントーニア・ヴァルプルギス・フォン・バイエルン:Talestri~Da me ti dividi
 3. ヘンリー・パーセル:歌劇『ディドーとエネアス』~私が地に伏す時
 4. W.A.モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』~急いでここへ恋人よ
 5. クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22~第3曲「情熱的に、速く」
 6. ポリーヌ・ガルシア=ヴィアルド:6つの小品 VWV 3003~II. ロマの女、I. ロマンス、 VI. タランテラ
 7. マティルド・カピュイ:チェロと弦楽のための3つの楽章
 8. ヴィクトリア・ヤグリング:チェロと弦楽のための組曲~II. アリア
 9. ユリアン・リーム:ビゼーのカルメンによるファンタジー
 10. フローレンス・プライス:アドレーション

Disc2
 11. ナディア・ブーランジェ:3つの小品
 12. リリ・ブーランジェ:夜想曲
 13. セシル・シャミナード:星の夜
 14. ヘンリエッテ・ボスマンス:印象~II. 静かな夜
 15. ジェルメーヌ・タイユフェール:子守歌
 16. マリア・テレジア・フォン・パラディス:シチリアーノ
 17. ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:幻想曲 ト短調
 18. ラウラ・ネーツェル:ハンガリー舞曲 Op.51
 19. ルイーズ・アドルファ・ル・ボー:ロマンス Op.35
 20. レベッカ・クラーク:エピローグ
 21. グラジナ・バツェヴィチ:マゾビアン・ダンス
 22. エイミー・ビーチ:4つのスケッチ Op.15~ドリーミング
 23. ドロレス・ホワイト:タランチュラ
 24. レーラ・アウエルバッハ:後記

(ボーナストラック)
 25. レイチェル・ポートマン:チョコレート組曲
 26. クインシー・ジョーンズ:ミス・セリーズ・ブルース
 27. フィニアス・オコネル:ノー・タイム・トゥ・ダイ

ラファエラ・グロメス(チェロ)
ルツェルン祝祭弦楽合奏団、音楽監督:ダニエル・ドッズ(Disc1)
ユリアン・リーム(ピアノ:Disc2、編曲:1-3,5,6,10,12,13,15)

録音:
2022年7月4-7日 ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター
2022年4月19,20日、5月3,4日 ミュンヘン、バイエルン放送第2スタジオ


 華やかで情熱的な表現力を持つチェリスト、ラファエラ・グロメス。

 今回の2枚組は、「なぜ女性作曲家のアルバムを作らないのか?」という問いに、グロメス自身が「知っている女性作曲家がごくわずかしかいない」と気づいたことから始まりました。
 彼女は中世から現代まで、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンやクララ・シューマン、ビリー・アイリッシュに至るまで、23人の女性作曲家による多彩な作品を厳選。半数はルツェルン祝祭弦楽合奏団と、もう半数はチェロとピアノによるデュオで収録し、多くの楽曲はこのアルバムのために新たに編曲されています。

 前半には、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの『おお、英知の力よ』やクララ・シューマンのロマンス Op.22第3楽章、ポリーヌ・ガルシア=ヴィアルドの『6つの小品』から3曲など、歴史的な作品が並びます。さらに、マティルド・カピュイの『チェロと弦楽のための3つの楽章』や、ヴィクトリア・ヤグリングの『チェロと弦楽のための組曲』から瞑想的な『アリア』など、世界初録音となる作品も収録。アメリカ初の黒人女性作曲家フローレンス・プライスの『アドレーション』も、その上品な憂愁と素朴な美しさで印象を残します。

 後半では、ナディア・ブーランジェとリリ・ブーランジェ姉妹の繊細な作品や、セシル・シャミナードの『星の夜』、ジェルメーヌ・タイユフェールの『子守歌』、エイミー・ビーチの『ドリーミング』など、夜をテーマにした楽曲が続きます。現代作品としては、ドロレス・ホワイトの『タランチュラ』や、レーラ・アウエルバッハの『後記』も収められています。

 さらに、レイチェル・ポートマンの『チョコレート組曲』や、映画「カラーパープル」からの『ミス・セリーズ・ブルース』、ビリー・アイリッシュの『ノー・タイム・トゥ・ダイ』といった映画音楽の名曲もボーナストラックとして収録。
 時代とジャンルを超えた女性作曲家たちの多彩な世界を、グロメスのチェロが鮮やかに描き出しています。






<国内盤> 


LIVE NOTES

WWCC 8033-4
(2CD)
\4400
西岡沙樹(ピアノ)
フォーレ:ピアノソロ作品全集(第1巻)

 【Disc 1】
  ヴァルス=カプリス
  3つの無言歌 op.17
  即興曲No.1-No.5 *第6番は第2巻に収録
  マズルカ op.32
  バラード 嬰ヘ長調 op.19(ピアノソロ版)
 【Disc 2】
  舟歌 全13曲
西岡沙樹(ピアノ)

 日本人ピアニスト初の快挙! 編曲版をふくむ、フォーレ:ピアノソロ作品の全てを収録
 
 .
WWCC 8036
\3300
浅井咲乃(バロック・ヴァイオリン)
 延原武春&コレギウム・ムジクム・テレマン
  ヴィヴァルディ「四季」

 A.ヴィヴァルディ:
  和声と創意の試み 作品8より
   第1番 ヴァイオリン協奏曲「春」ホ長調
   第2番 ヴァイオリン協奏曲「夏」ト短調
   第3番 ヴァイオリン協奏曲「秋」ヘ長調
   第4番 ヴァイオリン協奏曲「冬」ヘ短調
  調和の霊感 作品3より
   第11番 2つのヴァイオリンと
    チェロのための協奏曲 ニ短調
バロック・ヴァイオリン:浅井咲乃
バロック・ヴァイオリン:三谷彩佳
バロック・チェロ:鷲見敏
指揮:延原武春
コレギウム・ムジクム・テレマン

 作曲当時の響きで聴くヴィヴァルディ「四季」!
 端正な表現で再現される四季折々のソネットの世界...浅井&テレマンによる満を持してのバロック楽器での録音!



 ヴァイオリンの浅井咲乃は、大阪府立夕陽丘高校音楽科、および京都市立芸術大学音楽学部を卒業。大学在学中に結成した京都室内オーケストラの活動が認められ、2004年にはバロックザール賞受賞。第6回神戸国際学生音楽コンクール優秀賞受賞。 現在、テレマン室内オーケストラ、ソロコンサートミストレス。2008年にヴァイオリン・ソリストとして登場。2010年の日本テレマン協会・第195回定期演奏会における「四季」の公演は、高い評価を得た。2011年には延原武春指揮によるコンセプト・オーケストラ「orchestra Japan2011」のコンサートミストレスを務め、ここでも高い評価を得る。2012年8月には文化観光大使「728(なにわ)大使」に選ばれ、地域の文化振興にも力を入れている。





プライベート動画 バッハ 無伴奏ヴァイオリン ソナタ第3番より『Largo』
https://youtu.be/dr1yBg0VU44?si=yOEoldfv9jcyO2NL

 浅井咲乃のたおやかな世界が垣間見える。


















7/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.

HAENSSLER



HC 24059
(5CD)
\6700→\6390

世界最高峰のメンバーが集うベルリン・バロック・ゾリステン
 ラインハルト・ゲーベル&ベルリン・バロック・ゾリステン Vol.2
 [CD 1] 「ラ・クレモナ~イタリアの協奏曲集」
  (1)ドゥランテ:弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト短調
  (2)レーオ:4つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 ニ長調
  (3)ヴィヴァルディ:3つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 RV 551
  (4)ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音のための協奏曲 ロ長調 RV 553
  (5)ロカテッリ:4つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ヘ長調 Op.4-12
  (6)サンマルティーニ(1700-1765):
   4つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ長調【世界初録音】
    ラインハルト・ゲーベル(指揮)、ベルリン・バロック・ゾリステン
    クシシュトフ・ポロネク(コンサートマスター)(1)(6)
    町田琴和(2)-(6)、ドリアン・ジョジ(2)-(6)、ライマー・オルロフスキー(1)(2)(5)、
    クリストフ・シュトロイリ(4)(6)、アンジェロ・デ・レーオ(2)-(5)、
    ヨハンナ・ステムラー、アンナ・マッツ(ヴァイオリン)
    ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
    クリスティン・フォン・デア・ゴルツ、クレメンス・ヴァイゲル(チェロ)
    ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)、ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)

 [CD 2] 「バッハ・ファミリーの交響曲集」
  (1)ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:
   弦楽と通奏低音のための交響曲 ニ長調 BR-WFB C Inc.1【世界初録音】
  (2)カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
   弦楽と通奏低音のための交響曲 変ホ長調 Wq/H deest【世界初録音】
  (3)カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
   弦楽と通奏低音のための交響曲 ハ長調 Wq/H deest【世界初録音】
  (4)カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
   弦楽と通奏低音のための交響曲 ホ短調 Wq 177(1759)
  (5)ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲 ニ短調
 (6)ヨハン・エルンスト・バッハ:
  弦楽、2つのファゴットと通奏低音のための交響曲 変ロ長調 BR-JEB C 1【世界初録音】
 (7)ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:
  2つのヴァイオリン、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調
 (8)ヨハン・セバスティアン・バッハ:
  ヴァイオリン、2つのオーボエ、3つのトランペット、弦楽、
   ティンパニと通奏低音のためのシンフォニア BWV 1045
    ラインハルト・ゲーベル(指揮)、ベルリン・バロック・ゾリステン
    クシシュトフ・ポロネク(コンサートマスター、独奏ヴァイオリン(7)(8))
    町田琴和(第2独奏ヴァイオリン)(7)
    ドリアン・ジョジ、ヘレーナ・オッテンリップス、クリストフ・シュトロイリ、
     ライマー・オルロフスキー、アンナ・ルイーザ・メーリン、
      マリー・ラーダウアー=プランク(ヴァイオリン)
    ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
    ジョアン・バシュ、ファビアン・ボレック(チェロ)
    ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)、ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
    クリストフ・ハルトマン、アンドレーアス・ヴィットマン(オーボエ)(7)(8)
    マルクス・ヴァイトマン、ルイーザ・スローザル(ファゴット)(6)
    ラインハルト・フリードリヒ、アンドレ・ショッホ、
     フェリックス・ビルデ(トランペット)(8)
    ライナー・ゼーガーズ(ティンパニ)(8)

 [CD 3]
  モーツァルト:
   セレナード第6番 ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
   自動オルガンのためのアダージョとアレグロ ヘ短調 K.594
   アダージョとフーガ ハ短調 K.546
   セレナード 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
    ラインハルト・ゲーベル(指揮)、ベルリン・バロック・ゾリステン
    ロベルト・ゴンザレス=モンハス*(コンサートマスター)
    町田琴和、ゾルタン・アルマージ、ハンデ・コデン(第1ヴァイオリン)
    ドリアン・ジョジ*、アンナ・ルイーザ・メーリン、
     ライマー・オルロフスキー、コルネリア・ガルテマン(第2ヴァイオリン)
    ヴァルター・キュスナー*、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
    クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、ジョアン・バシュ(チェロ)
    ウルリヒ・ヴォルフ*(ヴィオローネ)、ライナー・ゼーガーズ(ティンパニ)
  *=ソロ

 [CD 4] ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3
   (1)合奏協奏曲第1番 変ロ長調 Op.3-1 HWV312
   (2)合奏協奏曲第2番 変ロ長調 Op.3-2 HWV313
   (3)合奏協奏曲第3番 ト長調 Op.3-3 HWV314
   (4)合奏協奏曲第4番(b) ヘ長調 Op.3-4 HWV315
   (5)合奏協奏曲第5番 ニ短調 Op.3-5 HWV316
   (6)合奏協奏曲第6番 ニ長調 Op.3-6 HWV317
    ラインハルト・ゲーベル(指揮)、ベルリン・バロック・ゾリステン
    マルティン・フンダ、アルバロ・パラ、ドリアン・ジョジ、
     マリー・ラーダウアー=プランク(第1ヴァイオリン)
    町田琴和、ライマー・オルロフスキー、クリストフ・シュトロイリ、
     ラヘル・シュミット(第2ヴァイオリン)
    ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
    クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、クレメンス・ヴァイゲル(チェロ)
    ウルリヒ・ヴォルフ(コントラバス)
    ラファエル・アルパーマン(チェンバロ(1)-(5)、オルガン(6))
    マリア・ホセ・ガルシア・サモラ(ファゴット)(1)
    ギヨーム・サンタナ(ファゴット)(2)-(6)、マチュー・デュフォー(フルート)(3)
    クリストフ・ハルトマン、ヴィオラ・オルロフスキー(オーボエ)(3)
    ザスキア・フィッケンッシャー(バロックフルート)(1)
    ケルスティン・ファール(バロックフルート)(1)

 [CD 5] 「バッハ・ファミリーのカンタータ集」
  (1)C.P.E.バッハ:カンタータ『われはわが身分に満ち足れり』 Wq/HWV deest ~
   バス、弦楽合奏と通奏低音のための【世界初録音】
  (2)C.P.E.バッハ(?):シンフォニア ヘ長調『ベルリンのバッハ氏に捧ぐ』~
   弦楽合奏と通奏低音のための【世界初録音】
  (3)J.C.F.バッハ:カンタータ『ピュグマリオン』~バス、弦楽合奏と通奏低音のための
  (4)W.F.バッハ:シンフォニア 変ロ長調 Falck 71/C5 ~
   弦楽合奏と通奏低音のための【世界初録音】
  (5)J.S.バッハ:カンタータ第82番『われは満ちたれり』 BWV82 ~
   バス、オーボエ、弦楽合奏と通奏低音のための
    ベンヤミン・アップル(バリトン)、ラインハルト・ゲーベル(指揮)
    ベルリン・バロック・ゾリステン、マルティン・フンダ(コンサートマスター)
    町田琴和、ゾルタン・アルマージ、ドリアン・ジョジ(第1ヴァイオリン)
    ライマー・オルロフスキー、アンナ・ルイーザ・メーリン、
     クリストフ・シュトロイリ、ヨハンナ・シュテムラー(第2ヴァイオリン)
    ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
    クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、レア・ラヘル・バデール(チェロ)
    ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)
    ラファエル・アルパーマン(チェンバロ、オルガン)
    クリストフ・ハルトマン(オーボエ、オーボエ・ダカッチャ(5))
    ギヨーム・サンタナ(ファゴット)(5)

 ゲーベル×ベルリン・バロック・ゾリステンの名演集セット第2弾の登場!

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者達によって創設されたバロック・アンサンブル、ベルリン・バロック・ゾリステンは、個々のメンバーがソリスト級の腕前を誇る。

 録音:
  [CD 1]2022年10月13-17日、b-sharpスタジオ、ベルリン(ドイツ)
  [CD 2]2021年4月11-15日、ベルリン・フィルハーモニー、カンマームジークザール(ベルリン)
  [CD 3]2021年1月25-28日、ベルリン・フィルハーモニー、カンマームジークザール(ベルリン)
  [CD 4]2019年1月8-11日、イエス・キリスト教会(ベルリン)
  [CD 5]2019年12月9-13日、イエス・キリスト教会(ベルリン)

 世界最高峰のメンバーが揃ったベルリン・バロック・ゾリステン。2024年9月の来日公演も大きな話題を呼びました。
 ヘンスラー・レーベルへの録音集成第2弾が早くもリリースされます。
 
 指揮はラインハルト・ゲーベルです。ゲーベルといえばピリオド楽器演奏における新たな解釈でのアプローチで衝撃を与え、以後革新的な演奏で聴衆を魅了続けております。
 世界初録音にも積極的に取り組む名団体の演奏を存分にご堪能ください。
 
 ベルリン・バロック・ゾリステンの録音集成第1弾、『ヘンデル、モーツァルト、J.S.バッハ、C.P.E.バッハ』~「ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3」、「J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲」(独奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン)、「モーツァルト:セレナード」、「J.S.バッハ:"ホルン" 協奏曲」(独奏:ラデク・バボラーク)、「バッハ・ファミリーの交響曲集」、「C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲」(独奏:ミヒャエル・リシェ)(HC-24028)も好評発売中です。




旧譜
ベルリン・バロック・ゾリステン
 名録音からお買い得な6 枚組セット第1弾



 HC 24028
(6CD)
\6700→\6390

ベルリン・バロック・ゾリステン
 名録音からお買い得な6 枚組セット第1弾
  ヘンデル、モーツァルト、J.S.バッハ、C.P.E.バッハ
ベルリン・バロック・ゾリステン
 CD1
  ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3
   (1) 合奏協奏曲第1番 変ロ長調 Op.3-1 HWV 312/(2) 合奏協奏曲第2番 変ロ長調 Op.3-2 HWV 313/
   (3) 合奏協奏曲第3番 ト長調 Op.3-3 HWV 314/(4) 合奏協奏曲第4番 (b) ヘ長調 Op.3-4 HWV 315/
   (5) 合奏協奏曲第5番 ニ短調 Op.3-5 HWV 316/(6) 合奏協奏曲第6番 ニ長調 Op.3-6 HWV 317
     マルティン・フンダ、アルバロ・パラ、ドリアン・ジョジ、
      マリー・ラーダウアー=プランク(第1ヴァイオリン)
     町田琴和、ライマー・オルロフスキー、クリストフ・シュトロイリ、
      ラヘル・シュミット(第2ヴァイオリン)
     ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
     クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、クレメンス・ヴァイゲル(チェロ)
     ウルリヒ・ヴォルフ(コントラバス)、ラファエル・アルパーマン((1)-(5)チェンバロ、(6)オルガン)、
     (1) マリア・ホセ・ガルシア・サモラ(ファゴット)
     (2)-(6)ギヨーム・サンタナ(ファゴット)、(3) マチュー・デュフォー(フルート)
     クリストフ・ハルトマン、ヴィオラ・オルロフスキー(オーボエ)
     (1) ザスキア・フィッケンッシャー(バロックフルート)
     (1)ケルスティン・ファール(バロックフルート)、ラインハルト・ゲーベル(指揮)

 CD2
  J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
   (1)ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041/(2)ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042/
   (3)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV1052/
   (4) オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060(2 つのヴァイオリンのための協奏曲編)
     フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
     (4)セルゲ・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
     町田琴和、リューディガー・リーバーマン、アレッサンドロ・カッポーネ(第1ヴァイオリン)
     ライマー・オルロフスキー、エーファ=マリア・トマジ、ラヘル・シュミット(第2ヴァイオリン)
     ヴァルター・キュスナー、クリストフ・シュトロイリ(ヴィオラ)
     ブリュノ・ドルプレール(チェロ)、ウルリヒ・ヴォルフ(コントラバス)
     ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)、ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン、指揮)

 CD3
  モーツァルト:
   (1)セレナード第6番 ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
   (2)自動オルガンのためのアダージョとアレグロ ヘ短調 K.594
   (3)アダージョとフーガ ハ短調 K.546
   (4)セレナード 第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
     ロベルト・ゴンザレス=モンハス(コンサートマスター)
     町田琴和、ゾルタン・アルマージ、ハンデ・コデン(第1ヴァイオリン)
     ドリアン・ジョジ、アンナ・ルイーザ・メーリン、ライマー・オルロフスキー、
      コルネリア・ガルテマン(第2ヴァイオリン)
     ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
     クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、ジョアン・バシュ(チェロ)
     ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)、(1)ライナー・ゼーガーズ(ティンパニ)
     ラインハルト・ゲーベル(指揮)

 CD4
  J.S. バッハ:ホルン協奏曲
   (1)ホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ホ長調 BWV1053
    【I.(アレグロ)+II.シチリアーノ+III.アレグロ】
   (2) ホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 BWV1059R
    (BWV974、BWV35 からの再構築版)
     【I.アレグロ+II.アダージョ+III.プレスト】
   (3)ホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 変ロ長調 BWV1055R
    【I.(アレグロ)+II.ラルゲット+III.アレグロ・マ・ノン・タント】
      ラデク・バボラーク(ホルン)
      マルティン・フンダ、ドリアン・ジョジ、ハンデ・コデン、
       ヘレーナ・オッテンリップス(第1ヴァイオリン)
      ライマー・オルロフスキー、アンナ・ルイーザ・メーリン、
       クリストフ・シュトロイリ(第2ヴァイオリン)
      ヴァルター・キュスナー、マシュー・ハンター(ヴィオラ)
      クリスティン・フォン・デル・ゴルツ、ジョアン・バシュ(チェロ)
      ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)、ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)

 CD5
  「バッハ・ファミリーの交響曲集」
   (1) ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:
    弦楽と通奏低音のための交響曲 ニ長調 BR-WFB C Inc.1【世界初録音】
   (2)カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
    弦楽と通奏低音のための交響曲 変ホ長調 Wq/H deest 【世界初録音】
   (3)カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
    弦楽と通奏低音のための交響曲 ハ長調 Wq/H deest 【世界初録音】
   (4)カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
    弦楽と通奏低音のための交響曲 ホ短調 Wq 177(1759)
   (5)ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ:弦楽と通奏低音のための交響曲 ニ短調
   (6) ヨハン・エルンスト・バッハ:
    弦楽、2 つのファゴットと通奏低音のための交響曲 変ロ長調 BR-JEB C 1【世界初録音】
   (7)ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ:
    2 つのヴァイオリン、2 つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調
   (8)ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:
    ヴァイオリン、2 つのオーボエ、3 つのトランペット、弦楽、
     ティンパニと通奏低音のためのシンフォニア BWV1045
       クシシュトフ・ポロネク(コンサートマスター、(7)(8)独奏ヴァイオリン)
      (7) 町田琴和(第2独奏ヴァイオリン)
      ドリアン・ジョジ、ヘレーナ・オッテンリップス、クリストフ・シュトロイリ、
       ライマー・オルロフスキー、アンナ・ルイーザ・メーリン、
        マリー・ラーダウアー=プランク(ヴァイオリン)
      ヴァルター・キュスナー、ユリア・ガルテマン(ヴィオラ)
      ジョアン・バシュ、ファビアン・ボレック(チェロ)
      ウルリヒ・ヴォルフ(ヴィオローネ)、ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
      (7)(8)クリストフ・ハルトマン、アンドレーアス・ヴィットマン(オーボエ)
      (6) マルクス・ヴァイトマン、ルイーザ・スローザル(ファゴット)
      (8) ラインハルト・フリードリヒ、アンドレ・ショッホ、フェリックス ビルデ(トランペット)
      (8)ライナー・ゼーガーズ(ティンパニ)
      ラインハルト・ゲーベル(指揮)

 CD6
  C.P.E. バッハ:鍵盤協奏曲集
   (1) 協奏曲 イ短調 Wq.1【第1&2 楽章のカデンツァ:ミヒャエル・リシェ】
   (2) 協奏曲 ニ長調 Wq.45【第1 楽章のカデンツァ:C.P.E. バッハ】
   (3) 協奏曲 ホ短調 Wq.15
     ミヒャエル・リシェ(ピアノ&指揮)、ダニエル・ゲーデ(コンサートマスター)
     町田琴和、アレッサンドロ・カッポーネ、ヘレナ・マドカ・ベルク(第1ヴァイオリン)
     ライマー・オルロフスキー、アンナ・メーリン、アンナ・マッツ(第2ヴァイオリン)
     (1)(2) ヴァルター・キュスナー
     (3) ウルリヒ・クネルツァー、クリストフ・シュトロイリ(ヴィオラ)
     (1)(2)シュテファン・フォルク、(3)ジョアン・バックス(チェロ)
     (3)クラウス・ヴァーレンドルフ、(3)アンドレイ・ジュースト(ホルン)


 ベルリン・バロック・ゾリステンの名録音からお買い得な6 枚組セット第1弾!

 セッション録音:(CD1)2019年1月8~11日、(CD2)2017年4月、(CD6(1)(2))2017年6月20&21日、(CD6(3))2017年7月11&12日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
  (CD3)2021年1月25~28日、(CD5)2021年4月11~15日/ベルリン・フィルハーモニー、カンマームジークザール(ベルリン)
  (CD4)2020年10月17~19日/ブラックバード音楽スタジオ、シャルロッテンブルク(ベルリン)
 DDD、CD1 69:06、CD2 61:14、CD3 51:29、CD4 49:37、CD5 63:39、CD6 56:44

 世界最高峰のメンバーが揃ったベルリン・バロック・ゾリステン。
 当セットは独ヘンスラー・レーベルからリリースされた「ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3」、 「J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲」(独奏:フランク・ペーター・ツィンマーマン)、「モーツァルト:セレナード」、「J.S.バッハ:"ホルン"協奏曲」(独奏:ラデク・ バボラーク)、「バッハ・ファミリーの交響曲集」、「C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲」(独奏:ミヒャエル・リシェ)の6枚組です!

 ヘンデルの6つの合奏協奏曲 Op.3 は、小規模ながら管楽器を効果的に取り入れた編成をとり、ヘンデルらしい豊かな旋律に加えて合奏協奏曲ならではの華やかな響きが魅力です。

 フランク・ペーター・ツィンマーマン独奏のJ.S.バッハの協奏曲録音では、息子セルゲとの共演も話題に。
 有名な2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV1043ではなく、オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1060を2つのヴァイオリン版で演奏したことでも注目されました。

 モーツァルトのセレナードではラインハルト・ゲーベルが指揮を務めました。
 ゲーベルといえばムジカ・アンティクヮ・ケルン(MAK)と1986年から1987年 にかけて録音したブランデンブルク協奏曲の録音。
 ピリオド楽器演奏における新たな解釈でのアプローチで衝撃を与え、以後革新的な演奏で聴衆を魅了してきまし た。
 ゲーベルが描くモーツァルトは実に明快です。

 ラデク・バボラークを迎えての協奏曲録音はコロナ禍2020年10月に行われました。
 ホルン協奏曲といってもバッハはホルンのための協奏曲は作曲しておらず、バボラークがホルンに合わせて移調し編み直した再構築版で演奏しています。
 ブランデンブルク協奏曲第1番、ミサ曲 ロ短調、カンタータなど、ナチュラルホル ンに素晴らしい旋律を書いているバッハ。
 バボラークはこれまで無伴奏チェロ組曲やヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタなど数多くの作品に触れてきましたが、バッハ の音楽の一つの結論としてこの"ホルン"協奏曲の録音を実現させました。

 大バッハの息子たちヴィルヘルム・フリーデマン(1710~1784)、カール・フィリップ・エマヌエル(1714~1788)、ヨハン・クリストフ・フリードリヒ(1732 ~1795)、大バッハの甥ヨハン・エルンスト(1722~1777)、大バッハの再従兄ヨハン・ルートヴィヒ(1677~1731)、そして大バッハ自身の作品を収録し た「バッハ・ファミリーの交響曲集」。
 このうち4曲が世界初録音という実に興味深い内容です。

 C.P.E.バッハの鍵盤協奏曲ではミヒャエル・リシェが独奏を務めました。リシェは鮮烈な世界をセンセーショナルに表現しており、ベルリン・バロック・ゾリステンと絶妙なアンサンブルを作り上げております。


 
 


HC 23031
(2CD)
\6700
VISION.BACH ~ライプツィヒ時代の教会カンタータ第7集
 【顕現節後第1日曜日から第8日曜日まで】

  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:
   [CD 1]
    (1) カンタータ第154番
     「わが最愛のイエスは失われぬ」BWV154
    (2) カンタータ第155番
     「わが神よ、いつまで、ああいつまでか」BWV155
    (3) カンタータ第73番
     「主よ、御心のままに、私を定めて下さい」BWV73
    (4) カンタータ第81番
     「イエスは眠りたもう、私の望みはどこにあろうか」
      BWV81
   [CD 2]
    (5) カンタータ第83番
     「新しき契約の喜びの時よ」BWV83
    (6) カンタータ第144番
     「取れ、己が取り分を。そして去れ」BWV144
    (7) カンタータ第18番(第2稿)
     「あたかも雨や雪が天から下り」BWV18.2
    (8) カンタータ第181番
     「軽佻浮薄の霊どもは」BWV181
(2)(6)(7)(8)
 ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ)
(3) ナターシャ・シュヌール(ソプラノ)
(1)(2)(6)(8)
 アレックス・ポッター(アルト)
(4)(5)
 マリエ・ヘンリエッテ・ラインホルト(アルト)
(1)(2)(6)(7)(8)
 ベネディクト・クリスティアンソン(テノール)
(3)(4)(5) ダニエル・ヨハンセン(テノール)
(1)(2) マティアス・ヴィンクラー(バス)
(3)(4)(5)(7)(8) トビアス・ベルント(バス)
(6)(7)(8) 平崎真弓(コンサートマスター)
(1)(2)(3)(4)(5)
 イヴ・ユティエル(コンサートマスター)
ゲヒンガー・カントライ、
 ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)

 ラーデマン率いるゲヒンガー・カントライによるJ.S.バッハのライプツィヒ時代の教会カンタータの録音シリーズ。第7弾は顕現節後第1日曜日から第8日曜日までの8作

 録音:
  (1)(2) 2024年1月13&14日、シュトゥットガルト記念教会、シュトゥットガルト
  (3)(4)(5) 2024年1月20&21日、シュトゥットガルト記念教会、シュトゥットガルト
  (6)(7)(8) 2024年2月17&18日、キリスト教会、シュトゥットガルト
 プロデューサー:フローリアン・B・シュミット
 収録時間:[CD 1] 57分40秒/ [CD 2] 61分59秒/DDD

 バッハ、ライプツィヒ時代(1723 ~ 1724年)のカンタータ演奏から300年。シュトゥットガルト国際バッハアカデミーが主催する、300年前を再現するコンサート・シリーズが、シュトゥットガルトとその近郊で開催されました。全23回のコンサートに連動し、録音していくのが当シリーズ。バッハ最前線の演奏をいち早くCDでもお楽しみいただける画期的な企画です。
 シュトゥットガルト国際バッハアカデミーは1981年にヘルムート・リリングによって設立。 2013年6月1日より、ハンス=クリストフ・ラーデマンが芸術監督を務めております。今回のコンサート・シリーズでは2022年に出版された「バッハ作品目録第3版(増補新版)Bach-Werke-Verzeichnis.Dritte,erweiterte Neuausgabe( BWV3)」を基に最新のバッハ研究を反映しております。
 ラーデマン指揮のもとバッハアカデミーのアンサンブル、ゲヒンガー・カントライは独唱者を含み1声につき最大4人の声楽陣(当アルバム収録作品では各声部3人)、そして器楽奏者で演奏。バッハが当時演奏した形を再現しています。
 第7集の当アルバムには顕現節後第1日曜日から第8日曜日まで(復活祭前の第1主日から第8主日まで)の8作品を収録。純度の高い、密度の濃い演奏を、歌い、奏でております。
 日本が誇るバロックヴァイオリンの名手平崎真弓、そしてベルリン古楽アカデミー、コンチェルト・ケルンなどでも奏するイヴ・ユティエルがコンサートマスターを務めており、ラーデマンとともに最前線のバッハ演奏を現代に届けてくれます。

 

HC 24049
\2800
「白鳥の歌」
 シューベルト:歌曲集『白鳥の歌』D.957
  第14曲「鳩の使い」(サイドル詩)
  第6曲「遠い国で」(レルシュタープ詩)
  第12曲「海辺にて」(ハイネ詩)
  第2曲「兵士の予感」(レルシュタープ詩)
  第5曲「わが宿」(レルシュタープ詩)
  第4曲「セレナーデ」(レルシュタープ詩)
  第1曲「愛の便り」(レルシュタープ詩)
  第3曲「春のあこがれ」(レルシュタープ詩)
  第10曲「漁師の娘」(ハイネ詩)
  第9曲「彼女の姿」(ハイネ詩)
  第7曲「別れ」(レルシュタープ詩)
  第11曲「街」(ハイネ詩)
  第8曲「アトラス」(ハイネ詩)
  第13曲「影法師」(ハイネ詩)
 アリットセン:8つの歌より
  第1曲「トウヒの木」(ハイネ詩)
  第5曲「恋人が去ってから」(ハイネ詩)
  第7曲「死、それは涼しい夜」(ハイネ詩)
トクレシミル・ストラジャナッツ
 (バス=バリトン)
ドリアナ・チャカロヴァ(ピアノ)

 バス=バリトンのストラジャナッツが『白鳥の歌』全曲を録音!カップリングには英アリットセンが作曲したハイネの詩を用いた歌曲を収録。

 録音:2023年6月、シュトゥットガルト音楽演劇大学内ホール(シュトゥットガルト)
 収録時間:60分55秒  DDD

 バス=バリトンのトクレシミル・ストラジャナッツが名ピアニスト、ドリアナ・チャカロヴァと『白鳥の歌』を録音しました。
 現在世界中で活躍するストラジャナッツはクロアチア出身。シュトゥットガルト音楽演劇大学で学び、これまでに多くの国際コンクールで優勝している実力派で、度々来日しております。
シューベルトの死後に編纂、出版された歌曲集『白鳥の歌』は、3人の詩人、ハイネ、サイドル、レルシュタープによる14曲からなる歌曲集。
 ロマンティックな第4曲「セレナーデ」から陰鬱な第13曲「影法師」が有名な、シューベルトの代表作品のひとつです。二人のアイディアから当録音では曲順をかえて組まれております。
 カップリングにはイギリスのフランセス・アリットセン(1848-1912)が作曲した8つの歌曲からハイネの詩を用いた3曲を収録。練られたコンセプトにも注目のアルバムが完成しました。

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HC 24065
\2800→\2590
ゲーベル× ケルンWDR 交響楽団のモーツァルト
 モーツァルト、パリへの旅~珍しい作品を集めて

 モーツァルト:
  (1)大序曲 変ロ長調 KV.311a
  (2)ヴァイオリン協奏曲第7番 ニ長調 KV.271a
  (3)協奏交響曲 ハ長調 KV.521
   (原曲:4手のピアノ・ソナタ
    (ザイフリート編曲による管弦楽版))
トビアス・フェルトマン(ヴァイオリン)
ケルンWDR交響楽団
ラインハルト・ゲーベル(指揮)

 フェルトマンを独奏に迎えたゲーベル× ケルンWDR 交響楽団のモーツァルト、パリにまつわる作品集

 録音:(1)2023年12月18日、(3)2023年12月19&20日、(2)2023年12月21&22日、ケルン・フィルハーモニー(ケルン)
 収録時間:60分02秒  DDD

 ラインハルト・ゲーベル率いるケルンWDR交響楽団が、アルバム「モーツァルト、パリへの旅」をリリースします。
 モーツァルトの演奏、研究でも名高いゲーベルがパリにまつわる作品を集めたこのコンセプト・アルバムは、録音がそう多くない作品ばかりのため、名演奏家の新録音には非常に期待が高まります。
 パリ滞在時に作曲された大序曲 変ロ長調 KV.311aはパリ交響曲の第2楽章の異稿。ヴァイオリン協奏曲第7番 ニ長調 KV.271aは、メニューインら20世紀の演奏家により録音があるものの偽作ともいわれる作品。
 非常に優美な旋律が魅力。そして最後に収録された協奏交響曲は有名なヴァイオリンとヴィオラのための、ではなく、モーツァルトに師事したといわれるイグナーツ・フォン・ザイフリート(1776-1841)がモーツァルトの4手のピアノ・ソナタ ハ長調 KV.521を編曲した管弦楽曲です。
 
 ヴァイオリンのトビアス・フェルトマンは1991年生まれ。数々の国際コンクールで上位入賞後、世界各国のオーケストラと共演を重ねており、CD録音でも高く評価されています。
 演奏楽器はナパリのニコロ・ガリアーノが1769年に製作した銘器。甘美な音色はこのモーツァルト作品とも相性がよく、非常に素晴らしい録音が完成しました。
 




AUSTRIAN GRAMOPHONE

AG0032
\3000
モーツァルトの魂 パタゴニアの精神
 モーツァルト:
  ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310(1778)
  ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333(1783)
  アダージョ ロ短調 K.540(1788)
  ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K.576(1789)
ルイス・ムニョス(ピアノ)

 クラウディオ・アラウのピアノ流派を代表するピアニスト、エリサ・アルシナのもとで学んだルイス・ムニョスによるモーツァルトのピアノ作品集。
 ムニョスはチリ南部パタゴニア地方のプエルト・ナタレス出身で、チリ大学の芸術学部で学んだ後、ザルツブルク・モーツァルテウム大学に留学、さらにウィーン国立音楽大学でも研鑽を深めました。

 アルバムはモーツァルトのピアノ作品における様式的多様性と感情の深さに焦点を当てており、ハープシコードからピアノへの転換期にあたる時代の作品を通じて、彼の鍵盤音楽がどのように進化していったかを辿る内容となっています。
 激情を湛えたイ短調ソナタK.310、柔和な表情を見せる変ロ長調ソナタK.333、内省的な名作アダージョK.540、そして対位法的な輝きを放つニ長調ソナタK.576まで、彼の演奏は変化の時代におけるモーツァルトの創作精神を鮮やかに映し出しています。

 ※録音:2023年8月(オーストリア)
 




DA VINCI CLASSICS


C01065
\2900
子供の肖像
 アレクサンドル・タンスマン:《子どものために》 より
  (ヴィブラフォンとマリンバのための)
 チック・コリア:《チルドレンズ・ソングズ》より
  (ヴィブラフォンとマリンバのための)
 バルトーク:《ミクロコスモス》 Sz.107 より
  《ブルガリアのリズムによる6つの舞曲》
   (ヴィブラフォンとマリンバのための)
 ※全曲ティウンタカによる編曲版
ティウンタカ
 〔アルマンド・デ・アンジェリス、
  ニコラ・カンパネッラ〕

 タンスマン、コリア、バルトーク!子供のための名曲を打楽器で描く!

 ☆"子供"をめぐる名作をパーカッション・デュオが描く!
 ☆マリンバやヴィブラフォンの特性を活かした木と金属が織りなす温かくも洗練された響き!

 「ラファエロのように描くには4年かかったが、子どものように描くには一生かかった」── 本アルバムは、ピカソのこの言葉にインスパイアされたイタリアを中心に活躍するパーカッション・デュオ「ティウンタカ」が、"子供"をテーマにしたピアノ作品を、マリンバやヴィブラフォンによって再構成し、新たな響きを吹き込んだ意欲作。

 収録された楽曲はいずれも"子供"をテーマとしながらも、単なる教育用小品にはとどまりません。
 ポーランドの作曲家、アレクサンドル・タンスマンによる無邪気さと哀愁をたたえた12の小品から、チック・コリアの子供の遊び心や動き回っている様子を表現した 《チルドレンズ・ソングズ》、そして、バルトークのリズムと民族色に富んだ 《ブルガリアのリズムによる6つの舞曲》 まで、イタリアを中心に活躍する打楽器奏者アルマンド・デ・アンジェリスとニコラ・カンパネッラによるデュオが、クラシックから現代音楽、ジャズまでを自在に横断し、子供たちの視点──つまり純粋でありながらも奥深い感性を再解釈し、大人のリスナーにも強く訴える作品に見事に仕上げています。

 ※使用楽器:ヴィブラフォン(ヤマハ YV2700)、マリンバ(ベルジュロ 5オクターブ)、グロッケンシュピール(ヤマハ YG250D)
 
 ※録音:2024年1月(イタリア)
 




KAIROS



0022055KAI
\3000
シュトックハウゼン:クラリネットの宇宙
 KLANG ―
  5. Stunde: HARMONIEN(2006)~
   バス・クラリネットのための
  BASSETSU(1997)~バセットホルンのための
  IN FREUNDSCHAFT(1977)~クラリネットのための
  TIERKREIS(黄道十二宮)(1975-1981)~
   クラリネットとピアノのための
ミケーレ・マレッリ
 (クラリネット、
  バス・クラリネット、
  バセットホルン)
ジャンルカ・カシオーリ(ピアノ)

 シュトックハウゼンのクラリネット関連作品!

 カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007)のクラリネット関連作品を集めた注目の1枚。
 シュトックハウゼンが"ハーレクイン"のイメージを重ねた稀有なクラリネット奏者、ミケーレ・マレッリが幻想的な音世界を体現します。
 催眠的な響きの《Harmonien》、宇宙的な変容を見せる《Bassetsu》、対話的表現が特徴の《In Freundschaft》に加え、12星座に基づいて作曲されたシュトックハウゼンの傑作《TIERKREIS(黄道十二宮)》をジャンルカ・カシオーリとの共演で収録。演奏者たちは単なる解釈者にとどまらず、シュトックハウゼンの精神性と精緻な構造を明晰かつ献身的に、見事な集中力で伝えています。

 ※録音:2024年9月&10月(イタリア)
 
 

0022053KAI
\3000
イン・ワン:RE:Wilding
 528Hz 8va(2021/22)~
  シンフォニー・オーケストラ、
   ミニモーグとエレクトロニクスのための
 Noctilucent - I(2021)~
  ダブルベル・トランペットと
   ライヴ・エレクトロニクスのための
 Schmutz(2019)~ヴァイオリンとアンサンブルのための
 RE:Wilding(2020)~室内オーケストラのための
 Copyleft(2021)~弦楽四重奏のための
セバスティアン・ベルヴェック(ミニモーグ)
SWR交響楽団
グレゴール・A・マイアホーファー(指揮)
マルコ・ブラウ(トランペット)
ゾフィー・シャフライトナー(ヴァイオリン)
クラングフォルム・ウィーン
ジュリアン・ルロワ(指揮)
アンサンブル・リフレクター
バル・アヴニ
ディオティマ弦楽四重奏団

 中国出身、ベルリンを拠点に活動する作曲家イン・ワン(1976-)の『RE:Wilding』は、文化的意識と政治的緊急性に裏打ちされた5作品から成るアルバムです。
 アコースティック楽器と電子音響が優劣なく共存し、各作品には制御と崩壊、存在と消失といった緊張関係が織り込まれ、社会的不公正、環境危機、文化記憶への言及が鋭い対比と重層的なパターンによって描かれています。
 彼女の創作においては、伝統は拒絶するのでも美化するのでもなく、批判的に観察され再文脈化されています。

 ※録音:2019年-2022年
 




SIGNUM


SIGCD953
\2700
クリスマスの贈り物
 クリスティーナ・アラケリアン:
  Echo (from Seascapes)/O Adonai*/
  サンクトゥス/Te lucis ante terminum/
  夕べの祈り/クリスマスの贈り物**/
  アヴェ・マリス・ステラ*/ユー・ノウ・ミー*/
  クリスマスの子守歌*/Dreamland*
ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団
ジョゼフ・フォート(指揮)
クリスティーナ・アラケリアン*(ピアノ)
エスター・ベイヤー**(ハープ)

 ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団からのクリスマスの贈り物!

 ☆アルメニア系イギリス人であるクリスティーナ・アラケリアンによるクリスマスのための新作アルバム!
 ☆目を見張るような美しさと心を揺さぶる感情的な誠実さを持った音楽!

 新進気鋭の作曲家、クリスティーナ・アラケリアンによるクリスマスのための新作アルバム。
 ジョセフ・フォート指揮、ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団による、シグナム・レコードからの初録音となります。
 アルメニア系イギリス人であるアラケリアンは、パーセル音楽院、英国王立音楽院、オックスフォード大学、そしてロンドン大学キングズ・カレッジで作曲家およびピアニストとしての研鑽を積みました。

 指揮者のジョセフ・フォートは言います。「このアルバムを準備する中で、クリスティーナの音楽の様々な側面に心を打たれ、彼女とじっくりと語り合いました。彼女は作曲という仕事に、聴き手の心に響く感情を伝え、揺さぶる訓練として取り組んでいます。私たちの演奏にも、その思いが伝わることを願っています。」

 ※録音:2025年4月2日-4日(ロンドン、イギリス)
 
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SIGCD938
\2700→\2490
世界最高峰のヴィオール・コンソート、フレットワークが奏でる
ディヴィジョン ~ ジェンキンズ:ヴィルトゥオーゾ・コンソート

 ジョン・ジェンキンズ(1592-1678):
  1-3. ファンタジア組曲
   (2本のトレブルと2本のバス、オルガンのための)
    [VdGS No.8]
  4. ファンタジー
   (1本のトレブルと2本のバス、オルガンのための)
    [VdGS No.8]
  5-7. ファンタジア組曲
   (1本のトレブルと2本のバスのための)[VdGS No.1]
  8-9. ファンシー&エア・ディヴィジョン
   (2本のトレブル、バスとオルガンのための)
    [VdGS No.2]
  10-12. ファンタジア組曲
   (1本のトレブルと2本のバス、オルガンのための)
    [VdGS No.7]
  13. ファンタジー
   (1本のトレブルと2本のバス、オルガンのための)
    [VdGS No.10]
  14-15. ファンシー&エア・ディヴィジョン
   (2本のトレブル、バスとオルガンのための)
    [VdGS No.4]
  16. ソナタ(トレブル、バスと通奏低音のための)
  17-19. ファンタジア組曲
   (2本のトレブルと2本のバス、オルガンのための)
    [VdGS No.2]
  20. ファンタジー
   (2本のトレブルとバスのための)[VdGS No.5]
  21-22. ファンシー&エア・ディヴィジョン
   (2本のトレブル、バスとオルガンのための)[VdGS No.6]
フレットワーク
 〔エミリア・ベンジャミン(ヴィオール)、
  エミリー・アシュトン(ヴィオール)、
  ジョアンナ・レヴィン(ヴィオール)、
  サム・スタッドレン(ヴィオール)、
  リチャード・ブースビー(ヴィオール)〕
サイラス・ウォルストン(オルガン)

 世界最高峰のヴィオール・コンソート、フレットワークが奏でるジェンキンズ!

 ☆2026年に結成40周年を迎える世界最高峰のヴィオール・コンソート、フレットワーク!
 ☆イギリスのコンソート・ミュージック黄金時代を生き、ヴィオール作品の発展に大きな影響を与えた作曲家、ジョン・ジェンキンズのファンタジア組曲!

 2026年に結成40周年を迎える世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」による、ジョン・ジェンキンズのヴィオールのための作品集が登場。
 17世紀イギリスを代表する作曲家ジョン・ジェンキンズは、ウィリアム・バードからヘンリー・パーセルに至る激動の音楽史の中で、ヴィオールのための作品を数多く残しました。
 特にヴィオール・コンソートのためのファンタジアへの貢献で知られ、1630年代にはアルフォンソ・フェッラボスコ2世、トマス・ルポ、オーランド・ギボンズといった一世代前の作曲家から着想を得ており、その作品は、豊かな抒情性、卓越した技巧、そして独自の調性と対位法へのアプローチによって際立っています。

 本アルバムでは、ヴィオールとオルガンという編成によるファンタジア組曲、ファンシー&エア、そしてソナタ作品を収録。
 1986年の結成以来、タヴァナーからパーセルに至るまで、偉大な英国コンソート音楽の中核となるレパートリーを探求しつつ、ヴィオールのための新たなレパートリーを委嘱してきたフレットワークのその長きにわたる音楽活動の集大成のひとつとして残された本作は、古楽ファン必聴の一枚となるでしょう。

 ※録音:2022年9月21日-23日、セント・バーソロミュー教会(イギリス)

 
 



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CPO



555550
(3CD)
\8600→\7990
レーナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
レーナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
パウル・リヴィニウス(ピアノ)
 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  【CD1】
   1-3. ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op. 12 No. 1
   4-6. ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op. 12 No. 2
   7-9. ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op. 12 No. 3
   10-12. ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op. 23
  【CD2】
   1-4. ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 「春」 Op. 24
   5-7. ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op. 30 No. 1
   8-11. ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op. 30 No. 2
  【CD3】
   1-3. ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op. 30 No. 3
   4-6. ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調
    「クロイツェル・ソナタ」 Op. 47
   7-10. ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op. 96

 録音:2022年1月3-8日、19-21日、7月25-28日 ドイツ、ザールブリュッケン、Funkhaus Halberg, SRSendesaal
 総収録時間:229分

 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(777559)やシューベルトのヴァイオリン・ソナタ全集(555153)などのアルバムで高く評価されているヴァイオリニスト、レーナ・ノイダウアーが、満を持してベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲を録音。
 ドイツ古典派からロマン派作品を得意とする彼女の演奏は、初期の習作的な作品から有名な第5番「春」を経て、第9番「クロイツェル・ソナタ」で聴かれる力強さ、感情的な深さまで、それぞれの作品が持つ異なる特徴を描き出し、作曲された時代やベートーヴェンの心情を鮮やかに反映しています。
 ノイダウアーはザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でヘルムート・ツェートマイアーに師事。
 2006年、15歳の時にアウグスブルクで開催された「レオポルト・モーツァルト国際コンクール」で第1位を受賞した後、ソリストや室内楽奏者として幅広く活躍しています。
 共演するピアニストのリヴィニウスは、2004年からモーツァルト・ピアノ四重奏団のピアニストも務め、北米、南米、アジアでの大規模なツアーを通じて国際的な評価を得ています。

 

 レーナ・ノイダウアーの魅力は、透き通るような音色と、楽曲の本質を語りかけるような深い表現力にあります。
 彼女は3歳でヴァイオリンを始め、10歳でオーケストラと初共演、11歳でモーツァルテウム音楽院に入学するなど、幼少期から非凡な才能を発揮してきました。
 特に印象的なのは、2006年、15歳でレオポルト・モーツァルト国際コンクールにて第1位、モーツァルト賞、R.シュトラウス賞、聴衆賞を同時受賞したエピソードです。審査員や聴衆を圧倒したのは、まるで自分の体の一部であるかのようにヴァイオリンを操り、音楽そのものを語るような演奏でした。




レーナ・ノイダウアーのCPO旧譜


777559
\3100→\2890
レーナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン協奏曲&ロマンス

 1.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
 2.ヴァイオリンのためのロマンス ト長調 Op.40
 3.ヴァイオリンのためのロマンス ヘ長調 Op.50
レーナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
マルクス・ボッシュ(指揮)
カペッラ・アキレイア(アンサンブル)

 cpoレーベルの『2020年ベートーヴェン生誕250年記念アルバム』は来日経験もある若きヴァイオリニスト、レーナ・ノイダウアーを独奏者に迎えたヴァイオリン協奏曲とロマンス集。
 2006年、15歳の時にアウグスブルクで開催された『レオポルト・モーツァルト国際コンクール』で第1位を受賞した後、ソリスト、室内楽奏者として活躍する彼女は、まるで自身の体の一部であるかのようにヴァイオリンを自由自在に操り、現在最も敬愛しているというベートーヴェンの協奏曲とロマンスを完璧に演奏しています。
 伴奏はベートーヴェンを得意とするマルクス・ボッシュが指揮する、名手たちのアンサンブル「カペッラ・アキレイア」。独奏、伴奏、指揮者の様々な個性が時にはぶつかり合いながらも融合し、新しいアイデアが次々と形になった革新的なベートーヴェンをお楽しみください。
 録音 2018年5月11-13日、Congress Centrum Heidenheim



 555153
\2600→\2390
レーナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
フランツ・シューベルト(1797-1828):ヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ全集

 1. ソナタ ト短調 D 408/2. ソナタ ニ長調 D 384/
 3. ソナタ ト短調 D 408/4. ソナタ イ長調 D 574
  レーナ・ノイダウアー(ヴァイオリン...1743年製ロレンツォ・グァダニーニ: ガット弦使用)
  ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ)
   1810年頃フランツ・ミュンゼンベルガー(ウィーン)製: W.ブルンナー所蔵...1-11
   1830年頃コンラート・グラーフ(ウィーン)製: コマンド財団所蔵...12-15

 録音 2017年7月21-23日、2017年12月8日バイエルン放送第2スタジオ(ドイツ)

 2006年、15歳の時にアウグスブルクで開催された『レオポルト・モーツァルト国際コンクール』で第1位を受賞した後、ソリスト、室内楽奏者として活躍するヴァイオリニスト、レーナ・ノイダウアー。
 今作では1743年製のロレンツォ・グァダニーニにガット弦を張り、美しく典雅な音色でシューベルトのヴァイオリン作品を演奏しています。
 1816年に書かれた3作は、アントン・ディアベリが出版時に「ソナチネ」と名付けたため、現在でもしばしばこの名前で呼ばれます。美しい旋律にあふれた短くシンプルな作品です。
 しかし、そのわずか1年後に作曲されたイ長調のソナタは、構造も複雑になっており、演奏時間も20分を超える長さを持つ意欲作です。
 ここで伴奏を務めるブルンナーは、製作年代の違う2台のフォルテピアノを駆使し、作品の持ち味を最大に生かしています。




 
 


555558
\3100
アリ・ラシライネン(指揮)&トゥルク・フィル
 エルッキ・メラルティン:交響曲第5番、第6番
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
アリ・ラシライネン(指揮)
 エルッキ・メラルティン(1875-1937):交響曲第5番、第6番
  1-4. 交響曲第5番 イ短調「シンフォニア・ブレヴィス」 Op. 90
   1. I. Moderato/2. II. Andante/
   3. III. Intermezzo: Allegro moderato/4. IV. Finale
  5-8. 交響曲第6番 Op. 100
   5. I. Andante/6. II. Andante/7. III. Allegro/8. IV. Finale

 録音:フィンランド、Turku concert Hall 2022年3月3-5日‛&1-4 2022年10月26-29日‛&5-8
 総収録時間:68分

 フィンランドの作曲家・指揮者・教育者メラルティンは、ヘルシンキ音楽院でシベリウスと同じくヴェゲリウスに学び、後にウィーンでロベルト・フックスにも師事しました。
 マーラー作品を北欧で初めて指揮するなど、先進的な芸術潮流を積極的に取り入れ、1911年から25年間はヘルシンキ音楽院の校長として後進の育成に尽力。ロマン派を基盤としながらも、フィンランド民謡、印象主義、モダニズムなどを融合させた個性的で多彩な作品群を残しています。
 1914~15年に作曲された交響曲第5番は、「brevis=短い」という副題に反して演奏時間33分、全4楽章の堂々たる作品。精緻で壮大な構造を持ち、メラルティンの交響曲中もっとも完成度が高いと評価されています。
 チェロによる抒情的な第1主題に始まり、各主題が対位法的に展開される第1楽章、ソロ・ヴァイオリンと鳥のさえずりを思わせるフルートの旋律が印象的な第2楽章、素朴な舞曲による民謡風の第3楽章、そして4つの主題が精巧に絡み合い壮大なクライマックスを築く終楽章で構成されます。
 第6番はメラルティンが完成させた最後の交響曲。1918年末に構想され、1925年、作曲者の50歳の誕生日に初演されました。
 激動の時代に生まれたこの作品は、第5番とは対照的に、内面的・神秘的で悲劇的な色合いを湛え、智学や薔薇十字団の思想と関わりを持つとされています。
 第1楽章のモットー主題が全体を貫き、印象派的な第2楽章、五音音階に基づいた第3楽章、そして終楽章では主題が回帰し、勝利のようなクライマックスに至ります。
 緩緩急急という異色の4楽章構成で、調性感が希薄になり、メラルティンの新境地を感じさせます。彼はこの後も交響曲の創作に取り組みますが、完成させることなく世を去りました。

 
 
 


555694
\3100
名手ウォルフィッシュ
 ボスマンス:チェロ協奏曲第1番、第2番、詩曲

 ヘンリエッテ・ボスマンス(1895–1952):
  1. 詩曲 - チェロとオーケストラのために
  2-4. チェロ協奏曲第1番‛&世界初録音
   2. Allegro moderato/
   3. Presto/4. Lento – Moderato
  5-7. チェロ協奏曲第2番‛&世界初録音
   5. Andante molto moderato – Allegro vivace/
   6. Scherzo. Allegro/7. Lento – Allegro molto
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
BBCスコティッシュ交響楽団
エト・スパンヤールト(指揮)

 録音:2024年2月5-7日 スコットランド、Glasgow City Halls
 総収録時間:79分

 【オランダの作曲家ボスマンスの世界初録音となる2曲のチェロ協奏曲を名手ウォルフィッシュが演奏!】
 ピアニストの母と、コンセルトヘボウ管の首席チェリストであった父のもとに生まれたボスマンスは、幼い頃に父を亡くし、母やヤン・ヴィレム・ケルスベルゲン、さらにコルネリス・ドッパーに学んで作曲家としての基礎を築きました。
 1919年にコンセルトヘボウ管弦楽団の首席チェロ奏者マリックス・レーヴェンゾーンの依頼により、チェロとピアノのための「詩曲(ポエム)」を作曲。
 初演の成功を受けて1927年に管弦楽版を発表し、こちらはピエール・モントゥー指揮のもと初演されました。スペイン風の旋律とリズムが印象的なこの作品は高く評価されましたが、第二次世界大戦後は長く忘れられていました。
 1922年に作曲されたチェロ協奏曲第1番も、レーヴェンゾーンが初演を務め大きな成功を収めました。
 批評家たちは、旋律の独創性、形式の巧みさ、管弦楽の扱い、そしてチェロの書法に高い評価を与えており、特に第2、第3楽章にはボスマンスが愛した歌劇《カルメン》の影響とされるスペイン風の要素が見られます。
 一方、1923年作曲の《第2番》は若きチェリスト、フリーダ・ベリンファンテに献呈されたもので、第1番とは異なり、劇的な要素や物語的手法は控えめで、チェロの独奏による静かな序奏や田園的なスケルツォ、神秘的な中間部が特徴的ですが、終楽章でタンバリンを活躍させるところにボスマンスらしさが垣間見えます。
 
 


555433
\3100
ヴァンハル:交響曲集
 ヨハン・バプティスト・ヴァンハル(1739-1813):交響曲集
  1-4. 交響曲 ト短調(Bryan g1)
  5-7. 交響曲 イ長調(Bryan A4)
  8-10.交響曲 イ短調(Bryan a1)
  11-14. 交響曲 ヘ長調(Bryan F5)
ミュンヘン放送管弦楽団
イヴァン・レプシッチ(指揮)

 録音:2020年9月28日-10月2日 ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ
 総収録時間:68分

 ヴァンハル(ヴァニュハルとも)は、ウィーンを拠点に作曲家として高い名声を得た人物で、音楽教師の活動を経て、作曲のみで生計を立てた最初の作曲家の一人とされています。
 彼の交響曲は短期間でヨーロッパからアメリカまで広まり、極めて高い需要に応じる形で交響曲73曲以上、弦楽四重奏曲100曲ほど、宗教曲90曲以上などを残しました。
 この録音に収められた4つの交響曲は、構成の巧みさ、豊かな色彩感、劇的効果、記憶に残る旋律を兼ね備え、ヴァンハルの才能をよく示しています。
 作品番号を付した研究家ブライアンによると、ト短調とヘ長調の作品は1769年のイタリア渡航前、イ長調とイ短調はドイツに帰国した1770年以降の作品と推定され、これらはヴァンハルの作風の変化を検証する資料ともなります。
 特に短調の2作品は、ハイドンの「シュトゥルム・ウント・ドラング」期の作品と比較されてきました。また、ヴァンハルのホルンの使用は非常に革新的であったことでも知られており、彼のオーケストレーションの柔軟性と響きの豊かさを際立たせています。
 彼の交響曲は、同時代のディッタースドルフやモーツァルトにも影響を与え、18世紀ウィーンの交響曲発展において重要な位置を占めています。

 
 
 


555617
\3100
エゴン・ヴェレス:弦楽四重奏曲第2番、第5番、第7番
 エゴン・ヴェレス(1885-1974):
  1-4. 弦楽四重奏曲第2番 ト短調 Op. 20
  5-7. 弦楽四重奏曲第5番 Op. 60
  8-9. 弦楽四重奏曲第7番 Op. 66
アロン四重奏団
 Ludwig Muller(ヴァイオリン)
 Barna Kobori(ヴァイオリン)
 Georg Hamann(ヴィオラ)
 Christophe Pantillon(チェロ)

 録音:ウィーン、Konzertsaal der Musikschule Brauhausgasse 2019年6月‛&5-7 2019年10月‛&1-4 2022年12月‛&8-9
 総収録時間:73分

 【アロン四重奏団が奏でるエゴン・ヴェレスの弦楽四重奏曲全集、第1集】
 ウィーン生まれの作曲家・音楽学者エゴン・ヴェレスは、シェーンベルク門下で、後期ロマン派から現代音楽への架け橋となる重要な存在です。
 教師としても名高く、日本の作曲家・橋本國彦も彼の弟子の一人として知られています。第一次世界大戦中に構想された弦楽四重奏曲第2番は、ヴェレス自身が「平和の崩壊」に深く影響を受けたと語り、調性感がギリギリのところで保たれた内面的で重厚な作品です。
 第5番は、ナチスによる亡命を経験したヴェレスが5年間の沈黙を経て「故郷と過去への追悼」として書き上げたもの。
 第1楽章は不協和音を織り交ぜつつも調性感を保っていますが、第2楽章と第3楽章にはシェーンベルクの十二音技法が完全な形で用いられています。
 1948年に作曲された第7番は伝統的な形式を踏まえながらも、調性の限界に挑戦した意欲作です。
 対位法の技法が駆使された第1楽章が特徴的です。

 





エゴン・ヴェレス(1885年10月21日 - 1974年11月9日)は、オーストリアの作曲家、音楽学者。
1885年、ウィーン生まれ。
ウィーン大学でグイド・アドラーに音楽学を学び、個人的にアルノルト・シェーンベルクについて対位法を学んだ。
1908年に博士号を取得し、バロック・オペラやビザンティン音楽の研究に打ち込む。
1911年から1915年まで、ウィーン音楽院の音楽史の講師を務めた。1920年にシェーンベルクの伝記を執筆。
1922年、国際現代音楽協会の設立メンバーの一人として参加。
1929年からウィーン大学の音楽学の員外教授となる。しかしユダヤ人であったため、1938年のナチス・ドイツのオーストリア併合に際し、オランダ経由でイギリスに逃れた。
イギリスではオックスフォード大学の講師となり、名誉博士の称号を受けた。
1940年には「敵性外国人」とされマン島のハッチンソン収容所に送られたが、1943年に釈放された。
日本人の門下生には、橋本國彦がいる。

 
 

555526
\3100
スヴェーリンク:ダヴィデ詩篇集
 ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1561-1621):
  1. 私はあなたを目覚めさせ
  2. 主に向かいて新しい歌を歌え
  3. 主よ、我が神よ
  4. トッカータ ニ短調 SwWV285
  5. いかに幸いなことでしょう、
   弱いものに思いやりのある人は
  6. 深き淵より
  7. 主をほめたたえよ
  8. エコーによるファンタジア SwWV275
  9. 哀れな罪人を憐れんでください
  10. 苦難の日に主があなたの祈りを聞かれ
  11. いかに幸いなことでしょう。
   背きを赦され、罪を覆っていただいた者は
  12. ファンタジア ヘ長調 SwWV265
  13. 主よ、御もとに身を寄せます
  14. いざ、主を祝福せよ
  15. 主に向かいて喜び歌おう
  16. すべて主を畏れ
  17. 我が青春はすでに過ぎ去り
  18. 主をほめたたえよ、その聖所で神をほめたたえよ
 4.8.12.17:オルガン独奏
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
マンフレート・コルデス(指揮)
エドアルド・ベッロッティ(オルガン独奏)

 出典
  9.10.11:ダヴィデ詩篇集第1巻(アムステルダム 1604年)/1:ダヴィデ詩篇集第2巻(アムステルダム 1613年刊 )/
  5.18:ダヴィデ詩篇集第3巻(アムステルダム 1614年刊)/2.3.6.7.13.14.15.16:カンツィオーネス・サクレ(アントワープ 1619年刊)

 録音 2022年1月31日-2月2日 ドイツ、バッスム、シュティフト教会
 総収録時間:78分

 【「アムステルダムのオルフェウス」と称賛されたスヴェーリンクの詩篇集をルネサンス音楽の泰斗が録音】
 鍵盤音楽の歴史において大変重要な位置を占めるスヴェーリンクですが、教会音楽の分野においても重要な貢献を果たしました。
 その中でも有名な作品がカルヴァン派のジュネーヴ詩篇に作曲した全4巻に及ぶダヴィデ詩篇集です。1604年の第1巻を皮切りに、1613年に第2巻、1614年に第3巻、そして死後の1621年に第4巻が出版されました。
 ジュネーヴ詩篇集にはオランダ語訳が存在していたのですが、スヴェーリンクはおそらくその訳の不完全さを避けて、原典のフランス語訳に曲を付けました。各曲は詩篇の旋律を基にしながらも、最大8声部に至るさまざまな編成で作曲され、スヴェーリンクの精巧な作曲技法が発揮されています。
 この録音には、スヴェーリンクが生涯の長い間に渡って作曲したラテン語による教会音楽集「カンツィオーネス・サクレ」から、詩篇をテキストとした作品も併せて収録されています。作曲家晩年の1619年に、当時カトリックの都市であったアントワープで、カトリック教徒の友人に献呈する形で出版した当曲集は、フランス語によるダヴィデ詩篇集とは言語が異なるだけでなく作曲技法も異なっており、聴き比べることでスヴェーリンクの教会音楽作曲技法の多様さを知ることができます。教会音楽の合間にはスヴェーリンクの鍵盤音楽の名曲が挿入されており、当時のオランダの礼拝における音楽のあり方を偲ばせるプログラムとなっています。
 コルデス率いるヴェーザー=ルネサンスの精緻な歌唱は、楽曲の魅力を存分に堪能させてくれる上に、ダヴィデ詩篇とカンツィオーネス・サクレの作曲技法の違いも明快に示されているので、スヴェーリンクの教会音楽を多角的に知ることができます。当アルバムは、この録音で見事なオルガン独奏を披露しながらも、録音からわずか1ヶ月後の2022年の2月に急逝した歴史的オルガン演奏の名手エドアルド・ベッロッティに捧げられています。

 ジャケット絵画 エマヌエル・デ・ヴィッテ(1617年頃-1692年)アムステルダム旧教会の内部

 

555725
(2CD)
\5300
コンティ:《名声の凱旋》
 フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1682-1732):
  セレナータ《名声の凱旋》
   音楽による1幕のセレナータ 初演 1723年11月4日
   台本 フランチェスコ・フォツィオ
   ベルナルド・ティッチと
    オッターヴィオ・ダントーネによる批判校訂版
名声 ニコロ・バルドゥッチ(カウンターテナー)
栄光 ゾフィー・レンメルト(メゾ・ソプラノ)
才能 ベネデッタ・マッツカート(アルト)
運命 マルティン・ファンベルク(テナー)
剛勇 リッカルド・ノヴァーロ(バリトン)
ノヴォ・カント&
 ラ・スタジョーネ・アルモニカ
アカデミア・ビザンチナ
 (コンサートマスター:
  アレッサンドロ・タンピエーリ)
オッタヴィオ・ダントーネ(指揮)

 録音:2024年8月5-7日 オーストリア、インスブルック、ハウス・デア・ムジーク(ライヴ)
 総収録時間:81分

 【インスブルック古楽音楽祭2024年のハイライト、神聖ローマ皇帝カール6世を称える華やかなるセレナータ!】
 フィレンツェに生まれたフランチェスコ・バルトロメオ・コンティは、10代からテオルボ奏者として名声を博し、1701年、弱冠20歳でその腕を見込まれハプスブルクの宮廷楽団に雇われました。
 また作曲家としてもメキメキと頭角を現し、1713年には宮廷作曲家に任命されるなど、同楽団で重要な地位を確立しました。
 トランペットとティンパニが加わる祝祭的な合唱で始まる1幕のセレナータ《名声の凱旋》は、1723年にプラハで行われたカール6世聖名祝日の祭典で上演されました。
 一般的な歌劇に含まれる登場人物たちの対話や重唱がほとんどなく、名声、栄光、才能、運命、剛勇といった擬人化された登場人物たちが順番に現れてはカール6世の偉大な功績を称える内容となっており、当時のハプスブルク宮廷が擁していた世界最高の実力を持つ歌手たちが代わる代わる登場し、皇帝を称えて歌いに歌った壮麗な舞台が偲ばれます。
 若き実力派カウンターテナーのバルドゥッチをはじめとする今をときめく実力派歌手たちが揃った当録音の陣容は、往時のハプスブルクの宮廷歌手もかくやと思わせるもの。
 指揮のオッタヴィオ・ダントーネ率いるアカデミア・ビザンチナは、長年に渡り古楽演奏を牽引してきたオーケストラで、オペラやオラトリオなどバロック時代の劇作品の復活上演も数多く手がけ、2024年からはインスブルック古楽音楽祭のレジデントを務めています。
 この録音ではダントーネが音楽学者ベルナルド・ティッチと共同で作成した批判校訂版を使って演奏し、18世紀のハプスブルク家の威容を示した華やかな祝祭音楽を彷彿させます。

 ジャケット絵画 ヨハン・ゴットフリート・アウエルバッハ:カール6世肖像(1735年)
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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APR



APR6046
(2CD)
特別価格
\2900→\2690
アルフレッド・コルトー ~ パリでのショパン録音集 1942-1943 アルフレッド・コルトー(ピアノ)
 ショパン:
  【CD 1】
   ・12の練習曲 Op.10
    ※録音:1942年11月2日、アルベール・スタジオ(パリ)
   ・12の練習曲 Op.25
    ※録音:1942年11月4日、アルベール・スタジオ(パリ)
   ・ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
    ※録音:1931年5月12日、クイーンズ・ホール 小ホール(ロンドン)
  【CD 2】
   ・24の前奏曲 Op.28
    ※録音:1942年12月2日(第21番、第23番、第24番)&
     1943年2月25日、アルベール・スタジオ(パリ)
   ・14のワルツ
    ※録音:1943年5月24日&7月7日、アルベール・スタジオ(パリ)

 「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズ!アルフレッド・コルトーのパリ録音が復刻!

 ☆APRの「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズからアルフレッド・コルトーのパリ録音が復刻!
 ☆これまで復刻の機会が比較的少なかった、1942~43年収録のショパン作品集!

 約150年間にわたりパリ音楽院での教えを中心として独特なピアニズムを育んできたフランス。
 その全盛期となる20世紀の最初の50年間にレコーディングされた貴重な録音の数々を掘り下げているAPRレーベルの「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズから、アルフレッド・コルトーの音源が復刻。

 コルトーのレコーディングは初期にはアメリカで、その後は多くがイギリスで行われましたが、第二次世界大戦中は住んでいたパリでもレコーディングを行っており、この2枚組のディスクには1942~43年にパリで収録されたショパンの作品集が復刻されています。
 これらの作品の多くは先年の録音の方がより復刻の機会に恵まれており、このパリでの録音はこれまで比較的顧みられてきませんでしたが、こちらもコルトーの真骨頂である詩情を十分に味わうことのできる聴き逃がせない演奏です。
 またCD 1の最後には1931年にロンドンで録音された「ピアノ・ソナタ第3番」も追加で収録。
 同曲はより評価されている1933年の再録音が繰り返し復刻されていますが、こちらの録音も決して劣るものではなく注目に値する演奏といえるでしょう。

 なお、練習曲は作品番号順ではなくコルトーが実際に演奏した順番に収録されています。
 コルトーはこの作品で曲間を極めて短く弾く傾向があり、効率化のためにこのような順序で演奏したと考えられ、出来上がった録音を作品番号順に並べると曲の繋がりに不自然な部分が生じてしまうため、この順番で収録されました。

 【練習曲 収録順】
  Op.10:第1番、第4番、第3番、第5番、第2番、第7番、第8番、第9番、第11番、第6番、第12番、第10番
  Op.25:第1番、第12番、第2番、第10番、第3番、第4番、第8番、第6番、第5番、第7番、第9番、第11番

 ※録音:1931年~1943年
 




<国内盤> 


SONARE

SONARE 1071
\2800
梯剛之 / ピアノ・リサイタル2024
 J.S.バッハ:イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV811
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310(300d)
 シューマン:蝶々(パピヨン) Op.2
 ドビュッシー:映像 第1集
梯剛之(ピアノ)

 心が洗われる美しきピアノの音色。J.S.バッハ、モーツァルト、シューマン、ドビュッシーで構成した梯剛之の「ピアノ・リサイタル2024」

 録音:2024年10月10日、東京文化会館(小ホール)
 収録時間:73分 16秒  DDD

 深い味わいと気品に満ちた美しいピアノの音色で聴き手を魅了するピアニスト梯剛之。
 毎年、東京文化会館小ホールにおけるリサイタルのライヴを収録したCDをSONAREレーベルからリリースしており、好評を博しております。
 当アルバムには2024年10月10日に行われたリサイタルのメイン・プログラムが収録されております。
 
 演奏作品はJ.S.バッハのイギリス組曲第6番、モーツァルトのピアノ・ソナタ第8番、シューマンの蝶々、そしてドビュッシーの映像第1集という充実のプログラム。
 繊細で洗練された音色はさらに磨きがかかり、ひと際輝いた音色で演奏しております。

 「バロック・ウィーン古典派・ロマン派・近代と、西洋クラシック音楽史の中心をなす4つの時代を横断する作品がずらりと並ぶ。それぞれの作曲家を代表する珠玉のピアノ曲、作曲家や時代による多彩な響きを楽しめる」(髙松佑介 ライナーノーツより)
 
 


SONARE 1072
\2800
ヴォルフガング・ダヴィッド&梯剛之 / デュオ・リサイタル2024
 ディートリヒ/シューマン/ブラームス:F.A.E.ソナタ(全曲)
 モーツァルト:
  ヴァイオリン・ソナタ第34番 変ロ長調K.378(317d)
 シューベルト:
  ヴァイオリンとピアノのためのロンド ロ短調 D.895 Op.70
 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.68
 クライスラー:ウィーン風狂想的幻想曲
ヴォルフガング・ダヴィッド(ヴァイオリン)
梯剛之(ピアノ)

 F.A.E ソナタを全曲演奏!ひと際輝かしい演奏で魅了する唯一無二のデュオ、ヴォルフガング・ダヴィッド& 梯剛之の2024 年ライヴ

 録音:2024年12月4日、東京文化会館(小ホール)
 収録時間:73分 36秒  DDD

 精力的な活動を展開するピアニスト梯剛之とウィーンで共に学んだヴォルフガング・ダヴィッドによる奇跡のデュオ。
 日本では2013年より定期的に演奏会を開催し、ライヴ収録した音源をSONAREレーベルからリリースしております。
 アンコールのみを集めたアルバム(SONARE-1045)を含め、デュオとしては11枚目となる当アルバムには、2024年のリサイタルから、ディートリヒ/シューマン/ブラームスの合作、F.A.E.ソナタ、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ第34番 K.378、シューベルトのロンド D.895、バルトークのルーマニア民俗舞曲、そしてクライスラーのウィーン風狂想的幻想曲を収録。
 F.A.E.ソナタはブラームス作曲の「スケルツォ」のみで演奏されることはありますが、全曲演奏はそう多くはなく、当デュオが奏した当録音は大歓迎といえます。
 またバルトーク(セーケイ編)のルーマニア民俗舞曲の終曲「速い踊り」では、往年の名演奏家ヘンリク・シェリングの演奏を思わせる、徐々にテンポをあげていくスタイルが今の時代には新鮮にもきこえます。ひと際輝きの増した二人の演奏を存分にお楽しみください。
 「"自由に、しかし孤独に" ‛&大ヴァイオリニスト、ヨアヒムに捧げられた、シューマン・ブラームス・ディートリヒ3人の合作によるF.A.E.ソナタ全曲、クライスラーの絶筆となった"ウィーン風狂想的幻想曲" などヴォルフガング・ダヴィッドと梯剛之の畢生の名演‛&」(SONARE)

 梯剛之(ピアノ)
  1977年8月2日、音楽家の両親のもと東京に生まれる。1990年ウィーン国立音楽大学準備科に入学、Elisabeth Dvorak=Weisshaar 教授に師事。
  1994年チェコの盲人弱視者国際音楽コンクール、ドイツのエトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(Bカテゴリー)で参加者中最年少で優勝。豊かな音楽性を認められる。
  1995年アメリカのストラヴィンスキー青少年国際コンクール第2位。1997年村松賞受賞。1998年ロン・ティボー国際コンクール(パリ)第2位およびSACEM賞(リサイタル賞)、シュピオンボノー財団賞を受賞。
  1999年都民文化栄誉章、出光音楽賞、点字毎日文化賞をそれぞれ受賞。
  2000年ショパン国際コンクールワルシャワ市長賞受賞している。録音活動にも積極的で、近年はSONAREレーベルより多数リリース。好評を博している。
 




<映像>


C MAJOR(映像)



81 1504
(Blu-ray)
\6800
注目の女性指揮者ミルガ・グラジニーテ=ティーラ
2024年ザルツブルク音楽祭の白眉と激賞された「白痴」

ヴァインベルク、
 2024年ザルツブルク音楽祭の「白痴」

  ヴァインベルク:
   歌劇「白痴」Op.144(全4幕)
ムイシュキン:ボグダン・ヴォルコフ(テノール)
ナスターシャ:
 アウシュリーネ・ストゥンディーテ(ソプラノ)
ロゴージン:
 ウラジスラフ・スリムスキー(バリトン)
レベジェフ:ユーリ・サモイロフ(バリトン)
エパンチン将軍:クライヴ・ベイリー(バス)
エリザヴェータ夫人:
 マルガリータ・ネクラソワ(メゾソプラノ)
アグラーヤ:
 クセニア・プスカシュ・トーマス(メゾソプラノ)
ガーニャ:パーヴォル・プレスリク(テノール)
ほか
ミルガ・グラジニーテ=ティーラ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団

81 1404
(2DVD)
\7100

 注目の女性指揮者ミルガ・グラジニーテ=ティーラがヴァインベルクの超力作の真価を問う。2024年ザルツブルク音楽祭の白眉と激賞された「白痴」を日本語字幕つきブルーレイとDVDで!

 (Blu-ray)画面:1080i 16:9 FullHD/音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1/リージョン:All/BD25/字幕:露・英・独・仏・ポーランド・韓・日本語/原語:ロシア語
 (2DVD)画面:NTSC,16:9/音声:PCM ステレオ、DTS5.1/リージョン:All/DVD9/字幕:露・英・独・仏・ポーランド・韓・日本語/原語:ロシア語

 台本:アレクサンドル・メドヴェージェフ(ドストエフスキーの原作による)/演出:クシシュトフ・ヴァルリコフスキ/
 舞台美術・衣装:マウゴジャータ・シチェンシニャク/照明:フェリーチェ・ロス/映像監督:ダヴィデ&ティツィアーノ・マンチーニ/
 録音:2024年8月、フェルゼンライトシューレ(ザルツブルク音楽祭ライヴ)/収録時間:196分

 待望の日本語字幕付登場。ヴァインベルクの「白痴」は7篇ある彼のオペラ最後のもので、1986年作曲の全4幕3時間を超える大作。
 1991年にポクロフスキーのモスクワ・シアター・オペラが小編成版を初演して注目され、当時忘れられた存在だったヴァインベルクがいっときモスクワ音楽界の時の人となるほどでした。
 
 原作は黒澤明も映画化したドストエフスキーの名作で、アレクサンドル・メドヴェージェフが台本化。
 メンタルの病が回復して純粋無垢になった主人公ムイシュキンと気性が激しく女性好きなロゴージンが、しばしば狂態を呈する美女ナスターシャをめぐり繰り広げる三角関係を軸に、ロシア社会のキリスト教的愛と物質欲の醜さを描いた心理劇。ヴァインベルクの暗くシリアスな音楽が見事にはまります。
 演出はヴァインベルクと同郷のポーランドの奇才クシシュトフ・ヴァルリコフスキ。妻のマウゴジャータ・シチェンシニャクの舞台美術で会場のフェルゼンライトシューレの構造を最大限に生かし、アールデコ調の空間とオシャレな衣装で現代化。
 ヴァルリコフスキは作品に歴史と社会のメッセージを込めることで有名で、ここでもロシア精神の凝縮のようなドストエフスキーの世界を因縁浅からぬ国々、ポーランド人の作曲と演出、リトアニア人の指揮とヒロイン(ナスターシャ役)、主役(ムイシュキンをウクライナ人、ロゴージン役をベラルーシ人に配しているのも現代社会への問題提起と感じさせます。


 
 作品と同じ1986年生まれの女性指揮者ミルガ・グラジニーテ=ティーラが明確な描き分けと緊張感を持続させ秀逸。
 彼女はヴァインベルクを得意とし、ヴァインベルクの音楽はロシア人以上にリトアニア人が深く理解できることを示しています。
 また話をかき回す美少女アグラーヤ役をオーストラリア出身のクセニア・プスカシュ・トーマスが熱演じ、圧倒的な賞賛を受けたのも注目。
 「あらゆる点で今年のザルツブルク音楽祭の白眉」と激賞された舞台、日本語字幕付きでじっくりご堪能ください。




旧譜
創立120年のドイツ・グラモフォンと専属契約を結んだ初の女性指揮者
ミルガ・グラジニーテ=ティーラ
そのデビュー・アルバムもヴァインベルクだった


4836566
(2CD)
\3800→\3490
ミルガ・グラジニーテ=ティーラ
  DG初の女性指揮者

ヴァインベルク:
《CD 1》
 交響曲第2番Op.30/
《CD 2》
 交響曲第21番Op.152『カディッシュ』
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)(CD 2)、
ミルガ・グラジニーテ=ティーラ(指揮)
バーミンガム市交響楽団(CD 2)、
クレメラータ・バルティカ

 創立120年のドイツ・グラモフォンと専属契約を結んだ初の女性指揮者
 その活動的なエネルギーと芸術的洞察力が評価されたミルガ・グラジニーテ=ティーラは新たに専属アーティストとしてドイツ・グラモフォンに新鮮な芸術の視点を取り込みます。
 このリトアニア出身のバーミンガム市交響楽団音楽監督はイエロー・レーベルに創立120年で初めての女性指揮者として参加します。
 
 ミルガ・グラジニーテ=ティーラは1986年にリトアニアのヴィリニュスで生まれ、グラーツ芸術大学卒業後、ライプツィヒ、ボローニャ、チューリヒでも学びました。
 2012年から13年のシーズンにグスターヴォ・ドゥダメル・フェローに選ばれ、その後アシスタント指揮者を務め、2016年から17年のシーズンには副指揮者を務めました。

 今年の夏、バーミンガム市交響楽団とともにヨーロッパの多くの都市でツアーを行う予定です。

  【録音】2018年12月7?9日、リトアニア、ヴィリニュス(CD 1)、11月24?26日、バーミンガム(CD 2)

 華やかな美貌、あふれる音楽性、強烈なカリスマ性。
 一部では女クライバーと呼ばれるなどすでに熱狂的なファンをもっていたミルガ・グラジニーテ=ティーラ。これだけの話題性のある女性指揮者も珍しいが、どういうわけかCDがなかった。バーミンガム市交響楽団音楽監督なのだからいつどこのレーベルがCDリリースしてもおかしくないのにどういうわけかどこも契約を結ばなかった。そうこうするうちに消えてしまうんじゃないかと思っていたら・・・いきなりドイツ・グラモフォンが出してきた。言われてみればDG初の女性指揮者。最高の舞台が用意されたわけである。
 長い間待っていた甲斐があった。お待ちしておりました。

 で、たいていこういう大々的な新進指揮者が登場するときは、曲は「運命」と相場が決まっているのだが、今回彼女が選んだのはヴァインベルクのシンフォニー。なかなかのチャレンジャー。しかしクレーメルも参加するなどサポート体制は万全。
 ミルガ、これからも活躍を期待したい。
 



「レオノーレ第3番」が観られます。はちきれそうな生気です。
https://youtu.be/DF8_qGI5Vl0


 


 


81 1704
(Blu-ray)
\6800
2024年のザルツブルク音楽祭の目玉として話題となったピーター・セラーズ演出の「賭博者」
指揮は1994年生まれのティムール・ザンギエフ。
 今回のザルツブルク音楽祭がウィーン・フィル・デビュー
未来派的な舞台の
 プロコフィエフの「賭博者」

  プロコフィエフ:歌劇「賭博者」Op.24(全4幕)

アレクセイ:ショーン・パニッカー(テノール)
ポリーナ:アスミク・グレゴリアン(ソプラノ)
お婆さま:ヴィオレッタ・ウルマナ(メゾソプラノ)
将軍:ペイシン・チェン(バス)
公爵:フアン・フランシスコ・ガテル(テノール)
アストリー:マイケル・アリヴォニー(バリトン)
ブランシュ:ニコレ(メゾソプラノ)
ほか
ティムール・ザンギエフ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団


81 1608
(DVD)
\5500

 1994年生まれの俊英ティムール・ザンギエフ、ウィーン・フィル・デビュー、グレゴリアン、ウルマナも参加の未来派的な舞台のプロコフィエフの「賭博者」

 (Blu-ray)画面:1080i 16:9 FullHD/音声:PCMステレオ、DTS-HD MA5.1/リージョン:All/BD50/字幕:独、韓、日本語/原語:ロシア語
 (DVD)画面:16:9 NTSC/音声:PCMステレオ、DTS5.1/リージョン:All/DVD9/字幕:独、韓、日本語/原語:ロシア語

 台本:セルゲイ・プロコフィエフ(ドストエフスキーの原作による)/演出:ピーター・セラーズ/
 舞台美術:ジョージ・ツィピン/衣装:カミーユ・アサフ/照明:ジェームズ・J・インガルズ/映像監督:ピーター・セラーズ
 録音:2024年8月、フェルゼンライトシューレ(ザルツブルク音楽祭ライヴ)/収録時間:132分

 日本語字幕つき。2024年のザルツブルク音楽祭の目玉として話題となったピーター・セラーズ演出の「賭博者」がブルーレイとDVDで登場。
 4幕のオペラ「賭博者」はプロコフィエフ20代半ばの野心作。当時アヴァンギャルドの旗頭としてはじけていた彼の作品中でも特に尖った作風によります。
 奇矯なメロディーと不協和音に満ちた暴力的な音響はまさにプロコフィエフの真骨頂で、ヘヴィメタのような生命力ふあふれています。
 ルーレット賭博にのめり込み破綻してゆく人々を描いたドストエフスキーの小説をプロコフィエフ自身が台本化していますが、高名なアメリカの演出家ピーター・セラーズは舞台を現代に移し、電報をeメールに変えるなど興味津々。
 ジョージ・ツィピンの舞台美術も斬新で、ことにカジノのシーンは美しく、ルーレット台が円盤のように宙へ浮いているのが印象的。
 
 主人公を演じるテノールのショーン・パニッカーはまさに出ずっぱり、よく通るテノールで好演。
 ヒロインは人気のグレゴリアン、現代風のジーンズ姿で女優ばりの演技力を発揮。やはり賭博に狂うお婆さま役は何とヴィオレッタ・ウルマナ。
 大物歌手の無駄遣いのような短い登場ながら、強烈な存在感と演技力で観る者を煙に巻きます。
 
 指揮は1994年生まれのティムール・ザンギエフ。ゲルギエフと同じオセチア人で、モスクワ音楽院にてロジェストヴェンスキーに師事した俊英。
 今回のザルツブルク音楽祭がウィーン・フィル・デビューで「作品の様々な要素を巧みにとらえ、冷静ながらよどみない流れ、筋肉質で整然とし的確な指揮」と絶賛されました。
 オーケストラの巧さも舌を巻きます。
 













 

 



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