≪第129号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2025/12/2~
12/5(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
COVIELLO CLASSICS
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初録音を含むグラウン兄弟の作品集
カール・ハインリヒ&ヨハン・ゴットリープ・グラウン:
カンタータと器楽曲
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1702/03-1771):
序曲 ニ長調 GraunWV Av:XI:7
カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759):
«Non porto Febo mai», GraunWV
B:III:34
カール・ハインリヒ・グラウン:
«Hat die Schonheit kein Erbarmen»,
GraunWV B:III:32
ヨハン・ゴットリープ・グラウン:
トリオ・ソナタ ハ短調 GraunWV Av:XV:19
カール・ハインリヒ・グラウン:
«Sacra ad amore», GraunWV
B:III:45 |
イザベル・シッケタンツ(ソプラノ)
デア・ムジカリッシェ・ガルテン |
録音:2025年1月13-16日 ミュールハイム、マルティン教会
収録時間:70分56秒
古楽アンサンブル「デア・ムジカリッシェ・ガルテン(音楽の庭)」によるグラウン兄弟の作品集。
カール・ハインリヒ・グラウンの3つの世俗カンタータと、弟ヨハン・ゴットリープ・グラウンの未発見序曲は世界初録音。
活気あるオーケストラ演奏が小編成ながら熱意とエスプリに満ちた演奏を展開しており、ソプラノ歌手イザベル・シッケタンツの卓越した歌唱技術と繊細な歌詞解釈が最大限に生かされ輝いています。
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HARMONIAMUNDI
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ドセ率いるアンサンブル・コレスポンダンス
J.S.バッハ:キリストは死の縄目につながれたり
~
カンタータBWV 4, 106, 131
1-8. カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」BWV
106
9-13. カンタータ第131番「深き淵より、われ汝に呼ばわる、主よ」BWV
131
14-21. カンタータ第4番「キリストは死の縄目につながれたり」BWV
4 |
ソプラノ/キャロリン・ウェイナンツ
アルト/ルシール・リシャルドー
テノール/ラファエル・ヘーン
バス/セバスティアン・マイルズ
アンサンブル(器楽、声楽)
アンサンブル・コレスポンダンス
オルガン、指揮/セバスティアン・ドセ |
バッハ若き日のカンタータ三作、古雅に満ちた響きの極上アンサンブル、磨き抜かれた発音、ドセ率いるアンサンブル・コレスポンダンス
録音:2024年8月27-29日、ルーアン(フランス)
収録時間:59分11秒
バッハのミュールハウゼン期、若き日のバッハによるカンタータ集。ルター派の伝統とイタリアの影響をたしかに感じさせるこれらの作品は、バッハの劇的なオリジナルティと形式への厳密さをあわせもっています。
106番はリコーダーとガンバを主体とした古風で簡素なスタイルですが、冒頭のソナティーナの美しさ、最終楽曲の合唱曲の二重フーガ、そして締めくくりのエコーなど、カンタータの中でも屈指の人気を誇る美しさに満ちた楽曲ですが、ドセ率いるアンサンブルの古雅な器楽の音色と、磨き抜かれた発音の声楽アンサンブルがこの作品の魅力をあらためて深く知らせてくれるようです。
アンサンブル・コレスポンダンスは、2009年に設立されたフランスの古楽アンサンブル。フランス17世紀音楽を中心に、緻密なテキスト解釈と豊かな音色で国際的に高い評価を得ています。
近年はブクステフーデやシュッツを経て、バッハの初期カンタータにも取り組み始め、独自の美学を活かした演奏を展開しています。指揮者セバスティアン・ドセ率いるアンサンブルが、レトリックと音楽の融合を追求し、歴史的作品に新たな光を当てています。
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PROSPERO
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クリスティアン・シャモレル(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333
ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K.576
幻想曲 ハ短調 K.475 |
クリスティアン・シャモレル(ピアノ) |
オピッツ仕込みのモーツァルト解釈
録音:2024 年7 月9-11 日 スイス・ラ・ショー=ド=フォン音楽ホール
収録時間:59 分52 秒
1979年生まれ、ミュンヘン音楽大学でオピッツに師事したスイス人ピアニスト、クリスティアン・シャモレルによるモーツァルトのピアノ作品集。
それぞれ全く異なる創作段階に由来する4作品を収録しています。
いずれもモーツァルトの音楽を内側から生き生きと蘇らせる繊細な解釈を披露。
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セレナーデ ~ピアノ独奏曲集 |
ベンジャミン・エンゲリ(ピアノ) |
エイミー・ビーチ(1867-1944):R.シュトラウスのセレナーデ(ピアノ独奏編曲版)
夜想曲 Op.107/孤独な母の子守歌 Op.108/
静かな水のほとりで Op.114/バラード Op.6
アガーテ・バッケル=グロンダール(1847-1907):
セレナーデ Op.37/2つのピアノ小品 Op.68/幻想的小品集
Op.45/
フルドレスロート(妖精の踊り) イ短調(1887)
レベッカ・クラーク(1886-1979):主題と変奏(1908)
J.S.バッハのマニフィカト BWV243より
「飢えた者を満たし給う」(ピアノ独奏用編曲) |
3人の女性作曲家の秘曲をご紹介
録音:2025年3月4-6日 スイス、クランハウス・トッゲンブルク
収録時間:71分33秒
スイス人ピアニスト、ベンジャミン・エンゲリによる、非凡な作曲家アガーテ・バッケル=グロンダール、エイミー・ビーチ、レベッカ・クラークの秘曲に捧げるアルバム。
彼女たちの叙情的な小品、詩的な音響、表現豊かな性格小品を生き生きと奏でます。
しばしば過小評価されがちなこれらの作品の音楽的深みと情感の多様性を見事に示した1枚。
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DA VINCI CLASSICS
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19世紀半ば「ピアノのパガニーニ」と称賛された夭折の天才
アドルフォ・フマガッリ(1828-1856):オペラティック・グランド・ファンタジア |
フェルディナンド・ズッディオ(ピアノ) |
アドルフォ・フマガッリ(1828-1856):
ベッリーニとドニゼッティの歌劇によるピアノのための演奏会用パラフレーズ集
歌劇 《夢遊病の女》 Op.14 の動機による演奏会用大幻想曲*
歌劇 《ランメルモールのルチア》 Op.26
の動機による劇的大幻想曲*
歌劇 《清教徒》 Op.28 による演奏会用大幻想曲
歌劇 《ノルマ》 Op.30 による演奏会用大幻想曲*
(*=世界初録音) |
フマガッリのオペラ・ファンタジーズ!
☆リストが認め、27歳で散った「ピアノのパガニーニ」――アドルフォ・フマガッリ!
☆ベッリーニとドニゼッティの傑作オペラが、驚異の超絶技巧と熱情でピアノ一台に甦る。
☆世界初録音3曲を含む、幻のロマン派ヴィルトゥオーゾ作品集!
19世紀半ば、その驚異的な技巧と表現力で「ピアノのパガニーニ」と称賛されながらも、結核により27歳の若さでこの世を去ったイタリアの天才、アドルフォ・フマガッリ(1828-1856)。
フランツ・リストさえもが「一流」と認めた彼の作品は、長らく歴史の闇に埋もれていました。
本アルバムは、フマガッリが遺したベッリーニとドニゼッティのオペラに基づく4つの壮大な「演奏会用大幻想曲」を収録。《夢遊病の女》《ルチア》《清教徒》《ノルマ》
―― イタリア・オペラの名旋律が、単なる編曲を超え、劇的な構成と極限のヴィルトゥオジティによって、ピアノ一台とは思えないオーケストラのような響きへと昇華されています。
左手の独自奏法のパイオニアでもあったフマガッリの書法は、鍵盤上を駆け巡るアクロバティックな跳躍やトレモロ、そして歌心あふれるカンタービレが特徴です。
ロマン派の知られざるレパートリー発掘に生涯を捧げるピアニスト、フェルディナンド・ズッディオによる、学術的リサーチと情熱的な演奏が、170年の時を超えてこの「隠された宝」を現代に蘇らせました。
歴史的な空間であるピサーニ・ドッシ宮殿での録音による、世界初録音を含む貴重な記録です。
フェルディナンド・ズッディオは、イタリア、コセンツァ生まれのピアニスト。セルジオ・ペルティカローリやベネデット・ルポらに師事。ロマン派音楽、特に演奏される機会の少ない希少なレパートリーの研究と演奏に情熱を注いでいます。
フマガッリをはじめ、ゴットシャルクやボルトキエヴィチなどの作品を積極的に取り上げ、音楽学的厳密さと大胆な解釈を融合させた演奏で高く評価されており、現在はフロジノーネの「L.レフィーチェ」音楽院で教鞭を執っています。
※録音:2019年5月、ピサーニ・ドッシ宮殿(イタリア)
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千夜一夜物語 ~ シェヘラザードと「語り」の力
アリ・ウフキとマンハイム楽派、東洋と西洋を結ぶ音楽の旅
~
アリ・ウフキ(1610-1675):
『サズと歌の詩集(Mecmua-i Saz u Soz)』より
旋律
ヨハン・シュターミッツ(1717-1757):
三重奏曲 ハ短調 GV.349.15
(レ・サロンニエールによる
トラヴェルソ、ヴァイオリン、チェロ編)
アリ・ウフキ:『サズと歌の詩集』より
ディゲル(Diger)
ヨハン・バプティスト・ヴェンドリンク(1723-1797):
フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリンと
チェロのための6つの三重奏曲 GUN 8
より 第5番 イ短調
アリ・ウフキ:『サズと歌の詩集』より
セマイ・エフレンシ(Semai Efrenci)
アリ・ウフキ:『サズと歌の詩集』より
ムラッバ(Murabba)
イグナーツ・ホルツバウアー(1711-1783):
フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリンと
通奏低音のためのソナタ ニ長調 IIH
26 より 第3楽章
アリ・ウフキ:
ニクリズ・ペシュレフ(Nikriz Pesrev)(伝承曲)
イグナーツ・フレンツル(1736-1811):
2つのヴァイオリンと通奏低音のための
6つの三重奏曲 Op.2 より 第2番 ハ長調
(レ・サロンニエールによるトラヴェルソ、
ヴァイオリン、チェロ編) |
レ・サロンニエール
〔ミリアム=ルイーゼ・ミュンツェル(バロック・チェロ)、
ソフィー・ロングミュア(バロック・ヴァイオリン)、
リアン・サドラー(キー付きフルート)〕 |
新世代古楽トリオが東洋と西洋を結ぶ!
☆『千夜一夜物語』の魔法と、シェヘラザードの「語る力」。
☆オスマン帝国の響きとマンハイム楽派の優雅な旋律が出会うとき。古楽器アンサンブル「レ・サロンニエール」が紡ぐ、東洋と西洋の音楽による対話。
18世紀初頭、ガランによる『千夜一夜物語』の仏訳出版が欧州に巻き起こしたオリエンタリズムの熱狂。それは文学だけでなく、音楽や芸術にも多大な影響を与えました。
本作は、伝説の語り部シェヘラザードの物語になぞらえ、東洋と西洋の文化が交錯する音楽の旅を描き出します。
核となるのは、ポーランド生まれでオスマン帝国の宮廷音楽家・通訳として活躍したアリ・ウフキ(ヴォイチェフ・ボボフスキ)が西洋記譜法で記録した貴重なオスマン音楽の旋律と、同時代の「マンハイム楽派」の巨匠たちの室内楽作品です。
東洋趣味に魅せられた選帝侯カール・テオドールゆかりの地で、古楽アンサンブル「レ・サロンニエール」が当時のサロン文化を投影し、異文化間の対話と共鳴を鮮やかに蘇らせます。
レ・サロンニエール(Les Salonnieres)は、ベルリン芸術大学の古楽研究所で出会った3人の女性奏者によって結成された古楽アンサンブル。
18~19世紀のサロン文化と、当時活躍した女性たちに光を当て、知的な交流や親密な演奏会の雰囲気を再現しており、歴史的な奏法(HIPP)に基づきながらも、文学や他ジャンルと融合させた独創的なプログラムで国際的に活動しています。
※録音:2023年5月、ヴィラ・チゴラ=マルティノーニ(イタリア)
※使用楽器:
Liane Sadler (8-keyed Grenser model by
Martin Wenner, 2013)
Sophie Longmuir (Guarneri model by Andre
Mehler, 2016)
Mirjam-Luise Munzel (circa 1800, anonymous)

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C01127
(2CD)
特別価格
\4000
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ラヴェル:ピアノ独奏曲全集
【CD1】
夜のガスパール/メヌエット 嬰ハ短調/
ソナチネ/鏡
【CD2】
亡き王女のためのパヴァーヌ/水の戯れ/
グロテスクなセレナード/古風なメヌエット/
ハイドンの名によるメヌエット/
高雅で感傷的なワルツ/前奏曲/
‛&風に(ボロディン、シャブリエ)/クープランの墓 |
シャン・トゥ(ピアノ) |
シャン・トゥが弾くラヴェル全曲!
☆台北出身のアメリカ人ピアニスト、シャン・トゥ!
☆生誕150周年を記念したラヴェルの独奏ピアノ作品全集!
☆ペルー、台湾、アメリカ、クロアチア、マレーシア、イギリスでラヴェル・コンサートを繰り広げてきた名手によるラヴェルです!
台北生まれの台湾系アメリカ人ピアニスト、シャン・トゥによる、モーリス・ラヴェル生誕150周年記念アルバム。
ジュリアード音楽院の協奏曲コンクールの優勝者としてリンカーン・センターのアリス・タリー・ホールでニューヨーク・デビューを果たして以来、世界中のコンサート会場に登場しています。
その才能は、ニューヨーク・タイムズ紙に「雄弁な感性」、ボストン・インテリジェンサー紙に「非の打ちどころのないテクニック」、そしてファンファーレ紙には「作曲家ごとに自在に変貌するカメレオン的資質」と高く評価されています。
2025年はラヴェル生誕150年を記念し、ピアノ独奏曲全曲をペルー、台湾、米国で演奏、加えてクロアチア、マレーシア、英国でオール・ラヴェル公演を展開。本盤はその集大成に位置づけられます。
2024年にDa Vinci Classicsからリリースされた『ショパン:24の前奏曲』(C00841)は、アメリカン・レコード・ガイドから「最良の一つ」と称賛されました。
※録音:2025年5月&6月(アメリカ、ゲインズビル)

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カステッラルクアート写本によるルネサンス鍵盤音楽集
マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ、
ジャコポ・ダ・フォリアーノ、ジュリオ・セーニ、
クラウディオ・マリア・ヴェッジョ、
ジュゼッペ・ヴィッラーニ、アドリアン・ヴィラールト、
ドメニコ・マリア・フェッラボスコらによる、リチェルカール/
三連舞曲(パヴァーナ-サルタレッロ-リプレーザ)/
短い世俗舞曲/多声音楽のインタブレーション
※全33トラック |
アンドレア・ケッツィ
(ヴァージナル) |
写本から蘇る、16世紀の鍵盤音楽!
☆カステッラルクアートの参事会教会に残る16世紀中心の鍵盤写本群から編まれたアンソロジー集!
☆アンドレア・ケッツィが、歴史的フィンガリングにより当時のニュアンス豊かな響きと舞曲の躍動を鮮烈に再現!
イタリア・パルマ出身のハープシコード奏者アンドレア・ケッツィによる、エミリア地方カステッラルクアートの参事会教会に残る16世紀中心の鍵盤写本群から編まれたアンソロジー。
収録曲には、教会音楽家として名高かったカヴァッツォーニ、フォリアーノ、ヴェッジョ、ヴィッラーニ、セーニらのリチェルカール、王侯貴族の祝宴で演奏されたと考えられるパヴァーナとサルタレッロの三部形式舞曲、さらに当時広く流布した旋律や舞曲に基づく短い舞曲などが含まれます。
ケッツィは、歴史的フィンガリングにより当時のニュアンス豊かな響きと舞曲の躍動を鮮烈に再現しています。
※録音:2024年12月(イタリア、パルマ)

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KAIROS
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ルイス・タブエンカ:Naturstudium III~
バシェ音響彫刻のための
ルイス・タブエンカ(1979-):
Naturstudium III(2024)~
バシェ音響彫刻のための(TT 55:05) |
ルイス・タブエンカ(パーカッション)
ストラスブール打楽器アンサンブル |
KAIROS新譜!「バシェ音響彫刻」のための音楽!
本作は、作曲家・打楽器奏者ルイス・タブエンカ(1979-)がストラスブール打楽器アンサンブルとともに、バシェ音響彫刻の響きを新たな楽器として探究した作品集です。
バシェ兄弟(ベルナール/フランソワ)が1950年代に考案した、金属・ガラス・木材が複雑に共鳴する彫刻群を前に、作曲家は伝統的な記譜に収まらない"変容する音"を捉えるためのハイブリッド記譜法を創出。
各曲は響きの地図=音のカルトグラフィーとして構築され、Neu
Recordsによる没入型録音が音像の奥行きと空間性を際立たせます。音楽を「空気に刻まれた形/記憶/消えゆく痕跡」として捉え直す企画です。
※録音:2024年9月(スペイン)
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ウルタード:スター・トレイル
ホセ・ルイス・ウルタード(1975-):
Electric Dust(2022)~
プリペアド・コントラバス、プリペアド・タムタム、
プリペアド・ピアノのための
The Untitled 3S(2018)~弦楽三重奏のための
In the Space of Time(2022)~ヴァイオリンとピアノ版
Mutual Gravity(2023)~
ヴィオラ、打楽器、電子音響のための
Star Trail(2022)~弦楽合奏版 |
ラボラトリオ・デ・ムシカ・ヌエバ |
メキシコ出身の作曲家ホセ・ルイス・ウルタード(1975-)が、自身の提唱する「パラメトリック・カウンターポイント」を具現化した作品集。
音高やリズム、音色など各パラメータが独立した軌道を描き、光のように膨張し、反射し、歪み合う音世界が立ち上がります。
《エレクトリック・ダスト》に始まり、弦楽オーケストラ作品《スター・トレイル》へと至るまで、一つの素材が多様な編成へと展開していく構成も聴きどころです。
※録音:2024年10月&2025年1月~4月
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0022206KAI
(2CD)
特別価格
\5000
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イザベル・ムンドリー:サウンズ、アーキオロジーズ
イザベル・ムンドリー(1963-):
Sounds, Archaeologies(2017-18)~
バセットホルン、チェロ、ピアノのための
turning around(2013)~ピアノのための
Le Corps des cordes(2013)~チェロのための
figura(2022-24)~2本のトランペットのための
Das Rohe und das Geformte(2010/2015)~
アンサンブルのための |
カール・ロスマン(バセットホルン)
エーリク・ボルギル(チェロ)
フロリアン・ヘルシャー(ピアノ)
マルクス・シュヴィント(トランペット)
マルコ・ブラウ(トランペット)
アンサンブル・アスコルタ
キャサリン・ラーセン=マグワイア(指揮) |
イザベル・ムンドリー(1963-)は、「聴くこと」を能動的な参加行為としてとらえ、音楽の中に歴史や環境との対話を刻み込んできた作曲家です。
表題作《Sounds, Archaeologies》では、バセットホルン、チェロ、ピアノという編成を「音楽史の堆積層」として掘り起こし、開放弦や管内の空気の流れ、響板の共鳴といった素材から、過去の響きが現在に立ち上がるプロセスを描きます。
聴き手は、音の断片が浮かび上がり、重なり合い、新たな地層を形成していく「音の考古学」を体験することになります。
※録音:2019年10月&2025年4月(ドイツ)
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LAWO
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ブリテン:無伴奏チェロ組曲
ブリテン(1913-1976):
無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72(1964)
無伴奏チェロ組曲第2番 Op.80(1967)
無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87(1971) |
アマーリエ・スタールハイム(チェロ) |
マルメ音楽大学の「アーティスト・イン・レジデンス」、アマーリエ・スタールハイム!
ベンジャミン・ブリテンの3つの「無伴奏チェロ組曲」は独創性に富み、J.S.バッハの6曲にも比べられる20世紀作品です。
《第1番》は、〈カント1〉につづく〈フーガ〉のテーマが《平均律クラヴィーア曲集》の最初の「フーガ」から採られ、バッハへのオマージュとされています。
ヴィルトゥオーゾ性の高い〈チャッコーナ〉(シャコンヌ)など5曲の《第2番》。
《第3番》にはロシア民謡と正教の聖歌の引用が使われています。3曲ともロシアのムスティスラフ・ロストロポーヴィチのために書かれ、彼に献呈されました。
アマーリエ・スタールハイムは、1993年、ベルゲン生まれ。ソリストと室内楽奏者として活動し、2025年秋からマルメ音楽大学の「アーティスト・イン・レジデンス」を務めています。
ストラヴィンスキー、プーランク、ドビュッシーを演奏した『アマーリエ・スタールハイム』(LWC
1260)、ラッセ・トーレセンの《チェロと管弦楽のための交響的協奏曲》(LWC
1347)などのアルバムが LAWO Classics からリリースされています。
※録音:2023年2月6日-9日、2024年2月19日-20日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz
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音楽によるイコン
ヘンリク・オーデゴール(1955-):アンティフォナX
「ほめ歌を高くうたい、太鼓を打ち鳴らし、
琴と竪琴を美しく奏でよ」
エヴァ・セラフィン(1955-):小レクイエム
ヨン・モースタ(1942-):音楽によるイコン
オーデゴール:暗闇の中の光 |
オーレ・マッティン・フーセル=オールセン(ギター) |
ノルウェーのギタリスト、オーレ・マッティン・フーセル=オールセン。
『Through a network of illuminated streets(彩飾された街路網を通りぬけ)』(LWC
1171)につづく LAWO Classics のアルバムは『Musical
Icons(音楽によるイコン)』と題し、「信仰の神秘」の象徴「イコン」をテーマに作られました。
クラシカル・ギターの霊的、表現的な可能性を追う瞑想の旅。ヘンリク・オーデゴールがグレゴリオ聖歌からインスピレーションを得て典礼形式に描いた瞑想の三連作《アンティフォナX》と「希望と超越」の小品《暗闇の中の光》。
ノルウェー在住、ポーランド出身のエヴァ・セラフィンが「レクイエム」の形式で書いた《小レクイエム》は、「脆弱さ、力強さ、悲しみ、静謐さ」を表したきわめて個人的で抒情的な作品。
ヨン・モースタが『聖書』のテキストとイメージを「音のイコン」に作った《音楽によるイコン》。
フーセル=オールセンは、「今日の作品」の初演を多く手がけ、「詩的な深みと本質の理解」と称賛されています。彼のギター演奏と芸術の里程標と言ってもいいアルバムです。
※録音:2024年4月16日-18日 ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz
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CPO
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ヨハン・ネポムク・ダーフィト:交響曲第3番&第7番
ヨハン・ネポムク・ダーフィト(1895-1977):
1-4. 交響曲第3番 Op. 28
1. Allegro moderato/2. Adagio/
3. Scherzo. Allegro/4. Allegro
5-7. 交響曲第7番 Op. 49
5. Andante/6. Allegro leggiero/7.
Andante |
ウィーン放送交響楽団
ヨハネス・ヴィルトナー(指揮) |
録音:2014年3月24-28日 ウィーン、ORF放送局
第6スタジオ
収録時間:62分
オーストリア出身のヨハン・ネポムク・ダーフィトは、ウィーンでマルクスやシェーンベルクらに師事、1934年からライプツィヒ音楽院で教鞭をとり、ナチス時代には主として器楽曲を中心に作曲。
戦時動員を免れた彼は、戦後ザルツブルク、シュトゥットガルトで教授を務め、ラッヘンマンらを育てたことでも知られます。
1940年に着想した交響曲第3番は、戦後の作風への過渡期となる作品。「旋律性を重視し、上声部が主導しながら全声部を生かした対位法的テクスチュアを持つ。」と自身の作品紹介で語っています。編成は比較的控え目で、トロンボーン、チューバはなく、ティンパニ以外の打楽器もありません。
第1楽章は陽気で、第2楽章は内省的、スケルツォは二重フーガ、フィナーレでこれまでの全主題をまとめます。
1957年の交響曲第7番は前年作曲の三重奏曲を基にしており、同年ミュラー=クライ指揮で初演されました。
こちらは大編成のオーケストラが生み出す不協和音が際立ち、対位法はあまり用いられていません。打楽器の重要性は新ウィーン楽派、とりわけウェーベルン作品を想起させます。
第1楽章はティンパニで始まるソナタ形式、第2楽章は二つのフーガを含む創意豊かなスケルツォ。終楽章は多彩な変奏形式で書かれています。
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ビットナー:弦楽四重奏曲第1番、第2番
ユリウス・ビットナー(1874-1939):
1-4. 弦楽四重奏曲第1番 イ長調
1. Leicht bewegt/2. Getragen, sehr
ruhig/
3. Nicht zu rasch/4. Rasch, lebhaft
5-8. 弦楽四重奏曲第2番 変ホ長調
5. Leicht bewegt/6. Sehr ruhig und
gehalten/
7. Gemutlich, nicht rasch/8. Gemäachlich |
トーマス・クリスティアン・アンサンブル
トーマス・クリスティアン(ヴァイオリン)
ライムント・リジー(ヴァイオリン)
ロベルト・バウアーシュタッター(ヴィオラ)
ベルンハルト・直樹・ヘーデンボルク(チェロ) |
録音:2023年10月9-11日 オーストリア、リッターザール・オヴ・シュロス・ヴァインベルク
収録時間:63分
ユリウス・ビットナーはウィーンの弁護士として活躍しながら、戦間期オーストリアを代表する人気オペラ作曲家としても創作を続けました。
自作台本による歌劇で成功しましたが、戦後は後期ロマン派の追随者としてのみ名を遺しました。このアルバムには2曲の弦楽四重奏曲を収録。
民俗舞曲を採り入れた第1番、より詩的な表現が深まった第2番、これらはどちらも田園的な雰囲気を湛えた絵画的な作品です。
演奏はウィーン弦楽五重奏団の創設者であり、第1ヴァイオリンを務めたトーマス・クリスティアンが率いるアンサンブル。
メンバーは、国際的に活躍する音楽家たちで、ウィーン・フィルのメンバーとして活躍するベルンハルト・直樹・ヘーデンボルクも参加しています。

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シュレーター:ハープ協奏曲集、モーツァルト:ハープ協奏曲
ヨハン・ザムエル・シュレーター(1750頃-1788)
1-3. ハープ協奏曲 変ホ長調 Op. 3 No.
6
4-6. ハープ協奏曲 ハ長調 Op. 3 No. 3
7-9. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
(1756-1791):
ハープ協奏曲 ニ長調
(原曲:ピアノ協奏曲 ニ長調) K.
107 No. 1
10-12. シュレーター:ハープ協奏曲 ニ長調
Op. 3 No. 4 |
ジルケ・アイヒホルン(ハープ)
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団
ダグラス・ボストック(指揮) |
録音:2024年7月24-26日 ドイツ、Forum im
Turmquartierder Sparkasse Pforzheim
収録時間:63分
ヨハン・ザムエル・シュレーターは、ライプツィヒでヒラーに師事した後、ロンドンでピアニストとして活躍。
ヨハン・クリスティアン・バッハの後任としてイギリス王妃シャーロットの音楽教師に就任し、初期のピアノブームに貢献しました。
公職を引退後も王室を含むパトロンの前での演奏は続け、晩年は指導者として多くの弟子を育てました。
ハープ奏者ジルケ・アイヒホルンが、ハンブルクの友人から送られたシュレーターのピアノ協奏曲3曲の楽譜を受け取ったことがこのアルバム制作のきっかけとなりました。
これらの曲はタイトルに「ハープシコード、またはピアノ・フォルテ、またはハープ」と記されていたため、ハープで演奏することにしたものの、楽譜には問題があり、カデンツァは不完全。
そこで、インターネットで調査するうちに偶然の出会いからパウル・アンゲラーという人物が完成させた資料を入手し、解決につながりました。
このパウルは1971年から10年間、当録音で演奏しているオーケストラを指揮していたこともあり、その縁でオーケストラとも良好な関係を築くことができたとブックレットで彼女が語っています。
アルバムにはモーツァルトがヨハン・クリスティアン・バッハ作品を編曲したピアノ協奏曲から、ハープで演奏した1曲も収録されています。

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カウフマン:ピアノ三重奏曲集
フリッツ・カウフマン(1855-1934):
1-4. ピアノ三重奏曲 ハ短調 Op. 9
1. Allegro/2. Adagio/
3. Scherzo. Presto - Intermezzo - Presto/
4. Finale. Allegro con brio
5-8. ピアノ三重奏曲 変ホ長調 Op. 20
5. Allegro moderato
6. Barcaruola. Allegretto grazioso
7. Scherzo. Molto vivace
8. Finale. Allegro con brio |
中部ドイツ・ピアノ三重奏団
アンドレアス・ハルトマン(ヴァイオリン)
ズザンネ・ラスバッハ(チェロ)
クリスティン・ヘンネベルク(ピアノ) |
録音:2025年1月17-20日 ドイツ、Freylinghausen-Saal
der Franckeschen StiftungenHalle
収録時間:55分
フリッツ・カウフマンは薬学から音楽へ転じ、ベルリンとウィーンでキールに学び、ブラームスにも認められました。マクデブルク協会コンサート指揮者、名門レーブリング合唱団指揮者として活躍し、音楽教育にも大きく貢献、地域を超えて影響を及ぼしました。
カウフマンは生涯に約50曲を残し、その作風にはブラームスや彼の師キールの影響が見られます。ピアノ三重奏曲第1番ハ短調
は古典的形式に基づき、抒情的なアダージョや古風なスケルツォ、力強いフィナーレを備え、若い創意と確かな構成力を持っています。
第2番変ホ長調は6年後の成熟作で、ユニゾンで力強く始まる第1楽章は動機の有機的結びつきによる一貫性と優雅な主題が特徴。
悲しげな旋律に彩られた第2楽章、せわしないスケルツォ、華麗なフィナーレが続きます。演奏はMDR響の元第一コンマスを務めたアンドレアス・ハルトマン、同じくMDR響チェロ奏者ラスバッハ、マクデブルクのゲオルク・フィリップ・テレマン音楽院で講師を務めるヘンネベルクによるものです。
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555581
(2CD)
\4800
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カイザー:愉快な欺瞞、または、ヴェネツィアの謝肉祭
ラインハルト・カイザー(1674-1739):
歌劇《愉快な欺瞞、または、ヴェネツィアの謝肉祭》
【DISC 1】
1. 序曲/2-19. 第1幕/20-33. 第2幕
【DISC 2】
1-21. 第3幕 |
レオノーラ:ハンナ・ツムザンデ(ソプラノ)
イザベッラ:
ファニー・アントネルー(ソプラノ)
ケリンデ:アンナ・ヘルプスト(ソプラノ)
トリンツィエ:
ジュヌヴィエーヴ・チュミ(メゾ・ソプラノ)
ミルテニオ、ブリッロ:
ミルコ・ルートヴィヒ(テノール)
レアンドロ:
アンドレアス・ハイネマイヤー(バリトン)
ルドルフォ:
マティアス・フィーヴェク(バリトン)
合唱:カテリーナ・ヴィッティング、
ジュヌヴィエーヴ・チュミ
ミルコ・ルートヴィヒ、
ゼンケ・タムス・フライアー
バロックヴェルク・ハンブルク(古楽器使用)
イラ・ホッフマン(指揮) |
録音:2022年7月4-7日 ドイツ、ハンブルク、聖ヨハネ・ハルフェシュテフーデ教会
総収録時間:121分
【18世紀初頭のオペラ作曲家カイザーのドイツ語によるオペラを最新校訂譜による充実の演奏で!】
盛期ドイツ・バロックのオペラ作曲家として知られるラインハルト・カイザーは、ヴァイセンフェルス地方トイヒェルンに、オルガニストを父親として生まれ、11歳からライプツィヒのトーマス学校でシェッレやクーナウの薫陶を受けました。1694年にブラウンシュヴァイク歌劇場でオペラ作曲家としてのキャリアをスタートさせた彼は、3年後にはハンブルクに移住し、歌劇場の首席作曲家や大聖堂のカントルなど様々な役職を歴任。
作曲家人生の大半をこの町で過ごします。聴衆の趣味を熟知していたカイザーは、市の歌劇場のために100に及ぶ歌劇を作曲し、大変な人気を博してテレマンやヘンデルと並ぶ巨匠と讃えられました。
彼の没後、作品は徐々に忘れられてしまったものの、20世紀後半から始まる古楽復興と共に再評価され、現在では数多くのオペラが上演・録音されるようになっています。
1707年にハンブルクで上演された歌劇《愉快な欺瞞、またはヴェネツィアの謝肉祭》は聴衆から熱狂的な支持を集め、その後24年という当時としては異例なほど長期に渡って再上演が繰り返されました。
台本は、フランスの作曲家カンプラの有名なオペラ=バレ《ヴェネツィアの謝肉祭》のフランス語台本をもとにザクセン=ヴァイセンフェルス公爵の秘書官ヨハン・アウグスト・マイスターがドイツ語に翻訳・翻案したもの。ヴェネツィアの謝肉祭の夜を舞台に、間違った相手に恋をするものの、最終的に元に戻って愛を確かめる2組のカップルを軸に展開するという、モーツァルトの《コジ・ファン・トゥッテ》と似た筋書きです。
いかにもヴェネツィア風と感じられるオリエント趣味の印象的な序曲から始まり、その後はイタリア人の恋人たちの恋のやり取りにドイツから来た王子と王女の恋愛沙汰まで加わったドタバタ劇となり、復讐、疑念、嫉妬、果ては人殺しといった要素が盛り込まれ、多くの登場人物が複雑に入り組んで展開します。各人物に割り当てられるアリアには場面に沿った美しい旋律が与えられ、時折現れる重唱や、ヴェネツィア風の舞曲も良いアクセント。歌詞にはドイツ語とイタリア語に、当時ハンブルクで話されていた方言が入り交じり、音楽もフランス、イタリア、ドイツ、オリエントといった多種多様な要素を取り込んだ極めて興味深い作品となっています。
この録音の主な資料となっているのは、1708年の上演に用いられたと見られる楽譜です。長らく紛失したと考えられていたこの楽譜は、戦争により東欧に持ち去られた後、1991年にハンブルクに戻りました。
84ページに及ぶ楽譜に32曲のアリア、4曲の二重唱、1つの合唱が含まれていますが、欠落部分は、この録音の指揮者のイラ・ホッフマンが音楽学者の協力の下、補筆・再構成し、演奏用の校訂譜を準備しました。
バーゼル・スコラ・カントールムで学び、現在はドイツを中心にバロック・オペラの分野で活躍するイスラエル出身の指揮者、チェンバロ奏者のホッフマンが2007年に結成したバロックヴェルク・ハンブルクは、主にハンブルクで上演されたバロック時代の舞台作品を主要レパートリーとしています。この録音では、ハンブルクとゆかりの深い実力派歌手たちとともに、300年ぶりによみがえったカイザーの歌劇を色彩豊かな演奏で生き生きと聴かせてくれています。
ジャケット絵画:イッポリト・カッフィ(1809-1866):「サンマルコ広場における謝肉祭の夕べ」(1850年)
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ウムシュタット:チェンバロ協奏曲とフルート協奏曲
ヨーゼフ・ウムシュタット(1711-1762):
1-3. チェンバロ協奏曲 ト長調(世界初録音)
4-7. フルート協奏曲 ト長調(古楽器による世界初録音)
8-11. チェンバロ協奏曲 ヘ長調(世界初録音)
12-15. フルート協奏曲 イ長調(古楽器による世界初録音)
16-18. チェンバロ協奏曲 ニ長調(世界初録音)
カデンツァ:
ミヤトヴィッチ(チェンバロ協奏曲)
ウムシュタット(フルート協奏曲) |
アンサンブル・クリンゲクンスト
(古楽器使用)
ジークリンデ・グレシンガー(フラウト・トラヴェルソ)
マヤ・ミヤトヴィッチ(チェンバロ) |
録音:2023年7月2-5日 オーストリア、ウィーン、コレギウム・カルクスブルク礼拝堂
収録時間:63分
【18世紀のウィーン音楽のスペシャリストたちによる知られざる作曲家ウムシュタットの協奏曲集!】
1711年、ウィーンに生まれたヨーゼフ・ウムシュタットは、10代半ばから音楽教育機関として知られたスロヴァキアのトルナヴァにあるイエズス会の学校に通いながら、エステルハージ家に重用され、一族お抱えの音楽家として活躍。
ハプスブルク家の名門貴族ディートリヒシュタイン家の礼拝堂楽長や、ドレスデン楽長を経て、1752年にバンベルクの司教領主の宮廷作曲家兼楽長の職に就き、死去するまでその地位にありました。
オラトリオ、ミサ曲などの教会音楽を中心に、歌劇や室内楽、協奏曲、管弦楽曲を数多く作曲し、その作品の楽譜は、ドイツ、オーストリア、チェコ、ハンガリー、そしてアメリカのアーカイヴに残されていますが、現在ではほとんど取り上げられることがなく、忘れられた作曲家となっています。
この録音はそうしたウムシュタットのチェンバロ協奏曲とフルート協奏曲をまとめて収録した貴重なアルバムです。
彼のチェンバロ協奏曲は、18世紀半ばの時代の趣味に即した華やかな旋律と技巧性が目立つギャラントな様式を基本としつつ、時に多感様式の傾向を見せるところから、先行作品であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの対位法的な作品よりも、同世代のヴィルヘルム・フリーデマンやカール・フィリップ・エマヌエルといったバッハの息子たちと近い作風を見せています。
フルート協奏曲もフラウト・トラヴェルソの特性を生かした甘美な旋律が特徴的ながら、特に激しい音の跳躍やリズム、技巧的なパッセージが登場するなど、やはり多感様式の特徴を併せ持っています。
チェンバロ協奏曲3曲は世界初録音、フルート協奏曲は古楽器による世界初録音となっていますが、これまでほとんど取り上げられてこなかったことが不思議に思えるほど魅力のある作品群です。
2009年にジークリンデ・グレシンガーとマヤ・ミヤトヴィッチによって設立された「クリンゲクンスト」は、現在では忘れられた17~18世紀音楽を探求する古楽アンサンブルで、特にマリア・テレジア時代のウィーン音楽の再発見に力を注いでいます。
グレシンガーは、バルトルト・クイケンらに師事したフルート奏者で、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやオルフェオ・バロック・オーケストラなど有名な古楽オーケストラで首席を務めています。
ヘルツェゴヴィナ出身、ヴォルフガング・グリュクサムに師事したマヤ・ミヤトヴィッチは、古楽だけでなく、前衛音楽も活動の中心とするチェンバロ奏者で、現代作曲家たちとのコラボレーションにより数多くの新作初演を行っています。チェンバロ協奏曲のカデンツァは彼女の作品です。
ジャケット絵画:フィリップ・ハッケルト(1737-1807):メルクリウスとパリスのいる理想的風景(部分)
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ART CLASSICS
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ART 408
(1CD)
\2500
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ギター・アンコール
フェルナンド・ソル (1778-1839) :
モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲
Op.9
ヨハン・ブルグミュラー (1806-1874) : 3つの夜想曲
フェデリコ・モレーノ・トローバ (1891-1982)
: ソナティナ
アグスティン・バリオス (1885-1944) :
大聖堂 [La Cathedrale]
ジュリオ・レゴンディ (1822-1872) : 練習曲
第1番
ウィリアム・ウォルトン (1902-1983) : 5つのバガテル
エイトール・ヴィラ=ロボス (1887-1959) :
前奏曲 第1番 / 練習曲 第1番 / ショーロ
第1番
ギター協奏曲 より
第1楽章 (ギターとピアノのための編曲版)
(+)
ブラジル風バッハ 第5番 より
アリア (チェロとギターのための編曲版)
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アイヌル・ベグートフ (ギター)
スヴェトラーナ・トフストゥハ(チェロ (*))
アントン・セミキン (ピアノ (+)) |
録音方式 : スタジオ、ステレオ、デジタル
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ART 413
(1CD)
\2500
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信仰のみ
宗教改革期とヨハン・ゼバスティアン・バッハのオルガン音楽 |
ミレーナ・アルチューノヴァ (オルガン) |
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
: Pastorale BWV 590
ハンス・コッター [Hans Kotter] (1480-1541)
:
ハンス・ブーフナー [Hans Buchner] (1483-1538)
: Kyrie festivum
ハインリヒ・イザーク [Heinrich Isaac]
(1450-1517) :
Innsbruck, ich muss dich lassen / Zwischen
Berg und tiefem Tal
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク
[Jan Pieterszoon Sweelinck] (1562-1621) :
Allein Gott in der Höh' sei Ehr
カスパー・オトマイヤー [Caspar Othmayr]
(1515-1553) : Ich freue mich und bin frohlich
ミヒャエル・プレトリウス [Michael Praetorius]
(1571-1621) : Wir glauben all an einen Gott
バルタザー・レジナリウス [Baltasar Resinarius]
(1480-1544) : Nun bitten wir den Heiligen
Geist
ハンス・ブーフナー : Sanctus ad trium
regum
アルノルト・シュリック [Arnolt Schlick]
(1455-1521) : Maria zart, du edler Art
パウル・ホーフハイマー [Paul Hofhaimer]
(1459-1537) : Ave maris stella
オトマー・ナハトガル [Ottmar Nachtgall]
(1480-1537) : Fortuna in fa
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ : Toccata
and Fugue in fa BWV 540 |
録音時期 : 2017年
録音場所 : ゼーフェルト、シュタットラント、ドイツ
録音方式 : スタジオ、ステレオ、デジタル
使用楽器 : Fritz Schild (The Alfred Fuhrer
Factory), Wilhelmshaven, 1982 /Heiko Lorenz,
Wilhelmshaven, 2014 (修復)
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ART 424
(1CD)
\2500
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逢い引き ロシア歌曲集
アレクサンドル・アリャビエフ (1787-1851)
:
私はあなたの幻影を見る
アレクサンドル・ヴァルラーモフ (1801-1848)
:
夜明けに彼女を目覚めさせるな / 祈り
アレクサンドル・グリリョーフ (1803-1858)
: 退屈と悲しみと
ミハイル・グリンカ (1804-1857) :
むだに誘いをかけないで / 歌わないでくれ、乙女よ
/
あのすばらしいひとときを忘れない / ひばり
アレクサンドル・デュビュク (1812-1897)
:
だまされるな / 叱らないで、愛しい人 /
ああ、森よ、森よ
アレクサンドル・ダルゴムイシスキー (1813-1869)
:
つらい人生の一瞬に
ピョートル・ブラーホフ (1822-1885) : 逢い引き
アントン・ルビンシテイン (1829-1894) :
夜
ツェーザリ・キュイ (1835-1918) : 焼かれた手紙
/ 天使
セルゲイ・ドナウロフ (1839-1897) : 聖なる僧院の門の脇に
ヤーコフ・プリゴジン (1840-1920) : 翼をくれ
リムスキー=コルサコフ (1844-1908) :
それは風ではない、高い所から吹いてきて
アレクサンドル・グレチャニノフ (1864-1936)
:
鳥 / スノードロップ / 夕焼けの輝き
アレクサンドル・グラズノフ (1865-1936)
: ニーナのロマンス
アレクサンドル・ヴラーソフ (1911-1986)
:
バフチサライ宮殿の噴水に
ヴラディーミル・アバザ (1861-1918) : 霧の朝
セルゲイ・カシェヴァロフ (?-1940) : 沈黙... |
アレクサンドラ・サフォーノヴァ
(ソプラノ)
ヴラディーミル・イヴァーノフ=
ラキエフスキー (ピアノ) |
録音時期 : 2020-2021年
録音場所 : シークレット・スタジオ、モスクワ、ロシア
録音方式 : スタジオ、ステレオ、デジタル
使用楽器 : 1910年代、ベヒシュタイン・グランド
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フルートのためのバロック音楽名曲集
ジャン=マリー・ルクレール (1697-1764) :
フルート・ソナタ ホ短調 Op.9 No.2 (*)
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル (1685-1759)
:
フルート・ソナタ イ短調 (ハレ・ソナタ
第1番) HWV 374 (*)
ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767)
:
無伴奏フルートのための幻想曲 第3番 ロ短調
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
:
フルート・ソナタ ホ長調 BWV 1035 (+)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ
(1714-1788) :
フルート・ソナタ ト短調 (BWV 1020) (+)
クリストフ・ヴィリバルト・グルック (1714-1787)
:
オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」より
メロディー (+) |
ヴィクトル・ホトゥリョフ
(フルート)
アンナ・キスカチ
(チェンバロ (*))
リュドミラ・ヤストレボヴァ
(チェロ (*))
スヴァトラーナ・タルノルツカヤ
(ピアノ (+)) |
録音時期 : 2021年9-10月
録音場所 : ロシア国立グリンカ音楽博物館、モスクワ、ロシア
録音方式 : スタジオ、ステレオ、デジタル
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ART 440
(1CD)
\2500
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ギルマン、デュプレ : オルガンのための大作品
アレクサンドル・ギルマン (1837-1911) :
オルガン・ソナタ 第8番 イ長調 Op.91
マルセル・デュプレ (1886-1971) : 受難交響曲
Op.23 |
アレクセイ・シミートフ (オルガン) |
録音時期 : 2021年4月2-3日
録音場所 : カリーニングラード大聖堂、カリーニングラード、ロシア
録音方式 : スタジオ、ステレオ、デジタル
使用楽器 : Alexander Schunke Potsdam-Orgelbau
GmbH, 2007
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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RADIO SERVIS
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CR 1285
(2CD)
\3600 →\3290
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プラハの春音楽祭ゴールド・エディション Vol.6
マズア、ボド、フェレンチク
【CD1】(64’57)
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 作品125
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 クルト・マズア(指揮)
録音:1991年6月4日 プラハ・スメタナホール、ライヴ
【CD2】 (63’35)
ビゼー:交響曲第1番 ハ長調
プラハ交響楽団 セルジュ・ボド(指揮)
録音:1976年5月16日 プラハ・スメタナホール、ライヴ
バルトーク:管弦楽のための協奏曲
プラハ交響楽団 ヤーノシュ・フェレンチク(指揮)
録音:1981年5月24日 プラハ・スメタナホール、ライヴ |
| 旧シリーズの多くがすでに完売。このシリーズは本当にすぐに完売してしまうのでどうかどうかお早めに・・・。 |
マズア、ボド、フェレンチク──歴史を刻むプラハの春の名演
チェコ放送の自主レーベル「ラジオサーヴィス」のシリーズ『プラハの春音楽祭ゴールド・エディション』の第6弾。
ディスク1には、1991年6月4日にプラハ・スメタナホールで行われた、クルト・マズア指揮ゲヴァントハウス管によるベートーヴェンの「第9」。
クルト・マズア(1927-2015)は、東ドイツを代表する指揮者としてその存在感を確立。歌劇場指揮者としてキャリアをスタートさせ、1970年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督に就任すると、オーケストラとの名コンビぶりで知られるようになります。
マズアは東ドイツ芸術アカデミーの会員として国家的権威を持ち、芸術家以上に社会的影響力を備えていました。
その象徴が1989年ライプツィヒ「月曜デモ」での声明です。
七万人の市民に銃口が向けられる中、彼は武力行使を避けるよう訴え、ベルリンの壁崩壊へとつながる契機となりました。
統一後も存在感は衰えず、1991年から2002年までニューヨーク・フィル音楽監督として国際的に活躍しました。
音楽面では、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とともに二度にわたりベートーヴェン交響曲全集を録音しています。
最初は1972~1974年、そして二度目は1987~1992年にかけて行われました。今回の「第九」は後者の全集録音の時期にあたり、ドイツ統一直後にプラハの春音楽祭で演奏されたことは、音楽的価値に加えて歴史的意味を強く帯びています。
こうしてマズアの「第九」は、単なる名演の記録にとどまらず、東西ドイツ統一という時代の節目を象徴する響きとして、歴史的にも価値のあるものとなっています。
ディスク2には、フランスの指揮者セルジュ・ボド(1927-)とハンガリーが生んだ世界的な指揮者ヤーノシュ・フェレンチク(1907-1984)指揮によるプラハ交響楽団との演奏が収録されています。
音楽家の家庭に生まれ、父にオーボエ奏者エティエンヌ・ボド、叔父にポール・トルトゥリエを持つフランスの指揮者セルジュ・ボドは、パリ管、リヨン国立管の監督を経て、後にプラハ交響楽団の首席指揮者として活躍。
ビゼーの交響曲第1番は、1935年に名指揮者ワインガルトナーによってスイス・バーゼルで初演され、翌年にはシャルル・ミュンシュの指揮でパリ初演が行われました。
ボドはパリ管時代にミュンシュと深い親交を持っていたので、このビゼーの演奏も輝かしさに満ちた素晴らしいものだったのでしょう。
そしてフェレンチクによる、ハンガリーの作曲家バルトークの代表作《管弦楽のための協奏曲》。
この作品は日本フィルハーモニー交響楽団やハンガリー国立交響楽団と録音されていますが、特有のリズムとアクセントを母国の指揮者ならではの解釈で聴かせています。
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<国内盤>
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TOBU
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TBRCD 0182/0183
(2CD)
\3850
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急逝から1年
「秋山和慶、R.シュトラウス名演集」
(CD1)
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
読売日本交響楽団第510回定期演奏会
2011年12月13日サントリーホール
家庭交響曲
読売日本交響楽団第483回定期演奏会
2009年4月24日サントリーホール
(CD2)
アルプス交響曲
新日本フィルハーモニー交響楽団第633回定期演奏会
2021年5月20日サントリーホール |
「秋山和慶 R.シュトラウス名演集」読響と新日本フィルとの円熟の名演!
その急逝から1年近く経ってしまいました。秋山和慶が遺したリヒャルト・シュトラウスの名演集です。
オーケストラの技術が演奏に貢献する度合いはまことに高く、艶やかな音色とロマンが交錯、昇華する様は感動的です。
録音も癖がなく上品そのもののサウンドで音響の良さも相まって大曲3曲を存分に堪能できます。
『私たちがいまなすべきことは後悔ではなく、どんなときにも全力でオーケストラに向き合い、常に高い水準の音楽を創り上げていった秋山という音楽家が成し遂げたものを、次の世代に語り継ぐことではないだろうか。日本のオーケストラの歩んできた道を考えるとき、私たちは秋山の功績の大きさを決して忘れてはならないだろう。本盤に収められたリヒャルト・シュトラウスの演奏は、秋山の音楽的能力と到達点を明確に示す、偉大なレガシーである。』―岩野裕一氏のライナーノートより。
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BIJIN CLASSICAL
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BJN 1040/41
(2CD)
\4400
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イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
ラヴェル:ピアノ独奏曲全集
CD-1
古風なメヌエット/水の戯れ/夜のガスパール/
ボロディン風に/シャブリエ風に/鏡
CD-2
プレリュード/ソナチネ/グロテスクなセレナーデ/
メヌエット 嬰ハ短調/高雅で感傷的なワルツ/
ハイドンの名によるメヌエット/
亡き王女のためのパヴァーヌ/クープランの墓 |
イリーナ・メジューエワ(ピアノ) |
多彩な音色と躍動するリズム。精緻なピアニズムが作品に新たな光をあてる ラヴェル:ピアノ独奏曲全集/
イリーナ・メジューエワ
使用楽器:ピアノ‛&1922年製NYスタインウェイ
2025年6月 & 10月、相模湖交流センター、ラックスマンホール
ラヴェル生誕150 年の掉尾を飾るリリース。メジューエワによる待望のラヴェル:ピアノ独奏曲全集の登場です。
幅広いレパートリーを誇るメジューエワにとってラヴェル作品を集中的に取り上げるのは今回が初めて。初録音の作品が多く並びますが、その結果は期待を超えるほどの出来映えとなりました。
多彩な音色と躍動するリズム。静と動、光と影の見事な対比。繊細で微妙な陰翳に富む表現。
鋭敏な感性に裏打ちされた大胆な解釈と精緻なピアニズムが、ラヴェル作品の真の魅力を浮き彫りにします。
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BRINRINRI
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山下和仁(ギター)
フェルディナンド・カルッリによるギター教則本 |
山下和仁(ギター) |
<ハ長調 C major>
(1)音階 SCALA in DO、和音とエクササイズ
Accordi ed Esercizio in Do/
(2)No.1 ワルツ Walze/(3)No.2 アンダンテ
Andante/(4)No.3 アンダンテ Andante
<ト長調 G major>
(5)音階 SCALA in SOL、和音とエクササイズ
Accordi ed Esercizio in SOL/
(6)No.4 ワルツ Walze/(7) No.5 アンダンティーノ
Andantino/
(8)No.6 ポコ・アレグレット Poco Allegretto
<ニ長調 D major>
(9)音階 SCALA in RE、和音とエクササイズ
Accordi ed Esercizio in RE/
(10)No.7 ロンド・ポコ・アレグレット RONDEAU
Poco Allegretto/
(11)No.8 ワルツ Walze/(12)No.9 ポコ・アレグレット
Poco Allegretto/
(13)No.10 アンダンテ グラツィオーソ Andante
Grazioso
<イ長調 A major>
(14)音階 SCALA in LA、和音とエクササイズ
Accordi ed Esercizio in LA/
(15)No.11 ワルツ Walze/
(16)No.12 ポコ・アレグレット Poco Allegretto/(17)No.13(無題)
<ホ長調 E major>
(18)音階 SCALA in MI、和音とエクササイズ
Accordi ed Esercizio in MI/
(19)No.14 アレグレット Allegretto/(20)No.15
ワルツ VALSE
<ヘ長調 F major>
(21)音階 SCALA in FA、和音とエクササイズ
Accordi ed Esercizio in FA/
(22)No.16 ポコ・アレグレット Poco Allegretto
/(23)No.17 アンダンテ Andante
<イ短調 A minor>
(24)音階 SCALA in LA Minore、和音とエクササイズ
Accordi ed Esercizio in LA Minore/
(25)No.18 アンダンテ Andante/(26)No.19
アンダンティーノ Andantino/
(27)No.20 アンダンティーノ Andantino
<ホ短調 E minor>
(28)音階 SCALA in MI Minore、和音とエクササイズ
Accordi ed Esercizio in MI Minore
(29)No.21 ワルツ Walze
<ニ短調 D minor >
(30)音階SCALA in RE Minore、和音とエクササイズ
Accordi ed Esercizio in RE Minore
(31)No.22 アレグレット Allegretto |
山下和仁の古典ギターの至宝 百曲選 第五集。~十九世紀の名著「カルッリのギター教則本」音階及びコード付で
録音:2024年
古典ギターの至宝 百曲選 第五集 ~十九世紀の名著「カルッリのギター教則本」音階及びコード付で。
謎多き山下和仁が還暦後、一気に録音したもの。転機なのか日常なのかは不明だが、今までのアルバムとは異なる魅力になっているのが興味深い。空想的なサロンのようでもあり、手許の仕草をも感じ取れる美しいギターの音色も特徴で、結果的にギター音楽を愛好する独習者や初心者に捧げているかのようでもある。世界ツアーの合間に図書館や古書店などで発見したものも含み、殆ど耳にすることのない曲ばかりを二百曲ほども録音し百曲を選んでいる。
※本アルバムには、第79曲~第100曲が収録されている。
各調の音階および和音とエクササイズについては、曲数に数えていない
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100 Treasures of Classical Guitar Music
Vol.5
<アーチスト紹介> 山下和仁
1961年長崎市に生まれ、父、山下亨に8歳よりギターを学ぶ。また作曲家の小船幸次郎に師事。15歳で全国コンクール(現:東京国際ギターコンクール)優勝のあと、1977年、16歳でラミレス、アレッサンドリア国際、パリの世界三大国際ギターコンクールに、いずれも史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。LP.,CD合わせてこれまでに101枚のアルバムを発表。1980年発表の自身の編曲による〈展覧会の絵〉が大反響を得る。以後〈火の鳥〉〈シェエラザート〉〈新世界より〉などオーケストラ用大曲をギター用に次々アレンジ、さらに「バッハ:無伴奏ヴァイオリン、チェロ、フルート、リュート組曲BWV995-1013(5CDs)」を全て編曲。かたわら「ソル:ギター曲全集(16CDs)」「ヴィラロボス:12の練習曲と5つの前奏曲」「カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24のカプリチョス」など、ギター本来のレパートリーの名演も誉れ高く、広大なレパートリーを有する。
ウィーン・ムジークフェライン大ホール、ロシア・サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー大ホール、カペラ劇場、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホール、イタリア・テアトロオリンピコ、テアトロ・レッジョ、ニューヨーク・リンカーンセンター、シカゴ・シンフォニーセンターオーケストラホール、など世界各地でソロリサイタル。
また世界各地で行われるジャンルの混交した大規模フェスティバルにも、クラシックの雄として、たびたび招待されている。L.スラトキン、R.フリューベック・デ・ブルゴスなど世界的指揮者やオーケストラとも数々共演。
また、ジャズ・ギタリストのラリー・コリエル、フルートのJ.ゴールウェイ、コントラバスのゲリー・カー、東京クヮルテットなどと共演。
2004年に自身の子供たちと「山下和仁ファミリーカルテット・クインテット」を結成、長女(紅弓)、次女(愛陽)とのギターデュオでも世界各地で公演。国内外の作曲家、特にアジアの作曲家たちの新作委嘱初演にも意欲的で、山下和仁のために書かれた作品は60曲を越えている。
CD『黎明期の日本ギター曲集』で平成11年度文化庁芸術祭大賞を受賞。2019年サンクト・ペテルブルグでスタートした"Creative
meeting with maestro Kazuhito Yamashita"が好評を博し、日本でも2021年に名古屋しらかわホールでスタートし、Creative
guidance, Discovery concert, Private Lessonと広がりを見せている。
2021年から2022年にかけて、同しらかわホールに於いて5回のリサイタルも開催され、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホールで大好評だった自作曲を披露したほか、新旧の自編曲作品やギター小品集の数々を含む意欲的なプログラムが連続し、2022年12月24-25日にはバッハの無伴奏チェロ組曲全6曲BWV1007-12を全曲演奏した。
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レグルス
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フランスの粋と情熱 ~ 古典四重奏団の和声の綾
3つの弦楽四重奏曲~ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調Op.10
ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調
フォーレ:弦楽四重奏曲ホ短調Op.121 |
古典四重奏団
(川原千真・花崎淳生・
三輪真樹・田崎瑞博) |
2019年度レコードアカデミー大賞および文化庁芸術祭大賞のダブル受賞に輝いた「ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲全集」、CD11枚の大作「ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集」に続くフランスの作曲家による代表的な3曲を収録。
最初に収められていたドビュッシ-がスピーカーから流れてきたとき失礼な話だが私は自分の耳を疑った。
そこには粉うことなきドビュッシーが何の衒いも作為もなく、いかにも自然な姿で立ち現れていたからである。(中略)続いて耳にしたラヴェルにもフォーレにも粉うことなきフランス的質感としてくっきり立ち昇ってくる。
中村孝義氏(音楽学・大阪音楽大学名誉教授)の解説文より抜粋
1世紀半ほどさかのぼる、フランスの後期バロック期のF.クープランやラモーにも見受けられるその不協和音同士の親和性が、ヴィーン古典派やロマン派をくぐり抜け、地下水脈のようにしてドビュッシーたちに遺伝子として受け継がれたのではないだろうか。(中略)壮大な年月によって積み重ねられた文化が成し遂げたことでありドビュッシーの出現はむしろ歴史の必然だったのかもしれないと感じている。田崎瑞博 (ブックレットより抜粋)
デジパック/34Pブックレット。
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12/4(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ARCANA
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未だ謎に包まれているバッハ長男ヴィルヘルム・フリーデマン
W.F.バッハ: 2つのフルートのためのソナタ
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):
2つのフルートのためのソナタ
1-4. ソナタ 第2番 ト長調 F 59
5-7. ソナタ 第3番 変ホ長調 F 55
8-10. ソナタ 第4番 ヘ長調 F 57
11-13. ソナタ 第1番 ホ短調 F 54
14-16. ソナタ 第5番 変ホ長調 F 56*
17-19. ソナタ 第6番 ヘ短調 F 58* |
マヌエル・グラナティエロ(フラウト・トラヴェルソ)
エレオノーラ・ブシチェヴィチ(フラウト・トラヴェルソ) |
《使用楽器群製作者》 ※全て1キー・4分割型
無印...ブリュッセルのヨハネス・ヒアツィント・ロッテンブルフ1740年頃モデル、インスブルックのルドルフ・トゥッツ再現製作(4本)
*...ドレスデンのアウグスト・グレンザー1760年頃モデル、ブリュッセルのアラン・ヴェーマール再現製作(2本)
録音: 2022年9月18-22日 ローマ、サン・エリジオ・デイ・フェラーリ教会
収録時間: 73分
【大バッハ長男の最高傑作とも目される作品群を、作曲年代に合わせた古楽器で】
大バッハを父に1710年に生まれ、充実した音楽教育を受け希代の鍵盤奏者として活躍した長男ヴィルヘルム・フリーデマンですが、史料で確かめられる活動歴には空白の時期も目立ち、付き合いにくい人物だったという証言や父の自筆譜を売却した話などが散発的にあるものの、後半生は未だ謎に包まれています。
しかし残された作品の質は軒並み彼の天才を証立てるに充分で、特に20世紀前半に校訂が進み出版譜が刊行された伴奏なしのフルート二重奏ソナタ群は、同時代の作曲家キルンベルガーが「完璧な手本にして試金石的存在」と絶賛した通り、高度な作曲技術と繊細な音楽表現が併存する傑作の連続となっています。
現代楽器奏者も多く手がけ録音している作品群ですが、古楽器による全曲録音は意外に貴重。
リ・インコーニティやアカデミア・オットボーニの録音で見事なソロを聴かせてきたグラナティエロと、バーゼルで学び即興演奏でも評価されるブシチェヴィチはここで、およそ2期にわたる推定作曲年代に合わせて同一モデル・同一製作者の楽器を複数揃え、細部の機微をよく伝える緩急自在の演奏で作品本来の姿に迫っています。
ピリオド楽器の響きを的確に収めたARCANAレーベルならではのエンジニアリングも頼もしく、聴き応えある1枚に仕上がっています。

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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES
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ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂
フォーレ:レクイエム(1893年版)、ラシーヌ賛歌
他
1. ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868):
哀れな友マイアベーアに捧ぐ葬送歌より少々
(『老いの過ち』第3集「慎み深い小品集」より)
2. フランツ・シューベルト(1797-1828):
水上の精霊の歌 D 714
3-6. ヨハネス・ブラームス(1833-1897): 4つの歌
Op.17
(合唱、2つのホルンとハープのための)
3. 竪琴の音が響き渡る 4. シェイクスピアの歌
5. 庭師 6. 『フィンガル伝』に出てくる歌
7. ヨーゼフ・ラインベルガー(1839-1901):
夕べの歌 Op. 69-3
8-14. ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
レクイエム(1893年版)
8. イントロイトゥス(入祭唱)
9. オフェルトリウム(奉献唱)
10. サンクトゥス(聖なるかな)
11. ピエ・イエス(憐み深きイエスよ)
12. アニュス・デイ(神の子羊)
13. リベラ・メ(わたしを救い出してください)
14. イン・パラディスム(天国にて)
15. フォーレ: ラシーヌ賛歌 Op. 11 |
イゾール・ブリュネール(ソプラノ)
ジャン=ガブリエル・サン=マルタン(バリトン)
ヴェルサイユ王室歌劇場合唱団
ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団
ヴィクトル・ジャコブ(指揮) |
録音: 2024年10月7-11日 ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂
収録時間:68分
【1893年版の魅力を克明に伝える、入念な選曲と精緻な解釈の魅力】
フランス近代声楽曲の至宝、フォーレの『レクイエム』。この作品は1887年の第1稿完成と翌年1月の初演から数年にわたる微調整を経て、現在知られている楽章構成で最初に披露されたのは1893年1月のこと。
フォーレが正規オルガン奏者を務めていたマドレーヌ教会での制約上歌手は男声のみに限定され、オーケストラは「サンクトゥス」に現れる独奏を除きヴァイオリンを欠いた弦楽に金管群あり・木管群なしの編成でした。
ここでは作品に合わせた楽器と奏法による古楽器解釈に定評のあるヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団の精鋭陣が、女声を交えた合唱、気鋭ソリスト2人を交え、フランスの由緒あるヴィクトワール音楽賞で2023年「驚くべき新星(Revelation)」賞に輝いたヴィクトル・ジャコブを指揮に迎えてこの作品に迫ります。
世紀転換期のパリにあって、ドイツ語圏の古典派~ロマン派期の作曲家たちにも深く傾倒していたフォーレの音楽知に肉薄するかのように、アルバム前半には生死に関する19世紀の様々な合唱曲を、ドイツ語圏の作曲家を中心に厳選配置。細部までおろそかにしない精緻な演奏解釈の妙とあいまって、フォーレの芸術性の真髄を多角的に味わえる構成になっています。

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マリーナ・ヴィオッティ(メゾ・ソプラノ)
カストラートたちと競った「女声の力」
ヴィヴァルディ、ポルポラ、ポルタ:
女声のためのアリアとモテット
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
1. Armatae face et anguibus アリア「松明と蛇を携え」
(オラトリオ『ユディトの勝利』RV 644より)
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):
2-7. サルヴェ・レジーナ ヘ長調
ヴィヴァルディ:
8-10. ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 RV
387
11. O servi volate アリア「従者たちよ、飛び立て」
(オラトリオ『ユディトの勝利』RV 644より)
12-14. Ascende laeta
モテット「喜ばしき聖母よ、昇天したまえ」RV
635
15-17. Canta in prato ride in monte
モテット「野に歌え、泉に微笑め」RV
636
ジョヴァンニ・ポルタ(1675-1755):
18-21. Volate Gentes モテット「願い来たれ、諸国の民よ」 |
マリーナ・ヴィオッティ(メゾ・ソプラノ)
ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団
(古楽器使用)
アンドレス・ガベッタ(ヴァイオリン、指揮) |
録音: 2024年10月28日-11月3日 ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂
収録時間: 57分
【バロック期にカストラートたちと競った「女声の力」あればこその作品美】
17~18世紀にヨーロッパを席捲したイタリアの作曲家たちは、思春期に去勢手術を受け成人後も高音域で力強い歌を聴かせたカストラートの花形歌手たちと仕事を重ね、多くの傑作オペラを世に送り出しました。
しかし当時のステージは決して男声歌手に占有されていたわけではなく、彼らと実力を二分する女性の名歌手たちも多く活躍したことも忘れられてはなりません。
AparteやNaiveなどの気鋭レーベルでも注目すべきソロ・アルバムを連発しているマリーナ・ヴィオッティをソロに迎えたこのアルバムでは、そうした女性名歌手の活躍あればこそ生まれ得たバロック後期の名曲・秘曲の数々を堪能できます。
舞台は当時の歌劇興行の一大拠点ヴェネツィア。国家事業として音楽教育を施された女子養育院の生徒たちが高度な演奏を定期的に披露する傍ら、オペラの舞台でも数多くの女性が喝采を受けた18世紀初頭に光を当て、ヴィヴァルディの傑作オラトリオからの抜粋やモテット、一時ヴェネツィアで要職を得ていたナポリ楽派のポルポラの注目作、イタリア内外で名声を得たポルタの秘曲など、宗教的な内容の曲でもオペラさながらの妙技を聴かせた彼女たちの面影を追う選曲となっています。
協奏曲でキレのよいソロを聴かせるアンドレス・ガベッタと共に、ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団がメリハリの利いた演奏で独唱者を支えます。

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CYPRES
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ロランス・メフタリアン(ピアノ)
クルターグ: ヤテコック、
シューマン: 森の情景
ヤナーチェク: 草陰の小径にて |
ロランス・メフタリアン(ピアノ) |
ジェルジ・クルターグ(1926-): ヤテコック
1. Une Fleur pour Nuria (qui s'ouvre)
ヌリアのための花(花開く)
2. Objet trouve (2) 発見されたオブジェ(2)3.
Jeu avec l'infini 永遠と遊べ
ロベルト・シューマン(1810-1856): 森の情景
Op. 82
4. 入口
クルターグ: ヤテコック
5. Une Fleur pour Nuria (la meme qui
se ferme) ヌリアのための花(同じものが閉じる)
6. Henri Pousseur in memoriam アンリ・プッスールの思い出に
7. Petite bourrasque (pour Zoltan Kocsis)
小さなブーラスク (ゾルターン・コチシュに)
8. Culbutes 宙返り
シューマン: 森の情景 Op. 82
9. 待ち伏せる狩人
クルターグ: ヤテコック
10. Hommage a Scarlatti (Margie Wu 60)
スカルラッティを讃えて
11. Fleurs nous sommes...(3) 私たちは花である
シューマン: 森の情景 Op. 82
12. 寂しい花 クルターグ: ヤテコック
13. Brins de bruyere a Witold (in memoriam
Witold Lutoslawski)
ヴィトルトに捧げるヒースの小枝 (ヴィトルト・ルトスワフスキの思い出に)
14. G.K. Marina Tsvetayeva: Il est temps
(in memoriam Matyas Trizna)
G. K. マリーナ・ツヴェターエワ: 時が来た(マーチャーシュ・トリズナの思い出に)
シューマン: 森の情景 Op. 82
15. 気味の悪い場所
クルターグ: ヤテコック
16. Jeu d'ombres (hommage a Gyorgy Somlyo)
影絵遊び(ジェルジ・ショムリョーを讃えて)
17. Hommage a Ferenc Farkas (2) -
Bribes de souvenir d'une melodie de
colinda
フェレンツ・ファルカシュへのオマージュ(2)
-
記憶の中のコリンダのメロディの断片
シューマン: 森の情景 Op. 82
18. なつかしい風景
クルターグ: ヤテコック
19. Brins d'herbe a la memoire de Klara
Martyn
クラーラ・マルティンの思い出に捧ぐ草の葉
20. Cloches pour Margit Mandy マグリット・マンディのための鐘
21. Andras Hajdu a 60 ans ! アンドラーシュ・ハイドゥ60歳おめでとう!
シューマン: 森の情景 Op. 82
22. 宿
レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928): 草陰の小径にて
23. フリーデクの聖母マリア
クルターグ: ヤテコック
24. Une voix dans le lointain 遥かな声
シューマン: 森の情景 Op. 82
25. 予言の鳥
クルターグ: ヤテコック
26. Marta ligaturaja マールタのリガトゥーラ
(2020)*
ヤナーチェク: 草陰の小径にて
27. おやすみ
クルターグ: ヤテコック
28. Fanfares ファンファーレ
シューマン: 森の情景 Op. 82
29. 狩の歌
ヤナーチェク: 草陰の小径にて
30. ふくろうは飛び去らなかった
クルターグ: ヤテコック
31. Les adieux (a la maniere de Janacek)
pour Ute et EgonWesterhold
別れ(ヤナーチェクの手法で) ウーテとエゴン・ヴェスターホルトのために
シューマン: 森の情景 Op. 82
32. 別れ
クルターグ: ヤテコック
33. Adieu a Andras Wilheim
« pour mon cher ami et mon plus
ancien collaborateur,
avec une affection des plus douloureuse
»
アンドラーシュ・ヴィルハイムへの別れ
「私の親愛なる友、そして最も古くから協力者へ、
最も痛ましい愛情を込めて」
(2022)*
34. J.S.B. – Largo -
transcription par G.K. extrait de la
sonate pour violon seul no 3 en Do majeur
BWV1005
J.S.B. - 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調
BWV 1005より
ラルゴのジェルジ・クルターグによるトランスクリプション*
35. アンドラーシュ・ヴィルハイムへの別れ*
*...未出版 |
録音:2024年10月21-23日 ベルギー、モンス、アルソニック
収録時間:77分
【クルターグ、シューマン、ヤナーチェクの小品が響き合う】
スイス出身のピアニスト、ロランス・メフタリアンCypresから2枚目のアルバム。シューマン、クルターグ、ヤナーチェクという3人の作曲家の魂を交差させ、新たな音楽的・詩的風景を創造しようという試みです。
プログラムの中核をなすのは、メフタリアンが40年近くに渡り音楽的交流を続けているクルターグが、1973年から2022年まで10巻を刊行している『ヤテコック(遊戯)』からの抜粋。その間に、クルターグとの深い感情的な親近感をメフタリアンが感じるというシューマンの『森の情景』全曲を散りばめ、後半にはヤナーチェク『草陰の小径にて』からの内省的な小品も挟み込み、さらに複雑な綾を編み上げています。
現在のところ未出版のクルターグ作品を複数収録しているのもポイント。メフタリアンの探究心と作品に対する深い理解が、この大胆な構成のアルバムを詩的かつ瞑想的な1つの作品として聴き応えのあるものにしています。
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DACAPO
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コペンハーゲン・フィル&ヨーン・ストルゴーズ(指揮)
セアンセン:12の夜想曲、ピアノ協奏曲第3番
ベント・セアンセン(1958-):
1-12. 12の夜想曲(2000-14) - ピアノ独奏のために
1. Mignon – und die Sonne geht
unter ミニョン –
そして太陽が沈む
2. Mondnacht 月の夜 (子守歌 No. 2)
3. Nachtlicher Fluss 夜の川
4. Barcarola 舟歌
5. In den Morgen tanzen 朝に踊る
6. Sigrids Kantate シグリッドのカンタータ
7. Mitternacht mit Mignon ミニョンと真夜中
8. In Rosenbluten tanzen バラの花びらの中に踊る
9. Sigrids Wiegenlied シグリッドの子守歌
10. 304 Sterne in einem kleinen Fenster
小さな窓の中の304の星
11. Wiegenlieder 子守歌
12. Und die Sonne geht auf そして太陽が昇る(Choralstudie)
13-14. ピアノ協奏曲第3番「恍惚の夕べ」(2021)...世界初録音
- ピアノとオーケストラのために
13. I./14 II. |
カトリーネ・ギスリンジェ(ピアノ、声...9)
ヴァイオリン(カデンツァ)演奏...
ヨーン・ストルゴーズ...13、14
コペンハーゲン・フィル
ヨーン・ストルゴーズ(指揮) |
録音:コペンハーゲン 2025年2月13-15日
Vor Frelsers Kirke...1-12 2025年11月12日(ライヴ)
Concert Hall of the Royal Academy of Music...13-14
収録時間:57分
デンマークの作曲家ベント・セアンセンのピアノ作品を妻で創作上のパートナーでもあるギスリンジェが演奏したアルバム。
繊細な響きを湛えたピアノのための「12の夜想曲」は彼女にとって彼女にとって再録音となり、トラック9ではハミングのような歌声も聴かれます。
ピアノ協奏曲第3番『恍惚の夕べ』は世界初演のライヴ。
協奏曲にはヴァイオリンも加わるカデンツァがありますが、ここではスウェーデン放送響などのコンサートマスター経験のあるストルゴーズが演奏しています。
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12月の太陽 -
ニールセン、ランゴー、ランゲミュラー 他:室内楽曲集
1. カール・バレ:Det kimer nu til julefest
2. カール・ニールセン:Drommen om "Glade
jul", CNW 85
(M. ベク、K. E. ピーダスン編)
3. ヘンリク・ロング:Kimer, I klokker
4. ヨハネス・ペーター・ランゴー:
Praeludium til juleaften, BVN 252(K.
E. ピーダスン編)
5. トーラ・ボルク:Skyerne grane, og
lovet falder
(H. ゴルトシュミット、P.K. モラー編)
6. 伝承曲:En rose sa jeg skyde
(P. K. モラー、J. サンドストレム編)
7. ペーター・エラスムス・ランゲ=ミュラー:
Gammel julesang(K.E. ピーダスン編)
8. ニールセン:Ak, julesne fra Betlehem,
CNW 362
(M. ベク、K.E. ピーダスン編)
9. レナ・ヨンソン:
Decembersol(M. ベク、K. E. ピーダスン編)
10. ペア・ノアゴー:Julens glaede –
Himmelfalden(M. ベク、K.E. ピーダスン編)
11. 伝承曲:Juletraesdanse
(Nu' det jul igen / Mossens julafton
/ Dingelidong)
(M. ベク、L. ヨンソン、K. E. ピーダスン編)
12. アンドレアス・ペーター・ベルクレーン、
カロリーネ・レッケ=マドセン、
ハンス・クリスチャン・ロンビ:
Nytarspotpourri(M. ベク、K. E.
ピーダスン編)
13. ベルクレーン:Her vil ties, her vil
bies(
M. ベク、S. D. メイニルド、K .E. ピーダスン編) |
ディブフェルト(アンサンブル)
ヘンリク・ゴルトシュミット(オーボエ)
レナ・ヨンソン(ヴァイオリン)
キルスティネ・エリス・ピーダスン(チェロ)
マテーウス・ベク(コントラバス)
ペーター・コーメッツ・モラー (オンド・マルトノ、ピアノ) |
録音:2025年6月 デンマーク、オーデンセ、Peak
Production
収録時間:39分
デンマークのアンサンブル「ディブフェルト」が、温かな響きで演奏する北欧民謡の伝統に根ざした多彩なクリスマス音楽集。
デンマークとスウェーデンのレパートリーを中心に、広く親しまれるキャロルに加えて、カール・ニールセンやルーズ・ランゴーによる知られざる作品も取り上げ、時には中東音楽やクレズマー、聖歌の要素を取り入れながら、新年へ向けた祝祭的なメドレーへとつなげています。
これらの演奏は、家族がクリスマスツリーを囲んで歌うという伝統の精神を今に伝えるものといえるでしょう。
また、サンドストレムが編曲した伝承曲「En
rose sa jeg skyde(一輪のバラが咲いて)」をオンド・マルトノで演奏したトラックも、大きな聴きどころとなっています。
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FUGA LIBERA
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FUG858
(2CD)
\4400
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イタリアの気鋭ミリアム・プランディ
クルレンツィス指揮ムジカエテルナの一員
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲(全6曲)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
無伴奏チェロ組曲
【CD 1】
1-6. 組曲 第1番 ト長調 BWV 1007
7-12. 組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
13-18. 組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
【CD 2】
1-6. 組曲 第5番 ハ短調 BWV 1011
7-12. 組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009
13-18. 組曲 第4番 変ホ長調 BWV 1010 |
ミリアム・プランディ(チェロ) |
使用楽器: ミラノのジョヴァンニ・グランチーノ
1712年製オリジナル (現代仕様・金属弦使用)
録音: 2023年8月21-26日 モンドーヴィ(イタリア北西部ピエモンテ州)、アカデミア・モンティス・レガリス
収録時間: 147分
【古楽器での経験を現代楽器に応用、バッハの語り口を柔軟に伝える名演】
ナターリャ・グートマン、アントニオ・メネセス、古楽器奏者でもあるイヴァン・モニゲッティといった名手たちの下で学んだイタリアの気鋭ミリアム・プランディは、主に現代楽器のフィールドで活躍しながらもコロナ自主隔離の時期に徹底してバロック奏法を身につけ、クルレンツィス指揮ムジカエテルナの一員となり古楽器チェロで通奏低音のパートも担ってきた新世代型のチェロ奏者。
2014年チューリヒ・ラーン音楽賞コンクールでの優勝を期にウラディーミル・フェドセーエフ、アンドレイ・ボレイコ、ネーメ・ヤルヴィといった世界的指揮者たちと協奏曲を披露するようになりました。
今回のバッハ全曲録音では、長くバロック・チェロとバロック弓に親しみ体感を養った経験を現代楽器・現代弓での演奏に応用し、専門家の助言を得て入念に選んだ金属弦を使用。
各舞曲特有のリズムを尊重しながら過度に拍子の厳密さには縛られない自在な表現で、柔軟でありながらもバロック特有の音運びをよく伝える、まるで言葉で語るかのような説得力に富んだ演奏をたっぷり味わわせてくれます。
21世紀に至る演奏史の蓄積が生んだ、聴き深め甲斐のある充実のバッハ解釈です。

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LA DOLCE VOLTA
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ひばり - ルーマニアの鳥観図 |
ダナ・チョカルリエ(ピアノ) |
1. 伝承曲/フレデリク・アランジェ: ひばり
2. パウル・コンスタンティネスク (1909-1963):
舞曲 ~3つの小品
3. ベーラ・バルトーク (1881-1945): ルーマニア舞曲
第1番 Op.8a-1
4. ジョルジェ・エネスク (1881-1955): 夜の鐘~組曲第3番「即興的小品」
Op. 18-7
5. ヴィオレタ・ディネスク (1953-): 鐘の響き
第1番
6-14. バルトーク: ルーマニアのクリスマスの歌
Sz 57、BB 67 (第1集)
15. エネスク: パヴァーヌ ~組曲 第2番 Op.10
16. コンスタンティネスク: ドブロジャ舞曲
~3つの小品
17. ディネスク: 鐘の響き 第2番
18. バルトーク:ルーマニア舞曲 第2番 Op.8a-2
19. コンスタンティネスク: 歌 ~3つの小品20.
ディネスク: 鐘の響き 第3番
21. エネスク: 草原の声 ~組曲第3番「即興的小品」
Op. 18-2
22-32. バルトーク: ルーマニアのクリスマスの歌
Sz 57、BB 67 (第2集)
33. ディヌ・リパッティ (1917-1950):
夜想曲 イ短調 WoO. - B14 - モルダヴィアの主題による(モデラート)
34. ディネスク: 鐘の響き 第4番
35. エネスク: ルーマニア狂詩曲 第1番 イ長調
Op.11
36. 伝承曲: 可愛いヒバリさん |
録音: 2023年7月4-6日 フランス、シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス・ド・ソワソン
収録時間: 70分
※日本語解説付
【名手チョカルリエによる、故国ルーマニアの音楽を巡る旅】
ルーマニア出身で現在はフランスを拠点に活躍するダナ・チョカルリエ。このアルバムでは自らの名前の由来である「ひばり(Ciocarlia)」をキーワードに、そのルーツとルーマニア音楽を巡る旅に聴く者を誘います。
ひばりの目に映る「音の肖像」として、ドブロジャ地方からトランシルヴァニア地方まで、多様な風景と人々の魂に根差した旋律がパッチワークのように並べられたプログラム。
それらが織りなすのは、踊り出したくなるような喜びとユーモア、黄昏の鐘が響き渡る夢幻的でスピリチュアルな静寂といった、鮮やかな感情のコントラストです。
エネスクやバルトーク、リパッティらが描いた躍動的な舞曲の傍らには、ルーマニア語で「dor」と呼ばれる深い郷愁が静かに寄り添います。
一人の芸術家が自身の名前と音楽の魂を重ね合わせ、ルーマニアの心を世界へ解き放つきわめてパーソナルな物語ではありますが、ヴァイオリンでよく弾かれる冒頭の「ひばり」を代表とした愛らしい小品の数々が聴く者を楽しませる、素晴らしい作品に仕上がっています。
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OUR RECORDINGS
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ハンス・グラーフ&シンガポール交響楽団
リヒャルト・シュトラウス:ドン・ファン、英雄の生涯
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
1. 交響詩「ドン・ファン」 Op. 20
2-7. 交響詩「英雄の生涯」 Op. 40 |
シンガポール交響楽団
ハンス・グラーフ(指揮) |
録音:シンガポール、Esplanade Concert Hall 2022年7月28-29日...1 2023年7月28-29日...2-7
収録時間:63分
オーストリア出身、ドイツ・オーストリア音楽に定評のあるハンス・グラーフがシンガポール交響楽団を指揮したリヒャルト・シュトラウス・アルバムをリリース。意外にもグラーフにとってシュトラウス作品の録音はほとんど無く、注目すべき1枚です。
グラーフは2020年からシンガポール交響楽団の首席指揮者を務め、コロナ禍の難局を乗り切り、芸術的水準を高めた功績により2022年には同楽団の第3代音楽監督に任命されました。コンサート・シーズンが7月下旬から始まるシンガポール響にとって、ここに収録された両曲はシーズン・オープニングの特別なコンサートでのライヴ。
特に『ドン・ファン』はグラーフの音楽監督就任記念演奏会のものです。彼の指揮はオーケストラ全体のバランスを巧みに整え、各パートが過不足なく響く透明感のある音色を生み出すとともに、作品の構造を見通しよく示し、細部を過度に強調することなく音楽の流れを自然に導いています。

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<国内盤>
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MCLASSICS
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芥川也寸志生誕100年
芥川也寸志(1925-1989):
1-6. 舞踊組曲「蜘蛛の糸」
1. I. 前奏曲/2. II. 極楽の朝/3. III.
蜘蛛と?陀多/
4. IV. 血の地獄/5. V. 蜘蛛の糸/6.
VI. 極楽の昼
7. チェロとオーケストラのための
コンチェルト・オスティナート
8. 証城寺の腹づつみ~オーケストラと狸のための~
9-12. 交響曲 第1番
9. I. Andante/10. II. Allegro/
11. III. (Chorale) Adagio/12. IV.
Allegro molto |
野平一郎(指揮)
オーケストラ・ニッポニカ
佐藤晴真(チェロ)...Track.7
菅原淳(ティンパニ)...Track.8 |
《録音》2025年4月27日 東京・紀尾井ホール(ライヴ・レコーディング)
収録時間:74分
偉大なる功績を讃えて。芥川也寸志生誕100年に贈るメモリアルアルバム。
1925年に、文豪芥川龍之介の三男として誕生した作曲家、芥川也寸志。音楽にのみならず、文化的、社会的活動を実践し多大な功績を遺した日本を代表する作曲家です。
本アルバムは魅力ある芥川のオーケストラ作品をライヴ収録。ミュンヘン国際音楽コンクール優勝の佐藤晴真を迎えた「コンチェルト・オスティナート」や交響曲第1番など必聴です。
そして、芥川也寸志の志を継ぐべく、その名を冠に掲げた「芥川也寸志メモリアル
オーケストラ・ニッポニカ」。ニッポニカは23年の活動後、この公演をもって演奏活動を休止することになりましたが、残した音源、楽譜、それらの活動の功績は未来への遺産となります。
まさに芥川也寸志とニッポニカの功績を讃えたアルバムです。
芥川也寸志メモリアル オーケストラ・ニッポニカ
2002年9月設立。日本を代表する作曲家であり、かつその域にとどまらず多様な音楽的、社会的活動を実践して現代の日本音楽界に多大な功績を遺した故・芥川也寸志氏の志を継ぐべく設立されたオーケストラ。
本名徹次を初代音楽監督(2003.1~2011.4)として活動を開始し、2016年6月には野平一郎がミュージック・アドヴァイザー
に就任した。
日本の交響作品を積極的に演奏すること、内外の埋もれた作品に光を当てて紹介するなどの活動に加えて、オーケストラ作品の委嘱や、アジアの国々との音楽分野に於ける国際交流なども活動の柱としている。
2003年2月に開催された設立演奏会(2回シリーズ、紀尾井ホール)は大きな反響を呼び、ライブCDも注目を集めた。その後20年間の活動を通して、初演以来埋もれていた日本の作品の蘇演は約130曲、演奏用楽譜を作成した作品は45曲、委嘱作品は17曲、制作・発売されたCDは15点、海外での音楽祭を3回(中国、ベトナム、フィリピン)開催するなど、地道に活動を続けている。
蘇演や復刻演奏に当たっては、失われている総譜やオーケストラ演奏用譜の整備を行ない、日本の作曲史上における作品の再発見、再評価の機会を創出するとともに、今後の再演に供するなど作品の普及にも努めている。
取り組んだ作品の中には、プロフェッショナル、アマチュアを問わず他のオーケストラで再演され、ナクソスをはじめとする主要レーベルのCDに収録された作品も数多い。
2016年1月に発売されたCD『池野成:ラプソディア・コンチェルタンテ
石井眞木:アフロ・コンチェルト』は、「レコード芸術」「音楽の友」等の専門雑誌で高く評価された。
2019年9月にリリースされたオペラ『ニホンザル・スキトオリメ』のライブCDは、「レコード芸術」特選盤に、更に朝日新聞「for
you Collectionクラシック音楽」欄で推薦盤に選定された。2022年にリリースされたCD『松村禎三
交響作品集』(妙音舎)も「レコード芸術」特選盤となっている。
2019年9月に第17回佐川吉男音楽賞(第34回演奏会
オペラ「ニホンザル・スキトオリメ」)、2022年7月に第21回佐治敬三賞(第38回演奏会「松村禎三交響作品展」)を受賞。
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12/2(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
PENTATONE
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PTC 5187492
(2CD)
\4300
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バーンスタインも上演を熱望するも断念した幻の歌劇
怪奇・幻想・官能
ブーランジェ「廃都」、完全全曲版、世界初録音
ナディア・ブーランジェ&ラウル・プーニョ:
歌劇「廃都」室内楽版(完全版全曲)
オーケルトレーション:
ジョセフ・スティルウェルとステファン・クウィク |
タレア・アンサンブル、
メリッサ・ハーヴェイ(ソプラノ)
ローリー・ルービン(メゾソプラノ)
ジョシュア・デニス(テノール)
ジョレル・ウィリアムズ(バス)
ニール・ゴーレン(指揮)
タレア・アンサンブル |
近代オペラ好き必聴!幻のブーランジェの歌劇「廃都」完全全曲版世界初録音。原作はファシストにして天才ダヌンツィオの戯曲「La
Citta morta」!「ペレアスとメリザンド」を上回る濃厚なる、廃都ミケーレが舞台の愛憎劇
監修:デビッド・コンテ
録音:2024年4月18-21日 ニューヨーク、スカーボール芸術センター
収録時間:100分03秒
バーンスタインも上演を熱望するも断念した「廃都」ですが関係者の熱意でついに完全全曲の上映が2024年ギリシャ歌劇場でかない、同プロジェクトをニューヨークで録音。
ブーランジェの師匠プーニョとの師弟愛を超えた愛の共作である「廃都Le
ville morte」。
そのあらすじは、廃都ミケーレを調査している学者とその長い髪の妹、学者の詩人の友人とその盲目の妻が織りなす死と官能の物語で、詩人の妻は学者の妹の長く美しい髪のとりことなり、その髪に触覚美(乱歩の触覚芸術論を彷彿)をおぼえ恍惚となります。
その詩人である夫もその少女に幻惑され、行動がエスカレートするなか、学者は妹への異常な独占欲がだんだんに昂じ、ついに妹を殺害、偶然その惨劇に居合わせた詩人夫婦と見えざる力で全員が死体遺棄に及ぶなか、突如として詩人の盲目であった妻が視力を回復、亡き美しい髪の少女を思い、恍惚の境地へと至り幕となります。
実に泉鏡花ばりの幻想風味で、官能美あふれる物語、濃厚なる音楽に陶然とさせられます、本邦での上演もすでに見識あるオペラ通から熱望されており、知られざる近代オペラの傑作の登場と申せます。

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PTC 5187405
(2CD)
\4300
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シュニットガー・オルガンによるクラヴィーア練習曲集第3巻
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第3巻(全曲) |
ジャームズ・マクヴィニー(オルガン) |
録音:2017年1月17、18日 フローニンゲン、アケルク教会(1702年アルプ・シュニットガー・オルガン)
収録時間:120分38秒
美しい響きで高名なフローニンゲンのアケルク教会の1702年製のアルプ・シュニットガー・オルガンで聴くバッハのクラヴィーア練習曲集第3巻全曲。
美しいいオルガンの響き、広がる広大な空間感!これぞオルガン法悦境であります。演奏家のジェームス・マクヴィニーはウエストミンスター寺院やセントポール大聖堂のオルガニストをつとめており、フィリップス・グラスの演奏での評価を集める新世代のオルガニスト。注目のアルバムでございます。
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ほとんど聴く機会のない
ストラヴィンスキー:後期作品集
1. コラール
2. ディラン・トマスの思い出
3. 我らが父よ
4. エレミアの哀歌
5. 二重カノン
6. アンセム
7. ジョン・F・ケネディへの悲歌
8. フュルステンベルク公爵マックスの墓碑銘
9. イントロイトゥス
10. レクイエム・カンティクル
11. 2つの聖なる歌(原曲フーゴー・ヴォルフ) |
カペラ・アムステルダム、北オランダ管弦楽団、
ダニエル・ロイス(指揮)
1. ディルク・ルイメス、
マーチン・ロガー(ユーフォニウム)
2. ガイ・カッティング(テノール)
4. ベリット・ノルバーケン(ソプラノ)、
ガイ・カッティング(テノール)、
トマス・ウォーカー(テノール)、
トビアス・ベルント(バス)、
ステファン・マクロード(バス)
7. ベリット・ノルバーケン(ソプラノ)
10, 11. マリアンネ・キーラント(メゾ) |
管弦楽曲から声楽曲、小品から大作まで様々な曲種を網羅、ストラヴィンスキーの最も多彩なる後期作品集成!巨匠の晩年のスタイルを一枚に凝集の簡便魅力の傑作アルバム
録音:2024年11月26-28日 フローニンゲン、オースターポールト大ホール
収録時間:72分42秒
大変素晴らしいコンセプトの一枚でオーケストラ曲、声楽曲、小品から大作、セリーに編曲など多彩な曲種で、巨匠晩年の外せない名品をコンパクトに網羅、実に魅力的なアルバムです。
演奏はペンタトーン・レーベルおなじみの実力派ロイス指揮北オランダ管とカペラ・アムステルダム合唱団。歌手陣も実力者ぞろいです。
またユーフォニウムのルイメスは知る人ぞ知る名人。音楽を聴く喜びを感じる一枚でございます。
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シンバイオシス ~ビル・エヴァンズに捧ぐ
パレ・ミッケレボルイ(1941-):
ビル・エヴァンズ組曲(1969)
"Interlude" into Waltz for
Debby /
Time Remembered / My Bells /
Interlude (Treasures) /
Waltz for Debby (reprise) / Walkin’
Up
トーマス・クラウゼン(1949-):For Pi (2023)
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クラウス・オガーマン (1930-2016):
シンバイオシス(1974) |
トーマス・クラウゼン・トリオ
アンドレアス・マルタ(トランペット*)
エフゲニー・ブロークミュラー(フルート*)
シンガポール交響楽団
ジャン・トレル(指揮) |
オガーマンらドイツ・デンマーク・ジャズ3巨匠によるビル・エヴァンズへのトリビュート
録音:2023年1月5-7日 シンガポール、エスプラネード・ホール
収録時間:80分14秒
オガーマン、クラウゼン、ミツケルボルイらドイツ・デンマークのジャズの巨匠たちがビル・エヴァンズの名曲をよみがえらせた名品を最新録音の大編成で聴く喜びと楽しみ。大変な優秀録音でございます。
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DA VINCI CLASSICS
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ヴェネツィアの名門貴族ベネデット・マルチェッロ
B.マルチェッロ:チェロ・ソナタ全集
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):
チェロと通奏低音のための6つのソナタ Op.1
〔ソナタ第1番ヘ長調、ソナタ第2番ホ短調、
ソナタ第3番イ短調、ソナタ第4番ト短調、
ソナタ第5番ハ長調、ソナタ第6番ト長調〕
ソナタ 変ロ長調
(未出版/
フランチェスコ・ガッリジョーニによる再構築) |
フランチェスコ・ガッリジョーニ(チェロ)
ロランド・モロ(チェロ)
ロベルト・ロレジャン(ハープシコード) |
ガッリジョーニが弾くB.マルチェッロ!新発見作品を含むチェロ・ソナタ全集!
☆ヴェニス・バロック・オーケストラの元チェリスト、フランチェスコ・ガッリジョーニ!
☆B.マルチェッロの「チェロ・ソナタ集 Op.1」と新発見・再構築された「7番目のソナタ」を録音!
ヴェネツィアの貴族・法曹でありながら音楽家としても名を馳せたベネデット・マルチェッロ。
1732年に出版された「チェロ・ソナタ集 Op.1」は、バロックの情感と優雅さが貴族的な均衡の中に息づく名作です。雄弁な緩徐楽章と輝かしいアレグロ、そして歌うような旋律線が、当時のヴェネツィアの精神を現代に伝えます。
注目は、ヴェネツィア・マルチャーナ礼拝堂の写本から発見された未完のソナタの収録です。欠落部分をガッリジョーニが補筆(第2楽章)、またはフルート・ソナタ(Op.2-6)から転用(第3・第4楽章)して学術的に再構築しており、約3世紀の時を経て蘇った貴重な音源となっています。通奏低音にはハープシコードに加え「第2チェロ」を配し、当時のサロンの響きを再現。単なる伴奏を超え、ソロと対話する芳醇で温かみのあるアンサンブルを実現しています。
フランチェスコ・ガッリジョーニは、パドヴァのC.ポッリーニ音楽院で学んだあとバロック・チェロやヴィオラ・ダ・ガンバも専門的に学び、ヴェニス・バロック・オーケストラの創設メンバーとしてジュリアーノ・カルミニョーラらと多くの演奏・録音に参加してきた名バロック・チェリスト。同じくヴェニス・バロック・オーケストラ等に参加してきたロランド・モロ、フレスコバルディの鍵盤作品全集録音などの偉業で知られるロベルト・ロレジャンとともに、歴史的な銘器を使用して18世紀ヴェネツィアの響きを蘇らせています。
※録音:2024年3月、イタリア
※使用楽器:
Francesco Galligioni – cello, anonymous
Cremonese, late 17th century
Roberto Loreggian – harpsichord
by Florindo Gazzola, after an anonymous Italian
model of the 17th century
Rolando Moro – cello, anonymous
Italian, 18th century

ベネデット・マルチェッロ(1686-1739)――“貴族にして異端の作曲家”の魅力
ベネデット・マルチェッロは、ヴェネツィアの名門貴族に生まれながら、当時の音楽界に鋭い風刺を放った異色の作曲家です。彼の名を一躍高めたのは、イタリア・オペラの虚飾を容赦なく暴いた批評書『当世流行劇場(Il
teatro alla moda)』。ここで彼は作曲家・歌手・興行主すべてを皮肉たっぷりに描き、貴族にして禁断の“暴露本”を書いたことで知られています(ヴィヴァルディのことを暗に皮肉ってることでも有名)。
その一方で、宗教曲や声楽作品には深い敬虔さが宿り、繊細で古雅なメロディ感覚が作品全体に流れます。豪華絢爛なヴェネツィア音楽の中で、知性と抒情を併せ持つ独自の位置を築いた、まさに“文学者肌の作曲家”といえる存在です。
チェロ・ソナタ
マルチェッロのチェロ・ソナタ(特にト短調、イ短調などで知られる作品群)は、バロック後期の室内楽の中でも特に優雅で歌心にあふれた名品です。
技巧を誇示するタイプではなく、チェロの深い歌声を最大限に引き出す旋律が特徴で、まるでオペラのアリアをチェロで歌っているかのよう。
通奏低音と絡む和声も柔らかく、気品ある抒情が全曲を貫いています。演奏者にとっては音楽性が問われ、聴き手にとっては“バロックの温かさ”をもっとも素直に味わえる作品です。
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アッレグラ・チャンチョ(ピアノ)
意外に少ない
ラフ:ピアノ作品集アルバム
ヨアヒム・ラフ(1822-1882)
ロマンス Op.2
夢想的な舟歌 《ゆりかごの中で》 Op.93
エグローグ Op.105より 第1曲、第3曲、第4曲
ファンタジー Op.142
2つの瞑想曲 Op.147
2つのピアノ小品 Op.157
牧歌 Op.166-2 |
アッレグラ・チャンチョ(ピアノ) |
ヨアヒム・ラフのピアノ作品集!
Grand Pianoから大がかりなシリーズが出ているが、それ以外ではなかなかリリースされない。
☆メンデルスゾーンに認められ、リストの助手を務めた稀代のロマン派作曲家、ヨアヒム・ラフ!
☆ベートーヴェンからリストへと繋がる、古典派とロマン派の架け橋となったラフの知られざるピアノ作品を蘇らせる!
ヨアヒム・ラフは、生前メンデルスゾーンやリストらに賞賛された、19世紀スイス・ドイツを代表する作曲家です。
ベートーヴェンやメンデルスゾーンの古典的な伝統と、リストやワーグナーの革新的な方向性を結びつけた彼の音楽は、形式的な明快さと詩的な表現を融合させています。一時は時代の潮流の中で忘れ去られましたが、本アルバムは、その多作な創作活動の中でも特に個性が光るピアノ作品に新たな光を当てています。これらの作品は、透明なカンタービレ(歌うような旋律)、優しく包み込むような和声、形式によって抑制された豊かな想像力から形作られた、ラフの多面的な姿を描く詩的な自画像です。
イタリアのピアニスト、アッレグラ・チャンチョは、カターニアのヴィンチェンツォ・ベリーニ音楽院でピアノを学び、その後スイス・イタリアーナ音楽院で音楽教育の修士号、さらに演奏と解釈に関する上級ディプロマ(高度研究修士号)を取得し、現在は最高レベルの演奏を目指す修士課程(Master
of Arts in Music Performance)に在籍し、継続して研鑽を積んでいます。これまで多数のピアノ・コンクールで第1位を受賞しており、2022年のアローナ国際ピアノ・コンクールではショパン作品最優秀演奏特別賞を受賞するなどの実力派です。
このデビュー録音では、メンデルスゾーンやリストと対話しながらも、紛れもなくラフ自身のものである、洗練され、輝きを放ち、聴き手を温かく迎え入れる音楽の声を伝えています。
※録音:2025年、イタリア

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19世紀でもっとも多作な女性作曲家の1人
エミーリエ・マイヤー:弦楽四重奏曲集 ~
エミーリエのために
弦楽四重奏曲ヘ長調
弦楽四重奏曲ト長調 |
AMAIクァルテット
〔福田紫妃(ヴァイオリン)、
キアーラ・シチリアーノ(ヴァイオリン)、
ウー・チョン・ウォン(ヴィオラ)、
アンナ・トニーニ=ボッシ(チェロ)〕 |
ウィーンで学んだ気鋭四重奏団!「エミーリエへ捧げる」デビュー盤!
☆独立して評価を築いた19世紀の女性作曲家、エミーリエ・マイヤーを再評価する1枚!
☆古典派・ロマン派の伝統に根ざしながら革新性・独創性を孕む2つの弦楽四重奏曲!
☆ウィーン国立音大出身者による若手アンサンブル「AMAIクァルテット」のデビュー・アルバム。
第1ヴァイオリンは福田紫妃!
19世紀でもっとも多作な女性作曲家の1人であり、ドイツ器楽音楽の中心人物であったエミーリエ・マイヤー(1821-1883)。彼女の作品は、並外れた自信と独創性を持ち、古典派・ロマン派の伝統に根ざしながらも革新的な工夫が凝らされています。
ここに収録された弦楽四重奏曲ヘ長調とト長調は、明確な主題の対比、大胆な転調、そしてベートーヴェンの影響を受けた微妙に皮肉めいたスケルツォがこれらの作品に活気を与え、ロンド形式の華麗な終楽章で最高潮に達します。
本アルバムは、有名な男性親族に頼ることなく独立して評価を築いたエミーリエ・マイヤーに新たな光を当て、彼女をロマン派音楽の開拓者として正当な地位に戻すことを目指しています。
兵庫県出身のヴァイオリニスト、福田紫妃(ふくだ
むらさき)が第1ヴァイオリンを務めるAMAI(Association
for Music and Artistic Interaction)クァルテットは、ウィーン国立音楽大学(MDW)出身の音楽家によって2020年にウィーンで結成されました。
2021年には「ピエトロ・マルツァーニ」若手弦楽四重奏コンクールで第1位と聴衆賞を受賞するなどの実績を誇っています。
彼らは、エミリーエ・マイヤーのほか、ファニー・ヘンゼル(メンデルスゾーン)、エイミー・ビーチなど、過去および現在の女性作曲家の作品も積極的に取り上げています。
また、クァルテットの革新的な活動から発展して2023年に設立された「AMAI
Association」は、クラシック音楽を「贅沢品」ではなくすべての人々にとって身近なものとなるよう、コンサート・ホールを超えた場所での演奏や、他芸術との融合プロジェクトを展開しています。
※録音:2024年、イタリア

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ミリカエ ~ 20世紀イタリアの4手ピアノ作品集
レスピーギ:子どものための6つの小品 P.149
カゼッラ:戦争の記録 Op.25
カゼッラ:プパッツェッティ Op.27
マルコ・エンリコ・ボッシ:ワルツ組曲 Op.93
ブゾーニ:フィンランド民謡 Op.27(K227)
マリオ・ピラーティ:シャコンヌへのイントラーダ
(世界初録音) |
ブラージオ=レドリーチ・
ピアノ・デュオ
〔リーザ・レドリーチ(ピアノ)、
ジャンルカ・ブラージオ(ピアノ)〕 |
近年関心が高まっている、20世紀前半のイタリアで生まれたピアノ連弾作品!
イモラ国際ピアノアカデミーで結成されたピアノ・デュオ、ブラージオ=レドリーチ・ピアノ・デュオが贈る、20世紀のイタリアで生まれた4手によるピアノ連弾のための作品集。
オペラの隆盛により発展が一時的に停滞していた器楽文化が19世紀後半頃からブゾーニやボッシらの活躍によって復興され、20世紀に繋がる伝統と様式の刷新が起こった頃に焦点を当て、近年関心が高まっているこの時代のイタリアのピアノ音楽の遺産を再発見します。
ブゾーニ、ボッシに加え、レスピーギやカゼッラといった20世紀前半のこの領域における重要な作曲家、作品が取り上げられ、早世の作曲家、マリオ・ピラーティ(1903-1938)の世界初録音となる作品《シャコンヌへのイントラーダ》で締めくくられます。
※録音:2024年12月、DVスタジオ(クレーマ、イタリア)
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MUSICA FICTA
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シャルパンティエ:モテット集 |
ラ・ネビュルーズ、
ガブリエル・リニョル(指揮、テオルボ) |
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
1. Quare Fremuerunt gentes, H.363/2.
Salve regina, H.27
アンリ・デュ・モン(1610-1684):
3. Symphonia/4. Allemanda
マルカントワーヌ・シャルパンティエ:
5. Nisi Dominus, H.150/6. Alma Redemptoris
Mater, H.44/
7. Ave Regina caelorum, H.45
セバスティアン・ド・ブロサール(1655-1730):
8. Suonata 1a, SDB.220
マルカントワーヌ・シャルパンティエ:
9. De Profundis clamavi, H.212/10. Memorare,
H.367/11. Regina Caeli, H.46/
12. Salve Regina, H.47/13. Egredimini
filiae Sion H.280/
14. Litanies de la Vierge H.87/15. Magnificat
H.72 |
Musica Fictaの若手古楽奏者発掘シリーズ第1弾!
☆ベルギーの名門古楽レーベル「Musica Ficta」から、若手古楽奏者を発掘する「Opera
Prima」シリーズがスタート!
☆ガブリエル・リニョル率いる古楽アンサンブル「ラ・ネビュルーズ」が、シャルパンティエのモテット集でデビュー!
Musica Fictaレーベルの若手支援新シリーズ「Opera
Prima」第1弾として、テオルボ奏者ガブリエル・リニョル率いる古楽アンサンブル「ラ・ネビュルーズ」がデビュー。フランスの支援プログラム「Baroque
(A)venir!」にも選出された気鋭の古楽奏者たちが集結しています。
本作は、マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704)の宗教曲から、小規模な「プティ・モテット」と大規模な「グラン・モテット」の中間に位置する作品(4人の歌手と2つのヴァイオリン等)を精選したプログラム。これらのモテットは1670年から1696年の間に作曲され、ローマ滞在後の初期作品に見られるイタリア的な表情と、後年のフランス様式特有の雄弁で明瞭な書法が対話するように配置されています。
※録音:2024年、ベルギー
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ジル・ジョワ:ミサ《O Rosa bella》とシャンソン集
ジル・ジョワ(1424/25-1483):
Ce qu'on fait a catimini、Mercy, mon
deuil、
Poy che crudel Fortuna、
rondeau sans texte(無題)、
Non pas que je veuille penser、
Missa super O Rosa Bella
ジョン・ベディンガム(1422-1458/9):
O Rosa bella(第1スタンツァ)、
O Rosa bella(第2スタンツァ)
作者不詳:
Ce qu'on fait a catimini(Wolfenbuttel
manuscript)、
Preambulum(Buxheimer Orgelbuch) |
クラブ・メディエヴァル、
トーマス・バエテ
(ヴィオラ・ダルコ、音楽監督) |
ジル・ジョワは、現在ではほとんど忘れられていますが、15世紀にはスキャンダルに彩られた生涯と、歌手・作曲家としての才によって大きな名声を得ていたフランドルの音楽家です。
本アルバムでは、ヨーロッパ各地に広く流布したものの、ごく一部しか現存しない彼の作品から、5つのシャンソンと、2曲しか伝わらないミサのうち《O
Rosa bella》によるミサを収録し、現存作品のほとんどを一望できる内容となっています。
クラブ・メディエヴァルは、15世紀ブルゴーニュ楽派のポリフォニー様式を踏まえた柔らかなアンサンブルで、ジョワの音楽に宿る世俗的な味わいと祈りの感覚を丁寧に浮かび上がらせています。
※録音:2022年、シント=アンドリース修道院(ベルギー)
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PAVANE
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ヨハン・シュトラウス2世:4手ピアノによるワルツ&ポルカ集
ヨハン・シュトラウス2世:
春の声 Op.410/ウィーン気質 Op.354/
ピツィカート・ポルカ/宝のワルツ Op.418/
トリッチ・トラッチ・ポルカ Op.214/
ウィーンの森の物語 Op.325/浮気心 Op.319/
美しく青きドナウ Op.314/シャンパン・ポルカ
Op.211 |
マテュー・イドムタル(ピアノ)
アレッサンドロ・デルジャヴァン(ピアノ) |
生誕200周年記念!4手ピアノによるJ.シュトラウス2世のワルツ&ポルカ集!
ヨハン・シュトラウス2世(1825-1899)の代表的なワルツとポルカを4手ピアノで演奏し生誕200周年を祝うアルバム。
19世紀には重要な演奏形態であったものの現在では忘れ去られがちなピアノ連弾という芸術に敬意を表し、シュトラウスのオリジナルによる4手ピアノ版を中心に、ベルギーの作曲家ワルター・フレミンクス(1944-2024)の編曲による「シャンパン・ポルカ」なども収録。
マテュー・イドムタルとアレッサンドロ・デルジャヴァンの2人はこれらの音楽の本質的な精神である優雅さ、自発性、ユーモアを完璧に捉えた理想的な解釈を披露しています。
※録音:2025年1月、Westvest90(スキーダム、オランダ)
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シャルヴェンカ兄弟の兄、フィリップの初録音曲を含むピアノ作品集
夜の詩人 ~ P.シャルヴェンカ:ピアノ作品集
フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917):
バラード Op.94
夕べの気分 Op.107
ラプソディ Op.85-1
スケルツォ Op.97-3 |
ジャンス・シャンルダー(ピアノ) |
シャルヴェンカ兄弟の兄、フィリップの初録音曲を含むピアノ作品集。
近年再評価が進んでいるとはいえ依然として弟クサヴァーの影に隠れがちであり、また長年の教師としての経歴にスポットを当てられることも多く、作曲家としての正当な評価を得ているとは言い難いフィリップの知られざる魅力を探ります。
ヴァイオリニスト、フィリップ・グラファンとのコラボレーションによるイザイの未発表作品を再発見するプロジェクトなどで注目されているトルコ出身のピアニスト、ジャンス・シャンルダーの初となるソロ・アルバムです。
※録音:2024年10月、Arsonic(モンス、ベルギー)
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ベルギーの名チェリスト、アレクサンドル・ドゥブリュ
ベルギーのチェロ作品集 |
アレクサンドル・ドゥブリュ(チェロ)
ゴーヴァン・ド・モラン(ピアノ) |
ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953)ポエム
Op.16
マルセル・ブーシェ(1944-1995):三年後*
ジャン・アプシル(1893-1974):子守歌
ダニエレ・バース(b.1958):ショパンへのオマージュ(独奏ピアノのための)
セザール・フランク(1822-1890):夜想曲
FWV 85(チェロとピアノのための)
エリック・フェルトブシュ(1922-2007):モザイク(独奏チェロのための)
ジョゼフ・ジョンゲン:妖精の遊び Op.91-2(独奏ピアノのための)
セバスティアン・リエナール(b.1972):ブルースのきらめき(独奏チェロ)のための*
ミシェル・リサイト(b.1958):2つのスケッチ(独奏ピアノのための)
ロベール・ジャンセンス(b.1939):平穏のひととき*
*世界初録音 |
ミッシャ・マイスキー、リュック・ドゥエーズ、マルク・ドロビンスキーからチェロを学び、Pavaneレーベルから複数のアルバムをリリースしてきたベルギーの名チェリスト、アレクサンドル・ドゥブリュの新録音は、19世紀以降のベルギーの作曲家によるチェロとピアノのための作品集。
フランクやジョンゲンの作品からブーセ、リエナール、ジャンセンスの知られざる世界初録音作品まで幅広い作曲家をカヴァーし、ベルギーの音楽遺産が放つ独自の魅力を鮮やかに描き出します。
※録音:Arsonic(モンス、ベルギー)

アレクサンドル・ドゥブリュはベルギー出身の実力派チェリスト。
豊かな音色と気品あるフレージングを持ち、室内楽から協奏曲まで幅広く活躍している。名手との共演や多彩な録音でも知られ、伝統的ヨーロッパ奏法の深みと現代的な感性を併せ持つ、注目のチェリストである。
これが何とも洗練されたロマンを感じさせるアルバムだった
すでに廃盤のため海外の僅少在庫のみ・・・ |
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ペガサス ~ 13の音楽の星
メンデルスゾーン:無言歌 Op.109/
サン=サーンス:白鳥(動物の謝肉祭より)/
ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ Op.3/
グノー:アヴェ・マリア(J.S.バッハの前奏曲第1番
BWV.846による)/
J.S.バッハ:協奏曲ニ短調 BWV.974より アダージョ(原曲:マルチェッロ)/
ブルッフ:コル・ニドライ Op.47/
カザルス:鳥の歌/フォーレ:エレジー Op.24/
ブラームス:子守歌 Op.49-4/
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14/
シューマン:トロイメライ(子供の情景 Op.15より)/
ピアソラ:オブリビオン(忘却)、ル・グラン・タンゴ |
アレクサンドル・ドゥブリュ(チェロ)、
カーリン・レヒナー(ピアノ) |
アレクサンドル・ドゥブリュ!珠玉のアンコール・ピース集!
☆ベルギーの名チェリスト、アレクサンドル・ドゥブリュ!
☆「白鳥」、「グノーのアヴェ・マリア」、「コル・ニドライ」、「鳥の歌」、「ブラームスの子守歌」、「ヴォカリーズ」、「トロイメライ」、「オブリビオン」など、超名曲が集められた珠玉のアンコール・ピース集。
ミッシャ・マイスキー、リュック・ドゥエーズ、マルク・ドロビンスキーからチェロを学んだ、ベルギーのチェリスト、アレクサンドル・ドゥブリュ。
ベルギー女王から名前を授けられ、2005年に結成された新生「トリオ・カルロ・ファン・ネスト」の創設メンバーであり、同年にブエノスアイレスで開催されたマルタ・アルゲリッチ音楽祭に招待されるなど活躍を拡げ、2020年には、ベルギー作曲家組合からベルギーの音楽をもっとも良く放送した演奏家に贈られる「Fuga
Trophy」を授与しています。
バッハの無伴奏チェロ組曲(ADW7568/9)以来となるドゥブリュのソロ・レコーディングは、1995年からデュオやトリオなど幅広く共演してきたピアニスト、カーリン・レヒナーと贈る名曲集。
13の星からなるペガサス座にちなんで選ばれた、まさに輝くばかりの13の名曲たち。
バッハからフォーレまで、ブルッフからピアソラまで、永遠の名曲をドゥブリュの妙技でまばゆく輝かせる、珠玉のアンコール・ピース集です。
※録音:2019年11月、ベルギー
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ビアラン:チェロとピアノのための作品集
アドルフ・ビアラン(1871-1916):
チェロ・ソナタ 嬰ヘ短調
ソネット(ピアノのための)*
夜想曲(ピアノのための)*
セレナーデ(ピアノのための)*
8つのメロディー(チェロとピアノ版)
*世界初録音 |
ロマン・ダイノー(チェロ)
ラファエル・タイセン(ピアノ) |
ソリストとしてマキシム・ヴェンゲーロフやトレヴァー・ピノックといった音楽家との共演歴を持ち、世界各地でリサイタルを開催する傍ら、クラシック音楽の聴衆の開拓や育成にも尽力し、様々な形態のコンサートや教育プログラムを企画するなど多面的な活動を行っているベルギーのチェリスト、ロマン・ダイノーによる、同国の作曲家アドルフ・ビアラン(1871-1916)のチェロ作品集。
同じベルギーのギヨーム・ルクー(1870-1894)と同世代のビアランは先輩であるフランクやダンディとも近い関係にあり、チェロ奏者としての訓練を受けると同時に作曲家としても才能を発揮。
1901年にはベルギー・ローマ大賞を受賞していますが、現在ではあまり知られていない人物となってしまいました。
本アルバムには代表的なチェロ・ソナタやメゾ・ソプラノからの編曲である《8つのメロディー》のほか、ピアノ独奏のための3つの小曲がラファエル・タイセンの演奏で初めて録音されています。
※録音:2024年4月4日-6日、パレ・デ・ボザール(シャルルロワ、ベルギー)
アドルフ・ビアラン(Adolphe Biarent, 1871-1916)は、ベルギー出身の作曲家。
濃厚な後期ロマン派語法にフランス音楽の洗練を融合させた独自の作風で知られ、特に交響曲や管弦楽作品が高く評価される。生涯は短かったが、深い抒情性と劇的な表現力をもつ“秘められた名匠”として再注目されている。

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SALZBURG WIND PHILHARMONIC
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(2CD)
特別価格
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※DVD同時発売
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ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲(吹奏楽版)
【CD1】
ヨハン・シュトラウス2世:行進曲《狙いをつけろ》
Op.478
ヨーゼフ・シャントル:ヤークト・アンブラゼン
(パルフォルスホルン〔狩猟用ホルン〕のための)
作者不詳:
ハラリ(パルフォルスホルン〔狩猟用ホルン〕のための)
カール・マリア・フォン・ウェーバー:
歌劇 《魔弾の射手》 序曲 Op.77
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ《山の上から》
Op.292
ヨハン・シュトラウス2世 / ヨーゼフ・シュトラウス
/
エドゥアルト・シュトラウス:射撃のカドリーユ
【CD2】
リヒャルト・シュトラウス
(アルベルト・シュヴァルツマン編):
アルプス交響曲 Op.64
(原典版に基づく吹奏楽版の初演) |
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック |
吹奏楽版 "アルプス交響曲"!
☆ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック!
☆自然描写の極致 《アルプス交響曲》 を吹奏楽で再創造!
☆国際的トップ奏者が集うアンサンブルによる圧巻の響き!
ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックが、首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラーのもと制作した本作は、音楽史に名を刻むふたりの「シュトラウス」(ヨハン・シュトラウス2世とリヒャルト・シュトラウス)を、独創的な視点から結びつけた意欲的な2枚組アルバムです。
アルバム前半は、「山々より」というコンセプトのもと、田園のロマンティシズムや狩猟の情景をテーマに、ヨハン・シュトラウス2世を中心とした同時代の作曲家による狩猟音楽・行進曲を収録。
同団ならではの透明で気品あるサウンドで、自然の息づかいや情景が鮮やかに描き出されます。後半は、リヒャルト・シュトラウスの大作
《アルプス交響曲》 を収録。
登山の行程をたどりながら自然の姿を壮大に描き出す名作を、本アルバムは、原典版に基づいて吹奏楽編成にアレンジされた特別版です。この新たな響きは、作品に宿る自然の迫力と美しさを、まったく新しい角度から浮かび上がらせています。
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックは、2002年にハンスイェルク・アンゲラーによって創設された、ヨーロッパ屈指のプロフェッショナル吹奏楽団。
モーツァルテウム管弦楽団やザルツブルク州立劇場管弦楽団をはじめ、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなど世界的オーケストラのトップ奏者が多数参加する国際的アンサンブルで、長年にわたり、ベルリン・フィル首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスがコンサートマスターを務めています。
ウィーン=ザルツブルクの伝統を継承しつつ、吹奏楽の芸術性を追究する卓越した団体として知られ、ヨーロッパを中心に高い評価を獲得。
レパートリーは古典から現代まで幅広く、これまでに多数のCD・DVDを発表。毎年の「公現祭コンサート」はテレビ中継される人気公演で、国内外で高い評価を得ています。
首席指揮者アンゲラーのもと、管楽器の表現力を極限まで引き出す音楽づくりは、本作でも存分に発揮されています。

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ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック
ベートーヴェン:交響曲第5番&第6番(吹奏楽版)
ベートーヴェン(アルベルト・シュワルツマン編):
交響曲第6番ヘ長調 Op.68 《田園》
交響曲第5番ハ短調 Op.67 《運命》 |
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック |
吹奏楽版 "ベートーヴェン"!
☆ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック!
☆ベートーヴェンの名作 《運命》 《田園》
が、吹奏楽で生まれ変わる!
ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックが、首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラーのもと制作した本作は、クラシック音楽の中でも最も有名な作品の一つであるベートーヴェンの交響曲第5番と第6番を、吹奏楽編成に再構築した注目盤。
これらの交響曲は、ベートーヴェンが同時期に作曲し、かつて一度に初演された歴史的経緯を持つ名作です。
本アルバムでは、歴史的背景を意識しつつも、管楽器ならではの透明感と躍動感を最大限に引き出し、オーケストラ版とはまた異なる新鮮な音楽体験を提供します。
ベートーヴェンの名旋律とドラマティックな表現が、吹奏楽の編成で自然に、そして力強く響き渡ります。
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックは、2002年にハンスイェルク・アンゲラーによって創設された、ヨーロッパ屈指のプロフェッショナル吹奏楽団。
モーツァルテウム管弦楽団やザルツブルク州立劇場管弦楽団をはじめ、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなど世界的オーケストラのトップ奏者が多数参加する国際的アンサンブルで、長年にわたり、ベルリン・フィル首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスがコンサートマスターを務めています。
ウィーン=ザルツブルクの伝統を継承しつつ、吹奏楽の芸術性を追究する卓越した団体として知られ、ヨーロッパを中心に高い評価を獲得。レパートリーは古典から現代まで幅広く、これまでに多数のCD・DVDを発表。
毎年の「公現祭コンサート」はテレビ中継される人気公演で、国内外で高い評価を得ています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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MELODIYA X OBSESSION
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コンドラシン&モスクワ・フィル
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番
ショスタコーヴィチ:
交響曲第8番 ハ短調 Op.65
カンタータ《我らの祖国に太陽は輝く》Op.90* |
キリル・コンドラシン(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
モスクワ国立合唱学校少年合唱団*
ロシア国立合唱団*
アレクサンドル・ユルロフ(合唱指揮)* |
必聴の超名演!コンドラシンのショスタコーヴィチ第8番が復刻!
☆コンドラシン&モスクワ・フィルが打ち立てた金字塔、ショスタコーヴィチの交響曲全集より第8番が復刻!
廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya
x Obsession」シリーズより、コンドラシンと手兵モスクワ・フィルによるショスタコーヴィチの交響曲第8番が復刻!
「ショスタコーヴィチの交響曲全集といえば」という問いに真っ先に挙がるであろう超名盤ながら現在は廃盤・入手困難となっている、コンドラシン&モスクワ・フィルが1962~75年にかけレコーディングした全集。
作曲家の存命中に制作され、世界で初めて完成したショスタコーヴィチの交響曲全集としても知られます。その中から交響曲第8番とカンタータ《我らの祖国に太陽は輝く》が復刻されました。凄絶なサウンドと莫大なエネルギーが渦巻く言わずと知れた究極の名演です。
※録音:1967年/ADD(録音データはレーベル提供の情報をそのまま掲載しております。)
※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
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ロジェストヴェンスキーの「くるみ割り人形」復刻!
チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》(全曲) |
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
ボリショイ劇場少年合唱団 |
☆LPのリリース時から長年定番として親しまれてきたロジェストヴェンスキー&ボリショイ劇場の《くるみ割り人形》が全曲版で復刻!
廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya
x Obsession」シリーズより、ロジェストヴェンスキー&ボリショイ劇場のチャイコフスキー《くるみ割り人形》が全曲版で復刻!
ロジェストヴェンスキーが30歳になる直前の1960年、後に音楽監督の座に就くこととなるボリショイ劇場と録音した音源。
ロジェストヴェンスキーにとっては20歳の頃に指揮し才能が注目されるきっかけともなった思い入れのある作品であり、当録音もLPのリリース時より決定盤の一つとして長く親しまれてきました。
今回は抜粋ではなく全曲版での嬉しい復刻となります。
※録音:1960年
※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
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<国内盤>
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スリーシェルズ
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藤岡幸夫指揮・東京シティ・フィルの圧倒的演奏
伊福部昭「交響頌偈『釋迦』」&貴志康一「交響曲『仏陀』」
待望のライヴCD化!
01-03.伊福部昭(1914-2006)
交響頌偈「釋迦」[1988-1989]
I.カピラバスツの悉達多(シッタルダ) /
II.ブダガヤの降魔(ごうま)/III.頌偈(じゅげ)
04-07.貴志康一(1909-1937) 交響曲「仏陀」[1934]
第1楽章 Molto sostenuto – Allegro〈仏陀〉
第2楽章 Andante〈マヤ夫人〉
第3楽章 Vivace(scherzo)〈地獄〉
第4楽章 Adagio〈涅槃〉
※タイトル表記は、伊福部昭の自筆スコアに従い
『釋迦』と致しました
※交響曲「仏陀」の楽章タイトルは、
貴志によるドイツ語解説の引用です |
指揮:藤岡幸夫
管弦楽:
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
コンサートマスター:戸澤哲夫
合唱:東京シティ・フィル・コーア
(『釋迦』のみ)
合唱指揮:藤丸崇浩
(『釋迦』のみ) |
日本作曲界の至宝、伊福部昭と貴志康一の大作が奇跡のライヴ録音で甦る!
藤岡幸夫指揮、東京シティ・フィル/伊福部昭「釋迦」貴志康一「仏陀」
【収録曲/収録時間・約80分】
伊福部昭:交響頌偈『釋迦』(約38分)
貴志康一:交響曲『仏陀』(約42分)
収録:2025年2月14日 東京オペラシティコンサートホール(釋迦) 2025年2月20日すみだトリフォニ-ホール(仏陀)
録音・編集:上埜嘉雄
協力:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、ジャパン・アーツ、日本演奏連盟、東宝ミュージック、甲南学園貴志康一記念室
表紙絵:「十三仏図」 慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)より
デザイン:瀧沼亮
日本近代音楽史に燦然と輝く大作を、藤岡幸夫指揮・東京シティ・フィルの迫真のライヴ録音でCD化いたします。
日本を代表する作曲家・伊福部昭(1914-2006)が、自身のバレエ音楽・映画音楽を基に再構成・再作曲した壮大な合唱付きオーケストラ作品「交響頌偈『釋迦』」。
伊福部ならではの原始的・呪術的なリズムと荘厳な祈りの旋律が、釈迦の生涯を鮮烈に描き出します。
夭折した天才・貴志康一(1909-1937)がベルリン・フィルで初演するために完成させた「交響曲『仏陀』」(1934)。
マーラー、ブルックナー、ワーグナー、リヒャルト・シュトラウスなどロマン派後期の豊饒な管弦楽法で、仏陀の苦悩、愛、地獄、涅槃を42分の重厚な交響曲として表現しています。
これら二曲は、日本作曲界の金字塔として近年再評価が進む傑作です。
藤岡幸夫(東京シティ・フィル首席客演指揮者)が長年温めてきたプログラムの目玉として、2025年2月14日
東京オペラシティコンサートホールと同年2月20日すみだトリフォニ-ホールで魂が震えるような名演を残しました。
あの日の熱気と感動をそのまま封じ込めた高音質ライヴ録音が、ついにCDとして完成しました。
日本の作曲家の源流・深淵に触れる、必聴の1枚。クラシックファン、伊福部ファン、貴志康一再発見を待つすべての方へ。

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<映像>
SALZBURG WIND PHILHARMONIC(映像)
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BPSRECDVD4
(1DVD)
\4800
※CD同時発売
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リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲(吹奏楽版)
ヨハン・シュトラウス2世:行進曲 《狙いをつけろ》
Op.478
ヨーゼフ・シャントル:ヤークト・アンブラゼン
(パルフォルスホルン〔狩猟用ホルン〕のための)
作者不詳:ハラリ
(パルフォルスホルン〔狩猟用ホルン〕のための)
カール・マリア・フォン・ウェーバー:
歌劇 《魔弾の射手》 序曲 Op.77
ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ 《山の上から》
Op.292
ヨハン・シュトラウス2世 / ヨーゼフ・シュトラウス
/
エドゥアルト・シュトラウス:射撃のカドリーユ
リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲
Op.64
(原典版に基づく吹奏楽版の初演) |
ハンスイェルク・アンゲラー(指揮)
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニック |
☆吹奏楽版 "アルプス交響曲"を収録したDVD盤(ライヴ)も登場!
☆Vimeoにて2024年のコンサートのプロモーション動画をご覧いただけます!
ヨーロッパ屈指の吹奏楽団、ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックが首席指揮者ハンスイェルク・アンゲラーとともに贈る、大好評を博したザルツブルク祝祭大劇場での「公現祭コンサート
2024」ライヴ映像。音楽史に名を刻むふたりの「シュトラウス」(ヨハン・シュトラウス2世とリヒャルト・シュトラウス)を、独創的なプログラムで結びつけた注目のDVDです。
コンサート前半では、「山々より」というコンセプトのもと、田園のロマンティシズムや狩猟の情景をテーマに、ヨハン・シュトラウス2世を中心とした同時代の作曲家による狩猟音楽・行進曲を演奏。同団ならではの透明で気品あるサウンドで、自然の息づかいや情景が鮮やかに描き出されます。後半は、リヒャルト・シュトラウスの大作
《アルプス交響曲》 を演奏。視覚と音響が融合する映像作品ならではの臨場感のなか、山の登頂から下山までを壮大に描くこの音楽が、まったく新しい響きで体験できます。
ザルツブルク・ウィンド・フィルハーモニックは、2002年にハンスイェルク・アンゲラーによって創設された、ヨーロッパ屈指のプロフェッショナル吹奏楽団。モーツァルテウム管弦楽団やザルツブルク州立劇場管弦楽団をはじめ、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなど世界的オーケストラのトップ奏者が多数参加する国際的アンサンブルで、長年にわたり、ベルリン・フィル首席クラリネット奏者ヴェンツェル・フックスがコンサートマスターを務めています。
ウィーン=ザルツブルクの伝統を継承しつつ、吹奏楽の芸術性を追究する卓越した団体として知られ、ヨーロッパを中心に高い評価を獲得。レパートリーは古典から現代まで幅広く、これまでに多数のCD・DVDを発表。毎年の「公現祭コンサート」はテレビ中継される人気公演で、国内外で高い評価を得ています。
本DVDでは、同団の緻密なアンサンブル、豊かな音色、そしてアンゲラーによる丹念な音楽づくりを、ライヴならではの迫力で存分に堪能できます。
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