≪第130号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2026/1/20~
1/23(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARS PRODUKTION
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ARS38378
(1SACD HYBRID)
\4100
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ミヒャエル・ヴェッセル(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第4巻
W.A.モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309
ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311
アレグロ 変ロ長調 K.400
《ロンドン・スケッチブック》 K.Anh.109b
より
ソナタ楽章 ト短調 K.15p、シチリアーノ
ニ短調 K.15u |
ミヒャエル・ヴェッセル(ピアノ) |
バイロイトのプロテスタント教会音楽大学でピアノ演奏や歌曲伴奏などを教えているミヒャエル・ヴェッセルによるモーツァルト第4巻。幼少期のモーツァルトが書き留めた《ロンドン・スケッチブック》の断章(K.15p/K.15u)と、短いソナタ楽章K.400(旧K.372a)を添えつつ、成熟期のソナタ第7~9番へとつなぎます。歴史的奏法の知見を踏まえながら、ベーゼンドルファーの豊かな音色で歌と語りのコントラストを際立たせる、鮮やかなモーツァルトです。
2025年3月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
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ARS38372
(2SACD HYBRID)
\5200
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シュナイダー:オラトリオ《救い主キリスト》
フリードリヒ・シュナイダー(1786-1853):
オラトリオ
《救い主キリスト Christus der Erloser》 |
ドロテア・ブラント(ソプラノ)
アニカ・ブース(ソプラノ)
ウルリケ・マロッタ(アルト)
パトリック・グラール(テノール)
トーマス・ラスケ(バス)
バルメン=ゲマルケ・カントライ
ヴッパータール交響楽団
アレクサンダー・リュケン(指揮) |
デッサウの宮廷楽長フリードリヒ・シュナイダー(1786-1853)が構想した「キリストの生涯」をたどるオラトリオ群。本作《Christus
der Erloser》はその掉尾を飾る作品で、「受難」の物語に焦点を当てています。1820年代に着想されたこの連作は、イエスの生涯を4部構成で描く構想のもとに計画され、そのうち3作が完成しました。シュナイダーの劇的な構成力と深い信仰心、合唱とオーケストラの卓越した扱いを物語る力作です。
2024年11月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
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モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン:ピアノ・ソナタ集
W.A.モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番
ハ長調K.330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調
Op.110
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調《葬送》Op.35 |
ジョゼフ=モーリス・ヴェーダー(ピアノ) |
ウィグモア・ホールでのデビューを起点に世界各地の舞台で活動を広げてきたスイスのピアニスト、ジョゼフ=モーリス・ヴェーダーによる最新スタジオ録音『リフレクションズ』。モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンという3人の巨匠のソナタを通して、自身の音楽人生を静かに省みる作品集です。これらの作品は単なるレパートリーではなく、長年の演奏活動の中で培われた人生の支えであり、ヴェーダーの音楽哲学の核心を映し出しています。
2025年7月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
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ノクターン
リヒャルト・シュトラウス:夜 Op.10-3、星
Op.69-1
ドビュッシー:星の夜、美しき夕べ、月の光
ショパン:ノクターン Op.27-2(ピアノ・ソロ)
ドヴォルザーク:おやすみ、愛の歌より
ツェムリンスキー:
月は不満そうに昇ってきた Op.6-2、
小さな窓は夜閉ざされる Op.6-3
シューマン:月夜 Op.39-5、夜に Op.12-5(ピアノ・ソロ)
シューベルト:ナイチンゲールに D.497
モーツァルト:夕べの想い K.523
シマノフスキ:3つの子守歌 Op.48
マルティヌー:子守歌 Op.232 BIS
バーバー:この輝ける夜にOp.13-3
リヒャルト・シュトラウス:明日! Op.27-4 |
シモーナ・シャトゥロヴァー(ソプラノ)
マレク・コザーク(ピアノ) |
ブラチスラヴァ(スロヴァキア)生まれのソプラノ、シモーナ・シャトゥロヴァーは、ブラチスラヴァ音楽院で学び、イレアナ・コトルバシュ、マルグリート・ホーニッヒに師事。
これまでに、クリストフ・エッシェンバッハ、クリストファー・ホグウッド、ネヴィル・マリナー、トマーシュ・ネトピルなどの著名な指揮者たちと共演し、コンサートやオラトリオの歌手としても国際的な名声を得ています。このアルバムでは「夜」にまつわる作品を集め、歌曲だけでなくピアノ・ソロも含めて収録しています。
2024年1月
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新しい人生に向かって
リリ・ブーランジェ:前奏曲、3つの小品、主題と変奏
ナディア・ブーランジェ:3つの小品、新しい人生に向かって
タイユフェール :即興曲、2つの小品、パルティータ
プーランク:
3つのノヴェレッテ FP 47/173、メランコリー
FP 105 |
エフゲニア・ネクラソヴァ(ピアノ) |
「新しい人生に向かって」は単なるナディア・ブーランジェの曲名だけでなく、20世紀初頭の音楽における新たな方向性を象徴しています。そのような時代の中で活躍した3人の女性作曲家の作品を中心に取り上げています。
エフゲニア・ネクラソヴァはミンスクの著名な音楽家一家に生まれ、サンクトペテルブルク国立音楽院をディプロマで卒業しました。その後、ケルン音楽大学に進学し、優秀な成績で卒業しました。
2025年5月
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ヨーゼフ・ハース:ピアノ作品集 Vol.2
ヨーゼフ・ハース:
ピアノ・ソナタ ニ短調 Op.94-2
ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.94-1
ピアノ・ソナタ イ短調 Op.46
童話集第2番 |
ゲリト・レンゼ(ピアノ) |
ドイツの後期ロマン派に属する作曲家兼音楽教師であったヨーゼフ・ハースのピアノ作品集の第2弾。ハースはマックス・レーガーに師事し、その影響を強く受けました。その音楽は調性に基づいた作品が中心になっています。
2007年7月4日-7日
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ハープ、クラリネット、チェロという異色のアンサンブル、トリアニマ
リ・カラード |
トリアニマ |
ブラームス(ヨハンナ・ゴスナー編):ブラームス・アンリミテッド
ショスタコーヴィチ(ゴスナー編):5つの小品
ベートーヴェン&カミラ・カベロ(ゴスナー編):バハナのルートヴィヒ
ファビオ・デヴィジリ:リ・カラード
シュナイダー:イースト
ジャスティン・ハーウィッツ(ゴスナー編):ラ・ラ・ランド
G.コーエン:Trio for Spry Clarinet, Weeping
Cello and Ruminating Harp
グリーグ(ゴスナー編):マウンテン・キング
エリック・ウィテカー:(ゴスナー編):グッドナイト・ムーン
ドヴォルザーク(イザベル・ゴラー編):Weihnachtsstern |
ハープ、クラリネット、チェロという異色のアンサンブル、トリアニマ。ブラームス、ショスタコーヴィチ、グリーグといった名だたる作曲家たちの名曲を彼女たち自身でアレンジし、美しいメロディを独自の響きで奏でています。
2025年8月
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ONYX
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ONYX4276
(2CD)
\4000
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音楽学者マルコム・ブルーノによる新しいエディション
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV245 |
ダラス・バッハ協会合唱団&管弦楽団
ジェームズ・リッチマン(指揮)
イライジャ・マコーマック(ソプラノ)
ニコラス・ガルサ(カウンターテナー)
トーマス・クーリー(テノール/福音史家)
デイヴィッド・グローガン(バス/イエス)ほか |
音楽学者マルコム・ブルーノによる新しいエディションを採用した《ヨハネ受難曲》!
《ヨハネ受難曲》は、J.S.バッハの現存する最初期の受難曲で、1724年に初演。以後も1725年、1730年、1736年、1749年にかけて改訂が重ねられましたが、後年の追加曲の一部は現代版では付録扱いになるなど、作曲者自身による「決定稿」が存在しない作品でもあります。つまり私たちが手にするのは、上演のたびごとにバッハが意識的に、あるいは無意識に目指していたものをつかもうとして重ねた、さまざまな試みの痕跡なのです。
本録音では、音楽学者マルコム・ブルーノによる新しいエディションを採用。舞台的、オペラ的な感覚も強いこの作品を、改訂の多層性も含めて捉え直しています。
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ANALEKTA
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新しいユダヤの音楽 Vol.5
1-2. ジョーダン・ノーブルス(1969-): kanata
-
ア・カペラ混声合唱のための
3-7. ヨセフ・バルダナシュヴィリ(1948-):
Light to My Path -
混声合唱とサクソフォン、パーカッション、
ピアノのためのコラール・ファンタジー
8. イエー・クラータグ(1985-):
The Parable of the Palace -
合唱と4台のコントラバスのための
9-16. フアン・トリゴス(1965-): Simetrias
Prehispanicas -
混声合唱とアンサンブルのためのカンタータ・オラトリオ |
モントリオール交響楽団合唱団
モントリオール交響楽団の器楽奏者たち
アンドリュー・メギル(指揮) |
録音: 2025年6月 モントリオール、コンコルディア大学、オスカー・ピーターソン・コンサートホール
カナダのソプラノ歌手シャロン・アズリエリが創設した、アズリエリ財団によるユダヤ音楽とカナダ音楽の作曲コンクール、「アズリエリ音楽賞」を2024年に受賞した4つの合唱作品を収録。カナダの作曲家ジョーダン・ノーブルスの作品は、カナダ横断の旅にインスピレーションを得た内省的で美しいもの。グルジア(現ジョージア)出身でイスラエルで活動するヨセフ・バルダナシュヴィリの作品は、グルジアの合唱音楽の伝統と詩篇の両方から着想を得た合唱幻想曲。イスラエルのイエー・クラータグの作品は、中世のユダヤ人哲学者マイモニデスの寓話に基づくもので、フラジオレットなどを駆使した4台のコントラバスが活躍する不思議な響きに注目です。メキシコのフアン・トリゴスによる作品は、アステカを中心とした母国文化と宇宙観に敬意を表したカンタータ・オラトリオ。多彩な作品をモントリオール交響楽団合唱団の高度な技術で楽しめるアルバムです。
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AUDITE
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AU23449
(2CD)
\4200 →\3890
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クロアチアの女性作曲家
ペヤチェヴィチ:交響的作品全集
ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923):
【CD1】
1. Verwandlung 変容 Op. 37b*
2. 愛の歌 Op. 39*
3-4. 2つの蝶の歌 Op. 52*
3. No. 1 Goldne Sterne, blaue Glockchen
黄金の星、青い釣鐘草
4. No. 2 Schwebe, du Schmetterling
舞いなさい、蝶々よ
5-8. 交響曲 嬰へ短調 Op. 41
【CD 2】
1. ファンタジー・コンチェルタンテ ニ短調Op.
48**
2. 序曲 ニ短調 Op. 49
3-5. ピアノ協奏曲 ト短調 Op. 33**
6. 夜想曲 嬰ハ長調 Op. 50-1
(I. クリェリッチによる管弦楽編曲) |
アニカ・シュリヒト(メゾ・ソプラノ)...*
マルティナ・フィリャク(ピアノ)...**
シュターツカペレ・ワイマール
イヴァン・レプシッチ(指揮) |
録音:シュターツカペレ・ワイマール、リハーサル・ホール 2024年11月19-21日 2025年3月5-6日、4月7-9日
収録時間:約110分
クロアチアの作曲家ベヤチェヴィチの名前が母国以外でも語られるようになったのは21世紀に入ってから。特に没後100年の2023年に注目される存在となりました。1885年にブダペストに生まれ、1923年にミュンヘンで没した彼女は、貴族の家系に育ち、言語的・文化的背景から「中央ヨーロッパの作曲家」と位置づけられます。作風はロマン主義を基盤としながら、印象主義や表現主義の要素も取り入れており、とりわけ後期作品において独自の深化が見られます。この2枚組のアルバムは、彼女の管弦楽作品の全容を収録。指揮は彼女と同郷でライプツィヒ市立歌劇場の音楽総監督を務めるレプシッチ、オーケストラは2024年から彼が首席指揮者を務めるシュターツカペレ・ワイマールです。
ラフマニノフの影響が感じられる「ピアノ協奏曲
ト短調」とウィーンで部分初演された「交響曲
嬰へ短調」の2つの大作を中心に、先進的な和声をもつ「ファンタジー・コンチェルタンテ」、ドイツ音楽の伝統的な性格を備えた「序曲」、カール・クラウスやライナー・マリア・リルケの詩に基づく管弦楽伴奏歌曲、「夜想曲」の管弦楽版を収録しています。
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B RECORDS
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ベートーヴェン、ハイドン、モーツァルト:
弦楽四重奏曲集
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
1. アダージョとフーガ ハ短調 K. 546
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
2-5. 弦楽四重奏曲 第67(82)番 ヘ長調
Op. 77-2
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
6-9. 弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 Op.
18-1 |
デュティユー弦楽四重奏団
ギヨーム・シレム、
マチュー・アントシェヴェルケル(ヴァイオリン)
ダヴィッド・ガイヤール(ヴィオラ)
トマ・デュラン(チェロ) |
録音: 2025年9月9日 トゥールーズ、サン=ピエール=デ=キュイジューヌ・オーディトリアム (ライヴ/拍手入り)
収録時間: 56分
【ベテラン弦楽奏者たちのクァルテットによる、若きベートーヴェンとそれに連なる作品集】
弦楽四重奏団といえば学生の頃に結成される団体が多い中、デュティユー弦楽四重奏団はオーケストラや室内楽で活動を行い芸術的な円熟期を迎えた弦楽奏者たちにより2020年に結成されたという、異色のアンサンブル。彼らの「ベートーヴェン三部作」は、初期・中期・後期それぞれにテーマを設けて関連作と共に収録するというもの。第1弾の今作では若き日にスポットを当て、パトロンであったヴァルトシュタイン伯爵から贈られた「ハイドンの手からモーツァルトの精神を受け取りなさい」という言葉をテーマに、巨匠たちから受け継がれた音楽の継承を辿ります。ハイドン最後の四重奏曲から、そのバトンを受け取ったベートーヴェンの第1番へと繋がる流れの冒頭を、劇的なモーツァルトの作品が彩ります。オーケストラでの豊富な経験を持つ奏者たちが、交響曲的な色彩感や解釈を室内楽へと融合させている点も大きな魅力。ライヴならではの聴衆との親密な交流から生まれた熱量と、即興的な閃きに満ちた瑞々しい演奏をお楽しみください。
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BR KLASSIK
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マリス・ヤンソンス(指揮)&バイエルン放送交響楽団
マーラー:交響曲第6番 イ短調
1-4. グスタフ・マーラー(1860-1911):
交響曲第6番 イ短調
1. I. Allegro energico, ma non troppo.
Heftig, aber markig
2. II. Scherzo: Wuchtig
3. III. Andante moderato
4. IV. Finale: Allegro moderato - Allegro
energico |
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮) |
録音:2011年5月4-6日(ライヴ) ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
収録時間:79分
オーケストラの精緻な表現力が特徴の2002年のロンドン交響楽団、美しさを追求した2005年のコンセルトヘボウ盤とは一線を画し、スケルツォを第2楽章に置く構成で、速めのテンポ設定が劇的な推進力を生んでいます。バイエルン放送交響楽団ならではの力強く精緻なアンサンブルに裏打ちされた第1楽章、躍動感のある第2楽章、弦の響きが美しい第3楽章を経て、第4楽章の緊張感を伴う終結部。どこを取っても見事な演奏です。
※以下のBOXより分売
900719 マーラー:交響曲全集(12CD)
900200 、マリス・ヤンソンス・エディション(70CD)
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CAPRICCIO
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「ストラヴィンスキーのピアノ教師」
カシュペロヴァ:ピアノ協奏曲 イ短調、交響曲ロ短調
レオカディヤ・カシュペロヴァ(1872-1940):
1-3. ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 2
1. I. Allegro maestoso - Molto allegro/
2. II. Adagio/3. III. Allegro con
anima/
4-7. 交響曲 ロ短調 Op. 4
4. I. Andante/5. II. Allegretto scherzando/
6. III. Andante/
7. IV. Finale. Andante sostenuto -
Molto allegro
全て世界初録音 |
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
ベルリン放送交響楽団
アンナ・スクリレヴァ(指揮) |
録音:Berlin、rbb ベルリン=ブランデンブルク放送 Haus
des Rundfunk、Saal 1 2022年11月20-21日...1-3 2024年7月2-4日...4-7
収録時間:72分
【CAPRICCIOレーベルが力を入れる知られざる女性作曲家シリーズ】
「ストラヴィンスキーのピアノ教師」として知られるレオカディヤ・カシュペロヴァは、アントン・ルビンシテインに学び、リムスキー=コルサコフら同時代の作曲家からも高く評価されました。19世紀末から20世紀初頭にかけては、ピアニスト兼作曲家としてロシア国内外で成功を収め、1907年のヨーロッパ演奏旅行では大きな称賛を浴びています。しかし1916年の結婚と革命期の混乱により活動は断絶し、その作品は長く忘れられていました。近年、音楽学者グラハム・グリフィスの研究と校訂出版によって、ようやく再評価が進められています。1900年の「ピアノ協奏曲
イ短調」は、ストラヴィンスキーに私的に教えていた時期の作品で、1901年に作曲者自身の独奏で初演されました。古典・ロマン派の様式に基づく3楽章構成で、荘重な冒頭、夢想的なアンダンテ、ポロネーズ風の終楽章が鮮明な対照を成します。1905年の「交響曲
ロ短調」は彼女が書いた最も大きな管弦楽作品で、西欧とスラヴの伝統の中道を歩みつつ、全体にロシア的抒情が漂い、歌謡的な弦の旋律や木管の主題が晴朗なロ長調の結末へと導きます。
指揮のアンナ・スクリレヴァは、2019年から25年にマグデブルク劇場総音楽監督を務め、オイゲン・エンゲルの歌劇《グレーテ・ミンデ》の録音(ORFEO)で2024年にOPUS
KLASSIK賞(世界初録音部門)を受賞するなど、意欲的な活動が注目されています。

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CHANDOS
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完結編!!毎回カップリングが凝りに凝ってる
ジャン=エフラム・バヴゼ (ピアノ:Yamaha
CFX).
モーツァルト:ピアノ協奏曲 Vol. 12
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
1. 歌劇《クレタの王イドメネオ》 K. 336-
序曲(C. ライネッケによる演奏会ヴァージョン)
2. ロンド イ長調 K. 386(A. タイソン編)
3-5. 3台のピアノのための協奏曲
第7番 ヘ長調「ロドロン」 K. 242
カデンツァ...W. A. モーツァルト
6. ロンド ニ長調 K. 382
カデンツァ...W. A. モーツァルト
7-9. 歌劇《見てくれのばか娘》 K. 51-
序曲(L. モーツァルトによる演奏会ヴァージョン)
10-12. 2台のピアノのための協奏曲 第10番
変ホ長調 K. 365
カデンツァ...W. A. モーツァルト |
ジャン=エフラム・バヴゼ
(ピアノ:Yamaha CFX)...
2-6、10-12
アンドレア・ネメツ
(ピアノ:Yamaha CFX)...
3-5、10-12
ローズ・マクラクラン
(ピアノ:Yamaha CFX)...3-5
マンチェスター・カメラータ
キャロライン・ペザー(リーダー)
ガボール・タカーチ=ナジ(指揮) |
録音:2024年9月21-23日 イギリス、マンチェスター、The
Stoller Hall, Hunts Bank
総収録時間:75分
ジャン=エフラム・バヴゼとガボール・タカーチ=ナジによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズの完結編となる第12集。
歌劇《イドメネオ》と《見てくれのばか娘》の序曲に、2曲のピアノと管弦楽のためのロンド、さらに2台および3台のピアノのための協奏曲が組み合わされた祝祭的な内容になっています。バヴゼは、9年にわたる録音を振り返り、全集完成の充足感と同時に、録音セッションへの深いノスタルジーを覚えると語っています。このシリーズは、指揮のガボール・タカーチ=ナジと、マンチェスター・カメラータのメンバーとの強固な音楽的結束のもとに完成しました。
プロジェクトを締めくくるにあたり、妻であり卓越したモーツァルト解釈者でもあるアンドレア・ネメツと共演できたことは彼にとって特別な喜びであり、とりわけ親密な演奏を聴かせます。
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DACAPO
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デンマークの女性作曲家
グリーベル=ヴァンダル:歌曲集
テクラ・グリーベル=ヴァンダル(1866-1940):
1-5. 5つの歌曲(1892-93頃)
1. I. Hvad angar det dig?
それがあなたに何の関係があるの?
2. II. Rinda, min brud リンダ、わが花嫁
3. III. Det bodes der for 報いを受けねばならぬ
4. IV. Stemning 気分
5. V. Genrebillede 風俗画
6-9. 低声のための3つのリート(1892-93年頃)
6. I. Meeresstille und Gluckliche Fahrt
静かな海と楽しい航海
7 II. Warum? なぜ
8 III. Mater dolorosa 悲しみの聖母
9-10. 2つの歌曲(1889頃-91)
9. I. Sang af "Mester Dubitans"
「マスター・ドゥビタンス」の歌
10. II. Folkevise 民謡
11. Berces par la nuit 夜に揺られて
12-16. オスカー・マドセンの
『さまよえるオランダ人』による5つの歌曲(1893)
12. I. I klitten gror ej roser 砂丘にバラは咲かない
13. II. Den flyvende hollaender さまよえるオランダ人
14. III. Jeg pynted' mig sa faur
og fin 私は美しく着飾った
15. IV. Drages du ung fra det faedrene
tag
若くして父の庇護を離れ
16. V. Arions sang アリオンの歌
17. Der kom en liden sangfugl ("Den
vanvittige")
小さな歌鳥がやってきた(『狂人』より
18. Jeg ville gerneそうできればいいのに(1902年頃)
19. Saphire sind die Augen dein
あなたの瞳はサファイア(1900以降)
20-22. 3つの歌曲
20. I. O glem det ej
おお、それを忘れないで(1895-98年頃)
21. II. Silde ved nat hin kolde 冷え切った夜更けに(1901)
22 III. Flyveren 飛行士(1916頃)
23 Anfangs wollt' ich fast verzagen
初めはほとんど絶望しかけた(1901)
全て世界初録音 |
ルイーセ・マクレランド・ヤコブセン
(ソプラノ)...
3、4、9、10、12、14、17
ゾフィー・ハーゲン
(メゾ・ソプラノ)...
6、7、8、11、21
クリストファー・アッペル
(テノール)...
1、2、5、18、19
アスムス・ハンケ・フレデリクセン
(バリトン)...
13、15、16、20、22、23
ラウリッツ・ドラグステッド(ピアノ) |
2026/1/26 8.224270から 8.224770に変更
録音:2025年6月16-19日 コペンハーゲン、ガルニゾン教会
収録時間:48分
1890年代に作曲家としてデビューし、晩年にはきわめて内省的で深遠な音楽世界に到達したデンマークの女性作曲家テクラ・グリーベル=ヴァンダル。不安定な家庭環境に育ちながら、劇場でオペラに触れた体験を契機に創作への道を目指します。以降、精神的苦悩、結婚の破綻、貧困に塗れた過酷な状況を乗り越え、生涯にわたり作曲を続け、とりわけ言葉と音楽が密接に結びつく歌曲に情熱を注ぎました。詩に潜むアイロニーや内面の葛藤、憧憬やユーモアを鋭くすくい取り、形式と感情を自在に往還するその歌曲は、これまで埋もれていたのが信じられないほどの独自性を備えています。この録音にはデンマークの若手世代を代表する実力派歌手たちが参加し、彼女の歌曲に初めての本格的解釈を与えています。瑞々しくも深い表現が、作品のドラマ性と詩的世界を鮮やかに甦らせています。
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DB PRODUCTIONS
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1930年代半ばに結成されたデンマーク四重奏団のために書かれた作品
フルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ
デンマークの室内楽作品集
1-3. オットー・モーテンセン(1907-1986):
協奏的四重奏曲
1. I. Allegro moderato/2. II. Largo/
3. III. Allegro moderato
4-6. ヘアマン・ダーヴィド・コッペル(1908-1998):
組曲 Op. 28
4. 第1楽章
5. 第2楽章(アレグレット・トランクィロ)
6. 第3楽章
7-9. クヌドーゲ・リスエア(1897-1974):セレナーデ
7. I. Allegro concertante/8. II. Romanza/
9. III. Vivace e giocoso
10-12. ニルス・ヴィゴ・ベンソン(1919-2000):
Mosaique musicale モザイク・ミュジカル
10. Allegro molto/11. Adagio -/12.
Allegretto
13-15. フィニ・ヘンリケス(1867-1940):室内四重奏曲
13. I Allegro energico/14. II Andantino
cantabile/
15. III Finale. Allegro
7-9を除き、世界初録音 |
ヤンネ・トムセン(フルート)
セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)
アンドレアス・ブランテリド(チェロ)
ベンクト・フォシュベリ(ピアノ) |
録音:2024年5月18-20日 コペンハーゲン、デンマーク王立音楽アカデミー
収録時間:76分
1930年代半ばに結成されたデンマーク四重奏団(The
Danish Quartet)のために書かれた作品を収録。彼らはフルート奏者ギルバート=イェスペルセンを中心にフルート、ヴァイオリン、チェロ、ピアノという非常に珍しい楽器編成で活動し、デンマーク国内外で国際的な名声を博しましたが、この編成のためのオリジナル作品は限られていたため、多くの新作を委嘱してきました。ここで紹介された5人の作曲家は、第二次世界大戦前後のデンマーク音楽を代表する顔ぶれであり、それぞれが独自の音楽語法を確立しています。リスエアを除く全曲が世界初録音となり、注目のチェリスト、ブランテリドをはじめとするの現代の名手たちが、当時のデンマーク音楽界の創造的エネルギーと実験精神を鮮やかに伝えています。
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LA DOLCE VOLTA
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エルメス弦楽四重奏団
ウィーンの響き~
モーツァルト、ウェーベルン、コルンゴルト
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
1-4. 弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 K.
421
アンドン・ウェーベルン(1883-1945):
5. 緩徐楽章
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):
6-9. 弦楽四重奏曲 第2番 変ホ長調 Op.
26 |
エルメス弦楽四重奏団
オメール・ブシェーズ(第1ヴァイオリン)
エリーゼ・リュウ(第2ヴァイオリン)
ユン=シン・ロウ・チャン(ヴィオラ)
ヤン・ルヴィオノワ(チェロ) |
録音: 2024年7月9-12日 ベルギー、モンス、アルソニック
収録時間: 66分
※ 日本語解説付
【エルメス四重奏団が描く、ロマン主義の黄昏と別れの物語】
2008年にリヨン国立高等音楽院内で結成されたエルメス四重奏団。ラヴェル四重奏団から指導を受け、アルフレート・ブレンデルと深い絆で結ばれた彼らによる、楽都ウィーンで育まれた音楽の系譜に光を当てる野心的なプログラム。モーツァルトがロマン主義の到来を予感させた傑作から、ウェーベルンやコルンゴルトがその終焉に告げた別れの響きまで、150年を超える「ウィーンの魂」の変遷が鮮やかに描き出されます。アルバムの核を成すのは、彼らが活動初期から熟成させてきたモーツァルトの第15番。不安や苦悩を露わにしたドラマティックな表現は、亡命直前のコルンゴルトが綴った切実なノスタルジーや、ウェーベルンの親密な語り口と見事に呼応します。「黄昏の色調」を帯びた各作品が放つ強烈な感情を、伝令神の名を冠する四重奏団が聴衆の感性へと橋渡しします。
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ONDINE
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オッリ・ムストネン(指揮)&トゥルク・フィル
シチェドリン:
弦楽、オーボエ、ホルン、チェレスタのための音楽
他
ロディオン・シチェドリン(1932-2025)
1-6. 弦楽、2つのオーボエ、
2つのホルンとチェレスタのための音楽(1986)
-
バレエ「犬を連れた奥さん」による
7. ヴォログダの羊飼いの笛(バルトークへのオマージュ)(1995)
-
オーボエ、コールアングレ、
ホルンと弦楽オーケストラのために
8. コンチェルト・ドルチェ(1997) -
ヴィオラ、弦楽とハープのために
9. ディオニシオスのフレスコ画(1981)
- 9つの楽器のために |
ローレンス・パワー(ヴィオラ)...8
トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
オッリ・ムストネン(指揮) |
録音:フィンランド、トゥルク・コンサート・ホール 2021年8月31日-9月2日...1-7、9 2021年9月9-11日...8
収録時間:65分
ムストネンが指揮者として、30年来の盟友シチェドリンの作品を収録したアルバムを、昨年亡くなった作曲家を悼みつつリリースします。モスクワ音楽院で学び、若くして注目を集めたシチェドリンは、伝説的バレリーナ、マイヤ・プリセツカヤとの結婚を通じてバレエ作品に重要な足跡を残し、ロシア文学や民間伝承、正教の伝統を創作の中核に据えました。その音楽には常に、明確に「ロシア的」と感じられる濃密な精神性が息づいています。ムストネンはその音楽を深く理解し、創作を刺激し続けた存在であり、「ピアノ協奏曲第5番」をはじめとする協奏作品は、両者の緊密な対話から生まれました。チェーホフ原作のバレエを基にした「弦楽、2つのオーボエ、2つのホルンとチェレスタのための音楽」に見られる濃密で抒情的な管弦楽表現、北ロシアの民俗伝統を素材にバルトークへの敬意を示した「ヴォログダの羊飼いの笛」、ローレンス・パワーが奏でるヴィオラの柔らかな歌が親密な対話を織り成す内省的な「コンチェルト・ドルチェ」、そしてロシア正教のイコン画に着想を得た「ディオニュシオスのフレスコ画」の神秘的な響きは、作曲家の直感と自由、そして二人の揺るぎない信頼関係が一体となった創作の軌跡を鮮やかに描き出しています。

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OUR RECORDINGS
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バスとオルガンのための歌曲集
1-7. ペレ・グズモンセン=ホルムグレーン(1932-2016):
7つのソロモンの歌(2025 遺作)(P. ナヴァロ=アロンソ編)
1. I. "Bah! Tomhed..."ああ、空虚だ...
2. II: "Og jeg gav mit hjerte..."
そして私は心を捧げた...
3. III: "Det er et tyngende onde..."
それは嘆かわしい災いだ...
4. IV: "Og jeg gav mit hjerte..."
そして私は心を捧げた...
5. V: "Galskab og darskab!"
狂気と愚行
6. VI: "Store var mine gerninger..."
わが業は偉大であった...
7. VII: "Da sa jeg mig om..."
ここで私は自分のなしたすべてを振り返った...
8-16. ベント・ロレンセン(1935-2018):
Erotiske salmer エロティックな賛歌(1998)
8. Dig min sode skat at mode .
甘き宝物であるあなたにまみえるために
9. Du raedsels dyb, som truer os
われらを脅かす恐怖の深淵
10. Og naar din staerke rost engang
いつかあなたの力強い声が響くとき
11. Min fine skat 私の麗しい宝物
12. JEsu sode rosen-kinder イエスよ、甘美な薔薇の頬
13. Mit andedræt, sa taet 私の吐息、こんなにも近くに
14. Hvorledes skal jeg mode
いかにして私はあなたを迎えようか
15. Sa, sa, min skat よしよし、私のいとしい人
16. Jeg ligger ved JEsus hans bryster
saa tæt
私はかくも近く、イエスの胸に身を横たえる
17-23.ニコライ・ヴォルサーエ(1980-):
A Shipwreck 難破(2017)
17. Troen 信仰/18. Passacaglia パッサカリア/
19. Lynet 稲妻/20. Recitativo レチタティーヴォ/
21. Nattens begravelsestog 夜の葬列/
22. Abenbaring 啓示/23 Bolgerne
波 |
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン
(バス・バリトン&
パーカッション)
ペーター・ナヴァロ=アロンソ
(オルガン) |
録音:コペンハーゲン、Our Saviour's Church
(救世主教会),2025年5月25日...1-7 2023年9月11-13日...8-16 2024年8月21日...17-23
収録時間:74分
威厳あるバスの声とオルガンの響きが、官能的な愛と無償の愛が交錯する世界を描き出した異色のリサイタル・アルバム。旧約聖書に基づく内省的な作品、官能と神聖を融合させた瞑想的な歌曲、そして生と死、再生をめぐる劇的な音楽が並び、性格の異なる3人の作曲家の個性を鮮明に聴き取ることができます。オルガニスト兼作曲家のペーター・ナヴァロ=アロンソによる救世主教会の壮麗なオルガンの表現力を最大限に引き出した演奏と、デンマークで最も名高い録音エンジニアの一人、プレーベン・イワンによる鮮烈な録音が、声楽とオルガンの新たな可能性を示す1枚です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DANACORD
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DACOCD10011006
(6CD)
\9300
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エアリング・ブロク(ヴァイオリン)~デンマーク室内楽奏者のパイオニア
~オリジナルHMV&TONOレコーディング1937-1954
[Disc 1]
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第13番/ヴァイオリン・ソナタ第8番/
ヴァイオリン・ソナタ第9番《クロイツェル》
[Disc 2]
ニルセン:
弦楽四重奏曲第3番/弦楽四重奏曲第4番/
ヴァウン・ホルムボー:弦楽四重奏曲第1番
[Disc 3]
ハイドン:
弦楽四重奏曲《セレナーデ》/
弦楽四重奏曲第53番《ひばり》/
シューベルト:弦楽四重奏曲第12番《四重奏断章》/
ヴァウン・ホルムボー:セレナータ
(フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)/
ストラヴィンスキー:弦楽四重奏のための小協奏曲/
バルトーク:弦楽四重奏曲第6番
[Disc 4]
ハイドン:ディヴェルティメント ト長調
(フルート、ヴァイオリンとチェロのための)/
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第11番《仕立屋カカドゥ》/
フリードリク・クーラウ:
フルート五重奏曲第1番/
三重奏曲 ト長調
(フルート、ヴァイオリンとピアノのための)/
グルック:メヌエット/
ニルス・W・ゲーゼ:ピアノ三重奏曲 ヘ長調
[Disc 5]
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第15番/ヴァイオリン・ソナタ第5番《春》/
クヌーズオーウ・リスエーヤ:セレナード
(フルート、ヴァイオリンとチェロのための)
[Disc 6]
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第28番/
アンドレ・グレトリ:
フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのためのソナタ/
ヴェーバー:ロシアの歌とロンド
(ヴァイオリン・ソナタ第3番)/
シューベルト:幻想曲 ハ長調/
ヘーコン・バーアセン:スケルツォ/
ニルセン:ヴァイオリン・ソナタ第2番/
スヴェン・S・シュルス:
フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための小協奏曲 |
エアリング・ブロク(ヴァイオリン)
エアリング・ブロク四重奏団
ホルガー・ギルバト=イェスパセン(フルート)
ホルガー・ロン・クリスチャンセン(ピアノ) |
Danacordによるデンマークの音楽遺産復刻!
20世紀デンマーク室内楽シーンを牽引したヴァイオリニスト、エアリング・ブロク(1904-1992)のHMV・TONO全録音が初CD化。
クラウス・ビューリトの秘蔵コレクションからの復刻を中心に、新たなマスタリングで蘇る至高の6枚組BOX!
20世紀デンマークの音楽遺産を探る Danacord
Records のシリーズ。「デンマーク室内奏者のパイオニア」のヴァイオリニスト、エアリング・ブロクの
HMV と TONO レーベルに残した録音が、新マスタリングによる6枚の「CD」でセット・リリースされます。
エアリング・ブロク Erling Bloch は、1904年にコペンハーゲンで生まれました。
15歳の時に王立デンマーク音楽アカデミーに入学し、1922年にデビュー・コンサートを行いました。カール・ニルセンが《第5番》と《第6番》の交響曲を作った間の時代です。ブロクは一年後、デンマーク王立管弦楽団に入団。1946年からアカデミーで教え、教授職が多忙になる1954年まで王立管弦楽団に在籍しました。
ブロクの室内楽奏者としてのキャリアは、1923年から1924年、トーヴァル・ニルセンの四重奏団に加わったことから始まり、1933年、王立管弦楽団の同僚とともにエアリング・ブロク四重奏団を結成しました。エミール・テルマーニに学んだレーヴァート・フリースホルム
Lavard Friisholm(1912-1999)。トーヴァル・ニルセンの四重奏団でブロクと一緒だったハンス・カソウ
Hans Kassow(1902-1964)。チェロは、創設メンバーのトーベン・アントン・スヴェンセン
TorbenAnton Svendsen(1904-1980)が舞台監督に転出したため、途中でアスガー・ロン・クリスチャンセン
AsgerLund Christiansen(1927-1998)に代わりました。彼は、アカデミーのピアノの教授だったホルガー・ロン・クリスチャンセン
Holger Lund Christiansen(1900-1959)の子で、ブレンダール・ベンクトソンとならぶ、世代を代表するチェリストと目されていました。交代に際して彼はスヴェンセンとブロクから適切な指示を受け、チェリストが変わったことによる様式とサウンドの変化はなかったと言われます。
ベートーヴェンが、初演後、最後の楽章を《大フーガ》として独立させ、それに代わる楽章を書いて完成させた《弦楽四重奏曲第13番
変ロ長調》。ヴァウン・ホルムボーの《弦楽四重奏曲第1番》は、1949年に作曲され、エアリング・ブロク四重奏団が初演。フランクフルトの音楽祭でも彼らが演奏し、その成功により、ホルムボーが国際的に知られることに寄与しました。スヴェン・S・シュルスの《小協奏曲》は、《デンマークは香しく》などの合唱曲で親しまれている彼の初期の一作です。
ブロクのアンサンブルは、ドイツ=オーストリア系の四重奏団とは異なる角度から作曲家たちの世界に入りこんでいき、「デンマークの」と特徴づけられるスタイルに独特の魅力がありました。ブロクは、1967年に解散するまでリーダーを務め、1974年の引退後も「デンマーク室内楽」の現場で審査員の仕事などをつづけ、1992年に没しました。
フルートの加わる作品には、ホルガー・ギルバト=イェスパセン
Holger Gilbert-Jespersen(1890-1975)が参加しました。彼は、王立デンマーク音楽アカデミーを卒業後、パリでアドルフ・エネバンとフィリップ・ゴーベールに学び、洗練された繊細なスタイルを磨きました。王立管弦楽団の首席フルート奏者と木管五重奏団のフルート奏者を務め、カール・ニルセンが《フルート協奏曲》を作曲、献呈したことで知られます。
すべて省略のない演奏。王立図書館から提供されたバルトークの四重奏曲をのぞき、クラウス・ビューリト
ClausByrith 氏のコレクションから復刻されました。作業にあたり彼は、すでにテープ録音の始まった1950年ごろから1960年代初期にかけての録音でも、ひとつの楽章の中はもちろん、「編集」の箇所がごく少ないことに気づいたといいます。ブロクたち音楽家と制作スタッフは、明らかに、その音楽から生まれる自然な流れや響きを重視していたことが伺え、こうした復刻プロデューサーの目からみた考察が、広範囲に及ぶノーツ(デンマーク語・英訳)に書かれています。
1937年~1954年/制作・復刻:クラウス・ビューリト
[注:録音の2種類ある「ニルセン:第4番」と「ハイドン:セレナーデ」は、最初の録音に不満だった演奏者の要望で実現した後年の録音を収録しています]
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<国内盤>
R RESONANCE
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新装版リリース
シャコンヌ&ロマンス /
髙木凜々子(ヴァイオリン)、三又瑛子(ピアノ)
1. シャコンヌ -
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より
(ヨハン・セバスティアン・バッハ)
2. ロマンス第2番 へ長調
(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン)
3. シャコンヌ ト短調
(トマソ・ヴィターリ / レオポルド・シャルリエ)
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4. ロマンス ( 映画「馬あぶ」より )
(ドミートリイ・ショスタコーヴィチ /
コンスタンティン・フォルトゥナトフ)
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*「リリコ・カンタービレ」 (RRSC-10014)
より |
髙木凜々子 (ヴァイオリン)
2-4. 三又瑛子 (ピアノ) |
CDフロントとバックカバーを全面的に刷新した髙木凜々子「シャコンヌ&ロマンス」
録音:2022年1月17~19日/J:COM 浦安音楽ホール
プロデューサー:白柳龍一
エンジニア:深田晃
●ベストセラー・アルバムとして高い人気を誇る「リリコ・カンタービレ」(RRSC-10014)。その録音セッションと同じ日程でJ.S.バッハの《シャコンヌ》と、ベートーヴェンの《ロマンス第2番ヘ長調》がレコーディングされていました。
●収録時間の関係で、「リリコ・カンタービレ」に入れることができなかったこれら2つの作品に、「リリコ・カンタービレ」からの2曲を加え、4曲入りミニCDとしてリリースしました。
●この度、初リリースから2年が経過したことを機に、CDフロントとバックカバーを全面的に刷新した新装版をリリースいたします(収録曲の変更はありません)。
●名器 ストラディヴァリウス "Lord
Borwick" (1702) による清澄な響きと、髙木凜々子の卓抜なテクニック、豊かな歌心がマッチして、まさに新しい時代のバッハ「シャコンヌ」が登場しました。
●レコーディング・エンジニアは、音の名匠・深田晃。あくまでもナチュラルな音響空間の表現と、演奏家の魂に肉迫するような音作りは、録音芸術の粋を堪能させてくれます。
●フルカラー、12ページの解説書は、髙木凜々子自身による解説が掲載されています。
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<映像>
C MAJOR(映像)
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77-1504
(3Blu-ray)
\13000
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アレーナ・ディ・ヴェローナ・ボックス
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[BD1] プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》
アンナ・ネトレプコ(トゥーランドット姫)、ユシフ・エイヴァゾフ(カラフ)
マリア・テレーザ・レーヴァ(リュー)、フェルッチョ・フルラネット(ティムー)
ゲジム・ミシュケタ(ピン)、リッカルド・ラドス(パン)、マッテオ・メッツァーロ(ポン)、
カルロ・ボシ(アルトゥーム)、パク・ジュニョン(役人)
アレーナ・ディ・ヴェローナ合唱団(合唱指揮:ウリッセ・トラバーチン)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団
マルコ・アルミリアート(指揮)
演出:フランコ・ゼッフィレッリ、衣裳:ワダエミ
照明:パオロ・マッツォン、振付:マリア・グラツィア・ガロフォリ
収録時期:2022年6月、収録場所:イタリア、アレーナ・ディ・ヴェローナ(ライヴ)
映像監督:ティチアーノ・マンチーニ
収録時間:130分、画面:カラー、16:9、歌唱:イタリア語、字幕:英、独、仏、西、韓、日本語
[BD2] プッチーニ:歌劇《トスカ》
ソニア・ヨンチェヴァ(トスカ)、ヴィットリオ・グリゴーロ(カヴァラドッシ)、
ロマン・ブルデンコ(スカルピア)、ジオルジ・マノシュヴィリ(アンジェロッティ)、
ジュリオ・マストロトターロ(堂守)、カルロ・ボシ(スポレッタ)、
ニコロ・チェリアーニ(シャルローネ)、ダリオ・ジョルジェーレ(看守)、
フランチェスコ・イヴァン・チャンパ(指揮)、アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団、
演出:ウーゴ・デ・アナ/映像監督:ティチアーノ・マンチーニ
収録:2023年6月、アレーナ・ディ・ヴェローナ(ライヴ)/
収録時間:134分/字幕:伊英独仏西韓日
[BD3] 『愛のデュエット~、ヨンチェヴァ&グリゴーロ』
グノー:歌劇《ロミオとジュリエット》より
・序曲/・「恋よ...ああ、太陽よ昇れ!」/
・「愛の神よ...私を奮い立たせて!」/・「ねえ...私は貴方を許すわ」
マスネ:歌劇《タイス》より瞑想曲(タイスの瞑想曲)
プッチーニ:
・歌劇《トスカ》より「マリオ!...ここにいるよ!」
・歌劇《マノン・レスコー》より 間奏曲
・歌劇《ラ・ボエーム》より
「ミミ...ここなら会えると思ったの...」「ミミは浮気者だ」「あなたの愛の呼ぶ声に」
ビゼー:歌劇《カルメン》より 間奏曲
マスネ:歌劇《マノン》より「君!...貴方が?...そう...私よ...私!」
プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》より「ある晴れた日に」
ヴェルディ:歌劇《椿姫》より「飲み干そう
愛の杯を!」
ソニア・ヨンチェヴァ(ソプラノ)、ヴィットリオ・グリゴーロ(テノール)、
ミハエラ・マルク(ソプラノ)、ダビデ・ルチアーノ(バリトン)、
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団、プラシド・ドミンゴ(指揮)
映像監督:ティチアーノ・マンチーニ
収録:2020年8月、アレーナ・ディ・ヴェローナ(ライヴ)/
収録時間:114分/字幕:英独仏韓日 |
イタリア世界遺産ヴェローナの夏の風物詩「アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭」《トゥーランドット》《トスカ》《愛のデュエット》近年の傑作上演が特別BOXで登場!
画面:1080i 16:9 FullHD/音声:PCMステレオ、DTS-HD
MA5.1/リージョン:All/BD50
イタリア世界遺産ヴェローナの夏の風物詩と言えばアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭。古代ローマ時代に造られた屋外闘技場の跡地「アレーナ・ディ・ヴェローナ」を会場とした世界最大規模の野外オペラ・フェスティバルです。毎年夏、10週間に渡って行われ、街の中心にある「アレーナ」の収容人数は16,000人を誇ります。1913年から開催され、その歴史は100年以上。マリア・カラスをはじめ、オペラ界のスターがこの舞台に立ち、世界中のオペラファンを魅了しています。
今回は、このヴェローナで行われた印象的な公演をまとめたBOXセットが発売されます。まず、20~21世紀最大の演出家のひとり、フランコ・ゼッフィレッリ[1923-2019]が手掛けたプッチーニの名作《トゥーランドット》。ゼッフィレッリは映画「ロミオとジュリエット」の監督として有名となり、古典的ながらも華やかな美感で映画だけでなくオペラ演出も多く手掛けていますが、特に《トゥーランドット》は黄金色の雄大な舞台と古代中国風の華やかな衣装で伝説的な演出として知られています。アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭では2010年にも上演され、この壮大な遺跡で行われるスペクタクルな演出、巨大空間を豪華に装ったこのプロダクションはまた格別。そして求婚者に謎をかけ、解けないと殺してしまう「氷の姫君」をアンナ・ネトレプコが演じます。屈指の演技力と並々ならぬ気迫でこの大劇場を魅了します。そしてカラフにはユシフ・エイヴァゾフ。有名なアリア『誰も寝てはならない』では豊かな声量を活かしドラマティックに聴かせます。ティムールには大ベテラン・バス歌手のフェルッチョ・フルラネット。リュー役は1987年レッジョ・カラブリア生まれのマリア・テレーザ・レーヴァ。そして迫力満点の印象的な歌声を聴かせたのはピン役を演じたゲジム・ミシュケタ。名プロダクションに挑む意気込みを感じる白熱した夏の上演となりました。
《トゥーランドット》は映像も多く、フランコ・ゼッフィレッリ演出のものでも既に他にありますが、アレーナ・ディ・ヴェローナの巨大空間を豪華に装ったこのプロダクションはまた格別です。
そして現代オペラ界を牽引する布陣によるプッチーニの名作《トスカ》。1800年のローマを舞台に、美貌の歌姫トスカと画家カヴァラドッシの悲恋の物語が、プッチーニの甘美な旋律と劇的なオーケストラで描かれる傑作オペラです。トスカ役を得意とするソニア・ヨンチェヴァ。ヨンチェヴァによってトスカは当たり役で何度も演じていますが、現在、彼女以上にこの役をゴージャスに魅力的に歌える歌手はいないのでしょう。そして圧倒的な存在感を誇るヴィットリオ・グリゴーロ。13歳のとき、パヴァロッティがカヴァラドッシを歌った《トスカ》に羊飼いの少年役で出演したことがあり、「パヴァロッティの再来」の名にふさわしい、テクニックと華を兼ね備えた現代最高のテノール。さらに悪役スカルピアにはロマン・ブルデンコと豪華歌手陣による上演です。演出はアルゼンチン出身の演出家ウーゴ・デ・アナ。
最後は、ヨンチェヴァ&グリゴーロの現代最高の二人による愛のデュエット。ヴェローナのローマ時代の円形闘技場を舞台とし、「ロミオとジュリエット」「トスカ」「ラ・ボエーム」「マノン」「蝶々夫人」「椿姫」などの愛の二重唱を歌い上げ、ドミンゴの指揮が情熱的に場面を盛り上げます。また映像では二人のロマンティックなドラマが挿入され、美しい旋律に載せた愛の物語にも注目です。
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1/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
PENTATONE
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PTC 5187493
(SACD Hybrid)
\3500
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対話
ディデム・バシャール(1974-):王座の間の響き
ティネケ・ステーンブリンク(1977-):
フラーテ・ヴェント
ユディット・ステーンブリンク&
ディミトリウス・カンテミール(1673-1723):
天は彼方に生きる
ユディット・ステーンブリンク:ウェルカム
ティネケ・ステーンブリンク:アンジェルスの鐘
アリ・ウフキ(1610-1675-):ムハイエル・セマーイ
ティネケ・ステーンブリンク:砂漠を歩く
キヤ・タバッシアン(1976-):
ブード・アンマ・ナブード
キヤ・タバッシアン:希望の夢
ユディット・ステーンブリンク:ラウダ
ユディット・ステーンブリンク:
シア・ラウダート・サン・フランチェスコ |
コンスタンティノープル
(古楽・中東音楽アンサンブル)
オランダ・バロック
(古楽アンサンブル) |
バロックとオリエントの出会い、音楽による異文化対話
録音:2025年10月 ユトレヒト、聖ピーター教会
収録時間:58分20秒
SACD層:STEREO / Multi-ch
バロック作品の革新的な再解釈と異文化交流で知られる「オランダ・バロック」と、モントリオールを拠点とする「コンスタンティノープル」は、いずれもコラボレーションと様式の探求を得意としています。そんな彼らによる、歴史上最も注目すべき出会いのひとつに触発された音楽の旅。1219年の第5回十字軍の際に、アッシジの聖フランチェスコとスルタン・マリク・アル=カミルは出会いました。8世紀を経て、彼らの開かれた心と相互尊重の姿勢が、このコラボレーションの創造的な原動力となります。信仰や制度の出会いではなく、人間の声と相互尊重の出会いです。
『ラウダリオ・ディ・コルトーナ』や17世紀ポーランドの音楽家アリ・ウフキ(ヴォイチェフ・ボボフスキ)の作品といった古代の資料をもとに、両アンサンブルはペルシャ、オスマン、そして初期西洋バロックの伝統が絡み合う新しい作品を紡ぎます。音楽は生きた対話となり、音色と歴史の会話が、分断ではなく傾聴を、対立ではなく共鳴を称えます。一音一音が文化の交差を映し出し、古きものが新しきものを鼓舞します。
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黄金の響き オルガン編曲集 |
ルーカス・ハスラー(オルガン) |
J.S.バッハ:カンタータ第29番「シンフォニア」(デュプレ編)
シューマン:3つのロマンス Op.28より 第2曲(ハスラー編)
ビゼー:カルメン幻想曲(ルマール編)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」Op.27-2より
第1楽章(ハスラー編)
ブルックナー:交響曲ニ短調「第0番」より
スケルツォ(エルヴィン・ホルン編)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番 ト長調
K.283/189h(グリーグ2台ピアノ版/ハスラー編)
ラフマニノフ:前奏曲 ト短調 Op.23-5(フェデライン編)
ルフェビュール=ウェリー:ボレロ・ド・コンセール
Op.166(ハスラー編)
ヨハン・シュトラウス&マルク=アンドレ・アムラン:ウィーン通信(ヨハンソン&ハスラー編) |
編曲に魅せられたオルガニスト、ルーカス・ハスラー、黄金の天井の下、名作をオルガンで変貌させる
録音:2025年7月29日 ウィーン、ムジークフェライン、黄金のホール(リーガー・オルガン)
収録時間:63分52秒
オルガニスト、ルーカス・ハスラーのデビュー・アルバム。自身の手によるものも含む、編曲集です。彼は5年前にモーツァルトのソナタのグリーグ編曲による2台ピアノ版に魅了されたことから編曲への興味が始まり、同時にオルガンがオーケストラやピアノの響きを再現するだけでなく、それらをまったく新しいものへと再構築できる楽器であることを発見していきます。このビジョンを実現するために彼はウィーン楽友協会の象徴的な「黄金の間」を選び、その豊かな響きと表現力が選曲とアルバムタイトルにインスピレーションを与えました。
バッハのカンタータ第29番のシンフォニア(デュプレによる鮮やかな編曲)の歓喜に満ちた輝き、シューマンのロマンスの繊細な親密さ、「カルメン幻想曲」の劇的な華やかさ、「月光ソナタ」のアダージョに深い静けさ、ブルックナーのスケルツォの交響的な生命力など、豊かな色彩とスタイルを網羅した1枚です。
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ソンドラ・ラドヴァノフスキー(ソプラノ)
プッチーニ・ヒロインズ
ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):
《レ・ヴィッリ》(1884)より
前奏曲、第1幕「もしあなたのように小さかったら」
《ラ・ボエーム》(1896)より
第1幕「そう、私の名前はミミ」
《蝶々夫人》(1904)より
間奏曲、第2幕「ある晴れた日に」
《トスカ》(1900)より 第2幕「歌に生き、愛に生き」
《マノン・レスコー》(1893)より
間奏曲、第4幕「ひとり、見捨てられ、絶望して」
《西部の娘》(1910)より
前奏曲、第1幕「ソレダッドのあたりで」
《修道女アンジェリカ》(1918)より 母のない子よ
《エドガール》(1889)より
前奏曲、第3幕「さらば、わが甘き愛よ!」
《つばめ》(1917)より
第1幕「ドレッタの美しい夢を見た人は」
《トゥーランドット》(1926)より 第2幕「この宮殿で」
《ラ・ボエーム》より 第2幕「私が街を歩けば」
《ジャンニ・スキッキ》(1918)より
第1幕「私のお父さん」 |
ソンドラ・ラドヴァノフスキー(ソプラノ)
シカゴ・リリック・オペラ管弦楽団
エンリケ・マッツォーラ(指揮) |
声とドラマの圧巻、プッチーニの名アリアを鮮やかに歌い上げる
録音:2025年2月 シカゴ・リリック・オペラ(ライブ録音)
収録時間:76分03秒
ラドヴァノフスキーの卓越した声は、アンナやミミの優しいリリシズムから、トスカやトゥーランドットの劇的な緊張感まで、各ヒロインに鮮烈な個性を与えます。
マッツォーラとリリック・オペラ管弦楽団とともに、プッチーニの「簡潔で感情に満ちたアリア」と「深い人物描写」を見事に捉えています。
《レ・ヴィッリ》の優美さから《マノン・レスコー》の情熱、《ラ・ボエーム》の親密さ、そして《トゥーランドット》の技巧的なドラマまで、ラドヴァノフスキーの芸術性は一音一音を輝かせます。アンコールには《ラ・ボエーム》のムゼッタ、《ジャンニ・スキッキ》のラウレッタも収録し、演劇的な華やかさと心のこもったニュアンスを際立たせています。
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ACT
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サンドストレム:闇と愛のソネット
1. Full Many a Glorious Morning / 2. MyDove
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3. All Night Long / 4. Oh SecretVoice /
5. Who Still Warms Me / 6.Trombone Solo
/
7. A Garland / 8. BeingYour Slave /
9. This Blazing Light / 10. Untilthe Day
Break /
11. Awake, O North Wind /
12. A Full MoonMusic composed by
Sven-David Sandström |
ニルス・ラングレン(tb, vo)
スウェーデン放送合唱団
カスパルス・プトニンシュ(指揮) |
重病の中で書かれたスヴェン=ダーヴィド・サンドストレム最後の大作!ニルス・ラングレンがスウェーデンの名門合唱団と共に壮麗に昇華した感動のプロジェクト!
ヨーロピアン・ジャズの重鎮にしてACTの顔、ニルス・ラングレンのトロンボーンとヴォーカル、そして合唱のみという編成による異色作。この『Sonnets
of Darkness and Love』は、"この時代を代表する作曲家"としてニルスも尊敬するスヴェン=ダーヴィド・サンドストレムの最後の作品であり、シェイクスピア、ロルカ、ニーチェのテキストから着想を得た大作である。
この企画は2018年、デンマークの合唱指揮者モーゲンス・ダールから「混声合唱とニルスのトロンボーンと歌声のみ」という構想が届いたことから始まった。重病の中でも創作意欲を失わなかったサンドストレムは、わずかな期間で作品を完成させたが、その後2019年に逝去。ラングレンは最後の対面で交わした言葉を胸に、本作に深い思いを寄せ続けている。
プロジェクトはパンデミックで延期されたが、スウェーデン放送がプロジェクトを再始動し、世界的に評価されるスウェーデン放送合唱団とラトビアの指揮者カスパルス・プトニンシュとともに上演。満席となった公演の模様が本アルバムとして収録されている。
2024年3月15日-16日、ベルワルドホール(ストックホルム)
※こちらのタイトルは、ジャズご担当者様へもご案内しております。
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ARS PRODUKTION
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第3幕 ~ 九重奏のためのオペラ組曲集
ワーグナー:組曲《ワルキューレ》
プッチーニ:組曲《マノン・レスコー》
リヒャルト・シュトラウス:組曲《影のない女》 |
アンサンブル・ミヌイ
〔アンナ・モルゴウレツ(ヴァイオリン)、
ポリーナ・ヴィンクラー(ヴァイオリン)、
ネイツ・ミコリッチ(ヴィオラ)、
ヴィルヘルム・プフレガール(チェロ)、
アンナ・グルヒマン(コントラバス)、
ジークリンデ・グレシンガー(フルート)、
シュテファン・ポツマン(クラリネット)、
ダヴィド・フリリ(ホルン)、
クレメンス・ベーム(ファゴット)〕 |
☆九重奏の小編成で誘う魅惑的なオペラの世界、第3弾が完成!
ウィーン国立歌劇場やスロヴェニア国立歌劇場、オーストリアのクラーゲンフルト市立劇場で活動するケルンテン交響楽団などに在籍する9人の音楽家たちによって2016年に結成された「5人の弦楽器奏者+4人の管楽器奏者」の九重奏、アンサンブル・ミヌイが贈る「オペラ組曲集」の第3弾が登場。
定番レパートリーのみならずオペラを小編成化して演奏する取り組みにも積極的に挑んでいる彼らが、オペラを愛するすべての人々に革新的な視点をもたらし、そして新たな聴衆をオペラの世界に招く当シリーズ。今作はワーグナーの《ワルキューレ》、プッチーニの《マノン・レスコー》、R.シュトラウスの《影のない女》を取り上げ、それぞれの世界観を小編成ならではの見通しの良いサウンドで見事に再現しています。
2025年1月、アルバン・ベルク・ザール(オシアッハ、オーストリア)
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エスキス集
ダニエル・シュナイダー:極小の世界
アルベルト・ディートリヒ:序奏とロマンス
Op.27
ルドルフ・ケルターボーン:メロディー集
ポール・デュカス:アンダンティーノ
エルンスト・クルシェネク:
《学校のための音楽》より バラード
ジョルジェ・エネスク:初見演奏のための小品
テューリング・ブレム:山の呼び声
ジグムント・ノスコフスキ:メロディー
アレクサンドル・グラズノフ:夢
テオドーレ・アキメンコ:夜想曲
アレクサンドル・スクリャービン:ロマンス
レインゴリト・グリエール:夜想曲
ニコライ・チェレプニン:エスキス |
レオナルト・シュルツ(ホルン)
ヤン・シュルツ(ピアノ) |
後期ロマン派から現代にわたって描かれたホルンとピアノのためのスケッチを結集したアルバム。グラズノフやスクリャービンのお馴染みの傑作からロシアやウクライナに眠る忘れ去られたレパートリー、そしてこのアルバムの奏者レオナルト・シュルツのために特別に書き下ろされたスイスの作曲家たちによる新しい作品まで、ホルンとピアノが醸し出す多様で色彩豊かな音世界を通して、リスナーを未知なる発見に誘います。
2024年12月&2025年4月~6月、ヴァルデンブルク・レコーディング・スタジオ(スイス)
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ロッコ・レッシーニョ(トロンボーン)
ホルヘ・アントゥネス:Inutilemfa
シモーネ・フォンタネッリ:Coffee Spots
カレン・ケイハニ:Nightly Monologue III
ブルーノ・ザノリーニ:Bag's
マルティン・リヒトフス:Monolog fur Posaune
ダヴィデ・ピティス:In direzione ostinatamentecontraria
パオロ・ロンゴ:Monologo Sesto ‛&jaleo,
jaleo‛&
アントニオ・アゴスティーニ:La solitudine
diMedusa
ソニア・ボー:Il Gentiluomo di Livorno |
ロッコ・レッシーニョ(トロンボーン) |
トロンボーンという楽器のあらゆる側面を浮き彫りにする、9人の作曲家による現代的モノローグ集。ベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーでクリストハルト・ゲスリングに師事し、グスタフ・マーラー・ユーゲント管を経て2017/18シーズンからはデュイスブルク・フィルとライン・ドイツ・オペラの第1トロンボーン・ソリストを務めるイタリアのトロンボニスト、ロッコ・レッシーニョによる印象的なサウンドスケープに酔いしれます。
2025年8月、インマヌエル文化センター(ヴッパータール、ドイツ)
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NCPA CLASSICS
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ジン・ピン:管弦楽作品集
ジン・ピン(b.1964):
森多瑪(Veil andFlame/2014)
短歌(A Short Song/2021)
秋興八首・其一(Autumn Meditations-I/2024)
老六板(Old Six Beats/2024)
落葉的舞蹈(The Dance of FallingLeaves/2024)
阿細跳月(The MoonlitDance/2024)
築夢(An Odyssey/2021) |
深セン交響楽団
シェン・イーウェン(指揮) |
☆2025年の初来日が話題となった深セン交響楽団が紹介する中国作品!
アメリカやヨーロッパでも作品が演奏されている中国の作曲家、ジン・ピンの管弦楽作品集を2025年の初来日公演も記憶に新しい深セン交響楽団が紹介。ニューヨーク州立大学ニューパルツ校でも教鞭を執るジン・ピンは西洋と東洋の美学を融合させた管弦楽作品、室内楽作品を多く手掛けるほか、中国におけるコンピューター音楽のパイオニアとしても知られています。
2025年4月、深セン交響楽団リハーサル・ホール(北京、中国)
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シュ・ワンファ:ピアノ作品集
シュ・ワンファ(b.1941):
江南の情景による組曲(1959)/二泉映月(1972)/
春江舟影(1980)/ピアノ・ソナタ第1番(1981)/
即興曲(2000)/随想変奏曲(2014)/
星雲頌(2016)/トッカータ(2019) |
チュウ・ハオ(ピアノ) |
有名な「ピアノ協奏曲《黄河》」の創作メンバーの一人でもあり、中国の現代音楽界の重要な担い手として国内外で活躍する作曲家、シュ・ワンファ(儲望華)のピアノ独奏作品集。中国の伝統的な音階や旋律を基盤に無調や十二音技法なども取り入れた作曲技法で編み出される作品の数々には、決して派手ではないものの詩的、瞑想的であり高い精神性を持った独自の世界が広がっています。
2024年12月15日-18日、ニン・レコーディング・スタジオ(杭州、中国)
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<国内盤>
LAPLACE RECORDS
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Astor Piazzolla III El Cielo 2020
アストル・ピアソラ(1921-1992):
1. リベルタンゴ/2. フラカナパ/
3. ルンファルド/4. アディオス・ノニーノ/
5. 我らの時代/6. フガータ/
7. AA印の悲しみ/8. 悪魔のロマンス |
El Cielo 2020
桜井大士(ヴァイオリン)
橋本專史(チェロ)
金森 基(ベース)
高木 梢(ピアノ) |
《録音》2025年6月26日,27日 NK SOUND TOKYO
収録時間:52分
El Cielo 2020(エルシエロ・ニイゼロ・ニイゼロ)
は、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、ピアノから成る"現代的感性でピアソラを更新する"四重奏団である。結成5年後の2020年に1stアルバム『Astor
Piazzolla』をリリースし、クラシック、ジャズ、ポスト・ロックのリスナーからも高い評価を得た。
2025年、結成10周年を迎えてリリースされる3rdアルバムでは、すでに世界水準に達した彼らの成熟と覚悟を象徴するように、あえて『リベルタンゴ』『アディオス・ノニーノ』といった"ピアソラの超メジャー曲"を再録している。無数に存在するピアソラ演奏とは一線を画す、濃密な"凄み"と"熱量"こそ、El
Cielo 2020の真価と言えるだろう。
アルバムのメインとなるのは、やはり『AA印の悲しみ』だ。El
Cielo2020のライブでももっとも人気の高いこの大作は、ピアソラ作品としては異例の18分超。ピアソラが自身の五重奏団のライブで演奏していたスタイルを踏襲し、あえて冒頭に6分半にもわたる無伴奏ヴァイオリンが組み込まれている。"孤独"な静寂を経て、ようやく始まる本編では、緊迫感と安堵感がせめぎ合う独特のドラマが立ち上がる。
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<映像>
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C MAJOR(映像)
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77-2304
(Blu-ray)
\6200 →\5790
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ダニエル・ハーディング(指揮)
フェニーチェ歌劇場ニューイヤーコンサート2025
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67
ロッシーニ:歌劇《泥棒かささぎ》序曲
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》より「ドン・ディン・ドン」〔鐘の合唱〕
プッチーニ:歌劇《トスカ》より「妙なる調和」/《ラ・ボエーム》より「あなたの愛の呼ぶ声に」
ヴォルフ=フェラーリ:歌劇《四人の田舎者》間奏曲
ビゼー:《アルルの女》第2組曲より「ファランドール」
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》より「夢の中で生きたい」
プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より「誰も寝てはならぬ」
ビゼー:歌劇《カルメン》第2組曲より「ボヘミアの踊り」(エルネスト・ギロー編)
ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》より「行けわが想いよ、黄金の翼に乗って」
プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より「おお神聖なる父君陛下よ」
ヴェルディ:歌劇《椿姫》より「乾杯の歌」 |
マリアンジェラ・シチーリア(ソプラノ)
フランチェスコ・デムーロ(テノール)
フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団
ダニエル・ハーディング(指揮)
アルフォンソ・カイアーニ(合唱指揮) |
77-2208
(DVD)
\5000 →\4590
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歴史を刻むフェニーチェに、ハーディング5度目の登場、新年を彩る2025年ニューイヤーコンサート・ライヴ
(Blu-ray)画面:1080i 16:9 FullHD/音声:PCMステレオ、DTS-HD
MA5.1/リージョン:All/BD25/字幕:英、韓、日本語
(DVD)画面:NTSC,16:9/音声:PCMステレオ、DTS5.1/リージョン:All/DVD9/字幕:英、韓、日本語
振付:マルコス・モラウ(イタリア国立ダンス財団/アテルバレット)
映像監督:ファブリツィオ・グットゥーゾ・アライモ
収録:2025年1月、フェニーチェ歌劇場(ライヴ)
収録時間:100分
1792年に開場したヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場は、イタリア・オペラの歴史に深く刻まれた名門劇場です。ヴェルディの《エルナーニ》《アッティラ》《リゴレット》《椿姫》《シモン・ボッカネグラ》という5つの重要作がここで初演され、その存在感はイタリアの劇場の中でも際立っています。この劇場は、度重なる火災に見舞われながらも、そのたびに蘇ってきた歴史を持ちます。「フェニーチェ(不死鳥)」という名は、500年に一度灰の中から甦るとされるアラビアの伝説の鳥に由来し、劇場の歩みを象徴しています。最初の火災は1836年12月に発生し、翌年には早くも再建され、劇場は黄金期を迎えました。二度目の火災は1996年1月。壊滅的な被害を受け、再建には8年もの歳月が必要となりました。2003年12月にはリッカルド・ムーティ指揮による再開場公演が行われ、続く2004年元日にはロリン・マゼールが指揮台に立ち、復活を祝うニューイヤーコンサートが開催されました。その後もクルト・マズア、大野和士、ジョン・エリオット・ガーディナー、ジョルジュ・プレートル、チョン・ミョンフンといった名指揮者たちが新年の舞台を彩り、フェニーチェは今もなお世界中の音楽ファンを魅了し続けています。
今年の公演では、ダニエル・ハーディングが再び指揮台に戻り、冒頭にはベートーヴェンの交響曲第5番による壮大な幕開けが飾られます。続いて、マリアンジェラ・シチーリアとフランチェスコ・デムーロの両名が、ロッシーニ、レオンカヴァッロ、プッチーニ、ヴォルフ=フェラーリ、ビゼー、グノー、ヴェルディといった作曲家の名アリアを披露します。
さらに、マルコス・モラウの振付によるアテルバレット舞踊団のダンサーたちが、ヴェネツィアの象徴的な場所で踊る映像がコンサートに織り込まれ、舞台に華を添え新年の幕開けを鮮やかに彩ります。
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NCPA CLASSICS(映像)
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846402381
(1Blu-ray)
\17500
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チン・ウェンチャン:協奏曲集
チン・ウェンチャン(b.1966):
笙協奏曲《雲川》(2017)
チェロ協奏曲《黎明》(2018)
ピーパと弦楽オーケストラのための協奏曲《行空》(2012)
スオナ協奏曲《喚風》(1996/2010) |
中央音楽学院交響楽団
Yu Feng(指揮)
Zheng Yang(笙)
Mo Mo(チェロ)
Lan Weiwei(ピーパ)
ZhangQianyuan(スオナ) |
北京現代音楽祭2023のオープニング・コンサートの模様を収めたブルーレイ・ディスク。モンゴルに生まれ、北京で活躍する作曲家、チン・ウェンチャンの協奏曲4作品を収録。
2023年5月22日、中国国家大劇院(北京、中国/ライヴ)
※収録時間:約94分
※サウンド・フォーマット:PCM Stereo
※リージョンコード:リージョンC(リージョンC対応の再生機器のみで視聴可能です。予めご了承ください。)
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<LP>
NCPA CLASSICS(LP)
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NCLP33024
(2LP)
\22200
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イェ・シャオガンが作曲「交響曲第5番《魯迅》」
ベルリン・ドイツ交響楽団がレコーディング
イェ・シャオガン:交響曲第5番《魯迅》 |
ベルリン・ドイツ交響楽団
シュテファン・マルツェフ(指揮)
JIANG Yang(ピーパ)
ZHANG Liumeng(三弦)LI Yue(竹笛)
SONG Yuanming(ソプラノ)
ZHU Huiling(メゾ・ソプラノ)
SHl Yijie(テノール)
LIU Songhu(バリトン)
SHEN Yang(バス・バリトン)
PU Cunxin(ナレーター) |
2008年北京五輪の開会式で作品が初演されるなど、現代の中国で最高峰の作曲家として世界的に知られるイェ・シャオガンが作曲した9楽章構成、70分以上の演奏時間を要する超大作「交響曲第5番《魯迅》」をドイツの名門ベルリン・ドイツ交響楽団がレコーディングした注目盤。ハードカバー仕様のフルカラー・ブックレットが付属した高級感あふれる豪華BOXです。
2023年11月4日-7日、テルデックス・スタジオ(ベルリン、ドイツ)
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NCLP33027
(1LP)
\12500
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紅白藍 ~ ラヴェル、サティ、ドビュッシーとの対話
チャン・ジン:
ラヴェルの《ボレロ》からのアレンジ
ラヴェルの
《逝ける王女のためのパヴァーヌ》からのアレンジ
サティの《ジムノペディ第1番》からのアレンジ
サティの《グノシエンヌ第1番》からのアレンジ
まるで初めてのように ~
ドビュッシーの《夢想》からのアレンジ
月光 ~ ドビュッシーの《月の光》からのアレンジ
まばらな影 ~
ドビュッシーの《水の反映》からのインスピレーション
サティの《ジムノペディ第3番》からのアレンジ |
チャン・ジン(古箏)
チャン・ディー
(簫、バーンスリー) |
2008年北京五輪の開会式で古筝の独奏を披露し大観衆を沸かせた中国の著名な古筝奏者、張静のニュー・アルバム「紅白藍」。ラヴェル、サティ、ドビュッシーの誰もが知る名曲の数々が張自身の手によって古筝音楽にアレンジされ、中国の伝統と西洋音楽の対話、融合への限りない探求心を意欲的な形で表現します。
2023年11月&2024年4月、北京電影学院(中国)
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NCLP33028
(1LP)
\16200
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シュウ・ナン作品演奏会
シュウ・ナン:
・追尋(映画《建国大業》主題歌)
・映画音楽組曲Ⅰ
〔映画《蕭紅》 より Night Chill over
Harbin/
映画《建党偉業》 より Sweet Violin
Duet/
映画《建国大業》 より A Nation in
Dreams〕
・In Life and Death, Inseparable /In
Life Everlasting
・Firmly Believe Love Will Triumph
・China in the Glow of Lights
・A New World
・映画音楽組曲 II
〔映画《與妻書》 より
Soliloquy of the English Horn/
映画《建国大業》 より
Dreaming of Shostakovich/
映画《一場風花雪月的事》 より
A Strange Encounter at the Piano〕
・紅(映画《建国大業》エンディング)
・Only to You
・Staying True to Our Original Aspiration |
中国国家大劇院管弦楽団
(China NCPA Orchestra)
中国国家大劇院合唱団
リュー・ジァ(指揮)、他 |
主に映画音楽の作曲家として中国では広く知られるシュウ・ナン(b.1971)の作品が数多く披露された、リュー・ジァ&中国国家大劇院管弦楽団による2023年のコンサートの模様を収録したライヴ・レコーディング盤。装丁にもこだわりを感じる重厚なハードカバー仕様。
2023年6月27日-28日、中国国家大劇院(北京、中国/ライヴ)
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NCLP33025
(1LP)
\12500
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敘事琴歌 ~ 胡笳十八拍
胡笳十八拍(第1拍~第18拍) |
ゴン・リンナ(ヴォーカル)
Lin Chen(古琴)
Nie Yunlei(笙)
Wang Hua(笛、簫)
Li Shang(パーカッション) |
長年にわたって中国の古典詩や伝統的な声楽の研究と教育に尽力し、その魅力を世界中に広め続けている人気歌手ゴン・リンナが、18節からなる古典長編詩歌「胡笳十八拍」を様々なアーティストとのコラボレーションで歌ったアルバム。
2023年2月25日(北京、中国)
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1/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ANIMAL MUSIC
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オンドジェイ・クカル(指揮)&チェコ室内管弦楽団、かつての名録音
ドヴォルザークとスークの弦楽セレナード
ドヴォルザーク:弦楽セレナード ホ長調
Op.22
スーク:弦楽セレナード 変ホ長調 Op.6 |
チェコ室内管弦楽団
オンドジェイ・クカル(指揮) |
クカルが芸術監督を務めていた時代のチェコ室内管弦楽団の名録音がANIMAL
MUSICから待望の再発売
録音:1994年3月6-9日(ドヴォルザーク)、2000年12月13日(スーク)、ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム、プラハ(チェコ)
収録時間:54 分14 秒
チェコ室内管弦楽団が最も得意とする作品、アントニーン・ドヴォルザーク(1841-1904)とヨゼフ・スーク(1874-1935)の弦楽セレナード。かつてWALDMANNレーベルからリリースされていた名録音が再編集の形でANIMAL
MUSICレーベルから再発売します。
指揮のオンドジェイ・クカル(1964-)はヴァイオリニストで作曲家としても活躍する音楽家。クカル在任中の当団は全盛を迎え、音楽の解釈は当団の創設者であるヴァーツラフ・ターリヒの「音楽的な精神」を受け継いだものでした。1948年、チェコスロバキアの共産主義政権がターリヒの公の場での演奏を禁止したため、当団も演奏機会を奪われました。1958年、チェコ室内管弦楽団の第1ヴァイオリンでターリヒの弟子であるヨゼフ・ヴラフ(1923-1988)が、師が立ち上げたオーケストラの復活を決意。その後の活躍は目覚ましく、チェコスロバキアをはじめ、ヨーロッパ、アジア、アメリカでの演奏会を成功させ、その後の当団はプラハの春音楽祭やザルツブルク音楽祭をはじめとする国際的な音楽祭の「常連」となりました。ソリストとの共演ではヘンリク・シェリング、ユーディ・メニューイン、レオニード・コーガン、イヴァン・モラヴェツ、ヨゼフ・スークなど、世界的なヴァイオリニストと頻繁に演奏してきました。
ヴラフ亡き後、チェコ室内管弦楽団はしばらくの間、演奏活動は不定期となっていましたが、ヴラヴの娘であるヴァイオリニストのヤナ・ヴラホヴァーが、父やターリヒの遺志を継いで当団の芸術監督に就任。ヴラホヴァーは同世代のアーティストを招き入れ、その時クカルがオーケストラのリーダーとなりました。1993年から2003年にかけて、クカル指揮の下、チェコ室内管弦楽団は再び脚光を浴びました。その後、クカルが大病を患い、指揮活動から退き、現在は作曲活動に専念しています。ターリヒからの伝統を受け継いだクカル率いるチェコ室内管弦楽団の名演が蘇ります。
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HARMONIAMUNDI
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パッケージ仕様変更再発売
ラファエル・ピション(指揮)&ピグマリオン(合唱、管弦楽)
ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45 |
ラファエル・ピション(指揮)
ピグマリオン(合唱、管弦楽)
ザビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ)
ステファヌ・ドゥグー(バリトン) |
HMM 902772で紹介されていたアイテムのパッケージ仕様変更再発売となります。
録音:2024年12月 フィルハーモニー・ド・パリ、ピエール・ブーレーズ・ホール
収録時間:65分07秒
今やヨーロッパでも最もチケットのとりにくいアーティストとも言われるピション&ピグマリオン。毎回のリリースのたびに、内容、水準とも世界を驚かせる演奏を展開しております。このところモンテヴェルディやバッハときておりましたが、ここでブラームスのドイツ・レクイエムの登場です。冒頭の弦楽による前奏からただならぬ美しさの響きにおどろかされ、続くきわめて繊細な合唱の入りに、作品に引きずり込まれます。
ブラームスのドイツ・レクイエムは、「苦悩する者たちへの慰め」。最後の審判の壮大で圧倒的なビジョンに基づく死者のためのレクイエムとは異なっています。ブラームスがこのレクイエムに着手したのは24歳頃のこと。以降ほぼ10年間、この作品に取り組み続けることになります。
ブラームスはこの作品において、テキストの選定にも細心の注意を払いつつ、宗教のメッセージの伝達者の役割を担っているわけではありません。むしろ、ブラームスは、本質的に孤独な個人としての立場で作品を仕上げています。1867年10月9日に指揮者カール・ラインターラー宛ての書簡でブラームスは、「タイトルに関しては、正直に言うと、『ドイツ』という言葉ではなく、『人間』とだけ書きたいものです」。と述べています。壮大な管弦楽と合唱をもつ編成をとっていますが、ピション率いるピグマリオンにかかると、たとえばピアノ・ソロ作品のきわめて親密な瞬間に感じられるような、慈しむ感情や震えるような繊細な美しさが花開いています。
※日本語解説・歌詞訳と帯が付属した、国内限定仕様での発売です。

ピション&ピグマリオン旧譜
2022年度レコード・アカデ ミー賞大賞受賞
バッハ:マタイ受難曲 |
HMM 902691
(3CD)
\7000 →\6390
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フランスのバロック界の騎手ピション&ピグマリオン
15年の活動の素晴らしき結晶
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV 244 |
ピグマリオン、
ラファエル・ピション(指揮)
福音書記者:ユリアン・プレガルディエン(テノール)
合唱Ⅰ
ソプラノ:ザビーヌ・ドゥビエル(ピラトの妻)、
マイス・ド・ヴィルトレイ(召使1)、
アデレ・カルリエ、アンヌ=エマニュエル・ダヴィ、
アルメル・フローリガー、ナディア・ラヴィワイエ
アルト:ルシール・リシャルドー
フィリップ・バルト、マリー・プシュロン
テノール:レイノウド・ファン・メヘレン、
オリヴィエ・コワフェ、コンスタンタン・グベ
バス:ステファヌ・ドゥグー(イエス)、
エティエンヌ・バゾラ(ペトロ、大祭司1)、
ゲオルク・フィンガー(ユダ、大祭司2)、
ギョーム・オルリ、ルネ・ラモス・プルミエ
合唱Ⅱ
ソプラノ:ハナ・ブラシコヴァー、
ペリーヌ・ドヴィエール(召使2)
カロリーヌ・アルノー、セシル・ダルモン、
マリー・プラニンセク、ヴィルジニー・トーマス
アルト:ティム・ミード(証人1)、
コリンヌ・バユオー、ヤン・ローランド
テノール:エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(証人2)
ギョーム・グティエレ、ランドル・ドロリゲス
バス:クリスティアン・イムラー(カイアファ、ピラト)、
ニコラ・ブーランジェー、ピエール・ヴィルリ、
エマニュエル・ヴィストルキー
リピエーノ:ラジオ・フランス女声合唱
(合唱指揮:モルガン・ジュルデン) |
衝撃の美しさ。比類なき完成度。ピション&ピグマリオン、15年の活動の素晴らしき結晶のマタイ受難曲
録音:2021年4月、フィルハーモニー・ド・パリ、ピエール・ブーレーズ・ホール
フランスのバロック界の騎手、ピションによるマタイ受難曲の登場。冒頭の合唱曲から、涙の出るような美しさにまず衝撃をうけます。
美しい声と美しい音色へのたゆまぬ探求がきわめられた、聴き手によりそうような、親密で、深い感動を呼び起こす演奏です。
ピグマリオンとピションが本格的に活動をはじめ、バッハの音楽とも深く関わって15年が経過していますが、この演奏は、彼らのバッハ音楽への取り組みが比類なき水準にあることを示しています。
ピションはここで、作品を内面から見つめなおし、導入―受難への準備―庭での場面―大祭司の場面-ピラトの場面―十字架の場面―埋葬―エピローグと場面わけをしています。これによって場面場面にあらためて深く共感できるような流れになっています。よい意味で、血なまぐささのない演奏ともいえるかもしれず、この作品が、感動的で普遍的な叙事詩のようであることにも気づかせてくれます。
福音書記者のユリアン・プレガルディエンは、やわらかな声で、厳しい場面でも聴き手を責めるような歌唱にはならず、物語をすすめます。イエスの歌唱も、きわめて人間的。各合唱群に配されたソリストたちも、世界で活躍する歌手たちですが、物語の中に徹底して入っております。
有名な「憐みたまえ」のアリアも、全体の流れにそいながらも、その楽曲の中での実に細やかな表情づけに、あらためてハッとさせられる瞬間の連続。
全体のドラマの自然かつ見事な構成、かつ1曲1曲の比類なき完成度も衝撃の、ピション、ピグマリオン、歌唱陣すべてがバッハの音楽に仕えているからこそ実現した稀有な演奏となっております。
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ピション&ピグマリオン
大ヒットの旧譜2タイトル |
HMM 902754
(2CD)
\6000 →\5590
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J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232 |
ジュリー・ロゼ(ソプラノ)
ベス・テイラー(メゾソプラノ)
ルシール・リシャルドー(アルト)
エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(テノール)
クリスティアン・イムラー(バス)
ピグマリオン(器楽、合唱)
ラファエル・ピション(指揮) |
ルネサンスの教会へも輝かしい未来へも、一瞬でとんでいける恒星のごとき演奏、大バッハが生涯をかけてたくわえた知識と技術の結晶体に現代最先端のさらに先から吹き込まれた、心ふるわす生命のきらめき
録音:2024年4月/パリ、ノートルダム・デュ・リバン大聖堂
収録時間:107分21秒
「マタイ受難曲」「聖母マリアの夕べの祈り」「モーツァルトのレクイエム」などの衝撃的なリリースで音楽界の最先端を牽引しているピショ
ンとピグマリオンによる次なる音盤は「ロ短調ミサ」。
バッハが自らの声楽作品の総決算として取り組み、晩年まで筆を執り続けた大作を、
ほとばしるような生命力で演奏しています。
きらめく明るさと大胆なスピード感にあふれていながら、深みや情感を損わぬように楽節一つ一つを非常に丁寧に処理していて、バッハ
が書き尽くしたあらゆる技法が空間に美しく浮かび上がってきます。
古風なスタイルから軽やかなアリア、壮麗なフーガと様々な楽曲が
並び、輝かしい響きもあれば痛ましい響きもある「ロ短調ミサ」を、端から端まで瞬時に行き来するような機動力で縦横無尽に飛び交いながら演奏、それでいて場面転換を意識させない自然な構成力と大きな視野を備えているのが圧巻です。
舌を巻くほどの複雑なフーガを 一気呵成に歌い切ったかと思えばふとしたロングトーンで永遠を感じさせ、強烈なクレッシェンドを炸裂させたかと思えば柔らかな響き
で場を和ませ、次々と押し寄せる音楽が一時たりとも退屈を許しません。
また、人生や世界を力強く肯定する意志が感じられるのもピショ
ンの魅力。かなしみののちにゆっくりと起き上がって前進していく終曲はとても感動的です。
器楽・声楽ともに腕利きぞろいのピグマリオン。ピションのコントロールも隅々まで行き届き、合唱は人数もあり迫力十分。
多層的に絡 み合う楽音と美しい残響が理想的に収録された録音の素晴らしさも特筆です。新しいバッハの世界を告げる輝かしい音盤の誕生といえる
でしょう。
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ピション&ピグマリオン
モーツァルト:レクイエム |
ピグマリオン
ラファエル・ピション(指揮)
イン・ファン(ソプラノ)
ベス・テイラー(アルト)
ロランスキルスビ(テノール)
アレックス・ローゼン(バス)
シャディ・ラズレク(ボーイ・ソプラノ) |
録音:2023年9月、ベルギー
なんと美しく、なんと生々しく、なんと新しく、なんとモーツァルトへの敬意に満ちたレクイエム!
ディスク冒頭から驚きの連続のモツレクの登場。
2022年 度レコード・アカデミー大賞を受賞(マタイ受難曲/
KKC-6514 / HMM-902691)、今や世界中でその人気はうなぎ上り、古楽だけでなく音楽シーンの最先
端にいるピションひきいるピグマリオンの演奏です。
冒頭、ボーイソプラノの清廉な歌声による聖歌で始まります。
通常「イン・パラディスム」は死者の祭儀を締めくくるのが通常ですが、ここでは生を祝うという役割。
この美しい歌声を中断するように、独唱四重唱によるカノン「ああ、私たちの人生の歩みは短すぎる!」、そして「ミゼレーレ・メイ」を経て、レクイエム本編に入
ります(レクイエム本編は当時もっとも作曲者に近かったジュスマイヤー版に基づいています)。
本編の冒頭の、管楽器(フリーメーソンの重要な楽器であるバセッ
トホルンやファゴット)のこまかなニュアンス、つづく声楽陣の言葉ひとつひとつの発音、あらゆるものに、この作品にかける思い入れを感じます。
独唱陣の歌 声も素晴らしく(特にソプラノのイン・ファンの声の透明感は格別なものがあります)、ラクリモサの引きずるような生々しい表情と、そこから続くアーメン(モーツァ
ルトの筆は声楽部のみの16小節のみで終わっており、ここではモーツァルトの筆による部分のみを未完のまま演奏しています)への持って行き方は壮絶ですら
あります。
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SUPRAPHON
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トマーシュ・シェルツ(バス)~ラクリメ
ゼレンカのバスのための3つの典礼作品
ゼレンカ作品を挟んでタルティーニのフルート協奏曲
ゼレンカ:「預言者エレミアの哀歌」 ZWV
53~
バス独唱、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための(1722)
タルティーニ:フルート協奏曲 ト長調 Gimo
293(1746)
ゼレンカ:詩篇110番「われ主に感謝せん」
ZWV 71~
バス独唱、弦楽と通奏低音のための(1729)
ゼレンカ:「サルヴェ・レジナ」 ZWV 139~
バス独唱、2つのオーボエ、弦楽と通奏低音のための(1724) |
トマーシュ・シェルツ(バス)
コレギウム・マリアヌム
ヤナ・セメラードヴァー
(フラウト・トラヴェルソ/音楽監督)
レンカ・トルゲルセン
(バロック・ヴァイオリン/コンサートマスター) |
バロック時代を代表するボヘミア出身のゼレンカが残した作品をバス歌手トマーシュ・シェルツの味わい深い歌声で聴く
録音:2024年9月20&21日 ヤン・フス教会、ジレジア、オストラヴァ(チェコ)
収録時間:55 分30 秒
シェルツは18世紀から20世紀までのカンタータ、オラトリオ、ロマン派リート、オペラなど幅広い演奏活動で注目されるバス歌手。これまでにコレギウム1704、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、バンベルク交響楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団などと演奏、録音に参加しております。彼が最も得意とするのはバロック作品。自身曰くJ.S.バッハとゼレンカは最も大切にしている作曲家です。
このアルバムではドレスデンの宮廷アンサンブルに仕えた7年の間に作曲された、ゼレンカのバスのための3つの典礼作品を収録。「預言者エレミアの哀歌」の陰鬱な雰囲気、詩篇110番「われ主に感謝せん」の威厳ある主への賛美、マリアへの賛歌「サルヴェ・レジナ」の懇願の叫びなど、シェルクの味わい深い歌声によってその切迫感を聴衆に届けてくれます。
ゼレンカ作品を挟んで配したタルティーニのフルート協奏曲では聴き手に優しい慰めの時を届けてくれます。ヤナ・セメラードヴァーが奏でるフルートの優しく色彩豊かな音色でお楽しみください。
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SU 4357
(2CD)
\4900
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アロイス・ハーバ(1893-1973):ピアノ独奏曲全集
CD 1
ピアノ・ソナタ 変ホ短調(1914)
ピアノのための3つのフーガ(1918)
ロベルト・シューマンのカノンによる変奏曲
Op.1b(1918)
ピアノのための2つの小品 Op.(1918)
ピアノ・ソナタ Op.3(1919)
CD 2
ピアノのための6つの小品 Op.6(1920)
ピアノための2つのグロテスク(1920)
ロマンス、ワルツ(1921)
ピアノのための4つのモダン・ダンス Op.39(1926)
シミー―フォックス(1926)
ピアノのためのトッカータ・クアジ・
ウナ・ファンタジア Op.38(1931)
ピアノための6つのムード Op.102(1971) |
トミロスラフ・バインハウアー(ピアノ) |
微分音への果敢な実験とともに残された、「普通の」ピアノのための作品、そこにはハーバの音楽を知るに欠かせない響きがあった!
録音:2019年~2024年、チェコ放送内第1スタジオ、オストラヴァ、チェコ
収録時間:2時間13分19秒
微分音の先駆的な実験があまりにも有名なアロイス・ハーバ。その一方で多数残された、標準的な12の半音階を用いた作品については、あまり語られることがありません。しかしハーバ自身が「バッハ、シューマン、レーガーのような真に個人的な表現手段に到達するために、非ヨーロッパ音楽を研究し、芸術的に独立した創作への道筋を見出そうとしていた」と言っているように、微分音の実験はあくまでも自らの音楽を掘り下げるためのものであり、12音を否定するものではありませんでした。この2枚組アルバムは、12の半音階からなる、ふつうのピアノのために書かれた作品を網羅したもの。演奏するミロスラフ・バインハウアーは20世紀以降の音楽をレパートリーの中心とする1993年オストラヴァ生まれのピアニスト。ヤナーチェク音楽アカデミー、ウィーン国立音楽大学、ゲント王立音楽院で学び、ハーバの実験的な音楽を伝えるユニークな楽器「6分音ハルモニウム」の弾き手としても活躍しています。
「初期の作品はロマン主義を出発点とし、円熟期の作品は調性を超え、晩年の作品は無神論的である。しかし、それらに共通する要素は、旋律とリズムに対するモラヴィアの感覚だ」(ミロスラフ・バインハウアー)
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シュターミッツ四重奏団
ヴィーチェススラフ・ノヴァーク(1870-1949):
弦楽四重奏曲全集
(1)弦楽四重奏曲第1番 ト長調 Op.22(1899)
(2)弦楽四重奏曲第2番 ニ長調 Op.35(1905)
(3)弦楽四重奏曲第3番 ト長調 Op.66(1938) |
シュターミッツ四重奏団
インドジフ・パズデラ(第1ヴァイオリン)
ヨゼフ・ケクラ(第2ヴァイオリン)
ヤン・ピズシュカ(ヴィオラ)
ペトル・ヘイニー(チェロ) |
シュターミッツ四重奏団、結成40周年に挑むノヴァークの弦楽四重奏曲。全集としては世界初!
録音:(1)(2)2024年3月9&10日、(3)2024年9月27日 ヤコブの梯子福音派教会、プラハ(チェコ)
収録時間:81 分25 秒
バロックから現代まで幅広いレパートリーを披露するシュターミッツ四重奏団。1985年に結成された当団は40年にわたりコンサートやスタジオ録音で国際的な成功を収めてきました。フェルステル(SU-4050)、グバイドゥーリナ(SU-4078)、カレル・コヴァジョヴィツ(SU-4267)の弦楽四重奏曲全集など意欲的な録音活動でも注目されています。
モラヴィアとスロヴァキアの田園風景と民族音楽に触発された第1番から、戦争の不安な予感が漂う第3番まで約40年の歳月を隔てているノヴァークの3つの弦楽四重奏曲。これらの作品はノヴァークの作曲技法も時代とともに変化しています。その中間に位置する第2番は教会旋法、印象派、ポリフォニックな響き、豊かなリズムなど、ノヴァーク固有のスタイルに到達した作品といえます。名人集団のシュターミッツ四重奏団はノヴァークの四重奏曲全曲を録音した最初のアンサンブルとなり、多くの若い演奏家への羨望の的ともいえる名盤が誕生しました。
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SU 4364
(2CD)
\3100
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ヴィレーム・ヴルチェク(チェロ)
マルティヌー:チェロとピアノのための作品全集
CD 1
チェロ・ソナタ第1番 H 277(1939)
ロッシーニの主題による変奏曲 H 290(1942)
チェロ・ソナタ第2番 H 286(1941)
チェロ・ソナタ第3番 H 340(1952)
スロヴァキア民謡による変奏曲 H 378(1959)
CD 2
7つのアラベスク H 201(a 1931)
7つの小組曲 H 192(1931)
6つのパストラール H 190(1931)
ロマンス H 186b(is 1930)
4つの夜想曲 H 189(1931)
アリエット H 188b(1930) |
ヴィレーム・ヴルチェク(チェロ)
デニス・リンニク(ピアノ) |
現代チェコのチェロ界を担うヴィレーム・ヴルチェク、マルティヌーのチェロとピアノのための作品全集を録音!
録音:2024年12月27-30日、2025年2月4-7日 バーゼル音楽院内大ホール(スイス)
Supraphonレーベルが力を注いで新録音を手掛けるチェコの作曲家ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959)。当アルバムはチェロとピアノのための作品を収録、演奏はチェコの俊英ヴィレーム・ヴルチェクです。
ヴルチェクはクラクフのペンデレツキ国際チェロ・コンクール優勝、マルクスノイキルヒェン国際器楽コンクール優勝など、これまで出場した各コンクールで優勝、入賞を重ねている注目の演奏家。すでにチェコ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団、バーゼル室内楽などとの共演を経験しています。国際音楽祭ヤング・プラハ イン東京コンサート2019の来日公演では日本の聴衆の前で素晴らしい演奏を聴かせてくれました。ピアノはベラルーシのデニス・リンニクです。リンニクは先に行われたエリザベート王妃国際音楽コンクール2025のセミファイナリストとしても話題となった注目のピアニストです。
多作曲家マルティヌーは、同世代のどの作曲家よりもチェロのための作品を書きあげ、室内楽作品と協奏曲の両方を作曲しています。今回のチェロとピアノのための作品全集の録音はマルティヌーが晩年を過ごしたシェーネンベルクから数キロしか離れていないバーゼル音楽院で行われました。その作品のほとんどはフランク、フルニエ、オネゲル、ピアティゴルスキーなど、マルティヌーの友人であった有名なチェリストたちのために書かれました。スロヴァキア民謡による変奏曲はマルティヌーの最後の室内楽作品。この作品から彼が帰ることのできなかった祖国へ思いを聴くことができます。ヴルチェクとリンニクがマルティヌーの神髄にせまる演奏を聴かせます。
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トマーシュ・ヴラーナ(ピアノ)
バルトーク:ピアノ協奏曲(全3曲)
(1)ピアノ協奏曲第1番 イ長調 Sz.83
(2)ピアノ協奏曲第2番 ト長調 Sz.95
(3)ピアノ協奏曲第3番 ホ長調 Sz.119 |
トマーシュ・ヴラーナ(ピアノ)
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団
ガーボル・カーリ(指揮) |
若きヴィルトゥオーゾ、トマーシュ・ヴラーナによるバルトークの協奏曲!
録音:(1)(3)2023年6月5-9日、(2)2023年10月25-27日 シネマ・ヴェスミール、オストラヴァ(チェコ)
収録時間:78 分46 秒
ハンガリーの民俗的語法による現代的手法の開拓者として、20世紀のクラシック音楽にその名を刻んだバルトークは3つのピアノ協奏曲を作曲しました。1926年作曲の第1番は、ピアノを打楽器的に扱う手法を取り入れた「妥協のない個人主義者」としてのバルトーク、1930~31年作曲の第2番は、ピアノの重低音がエネルギッシュで高揚感あふれる「音楽の建築家」としてのバルトーク、そして1945年作曲の第3番は、穏やかで平和的な「詩人」としてのバルトークと、それぞれに特徴があらわれております。
どの作品も高く評価される一方、高い演奏技術が求められるため、現代においても全曲録音する演奏者はそう多いとは言えません。この難曲にして名曲に挑んだのは若きヴィルトゥオーゾ、トマーシュ・ヴラーナです。ヴラーナは1994年チェコ生まれ。スメタナ国際コンクール優勝をはじめ、多くのコンクールで優勝、入賞するチェコ期待のピアニスト、作曲家です。当録音について、名ピアニスト、ジャン=エフラム・バヴゼは「このような難曲にこれほど献身的に取り組むピアニストは非常に稀であり、このような音楽的知性とオーケストラ・スコアに対する深い知識、そして優れたリズム感と卓越したテクニックを併せ持つ若い音楽家は稀である」と褒め称えております。共演はガーボル・カーリ率いるヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団です。ハンガリー生まれのカーリにとって母国の偉大な作曲家バルトークのピアノ協奏曲録音は人生の夢であったと語るほど。この録音にかけた思いが形となりました。
ブックレット(英語・ドイツ語・チェコ語)にはトマーシュ・ヴラーナによる詳細な曲目解説付。資料的価値の高い内容です。
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チェコ注目の若きヴィルトゥオーゾ、ダニエル・マテイチャ
スーク、マルティヌー、フィシェル:
ヴァイオリンとピアノのための作品集
(1)スーク:
ヴァイオリンとピアノのための4つの小品
Op.17(1900)
(2)マルティヌー:
ヴァイオリンとピアノのためのチェコ狂詩曲
H 307(1945)
(3)フィシェル:ヴァイオリン・ソナタ「The
Hands」(1961)
(4)マルティヌー:ヴァイオリン・ソナタ第1番
H 182(1929) |
ダニエル・マテイチャ(ヴァイオリン)
ヤン・スルメイステル(ピアノ) |
チェコ注目の若きヴィルトゥオーゾ、ダニエル・マテイチャが弾く、スーク、マルティヌー、フィシェルのヴァイオリンとピアノのための作品集
録音:(1)2024年12月12日、(2)2024年4月4日、(3)2025年2月19日、(4)2025年3月5日 チェコ放送内第1スタジオ、プラハ(チェコ)
収録時間:54 分54 秒
18歳でイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(SU-4313)の録音でデビューした若きヴィルトゥオーゾ、ダニエル・マテイチャ、期待のセカンド・アルバムは、スーク、マルティヌー、フィシェル作品。共演はクライバーン国際ジュニア・コンクールで第3位入賞を果たしたヤン・スルメイステルで、このデュオはプラハ・コンチェルティーノ・コンクールの室内楽部門で優勝している期待の星です。
マルティヌーが第2次世界大戦終結直後のアメリカで当時70歳だったフリッツ・クライスラー(1875-1962)のために書いた「チェコ狂詩曲」は、ヴァイオリニストにとって大きな挑戦ともいえる華麗な作品。1929年に書かれたマルティヌーのヴァイオリン・ソナタ第1番はジャズの要素や時折見せるピアノ・パートの印象主義的な旋律からもわかる、パリ時代の産物。そして、ルボシュ・フィシェル(1935-1999)はユネスコ賞、イタリア賞など、国際的な賞も受賞している作曲家。ヴァイオリン・ソナタ「The
Hands」は当初「Crux」というタイトルをつけるはずでしたが、共産主義下では全く受け入れられませんでした。このソナタを初演したイヴァン・シュトラウスは「この曲は鞭打ち、憎しみ、不安の劇的な瞬間に葬列(ピチカート)が続き、最後に鐘の音とともに神格化される栄光の復活という、復活祭の十字架の駅を緩やかに描いたものと解釈できる」と語っています。今世紀に生まれた若きヴィルトゥオーゾが母国の偉大な先人の音楽に敬意を表します。
ダニエル・マテイチャ
弱冠18歳のイザイ! |
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ダニエル・マテイチャ、イザイの無伴奏
イザイ:6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
Op.27
第1番 ト短調 Op.27-1『ヨーゼフ・シゲティに献呈』
第2番 イ短調 Op.27-2『ジャック・ティボーに献呈』
第3番 ニ短調 Op.27-3『ジョルジェ・エネスクに献呈』
第4番 ホ短調 Op.27-4『フリッツ・クライスラーに献呈』
第5番 ト長調 Op.27-5『マチュー・クリックボームに献呈』
第6番 ホ長調 Op.27-6『マヌエル・キロガに献呈』
ヤナ・ヴェレショヴァー(1980-):
妄執II~無伴奏ヴァイオリンのため(2022) |
ダニエル・マテイチャ(ヴァイオリン) |
若きヴィルトゥオーゾ、ダニエル・マテイチャがイザイの無伴奏に挑戦!
セッション録音:2022年4月14、18、19、21、22、28日&2023年1月17日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)/DDD
ユーロヴィジョン若手音楽家コンクール、(2022)、テレマン・ヴァイオリン・コンクール(2020)などで優勝したチェコ期待のヴァイオリニスト、ダニエル・マテイチャがイザイの6つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタに挑みました!
2005年生まれのマテイチャはボリス・ベルキンやクリスチャン・テツラフら世界的ヴァイオリニストに師事。プラハ放送交響楽団との共演が話題となり、現在はヨーロッパの有名オーケストラにも招かれています。
6曲から成るイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ。バッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータを強く意識して書かれているものの、各曲が名ヴァイオリニストやイザイの高弟に捧げられており、それぞれ強い個性を示した作品で、近年名手の必須レパートリーとなっております。
マテイチャの安定したテクニックと情感豊かな表現は必聴です!
当アルバムでは100年前のコンセプトを21世紀にシフトし、イザイのソナタとマテイチャの音楽性とテクニックを反映するような新作委嘱、ヤナ・ヴェレショヴァーの「妄執II」も収録。
イザイのソナタ第2番の第1楽章が「妄執」から触発され作曲されており、新たな世界が広がります。
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ミハエラ・コウデルコヴァー(リコーダー)
コレッリ&ヘンデル:リコーダー・ソナタ集
(1)コレッリ:ソナタ ヘ長調 Op.5-4
(原曲:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ)
(2)ヘンデル:
リコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ短調
HWV 367a
(3)ヘンデル:
フルートと通奏低音のためのソナタ
ト長調 HWV 363b Op.1-5
(4)ヘンデル:
フルートと通奏低音のためのソナタ
ホ短調 HWV 359b Op.1-1b
(5)コレッリ:ソナタ ハ長調 Op.5-6
(原曲:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
イ長調)
(6)ヘンデル:ソナタ ヘ長調 HWV 371 Op.1-1
(3原曲:
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ニ長調)
(7)コレッリ:ソナタ ニ短調 Op.5-12
(原曲:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ) |
ミハエラ・コウデルコヴァー(リコーダー)
モニカ・クノブロホヴァー(チェンバロ)
リボル・マシェク(バロック・チェロ)
ヤン・クレイチャ(テオルボ、バロック・ギター) |
リコーダーの若きヴィルトゥオーゾ、ミハエラ・コウデルコヴァー、華麗で豊かな響きでお届けするエキサイティングなコレッリ
録音:2024 年11 月24-29 日、チェコ同胞福音教会、プラハ(チェコ)
楽器:Alto in F by Francesco Li Virghi
(1)(2) Sixth flute in D by Bodil Diesen
(3) Voice flute in D by Yoav Ran (4) Alto
in F by Ralf Ehlert (5)(6) Treble in C by
Francesco Li Virghi (7)
収録時間:77 分59 秒
テルアビブ国際リコーダー・コンクールの優勝者としても知られるチェコの若きヴィルトゥオーゾ、ミハエラ・コウデルコヴァーが、スプラフォン・レーベルからヘンデルとコレッリで堂々のソロ・デビューを果たしました。
抜群のテクニックで自由自在に演奏するコウデルコヴァー。何度も楽譜を読み込み、演奏を重ね、作曲家の意図に近づこうとした結果、非常に即興的な解釈はスタイリッシュな音楽に。そのエキサイティングな演奏には驚かされます。
当アルバムに収録されているソナタのうち、原曲が縦笛(リコーダー)で書かれたものは1曲だけで、残りはヴァイオリンまたは横笛(フルート)のための作品です。当時の印刷物からも独奏楽器の選択が自由であったことは明らかでしたが、コウデルコヴァーは当時非常に人気があったリコーダーでヘンデルとコレッリの作品を演奏しました。この録音では一般的なアルト・リコーダー、ソプラノ・リコーダーの他に、当時のイギリスで流行したVoice
flute in D(D管のテナー・リコーダー)という暗い音色の楽器や、ヘンデルのオペラの幕間の音楽でも用いられた、1オクターブ高いSixth
flute in D(F管アルトを基準に5度高いD管)など、作品に合わせ楽器を持ち替えていることも注目に値します。
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ANTARCTICA
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無から(リゲティ、ラッヘンマンほか近現代のピアノ作品集)
ジェルジ・リゲティ:ムジカ・リチェルカータ(全11曲)
ブレヒト・ヴァルクナールス:《リズム・スタディーズ》より
Distorting Time、A Bit Drunk、DistortingMirror、
Mixed Feelings、Chaconne desCloches
ヘルムート・ラッヘンマン:
《子供の遊び》よりHanschen klein、Glockenturm
ヘンリー・カウエル:
《3つのアイルランドの伝説》より The Voice
of Lir
ベーラ・バルトーク:《戸外にて》より The
Night'sMusic
ジェルジ・クルターグ:
《遊び》第5巻より Bell-fanfare for Sandor
Veress
ジョージ・クラム:《マクロコスモス》第2巻より
Rain-Death Variations(Pisces)、Twin
Suns(Gemini) |
ブレヒト・ヴァルクナールス(ピアノ) |
ベルギー出身のピアニスト/作曲家、ブレヒト・ヴァルクナールスの『エクス・ニヒロ』は、リゲティの《ムジカ・リチェルカータ》を軸に、20世紀音楽の革新を一つの音楽的流れとして再構築した作品集です。ラッヘンマンやクラム、クルターグらの作品、そしてヴァルクナールス自身による《リズム・スタディーズ》が挿入され、作曲家たちがいかにしてピアノ言語を"無から生み出した"かを探ります。リゲティの厳格な構築性と、カウエルやクラムに見られる音響的実験、バルトークの民俗的リズムが、連続する時間の中で有機的に呼応します。
2025年7月、ベルギー
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おお、甘美なる夜(ルネサンス・マドリガーレ集)
フィリップ・ヴェルドロ:O dolce nocte
チプリアーノ・デ・ローレ:
Mentre, lumi maggior del secolnostro、
Ancor che col partire、Amor, ben micredevo、
Io canterei d'amor、Quel foco chetanti
anni
アドリアーン・ヴィラールト:
Io amaisempre, et amo forte anchora、
Madonnamia famme、Mentre che 'l cor(Primaparte)、
Quel foco e morto(Secondaparte)、Occhi
piangete
ジャック・デ・ヴェルト:Tirsi morir volea
アンドレア・ガブリエリ:Tirsi,che fai
クラウディオ・モンテヴェルディ:
Luci serenee chiare、Si ch'io vorrei
morire
シジスモンド・ディンディア:Cruda Amarilli
ルッジェーロ・ジョヴァンネッリ:Sei tu,
mio cor
ジャック・アルカデルト:Deh fuggite |
パラダイス・リペアード&
デッレ・ドンネ・コンソート |
16世紀ヴェネツィア楽派を中心とした恋愛にまつわるマドリガーレを再発見する1枚。音楽史を通じて「愛」は常に作曲家たちの最大の主題であり、マドリガーレはその感情の高低を最も直接的に表現したジャンルでした。デッレ・ドンネ・コンソートとパラダイス・リペアードの共演が、涙を誘う悲嘆から陶酔に満ちた歓喜まで、作品ごとの情感の変化を豊かな声の色彩で描き分け、ルネサンス後期の愛の音楽を現代に蘇らせます。
2025年8月、ベルギー
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トリオBECELのデビュー盤『Oasis』
アルトゥール・ムールマンス(1884-1966):
フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
ポーラ・ドフレーヌ(1971-):
G.クルターグの《Harangvirag》による変奏曲
ミシェル・リサイト(1958-):Escape
アラン・クラーンス(1957-):Oase
ピエール・バルトロメー(1937-):
Et, toujours, elle dansait
ヴィルフリート・ヴェステルリンク(1945-):
フルート、ヴィオラとハープのための8つの俳句 |
トリオBECEL
〔レオノール・フロムレ(フルート)、
ゲルゲイ・コータ(ヴィオラ)、
アリシア・ホンデカイン(ハープ)〕 |
ヨーロッパの中心でオアシスに出会う確率はどれほどだろう――。トリオBECELのデビュー盤『Oasis』は、フルート、ヴィオラ、ハープという珍しい編成で、20~21世紀ベルギー音楽の隠れた宝をすくい上げる1枚です。旧大陸の和声感が、アメリカ的リズムと交差し、ハンガリーの鐘が日本の俳句の気配に応答する‛&これらの音楽はまるでヨーロッパの中心に現れた小さなオアシスのように、聴く者に新鮮な驚きと安らぎを与えてくれます。
2025年4月-5月、ベルギー
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DUX
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パデレフスキ主催のコンクールで第1位を獲得
ストヨフスキ:交響曲 ニ短調
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):
交響曲 ニ短調 Op.21 |
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団 |
パデレフスキのコンクールで第1位に輝いた若き日の野心作。フランクの系譜に連なる重厚なロマンティシズムを、ポーランド音楽の守護神ボロヴィチが描く!
ポーランドに生まれ、パデレフスキの愛弟子として、また後年はニューヨークで教育者としても名声を博したジグムント・ストヨフスキ(1870-1946)。彼の代表作の一つでありながら、録音機会に恵まれなかった「交響曲
ニ短調 Op.21」に、待望の新録音(2025年収録)が登場しました。
この「交響曲 ニ短調」は、ストヨフスキが20代後半の1898年に完成させ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスで行われたパデレフスキ主催のコンクールで第1位を獲得した作品。パリ音楽院で学んだ影響からか、セザール・フランクの交響曲(同じくニ短調)を彷彿とさせる循環形式的な手法や、半音階を多用した濃厚な和声進行が見受けられます。初演当時は成功を収めたものの、モダニズムの台頭とともに「保守的すぎる」として歴史の波に埋もれてしまった不遇の傑作です。
指揮は、今やポーランド音楽の発掘・復興において右に出る者はいない名匠ウカシュ・ボロヴィチ。アントニ・ヴィトに師事し、ポーランド放送交響楽団の芸術監督を経て、現在はポズナン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務める実力派です。ヴィト盤(Naxos)以来となる貴重な録音ですが、ルクセンブルクの音楽誌『Pizzicato』では「ヴィト盤が霞むほどの熱演」「サスペンスに満ちたミステリアスな開始から、爆発的なクライマックスまで、ドラマを構築する手腕が素晴らしい」と絶賛されています。
過渡期のネオ・ロマンティシズムが凝縮された密度の濃い音楽体験。知られざる交響曲マニア、ポーランド音楽ファンにとっては必聴の1枚です。
2025年9月、アダム・ミツキェヴィチ大学講堂(ポズナン、ポーランド)
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ポーランド・トロンボーン・インプレッションズ
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):
幻想曲 Op.27(トロンボーンとピアノのための)
ヴィトルト・フリエマン(1889-1977):
協奏曲第2番(トロンボーンとピアノのための)
フェリクス・ノヴォヴィエイスキ(1877-1946):
即興曲Op.19-1(トロンボーンとピアノのための)
エヴァ・ファビアンスカ=イェリンスカ(1989-):
トロンボーンとピアノのためのソナタ(2017)
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
ミニアチュール
(トランペット、ホルン、トロンボーンのための)
タデウシュ・パチョルキエヴィチ(1916-1998):
6つのミニアチュール(4本のトロンボーンのための) |
ヴォイチェフ・イェリンスキ(トロンボーン)
トマシュ・ソシニャク(ピアノ/1-9)
ポーランド金管三重奏団(10-14)
〔ダミアン・クレク(トランペット)、
トマシュ・クボン(ホルン)、
ヴォイチェフ・イェリンスキ
(トロンボーン)〕、
トロンブクァルテット(TrombQuartet/15-20)
〔ヴォイチェフ・イェリンスキ
(トロンボーン)、
ピオトル・バニシ(トロンボーン)、
マレク・カチョル(トロンボーン)、
トマシュ・カチョル
(バス・トロンボーン)〕 |
カラヤン・アカデミー出身の実力派トロンボニスト、ヴォイチェフ・イェリンスキが放つ意欲作。ポーランドのトロンボーン音楽を総覧する圧巻のプログラム!
ポーランドの若きトロンボーン奏者ヴォイチェフ・イェリンスキによる、母国の作曲家に焦点を当てたこだわりのプログラム。冒頭を飾るのは、パデレフスキの弟子であり、近年再評価著しいストヨフスキの「幻想曲」。1905年のパリ音楽院の試験曲として書かれたこの作品は、トロンボーンの貴重なレパートリーとして知られますが、ポーランドの奏者による録音には格別の説得力があります。続くフリーマンの「協奏曲第2番」は晩年の1969年の作ながら、ロマン派の香りを色濃く残す作品。新古典主義の巨匠タンスマンによる金管三重奏のための小品集や、トロンボーン4本のために書かれたパチョルキエヴィチのミニアチュールなど、編成を変えながらトロンボーンの多彩な表現力を引き出しています。
異彩を放つのは、イェリンスキの妻でもある作曲家エヴァ・ファビアンスカ=イェリンスカの「トロンボーン・ソナタ」。2017年に書かれた新しい作品で、現代的な語法と歌心が見事に融合しています。
ヴォイチェフ・イェリンスキは、ポズナン音楽アカデミーを優秀な成績で卒業後、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でクリストハルト・ゲスリング(ベルリン・フィル)に師事。2016年から2018年にかけてベルリン・フィルハーモニー・カラヤン・アカデミーの奨学生として研鑽を積み、現在はポズナン・フィルハーモニー管弦楽団の首席トロンボーン奏者を務める傍ら、ポズナン音楽アカデミーで後進の指導にあたっています。
2025年7月&9月、ポズナン
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DUX2130
(1CD+1DVD(PAL))
\4800
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ヴィエニャフスキのヴァイオリンの魂
現存する「ヴィエニャフスキのヴァイオリン」を追った執念のドキュメンタリー映像と、祈りの名曲集 |
ヴォイチェフ・チェンプリク(ヴァイオリン)
ロベルト・アダムチャク(ピアノ) |
【CD】
ヘンリク・ヴィエニャフスキ:クヤヴィアク
イ短調
アルフォンス・シュチェルビンスキ:無言歌
Op.3-3
アルフォンス・シュチェルビンスキ:アンダンテ・カンタービレ
カミーユ・サン=サーンス:アヴェ・マリア
ロベルト・シューマン:トロイメライ(《子供の情景》
Op.15より)
フランツ・シューベルト:アヴェ・マリア
トマゾ・アルビノーニ:アダージョ ト短調
ジュリオ・カッチーニ:アヴェ・マリア
J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番
ニ長調BWV 1068より)
J.S.バッハ/シャルル・グノー:アヴェ・マリア(前奏曲
ハ長調BWV 846より)
【DVD】(PAL)
ドキュメンタリー映画
『ヘンリク・ヴィエニャフスキのヴァイオリンの魂』(約50分)
(ポーランド語音声/英語字幕) |
伝説のヴィルトゥオーゾが奏でたストラディヴァリウスはいずこに?現存する「ヴィエニャフスキのヴァイオリン」を追った執念のドキュメンタリー映像と、祈りの名曲集がセットになった異色の企画盤。
ポーランドの伝説的ヴァイオリニスト、ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880)。彼が生涯愛用した名器たちは、主の死後どのような運命を辿ったのか――。その「魂」の行方を追ったドキュメンタリー映画(DVD)と、関連プログラムを収録したCDを合わせたコンセプチュアルなアルバムです。
〈CD:祈りと安らぎの音楽〉 CDパートでは、監督を務めたチェンプリク自身がヴァイオリンを演奏。ヴィエニャフスキ自身の作品に加え、4曲の「アヴェ・マリア」や「G線上のアリア」、「トロイメライ」、「アルビノーニのアダージョ」などの親密な名曲集を収録しています。また、知られざるポーランドの作曲家アルフォンス・シュチェルビンスキ(1858-1895)の作品が含まれている点も、ポーランドのDUXレーベルらしいこだわりと言えるでしょう。
〈DVD:名器を追う旅〉 映像作家・監督としても活動するヴァイオリニスト、ヴォイチェフ・チェンプリクが4年の歳月を費やして制作したドキュメンタリーです。ヴィエニャフスキが使用した楽器のうち、現存する3つのヴァイオリン(ストラディヴァリウス等)の足跡を追い、その音色と記憶を知る世界的名手たちを訪ねています。映像には、かつてこの名器を奏でたバルトウォミェイ・ニジョウ(チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団元第1コンサートマスター)や、現在の奏者であるクライディ・サハチ(同
第1コンサートマスター)、そして別の愛器を受け継ぐポール・ホアンらが登場。名器が巨匠の手の中でどのように「振る舞う」のか、楽器と奏者の神秘的な関係に迫る貴重な映像記録です。
2024年4月26日
※DVDはPAL方式に対応したプレーヤー、PCでのみ再生可能です。予めご了承下さい。
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ALPHA CLASSICS
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女性指揮者のための国際コンクール「ラ・マエストラ」
2024年第3回の覇者、バー・アヴニ(指揮)
C.P.E.バッハ、ミヨー、ストラヴィンスキー、ソイー:
交響曲集
とくに幻の女流作曲家ソイーの交響曲「大戦」は注目
1-3. シャルロット・ソイー(1887-1955):
交響曲 嬰ハ短調 Op. 10 「大戦」
4-6. ダリウス・ミヨー(1892-1974):
室内交響曲 第1番 Op. 43 「春」
7-9. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
交響曲 第1番 ニ長調 WQ 183/1
10-12. イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
3楽章の交響曲 |
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団
バー・アヴニ(指揮) |
録音: 2025年4月-5月 フランス、ボルドー歌劇場、オーディトリアム
収録時間: 65分
【「ラ・マエストラ」2024の覇者、バー・アヴニのデビュー・アルバム】
コロナ禍の中2020年にパリで第1回が開催された、女性指揮者のための国際コンクール「ラ・マエストラ」。2年おきに開催されるこのコンクールの2024年第3回の覇者が、イスラエル出身で現在はドイツを中心に活動するバー(バル)・アヴニです。同コンクールの支援プログラムの1つとして企画された今回のデビュー・アルバム(以前に協奏曲の伴奏で録音したCDはあり)は、異なる時代と国における交響曲を集めるというもの。いずれも3楽章によることは選曲後に気が付いた偶然の一致とのことですが、このことが全体に与える統一感のほかは曲想も編成も大きく異なるものの、全体として練り上げられ、予期せぬ組み合わせにより豊かで示唆に富んだ音楽体験が創出されるプログラムは実に見事。さらに、C.P.E.バッハからストラヴィンスキーまで深い作品理解と新世代ならではの活き活きとした音楽づくりがたいへん魅力的で、アヴニの突出した才能を十二分に見せつけるアルバムとなっています。
収録された作曲家の中で特に注目したいのがシャルロット・ソイー(ソヒー)。

1887年にパリの実業家の娘として生まれた彼女は幅広い音楽教育を受ける中で才能を開花させ、小説や戯曲の執筆も行いながら私生活では多くの子供も産み育てました。
彼女の音楽作品は管弦楽曲から室内楽、声楽、宗教曲、歌劇まで幅広く、パリのサロンでは大家がその作品を演奏したとされ、作曲家で指揮者でもあった夫のマルセル・ラベイの協力もあったものの徐々にその演奏機会は減り、現在ではほとんど忘れられてしまいました。
唯一の交響曲は1914-17年の第一次世界大戦中に書かれたため現在「大戦」の副題で知られますが、直接的には友人であった作曲家アルベリック・マニャールが1914年に戦禍の犠牲になったことが作曲の動機であるとされます。
拡張された二管編成にハープが加わり演奏時間も30分近い意欲作ですが、ソイーの生前は演奏されることがなく、初演は2019年まで待たねばなりませんでした。
録音も初演者であるデボラ・ワルドマンによるものがBru
Zaneレーベルの8枚組(BZ2006)に収録されているなどごくわずか。作品はマニャール最後の交響曲である第4番と同じ嬰ハ短調で書かれており、フランクの影響を受けた循環形式とポスト・ロマン派的な曲想を持っています。
ラ・マエストラ・コンクールの準備中にこの作品と出会ったというアヴニは、「この曲に命を吹き込むことが自分の使命」と感じたとのことで、特徴的なオーケストレーションなど作品の個性を魅力的に引き出した素晴らしい演奏を聴かせています。

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ALPHA1203
(CD)
\3000 →\2790
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ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)
OR(光)~クープランとヴィヴァルディの作品による~
~第1章 一連の預言~ フランソワ・クープラン(1668-1733)/
ソニア・ヴィーダー=アサートン&マリユス・アサートン編:
『聖週間のためのルソン・ド・テネブル』より
1-7. 聖水曜日のための第1ルソン
8-13. 聖水曜日のための第3ルソン
~第2章 私たちの時代~
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)/
ヴィーダー=アサートン編:
14. 審判: アリア「凍り付いたように、あらゆる血管を」
(歌劇《ファルナーチェ》RV 711より)
15. 舞踏のように: アリア「この胸に感じる涙の雨の中に」
(歌劇《ティエテベルガ》RV 737より)
16. もう一つの顔: アリア「喜びと共に会わん」
(歌劇《ジュスティーノ》RV 717より)
17. 跡を辿って: アダージョ(合奏協奏曲
ト短調 Op.3-2より)
18. 神の子: アダージョ・モルト
(ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調「秋」Op.8-3より)
19. 審判2、または世界のざわめき:
アリア「凍り付いたように、あらゆる血管を」
(歌劇《ファルナーチェ》RV
711より)*
*ヴィーダー=アサートン&マユ編/音声:
ブノワ・ジルグ
【LP収録面】 A 1-5 B 6-10 C 11-15 D
16-19 |
ソニア・ヴィーダー=
アサートン(チェロ)
マリユス・アサートン
(シンセサイザーMS-20、
エレキギター)
ニコラ・ヴォルムス
(シンセサイザー)[18]
マユ(打楽器)[19] |
ALPHA1204
(2LP)
\5100
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【ヴィーダー=アサートンの自在な感性と詩情が誘う深い余韻】
アナログ盤先行でリリースされたバッハ『無伴奏チェロ組曲』全曲録音シリーズによってALPHAレーベルに参入、その録音歴に新境地を拓き続けるソニア・ヴィーダー=アサートン。彼女はこれまでにもモンテヴェルディとシェルシを組み合わせたアルバムやクルターグ作曲のカデンツァを添えたボッケリーニ作品集など、独特なセンスで18世紀以前の音楽を演目に盛り込んできました。
現代フランス語の語源に迫りOr(今、金)を「光」と読み替えた表題を掲げる今回のアルバムでは、人類の罪深さを悔いる受難節の早朝礼拝のため、罪を改めず神に滅ぼされる都エルサレムを嘆いたエレミアの預言に曲をつけたクープランの宗教声楽曲と、さまざまなオペラ・アリアを含むヴィヴァルディ作品の楽章を厳選。
後半では各トラックに副題を付し「一続きのフリーズフレーム(動きを止めた画面の中で音声だけが変化する映画手法)のように」個々の曲を味わわせるプログラムにまとめました。このクープラン作品に惹かれながら共演楽器を探り続けてきた彼女が見出したシンセサイザーMS-20が控えめな音を奏でるエレキギターと共に活躍、多重録音に自然音を模した音声効果も盛り込み、フランス中部の古い修道院建築に響くチェロの濃やかな音色をじっくり味わい尽くせる仕上がり。ヴィーダー=アサートンの圧倒的な音楽性と詩情豊かな感性あればこその1枚、通して聴くことで感じられる深い余韻にぜひ触れて頂きたいアルバムです。
まだ入ってくるとよいのですが!
ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)、旧譜
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 |
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アナログ盤先行でリリースされた第1,2番がついにCD化
ソニア・ヴィ―ダー=アサートン(チェロ)
バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第1番、第2番
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
1-6. 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV
1007
7-12. 無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV
1008 |
ソニア・ヴィ―ダー=アサートン(チェロ) |
録音: 2018年10月、ノワルラック大修道院(フランス中部ベリー地方)
収録時間: 47分
【稀有の全曲録音、アナログ盤先行でリリースされた第一章がついにCD化!】
フランスを拠点に世界的に活躍、RCAとnaiveにその解釈の深さと関心領域の幅広さとを物語る充実したディスコグラフィを残してきたチェロ奏者、ソニア・ヴィーダー=アサートン。ALPHAレーベルからのリリースは2020年、レコードストア・デイ限定アナログ盤(現在入手不能)のみでリリースされたバッハ『無伴奏チェロ組曲』の最初の2編が始まりでした。
その後同曲集の第3、4番と第5、6番がリリースされた際は限定生産アナログ盤と共にCD版も登場しましたが(それぞれALPHA1009、ALPHA1076)、2024年の全集完結を経て今回、第1、2番がついに待望のCDリリース。
各楽章の本来の形をよく踏まえ考え抜かれたテンポ設定で入念に、しかし妙な気負いを感じさせることなく自然な佇まいで綴られてゆく磨き抜かれた演奏解釈は、フランス中部にある古い修道院で真夜中から、naive以来の信頼できる録音技師ピエール=アントワーヌ・シニョレと共に収録されました。
ほどよい残響に宿る深い余韻まで、その味わいをじっくり堪能したい、CD化を期に新たに多くの人の耳に届いてほしい名録音です。
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ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第3番、第4番
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)
1-6. 無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV
1009
7-12. 無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調
BWV 1010 |
ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ) |
録音: 2021年1月 ノワルラック大修道院(フランス中部ベリー地方)
収録時間: 56分
1986年のロストロポーヴィチ国際コンクール入賞以降、ソリストとしての広範な活躍を通じて古典的レパートリーでの名演はもちろん、現代
作曲家たちの新作初演や伝統音楽・古楽レパートリーへの独特なアプローチ、演劇とのコラボレーションなど意欲的な活動でも注目されてき
たソニア・ヴィーダー=アサートン。
NAIVEで長く仕事をしてきた 録音技師ピエール=アントワーヌ・シニョレと共に、フランスの古い修道院で新たに2つの組曲を収録。
深々とした呼吸でじっくり綴られながら過剰な気負いとは全く無縁、曲本来の舞曲
的性質を捉えた安定と独特なインスピレーションとが共存をみせ、聴き深めるほどに味わい深い解釈は聴き逃がせません。
「バッハの組曲を 弾くと、ジャコメッティ(細身の人物像で知られる造形芸術家)の手がこねた土から人間の表情が生み出される様子を思い出す」と語るヴィー
ダー=アサートンは、修道院で陽が落ちるのを待ち、夜の静寂の中で録音し始めたとのこと。
稀代の傑作と現代屈指の名演奏家との出会
いがもたらした深い音楽体験がここに詰まっています。
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ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第5番、第6番
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
1-6. 無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV
1011
7-12. 無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV
1012 |
ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ) |
録音: 2023年5月 サン=ピエール=オ=ノナン教会、シテ・ミュジカル=メス、メス(フランス東部ロレーヌ地方)
2023年の後続巻(組曲第3・4番)まではフランス中部のノワルラック大修道院の音響と一心同体の相性で収録されてきましたが、全曲録音シリーズ最後を飾る今回のアルバムは「バッハの組曲の最後の2編を録音するならここだ」と直感したというロレーヌ地方メスの教会での収録です。
かつてNAIVEでモンテヴェルディ作品を扱った独特なプログラムを披露した時に使った会場でもあり、その音響空間で綴られる一切こわばりのない自然な風格に満ちた充実のバッハ解釈は、何物にも代えがたい豊かさに満ちています。
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ドゥース・メモワール
聖ペテロの涙 ~ラッススとアゴスティーニの作品より
1. オルランドゥス・ラッスス
(オルランド・ディ・ラッソ 1532-1594):
Deficiat in dolore わたしの命は嘆きのうちに尽き
(器楽合奏)
2. 作者不詳: Al pie del duro sasso ラウダ「硬い岩の下に」
3. ラッスス: Il magnanimo Pietro 偉大なるペテロは*
4. ラッスス : Ma gli archi, che nel petto
しかしながら、いかなる弓も彼の胸めがけては*
5. ロドヴィコ・アゴスティーニ(1534-1590):
Vergine, se pietate
聖なる乙女よ、もしひとたびも憐みをもって**
6. アゴスティーニ: Le lagrime, i sospiri
涙も、溜息も**
7. ラッスス: Tre volte haveva 彼は三度にわたり*
8. ラッスス: Qual'a l'incontro
その聖なる眼差しが注がれていることに*
9. ラッスス: Queste opre
これらのことも、また他のあれこれのことも*
10. アゴスティーニ: La morte e morta 死は、死に絶えた**
11. アゴスティーニ: La vita e breve 命は短く**
12. アゴスティーニ: Svegliati omai 目覚めていなさい**
13. アゴスティーニ:
Chiudi gli orecchi 耳を塞いでおきなさい**
14. ラッスス: Come falda di neve
雪の結晶が、その凍てついた姿を留めて*
15. ラッスス: Quel volto この矢こそが*
16. Chi ad una ad una 彼は一字一句漏らさず(器楽合奏)
17. アゴスティーニ:
L'anima mia, Signore わたしの魂は、主よ**
18. アゴスティーニ:
Hor che'l ciel e la terra 今この時、天も地も**
19. アゴスティーニ:
La morte di colui そこで死を死に至らしめた方が**
20. アゴスティーニ:
La croce gia fu かつて十字架は死を意味したが**
21. ラッスス: Vide homo 見よ、人間よ
22. 作者不詳:
O sacro santo legno ラウダ「おお、聖なる木材」
*ラッスス『聖ペテロの涙』(1594)より
**アゴスティーニ『悔悛者の涙』(1586)より |
ドゥース・メモワール
(声楽&古楽器アンサンブル)
アメリー・レゾン(ソプラノ)
マチュー・ル・ルヴルール
(バリトン)
ギヨーム・オルリ(バス)
エヴァ・ゴダール、
サラ・デュビュ
(木管コルネット、
ミュート・コルネット)
ジェレミー・パパセルジオー
(ドゥルツィアン、
リコーダー)他
〔編成:
ソプラノ1、メゾソプラノ1、
アルト=カウンターテナー2、
テノール1、バリトン1、バス1/
木管コルネット2、
ドゥルツィアン4、
リコーダー5、
バサネッロ1、サクバット1〕
ドゥニ・レザン・ダドル(指揮) |
録音: 2025年1月 ノワルラック大修道院(フランス中部ベリー地方)
収録時間: 67分
【レザン・ダドル追悼 巨匠ラッスス最後の傑作と、その影に隠れていた先進的名品】
イタリアのパレストリーナとと共に16世紀の西洋音楽を代表するネーデルラントの大家ラッスス。その生涯最後の傑作と、同曲集の存在の影に隠れていた異才アゴスティーニの充実曲集からの作品を中心に、ルネサンスからバロックへ向かう過渡期を彩った多声音楽の粋を味わうプログラム。ラッススは欧州屈指の権勢を誇ったバイエルン選帝侯の宮廷に仕え、多岐にわたる膨大な作品を綴った末、亡くなる数週間前には罪の自覚と悔悛を説くイタリア語詩に基づく宗教的マドリガーレ集『聖ペテロの涙』を教皇クレメンス8世に献呈。
精巧な多声書法に後のコンチェルタンテ形式にも通じる先進技法も編み込んだ比類ない傑作ですが、その8年前に同じテーマを扱い、ラッススとは異なる方向性で詩句を瑞々しい音楽へと昇華した曲集『悔悛者の涙』を編んでいたのが、芸術諸分野で最先端にあったフェラーラ宮廷の作曲家ロドヴィコ・アゴスティーニでした。両曲集から作品を厳選、ア・カペラ多声音楽のエキスパートたちに腕前確かな古楽器奏者たちの合奏を加えた編成で16世紀音楽の至芸に迫るのは、豊かな歴史的・実践的知見に裏打ちされた入念な作品検証と周到なプログラム構成で数多の名盤を綴ってきたフランス中部トゥールの古楽団体ドゥース・メモワール。この録音は、更なる企画を複数抱えながら2025年秋に急逝が報じられ、世界の古楽通たちを驚かせた主宰者ドゥニ・レザン・ダドルに捧げられています。

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アンサンブル・テオドーラ~穏やかな心よ~
英仏の女性プレイヤー4人による
17世紀ドイツ諸侯の宮廷におけるフランス音楽
1. ゲオルク・ベーム(1661-1733):
Herr Jesu Christ, dich zu uns wend (variatio
1)
第1変奏
(コラール変奏曲
「主イエス・キリスト、我らを顧みたまえ」より)*
2. ジャック・ボワヴァン(1649頃-1706): Recit
tendre
たおやかなレシ
(『オルガン曲集第2巻』「第1旋法による組曲」より)*
3-4. アンドレ・カンプラ(1660-1744):
Ecce quam bonum
プティ・モテ「見よ、なんという恵み」
(『独唱と2つのヴァイオリンのための
モテ集 第2巻』より)
5. ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)/
編曲者不詳:
Entree de la gloire et de la sagesse
d'Armide
アルミードの栄光と叡智のアントレ
(《アルミード》より)
6-13. 作者不詳: Sonata a 2 2声[と通奏低音]のためのソナタ
14-17. ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
Surgite cum gaudio a 3
3声[と通奏低音]のためのモテット
「来たれ歓喜と共に」
18. リュリ/編曲者不詳:
Entree d'Apollon アポロンのアントレ(器楽版)
19. リュリ/編曲者不詳: Duo de la Paix
et de la Felicite
平和の女神と幸福の女神の二重唱(《諸技芸の舞踏劇》より)
20-24. ヨハン・フィッシャー(1646-1716):
Suite en trio
3声による組曲(『食卓の音楽』より)
25. リュリ/編曲者不詳: Sourdine d'Armide
ルノーの眠りの場面(《アルミード》より)
26. リュリ/編曲者不詳: Plainte de Cloris
クロリスの嘆き
(《ジョルジュ・ダンダン、またはヴェルサイユの
大ディヴェルティスマン》より)
27. リュリ/編曲者不詳: Ritornelle (Tranquilles
coeurs)
「穏やかな心よ」のリトルネル
28. リュリ/編曲者不詳:
Tranquilles coeurs 穏やかな心よ(《愛の勝利》より)
29. フランソワ・クープラン(1668-1733)/
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)編:
Aria アリア BWV 587(『諸国の人々』中
「神聖ローマ帝国の人々」より)*
* アンサンブル・テオドーラ編 |
アンサンブル・テオドーラ
(声楽&古楽器アンサンブル)
マリアミエル・ラマガ(ソプラノ)
ルイーズ・エアトン
(ヴァイオリン)
アリス・トロスリエ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リュシー・シャバール
(チェンバロ、
ポジティフ・オルガン)
アデル・シャルヴェ(ソプラノ)[19]
アマンディーヌ・ソラノ
(ヴァイオリン)[3-4,19-24,26,29]
セルジオ・ブケーリ
[1,3-4,14-17,20-24,26,29]、
レオン・スラファン[6-8,19]
(テオルボ) |
録音: 2025年 パリ
収録時間: 60分
【フランス文化に強く惹かれたドイツ人たちが味わった音楽】
ロンドン王立音楽院(RAM)で学んだ英仏の女性プレイヤー4人によるアンサンブル・テオドーラは、中世初期に踊り子からビザンツ皇妃まで上り詰めたテオドーラの名を掲げる2018年結成の若い古楽アンサンブル。このALPHAデビュー盤では17~18世紀ドイツで流行したフランス音楽の実像に迫ります。太陽王ルイ14世はヴェルサイユ宮殿に莫大な歳費を注ぎ、造園や建築はもちろん音楽や服飾、料理、会話術に至るまで文化活動の全域で圧倒的な絢爛さを賓客たちに見せつけ、フランス・バロック宮廷文化を全欧州憧れの的とすることに成功。その傍ら国内の非カトリック教徒への弾圧を強めた結果、プロテスタントの文化人は多く国を離れ、周辺諸国から魅惑のフランス文化の担い手として歓迎されました。
ここでは中部カッセルやドレスデン、北部のベルリンやシュヴェーリンなどで見つかる手稿譜の他、商業や宗教を介しルター派ドイツ人たちに多くを負っていたスウェーデン王室の史料も参照し、17世紀末~18世紀初頭に綴られたフランス様式のドイツ音楽やドイツで編曲されたフランス音楽を厳選。ヴァイオリン、ガンバ、チェンバロ、オルガンが時に独唱を支え、時に独奏で存在感を発揮しながら、バッハ前夜のドイツに花開いた異文化交流の絢爛さと繊細さを伝えます。後半には欧州中が注目する名歌手アデル・シャルヴェもゲスト出演。演奏者と企画内容を端的に紹介したブックレット含め、英仏古楽シーンの最前線も感じられる好企画に仕上がっています。

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LAUDA
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17世紀初頭のナポリ
ポジリポの悦楽 |
ラ・グランド・シャペル(声楽&古楽器アンサンブル)
アルベルト・レカセンス(指揮) |
音楽舞踏劇 『ポジリポの悦楽』
<王室礼拝堂にて>
1. ジョヴァンニ・トラバーチ(1575頃-1647):Venite,
exsultemus Domino[TS1.1] *
2. トラバーチ: O dulcissime filiae
Sion *
3. トラバーチ: Cantate Domino *
4. トラバーチ: Ave Regina caelorum
*
<宴席の後で>
5. エットーレ・デ・ラ・マルラ(生歿年不詳、1609-1620頃活躍):
Spagnoletta
6. ジュゼッペ・パラッツォット・エ・タリアヴィア(1587頃~1653):
Dal tuo torto sentiero *
7. シピオーネ・ラコルチャ(1585/95頃-1620):
Ancidetemi cruda
8. ピエトロ・アントニオ・ジラーモ(生歿年不詳、1619~1630頃活躍):
Questo crudo d'amor *
<王宮での祝典舞踏会>
9. ジラーモ: Festa, riso, gioco e gioia
10. フランチェスコ・ランバルディ(1587-1642):
Nel gran Giron s'uniro'
11. トラバーチ: A vo音楽舞踏劇『ポジリポの悦楽』i,
famoso eroe
12. アンドレア・アンサローネ(生年不詳~1656):
Il suono della scesa de' pastori
dal monte su'l ponte detta la Mendozza
13. トラバーチ: Donne mie care
14. ジャコモ・スピアルド(生歿年不詳、17世紀初頭に活躍):
Ballo de' cigni
15. ランバルディ: Lenguas son de este
monte
16. スピアルド: Suono del ballo de'
selvaggi e delle simie
17. ランバルディ: Da quest'acque
18. アンサローネ: Tre arie del ballo
di cavalieri
19. ランバルディ: Gia spiega 'l raggio
*
* 楽譜復元による世界初録音 |
録音: 2024年11月8-9日 バリャドリード(スペイン中北部カスティーリャ・イ・レオン地方)、ミゲル・デリベス文化センター
収録時間: 58分
【17世紀初頭のナポリに響いた、精緻にして精彩に富む音楽劇の実像】
ポジリポはナポリ郊外にある景勝地で、古代から富裕層が暮らす場所として栄えてきた丘陵地帯。

17世紀初頭まではスペイン・ハプスブルク家の別荘があり、同家が任命する副王が支配したナポリ王国の繁栄の象徴でもありました。音楽舞踏劇『ポジリポの悦楽』は、1620年ナポリの王宮で壮大な大道具仕掛をもって上演され、舞踏の場面には居合わせた有力貴族たちも参加したと言われます。台本に加え音楽の大半が幸いにも現存し、古風な多声重唱書法を軸にしながら、スペインならではの活気ある舞曲も随所にある精彩に富んだ内容となっています。
ここでは当時ナポリ宮廷に仕えた作曲家たちの他の作品も盛り込み、礼拝堂での祈りに続き披露された音楽劇の素顔に迫ります。演奏はLAUDAレーベルではおなじみ、ベルギーやフランスの精鋭が揃うラ・グランド・シャペル。木管のエルザ・フランクやジェレミー・パパセルジオー、ピグマリオンやイ・ジェメッリなど最前線楽団で活躍するジェローム・ファン・ワールベーク(ヴァイオリン)など名手も目立つ総勢21人の器楽勢は時に楽器を持ち替え、リコーダー属、バホン(ルネサンス・ファゴット)属、金管、ヴィオラ・ダ・ガンバ属、ヴァイオリン属と5種のコンソートで打楽器・通奏低音と共に10人の声楽陣と対峙。ニコラス・スコット(テノール)やウーゴ・オリヴェイラ(バス)らソリストたちも合唱を歌い、昔日の南欧宮廷を華やがせた響きを活き活きと伝えてくれます。

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LINN RECORDS
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アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ(チェンバロ)
Transformations バッハと編曲
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
1-3. 協奏曲 ニ長調 BWV 972
(ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲Op.3-9による)
4-6. 協奏曲 ニ短調 BWV 974
(A.マルチェッロのオーボエ協奏曲による)
7. アダージョ ト長調 BWV 968
(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV
1003の
アダージョ楽章による)
8. 前奏曲 ハ短調 BWV 999
(リュートまたはチェンバロのための)
9-11. 前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調
BWV 998
(リュートまたはチェンバロのための)
12-15. ソナタ ニ短調 BWV 964
(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 BWV
1005による)
16-18. イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971
(二段鍵盤チェンバロのための) |
アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ
(チェンバロ) |
使用楽器: アントウェルペンのリュッケルス工房1638年製作モデルに基づくアムステルダムのジョエル・カッツマン1991年製作の再現楽器
ピッチ: A=409Hz
録音: 2025年5月19-20日 オランダ、ハーレム、ルター派教会
収録時間: 68分
【別の楽器の響きをも連想させる、多様で奥深いバッハ鍵盤音楽の世界】
モスクワ音楽院でオリガ・マルティノヴァ門下にチェンバロを学んだ後、アムステルダム王立音楽院でリチャード・エガーとメンノ・ファン・デルフトに師事、エガーのデュオ・パートナーとしても活躍しLINN
RECORDSにシューベルトやデュセックなどの作品を2人で録音もしているアレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ。今回ソロで録音したバッハ作品集は「編曲」がテーマで、他の作曲家の協奏曲や自作のヴァイオリン独奏曲をチェンバロで弾けるようにした編曲作品に加え、リュート独奏や弦楽合奏など他の編成を想定しながらチェンバロ独奏向けに書かれた作品などを収録しています。
落ち着いていながら自在なタッチで端正に各曲の味わいを引き出しており、聴き進めるうちにチェンバロの音を介してオーケストラやオルガン、ヴァイオリンなど別の楽器のイメージも浮かんでくるかのよう。18世紀の様々な調律法を参考にリチャード・エガーが編み出した不均等調律で浮かび上がる和声変化の妙もその一助となっているようです。LINNならではの精巧なエンジニアリングを通じて伝わる名工ジョエル・カッツマン再現製作のチェンバロの美音も魅力的。多声書法の追求と並行して積極的にイタリア様式を吸収、自らのものとしていったバッハの音楽の瑞々しさに改めてはっとさせられる1枚です。

名前が覚えられないのが難点ですが、その知的で清廉な演奏は要注目。これからどんどんその名を聞くことになるでしょう。
アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ。
BRILLIANT CLASSICS旧譜
アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ
このジェミニアーニが評判よかったです |
BRL 96524
(2CD)
\2100
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フランチェスコ・ジェミニアーニ(1687-1762):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタOp.1
ソナタ
第1番イ長調、第2番ニ短調、第3番ホ短調、
第4番ニ長調、第5番変ロ長調、第6番ト短調、
第7番ハ短調、第8番ロ短調、第9番へ長調、
第10ホ長調、第11番イ短調、第12番ニ短調 |
イーゴリ・ルハーゼ(Vln)
アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ
(Harpsichord) |
「優雅でしなやかな演奏は、心地よい雰囲気で楽しく聴くことができる」と、継続して高い評価を得ているルハーゼの新録音は、バロック時代のヴァイオリン文化において重要な作曲家のフランチェスコ・ジェミニアーニのソナタ集です。
イギリスのヨハン・アドルフ・フォン・キールマンゼック男爵に献呈されたこの曲集は、早くから男爵がジェミニアーニの才能を認めていただけあって、技術的、表現的にも演奏者には高度なテクニックが必要とされています。優美さと洗練された旋律との対話は、絶妙なコントラストがあり、ヴァイオリニストであったジェミニアーニの資質が発揮された音楽です。
今回は、ハープシコード奏者アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤとの共演。リチャード・エガーやメンノ・ファン・デルフトら古楽界の巨匠に師事しており、ジェミニアーニの作品に強い共感を持っているアーティストです。
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96636
(2CD)
\2100
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ジェミニアーニのソナタ集を古楽器で
ジェミニアーニ:ヴァイオリン・ソナタ集
Op.4
CD1 78'29
● ソナタ Op.4-1 ニ長調
● ソナタ Op.4-2 ホ短調
● ソナタ Op.4-3 ハ長調
● ソナタ Op.4-4 ニ短調
● ソナタ Op.4-5 イ短調
● ソナタ Op.4-6 ニ長調 |
CD2 70'56
● ソナタ Op.4-7 イ長調
● ソナタ Op.4-8 ニ短調
● ソナタ Op.4-9 ハ短調
● ソナタ Op.4-10 イ長調
● ソナタ Op.4-11 ロ短調
● ソナタ Op.4-12 イ長調 |
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イーゴリ・ルハーゼ(バロック・ヴァイオリン)
アレクサンドラ・ネポムニャシャ(チェンバロ) |
録音:2022年11月1~3日、12月8日、マインスヘーレンラント、ラウレンティウス教会
バロック後期の多才な音楽家ジェミニアーニのソナタ集を古楽器で
ロンドン、パリ、ダブリンを行き来して活躍したバロック後期の作曲家ジェミニアーニは、タルティーニが激情家と呼んだ力強いヴァイオリン演奏と、本格的な著書まで執筆した教育活動、そして出版形態にまで工夫を凝らした作曲によって存命中の名声には大きなものがありました。しかし、その成功がもとで画商としても活動するようになり、音楽家としての活動時間が減ってしまった面もあったようです。また18世紀なかばからの音楽のシンプル化の波にも対応しなかったものの、それでも本拠地のイギリスでは19世紀まで演奏会プログラムに載せられるなど人気が継続していました。このCDでは、昨年、ヴァイオリン・ソナタ集
Op.1が好評だったバロック・ヴァイオリンのルハーゼと、チェンバロのネポムニャシャが再びコンビを組んで演奏に臨んでいます。

● イーゴリ・ルハーゼ(バロック・ヴァイオリン)
12歳でソロ・ヴァイオリニストとしてのキャリアをスタートさせ、オデッサ交響楽団とヴュータンのヴァイオリン協奏曲第5番で共演。モスクワ国立音楽院を優秀な成績で卒業。1996年、タネーエフ国際室内楽コンクール第1位、1997年、ロカテッリ国際コンクール第1位など、数々の国際コンクールで入賞。
2002年、アムステルダム音楽院で古楽のスペシャリストとして優秀な成績で卒業。ルネッサンスから現代音楽までのヴァイオリンのレパートリーを演奏するソリストとして、ヨーロッパ各国で活動するほか、世界各地をツアー。
● アレクサンドラ・ネポムニャシャ(チェンバロ)
ロシア生まれのピアニスト、チェンバリストのアレクサンドラ・ネポムニャシチャヤは、ソリストとして、また室内楽奏者として大きな注目を集めています。アレクサンドラは、2009年にモスクワ国立音楽院の歴史・現代芸術演奏科をオルガ・マルティノヴァ教授のクラスで卒業し、ピアノ、チェンバロ、フォルテピアノを学んでいます。
その後、アムステルダム音楽院で研究を続け、リチャード・エガーとメンノ・ファン・デルフトの指導の下、修士号を取得。
2015年、ミュンヘン音楽大学でクリスティーネ・ショルンスハイム教授のもと、マスタークラスの学位を取得して卒業。以後、世界各国でソロと室内楽の両方で演奏活動をおこなっています。
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MUSIQUE EN WALLONIE
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カット・サークル
ジョズカン・デプレ作品集2~ミラノ公アスカニオ・スフォルツァに仕えていた頃の作品
ジョスカン・デプレ(1450頃-1521):
1-5. Missa L'ami Baudichon
ミサ・ラミ・ボーディション
(『友ボーディション』のミサ曲)
作者不詳:
6. L'ami baudichon
俗謡「友ボーディションよ、ご婦人よ」
ジョスカン・デプレ:
7. Que vous ma dame / In pace
モテット
「わが婦人よ、誓って申し上げます/
眠りと平安の中で」
8-14. Vultum tuum deprecabuntur
連作モテット「あなたの御前に」
8. I. Vultum tuum あなたの御前に
9. II. Sancta dei genitrix 神の聖なる母よ
10. III. O intemerata virgo
汚れなき乙女であらせられる方よ
11. IV. O Maria
おおマリア、私たちの過ちを一つ残らず
12. V. Mente tota tibi supplicamus
私たちは心からあなたにお願いします
13. VI. Ora pro nobis 私たちのためにお祈り下さい
14. VII. Christe, fili dei 救世主、神の子よ
15-20. Qui velatus facie fuisti
連作モテット「顔を布で覆われた方よ」
15. I. Qui velatus facie fuisti
顔を布で覆われた方よ
16. II. Hora qui ductus tercia
あなたは三の刻に
17. III. In flagellis potum fellis
鞭打たれ、苦き汁を口にし
18. IV. In amara crucis ara 十字架という苦しき祭壇で
19. V. Qui jacuisti mortuus
死して石の向こうに横たわる方よ
20. VI. Christum ducem, qui per
crucem
導き手である救い主は、磔刑を受けて |
カット・サークル(声楽アンサンブル)
コリン・バーン[1-5,7,15-20]、
ソニア・デュトワ・テングブラッド
[8-14](ソプラノ)
ローレンス・ジョーンズ[1-5,7-20]、
ブラッドフォード・グレイム
[1-6,8-20](テノール)
ルパート・ピーコック[1-5,7-20](バス)
ジェシー・ローディン(指揮) |
録音: 2024年7-8月 ロスリンデイル(米国北東部マサチューセッツ州)、フトゥラ・プロダクションズ
収録時間: 65分
【精鋭集団、満を持して厳選選曲で臨むジョスカン作品集第2弾】
アメリカ西海岸を中心に活躍、ヨーロッパ各地の古楽祭でも注目を集めるルネサンス声楽アンサンブル、カット・サークルによるジョスカン・デプレ作品集第2弾。
今回のアルバムにはジョスカンが比較的若い頃、ミラノ公アスカニオ・スフォルツァに仕えた1480年代後半までに書いたと考えられている作品が集められています。アルバム前半を占めるのは、ミラノ宮廷向けの作とは特定できないものの、ジョスカンのミサ曲の中で最も早い時期の作と言われる「『友ボーディション』のミサ曲」。一つの旋律を軸に曲全体を組み立てる手法が自在に用いられ、あからさまに猥雑な元歌を高度な多声書法へ昇華させる手腕が早くから確かであったことに驚かされます。
後半には先行世代のフランス=フランドル楽派からの影響も窺える連作モテット2編と、複数声部で異なる歌詞を歌う中世風のモテットを収録。ジョスカンと同時期にミラノ宮廷に出入りしていたレオナルド・ダ・ヴィンチの博学ぶりにも通じる汲めど尽きせぬ作曲技法の数々が、5人の歌手それぞれが際立った個性の声で完璧なアンサンブルを聴かせるカット・サークルの解釈とあいまって、数百年の時をまたいでのユニークな音楽体験を味わわせてくれます。また指揮者ローディン自ら執筆した解説(仏、英、蘭、独語)に加え、現存手稿譜や関連美術などカラー図版も多数掲載したブックレットの充実ぶりも見過ごせません。

カット・サークル
ジョズカン・デプレ作品集1 |
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ジョスカン・デ・プレ:モテットとシャンソン |
カット・サークル(声楽アンサンブル)
ジェシー・ローディン(指揮) |
ジョスカン・デ・プレ(1450/55-1521):
モテット
1. Ave Maria... virgo serena アヴェ・マリア(めでたし、マリア様)
(4声)
2. Virgo salutiferi/Ave Maria 貞淑なる乙女/アヴェ・マリア
(5声)
3. Ave verum corpus アヴェ・ヴェルム・コルプス(めでたし、まことの御体は)
(2声および3声)
4. Miserere mei, deus ミゼレーレ(わたしを憐れんでください、神よ)
(5声)
5. Ut Phebi radiis/Ut re mi fa sol
la その輝きは太陽神の/ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラ
(4声)
6. Stabat mater/Comme femme desconfortee
スターバト・マーテル(悲しみの聖母)/慰めを失った婦人は
(5声)
7. Pater noster ? Ave Maria 天にまします我らが父よ/アヴェ・マリア
(6声)
シャンソン
8. Une musque de Biscaye ビスカヤの少女が一人
(4声)
9. Si j'ay perdu mon amy 愛しき人を喪ったなら
(3声)
10. Parfons regretz 深き悲しみ (5声)
11. Faulte d'argent 金がないのが一番辛い
(5声)
12. Baisiez moy わたしに口づけをください
(4声)
13. En l'ombre d'ung buissonet, tout
au long 茂みの蔭、河原にて (3声)
14. Petite camusette かわいい獅子鼻のお嬢さん
(6声)
15. Scaramella スカラメッラが戦争に行く
(4声)
16. Nimphes, nappees/Circumdederunt
me
森の精たち、海の精たちよ/死の苦しみがわたしを襲う
(6声) |
録音: 2022年5月 フトゥラ・プロダクションズ、ロスリンデイル(米国マサチューセッツ州)
収録時間: 63分
【時代の最前線をゆくカット・サークルが示す、ジョスカン芸術の精髄】
2003年にアメリカで結成され、北米はもちろん大西洋をまたにかけヨーロッパでも演奏活動を展開、着実に成果を挙げてきたカット・サーク
ル。
創設20周年となる2023年、ついに満を持してフランドル楽派の最重要作曲家と言っても過言ではないジョスカン・デ・プレの作品集をリ
リースします。
ジョスカン作品だけのアルバムは、この時代の音楽に高い適性を示してきた彼らにとっては意外にもこれが初。
教会音楽ばかり に光が当たりやすいジョスカンですが、その驚くべき多声書法は俗世向けの歌、なかんずくフランス語の詩句による短い重唱歌曲(シャンソン)
でも発揮されており、ここではその双方での実績を探求すべく、恋愛をテーマにした曲が多い分野であるシャンソンと教会向けのモテットを初
期から晩期まで幅広く選曲。
最古の楽譜史料があるジョスカン最初期の作「アヴェ・マリア」(アルバム冒頭曲)からおそらく最後の作と言われる1520年の「天にまします我らが父よ」まで、幅広い作品を通じてCD1枚でジョスカン芸術の粋を解き明かしてゆきます。
各パート1人ずつ の編成ならではの見通しの利いたポリフォニー体験をさらに盛り上げるのがライナーノート。
音楽学者でもある指揮者ジェシー・ローディンの音楽愛に満ちた明快な解説(英・仏・独・蘭語)に加え、多くのカラー図版で写本の実例や同時代の装飾画なども味わえ、時代の空気と共に
ジョスカン随一の精妙な音作りをじっくり味わえるアルバムに仕上がっています。
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RICERCAR
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バッハの父のいとこにあたる、一族屈指の教会音楽家
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
オルガン独奏のためのコラール |
シンディ・カスティーヨ(オルガン) |
1. Herr Christ, der einig Gottes Sohn 神のひとり子なる主キリスト
2. Nun komm, der Heiden Heiland いざ来たれ、異教徒の救い主よ
3. Meine Seele erhebt den Herren / Gott,
sei uns gnadig und barmherzig
わが魂は主をあがめ/神の恩寵われらにあり
4. Nun freut euch, lieben Christen gmein
(I) 今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ(I)
5. Nun freut euch, lieben Christen gmein
(II) / Es ist gewiBlich an der Zeit
今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ(II)/審判の日は来れり
6. Gelobet seist du, Jesu Christ イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
7. In dulci Jubilo 甘き喜びのうちに
8. Gott hat das Evangelium (I) 神は福音を持てり(I)
9. Gott hat das Evangelium (II) 神は福音を持てり(II)
10. Jesus Christus, unser Heiland われらの救い主なるイエス・キリスト
11. O Herre Gott, Vater in Ewigkeit ああ、主なる神、永遠の父なる神よ
12. Der du bist drei in Enigkeit 汝は三位一体なり
13. Allein Gott in der Hoh sei Ehr いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
14. Mag ich Ungluck nicht widerstahn われ不遇なるに堪えざれど
15. Dies sind die heilgen zehn Gebot これぞ聖なる十戒
16. Auf meinen lieben Gott/Wo soll ich
fliehen hin わが愛しき神に/われいずこに逃れ行かん
17. Nun laBt uns Gott dem Herren/Wach auf,
mein Herz, und singe
われらを主のもとへ行かせたまえ/わが心よ、目覚めて歌え
18. Kommt her zu mir, spricht Gottes Sohn
わがもとへ来たれ、と神の御子は語りたもう
19. Der Herr ist mein getreuer Hirt 主はわが信頼すべき羊飼いなり
20. Warum betrubst du dich, mein Herz 何ゆえに悲しむや、わが心よ
21. Von Gott will ich nicht lassen われ神より去らじ
22. Es spricht der Unweisen Mund wohl 愚かなる者らの口、なめらかに語り出で
23. Wo Gott der Herr nicht bei uns halt/Ach
lieben Christen, seid getrost
主なる神、われらがもとにあらずば/ああ、愛するキリスト者よ、心安んぜよ
24. Wenn mein Stundlein vorhanden ist わが死の時に臨みて
25. In dich hab ich gehoffet, Herr 主よ、汝のうちにのみわれ望みをもつ
26. Wenn wir in hochsten Noten sein われら悩みの極みにありて
27. Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ (I)
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ(I)
28. Gott Vater, der du deine Sohn 父なる神よ、汝が御子を
29. Ich ruf zu dir, Herr Jesu Christ (II)
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ(II)*
30. Komm, Gott Schopfer, heiliger Geist
来たり給え、創造主なる聖霊よ*
*...ヨハン・パッヘルベル(1653-1706)作の説あり |
使用楽器: ドミニク・トマ工房2023年建造、ザクセン&チューリンゲン・バロック式
録音: 2024年6月 ナミュール(ベルギー中南部ナミュール州)、サン=ルー教会
収録時間: 76分
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694)
J.S.バッハの父アンブロジウスのいとこにあたる一族屈指の教会音楽家。
濃密な和声と深い霊性を備えたモテットは、J.S.バッハ初期様式の源流として高く評価されている。
【大バッハの義父にもなった親族が伝える中部ドイツの伝統】
ヨハン・ミヒャエル・バッハは大バッハの祖父クリストフの弟ハインリヒ・バッハの子で、大バッハが「奥深き作曲家」と評したヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703)の弟。大バッハ最初の妻マリア・バルバラ・バッハの父でもあるこの作曲家、アルンシュタットで生まれ研鑽を積んだ後、そこからそう遠くないゲーレンという町の教会でオルガン奏者となり、同地で生を全うしました。17世紀のバッハ一族作品に光を当てる声楽作品集などではよく目にする名前ですが、オルガン作品は長い間ほとんど知られていなかったところ、1985年にイェール大学で発見されたノイマイスター写本(モーツァルトと同世代のオルガン奏者J.
G. ノイマイスターに由来する手稿譜、大バッハの初期作品を多く収録)に24曲も彼の作品が記されており、その鍵盤音楽の作風がようやく知られるところとなりました。
伝統的なルター派コラールの調べをもとに、世紀前半のスウェーリンクやシャイデマンらにも通じる古風な書法を堅実に活かし、瑞々しい旋律美を羽ばたかせる珠玉のオルガン・コラールの数々を、ここではベルギー最前線をゆく名手シンディ・カスティーヨがじっくり解釈。バッハ一族の活躍していたドイツ中部や北部にバロック後期から残るオルガンの諸特徴をふまえ、名建造家ドミニク・トマ工房が2023年に完成させたオルガンも古雅な響きを聴かせ、どこから聴いても魅力的な1枚に仕上がっています。

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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APR
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APR6045
(2CD)
\3000 →\2790
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ヘスス・マリア・サンロマ ~ ボストン"ポップス"録音全集
・マクダウアル:ピアノ協奏曲第2番 ニ短調
Op.23
・パデレフスキ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.17
・フアン・モレル・カンポス:プエルトリコの踊り
・メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番 ト短調Op.25
・リスト:死の舞踏
・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
・ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調 |
ヘスス・マリア・サンロマ(ピアノ)
アーサー・フィードラー指揮
ボストン・ポップス・オーケストラ |
☆プエルトリコ生まれの名ピアニスト、ヘスス・マリア・サンロマ!☆
アーサー・フィードラー&ボストン・ポップスとの共演のすべて!
プエルトリコに生まれ留学先のアメリカでキャリアを築いたピアニスト、ヘスス・マリア・サンロマ(1902-1984)。極めて幅広いレパートリーを誇り、ラヴェルの《ピアノ協奏曲
ト長調》をはじめ多くの作品をアメリカで初演したほか、古典派の作品でもその才能を発揮しました。この2枚組ディスクには、アーサー・フィードラー&ボストン交響楽団と夏の音楽祭「ポップス」で長年にわたって共演した協奏曲の録音がすべて復刻され、大ヒットを記録した名録音《ラプソディ・イン・ブルー》や、これが世界初録音とされるマクダウアルとパデレフスキの協奏曲の貴重な音源などを聴くことができます。
1935年~1941年
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DIAPASON
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アイザック・スターン(ヴァイオリン)
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
バルトーク:
ヴァイオリン協奏曲第2番 SZ 112
録音:1958年
弦楽四重奏曲第6番 SZ 114
録音:1961年 |
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ハンガリー四重奏団 |
ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第187集!バルトークのヴァイオリン協奏曲!
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン
~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
20世紀最高のヴァイオリニストのひとりである、アイザック・スターンによるバルトークの《ヴァイオリン協奏曲第2番》。しかも指揮はレナード・バーンスタイン、そしてオーケストラはニューヨーク・フィルハーモニックという豪華な組み合わせ。演奏もその期待を裏切らず、スターンの芯のある演奏をバーンスタインの指揮が盛り上げます。カップリングの《弦楽四重奏曲第6番》では、ハンガリー四重奏団が自国の作曲家の作品を見事なアンサンブルで表現しています。
1958年、1961年
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SUPRAPHON
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1959年、シュクヴォル指揮、プラハ国立歌劇場管弦楽団
ヴィレーム・ブロデク(1834-1874):歌劇『井戸の中』(全1幕)
歌詞:カレル・サビナ
1 Overture 8:34
2 Scene 1 Introduction "Oh, times
are hard now" 5:03
3 Scene 2 "So what did you come
for, Lidunka?" 3:19
4 "What they told you about me"
2:18
5 "Young love that’s a paradise"
4:57
6 Scene 3 "It’s St. John’s Eve
today" 5:56
7 "The evening light rises in the
mountains" 2:12
8 Scene 4 "She want to see the face"
2:39
9 Scene 5 "This is going to be fun"
2:37
10 Scene 6 Moonrise (Intermezzo) 5:32
11 Scene 7
"We’ll light the St. John’s
fires on the mountains" 2:05
12 "We shall wait here" 2:20
13 "We shall light the great bonfires
on the montains" 2:02
14 Scene 8 "Oh, just go, just go,
just go" 1:59
15 Scene 9 "Golden, golden Veruna"
2:50
16 Scene 10 "St. John’s fires glow"
0:56
17 "I call in the holts and forests"
3:21
18 "I have been waiting for a long
time" 3:03
19 Scene 11 Finale "St. John’s
fires glow" 1:55
20 "Woe! Woe! It’s the devil!"
3:51
21 "We understand one another"
1:32
22 "We shall light the great bonfires
on the mountains" 2:04 |
シュチェパーンカ・シュチェパーノヴァー(アルト)
ミラダ・シュブルトヴァー(ソプラノ)
イヴォ・ジーデク(テノール)
ズデニェク・クロウパ(バス)
プラハ国立歌劇場合唱団
(合唱指揮:ミラン・マリー)
プラハ国立歌劇場管弦楽団
フランティシェク・シュクヴォル(指揮) |
2024年最新リマスタリング、初のステレオでリリース!ヴィレーム・ブロデク没後150年記念。1959年に録音された歌劇『井戸の中』、初CD化!
録音:1959年3月28-30日、ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)【ステレオ】
リマスタリング:アレシュ・ドヴォジャーク(2024年) ※ステレオでの初ディスク化
収録時間:71 分19 秒
チェコの作曲家ヴィレーム・ブロデク(1834-1874)は2024年に没後150周年を迎えました。これを記念しSupraphonレーベルは1959年にシュクヴォル指揮、プラハ国立歌劇場管弦楽団演奏による歌劇『井戸の中』を初めてCD化いたします。
この録音は1960年代前半、LPで短期間リリースされましたがその時はモノラルでのリリースでした。その後、数十年にわたってカタログから姿を消していましたが、録音から65年以上を経た今、オリジナル・テープから入念にマスタリングし、ステレオ録音技術の黎明期に作られたこの貴重な録音を、名エンジニア、アレシュ・ドヴォジャークによりステレオで初CD化することが実現しました。
ソリストはシュチェパーンカ・シュチェパーノヴァー(アルト)、ミラダ・シュブルトヴァー(ソプラノ)、イヴォ・ジーデク(テノール)、ズデニェク・クロウパ(バス)という当時のプラハ国立歌劇場合唱団の豪華キャスト。また、フランティシェク・シュクヴォル唯一のオペラ全曲録音です。
付属のブックレットには録音当時の写真を掲載しております。

ヴィレーム・ブロデク(Vilem Blodek)
1834年プラハ生まれのチェコの作曲家・フルート奏者・ピアニストで、19世紀ロマン派音楽の重要な一角を担った人物です。プラハ音楽院で学び、教員・演奏家として活躍しながら、交響曲やフルート協奏曲、劇付随音楽を多数作曲。なかでも一幕ものの喜歌劇『V
studni(井戸の中で)』は、チェコ語オペラの伝統に新風を吹き込みました。
晩年は過労による精神的な病に倒れ、39歳で没しましたが、その作品は現在も再評価が進んでいます。
歌劇《井戸の中で》
井戸をめぐる小さな勘違いから起こる村の騒動を描いた、愛らしい一幕物の喜歌劇。
チェコ民謡の香り豊かな旋律が随所にちりばめられ、素朴で温かな世界が広がる。
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<メジャー・レーベル>
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WARNER CLASSICS
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2173296128
(5SACD Hybrid)
\11000→\9990 |
ムーティ30代の
チャイコフスキー:交響曲全集
Disc1
チャイコフスキー:
1. 交響曲第1番ト短調 Op.13『冬の日の幻想』
録音:11-12.II.1975, Kingsway Hall,
London
2. 交響曲第2番ハ短調 Op.17『小ロシア』
録音:27-28.III.1977, No. 1 Studio,
Abbey Road, London
Disc2
3. 交響曲第3番ニ長調 Op.29『ポーランド』
録音:24-25.VI & 20.VII.1977, No.
1 Studio, Abbey Road, London
4. 交響曲第4番ヘ短調 Op.36
録音:19 & 21.I.1979, No. 1 Studio,
Abbey Road, London
Disc3
5. 交響曲第5番ホ短調 Op.64
録音:1-2.VII.1978, Kingsway Hall,
London
6. 幻想序曲『ロメオとジュリエット』
録音:19.XI.1976, No. 1 Studio, Abbey
Road, London
Disc4
7. 交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
録音:14-15.XI.1979, No. 1 Studio,
Abbey Road, London
8. ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
録音:4-5.VII.1979, No. 1 Studio, Abbey
Road, London
Disc5
9. マンフレッド交響曲 ロ短調 Op.58
録音:3 & 10.VII.1981, Kingsway
Hall, London |
フィルハーモニア管弦楽団(2-9)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1)
リッカルド・ムーティ(指揮)
アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ:8) |
録音方式:ステレオ(アナログ:1-8、デジタル:9/セッション)
使用音源:
Disc1-4: Newly remastered in HD 192kHz/24-bit
from original tapes by Studio Circe
Disc5: Newly remastered for Hybrid SACD
from 44kHz/16-bit digital recording with
AI upscaling remastering by Atsuo Fujita
1970年代後半、30代にしてフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者を務めていたリッカルド・ムーティが、黄金期にEMIへ録音したチャイコフスキーの交響曲全集は、今日なお最高水準の名演として評価されています。初出時、グラモフォン誌は「高い緊張感が温かみと幻想性によって和らげられている」「最も一貫性のある全集のひとつ」と絶賛しました。
ムーティの演奏は、オペラで培われた劇的構成力と豊かなカンタービレが魅力です。情熱的な推進力を持ちながら、各声部を明晰に響かせ、チャイコフスキー特有の叙情と幻想的な色彩を鮮やかに描き出しています。本セットには交響曲全集(第1~6番)に加え、『マンフレッド交響曲』『ロメオとジュリエット』、さらにアンドレイ・ガヴリーロフ独奏による圧巻の《ピアノ協奏曲第1番》を収録。若きムーティの才気が全編にみなぎる決定盤です。
ディスク1~4は今回初めて、オリジナル・マスターテープからパリのStudio
Circeでハイレゾ・リマスター(2025年)が施され、SACDならではの高精細な音質を実現。ディスク5《マンフレッド》も、藤田厚生氏による最新処理で倍音成分を補完し、広いダイナミックレンジを獲得しています。
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2173297734
(6SACD Hybrid)
\13000→\11990 |
バルビローリ(指揮)&ハレ管弦楽団
シベリウス:交響曲全集
Disc1
シベリウス:
交響詩『フィンランディア』 Op.26
カレリア組曲 Op.11
交響詩『ポヒョラの娘』 Op.49
悲しきワルツ
レンミンカイネンの帰郷
Disc2
交響曲第2番ニ長調 Op.43
トゥオネラの白鳥
Disc3
交響曲第5番変ホ長調 Op.82
交響曲第7番ハ長調 Op.105
Disc4
交響曲第1番ホ短調 Op.39
『ペレアスとメリザンド』組曲 Op.46~城門にて/メリザンド/メリザンドの死
Disc5
交響曲第4番イ短調 Op.63
恋人 Op.14
ロマンス ハ長調 Op.42
『ペレアスとメリザンド』組曲 Op.46~糸を紡ぐメリザンド
組曲『歴史的情景』第1番 Op.25~序曲風に/ある場面
組曲『歴史的情景』第2番 Op.66~狩猟
Disc6
交響曲第3番ハ長調 Op.52
交響曲第6番ニ短調 Op.105 |
ハレ管弦楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮) |
録音:1966~1970年、ロンドン、キングズウェイ・ホール&アビー・ロード・スタジオ
録音方式:ステレオ(アナログ)
使用音源:2020年に「Studio Art & Son」が制作した24bit/192kHzリマスター音源(オリジナル・マスターテープ使用)を、「Circe
Studio」にてSACD用としてDSDマスタリング
マルチケース(プラケース)仕様
バルビローリならではの深いカンタービレと、オーケストラの質朴な響きが溶け合い、人肌のぬくもりを感じさせる情緒に満ちた演奏は、数あるシベリウス録音の中でも別格の敬愛を受けてきました。
『クラシック不滅の名盤1000』(音楽之友社)にも選ばれた名盤であり、濃厚なロマンティシズムに加え、「激しさ」や「厳しさ」をも併せ持つ、表情の振幅が極めて大きい名演です。
本盤は、オリジナル・マスターテープから2020年にStudio
Art & Sonで施された24bit/192kHzリマスター音源をもとに、パリのCirce
StudioにてSACD用マスタリングを実施。
SACDハイブリッド盤として限定発売され、CD層もSACDの魅力を最大限に引き出す仕上がりとなっています。
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<国内盤>
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MCLASSICS
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山本直人(オーボエ)&愛知室内オーケストラ
オーボエ協奏曲集
1-3. ジョン・ウィリアムズ(1932-):オーボエ協奏曲
1. I. Prelude/2. II. Pastoral/3. III.
Commedia
4-6. R.シュトラウス(1864-1949):オーボエ協奏曲
ニ長調
4. I. Allegro moderato/5. II. Andante/6.
III. Vivace
7-9. J.S.バッハ(1685-1750):
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ長調
BWV1060R
7. I. Allegro/8. II. Adagio/9. III.
Allegro
10. 山内雅弘(1960-):オーボエ協奏曲 |
山本直人(オーボエ)
愛知室内オーケストラ
矢口十詩子(ヴァイオリン)...4-6
原田慶太楼(指揮)...1-3
山下一史(指揮)...4-9
坂入健司郎(指揮)...10 |
《録音》2022年4月30日(R.シュトラウス)、6月30日(J.S.バッハ)、2023年1月19日(山内雅弘) 名古屋、三井住友海上しらかわホールにてライヴ収録 2025年7月26日(J.ウィリアムズ)東海市芸術劇場大ホールにてライヴ収録
収録時間:80分
日本を代表する名手、山本直人による華麗なるコンチェルト・アルバム!
名古屋フィルの首席オーボエ奏者を長年務め、現在愛知室内オーケストラ(ACO)の首席客演奏者やソリスト、またピアニスト岩瀬貴浩とのユニット「GARDEN
WINDS」など多岐に渡る活躍をしている山本直人。
本アルバムは現在のホームオーケストラ、ACOとのコンチェルト・アルバムとなります。山本の美しい音色と確たるテクニック、誠実な音楽性が発揮され、豊かな世界を創り上げます。
ACOと山下一史、原田慶太楼、坂入健司郎の3名の指揮者が彩りを加え、盤石なサポートを見せます。
世界初演となった山内雅弘の作品を含む、古今のオーボエ協奏曲の名作が並び、オーボエの魅力が詰まったアルバムとなりました。
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