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≪第130号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その11  2026/3/10〜




3/13(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


HARMONIAMUNDI



HMM 902779
\4100
シューベルト:希望 サミュエル・ハッセルホルン(バリトン)
アミエル・ブシャケヴィッチ(ピアノ)
 1. 野外にて D 880(op.80-3)/2. 憧れ D 879(op.105-4)/
 3. ヴィルデマン山地を越えて D 884(op.108-1)/4. アリンデ D 904(op.81-1)/
 5. シルヴィアはだれか告げよう D 891(op.106-4)/
 6. 花と泉(「泉よ、なぜそんなに激しく流れ急ぐのか」) D 874
  ※ 第2〜4節:アミエル・ブシャケヴィッチによる補筆
 7. 1817年1月に(深い悲しみ) D 876/8. リュートに寄す D 905(op.81-2)/
 9. 漁師の歌 D 881(op.96-4)/10. 春に D 882(op.posth 101-1)/
 11. さすらい人の月に寄せる歌 D 870(op.80-1)/
 12. 弔いの鐘 D 871(op.80-2)/13. 墓掘りの歌 D 869/
 14. セレナーデ「聞け、青空にいるひばりを」 D 889/15. 生きる勇気 D 883/
 16. 酒歌「バッカスよ!ふくよかな葡萄酒の王」 D 888/
 17. 窓辺にて D 878(op.105-3)/18. 子守歌 D 867(op.105-2)/
 19. 真夜中に D 862(op.88-3)/20. 父と子 D 906

 注目のバリトン、ハッセルホルン、シューベルト没後200年に向けてのシリーズ、ますます充実の貫禄

 録音:2025年3月25-26, 28-29日
 収録時間:71分35秒

 注目のバリトン、サミュエル・ハッセルホルンによるシューベルト・シリーズ第3弾の登場。2028年のシューベルト没後200年を見据え、第1弾は『美しき水車小屋の娘』(HMM-902720)(2023年=同曲完成の200年後)、第2弾は『光と影』(HMM-902747)と題し、1824年および1825年に作曲された傑作を取り上げてきましたが、第3弾となる本盤では1825-26年の傑作を取り上げます。1825年の陽光に満ちた夏ののち、1826年はシューベルトにとって刷新の年となり、驚くべき芸術的エネルギーにみなぎっていました。これらの歌曲は、郷愁と静かな自信のあいだにたゆたいながら、人生の移ろいを超えて広がる「希望」を歌い上げています。

 =サミュエル・ハッセルホルン=
 2018年エリザベート・コンクールに優勝、またたく間に世界の注目を集め、名だたる歌劇場で活躍(バレンボイム指揮のベルリン国立歌劇場での『フィガロの結婚』の伯爵ほか)、歌曲でも高く評価されている注目のバリトン、ハッセルホルン。先日も日本で最終公演をむかえたヴァルトラウト・マイヤーのさよなら演奏会にも出演し、その歌声と舞台姿が話題となりました。

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HMM 902793
\3800→\3490
ベルリン・コンツェルハウス管弦楽団
 ベルリンRIAS室内合唱団
ハイドン作品の中でも屈指の傑作
 ≪十字架上のキリストの最後の七つの言葉≫

  ハイドン:十字架上の最後の七つの言葉(オラトリオ版)
カテリーナ・カスパー(ソプラノ)
ケイティ・ブレイ(アルト)
ロバート・マレイ(テノール)
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バス)
ベルリンRIAS室内合唱団
ベルリン・コンツェルハウス管弦楽団
ジャスティン・ドイル(指揮)

 ハイドン作品の中でも屈指の傑作≪十字架上のキリストの最後の七つの言葉≫オラトリオ版を世界最高峰の声楽アンサンブルRIASベルリン室内合唱団の演奏で!

 録音:2025年4月17-18日
 収録時間:55分03秒

 1786年、ハイドンは《キリストの最後の七つの言葉》を管弦楽版として作曲しました。スペイン、アンダルシア地方カディスのサンタ・クエバ教会で行われる聖金曜日の特別典礼のために依頼されたもので、そこで唱えられる「キリストが十字架上で発した七つの言葉」それぞれの後に、司教が説教のため祭壇と説教壇を往復し、そのあいだを音楽が満たす、という独特の礼拝様式でした。この音楽は大変な緊張感に満ち、ハイドン屈指の名曲として当時からヨーロッパ中に広まり、また、ハイドン自身による弦楽四重奏版、さらに承認を与えたピアノ版も生まれたほどでした。
 1794年、パッサウの宮廷楽長ヨーゼフ・フリーベルトが、この作品を、フリーベルト自身が編んだと考えられる宗教詩をつけて声と管弦楽のために編曲したものを、ハイドンが耳にします。これに大変刺激を受け、自ら声楽版(オラトリオ版)を作り上げる作業に着手します。当初はフリーベルト版を参考にしていましたが、次第に独自の構想を明確にし、オーケストレーションと構成に手を加えることとなりました。二つのクラリネットと二つのトロンボーンを追加、さらにもとの四本のホルンのうち二本を削除、音符や強弱記号を部分的に修正します。そして、第5ソナタを除く6曲のソナタには、イエスの言葉を歌うコラール風の四声体の部分が新たに作曲されます。
 また、第4言葉と第5言葉のあいだに、新たな《第二のイントロドゥツィオーネ》を追加します。木管楽器だけで書かれた厳粛な音楽で、作品全体を「二部構成」へと明確に分ける効果をもつこの楽章には、ハイドン作品として初めてコントラファゴットが登場します。新しく生まれ変わったオラトリオ版は、1796年3月26日、ウィーンのシュヴァルツェンベルク宮殿で、ハイドン自身の指揮により初演されました。この成功を経て、《最後の七つの言葉》オラトリオ版は、ウィーンにおける受難節の定番作品として定着していくこととなります。そして、その2年後には同じ場で《天地創造》が初演されることとなるのです。
 ジャスティン・ドイル指揮によるRIAS室内合唱団ベルリンとベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団は、4人の卓越した独唱者とともに、作品に秘められた劇的な力、豊かな表現の深み、そして典礼的な熱情を余すところなく引き出しています。

 

HMM 902776
\3800
諸島 アリーヌ・ピブル(ピアノ)
 1-3. ジョン・アイアランド(1879-1962):サルニア〜島の情景
  第1曲 ル・カティオロック/第2曲 5月の朝/第3曲 春の歌
 ドビュッシー:
  4. 夜想曲 L.82
  5. 月の光(ベルガマスク組曲 L.75より)
  6. スケッチブックから L.99
 7-9. アイアランド:デコレーションズ
  第1曲 島の呪文/第2曲 水面に映る月の道筋/第3曲 緋色の儀式
 10-12. ドビュッシー:海(ヤン・オリヴォによるピアノ編曲)

 ドビュッシーの《海》をピアノ独奏でドビュッシーとアイアランド、ふたりの作曲家が描いた海の物語

 録音:2025年7月
 収録時間:80分59秒

 ドビュッシーの『海』のピアノ独奏編曲を中心に、「海」を連想させる作品を大きな視点で集めた1枚。
 ジョン・アイアランドのピアノ作品『サルニア』と『デコレーションズ』は、いずれも、アイアンランドが頻繁に訪れていたチャンネル諸島にまつわる楽曲。『サルニア』の1曲目「ル・カティオロック」は、チャンネル諸島のひとつ、ガーンジー島の古代ローマ名です。『デコレーションズ』はドビュッシーの「前奏曲集」に影響を受けた作品でもあります。「島の呪文」で始まり、神秘的な黄昏(緋色)の儀式で締めくくられます。第二曲の冒頭にはヴィクトル・ユゴーの《海に働く人々》からの引用が掲げられています。ノルマンディー、ジャージー島、イーストボーン(イギリス)など、さまざまな土地で作曲された《海》が、時と地域を隔てて響き合います。
 アリーヌ・ピブルは2014年オルレアン国際コンクールで5つの賞を受賞、ヴィルトゥオジティと、いつもまるで小説を紡ぐようにリサイタルのプログラムを構成、各地の音楽祭でも一目おかれる存在です。




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CHALLENGE CLASSICS



TCC720043
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
ダニエル・ライスキン、新たにヤナーチェク・フィル音楽監督&首席指揮者に就任
 ショスタコーヴィチ:交響曲第6番&第9番


 ショスタコーヴィチ:
  交響曲第6番 ロ短調 Op.54
  交響曲第9番 変ホ長調 Op.70
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・ライスキン(指揮)
CC720043
\3200→\2990

 定評のあるダニエル・ライスキンのショスタコーヴィチ!新たに音楽監督&首席指揮者に就任するヤナーチェク・フィルとの交響曲第6番&第9番!

 サンクトペテルブルクに生まれ、マリス・ヤンソンス、ネーメ・ヤルヴィといった名匠たちに師事したダニエル・ライスキンは、度々の来日や数多くのレコーディングで日本でも高い知名度を誇る指揮者。2026/27シーズンからは、現在務めるスロヴァキア・フィル常任客演指揮者、ウィニペグ交響楽団音楽監督との兼任で、新たにチェコのヤナーチェク・フィルの音楽監督&首席指揮者への就任が決定しました。正式就任前からすでに積極的な活動を行っており、この度ショスタコーヴィチの交響曲第6番&第9番を収録したアルバムがリリースされます。
 ライスキンのショスタコーヴィチといえば過去にはライン州立フィル&マインツ州立フィルに客演した際の《交響曲第4番》の壮絶なライヴ録音(C'Avi 8553235)がリリースされており、ショスタコーヴィチ作品に対する卓越した洞察力は折り紙付き。
 激動の時代に作曲され、鮮烈なまでに対照的ながら深く結びついた2つの交響曲を、ライスキンが「独自の音色と色彩を保ってきた数少ないオーケストラの一つ」と評価するヤナーチェク・フィルのボヘミアン・サウンドを活かし、手に汗握るを展開を繰り広げます。

 2025年6月23日−25日(第9番)/2025年9月12日−16日(第6番)、ヴェスミール・コンサート・ホール(オストラヴァ、チェコ)

  

CC720058
\3200
知られざる遺産の響き 〜
 レーマン&グバイドゥーリナ:ピアノ作品集

  アルベルト・レーマン(1995-1998):
   ヴェルハーレン組曲 〜
    イローナ・ティムチェンコに捧ぐ(1993)*
  ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-2025):
   シャコンヌ(1962)
  アルベルト・レーマン:音の波 〜
   イローナ・ティムチェンコに捧ぐ(1996)*
 *世界初録音
イローナ・ティムチェンコ(ピアノ)

 国際的に認められているクリミア生まれのピアニスト兼作曲家、イローナ・ティムチェンコが紹介するのは、ロシア以外ではほとんど聴かれることのないまま忘れ去られてしまった作曲家、アルベルト・レーマン(1915-1998)の2つの主要なピアノ曲集。いずれもティムチェンコのために作曲されたもので、これが世界初録音。レーマンが作曲に使用していたピアノで演奏することで、彼から託されたビジョンをより鮮明に次の世代へ伝えることを目指した個人的なトリビュート・アルバムです。2曲の間にはそのレーマンに作曲を学び、またティムチェンコにとっての作曲の師でもあるグバイドゥーリナの作品を配置し、世代を超えた芸術的対話をより親密に繋いでいます。

 2025年9月29日−10月1日、エンスヘデー音楽センター(オランダ)





CRD


CRD3557
(1CD-R)
\2900
ディミタール・ネノフ:ピアノ作品集
 ディミタール・ネノフ(1901-1953):
  瞑想曲/小品:I. 前奏曲/おとぎ話/舞曲/
  小品:
   II. 歌、III. スタッカート、IV. パストラル、
   V. ブルガリアのバグパイプ/
  練習曲第1番/主題と変奏曲 (I-XX)/トッカータ
ヴェネタ・ネインスカ(ピアノ)

 イギリスのレーベルCRDは、これまで埋もれた作曲家やピアノ小品の再発見に力を注いできました。
 本アルバムでは、ブルガリアの作曲家・ピアニスト・音楽教師・建築家として活躍したディミタール・ネノフのピアノ作品を収録。ネノフは、20世紀東欧音楽に大きな影響を与えた重要な作曲家でありながら、現在でも母国ブルガリアを含め演奏機会は多くありません。
 演奏を担うのは、同じくブルガリア出身のピアニスト、 ヴェネタ・ネインスカ。ネノフ研究の第一人者として知られる彼女は、その生涯と作品を徹底的に研究し、映像監督ヤッセン・ハラランピエフ とともにドキュメンタリー『Dimitar Nenov andthe Dimensions of Elegance』を制作したことでも注目されています。
 《瞑想曲》 の豊かな和声から 《トッカータ》 の技巧的な輝きまで、ネノフの独創的なピアノ語法を多角的に紹介する貴重な一枚です。

 2021年2月1日−3日
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





HALLE



CDHLL7569
(1CD-R)
\2600
ヒュー・ワトキンズ:管弦楽作品集
 ヒュー・ワトキンズ(b.1976):
  ハレのためのファンファーレ
  交響曲第2番
  管弦楽のための協奏曲
マーク・エルダー(指揮)
ハレ管弦楽団

 名門ハレ管弦楽団!パンデミックの時代を越えて生まれたヒュー・ワトキンズの管弦楽作品集!

 英国を代表する作曲家、ピアニストのヒュー・ワトキンズ(ヒュー・ワトキンス)と、マンチェスターの名門ハレ管弦楽団との緊密な芸術的パートナーシップから生まれた管弦楽作品集。
 本アルバムには、2020年から2025年にかけてハレ管弦楽団が委嘱・初演した作品を収録。コロナ禍という特異な時代背景の中で生まれた 《交響曲第2番》 と 《ハレのためのファンファーレ》、そしてエルダーの桂冠指揮者就任後初の演奏会で初演した 《管弦楽のための協奏曲》 が並び、作曲家・指揮者・オーケストラの強い結びつきを象徴しています。
 ロックダウン下で作曲された《交響曲第2番》 は、困難な時代を反映しながらも最終的に希望へと到達する音楽。《ハレのためのファンファーレ》は、活動停止後に音楽家たちが舞台へ戻る瞬間を告げる作品として委嘱された11本の金管楽器のための作品で、不安から確信へと進む音楽的歩みが描かれます。そして、《管弦楽のための協奏曲》 は、約25年にわたり音楽監督を務めたエルダーが桂冠指揮者として迎えた最初の演奏会で初演された最新作。オーケストラ各セクションの個性が鮮やかに活かされ、躍動感と喜びに満ちた音楽世界を描き出します。
 作曲家・指揮者・オーケストラの深い信頼関係が結実した、現代英国管弦楽作品の重要な記録です。

 2020年11月26日(ハレのためのファンファーレ)、2021年3月24日録音(交響曲第2番)、2025年5月10日(ライヴ&リハーサル/管弦楽のための協奏曲)、ブリッジウォーター・ホール(イギリス)

 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。





NIMBUS


NI7744
(1CD-R)
\2800
ベスト・オヴ・マーティン・ジョーンズ 〜
 ディスカヴァー・ジャン・ロジェ=デュカス

  ジャン・ロジェ=デュカス:
   舟歌/6つの前奏曲 より II、V、VI/
   アラベスク/練習曲嬰ト短調/
   舟歌第2番/6度の練習曲/4つの/
   練習曲より I、II/練習曲変イ長調/
   ロマンス/リズム
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)

 知られざる秘曲から名曲集までを広くカバーし膨大なレパートリーを誇るNimbusの看板ピアニスト、マーティン・ジョーンズのベスト・トラックを抜粋した「ディスカヴァー」シリーズの第7作。
 本アルバムは、ガブリエル・フォーレの弟子であり、1902年のローマ大賞ではモーリス・ラヴェルとともに名を連ねたフランスの作曲家、ジャン・ロジェ=デュカスのピアノ作品全集(NI5927)からのセレクションです。

 2014年3月17日−18日&9月15日−16日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。






ALPHA CLASSICS



ALPHA1226
\3000
ローレンス・フォスター(指揮)&モンテカルロ・フィル
 ブリテン:管弦楽入門、シンフォニア・ダ・レクイエム 他

 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
  1-8. 青少年のための管弦楽入門 -
   ヘンリー・パーセルの主題による
   変奏曲とフーガ Op. 34
  9-18. イリュミナシオン Op. 18
  19-25. 歌劇《グロリアーナ》より
   宮廷舞曲 Op. 53a
  26-28. シンフォニア・ダ・レクイエム Op. 20
ジュリー・ロゼ(ソプラノ)...9-18
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
ローレンス・フォスター(指揮)

 録音: 2025年9月 オランダ、ヒルフェルスム、Wisseloord Studio
 収録時間: 68分

 【没後50年、若きソプラノと名匠が紡ぐブリテンの多彩な世界】
 2026年に没後50年を迎えるブリテンへのトリビュート・アルバム。
 最も広く知られているブリテン作品と言っても過言ではない「青少年のための管弦楽入門」はナレーター無しで収められており、その色彩感溢れるオーケストレーションを十二分に楽しむことが出来ます。
 またランボーの詩に基づく「イリュミナシオン」はテノール独唱で演奏されることも多い作品ですが、ここでは初演と同じくソプラノが担当。バロックから現代まで幅広いレパートリーを持ち、ガルシア・アラルコンの篤い信頼を得ているほかラザレヴィチやショーヴァンらとも共演を重ねる若きディーヴァ、ジュリー・ロゼが瑞々しい歌声を聴かせます。
 エリザベス2世の戴冠を記念した歌劇《グロリアーナ》からの宮廷舞曲は、エリザベス朝スタイルの舞曲にモダンな和声を用いた新古典主義的な親しみやすい作品。歌劇の第2幕第3場の舞踏会を彩る音楽を、イモージェン・ホルストの協力を得て組曲に仕立てています。
 「シンフォニア・ダ・レクイエム」は、1939年に日本が様々な国の作曲家に委嘱した、翌年の皇紀2600年を記念する演奏会用の作品の1つとして書かれましたが、ブリテン自身の両親の追悼や、始まったばかりの第二次世界大戦などの世界情勢が大きく影響した内容に当時の日本政府は困惑、理由には諸説ありますが、結果当時の日本で演奏されることはありませんでした。作品は悲痛さと緊迫感に覆われているものの、結びには穏やかな安息が訪れます。
 広く活躍するアメリカの名匠ローレンス・フォスターの手腕でブリテンの多面的で奥深い魅力に触れることができる、聴きどころ満載のアルバムです。

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ALPHA1216
\3000→\2790
ラ・タンペート(声楽&古楽器アンサンブル)
フランドルの驚異 〜皇帝カール5世に寄せる追悼礼拝音楽〜

 〜入祭の行進〜
  1. 伝承曲(北アフリカ):
   Taqsim タクシム(即興による前奏)
  2. クレマン・ジャヌカン(1485頃-1558)&
   マテオ・フレチャ(1481頃〜1553):
    La guerre 戦争〜La Bomba 驚異(『エンサラーダ』より) 
 〜入祭の儀〜
  3. ルイス・ナルバエス(1500頃-1555):
   Mille regres 千々の悲しみ(皇帝の歌)
 〜キリエ(憐みの讃歌)〜
  4. クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553):
   Kyrie - Missa Mille regretz キリエ
    (『ミサ・ミル・ルグレ
     〔「千々の悲しみ」のミサ曲〕』より)
  5. 伝承曲(アラブ=アンダルシア):
   Nawa athar ナワ・アタル
 〜昇階唱〜
  6. ニコラ・ゴンベール(1495-1560):
   Musae Jovis ユピテルに仕える諸芸神たちよ
 〜詠唱〜
  7. パリの楽匠アルベルトゥス(生年不詳〜1177頃):
   Congaudeant catholici
    いざ共に歓呼せん、神に従う者たちよ
     (『教皇カリクトゥス2世の写本』〔1140頃〕より)
 〜続唱〜
  8. フアン・デル・エンシーナ(1468-1529):
   Una sanosa porfia むきになってみたところで
  9. 作者不詳:
   Ad mortem festinamus われら死をめざして走らん
    (『モンセラートの朱い本』より)
  10. トマ・クレキヨン(1505頃-1557頃):
   Mem - Lamentationes hieremiae profhetae
    メム(『預言者エレミアの哀歌』より)
 〜奉献唱〜
  11. 伝承曲(セファルディ・ユダヤ):
   Irme kero madre a Yerushalayim
    お母さん、わたしエルサレムに行きたい
  12. 伝承曲(モサラベ聖歌):
   Vidi sub ara Dei わたしは見た、神の祭壇のもと
 〜サンクトゥス(感謝の讃歌)〜
  13. ペドロ・デ・エスコバル(1465頃-1535頃):
   Sanctus & Benedictus - Missa pro defunctis
    サンクトゥス〜ベネディクトゥス
     (『死者のためのミサ曲〔レクイエム〕』より)
  14. マルブリアヌス・デ・オルト(1460頃-1529):
   Gimel - Lamentationes hieremiae prophetae
    ギメル(『預言者エレミアの哀歌』より)
 〜アニュス・デイ(平和の讃歌)〜
  15. エスコバル: Agnus dei - Missa pro defunctis
   アニュス・デイ(『死者のためのミサ曲』より)
 〜聖体拝領〜
  16. アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
   Magnificat マニフィカト
 〜赦しの秘蹟〜
  17. フレチャ: El fuego 炎(『エンサラーダ』より)
  18. モラレス:
   Parce mihi, Domine 主よ、わたしを見逃してください
ラ・タンペート(声楽&古楽器アンサンブル)
シモン=ピエール・ベスティオン(指揮)
〔独唱〕
 エレーヌ・リショー(ソプラノ)
 アクセル・ヴェルネ(アルト)
 ファニー・シャトラン(コントラルト)
 マルコ・ファン・バーレン、
  エドゥアール・モンジャネル(テノール)
 ルネ・ラモス=プルミエ(バス・バリトン)
 イマノル・イラオラ(バス)

 録音: 2025年3月 パリ、サンテスプリ・プロテスタント教会
 収録時間: 83分

 【16世紀ハプスブルク皇室の精彩あふれる音楽環境に迫る劇的アルバム!】
 ハプスブルク家の権勢をもって世界に君臨し続けたスペイン王カルロス1世=皇帝カール5世(1500-1558)。天才的政治力に加え、文化諸領域に明敏なセンスを発揮したこの君主は幼少期を過ごしたフランドル地方(現ベルギー)の多声音楽を愛し、スペインの優れた作曲家たちにも援助を惜しみませんでした。そんな破格の為政者が亡くなる数か月前、臣下たちを総動員して自ら棺桶に横たわり、自身の葬儀をリハーサルさせたという逸話にインスパイアされたのが、古楽と現代音楽を組み合わせたステージパフォーマンスで知られるラ・タンペートの音楽監督シモン=ピエール・ベスティオン。
 カトリックの追悼ミサ式次第をなぞる形でプログラムを組み、在位中の諸事件を各章に重ねながら、死者追悼を越えた豪傑の回想物語のごとく起伏豊かな音絵巻を織り上げました。スペイン・ルネサンス屈指の作曲家たちの教会音楽が折々に器楽伴奏を添えられ端正かつ起伏に富んだ演奏で響く中、折々に北アフリカや中近東など異教文化圏の伝統音楽も入り混じるプログラムは実にスリリング。勇壮・痛快なルネサンス金管の響きもさることながら、ヴァイオリン独奏に依田幸司、ガンバにロバン・ファロ、ドゥルツィアン&リコーダーにアナイス・ラマージュとリュシル・テシエ、存在感ある打楽器奏者は名手ミシェル・クロードと器楽勢も精鋭揃い。歴史探訪の面白さと音楽性が最上の形で交錯、古楽ファンならずとも前のめりで聴き進めてしまうこと必至の充実アルバムに仕上がっています。






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CHANDOS



CHSA5379
(SACD HYBRID)
\3000→\2790
ジョン・ウィルソン(指揮)&シンフォニア・オヴ・ロンドン
フランス管弦楽名曲集

 1. ポール・デュカス(1685-1935):
  交響詩「魔法使いの弟子」(1896-97)
 2. クロード・ドビュッシー(1862-1918):
  ベルガマスク組曲より「月の光」
   (J. ウィルソンによる管弦楽版 1994)
 3. エマニュエル・シャブリエ(1841-1894):
  楽しい行進曲(1888)
 4. モーリス・ラヴェル(1875-1937):
  海原の小舟 M43-3(1904-05)
 5. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
  死の舞踏 Op. 40(1874)
 6-17. ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):
  カルメン組曲(1885頃)
   (ジョン・ウィルソンによる選曲・配列)
    6. 闘牛士(第1幕への前奏曲のテーマ、
     および第4幕の闘牛士の行進
      「あそこに、闘牛士の組が!」より)
    7. 前奏曲(第1幕への前奏曲のモティーフ)
    8. アラゴネーズ(第4幕への間奏曲)
    9. アルカラの竜騎兵(第2幕への間奏曲)
    10. ハバネラ(第1幕、カルメンのアリア「恋は野の鳥」)
    11. 衛兵の交代
     (第1幕、子供たちの合唱「交代の衛兵と一緒に」)
    12. 間奏曲(第3幕への間奏曲)
    13. 密輸入者の行進
     (第3幕、冒頭の合唱「聞け、聞け、仲間よ!」)
    14. セギディーリャ
     (第1幕、カルメンのアリア「セビーリャの城壁の近くで」)
   15. 闘牛士の歌
    (第2幕、エスカミーリョの登場とアリア
     「諸君の乾杯に喜んで応えよう... 闘牛士よ、構えろ!」)
   16. 夜想曲
    (第3幕、ミカエラのアリア
     「何を恐れることがありましょう」)
   17. ジプシーの踊り
    (第2幕、カルメンたちの歌と踊り「シストルが鳴り響き」)
シンフォニア・オヴ・ロンドン
チャーリー・ラヴェル=ジョーンズ
 (リーダー...1-4)
ジョン・ミルズ
 (リーダー...5-17/
  ヴァイオリン独奏...5、16)
ジョン・ウィルソン(指揮)
NYCX 10594
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3520

 録音:ロンドン、キルバーン、オーガスティン教会 2023年11月7日...5、6-8、12、17 2024年1月12日...2 2024年7月30-31日...1、3、4 2025年1月7日...9-11、13-16
 収録時間:68分
 SACD層:Stereo / Multi-Channel 5.0

 スーパー・オーケストラと超優秀録音によるフランス管弦楽の名曲集。定番名曲あり、意外性ありでオーケストラを聴く楽しみを満喫!
 ジョン・ウィルソンの下、腕達者で知られるイギリスのオーケストラの首席奏者たち、室内楽団員、ソリストなどを選りすぐってプロジェクトごとに結成されるシンフォニア・オヴ・ロンドン。今回はフランス音楽の名曲集を発表します。メンバーにとって大半の曲は数知れず演奏してきたであろうレパートリー。そんな彼らが、録音に残すと決めたからには一切の妥協なく完璧・最高を目指すジョン・ウィルソンの指揮の下、超絶的なテクニックとサウンドを究極的に磨き上げたアンサンブルとバランスで演奏してゆきます。オーケストラ全体が生み出すハーモニーを美しくとらえつつ、細部までの解像度を実現したラルフ・カズンズの優秀録音とあいまって心地よく音楽に浸れるアルバムとなっています。
 充実したシンフォニックなサウンドで描かれる「魔法使いの弟子」は、この作品が「交響詩」と銘打たれていることをあらためて納得させます。「月の光」はウィルソン自身が1994年に作った管弦楽版で、弱音による様々な楽器の重ね合わせが生み出す繊細な響きの移ろいが絶妙。続く「楽しい行進曲」は弾けるような活気と明るさ...とアルバムを通して起伏をもたせた構成も巧みです。「カルメン」組曲は、ギロー/ホフマン版をもとにウィルソンが考え抜いた順番で演奏。「セギディーリャ」のオーケストレーションを参考に「ハバネラ」の旋律を途中で一瞬トランペットに委ねるのはウィルソンのアイディアとのこと。「アルカラの竜騎兵」での遠近に離して配置されたトランペットが呼び交わすような効果はセッション録音のたまもので、こうした細部に至る作り込みも聴く楽しみを更に増しています。
 広いダイナミックレンジを持つSACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

 ※国内仕様盤には原盤解説の日本語訳が付属します。







<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


NIMBUS



NI7117
(1CD-R)
\2500
再発見された録音 〜 マーティン・ジョーンズ
 プーランク:
  ナゼルの夜会 FP.84
  主題と変奏 FP.151
  ナポリ FP.40
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)

 英Nimbusが贈る注目の新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」!若きマーティン・ジョーンズのプーランク!

 英Nimbus Recordsのアーカイブに眠っていた貴重な音源を発掘・リリースする新シリーズ「RediscoveredRecordings(再発見された録音)」。2020年のコロナ禍によるロックダウン中、ふとした疑問から始まったアーカイブ調査は5年にも及び、様々な理由で世に出なかった、あるいは埋もれてしまった50以上の録音プロジェクトが発見され、オリジナル・アナログ・マスターテープから192kHzでデジタル化されることになりました。
 本アルバムには、英国の名ピアニスト、マーティン・ジョーンズが1972年に録音したプーランクのピアノ作品を収録しています。この録音は1972年6月、バーミンガムにNimbus初の専用録音スタジオが建設されてから数ヶ月後に行われたもので、同セッションでは、メンデルスゾーンとブラームスの作品も含まれていました。ジョーンズはその後、Nimbusで両作曲家の作品を録音していくことになります。なぜプーランクの録音がリリースされなかったのは謎のままですが、マスターまで完成していながら、理由不明のまま半世紀以上アーカイブに眠り続けていた幻の録音が、ついに日の目を見ることとなりました。録音当時のジョーンズは、1968年にマイラ・ヘス賞を受賞するなど、国際的なキャリアを確立しつつあった時期にあり、本作は、英国を代表するピアニストの一人として高く評価されるジョーンズの、若き日の鮮やかなヴィルトゥオジティを伝える貴重な記録です。

 1972年6月5日(ハンズワース・ウッド、イギリス)/ADD/192kHzリマスタリング
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 


NI7116
(1CD-R)
\2500
再発見された録音 〜 ホセ=ルイス・ガルシア
 モーツァルト:
  セレナード第6番ニ長調  《セレナータ・ノットゥルナ》K.239
  ディヴェルティメント第7番ニ長調 K.205
  セレナード第13番ト長調  《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》 K.525
  4つのコントルダンス K.101
ホセ=ルイス・ガルシア(指揮)
イギリス室内管弦楽団

 英Nimbusが贈る注目の新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」!ホセ=ルイス・ガルシア&イギリス室内管のモーツァルト初CD化!

 英Nimbus Recordsのアーカイブに眠っていた貴重な音源を発掘・リリースする新シリーズ「RediscoveredRecordings(再発見された録音)」。2020年のコロナ禍によるロックダウン中、ふとした疑問から始まったアーカイブ調査は5年にも及び、様々な理由で世に出なかった、あるいは埋もれてしまった50以上の録音プロジェクトが発見され、オリジナル・アナログ・マスターテープから192kHzでデジタル化されることになりました。
 1973年から約20年にわたりイギリス室内管弦楽団のコンサートマスター/指揮者を務めたホセ=ルイス・ガルシア。活動期間中、数多くの録音で20世紀を代表する名ソリストや指揮者と共演してきた彼が、1982年12月に録音したモーツァルトのセレナード集が登場。
 本作はデジタル録音時代の幕開けとともに制作され、1984年にLPとして発売されたものの、長らくCD化されることのなかった貴重な音源です。20世紀的な伝統的解釈と、新たに広がりつつあった古楽的アプローチの間に立つガルシアのスタイルは、優雅で洗練されたモーツァルトを描き出しています。英国を代表する室内オーケストラが最盛期に残した、気品に満ちた名演を収めた一枚です。

 1982年12月13日−14日、セント・ジョンズ・スミス・スクエア(イギリス)/ADD/192kHzリマスタリング
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 


NI7114
(1CD-R)
\2500
再発見された録音 〜 ウィリアム・ボートン
 スーク:セレナード Op.6
 ドヴォルザーク:
  夜想曲 ロ長調 Op.40/
  ワルツOp.54-1/ワルツ Op.54-2
 ヤナーチェク:弦楽オーケストラのための組曲
ウィリアム・ボートン(指揮)
イギリス弦楽オーケストラ

 英Nimbusが贈る注目の新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」!ボートン&イギリス弦楽オーケストラ!成功の陰で眠っていた秘蔵音源!

 英Nimbus Recordsのアーカイブに眠っていた貴重な音源を発掘・リリースする新シリーズ「RediscoveredRecordings(再発見された録音)」。2020年のコロナ禍によるロックダウン中、ふとした疑問から始まったアーカイブ調査は5年にも及び、様々な理由で世に出なかった、あるいは埋もれてしまった50以上の録音プロジェクトが発見され、オリジナル・アナログ・マスターテープから192kHzでデジタル化されることになりました。
 1982年、Nimbus創設者ヌマ・ラビンスキー(バス歌手としてはシューラ・ゲールマンの名でも活動)が工場でLPの品質確認をしていた際、ウィリアム・ボートン指揮ヴィヴァルディ・アンサンブル(後にイギリス弦楽オーケストラと改名)の演奏を偶然耳にしたことから、Nimbusと同団の協力関係が始まりました。

 バーミンガム大学グレート・ホールで録音されたエルガーの弦楽作品集を皮切りに、同オーケストラはNimbusの主要アーティストとして数多くの録音を残すことになります。中でも、バターワース、パリー、ブリッジの作品を収めたアルバムは、特にアメリカで大きな成功を収め、Billboardクラシック・チャートの首位を獲得しました。
 この成功を受けて次作にはフィンジ、ディーリアス、ホルスト、ティペット、ブリテンといった英国作品が優先して録音されることとなり、同時期に録音されたスーク、ドヴォルザーク、ヤナーチェクの作品は長らく未発売のままアーカイブに残されることになりました。本アルバムは、そうした背景のもと長年眠っていた貴重な録音を蘇らせた一枚です。

 1986年4月5日−6日、バーミンガム大学グレート・ホール(イギリス)/ADD/192kHzリマスタリング
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 


NI7115
(1CD-R)
\2500
再発見された録音 〜 ロナルド・スミス
 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ロナルド・スミス(ピアノ)

 英Nimbusが贈る注目の新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」!ロナルド・スミスが弾くショパン&リスト!

 英Nimbus Recordsのアーカイブに眠っていた貴重な音源を発掘・リリースする新シリーズ「RediscoveredRecordings(再発見された録音)」。2020年のコロナ禍によるロックダウン中、ふとした疑問から始まったアーカイブ調査は5年にも及び、様々な理由で世に出なかった、あるいは埋もれてしまった50以上の録音プロジェクトが発見され、オリジナル・アナログ・マスターテープから192kHzでデジタル化されることになりました。
 英国ピアノ界の名匠、ロナルド・スミス(1922-2004)は、英国王立音楽アカデミーで学び、パリで名ピアニストのマルグリット・ロンに師事。ヘンリー・ウッドの指揮でデビューし、1949年にはマルコム・サージェント指揮のBBCプロムスに出演するなど、長年にわたり演奏・録音活動を続けました。とりわけシャルル=ヴァランタン・アルカン作品の演奏と研究を通じ、その再評価を牽引したことでも知られています。
 本アルバムには、1980年にNimbus Recordsのスタジオで録音されたショパンとリストのピアノ・ソナタを収録。当初LPでの発売が予定され、マスターも完成していましたが、レコード業界が急速にデジタル録音とCDへ移行した影響で長く未発表のままとなりました。近年のアーカイブ調査によって再発見され、45年を経て初めて世に出る貴重な録音です。

 1980年2月15日−16日(ショパン)、8月12日(リスト)、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)/ADD/192kHzリマスタ
 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




<国内盤> 


コウベレックス


KRS 5625
\2200
ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45
  (4手のピアノとティンパニの伴奏による)

 ※日本語による歌唱
演奏:太田務(指揮)
合唱:神戸市混声合唱団
独唱:
 金岡伶奈(ソプラノ)
 西尾岳史(バリトン)
ピアノ:中村圭介、松永玲子
ティンパニ:佐藤けやき

 ドイツ・レクイエム〜日本語で聴く慰めと愛の調べ〜 谷口惠一、太田務 監修

 日本語楽譜監修:谷口惠一、太田務
 
 収録:67分32秒/録音時期:2025年10月19日 ライブ録音
 録音場所:神戸市東灘区民センター うはらホール/録音:コウベレックス
 
 企画・製作:ドイツ・レクイエムを日本語で歌う会 代表 谷口惠一

 日本語化の角度からみたブラームスの持つ芸術的、精神的価値の発見

 谷口惠一は音楽や合唱をこよなく愛し、これまでも神戸クリスチャンクワイアの指揮や演奏などに携わり、宗教音楽の演奏活動を広げてきた。
 2012年より、ブラームス「ドイツ・レクイエム」の日本語歌詞化に取り組み、15年に楽譜を出版。16年に西牧潤指揮による初演を行い、18年には神戸新聞松方ホールで延原武春指揮テレマン室内オーケストラによる演奏会を開催。その後フォーレの「レクイエム」の日本語訳版を出版し、23年にライブ録音CDをリリースした。
 その後、谷口の「ドイツ・レクイエム」への思いは年々高まり、再演に際し、神戸市混声合唱団の副指揮者を長年つとめた音楽芸術博士の太田務の申し出を受け、共に初版の楽譜を大幅に見直す作業を行った。ブラームスの手から紡がれたドイツ語のメロディの流れに添い、聖書の言葉をできる限り忠実に表しつつ、メロディと言葉の融合に務めた。本CDは25年10月に開催された演奏会において、太田務指揮、神戸市混声合唱団による息の合ったライブ録音。
 ブラームスのメロディに日本語をのせる場合の困難や課題に向きないながら、最終的に彼の音楽からはっきりと浮かび上がった事。それは心に届く言葉を通して、全ての人間が直面する生と死、人間のはかなさ、神から示される愛、といった永遠のテーマであった。ブラームスのレクイエムの持つ芸術的かつ精神的価値を、新たに発見するかもしれない。



演奏者プロフィール

 太田務(指揮)
 関西学院大学理学部卒業後渡米、ニュージャージー州プリンストンのウェストミンスター・クワイア・カレッジにて合唱指揮の修士課程を、イリノイ大学アーバナ・シャンペイン校にて合唱指揮と合唱史の博士課程を修了。1994年4月から2024年3月まで神戸市混声合唱団の副指揮者を務めた。現在大阪教育大学・甲南女子大学非常勤講師。垂水区音楽協会副会長。日本合唱指揮者協会会員。

 神戸市混声合唱団
 1989年に神戸市が設立した、日本では数少ないプロフェッショナル合唱団。豊富なレパートリーをもち、密度が高く澄みきった美しいハーモニーは高い評価を得ている。2010年にはラトヴィアの室内合唱団「アヴェ・ソル」と姉妹合唱団協定を締結。神戸文化ホールの専属団体であり、年に2回の定期演奏会のほか、姉妹団体である神戸市室内管弦楽団との合同演奏会も開催。神戸市内の文化センターや病院での公演など、地域に根差した活動に力をいれ、『音楽のまち神戸』の推進にも大きな役割を果たしている。2021年、佐藤正浩が音楽監督に就任。プロ合唱団としてさらなる飛躍に努めるとともに、合唱を通して音楽文化向上の取り組みを行うなど、文化振興や社会公益活動にも注力している。






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アールアンフィニ



MECO 1090
(SACD HYBRID)
\3850
椿三重奏団/
 シューベルト: ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調

  フランツ・シューベルト(1797 - 1828):
   ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 作品100 D.929
   アヴェ・マリア (編曲:椿三重奏団)
   菩提樹 (編曲:椿三重奏団)
   野ばら (編曲:椿三重奏団)
   セレナーデ (編曲:椿三重奏団)
椿三重奏団
 高橋多佳子(ピアノ)
 礒 絵里子(ヴァイオリン)
 新倉 瞳(チェロ)


 DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング
 24bit/384kHz ハイレゾ・ポストプロダクション
 企画制作:アールアンフィニ
 発売:ミューズエンターテインメント
 協力:ソニー・ミュージックソリューションズ
 録音:2025年10月1日〜3日

 【魂の輝きと哀愁が交錯するシューベルト最晩年の傑作を椿三重奏団で聴く】
 椿三重奏団:「音楽の友」誌「あなたが選ぶクラシック・ベストテン」室内楽部門第5位


 椿三重奏団について 〜凛としたピアノ・トリオの誕生とその充実のとき〜
 2008年に初共演し、2019年に『椿三重奏団』と命名されたピアノ・トリオの活動は、近年ますます充実の度を深めている。ピアニスト高橋多佳子、ヴァイオリニスト礒絵里子、チェリスト新倉瞳といういずれも桐朋学園大学出身の才媛によるアンサンブルは、どこへ行っても喝采を浴び続けている。
 筆者は『椿三重奏団』の活動を最初からつぶさに聴くという幸運に恵まれてきた。その道程をふり返ってしみじみと感じることがある。それは、三人がお互いの人間性を深く愛しながらも、プロフェッショナルな音楽家としての誇りを高く保ち、個性を隠すことなく披露しつつ、妥協せずにアンサンブルを見事に醸成してゆくというポテンシャルの高さである。さまざまな作品での最初の合わせから、数度のステージを経て、作品が芳醇な香りを放っていく三人のさまを聴いていると、それはまるで素晴らしいワインのようだ。彼女たちが醸し出す演奏には、幾年もの熟成に耐えうる確固たる「音楽の核」が存在している。
 そんな『椿三重奏団』の充実を象徴する出来事の一つに、「音楽の友」誌による「あなたが選ぶクラシック・ベストテン2024」(2024年9月号)がある。その室内楽部門で、『椿三重奏団』は、「第5位」にランキングされたのである。これは『イ・ムジチ合奏団』(第4位)と『ベルリン・フィル八重奏団』(第6位)に挟まれてのランク・インで、椿三重奏団の演奏の質が高く評価されてのことであった。


 高橋多佳子(ピアノ)

 桐朋学園大学卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科修了。第12回ショパン国際ピアノ・コンクール第5位、第6回ポルト市国際音楽コンクール第2位、第3回ラジヴィーウ国際ピアノ・コンクール第1位、第22回日本ショパン協会賞などを受賞。リサイタルやオーケストラ共演など活発な演奏活動を続ける。既に26タイトルのCDをリリースし、多くが"レコード芸術誌特選盤"となる。2019年12月に『ショパン:ピアノ協奏曲第1番他』(オクタヴィアレコード)、2020年2月に『椿三重奏団/メンデルスゾーン&ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番』(アールアンフィニ)と続けてリリースされ大きな話題となった。2015年刊行の『ショパンの本』(音楽之友社)ではDVDでのピアノ演奏を担当した。宮谷理香とのピアノ・デュオ「デュオ・グレイス」、礒絵里子(Vn.)、新倉瞳(Vc.)との「椿三重奏団」としても活動。《生で聴く「のだめカンタービレ」の音楽会》中心メンバー。ヨーロッパの著名な国際音楽祭への出演や、ポーランドの《青少年のためのショパン国際ピアノ・コンクール》、ロシアの《ラフマニノフ国際ピアノ・コンクール》に審査員として招聘されるなど国際的なキャリアも築いている。

 礒 絵里子(ヴァイオリン)

 桐朋学園大学卒業後、文化庁芸術家在外派遣研修員としてブリュッセル王立音楽院に留学し、修士課程大賞を受賞し首席修了。マリア・カナルス国際音楽コンクールほか国内外のコンクールで入賞。ソリストとしてオーケストラとの共演、全国各地でのリサイタルの他、宮崎国際音楽祭への参加、鎌倉芸術館ゾリステンメンバー、「デュオ・プリマ」「Ensemble Φ(ファイ)」「デュオ・パッシオーネ」「椿三重奏団」など室内楽でも多彩な演奏活動を展開。(一財)地域創造公共ホール音楽活性化支援事業登録アーティスト、並びにソニー音楽財団「こどものためのクラシック」登録アーティストとしてアウトリーチ活動にも積極的に参加している。2010年よりFM ヨコハマ「礒絵里子のSEASIDE CLASSIC」のパーソナリティを務める。デビュー以来12枚のCDをリリース。真摯な演奏への取り組み、確かな技量に基づいたヨーロッパ仕込みの洗練された感性には定評があり、「気負いのないしなやかな活動ぶりが、クラシック音楽シーンで着実に存在感を放っている」など各媒体で高く評されている。

 新倉 瞳(チェロ)

 桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業、皇居桃華楽堂新人演奏会に出演し御前演奏を行う。その後スイスへ渡り、バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga、Martin Zaller(バロック・チェロ)の各氏に師事。国内外での受賞歴も多数、近年では第18回ホテルオークラ音楽賞、第19回(2020年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞チェロ部門受賞。桐朋学園大学在学中にはEMI Music JapanよりCDデビューを果たし、これまでにEMI Music Japanから3枚のアルバム、アールアンフィニ・レーベルより、最新CD『11月の夜想曲〜新倉瞳委嘱作品集』(世界初演初録音)を含む5枚のアルバムが発売されている。現在はCamerata ZURich のソロ首席チェリストとしてスイスを拠点に活躍する中、ソリスト、室内楽奏者として全国各地でリサイタル、オーケストラとの共演を重ね、司会、番組ナレーション、音楽劇、演奏家のためのドレスM Maglie le cassettoのプロデュース等、活動の幅を広げ音楽の素晴らしさを広く深く伝えようとする姿勢は多くの共感を集めている。
 使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたMatteo Goffriller (1710年製)。


旧譜、椿三重奏団の2タイトル



 MECO-1079
(2SACD HYBRID)
\4950
高橋多佳子のピアノ、礒絵里子のヴァイオリン、そして新倉瞳のチェロ
 椿三重奏団/偉大な芸術家の想い出に


 【DISC 1】
  チャイコフスキー:
   ピアノ三重奏曲 イ短調 作品50「偉大な芸術家の想い出に」
 【DISC 2】
  ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 作品67
椿三重奏団
 高橋多佳子(ピアノ)
 礒 絵里子(ヴァイオリン)
 新倉 瞳(チェロ)

 DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング/DXD384KHz ハイレゾ・ポストプロダクション
 企画制作:アールアンフィニ/発売:ミューズエンターテインメント/協力:ソニー・ミュージックソリューションズ
 録音:2023年3月28日-30日

 【三輪の椿が織りなす、重厚でエモーショナルなロシアの息吹】
 人気ピアノ・トリオ「椿三重奏団」のセカンド・アルバムです。デビュー・アルバム「メンデルスゾーン&ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番」では、艶やかで薫り立つようなカンタービレが聴く者の琴線に響き「レコード芸術誌特選盤」に選出されてベストセラーとなりました。
 このアルバムでは一転、ロシア音楽を代表するチャイコフスキーとショスタコーヴィチの名作による、その重厚でエモーショナルなアンサンブルが圧巻の魅力となっています。
 眼前で繰り広げられる丁々発止のまさに手に汗握る迫真の演奏が、DSD11.2MHz 超ハイレゾレコーディングにより刻印されました。



 MECO-1057
(SACD HYBRID)
\3000+税
椿三重奏団デビュー、薫り立つ白い椿のアンサンブル 高橋 多佳子(ピアノ)
磯絵里子(ヴァイオリン)
新倉 瞳(チェロ)
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 第1番 二短調 作品49
 ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 作品8
 ブラームス:
  ハンガリー舞曲第6番 二長調
  ワルツ 第15番 変イ長調 作品39-15
 モンティ: チャルダーシュ

 椿三重奏団。2019年に命名されたこのトリオは、結成に至るまでに実に 10年以上に渡る共演を積み重ねてきました。
 高橋多佳子(ピアノ)、磯絵里子(ヴァイオリン)、新倉瞳(チェロ)、それぞれソリストとして充実した活動を続けていますが、その歳月を重ねたがゆえの熟成した3人のアンサンブルは、エモーショナルでダイナミック、そして精緻です。
 デビュー・アルバムにふさわしい古今絶世の名曲で、まさに満を持してその成果を世に問います。

 企画制作:ソニー・ミュージックダイレクト/発売:ミューズエンターテインメント
  録音:2019年5月22日 ~ 24日 浦安音楽ホール


 ちなみに最後の「チャルダーシュ」が、まあ、すごい。




<映像>

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C MAJOR(映像)

771704
(Blu-ray)
\6200
ネルソンス&ウィーン・フィルのマーラー第7番
  マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
アンドリス・ネルソンス(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
771608
(DVD)
\5000

 2023年1月ウィーン・フィル定期演奏会ライヴ、ネルソンス×ウィーン・フィル、最強タッグが魅せるマーラー《第7番》

 収録:2023年1月 ウィーン、楽友協会(ライヴ)
 収録時間:88分

 「C major」レーベルが手がける注目シリーズ『ウィーン・フィル定期演奏会』では、通常は会員のみが入場でき、入会待ちが10年以上ともいわれる特別な定期演奏会を映像で楽しむことができます。
 
 今回収録されたのは、2023年1月にアンドリス・ネルソンスが指揮したマーラー《交響曲第7番》のライヴ映像です。ネルソンスとウィーン・フィルは、2018年の《第2番》以降、ザルツブルク音楽祭を中心にマーラー作品を継続して取り上げており、この《第7番》は初めてウィーンでの定期演奏会で披露されました。
 マーラーの《第7番》は、5つの楽章から成る大規模かつ解釈の難しい作品として知られています。ネルソンスはこの難曲に新たな光を当て、「現代を代表する指揮者」と評される実力を存分に示しています。特に「夜曲」と呼ばれる第2、第4楽章では、ウィーン・フィルならではの繊細な音色が際立ち、幻想的な世界が広がります。
 作曲背景として、マーラーは声楽を用いた《第2〜4番》の後、《第5〜7番》で純器楽による新たな交響曲の領域を切り開きました。
 《第7番》はその集大成にあたる作品です。創作は夏の休暇を過ごしたヴェルター湖畔マイアーニックの山荘で行われ、ここでは《第5〜8番》のほか《リュッケルト歌曲集》《亡き子をしのぶ歌》も生まれています。
 山荘は現在も残り、ゆかりの地として知られています。
 
 本映像は、入手困難なウィーン・フィル定期演奏会を記録した、極めて貴重なシリーズの一作です。


<LP>

 

ALPHA CLASSICS(LP)


ALPHA1241
(2LP)
\5100
アルヴォ・ペルト: クレド ほか作品集
 アルヴォ・ペルト(1935-):
  【Side A】
   1. ラ・シンドーネ(トリノの聖骸布)
   2. フラトレス
  【Side B】
   3. スワンソング/4. レナルトの追憶に/
   5. 主よ、平和を与えたまえ
  【Side C】
   6. シルエット ...世界初録音
   7. カントゥス - ベンジャミン・ブリテンの思い出に
   8. わが道は山谷あり
  【Side D】
   9. クレド/10. エストニアの子守歌
エストニア祝祭管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
カレ・ランダル(ピアノ)...9
エストニア国立男声合唱団...9
エレルヘイン少女合唱団...9、10
エレルヘイン・アルムナイ合唱団...9

 録音: 2025年7月 エストニア、パルヌ・コンサートホール
 収録時間: 74分
 180g重量盤 2枚組 33 1/3rpm

 【90歳を祝う、パーヴォ・ヤルヴィが描く盟友アルヴォ・ペルトの世界にアナログ盤登場】
 2025年9月11日に90歳を迎えたエストニアの作曲家アルヴォ・ペルト。同じくエストニアの音楽一家に育ったパーヴォ・ヤルヴィにとって、幼い頃からペルトは「デニム・ジャケットに野球帽を冠ったスーパークールな友人」だったとのこと。これまで世界各地でペルト作品を演奏してきたほか複数の録音も残しているパーヴォですが、作曲家90歳を祝うプロジェクトにあたり、これまで演奏したいと常に願っていたという「クレド」を遂に録音、記念碑的な一枚としました。ペルトの作風の転換期に書かれた「クレド」は、後年に通じる美しさのほか前衛と攻撃性を併せ持った、合唱と管弦楽、そしてピアノという編成の作品。
 キリストの「山上の垂訓」にある「悪に悪をもって報いるなかれ」という教えの本質を結晶化しようとしたもので、1968年ソヴィエト連邦時代のタリン(現エストニア首都)で、パーヴォの父ネーメ・ヤルヴィの指揮によって初演されています。合唱と管弦楽の大胆なやり取りを経て、ピアノが引用するバッハの「平均律第1巻第1番プレリュード」から大きなクライマックスが形作られる構成で、初演は聴衆の熱狂的な支持を持って迎えられますが、ソヴィエト当局はこれを政治的な挑発とみなしその後の演奏を禁止してしまいました。これにより、かねてから目を付けられていたというネーメがブラックリストに載せられたことが決め手となってエストニアを去る決断を生み、パーヴォを含むヤルヴィ一家は1980年、アメリカへと出国しています。
 一方「シルエット」はエッフェル塔設計者であるギュスターヴ・エッフェルへのオマージュとされており、鐘を伴うペルトらしいオープニングからワルツの主部へ発展、近現代フランス音楽の影響もうかがえ、ペルトの作風の進化を感じさせるもの。パーヴォ・ヤルヴィと当時音楽監督を務めていたパリ管弦楽団に捧げられ、オープンしたばかりだったフィラルモニー・ド・パリで2015年に初演、2017年2月のN響公演で日本初演も行われましたが、録音は今回が初めてとのことです。他にパーヴォが得意とする「フラトレス」や「カントゥス」などを収録。自身の音楽的経歴と深く関わるこれらの作品を、パーヴォが篤い共感を持ってダイナミックに、また深く祈るように織り上げています。レンジが広く解像度の高い録音もたいへん効果的。
















3/12(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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HYPERION



7114651
(20CD)
\13000→\11990

第1作(2007年)〜最終作(2022年)

 ロンドン・ハイドン四重奏団〜ハイドン:弦楽四重奏曲全集

ハイドン:弦楽四重奏曲
《CD 1》
 1-4) 第22番ニ短調Op.9 No.4、5-8) 第19番ハ長調Op.9 No.1、
 9-12) 第21番ト長調Op.9 No.3/
《CD 2》
 1-4) 第20番変ホ長調Op.9 No.2、5-8) 第23番変ロ長調Op.9 No.5、
 9-12) 第24番イ長調Op.9 No.6/
《CD 3》
 1-4) 第28番ハ短調Op.17 No.4、5-8) 第27番変ホ長調Op.17 No.3、
 9-12) 第26番ヘ長調Op.17 No.2/
《CD 4》
 1-4) 第25番ホ長調Op.17 No.1,5-8) 第29番ト長調Op.17 No.5、
 9-12) 第30番ニ長調Op.17 No.6/「太陽四重奏曲」
《CD 5》
 1-4) 第31番変ホ長調Op.20 No.1、5-8) 第32番ハ長調Op.20 No.2、
 9-12) 第33番ト短調Op.20 No.3/
《CD 6》
 1-4) 第34番ニ長調Op.20 No.4、5-8) 第35番ヘ短調Op.20 No.5、
 9-12) 第36番イ長調Op.20 No.6/「ロシア四重奏曲」
《CD 7》
 1-4) 第38番変ホ長調Op.33 No.2『冗談』、
 5-8) 第40番変ロ長調Op.33 No.4、9-12) 第37番ロ短調Op.33 No.1/
《CD 8》
 1-4) 第42番ニ長調Op.33 No.6(1782年シュミット版)、
 5-8) 第41番ト長調Op.33 No.5『ご機嫌いかが』(1782年シュミット版)、
 9-12) 第39番ハ長調Op.33 No.3『鳥』/「プロシア四重奏曲」
《CD 9》
 1-4) 第44番変ロ長調Op.50 No.1、
 5-8) 第45番ハ長調Op.50 No.2、9-12) 第46番変ホ長調Op.50 No.3/
《CD 10》
 1-4) 第47番嬰ヘ短調Op.50 No.4、
 5-8) 第48番ヘ長調Op.50 No.5『夢』、9-12) 第49番ニ長調Op.50 No.6『蛙』/
《CD 11》
 1-4) 第57番ト長調Op.54 No.1、
 5-8) 第58番ハ長調Op.54 No.2、9-12) 第59番ホ長調Op.54 No.3/
《CD 12》
 1-4) 第60番イ長調No.55 No.1、
 5-8) 第61番ヘ短調Op.55 No.2、9-12) 第62番変ロ長調Op.55 No.3/
《CD 13》
 1-4) 第63番ハ長調Op.64 No.1、
 5-8) 第64番ロ短調Op.64 No.2、9-12) 第65番変ロ長調Op.64 No.3/
《CD 14》
 1-4) 第66番ト長調Op.64 No.4、
 5-8) 第67番ニ長調Op.64 No.5『ひばり』、9-12) 第68番変ホ長調Op.64 No.6/
《CD 15》
 1-4) 第69番変ロ長調Op.71 No.1、
 5-8) 第70番ニ長調Op.71 No.2、9-12) 第71番変ホ長調Op.71 No.3/
《CD 16》
 1-4) 第72番ハ長調Op.74 No.1、
 5-8) 第73番ヘ長調Op.74 No.2、9-12) 第74番ト短調Op.74 No.3『騎士』/
《CD 17》
 1-4) 第75番ト長調Op.76 No.1、5-8) 第77番ハ長調Op.76 No.3『皇帝』、
 9-12) 第79番ニ長調Op.76 No.5『ラルゴ』/
《CD 18》
 1-4) 第76番ニ短調Op.76 No.2『五度』、
 5-8) 第78番変ロ長調Op.76 No.4『日の出』、9-12) 第80番変ホ長調Op.76 No.6/
《CD 19》
 1-4) 第81番ト長調Op.77 No.1、
 5-8) 第82番ヘ長調Op.77 No.2、9-12) 第43番ニ短調Op.42/
《CD 20》
 1-9) 十字架上のキリストの最後の7つの言葉Op.51
ロンドン・ハイドン四重奏団
 (キャサリン・マンソン、マーガレット・フォートレス[CD 1-4]、
 マイケル・グレヴィチ[CD 5-20][ヴァイオリン]、
 ジェイムズ・ボイド[CD 1-12]、
 ジョン・クロカット[CD 13-20][ヴィオラ]、
 ジョナサン・コーエン[CD 1-4]、
 リチャード・レスター[CD 5-8]、
 ジョナサン・マンソン[CD 9-20][チェロ])

 結成25周年を迎えた、ハイドンのスペシャリストによる弦楽四重奏曲全録音を集大成 CD20枚組ボックス・セット

 【録音】2007年2月(CD 1-2)、2010年9月(CD 5-6)、ロンドン、2008年8月、ブリストル(CD 3-4)、2012年6月、モンマス(CD 7-8)、2014年10月(CD 9-10)、2015年11月(CD 11-12)、2017年12月(CD 13-14)、2018年10月(CD 15-16)、2020年3月(CD 17-18)、2022年5月(CD 19-20)、サフォーク

 2000年に結成されてから25周年となるロンドン・ハイドン四重奏団はクラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの精緻なアンサンブルで、歴史的知識に基づく演奏をハイドン存命中に出版され実用的に編集された譜面で再現しています。
 作曲家自身も含めてこの新たなジャンルを発展させた出発点とみなされている弦楽四重奏曲Op.9から始まるこのセットには2枚組CDが10組収められています。
 すべてサミュエル・スコットによる壮麗な絵画が描かれた美しいダブル紙ジャケット仕様。それぞれにトラックリストが記載され、オリジナル・スコアや口絵の写しが掲載されているものも多数あります。

 全52ページのブックレットには第1作(2007年)から最終作(2022年)までのそれぞれのリチャード・ウィグモアによる解説がすべて収められています。


 ●「世界中のハイドン愛好家の皆様と、これらの音楽をすべて分かち合えることを私たちは心からうれしく思っています。ハイドンの弦楽四重奏曲は全作品を一つのまとまりとして捉えると、単に一つのジャンルを作り出しただけでなく、その数と規模でそのジャンルを明らかに定義する存在でもあります。私たちはこの比類なき音楽に没頭するためにロンドン・ハイドン四重奏団を結成し、結成から長い年月にわたり、他の作曲家の作品を演奏することはありませんでした」(キャサリン・マンソン)(ロンドン・ハイドン四重奏団創設メンバー)

 ●「この輝かしい音楽を愛する人たちにとって、これ以上の終わり方を望むことはできなかっただろう…これらの演奏に立ち返れば立ち返るほど、私はその幻想性、その規律ある自発性、その長期にわたり深掘りされた洞察にますます心を惹きつけられていった」――『グラモフォン』誌

 ●「ここには、これまでに作曲された中で最も偉大で、最も形式的に革新的で、創意に富み、深い感情に満ちた弦楽四重奏曲がある。それを、音程の正確さ、音楽的な一致、融合において完璧な奏者たちがそろった四重奏団が届ける」――『BBCミュージック・マガジン』誌



 ロンドン・ハイドン四重奏団は2000年に結成された古楽器による弦楽四重奏団で、ハイドンへの深い情熱から生まれた団体。ガット弦など当時の奏法を用い、ハイドンの弦楽四重奏曲を体系的に録音する大規模なシリーズをハイペリオンから進め、国際的な高い評価を得ている。ニューヨークのカーネギー・ホール、ロンドンのウィグモア・ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、東京の浜離宮朝日ホールなど世界の主要ホールに招かれ、各地の音楽祭でも活躍。さらに古楽クラリネットの名手エリック・ホープリッチと共演し、モーツァルトやブラームスのクラリネット五重奏曲録音でも注目を集めている。ハイドン演奏の第一人者として評価される存在である。


 単に演奏するのではなく、「ハイドンの本来の姿」を復元しようとしている団体。ハイドンの弦楽四重奏の本当の姿を研究者レベルで再現したカルテットといっていい。

 



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CHANDOS



CHSA5372
(SACD HYBRID)
\3000→\2790
エヴァ・オッリカイネン(指揮)&アイスランド交響楽団
 ペルト:交響曲全集 − 第1番-第4番

 アルヴォ・ペルト(1935-):
  1-2. 交響曲第1番「ポリフォニック」 Op. 9(1963)
  3-5. 交響曲第2番(1966)
  6-8. 交響曲第3番(1971)
  9-11. 交響曲第4番「ロサンゼルス」(2007-08)
アイスランド交響楽団
シグルーン・エドヴァルズドッティル
 (リーダー)
エヴァ・オッリカイネン(指揮)
NYCX 10591
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3520

 録音:2025年6月10-13日 アイスランド、レイキャビク、Harpa Eldborg
 収録時間:76分
 SACD層:Stereo / Multi-Channel 5.0

 現代音楽が盛んなアイスランドより、アルヴォ・ペルトが2026年時点で完成させた交響曲の全曲録音が登場!
 1963年、タリン音楽院卒業直後にペルトが書いた交響曲第1番は、「カノン」と「前奏曲とフーガ」というバロック的な様式による2楽章構成をとりながらも、和声は極めて先鋭的で、十二音技法の影響を強く感じさせます。1966年の交響曲第2番ではセリエリズムが採用され、ペンデレツキなどのポーランド楽派を彷彿とさせる複雑なテクスチュアが展開されます。1971年に書かれた第3番は、1960年代後半にペルトが没頭したグレゴリオ聖歌や中世ポリフォニー音楽の研究成果が反映された、後のティンティナブリ様式へと向かう過渡的な性格を示しています。そこから約35年の空白を経て、2007年から2008年にかけて書かれた第4番「ロサンゼルス」は、弦楽器、ハープ、ティンパニ、打楽器という特殊な編成で、正教会の「悔悟のカノン」と「守護天使へのカノン」に基づいて作曲され、宗教的で敬虔な雰囲気を湛えています。

 エヴァ・オッリカイネンは1982年にフィンランドのエスポーに生まれ、ピアノ、ヴァイオリン、ホルンを学んだのち、シベリウス・アカデミーでヨルマ・パヌラとレイフ・セーゲルスタムから指揮の指導を受けました。2025年10月のNHK音楽祭でN響に登場。緻密でありながらダイナミックかつエネルギッシュな指揮による音楽つくりを披露しました。ここでは2020/21シーズンから首席指揮者を務めるアイスランド交響楽団と共に、時代と共に変化したペルトの作風と、そこに通底するペルトならではの響きを的確に描き出します。
 ペルトの交響曲全集にはトヌ・カリユステとヴロツワフ・フィルによるECM盤がありますが、そこから10年近くを経て、フィンランドとアイスランドという現代音楽シーンをリードする2国の音楽家のコラボレーションでリリースされる当盤は、ペルト受容の広がりと深化を伝えるものといえるでしょう。
 広いダイナミックレンジを持つSACDハイブリッド・ディスクでのリリース。

 ※国内仕様盤には小室敬幸氏による日本語解説が付属します。






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CPO



555752
\3000→\2790
近代フランスの女性作曲家メル・ボニス
 エキゾチックな管弦楽曲集
  メル・ボニス:管弦楽作品集

 メル・ボニス(1858-1937):3人の伝説の女たち
  1. クレオパトラの夢 Op. 180
  2. オフェーリア Op. 165
  3. サロメ Op. 100-2
  4-5. 東洋風組曲 Op. 48-2
   4. I. 前奏曲/5. II. アルメ(エジプトの舞姫)の踊り
  6. ジプシーたち(スペインのワルツ) Op. 15-3
  7-9. ワルツ形式による組曲
   7. バラビレ(舞踏曲) Op. 37-3
   8. 間奏曲とゆっくりとしたワルツ Op. 38-3
   9. スケルツォ・ワルツ Op. 35-3
  10-12. 管弦楽のための3つの舞曲
   10. ブーレ Op. 62-2/11. パヴァーヌ Op. 81-3
   12. サラバンド Op. 82-2
  13. 聖なる舞曲 Op. 36 No. 2
  14. 屋根の上の猫(猫の恋) Op. 93 No. 2
  15. 聖母マリアのクリスマス Op. 54 No. 2
  16. 小川 Op. 21 No. 2
リディア・トイシャー(ソプラノ)14
ジュリー・ロバール=ジャンドル(メゾ・ソプラノ)15
ケルン放送合唱団女性団員16
ケルン放送交響楽団
ジョセフ・バスティアン(指揮)

 録音:2024年9月2-6日 ケルン、フィルハーモニー
 収録時間:61分

 近代フランスの女性作曲家メル・ボニス(本名:メラニー・ボニス)は、封建的な男性中心社会や波乱に満ちた私生活に翻弄されながらも、ピアノ曲や室内楽を中心に優れた作品を遺しました。このアルバムでは、近年、再評価が進む彼女の管弦楽作品に焦点を当てています。
 ボニスの音楽は、美しい旋律と半音階的な和声、繊細な語法を特徴とし、印象主義のレパートリーに独創的な輝きを添えています。なかでも現代的な感性が際立つ「3人の伝説の女たち」に含まれる「クレオパトラの夢」は、2026年2月8日に東京都交響楽団(指揮:ベン・グラスバーグ)によって日本初演され、さらに3月には名古屋フィルハーモニー交響楽団の演奏会で取り上げられるなど、大きな注目を集める作品です。そのほかエキゾチックな『東洋風組曲』、バロック舞曲を近代的に再構築した「管弦楽のための3つの舞曲」、夜の猫を描いたユニークな「屋根の上の猫」などが収められています。
 指揮を務めるのは、2023年よりミュンヘン交響楽団の首席指揮者・芸術監督を務めるジョセフ・バスティアンです。精密かつ品格ある音楽づくりで知られ、ディジョン・ブルゴーニュ管弦楽団やアジアユースオーケストラの首席指揮者も兼任しています。2016年にはバイエルン放送交響楽団を急遽代役として指揮し国際的な注目を浴び、ネーメ・ヤルヴィ賞、オイゲン・ヨッフム賞を受賞しました。ヨーロッパの主要楽団や日本でも活躍するバスティアンが、ボニスの真価を鮮やかに描き出します。



 


555693
(3CD)
\7800
ベルリン古楽アカデミー
 テレマン:美の勝利(3幕のジングシュピール)


 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  《美の勝利》TVWV 21:10 3幕のジングシュピール
 台本:クリスティアン・ハインリヒ・ポステル
  1728年ブラウンシュヴァイク上演版
エウドクシア・・・
 リディア・トイシャー(ソプラノ)
プラシディア・・・
 イム・スンヘ(ソプラノ)
プルケリア・・・
 アンナ・ヴィラーディンク(ソプラノ)
メリーテ・・・
 エミリー・ルナール(メゾ・ソプラノ)
オリブリウス・・・
 マルコ・パンテリッチ(バリトン)
ゲンセリクス・・・
 ドミニク・ケーニンガー(バリトン)
ホノリクス・・・
 テリー・ウェイ(カウンターテナー)
ヘルミゲス・・・
 ルートヴィヒ・オブスト(テノール)
トラシムンドゥス・・・
 ヨハネス・シュターマン(バス)
トゥルピーノ・・・
 ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)
ベルリン古楽アカデミー
ゲオルク・カルヴァイト
 (コンサートマスター)
ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)

 録音:2024年6月2-3日(ライヴ) ドイツ、マクデブルク、マグデブルク劇場 第26回マクデブルク・テレマン音楽祭におけるライヴ収録
 収録時間:156分

 【HIPのスペシャリストが指揮するテレマンのオペラ《美の勝利》全曲録音!】
 多作で知られるテレマンは、オペラも50作以上書いたとされていますが、その多くは現存せず、ほぼ完全な形で残されているのは7作とされています。テレマン作品の録音が数多く生まれる中でもオペラの録音は限られており、この1枚は貴重。1721年、テレマンがハンザ同盟の自由都市ハンブルク市の音楽監督に就任すると、その翌年には同地の歌劇場が再建され、テレマンはその音楽監督と歌劇の作曲も引き受けることになりました。ドイツ語の歌物語《美の勝利》は、テレマンが同歌劇場のために書いた最初の歌劇で、歌劇場再開を告げる記念碑的作品です。
 台本は、17世紀ハンブルクにおける最も著名な詩人で劇作家のクリスティアン・ハインリヒ・ポステル(1656-1701)の『アフリカのヴァンダル族の偉大なる王ゲンセリクスのローマととカルタゴへの遠征』を基にしています。455年のゲンセリクス王率いるヴァンダル族によるローマ略奪を背景に、ヴァンダル族の人々とローマの王妃や姫の恋愛と結婚が描かれるストーリー。テレマンは作曲に際して登場人物や筋書きには手を加えなかったものの、場面の順序や台詞、特に合唱とバレエの場面に若干の変更を加えました。

 1722年7月13日の初演では、テレマンが用意した音楽はあまりに長大で、多少のカットを余儀なくされましたが、豪華な舞台装置や衣装が用いられたという公演は大成功に終わり、その年の11月までレパートリーとして上演されました。翌年も11回再演。その後も何年にも渡って再演された記録が残っています。これだけの大好評にもかかわらず、ハンブルクには上演台本7冊を除くと、初演時のテレマンの自筆譜のみならず、総譜、パート譜も現存せず、ほんの一部の改変されたアリアのみが伝わるのみ。しかし、ハンブルクの劇場と交流のあったブラウンシュヴァイクで1728年に上演された際の楽譜が現存しており、この録音にはそれを基にした楽譜が使用されています。
 《美の勝利》のブラウンシュヴァイクでの上演に当たり、出演する歌手や管弦楽団の都合などで、登場人物の音域の変更、管弦楽の変更、曲の追加などいくつもの改変が行われました。それらは同地の歌劇場の音楽監督であったゲオルク・カスパー・シュールマンによってなされたと考えられますが、一部のアリアは、当地で活動していたカール・ハインリヒ・グラウンが作曲したとも考えられています。また第1幕第1場の後にはヘンデルの《ラダミスト》(1720年ロンドンで初演)から「バッタリア」が加えられています。すべてがテレマンの手になるとは言えない楽譜ですが、この壮麗な歌劇を聴くことができるのはバロック・オペラ・ファンにとって僥倖と言えるでしょう。



 


555518
\3000
オルフェオ・バロック管弦楽団
 ラモー:管弦楽組曲「ゾロアストル」「優雅なインドの国々」

 ジャン・フィリップ・ラモー(1683-1764):
  1-20.《ゾロアストル》からの管弦楽組曲(1749年版)
  21-28.《優雅なインドの国々》からの管弦楽組曲(1736年版)
オルフェオ・バロック管弦楽団
 (古楽器使用)
ミヒ・ガイック(指揮)

 録音:2022年11月12-14日 オーストリア、ヴェルス、ミノリテン修道院
 収録時間:59分

 【華やかな色彩とリズムが織りなすラモー作品の真骨頂!オーストリアの名古楽オーケーストラによる異国趣味満載のオペラ・バレ組曲集】
 18世紀フランスを代表する作曲家ラモーの舞台作品は、21世紀になって世界中の歌劇場での上演機会が増え、華やかな舞台やダンス、斬新な演出で話題を呼ぶようになりました。ラモーのオペラやオペラ・バレは、主にレチタティーヴォとアリアの繰り返しから成る同時代のイタリアのオペラと異なり、レシ、プチ・エール(通奏低音を伴う歌)、独唱、二重唱、三重奏、四重奏、合唱、そしてオーケストラのためのシンフォニアや舞曲など、多様な要素が織り交ぜられています。特に舞曲が占める割合が全体の約1/4にもなるため、それを組み合わせるだけでフランス風の管弦楽組曲が出来上がります。現代のオーケストラがそれらを取り上げることも増えてきました。ラモーが生きた時代のフランスは、百科全書派が台頭する啓蒙主義の時代。世界中のあらゆるものを知ろうという人々の興味は異文化へと広がります。ここに組曲が収録された2つのオペラ《ゾロアストル》と《優雅なインドの国々》は、そのような東方への興味や想像や憧れを反映しています。

 《ゾロアストル》(ドイツ名「ツァラトゥストラ」)は、ゾロアスター教の開祖を中心とする善と悪の対立を描いた音楽悲劇(トラジェディ・リリク)。その題材や音楽の斬新さゆえに1749年の初演時は聴衆に受け入れられず、不評でしたが、恋愛要素を増やし、より親しみやすいストーリーと音楽に改訂した1756年の再演は大好評となりました。ここでは初演時の1749年版から採られた組曲が演奏されています。序曲から斬新な和声が刺激的で、様々な要素を持った短い舞曲が続けて登場する展開も聴き飽きることがありません。
 《優雅なインドの国々》は、プロローグと4幕から成るオペラ=バレで、想像上の東方の国々の人々が次々と登場するオムニバス形式の構成。ラモーの舞台作品の中でも、現代で上演される機会に恵まれています。この組曲は、序曲と有名な「未開人たちの踊り」を含む7曲で構成。異国情緒あふれる音楽は聴き手の心を躍らせるものです。
 オルフェオ・バロック管弦楽団は、ミヒ・ガイックによって結成されたオーストリアの歴史ある古楽器オーケストラ。30年以上に及ぶ活動の中で、テレマンの管弦楽作品を中心に、バッハからグルック、ハイドン、シューベルト、メンデルスゾーンに至るまでレパートリーの幅を広げ、世界的に高い評価を獲得しています。この録音では3-3-3-2-2という弦楽器セクションに、フルート、オーボエ、バスーン、ホルンの2管編成の管楽器セクション、そしてパーカッションとチェンバロという大きな編成で、ラモーが生み出す色彩感、作品が持つエキゾチックな雰囲気をすばらしい演奏で聴かせてくれます。ラモー作品の真骨頂を堪能できる名盤の誕生です!

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555614
\3000→\2790
ベルリンを熱狂させたワルツ作曲家
 ホロコーストの犠牲となったジークフリート・トランスラトイル
ニュルンベルク交響楽団
ヤン・ミヒャエル・ホルストマン(指揮)
 ジークフリート・トランスラトイル(1875-1944):
  1. ギャロップ「Durch's Ziel ゴールを駆け抜けて」 WoO
  2. ワルツ「Nur wer die Sehnsucht kenn」 Op. 161
  3. Japanischer Hochzeitsmarsch 日本風結婚行進曲 Op. 85
  4. ワルツ「GroBstadtbummel 大都会の散歩」 Op. 72
  5. 行進曲「Jugend voran 進め若者たち」 Op. 167
  6. スペイン風ワルツ「Torero 闘牛士」 Op. 100
  7. ロココ=ガヴォット Op. 163, No. 1
  8. ワルツ「Wiener Praterleben ウィーンのプラーター生活」 Op. 12
  9. ワルツ間奏曲「Was Blumen traumen」 Op. 156
  10. 性格的小品「Hochzeitszug in Liliput」 Op. 165
  11. ワルツ間奏曲「Marchen der Liebe 愛のメルヒェン」 Op. 166
  12. 「Schlummerliedchen 小さな子守歌」 Op. 163, No. 5
  13. ワルツ「Flott durch's Leben」 Op. 155

 録音:2023年5月10-12日 ドイツ、ニュルンベルク、Musiksaal in der Kongresshalle Nurnberg
 収録時間:70分

 ジークフリート・トランスラトイルはバート・カールスルーエ出身の作曲家。母の再婚相手であるユダヤ教のカントルに育てられ、ブレスラウ、ウィーン、ライプツィヒで学び、ウィーンでは「フランスのワルツ王」エミール・ワルトトイフェルとの出会いを機に軽音楽の道を志しました。17歳で作曲した「ウィーンのプラーター生活」は、のちにベルリンのスポーツイベント「6日間レース」の賛歌として大成功を収め、「スポーツ宮殿のワルツ」と呼ばれて人気を博しました。他にも陽気なワルツやポルカが人気となり、19世紀末から20世紀初頭のベルリンで最も愛された音楽家の一人となりましたが、ナチスによって強制収容所に送られ、ホロコーストの犠牲となりました。戦後は次第に忘れられしまいましたが、2025年に生誕150年を迎えたことを契機に、その音楽はあらためて注目を集め再評価されつつあります。

 

555670
(2CD)
\4800
ヨーゼフ・ベーア:歌劇《シーラーズの王子》
 ヨーゼフ・ベーア(1908-1987):
  歌劇《シーラーズの王子》3幕のオペレッタ
 台本:フランツ・レーナー=ベーダ&
  ルートヴィヒ・ヘルツェル
シーラーズの王子ナディール・・・
 カルロス・モレノ・ペリツァーリ
  (テノール)
ヴァイオレット・コルトン・・・
 キルステン・ラボンテ(ソプラノ)
ジャスミン・・・
 テオドラ・ヴァルガ(ソプラノ)
ハリー・ヘイスティングス・・・
 ミヒャエル・ハーケ(バリトン)
ネル・アンソニー・・・
 スカーレット・プルウェイ(ソプラノ)
ラ・モット=ラトゥール子爵・・・
 マティアス・シュテルマー(バリトン) 他 
レーゲンスブルク歌劇場合唱団
レーゲンスブルク・
 フィルハーモニー管弦楽団
ステファン・ヴェセルカ(指揮)

 録音:2023年12月13-16日 ドイツ、レーゲンスブルク劇場
 総収録時間:約114分

 ウィーン音楽院を飛び級で卒業し、「作曲の神童」と称されたヨゼフ・ベーア。1934年、デビュー作《シーラーズの王子》がチューリッヒで初演されると世界的な成功を収め、すぐさまヨーロッパ全土や南米でも上演、レハール以後の新時代を担う旗手として大きな期待を集めます。豪華客船で出会ったアメリカ人女性ヴァイオレットと、ペルシャの王子ナディールの愛の物語に付けられた音楽は、ドイツおよびロシアの古典的伝統やプッチーニの作風を継承しつつ、マーラーやスクリャービンの影響を感じさせるとともに、ガーシュウィン風のジャズの要素を大胆に融合させた、革新的な響きを特徴としています。しかし、ナチスの台頭によりユダヤ系であった彼は亡命を余儀なくされ、家族を強制収容所で失うという悲劇に見舞われました。戦後は公の場から距離を置き、自作の上演も拒み続けましたが、没後、遺品から楽譜が発見されたことで、半世紀以上の時を経て、その名作が再び蘇りました。初演からほぼ90年を経てドイツ初演が実現、アルバムに収録されたこの公演は、その独創的かつ現代的な演出も高く評価され、バイエルン放送より栄誉ある「オペレッタ・フロッシュ賞」を授与されています。

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555261
\2500→\2290
ミンゲット四重奏団
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲集第4集


 ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
  1-4. 弦楽四重奏曲 変ホ長調
 フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ(1809-1847):
   5-8. 弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op. 44 No. 3
ミンゲット四重奏団

 録音:2018年 ドイツ、ケルン、クレッテンベルク、ヨハネス教会

 ミンゲット四重奏団によるメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全集、待望の完結編が登場。第5番に加え、姉ファニー・メンデルスゾーンによる唯一の弦楽四重奏曲を収録しています。父アブラハムから「音楽は人生の装飾であり、本業にしてはならない」と諭されたファニーですが、30歳で書かれた四重奏曲は、型破りで自由な構成と個性的な魅力に溢れた強い意志を感じさせる作品です。一方、フェリックスがその4年後に作曲した作品44-3は、均整の取れた古典的な佇まいを備え、姉の個性と鮮やかな対比を成しています。才能と時代、そして家族の絆を映し出すアルバムです。ミンゲット四重奏団は18世紀スペインの哲学者パブロ・ミンゲットの名を冠し、1988年に設立されたアンサンブル。近現代作品をはじめヨゼフ・スークやヘルツォーゲンベルクなど知られざる作品も好んで演奏、作品の魅力を伝えています。

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555795
(4CD)
\7200→\6790
完結と同時にボックス化
 ミンゲット四重奏団
  メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集
ミンゲット四重奏団
 フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ(1809-1847):
  【CD1】
   1-4. 弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op. 13/
   5-8. 弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op. 80
  【CD2】
   1-4. 弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op. 12/
   5-8. 弦楽四重奏のための4つの小品 Op. 8/
   19-12. 弦楽四重奏曲 変ホ長調(S12 1823)
  【CD3】
   1-4. 弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op. 44 NO. 1/
   5-8. 弦楽四重奏曲第4番 ホ短調 Op. 44 NO. 2
  【CD4】
   ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
    1-4. 弦楽四重奏曲 変ホ長調
   フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ
    5-8. 弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op. 44 No. 38

 録音:2009年-2018年 ドイツ、ケルン、クレッテンベルク、ヨハネス教会
 総収録時間:約238分

 ミンゲット四重奏団のメンデルスゾーン:弦楽四重奏曲全集が完結と同時にボックス化。番号付きの6曲に加え、14歳で作曲した変ホ長調の四重奏曲、没後に出版された「4つの小品」Op.81も収められています。加えて、姉ファニー・ヘンゼルによる独創的な四重奏曲も収録しています。
 メディア各誌から「世界のトップレベル」と高く評価されるミンゲット四重奏団は、正確なフレーズ作りと引き締まったリズム、豊かなダイナミクスを駆使したアプローチによって、過小評価されがちなメンデルスゾーン作品を真摯に捉え直し、価値ある芸術音楽として提示してきました。軽やかさから劇的な表現に至るまで、作為的なテンポの揺らぎに頼ることなく楽章ごとの個性を描き分けるその演奏は「4人の理知的な会話」として絶賛されています。





<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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BIDDULPH RECORDINGS



BIDD85069
\2500→\2290
ルイス・カウフマン(ヴァイオリン)
 チャイコフスキー、スメタナ:ピアノ三重奏曲集

  1-2. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
    ピアノ三重奏曲 イ短調「偉大な芸術家の思い出に」 Op. 50
  3-5. ベドジフ・スメタナ(1824-1884):ピアノ三重奏曲 ト短調 Op. 15
ルイス・カウフマン(ヴァイオリン)
カート・レーハー(チェロ)・・・1-2
セオドア・サイデンバーグ(ピアノ)・・・1-2
ウィレム・ファン・デン・バーグ(チェロ)・・・3-5
ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)・・・3-5

 1-2. 録音: 1947年 原盤: American Vox VLP 6530/3-5.録音: 1948年 原盤: American Vox 669/671 (set 628)
 復刻プロデューサー:Eric Wen/復刻エンジニア:David Hermann/デジタル・マスタリング:Dennis Patterson
 収録時間:62分

 【ルイス・カウフマンの貴重な室内楽録音。感傷に溺れないチャイコフスキー、名手フィルクスニーを迎えたスメタナ】
 ラジオで放送された演奏を耳にした映画監督の懇願により『風と共に去りぬ』『嵐が丘』『カサブランカ』『サウンド・オブ・ミュージック』などのサウンドトラックに参加したカウフマン。参加したサントラは400とも500とも言われます。クラシック音楽の分野では、当時あまり知られていなかったバロック音楽に取り組み、1940年代末から50年代前半にかけてヴィヴァルディの作品8と9の計24曲をすべて録音(1949年リリースの「四季」はフランスACCディスク大賞を受賞。2002年にはグラミー賞の殿堂入り)。並行して同時代作品も次々と録音しました。

 このCDに収録されたチャイコフスキーとスメタナは、ウェブサイトDiscogsによれば、最初の発売以降、再発売や復刻歴が無く、貴重なCD化です。ハラルド・エッゲブレヒトの『ヴァイオリンの巨匠たち』日本版(アルファベータ)で「熱っぽく神経のこまかい音質をもつ」と評される通り、ここでの演奏は両曲とも毅然としつつ熱気を伝えるもの。チャイコフスキーの演奏時間は第1楽章が約16分、第2楽章が約22分で、今日の平均的な演奏時間からすると驚愕の速さです。この曲のテンポ指定はモデラート・アッサイやアレグロ・モデラートが多く、アンダンテなど遅めの指定は決して多くありません。カウフマンたちは「モデラート」を今日よりも速めのテンポ感で解釈しているものと想像されます。その演奏には悲しみにうちひしがれている雰囲気はほとんどなく、悲壮感が熱気と格調高い造形を伴って描かれています。ライヴのノリのような、聴き手を惹き込むような勢いがありますが、速さ一辺倒ではなくアンダンテを指定された箇所のしっとりした歌い方が美しいコントラストを作っています。この曲を愛する人にはぜひ聞いて頂きたい演奏です。

 チェロのレーハーはハンブルク生まれで、アメリカに移住しロス・フィル首席を務めました。メータ指揮の英雄の生涯、ハリウッド弦楽四重奏団とのシューベルト:弦楽五重奏曲などの録音があります。ピアノのサイデンバーグはアメリカのボルティモア生まれ。室内楽の達人として知られ、ハイフェッツやモリーニと共演。1932年にはジンバリストと共に訪日しています。
 スメタナ作品は緩徐楽章の無い3楽章構成で、チャイコフスキーと同様に熱気と格調の高さを併せ持つ聴きごたえのある演奏を披露しています。ルドルフ・フィルクスニーはチェコのブルノに生まれ、後にアメリカに移住したピアニスト。ヤナーチェクから直接薫陶を受け、チェコ音楽解釈の第一人者でしたが、室内楽の演奏家としても傑出した評価を得ていました。チェロのファン・デン・バーグはオランダのハーグ生まれ。アメリカに渡り、サンフランシスコ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロサンゼルス・フィルの首席奏者を務めました。






<メジャー・レーベル>
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DG



4868235
(18CD)
\9000→\8590

アルフォンス&アロイス・コンタルスキー〜ドイツ・グラモフォン録音集


《CD 1》
 1-3) バルトーク:2台のピアノと打楽器のためのソナタSz.110、
 ストラヴィンスキー:
  4-7) 2台のピアノのための協奏曲、8-10) 2台のピアノのためのソナタ、
 11)『兵士の物語』組曲より第4曲:タンゴ―ワルツ―ラグタイム
  【演奏】クリストフ・カスケル(1-3)、ハインツ・ケーニヒ(1-3)(打楽器)、
  ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)(11)、エドゥアルト・ブルンナー(クラリネット)(11)
   【録音】1977年6月、ハンブルク(1-10)、1981年7月、オーストリア、ブルゲンラント(11)/
《CD 2》
 1-21) ブラームス:ハンガリー舞曲集WoO1(4手ピアノ版)
 【録音】1976年1月、ミュンヘン/
《CD 3》
 ブラームス:
  1-4) 2台のピアノのためのソナタ ヘ短調Op.34b(ピアノ五重奏曲Op.34による)、
  5-14) ハイドンの主題による変奏曲Op.56b
 【録音】1978年10月、ミュンヘン/
《CD 4》
 ブラームス:
  1-16) 16のワルツOp.39、17-22) ロシアの想い出Anh.4/6、
 23-33) 4手ピアノのためのシューマンの主題による変奏曲
  【録音】1980年10月(1-16)、1981年7月(17-33)、ベルリン/
《CD 5》
 1-3) ドビュッシー:白と黒で、
 4-8) ラヴェル:組曲『マ・メール・ロワ』、
 ドビュッシー:
 9-12) ピアノのための小組曲(4手版)、13) リンダラハ、
 14) カンタータ『放蕩息子』より第4曲:行列と舞踏曲、15) 4手ピアノのためのバラード
  【録音】1973年6月、ベルリン/
《CD 6》
 1-4) ラヴェル:スペイン狂詩曲、
 ドビュッシー:5-10) 6つの古代の墓銘碑、11) ピアノ二重奏のための交響曲ロ短調、
 12) スコットランド風行進曲、13) 牧神の午後への前奏曲、
 ラヴェル:14) 鐘が鳴るなかで、15) 2台のピアノのための口絵
  【録音】1973年6月、ベルリン/
《CD 7》
 ドヴォルザーク:1-8) スラヴ舞曲集第1集Op.46、9-16) スラヴ舞曲集第2集Op.72
  【録音】1980年10月、ベルリン/
《CD 8》
 1-2) カーゲル:子供の声と楽器のための『1898』
  【演奏】サシュコ・ガヴリーロフ(ヴァイオリン)、ジェラール・ルイメン(ヴィオラ)、ジークフリート・パルム(チェロ)、
  アダム・バウアー(トランペット)、クルト・シュヴェルツィク(ホルン)、アルミン・ロジン(トロンボーン)、
  ロベルト・トゥッチ(テューバ)、クリストフ・カスケル(打楽器)、ブリジット・シルヴェストル(ハープ)、
  ゲオルク・ノスドルフ(コントラバス)、
  ペーター・グリース・シュトラッセ・ハイスクール児童合唱団、マウリシオ・カーゲル(指揮)
   【録音】1973年7月、ドイツ、ゴドルフ/
《CD 9》
 1-3) リゲティ:2台のピアノのための3つの小品、
 ツィンマーマン:
  4-5) パースペクティヴ―2台のピアノのための想像的バレエ音楽、
  6-10) 2台のピアノのためのモノローグ、11) ケレメン:コンポーズ
   【演奏】エルネスト・ブール(指揮)南西ドイツ放送交響楽団(11)
    【録音】1979年6月、ハンブルク(1-10)、1972年、オランダ(11)/
《CD 10》
 1-8) メシアン:世の終わりのための四重奏曲、
 9) デュンサー:昼と夜の日記
  【演奏】マルティン・シェリング(クラリネット)、マルティン・ムメルター(ヴァイオリン)(1-8)、ヴァルター・ノタス(チェロ)
  【録音】1991年3月、ミュンヘン/
《CD 11》
 サン=サーンス:
  1-7) 組曲『動物の謝肉祭』、8-21) 組曲『動物の謝肉祭』(ナッシュの英語の詩による)、
  22-35) 組曲『動物の謝肉祭』(ロリオのドイツ語のテキストによる)
   【演奏】
   ハーマイオニー・ギンゴールド(8-21)、カールハインツ・ベーム(22-35)(ナレーション)、
   カール・ベーム(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】1974年10月(1-21)、1975年1月(22-35)、ウィーン/
《CD 12》
 1-3) シューベルト:ハンガリー風ディヴェルティメントD818、
 4-6) ベートーヴェン:ピアノ、フルートとファゴットのための三重奏曲ト長調WoO37
  【演奏】カールハインツ・ツェラー(フルート)(4-6)、クラウス・トゥーネマン(ファゴット)(4-6)
   【録音】1959年3月、ハノーファー(1-3)、1969年6月、ベルリン(4-6)/
《CD 13》
 シューベルト:1-3) アルペジオーネ・ソナタ イ短調D821、4-12)「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲D802
  【演奏】クラウス・シュトルク(ヴィオラ・ダ・ガンバ)(1-3)、ハンス=マルティン・リンデ(ジャーマン・フルート)(4-12)
   【録音】1974年1月、ベルリン/
《CD 14》
 シューベルト:1-4) 大二重奏曲ハ長調D812、5-8) 幻想曲ヘ短調D940
  【録音】1979年5月、ベルリン/
《CD 15》
 ヴュータン:
  1) ヴェルディ・オペラの主題による3つの幻想曲Op.29より
   第2曲:エルナーニ、
  2) アルバムの綴りOp.40より第3曲:ジプシーの女、
  3) 3つのサロン風小品Op.32より第2曲:ロンディーノ、4) 親密な声Op.45より第5曲:静寂、
  5) 組曲Op.43より第4曲:ガヴォット、
  6-7) 4つの無言歌Op.8より(第1曲:Hilarite/第4曲:Air Savoyard)、8) 36の練習曲Op.48より第18番:ラメント
   【演奏】ブルクハルト・ゴトホフ(ヴァイオリン)
    【録音】1989年4月、ドイツ/
《CD 16》
 ツィンマーマン:
  1-5) プレザンス―ピアノ三重奏とスピーカーのための「白いバレエ」の5つの場面、
  6-13) インテルコムニカツィオーネ、14) プスール:2台のピアノのためのモビール、
  15-17) ブーレーズ:ストリュクチュール(構造)第1巻(2台のピアノのための)
   【演奏】サシュコ・ガヴリーロフ(ヴァイオリン)(1-5)、ジークフリート・パルム(チェロ)(1-13)
    【録音】1969年5月、ミュンヘン(1-13)、1960年、フランス(14-17)/
《CD 17》
 1-12) ビゼー:小組曲『子供の遊び』Op.22、
 13-15) ミヨー:2台のピアノのためのスカラムーシュOp.165b、
 16-21) フォーレ:組曲『ドリー』Op.56、
 22) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K.545より第1楽章(グリーグによる2台ピアノ版)、
 23) シュランメル:ウィーンはいつもウィーン
  【演奏】ミヒャエル・シュニッツァー(23)、カテリン・ラバス(23)(ヴァイオリン)、ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)(23)、岩崎光(チェロ)(23)
   【録音】1982年6月、ベルリン(1-21)、1982年7月、イギリス(22, 23)/
《CD 18》
 1) ヴェーベルン:チェロ・ソナタ、
 2) クセナキス:ノモス・アルファ、
 3-5) ヴェーベルン:チェロとピアノのための3つの小品Op.11、
 6) カーゲル:肉体化された爪、7) ツィンマーマン:ソロ・チェロのための4つの短い練習曲、
 8) ペンデレツキ:ジークフリート・パルムのためのカプリッチョ、
 9) ブラウン:チェロとピアノのための音楽、10-13) ユン・イサン:グリッセ
  【演奏】ジークフリート・パルム(チェロ)
   【録音】1974年11月、ミュンヘン
アルフォンス&アロイス・コンタルスキー(ピアノ)
 (CD 1: 1-10, CD 2-CD 7, CD 9, CD 11,
  CD 12: 1-3, CD 14, CD 16: 14-17, CD 17: 1-22)、
アロイス・コンタルスキー(ピアノ)
 (CD 1: 11, CD 8, CD 12: 4-6,
  CD 16: 1-13, CD 17: 23, CD 18: 1, 3-6, 9)、
アルフォンス・コンタルスキー
 (ピアノ[CD 10, CD 15]、フォルテピアノ[CD 13])

 “二つの身体を持つ一人のピアニスト”と評された最高峰のデュオによる録音を初集大成 CD18枚組ボックス・セット


 ●ドイツのアルフォンス&アロイス・コンタルスキーがドイツ・グラモフォン、フィリップス、ECM、コッホ・シュヴァンに行った録音が初めてまとめられ、発売されます。

 CD18枚組ボックス・セット。

 兄アルフォンスと弟アロイスのコンタルスキー兄弟は、約30年にわたり世界を代表するピアノ・デュオとして活躍しました。後に続くすべての兄弟ピアノ・デュオの模範となり、今日まで、その音楽的・分析的な鋭さと知的洞察力において、二人は唯一無二の存在です。明晰で透明感あふれる音色が特に魅力的な彼らの演奏は、師事した伝説のピアニスト、エドゥアルト・エルトマンから「天才的」と、アメリカの批評家からは「二つの身体を持つ一人のピアニスト」と評されるほどでした。多くの現代作曲家に新たな、極めて高度な作品の創作を促す一方で、古典派やロマン派のレパートリーにおいても、過剰な感情表現に陥ることなく、明確で一貫性のある解釈で演奏を行いました。

 ●セットにはバルトーク、ビゼー、ブラームス、ドビュッシー、ドヴォルザーク、フォーレ、ミヨー、ラヴェル、シューベルトの作品の他、ブーレーズ、カーゲル、ケレメン、リゲティ、プスール、ツィンマーマンといったコンタルスキー兄弟のために作品を書いた現代作曲家の作品も収録されています。
 初CD化となる録音も多数含まれています(シューベルトの『ハンガリー風ディヴェルティメント』『大二重奏曲』『幻想曲ヘ短調』、フランスの4手ピアノ作品集から多数の楽曲、シュランメルの『ウィーンはいつもウィーン』、モーツァルトのピアノ・ソナタ第16番など)。

 メシアンの『世の終わりのための四重奏曲』とヴュータンによるヴァイオリンとピアノのための作品集はコッホ・シュヴァン・レーベルに残されたアルフォンス・コンタルスキーの重要なアルバムです。
 サン=サーンスの『動物の謝肉祭』は音楽のみ、英語ナレーション付き、ドイツ語ナレーション付きの3つのヴァージョンで収められています。アロイス・コンタルスキーの息子であるクリストフ・コンタルスキーによる絵画が表紙になっているブックレットには、ペーター・ユーリングとマルクス・ケットナーによる解説、数多くの稀少な写真や未発表の写真が掲載されています。

 オリジナル・ジャケット仕様。

 




<国内盤> 


QUADRIGA


QR 09006
\2500
「ラフマニノフ/リストRachmaninoff / Liszt」 石澤 直子(ピアノ)
 <収録曲>
  セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・ラフマニノフ Sergei Vasil'evich Rachmaninoff
   13の前奏曲 作品32 第5番 13 Preludes Op.32 No.5
   13の前奏曲 作品32 第12番 13 Preludes Op.32 No.12
   10の前奏曲 作品23 第2番 10 Preludes Op.23 No.2
   12の歌曲 作品21 第5番 リラの花 ピアノ独奏版 Lilacs Op.21 No.5 for solo piano
   14の歌曲 作品34 第14番 ヴォカリーズ (アラン・リチャードソン編 )
    Vocalise Op.34 No.14 (Arr. Alan Richardson)
  フランツ・リスト Franz Liszt
   バラード 第2番 ロ短調 S.171 Ballade No.2 h moll S.171
    "美しき水車小屋の娘" (F.シューベルト)より水車屋と小川 S.565
    "Die schone Mullerin" (F.Schubert),Der Muller und der Bach S.565
    "6つのポーランドの歌" (F.ショパン)より私のいとしい人 S.480
    "6 Polnische Lieder" (F.Chopin),Meine Freuden (Moja pieszczotka) S.480

 石澤直子(ピアノ)の最新録音「ラフマニノフ/リスト」

 録音:2025年4月8,9日 所沢ミューズ アークホール

 ※石澤直子(ピアノ)の最新録音で2025年4月収録の「ラフマニノフ/リスト」のピアノCDが発売されます。これは石澤直子の初めてのソロアルバムになります。
 所沢ミューズ アークホールでの録音。百瀬喬による解説になります。

 石澤 直子(ピアノ) Naoko Ishizawa,piano
 東京都出身。3歳よりピアノを始める。日本大学芸術学部音楽学科ピアノコース卒業。読売新聞社主催第68回読売新人演奏会出演。2001,02,04年、ウィーン国際音楽セミナーマスタークラス修了。第8回万里の長城杯国際音楽コンクール優秀賞受賞。第5回全日本芸術コンクールピアノ部門奨励賞受賞。国際芸術連盟34回新人オーディション、全日本演奏家協会新人オーディション合格。04, 09年、ロシア大使館にて日露友好の会コンサート出演。
 その他、東京芸術劇場、浜離宮朝日ホール、ベーゼンドルファーホール(ウィーン)、マトリーチェ教会(イタリア)など、多数の演奏会に出演。16年よりスタートさせたコンサートシリーズ「石澤直子ピアノ講座シリーズ」では、独創的で多彩な企画を展開し、インタビュー記事が音楽現代(18年5月号)に掲載、またムジカノーヴァ(18年8月号)演奏会批評で好評を得た。現在、ソロ・室内楽・伴奏など幅広く演奏活動を行う傍ら、後進の指導を行っている。13年、クァッドリーガよりCD「DuoFiore」をリリース。日本・ロシア音楽家協会、日本アレンスキー協会、国際ピアノデュオ協会、各会員。
 これまでにピアノを、坂本不二、長谷川民子、田代幸弘、永戸恭子、岩崎 淑、ルドルフ・ケーラー、クラッシミラ・ジョルダン、音楽学を百瀬 喬、各氏に師事。





<映像>


DYNAMIC(映像)



DYNDVD38063
(DVD)
\4400
パルマ王立劇場
 ロベルト・アバド指揮
  ヴェルディ:歌劇《マクベス》


 ジュゼッペ・ヴェルディ (1813-1901):
  歌劇《マクベス》
   4幕のオペラ フランス語歌唱
 台本:フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ
 台本仏訳:
  シャルル・ルイ・エティエンヌ・ニュイテル&
  アレクサンドル・ボーモン
 カンディダ・マンティカ校訂版(2020)
マクベス...エルネスト・ペッティ(Br)
マクベス夫人...
 リディア・フリードマン(S)
バンクォー...ミケーレ・ペルトゥージ(Bs-Br)
マクダフ...ルチアーノ・ガンチ(T)
マルコム...ダヴィド・アストルガ(T)
侍女...ナターリャ・ガヴリラン(Ms)
医師...ロッコ・カヴァルッツィ(Bs)
従者 /刺客 /第一の亡霊...
 エウジェニオ・マリア・
  デジャコーミ(Bs-Br)
第二の亡霊...・アガタ・ペロージ(S)
第三の亡霊...・アリーチェ・ペッレグリーニ(Ms)
パルマ王立劇場合唱団
 (合唱指揮:マルティーノ・ファッジャーニ)
フィラルモニカ・
 アルトゥーロ・トスカニーニ
ヴィア・エミーリャ・ユース・オーケストラ
指揮:ロベルト・アバド


DYNBRD58063
(Blu-ray)
\5000
NYDX 50436
(Blu-ray)
\6050

 演出:ピエール・オーディ/美術:ミケーレ・タボレッリ/照明:ジャン・カルマン&マルコ・フィリベック/
 衣装:ロビー・ダイフマン/振付:ピム・フーリングス/映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ
 収録:2024年9月26日&10月6日 パルマ王立劇場(イタリア)/収録時間:159分
 音声:フランス語 PCMステレオ 2.0/Dolby Digital 5.1(DVD)、PCMステレオ 2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕:日本語、フランス語、イタリア語、英語、ドイツ語/
 画角:16:9/DVD片面二層ディスク NTSC All Regions、Blu-ray片面二層ディスク 1080i High Definition All Regions

 【パルマ王立劇場よりフランス語歌唱による、もうひとつの《マクベス》世界初映像化!】
 本作はヴェルディ作曲のフランス語版《マクベス》(カンディダ・マンティカ校訂版2020)の世界初映像化です。フランス語版《マクベス》は、1865年にパリのリリック劇場での上演のために主催者の意向で、作曲家による《マクベス》の改訂版(1864年パリ版:イタリア語歌唱)の台本を、シャルル・ルイ・
エティエンヌ・ニュイテルとアレクサンドル・ボーモンによってフランス語に翻訳したもの。その結果この翻訳版は、作曲家が認知しない即席のローカル版とみなされたうえ、リリック劇場での初演も不評に終わり、お蔵入りとなりました。ところが近年、リコルディ社とシカゴ大学出版局が共同で進めているヴェルディ全集の校訂作業の一環として、音楽学者カンディダ・マンティカがヴェルディによるこの作品に関する一次資料(手稿譜、手紙など)を詳細に分析した結果、作曲家もこのフランス語版作成に深く関わっていたことを見出し、その意図を忠実に反映した校訂スコアを2020年リコルディ社から出
版。さらに、それに基づいて同年9月パルマの第20回ヴェルディ・フェスティヴァルの開幕作品として演奏会形式で上演されるなど、作品価値の見直しの機運が高まっています。
 題名役マクベスの神経質な優柔不断さと苦悩を表情豊かに歌うバリトン、エルネスト・ペッティ、その夫を破滅に導くマクベス夫人役の新星ソプラノ、リディア・フリードマンが、翳りのある美声でその野心が狂気にいたる迫真の演技歌唱でそれに応え、バンクォー役の名歌手ミケーレ・ペルトゥージによる豊かで端正な歌唱と、マクダフ役ルチアーノ・ガンチによる伸びやかなテノールが主役のカップルと見事な対照を形作ります。2025年5月に他界した舞台演出の巨匠ピエール・オーディによる陰影に富む舞台を背景に、イタリア・オペラを中心に幅広く活躍するロベルト・アバドのタクトから生まれる躍動感溢れる音楽とフランス語歌唱の柔らかな響きが絶妙にマッチする、もうひとつの《マクベス》をお楽しみください。







NAXOS(映像)


2.110781
(DVD)
\4200
フランクフルト歌劇場
 アレヴィ:歌劇《ユダヤの女》


 フロマンタル・アレヴィ(1799-1862):
  歌劇《ユダヤの女》
   5幕のグランド・オペラ
 台本:ウジェーヌ・スクリーブ
ラシェル...アンバー・ブレイド(S)
エレアザール...ジョン・オズボーン(T)
サミュエル(レオポルド)...
 ジェラール・シュナイダー(T)
ユードクシー...モニカ・ブツコフスカ(S)
ブローニ枢機卿...サイモン・リム(Bs)
ルッジェーロ...
 ゼバスティアン・ガイヤー(Br)
アルベール...ダニロ・マトヴィエンコ(Br)
フランクフルト歌劇場管弦楽団&合唱団
 (合唱指揮:ティルマン・ミヒャエル)
指揮:ヘンリク・ナナシ

NBD0190V
(Blu-ray)
\4600
NYDX 50438
(Blu-ray)
\5500

 演出:タチアナ・ギュルバカ/美術・照明:クラウス・グリュンベルク/衣装:ジルケ・ヴィルレット/
 ビデオ:ナディア・クリューガー/ドラマトゥルク:マキシミリアン・エンデルレ/映像監督:ゲッツ・フィレニウス/
 収録:2024年7月11日&14日 フランクフルト歌劇場(ドイツ)/収録時間:198分
 音声:フランス語 Dolby Digital 2.0/Dolby Digital 5.1(DVD)、PCMステレオ 2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕:日本語、フランス語、英語、ドイツ語、韓国語/画角:16:9
 DVD片面二層ディスク NTSC All Regions/Blu-ray片面二層ディスク 1080i High Definition All Regions

 【フランクフルト歌劇場よりグランド・オペラの傑作《ユダヤの女》の新制作登場!】
 歌劇《ユダヤの女》は1835年、当時の欧州オペラ界の中心都市、パリのオペラ座で上演されたフロマンタル・アレヴィによるグランド・オペラの代表作。この作品は国際的な成功をおさめ、後にワーグナーやマーラーからも称賛されました。その一方で、エンリコ・カルーソーが愛唱したことで知られるエレアザールのアリア〈ラシェルよ、天の恵みにより〉など一部の楽曲を除けば、20世紀には上演される機会が極度に少なくなりましたが、近年、その価値が見直され欧州の主要歌劇場でレパートリーに加えられるようになりました。
 タチアナ・ギュルバカの演出は、スクリーブの台本に描かれた15世紀初頭のコンスタンツ公会議時代の物語をもとに、時代を越えた普遍的な社会問題(異なる宗教間の集団的非寛容)と、それを背景として生まれる男女や親子の葛藤、愛憎を炙り出すという、現代的な演出ではあるものの、いわゆる読み替え演出とは一味異なるアプロ―チです。

 ユダヤ人の職人エレアザール役にベルカント歌唱の名手ジョン・オズボーン、その娘ラシェル(実は幼くして生き別れたブローニ枢機卿の娘)役に《サロメ》や《ムツェンスク郡のマクベス夫人》の題名役を持ち役とするドラマティック・ソプラノの名花、アンバー・ブレイドを配し、ラシェルの恋人サミュエル(実はコンスタンツ公会議で異端とされたヤン・フスを弾圧するレオポルド公)役の張りのあるリリックテノール、ジェラール・シュナイダー、ユードクシー役の透明感溢れるコロラトゥーラ歌唱が見事なモニカ・ブツコフスカらが脇をかためます。2012年から2017年までベルリン・コーミッシェ・オーパーで音楽監督を務め、その後スカラ座、コヴェント・ガーデン王立歌劇場、パリ・オペラ座、バイエルン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場など名だたる歌劇場から引く手あまたのヘンリク・ナナシが、フランクフルト歌劇場のオーケストラと合唱団を率い、推進力に富む引き締まった表現でこの作品にヴェリズモ・オペラのような緊迫感をもたらしています。




<LP>


DG(LP)


4868159
(LP)
\4800
《グスターボ・ドゥダメル〜プロコフィエフ:交響的物語『ピーターと狼』》
 プロコフィエフ:交響的物語『ピーターと狼』Op.67
グスターボ・ドゥダメル(指揮)
ロサンゼルス・フィルハーモニック、
ヴィオラ・デイヴィス(ナレーション)

 ロス・フィル就任17周年を迎えたドゥダメルの音楽・芸術監督としての最後の録音

 名女優によるナレーションでドラマティックなプロコフィエフの人気作[LP]

 【録音】2021年7月15日、ロサンゼルス、ハリウッド・ボウル(ライヴ)

 ●グスターボ・ドゥダメルがロサンゼルス・フィルハーモニック音楽・芸術監督就任17周年を迎え、音楽・芸術監督としてこの楽団との最後の録音となる、プロコフィエフの交響的物語『ピーターと狼』がドイツ・グラモフォンより発売されます[LP]。

 EGOT受賞者(エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞すべてを受賞)ヴィオラ・デイヴィスによる見事なナレーションで、この人気作の魔法のようなドラマティックな物語が届けられます。
 2021年7月にハリウッド・ボウルで行われたこの録音は、長期にわたるロックダウンの後にライヴ演奏に戻ることができた喜びに満ちたものでもありました。

 ジャケットのアートワークは、有名なビジュアル・アーティストのアレクサンドラ・グラントがこのアルバムのために特別に制作したものです。ドゥダメルは2026年よりニューヨーク・フィルハーモニックの音楽・芸術監督に就任します。

 ●「私たちはともに、オーケストラの可能性について、そしてそれが地域社会や世界全体にどのような貢献ができるのかを、新たに思い描いてきました。この素晴らしい演奏家たちの中に、私は尽きることのない包容力の深み、優れた音楽づくりに対する先見的な取り組みを見出しています」(グスターボ・ドゥダメル)

 ●「(グスターボ・ドゥダメルは)ロス・フィルの演奏家たちと、この世のものとは思えない精神的な融合を成し遂げているように見え、まさに驚きとしか言いようがない」――『フォーブス』誌

 ●「大げさな表現や誇張に頼ることなく、この名女優は巧妙で繊細な切り口で期待に応えている…ドゥダメルには、フルート=小鳥、クラリネット=猫、ファゴット=祖父に限らず、すべての楽器が生きた存在となっていた」――『ロサンゼルス・タイムズ』紙
 
 

4868358
(3LP)
\19700
《ヘルベルト・フォン・カラヤン〜ワーグナー:楽劇『ラインの黄金』》
 《LP 1-3》 
  ワーグナー:楽劇『ラインの黄金』
ヴォータン・・・…ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ドンナー・・・・・・ロバート・カーンズ(バリトン)
フロー・・・・・・・・ドナルド・グローブ(テノール)
ローゲ・・・・・・・ゲルハルト・シュトルツェ(テノール)
アルベリヒ・・・・・・・ゾルタン・ケレメン(バス)
ミーメ・・・・・・・・・エルヴィン・ウォールファールト(テノール)
ファゾルト・・・・・・・・・…………マルッティ・タルヴェラ(バス)
ファフナー・・・・・・………カール・リッダーブッシュ(バス)
フリッカ・・・・・・…ジョセフィーヌ・ヴィージー(メッゾ・ソプラノ)
フライア・・・・・・・・…シモーネ・マンゲルスドルフ(ソプラノ)
エルダ・・・・・・・・・…オラリア・ドミンゲス(メッゾ・ソプラノ)
ヴォークリンデ・・・・・ヘレン・ドナート(ソプラノ)
ヴェルグンデ・・・・・・・エッダ・モーザー(ソプラノ)
フロースヒルデ・・・・・アンナ・レイノルズ(メッゾ・ソプラノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 『指環』全曲初演から150周年。“楽壇の帝王”による記念碑的な録音がオリジナル・ソース・シリーズで登場 LP3枚組ボックス・セット

【録音】1967年12月15日、ベルリン、イエス・キリスト教会
 

 ●2026年、ワーグナーの『ニーベルングの指環』四部作が初めて全曲で上演されてから150周年を迎えるのを記念して、ヘルベルト・フォン・カラヤンによる記念碑的な『ニーベルングの指環』全曲録音が「オリジナル・ソース・シリーズ」に登場します。今回は楽劇『ラインの黄金』がLP3枚組ボックス・セットで発売されます。カラヤンの『指環』全曲録音は、美しさ、抒情性、構造性に関して、より異次元的なアプローチで取り組まれ、他の録音とは一線を画すものです。器楽的な響きをもち、テキストの生き生きとした明晰な表現をそのまま届けることのできる世界一流の歌手陣を結集し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏もその状況に十分応えました。カラヤン自身の話によると、1965年の夏、『ボリス・ゴドゥノフ』の制作を行っていた時に、未来の光景を心に描いたということです。「突然、ザルツブルクでワーグナーを上演し、指揮したいという激しい願望に駆られたのです」。カラヤンの夢―それは、まさに「私の指揮棒は、未来の時代に進むべき道を教えるであろう」というワーグナー自身の精神に通じるものだったのです。

 ●180g重量ヴァージン・ヴァイナル盤。このシリーズで今回初めて2トラック・ステレオ・マスターが使用されています。初回リリース時のブックレットを復刻した52ページの複写には全台本(独・英・仏)、全アーティストの略歴(独・英・仏)、ライナーノーツ(マーティン・クーパー[英]/ジークフリート・メルヒンガー[独]/ギー・フェルショー[仏])、ヴォルフラム・シュヴィンガーによるカラヤンの『指環』についてのエッセー(独・英・仏)、アーティスト写真、ワーグナーの書簡および原譜の複写、さらに歴史的なワーグナー演奏者たちの写真などが掲載されています。1枚にまとめられたトラックリストと録音プロトコルの他、ライナー・マイヤールとシドニー・C.マイヤー(エミール・ベルリナー・スタジオ)による、「オリジナル・ソース・シリーズ」に2トラック・マスターを導入したことを紹介する新たなテキストとオリジナル・テープのボックスの複写も付いています。

 ●「一生に一度の、正真正銘、本物の素晴らしいワーグナー演奏の一つ」(ハーバート・ウェインストック)
 
 
 




DECCA(LP)


4871904
(LP)
\5600
《ペーテル・ヤブロンスキー、クリスティーナ・オルティス〜
 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番&第2番》

  ショスタコーヴィチ:
   [Side A]
    1-3) ピアノ協奏曲第1番ハ短調作品35/
   [Side B]
    1-3) ピアノ協奏曲第2番ヘ長調作品102
ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ[Side A])、
レイモンド・シモンズ(トランペット[Side A])、
クリスティーナ・オルティス(ピアノ[Side B])
ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 ザ・コレクション・シリーズ
 
 【録音】1991年6月、ロンドン、アビーロード・スタジオ(Side A)、1989年1月、ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール(Side B)

 ●DECCAから、クラシック音楽の新しい聴衆に向けた新しいコンセプトのクラシック・シリーズをお届けします。これらのタイトルは、作曲家とその最も有名な作品に焦点を当て、表現主義的なスタイルの美しいパッケージに収めながら、今後何年にもわたってシリーズとしてお届けすることを目指しています。
 これらのアートワークは、高級感がある一方で、新しい若い聴衆にとって親しみやすく興味深いものとなるでしょう。レッド・カラー・ヴァイナル仕様。
 














3/10(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ARTALINNA


代理店変更により再紹介

ATLA045
(2CD)
\5400
J.S.バッハ:鍵盤作品集
 J.S.バッハ:
  イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV 811
  平均律クラヴィーア曲集第2巻 より 前奏曲とフーガ
   BWV 880, 886, 871, 878, 887, 892
  パルティータ第6番 ホ短調 BWV 830
リリアン・ゴルディス(ハープシコード)

 前作はディアパソン・ドールを受賞した注目盤!リリアン・ゴルディスのバッハ第2弾が待望のリリース!

 今注目を集めるフランスの若手ハープシコード奏者、リリアン・ゴルディスによるJ.S.バッハ・シリーズの第2巻。レオンハルトやアンタイといった巨匠たちも音を刻み込んできたハールレムのドープスヘジンデ教会でレコーディングを行い、偉大な系譜の先に自らも位置づけようとする充実のプロジェクトです。2022年にParatyレーベルよりリリースされた第1巻がディアパソン・ドールを受賞するなど一躍注目の的となっており、今回の続編も話題必至。伝統を踏まえつつもそれだけに縛られずに主観的な解釈を取り入れた、絶妙なバランス感覚で並外れた評価を得るゴルディスが、新時代のハープシコード奏者としての価値を再び証明します。

 2024年1月8日−12日、ドープスヘジンデ教会(ハールレム、オランダ)
 
 

ATLA039
【旧譜】
\3200
スタンデイル・ベネット&メンデルスゾーン:
 ピアノ六重奏曲集

  ウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816-1875):
   ピアノ六重奏曲 嬰ヘ短調 Op.8(1838)
  フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
   ピアノ六重奏曲 ニ長調 Op.110 MWV Q16(1824)
竹ノ内博明(ピアノ)
シンフォニア・カムリ

 1997年の渡英後、ロンドンの王立音楽大学でヨンティ・ソロモンとアンドルー・ボールにピアノを師事し、作曲、フォルテピアノの研鑽も積み、現在はイギリスを拠点に大活躍中の日本人ピアニスト、竹ノ内博明。Artalinnaレーベルからのリリースとなる新録音は、師弟関係であり、親しい友人関係でもあった2人の作曲家、スタンデイル・ベネットとメンデルスゾーンのピアノ六重奏曲集。これまでにも度々スタンデイル・ベネットの作品をレパートリーに取り入れてきた竹ノ内博明が、メンデルスゾーンが提示し、ベネットが成熟させたこの珍しい編成の音楽が秘める本質を突き詰めます。ロンドンのコンウェイ・ホールで開催された日曜コンサート・シリーズの録音。

 2018年2月18日、コンウェイ・ホール(ロンドン、イギリス)
 
 

ATLA037
【旧譜】
\3200
ドビュッシー:前奏曲集第1巻&第2巻
 ドビュッシー
  前奏曲集第1巻 CD 125, L. 117
  前奏曲集第2巻 CD 131, L. 123
ヴェスタルズ・シムクス(ピアノ)

 Artalinnaレーベルから数々のアルバムをリリースしてきたラトビアのコンポーザー=ピアニスト、ヴェスタルズ・シムクスが弾くドビュッシーの《前奏曲集》。拍子やリズムに潜む要素の多様性に細心の注意を払い、驚くべき鋭さを持って20世紀ピアノ音楽の真髄へと誘い込みます。
 シムクスはラトビアの独立後に活動を始めた演奏家のひとり。彼らの世代は、ソ連の時代にはむずかしかった海外留学、演奏活動、欧米の著名なレコードレーベルとの契約といったことが自由に行え、キャリアの最初から将来を明るく展望することができるようになりました。シムクスもラトビアで学んだ後にアメリカ、スペイン、ドイツででもピアノの教育を受け、その才能を開花させることに成功しました。

 2022年10月27日、サン=マルセル福音教会(パリ、フランス)
 
 

ATLA036
【旧譜】
\3200
シューマン:クライスレリアーナ
 アドルフ・イェンゼン:エロティコン Op.44
 ユリウス・ロイプケ:スケルツォ Op.3
 シューマン:クライスレリアーナ Op.16
セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(ピアノ)

 2003年のエリザベート王妃国際コンクール覇者であるドイツのピアニスト、セヴェリン・フォン・エッカードシュタインが2021年に録音したシューマンの《クライスレリアーナ》。シューマンは過去にも取り組んできたエッカードシュタインの得意な作曲家。今回はアドルフ・イェンゼン、ユリウス・ロイプケの佳作と組み合わせたプログラムでドイツ・ロマン派の核心に迫ります。

 2021年1月19日−20日、サン=マルセル福音教会(パリ、フランス)
 
 

ATLA027
【旧譜】
\3200
バルトーク、ヤナーチェク&クルターグ:ピアノ作品集
 バルトーク:ハンガリー農民の歌による即興曲
  BB 83, Sz.74, Op.20
 ヤナーチェク:霧の中で JW 8/22
 クルターグ:スプリンター Op.6d
 ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ
  《1905年10月1日、街頭にて》 JW 8/19
 クルターグ:遊び(抜粋)
 バルトーク:2つのルーマニア舞曲
  BB 56,Sz.43, Op.8a
ベネデク・ホルヴァート(ピアノ)

 1989年にハンガリーの音楽一家に生まれ、パロマ・オシェア・サンタンデール国際ピアノコンクール、イシドル・バイッチ・メモリアル・コンクール、ベラ・バルトーク・コンクールなどで優勝、入賞を飾り、2015年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールではファイナリストとなった実力派ピアニスト、べネデク・ホルヴァートがいざなう中央ヨーロッパへの旅。バルトーク、ヤナーチェク、そして2026年にめでたく100歳を迎えたクルターグの作品を披露。

 2018年11月11日−14日、サン=マルセル福音教会(パリ、フランス)
 
 

ATLA024
【旧譜】
\3200
フォーレ:ピアノ作品集
 フォーレ:
  バラード Op.19
  夜想曲第2番 Op.33-2
  夜想曲第13番 Op.119
  夜想曲第6番 Op.63
  主題と変奏 Op.73
  夜想曲第4番 Op.36
アレクサンドラ・マトヴィエフスカヤ(ピアノ)

 パリのエコールノルマル音楽院でジャン=マルク・ルイサダに学んだロシア生まれのピアニスト、アレクサンドラ・マトヴィエフスカヤのフォーレ・アルバム。フォーレの音楽に没頭し、たちまち魅了されたマトヴィエフスカヤが比類なき情熱を持って作品に向き合います。その和声とポリフォニーの深みを際立たせた立体感のある演奏は、近年のフォーレ・リサイタルの中でも屈指の出来といえるでしょう。

 2018年8月29日−30日、聖ヨハネ福音教会(オックスフォード、イギリス)
 
 

ATLA050
【旧譜】
\3200
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120 ヴェスタルド・シムクス(ピアノ)

 2023年リリースの『ドビュッシー:24の前奏曲』(ATLA037)が高く評価されたヴェスタルド・シムクスが、ベートーヴェンの《ディアベッリ変奏曲》を携えて帰ってきました!シムクスはバルト三国の1つ、ラトビアのユールマラ出身で、母国ラトビア、アメリカ、スペイン、ドイツでピアノを学び、ラトビアの国民的作曲家であるペトリス・ヴァスクスに作曲を師事するなど、コンポーザー=ピアニストとして、さらには即興演奏のスペシャリストとしても活躍する注目の俊英です。

 本盤で注目すべきは、シムクスならではの鋭さと、まるで絵画を想起させるようなタッチの美しさです。ドビュッシーの録音で見せた色彩的な感性を、ベートーヴェンの壮大な変奏曲においても存分に発揮。一つ一つの変奏が持つ独自のキャラクターを、細部まで研ぎ澄まされた打鍵で浮き彫りにしています。
 2024年10月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
 
 
ATLA046
【旧譜】
\3200
イギリスの女性作曲家によるピアノ作品集
 キャロライン・ライナグル(1817-1892):
  ピアノ・ソナタ イ長調 Op.6、ライフル義勇軍行進曲(1860)
 ドロシー・ハウエル(1989-1982):
  3つの前奏曲、舟歌(1920)、波しぶき(1920)、
  複数の作曲家による共作《一年中》(1934)より5月、8月
 マデリーン・ドリング(1923-1977):幻想ソナタ(1938)
 ドリーン・カーウィズン(1922-2003):4つの前奏曲(1950)
竹ノ内博明(ピアノ)

 竹ノ内博明によるArtalinnaレーベル第5弾は、19世紀から20世紀にかけて活躍した4人のイギリス人女性作曲家に光を当てた意欲作。1919年のプロムスで喝采を浴びたドロシー・ハウエル、映画音楽界で成功を収めたドリーン・カーウィズン、そして19世紀の才媛キャロライン・ライナグルなど、歴史の陰に隠れていた宝石のような作品群を収録しています。

 熱気を帯びたヴィルトゥオジティを湛えるライナグルの《ピアノ・ソナタ》には、メンデルスゾーンやスタンデイル・ベネットを思わせる響きが聴き取れます。いっぽう、ドリングの《幻想ソナタ》(1938)には、ロシア的表現主義とバックスを想起させる壮大な作風が息づいており、激しい気迫に満ちた楽想を形づくっています。これに対して、カーウィゼンの《4つの前奏曲》(1950)は、より自然主義的な趣を備えています。そして特筆すべきはハウエルの《舟歌(Boat song)》。間違いなくこのアルバム最大の発見と言えるでしょう。フォーレを思わせるこの7分ほどの作品は、人の心を捉えて離さない美の詩的結晶です。

 2024年10月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
 
 

ATLA044
【旧譜】
\3200
対立物の一致 〜 バッハ、グレイフ、リスト:ピアノ作品集
 J.S.バッハ:
  われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV Anh.73
   (ピアノ版)、
  アリア《羊は安らかに草を食み》(エゴン・ペトリ編)
 リスト:
  バラード第2番 ロ短調 S.171、孤独の中の神の祝福 S.173/3
 オリヴィエ・グレイフ(1950-2000):
  ピアノ・ソナタ第21番 Op.303《Codex Domini》、
  李太白(李白)の3つの詩(ピアノ・ソナタ第18番)Op.76
アリーヌ・ピブール(ピアノ)

 フランスのピアニスト、アリーヌ・ピブールによる革新的なプログラム。本作ではバッハ、リスト、そして現代フランスの異才オリヴィエ・グレイフ(1950-2000)という、一見異質な作曲家たちを「対立物の一致(coincidentiaoppositorum)」という深遠なテーマで結びつけています。リストの劇的なバラードと神秘的な《孤独の中の神の祝福》の間に、グレイフの強烈な個性が光るソナタを配置。生と死、光と影といった相反する要素が、極めてフランス的な魅力を持つピブールの知性と情熱溢れる演奏によって一つの大きな物語へと昇華されています。

 2023年4月(フランス)
 
 

ATLA042
【旧譜】
\3200
メトネル&ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ集
 メトネル:
  おとぎ話 Op.20-1、
  ピアノ・ソナタ第7番 ホ短調《夜の風》 Op.25-2
 ラフマニノフ:
  歌うな、美しい人よ Op.4-4、
  ああ、悲しまないでOp.14-8、
  まひわの死によせて Op.21-8(アール・ワイルド編)、
  ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.36(1931年改訂版)
アナスタシア・ヴォロトナヤ
 (ピアノ)

 若きピアニスト、アナスタシア・ヴォロトナヤによる待望のデビュー・アルバム。本作では、物語と詩の境界線上にある2つの巨大な作品を通じて、私たちをセルゲイ・ラフマニノフとニコライ・メトネルの世界へと誘います。プログラムの中心となるのは、メトネルの傑作《夜の風》とラフマニノフのソナタ第2番(構造をより緊密にした1931年改訂版)。さらにアール・ワイルドによる歌曲の編曲版が、壮大なソナタの合間に親密な叙情をもたらしています。煌めくような音色と多声的な一貫性、和声的な明晰さが見事に調和した演奏です。

 2022年9月(ギリシャ)
 
 

ATLA041
【旧譜】
\3200
ブリッジ、ベネット、メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
 フランク・ブリッジ(1879-1941):
  ピアノ三重奏のための幻想曲 ハ短調 H.79
 ウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816-1875):
  室内三重奏曲 イ長調 Op.26
 メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.49
トリオ・レティシア
 〔アレッサンドロ・デルジャヴァン(ピアノ)、
  ダニエラ・カマラーノ(ヴァイオリン)、
  アメデオ・チケーゼ(チェロ)〕

 アレッサンドロ・デルジャヴァン、ダニエラ・カマラーノ、アメデオ・チケーゼの3人からなるトリオ・レティシアのデビュー・アルバム。特筆すべきはブリッジとベネットというイギリス人作曲家への光の当て方でしょう。メンデルスゾーンの名作に、近代的な息吹に満ちたブリッジの幻想曲と、メンデルスゾーン譲りの端正な叙情性を湛えたベネットの同時代作品を組み合わせ、ピアノ三重奏というジャンルの面白味を鮮やかに提示します。

 2021年2月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
 
 
ATLA040
【旧譜】
\3200
ピツェッティ&モンテメッツィ:
 作品集(M.ピラーティによるピアノ連弾版)

  イルデブランド・ピツェッティ(1880-1968):
   ソフォクレスの《エディプス王》への
    3つの交響的前奏曲(1904-1927)、
   夏の協奏曲(1928)
  イタロ・モンテメッツィ(1875-1952):
   交響詩《パオロとヴィルジニア》(1930)

 ※すべてマリオ・ピラーティ(1903-1938)による
   4手ピアノ連弾編曲(世界初録音)
マルコス・マドリガル(ピアノ)
アレッサンドロ・ステッラ(ピアノ)

 生まれ故郷であるキューバの首都ハバナからルガーノやコモへと渡り、ウィリアム・グラント・ナボレやアンドレアス・シュタイアー、ドミトリー・バシキーロフなどの名手たちの薫陶を受けたカリブ海の名手マルコス・マドリガルと、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でラファラ・デスポージトに師事し、2008年からルガーノの「マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト」にゲスト・アーティストとして定期的に招かれているイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・ステッラのデュオによる華麗なる「4手連弾」の世界!

 レスピーギ、カゼッラ、マリピエロらと同じくイタリア音楽史上有名な「1880年世代」の一員であるピツェッティとモンテメッツィ。本作は、35歳の若さで世を去ったマリオ・ピラーティ(1903-1938)が、彼らの管弦楽作品を4手連弾用に編曲したものを世界初録音で収録しています。ピツェッティによる《エディプス王》への交響的前奏曲は、古代の旋法やドビュッシー風の洗練された響きが特徴。一方、モンテメッツィの《パオロとヴィルジニア》は、イタリア伝統のリリシズムとワーグナー的な管弦楽法が融合した感情豊かな名品です。単なるリダクションではなく、ピアノが持つダイナミックな可能性や表現力を最大限に活用したピラーティの編曲に注目です。

 2021年3月、サン=マルセル福音教会(フランス、パリ)
 




CRD


CRD3561
(1CD-R)
\2900
マルグリット・ドートリッシュのソングブックからの音楽
 アントワーヌ・ブリュメル:Tous les regretz*
 ジョスカン・デ・プレ:Belle pour l'amour de vous*
 ヤーコプ・オブレヒト:Si sumpsero
 アントワーヌ・ブリュイエ:Vray Dieu qui me confortera*
 作曲者不詳:L'Esperance de Bourbon
 ヨハネス・オケゲム:Petite camusette
 ピエール・ド・ラ・リュー:Doleo super te*
 ジョスカン・デ・プレ:Plus nulz regretz*
 作曲者不詳:La Danse de Cleves
 ピエール・ド・ラ・リュー:Mijn hert altijt heeft verlanghen*
 作曲者不詳:Me fauldra il
 作曲者不詳:Il me fait mal
 ヨハネス・ギセリン:La Spagna
 アントワーヌ・ブリュメル:Du tout plongiet
 ピエール・ド・ラ・リュー:Soubz ce tumbel
  (Epitaphe de l'amant vert)*
 ジョスカン・デ・プレ:Que vous madame
 アレクサンダー・アグリコラ:Sy dedero
 ジョスカン・デ・プレ:Plaine de dueil*
 マルブリアヌス・デ・オルト:Dulces exuviae*
 ジョスカン・デ・プレ:Cueurs desolez par toute nation*
リナロール・コンソート
エロイーズ・ベルナール(ソプラノ)*

 15世紀末〜16世紀前半にかけてのハプスブルク家に生き、ネーデルラント17州の総督を務めたマルグリット・ドートリッシュ(1480-1530)が所有していた2冊のシャンソン集からのコレクション。ブリュッセル王室図書館に所蔵されているこれらの写本には波乱万丈の人生を歩んだ彼女の内面が映し出されており、その中から生涯における特に重要な時期と結び付いた作品を選曲、配置。一人の女性統治者の人生を音楽を通じてなぞった、音楽的伝記のような1枚です。

 2024年1月22日−24日、聖マーティン教会(イースト・ウッドヘイ、イギリス)

 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。




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HABANERO



AJI001
(2CD)
\5400→\4990
本格ブラジル風味。使用前のシェイクは不要です
サントロ&ヴィラ=ロボス:ピアノ作品集

 CD 1
  クラウジオ・サントロ(1919-1989):
   1-2. 2つの前奏曲(手稿譜バージョン)
   3-9. パウリスターナス
   10-21. 前奏曲集 第2集 第1巻
 CD 2
  エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
   1-4. ブラジルの詩(Ciclo brasileiro)
   5-8. ブラジル風バッハ第4番
   9. ショーロス第5番《ブラジルの魂》
マルコス・マドリガル(ピアノ)

 「本格ブラジル風味。使用前のシェイクは不要です」刺激が足りない音楽にサヨナラ。中南米音楽特化の激辛新レーベル「ハバネロ」爆誕!第1弾はブラジル2大巨匠の鮮烈なるコントラスト!

 「ピリッとしない音楽なんて消費する意味がない!」――そんな過激なコンセプトを掲げ、ラテンアメリカの激アツな音楽遺産を掘り起こす新レーベル、その名も「Habanero(ハバネロ)」が発足。記念すべき第1弾は「ブラジル」がテーマ。キューバ出身の名手マルコス・マドリガルが、20世紀ブラジルを代表する2人の作曲家の全く異なる個性を弾き分けます。

 CD1は、十二音技法などの最先端の手法からブラジルの土着音楽まで、多彩なスタイルを横断した同国最大の交響曲作家クラウジオ・サントロのピアノ作品集。手稿譜バージョンの「2つの前奏曲」など貴重な音源を含み、猫のようにしなやかで抑制の効いた、彼の謎めいた音楽言語を探求します。一転してCD2のヴィラ=ロボスでは、肉感的で色彩豊か、そして寛大なエネルギーが噴出。バッハの対位法と土着のメロディを融合させた『ブラジル風バッハ第4番』や、哀愁漂う『ショーロス第5番《ブラジルの魂》』など、熱帯の息吹を封じ込めた代表作がずらりと並びます。サントロの「静」とヴィラ=ロボスの「動」、ブラジル音楽が持つ2つの味の食べ比べを堪能できる、贅沢なお品書き(プログラム)です。

 中南米のピアノ・レパートリーに深い造詣を持つマドリガルならではの、洗練されたタッチと熱い息吹。知られざる名曲の真髄を味わえる、ラテンアメリカ音楽ファン要チェックの新レーベルにご期待ください。

 マルコス・マドリガル
 キューバの首都ハバナ出身。キューバ高等芸術学院(ISA)を優秀な成績で卒業後、ヨーロッパへ渡りコモ湖国際ピアノアカデミーなどで研鑽を積む。ハエン国際ピアノ・コンクール(スペイン)をはじめとする数々の国際大会で入賞を果たし、ソリストとして世界各地の主要ホールで演奏活動を展開。2017年からは地元キューバで開催される国際音楽祭「ハバナ・クラシカ」の芸術監督も務めるなど、中南米のクラシック音楽シーンを牽引する実力派ピアニストです。







SIGNUM



SIGCD987
(2CD)
\3900
フェッラボスコ2世:
 1609年からのリラ・ヴィオールのための音楽 Vol.2&3

  アルフォンソ・フェッラボスコ2世(1575-1628):
   「1,2&3本のリラ・ヴィオールのためのレッスン集」より
    【CD1】
     1-2. ガリアード−コラント(P.23)
     3-4. アルメイン−コラント(P.15)
     5-6. パヴァン−コラント(P.8)
     7-8. ガリアード−コラント(P.27)
     9-10. アルメイン−コラント(P.20)
     11-12. パヴァン−コラント(P.13)
     13-14. ガリアード−コラント(P.9)
     15-16. 3本のヴィオールのためのパヴァン(P.33)
     17-18. アルメイン−コラント(P.6)
     18-19. アルメイン−コラント(P.26)
     20-21. パヴァン−コラント(P.10)
     22-23. アルメイン−コラント(P.18)
    【CD2】
     1. ファンシー(P.32)
     2-3. パヴァン−コラント(P.21)
     4-5. アルメイン−コラント(P.16)
     6-7. ガリアード−コラント(P.29)
     8-9. アルメイン−コラント(P.5)
     10-11. ガリアード−コラント(P.19)
     12-13. アルメイン−コラント(P.22)
     14-15. アルメイン−コラント(P.28)
     16-17. アルメイン−コラント(P.7)
     18-19. ガリアード−コラント(P.4)
     20-21. アルメイン−コラント(P.24)
リチャード・ブースビー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
サム・スタッドレン(ヴィオラ・ダ・ガンバ/
  CD1:tr.7,8,15,18,19
  CD2:tr.1, 6, 7, 14, 15)
ジョアンナ・レヴァイン(ヴィオラ・ダ・ガン/
  CD1:tr.15 CD2:tr.1)

 名手ブースビーが紡ぐリラ・ヴィオール作品集の続編!

 ニコラウス・アーノンクールとチャールズ・メドラムに学び、パーセル・クヮルテット、フレットワークの創設メンバーとして英国古楽界を牽引し、ロンドンの王立音楽カレッジでヴィオラ・ダ・ガンバを教える名手、リチャード・ブースビー。リラ・ヴィオール(17世紀にイギリスで人気の高かったヴィオラ・ダ・ガンバの一種)のための音楽を探求するシリーズの続編が登場。
 アルフォンソ・フェッラボスコ2世(父親は同名の作曲家、アルフォンソ・フェッラボスコ1世)は、エリザベス1世からチャールズ1世の治世にかけ、英国王室のヴィオール奏者として務めるなど、当時のイギリスにおいて最も成功を収めた作曲家の一人です。劇作家ベン・ジョンソンの舞台作品の音楽や、多くの詩人の詩を用いた歌曲、さらにヴィオールのための多くの作品を残し、当時のイギリスで大きく花開いたヴィオール・コンソートの発展に貢献しました。
 パヴァン、アルメイン、ガリアード、コラントなどの舞曲から成る本作は、ジェイムズ1世時代のコンソート音楽における豊かな表現世界を伝えるものです。サウサンプトン伯爵ヘンリー・リズリーのために書かれたこれらの作品には、17世紀初頭イングランド宮廷音楽の中心にあったフェッラボスコの高度な創造性と洗練が凝縮されています。歴史的楽器とガット弦による演奏が、リラ・ヴィオール特有の親密で繊細な響きを豊かに伝えます。

 2024年3月11日−12日、4月4日ー5日&17日ー18日、セント・メアリー・モードリン教会(グロスタシャー)

 

SIGCD988
\2800
マクダウアル:A Tree is a Song 〜 世俗合唱曲集
 セシリア・マクダウアル(b.1951):
  1. A Tree is a Song
  2. On the Air(Dear Vaccine)
  3. The Year of the Horse
  4. The Three Birds
  5-7. Night Flight
  8. Hear hum the bees
  9. Such Splendor
  10. One day walking
  11-13. When time is broke
   (3つのシェイクスピア歌曲)
ロドルファス合唱団
ラルフ・オールウッド(指揮/tr.1, 2, 4, 5-7 & 9)
エリナー・クーパー(指揮/3, 8, 10 & 11-13)
レオ・ポップルウェル(チェロ/tr.3, 5-7,10)
エラ・クールドリッジ(語り/tr.2)
アントニア・ウィリアムソン(ソプラノ/tr.4)
アーチー・パーデュー(バリトン/tr.4)
リヴィー・バイノン(ソプラノ/tr.9)

 英国合唱界を牽引する作曲家、セシリア・マクダウアル!近年の世俗合唱作品を集めた注目盤!

 英国合唱界を代表する作曲家、セシリア・マクダウアルの近年の世俗合唱作品を集めたアルバム。本作は、2012年から2024年にかけて作曲された近年の世俗合唱作品を集め、世界初録音を含む演奏によってその創作の現在地を示しています。
 本アルバムでは、ヘザー・レーン、ショーン・ストリート、ケイト・ウェイクリング、シーラ・ブライアー、ヴァージニア・ウルフ、そして、シェイクスピアらの詩や文学作品をもとに、自然や共同体、記憶と追悼、そしてコロナ禍の経験など多様なテーマを描写。レオ・ポップルウェルによるチェロ独奏を伴う作品も収められ、声楽表現の新たな可能性が追求されています。
 マクダウアルは、BBCシンガーズやザ・シックスティーンをはじめとする一流団体から委嘱を受け、多くの賞を受賞してきました。2014年には英国作曲家賞(現:アイヴァーズ作曲家賞)を受賞、さらに2020年には権威あるアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞するなど、長年にわたる創作活動が高く評価されています。

 2024年4月9日−11日、セント・オーガスティン教会(ロンドン)

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SIGCD969
(2CD)
\3900→\3590
エマーソン弦楽四重奏団の元チェリスト、ポール・ワトキンズ
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集

 ベートーヴェン:
  【CD1】
   チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
   チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
  【CD2】
   チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
   チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
   チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
ポール・ワトキンズ(チェロ)
アレッシオ・バックス(ピアノ)

 ワトキンズ&バックス!ベートーヴェンの創作の軌跡を辿る、チェロ・ソナタ全集!

 2027年に没後200年を迎えるベートーヴェン。
 本アルバムは、1796年ベルリン滞在中に書かれた初期のOp.5、交響曲第5番、第6番と同時期に生まれたOp.69、そして最終創作期の幕開けを告げるOp.102の2曲まで、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全5曲を収録し、作曲家の初期・中期・後期にわたる様式的変遷を辿ります。
 演奏は、エマーソン弦楽四重奏団の元チェリストで、ソリスト・指揮者としても活躍するポール・ワトキンズ(ポール・ワトキンス)と、1997年の第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年のリーズ国際ピアノ・コンクール優勝など輝かしい経歴を持ち、リサイタル、室内楽、協奏曲ソリストとして世界五大陸で活躍するピアニスト、アレッシオ・バックス。豊富な室内楽経験を誇る両者が、チェロとピアノの緊密な対話を通して、ベートーヴェンの形式的革新と表現の深化を丁寧に描き出します。

 2024年12月16日ー21日、シーダーズ・ホール(イギリス)





ポール・ワトキンス(チェロ)
CHANDOSの旧譜から
シュマッシュ・ヒットとなった イギリスのチェロ作品集第3弾


 CHAN 10818
\3200→\2990
ポール・ワトキンス(チェロ)
 イギリスのチェロ作品集Vol.3

 ラッブラ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.60
 ロースソーン:チェロ・ソナタ ハ長調
 モーラン:チェロ・ソナタ イ短調
ポール・ワトキンス(チェロ)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
 ワトキンス兄弟のブリティッシュ・ワークス第3弾は、モーラン、ラッブラ、ロースソーン!

 ナッシュ・アンサンブルのチェリスト、指揮者としても活躍するポール・ワトキンスと、ピアニストのヒュー・ワトキンスの兄弟が贈る、近代イギリスのチェロ音楽のアンソロジー第3集。
 第3集では、第二次世界大戦終戦直後の短い期間、1945年?48年の間に書かれた3曲のソナタを取り上げる。16世紀のポリフォニーに影響を受けているエドマンド・ラッブラ(1901-1986)のチェロ・ソナタ。アーネスト・ジョン・モーラン(1894-1950)の最高傑作の一つであるチェロ・ソナタは、快活な舞曲と美しいリリシズム、 ノーフォークとアイルランドの民族音楽が聴こえてくる。アラン・ロースソーン(1905-1971)の知的な作風とは対照的に、シリアスで内省的な音楽をもたらすチェロ・ソナタ。
 歴史に埋もれたイギリスのチェロ・レパートリーを、ワトキンス兄弟の巧みな演奏で掘り起こす。

 ※録音:2013年10月31日?11月1日?12日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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NIMBUS



NI7119
(1CD-R)
\2500→\2290
再発見された録音 〜 シューラ・チェルカスキー Vol.2
 バラキレフ:
  タランテッラ ロ長調
  イスラメイ(東洋風幻想曲) Op.18
 チャイコフスキー:
  ピアノ・ソナタ ト短調 Op.37(大ソナタ)
 プロコフィエフ:
  ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調Op.83《戦争ソナタ》
 ショパン:バラード第4番 ヘ短調 Op.52
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)

 英Nimbusが贈る注目の新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」!巨匠シューラ・チェルカスキーの初CD化音源第2弾!

 英Nimbus Recordsのアーカイブに眠っていた貴重な音源を発掘・リリースする注目の新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」。2020年のコロナ禍によるロックダウン中、ふとした疑問から始まったアーカイブ調査は5年にも及び、様々な理由で世に出なかった、あるいは埋もれてしまった50以上の録音プロジェクトが発見され、オリジナル・アナログ・マスターテープから192kでデジタル化されることになりました。
 最初にリリースされた目玉タイトルの1つに続き、19世紀のピアニズムを受け継ぎ「最後のロマン派」と謳われた個性派ヴィルトゥオーゾ、シューラ・チェルカスキー(1909-1995)の貴重な記録からの第2集が登場。1982年の2月1日から4日にかけてのセッションを収録したもので、第1集と同様、当時LPとして短期間リリースされたのみでCD時代には再発されず、長らく入手困難となっていました。今後、第3集(リスト、バッハ=ブゾーニ他)、第4集(バッハ=リスト、ベートーヴェン他)と続く予定です。
 チェルカスキーは、ロシア(現ウクライナ)のオデッサ生まれ。伝説的なヴィルトゥオーゾ、ヨゼフ・ホフマンに師事し、「最後のロマン派」と呼ばれた20世紀を代表するピアニストの一人。その演奏は、固定観念にとらわれない自発性、美しい音色、そして内声の対位法的な処理に特徴があり、同じ曲でも二度と同じように弾かないことで知られていました。1980年代、キャリアの円熟期にNimbus Recordsと密接な関係を築き、多くの名盤を残しました。

 1982年2月1−4日、ワイアストン・レイズ(イギリス)/DDD/2025年 192kHzリマスタリング

 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。



前作
シューラ・チェルカスキーの初CD化音源!
再発見された録音 〜 シューラ・チェルカスキー Vol.1


 NI7112
(2CD-R)
特別価格
\3000→\2790
Nimbusの新「発掘」シリーズ!
 シューラ・チェルカスキーの初CD化音源!
再発見された録音 〜 シューラ・チェルカスキー Vol.1
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
 CD1 〜
  メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ ホ短調 Op.35-1
  ショパン:夜想曲第3番 ロ長調 Op.9-3、バラード第1番 ト短調 Op.23、
  夜想曲第15番 ヘ短調 Op.55-1、スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31、
   マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
  シューマン(タウジヒ編):スペインの歌遊び Op.74 より 「密輸入者」
  リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):
   歌劇 《皇帝サルタンの物語》より 「熊蜂の飛行」
  ドビュッシー:アラベスク第1番 ホ長調
  モートン・グールド:ブギウギ・エチュード
 CD2 〜
  ストラヴィンスキー:《ペトルーシュカ》からの3つの楽章
  ムソルグスキー:組曲 《展覧会の絵》

 Nimbusの新「発掘」シリーズ!シューラ・チェルカスキーの初CD化音源!

 ☆英Nimbusの新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」が始動!
 ☆コロナ禍のロックダウン中に発掘された、約50の未発表音源が、192kHzデジタル・トランスファーで鮮やかに蘇る!
 ☆巨匠チェルカスキーの発掘第1弾は、LP時代に短期間流通したのみでCD化されていなかった、1981年の「アナログ録音」!

 ※録音:1981年1月31日−2月3日、ワイアストン・レイズ(イギリス)/ADD/2025年 192kHzリマスタリング
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

 
 

 
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NI7118
(1CD-R)
\2500→\2290
再発見された録音 〜 モーリス・クレア
 テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
  ・ファンタジア第1番変ロ長調 TWV.40:14
  ・ファンタジア第2番ト長調 TWV.40:15
  ・ファンタジア第3番ヘ短調 TWV.40:16
  ・ファンタジア第4番ニ長調 TWV.40:17
  ・ファンタジア第5番イ長調 TWV.40:18
  ・ファンタジア第6番ホ短調 TWV.40:19
  ・ファンタジア第7番変ホ長調 TWV.40:20
  ・ファンタジア第8番ホ長調 TWV.40:21
  ・ファンタジア第9番ロ短調 TWV.40:22
  ・ファンタジア第10番ニ長調 TWV.40:23
  ・ファンタジア第11番ヘ長調 TWV.40:24
  ・ファンタジア第12番イ短調 TWV.40:25
モーリス・クレア(ヴァイオリン)

 英Nimbusが贈る注目の新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」!20世紀スコットランドのヴァイオリニスト、モーリス・クレアのテレマンが初出!

 英Nimbus Recordsのアーカイブに眠っていた貴重な音源を発掘・リリースする注目の新シリーズ「Rediscovered Recordings(再発見された録音)」。2020年のコロナ禍によるロックダウン中、ふとした疑問から始まったアーカイブ調査は5年にも及び、様々な理由で世に出なかった、あるいは埋もれてしまった50以上の録音プロジェクトが発見され、オリジナル・アナログ・マスターテープから192kでデジタル化されることになりました。
 中にはLP時代も含めて一度もリリースが実現しなかった、当シリーズが初出となる音源も含まれており、本盤もその一つ。

 シェフチーク(セヴシック)やフレッシュ、エネスクらに学び、19世紀ヨーロッパの正統的な潮流を受け継いだスコットランド生まれのヴァイオリニスト、モーリス・クレア(1914-1987)が1974年に録音したテレマンの《無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア》全曲という注目音源です。
 当時のNimbusらしく可能な限り編集を排した、ライヴ的な緊張感と生々しさを残した録音で、クレアの端正かつ構築的なフレージングと、古楽的アプローチに寄り過ぎない20世紀的解釈から生まれる豊かな音楽性を鮮明に捉えています。

 1974年8月、ニンバス・ハンズワース・ウッド・スタジオ(バーミンガム、イギリス)/ADD/2025年 192kHzリマスタリング

 当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

*****

 モーリス・クレア(1914- )はスコットランド生まれのヴァイオリニスト。音楽家であった父の手ほどきを受け、1929年にプラハで名教師シェフチークに学び、その才能を高く評価された。
 のちベルリンでカール・フレッシュ、さらにエネスコのもとでも研鑽を積むという恵まれた師系を持つ。
 1930年ウィグモア・ホールでロンドン・デビューを果たし好評を博し、ロンドン・フィルなどと共演。1938年にはニュージーランドへ渡り、演奏活動や放送、教育を通じて同地の音楽界に大きな足跡を残し、ナショナル・ストリング・オーケストラの創設にも関わった。
 戦後は英国に戻り、ボイド・ニール管弦楽団のリーダーとして欧州各地で活躍。
 エディンバラ音楽祭などにも出演し、ミヨーやバルトークの作品紹介にも尽力した。
 使用楽器は1737年製グァルネリ・デル・ジェス。
 



<メジャー・レーベル>

ERATO



2685430249
\3600
クリスティーナ・プルハー&ラルペッジャータ
 『トーレ・デル・オロ』

 ベネズエラ伝承曲:Guayabo Zarandeao(グアヤボ・サランデアオ)
 ベネズエラ伝承曲/アロンソ・ムダーラ:Cumana 500 anos(クマナの500年)
 イルダ・エレーラ:La Diablera(Zamba)(ラ・ディアブレラ:サンバ)
 アグスティン・リバス:Yo vengo regando flores(私は花を撒きながらやってくる)
 ベネズエラ伝承曲:Que me entierren en un Arpa(ハープの中に葬ってくれ)
 メキシコ伝承曲:La Sirena(人魚)
 メキシコ伝承曲:La Martiniana(ラ・マルティニアーナ)
 メキシコ伝承曲:El Coco(エル・ココ)
 ビオレタ・パラ:La Lavandera(洗濯女)
 イグナシオ・フィゲレド:El Gavilan(鷹)
 サンティアゴ・デ・ムルシア:Fandango(ファンダンゴ)
 アロンソ・ムダーラ:Claros y frescos rios(清らかで涼しい川よ)
 メキシコ伝承曲:La Petenera(ラ・ペテネーラ)
 アロンソ・ムダーラ:La manana de Sant Juan(聖ヨハネの朝)
 レイナルド・アルマス:El Indio(インディオ)
 アロンソ・ムダーラ:Si me llaman(もし私を呼ぶのなら)
 ベネズエラ伝承曲:Pajarito en Sol(ト長調の小鳥)
 シモン・ディアス:Tonada de Luna Llena(満月のトナーダ)
クリスティーナ・プルハー(指揮、テオルボ)
ラルペッジャータ(古楽アンサンブル、アレンジ)
セリーヌ・シェーン(ソプラノ)
ルシアーナ・マンチーニ(メゾ・ソプラノ)
ヴィンチェンツォ・カペッツート(カウンターテナー)
マヌエル・A・サンチェス
 (ヴォーカル、クアトロ=4弦の小型ギター)
 録音:2025年6月16-21日、フランス、サン・ミシェル・アン・ティエラッシュ修道院

 セビリアの象徴「黄金の塔」をタイトルに掲げた本作は、クリスティーナ・プルハー率いるラルペッジャータが、スペインと中南米を結ぶ音楽の流れを鮮やかに描いた意欲作。
 16世紀スペインの作曲家アロンソ・ムダーラを軸に、ハカラ、ファンダンゴ、フォリア、チャッコーナ、さらには南米の舞曲までを自在に織り交ぜ、古楽とフォルクローレが生き生きと交差します。
 セリーヌ・シェーンら魅力的な歌手陣に加え、テオルボ、バロック・ギター、ハープ、クアトロ、マラカスなど多彩な楽器が登場。スペインとラテンアメリカの熱気と色彩が溶け合う、まさに“音楽の大航海”と呼びたくなる一枚です。

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2685456552
\3600→\3290
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
 二コラ・アンゲリッシュ、エベーヌ四重奏団との共演
ショーソン:
 (1) ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のためのコンセール Op.21

 (2) ヴァイオリンとオーケストラのための詩曲 Op.25
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)

(1)
 二コラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
 エベーヌ四重奏団
   録音:2020年6月27日、パリ、シンガー=ポリニャック財団
(2)
  ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団
  ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮)
    録音:2018年11月19-23日、ブリュッセル、フラジェ、Studio 4
 
 現代を代表するヴァイオリニスト、ルノー・カプソンが、自らのルーツであるフランス音楽の真髄に迫る未発表録音をリリース。
 収録はショーソンの名作《詩曲》と、室内楽の傑作《コンセール》。

 とりわけ注目は、2022年に逝去した名ピアニスト、ニコラ・アンゲリッシュとの貴重な共演記録であること。
 2020年録音の《コンセール》では、アンゲリッシュの深い思索と豊かな響きが鮮やかに刻まれています。

 さらに人気絶頂のエベーヌ四重奏団も参加し、フランスを代表する名手たちが集結。
 カプソンの情感豊かな音色がショーソン特有の憂いと官能美を描き出す、まさにフランス室内楽の粋とも言うべき一枚です。
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オリヴィエ・アランが構想した壮大なシリーズ
オルガン百科全書

マリー=クレール・アラン、アンドレ・マルシャル、モーリス・デュリュフレ、アンドレ・イソワール、他(46CD)


オルガン百科全書 マリー=クレール・アラン、アンドレ・マルシャル、モーリス・デュリュフレ、アンドレ・イソワール、他(46CD)

 音楽学者・作曲家・オルガニストであり、名オルガニスト、マリー=クレール・アランの兄としても知られるオリヴィエ・アランが構想した壮大なシリーズ《オルガン百科全書》。
 16世紀から現代まで、地域・時代・様式を横断しながらオルガン音楽の全体像を提示する画期的な企画です。
 1958〜1975年に録音されたこのコレクションには、CD初出となる貴重な音源も多数収録。
 作品ごとに最もふさわしい歴史的オルガンが選ばれ、当代一流のオルガニストたちが参加しています。とりわけマリー=クレール・アランの演奏が大きな比重を占め、オルガン芸術の豊かな伝統を伝える記念碑的コレクションとなっています。


 多くの音源は、CDとしては1987年にBMGビクターより「バロック・オルガン大全集」として発売されたものからマスタリングし使用。
 初CD化のものは、オリジナル・マスターテープより新規リマスターを行い収録しています。
2685410818
(46CD)
\39000→\37990

オルガン百科全書




Disc1
ジャン=フランソワ・ダンドリュー[1682-1738]:
  オッフェルトワール『O Filii』(組曲 第1番、第1曲)
  クロモルヌのバス(組曲 第1番、第5曲)
  マニフィカト(マニフィカトによる組曲 第1番、第1節)
  フリュート(マニフィカトによる組曲 第1番、第5節)
  トランペットのバス(マニフィカトによる組曲第4番、第4節)
  オッフェルトワール(組曲 第5番、第1曲)
  フーガ(組曲 第5番、第3曲)
  ペダル付きトリオ(組曲 第5番、第4曲)
  ミュゼット(組曲 第6番、第2曲)
  ターユのティエルス(組曲 第6番、第3曲)
  オッフェルトワール(組曲 第6番、第1曲)

ピエール・デュマージュ[1674-1751]:
  第1旋法による組曲

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:8-11.V.1967, cathedrale Saint-Theodorit, Uzes, France

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Disc2
  ルイ=ニコラ・クレランボー[1676-1749]:1旋法による組曲 /
 第2旋法による組曲 初CD化

  フランソワ・ダングルクール[1684-1758]:
 第2旋法による組曲(VII. Trio欠落)/ 第5旋法による組曲


マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:8-11.V.1967, cathedrale Saint-Theodorit, Uzes, France

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Disc3
セザール・フランク[1822-1890]:
  幻想曲 ハ長調 Op.16, FWV.28
  前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18, FWV.30
  交響的大曲 Op.17, FWV.29
  終曲 Op.21, FWV.33
  祈り Op.20

アンドレ・マルシャル(オルガン)

録音:XI-XII.1958, eglise Saint-Eustache, Paris

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Disc4
セザール・フランク[1822-1890]:
  幻想曲 イ長調 FWV.35
  英雄的小品 ロ短調 FWV.37
  カンタービレ ロ長調 FWV.36
  コラール第1番、第2番、第3番FWV.38-40
  パストラール ホ長調 FWV.31

アンドレ・マルシャル(オルガン)

録音:XI-XII.1958, eglise Saint-Eustache, Paris

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Disc5
ルイ・ヴィエルヌ[1870-1937]:
1. ウェストミンスターの鐘
2. アンダンティーノ
3. 即興曲
4. 交響曲第3番〜終曲

シャルル・トゥルヌミール[1870-1939]/デュリュフレ再構成版:
5. コラール『犠牲のいけにえ、パスハの子羊に』による即興
6. 幻想曲『海の星、アヴェ・マリス・ステラ』による即興
7. カンティレーヌ
8. 小ラプソディ

モーリス・デュリュフレ(オルガン:1,2,7,8)
マリ=マドレーヌ・デュリュフレ=シュヴァリエ(3-6)

録音:1960-1961, cathedrale de Soissons,
 eglise Saint-Etienne-du-Mont, Paris


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Disc6
ディートリヒ・ブクステフーデ[c.1637-1707]:
  前奏曲、フーガとシャコンヌ ハ長調 BuxWV.137
  シャコンヌ ホ短調 BuxWV.1603
  トッカータとフーガ ヘ長調 BuxWV.157
  前奏曲とフーガ ニ短調 BuxWV.140
  前奏曲とフーガ イ長調 BuxWV.151
  前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調 BuxWV.146
  前奏曲とフーガ ホ短調 BuxWV.142
  前奏曲とフーガ イ短調 BuxWV.153
  前奏曲とフーガ ハ長調 BuxWV.136
  マニフィカト(第1旋法) BuxWV.203
  コラール幻想曲『いかに輝かしく、暁の星は』 BuxWV.223
  コラール変奏曲『天にまします我らの父よ』 BuxWV.207
  コラール変奏曲『平和と喜びをもって、我は去る』 BuxWV.76

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:12-15.V.1968, 13-20.V.1969,
Sankt Nikolaus Kirke, Mogeltonder, Denmark;
Mariakirke, Halsingborg, Sweden; Sct. Maria Kirke, Helsingor, Denmark


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Disc7-10
ディートリヒ・ブクステフーデ[c.1637-1707]:
  テ・デウム・ラウダムス BuxWV.218
  パッサカリア ニ短調 BuxWV.161
  前奏曲とフーガ ニ長調 BuxWV.139
  前奏曲とフーガ ヘ長調 BuxWV.144
  前奏曲とフーガ ハ長調 BuxWV.138
  フーガ BuxWV.175, 176, 174
  トッカータ ト長調 BuxWV.165
  カンツォン、カンツォネッタ集 BuxWV.170, 171, 169, 168, 173
  コラール前奏曲集 BuxWV.178, 180, 182, 183, 185, 186, 189, 190,
192, 224, 198, 197, 199, 211, 217, 219, 220, 221

  コラール前奏曲集 BuxWV.188, 141, 210, 158, 164,
145, 143, 194, 147, 148, 149, 159

  コラール前奏曲集 BuxWV.152, 196, 195, 155, 156,
150, 209, Ag11, 163, 181, 204, 205, 162, 212, 166, 167

  コラール前奏曲集 BuxWV.184, 187, 191, 193, 200,
201, 202, 206, 208, 222

  コラール変奏曲 BuxWV.177, 179, 214, 213

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:12-15.V.1968, 13-20.V.1969,
Sankt Nikolaus Kirke, Mogeltonder, Denmark; Mariakirke,
Halsingborg, Sweden; Sct. Maria Kirke, Helsingor, Denmark


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Disc11
アントニオ・ソレール[1729-1783]:
  2台のオルガンのための協奏曲 第1番〜第6番

マリー=クレール・アラン(オルガン)
ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニ(オルガン)

録音:19-23.IV.1963, basilica di San Petronio, Bologna, Italy

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Disc12-13
ニコラ・ド・グリニー[1672-1703]:
  ミサ曲『全能の創造主なる神』
  オルガン曲集 第1巻(1699)〜賛歌集

マリー=クレール・アラン(オルガン)
コンパニエ・ムジカーレ・カタラーネ(合唱)

録音:25-27.X.1965, cathedrale Saint-Sacerdos, Sarlat, France

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Disc14
マヌエル・ロドリゲス・コエーリョ[c.1555-1635]:
  キリエ(第6旋法)
  キリエ(第3旋法)
  テント(第2旋法)第2番
  キリエ(第8旋法)
  テント(第2旋法)第1番
  アヴェ・マリス・ステラ
  テント(第7旋法)第1番

アントワーヌ・シベルタン=ブラン(オルガン)

録音:II.1970, Se-Catedral Metropolitana
  Patriarcal de Santa Maria Maior, Lisboa 初CD化


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Disc15
シャルル=マリー・ヴィドール[1844-1937]:
  オルガン交響曲第5番ヘ短調 Op.42-1
  オルガン交響曲第1番ハ短調 Op.13-1〜VI:瞑想曲
  オルガン交響曲第2番ニ長調 Op.13-2〜VI:フィナーレ:アレグロ

ウジェーヌ・ジグー[1844-1925]:
  10の小品〜スケルツォ ホ長調/トッカータロ短調

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:26-27.XI.1968, abbatiale Saint-Etienne, Caen, France

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Disc16
フランツ・リスト[1811-1886]:
  BACHの名による前奏曲とフーガ S.260
  J.S.バッハの『泣き、嘆き、憂い、恐れ』による変奏曲 S.180
  コラール『私達へ、魂の救いを求める人々へ』による幻想曲とフーガ S.259

グザヴィエ・ダラス(オルガン)

録音:X.1969, basilique Saint-Sernin, Toulouse

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Disc17
フランソワ・クープラン[1666-1733]:
  教区のためのミサ曲
  修道院のためのミサ曲

マリー=クレール・アラン(オルガン)
ヴェルサイユ礼拝堂聖歌隊、コンパニエ・ムジカーレ・カタラーネ(合唱)

録音:19-20.V.1970, cathedrale Saint-Pierre, Poitiers, France

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Disc18
ルイス・デ・パブロ[1930-2021]:
  オルガンのためのモジュールV ヴァージョン1&2

グザヴィエ・ダラス[1934-1992]:
  オルガンのためのオルガヌム I

グザヴィエ・ダラス(オルガン)

録音:1970-1971, eglise Notre-Dame, Royan 初CD化

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Disc19
ゲオルク・ムッファト[1653-1704]:
  トッカータ集〜第1, 6, 7, 8, 9, 11番
  パッサカーユ ト短調

フランソワ・ドロール(オルガン)

録音:1970-1971, eglise Sainte-Madeleine, Morzine

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Disc20
ガスパール・コレット[1670-1730]:
  第8旋法によるミサ曲

ジャン=アルベール・ヴィラール(オルガン)

録音:14-16.IX.1970, cathedrale Saint-Pierre, Poitiers, France

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Disc21
ベルナルド・パスクィーニ[1637-1710]:
  2台のオルガンのためのソナタ第8, 6, 7, 11, 2, 9, 3番
  トッカータ ト短調
  パッサカリア ト短調
  アリア ハ短調
  アリア ハ長調
  トッカータ ハ短調
  トッカータ ホ短調
  パストラール
  ペダル付きトッカータ ハ長調

マリー=クレール・アラン(オルガン)
ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニ(オルガン)

録音:4-10.V.1964, basilica di San Petronio, Bologna, Italy;
chiesa di San Martino Buon Albergo, Verona, Italy


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Disc22-23
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター[1684-1748]:
  トレッリ氏の協奏曲 イ短調、変ロ長調、ニ短調
  テレマン氏の協奏曲 ハ短調、ト長調
  アルビノーニ氏の協奏曲 変ロ長調、ヘ長調
  ルイージ・マンツィア氏の協奏曲 ト短調
  ブラムル氏の協奏曲 イ長調
  メック氏の協奏曲 ロ短調、ハ長調
  タリエッティ氏の協奏曲 変ロ長調
  ジェンティーリ氏の協奏曲 イ長調
  グレゴーリ氏の協奏曲 変ロ長調

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:22-24.V.1970, collegiale Saint-Quentin, France

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Disc24
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ[c.1575-1647]:
  トッカータ第4番
  第2旋法によるカントゥス・フェルムス
  風変わりなコンソナンス(協和)音程

タルクィニオ・メルーラ[1595-1665]:
  カプリッチョ・クロマティコ(半音階的奇想曲)
  カンツォーナ ハ長調
  第4旋法によるイントナツィオーネ・クロマティカ

ジローラモ・フレスコバルディ[1583-1643]:
  トッカータ 対向バスまたはペダル付き
  カンツォーナ 第1番(トッカータ集 第2巻より)

ミケランジェロ・ロッシ[1601/1602-1656]:
  トッカータ 第3番ホ短調
  トッカータ 第14番ハ長調

ベルナルド・パスキーニ[1637-1710]:
  序奏とパストラール

ドメニコ・スカルラッティ[1685-1757]:
  ソナタ ニ長調 K.288
  ソナタ ト長調 K.328

ドメニコ・ジッポーリ[1688-1728]:
  オッフェルトリオ
  エレヴァツィオーネ
  パストラール

ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニ(オルガン)

録音:IV.1963, chiesa di Santa Maria Assunta, Pisogne, Brescia, Italy

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Disc25
ペーテル・コルネット[c.1575-1633]:
  第9旋法によるトッカータ MMN 1(第3旋法によるトッカータ)
  第8旋法によるファンタジア MMN 5
  第8旋法によるファンタジア MMN 6
  第1旋法によるファンタジア MMN 2
  サルヴェ・レジナ MMN 10
  第2旋法によるファンタジア MMN 3
  クーラント MMN 12, 13
  タントゥム・エルゴ MMN 11
  第9旋法によるファンタジア MMN 8(第3旋法によるファンタジア)
  レジナ・チェリ:IV. 我らのために祈りたまえ MNM 9
(クライストチャーチ写本よりP.C.の署名あり)

  第8旋法によるファンタジア MMN 7(クライストチャーチ写本より)
  第5旋法による『ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラ』に基づくファンタジア MMN 4(断片)
  第6旋法によるファンタジア MMN 15(かつてジョン・ブル作)

ジャン・フェラール(オルガン)

録音:Hervormde Bonifaciuskerk, Medemblik, Netherland


Disc26-29
ヨハン・パッヘルベル[1653-1706]:
  シャコンヌ ヘ短調
  トッカータ ハ長調
  フーガ ハ長調
  コラール『天よりましまし、われは来れり』
  コラール『天よりましまし、われは来れり』
  コラール『いと高きところには、ただ神にのみ栄光あれ』
  コラール『いと高きところには、ただ神にのみ栄光あれ』
  コラール『わが魂は主をあがめ』(巡礼の旋法によるマニフィカト)
  コラール『わが魂は主をあがめ』
  トッカータ ハ長調
  コラール『神はわがやぐら』
  コラール『いかに輝かしく、暁の星は』
  コラール『わが愛する神により頼み』
  コラール『主イエス・キリスト、我はよく知る』
  コラール『父なる神、われらとともにおわし』
  コラール『わが魂よ、主をほめよ』
  コラール『神は福音を』
  前奏曲 ニ短調
  フーガ ニ短調
  コラール・パルティータ『キリストはわが命なり』
  リチェルカーレ ハ短調
  コラール『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』
  コラール『ほめたたえられますように、主イエス・キリストよ』
  コラール『この日は、まことに喜びに満ちた日』
  トッカータ ヘ長調
  コラール『もし、私が不幸に逆らえないなら』
  コラール『神がその恵みを与えられない家には』
  コラール『神がその恵みを与えられない家には』
  コラール『わが神の御心のままに』
  前奏曲 変ホ長調
  コラール『なぜあなたは思い悩むのか、わが心よ』
  コラール『なぜあなたは思い悩むのか、わが心よ』
  コラール『主イエス・キリスト、あなたおひとりに』
  ファンタジー ト短調
  コラール・パルティータ『心よりわれはこいねがう』
  トッカータ ハ短調
  コラール『おお、人よ、汝の大いなる罪を嘆け』
  コラール『イエスが十字架にかかられたとき』
  コラール『キリストは死の縄目に捕らわれぬ』
  シャコンヌ ニ短調
  コラール・パルティータ『ああ、罪人の我はいかにすべきか?』
  リチェルカーレ 嬰ヘ短調
  コラール『イエス・キリストは、我らが救い主』
  コラール『来ませ、創造主なる神、聖霊よ』
  コラール『我らすべては一人の神を信ず』
  コラール『天にまします我らの父よ』
  コラール『キリスト、我らの主、ヨルダン川に来たりたまえり』
  アポロの六弦琴
  第1旋法によるマニフィカト
  第2旋法によるマニフィカト
  第3旋法によるマニフィカト
  第4旋法によるマニフィカト
  第5旋法によるマニフィカト
  第6旋法によるマニフィカト
  第7旋法によるマニフィカト
  第8旋法によるマニフィカト
  ファンタジー 変ホ長調
  トッカータ ハ長調
  フーガ ホ短調
  前奏曲 ト短調
  トッカータ ハ長調
  フーガ ロ短調
  トッカータ ホ短調
  コラール・パルティータ『すべての人は死なねばならぬ』
  コラール『ああ主よ、哀れな罪人の私を』
  コラール『ああ主よ、哀れな罪人の私を』
  トッカータ ト短調
  コラール『ああ神よ、天から見そなわし』
  コラール『アダムの堕落によりすべては滅びた』

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:17-26.VI.1971, Satdtkirche, Baden, Argovie,
Klosterkirche Muri, Argovie, Switzerland



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Disc30
  トマス・タリス[c.1505-1585]:
   賛歌『主に仕えたこの証聖者を』/『光の星が昇る時』

  オーランド・ギボンズ[1583-1625]:ヴォランタリーニ短調『ファンタジア』
  ジョン・ブル[1562/1563-1628]:
   キャロルト長調『小さな御子が我らに生まれたり』

  マシュー・ロック[1621-1677]:ヴォランタリーイ長調(『メロテシア』より)
  ジョン・ブロウ[1649-1708]:2段鍵盤のためのヴォランタリーニ短調
  ヘンリー・パーセル[1659-1695]:
   ヴォランタリート長調/2段鍵盤のためのヴォランタリー ニ短調

  ジョン・スタンリー[1717-1786]:ヴォランタリーニ短調 Op.5〜第8番
  トーマス・アーン[1710-1778]:アレグロ・コン・スピリトホ長調
  ウィリアム・ボイス[1711-1779]:ヴォランタリー第1番ニ長調
  トーマス・ソーリー[fl.1780-1835]:フルート・ストップのためのアレグロト長調
  ジョン・トラヴァース[c.1703-1758]:コルネット・ヴォランタリーニ長調
  ジョン・ベネット[c.1735-1784]:ヴォランタリー第9番ヘ長調

スーザン・ランデール(オルガン)

録音:4-6.IV.1972, Church of St. Michael, Framlingham, Suffolk

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Disc31
ジャック・ボワヴァン[c.1649-1706]:
  第2巻:第5旋法による組曲(抜粋)
  第2巻:第2旋法による組曲(抜粋)
  第1巻&第2巻:第7旋法による組曲(抜粋)
  第1巻:第4旋法による組曲(抜粋)
  第2巻:第4旋法による組曲
  第1巻:第1旋法による組曲(抜粋)
  第2巻:第8旋法による組曲(抜粋)

クロード・テラス(オルガン)

録音:19-20.III.1972, eglise Saint-Jacques-du-Haut-Pas, Paris

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Disc32
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ[1714-1788]:
  ソナタ 第1番ニ長調 Wq.70/5, H86
  ソナタ 第2番ト短調 Wq.70/6, H87
  前奏曲 ニ長調 Wq.70/7, H107
  ソナタ 第5番ニ短調 Wq.69/5, H53〜III. アレグレット
  ソナタ 第3番変ロ長調 Wq.70/2, H134

フランソワ・ドロール(オルガン)

録音:eglise de Zurzach, Switzerland 初CD化

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Disc33
マックス・レーガー[1873-1916]:
  コラール幻想曲『目覚めよ、と呼ぶ声あり』 Op.52〜第2番
  オルガンのための12の小品 Op.59〜パストラール/ベネディクトゥス
  オルガンのための幻想曲とフーガ ニ短調 Op.135b

アントン・ハイラー(オルガン)

録音:26-29.IV. 1972? , Mariendom, Linz, Austria

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Disc34
モーリス・デュリュフレ[1902-1986]:
  スケルツォ Op.2
  前奏曲、アダージョと『来たれ、創造主なる聖霊よ』
   によるコラール変奏曲 Op.4

  組曲 Op.5〜前奏曲 変ホ短調/シチリアーノ
  アランの名による前奏曲とフーガ Op.7

モーリス・デュリュフレ(オルガン)

録音:20-21.VI.1962, eglise Saint-Etienne-du-Mont, Paris; 1961,
cathedrale de Soissons


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Disc35
ギヨーム=ガブリエル・ニヴェール[c.1632-1714]:
  第1旋法による組曲、第1巻
  第3巻:第5旋法および第7旋法による組曲(抜粋)
  第3巻:第2旋法または移調された第1旋法による組曲(抜粋)
  第2巻:テ・デウム・ラウダムス(感謝の賛歌)(抜粋)

アンドレ・イゾワール(オルガン)

録音:VI.1972, eglise Saint-Georges, Sarre-Union, France

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Disc36
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー[1616-1667]:
  トッカータ第19番ニ短調
  トッカータ第5番ニ短調
  カプリッチョ第6番ハ長調
  カンツォーナ第5番ハ長調
  リチェルカーレ第6番嬰ハ短調
  トッカータ第20番イ短調

ヨハン・カスパー・ケルル[1627-1693]:
  カンツォーナ第3番ニ短調

パウル・ホーフハイマー[1459-1537]:
  サルヴェ・レジナ

クリスティアン・エルバッハ[c.1570-1635]:
  第4旋法による4声のカンツォーナ

ヨハン・カスパー・ケルル:
  パッサカリア ニ短調

アントン・ハイラー(オルガン)

録音:23-25.IV.1972, Stiftbasilika, Klosterneuburg, Austria

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Disc37-38
ジャン・アラン[1911-1940]:
  3つの舞曲
  オルガンのための組曲
  2つの世俗的前奏曲
  モノディ
  リタニー
  ジャヌカンの主題による変奏曲
  架空庭園
  前奏曲とフーガ
  幻想曲 第1番
  幻想曲 第2番
  クリマ
  ラメント
  コルネット管の2つの音符による子守歌
  間奏曲
  終課のための後奏曲
  アグニ・ヤヴィシタへの2つの舞曲
  小品
  古い旋法によるラメント
  ドリア旋法のコラール
  フリギア旋法のコラール
  シトー会のコラール
  『光の創造主』による変奏曲
  メヌエット第3番
  フリギア旋法によるバラード
  アンダンテ

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:17-20.XI.1972, basilique Saint-Christophe, Belfort

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Disc39
ルイ・ヴィエルヌ[1870-1937]:
  幻想小曲集 組曲第2番〜トッカータ/鬼火/シシリエンヌ
  24の自由な形式の小品〜エレジー
  トリプティーク〜逝ける子のための墓碑
  オルガン交響曲第1番〜プレリュード
  オルガン交響曲第2番〜スケルツォ/フィナーレ

ダニエル・ロト(オルガン)

録音:28-30.X.1972, abbatiale Saint-Ouen, Rouen 初CD化

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Disc40
ジャン・アダム・ギラン[c.1680-c.1739]:
  第1旋法による組曲
  第2旋法による組曲
  第3旋法による組曲
  第4旋法による組曲

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:17-20.XI.1972, basilique Saint-Christophe, Belfort

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Disc41
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク[1562-1621]:
  第9旋法によるリチェルカーレ
  コラール変奏曲『いと高きところには、ただ神にのみ栄光あれ』
  コラール変奏曲『我らに一つの幼子が生まれたり』
  トッカータ イ短調
  半音階的幻想曲
  『菩提樹の木陰で』による変奏曲
  『モーレ・パラティーノ』による変奏曲
  エコー・ファンタジア ニ長調

グザヴィエ・ダラス(オルガン)

録音:16-17.V.1973, Marekerk, Leiden, Netherlands

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Disc42
ニコラウス・ブルーンス[1665-1697]:
  前奏曲 第1番ホ短調
  前奏曲 ト長調
  前奏曲 第2番ホ短調
  前奏曲 ト短調
  コラール『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』

アルノルト・ブルンクホルスト[c.1670-1725]:
  前奏曲とフーガ ホ短調

アンドレアス・クネラー[1649-1727]:
  前奏曲とフーガ ニ短調

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:8-10.V.1973, Domkirke, Viborg, Denmark

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Disc43-44
ゲオルク・ベーム[1661-1733]:
  パルティータ『ああ、すべては、いかにはかなく、いかに空しいことか』
  コラール変奏曲『わが愛する神により頼み』
  コラール『キリストは死の縄目に捕らわれぬ』第1番
  コラール『今や我ら聖霊を請い願う』
  パルティータ『ただ愛する神のままにまかせ』
  コラール『天にまします我らの父よ』第2番
  コラール変奏曲『天にまします我らの父よ』第1番
  コラール『ほめたたえられますように、主イエス・キリストよ』第2番
  パルティータ『ほめたたえられますように、主イエス・キリストよ』第1番
  パルティータ『わが魂よ、いと喜べ』
  前奏曲とフーガ ハ長調
  コラール変奏曲『キリスト、あなたは日であり光である』
  コラール『天よりましまし、われは来れり』
  前奏曲とフーガ イ短調
  コラール変奏曲『深き苦悩の淵より、われはあなたに叫ぶ』
  コラール『キリストは死の縄目に捕らわれぬ』第2番
  コラール『主よ、御言葉により我らを保ちたまえ』
  前奏曲とフーガ ニ短調
  コラール『我らはキリストを讃えるべし』
  コラール変奏曲『主イエス・キリスト、我らのほうへ向きを変え』
  前奏曲 ヘ長調
  コラール『いと高きところには、ただ神にのみ栄光あれ』
  カプリッチョ ニ長調

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:5-10.V.1973, Domkirke, Viborg, Denmark

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Disc45
ヨハネス・ブラームス[1833-1897]:
  前奏曲とフーガ ト短調 WoO 102
  フーガ 変イ短調 WoO 83
  『おお、悲しみ、おお、心の痛みよ』
    によるコラール前奏曲とフーガ WoO 74

  前奏曲とフーガ イ短調 WoO 9
  11のコラール前奏曲 Op.122

リオネル・ロッグ(オルガン)

録音:10-12.IX.1973, cathedrale Notre-Dame-de-l’
Assomption, Lucon, France 初CD化


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Disc46
フランツ・トゥンダー[1614-1667]:
  コラール幻想曲『来ませ、聖霊なる神、主よ』
  前奏曲 第1番ト短調
  コラール幻想曲『汝にこそ、我は望みを抱きぬ』
  前奏曲 ヘ長調
  コラール幻想曲『イエス・キリスト、まことの神の御子』
  前奏曲 第3番ト短調
  コラール変奏曲『イエス・キリスト、我らが救い主』
  コラール幻想曲『主なる神よ、我らはあなたをほめたたえ』
  前奏曲 第2番ト短調
  コラール幻想曲『わが愛する神により頼み』

マリー=クレール・アラン(オルガン)

録音:III.1974, Grote Sint Laurenskerk Rotterdam




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WARNER CLASSICS



2685449499
\3600→\3290
マルク・アンドレ(コントラバス)
ミラージュ〜コントラバスによる小品集

 1. ドヴォルザーク[1841-1904]:我が母の教え給いし歌 Op.55-4(クライスラー編)
 2. ピアソラ[1921-1992]:タンゴの歴史〜ナイトクラブ 1960
 3. ドビュッシー[1862-1918]:美しい夕暮れ CD.84
 4. グルック[1714-1787]:メロディ(精霊の踊り)(クライスラー編)
 5. フランク[1822-1890]:アンダンティーノ・クィエトーゾ M.5
 6. モリコーネ[1928-2020]&A.モリコーネ[1964-]:ニュー・シネマ・パラダイス
 7. ヴィラ=ロボス[1887-1959]:メロディア・センチメンタル W.556
 8. ドビュッシー:月の光(レーレンス編)
 9. シューマン[1810-1856]:トロイメライ Op.15-7
 10. 梅林 茂[1951-]:夢二のテーマ
 11. ジャゾット[1910-1998]:アルビノーニのアダージョ ト短調
 12. チャイコフスキー[1840-1893]:感傷的なワルツ Op.51-6
 13. ソルタン[1953-1997]:エレジー
 14. ラヴランド[1955-]:ソング・フロム・ア・シークレット・ガーデン(アスタノヴァ編)
 15. ファリャ[1876-1946]:歌劇『はかなき人生』〜スペイン舞曲 第1番

 編曲:
  マルク・アンドレ(コントラバス・アレンジ)、
  ガブリエル・ビアンコ(ギター・アレンジ:15)
 
マルク・アンドレ(コントラバス)
ガブリエル・ビアンコ(ギター:02,15)
ヴェロニカ・パトリシア・テルエル(ピアノ:01,03-14)
 録音:2025年9月22-24日(01,03-14)、12月8日(02,15)、アメリカ、バーモント州パトニー、Sun Hill Studio(01,03-14) フランス、モントルイユ、Sequenza Studio(02,15)

 

 2002年フランス生まれの若き天才コントラバス奏者マルク・アンドレ。
 優雅で透明感あふれる音色と豊かな歌心で世界の注目を集め、「コントラバスにこれほど繊細で美しい響きがあるのか」と驚きをもって迎えられている新星です。
 ヴァイオリン、チェロを経てこの楽器に辿り着いた経歴が、まるでチェロのように柔らかく歌う独特の音色を生み出しました。
 2025年にはワーナー・クラシックスとコントラバス奏者として史上初の独占契約を締結。カプソン、レイ・チェンら一流アーティストとの共演を重ね、ウィーン楽友協会やシャンゼリゼ劇場など世界の名舞台に登場するなど、その勢いはとどまるところを知りません。
 コントラバスを主役の楽器へと押し上げる、新世代のスターです。


MARC ANDRE - Beau Soir (Debussy)
https://youtu.be/Iw7Z_e_L5MY?si=NPdbtizi61oyGYiH

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2685427670
(7CD)
\4800→\4490


若きカラヤンの情熱が爆発した伝説のベートーヴェン

 ベートーヴェン:交響曲全集 他

Disc1
ベートーヴェン:
 1. 交響曲第1番ハ長調 Op.21
 2. 劇音楽『エグモント』序曲 Op.84〜序曲
 3. 『レオノーレ』序曲 第3番 Op.72b
 4. 交響曲第2番ニ長調 Op.36
 5. 序曲『コリオラン』 Op.62
  フィルハーモニア管弦楽団
  ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
   録音:13, 16 & 19.XI.1953 (1), 20.VI & 15.VII.1953 (2,3,5), 9-10.XI.1954 (4), Kingsway Hall, London (MONO)

Disc2
1. 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
2. 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
3. 歌劇『フィデリオ』〜『人間の屑!』『悪漢よ、どこへ急ぐ』
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ:3)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  録音:22.XI.1952 (1), 9-10.XI.1954 (2), Kingsway Hall, London; 20.IX.1954, Watford Town Hall (3) (MONO)

Disc3
1. 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
2. 演奏会用アリア『ああ、不実なる人よ』 Op.65
3. 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ:2)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  録音:13, 16 & 19.XI.1953 (1), 9-10.VII.1953 (3), Kingsway Hall, London; 20.IX.1954, Watford Town Hall (2) (MONO)

Disc4
1. 交響曲第7番イ長調 Op.92
2. 交響曲第8番ヘ長調 Op.93
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  録音:28-30.XI.1951 (1) (MONO), 20.V.1955 (2) (STEREO), Kingsway Hall, London

Disc5
交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 マルガ・ヘフゲン(アルト)
 エルンスト・ヘフリガー(テノール)
 オットー・エーデルマン(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  録音:24-29.VII.1955, Musikvereinssaal, Vienna (STEREO)

Disc6
1. ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
2. ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
 ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  録音:8-9 & 11, VI.1951, Kingsway Hall, London (MONO)

Disc7
ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123
 エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
 ニコライ・ゲッダ(テノール)
 ニコラ・ザッカリア(バス)
 ウィーン楽友協会合唱団
 フィルハーモニア管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
  録音:11-15.IX.1958, Groser Saal, Musikverein, Vienna (STEREO)
 使用音源:Remastered in HD from original tapes at Abbey Road Studios in 2014 (Disc1-5,7) and Art & Son Studio in 2022 (Disc6)


 1950年代、フィルハーモニア管弦楽団と録音されたこの全集は、後年のベルリン・フィル盤とは異なる魅力を持つ名盤。
 洗練よりも推進力、若き情熱が前面に出た演奏で「カラヤンの全集の中で最も熱い」と評する声も多い。
 プロデューサー、ウォルター・レッグの手腕が冴えわたり「レッグ最高のプロデュース録音」とも言われる、フィルハーモニア黄金時代の記録です。




 1950年代、カラヤンが精鋭フィルハーモニア管弦楽団と録音したベートーヴェン交響曲全集は、LP時代を代表する名盤として知られます。
 鋭い推進力と輝かしい管弦楽の響きは、後年のベルリン・フィル盤とはまた違う若きカラヤンならではの魅力。

 第9番には1955年ウィーンで録音された貴重なステレオ・テイクを収録し、シュヴァルツコップ、ヘフゲン、ヘフリガーら豪華歌手陣が参加。
 さらに序曲、ギーゼキングとのピアノ協奏曲第4・5番、《ミサ・ソレムニス》まで収めた充実のボックスです。



<国内盤> 

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299MUSIC

NIKU 9073-74
(2CD)
\3300

中野振一郎(チェンバロ)
 ジャン=フィリップ・ラモー:クラヴサン曲全集1
中野振一郎(チェンバロ)

 ジャン=フィリップ・ラモー Jean-Philippe Rameau (1683-1764)

  DISC-1
        クラヴサン曲集 第1巻 Premier Livre de Pieces de Clavecin (1706)
    組曲 イ調 Suite en la
     1.プレリュード Prelude [02’36”]/2.アルマンド Allemande [04’49”]/
     3.第2アルマンド 2e Allemande [01’48”]/
     4.クーラント Courante [02’00”]/5.ジーグ Gigue [02’30”]/
     6 .サラバンド Sarabandes [02’52”]/
     7.ヴェネツィアの女 Venitienne [01’32”]/
     8.ガヴォット Gavotte [02’06”]/9.メヌエット Menuet [01’25”]
   クラヴサン曲集 第2巻 Second Livre de Pieces de Clavecin (1724)
    10.運指法を記したメヌエット ハ長調 Menuet en Rondeau ut majeur [00’59”]
    組曲 ホ調 Suite en mi
     11.アルマンド Allemande [04’06”]/12.クーラント Courante [01’37”]/
     13.ロンドー形式によるジーグ Gigue en Rondeau [01’46”]/
     14.ロンドー形式による第2ジーグ 2e Gigue en Rondeau [02’06”]/
     15.鳥のさえずり Le Rappel des Oiseaux [03’00”]/
     16.リゴドン Rigaudons [02’16”]/
     17.ロンドー形式によるミュゼット(優雅に)
      Musette en Rondeau (Tendrement) [03’24”]/
     18.タンブーラン Tambourin [01’15”]/19.村娘 La Villageoise [03’08”]
   コンセールによるクラヴサン曲集より抜粋編曲されたクラヴサン独奏小品4曲
    Quatre Pieces pour Clavecin Seul, extraites des Pieces de clavecin en concerts (1741)
     20.リヴリ La Livri [02’43”]/21.挑発 L'Agacante [02’39”]/
     22.内気 La Timide [05’33”]/
     23.無遠慮(生き生きと) L'Indiscrete (Vivement) [01’38”]/
     24.王太子妃 ト短調 La Dauphine sol mineir (1747) [03’55”]

  DISC-2
   クラヴサン曲集 第3巻[新クラヴサン曲集]
    Troisieme Livre de Pieces de Clavecin (c. 1729-30)
     組曲 ト調 Suite en sol
      1.トリコテ Les Tricotets [03'04"]/2.無頓着 L'Indifferente [02'01"]/
      3.メヌエット Menuets [02'37"]/4.雌鶏 La Poule [05'30"]/
      5.トリオレ Les Triolets [04'20"]/6.未開人 Les Sauvages [01'55"]/
      7.エンハーモニック
       (優美に-大胆に、同じ速さで-優美に-大胆に-優美に-大胆に-優美に)
         L'Enharmonique
          (Gratieusement - hardiment, sans alterer la mesure - Gratieusement -
           hardiment - Gratieusement -hardiment - Gratieusement) [09'17"]/
      8.ジプシー風 L'Egyptienne [03'26"]/
   ジャン=フランソワ・タプレ Jean-Francois Tapray(1738-1819)
    9.〈未開人〉変奏曲 ト短調
     "Les Sauvages" de Jean-Philippe Rameau avec des variations sol mineur [14'59"]
    10.小さな金槌 ハ調 Les Petits Marteaux en ut [02'02"]
   オペラ《ピグマリオン》 クラヴサン編:C.バルバートル/中野振一郎
    Opera "Pygmalion" (1748)
     Arrangement pour clavecin: Claude Balbastre/ Shin'ichiro Nakano
      11.序曲 Ouverture [04'57"]/12.サラバンド Sarabande [03'13"]/
      13.タンブーラン Tambourin [01'21"]/
      14.パントマイム(陽気なエール) Pantomime (Air gai) [02'12"]/
      15.ジーグ(陽気に) Giga (Gayement) [02'54"]/
      16.コントルダンス Contredanse [02'16"]


 ジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン作品は「知性と感性が見事なバランスで紡がれた音楽」といえる。
 近代的鍵盤の妙技によって描かれる世界は、甘く優雅な響き、機知と茶目っ気に富んだ表現、耽美的で親しみある旋律など、まるで劇音楽のシーンが目まぐるしく移ろうかのようである。
 長年にわたりチェンバロ界をリードし続ける中野振一郎が、音楽的探求心や社会的・文化的な動向が色濃く反映されたフランス・ロココの「粋」を現代に蘇らせる。

 Total playing time .... Disc-1 [62’21”]/Total playing time .... Disc-2 [66'36"]
 2024年4月9-12日、9月9-12日、2025年4月14-17日 岐阜・サラマンカホール


中野振一郎(チェンバロ) Shin'ichiro Nakano, clavecin

 1964年京都生まれ。
 1986年桐朋学園大学音楽学部演奏学科(古楽器専攻)卒業。
 1990年4夜連続独奏会『ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅』により「大阪文化祭金賞」受賞。
 1991年フランス『ヴェルサイユ古楽フェスティバル』のクープラン・サイクルに出演。欧米を代表する名手と肩を並べ「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれる。
 1992年『バークレー古楽フェスティバル』へ最年少の独奏家として招かれる。その後も、イギリス(ウィグモア・ホール、BBCジャパン・シーズン)、ドイツ(ライプツィヒ・バッハ・フェスティバル)、チェコ等、欧州での招聘演奏旅行を続ける。「例外のチェンバリスト!」「耳の御馳走」等、各地で好評を博す。
 また、国内で長年続けていたバッハの〈ゴルトベルク変奏曲〉の演奏には今でも定評がある。「各変奏が持つ世界を可能な限り忠実に描出しようとする真摯な姿勢には心を打たれる」「先人たちの遺産を鑑み、大地をしっかり踏まえた中野の解釈の方が説得力が大きい」「この基本的な解釈にさらなる年輪が刻まれるのを見守っていきたい」と絶賛される。
 2000年CD《ゴルトベルク変奏曲》で「第38回レコード・アカデミー賞」受賞。2003年「第22回京都府文化賞」、2004年「文化庁芸術祭・大賞」、2009年《女王の祭壇 〜パーセル作品集》で第47回レコード・アカデミー賞受賞。
 2010年日本語による初のチェンバロ教則本『チェンバロをひこう〜憧れの楽器をはじめるための名曲集』(音楽之友社)を出版。
 そして、2020年に岐阜県のサラマンカホールでCD収録を開始した《フランソワ・クープラン:クラブサン曲全集(全6巻)》が2025年に完成。
 幅広いレパートリーと楽しいトークによるレクチャー・リサイタルも日本各地で高い人気を呼んでいる。現在、京都市立芸術大学、名古屋音楽大学等で後進の指導にも励んでいる。

 使用楽器:アトリエ フォン・ナーゲル社1993年製 フレンチ2段チェンバロ[ブランシェ 1730](サラマンカホール所蔵)

 
 














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