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BERLIN CLASSICS
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コレッリのお墓はローマのパンテオンにある・・・
コンチェルト・ケルン「パンテオン」
<収録曲>
ソミス:ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調(世界初録音)
カルダーラ:オラトリオ「クローヴィスの改宗」より
シンフォニア(世界初録音)
カストルッチ:合奏協奏曲 ト短調 Op.3-11
ヴァレンティーニ:合奏協奏曲 変ホ長調 Op.7-9
コレッリ:「独奏ヴァイオリンのための選集」より(世界初録音)
コレッリ:合奏協奏曲 ニ長調 Op.6-4
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ト長調
RV299
マシッティ:協奏曲 イ長調 Op.7より
パーセル:「独奏ヴァイオリンのための選集」より(世界初録音)
カストルッチ:合奏協奏曲 ト短調 Op.3-9
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コンチェルト・ケルン |
パンテオンに祀られるコレッリとその影響力を探る好企画
録音:2025年3月
場所:ケルン、ドイチュラント放送、室内楽ホール
【概要】
◆アルバム・タイトルの「パンテオン」は、ローマのパンテオン(汎神殿)のことで、そこに墓所が置かれた者の名声は不滅であるともいわれており、イタリア王家や画家ラファエロの名があることは有名ですが、合奏協奏曲の父、コレッリの名もそこに記されています。実際、当時は死とともに消失することが多かった音楽家の名声が、コレッリの場合は没後数十年に渡って継続してもいました(とくにイギリス)。
◆副題の「コレッリの軌道」はそうしたコレッリの影響の強さを「軌道」にたとえたもので、その軌道運動の中心に位置するのが、墓所のあるパンテオンという意味なのだと考えられます。ちなみにローマのパンテオンは、日本人には毎年8月6日と9日に同所で式典が開催される「原爆忌」の縁もあり聖なるイメージの場所として一部に知られています。
【収録作品】
◆コレッリの有名な「合奏協奏曲」を軸に、珍しいカストルッチやマシッティ、ヴァレンティーニなどの協奏曲を織り交ぜた選曲。世界初録音3トラックを含む全29トラックで構成。
【演奏者】
◆コンチェルト・ケルンは1985年に設立されたドイツの古楽アンサンブル。ケルンを拠点とし、指揮者を置かない自主運営スタイルを基本とし、凝ったプログラミングと大胆な演奏が特徴です。
◆エフゲニー・スヴィリドフはロシア出身のバロック・ヴァイオリニストで、2015年からコンチェルト・ケルンのコンサートマスターを務める人物。卓越したテクニックと統率力でアンサンブルを牽引します。
【録音】
◆2025年3月、ケルン、ドイチュラント放送の室内楽ホールで収録。1980年に開館したケルン放送センターの建物群に含まれるホールで、音の良さから長い実績があります。
【ブックレットより抄訳】
◆ピエトロ・カストルッチもまたコレッリと深く関わり、ローマで彼に師事しています。前述の二人とは対照的に、彼はイギリスへと渡り、1715年からはロンドンにあるヘンデルの劇場オーケストラのリーダーを務めました。本アルバムに収録された二つの合奏協奏曲はコレッリの様式に近く、緩徐楽章で始まり、弦楽三重奏(コンチェルティーノ)と総奏(トゥッティ)が対比されるという師の典型的な形式を踏襲しています。さらに特筆すべきは、当時の上演形態に基づく打楽器の使用です。
「18世紀初頭、協奏曲やシンフォニアはオペラの序曲や幕間のインターメッツォとして頻繁に演奏されていました。この慣習は、私たちが今日想像するよりもはるかに創意工夫に富んだものでした」とハンナ・フライエンシュタインは説明します。
「人々は晩の娯楽を演出するために、多様な音楽素材や楽器を動員しました。例えばロンドンで活動していたフランス人ダンサーの間では、カスタネットやタンバリンの使用は珍しくありませんでした。これらの楽器はダンスに色彩と活気を与えました。私たちは、音と動きが結びついていた舞台慣習への回顧として、これを取り入れたいと考えたのです」。
【製品仕様】
◆装丁はデジパック仕様で、ブックレット(ドイツ語、英語・20ページ)には、ドイツの音楽学者カイ・ヒンリヒ・ミュラーによる解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。

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0303620BC
(2CD)
\3500
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ゴルトベルク変奏曲オルガン版と
後期ロマン派時代のバッハ編曲 |
イェルク・ハルーベック
(聖トーマス教会と
三位一体教会のオルガン) |
J.S.バッハ:
CD1
◆無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
BWV 1004 より(ミッデルシュルテ編曲) シャコンヌ [15:20]
◆前奏曲とフーガ イ長調 BWV 536 より(シュトラウベ編曲)2.
前奏曲 [02:50]
◆半音階的幻想曲とフーガ BWV 903(レーガー編曲)
◆クリスマス オラトリオ BWV 248 第2部
より(カルク=エーレルト編曲) シンフォニア・パストラーレ [06:01]
◆前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 547(シュトラウベ編曲)
◆管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 より(カルク=エーレルト編曲)アリア
◆幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542(シュトラウベ編曲)
CD2
◆ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 |
シンフォニック・オルガンとバッハ・オルガンで聴く編曲集
CD1 録音:2024年9月17-18日
場所:ライプツィヒ、聖トーマス教会、ヴィルヘルム・ザウアー製オルガン(1889/1908)
CD2 録音:2025年10月7-8日
場所:レーゲンスブルク、三位一体教会、ヘンドリク・アーレント製バッハ・オルガン(2020)
【概要】
◆後期ロマン派時代のバッハ編曲を聖トーマス教会の後期ロマン派オルガン(シンフォニック・オルガン)で演奏したCDと、バッハのゴルトベルク変奏曲をレーゲンスブルク三位一体教会のバッハ・オルガンで演奏したCDの2枚組。
【収録作品】
◆シャコンヌやG線上のアリアなど有名曲が収録された後期ロマン派編曲集では、聖トーマス教会のザウアー製オルガンの重厚で豊かな色彩が素晴らしい聴きものとなっています。聖トーマス教会はもともとカトリックの大型教会だったものをプロテスタントが接収したため容積が大きいので、シンフォニック・オルガンがよく似合います(教会内にはバロック仕様のオルガンもあります)。
◆ゴルトベルク変奏曲は低音主題による変奏曲なのでオルガンにも向いており、ここではハルーベック自身が編曲して、レーゲンスブルク三位一体教会のバッハ・オルガンで演奏。ちなみに同教会はカトリック圏バイエルンで初の新築プロテスタント教会で、三十年戦争中に建設されていました。規模は聖トーマス教会の3分の2ほどなので、一般的プロテスタント教会に較べると大きく、オルガンも2020年にバロック仕様のバッハ・オルガンが新調されています。
【演奏者】
◆イェルク・ハルーベックはシュトゥットガルトとフライブルクで教会音楽、オルガン、チェンバロをヨン・ラウクヴィクとロバート・ヒルに師事したのち、バーゼル・スコラ・カントルムで、アンドレア・マルコンらに師事。現在、指揮者、チェンバロ奏者、オルガン奏者として活動する古楽のスペシャリストで、シュトゥットガルト音楽大学で歴史的鍵盤楽器の教授としても活動。
【録音】
◆このシリーズすべての録音を担っているマルクス・ハイラントの手腕は今回も確かで、人工的な残響やその他の音響的な後処理を一切おこなわない、ドキュメンタリー的なマイクロフォン配置により収録。これにより、各教会の響きとオルガンの個性がより際立つことになっています。
◆CD1の後期ロマン派オルガン編曲集は、2024年9月にライプツィヒの聖トーマス教会で、ヴィルヘルム・ザウアー製オルガン(1889/1908)を演奏して収録。
◆CD2のゴルトベルク変奏曲は、2025年10月にレーゲンスブルクの三位一体教会で、ヘンドリク・アーレント製バッハ・オルガン(2020)を演奏して収録。
【製品仕様】
◆装丁はデジパック仕様で、ブックレット
(ドイツ語、英語・24ページ)には、演奏のハルーベックによる解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。

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ミハウ・バラス(チェロ)
ピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団&岩崎宙平(指揮)
プロコフィエフ:交響的協奏曲、「シンデレラ」抜粋
CD [60'19]
セルゲイ・プロコフィエフ
◆交響的協奏曲 Op.125 [40:05]
◆シンデレラ 組曲 第2番 Op.108 [9:35]
. 第1曲 シンデレラの夢 [03:44]
. 第3曲 春の精と夏の精 [04:12]
. 第4曲 ブーレ [01:39]
◆シンデレラ 組曲 第1番 Op.107 [7:48]
. 第6曲 舞踏会へ行くシンデレラ [02:57]
. 第7曲 シンデレラのワルツ [02:46]
. 第8曲 真夜中 [02:05]
◆シンデレラ 組曲 第3番 Op.109
. 第8曲 愛をこめて [02:51] |
ミハウ・バラス(チェロ)
ピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団
岩崎宙平(指揮) |
交響的協奏曲は第3楽章二重変奏曲に驚く情報量最大級演奏
録音:2025年6月12日
場所:チェコ共和国、ピルゼン市民会館
【概要】
◆プロコフィエフの超絶技巧協奏曲「交響的協奏曲」と、バレエ「シンデレラ」抜粋を国際色豊かな演奏で楽しめるアルバム。
◆どちらもプロコフィエフのソ連時代の作品なので、直線的な演奏の長い歴史がありますが、ここでは柔軟なフレージングと剛柔の切り替えが自在な表情豊かな演奏で作品の隅々までじっくり鑑賞することができます。
【収録作品】
◆交響的協奏曲は1952年に完成した作品。ロストロポーヴィチの協力を得てチェロ協奏曲
Op.58を大幅に改作したもので、名前通りオーケストラ・パートのウェイトが非常に高い作品でありながら、チェロの見せ場にもこと欠かない充実したチェロ協奏曲です。第2楽章の重音カデンツァはじめ聴きどころ満載ですが、特に二重変奏曲仕立ての第3楽章はすごい音楽になっていると思います。
◆「シンデレラ」は1944年に完成したロマンティック・バレエの大作ですが、ここでは3つの演奏会用組曲から選りすぐった7曲、約20分間でそのエッセンスを楽しむことができます。
【演奏者】
◆交響的協奏曲でチェロを弾くミハウ・バラスは、バーゼル音楽院で石坂団十郎に長く師事したポーランドの名手。
◆指揮の岩崎宙平はチェコを拠点に活動する日本人指揮者で、バレエ音楽に精通しており「シンデレラ」でも躍動感のある指揮で楽しませます。
◆ピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団はピルゼン・ビール発祥の地の市営楽団。音の良いホールに恵まれ、今後の録音も期待されます。
【録音】
◆2025年6月12日、本拠地のピルゼン市民会館(ネオ・ルネサンス様式の美しい建物)で収録。ホールの座席数は約700で、豊かな響きが特徴。臨情感豊かでありながら生々しさもすごい優秀録音。
【ブックレットより抄訳】
◆ロストロポーヴィチは交響的協奏曲について、「この作品は、ソリストが格闘しなければならない怪物である」と述べています。
◆ミハウ・バラスも次のように語っています。
「交響的協奏曲は、チェリストが見たくないものばかりで埋め尽くされています。信じがたいほど難しいパッセージ、狂ったように複雑な和声、テンポの変化、それらすべてを巨大なオーケストラを相手に演奏しなければならないのです。しかもそれが40分間続きます。さらに、音楽的なメッセージは驚くほど強烈で、絶え間なく続くフレーズにより、奏者は全曲を通して極限の集中を強いられることになります。」
【製品仕様】
◆装丁はデジパック仕様で、ブックレット
(ドイツ語・英語・16ページ)には、ドイツの音楽学者で、ジャーナリスト、作家でもあるケルスティン・ウンセルトによる解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。

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モーツァルティアーナ
モーツァルト由来のさまざまな作品
◆フランツ・クサーヴァー・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ
Op.7。モーツァルトの次男による初期ロマン派的作品。
◆ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
Op.31-2。第4楽章にモーツァルトの歌による変奏曲。
◆ベートーヴェン:フィガロの結婚の主題による12の変奏曲。「もし伯爵様が踊るなら」に基づく初期の傑作。
◆シュニトケ:2つのヴァイオリンのための「Moz-Art」。モーツァルトの断片、KV
416d に基づく前衛的パロディ。
◆ヤーニ:カデンツァ(ヴァイオリンとピアノのための)。世界初録音。モーツァルトのソナタに着想を得た作品。
◆ヴィライトナー:「モーツァルトになるか、ならないか!」。世界初録音。ヴァイオリン協奏曲第3番を引用。
◆ボッソ:「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」。世界初録音。
◆ソッリマ:「Trazom」。世界初録音。「Mozart」を逆にしたタイトル。
<詳細>
フランツ・クサーヴァー・モーツァルト
◆ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
変ロ長調 作品7
1. 第1楽章 アレグロ [10:34]
2. 第2楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ
[5:43]
3. 第3楽章 プレスト [5:09]
パウル・ヒンデミット
◆無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.31-2
4. 第1楽章 軽やかに動く4分音符
[2:17]
5. 第2楽章 静かに動く8分音符
[2:34]
6. 第3楽章 ゆったりとした4分音符
[1:25]
7. 第4楽章 モーツァルトの歌曲
「来い、愛する五月よ」による5つの変奏曲
[4:28]
ソフィア・ヤーニ
◆ヴァイオリンとピアノのためのカデンツァ
8. [5:22] |
フローリアン・ヴィライトナー
◆モーツァルトになるべきか否か!
(モーツァルトのヴァイオリン協奏曲
第3番
ト長調 K.216の主題に基づく)
9. [6:34]
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン
◆「もし伯爵様が踊るなら」による
12の変奏曲 ヘ長調 WoO 40
10. [11:23]
アルフレート・シュニトケ
◆2つのヴァイオリンのためのモズ・アート
(断片 KV 416dに基づく)
11. [5:53]
ホルヘ・A・ボッソ
◆復讐の炎は地獄のように我が心に燃え
12. 第1部(ラプソディ) [3:52]
13. 第2部(フーガ) [6:16]
ジョヴァンニ・ソッリマ
◆Trazom
14. [4:12] |
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クラリッサ・ベヴィラックァ
(ヴァイオリン)
マルティーナ・コンソンニ
(ピアノ)
他クラリッサ・ベヴィラックァ
(ヴァイオリン)
マルティーナ・コンソンニ(ピアノ)
ラリッサ・シドリンスキー
(ヴァイオリン/トラック11) |
モーツァルト由来のさまざまな作品を収録
録音:2025年3月
場所:バイエルン放送 第2スタジオ
【概要】
◆モーツァルトの音楽への思いが時代を超えてどのように変容してきたかを辿るアルバム。世界初録音作品も多く含まれています。
【演奏者】
◆クラリッサ・ベヴィラックァ:2020年のザルツブルク・モーツァルト国際コンクールで史上最年少かつ女性として初の優勝および聴衆賞を獲得。使用楽器は、1748年製のゾージモ・ベルゴンツィ。
◆マルティーナ・コンソンニ:数多くの国際コンクールで入賞歴を持つイタリアのピアニスト。ベヴィラックァとは長年の共演パートナーであり、緻密なアンサンブルを披露。
◆ラリッサ・チドリンスキー:シュニトケの作品で第2ヴァイオリンを担当。
【録音】
◆バイエルン放送(BR)との共同制作プロジェクトで、録音場所はミュンヘン、バイエルン放送
第2スタジオ。室内楽の録音で高い精度とクリアな響きを持つことで知られており、現代作品の複雑なテクスチャとピリオド的なアプローチの双方を捉える高品位な録音が行われています。
【製品仕様】
◆装丁はデジパック仕様で、ブックレット(ドイツ語、英語・20ページ)には、ドイツの音楽ジャーナリストでオルガニストのハンナ・シュミットによる解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。
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フランチェスカ・グッチョーネ:万物流転
フランチェスカ・グッチョーネ
◆万物流転 |
フランチェスカ・グッチョーネ
(ヴァイオリン、ピアノ、
モジュラー・シンセサイザー、
アナログ・シンセサイザー、
エフェクト・プロセッシング)
ヴィオレータ・ヴィッチ(ヴァイオリン)
アントネラ・ソリミネ(ヴァイオリン)
フランチェスコ・アンジェリコ
(チェロ)
キアーラ・トレンティン(チェロ)
ロベルト・グロモトカ(ピアノ)
ブライアン・センティ(ヴァイオリン)
フリーダー・ナーゲル
(エレクトロニクス、
サウンドデザイン) |
ヘラクレイトス哲学に心地よくアプローチする音楽
録音:2025年
場所:シチリア島、マットナッチ・レコーディング・スタジオ、アトラ・レコーディング・スタジオ
【概要】
◆古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスによって提唱された概念「万物流転」に着想を得て、ネオクラシカル、アンビエント、電子音楽の色彩を融合させた連作で構成。アイデンティティや形を、固定されたものではなく、絶え間なく流れ続けるプロセスとして捉える試みです。
【収録作品】
◆ミニマリズムの手法を用いたオスティナート(繰り返される音型)が多用され、聴き手を深い瞑想状態へと誘う没入型のサウンドデザインが特徴。グッチョーネ自らが奏でるヴァイオリンが、時には繊細なきっかけを与え、時には浮遊する旋律となってアルバム全体を統率。
【演奏者】
◆フランチェスカ・グッチョーネは、シチリア島出身の作曲家、ヴァイオリニスト、鍵盤楽器奏者、電子楽器奏者、アルト歌手。このアルバムにはほかに、ロベルト・グロモトカ(ピアノ)、ヴィオレータ・ヴィッチ(ヴァイオリン)、フランチェスコ・アンジェリコ(チェロ)なども参加。。
【録音】
◆2025年に、シチリア島、マットナッチ・レコーディング・スタジオと、アトラ・レコーディング・スタジオで収録。
【製品仕様】
◆収録装丁はデジパック仕様で、ブックレットには解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。
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0304250NM
\2700
※LP同時発売
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ルイス・ベッラ:ピアノはあなたの苦悩する魂を癒やしはしない |
ルイス・ベッラ(ピアノ) |
CD [32'28]
ルイス・ベッラ
ピアノはあなたの苦悩する魂を癒やしはしない
1. ◆我らは哺乳類である [02:17]/2.
◆アリア [02:14]/
3. ◆繰り返しと眠り [02:36]/4.
◆晩祷 [02:24]/
5. ◆天の苦しみ [02:57]/6.
◆太古の響き [03:54]/
7. ◆ディープ・ウエスト [02:33]/8.
◆春への長い旅路 [01:59]/
9. ◆我らの人生の丘 [02:30]/10.
◆狼の忍耐 [02:37]/
11. ◆世界を変えたかったカッコウ [01:50]/
12. ◆フィレンツェから遠く離れて [02:09]/13.
◆良心の神話 [02:20] |
古いアップライトピアノの味わいのある音
録音:2025年3月
場所:ベルリン、クロイツベルク
【概要】
◆ネオクラシカル・ピアノの語法を基盤としながら、ジャズの即興性、映画音楽のような物語性、あるいはミニマリズム的な反復語法が絶妙に融合したアルバム。
◆アルバム・タイトル「ピアノは君の苦悩する魂を癒やしはしない」は、ルイス・ベッラの誠実な限界表明です。彼は、ピアノが魔法のように人生の苦しみを消し去る装置ではないことを率直に認めています。
【収録作品】
◆エリック・サティやモンポウの流れを汲み、マックス・リヒターにも通じる音の数を削ぎ落としたミニマリズム。旋律の純粋さと和音の響きを重視した構成により、美しさと痛みが未分化のまま差し出される13の楽曲は、静寂と孤独、そして微かな希望を表現。
◆ベッラは、自身の音楽を「文化を架橋するもの」と位置づけ、フィレンツェの路地からバイエルンの深い森、マレンマの丘陵地帯に至るまで、彼が歩んできた風景を旋律へと昇華させています。
【演奏者】
◆ニカラグア生まれで幼少期に家族とともにイタリアのトスカーナへ移住したルイス・ベッラは、イタリアとドイツでピアノを学び、現在はドイツを拠点に活動するネオクラシカル系の作曲家・ピアニスト。
【録音】
◆2025年3月、ベルリンのクロイツベルクにある地下室で、わずか1日半という短期間で全曲を録音。使用された楽器は、磨き抜かれたコンサート・グランドピアノではなく、年季の入った古いアップライトピアノです。
◆アップライトピアノ特有の機構から生じる物理的な打鍵音や、ペダルの軋み、そして地下室の床に耳を当てれば地下鉄の響きすら聞こえてくるという環境音の混入は、意図的に排除されず、むしろ作品の一部として取り込まれています。これにより、音楽は現実の空間と地続きの生活の音としてのリアリティを獲得しています。
【製品仕様】
◆装丁はデジパック仕様で、ブックレットには解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。
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