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6/16(火)紹介新譜 27タイトル
マイナー・レーベル新譜

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ALIA VOX



AVSA 9968
(2SACD HYBRID)
\7500→\6990
サヴァール、シューマンの傑作《楽園とペリ》を録音!
  シューマン:オラトリオ《楽園とペリ》
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシオン
 〔コンサート・マスター:リナ・トゥール・ボネ〕
 リナ・ジョンソン(ペリ/ソプラノ)
ヨハンナ・ローザ・ファルキンガー(乙女/ソプラノ)
マリアンヌ・ベアーテ・キーラント(天使/メゾ・ソプラノ)
キーラン・キャレル(テノール I)
フェラン・ミトヤンス(若者/テノールII)
マヌエル・ヴァルサー(男/バリトン)
ニコラス・ブルーイマンス(暴君ガズナ/バス)

 サヴァール、シューマンの傑作《楽園とペリ》を録音!「愛による救済」、シューマンが描く楽園をサヴァールがつまびらかに!19世紀の合唱・管弦楽作品の最高峰の傑作、必携の録音

 録音:2025年5月4-7, 9&10日 サン・ビセンス(聖ヴィセンティウス)参事会教会、カルドナ(カタルーニャ)
 収録時間:99分26秒

 指揮者、ガンバ奏者、というくくりでは表しきれない音楽家、ジョルディ・サヴァール。ロベルト・シューマンの《楽園とペリ》を録音しました。

 《楽園とペリ》は、トマス・ムーアの『ラーラ・ルーク』に着想を得たオラトリオです。
 トマス・ムーアの『ラーラ・ルーク』(「東洋のロマンス」という副題をもつ)は、愛・救済・自己発見を描いたロマン派叙事詩で、東洋的幻想世界を舞台としており、当時爆発的な人気を得た作品でした。
 内容は、ムガール帝国の皇帝の娘ラーラ・ルークが、婚約者のもとへ旅する途中、詩人フェラモルズ(Feramorz)と出会い、様々な物語を聞きます(旅の最後に、この詩人が自分の婚約者であったことを知る、という結末)。その物語のひとつが「楽園とペリ」。堕天した天使ペリが贖いを求めて、最も尊い贈り物、すなわち「戦士の血の一滴」、「恋人の吐息」、そして「悔悟する罪人の涙」の3つを捧げる物語です。トマス・ムーアのテキストの、東洋の深遠な世界、その叡智、尽きることのない美、そして「愛」は、シューマンを強く魅了しました。シューマンは1843年2月にこの作品に着手、6月に完成。同年12月にシューマン自身の指揮によって初演、大成功をおさめました。ドイツ国内およびヨーロッパ各地で上演され、さらに1848年初頭にはニューヨークのアメリカ音楽学院でも取り上げられるなど、この作品は広く絶賛されました。

 2024年9月末、サヴァールたちは、《忘れられた交響曲集》[AVSA-9963]の録音を終えた後、シューマンの《楽園とペリ》に取りかかりました。
 冒頭のページからしてすでに、この作品の持つ声楽・合唱・管弦楽の途方もない豊かさに心を奪われたといいます。サヴァールの指揮のもと、天上的な合唱から内省的で優美なアリアに至るまで、シューマンの精緻な筆跡が見事に響きわたります。
 独唱陣もまた、ペリの憧憬と物語の劇的展開を巧みに捉え、細やかなニュアンスで表現します。管弦楽の思いもかけないほどのやわらかな響きにも驚かされます。
 学究的厳密さと感情の真実性を統合するサヴァールの手腕は、19世紀の合唱・管弦楽作品の最高峰の一つにふさわしいこの作品のこの録音を、必携の一枚たらしめています。

 
 




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NAIVE



OP 7956
\3700→\3490
セルジョ・アッツォリーニ(ファゴット、指揮)
ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲集 VI
 〈ヴィヴァルディ・エディション Vol.76〉
セルジョ・アッツォリーニ(ファゴット、指揮)
ロンダ・アルモニカ
  協奏曲 変ロ長調「夜」 RV 501
   1 Largo - Andante molto/2 Presto Fantasmi/
   3 Presto/4 Il Sonno/5 Allegro Sorge L'Aurora
  協奏曲 ハ長調 RV 478
   6. Allegro/7. Larghetto/8. Allegro
  協奏曲 ヘ長調 RV 487
   9 Allegro/10 Largo/11 Allegro
  協奏曲 ハ長調
   12 Allegro molto [RV 468/1]/
   13 Andante [RV 468/2]/14 Allegro [RV 399/3*]
  協奏曲 ニ短調
   15 Allegro molto [RV 482/1]/
   16 Andante [RV 406/2*]/17 Minuet [RV 406/3*]
  協奏曲 RV 466 ハ長調
   18 Allegro/19 Largo/20(表情記号なし)
  協奏曲 RV 402 ハ短調 *
   21 Allegro/22 Adagio/23 Allegro
 * = オリジナルはチェロ協奏曲

 ヴィヴァルディのファゴット協奏曲完結編!アッツォリーニが奏でる機微に満ちた音色、シャリュモーからホルンまで、多彩な音色のオーケストラの魅力!

 録音:2022年8月
 収録時間:70分

 ヴィヴァルディ・エディション第76弾は、ファゴットの名手、アッツォリーニを迎えてのファゴット協奏曲集!
 ヴィヴァルディのファゴット協奏曲は、全部で39曲(断片含む)残されており、1725年頃から晩年にかけて作曲されました。古楽ファゴットの名手、アッツォリーニが、第6弾となる本盤をもって、ついに全曲録音を完遂しました。
 ヴィヴァルディの時代、ファゴットはもっぱら通奏低音を担う楽器でしたが、プラハのモルツィン伯爵の楽団の音楽家たち、あるいはドレスデン宮廷楽団に属した驚異的な名手アントン・メーザー、さらにはRV 502の献呈相手として知られるヴェネツィアのジュゼッペ(ジョゼッピーノ)・ビアンカルディなど、たいへんな名手も存在しておりました。どの作品も、もちろんのこと、当時の第1級のアンサンブルを想定して書かれております。ここでアッツォリーニは、自らのアンサンブル、ロンダ・アルモニカを率いて、オーボエやフルート、シャリュモー、クラリネット、さらにはホルンまでを加えた充実した編成を採用。ドレスデン宮廷楽団の壮麗な伝統にならった、多様な響きと雰囲気を生み出しています。

 今回は、RV 501《 夜(La Notte)》、RV 478、RV 487、RV 466に加え、断片的にしか伝わっていない2曲、RV 468 と RV 482 も収録されております。
 ハ長調のRV 468は冒頭の2楽章(Allegro molto と Andante)のみが現存し、ニ短調のRV 482に至っては、冒頭のAllegro moltoだけが残されているだけ。そこでアッツォリーニは、同じ調性によるチェロ協奏曲RV 399およびRV 406から楽章を編曲し演奏しております。低音域を担うファゴットとチェロが持つ親和性、そして時に驚くほど似通った性格が際立たせられており、興味深いものがあります。さらにもう1曲、チェロ協奏曲RV 402もファゴットで演奏して、ディスクを締めくくっています。超絶技巧はもちろんのこと、穏やかな旋律での音色と雰囲気の魅力は格別。アッツォリーニが、ヴィヴァルディが名手たちのために書いた協奏曲を最上のかたちで響かせています。




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ATMA



ACD22941S
\3500→\3290

アラン・トゥルーデル(指揮)&トロワリヴィエール交響楽団
 ラヴェル:管弦楽編曲集&ピアノ協奏曲


 モーリス・ラヴェル (1875-1937)
  クープランの墓
   (ラヴェル&ケネス・ヘスケス編による全6曲)
  亡き王女のためのパヴァーヌ(オーケストラ版)
  序奏とアレグロ(オーケストラ版)
  ピアノ協奏曲ト長調
エリザベート・ピオン(ピアノ)
ヴァレリー・ミロ(ハープ)
アラン・トゥルーデル(指揮)
トロワリヴィエール交響楽団

 洗練と個性の極み。アラン・トゥルーデルのラヴェル

 ※日本語オビ付き
 ※日本語解説付き
 
 ラヴェルの生誕150年だった2025年を記念して制作されたアルバム。
 ソリストとして「トロンボーンのハイフェッツ」と称され国際的に活躍する一方、指揮者としても高い評価を受け、JUNO賞ノミネートや各種国際的受賞歴を誇る名トロンボーン奏者、アラン・トゥルーデルが指揮を務め、ピアノおよび室内楽から着想を得たオーケストラのアプローチを披露し、両者を融合させた究極形のピアノ協奏曲で結んでいます。
 「クープランの墓」はケネス・ヘスケスによる「フーガ」と「トッカータ」のオーケストラ編曲も含めた全6曲。2025年のホーネンズ・コンクールで優勝のエリザべート・ピオンの繊細さと力強さを融合させた協奏曲、カナダのハープ界を牽引するヴァレリー・ミロの豊かな音色と芸術的ビジョンを余すところなく披露した「序奏とアレグロ」が聴きものです。

 2024年4月4日、2025年3月2日/オスカー・ピーターソン・コンサート・ホール(モントリオール)







DUX


DUX2202
\3200
ヘリテージ ~
 ベートーヴェン、シューマン、ショパン:ピアノ作品集

  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調Op.110
  シューマン:クライスレリアーナ Op.16
  ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
  ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
ユリア・ウォゾフスカ
 (ピアノ/シゲル・カワイ)

 ポーランド期待の若手ピアニスト、ユリア・ウォゾフスカがデビュー。

 2001年生まれ、次々と実力派ピアニストを輩出するポーランドにおいても現在もっとも将来を嘱望される若手のひとりであるユリア・ウォゾフスカのデビュー・アルバム。
 カトヴィツェのシマノフスキ音楽アカデミーでヴォイチェフ・シヴィタワに師事、現在はハノーファーでアリエ・ヴァルディのもと研鑽を積んでいます。
 2025年の大阪・関西万博で来日、ポーランド館で演奏して話題となりました。まろやかな音色と一見些細な箇所にも意味を与える類稀な直感力が注目されています。デビュー・アルバムはあえて巨匠ピアニストのような演目に挑戦。若さに似合わぬ深みを湛えており、今後も目が離せません。

 2025年12月15日-18日&2026年1月11日-12日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ルスワヴィツェ、ポーランド)

 

DUX2249
\3200
ベートーヴェン:
 ピアノ・ソナタ第14番《月光》&第15番《田園》

  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2《月光》
   ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 Op.28《田園》
マリア・コレツカ=ソシュコフスカ(ピアノ)

 ポーランド・ピアニズムの伝統を継承する、滋味あふれるベートーヴェン。

 ワルシャワ音楽協会の会長も務める1943年生まれのピアニスト、マリア・コレツカ=ソシュコフスカ82歳時の最新録音。
 名匠シュトンプカ門下で、自身も教育家、コンクール審査員などでポーランド・ピアノ界の重鎮たる彼女が伝説の至芸を披露。それも得意のショパンやポーランド作品ではなく、ベートーヴェンのソナタを悠然たるテンポで真似のできぬ滋味あふれる演奏を展開しています。ポーランド・ピアニズムの伝統継承として後世に伝えるべき宝です。

 2025年11月1日-2日、アルトゥール・マラフスキ・ポトカルパチェ・フィルハーモニー(ポーランド)

 

DUX2259
\3200
パデレフスキ:ピアノ・ソナタ
 パデレフスキ:
  ピアノ・ソナタ 変Sホ短調 Op.21
  アダム・ミツキェヴィチの詩による6つの歌曲 Op.18
   〔涙が落ちる/楽師の歌/私の愛しい人/
    大いなる清き水の上で/かくも苦しんだ/
    もし私が変われたなら〕
ドミニク・ヴィジャン(ピアノ)
パヴェウ・スカウバ(テノール)

 作曲家パデレフスキの偉大さを認識させられる1枚。

 パデレフスキは20世紀初頭を代表するピアニストであり、また独立ポーランド初代首相を務めたカリスマでしたが、本人の夢は作曲にありました。
 ピアノ曲《メヌエット》こそポピュラーですが、大規模で民族精神を爆発させるボルテージの高い作品こそが彼の真骨頂でした。最高傑作とされる《ピアノ・ソナタ》は1903年の作。演奏時間35分に及ぶ大作で、冒頭から激越な感情に終始し技術的にも極めて高度なため、挑戦するピアニストは多くありません。
 デンマーク音楽アカデミーで学んだドミニク・ヴィジャンの共感あふれる演奏でその凄さを実感させられます。
 一方アダム・ミツキェヴィチの詩による《6つの歌曲》は叙情詩人としてのパデレフスキの奥深さを示しています。ピアノが雄弁なのは名手の作ならではですが、ポーランド色豊かなメロディにも惹かれます。ポーランドのオペラ界でひっぱりだこのパヴェウ・スカウバが見事な歌唱を披露。

 2026年3月19日-21日、ヤストシェンビェ=ズドルイ国立音楽学校(ポーランド)





KAIROS


0015079KAI
\3500
ランド・シュタイガー:弦楽四重奏曲集
 ランド・シュタイガー(1957-):
  IntrospectiveTrilogy(2017-2025)~
   弦楽四重奏とエレクトロニクスのための
  Tropes(2018)~弦楽四重奏のための
ジャック・クァルテット
ランド・シュタイガー(エレクトロニクス)

 ランド・シュタイガー(1957-)は、管弦楽とデジタル音響処理を結び付けた作品で知られるアメリカ現代音楽の重要作曲家です。本盤の中心となる《Introspective Trilogy》は、2016年以降の政治的現実を背景に、怒り、挫折、絶望、そしてなお残る意志の感覚を、弦楽四重奏とエレクトロニクスによって掘り下げた大作。空間的な音の配置やライヴ信号処理、微分音的な揺らぎが、単なる技法ではなく感情の器として機能しています。そこに《Tropes》が加わることで、シュタイガーの音楽に深く流れるユダヤ的記憶と、伝統が現代の響きへと変換される過程も浮かび上がります。

 2023年、2024年(アメリカ)

 

0022073KAI
\3500
ルイージ・マンフリン:Loo(p)cy ~ アンサンブルのための作品集
 ルイージ・マンフリン(1961-):BackwardsMovements.―
  ゴッフレード・ペトラッシへのオマージュを伴う
   五重奏曲(2004)~アンサンブルのための/
  (In)Forms...(be)comingab(es)sence(2025)~
   ヴィオラとエレクトロニクスのための/
  Duo(2003)~フルートとアコーディオンのための/
  Loo(p)cy 2(2025)~エレクトリック・ギターのための/
  No form...crystals(2006)~フルートとピアノのための/
  Eccentric Recurrences(2004)~
   フルートとライヴ・エレクトロニクスのための/
  Coniunctio(1996)~アンサンブルのための
アルトレヴォーチ・アンサンブル
ジュゼッペ・プレーテ(指揮)
サビーナ・バクホルディナ(ヴィオラ)
ジョルジョ・ジェンタ(エレクトリック・ギター)
フランチェスコ・ジェズアルディ(アコーディオン)
ルイージ・マンフリン(エレクトロニクス)

 1961年メルボルン生まれのルイージ・マンフリンは、ミラノ音楽院でジュリアーノ・ゾージに学び、さらにフランコ・ドナトーニのもとで研鑽を積んだ作曲家・音楽学者です。本盤はその創作を年代順ではなく、反復、折り返し、回帰という感覚で束ねた回顧的アルバムで、構造としての音と、その下で震える感覚的な音響とのあいだを探る作品が並びます。ヴェネツィア・ビエンナーレで初演された《Loo(p)cy》を含む、彼の創作の核が凝縮された1枚です。

 2023年、2025年(イタリア)

 

0022069KAI
\3500
クメンダキス:Desert Mediterraneen~
 地中海の動植物誌によるピアノ作品集
ステファノス・トモプーロス(ピアノ)
ソフィア・タンヴァコプーロウ、
 ニコラオス・ヴァシリウ(ピアノ)*
  ヨルゴス・クメンダキス(1959-):
   ・ピアノのための連作《Desert Mediterraneen》
    Three Mediterranean Fishes 〔Wrasse/Grouper/Garfish〕(1998)
    Three Mediterranean Herbs 〔Thyme/Mint/Sage〕(2000)
    The cormorant of Iannis Xenakis(2002)Praying mantis (Empusa fasciata)(1999)
    Two black vultures and their terrifying dance (Aegypius monachus)(1999)
    The larva and the moth of L. van B. (Aplocera plagiata)(1999)
    Cormorant(1999)
    Windflower (Anemone pavonina)(2000)
    A cricket in the Blackbird's gorge(2012)*
    Couple(2004)
    Little egret and hunter by the banks of the Strimonas (Egretta garzetta)(1999)
    From the Tethys to the Mediterranean, Introduction(1999)
    Slow Worm(2000)
    Horse - Race of Peneia(1999)
    Dragonfly (Orthetrum cancellatum)(1999)
    Damselfly (Agrion virgo)(2000)
    Sparrow (Passer domesticus)(1999)
    Fly(2000)
   ・Symmolpa I(1984)
   ・The Silk Road(2002)
   ・Mantinada(2016)

 2004年アテネ五輪の開閉会式で音楽監督・作曲家を務めたヨルゴス・クメンダキス(1959-)は、ギリシャの現代音楽を代表する作曲家のひとりです。本盤の核となる《Desert Mediterraneen》は、地中海の動植物に着想を得た22の小品から成るピアノ連作で、地中海世界の光と乾き、自然の記憶、そして現代人と環境との関係を独自の音響風景として描いています。作品は小さな断片の集積でありながら、全体としてひとつの「地中海の地図」のように機能し、ギリシャ的、バルカン的、ビザンティン的な記憶と、バロック的なポリフォニー感覚とが自然に交差しています。

 2021年7月(ギリシャ、アテネ)





PALADINO

PMR0148
\3500
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
 ヨハネス・ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調Op.108
アン・ハーヴェイ=ナーグル(ヴァイオリン)
ジョン・オドネル(ピアノ)

 ともにオーストラリアにゆかりを持つ音楽家、アン・ハーヴェイ=ナーグルとジョン・オドネルによるブラームスのヴァイオリン・ソナタ全3作を収めたアルバムです。
 ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団コンサートマスターとして活躍するヴァイオリニスト、ハーヴェイ=ナーグルは若い頃からオドネルを知り、ブラームスのソナタをオーストラリアでたびたび共演してきたことを大きな喜びとして語っています。彼女にとっては故郷オーストラリアと、現在の拠点であり第二の故郷でもあるオーストリアとが、この録音の中で特別なかたちに結び付いています。ブラームス自身にとっても重要な土地であったオーストリアへの連想を含め、作品と演奏者の背景とが自然に重なり合った1枚です。

 2025年2月(オーストラリア、メルボルン)





PRIMA FACIE



PFCD251
(2CD)
\4300
ケネス・ハミルトン・プレイズ・リスト Vol.3~ 悪魔的と神聖 ケネス・ハミルトン(ピアノ)
 リスト:
  【CD1】
   祈り(《詩的で宗教的な調べ》より)/聖ドロテア/
   スケルツォと行進曲/悲しみのゴンドラ 第2番/
   幻想的小品(ゴルトシュミット 《七つの大罪》 より〈愛の情景と運命の輪〉)/
   ワーグナー/リスト:《ローエングリン》より エルザへの戒め/
   主の祈り(《詩的で宗教的な調べ》より)
   リスト/ブゾーニ:
    コラール「われらに来たれ、救いの水よ」による幻想曲とフーガ
     (マイアベーア《預言者》より)
  【CD2】
   カヴァティーナ(マイアベーア《悪魔のロベール》より)/
   《悪魔のロベール》の回想(改訂版 1885-86)/
   2つの伝説
    〔1. 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ /
     2. 波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ〕/
   アンダンテ・ラグリモーソ(《詩的で宗教的な調べ》より)/
   愛の讃歌(《詩的で宗教的な調べ》より)/
   トッカータ/子守歌(フリードハイムのための)/
   ミゼレーレ(パレストリーナによる/《詩的で宗教的な調べ》より)/
   暗い星/メフィスト・ワルツ 第1番

 リスト研究の第一人者ケネス・ハミルトン!リスト録音シリーズ第3弾!

 ピアニスト、音楽学者、教育者として国際的に活躍し、リスト研究の第一人者としても知られるケネス・ハミルトンによるリスト録音シリーズの第3弾。
 本シリーズは、第1弾が『グラモフォン』誌のベスト・クラシカル・アルバム(2022年)、第2弾が『ガーディアン』紙のトップ・クラシカル・レコーディング(2023年)に選出されるなど、国際的に高い評価を確立してきました。

 「死と変容」(PFCD167)、「サロンと舞台」(PFCD210)に続く本作では、デモニック(悪魔的)とディヴァイン(神聖)という対極的な世界を軸に、リストの精神的宇宙を鮮やかに描き出します。
 近年チェコで再発見されたリスト最後の弟子の一人、アウグスト・ストラダルの貴重な楽譜・手稿コレクションの研究成果をはじめ、リスト自身の解釈指示や弟子たちの証言・録音を徹底的に研究。作曲家が本来意図した解釈に深く迫った意欲作です。

 2023年ー2025年(イギリス)
 
 


PFCD210
(2CD)又は(2CD-R)
【旧譜】
\4300
ケネス・ハミルトン・プレイズ・リスト Vol.2~ サロンと舞台 ケネス・ハミルトン(ピアノ)
 【CD1】
  ワーグナー/リスト:歌劇 《タンホイザー》 序曲
  ワーグナー/リスト:「夕星の歌」(《タンホイザー》より)
  シューベルト/リスト:ウィーンの夜会 第6番(改訂版)
  シューベルト/リスト:「ひそやかに私の歌は」(後年のカデンツァ付き)
  ワーグナー/リスト:「静かな炉辺で」(《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より)
  ラッセン/リスト:「深い孤独の中に私はいる」
  ラッセン/リスト:「天よ、わが魂を解き放て」
  メンデルスゾーン/リスト:「歌の翼に」
  ワーグナー/リスト:「紡ぎ歌」(《さまよえるオランダ人》より)
  グノー/リスト:聖セシリア讃歌
 【CD2】
  チャイコフスキー/リスト:ポロネーズ(《エフゲニー・オネーギン》より)
  ビューロー/リスト:ダンテのソネット
  ヴェルディ/リスト:リゴレット・パラフレーズ(演奏会用パラフレーズ)
  マイアベーア/リスト:《アフリカの女》 より「挿絵」第1番
  ヴェルディ/リスト:アイーダ・パラフレーズ
  リスト:愛の夢 第1番「崇高な愛」、第2番「至福の死」、第3番「愛しうる限り愛せ」
  ヴェルディ/リスト:エルナーニ・パラフレーズ
  クララ・シューマン/リスト:「あちらこちらでひそやかなささやき」
  グノー/リスト:ワルツ(《ファウスト》より)

 ピアニスト、音楽学者、教育者として国際的に活躍し、リスト研究の第一人者としても知られるケネス・ハミルトンによるリスト録音シリーズの第2弾。
 前作 「死と変容」(PFCD167) に対し、本作は歌曲やオペラ編曲を中心とした華麗で生命力あふれるプログラムを収録しています。
 今作でも、リスト自身の演奏指針や弟子たちの伝承を徹底的に研究し、楽譜に記された内容を超えた演奏伝統を現代に蘇らせています。

 2019年ー2022年(イギリス人)
 
 ※当タイトルはレーベルオフィシャルのCD-R盤での入荷となる可能性がございます。予めご了承下さい。(代理店)




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BR KLASSIK



900238
\2900→\2690
わずか2度しかなかった小澤xバイエルン放送交響楽団の共演から
 小澤征爾(指揮)
  ベートーヴェン:交響曲第5番、
  R.シュトラウス:英雄の生涯


 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  1-4. 交響曲第5番 ハ短調 Op. 67
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  5-10. 交響詩「英雄の生涯」 Op. 40*
バイエルン放送交響楽団
エルネ・シェベシュティーン(ヴァイオリン・ソロ)*
小澤征爾(指揮)
NYCX 10604
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3200

 録音:1990年1月17-18日(ライヴ) ミュンヘン、ヘルクレス・ザール
 
 収録時間:76分

 【わずか2度しかなかった小澤=BRSOの共演から、1990年1月の公演が初CD化!】
 北部ドイツのベルリン・フィルを数多く指揮した小澤征爾ですが、なぜか南部ドイツのバイエルン放送交響楽団との共演は1983年7月と1990年1月の2度しかありませんでした。
 83年の演奏会からは前半に演奏されたベートーヴェンのエグモント序曲とピアノ協奏曲第1番(ピアノ:マルタ・アルゲリッチ)がCD化されています(900701)が、ここに90年のコンサートが初めてCD化されます。1月18日の演奏は2011年にドリームライフ・レーベルからDVDが出たことがありますが、今回はその前日17日の演奏会と合わせて編集し、新たにマスタリングを施したもの。
 演奏の基本には大きな差は無いと思われますが、新リマスターにより、弦楽器群の厚み、木管群の色彩豊かななアンサンブル、そして「英雄の生涯」における艶やかなヴァイオリン・ソロなど、最新録音と銘打ってもそん色のない仕上がりとなっています。
 曲目については小澤もオーケストラも十分に練り上げていたもので、隙なく仕上がっているのはもちろん、ドイツのオケの中でも「あたたかみがある」という定評を持つバイエルン放送響のサウンドが魅力を増しています。
 ベートーヴェンでは低弦の力強くリズミカルな動きにオケが乗って、小澤の活き活きとした音楽つくりに呼応して脈動する様が手に取るように聴こえ、シュトラウスでは各セクションが持ち前の卓越した手腕を発揮。室内楽的なアンサンブルの場面も、オケ全体が漸強してゆき巨大なクライマックスを築く部分でも、響きの統一感や美感が崩れないのは見事で、同じドイツのオーケストラでもベルリン・フィルとは異なった味わいをもたらしています。「小澤のドイツもの」を語るときに是非おさえておきたい録音と言えるでしょう。

 ※輸入盤ブックレットでは録音場所がガスタイクとなっていますが、正しくはヘルクレスザールです。

 国内仕様盤には原盤解説の邦訳に加え、音楽評論家・東条碩夫氏による書き下ろし解説が付属します。

 
 
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900235
(2CD)
\3000→\2790
バイエルン放送響のブルックナー交響曲全集から
 ブロムシュテットの第9番を単独リリース
  ブルックナー:交響曲第9番(演奏とリハーサル)


 アントン・ブルックナー(1824-1896):
  【CD1】
   1-3. 交響曲第9番 ニ短調 WAB 109(原典版)
    1. I. Feierlich, misterioso
    2. II. Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell
    3. III. Adagio. Langsam, feierlich
  【CD2】
   1-15. 交響曲第9番 ニ短調 WAB 109(リハーサル抜粋)
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
バイエルン放送交響楽団
NYCX 10605
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3850

 録音:ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク 2009年5月7日&8日(ライヴ) 2009年5月(リハーサル、日付不明)
 収録時間:110分(全曲:56分+リハーサル:54分)

 【バイエルン放送響のブルックナー交響曲全集からブロムシュテットの第9番を単独リリース。貴重なリハーサル付き。国内仕様盤はリハーサルの対訳を掲載。】
 ブルックナーの音楽に深い共感を寄せるブロムシュテットは、近年特に第9番を繰り返し演奏しているようで、21世紀のものに限ってもゲヴァントハウス管(2011)、トーンハレ管(2014)、バンベルク響(2024)などの録音、録画があります。いずれにおいても生き生きとした流れを保ち、オーケストラを時に壮絶に鳴らしつつ、細部を肥大化させず、しっかりとした造形を保っていて、高齢化と共にテンポが遅くなる指揮者が少なくない中で際立っていると言えるでしょう。
 ここに収録された演奏は2009年のライヴで、マゼール、ヤンソンス、ハイティンクと分担したバイエルン放送交響楽団の交響曲全集(900716)に収録されていたもの。この時点で81歳でしたが、演奏は端正かつエネルギッシュで見事。今回の単売によって入手しやすくなりました。

 更に注目はCD2に収録されたリハーサルで、第1楽章と第3楽章の模様が収録されていますが、楽団創設以来ブルックナーを重要なレパートリーとしてきたバイエルン放送響相手に臆すことなく、フレージング、アクセント、アーティキュレーションといったものを歌って示し、細部まで徹底して自分の解釈を示します。
 声には張りがあり、オーケストラのトゥッティでは負けじとばかりに叫ぶシーンも。CD1に収録された演奏がどのようにして生まれたのか、この曲においてブロムシュテットが重要と考えているポイントを伝えるドキュメントとして貴重なものです。
 リハーサルに加えて、バイエルン放送のプロデューサーによるイントロダクションや、短いながらブロムシュテットとのインタビューも収録されており、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュらの解釈に言及するシーンもあります。

 ※輸入盤ブックレットには英語とドイツ語の解説のみで文字起こし(ブロムシュテットの言葉)はありません。
 
 国内仕様盤には解説に加え、バイエルン放送メディア提供の文字起こしと対訳を掲載したものを添付します。

 
 





J.S.BACH-STIFTUNG



C760CD
\5500
バッハ財団管弦楽団&合唱団
J.S.バッハ:カンタータ第54集

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  1-14. カンタータ 第76番
   Die Himmel erzahlen die Ehre Gottes -
    天は神の栄光を語る BWV 76
  15-21. カンタータ 第101番
   Nimm von uns, Herr, du treuer Gott -
    主、汝まことの神よ、
     われらから取り去りたまえ BWV 101
シュテファニー・プフェファー(ソプラノ)...1-14
マーゴット・オイツィンガー(カウンターテナー)...1-21
ダニエル・ヨハンセン(テノール)...1-21
ペーター・コーイ(バス)...1-14
ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ)...15-21
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(バス)...15-21
バッハ財団合唱団
バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)
レナーテ・シュタインマン
レア・シェラー(指揮)...1-14
ルドルフ・ルッツ(指揮)...15-21

 録音(ライヴ):スイス Evangelischen Kirchen Trogen(AR) 2024年5月24日...1-14 2022年11月18日...15-21
 総収録時間:57分

 バッハ財団管弦楽団&合唱団によるカンタータ第54集。第101番ではいつもの通りルドルフ・ルッツが指揮を務めていますが、第76番では体調不良のルッツに代わり、コンサートマスターのレナーテ・シュタインマンと合唱団の指揮活動もしているアルトのレア・シェラーが共同で指揮に当たりました。
 第76番はバッハがライプツィヒに着任後まもなく初演した曲で、新しい任地での意気込みが伝わるような二部構成の大作。
 神と自然への賛美と人間存在に関する洞察を壮麗な合唱と親密に語りかけるようなアリアが歌い、聴く者を信仰の世界へと導きます。
 第101番は、ペスト流行の時代に生まれたコラールに基づく作品。歌詞は病や苦難からの救いを願う内容で、重厚な合唱と深い悲しみを湛えたアリアによって、現世の不安と神への信仰を描きます。
 原盤ブックレット(ドイツ語・英語)の解説によれば、この作品は家族との死別を何度も経験したバッハの心情を反映した作品とされています。
 





METIER



MEX 77214
(2CD)
\3300
フォルトマン:歌曲集、
 シューベルト:冬の旅(バリトンと弦楽四重奏版)

  【CD1】
   トマス・フォルトマン(1951-):
    1. Am Ende des Flurs
    2-6. Hofmannsthal Verses
    7-14. Geschichten
    15-19. Prolitheus Lieder
    20-21. Der susse Ton -
     シューベルトの「冬の旅」へのオマージュ
   【CD2】
    1-24. フランツ・シューベルト(1797-1828):
     歌曲集「冬の旅」
      (T.フォルトマンによるバリトンと弦楽四重奏編)
ティノ・ブリュッチュ(テノール)...
 CD1:1、15-19
ヌリア・リヒナー(ソプラノ)...CD1:2-14
フローリアン・プライ(バリトン)...
 CD1:20-21、CD2
トリオ・アカデミア・アミアータ
クラウディオ・カヴァリエーリ(ヴァイオリン)...CD1:1、15-19
ローラ・ゴルコフ(チェロ)...
 CD1:1、15-19
エットーレ・カンデーラ(ピアノ)...
 CD1:1、15-19
マルヴィナ・ソスノフスキ
 (ヴァイオリン)...CD1:2-14
ドミティル・ジョルダン(チェロ)...
 CD1:2-14
タルヴィ・ハント(ピアノ)...CD1:2-14
アマール四重奏団
アンナ・ブルンナー(ヴァイオリン)...
 CD1:20-21、CD2
アニーナ・ヴェールレ(ヴァイオリン)...
 CD1:20-21、CD2
マルコ・ミレンヴィチ(ヴィオラ)...
 CD1:20-21、CD2
オフェル・カネッティ(チェロ)...
 CD1:20-21、CD2

 録音年不詳
 録音場所 イタリア、Teatro degli Unanimi...CD1:1、15-19 スイス、Postremise...CD1:2-14 スイス、Kloster Einsiedeln...CD1:20-21、CD2
 総収録時間:144分

 トマス(トミー)・フォルトマンはスイス生まれの作曲家。10代から活動をはじめ、17歳で書いたロック/ポップの曲が27か国でレコード化されたそうです。
 プロ・ゴルフの世界にも挑みましたが、26歳の時に心機一転し本格的に作曲と管弦楽法を学びました。以後は現代曲の作曲家として、交響曲、オラトリオ、室内楽、舞台作品など幅広い作品を発表しています。1980年代半ばからはイタリア・トスカーナに居住し、音楽教育機関「アッカデミア・アミアータ」の共同設立や音楽祭の運営にも尽力しました。このアルバムは、ポストモダン、12音技法、ロック、ジャズを融合した彼の多面的なスタイルを示す作品群です。前半は親友の詩人C・ハラーらのテキストや、若き日に書いたホーフマンスタールの詩によるロック調の歌曲などを、テノールとソプラノ、ピアノ三重奏による演奏で収録。後半は、シューベルトを愛した亡き母への想いも込めた『冬の旅』へのオマージュ「Der su¨sse Ton 甘き音」と、名歌手ヘルマン・プライの息子フローリアン(バリトン)と弦楽四重奏による『冬の旅』の編曲版を収めています。原曲の素朴さと情感を大切にしつつ、独自の解釈で再構築された意欲作です。

 

MEX 77139
(2CD)
\3300
エリック・クレイヴン:Set Two for Piano
 エリック・クレイヴン(生年非公開):Set Two for Piano
  【CD1】
   1. ONE/2. TWO/3. THREE/
   4. FOUR/5. FIVE/6. SIX
  【CD2】
   1. SEVEN/2. EIGHT/3. NINE (A)/
   4. NINE (B)/5. TEN/6. ELEVEN/7. TWELVE
メアリー・ダレー(ピアノ)

 録音:2025年2月3-4日 モンマス、ワイアストン・レコード・スタジオ
 総収録時間:約132分

 英国の作曲家エリック・クレイヴンの「Set Two for Piano」が登場。
 2012年にリリースされた Set for Piano(MSV-28525)の続編で、音の高さやリズム以外、細かな演奏指示をほとんど記さず、奏者の自由な解釈に委ねる独自の作曲技法による12の小品が収録されています。
 多彩な様式とジャズ風の響きを備えた魅力的な作品を、長年の協働者である名手メアリー・ダレー(現ロンドン大学教授)が、高度なコントロールに基づいた、ひらめきに満ちた演奏を披露しています。

 

MEX 77148
\2800
ポケットいっぱいの調べ D. H.ジョンソン:作品集
 デイヴィッド・ハックブリッジ・ジョンソン(1963-):
  1-3. Three Disused Stations
   3つの使われなくなった駅 Op. 463(2025)*
  4-9. チャールズ2世のための6つの前奏曲 Op. 392(2020)
  10. Divisions on Mr Simons' Prelude
   サイモンズ氏の前奏曲によるディヴィジョン Op. 408(2021)
  11-16. A Pocket Full of Tunes ポケット一杯の調べ Op. 437(2023)
  17-23. Seven Versets 7つのヴァーセット Op. 395(2020)*
  24. Alleyway, Pastoral, River Falls Op. 439(2023)
  25-27. ジェイコブ・レイマン1641年製
   ヴィオラへの3つの前奏曲 Op. 393(2022)*
  28-36. Will Rosin of Wapping ワッピングのウィル・ロジン
   (『タトラー』1709年発行のテキストに基づく)
    Op. 429(2024)
ピーター・シェパード・スケアヴェズ
 (ヴァイオリン/ヴィオラ*)
デイヴィッド・ハックブリッジ・
 ジョンソン(朗読)...28-36

 録音:2025年7月2日、8月27日 ハートフォードシャー、Hastoe Village Hall
 収録時間:76分

 イギリスの作曲家デイヴィッド・ハックブリッジ・ジョンソンによるヴァイオリンとヴィオラのための独奏作品集。
 演奏は、歴史的楽器の研究と演奏で高く評価されるヴァイオリニスト、ピーター・シェパード・スケアヴェズが担当しています。
 ロンドンを拠点とする作曲家と演奏家の長年にわたる交流から生まれたこのアルバムは、17世紀の音楽や文学、さらには街角に残る歴史の痕跡への共通の関心が創作の源となり、多くの作品が実在する歴史的楽器との出会いから着想を得ています。例えば『7つのヴァーセット』は1641年製のイギリス最古のヴィオラの深く豊かな響きにインスパイアされ、『チャールズ2世のための6つの前奏曲』は王室の焼印が残る1664年製ヴァイオリンとの邂逅を契機に作曲されました。さらに、18世紀の雑誌に掲載された喜劇を題材とした「Will Rosin」や、古い舞曲集に着想を得た表題作など、歴史の中に埋もれた物語や人物に新たな命を吹き込む作品も収録。歴史的楽器ならではの個性的な響きと現代的な創意が融合した、親密で味
わい深い一枚です。






<LP>


DG


4868761
(CD)
\3100
《ブルース・リウ~ルナリス》
 1) ショパン:夜想曲第8番変ニ長調Op.27 No.2、
 2-4) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27 No.2『月光』、
 5) ドビュッシー:夢想、
 6) J.S.バッハ:前奏曲ホ短調BWV855a(A.ジロティ編/ロ短調)、
 7) アグネス・オベル:Tokka、8-11) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』、
 モンポウ:12)『月の光』によるグロッサ、13)『月の光』による幻想曲、
 14) リゲティ:ファンファーレ(『ピアノ練習曲集』第1巻より第4番)、
 15-16) スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰へ長調Op.30、17) ジョン・ケージ:Dream
  
 【録音】2026年1月(1-5, 14)、2025年12月(6-13, 15-17)、ベルリン、テルデックス・スタジオ
  
ブルース・リウ(ピアノ)

4868764
(2LP)
\6300
〔180g重量盤、Gatefold仕様〕
《ブルース・リウ~ルナリス》
《LP 1》
 [Side A]
  1) ショパン:夜想曲第8番変ニ長調Op.27 No.2、
  2-4) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27 No.2『月光』/
 [Side B]
  1) ドビュッシー:夢想、
  2) J.S.バッハ:前奏曲ホ短調BWV855a(A.ジロティ編/ロ短調)、
  3) アグネス・オベル:Tokka、
  モンポウ:4)『月の光』によるグロッサ、5)『月の光』による幻想曲、
  6) シェーンベルク:『6つの小さなピアノ曲』Op.19より第1曲、
  7) リゲティ:ファンファーレ(『ピアノ練習曲集』第1巻より第4番)/
《LP 2》
 [Side A]
  1-4) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』/
 [Side B]
  1-2) スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番嬰へ長調Op.30、
  3) アーン:冬模様(『当惑したナイチンゲール』より第52曲)、
  4) ジョン・ケージ:Dream

 【録音】2026年1月(LP 1: Side A, Side B: 1, 6, 7, LP 2: Side B: 3)、2025年12月(LP 1: Side B: 2-5, LP 2: Side A, Side B: 1, 2, 4)、ベルリン、テルデックス・スタジオ
 

 月の柔らかな光と夜に高まる感性に着想を得た個性あふれるアルバム

 世界的に最も注目を集めている若きピアニストの一人、ブルース・リウの最新アルバムがドイツ・グラモフォンより発売されます。
 ブルース・リウは2021年のショパン国際ピアノ・コンクールでの優勝以来、トップ・アーティストとしての地位を確立し、その「小悪魔のようなヴィルトゥオジティ」(『ル・モンド』紙)、「優雅さとタッチの軽やかさ」(『ガーディアン』紙)などが称賛されています。
 今回発表されたのは非常に個人的なアルバムで、私たちは光輝く夜の風景の中で音と沈黙、そして想像力が出会う世界へと誘われます。
 月の柔らかな光と夜に高まる感性に着想を得たこのプログラムは、自己を見つめることから始まり、一瞬感じる違和感と夢幻的な強さに向かってゆく意識の変化を辿る旅として展開します。
 ショパン、ベートーヴェン、ドビュッシーなどの象徴的なレパートリーと、デンマークのシンガー・ソングライター、アグネス・オベルやアメリカの現代作曲家ジョン・ケージなどの斬新で意外性のある作品が慎重に組み合わされ、強い物語性を備えた明確なコンセプトを持ったアルバムとなりました。
 『Lunaris』というタイトルについてリウは、「親しみやすいと同時に神秘的に響く言葉として思い浮かびました。元となった“Luna”は月や夜や、柔らかく親密な光のようなものを想起させます。
 “Lunaris”は夜の雰囲気を持った、自分自身を見つめる、静かな輝きを放つ空間です」と語っています。
 





ANALOGPHONIC(LP)

LP43194
(2LP)
\12100
チャイコフスキー、ドヴォルザーク :
 ヴァイオリン協奏曲集

  チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.35
  ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調Op.53
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
マルコム・サージェント(指揮)

 180g重量盤、限定生産

 20世紀の巨匠ヴァイオリニスト、ルッジェーロ・リッチが最盛期、43歳の頃にレコーディングした協奏曲2態。リッチの明るく温かみのある音色がアナログの特性と相乗効果で明瞭に感じられ、贅沢に4面に分けたことで最高の音質を味わえます。ヴァイオリンの美しさと魅力もさることながら、サージェントの風格ある伴奏も聴きものです。

 ●ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・マスター・テープからの復刻
 ●エア・スタジオス・ロンドン、ジョン・ウェッバーによるオーディオファイル・アナログ・マスタリング
 ●ドイツのオプティマル社での180gオーディオファイル・ヴァージン・ヴィニール・プレス
 ●再生音質向上のため2枚組で贅沢収録

 1961年5月、6月&11月、キングスウェイ・ホール(ロンドン)
 マスタリング:ジョン・ウェッバー(エア・スタジオス・ロンドン)
 プレス工場:Optimal Media GmbH in Germany

 

LP43197
(2LP)
\12100
ヴィヴァルディ:オペラ・アリア集
 ヴィヴァルディ:
  そよ風のささやきに ~ 「テンペのドリッラ」 RV 709
  恐ろしい嵐のあとに ~ 「グリゼルダ」 RV 718
  ふたつの光はつねに力衰え RV 749
  何を言っているの?私は行こう、飛び行こう、叫ぼう~
   「狂乱を装ったオルランド」 RV 727
  ささやく優しい西風よ ~
   「テルモドンテに向かうヘラクレス」 RV 710
  虐げられた魂は ~ 「忠実なニンフ」 RV 714
  言ってください、ああ ~ 「忠実なニンフ」 RV 714
  不運な小舟は ~ 「ジュスティーノ」 RV 717
  運命よ、おまえは私を招いたが ~ 「ジュスティーノ」RV 717
  さまざまな愚かさのなかで... ~ 「オリュンピアス」 RV725
  凍りついたようにあらゆる血管を ~
   「ファルナーチェ」RV 711
  海もまた沈めようとするようだ ~ 「タメルラーノ」 RV703
  戦闘ラッパの ~ 「テウッツォーネ」 RV 736
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
アルノルト・シェーンベルク合唱団

 180g重量盤、限定生産

 弦楽器同様アナログの威力を発揮するのが声楽。女王チェチーリア・バルトリがヴィヴァルディをオペラ作曲家として世に認めさせた名盤の初アナログ盤化。息遣いを感じるささやくような歌声、燃えるような高音域から内省的なファルセットまでリアルに伝わります。イル・ジャルディーノ・アルモニコののつややかな音色も魅力。弱音器の効果も微妙な感情で伝えてくれます。

 ●ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・マスター・テープからの復刻
 ●エミール・ベルリナー・スタジオ、ライナー・メイラードによるオーディオファイル・アナログ・マスタリング
 ●ドイツのオプティマル社での180gオーディオファイル・ヴァージン・ヴィニール・プレス

 1999年7月21日-27日、シュテファニエンザール(グラーツ、オーストリア)
 マスタリング:ライナー・メイラード(エミール・ベルリナー・スタジオ)
 プレス工場:Optimal Media GmbH in Germany

 

LP43187
(1LP)
\7500
バルトーク、メンデルスゾーン、ショパン他:チェロ作品集
 メンデルスゾーン:協奏的変奏曲 ニ長調 Op.17
 マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲
 ショパン:序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3
 ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
 バルトーク:狂詩曲第1番
 レオー・ヴェイネル:ハンガリーの婚礼の踊りOp.21
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
ジェルジ・シェベーク(ピアノ)

 180g重量盤、限定生産

 ハンガリーのチェロの名手ヤーノシュ・シュタルケル39歳の録音。当時のマーキュリーならではの少ない残響によるクリアな音質と、弓の擦れや低弦の振動までリアルに伝わるマスタリング。以前のシュタルケルの録音物から格段に向上した音質で、彼ならではの高音の美しさも再現できました。いずれもピアノが重要な作品ですが、ソリストとしても有名なジェルジ・シェベークが絶妙に支えています。

 ●ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・マスター・テープからの復刻
 ●エミール・ベルリナー・スタジオ、ライナー・メイラードによるによるオーディオファイル・アナログ・マスタリング
 ●ドイツのオプティマル社での180gオーディオファイル・ヴァージン・ヴィニール・プレス

 マスタリング:ライナー・メイラード(エミール・ベルリナー・スタジオ)
 プレス工場:Optimal Media GmbH in Germany

 
LP43155
(1LP)
\7500
クレモナの栄光 ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
レオン・ポンマース(ピアノ)
 デプラーヌ(ナシェ編):イントラーダ【アンドレア・アマティ1560-70頃】
 ナルディーニ:ヴァイオリン・ソナタ第7番 変ロ長調 ~ 第2楽章
  【ストラディヴァリウス「ロード」1733】
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op.2の7 ~ 第1楽章:前奏曲
  【ニコロ・アマティ、1656】
 パガニーニ:カンタービレとワルツ Op.19
  【ストラディヴァリウス「モナステリオ」1719】
 モーツァルト(フリートベルク編):ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 K.282 ~ 第1楽章
  【グヮルネリ「プラウデン」1735】
 カバレフスキー:即興曲 Op.21-1【ストラディヴァリウス「スペイン」1677】
 チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出 Op.42 ~ メロディ
  【グヮルネリ「ラフォン」1735】
 ヴェラチーニ(コルティ編):ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.2-6 ~ ラルゴ
  【ガスパロ・ダ・サロ1570-80頃】
 パラディス(ドゥシュキン編):シチリアーノ
  【カルロ・ベルゴンツィ「コンスタブル」1731】
 フバイ:「クレモナのヴァイオリン作り」 Op.40a ~ 間奏曲
  【グヮルネリ「ド・ベリオ」1744】
 ヘンデル(フバイ編):ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op.1-9 ~ ラルゲット
  【ストラディヴァリウス「マドリレーノ」1720】
 シューマン(クライスラー編):ロマンス第2番 イ長調 Op.94-2
  【ストラディヴァリウス「エクス・ヴュータン」1739】
 ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第20番 ホ短調
  【ストラディヴァリウス「ヨアヒム」1714】
 ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲第17番 嬰ヘ短調
  【グヮルネリ「ギブソン」1734】
 メンデルスゾーン(クライスラー編):5月のそよ風 Op.62-1
  【ストラディヴァリウス「エルンスト」1709】

 180g重量盤、限定生産

 ヴァイオリン関係者も絶句の、銘器15本を弾き分けたという破天荒なアルバム。
 ルッジェーロ・リッチが各楽器の特長を最大限に生かすべくマイク距離を慎重に設定し演奏していることがアナログ盤ではより感じ取れます。
 アマティの甘美な慎ましさ、深く輝くストラディヴァリウス、大音量のグァルネリと、それぞれ歴史的銘器にふさわしい選曲にも細かい配慮を示しています。アナログで各楽器のニュアンスの違いもはっきり感じ取れるようになりました。

 ●ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・マスター・テープからの復刻
 ●エミール・ベルリナー・スタジオ、ライナー・メイラードによるオーディオファイル・アナログ・マスタリング
 ●ドイツのパラス社での180gオーディオファイル・ヴァージン・ヴィニール・プレス

 マスタリング:ライナー・メイラード(エミール・ベルリナー・スタジオ)
 プレス工場:Pallas GmbH in Germany





MERCURY KX(LP)


574-4552
(LP)
\4800
《ラーラ・ソモギ~a [time] patterned》
 [SIDE A]
 1) fingerprints、2) sojourn、3) mirabel、4) open fields、5) elsewhere
 [SIDE B]
 1) overture of、2) highway nocturne 40、3) sitting circle、
 4) intimacy gradient、5) holding suite、6) alloy IX

  All Music by Lara Somogyi & Cyrus Reynolds, Music by Clarice Jensen (Side B-2), Music by Rob Moose (Side B-3)
 
ラーラ・ソモギ(ハープ、エレクトロニクス)、
クラリス・ジェンセン(チェロ、エレクトロニクス[B-2])、
ロブ・ムース(ヴァイオリン、ヴィオラ [B-3])

 ハープとエレクトロニクスが創出する居心地の良い音空間

 ●『a [time] patterned』は、ラーラ・ソモギのこれまでの作品の中で最も完成度の高い芸術的声明であり、ハープという楽器を感情的な構造、記憶、そして現代的なサウンドデザインのための媒体として再定義したエレクトロ・アコースティック・ハープの録音です。
 ループ、テクスチャ、そして直感的な作曲から構築されたこのプロジェクトは、クラシック、アンビエント、そして実験的な電子音楽の交差点に位置しています。
 





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