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6/23(火)紹介新譜 29タイトル
マイナー・レーベル新譜

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HARMONIAMUNDI



 HMM 902760F
\4100→\3890
注目の第2弾!
 エラス=カサド率いるアニマ・エテルナ

  ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 WAB 103《 ワーグナー》

   [第1稿(1873年)/ノヴァーク版]
    〔I. 22:20 / II. 17:13 / III. 6:17 / IV: 15:20〕
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ
 (ピリオド楽器使用)
パブロ・エラス=カサド(指揮)
アンネ・カタリーナ・シュライバー
 (コンサートマスター)

 心酔するワーグナーに捧げた交響曲第3番、ワグネリアンたる創作ぶりが特に濃密に表れた「第1稿」をエラス=カサド率いるアニマ・エテルナ(ピリオド楽器)の演奏で!

 ※日本語解説付※国内限定仕様

 録音:2024年9月

 収録時間:61分12秒

 パブロ・エラス=カサドの注目シリーズ、アニマ・エテルナとのブルックナー・シリーズの第2弾が登場します。
 2026年4月の来日では東京交響楽団との精緻な演奏でも話題となりました。
 2028年からのバイロイト《指環》の指揮が決まっているだけに、この「ワーグナー」が色濃く感じられる、ピリオド楽器のオーケストラとの共演による第3番は注目必至でしょう。
 
 ブルックナーの交響曲中とくに頻繁に改訂され第3稿まである第3番ですが、エラス=カサドは、第1楽章が第2稿、第3稿にくらべて100小節近く長く、ワーグナーからの引用も聴かれる巨大かつ原石の魅力に満ちた第1稿を取り上げました。
 エラス=カサドは、巨大で様々な要素が複雑に組み込まれた音楽の魅力を、細やかに描き出してゆきます。ピリオド楽器の管楽パートの放つサウンドも魅力です。


 


旧譜
大げさでなく2024年、店主がもっとも愛したアルバム
エラス=カサド&アニマ・エテルナのブルックナー・シリーズ第1弾
 ブルックナー:交響曲 第4番≪ロマンティック≫


 HMM 902721
\4100→\3890
エラス=カサド&アニマ・エテルナのブルックナー・シリーズ第1弾
 ブルックナー(1824-1896):
  交響曲 第4番 変ホ長調≪ロマンティック≫

  (レオポルト・ノヴァーク版/
   第2稿(1878-1880))
    第1楽章-18:11/第2楽章-15:04/
    第3楽章-10:38/第4楽章-21:35
パブロ・エラス=カサド(指揮)
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ
 (ピリオド楽器/
  コンサートマスター:
  アンネ・カタリーナ・シュライバー)

 録音:2024年1月、コンセルトヘボウ・ブリュッヘ(ベルギー)/65:29

 ベートーヴェンの「第九」で2020年度レコード・アカデミー賞の大賞を取ってから一気に株を上げて、若手実力派の中でひとつ頭抜き出る存在となったパブロ・エラス=カサド。

 これが何とも素晴らしい演奏なのだ。
 ブルックナー演奏史に残る名録音と言っていいと思う。

*******************************::::

 古楽オーケストラということで、軽快でアグレッシヴで都会的なブルックナーかと思ったら、質朴でちょっとくぐもった田舎臭い素人っぽいブルックナー。
 とても一生懸命なブルックナー。オーケストラのみんなが一生懸命何かに向かって頑張ってる感じのブルックナー。

 これまで散々聴いてきた、高性能で大スケールの超人的ブルックナーではなく、きわめて人間的なブルックナー。
 超高級クラブの厚化粧のマダムとかじゃなくて、隣町の居酒屋の看板娘のようなブルックナー。
 ノスタルジックで切なくて、どこかつたなくてもろくてもどかしくて、でも泣いて笑って、とにかくチャーミング。
 第2楽章の得も言われぬ美しさ。泉のようにこんこんと湧き出るその抒情。この曲の副題が「ロマンティック」であることに初めて納得した。
 なのに終楽章では本気で感情を爆発させるから、そのギャップがすこぶる衝撃的。純粋な思いがぐさぐさこちらに突き刺さる。

 こんなブルックナーがあるとは。こんなブルックナーが聴けるとは。
 あまりに愛おしくて、3回も繰り返し聴いてしまった。繰り返し聴きたくなるブルックナーの演奏なんて生まれて初めてである。


 大げさでなく2024年、もっとも愛したアルバムである。
 
 


 





 ARTALINNA


 ATLA023
(1CD-R)
【旧譜】
\3200
前奏曲とフーガ ~ パリ・コンサート(2019年4月10日)
 ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
 スクリャービン:5つの前奏曲 OP.74
 ドビュッシー:前奏曲集 第2巻より
  第5曲「ヒースの茂る荒れ」、第12曲「花火」
 ガーシュウィン:7つの前奏曲
 ヴェスタルズ・シムクス:北風 ― ゴシック前奏曲とフーガ
 J.S.バッハ:《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》より
  前奏曲とフーガ 第8番 変ホ短調 BWV853
 J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 第9番 ホ長調 BWV854
 ショスタコーヴィチ:《24の前奏曲とフーガ》 Op.87より
  第14番 変ホ短調、第15番 変ニ長調
ヴェスタルズ・シムクス(ピアノ)

 Artalinnaレーベルから数々のアルバムをリリースしてきたラトビアのコンポーザー=ピアニスト、ヴェスタルズ・シムクス。
 本アルバムは、2019年のパリでのリサイタルを収めた一枚。前奏曲とフーガを軸に据え、バッハからショスタコーヴィチ、さらには自身の作品に至るまで、約3世紀にわたる音楽の系譜をたどる意欲的なプログラムです。
 シムクスはラトビアの独立後に活動を始めた演奏家のひとり。彼らの世代は、ソ連の時代にはむずかしかった海外留学、演奏活動、欧米の著名なレコードレーベルとの契約といったことが自由に行え、キャリアの最初から将来を明るく展望することができるようになりました。シムクスもラトビアで学んだ後にアメリカ、スペイン、ドイツででもピアノの教育を受け、その才能を開花させることに成功しました。

 2019年4月10日(フランス)
 ※当タイトルは、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 

 ATLA038
【旧譜】
\3200
ジョゼ・ダヴィド:ピアノ作品集
 ジョゼ・ダヴィド(1913-1993):
  Crepuscule marin
  Impressions de Vendee
  Valse Polifonic
  Theme et variations sur "O filii et filiae"
  Etude et danse
  Badinage
  Evocation Vesperale
 
 ※全曲世界初録音
マガリ・ゴワマール(ピアノ)

 20世紀フランス音楽に貢献しながらも忘れられた作曲家、ジョゼ・ダヴィドに光を当てたアルバム。
 故郷の風景や記憶を題材に、ロマン派やベル・エポックの語法と同時代の感性を融合させた、多彩で詩的な音楽が展開されます。
 フランスのピアニスト、マガリ・ゴワマールは未出版作品を含む資料に基づき本企画を実現。《Impressions de Vendee》 を中心に全11曲を収録し、控えめながらも魅力的な作曲家の個性を鮮やかに描き出しています。





AS MUSIQUE


 ASM006
【旧譜】
\3200
J.S.バッハ:リュート作品集
 J.S.バッハ:
  前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998(ニ長調版)
  組曲ト短調 BWV995(イ短調版)
  パルティータ ホ長調 BWV1006a(ヘ長調版)
クレール・アントニーニ
 (リュート/13コース)

 J.S.バッハの広大な器楽作品のなかで、長年その正統性や演奏の可能性を巡って議論が続けられてきた「リュートのための作品群」。鍵盤の巨匠であったバッハが残した譜面は、当時の楽器では演奏困難な箇所が多く含まれており、「本当にリュートを意図したのか」と音楽学者たちを長く悩ませてきました。
 本アルバムでは、フランスを代表するリュート奏者の一人、クレール・アントニー二が写本資料に基づき、これらの作品を13コース・バロックリュートの特性に合わせて移調・再構成。
 リュート特有の響き、ポリフォニー、繊細なニュアンスを豊かに引き出しています。
 リヨン国立高等音楽院で研鑽を積んだクレール・アントニー二は、フランス内外で演奏活動を展開し、特に17世紀フランス・リュート音楽の普及に貢献しています。ソロ活動に加え、「ル・コンセール・スピリチュエル」などの一流バロックアンサンブルの通奏低音奏者として、また世界的カウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーの伴奏者としても活躍しています。

 2012年10月
 
 
 ASM001
(2CD)
【旧譜】
\6300
シャンボニエール:クラヴサン曲集
 ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール
  (1601/2ー1672):
   【CD1】
    《クラヴサン曲集》 第1巻、手稿譜からの組曲
   【CD2】
    《クラヴサン曲集》 第2巻、手稿譜からの組曲、
     シャンボニエール氏へのトンボー、他
オリヴィエ・ボーモン(クラヴサン)
クレール・アントニーニ(テオルボ、リュート)

 17世紀フランス・クラヴサン音楽の礎を築いたジャック・シャンボニエール。本アルバムは、1670年に出版された 《クラヴサン曲集》 第1巻・第2巻を中心に、手稿譜に伝わる作品をあわせて収録し、さらにジャン=アンリ・ダングルベールら同時代の作曲家の作品や作者不詳の作品も織り交ぜることで、宮廷文化の中で花開いたフランス・クラヴサン芸術の全体像を立体的に再現しています。舞曲組曲を基盤としながら、優雅な旋律、洗練された装飾、そして即興性を感じさせる自由な表現が織りなす音楽は、フランス・クラヴサン楽派の出発点としての重要性を示しています。
 オリヴィエ・ボーモンは、フランス・バロック鍵盤音楽の第一人者の一人として国際的に活躍するチェンバロ奏者。パリ国立高等音楽院で研鑽を積み、同校で長年教鞭を執るほか、世界各地で演奏活動を行い、数多くの録音で高い評価を得ています。

 2003年5月(フランス)
 





DA VINCI CLASSICS



 C01203
\3200
イタリアの夜想曲集
 オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
  間奏曲-セレナータ P.44-6/ノットゥルノ P.44-3
 ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914):
  セレナーデ・ワルツ Op.posth./ノットゥルノ ロ短調 Op.20-1/
  ノットゥルノ ト長調 Op.20-2/ノットゥルノ ハ短調 Op.20-3/
  ノクターン 変ニ長調 Op.31-5/ノクターン ホ長調 Op.33-6
 ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):
  ノットゥルノ 変ト長調 Op.70-1/ノットゥルノ Op.44-5
マリア・アニェーゼ・マゾン(ピアノ)

 19世紀後半から20世紀前半にかけて生まれたイタリアのピアノ作品集。「ノクターン(夜想曲)」に焦点を当て、レスピーギ、ズガンバーティ、マルトゥッチが書いたノクターン/ノットゥルノやセレナードを収録しています。
 "オペラの国"イタリアにおいて器楽音楽の復興を担った3人の作曲家が生み出した、繊細な抒情性とイタリア音楽ならではの歌心が魅力的なピアノ作品を、同国の若手ピアニスト、マリア・アニェーゼ・マゾンが親密なアプローチで紹介します。

 2025年9月(クレーマ、イタリア)

 


 C01211
\3200
通奏低音付き!
 J.S.バッハ:フルート・ソナタ集

 J.S.バッハ:
  フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033
  フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1034
  フルートと通奏低音のためのソナタ ホ長調 BWV1035
  フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
   ソナタ ト長調 BWV 1039(BWV 1027)
フランチェスコ・パドヴァーニ(フルート)
ロベルト・ロレッジャン(ハープシコード)
フランチェスコ・ガッリジョーニ
 (ヴィオローネ、チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)

 イタリアの名フルーティスト、フランチェスコ・パドヴァーニ!バッハの創作の核心へ迫る!

 本作は、バッハのフルート・ソナタ(BWV1033・1034・1035・1039)を、ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタBWV1027との関係性から捉え直した意欲的なアルバムです。
 通奏低音は単なる伴奏にとどまらず、対話し、支え、ときに主導的な役割を担いながら、フルート(トラヴェルソ)と緊密な音楽的思考を織り成していきます。
 プログラムは、調性の流れと文献学的な視点の両面において高い一貫性を持っており、作品の帰属や伝承、さらには再構成といった問題に触れながらも、全体としての詩的な統一感を損なうことがありません。形式、呼吸、資料研究が高度に結びついたその音楽は、まさにバッハの創作の核心へと聴き手を導きます。
 イタリアを拠点に活躍するフルート/トラヴェルソ奏者のフランチェスコ・パドヴァーニは、国内外のアンサンブルやオーケストラと共演し、バロック音楽を中心に国際的に演奏・録音活動を展開しています。また、フルート教則本の著者としても知られ、後進の育成にも力を注いでいます。

 2025年9月2日ー3日(イタリア)

 
 C01204
\3200
カラーチェ:独奏マンドリンのための10の前奏曲
 ラッファエーレ・カラーチェ(1863-1934):
  前奏曲第1番 ト長調 Op.45/前奏曲第2番 ニ短調 Op.49/
  前奏曲第3番 ロ短調 Op.63/前奏曲第5番 ニ長調 Op.74/
  前奏曲第10番 ト短調 Op.112/
  前奏曲第11番 ト長調 Op.136/
  前奏曲第12番 変ロ長調 Op.137/
  前奏曲第14番 ハ長調 Op.149/
  前奏曲第15番 ト短調 Op.151/大前奏曲 ニ短調 Op.175
エウジェーニオ・パルンボ(マンドリン)

 作曲家として、演奏家として、そして楽器製作者としてマンドリンという楽器の地位を大きく押し上げたラッファエーレ・カラーチェ(1863-1934)。本作はカラーチェと同じイタリア出身の若手マンドリン奏者エウジェーニオ・パルンボが、カラーチェが生涯にわたって作曲した独奏マンドリンのための前奏曲から10曲をセレクトしたアルバム。これらの作品はパガニーニの《24のカプリス》に影響を受けたともいわれています。

 2025年10月(ジェンツァーノ・ディ・ローマ、イタリア)

 

 C01205
\3200
ベートーヴェン&シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ集
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調Op.96
 シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調《二重奏曲》 D.574
アンドレア・コルテージ(ヴァイオリン)
マルコ・ヴェントゥーリ(ピアノ)

 ベートーヴェン最後のヴァイオリン・ソナタである第10番と、20歳のシューベルトが書いた充実の《大二重奏曲》の2曲を通して、古典派からロマン派へと移りゆくウィーンの音楽文化を描き出そうとする好企画。2009年から共演を続けるアンドレア・コルテージとマルコ・ヴェントゥーリのデュオは対照的な個性を持ちながら生き生きとした対話を生み出す演奏で、これまでにも複数のアルバムをリリース。特に関係の深かったジョージアの作曲家ギヤ・カンチェリからは特別な賛辞を受けていました。

 2023年6月(ペルージャ、イタリア)

 

 C01206
\3200
時代に触れる ~ 2本のギターのための作編曲集
 グラツィアーノ・リッカルディ(b.1997):Nun
 フランソワ・クープラン(1668-1733):Le Reveille-Matin
 グラツィアーノ・リッカルディ:OperAtions: Operation 1
 フランソワ・クープラン:La Convalescente
 フランソワ・クープラン:L'Amazone
 グラツィアーノ・リッカルディ:OperAtions: Operation 2
 フランソワ・クープラン:La Sophie
 グラツィアーノ・リッカルディ:OperAtions: Operation 3
 フランソワ・クープラン:La Monflambert
 アンドレア・シアーノ(b.1997):
  TroisLiaisons I: Apres "La Monflambert"
 フランソワ・クープラン:La Superbe, ou laForqueray
 アンドレア・シアーノ:Trois Liaisons II: Avant"Le Trophee"
 フランソワ・クープラン:Le Trophee
 フランソワ・クープラン:L'Evaporee
 アンドレア・シアーノ:Trois Liaisons III: Sur"L'Evaporee"
 フランソワ・クープラン:La Tendre Fanchon
 アンドレア・シアーノ:ADON
デュオ・ヴァリアンディ
 〔アントニオ・シモーネ・パルミザーノ(ギター)
  ダヴィデ・ミネルヴァ(ギター)〕

 クープランのクラヴサン作品をギター・デュオで再解釈した意欲作。スティル・ブリゼ(分散和音)や響きの余韻の作り方など、リュート音楽に通じるクープランのクラヴサン作品とギターとの親和性は高く、単なる現代的な編曲にとどまらない新たな発見に満ちています。
 デュオ・ヴァリアンディはこのような編曲やトランスクリプション、古典作品の再解釈を活動の柱としているギター・デュオ。本作ではクープランに2人の現代作曲家の新作を組み合わせ、異なる時代同士の接触にも挑んでいます。

 2025年10月(クレーマ、イタリア)

 

 C01202
\3200
グリーム・アンド・グルーム ― 対照的性格の音楽 ~
 モーツァルト:ピアノ作品集

  W.A.モーツァルト:
   ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
   幻想曲ハ短調 K.475
   アダージョ ロ短調 K.540
   ロンド イ短調 K.511
シナディン(ピアノ)

 本アルバムは、ベオグラード出身の名ピアニスト、シナディン(デヤン・シナディノヴィチ)が、モーツァルトの鍵盤作品が持つ「明るさ」と「陰り」という対照的な性格を一枚のアルバムという美しい弧の中に描き出したコンセプト・アルバムです。
 明晰で輝かしいソナタ、劇的かつ幻想的な構築を持つ幻想曲、深い内省に満ちたアダージョ、そして陰影豊かなロンド。これら4つの傑作を通じて、形式の美しさと感情の深み、喜びと悲哀、流麗な旋律と緻密な和声が矛盾することなく共存するモーツァルトの精神世界が表現されています。
 シナディンは、アルボ・ヴァルドマおよびエリソ・ヴィルサラーゼに師事し、アルトゥール・シュナーベルに連なるドイツ系の系譜と、ヤコフ・ザークおよびハインリヒ・ノイハウスに連なるロシア・ピアニズムの伝統の双方を受け継ぐ、セルビアを代表するピアニストの一人です。
 これまでにヨーロッパ各地をはじめ、アメリカ、カナダ、中国などで100回以上のリサイタルを行い、国際的に活躍。また、べオグラード芸術大学音楽学部の教授として後進の指導にあたるほか、サンクトペテルブルク音楽院や上海音楽学院などでマスタークラスも行っています。

 2025年11月&12月(ベオグラード)

 
 C01201
\3200
ニュアンス ― サロンから都市へ至るサクソフォン音楽
 ジュール・ドゥメルスマン(1833-1866):
  オリジナル主題による幻想曲
 ヒンデミット:ソナタ
 イダ・ゴトコフスキー(b.1933):ブリランス
 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):ホット・ソナタ
 ガーシュウィン:3つの前奏曲
ダニエーレ・ベルディーニ(サクソフォン)
ルカ・ロマニョーリ(ピアノ)

 本アルバムは、サクソフォンという楽器が歩んできた鮮やかな文化史を辿る意欲作です。

 ジュール・ドゥメルスマンによってパリにおいて確立された初期の演奏様式から、パウル・ヒンデミットの構築的書法、イダ・ゴトコフスキーによるフランス楽派の洗練された音色美、さらにエルヴィン・シュルホフやジョージ・ガーシュウィンに見られる近現代都市のモダニズムへと至ります。
 本プログラムは、アドルフ・サックスがこの楽器に託した「歌の高貴さ」と「リズムの魅惑」という二重の本質を軸に構成されており、ロマンス、ソナタ、スケルツォ、ブルース、舞曲といった多様な形式を横断しながら、サクソフォンはサロン文化と都市文化を結ぶ"境界の楽器"として浮かび上がらせています。
 演奏は、ソリストおよび室内楽奏者として国際的に活躍するイタリアのサクソフォン奏者、ダニエーレ・ベルディーニ。彼は、巨匠サルヴァトーレ・シャリーノ作品をはじめとする現代音楽のスペシャリストとして名高く、自身が創設した四重奏団などで数々の世界初演を行ってきました。ザルツブルク音楽祭をはじめとする世界的な音楽祭にも多数出演しています。現在は、イタリア、フォッジャのU.ジョルダーノ音楽院にて教授を務め、後進の育成にも力を注いでいます。

 2025年5月(イタリア)

 

 C01197
\3200
マイケル・エドワード・エジャートン:
 TempoMental Rap, #72

  マイケル・エドワード・エジャートン(b.1961):
   Tempo Mental Rap, #72
マウリシオ・ガレアーノ(ギター)

 本作 《Tempo Mental Rap #72》は、現代ギター作品の中でも特に過激かつ実験的な探求として位置づけられる作品です。アメリカの現代作曲家、マイケル・エドワード・エジャートンは、フランク・ザッパのラップを出発点に、スティーヴ・ヴァイによる解釈を介して再構築し、それを6つの変容へと展開する「遺伝的マトリックス」として用いています。
 2007年にシュトゥットガルト市作曲賞を受賞した本作では、従来の旋律や音型といった枠組みは解体され、リズム、身体的ジェスチャー、音色そのものが音楽の中核を担っています。さらに、数学的・理論的発想や拡張奏法、多様な音響素材が組み合わさることで、ギターは音響を探究する"実験の場"として新たな姿を提示しています。

 2024年10月9日ー10日(スウェーデン)





 AUDITE


 AU97840
\3200
シューマン:アベッグ変奏曲、交響的練習曲、主題と変奏
 ロベルト・シューマン(1810-1856):
  1-6. アベッグ変奏曲 Op. 1
  7-19. 交響的練習曲 Op. 13
  20-24. 交響的練習曲 Op. 13 - 補遺
  25-30. 主題と変奏 WoO 24
ジミン・オウ=ハヴェニート(ピアノ)

 録音:2025年10月27-31日 ドイツ、ヴェルニゲローデ、Konzerthaus Liebfrauen
 収録時間:62分

 ソウル生まれのジミン・オウ=ハヴェニートは、明晰なタッチと楽譜に忠実な表現で知られるピアニスト。
 コンタルスキーらに師事し、ソロや夫ライムントとのデュオ、大学での指導を経て2013年からソロ活動を本格化、多数のCDを発表しています。
 定評あるシューマン作品集の第4弾となる本作は、変奏曲に焦点をあてたもの。最初期の出版作『アベッグ変奏曲』、病床で旋律を紡いだ最後の完成作『主題と変奏』、高度な技術を要する傑作『交響的練習曲』を収録。
 きらびやかな技巧から深遠な表現まで、彼女ならではの深い解釈で見事に描き出しています。
 





 CAPRICCIO



 C5558
\2900
忘れられたモーツァルト時代の人気作曲家
 ~シュヴィンドル交響曲集~


 フリードリヒ・シュヴィンドル(1737-1786):
  1-4. 交響曲 ハ長調 Op. 10 No. 1
  5-8. 交響曲 変ホ長調 Op. 10 No. 3
  9-11. 交響曲 ト長調 Op. 10 No. 2
  12-15. 交響曲 ニ長調「田園」 Op. 3 No. 2
ラルテ・デル・モンド
ヴェルナー・エールハルト(指揮)

 録音:2024年11月25-28日 ドイツ、レーヴァークーゼン, Bayer Erholungshaus
 収録時間:51分

 今日ではほとんど忘れられた存在となっていますが、フリードリヒ・シュヴィンドルは、同時代に絶大な人気と高い評価を誇ったヴァイオリニスト・作曲家でした。
 彼の名は、レオポルト・モーツァルトやチャールズ・バーニーらの著作にたびたび登場するものの、その生涯は今なお断片的な記録でしか分かっていません。
 アムステルダムに生まれた彼の足跡はライン川流域に点在し、1780年にはカールスルーエ宮廷楽団のコンサートマスターに就任。楽長シュミットバウアーの要請に応え、チームワークの乱れていた楽団を立て直し、近代的なオーケストラへと育て上げる大役を果たしました。創作の中心となったのは器楽作品で、とりわけ交響曲に力を注ぎ、現存するだけでも31曲が知られています。これらにはマンハイム楽派の影響が認められる一方で、より民俗的で親しみやすい性格も備えています。
 本アルバムには、華やかなハ長調、緩やかな導入部を持つ変ホ長調という対照的な2曲に、オペラの序曲(シンフォニア)風の3楽章で書かれたト長調の交響曲、さらに偽作説を覆し真作と証明された初期のニ長調『田園』を収録。この隠れた名作の数々を、ヴェルナー・エールハルト指揮のラルテ・デル・モンドの奏者たちが鮮やかに蘇らせています。




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 CHANDOS

 CHSA5391
(SACD HYBRID)
\3200→\2990
ラモン・ガンバ指揮オウル交響楽団によるフィンランドゆかりの作品集
 フィンランドの情景


 1-8. ジャン・シベリウス(1865-1957):
  劇音楽『スカラムーシュ』 Op. 71 - 組曲(1912-13)
   1. Introduction 2. Tempo di Bolero
   3. Tempo di Valse - Lento
   4. Adagio - Allegro - Poco tranquillo -
    Adagio - Allegro - Adagio
   5. Andantino cantabile - Poco stretto
   6. Tranquillo assai
   7. Allegretto - Allegro - Poco stretto
   8. Coda. [Lento] - A tempo ma piu energico -
    Risoluto - Grave assai
 
 9-15. セリム・パルムグレン(1878-1951):
   劇音楽『トゥフキモと王女』 -
    シンデレラ組曲 Op. 21(1902-03)
     9. 1. Alkusoitto (Prelude) 10. 2. Musette
     11. 3. Valisoitto (Intermezzo)
     12. 4.Sinipiikojen tanssi
      (Dance of the Forest Fairies) (Scherzo)
     13. 5. Valssi (Waltz)
     14. 6. Valisoitto (Intermezzo)
     15. 7. Tanssi pyovelin vuorella
      (Dance on the Hangman's Mountain)

  16-20. エイナル・エングルンド(1916-1999):
   映画音楽『白いトナカイ』 - 組曲(1954)
    16. 1 Alkusoitto (Prelude)
    17. 2. Tunturi (The Fell)
    18. 3. Poroajot (The Reindeer Race)
    19. 4. Surumarssi (Funeral March)
    20. 5. Finaali (Finale)

  21-26. カレルヴォ・トゥーッカネン(1909-1979):
   戯曲『最後の羊飼いの物語』-
    クリスマス組曲 Op. 41
     21. I. Johdanto. Paimenet kedolla
     22. II. Enkelten sanoma
     23. III. Rauhan viesti
     24. IV. Kehtolaulu seimella
     25. V. Intermezzo. Beetlehemin surmanyona
     26. VI. Paimenten ilo
Albert Stupak(フルート)...6
オウル交響楽団
ラッセ・ヨアメツ(リーダー)
ラモン・ガンバ(指揮)

 2025年5月26-28日 フィンランド、オウル Madetoja Concert Hall, Oulu MusicCentre
 収録時間:64分
 SACD層:Stereo / Multi-Channel 5.0

 ラモン・ガンバ指揮オウル交響楽団によるフィンランドゆかりの作品集、シリーズ第3作となる今作は、劇音楽や映画音楽の組曲を収録しています。
 シベリウスの『スカラムーシュ』はバレエ・パントマイムで、ピエロやコメディア・デラルテへの関心、官能や怪奇趣味など、同時代の『ペトルーシュカ』等とも共通する20世紀初頭の社会風潮を色濃く反映した作品です。美しいピアノ曲で知られるパルムグレンの『トゥフキモと王女』は、シンデレラや多様な民話を融合した劇音楽。そのパルムグレンらに師事したエングルンドによる映画『白いトナカイ』のサウンドトラックは、映画を高評価に導きユッシ賞最優秀作曲賞に輝いた名作です。
 さらに、大学教授や楽長を歴任し芸術オリンピック銀メダリストでもあるトゥーッカネンの『クリスマス組曲』は、戯曲の劇伴から抜粋され、キリスト生誕の重要場面を描いた作品。フィンランド音楽の多彩な劇音楽の魅力を存分に堪能できる一枚となっています。







TOCCATA CLASSICS



 TOCC 615
\2800
技巧的なピアノ曲で知られる
モシュコフスキ:管弦楽作品集 第4集

 モーリッツ・モシュコフスキ(1854-1925):
  1-4. 交響曲 ニ短調(1873)
  5-10. バレエ『ラウリン』より6つのエピソード
   5. I. Introduction and Dance of the Rose Elves
   6. II. March of the Dwarfs
   7. III. Sarabande et Double
   8. IV. Valse Coquette
   9. V. Nachtstuck
   10. VI. Bacchanale
 
 ※全て世界初録音
シンフォニア・ヴァルソヴィア
イアン・ホブソン(指揮)

 録音:ワルシャワ、ポーランド放送、Witold Lutoslawski Concert Studio (S1),2022年2月14-15日...1-4 2023年3月8日...5、6、8、10 2025年6月18日...7、9
 収録時間:59分

 技巧的なピアノ曲で知られるモシュコフスキが遺した、知られざる管弦楽作品に光を当てるシリーズ第4集。
 交響曲は19歳の夏、ベルリンの新音楽アカデミーでの学習の成果として書かれました。4楽章構成で演奏時間36分、シューマン風の響きと楽想を持つ、ドイツ・ロマン派スタイルの重厚な作品です。
 パリの国立図書館に所蔵されていた楽譜集の中から発見されて、ここに初めて録音されました。同じ1873年に書かれたブルックナーの第3番(第1稿)やドヴォルザークの第3番と聴き比べてみると、そのサウンドに相通じるものを感じられそうです。『ラウリン』は中世の叙事詩に基づくバレエですが、その楽譜は失われてしまいました。幸いモシュコフスキ自身がコンサート用の組曲を作っていたため、その巧みな管弦楽法が生み出す軽妙で牧歌的、精彩に富んだ音楽を聴くことができます。

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 TOCC 792
\2800→\2590
ウクライナ音楽界の長老格
スタンコヴィチ:室内交響曲全集 第1集

 イーヴェン・スタンコヴィチ(1942-):
  1-3. 室内交響曲第7番「Path and Steps」-
   ヴァイオリンと室内オーケストラのために(1996)*
    1. I. Path and Steps
    2. II. Several Remarks
    3. III. Once upon a Time Visiting Great Vivaldi
  4. 室内交響曲第3番 -
   フルートと室内オーケストラのために(1982)
  5-6. 室内交響曲第15番 -
   ヴィオラと室内オーケストラのために(2018)*
    5. I. Lento ad lib. - Andante -
    6. II. Allegro

  *世界初録音
 
エヴァ・ラブチェフスカ(ヴァイオリン)...1-3
ドミトロ・タヴァネツ(チェレスタ、ピアノ、チェンバロ)...1-3
ナターリア・コジュシュコ=マクシミフ(フルート)...4
ルバ・タニクリフ(ヴィオラ)...5-6
キーウ室内管弦楽団
ナターリア・ポノマルチュク(指揮)

 録音:キーウ、Recording House of Ukrainian Radio 2025年9月12日...1-3 2025年10月17日...5-6 2025年10月28日...4
 収録時間:58分

 ウクライナ音楽界の長老格イーヴェン・スタンコヴィチが1972年から2018年にかけて作曲した室内交響曲全17曲を録音するプロジェクトが始動。
 これらの作品は協奏曲の要素を強く持ち、抒情的なもの、悲歌風のもの、弾けるようなリズムを持つものなど、多種多様。この第1集に収録されたのは、1985年のユネスコ国際作曲家会議で優秀作に選ばれた第3番、独奏ヴァイオリンに加え3種の鍵盤楽器が活躍する第7番、ヴィオラを独奏とする第15番です。

 

 TOCC 806
\2800→\2590
エルガーやヴォーン・ウィリアムズを思わせる抒情性、
 ニールセンに通じるエネルギッシュなリズム表現
D.G.ウェイランド:室内楽作品集 第1集

 ダグラス・ゴードン・ウェイランド(1954-):
  1-3. ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op. 29(2000)
  4. ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op. 28(2000)
  5-7. ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op. 26(1999)
  8. オマージュ・ファンタジア -
   ヴァイオリンとピアノのために Op. 72 No. 2(2025)
  9-11. カプリッチョ -
   無伴奏ヴァイオリンのために Op. 11(1990)
  12. 幻想的メヌエット:蝶に Op. 23(1996)
 
 ※全て世界初録音
マルキヤン・メルニチェンコ(ヴァイオリン)
ロドリ・クラーク(ピアノ)

 録音:2026年2月9、11、13日 メルボルン、Prudence Myer Studio of the Melbourne Conservatorium of Music,
 収録時間:73分

 エルガーと同郷のウスターシャー出身のウェイランドは、ヴァイオリニストでもあったので弦楽器を主役にした室内楽曲に優れたものがあります。
 それらはエルガーやヴォーン・ウィリアムズを思わせる抒情性や、ニールセンに通じるエネルギッシュなリズム表現などを特徴としていますが、録音されたものはごくわずかで「知る人ぞ知る」存在。TOCCATAレーベルはその系統的な録音を開始します。第1集は作曲家自身の楽器であるヴァイオリンのための作品集です。

 

 TOCC 807
(2CD)
\3300
ボルトニャンスキー:歌劇《クレオンテ》
 ドミートリー・ボルトニャンスキー(1751-1825):
  歌劇《クレオンテ》
   ソポクレスの悲劇『アンティゴネ』に基づく2幕のオペラ・セリア
     【CD1】
      1. シンフォニア
      2-30. 第1幕:第1場-第11場
     【CD2】
      1-8. 第1幕:第12場-第15場
      9. 第2幕:合唱と第1場-第8場
  
 ※世界初録音
クレオンテ...
 セルヒー・ボルトニク(テノール)
アンティゴネ...
 オルハ・フォミチョヴァ(ソプラノ)
イスメーネ...
 マルハリータ・ビロキズ(メゾ・ソプラノ)
ハイモン...ダニロ・コトク(テノール)
アドラストゥス...
 スタニスラフ・パシュチュク(テノール) 他
ウクライナ国立合唱団「ドゥムカ」
国立大統領オーケストラ
オルハ・シャドリナ=リチャク(通奏低音)
ヘルマン・マカレンコ(指揮)

 録音:2025年10月16日、2026年2月25日 キーウ、Hennadii Udovenko Diplomatic Academy of Ukraine
 収録時間:約139分

 ロシアの合唱コンチェルト(または合唱聖歌コンチェルト)の偉大な伝統を確立するうえで決定的な役割を果たしたドミートリー(ドミトロ)・ボルトニャンスキーの、イタリア語オペラの世界初録音。ボルトニャンスキーはウクライナ人聖職者の家庭に生まれ、サンクトペテルブルクの宮廷礼拝堂でガルッピに師事しました。
 ガルッピがイタリアへ戻ると、その後を追ってイタリアへ渡り、オペラの作曲を学んで一定の成功を収めました。
 《クレオンテ》はイタリア時代初期、1776年の作品ですが、長らく行方不明となっていたところをポルトガルの図書館で発見され、戦時下の2024年にウクライナのキーウで復活上演、翌年から翌々年に録音されました。
 台本は、宮廷文化が盛んな1770年代の作品としては異例なことに専制君主制とは相いれない民主的なエンディングを持つとされ、レーベルの資料によれば、困難な状況下で制作にあたったスタッフは不屈の精神をこの作品に見出したとのことです。



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


ALTO


 ALC1714
(1CD-R)
\2200
カバレフスキー:弦楽四重奏曲第1番&第2番
 カバレフスキー:
  弦楽四重奏曲第1番 Op.8
  弦楽四重奏曲第2番 ト短調 Op.44
グラズノフ四重奏団

 かつてOlympiaよりリリースされていた、グラズノフ四重奏団によるカバレフスキーの弦楽四重奏曲集がAltoから復刻リリース。
 24歳で作曲した野心的な第1番と、第二次世界大戦終結直後の1945年に完成した、円熟味を帯びた第2番の2曲を収録。録音の多くないこれらの作品の代表盤の一つに数えられる名演です。
 グラズノフ四重奏団はモスクワ音楽院の学生たちによって結成され、ロシア作品を中心とした幅広いレパートリーを持って1987年から1990年代後半にかけて活動していました。この音源は1993年にモスクワ放送でレコーディングされたものです。

 1993年8月、モスクワ放送第5スタジオ(ロシア)

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 





NORTHERN FLOWERS



 NFPMA99164
(1CD-R)
\2800
ボリス・チャイコフスキー:ピアノ五重奏曲
 ボリス・チャイコフスキー:
  1-4. ピアノ五重奏曲(1962)
  5-11. 歌曲集《最後の春》
1-4.ボリス・チャイコフスキー(ピアノ)
 プロコフィエフ四重奏団
5-11.
 ナタリア・ブルナシェヴァ(メゾ・ソプラノ)
 セルゲイ・ブブノフ(フルート)
 アレクサンドル・イヴァノフ(クラリネット)
 ボリス・チャイコフスキー(ピアノ)

 ロシア国外でも近年再評価が進む旧ソ連の作曲家、ボリス・チャイコフスキー(1925-1996)の自作自演集。
 ショスタコーヴィチやミャスコフスキー、シェバーリンに作曲を学び独自の語法を築き上げたボリスの《ピアノ五重奏曲》(1978年録音)と歌曲集《最後の春》(1985年録音)を収録。
 いずれもボリスの創作活動の転換点を示す重要作品であり、オボーリンに師事し優れたピアニストでもあった彼自身の解釈で聴くことができる貴重な録音です。

 1978年(#1-4)&1985年(#5-11)、モスクワ

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



<メジャー・レーベル>

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 DECCA



4872240
\3100→\2890
ロシア出身の若きメッゾ・ソプラノ
 《アイグル・アクメチーナ~Mujer Fatal》

 1) エレナ・ルーサノヴァ:Mujer Fatal、
 モンサルヴァーチェ:『5つの黒人の歌』より
  2) 第1曲:ピアノの中のキューバ、3) 第4曲:黒人の子供のための子守歌、
 4) グアスタビーノ:バラと柳、5) ガルデル:想いの届く日、
 6) ベラスケス:ベサメ・ムーチョ(J.P.Lakelandによるソプラノ&ピアノ編)、
 7) ビゼー:アラビアの女主人のお別れOp.21 No.4、
 8) ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズM.51、
 9) サティ:ジュ・トゥ・ヴー、
 10) バラキレフ:私はあの人を愛していた、
 11) チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけがOp.6 No.6、
 12) リムスキー=コルサコフ:ばらの虜になった夜鶯Op.2 No.2、
 13) マルク・ミンコフ:『The Crying Guitar』より第5曲:Landscape、
 14) G.& I.ガーシュウィン:『レディ・ビー・グッド』より「The Man I Love」、
 バーンスタイン:
  15)『ウェスト・サイド・ストーリー』より「サムウェア」、16)『オン・ザ・タウン』より「Lucky to be Me」、
 17) クルト・ヴァイル:『ヴィーナスの接吻』より「スピーク・ロウ」、
 18) ブリテン:『キャバレー・ソング集』より第1曲:Tell me the truth about love
アイグル・アクメチーナ(メッゾ・ソプラノ)、
アントニオ・パッパーノ(ピアノ)

 “魔性の女”の固定観念を超える圧倒的表現力。DECCAイチオシのメッゾによるセカンド・アルバム

 【録音】2026年4月12 -13日(1)、2025年6月12 ?17日(2-18)、ロンドン、World Heart Beat Embassy Gardens

 ●ロシア出身の若きメッゾ・ソプラノ歌手アイグル・アクメチーナのセカンド・アルバム『Mujer Fatal』。このアルバムでアクメチーナは、長年夢見ていたアントニオ・パッパーノとの録音を実現しました。
 指揮者でピアニストのパッパーノは彼女にとって、「いつも温かく支えてくれながら、導いてくれる存在」でした。アルバム・タイトル『Mujer Fatal』はスペイン語で「ファム・ファタール(魔性の女)」を意味します。
 収録されている同名の曲はロシア出身の作曲家でピアニストのエレナ・ルーサノヴァが書き下ろした作品で、世界初録音となります。アクメチーナにとっては、しばしば女性を誘惑や危険だけで定義する固定的なイメージでとらえられがちの「ファム・ファタール」という概念を超えることが重要でした。新たな解釈で描かれる女性は、絶えず変化し続け、複雑で感情豊かでありながら同時に強さと脆さを併せ持っています。
 収録曲はフランス語、スペイン語、ロシア語、英語という異なる言語と文化を横断して、それぞれが一つの大きな物語を構成する断片のような役割を担っています。「このアルバムのアイデアは最初からありましたが、旅の途中で一つずつピースが現れ、まるでパズルのように少しずつ形になっていきました」(アイグル・アクメチーナ)。

 ●「『カルメン』は、この10年間私の人生において最も大きな芸術的存在の一つであり、いろいろな意味で“ファム・ファタール”という概念そのものの存在でした。私は彼女を通じて情熱や自由、そして矛盾のある世界を探究し始め、それが後にこのアルバムの原点となりました」「エレナ・ルーサノヴァの新作『Mujer Fatal』は、私の『カルメン』との長い関わりから生まれたコラボレーションです」(アイグル・アクメチーナ)

 ●アクメチーナは芸術分野の垣根を超えたコラボレーションも重視しており、近年「ヴェネツィア・ビエンナーレ」でも作品が展示された、ロンドンのアーティスト、Teniqua Crawfordと協力して、アルバムのアートワークを制作しています。




旧譜

4870262
\3100→\2890

《ロシア出身の若きメッゾ・ソプラノ
  アイグル・アクメチーナ~Aigul》


 ビゼー:歌劇『カルメン』より
  1) ハバネラ「恋は野の鳥」、2) セギディーリャ「セビリャの城壁の近く」、
  3) 三重唱「まぜて! 切って!」(カルタの歌)、4) ダイヤ! スペード!…死ぬんだわ!」、
 マスネ:歌劇『ウェルテル』より5) ウェルテル! この胸の内を誰が言えましょう、6) さあ! 涙を流させて、
 ベッリーニ:歌劇『カプレーティとモンテッキ』より
  7) お聞きください! ロメオがあなた様のご子息を死に至らしめたのなら、
  8) 恐ろしい復讐の剣を、9) どうか! 清らかな魂よ、
 ロッシーニ:
  歌劇『チェネレントラ』より
   10) 悲しみと涙のうちに生まれて、11) もう炉端でひとり悲しげに、
  歌劇『セビリャの理髪師』より
   12) カヴァティーナ「今の歌声は」、13) カバレッタ「私は素直で」、
 14) 伝承曲:ナイチンゲール(K.ラヒモフによる管弦楽編)
アイグル・アクメチーナ(メッゾ・ソプラノ)、
フレディ・デ・トマーゾ(テノール)(2)、
Elisabeth Budreault(ソプラノ)(3, 4)、
Kezia Bienek(メッゾ・ソプラノ)(3, 4)、
Apollo Voices(1, 7, 8, 10, 11)、
ダニエレ・ルスティオーニ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

 世界の歌劇場を席巻する若きメッゾ、アイグル・アクメチーナのデビュー・アルバム。
 最年少でロイヤル・オペラとメトの《カルメン》を歌った逸材が、「ハバネラ」を中心に、ロッシーニ、マスネ、ベッリーニ、さらに故郷の民謡まで、ベルベットのような声で自身の旅路を描きます。

 【録音】2023年11月19日(1, 2, 5, 14)、2024年2月5-6日(3, 4, 6-13)、ロンドン、St.Jude-On-The-Hill
 

 







<国内盤> 

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 国内ソニー


SICC30942
(2Blu-spec CD 2)
\5500
※特典ブックレット付き、
三方背化粧箱入り
藤田真央(ピアノ)
 ネルソンス&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管
ラフマニノフ:
 1. ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30

 2. ピアノ・ソナタ第1番ニ短調 Op.28
 3. ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(1931年改訂版)
 4. ここは素晴らしい場所 Op.21-7(藤田真央編)
 5. ヴォカリーズ Op.34-14
 6. 幻想的小品集 Op.3
藤田真央(ピアノ)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1)
アンドリス・ネルソンス(指揮:1)

SICC30945
(2Blu-spec CD 2)
\4400
〔通常盤〕
 録音:2026年9月(1)、2026年5月、8月(2-6)、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(1)、ベルリン、b-sharp(2-6)



 藤田真央ニュー・アルバムは待望のラフマニノフ作品集です。
 ピアノ協奏曲第3番はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の2026-2027シーズン最初の定期演奏会をライヴ・レコーディング。
 指揮は藤田真央と縁の深い巨匠アンドリス・ネルソンスで、2人のアルバムでの共演がついに実現します。
 またピアノ・ソナタ第1番、第2番(1931年改訂版)と小品集はベルリンにて収録。
 『ここは素晴らしい場所』は藤田真央自身の編曲による版となります。
 藤田真央の28歳の誕生日に発売されるニューアルバムです。




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国内ワーナー・ミュージック


 世界を舞台に音楽界をリードするワーナークラシックス・アーティストが続々集合!
 名演を高音質SACDハイブリッド国内盤でお届けする新シリーズ「ルミエール」。
 日本発売のみによる新リマスターによるSACDハイブリッド・シリーズ。厳選したカラヤンのベスト・セラー録音。

 
 カラヤンとベルリン・フィルによる1971年録音のチャイコフスキー。
 数ある名盤の中でも、これは単なる名演を超えた「決定的名盤」と呼びたい録音。
 第5番では鉄壁のアンサンブルと圧倒的な推進力が生み出す巨大なスケール感、第6番《悲愴》では息を呑むような美しさと深い悲劇性が見事に結実。磨き抜かれたベルリン・フィルの響きは驚異的で、カラヤンならではの流麗さと緊張感が最後まで途切れることなく貫かれています。
 チャイコフスキー演奏史に燦然と輝く不朽の名盤が、日本独自の最新リマスターによるSACDハイブリッドで登場。


 「カラヤンか~」という人でも、この1971年9月の壮絶なチャイコフスキーを大音量で聴けばちょっと考え方が変わると思う。
 ここまでベルリン・フィルを壮麗に壮大にならした例はほかにないのではないか。



WPCS28523
(SACD Hybrid)
\3300
1971年9月
カラヤン&ベルリン・フィル
 チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1971年9月16-21日、ベルリン、イエス・キリスト教会 ステレオ(アナログ/セッション)
 HD192/24最新リマスター(マスタリング・エンジニア:藤田厚生)
 グリーン・カラー・レーベル仕様

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WPCS28522
(SACD Hybrid)
\3300
1971年9月
カラヤン&ベルリン・フィル
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 録音:1971年9月16-21日、ベルリン、イエス・キリスト教会 ステレオ(アナログ/セッション)
 HD192/24最新リマスター(マスタリング・エンジニア:藤田厚生)
 グリーン・カラー・レーベル仕様




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