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歴史的録音レーベル ARCHIPEL
海外貴重在庫45タイトル
1CD\1990/2CD\2990
~5/12(火)午前9時


 その安さと、安さのわりにレアな音源を次々と復刻してきてくれる歴史的録音レーベルARCHIPEL。

 しかしすでに活動は停止(2014年に2タイトル出たのが最後)、旧譜も入荷率50%を切る状況・・・

 なんとなく先行き心配なので、ここで久々に海外在庫をご案内しておきます。おそらくほとんどが現在入手困難の貴重盤ではないかと。
 ここでしか入らない音源もたくさんありますので、チャレンジしてみることをオススメします。


 在庫はそれぞれ残り数本ということなので完売の際はどうかご容赦ください。




ARPCD0179
\1990
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
 シューマン:
  ピアノ協奏曲
  チェロ協奏曲
ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル
ワルター・ギーゼキング(P)
ティボール・デ・マヒュラ(Vc)
 1942年3月1日-3日
 1942年10月25日-28日


ARPCD 0357
(2CD)
\2990
パイジェッロ:歌劇「ニーナ」(1956年) ニーナ:ドーラ・ガッタ、
リンドーロ(ニーナの恋人):Salvatore Gioia
伯爵:アゴスティーノ・フェリン、
スザンナ:アンジェラ・ヴェルチェッリ
エンニオ・ジェレッリ指揮
オルモ・デ・コモ歌劇場管、合唱団

 18世紀イタリア・オペラの知られざる傑作《ニーナ》――その真価に迫る貴重な全曲録音。
 恋人の死の報により心を失った娘ニーナが、再び愛と理性を取り戻していく物語は、シンプルでありながら胸を打つ深い人間ドラマに満ちています。

 パイジェッロならではの、素朴で美しい旋律と繊細な感情表現が光り、後のベートーヴェンやロマン派へとつながる“感情の音楽”の萌芽を感じさせる一作。

 1956年のライヴ感あふれる録音も魅力で、当時の歌唱の息遣いまで生々しく伝わってきます。
 埋もれた名作を“発見する喜び”に満ちた、愛すべきオペラです。



ARPCD0543
\1990
初出! 
チェリビダッケ/ベネズエラでのライヴ

 1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 op.37
    フディス・ハイメス(ピアノ)
     1956年7月11日カラカスでのライヴ録音
 2. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18
    アルベール・フェルベール(ピアノ)
     1956年7月16日カラカスでのライヴ録音
チェリビダッケ指揮
ベネズエラ交響楽団

 初出となるチェリビダッケ/ベネズエラでのライヴだが、意外にも主役はチェリではない。

 ベネズエラ出身で南米を中心に活躍したハイメス。
 ルツェルンで生まれラフマニノフにも教えを受けたフェルベール。
 共に初出であると思われる2曲を含むこのアルバムはモノラルではありますがとても良い音質で収録されています。

 特に、ラフマニノフに教えを受けたフェルベールを迎えてのラフマニノフの協奏曲は、素晴らしい演奏です。



ARPCD0551
\1990
クレメンス・クラウス指揮 ラヴェル、スーク、ドビュッシー
①ラヴェル:組曲「ダフニスとクロエ」第2組曲
②ラヴェル:「鏡」から「道化師の朝の歌」
③スーク:弦楽合奏のためのセレナード 変ホ長調 op.6
④ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲
レオポルド・ウラッハ(クラリネット)
クレメンス・クラウス指揮
ウィーン・フィル

 1944/45年ウィーンでのライヴ録音
 珍しい曲を集めたクレメンス・クラウスのライヴ録音集。
 録音の古さを感じさせ、全体的にざらざらしたノイズは聴かれますが音はクリアで、クラウスとウィーン・フィルの優雅な演奏が楽しめます。



ARPCD0552
\1990
ヒンデミット指揮
 ブルックナー:交響曲第3番と自作自演

 ①ブルックナー:交響曲第3番 二短調
  マンハイム国立劇場管弦楽団
   1960年5月3日マンハイムでのライヴ録音
 ②ヒンデミット:弦楽と金管のための協奏音楽 op.50
  シュトゥットガルト放送交響楽団
   1960年シュトゥットガルトでのスタジオ録音
パウル・ヒンデミット指揮

※ブルックナーの音質はライヴですが、とても良いです。
 1930年ボストン交響楽団の為に書いた自作自演は、多少音が篭りがちですが鑑賞に、問題はございません。
 尚、録音日付は、ARCHIPEL社によって正しく確認されています。
 


ARPCD0553
\1990
ロスバウド指揮
 ブラームス:ピアノ協奏曲とヒンデミット

 ①ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 二短調 op.15
  ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ) Rudolf Firkusny
  ニューヨーク・フィルハーモニック
   1960年12月4日ニューヨークでのライヴ録音
 ②ヒンデミット:管弦楽のための協奏曲 op.38
  ニューヨーク・フィルハーモニック
   1960年12月4日ニューヨークでのライヴ録音
ハンス・ロスバウド指揮

※1960年12月4日の演奏会では、他にシェーンベルク、ヴェーベルンの作品と今回の2作品、計4作品が演奏されていますが、そこから2作品をアルバム化。
 冒頭にラジオ放送用のナレーションが入ります。
 スケールの大きい、素晴らしい演奏です。
 ※音質は、良いです。
 初出かと思われます。



ARPCD0556
(2CD)
\2990
カラヤン指揮ニューヨーク・フィルへの客演時ライヴ
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 二短調 op.125
ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 op.21
 1958年11月22日、ニューヨークでのライヴ録音
レオンタイン・プライス(ソプラノ) 
モーリン・フォレスター(アルト) 
レオポルド・シモノー(テノール)
ノーマン・スコット(バス) 
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
ウェストミンスター合唱団
ボーナス・トラック
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ハ短調 op.67
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィル
 1948年8月18日、ザルツブルグでのライヴ録音

 早めのテンポで颯爽と進められる「合唱」。煽る指揮にニューヨーク・フィルが必死についていく様が聴かれる交響曲第1番。カラヤンのドライブに一丸となって一糸乱れぬウィーン・フィルとの「運命」。待望のニューヨーク・フィルとの2曲の復刻を含む、歴史的価値あるアルバムです。




ARPCD0529
\1990
ミトロプーロス (指揮)/バーンスタイン (指揮)
 (1)マーラー:交響曲第10番 嬰ヘ短調
 (2)マーラー:亡き子をしのぶ歌(声と管弦楽版)
 (3)クロード・ドビュッシー :交響詩「海」
(1)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ディミトリ・ミトロプーロス (指揮)
録音: 13 March 1958, Carnegie Hall, New York,

(2)
ジェニー・トゥーレル (メゾ・ソプラノ)
ニューヨーク・フィルハーモニック
レナード・バーンスタイン (指揮)
録音: 12 February 1960, Carnegie Hall, New York

(3)
ケルン放送交響楽団
ディミトリ・ミトロプーロス (指揮)
録音: 24 October 1960, Cologne, Germany

 マーラー晩年の深淵に、これほど肉薄した演奏があるでしょうか――。
 ミトロプーロスによる第10番は、未完ゆえの不安と緊張をむき出しにし、音楽が崩れ落ちそうな極限のドラマを描き出します。その鋭さ、切迫感はまさに異次元。
 さらにバーンスタイン指揮の《亡き子をしのぶ歌》では、哀しみがそのまま音となって胸を締めつけ、マーラーの内面世界を決定的なまでに浮き彫りにします。

 そしてミトロプーロスの《海》――この振幅の大きさ。
 理性を超えた“音楽の極限”に触れる、圧倒的な一枚です。


ARPCD0276
(2CD)
\2990
フルトヴェングラー自作自演
 (1)フルトヴェングラー:交響曲第2番ホ短調
 (2)「フルトヴェングラー音楽を語る」
    1950年6月22日、ベルリン音楽大学での講演より
(1)
 シュトゥットガルト放送交響楽団
 フルトヴェングラー(指揮)
 1954年3月30日モノラル録音(ライヴ)
(2)
 1950年6月22日、ベルリン音楽大学

 フルトヴェングラーが自らの内奥を刻み込んだ交響曲第2番――その自作自演という決定的記録。
 音楽という枠を超え、苦悩、祈り、そして人間の存在そのものを問いかける巨大な精神のドラマが、圧倒的なスケールで展開されます。

 揺れ動くテンポ、極限まで引き伸ばされた時間、そこから噴き出すようなクライマックス――この“生成していく音楽”こそフルトヴェングラーの真骨頂。

 さらに収録された講演は、その芸術観に直接触れられる貴重資料。
 聴くというより“体験する”べき、唯一無二の音楽世界です。





ARPCD0487
(2CD)
\2990
パヴァロッティのデビュー公演
 プッチーニ:歌劇「ボエーム」
アルベルタ・ペッレグリーニ(ミミ) 
ビアンカ・ベッレージア(ムゼッタ) 
ルチアーノ・パヴァロッティ(ロドルフォ) 
ヴィート・マッティオーリ(マルチェルロ) 
ワルテル・デ・アンブロシス(ショナール) 
ドミトリ・ナボコフ(コリーネ)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮 
レッジョ・エミーリア市立劇場管弦楽団、合唱団
 1961年4月29日イタリア、レッジョ・エミーリアでのライヴ録音※以前 CLAQUEレーベル 他から発売あり。
 ※パヴァロッティのデビュー公演。待望の復刻です。

ARPCD0531
(2CD)
\2990
ジュゼッペ・タデイ(ドン・カルロ)
 ヴェルディ:歌劇「運命の力」
フロリアーナ・カヴァッリ(ドンナ・レオノーラ)
オラリア・ドミンゲス(プレチオシルラ)
リチャード・タッカー(ドン・アルヴァーロ)
ジュゼッペ・タデイ(ドン・カルロ) 
プリニオ・クラバッシ(グァルディアーノ神父) 
フェルナンド・プレヴィターリ指揮 
コロン劇場管弦楽団、合唱団
1961年8月4日 ブエノス・アイレス、コロン劇場でのライヴ録音。

 コロン劇場の熱気がそのまま封じ込められた、圧巻の《運命の力》ライヴ。
 とりわけタデイのドン・カルロは圧倒的。知性と狂気がせめぎ合う人物像を、言葉の一つひとつに意味を宿らせながら描き切ります。

 タッカーの張り詰めた英雄性、ドミンゲスの存在感、そして全体を貫く劇的緊張――まさに“舞台そのもの”が鳴り響く瞬間。

 1961年コロン劇場という理想的空間も相まって、ヴェルディのドラマが血肉を持って迫ってきます。
 オペラの醍醐味を知る方にこそ聴いていただきたい、濃密な記録です。




ARPCD0538
(2CD)
\2990
シューリヒト指揮&NDR交響
 フンパーディング:
  歌劇「ヘンゼルとグレーテル」
バルバラ・シェルラー(ヘンゼル)
ギゼラ・ポール(グレーテル)
マルセル・コルデス(ペーター)
ゲルトルート・グルクシュターラー=シュスター(ゲルトルート) 
リリアン・ベニグセン(魔女)
(眠りの精) Gisela Knabba
オーダ・バルスボルグ(露の精)
カール・シューリヒト指揮
NDR交響楽団、合唱団、少年少女合唱団
1962年ハンブルグでのセッション録音(モノラル)
 フンパーティングに学んだシューリヒトによる、「ヘンゼルとグレーテル」。
 待望の復刻です。
 音質は素晴らしく、この名演奏の価値を更に高めています。
 



ARPCD0550
\1990
初出!
 若きポリーニの貴重な放送音源登場!
①ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11
 1960年5月3日パリでのライヴ録音 モノラル
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
パウル・クレツキ指揮
フランス国立放送管弦楽団
②ハイドン:交響曲第102番 変ロ長調
 1952年10月30日パリでのライヴ録音
パウル・クレツキ指揮
フランス国立放送管弦楽団

 ポリーニは、1960年18歳でショパン・コンクールにて優勝。
 有名なEMI盤は同年4月20,21日スタジオ録音のクレツキ指揮フィルハーモニア管弦楽団。このアルバムは直後のパリでのライヴ録音。これで同年3月13日のワルシャワ盤を含めて計3種類の録音が存在する事に成ります。
 放送音源かと思われ、音質はライヴ録音特有の傷が聴かれますが鑑賞には問題ございません。しかしハイドンの方が音質は良いです。
 


ARPCD0554
(2CD)
\2990
追悼 サヴァリッシュ指揮1962年ワーグナー楽劇「ラインの黄金」
 ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
  1962年5月22日ケルンでのライヴ録音
ジョージ・ロンドン(ヴォータン)
エリーザベト・シェルテル(フリッカ)
インゲボルグ・キルグレン(フライア)
ヘルマン・ヴィンクラー(フロー)
カール・サブロツク(ドンナー)
ヘルベルト・シャハトシュナイダー(ローゲ)
エルヴィン・ヴォールファルト(ミーメ)
ヘレン・ラーブ(エルダ)
ゾルタン・ケレメン(アルベリヒ)
ゲルト・ニーンシュテット(ファゾルト)
ハイナー・ホーン(ファフナー) 
リゼロッテ・ハンメス(ヴォークリンデ)
ヘレン・ドナート(ヴェルグンデ)
ヘルガ・イェンケル(フロースヒルデ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
ケルン・ギェルツェニッヒ管弦楽団
以前 Living Stageレーベル(廃盤)他で発売あり。

 サヴァリッシュ追悼アルバムとしての発売。
 音質はとても良く、音楽はテンポ良く進められロンドン他の歌手陣も強力です。



ARPCD0559
\1990
初出! バルビローリ&ニューヨーク・フィル ブラームス
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73

ボーナス:
 ブラームス:大学祝典序曲 op.80
  ディミトリ・ミトロプーロス指揮
  ニューヨーク・フィル
   1958年2月9日ニューヨークでのライヴ録音
ジョン・バルビローリ指揮
ニューヨーク・フィル

 歌心あふれるバルビローリによるブラームスです。終楽章における終点に向けた燃焼度も高く、メリハリの効いた名演です。音質は良いとのことです。
 1962年11月29日ニューヨークでのライヴ録音
Bruno Walter conducts Mahler & Mozart
ARPCD0496
\1990
ワルター指揮 マーラー:交響曲第4番
 ①マーラー:交響曲第4番 ト長調
  カルラ・シュレアン(ソプラノ) Carla Schlehann
  RAIローマ交響楽団 1952年4月19日 ローマでのライヴ
 ②モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
  ベルリン・フィル 1950年9月25日 ベルリンでのライヴ
ブルーノ・ワルター

 マーラーはTAHRAレーベルから既に発売あり。モーツァルトはセブンシーズ・レーベルから発売あり。
 アセテート盤的な音質ですが、音楽は全体的にクリアとのこと。
Lorin Maazel conducts Brahms, Ravel & Debussy
ARPCD0503
\1990
若き日のマゼール指揮ブラームス、ドビュッシー、ラヴェル
 ①ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90
  RAIミラノ交響楽団 1956年4月6日ミラノでのライヴ
 ②ドビュッシー:遊戯 
 RAIローマ交響楽団 1956年1月25日ローマでのライヴ
 ③ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲
 フランス国立管弦楽団 1958年11月30日パリでのライヴ
ロリン・マゼール指揮
マゼール、26歳の重厚なブラームスです。
※初出かと思われます。

 26歳――この年齢でここまでのブラームスを鳴らすのか。
 若きマゼールによる交響曲第3番は、端正さを超えた重厚な構築と緊張感に満ち、すでに巨匠の風格すら漂わせる驚異の演奏。

 さらにドビュッシー《遊戯》では精緻なコントロールと鋭い感性が光り、ラヴェル《ダフニスとクロエ》では色彩と躍動が一気に開花。

 ドイツ的構築力とフランス音楽の色彩感――その両極を若き日にして掴み取ったマゼールの非凡さが刻まれています。
 “天才の完成形の萌芽”を聴く、刺激的な一枚。
Beethoven: Mass in C major, Op. 86
ARPCD0513
\1990
ヴァント指揮ベートーヴェン:ミサ ハ長調 Op.86
 ①ベートーヴェン:ミサ ハ長調 op.86
   1954年ケルン
 ボーナス・トラック:
  ②シューマン:ピアノ協奏曲 ロ短調 op.54
   ヴァルター・ギーゼキング(ピアノ)
   ギュンター・ヴァント指揮
   ケルン放送交響楽団 1951年ケルン
ギュンター・ヴァント指揮
クララ・エバース(ソプラノ)
ローレ・フィッシャー(アルト)
フランツ・フェーリンガー(テノール)
カール・ヴォルフラム(バス)
ケルン放送交響楽団、合唱団
ベートーヴェンは初出か? 

 ヴァントが若き日に刻んだ、ベートーヴェン《ミサ・ハ長調》の貴重録音。
 後年の厳格で透明な様式美はすでにここにあり、過度な誇張を排した端正な造形の中から、祈りの音楽が静かに、しかし確かな力で立ち上がってきます。

 華やかな《ミサ・ソレムニス》の陰に隠れがちな作品ですが、本来の素朴さと敬虔さをこれほど自然に伝える演奏は稀。

 さらにギーゼキング独奏によるシューマン協奏曲も収録。
 内省と気品が結晶した、知る人ぞ知る充実の一枚です。
Elisabeth Schwarzkopf in Strasbourg 1960
ARPCD0522
\1990
シュヴァルツコップ ライヴ・イン・ストラスブール 1960年
 シューベルト:
  「楽に寄す」D.547、「水の上で歌う」D.774、「漁師の歌」D.881
  「ロザムンデのロマンス」D.797、「恋はいたるところに」D.239より
  「独りずまい」D.800、「幸福」D.433、「君は我が憩い」D.776
 ヴォルフ:
  「主よ、この地には何が芽生えるのでしょう」、「聖ネボムク祭前夜」
  「さあ、仲直りしようよ愛しい人」、「私の巻髪に包まれて」、「夏の子守歌」
  「お行き愛しい人よ、さあ行くのです」
 R.シュトラウス:「懐かしい面影」op.48-1、「憩え我が心」op.27-1、「献呈」op.10-1
アンコール:
  R.シュトラウス:「悪天候」op.69-5、ヴォルフ:「ねずみ捕りの金言」
   ジャックリーヌ・ロバン=ボノー(ピアノ)
   1960年6月15日ライヴ
ボーナス・トラックとして3曲:
 マーラー:
  「トランペットが美しく鳴り響くところ」、
  「私は柔らかな香りを嗅いだ」、「私はこの世に忘れられ」
  ブルーノ・ワルター指揮
  ウィーン・フィル   1960年5月29日ウィーンでのライヴ
  ※名演奏の復刻。いずれも音質はとても良いです。
Beethoven: Symphony No. 6
ARPCD0524
\1990
1960年、チェリビダッケ指揮
 ベートーヴェン、シューベルト、J.シュトラウス

 ①ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 ヘ長調 op.68
  RAIミラノ交響楽団
  1960年1月8日ミラノでのライヴ
ボーナス・トラック:
 ②シューベルト:6つのドイツ舞曲 D.820
 ③J.シュトラウス:ウィーン気質 op.354
  RAIミラノ交響楽団  1960年2月22日ミラノでのライヴ
セルジウ・チェリビダッケ指揮

 チェリビダッケが描く《田園》――それは“風景”ではなく、“時間そのもの”です。
ゆったりとしたテンポの中で音が一つひとつ意味を帯び、自然の呼吸がそのまま音楽となって立ち現れる瞬間は、まさに唯一無二。

 後年のミュンヘン時代に通じる、あの深い瞑想性と構築力はすでにここに。
 RAIミラノ響とのライヴは、瑞々しさと緊張感が絶妙に同居しています。

 さらにシューベルトやシュトラウスでは、軽やかさの中にも独特の“間”が光る。
チェリビダッケという体験の原点に触れる、貴重な記録です。
Strauss, J, II: Die Fledermaus (highlights)
ARPCD0526
\1990
ヴンダーリヒ/
 J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」(音楽上のカットあり) 
フリッツ・ヴンダーリヒ(アイゼンシュタイン) 
アントニア・ファーベルク(ロザリンデ) 
ルドルフ・フランク(オルロフスキー) 
フランツ・フェーリンガー(アルフレート) 
ハインツ・マリア・リン(ファルケ) 
リタ・バルトシュ(アデーレ) 
フランツ・マルスツァレク指揮 
ケルンWDR放送管弦楽団、合唱団
1959年9月20-22日ケルンWDRスタジオでの放送用録音
※台詞無し。所々に音楽上の大胆なカットがございます事ご了承ください。

 ヴンダーリヒが歌う《こうもり》――これだけで価値は決まったも同然。
 輝くような声、軽やかなフレージング、そして圧倒的な華やかさ。彼が登場するだけで舞台が一気に明るくなる、その魅力が存分に味わえます。

 台詞を省いたハイライト形式ゆえ、音楽の美味しいところだけを凝縮。
 テンポよく進む展開とウィーン風の洒脱なリズムが心地よく、気軽に楽しめるのも大きな魅力です。

 名歌手の絶頂期の輝きを堪能できる、贅沢で痛快な一枚。
 
ARPCD0536
(2CD)
\2990
 トスカニーニ指揮/1949年ベニスでのライヴ録音完全収録盤
 ①ケルビーニ:歌劇「アナクレオン」序曲
 ②ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 ヘ長調 op.68
 ③フランク:交響詩「アイオリスの人々」
 ④スメタナ:交響詩「モルダウ」(連作交響詩「わが祖国」より)
 ⑤R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 op.20
 ⑥ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」から
  第1幕への前奏曲
   ミラノ・スカラ座管弦楽団
    1949年9月3日ベニス フェニーチェ劇場でのライヴ録音
ボーナス・トラック:
 ⑦ベートーヴェン:エグモント序曲 op.84
 ⑧ワーグナー:歌劇「タンホイザー」から序曲とバッカナール
   1946年7月7日 ルツェルンでのライヴ録音
 アルトゥーロ・トスカニーニ
 ※②のベートーヴェン:田園の第1楽章冒頭が欠落しています。
音質は悪く、一般的とはいえません。
トスカニーニ・ファン向けのアイテム。
スカラ座管弦楽団との雰囲気ある演奏に痺れます。
Mendelssohn - Piano Concertos Nos. 1 & 2
ARPCD 0203
\1990
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1&2番(1953)

 +メンデルスゾーン:真夏の夜の夢から
   (ワルター指揮、NYP、1948/12、ライヴ)
P.ケイティン(P)
A.コリンズ指揮
ロンドン交響楽団

 端正で清潔、そして軽やか――ケイティンによるメンデルスゾーンの理想的な響き。
 過度なロマンに寄らず、音楽の流れを自然に保ちながら、透明感あふれるタッチで作品の魅力を引き出していきます。

 第1番の颯爽とした推進力、第2番の優美な歌心、そのどちらにも無理のない呼吸が感じられ、聴く者を心地よく包み込みます。

 さらにワルター指揮による《真夏の夜の夢》も収録。
 瑞々しさと気品に満ちた、メンデルスゾーンの“理想の姿”に出会える一枚です。

Klemperer
ARPCD 0205
\1990
クレンペラー/
 (1)モーツァルト:セレナード第11番
 (2)メンデルスゾーン:交響曲第3番
クレンペラー指揮
RIAS交響楽団メンバー(1)
ウィーン交響楽団(2)
メンデルスゾーンの3&4楽章はクレンペラー指揮では無いという諸説もある。(ブックレットより)

録音:(1)1952年9月20日、(2)1951年6月

 クレンペラーのモーツァルト――そこにあるのは軽やかさではなく、揺るぎない構築美。
 セレナード第11番でも一音一音が確かな重みを持ち、簡潔な編成の中から驚くほど引き締まった音楽が立ち上がります。

 一方、メンデルスゾーン《スコットランド》では、雄大で陰影に富んだドラマが展開。
 しかも一部楽章の指揮者に関しては諸説ありという、録音史的にも興味をそそる一枚です。

 巨匠の異なる側面と“謎”を同時に味わえる、通好みの好企画。
Dennis Brain Plays Horn
ARPCD 0207
\1990
デニス・ブレインの芸術
 モーツァルト:
  ホルン協奏曲第2番
  P、Ob、Cl、HrとFgの為の五重奏曲
  ディヴェルティメント第16番
 ベートーヴェン:ホルン・ソナタ 作品17番
   他ハイドン、シューマンの作品
デニス・ブレイン(Hr)
ススキンド指揮
フィルハーモニア管
ムーア
C.Horsley
D.Matthews(Pf) 他
1944-54年録音

 ホルンという楽器の概念を変えた、デニス・ブレインの奇跡の響き。
 驚くほどなめらかで柔らかく、それでいて気品に満ちた音色は、まさに唯一無二。モーツァルトの協奏曲では、楽器の難しさを微塵も感じさせない自然な歌が流れ出します。

 室内楽でもその魅力は変わらず、音楽そのものが呼吸しているかのような美しさ。

 1940-50年代の録音とは思えない鮮度と完成度――。
 ホルンの、そして“音楽そのものの美”に触れるための決定的な一枚です。
Monteux conducts Rimsky-Korsakov & Ravel
ARPCD 0213
\1990
モントゥー/リムスキー=コルサコフ&ラヴェル
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
 ラヴェル:
  「ダフニスとクロエ」第1組曲、「ラ・ヴァルス」他 
モントゥー指揮
サンフランシスコ響
録音:1933-54年

 派手さではなく、音楽そのものの生命力で魅せるモントゥーの真髄。
 《シェエラザード》では過度に煽ることなく、しなやかな流れの中で物語が自然に立ち上がり、色彩豊かなオーケストラが息づきます。

 ラヴェルではその洗練がさらに際立ち、《ダフニスとクロエ》や《ラ・ヴァルス》でも、響きの透明感と構築の確かさが見事に両立。

 長年フランス音楽を支えてきた巨匠ならではの、気品とバランス感覚。
 “自然体でこれほど美しい”――そんな理想を体現した一枚です。
Solomon
ARPCD 0226
\1990
ソロモン/
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第15番
  ピアノ・ソナタ第11&17番(1952-53年録音)
ソロモン(P)
アッカーマン指揮
フィルハーモニア管

 ソロモンのモーツァルト――そこにあるのは、飾りのない“真の気品”。
 ピアノ協奏曲第15番では、過度に感情を誇張することなく、音楽そのものの美しさを丁寧にすくい上げ、自然な流れの中で気高い世界を築き上げます。

 ソナタでも同様に、簡潔な表現の奥からにじみ出る深い抒情と静かな情熱が印象的。
 一音一音に意味を宿らせる、その誠実な姿勢が胸を打ちます。

 華やかさではなく、本質で語るモーツァルト――。
 長く寄り添える、静かな名演です。
Ravel: Daphnis et Chloe - Suite No. 2, etc.
ARPCD 0262
\1990
フルトヴェングラー/ラヴェル作品集
 (1)「ダフニスとクロエ 第2組曲」(1944/3/20-21)
 (2)「スペイン狂詩曲」(1951/10/22)
 (3)「高雅で感傷的なワルツ」(1953/4/15)
フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フィル(1)(3)
ウィーン・フィル(2)
Beethoven - Symphonies Nos. 5 & 7
ARPCD 0305
\1990
オットー・アッカーマン指揮
 ベートーヴェン:
  交響曲第5番「運命」(1951)/
  同第7番(1953) 
オットー・アッカーマン指揮
トーンハレ響
初CD化! ピッチが高く、所々ノイズや音とびが聞かれる。板起こし。エコーがきつく、一般向けではない。演奏は感動的。


 この男、ただのオペレッタ指揮者ではなかった。
 この圧巻の構成力。だからあの多くの名録音を残したのだ。


 これは“音”ではなく“演奏”を聴く一枚。
 アッカーマン指揮によるベートーヴェン第5&第7は、戦後間もない時代の緊張感と生命力をそのまま刻み込んだ、強烈な記録です。

 確かに音質は万全ではなく、ピッチの問題やノイズも残る板起こし。しかしそれを補って余りあるほど、音楽そのものの熱と推進力が圧倒的。
 とりわけ第7番の高揚感は格別で、聴き進むほどに引き込まれます。

 完璧な音ではなく、“生きたベートーヴェン”に触れたい方へ。
 心を揺さぶる真実の演奏です。
Beethoven: Symphony No. 5
ARPCD 0328
\1990
ケンペ指揮
 ドレスデン・シュターツカペレ

(1)ウェーバー:交響曲第1番 ハ長調 op.19
(2)ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から
  第1幕への前奏曲と愛の死
(3)交響曲第5番 ハ短調「運命」 op.67
ルドルフ・ケンペ指揮
ドレスデン・シュターツカペレ
1956年6月28日ドレスデンでのライヴ録音※以前CD-R盤での発売あり。
音質はとても良い。

 ケンペとドレスデン・シュターツカペレ――この組み合わせに外れはありません。
ウェーバーでは古典的な端正さの中にロマンの息吹が宿り、しなやかで気品ある音楽が自然に広がります。

 そして《トリスタン》、さらにベートーヴェン第5番へ――この流れが実に見事。
 とりわけ「運命」は、過度に力まずとも内側から燃え上がるような推進力があり、ドレスデンならではの豊潤な響きが作品の核心を照らし出します。

 音質も良好、演奏は充実そのもの。
 正統派ドイツ音楽の魅力を存分に味わえる一枚です。
Rossini: Il Signor Bruschino
ARPCD 0351
\1990
ロッシーニ:歌劇「ブルスキーノ氏」1954年 ガウデンツィオ:レナート・カペッキ(Br)、
ソフィア:エルダ・リベッティ(S)
ブルスキーノ:カリメロ・マウゲーリ(Br)、
エンニオ・ジェレッリ指揮
ミラノ室内管、合唱団
以前VOXレーベルから発売あり。省略が多いが、曲の概略を知るには不足の無い演奏。

 ロッシーニの才気が弾ける痛快オペラ《ブルスキーノ氏》。
 軽やかなリズム、機知に富んだ旋律、そして次々と展開するコミカルな場面――聴いているだけで舞台の楽しさが目に浮かびます。

 本盤は適度なカットを施したコンパクトな構成で、作品の魅力を無理なく味わえるのが大きな魅力。
 初めてこの作品に触れる方にも、気軽に楽しんでいただけます。

 歌手陣も生き生きとしており、ロッシーニ特有の洒脱な世界をしっかりと伝えてくれます。
ARPCD 0354
\1990
ニコライ・ゲッダ(T) 初期録音集1952-56
 チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」から
  「どこへいってしまったのか私の青春の黄金の日々よ」
 マスネ:
  歌劇「ヴェルテール」から「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
  歌劇「マノン」から「目を閉じると」
 ビゼー:歌劇「真珠とり」から「耳に残る君の歌声」
 ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」から「空と海」
 ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」から「人知れぬ涙」
 ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドノフ」から、オーベール、グノー
 ヴェルディ、ルソー他 計16曲の名アリア集
ニコライ・ゲッタ(T)
アルチェオ・ガリエラ指揮
フィルハーモニア管
イサイ・ドブロウェン指揮
フランス放送管ルイ・ド・フロマン指揮
ルイ・ド・フロマン室内管

 若きゲッダ、すでに“完成された声”。
 透明感あふれる音色、無理のない発声、そして驚くほど自然な言葉の表現――どのアリアでも、その品格と安定感が際立ちます。

 フランス物の洗練、イタリア物の伸びやかな歌、ロシア物の深い陰影。
幅広いレパートリーを難なく歌い分けるその多才ぶりは、この時期からすでに比類なし。

 名アリアを集めた構成も魅力で、聴き進めるほどにゲッダという歌手の本質に引き込まれていきます。
Brahms & Haydn - Symphonies
ARPCD0420
\1990
セル、1950年代のライヴ
 ①ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73
  ケルン放送交響楽団 1958年9月8日 ケルン 
 ②ハイドン:交響曲第93番 ニ長調 H.1/93
  RAIローマ交響楽団 1954年5月29日 ローマ
ジョージ・セル指揮
ブラームスは音質良好。ハイドンは全体的にシャリシャリ雑音が聴かれます。

 セルのブラームス――その一音たりとも揺るがない精度と緊張感。
 第2番では、温和な作品像に流されることなく、緻密に組み上げられた構造の美しさが際立ち、引き締まった響きの中から真のロマンが立ち上がります。

 一方ハイドンでは、明晰で引き締まった造形美が光り、古典の骨格をくっきりと描出。

 録音条件に差はあるものの、セルならではの厳格な統率と音楽の純度は揺るぎません。
 “曖昧さを許さない美学”を貫いた、鋭い一枚です。

Beethoven: Symphony No. 9 in D minor, Op. 125 'Choral'
ARPCD0424
\1990
フルトヴェングラー指揮
 1953年5月31日 「合唱」

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 ニ短調 op.125
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
パウル・シェフラー(バス)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル、ウィーン楽友協会合唱団
1953年5月31日ウィーンでのライヴ録音 New edition, New Master and sound ※同演奏のARPCD0166(4035122 401660)は廃盤。


 フルトヴェングラー晩年の到達点――1953年ウィーンでの《第九》。
 ウィーン音楽祭の開幕ライヴ。
 祈りにも似た静けさから始まり、やがて巨大なうねりとなって音楽が生成されていく過程は、まさに圧倒的。単なる演奏を超えた“精神のドラマ”がここにあります。

 ウィーン・フィルと名歌手陣も渾身の集中を見せ、終楽章の高揚は言葉を失うほど。

 数あるフルトヴェングラーの第九の中でも、特に深い感動を刻む名演として知られる記録。
 “第九とは何か”を問いかける、決定的な一枚です。
Paisiello: La Molinara
ARPCD0431
(2CD)
\2990
パイジェッロ 歌劇「水車屋の娘」
  1958年9月29日ライヴ
アルヴィニオ・ミシアーノ (カッロアンドロ)
ジュリアナ・ライモンディ (エウジェーニア)
フランコ・カラブレーゼ (ロスポローネ)
セスト・ブルスカンティーニ (ピストーロフォ)
フランコ・カラッチオーロ 指揮
RAIナポリ・A.スカルラッティ管

 ロッシーニ以前――イタリア・オペラの原点とも言えるパイジェッロの魅力が詰まった《水車屋の娘》。
 軽やかで親しみやすい旋律、自然な会話のように進む音楽、そしてどこか素朴で温かいドラマ。

 1958年ライヴならではの生き生きとした歌唱と舞台の空気感が、その魅力をいっそう引き立てます。
 ブルスカンティーニをはじめとする歌手陣も充実し、役柄を楽しみながら歌う様子が伝わってくる好演。

 華やかさとは違う、“人間味あふれるオペラの楽しさ”に出会える一作。
 古典オペラの奥深さを気軽に味わえる一枚です。
Pierre Monteux conducts Beethoven & Schubert
ARPCD0463
\1990
モントゥー指揮&ウィーン・フィル「英雄」
 ①ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
  1957年11,12月 ウィーン
 ②シューベルト:ロザムンデ op.26
  1957年11月25/28日 ウィーン
ピエール・モントゥー指揮
ウィーン・フィル

 モントゥーとウィーン・フィル――この幸福な出会いが生んだ、気品あふれる《英雄》。
 過度な誇張に頼らず、しなやかな流れの中で音楽を自然に積み上げていく手腕は見事で、力強さと透明感が絶妙に同居します。

 重厚でありながら決して重くならず、音楽が呼吸するように進んでいくその感覚は、まさに巨匠の円熟。

 《ロザムンデ》でも同様に、優美で温かな響きが広がり、ウィーン・フィルの美質が存分に引き出されています。

 “自然体でこれほど深い”――理想的な名演といっていいでしょう。


 1962年のあのコンセルトヘボウとの貴重なスタジオ録音との比較をぜひ。

ARPCD 0015
(2CD)
\2990
ヒャルト・タウバー
 BBCコンサート

 カーネギー・ホール・コンサート

 リヒャルト・タウバー――その声が時代を超えて響く。
 BBCコンサート、そしてカーネギー・ホールでの記録は、単なる名唱を超えた“舞台の奇跡”を伝えます。

 柔らかく包み込むような声、自然に言葉を生かす歌い回し、そして聴衆を魅了する圧倒的な存在感。
 レオンカヴァッロからシューベルト、シューマンに至るまで、そのすべてがタウバーの個性によって特別な輝きを放ちます。

 ライヴならではの息遣いと緊張感――。
 往年の大歌手の魅力を、生々しく体感できる貴重な記録です。

****************

レオンカヴァッロ《道化師》、グノー《ロメオとジュリエット》、ビゼー《カルメン》、マスネ《ウェルテル》などオペラ名アリアに加え、グリーグ、シューベルト、シューマンの歌曲、さらにレハール、カールマンらオペレッタまで幅広く収録。

1937年のBBC/カーネギー・ホール録音と、1945-47年の後期録音を収めた、タウバーの魅力を網羅した2枚組。

ARPCD 0063
(4CD)
\4990
フリッツ・ライナー指揮
 メトロポリタン歌劇場

ワーグナー:楽劇「ニュルンベクのマイスタージンガー」
1952年3月22日。
フリッツ・ライナー指揮
メトロポリタン歌劇場
シェフラー、ホップ、
ペヒナー、ホルム、ウェーグナー

 ライナーが振る《マイスタージンガー》――その引き締まった緊張感は一味違います。
 重厚になりがちなこの大作を、鋭いリズムと明晰な構造で一気に引き締め、音楽が常に前へと進む推進力を生み出しています。

 メトロポリタン歌劇場の充実した歌手陣も見事で、舞台の活気とドラマがそのまま伝わるライヴ録音。

 壮大でありながら冗長さを感じさせない、この作品の“もう一つの魅力”に出会える演奏です。

 ワーグナーの新たな側面を知る、刺激的な記録。

ARPCD 0111
(4CD)
\4990
クナッパーツブッシュ指揮/バイロイト
 ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ホップ、デラカーザ
エーデルマン
ベーメ、ウンガー 他
クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭劇場管&合唱団
1952年の録音。臨場感ある良い音質に仕上がっている。24bit remastering 音質良好


 クナッパーツブッシュ×バイロイト――この黄金の組み合わせによる《マイスタージンガー》。
 ゆったりとした呼吸の中で音楽が大きくうねり、舞台全体が一つの生命体のように動き出す感覚は、まさにバイロイトならでは。

 ホップ、デラカーザ、ベーメら充実の歌手陣も見事で、祝祭劇場の響きと相まって圧倒的な臨場感を生み出しています。

 1952年録音ながら音質も良好、24bitリマスターでその魅力がさらに鮮明に。

 “これぞワーグナー”と呼ぶべき、堂々たる名演です。


ARPCD 0117
\1990
フルトヴェングラー/ベートーヴェン交響曲全集vol.3
 交響曲第9番「合唱」(1952/2/3)
ギューデン(S)、アンダイ(A)
パツァーク(T)、ペル(B)
フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル
ウィーン楽友協会合唱団

同じフルトヴェングラーの《第九》でも、こちら1952年盤はより劇的で切迫した表現が際立つ名演。
テンポの揺れは大きく、音楽はまるでその場で生成されていくかのような緊張感に満ちています。

先の1953年ウィーン盤が“祈り”や“到達”を感じさせる円熟の演奏だとすれば、
この1952年盤は“闘争”と“燃焼”――内側から噴き上がるエネルギーが圧倒的。

歌手陣もよりドラマティックな色合いで、終楽章の迫力は凄まじいものがあります。

同一指揮者によるわずか1年違いの記録でありながら、
これほど性格が異なる――それこそがフルトヴェングラーの核心。

 この録音の第3楽章の美しさは宇野功芳氏が「ベストの一つ」と語った。

ARPCD 0121
\1990
フルトヴェングラー指揮&ウィーン・フィル
 (1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 (2)ベートーヴェン:序曲「コリオラン」
フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル
臨場感のある良い音。24bit remastering 音質良好

録音:
 (1)1952年11月30日、ウィーン
 (2)1951年10月29日、ミュンヘン


 フルトヴェングラーの《英雄》――その完成度と即興性が奇跡的に融合した名演。
 1952年11月30日ウィーンでのこのライヴは、あの有名なスタジオ録音の直後に収録されたもので、構築の確かさと“その場で生まれる音楽”の緊張感が見事に同居しています。

 整えられた造形の中に、刻一刻と変化するテンポと呼吸――。
 フルトヴェングラーならではの有機的な音楽が、ここでは一層鮮やかに立ち上がります。

 ウィーン・フィルの豊潤な響きも相まって、理想と現実が交差する瞬間を捉えた貴重な記録。
 スタジオ盤とはまた異なる、“生きた英雄”を体験できる一枚です。


ARPCD 0131
\1990
ベーム/
 (1)モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」1949年3月
 (2)モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番1951年12月18日
ベーム指揮
ウィーン・フィル(1)
ステファン・アスケナーゼ(Pf)(2)
ベルリン・フィル(2)
アスケナーゼ(Pf)とのピアノ協奏曲のライヴはSTRADIVARIUSで出ていたがその日付は1963・3・17 となっていた。
 24bit remastering

 ベームが描くモーツァルトの理想形――《ジュピター》の気品と均衡。
 1949年ウィーン・フィルとの演奏は、無理のない自然な流れの中に揺るぎない構築を備え、堂々たる風格を感じさせます。

 一音一音が過不足なく配置され、音楽が自ずと立ち上がっていくその美しさは、まさにベームの真骨頂。

 さらにアスケナーゼとのピアノ協奏曲では、端正さの中に温かな抒情が加わり、異なる魅力を堪能できます。

 時代を超えて通用する“正統派モーツァルト”の魅力が凝縮された一枚です。

ARPCD 0091
\1990
シューリヒト指揮
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 1946年パリ
              第6番「田園」 1943年ベルリン
シューリヒト指揮
パリ音楽院/ベルリン・フィル
24bit remastering。


 シューリヒトのベートーヴェン――無駄を削ぎ落とした鋭さと透明感。
 《運命》では引き締まったテンポと明晰な響きが際立ち、重々しさに頼らない推進力で音楽を一気に前へと進めていきます。

 《田園》でも同様に、過度な情景描写に寄らず、自然な流れの中で音楽の骨格をくっきりと描出。

 戦中・戦後という時代の空気を背負いながらも、軽やかで純度の高いベートーヴェンがここにあります。

 “速く、軽く、しかし深い”――シューリヒトならではの魅力が凝縮された一枚。


ARPCD0190
(4CD)\3990
フルトヴェングラー(指揮)
 ブラームス交響曲全集

  交響曲第1番/ウィーン・フィル[1952年1月27日]
  交響曲第2番/ロンドン・フィル[1948年3月22、25日]
  交響曲第3番/ベルリン・フィル[1949年12月18日]
  交響曲第4番/ベルリン・フィル[1949年6月10日]
  ピアノ協奏曲第2番/フィッシャー(P)、ベルリン・フィル[1942年11月8、9日]
  ハイドンの主題による変奏曲
   a)ウィーン・フィル[1943年12月18、23日]
   b)ベルリン・フィル[1954年5月4日]
以上、フルトヴェングラー(指揮)




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