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1968年9月
朝比奈がほとんど取り上げなかった幻のレパートリー
マーラー:交響曲第4番 |
朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
樋本栄(ソプラノ) |
収録:1968年9月2日東京文化会館、大阪フィル第7回東京定期演奏会
モノラル・ライヴ録音
ついに封印が解かれました!
朝比奈初のレパートリー、マーラー「第4」の登場です。
朝比奈はこの曲をわずか3回(2回とも言われている)しか取上げませんでした。
それも全て初演の1968年のみ。なぜこの曲をレパートリーから外してしまったのか・・・それほどこの演奏は素晴らしいのです。
第1楽章の嵐の豪快さは、60歳になったばかりの巨匠のエネルギーをいやというほど見せ付けます。そして第3楽章は21分を超えるゆっくりさで丹念に歌われ、美と恐れの両立した演奏を繰広げ、当演奏の白眉と申せましょう。クライマックスも凄まじい迫力です。
残念ながらラジオ放送用の収録でモノラルですが、収録状態、保存状態ともに極上で、例えるならばバイエルン放送による当時のライヴ収録に匹敵する水準と言えます。
音源提供:朝日放送(レコーディング & ミキシング・エンジニア:幸西徹昌)、
サウンド・マスタリング:WEITBLICK
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朝比奈隆+倉敷音楽祭祝祭管
室内オーケストラを指揮した唯一のベートーヴェン・ツィクルス
ベートーヴェン:
(1)交響曲第8番/(2)交響曲第7番 |
朝比奈隆(指揮)
倉敷音楽祭祝祭管弦楽団 |
朝比奈隆+倉敷音楽祭祝祭管、室内オーケストラを指揮した唯一のベートーヴェン・ツィクルスより第8番、第7番!
録音:(1)1995年3月21日,(2)1994年3月27日。全て倉敷音楽祭(倉敷市民会館大ホール)に於けるデジタル・ライヴ録音
朝比奈隆が室内管弦楽団の規模で唯一残した「ベートーヴェン・ツィクルス」から第8番、第7番の登場です。
オーケストラは名手を集めた特別編成オーケストラ「倉敷音楽祭祝祭管弦楽団」。
第8番のソリスティックな味わいは、名手を揃えたこの楽団ならではの魅力で、こういう曲を小編成で聴くと隅々までクリアで朝比奈が施したマジックの手の内が理解できるというものです。
軽いようで軽くない、小さいようで小さくない、この名曲を朝比奈は自由自在にテンポを動かしてドラマを作っており、普段の悠揚迫らぬ音楽と一味違う所が実に興味深いです。
第7番も運動神経抜群のオーケストラを駆使し、立派な展開から大見得を切るような豪快なアッチェレランドに至るまで、手に汗握る名演となっております。いずれの演奏も朝比奈自身が演奏を楽しんでいる感があり、一年に一度の顔合わせの倉敷音楽祭が巨匠にとってのリラックス・タイムであったのではないかと当時が偲ばれます。
いずれも音質に不足はなくホールアコースティックも相俟って直接音による硬質でクリアな肌合いです。
※協力:アルスくらしき倉敷市文化振興財団、解説(日英):ヘンリー・フォーゲル(元シカゴ響総裁)、サウンド・マスタリング:WEITBLICK
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朝比奈隆+倉敷音楽祭祝祭管
ベートーヴェン・ツィクルスより第2番、第5番!
ベートーヴェン:
(1)交響曲第2番/(2)交響曲第5番「運命」 |
朝比奈隆(指揮)
倉敷音楽祭祝祭管弦楽団 |
録音:(1)1989年3月17日,(2)1992年3月24日
全て倉敷音楽祭(倉敷市民会館大ホール)に於けるデジタル・ライヴ録音
朝比奈隆が室内管弦楽団の規模で唯一残した「ベートーヴェン・ツィクルス」から第2番、第5番「運命」。
ソリスト、コンサートマスター級の名手を集めた倉敷音楽祭祝祭管弦楽団、朝比奈もルーチンワークから離れ刺激に満ちた演奏を行います。
とくに「第2番」、多くの指揮者が敬遠する難曲ですが、朝比奈はぶれることなくロマンティックな交響曲として堂々と奏でます。
第2楽章の深深とした趣には抗し難い魅力があります。
「運命」は十八番だけに腰の据わったテンポ設定、大胆なアゴーギグなど定番中の定番といった感じです。いずれもキビキビとして明確なリズム、テンポ。大編成オーケストラとの共演だと時としてリズムの不明確や旋律の膨張が指摘されることもなくはなかった巨匠ですが、それらの欠点がまるでなく、如何にオーケストラが重要な要素であるかを知らしめます。
いずれの演奏も朝比奈自身が演奏を楽しんでいる感があり、一年に一度の顔合わせの倉敷音楽祭が巨匠にとってのリラックス・タイムであったのではないかと当時が偲ばれます。
いずれも音質に不足はなくホールアコースティックも相俟って直接音による硬質でクリアな肌合いです。日英文の解説つき。
協力:アルスくらしき倉敷市文化振興財団、サウンド・マスタリング:WEITBLICK
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