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ベルリン・フィル自主レーベルより特大企画!
カラヤンBPOの放送用ライヴ録音、ほぼ初出音源
帝王に至るまでのおおいなる軌跡
スタジオ録音の完璧さとは異なる強烈で挑戦的な演奏も
戦慄の第1弾は50-60年代編!

Berliner Philharmoniker Recordings ベルリン・フィル自主制作盤
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン
放送録音集成 第1集
ライヴ・イン・ベルリン 1953~1969

BPHR-240291(24 SACD Hybrid )59000円
輸入盤・日本語帯解説付 24bit 最新リマスター


 


 カラヤンとベルリン・フィルが1953年から1969年にかけてベルリンで行ったコンサートのライヴ音源を年代順に収録したボックス・セット。

 当時、カラヤンとベルリン・フィルのコンサートの多くはRIAS(西ベルリンのアメリカ軍占領地区放送局)とSFB(自由ベルリン放送協会)などのラジオ局で放送されていました。
 当エディションは、ベルリンに残っているこれらの放送録音をすべて集め、現存する最良の音源を用いてセット化するという初の試みです。
 ドイチュラントラジオ・クルトゥーアとベルリン=ブランデンブルク放送のアーカイヴのアナログ・ソースから高解像度のデジタル・トランスファーを行い、24枚のSACD Hybridとして製品化。ほとんどが初出音源であり、まさに歴史的遺産というべきセットです。


 20 世紀のクラシック音楽家の中でカラヤンほど多くの録音を残し、レコードを売り上げた人はいません。
 スタジオ録音における、最新の録音技術と最高の演奏を駆使して作り上げられた「完璧な音」の記録の数々は、カラヤンというブランドを不動のものとしました。そんなカラヤンにとってのライヴ演奏は、その「完璧な音」を手に入れるまでの挑戦の場であったとも言えます。時にリスキーな要求も厭わず、緊張度の高い演奏を通して、自らの音をオーケストラに浸透させていったカラヤン。その生々しい過程をうかがい知ることのできる放送ライヴの価値は計り知れません。




 最初のディスクは1953年の「英雄」。
 戦後初共演を行った年であり、まだフルトヴェングラーが首席指揮者だった時代です。
 フルトヴェングラー流の音楽がにじみ出てくるオーケストラを相手に、カラヤンが自らの表現をぶつけて、新しい「英雄」を創造しようとする熱い軋みが感じられます。

 カラヤン時代以降、1960年にかけてオーケストラの人員も変わり、木管セクションにはコッホ、ライスターらお馴染みのメンバーが揃い、カラヤン・サウンドはどんどんと磨かれていきます。
 24枚のディスクを経て最後に収録された1969年の「英雄」(ステレオ録音!)と聴き比べられるのは、当セットの大きな醍醐味です。



 収録作品はドイツ・ロマン派中心でありながら、ヘンデル、バッハから近現代の作品まで幅広く登場。
 スタジオ録音の名盤との比較も楽しみです。
 クラシック・レコード界に君臨するもう一人の巨人、グレン・グールドと共演したベートーヴェンの協奏曲3番(コンサート8)も最新リマスターで収められています。
 後半に演奏されたシベリウスの5番はグールドに大きな感銘を与えたという名演奏。



 ロルフ・リーバーマンの「ソプラノ、ヴァイオリン、管弦楽のためのカプリッチョ」(コンサート9)、『オリエント急行殺人事件』等の映画音楽でも知られるリチャード・ロドニー・ベネットの「管弦楽のためのオーバード」(コンサート15)、『2001年宇宙の旅』ドイツ公開から数か月後に取り上げられたリゲティの「アトモスフェール」(コンサート21)はいずれも貴重な現代作品録音であり、「バロック(古典)~現代~ロマン派交響曲」という同じプログラム構成になっているのも興味深いところです。
 3曲ともベルリン・フィルが演奏したのはこれが初めてでした(リゲティのみコンサート2日目の録音)。
 また「タリス幻想曲」(コンサート2)もベルリン・フィルにとっての初レパートリー(こちらも2日目の録音)。
 53年にフィルハーモニア管との録音を残しているカラヤンが仕掛けた“戦略的選曲”だったのかも知れません。

 

 ハードカバー装丁による本エディションは、画家であり彫刻家でもあるトーマス・シャイビッツによってデザインされました。
 ブックレットには数多くの写真やカラヤンの伝記作家ペーター・ユールンク、音楽評論家ジェームズ・ジョリーなどによる興味深いエッセイが収められています。
 『フルトヴェングラー 帝国放送アーカイヴ 1939-45』に続く、ベルリン・フィル・レコーディングスによる2つ目の大規模なヒストリカル・エディションであり、ベルリン・フィルのメディア史における重要なマイルストーンの一つと言えるでしょう。


 今後70年代編、80年代編も製品化を企画しています。ご期待ください。

                      (Berlin Phil Media)

PHOTO:
Glenn Gould, Karajan. Hochschule fur Musik, 1957
 (c)Erich Lessing
Philharmonie, circa 1963
 (c)Archiv Berliner Philharmoniker / Siegfried Lauterwasser
Jesus-Christus-Kirche, Berlin-Dahlem, circa 1962
 (c)Archiv Berliner Philharmoniker / Hilla and Max Jacoby




BPHR-240291
(24 SACD Hybrid)
¥59000
輸入盤・日本語帯解説付

[Disc 1]
コンサート1 ~1953年9月8日/ティタニア・パラスト(モノラル)
 ・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op. 55《英雄》

コンサート2 ~1954年11月22日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
 ・ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲

[Disc 2]
コンサート3 ~1955年2月22日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
 ・ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲とイゾルデの愛の死

コンサート4 ~1956年1月21日/パウルス=ゲマインデ・ツェーレンドルフ(モノラル)
 ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 KV 466
    ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
 ・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 KV 551《ジュピター》

[Disc 3]
コンサート5 ~1956年12月10日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
 ・R.シュトラウス:《ナクソス島のアリアドネ》 op. 60より 〈すべてのものが清らかである国が〉
    エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)
 ・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 op. 64

[Disc 4]
コンサート6 ~1957年2月19日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
 ・プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 op. 100

[Disc 5]
コンサート7 ~1957年4月25日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
 ・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op. 125《合唱付き》
    エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、マルガ・ヘフゲン(メゾソプラノ)、
    エルンスト・ヘフリガー(テノール)、ゴットロープ・フリック(バス)、
    ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団、カール・フォルスター(合唱指揮)


[Disc 6]
コンサート8 ~1957年5月25日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
 ・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op. 37
    グレン・グールド(ピアノ)
 ・シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 op. 82

[Disc 7]
コンサート9 ~1959年9月20日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
 ・ヘンデル:合奏協奏曲ニ長調 op. 6-5 HWV 323
 ・ロルフ・リーバーマン:ソプラノ、ヴァイオリン、管弦楽のためのカプリッチョ
    イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
 ・シューマン:交響曲第4番ニ短調 op. 120

[Disc 8]
コンサート10 ~1961年10月10日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
 ・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op. 98
 ・ドビュッシー:《牧神の午後への前奏曲》
 ・ラヴェル:バレエ《ダフニスとクロエ》第2組曲

[Disc 9]
コンサート11 ~1963年3月1日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
 ・J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV 243
    マリア・シュターダー(ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ)、
    ルイジ・アルヴァ(テノール)、ワルター・ベリー(バス)、
    RIAS室内合唱団、ギュンター・アーント(合唱指揮)、
    エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)、
    ヘルムート・シュレーフォークト(オーボエ・ダモーレ)、
    フリッツ・ヴェーゼニック/ヘルベルト・ロッツォル/カール・プファイファー(ピッコロ・トランペット)

[Disc 10]
コンサート12 ~1963年10月15日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
 ・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op. 125《合唱付き》
   グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、ジークリンデ・ワーグナー(メゾソプラノ)、
   ルイジ・アルヴァ(テノール)、オットー・ヴィーナー(バリトン)、
   ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団、RIAS室内合唱団、
   ギュンター・アーント(合唱指揮)

[Disc 11]
コンサート13 ~1964年5月5日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
 ・R.シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調
   ローター・コッホ(オーボエ)
 ・R.シュトラウス:4つの最後の歌
   エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)

[Disc 12]
 ・R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》op. 40

コンサート14 ~1965年2月25日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
 ・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(第2稿) 第1・2楽章

[Disc 13]
 ・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(第2稿) 第3・4楽章

[Disc 14]
コンサート15 ~1965年9月23日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
 ・モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調 K. 287《ロドロン伯爵家の夜の音楽 第2番》
 ・リチャード・ロドニー・ベネット:管弦楽のためのオーバード
 ・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 op. 95《新世界より》

[Disc 15]
コンサート16 ~1965年12月30日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
 ・R.シュトラウス:交響詩《ツァラトゥストラはこう語った》op. 30
 ・R.シュトラウス:交響詩《ドン・キホーテ》op. 35
    ピエール・フルニエ(チェロ)、ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)

[Disc 16]
コンサート17 ~1967年10月22日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
 ・モーツァルト:3台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K. 242
   イェルク・デームス、クリストフ・エッシェンバッハ、ヘルベルト・フォン・カラヤン(ピアノ)

[Disc 17]
 ・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》(第2稿)

[Disc 18]
コンサート18 ~1968年1月1日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
 ・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op. 125《合唱付き》
   グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ)、
   ジェス・トーマス(テノール)、ヴァルター・ベリー(バリトン)、
   ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団、ヴァルター・ハーゲン=グロル(合唱指揮)

[Disc 19]
コンサート19 ~1968年9月28日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
 ・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op. 98

[Disc 20]
 ・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op. 83
   ゲザ・アンダ(ピアノ)

[Disc 21]
コンサート20 ~1968年9月30日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
 ・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 op. 90
 ・ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op. 73

[Disc 22]
コンサート21 ~1969年1月5日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
 ・ヘンデル:合奏協奏曲ハ短調 op. 6-8 HWV 326
 ・リゲティ:アトモスフェール
 ・シューベルト:交響曲第8番ハ長調 D 944《グレート》

[Disc 23]
コンサート22 ~1969年2月3日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
 ・シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 op. 31
 ・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 op. 64

[Disc 24]
コンサート23 ~1969年9月21日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
 ・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz 106
 ・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op. 55《英雄》

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団





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