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ジャン=バティスト・ロバン(1976-):
管弦楽曲、室内楽曲集
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ヴァリアスアーティスツ |
ミステリーサークル(管弦楽のための) ジャン・ドロワイエ指揮、フランス国立管弦楽団
ティック・タック(ピアノとヴァイオリンのための) サラ・ネムタヌ(Vln)ロマン・デシャルム(pf)
ゼニス(2つのオーボエと弦楽合奏のための) ニコラス・シャルヴァン指揮、サヴォア地方管弦楽団
Poemes de l'aube et de la nuit(メゾソプラノとピアノための)
デルフィーネ・ハイダン(MSop)ロマン・デシャルム(pf)
3つの夜(2つのチェロのための) ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール、フランソワ・サルク(Vc)
La lame des heures(管弦楽のための) マリン・オルソップ指揮、フランス国立管弦楽団 |
ジャン=バティスト・ロバンは、作曲家・オルガニストとして、幅広く活動しています。独奏楽器から管弦楽曲まで50以上の作品を作曲し、その作品は、フランス国立管弦楽団をはじめ著名なオーケストラ、アーティストによって演奏されており、フランス、イギリスなどで多くの賞を受賞しています。ロバンの近年発表された作品をまとめた作品集です。「タイム・サークル」というタイトルが付き、時間軸をテーマにしています。多くのアーティストによる演奏でロバンの音楽の魅力を紹介しています。
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ボルトキエヴィチ:室内楽曲集
悲歌Op.46(チェロとピアノのための)
3つの小品(ヴァイオリンとピアノのための)
[4分の3拍子でト長調Op.48-5、
子守唄イ長調Op.15-4、4分の3拍子でホ短調Op.48-2]
4つの組曲Op.63(ヴァイオリンとピアノのための)
3つの小品Op.25(チェロとピアノのための)
ヴァイオリンソナタ ト短調Op.26 |
クリスティアン・ペリシナル(Vln)
ポール・コックス(チェロ)
ニルス・フランケ(pf) |
ボルトキエヴィチはウクライナのハルキウ生まれで、チャイコフスキーやアントン・ルービンシュタインに影響を受け、サンクトペテルブルク音楽院でリャードフに理論を学んでいます。ライプツィヒに留学後、ベルリンで生活するようになります。
ボルトキエヴィチの代表作とも言えるヴァイオリンソナタは、哀愁のある旋律、終楽章のラクリモーサ(涙の日)、鐘、フィナーレのロシア舞曲など、巧妙な音楽技法が大変印象的な作品です。また4つの組曲Op.63は、郷愁ただよう音楽。3つの小品は、ピアノ独奏曲の情緒をうまく残しながら編曲した作品。いずれもボルトキエヴィチの特徴が聴きとれる音楽が続きます。
当時のソビエトを取り巻く社会的、経済的苦境を乗り越えてきたボルトキエヴィチの音楽が再び注目されることを願いたい、そんな一枚です。
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フランチェスコ・サントリクイード(1883-1971):室内楽曲集
ソナタ イ短調(ヴァイオリンとピアノのための)
明瞭な月 - 遅く、悲しくそして情熱的に
(ヴァイオリンとピアノのための)
夢 - 静かにゆっくりと(ヴァイオリンとピアノのための)
3つの幻想曲「神聖なおとぎ話」
(ヴァイオリンとチェロとピアノのための)
アリアの技法(チェロとピアノのための)
2つのチェニジアの銅版画[サハラ砂漠の夜、アラブの舞姫]、
ノットルノ、ピッコラ・バッラータ、夜の庭、
Ex Humo ad Sidera(ピアノのための) |
グラン・デュオ・イタリアーノ
フェデリカ・デル・バーニョ(Vla) |
フランチェスコ・サントリクイード(1883-1971)は、1883年にイタリアのサン・ジョルジョ・ア・クレマーノで生まれ、のちにチュニジアのハマメットに滞在しアラブ音楽の勉強を始めています。3つのオペラ、バレエ、管弦楽曲、室内楽曲などが多数残されています。作曲の熟練度に加え、レスピーギにも匹敵する描写力も感じとることができます。
このディスクでは、後期ロマン派のドラマティックな作品であるヴァイオリンソナタ、ヴァイオリンとピアノ、チェロとピアノのための小品、東洋的な色彩と音色が魅力的な狂詩曲と、即興曲風のピアノ独奏曲などを収録。
これまでブリリアントクラシックスで、カステルヌオーヴォ=テデスコ、ミヨー、ロザリオ・スカレロ、オタカール・シェフチーク、レオポルト・アウアーなどの作品を発表し、充実したディスコグラフィーを作り上げているグラン・デュオ・イタリアーノによる演奏です。
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ブクステフーデ:カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV75
カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV75
[カンタータ1. Ad pedes(足について)
カンタータ2. Ad genua(膝について)
カンタータ3. Ad manus(手について)
カンタータ4. Ad latus(脇腹について)
カンタータ5. Ad pectus(胸について)
カンタータ6. Ad cor(心について)
カンタータ7. Ad faciem(顔について)] |
ティメン・ヤン・ブロンダ指揮
ルター・バッハ・アンサンブル |
カンタータ「われらがイエスの四肢」は7つのカンタータで構成され、キリストの苦悩と、苦しめられている身体の各部分を絵画的に表現した音楽集です。北ドイツの厳格なプロテスタント様式とイタリア派の様式が融合し、神秘的な響きと透明で舞踏的な造形要素が共存する、驚くべき美しさと完成度の高い作品です。
オランダのフローニンゲンを拠点とするルター・バッハ・アンサンブルによる2021年春の録音。声楽と楽器の両方で高度な技術を持った古楽の専門家を擁しており、また、歴史的な演奏法に基づく実践に長けたオランダ。高い水準での音楽を奏でることに成功しています。
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弦楽のための音楽集
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番Op.11より
「アンダンテ・カンタービレ」
(チェロと弦楽合奏のための編曲版)
アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲Op.35a
エルガー:弦楽のためのエレジーOp.58
ロベルト・フックス:セレナーデ第3番ホ短調 |
ドメニコ・ファマ指揮
オルフェオ管弦楽団 |
19世紀の最後の数十年から20世紀初頭にかけて、弦楽合奏のレパートリーの黄金時代が現れます。音の密度、ダイナミックレンジの広さ、長いフレーズの柔らかい描き方、楽器の妙技など、オーケストラの編成の典型的な要素を含んだ音楽言えるでしょう。この時期、豊かな民俗文化にインスピレーションを求め、多くの名曲が誕生します。
極めて有名なチャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレOp.11。そして、そのチャイコフスキーの影響を強く受けた作曲家でピアニストのアレンスキーによる、チャイコフスキーの主題による変奏曲Op.35a。この曲は、1894年にチャイコフスキーの死を悼んで書かれた「弦楽四重奏曲第2番」の第2楽章を作曲者自身が弦楽合奏のために書き下ろした作品です。続くエルガーの「弦楽合奏のためのエレジー」は、その痛切な美しさと暖かい郷愁が響く弦楽曲の名曲と言えるでしょう。そしてロベルト・フックスは、ウィーン・ロマン派音楽の伝統を受け継いだ作曲家。ブラームスから「素晴らしい音楽家」と評価されたフックスは、ウィーン音楽の新鮮で優雅なスタイルと、ポピュラー音楽から得たメロディをうまく統合しているのが特徴です。
オルフェオ管弦楽団は、2020年に若く意欲的な指揮者ドメニコ・ファマによって設立され、重要なコンサートホールやフェスティバルで演奏しながら、急速に国際的なキャリアを築き上げつつある注目の団体です。
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ヴィヴァルディ(アン・ドーソン編):
ヴァイオリン協奏曲集Op.4「ラ・ストラヴァガンツァ」より
(オルガン編曲版)
変ロ長調Op.4-1, RV.383a、ト長調Op.4-3,
RV.301、
イ短調Op.4-4, RV.357、イ長調Op.4-5,
RV.347、
ニ短調Op.4-6, RV.316a、ハ短調Op.4-10,
RV.196、
ニ長調Op.4-11, RV.204 |
ルカ・スカンダーリ(Org) |
協奏曲は、17世紀末に器楽の様式と言語の進化に大きな役割を果たし、18世紀には高い人気と重要性を増していきました。ヴィヴァルディは、合奏協奏曲や協奏曲を確立した作曲家ではありませんが、18世紀前半に器楽曲の最高傑作と言われる作品を多数作り上げたことをみても、このジャンルに大きな刺激を与えたひとりと考えて間違いありません。多くの協奏曲は、チェンバロやオルガンを中心にしたもので、他に編曲作品でも、多くの聴衆に人気を博しました。このディスクでは、ヴィヴァルディの「ラ・ストラヴァガンツァ」作品4から、オルガン用に編曲されたヴァイオリン協奏曲を紹介します。これらの作品は、マンチェスターのヘンリー・ワトソン音楽図書館に所蔵されている「アン・ドーソンの本」と呼ばれるコレクションに収められているものです。1720年頃に編纂されたこのコレクションには、声楽と通奏低音のためのアリアに加え、鍵盤楽器のための楽曲が多数含まれています。ヴィヴァルディの10曲を含むさまざまな作曲家の協奏曲の編曲もいくつか収録されています。これらの曲は原曲に忠実で、鍵盤楽器の大きな可能性と編曲作品の持ち合わせた音楽という点で、高い完成度が見てとれます。
オルガニストのルカ・スカンダーリは、イタリアを代表する研究者であり鍵盤奏者です。ブリリアントクラシックスでも多くの作曲家のオルガン曲全集を残しています。イタリアのアルバシーナにある聖ヴェナンツォ教会の1774年製ガエターノ・カリド・オルガンを使用しています。
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ヨハン・ゴットリープ・ヤーニチュ(1708-1763):教会ソナタ集
教会ソナタ ホ短調(2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
変ロ長調(オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための)
ト短調(2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
変ロ短調(2つのヴァイオリンと通奏低音のための)
イ長調(オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための) |
ベルリン・フライデー・アカデミー |
フリードリヒ大王の宮廷で演奏された優雅で魅惑的な室内楽曲。あらたな歴史的考察に基づいた新録音が登場です。
この録音でのオルガンは、王の妹アンナ・アマーリア王女がかつて所有していた由緒あるオルガンです。現代ではオルガンといえば教会での音楽を連想しますが、18世紀の裕福な家庭では小型のオルガンを所有し使われていたようです。ヤーニチュは、この録音のように「教会」ソナタの通奏低音パートをオルガンに指定していることが特徴です。
この5曲の教会ソナタは、必ずしも教会での演奏を想定したものではありませんが、「室内ソナタ」とは区別され、活発なフーガに先立つ遅い序奏、荘厳な緩徐楽章、対照的な終曲という形式的な構造を示しました。ヤーニチュはコレッリを手本にしながら、北ドイツ的な変化を加えた斬新なスタイルで、フリードリヒ宮廷の有名な同時代の音楽との共通感を与えます。
ベルリン・フライデー・アカデミーは、18世紀音楽の演奏、録音、学術的な議論を通じて音楽美を追求する世界中の若手ピリオド音楽家のアンサンブルで、このレパートリーはベルリンではお馴染みのものとなっています。
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フランチェスコ・ボンポルティ(1672-1749):
2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタOp.4
第1番ト短調、第2番ロ短調、第3番イ短調、
第4番変ロ長調、第5番ホ長調、第6番イ長調、
第7番ニ長調、第8番変ホ短調、
第9番ヘ長調、第10番ハ長調 |
ラビリンティ・アルモニチ |
フランチェスコ・ボンポルティは、生涯の大半を故郷の北イタリアのトレントで過ごしました。ローマで学び、アルカンジェロ・コレッリに影響を受け、その模倣的対位法に劇的な要素を取り入れることにより、ボンポルティの名声はヨーロッパ中に広まります。のちにJ.S.バッハは彼のヴァイオリンソナタの一部をチェンバロ用に編曲しています。
技術的に洗練され、ヴィルトゥオーゾ的なタッチ、想像力豊かな和声、生き生きとしたパート譜など、ボンポルティの作曲スタイルは明らかにコレッリを模範としています。収録されたOp.4は、「教会ソナタ」としてほぼすべてが4楽章で構成されています。第1ヴァイオリンが主に主役で、他の2つの楽器は通常伴奏を担当するといった形で曲が進みます。速い楽章では演奏者の技巧が要求され、遅い楽章では繊細で心地よい、そして少し憂鬱感のある旋律が印象的です。
イタリアのラビリンティ・アルモニチは、2つのヴァイオリン、チェロ、チェンバロ/オルガンで構成され、希少なバロック音楽を専門に演奏するグループです。既にブリリアントクラシックからはボンポルティのソナタOp.1、Op.2をリリースしています。
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ハイドン(フランシスコ・アセンホ・バルビエリ編):
十字架上のキリストの最後の7つの言葉 |
ラファエル・ルイベリス・デ・トレス(Flu)
ラ・スパーニャ |
ハイドンは、多くの宗教的な作品を残していますが、1785年、53歳の充実した活動期に、スペインのカディス大聖堂から、聖金曜日のための儀式音楽の作曲依頼を受けて誕生した作品です。この儀式にふさわしい、聴き手を飽きさせることのない、魅力的で個性的な作品をと、1曲10分程度のアダージョの器楽曲7曲に、集中・瞑想・精神性を込めた音楽を作り上げました。ハイドンは弦楽四重奏のためにこの作品を書きましたが、後に鍵盤楽器やオーケストラのため編曲版も登場しています。このディスクでは、フランシスコ・アセンホ・バルビエリ(1823-1894)によるフルートと弦楽四重奏のための編曲版を収録。最大の特徴は、フルートが既存の声部を二重にしたり置き換えたりするのではなく、ハイドンの原曲とは全く異なる新しい旋律を持つ第5声部を配置しており、非常に新鮮な印象を与えてくれます。
演奏は、ラファエル・ルイベリス・デ・トレス(フルート)とアンサンブル・ラ・スパーニャ。ブリリアントクラシックスでは、世界初録音となるいくつかの作品をリリースするほか、ボッケリーニのフルート五重奏曲集で素晴らしい演奏を聴かせてくれます。
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弦楽四重奏曲集
マルシアル・デル・アダリッド(1826-1881):
弦楽四重奏曲ト長調Op.16
ホセ・アレオラ(1895-1954):弦楽四重奏曲ハ長調
フアン・デュラン(?-1960):
弦楽四重奏曲「パソドブレ」、
弦楽四重奏曲ハ長調「ブルース」、弦楽四重奏曲「サンバ」 |
ノヴェチェント四重奏曲 |
音楽史の流れを見ても、スペインにおける弦楽四重奏曲はあまり多くありません。この室内楽の象徴的な形式を確立することは簡単な道のりではなく、スペイン北西部の地方、ガリシアも例外ではありませんでした。この録音では、19世紀から21世紀の3世紀にわたる3人のガリシア人作曲家による弦楽四重奏曲を集めました。それぞれの時代を代表する3人の作曲家は、その時代の音楽の伝統に育まれながら、個人的な言語と感情的な影響を踏まえて作品を仕上げました。大変興味深い作品集です。
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カステルヌオーヴォ=テデスコ:イタリアの独奏ギターのための作品全集
世紀をわたる変奏曲Op.71、
ソナタ ニ長調「ボッケリーニへのオマージュ」Op.77、
悪魔的奇想曲「パガニーニへのオマージュ」
Op.85
タランテッラOp.87a、花咲くオレンジOp.87b、
「すてきなタバコ」による変奏曲Op.95 |
アントニオ・ルゴロ(Guitar) |
カステルヌオーヴォ=テデスコは、20世紀前半のイタリアで最も成功した、注目すべき作曲家の一人です。新古典主義の影響を受けている作風は、鮮やかで、華麗で、時折奇妙な不協和音を含み、強くリズムを刻み、受けのしやすいメロディに溢れています。第二次世界大戦前にハリウッドに移住し、200本以上の映画音楽の作曲を行ったことでも有名です。また世界で活躍していたギタリスト、アンドレス・セゴビアと出会うことで、ギターのための曲も書くようになり、ギター音楽は、彼の全作品の中で最も充実した部分を占めるようになりました。
この録音は、作曲家が1939年にアメリカに亡命する前にイタリアで書かれたギター独奏のための作品全集で、素晴らしい旋律と真のイタリアの雰囲気を持つ音楽が収録されています。
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ベネツィアからライプツィヒへ ― オルガン曲集 |
マヌエル・トマディン(Org) |
J.S.バッハ:トッカータ アダージョとフーガ
ハ長調BWV.564、トリオ ト長調BWV.1027a
ヴィヴァルディ:協奏曲イ短調RV.522(J.S.バッハの協奏曲BWV.539)
トレッリ:トレッリ氏による協奏曲
(ヨハン・ゴットフリート・ヴァルターによるオルガン編曲版)
ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):協奏曲(オルガンとペダル助奏のための)
ヘンデル:オラトリオ「エステル」HWV.50より序曲
ヴィヴァルディ:協奏曲第6番「ストラヴァガンツァ
ニ短調」(「アン・ドーソンズ・ブック
1720」の写本より)
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ
イ短調BWV.543 |
バッハの時代には、他の作曲家の作品を、別の楽器に編曲することが一般的によく行われていました。バッハも、ヴィヴァルディやマルチェッロの協奏曲をオルガン独奏用に編曲しています。J.S.バッハは、イタリアを訪れることはありませんでしたが、イタリア・バロックの巨匠たちの作品に触れ、深い感銘を受け、協奏曲の形式などの要素を取り入れたようです。しかし、バッハはバッハとして、これらの作品に独自の対位法と装飾を加え、彼らしい編曲作品として完成させています。
演奏者のマヌエル・トマディンは、イタリアの影響が顕著なバッハのオリジナル作品を美しいプログラムにまとめました。現在、イタリアを代表するオルガニストの一人で、学者であり、情熱的な音楽家です。ブリリアントクラシックスでは、北ドイツの作曲家の作品を中心に、トマディンの演奏による素晴らしいディスコグラフィーを持っています。
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ヴィターリ、60曲からなる「音楽の技術」
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ:音楽の技術Op.13 |
アンドレア・コーエン(Harpsichord) |
音楽を愛するフランチェスコ2世デステ公爵の宮廷で活躍したヴィターリ。60曲からなる「音楽の技術」Op.13は、難易度順に並べられた対位法的技巧のための教則本で、バッハ以前に存在した貴重な作品。2声から12声のためのカノンで構成されており、その多くに様々な技法のための工夫が凝らされているのが特徴です。
すべての曲は、1台のチェンバロで演奏されています。複雑な構成を持つこの作品を正しく表現するために、最先端の録音技術を駆使して完成しました。作品の記録としての価値も高く貴重な一枚と言えるでしょう。
日本でも演奏会を行ったことのあるコーエン。前作テレマンの100のメヌエットでは、その驚異の演奏で実力を示しました。この新録音も期待せずにはいられません。
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J.S.バッハ:ギターのための編曲集 |
ステファノ・カルディ(Guitar) |
前奏曲
BWV.936、BWV.934、BWV.937、BWV.938、BWV.940、BWV.939、BWV.942、BWV.999
(ヨハン・ペーター・ケルナー
コレクションより)
アングレーズ、メヌエット、トリオ(フランス組曲第3番BWV.814より)、
アルマンド(フランス組曲第4番BWV.815より)、フゲッタ
ハ短調BWV.961
メヌエットI、II(パルティータ第1番BWV.825より)
前奏曲BWV.926、メヌエットBWV.841、BWV.842、前奏曲BWV.924、
シンフォニア第6番BWV.792、前奏曲BWV.930、
シンフォニア第5番BWV.791(ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集より)
ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749):
メヌエット「シュテルツェル氏のパルティア」(J.S.バッハのメヌエット・トリオBWV.929)
テレマン:クーラント(J.S.バッハの組曲BWV.824より)
C.P.E.バッハ:2つの行進曲
(J.S.バッハのアンナ・マグダレーナ・バッハのためのクラヴィーア小曲集より
行進曲 BWV Anh.122、BWV
Anh. 124)
クリスティアン・ペツォールト(1677-1733):メヌエット(J.S.バッハのBWV
Anh.114/115による)
不詳
ポロネーズBWV Anh.119、メヌエットBWV
Anh.113、BWV Anh.120、BWV Anh.116、BWV
Anh.132、
ミュゼットBWV Anh.126 |
J.S.バッハの作品は、近年、数多くの編曲や改作が行われています。1960年代以降、ギターのレパートリーには、現代の6弦ギターに最も近い楽器であるリュートのために書かれたバッハの作品が多数加えられています。
1717年から1723年のケーテン時代、ライプツィヒ初期に主に教育目的で作曲された作品のいくつかは、ギターの豊かなダイナミクスと、ポリフォニックな響きを生かすことができた名作品です。この時期に書かれた鍵盤楽曲では、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのクラヴィーア曲集とアンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア曲集が代表曲としてよく知られています。これらの曲集は、バッハの家庭生活や音楽に対する教育面などの生活感を垣間見ることができます。これらには、後に「インヴェンション」や「シンフォニア」、クラヴィーア曲集第1巻、フランス組曲に収録されることになる曲が数多く含まれています。
ギタリストのステファノ・カルディは、これらのチェンバロ曲の多くを独自に編曲して録音しました。有名曲としてよく知られた作品が多数収録されています。多くのバッハ弾きのギタリストへ向けて、ドイツ・バロックの巨匠の偉大な才能に触れる機会となるでしょう。
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ミヒャエル・ハイドン:宗教曲集
聖レオポルトのミサ曲 MH.837
罪なき幼な子の祝日のための晩課
MH.548
聖アロイジのミサ MH.257 |
ロベルタ・パラニンフォ指揮、
アカデミア・ヴォカーレ・ディ・ジェノバ
ジェノヴァ声楽アンサンブル |
ミヒャエル・ハイドンは、オーストリアのローラウ生まれ。8歳の時、ウィーンのシュテファン寺院の聖歌隊に入り、歌、ヴァイオリン、オルガンを学んでいます。25歳の時には、ザルツブルクの宮廷作曲家として十数曲のミサ曲や15曲の交響曲などを完成させていました。またザルツブルク大聖堂のオルガニストとしても活躍するなど、実りある人生をザルツブルグで過ごしています。ミヒャエル・ハイドンは兄のヨーゼフ・ハイドンの名声に隠れてしまっていますが、当時、モーツァルト親子に高く評価されていました。またヨーゼフも弟・ミヒャエルの声楽作品を、自分の声楽作品よりも優れていると考えていたといわれています。ヨーゼフのオペラ的な声楽スタイルに対し、ミヒャエルの作品は、敬虔で献身的な雰囲気に満ちています。
この新録音では、3つの比較的規模の大きな典礼作品が収録されています。ミヒャエルの作風の根幹ともいえる宗教音楽を充分に感じることのできる一枚です。
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ジュゼッペ・コルシ(1631/32-1691):バス・カンタータ集
シチリアの岩場から(エンケラドス)TriCo58、
Cruda legge del mio fato TriCo57、教えてくれますか?TriCo63a
見捨てられ 孤独(イル・ネローネ)TriCo49
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632-1692):
ヴァイオリンのためのさまざまなソナタによる
パルティータ第1組曲、第2組曲
ジャコモ・アントニオ・ペルティ(1661-1756):
Pompe voi che ascondete |
マウロ・ボルジョーニ(Br)
ロレンツォ・トッツィ
(Harpsichord、指揮)
ローマバロッカ・アンサンブル |
ジュゼッペ・コルシは、チェラーニとも呼ばれ、17世紀後半に活躍したローマ派の最も重要な作曲家の一人でした。ローマでジャコモ・カリッシミに師事した後、多くの教会で楽長として活動していますが、正統信仰に反する教えを持つ(異端審問)という疑いをかけられ投獄されるなど苦難の多い音楽家でもありました。
イタリアの重要な教会で活躍したため、ミサ曲、モテット、オラトリオなど、主に聖歌隊のための作品が知られています。この録音では、主にギリシャ神話を題材にしたバス独奏と通奏低音のための世俗カンタータを収録しています。カンタータ「シチリアの岩場から」は、大胆な不協和音を駆使し、鮮明でリアルな音像を描き出した名作品です。
演奏は、美しい歌声を聴かせる、今最も注目される若手バリトンのひとり、マウロ・ボルジョーニ。古楽のスペシャリストとして多くのアーティストの競演があります。
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水を司る精霊 ― フルートとピアノのための作品集
カール・ライネッケ(1824-1910):
フルートソナタ 「ウンディーネ」Op.167
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
アルベール・ドワイアン(1882-1935):ギリシャの詩
ジュール・ムーケ(1867-1946):パンの笛Op.15 |
レベッカ・タイオ(flu)
ルカ・コロンバローリ(pf) |
このアルバムの収録曲には、おとぎ話や神話、詩からインスピレーションを受けた作品という共通点があります。
ロマン派のフルートソナタといえば、1811年にフリードリヒ・フーケが書いた童話を読んで作曲したライネッケの「ウンディーネ」が最も有名です。超自然的なもの、ニンフや半神が住む世界の物語を好むドイツ・ロマン派の世界を音楽で表現した音楽集です。ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」は、音楽史上でも革命的な作品。夏の昼下がり、好色な牧神が昼寝のまどろみの中で官能的な夢想に耽る姿を描いたマラルメの詩は、ドビュッシーの感性に響き、名曲を誕生させました。また、アルベール・ドワイアンの「ギリシャの詩」、ジュール・ムーケの「パンの笛」など、非常に雰囲気のある音楽も収録されています。
イタリアのフルーティスト レベッカ・タイオは、ラファエレ・トレヴィサーニとパトリック・ガロワに師事。バルトルド・クイケンやジェームズ・ゴールウェイのマスタークラスにも参加しており、才能あふれる演奏は、今後更なる活躍が期待されています。
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メランコリー、ノスタルジア、官能、情熱、怒り、愛といった
永遠の感情を糧とする叙情的な表現が見事な作品集
マキシモ・ディエゴ・プホール(1957-):ギター曲集 |
ゲオルゲ・トッシキアン(Guitar) |
マキシモ・ディエゴ・プホールは、アルゼンチン、ブエノスアイレス出身。タンゴが盛んなブエノスアイレスのナイトクラブで演奏家としてのスキルを磨きました。デュオ、トリオ、カルテットで演奏し、タンゴ音楽のあらゆる作品に取り組みました。演奏家として作曲家として、初期段階から、プホールは伝統的なアルゼンチンタンゴと正式な学術的概念の融合をめざしていました。ヴィラ=ロボスとレオ・ブローウェルの作品を徹底的に研究するなど、ギターという特殊な楽器を音楽的に自身の作品に取りこみました。アルゼンチンの独特なギター音楽の世界。メランコリー、ノスタルジア、官能、情熱、怒り、愛といった永遠の感情を糧とする叙情的な表現が見事な作品集です。
演奏者は、現代ギリシャのギタリストの中で、最も才能と創造性に恵まれたひとりであるゲオルゲ・トッシキアン。1981年にピレウスに生まれました。ブリリアント・クラシックスでリリースしたアルバム、ヤン・ティエルセンの編曲作品集が好評発売中です。
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歌姫 アンナ・レンツィに寄せるアリア集
モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」より
恥辱を受ける后
アントニオ・チェスティ(1623-1669):
歌劇「ラルジア」より シンフォニア(序奏)、S'un
guardo mi vinse
ルイージ・ロッシ(1597-1653):ルイージ氏のパッサカリア
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ(1598-1622):
ヴァイオリンとヴィオローネの二重奏による5つのソナタ
フィリベルト・ラウレンツィ(1618-after
1651):
「協奏曲とアリア」より O
cara liberta
フレスコバルディ:
独唱、二重唱、三重唱、四重奏と通奏低音のためのカンツォーネより
独奏によるカンツォン第1番
ジョヴァンニ・チェレジーニ(1584-1659):Simulacro
d'amor
チェスティ:歌劇「ラルジア」より
Ecco l'alba
che ridente
ラウレンツィ:ラ・フィンタ・サヴィアより
Spero, aspetto e non viene、
Per far nascere un Chirone、Stolta
Melanto
ignuda |
ロベルタ・インヴェンルニッツィ(Sop)
アンサンブル・セツィオーネ・アウレア |
アンナ・レンツィ(c. 1620~after
1661)は、歌声だけでなく演技力にも定評があり、オペラ史上初のディーヴァと称されるイタリアのソプラノ歌手です。1640年、パラヴィチーニ-ロスピリョージ宮殿、リシュリュー枢機卿の前で、若き作曲家
ラウレンツィの「王子のお気に入り」のルシンダ役でデビュー。その後、彼女は、この時代で最も注目される歌手となり、有名な作曲家たちは彼女のために特別な曲を書きました。レンツィの声域は、広く、劇的、感情的、様式的コントラストを特徴とし、彼女の声と表現手段を上手く引き出すことができるように作られました。このディスクは、そういった作曲家によるオリジナリティ溢れるプログラムです。
古楽界の歌姫と呼ばれるロベルタ・インヴェンルニッツィによる歌唱。アーノンクール、ダントーネ、コープマン、ビオンディなど多くのアーティストと共演しています。
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女流指揮者ジャンナ・フラッタ コンダクツ
ストラヴィンスキー、ブリテン、スクリャービン
ストラヴィンスキー:春の祭典
ブリテン:4つの海の間奏曲
スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」Op.54 |
シチリア交響楽団
ジャンナ・フラッタ指揮 |
イタリア人指揮者ジャンナ・フラッタが、20世紀を代表する作品の中から3作品を指揮し、Brilliant
ClassicsからCDデビューしました。
ピアノ、作曲、合唱、合唱指揮、指揮を学び、若くして、ベルリン交響楽団などの主要なオーケストラと共演し、イタリアではローマ歌劇場管弦楽団などの主要劇場での演奏、オペラの演出も行っています。Brilliant
Classicsでの管弦楽曲の新録音とあって、今後注目していきたいアーティストと言えます。
演奏は、1951年に設立されたシチリア交響楽団。近年は、特に20世紀のレパートリーの演奏に力を入れています。

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19世紀の女性作曲家によるソプラノとギターのための音楽集
ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド(1821-1910):
アイ・リュリ!、Aimez-moi
ma mignonne、
L'Absence-Cana Espanola、マドリード、
漁師の歌 「哀歌」 VWV.1139、カディスの若い娘たち
マリア・マリブラン(1808-1836):Le
retour
de la Tyrolienne
叙情的なアルバムよりLa voix
qui dit: je
t'aime、La Bayadere
イザベラ・コルブラン(1784-1845):
イタリア語による6つの小アリアより第2曲
Quel cor che mi prometti
イタリア語の小アリアによる6つのカンツォネッタより
第6曲 Mi lagnero tacendo、第3曲
Benche
ti sia crudel
ポーリーヌ・デュシャンジュ(1778-1858):
Celle qui voudrait m'aimer、ギター、Le
bouquet de bal
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:修道女、白鳥の歌
クララ・シューマン:
どうして他の人たちに尋ねようとするの、
あなたが美しさゆえに愛するのなら |
クリスティーナ・バヨン・
アルバレス(Sop)
ヘスス・ピネダ(Guitar) |
19世紀、サロン音楽は、芸術や文学の新しい潮流を示すために不可欠なメディアでした。それらは、18世紀のサロン音楽から受け継いだ明確な女性の優位的な動きもあり、貴族や女性貴族が文化社会を支配していたため、室内楽やサロニエール・オペラ、あるいはピアノ曲をギターやハープなどの他の楽器で編曲したものを聴くことができました。
この録音は、19世紀のサロン音楽の雰囲気を再現するために、女性作曲家に焦点を当てまとめた好企画盤です。
ソプラノのクリスティーナ・バヨン・アルバレスは、母国セビーリャの高等音楽院で学び、現在は演奏活動を中心に行っています。ギターのヘスス・ピネダは、アンドレス・セゴビア・コンクールなどの国際コンクールでの受賞歴もあり、今後の活動が期待されるアーティストのひとりです。
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20世紀フランスの作曲家による
フルートとピアノのための作品を集めたプログラム
レヴェラシオン(天啓)~
フランス近代のフルートとピアノのための音楽
リリ・ブーランジェ[1893-1918]
1. 「春の朝に」 4'37
ピエール・カミュ[1885-1948]
2. シャンソン 3'02
3. バディヌリー 2'42
メル・ボニ[1858-1937]
フルートとピアノのためのソナタ
4. I. アンダンティーノ・コン・モート
4'44
5. II. スケルツォ・ヴィヴァーチェ
1'59
6. III. アダージョ - アレグロ・マ・ノン・トロッポ
- アダージョ 5'02
7. IV. フィナーレ.モデラート
4'03
エリーズ・ベルトラン[2000- ]
「典礼の印象」 Op.2
8. イントロイト 1'29
9. ルクス・アエテルナ 3'02
10. スプリカチオ 1'34
11. イン・パラディスム 2'12
ピエール・サンカン[1916-2008]
ソナチネ
12. I. モデラート 3'49
13. II. アンダンテ・エスプレッシーヴォ
3'28
14. III. アニメ 2'01
アンドレ・ジョリヴェ[1905-1974]
15. 「リノスの歌」 10'34
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アンナ・ヴィーラー
(フルーアンナ・ヴィーラー(フルート)
アリーナ・プロニナ(ピアノ) |
録音:2021年、ベルリン、エルベルク教会、トーンスタジオ
20世紀フランスの作曲家によるフルートとピアノのための独創的な魅力のある作品を集めたプログラム。24歳で亡くなってしまったリリ・ブーランジェの楽し気な「春の朝」、メロディーが魅惑的なカミュの「シャンソン」とメル・ボニの「ソナタ」、新進作曲家ベルトランが15歳の時にデュリュフレのレクイエムを聴いて書いた「典礼の印象」、フルートの技法満載のピエール・サンカンのソナチネとジョリヴェの「リノスの歌」という盛りだくさんな内容です。フルートのヴィーラーとピアノのプロニナは、2021年発売のディミトリー・チェスノコフの日本ネタ作品が面白いフルート・アルバム(Brilliant
96216)が、録音の良さもあって印象的だった期待のデュオです。
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ヴィルムス:ピアノ四重奏曲、ピアノ三重奏曲 |
G.A.P. アンサンブル |
オランダ国歌(1817-1932)の作曲者として知られたヴィルムス[1772-1847]は、ドイツのゾーリンゲン近郊に生まれた器楽奏者(ピアノ、フルート、オルガン)で作曲家。19歳から75歳で亡くなるまでオランダ暮らしだったヴィルムスは、相次ぐ家族の死の衝撃から1823年には教会オルガニストに転向していたため、作曲家としての活動時期はベートーヴェンと同世代。演奏はピリオド楽器演奏で豊富な実績のあるルカ・クインタヴァッレが率いる室内楽グループ「G.A.P.アンサンブル」によるもので、2021年10月にケルンで録音されています。ピリオド楽器のCDはこれが初めてで、リズミカルで引き締まった明晰な演奏により、ヴィルムスの音楽本来の姿が示されています。

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