BRILLIANT CLASSICS
在庫特価セール
その8 30アイテム
(1CD)\1,800→\990
~8/18(火)午前9時
BRILLIANT CLASSICS。
世界の冠たる廉価盤ボックス・レーベル・・・というのはもう昔の話。
今はどちらかというと新録音の1枚もの、2枚もののアルバムがメイン。「超マニアックなNAXOS」というような雰囲気すら漂わせている。
しかし毎月十数タイトルをリリース、その元気さは変わらない。
ただ、最近は世界的な値上げの波にのみ込まれ、1枚価格が\1800という、「ちょっと安い」レーベルになってきた。
そしてもうひとつ、最近の大きな特徴は・・・すぐに完売してしまうこと。
おそらく1回のプレス枚数がきわめて少なくなっていると思われる。リリース点数は多いのだが、なんせすぐに廃盤になる。
今回紹介するのは海外の特価セールなのだが、現在のBRILLIANT
CLASSICSの主流商品の1枚ものがメインとなっている。そして¥990前後という価格になっているのでかなりお得感が強い。
すでに通常ルートでは手に入らないものも多く含まれているようだし、もとよりこの価格であれば気になるものがあれば手に入れておくのが賢明なような気がする。
在庫には限りがあるようなので、完売の際はご容赦ください。
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フィレンツェのオルガン曲集 |
マッテオ・ヴェントゥリーニ(Org) |
パドレ・アントニオ・カッシーニ(19c):オッフェルトリオ、エレヴァツィオーネ、ポスト・コムニオ、トッカータ
ルイージ・フェルディナンド・?カザモラータ(1807-1881):オルガンのための12の短い詩による練習曲、ミサ・コンプレータ
ジョアッキーノ・マリョーニ(1814-1888):
Istituzioni Teorico-Pratiche per Organo
- Parte Terzaよりポスト・コムニオ、エレヴァツィオーネ、コラーレ第32番 |
19世紀のトスカーナ・オルガン派の発展を示す3人の作曲家による作品集です。現代オペラを思わせる華麗なカッシーニの作品。厳粛な献身の精神で典礼に添えることを重視した?カザモラータの作品。心のこもったロマンティシズムが印象的なマリョーニの作品。それぞれ、旋律の美しさと堂々とした音色、ペダルを多用するなど並外れたヴィルトゥオーゾ・スキルが要求されるといった時代を感じさせる作品となっています。
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エルネー・ドホナーニ(1877-1960):チェロ曲全集
チェロソナタ 変ロ短調Op.8
コンツェルトシュテュック Op.12
ハンガリー牧歌Op.32b |
ルチオ・ラベッラ・ダンツィ(Vc)
マルコ・ラペッティ(pf) |
20世紀のハンガリーで最も重要かつ影響力のあった作曲家ドホナーニ。バルトークやコダーイの作品を普及させ、新しい世代のハンガリー人音楽家を指導するなど、精力的に活動していました。ブラームスの作品を深く意識したドホナーニは、大胆な和声表現、広がりのあるメロディーは、祖国の豊かな民謡を上手く取り込んでいます。ロマン派的な手法でジプシーのメロディーを表現し続けました。
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プラーノ夫妻の優秀録音盤、
エドヴァルド・グリーグ[1843-1907]:ピアノ連弾曲集
4つのノルウェー舞曲 Op.35
1. 第1番ニ短調 5'20
2. 第2番イ長調 2'06
3. 第3番ト長調 2'44
4. 第4番ニ長調 5'18
2つの交響的小品集 Op.14
5. I. アダージョ・カンタービレ 6'26
6. II. アレグロ・エネルジーコ 4'25
「ペール・ギュント」組曲第1番 Op.46
7. I. 朝の気分 4'01
8. II. オーセの死 3'46
9. III. アニトラの踊り 3'18
10. IV. 山の魔王の広間で 2'42
「ペール・ギュント」組曲第2番 Op.55
11. I. 花嫁の誘拐。イングリの嘆き 3'13
12. II. アラビアの踊り 4'36
13. III. ペール・ギュントの帰郷。海岸での嵐の夕べ
2'50
14. IV. ソルヴェーグの歌 5'20
15. V. 山の魔王の娘の踊り 1'45
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2つのワルツ・カプリース Op.37
16. 第1番 嬰ハ短調 5'16
17. 第2番 ホ短調 3'59
2つの北欧の旋律 Op.63
18. 第1曲「民謡調で」 7'46
第2曲「牛飼の歌と農民の踊り」
19. 牛飼の歌 2'19
20. 農民の踊り 2'03 |
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ロベルト・プラーノ&
パオラ・デル・ネーグロ(ピアノ連弾) |
ピアノ連弾の魅力はなんといっても2人のピアニストによるワイドレンジで音の数が多い音楽が楽しめることです。特に内声部が充実するため、オーケストラ作品の編曲にも十分に耐え、情報量の多い新たなピアノ曲としての存在感も出てきます。 奥さんとピアノ連弾することが多かったグリーグは、連弾の際には低音側で演奏を支えていました。面白いのは、最初からピアノ連弾のために作曲した「ノルウェー舞曲集」では、第1曲からワイルドな民俗的素材が畳みかけて低音と内声の迫力がすごいことでしょう、管弦楽版を凌ぐインパクトです。 演奏のロベルト・プラーノとパオラ・デル・ネーグロは夫婦で、連弾コンサートではグリーグの場合と同じく夫が低音側を担当していました。

録音:2021年6月4~6日、イタリア、ベルナレッジョ、バルトーク・スタジオ
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レバイ:ヴィオラとギターのための作品全集
ソナタ ニ短調、ショパンのワルツOp.34-2、
小さな現代舞踏組曲、3つのロシア民謡、抒情組曲 |
デュオ・インペリアル
[ジョエル・インペリアル(Vla)
ギルバート・インペリアル(Guitar)] |
ギターの歴史の中で、作曲家で室内楽に注目したというのがレバイです。「オーボエやクラリネットとギターの組み合わせのほうが、ピアノとの組み合わせよりもはるかに魅力的に聞こえることを発見して喜んだ」と言われています。600曲以上のギター曲を作曲し、その多くが室内楽曲でした。そのレバイがヴィオラの魅力に目覚めて完成した作品集。20世紀のウィーンのヴィオラのレパートリーで希少性から重要視されている作品集です。
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ヘンドリク・アンドリーセン(1892-1981):
ソプラノとオルガンによる作品集
ヘンドリク・アンドリーセン:
Maria, schone vrouwe、苦痛の鏡、教会ソナタ、
愛は偉大なり、イエスの聖顔
ヘンク・バディングス(1907-1987):トッカータ
ベルトゥス・ファン・リエル(1906-1972):自由
バディングス:前奏曲とフーガ2
ロージー・ヴェルトヘイム(1888-1949):賛歌
バディングス:前奏曲とフーガ4、3つのスピリチュアルの歌 |
クラーティエ・ファン・
フェルトホーフェン(Sop)
マティアス・ハヴィンガ(Org) |
ヘンドリック・アンドリーセンの世界初録音を多数収録。第二次世界大戦中、ナチスの強制収容所に収監された経験もあるアンドリーセンは、中世のマリア像に関するテキストを活用しています。助けを求める祈りが込められている「Maria,
schone vrouwe」。妻へ送ったこの作品は、古風なスタイルで書かれています。「教会ソナタ」は瞑想をテーマにし、「愛は偉大なり」では讃美歌風に仕上げられています。原曲は、弦楽オーケストラの伴奏ですが、演奏者のマティアス・ハヴィンガによるオルガン伴奏編曲版となっています。また、このディスクには、アンドリーセンと交流があったオランダの作曲家の作品も収録。占領下のアムステルダムで秘密裏に活動していたことが見て取れます。
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ゲオルク=フリードリヒ・フックス(1752-1821):
クラリネットのための室内楽曲集
3つのクラリネットのための三重奏曲第3番、
クラリネットとホルンのための二重奏曲Op.5、
2つのクラリネットとバスーンのための三重奏曲第5番、
2つのクラリネットのためのモーツァルトの魔笛による6つのアリア、
4つのクラリネットと2つのバスーンと2つのホルンによる
パイジェッロのアリアによる「ポプリ」、
2つのクラリネットとヴァイオリンのための三重奏曲第2番 |
ルイジ・マジストレッリ(Cla、指揮)
イタリアン・クラシカル・コンソート |
ドイツの作曲家、指揮者として活躍したゲオルク・フリードリヒ・フックス。管楽器奏者としても優秀でハイドンにも師事しています。急速に発展しつつあったアマチュアにも手の届く魅力的な管楽器、特にクラリネットの音楽市場に目を向け作品を作りパリでその名を確立しました。この録音ではクラリネットを複数使用する作品を集めています。クラリネットの魅力と、複数台使用することでの珍らしさや楽しさを引き出したユニークな内容です。
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フォルトゥナート・ケッレーリ(1690-1757):
ギャラント様式による6つのソナタ
ソナタ
第1番ト短調、第2番へ長調、第3番ホ短調、第4番ニ長調、
第5番ハ長調、第6番ト長調、6つのソナタ第3番イ短調 |
ルイジ・キアリツィア(Harpsichord) |
フォルトゥナート・ケッレーリは多くの作品の残したようですが、現在その大半が失われてしまっているようです。1720年初頭に作られたこの作品は、バロックとは異なり、ポリフォニーをあまり重視せず、伴奏付きのメロディーを重視するというもので、後の古典派時代の先駆けとなりました。ギャラント様式と呼ばれる新しい作曲スタイルの作品で、典型的な交互する緩急、シンプルな主題が特徴です。楽章の中には、多くのメヌエットやフランス風のアルマンドなど、舞踏的なリズムに基づいたものもあります。ケッレーリは18世紀初頭に学んだあらゆる作曲上の特徴をギャラント様式に注ぎ込んだ作曲家であり、同時代の象徴としても覚えておきたい作曲家です。
使用楽器は、マイケル・ジョンソンが2006年に製作したフレンチ・モデルの2段鍵盤を使用。これは1637年製のヨハネス・ルッカースのハープシコードを基に制作されています。また18世紀半ばの鍵盤音楽によく用いられるキルンベルガー第3法、a=415の音程で調律されています。
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ジョン・エルンスト・ガリアルド(1666-1747):
リコーダーとハープシコードのための6つのソナタOp.1
ガリアルド:
リコーダーとハープシコードのためのソナタ第1番ハ長調、第2番ニ短調
パーセル:ハープシコードのためのグラウンド
ハ短調
ガリアルド:ソナタ第3番ホ短調、第4番へ長調
パーセル:ハープシコードのための組曲第1番ト長調
ガリアルド:ソナタ第5番ト長調、第6番イ短調 |
ファビアーノ・マルティニャーゴ(Recorder)
アンジェリカ・セルモ(Harpsichord) |
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ガリアルドは、18世紀前半にイギリスで活躍したドイツ人作曲家です。この時代に活躍した作曲家同様、管楽器や鍵盤楽器を演奏する技術も持ち合わせていました。そのためか、特に器楽曲に素晴らしい作品があります。
イギリスの伝統的な特徴ある作品から、フランス風のニュアンスを含んだ作品まで、優雅で無理のなく融合した作品が最大の特徴です。
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初期のナポリのチェロ曲集
ロッコ・グレコ(c.1650-c.1718):ディミニューション
「Viri Galilaei」「Loquebantur」「Miserator
Dominus」
「Dum esset Rex」「Veni sponsa」「Ecce
sacerdos magnus」
「Non est inventus」「Sacerdos Dei」「Domus
mea」
「Fidelis servus」「Veni electa mea」
ガエタノ・フランコーネ(c.1650-1717):10のパッサカリア |
マッテオ・マラゴーリ(Vc)
イレーネ・デ・ルーヴォ(Org、Harpsichord)
スコラ・グレゴリアーナ・
スキヴィアス・アンサンブル |
17世紀から18世紀にかけて、ナポリの多くの教会や修道会が音楽家、歌手、楽器製作者を雇っていました。彼らは、典礼用に最もスタイリッシュで豪華な音楽を披露しようと、互いに競い合っていました。教会に導入された新しい楽器のひとつにヴィオロンチェロがあります。グレコとフランコーネは礼拝堂の典礼での演奏に適したチェロのための新しい音楽を作りました。グレコは声楽モテットの低音部を用いた「ディミニューション」を、フランコーネは低音のパターンを基にした「パッサカリア」を残しています。
この録音集では、モテットの基となったグレゴリオ聖歌を唱和したものが「ディミニューション」の前に置かれています。世界初録音です。
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モンテヴェルディの時代のオルガン |
キリン・コーツフェルト(Org)レ・ヌーボ・ムジケ |
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):
トッカータ第9番/モンテヴェルディ:サルヴェ・レジナ第3番/フローベルガー:トッカータ第1番
モンテヴェルディ:おお盲いた人よ/タルクィニオ・メールラ(1595-1665):
カプリッチョ「ラ・ロダ」/モンテヴェルディ:われ永遠より立てられ
フレスコバルディ:聖体奉挙のための半音階的トッカータ、歌唱用の第5声部を伴うリチェルカーレ、Canzon
post il Comune
モンテヴェルディ:サルヴェ・レジナ第2番/メールラ:カンツォン/モンテヴェルディ:その時日がのぼり
フレスコバルディ:バッサ・フィアメンガによるカプリッチョ/モンテヴェルディ:彼は再び来るだろう
フレスコバルディ:トッカータ第9番、主のしもべらよ
ほめまつれⅡ |
16世紀初頭に使われていた規模が小さく、イタリアの檜材で作られたオープンタイプのパイプオルガンを、当時最も著名な作曲家のモンテヴェルディが好んで使っていたと言われています。ブリリアントクラシックスでモンテヴェルディのマドリガル集全曲録音中のコーツフェルトは、そのオルガンの音の再現に必要性を感じ、実現するための可能性を探り始めます。オランダの音楽基金を頼り、またオルガニストのピーター・ファン・ダイクと協議し、オランダのオルガン制作会社クロップ社の協力を得ながら1600年頃のイタリアの音楽に適したオルガンを復元するというアイデアが徐々に形になってきました。当時のオルガンも設計図もない中で、当時の記録をもとに木製パイプを制作し、開放的な形、手で操作する"ふいご"
、複数のストップを持たせるなど、当時の全容に迫る見事なオルガンが完成しました。
この新しいオルガンが、フレスコバルディやフローレンスの作品で、独奏楽器として素晴らしい響きを聴かせています。モンテヴェルディが聴いていたオルガンの音が甦る傑作盤です。
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オッタビオ・バリオラ(before 1573-after 1619):
12のオルガンのためのリチェルカーレ |
シルヴァ・マンフレ(Org) |
オッタビオ・バリオラの音楽は、大変完成度が高く、注目すべき音楽であると感じます。リチェルカーレ全盛期に、単旋律的な作曲から脱却し、複数の主題を用いることを好んだ作曲家で、そのため、ナポリ派の代表的作曲家トラバーチやフレスコバルディなど、後の作曲家が取った作風を先取りしています。どの曲も主題の作り方と音楽の感覚において、明確な独創性を示しており、様々な主題とその変奏を同時に使うことで、驚異的な完成度を感じとることができます。
バリオラゆかりのサンタ マリア プレッソ
サン チェルソ教会の修道院長フィリッポ・ピッチネッリは、著書L'Ateneo
dei Letterati Milanesi (Milan, 1670) で絶賛し、またオルガン曲で有名なドイツ後期バロックを代表する作曲家ヴァルターもMusikalisches
Lexikon (Leipzig, 1732) で大きく取り上げており、「バリオラの名声は死後100年以上経っても健在であるだけでなく、イタリア国外にまで広がっていた」としています。
尚、収録された「オルガンのためのリチェルカーレ」は、現在トリノ国立図書館に所蔵され、ドイツ語のオルガンタブ譜に収められているのみとなっています(原本は紛失)。1637年から1640年にかけて南ドイツの書記によって作成され、1,770曲という膨大な数の鍵盤楽曲を収録した最大の手稿資料です。
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20世紀のイタリアを代表する3人の作曲家
ピアノ三重奏曲集
フランコ・マルゴーラ(1908-1992):ピアノ三重奏曲
ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニ(1892-1965):2つの間奏曲
ヴィットーリオ・リエーティ(1898-1994):ピアノ三重奏曲 |
ミトス三重奏団 |
20世紀のイタリアを代表する3人の作曲家によるピアノ三重奏曲集です。フランコ・マルゴーラは、アルフレッド・カゼッラの影響を受けています。ドラマ的な音楽は、アーティキュレーションや形式が簡潔。現代的でありながら理解しやすい和声。マルゴーラの作品の中でも評価の高い一曲となっています。
ジョルジョ・フェデリコ・ゲディーニは、23歳の時に作曲した「2つの間奏曲」を収録。のちにケディーニの特徴となる対位法の使い方が既に高度で素晴らしく、また2つの間奏曲の対比がとてもユニークな作品です。
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デュセック:ヴァイオリンソナタ第1集
ソナタ
ハ長調Op.8-1 CrawD 54
ヘ長調Op.8-2 CrawD 55
イ長調Op.8-3 CrawD 56 |
ユリア・フーバー(Vln)
ミリアム・アルトマン(fp) |
1789年頃パリで出版された作品8から始まるヴァイオリンソナタの全曲集が始まります。この曲は「伴奏付きピアノソナタ」と呼ばれるジャンルに属し、音楽的な本質は鍵盤楽器であり、オブリガート楽器(ヴァイオリンやフルートなど)が必要に応じて加わります。このような配置は、18世紀から19世紀初頭にかけて、育ちの良い女性が優れたピアニストになり、自分たちで楽しむか、あるいは伴奏者がいれば、一緒に演奏することができたという文化に由来しています。ここまで、順調にリリースを続けてきたピアノソナタ集に続くデュセックのヴァイオリンソナタ集。高度なコントラストとダイナミックな表現は、デュセックの音楽の特徴です。
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J.S.バッハ:リコーダー協奏曲集第2集
アリア協奏曲ト長調
[アレグロBWV.74-5、アダージョ・アッサイBWV.12-1、
アレグロBWV.81-3]
アリア ト長調「カンタービレ」BWV.120-4、
アダージョ(シンフォニア)ロ短調BWV.249-2
アリア協奏曲ニ長調
[アレグロBWV.18-5、シチリアーノBWV.29-5、
アレグロBWV.66-3]
シンフォニア ハ短調BWV21-1、
パルティータ ハ長調(ティーモ・ウィンド編)
原曲:フランス組曲第5番BWV.816、協奏曲イ短調BWV.1041
シンフォニア ホ短調BWV.4-1、ニ長調BWV.29-1、
コラール前奏曲「おお人よ 汝の罪の大いなるを嘆け」BWV.622 |
エリック・ボスグラーフ(Recorder)
コレギウム・ムジクム・リガ |
J.S.バッハの膨大な数の器楽曲は、現代の音楽家により、カンタータやアリア、シンフォニアなど編曲し、常にいろいろな場面で演奏されています。まさにバッハの偉大な才能を証明するものですが、この録音集では、リコーダーの名手
エリック・ボスグラーフと音楽学者のティーモ・ウィンドによる、器楽曲と声楽曲による新しい器楽的協奏曲を自由な発想で編曲した、とても興味深い一枚となっています。
古楽と現代音楽の両方に精通し、楽器の限界を超え、極めて幅広い表現と前代未聞の演奏効果を生み出し続けている鬼才ボスグラーフの新録音です。
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ジョヴァンニ・フィリッポ・ドレイヤー(1703-1772):
宗教曲集
ソプラノ二重唱による「言は肉となりて」
独唱を含む4声による「主よ早く私を助けに」
聖フィリッポのための4声の賛美歌
4声合唱と合奏による短い詩篇 |
ロッサーナ・ベルティーニ(Sop)
エレーナ・チェッキ=フェーディ(Sop)
ジャコモ・ベネデッティ指揮
レ・テムス・レヴィエント
バロック・ルミナ |
イタリア各地のオペラハウスでカストラートソプラノとして有名になったジョヴァンニ・フィリッポ・ドレイヤー。詩篇と讃美歌が世界初録音で登場です。これらの作品が、フィレンツェのアンヌンツィアータ教会の図書館に保存されており、その一部が初めて公開され、録音されることになりました。その作風は、ペルゴレージやスカルラッティに代表される当時のナポリの流行していたものと類似しています。和声は幅広く、明瞭で表現力に富んでおり、多くの人に受け入れられやすい音楽です。
今回、ヴァイオリニスト兼指揮者のジャコモ・ベネデッティは、これらの曲の研究と演奏のために教会に招かれ、イタリアの歌手や器楽奏者とともに、歴史に基づいた演奏方法を学び、意義のあるこの録音を完成させました。
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ジョヴァンニ・バッティスタ・チッリ(1724-1808):
チェロソナタと二重奏曲集
2つのチェロのための8つの二重奏曲より
第8番へ長調、第7番イ短調、第3番変ロ長調、第3番ト長調
チェロと通奏低音のための12の室内ソナタより
第2番、第6番、第5番、第10番 |
カルロス・モンテシノス・デフェス(Vc)
ブレイキング・ベース・アンサンブル |
1760年代に王室御用達となり、ヨーロッパ各地で活躍したチェロの名手ジョヴァンニ・バッティスタ・チッリの室内ソナタ4曲と二重奏曲4曲の世界初録音です。
チッリは、8歳のモーツァルトがロンドンで行った最初の演奏会に参加した記録が残っています。チッリの作品は、ほとんど知られていませんが、6つのチェロ協奏曲はこれまでにいくつかの録音があるようです。心地よい旋律は、楽器の特性をとらえた構成が素晴らしく、もっと演奏機会があってもよさそうな作品であります。
収録曲のソナタは、技術面での取り組みと、魅力的なメロディに充実感を感じます。一方の二重奏曲は、2つの楽器が対等にソロの役割を果たしたバランス感の優れた作品で、脚光を浴びるという、作曲者の演劇的な一面を垣間見ることができます。この曲は明らかに、教師と生徒が演奏する教育的な用途のために作られています。
バロック時代に失われた室内楽の隠れた名曲を蘇らせることを使命とするスペインの弦楽合奏団、ブレイキング・ベース・アンサンブルによるデビュー・アルバムです。
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ラインの黄金 ライネッケ、ワーグナー、ブルッフの作品より
カール・ライネッケ(1824-1910):セレナード
ト短調Op.242
ワーグナー(ゲルハルト・ハイト編):ヴェーゼンドンク歌曲集
ブルッフ:弦楽オーケストラのための協奏曲変ロ長調Op.posth.
フリードリヒ・ジルヒャー(1789-1860)(ディク・ファン・ハステレン編):
ローレライ |
カーリン・ストローボス(MSop)
ディク・ファン・ハステレン指揮
チコーニア・コンソート |
ライン川は、多くのロマン主義的、民俗的なインスピレーションの源となっています。多くの作曲家はライン川を題材にした作品に親しみを持っていました。童話、騎士物語、民謡、神話(ラインの神話を含む)など、多岐にわたりますが、ロマンティックなものが多いのが特徴です。
オランダのハーグを拠点とする弦楽オーケストラ「チコーニア・コンソート」による演奏。ブリリアントレーベルでも、後期ロマン派の「アメリカのパイオニア」(品番:BRL96086)、「20世紀初頭のパリの作曲家たち」(品番:BRL
95734)といった特徴的な切り口で選曲し、演奏、録音を行っています。
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グレゴワール・ブレッサン:ルネサンスギターのための作品全集
ギターのためのタブラチュア集第4巻(20曲) |
フェデリコ・ロッシニョーリ(Renaissance guitar) |
グレゴワール・ブレッサンによる1553年パリで出版されたギター専門のシリーズ第4巻です。唯一現存する作品で4部作20曲の作品集です。
アロンソ・ムダーラやミゲル・デ・フエンリャーナらのルネサンス期のギター曲とともに、演奏面において、技術力や表現力が魅力の音楽集です。
ルネサンス・ギターにおいては、当時からブレッサンは名声を博していたとされ、今回新たな研究を踏まえて録音されました。
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ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン(1784-1847)
カール・ベールマン(1810-1885):クラリネット曲集第2集
ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン:主題と変奏
変ホ長調Op.12-1
カール・ベールマン:ディヴェルティメント「夢」Op.47
ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン:主題と変奏
ヘ短調Op.29
カール・ベールマン:華麗なる幻想曲「ベッリーニの思い出」Op.52
ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン:主題と変奏
変ホ長調Op.12-3 |
ダリオ・ツィンガレス(Cla)
ファウスト・キンターバ(pf) |
ベールマン父子によるクラリネットのための作品集第2集です。宮廷楽団で活躍したハインリヒ。現代のクラリネット演奏の教本でも知られているカール。クラリネットの特性を知り尽くした両者が思いを込めて作曲した完成度の高い音楽集です。
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ハンス・ノイジトラー(1508-1563):リュート曲集 |
ヤヴォル・ゲノフ(Lute) |
Preambel、Ein gut trium mit sconen fugen、Benedictus
(Isaac) 、Vostrea Jamais (Ghiselin) 、
Der recht Studenten Tantz Plus multz regres
(Josquin) 、Die not sucht weg (Senfl) 、
Es taget vor dem holtze、Ich het mit ein
Annelein (Senfl) 、
Der recht Ho Tanz、Ein gut Preambel Ein
guter welscher Tanz、In te Domine speravi
(Josquin) 、
Ein gutter Venecianer Tanz、Mille regretz
(Josquin) 、
Ein seer guter Organistischer Preambel
Lamora (Isaac) 、Tus Biens (Ghiselin) 、
Ein ander Welscher Tanz、La Bernardina
(Josquin) 、
Ich bin ein fi sher au- einem see、Benedetur
So wunsch ich jr ein gute nacht (Stoltzer)
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Preamel、Adieu mes amours (Josquin) 、
Der Beyrisch Bot、Est is nit alles Golde
Ein Welisch tenzlein Clira Cassa、Wascha
mesa |
アルプスの北に位置するニュルンベルクは、画家のアルブレヒト・デューラーをはじめ、ルネサンス期から多くの文化が発達しました。その文化的生活から、リュートの製作とリュート演奏の伝統が生まれ育ちます。それを支えたのがこのハンス・ノイジトラー。リュートの真の先駆者で、フランコ・フランドル楽派のポリフォニー音楽を、リュートに適応させた作曲家です。
ノイジトラーは1536年に8巻のリュート音楽集を出版。初心者向けと上級者向けの2種類に分けました。このアルバムは、上級者向けの作品を収録。当時の有名な作曲家の声楽曲をリュート作品に編曲する技術と、自由な形式の序奏など独創性を見事に発揮した作品です。
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アルフレード・ピアッティ(1822-1901):12の奇想曲Op.25 |
ルチアーノ・タランティーノ(Vc) |
トリノやミラノでチェリストとして活躍したピアッティ。リストやメンデルゾーンとの交流がありました。主にロンドンで活動後、晩年はイタリアに戻り作品の編集を行っていました。死去した後、すべての作品はベルガモ市に遺贈されています。収録されている12の奇想曲は、最も有名な作品で、世界中のチェリストから愛され演奏されている作品です。
楽器の技術的、表現的な可能性を最大限に引き出されており、ピアッティの熟練した畏敬の念を抱かせる作品でもあります。
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ミューズの芸術
― 現代女性作曲家によるハープシコード曲集 |
ルカ・クインタヴァッレ(Harpsichord) |
オーガスタ・リード・トーマス(1964-):ファイアー・ワルツ(バルトークを讃えて)
ウルズラ・マムロク(192-2016):3つのバガテル
タニア・レオン(1943-):トゥンバオ
グラシアーヌ・フィンジ:エスプレッシーヴォ(ハープシコードど固定された音のための)
カローラ・オベルミュラー(1977-):Suite
des femmages
エロリン・ウォーレン(1958-):ルイスのループ
サンタ・ラトニエチェ(1977-):Mira
アンナ・ソルヴァルドスドッティル(1977-):インプレッションズ
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):Ritorno
perpetuo
望月京(1969-):メビウス・リング |
ルカ・クインタヴァッレによる、極めて独創的で画期的なコンセプトで登場した「現代音楽で活躍している女性作曲家」によるチェンバロ音楽。女性作曲家たちが私たちに「新たな発見」を示す音楽集となりました。彼女たちの豊かでありながら、時に矛盾するような多様な作曲スタイルは、共存するだけでなく、互いに刺激を与え、支え合う響きを与えてくれる感じを受けることができます。
チェンバロという楽器の長い歴史で、現代音楽のレパートリーが拡がることは、意義の深いことに間違いありません。前代未聞の音楽、音色、効果に満ちた非凡で魅力的な音の変化を楽しめる一枚です。
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ヘンデル:イタリアン・カンタータ集
カンタータ「女猟師ディアナ」HWV.79
カンタータ「アルプスの山よ」HWV.81
カンタータ「お前は誠実か、お前は貞節か」HWV.171
カンタータ「おお、何と澄んで美しく」HWV.143 |
ロベルト・バルコーニ(指揮、Harpsichord)
ファンタジアス
カルロッタ・コロンボ(Sop)
マリア・ダリア・アルベルティーニ(Sop)
マルタ・フマガッリ(Contralto) |
洗練された演奏で、若きヘンデルが残した牧歌的カンタータ4曲を収録した感度の高い一枚。ローマで最も文化的で影響力のある貴族の援助を受けたヘンデル。貴族たちのために、古くから親しまれてきた、アルカディアと愛の至福をテーマにした世俗的なカンタータを作曲しています。今回紹介する4曲は、狩猟をテーマにした作品と寓話的議論を展開する作品。演奏機会は少ないものの、ソプラノと管楽器による魅力あるアリアが含まれており、ヘンデルの才気があふれる作品と言えます。
17世紀と18世紀のイタリア音楽を専門とするアンサンブル「ファンタジアス」。ブリリアントクラシックからのデビューアルバムとなります。新たな演奏団体が登場することは、聴く喜びが溢れます。
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J.S.バッハが作曲した有名曲
2声のインヴェンションと3声のシンフォニア
J.S.バッハ(フェルディナント・ダヴィット編):
3声のインヴェンション(シンフォニア)BWV.787~BWV.801
(2つのヴァイオリンとヴィオラのための)
2声のインヴェンションBWV.772~BWV.786
(2つのヴァイオリンのための)
タネーエフ:
2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲ニ長調Op.21 |
ユリア・ベリンスカヤ
ヴァレンティーナ・ダネロン(Vln)
アンナ・セローヴァ(Vla) |
J.S.バッハが家族の音楽教育のために作曲した有名曲
2声のインヴェンションと3声のシンフォニア。
抽象的かつ普遍的な言葉とともに表現された音楽の純粋さと緻密度は、19世紀以降、多くの編曲を生み、さまざまな場面で演奏されるようになりました。バッハ自身も、ヴィヴァルディ、マルチェッロ、アルビノーニなど、自作・他作の再利用や編曲に熱心でしたから、恐らくこうした数々の「アレンジ」に異存はないのではないかと思われます。
この録音では、インヴェンションを、演奏者自らが2つのヴァイオリンのために編曲した珍しい形で収録。各パートの独立した旋律は、バッハが目指した「カンタービレによる演奏スタイル」を追求しており、2つの弦楽器の自然な表現力によって見事に達成されています。
シンフォニアは、フェルディナント・ダヴィッド(1810~1873)によって2つのヴァイオリンとヴィオラのために編曲された作品。ダヴィッドは、同時代を代表するヴァイオリニストであっただけでなく、フェリックス・メンデルスゾーンとのつながりも深く、19世紀初頭の「バッハ・ルネサンス」に深く関わり、バッハ作品の編曲にも大きな影響を与えていました。
また、この録音では、タネーエフの2つのヴァイオリンとヴィオラのための大変美しい弦楽三重奏曲Op.21も収録。対位法の深い知識と巧みな応用力から、チャイコフスキーに「ロシアのバッハ」と呼ばれ、親しまれていた音楽です。
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ルイ=フランソワ・ドープラ(1781-1868):ホルンのための作品集
独奏曲Op.11よりアダージョ - アレグレット、
二重奏曲Op.13よりアレグロ・マエストーソ・エ・ソステヌート、ソナタOp.2
二重奏曲Op.14よりメヌエット・モデラート、
独奏曲Op.16よりアンダンテ - アレグロ・モデラート、四重奏曲Op.8
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ダヴィド・フリーリ(Hrn)
エリック・コザク(Hrn)
マルクス・ハウザー(Hrn)
ガブリエル・シュティーラ(Hrn)
ヴォルフガング・ブルンナー(pf) |
フランス・パリでホルン奏者としても活躍したドープラ。パリでのホルンの伝統を築いた先駆者として、古典派とロマン派の特徴的な部分を取り入れたスタイルを持っています。最近は演奏機会に恵まれない音楽ですが、技巧的な点でもホルンの可能性を知らしめた作品として改めて注目されていくことでしょう。
演奏は、ワイマール・シュターツカペレのホルン奏者で、ザルツブルグ・モーツァルテウムの教授でもあるダヴィド・フリーリです。他、ホルンによる重奏も楽しめる作品集です。
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ベートーヴェン:三重協奏曲
ピアノ ヴァイオリンとチェロのための協奏曲ハ長調Op.56、
ピアノ協奏曲変ホ長調WoO.4 |
トリオ・ロヴェルデ
[ルシーン・ハルチュニャン(Vln)
ベネディクト・クレックナー(Vc)
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(pf)]
ヴァハン・マルディロシアン指揮
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・
フィルハーモニー管弦楽団 |
有名なベートーヴェンの三重協奏曲ですが、音楽史上唯一無二の作品です。ピアノ三重奏とオーケストラとの演奏と考えてみれば、非常に斬新で革新的なスタイルです。初演当時は、やはり困惑の作品ということで、ベートーヴェンが生きている間に2回目の演奏は記録されていません。いかなる組み合わせでも、ソリストとしてシンフォニックの一員として扱うというスタイルを追求したベートーヴェンならではの作品でもあります。
また、別名ピアノ協奏曲0番(WoO.4)と呼ばれるこの曲は、演奏機会が少なく、ほとんど知られていない作品で、14歳の時に作られています。ピアノ独奏部分と、他のパートの一部が残っていました。オーケストラスコアは紛失していましたが、研究により復元され、現在演奏できるようになっています。この作品は、ベートーヴェンの
"若々しい作品のひとつ" として注目されており、18世紀後半の古典派の作曲家たちのようなスタイルで書かれているのが特徴でもあります。
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夜想曲 ハープのための音楽集
ベートーヴェン(J.トーマス):幻想曲風ソナタOp.27-2(月光)
ツェルニー:2つの小幻想曲Op.392[夕べ、夜]
フィールド:夜想曲第5番変ロ長調
ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調遺作、第6番ト短調Op.15-3
ブラームス:ピアノソナタ第3番Op.5より第2楽章
ドビュッシー:月の光、夜想曲、燃える炭火に照らされた夕べ |
アレッシア・ルイーゼ(Harp) |
音に対し綿密で集中的な探究心が、"ノクターン"をテーマに19世紀のヨーロッパ音楽を旅するかのようにまとめられた一枚です。ハープによる編曲集ですが、原曲はいずれも"夜"が共通のテーマ。ロマンティックで内省的な側面を奏でます。選曲もさることながら収録順が素晴らしく、全体を通して聴く際に理想的な起伏や旋律の流れに乗って楽しめることでしょう。
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シェーンベルク:歌曲集 |
ジャスミン・ロウ(Sop)ナンシー・ルー(pf) |
4つの歌曲Op.2[期待、あなたの金の櫛を私に、高揚、森の日射し]
2つのバラードOp.12より「ジェーン・グレイ」
2つの歌曲Op.14より「この冬の日々に」
歌曲集「架空庭園の書」Op.15
[葉と葉が密に織りなす壁に守られた下で、これらの天国の楽園で、
あなたの垣の中に新参者として私は入った、私の唇が動かずに燃えるので、
今日は彼女がどの小道を通るのか、もう私は何の仕事も出来ない、
不安と希望が交互に私をしめつける、今日もしあなたの肉体に触れることがないなら、
私たちにとって幸福はつらくもろい、待ちこがれて私は美しい花壇を見つめる、
花々で飾られた門の背後で、深いむしろの中で清らかに憩う時、
川のほとりの銀柳にあなたはよりかかり、これ以上言わないで、私たちは夕闇の中にいた] |
伝統あるオーストリア、ドイツ・リートの転換期に作曲された画期的な歌曲で、情熱と美しさに満ちたシェーンベルクの歌曲集です。愛、憧れ、死といった超越的な状態を音楽で表現したいという願望で作られています。
特に「架空庭園の書」Op.15は、芸術性の高い歌曲で文学の分野にも大きく貢献しています。運命的な愛の物語による15曲の短い歌は、無調音楽で表面的には伝統からの脱却を図っていますが、ロマン主義にルーツを持っており、遊び心のある和声と言語で輝きのある作品になっています。
幅広いレパートリーを築いているソプラノのジャスミン・ロウによる歌唱。2018年のイタリアのトレンティーノ音楽祭で脚光を浴び、現在世界で注目され活躍しています。
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グイド・ヴィオッツィ(1912-1984):ギター独奏曲全集
ギターのためのソナタ、変奏組曲、半音階の練習曲 |
アンドレア・ガッロ(Guitar) |
1912年イタリアのトリエステに生まれたヴィオッツィ。バルトークの影響を受けたと言われますが、楽器や声のための作品を中心に、地元の伝統によって形作られた音楽を残しています。1964年にオペラを成功させるなど、生涯を通じて劇場のための音楽で成功を収め、多数上演もされました。このディスクには、ギターのための幻想曲で有名となったヴィオッツィの、3楽章のソナタ、組曲などを収録。実験的な手法と、印象主義的なムードを併せもつ独特のギター曲となっています。
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名越小百合(fp)
アントン・エーベルル(1765-1807):ピアノソナタ、変奏曲集
ソナチネ ハ長調Op.5、グランドソナタ ト短調Op.27、
モーツァルトの歌劇「魔笛」の「愛を感じる男の人たちには」による12の変奏曲
グランドソナタ ハ長調Op.1より「アンダンテ・エスプレシーヴォ」 |
名越小百合(fp) |
1765年ウィーン生まれのアントン・エーベルル。モーツァルトの友人であり、ハイドンやグルックにも賞賛されていました。これまでモーツァルトの作品と考えられていた作品を含んだ鍵盤楽器の作品集です。コンスタンツェ・モーツァルトと演奏活動も行っており、ロシア王室のカペルマイスターとして活躍するも、病気のため41歳で死去しました。グランドソナタでは、大胆でドラマチックな鍵盤楽器の作品を意識したのか、壮大な序奏で始まり、色彩感の強いアレグロへと展開します。このアルバムでは、エーベルルの才能を十分に堪能できるだけでなく、次にどのような旋律が現れるのか、興味をそそられるような感覚を味わうことができます。
東京生まれの名越小百合は、ブリュッセルのコンセルヴァトワールで、ピアノとチェンバロを学んだ後、19世紀末の2つの楽器が交差する時代に作曲された作品を中心に演奏しています。この録音では、1805年のブロードマン製のフォルテピアノを使用しています。
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