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BRILLIANT CLASSICS
在庫特価セール
各1本のみ
(1CD)\1900→\1290/(2CD)\2200→\1590
~9/29(火)午前9時


すべて各1本。
……すみません、本当に全部1本なんです。

アリアCDの倉庫に残っていたBRILLIANT CLASSICSを集めてみました。


で、このレーベル、新譜の時にいつも超詳細な紹介コメントが付いてるので、それをそのまま掲載しています。

でも・・・。

在庫は、すべて各1本。

これだけ詳細なコメントを紹介しておいて、
注文が2人入った瞬間に抽選です。

なんとも無慈悲な特集になってしまいました。

しかも今回は在庫処分価格。
1CD ¥1900→¥1290、2CD ¥2200→¥1590。
複数枚組もそれぞれ思い切った特価にしています。

おそらく人気盤は抽選になると思います。

くじ運には自信がある。
いや、自信はないけど欲しい。

そんな方は、どうか遠慮なくチャレンジしてみてください。


それでは――

BRILLIANT CLASSICS、各1本だけの無慈悲な在庫セール。

どうぞじっくりご覧ください!




BRL 92791
(3CD)
\2600→\1890

アルビノーニ:オーボエ協奏曲全集

CD1
アルビノーニ:
・オーボエ協奏曲 ニ短調 Op.9-2
・2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 Op.7-2
・オーボエ協奏曲 ニ長調 Op.7-6
・2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 Op.9-9
・2本のオーボエのための協奏曲 ニ長調 Op.7-8
・オーボエ協奏曲 ハ長調 Op.9-5
・オーボエ協奏曲 変ロ長調 Op.7-3
・2本のオーボエのための協奏曲 ヘ長調 Op.9-3

CD2
・オーボエ協奏曲 変ロ長調 Op.9-11
・2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 Op.7-11
・オーボエ協奏曲 ト短調 Op.9-8
・2本のオーボエのための協奏曲 ハ長調 Op.7-5
・オーボエ協奏曲 ヘ長調 Op.7-9
・2本のオーボエのための協奏曲 ト長調 Op.9-6
・オーボエ協奏曲 ハ長調 Op.7-12
・2本のオーボエのための協奏曲 ニ長調 Op.9-12

 シュテファン・シッリ(オーボエ)
 ジョヴァンニ・デ・アンジェリ(オーボエ)
 シュトゥットガルト室内管弦楽団
 ニコル・マット(指揮)

CD3
・ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 Op.9-1
・ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調 Op.9-10
・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.9-7
・ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.9-4
ニコル・マット指揮
シュテファン・シーリ(Ob)
ジョヴァンニ・デアンジェリ(Ob)
シュトゥットガルト室内管

これぞアルビノーニ!
オーボエが歌い、2本のオーボエが絡み合う。
3枚組で聴き尽くす、イタリア・バロックの愉悦!


「アルビノーニ」と聞いて、まず《アダージョ》を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、本当のアルビノーニの魅力を知ろうと思ったら、ぜひ聴いてほしいのが、このオーボエ協奏曲の世界。

18世紀初頭、ヴァイオリン協奏曲が華々しく発展していくその一方で、アルビノーニは当時まだ新しかった「オーボエを独奏楽器とする協奏曲」にいち早く取り組みました。
しかも1本だけではない。
2本のオーボエを独奏に据えた協奏曲まで次々と書いている。

これが実にいい。

1本のオーボエが朗々と歌う協奏曲では、あの少し哀愁を帯びた音色が、アルビノーニ特有の美しい旋律にぴたりとはまる。
一方、2本のオーボエになると景色が一変。
2つの楽器が追いかけ、応え合い、時には寄り添いながら、弦楽合奏の上を軽やかに駆け回る。
バロック音楽って、こんなに楽しかったのか。
そんな気分にさせてくれる音楽が次から次へと現れます。

しかもアルビノーニは、ただ耳当たりのよい旋律を書いているだけではありません。
ヴェネツィアのオペラ作曲家として活躍した人だけあって、緩徐楽章になると突然、オーボエがまるで人間の声のように歌い始める。
明るく爽快な両端楽章の間に、ふっと影が差す。
この「明」と「暗」の切り替わりこそ、アルビノーニのうまさでしょう。

独奏はシュテファン・シッリとジョヴァンニ・デ・アンジェリ。
ニコル・マット指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団が、すっきりとした推進力のある伴奏で支えます。
重々しく構えず、かといって軽薄にもならない。
次々と曲を聴いていける、この作品集にはうってつけの演奏です。

そして、このセットのお楽しみはオーボエだけではありません。
CD3には作品9から4曲のヴァイオリン協奏曲も収録。
ここで独奏を務めるのが、なんとターニャ・ベッカー=ベンダー!
のちにレーガーやパガニーニなどでも注目を集める実力派ヴァイオリニストが登場し、アルビノーニのもうひとつの顔を聴かせてくれます。

つまりこれは、単に「オーボエ協奏曲をたくさん集めました」というセットではない。
オーボエ協奏曲の先駆者アルビノーニを、1本のオーボエ、2本のオーボエ、そしてヴァイオリン協奏曲まで含めてたっぷり味わう3枚組。





 BRL 95092
(2CD)
\2200→\1590
ロッシーニ:6つの弦楽のためのソナタ集
 ソナタ第1番ト長調、第2番イ長調、第3番ハ長調、
 チェロとコントラバスのための二重奏曲ニ長調、
 ソナタ第4番変ロ長調、第5番変ホ長調、第6番ニ長調
フランチェスコ・マナーラ(Vln)
ダニエレ・パスコレッティ(Vln)
マッシモ・ポリドーリ(Vc)
フランチェスコ・シラグーザ(Cb)

 オペラ作品が特に有名なロッシーニが10代のときに作曲した作品。多くの編曲版が存在しますが、この録音は原典版で演奏されており、イタリアの伝統的な弦楽器による、世界を席巻したベルカントの醍醐味が味わえる演奏です。原典版は、繊細な表現が残されています。半音階的な動きで盛り上がる終楽章や、ヴァイオリンの音の動きを時折コントラバスが見せる疾走感などに魅了されることでしょう。また収録されているチェロとコントラバスのための二重奏曲は、ロッシーニの円熟期に作曲された3楽章からなる充実した作品。ソナタと同様に古典的な構成ですが、とても官能的で華麗な作品となっています。
 演奏者の4人はミラノ・スカラ座管弦楽団の首席奏者でもあり、生き生きとした母国イタリアの感覚が吹き込まれ、偉大な作曲家ロッシーニに対する敬愛も感じ取れる演奏です。

95132
(9CD)
\5200→\2990

14歳までピアノが弾けず、
 15歳でいきなりベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を暗譜で演奏した
  鬼才ジョヴァンニ・ベルッチ
   ベートーヴェン:ピアノソナタ全集

ジョヴァンニ・ベルッチ(ピアノ)
 CD1 80'03
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827):ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.2-1 22'21
   1. 第1楽章 アレグロ 3'59/2. 第2楽章 アダージョ 6'18/
   3. 第3楽章 メヌエット:アレグレット 5'08/4. 第4楽章 プレスティッシモ 6'56
  ピアノ・ソナタ第2番イ長調 Op.2-2  28'05
   5. 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ  7'23
   6. 第2楽章 ラルゴ・アパッショナート  10'35
   7. 第3楽章 スケルツォ:アレグレット  3'17
   8. 第4楽章 ロンド:グラツィオーゾ  6'50
  ピアノ・ソナタ第3番ハ長調 Op.2-3  29'08
   9. 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ  11'16
   10. 第2楽章 アダージョ  9'11
   11. 第3楽章 スケルツォ:アレグロ  3'37
   12. 第4楽章 アレグロ・アッサイ  5'04
     ジョヴァンニ・ベルッチ (ピアノ)
     録音:2013年4月、9月、2014年1月、7月。
      フランス、シャトールー、フランツ・リスト・オーディトリアム

 CD2 79'42
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827):
   ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 Op.7  31'55
    1. 第1楽章 アレグロ・モルト・エ・コン・ブリオ  10'03
    2. 第2楽章 ラルゴ・エ・コン・グラン・エスプレッショーネ  8'52
    3. 第3楽章 アレグロ  5'51
    4. 第4楽章 ロンド:ポコ・アレグレット・エ・グラツィオーゾ  7'09
  ピアノ・ソナタ第19番ト短調 Op.49-1  8'54
   5. 第1楽章 アンダンテ  5'02/6. 第2楽章 ロンド:アレグロ  3'52
  ピアノ・ソナタ第20番ト長調 Op.49-2  8'39
   7. 第1楽章 アレグロ、マ・ノン・トロッポ  5'13
   8. 第2楽章 テンポ・ディ・メヌエット  3'26
  ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14-1  15'32
   9. 第1楽章 アレグロ  7'46/10. 第2楽章 アレグレット  4'24
   11. 第3楽章 ロンド:アレグロ・コモド  3'22
  ピアノ・ソナタ第10番ト長調 Op.14-2  14'07
   12. 第1楽章 アレグロ  6'20/13. 第2楽章 アンダンテ  4'28
   14. 第3楽章 スケルツォ:アレグロ・アッサイ  3'19
     ジョヴァンニ・ベルッチ (ピアノ)
     録音:2013年4月、9月、2014年1月、7月。
      フランス、シャトールー、フランツ・リスト・オーディトリアム

 CD3 79'59
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
   ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 Op.10-1  20'35
    1. 第1楽章 アレグロ・モルト・エ・コン・ブリオ  6'21
    2. 第2楽章 アダージョ・モルト  9'32
    3. 第3楽章 フィナーレ: プレスティッシモ  4'42
   ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10-2  14'29
    4. 第1楽章 アレグロ  6 '09/5. 第2楽章 アレグレット  4'35/
    6. 第3楽章 プレスト  3'45
   ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3  24'01
    7. 第1楽章 プレスト  6'34/8. 第2楽章 ラルゴ・エ・メスト  10'24
    9. 第3楽章 メヌエット:アレグロ  2'58/10. 第4楽章 ロンド:アレグロ  4'05
   ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」  20'27
    11. 第1楽章 グラーヴェ ? アレグロ・ディ・モルト・エ・コン・ブリオ  9'45/
    12. 第2楽章 アダージョ・カンタービレ  5'40/13. 第3楽章 ロンド:アレグロ  5'02
     ジョヴァンニ・ベルッチ (ピアノ)
     録音:2013年4月、9月、2014年1月、7月。
      フランス、シャトールー、フランツ・リスト・オーディトリアム

 CD4 79'30
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
   ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調 Op.22  25'53
    1. 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ  5'55/
    2. 第2楽章 アダージョ・コン・モルタ・エスプレッショーネ  9'35/
    3. 第3楽章 メヌエット  3'44/4. 第4楽章 ロンド:アレグレット  6'39
   ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26「葬送」  22'34
    5. 第1楽章 アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ  8'44
    6. 第2楽章 スケルツォ:アレグロ・モルト  2'55
    7. 第3楽章 マルチャ・フネブレ・スッラ・モルテ・ドゥン・エロエ  8'04
    8. 第4楽章 アレグロ  2'51
   ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1  15'56
    9. 第1楽章 アンダンテ ? アレグロ  4'46
    10. 第2楽章 アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ  1'42
    11. 第3楽章 アダージョ・コン・エスプレッショーネ  3'40
    12. 第4楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ  5'48
   ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2「月光」  14'41
    13. 第1楽章 アダージョ・ソステヌート  5'47/
    14. 第2楽章 アレグレット  3'10/15. 第3楽章 プレスト・アジタート  5'44
       ジョヴァンニ・ベルッチ (ピアノ)
      録音:2017年2月、5月。スイス、ラ・ショー・ド・フォン、サル・ド・ミュジク

 CD5 77'10
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
   ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1  24'20
    1. 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ  5'01
    2. 第2楽章 アダージョ・グラツィオーゾ  12'49
    3. 第3楽章 ロンド:アレグレット  6'30
   ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2「テンペスト」  21'25
    4. 第1楽章 ラルゴ ? アレグロ  6'07/5. 第2楽章 アダージョ  7'25/
    6. 第3楽章 アレグレット  7'53
   ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3「狩り」  20'13
    7. 第1楽章 アレグロ  6'40
    8. 第2楽章 スケルツォ:アレグレット・ヴィヴァーチェ  4'09
    9. 第3楽章 メヌエット: モデラート・エ・グラツィオーゾ  5'08
    10. 第4楽章 プレスト・コン・フオコ  4'16
   ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54  10'46
    11. 第1楽章 テンポ・ドゥン・メヌエット  5'37/12. 第2楽章 アレグレット  5'09
      ジョヴァンニ・ベルッチ (ピアノ)
      録音:2018年1月。スイス、ラ・ショー・ド・フォン、サル・ド・ミュジク

 CD6 73'49
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
   ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調 Op.28「田園」  17'48
    1. 第1楽章 アレグロ  2'41/2. 第2楽章 アンダンテ  7'04/
    3. 第3楽章 スケルツォ:アレグロ・ヴィヴァーチェ  2'41/
    4. 第4楽章 ロンド:アレグロ・マ・ノン・トロッポ  5'22
   ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」  23'05
    5. 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ  8'41
    6. 第2楽章 イントロ:アダージョ・モルト  4'48
    7. 第3楽章 ロンド:アレグレット・モデラート ? プレスティシモ  9'36
   ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57「熱情」  26'05
    8. 第1楽章 アレグロ・アッサイ  10'37
    9. 第2楽章 アンダンテ・コン・モート  6'55
    10. 第3楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ ? プレスト  8'33
      ジョヴァンニ・ベルッチ (ピアノ)
      録音:2018年9月。スイス、ラ・ショー・ド・フォン、サル・ド・ミュジク

 CD7 51'48
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
   ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78  10'55
    1. 第1楽章 アダージョ・カンタービレ ? アレグロ・マ・ノン・トロッポ 8'08
    2. 第2楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ  2'47
   ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79「ソナチネ」  9'59
    3. 第1楽章 プレスト・アッラ・テデスカ  4'56/4. 第2楽章 アンダンテ  2'45/
    5. 第3楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ  2'18
   ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a「告別」  16'24
    6. 第1楽章 アダージョ ? アレグロ  6'56
    7. 第2楽章 アンダンテ エスプレッシーヴォ  3'57
    8. 第3楽章 アチッシマメンテ  5'31
   ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90  14'20
    9. 第1楽章 生き生きと、そしていつも感情と表現をもって  6'56
    10. 第2楽章 速すぎず、そして十分に歌うように  7'24
      ジョヴァンニ・ベルッチ (ピアノ)
      録音:2021年11 月。スイス、ラ・ショー・ド・フォン、サル・ド・ミュジク

 CD8 73'28
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
   ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101  21'41
    1. 第1楽章 アレグレット、マ・ノン・トロッポ  4'57/
    2. 第2楽章 ヴィヴァーチェ・アッラ・マルチャ  6'12/
    3. 第3楽章 アダージョ、マ・ノン・トロッポ  2'48/4. 第4楽章 アレグロ  7'44
   ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106「ハンマークラヴィーア」  51'41
    5. 第1楽章 アレグロ  11'19
    6. 第2楽章 スケルツォ:アッサイ・ヴィヴァーチェ  3'09
    7. 第3楽章 アダージョ・ソステヌート  24'37
    8. 第4楽章 ラルゴ ? アレグロ・リゾルート  12'36
      ジョヴァンニ・ベルッチ (ピアノ)
      録音:2023年5月。サル・ドゥ・ミュージック、ラ・ショー・ド・フォン、スイス

 CD9 67'40
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン (1770-1827)
   ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109  19’12
    1. 第1楽章 ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ  3'30
    2. 第2楽章 プレスティッシモ  2'37
    3. 第3楽章 アンダンテ・モルト・カンタービレ  13'05
   ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110  21’33
    4. 第1楽章 モデラート カンタービレ  7'08
    5. 第2楽章 アレグロ・モルト  2'13
    6. 第3楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ  12'12
   ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111  26’46
    7. 第1楽章 マエストーゾ  9'29/8. 第2楽章 アリエッタ  17'17
      ジョヴァンニ・ベルッチ (ピアノ)
      録音:2024年3月。スイス、ラ・ショー・ド・フォン、サル・ド・ミュジク

 36ページのブックレットは読みごたえある内容

 ベルマンも認めたヴィルトゥオーゾ・ピアニスト、ジョヴァンニ・ベルッチによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集が完成。ベルッチはLontanoレーベルでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集と交響曲全集を2005年に制作開始していたものの、3枚発売した時点でレーベルが解散となり頓挫していたので、Brilliant Classicsが2013年にピアノ・ソナタ全集と交響曲全集を新たに制作開始したのは朗報でした。
 第1集 (3枚組)が2017年、第2集 (3枚組)が2020年に発売され、今回はそこに第24番以降の9曲を加えて全集化しています (交響曲全集は2022年に発売)。

  ブックレット (英語・36ページ)には、ベルッチ本人による解説が掲載。文学からの引用 (シェイクスピア、ゲーテ、プルースト、トーマス・マン、マルキ・ド・サド、ヘルティ)や、哲学からの引用 (ベルクソン、シオラン、ジャンケレヴィチ)など交えながらベートーヴェンのピアノ・ソナタについて自由気ままに述べたものです。




 イタリアが生んだ現代の鬼才ピアニスト、ジョヴァンニ・ベルッチのベートーヴェン集。

 1965年、イタリアのローマで生まれたジョヴァンニ・ベルッチは、14歳までピアノが弾けなかったものの、突如として神懸った才能に目覚め、15歳でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を暗譜で演奏できるようになったという奇跡的なエピソードの持ち主。
 さらには16歳でリストの「死の舞踏」を弾いてデビューを果たし、ロシアの大巨匠ラザール・ベルマンに認められ弟子入りしたというのだから、まるで映画か小説か。

 しかしどんなにエピソードがすごくても実力が伴わなければファンはついてこない。しかしこの人の実力と才能はほんもの。




 

95137
(2CD)
\2200→\1590

王室オルガニスト作品の多彩な音を再現!

 ダンドリュー:オルガン曲集第1巻 (2CD)


CD1 [67:06:00]
1. ● 復活祭の捧げ物、おお 息子らよ娘らよ [6:39]

● 第1組曲
2. オフェルトワール [4:29]
3. フーガ賛歌 アヴェ・マリア・ステラ [2:10]
4. 使徒の歓喜の讃歌によるフーガ [1:37]
5. クロモルヌの低音 [1:22] 5.
6. トランペットのデュオ [2:01]

● マニフィカト
7. プレン・ジュ [1:53]
8. デュオ [1:23]
9. トリオ [1:16]
10. トランペットの低音 [1:28]
11. フルート [1:28]
12. ディアローグ [1:49]

● 第2組曲
13. オフェルトワール [5:09]
14. トランペットのためのデュオ [1:06]
15. ペダル付きトリオ [1:24]
16. トランペットのデュオ [1:40]

● マニフィカト
17. プレン・ジュ [1:36]
18. デュオ [1:01]
19. トリオ [1:01]
20. トランペットの低音と高音 [1:17]
21. フルート [1:59]
22. ディアローグ [1:20]

● 第3組曲
23. オフェルトワール [3:11]
24. フーガ [2:05]
25. フーガ [2:09]
26. トリオ [1:31]
27. クロモルヌ・アン・タイユ [1:52]
28. トランペットのデュオ [1:44]

● マニフィカト
29. プレン・ジュ [1:24]
30. デュオ [1:15]
31. トリオ [1:34]
32. バス・ド・クロモルヌ [1'25]
33. ナサールのレシ [1:36]
34. ディアローグ [1:45]



CD2 [55:11:00]
● 第4組曲
1. オフェルトワール [3:28]
2. ティエルス・アン・タイユ [2:25]
3. ミュゼット [1:46]

● マニフィカト
4. プレン・ジュ [1:23]
5. デュオ [0:55]
6. トリオ [1:37]
7. トランペットの低音 [1:46]
8. フルート [1:40]
9. ディアローグ [1:48]

● 第3組曲
10. オフェルトワール [2:47]
11. フーガ [2:03]
12. フーガ [2:12]
13. ペダル付きトリオ [1:31]

● マニフィカト
14. プレン・ジュ [1:35]
15. デュオ [1:23]
16. トリオ [1:41]
17. トランペットの低音と高音 [1:18]
18. トランペットのレシ [2:17]
19. ディアローグ [2:07]

● 第6組曲
20. オフェルトワール [3:44]
21. ミュゼット [1:55]
22. ティエルス・アン・タイユ [2:47]
23. トランペットのデュオ [1:21]

● マニフィカト
24. プレン・ジュ [1:33]
25. デュオ [1:07]
26. トリオ [1:31]
27. トランペットの低音と高音 [1:30]
28. フルート [1:34]
29. ディアローグ [2:05]

 ピーター=ヤン・ベルダー(オルガン)
 使用楽器:ヴェズリーズ、聖コスマスと聖ダミアノス教会、
1779年製ジョルジュ・キュッティンガー・オルガン


 録音:2019年6月1~3日、フランス、ヴェズリーズ、聖コスマスと聖ダミアノス教会


 王室オルガニスト作品の多彩な音を再現!
 2019年夏、オルガンの名手でもあるピーター=ヤン・ベルダーは、フランス北東部ヴェズリーズにある聖コスマスと聖ダミアノス教会に出向き、外気温40度以上という72年ぶりの記録的な猛暑の中で録音を敢行。現地の専任オルガニストの全面的な協力を得て1779年製ジョルジュ・キュッティンガー・オルガンを最高の状態に仕上げ、低音から高音まで素晴らしく美しい響きで鳴らしています。ルイ15世時代の王室オルガニストとして活躍したダンドリューのオルガン音楽は、礼拝堂オルガニストとして儀式を維持する工夫に満ちたもので、多彩な音色と明晰さと華麗さ、そして親しみやすさに特徴があります。作品に当時流行していたストップの使用が指定されたりしていることなどからも、当時のオルガンの響きを良いコンディションで得られるのは朗報です。

 

 95203
(3CD)
\2600→\1890

ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集 第11集

ルイジ・ボッケリーニ [1743-1805]:弦楽五重奏曲集

CD1 69'28

弦楽五重奏曲 変ロ長調 Op.30-1, G.319
 1. I. アンダンテ・レントレッロ 5'21 2. II. メヌエット 2'57
弦楽五重奏曲 イ短調 Op.30-2, G.320
 3. I. アレグロ 4'43 4. II. メヌエット 4'09
弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.30-3, G.321
 5. I. アンダンティーノ・レントレッロ 3'08 6. II. メヌエット 3'17
弦楽五重奏曲 変ホ長調 Op.30-4, G.322
 7. I. アレグロ 4'53 8. II. メヌエット 3'09
弦楽五重奏曲 ホ短調 Op.30-5, G.323
 9. I. アレグレット 6'11 10. II. メヌエット 4'04

11. 弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.30-6, G.324「マドリードの夜の街角の音楽」(第2版) 14'56
    アヴェ・マリアの鐘の模倣 00'28 (00'00-00'28)
    太鼓の模倣 00'26 (00'28-00'54)
    盲目楽師たちのメヌエット 02'13 (00'54-03'07)
    ロサリオ 03'42 (03'07-06'49)
    パサカリエ 02'02 (06'49-08'51)
    帰営 05'58 (08'51-14'49)

12. 弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.30-6, G.324「マドリードの夜の街角の音楽」(第1版) 12'37
    アヴェ・マリアの鐘の模倣 00'28 (00'00-00'28)
    太鼓の模倣(鐘の音入り) 01'06 (00'28-01'34)
    盲目楽師たちのメヌエット 01'59 (01'34-03'33)
    ロサリオ 04'24 (03'33-07'57)
    パサカリエ 01'54 (07'57-09'51)
    太鼓の模倣 00'19 (09'51-10'10)
    帰営 02'21 (10'10-12'31)
CD2 52'21

弦楽五重奏曲 変ホ長調 Op.31-1, G.325
  1. I. アレグロ・モデラート 7'17
  2. II. メヌエット 3'20
  3. III. グラーヴェ 6'42
  4. IV. アレグロ・ヴィヴァーチェ・マ・ノン・プレスト 2'19

弦楽五重奏曲 ト長調 Op.31-2, G.326
  5. I. モデラート 8'25
  6. II. アンダンテ・レント 2'54
  7. III. メヌエット、コン・モート 2'18
  8. IV. ロンドー. アレグレット 4'18

弦楽五重奏曲 変ロ長調 Op.31-3, G.327
  9. I. アンダンテ・レント 4'14
  10. II. アレグロ・アッサイ 6'28
  11. III. メヌエット 3'04
  12. IV. フィナーレ. アレグロ・ヴィーヴォ 2'29
CD3 52'21

弦楽五重奏曲 ハ短調 Op.31-4, G.328
  1. I. プレリュード - アダージョ 2'42
  2. II. アレグロ・ヴィーヴォ 7'40
  3. III. アダージョ 1'33
  4. IV. アレグロ・マ・ノン・プレスト・コンクルジーヴォ 5'23

弦楽五重奏曲 イ長調 Op.31-5, G.329
  5. I. カンタービレ 4'57
  6. II. アレグロ・マエストーゾ 7'11
  7. III. メヌエット 3'43.
  8. IV. フィナーレ. アレグロ 2'18

弦楽五重奏曲 ヘ長調 Op.31-6, G.330
  9. I. アレグレット・コン・モート 4'47
  10. II. ラルゴ 5'39
  11. III. メヌエット 3'29
  12. IV. フィナーレ. アレグロ・ヴィーヴォ 2'54

ルイージ・プクセッドゥ(チェロ)

イ・ヴィルトゥオージ・デッラ・ロトンダ
 フェデリーコ・グリエルモ(ヴァイオリン)
 アレッシア・パッツァーリア(ヴァイオリン)
 ダヴィデ・ザルトロン(ヴィオラ)
 リッカルド・ジョヴィネ(チェロ)


録音:2014年10月、2015年1月(Op.30)、 2016年1月、6月(Op.31)、イタリア、パドヴァ、サンタ・マリア・デッラ・カルチェリ修道院


 有名曲「マドリードの夜警隊の行進」は2ヴァージョン収録!

 イタリアのチェロ奏者プクセッドゥが参加したボッケリーニ・シリーズは、活力、色彩とカンタービレの魅力にあふれたもので、ときに驚くほどのダイナミズムも交えながら、旧来の「穏やかな」ボッケリーニ像とは大きく異なるアプローチを展開して評判となっています。今回はみずから結成したグループ「イル・ヴィルトゥオージ・デッラ・ロトンダ」での演奏で、演奏の活気はさらに高まっています。
 なお、10月には52枚組ボッケリーニ・ボックスが発売される予定で、このアルバムの音源もそこに含まれます。

 


弦楽五重奏曲シリーズの状況


 プクセッドゥは、「ラ・マニフィカ・コムニタ」のメンバーとして、ボッケリーニの弦楽五重奏曲集 第1集から第9集、計51作品を2005年から2011年にかけて発売していましたが、2012年にレーベルの体制が大きく変わったことでいったん中断。
 そして、第9集から4年後の2015年に、プクセッドゥ自ら結成したグループ「イル・ヴィルトゥオージ・デッラ・ロトンダ」での演奏により、第10集、計6曲を発売してシリーズを再開。
 しかしその続編が登場するのは9年後の2024年のことで、それが今回の第11集となります。レコーディングは2014年から2016年にかけておこなわれていたので、少々長いタイムラグではありますが、激動の時代にあってはある程度仕方の無い面もあるかもしれません。


2つの「マドリードの夜警隊の行進」


 注目されるのはボッケリーニの代表作と目される弦楽五重奏曲の傑作「マドリードの夜警隊の行進」が2種類収録されていることです。有名な第1版に加えて、終曲「帰営」に変奏を加えて倍以上の規模に拡大した第2版が収められているのですが、この第2版はこれまでなぜか弦楽五重奏による録音が無かったので貴重です。



 ルイジ・ボッケリーニ[1743-1805]は、ルッカの音楽一家に生まれたイタリア人で、イタリアやウィーンでチェロの腕を磨いた後、24歳で作曲家としてパリで成功、その後、26歳から62歳で亡くなるまで、つまり社会に出てからのほとんどの期間をスペインで過ごしたという事実上の「スペインの作曲家」でもありました。
 13歳でチェリストとしてデビューしたボッケリーニは、「おそらく歴史上もっとも優れたチェリストであった」と鈴木秀美氏も称えるほどの無類の超絶技巧チェリストでもあったとされており、その作品には、古典派時代の音楽としては異例なほどチェロの魅力が詰まったものとなっていました。
 ボッケリーニはスペインの宮廷で活躍していたこともあってか、その音楽は古典派的なシンプルな様式感よりも、ボッケリーニならではの自由な感覚で貫かれているものが多く、優雅なロココの中に突然チェロの名技が盛り込まれたり、コミカルな音楽が出現したりと、曲によってはかなりのやりたい放題ぶりとなっています。しかもご当地スペインの舞曲やギターまで交えた作品も書いており、さらに絶品ともいえる旋律美で彩られた宗教音楽まで書いていました。



ルイージ・プクセッドゥ(チェロ)


1967年、北イタリアのロヴィーゴに誕生。同地でチェロをルカ・シモニーニに師事し、その後、フランコ・ロッシ、アメデーオ・バルドヴィーノ、マリオ・ブルネロ、アントニオ・ヤニグロ、ダヴィド・ゲリンガスに師事。ヴィットリオ・ヴェネト国際コンクールやヴィオッティ国際音楽コンクールで入賞したほか、ミラノのモーツァルト協会賞なども受賞。
 ソロと室内楽の両方で世界各地で活動し、ミラノのスカラ座、パリのサル・プレイエル、ザルツブルクのモーツァルテウム、ニューヨークのリンカーン・センター、ウィーンのムジークフェライン、東京のサントリー・ホールなどでも演奏。
 プクセッドゥは長年、イ・ソリスティ・ヴェネティのソロ・チェロ奏者を務めたのち、イ・ソリスティ・フィラルモニチ・イタリアーニでも演奏。
 古楽器演奏も得意で、ラルテ・デッラルコ、トリオ・ストラディヴァリ、ラ・マニフィカ・コムニタなどでも活動。
 また、故郷のロヴィーゴ・フランチェスコ・ヴェネッツェ音楽院でチェロを教えてもいます。
 CDは、Brilliant Classics、Amadeus、RCA、Erato、Frequency、Hyperion、Tactus、DADなどから発売。



イル・ヴィルトゥオージ・デッラ・ロトンダ


 2002年、ルイージ・プクセッドゥにより創設。ソロ奏者やイタリアのオーケストラ楽員などで構成。編成はフレキシブルで、弦楽三重奏から弦楽オーケストラまで幅広く対応し、そのすべてを指揮者なしで演奏します。グループ名の「ロトンダ」は、プクセッドゥの故郷ロヴィーゴにある美しいバロック様式の教会で、コンサートでも使用されています。
 今回のメンバーは、2013年録音の第10集と同じです。



 95205
(8CD)
\4800→\2290

ルイジ・レニャーニ:ギター独奏曲全集



CD1 57'24

1. ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」第1幕~二重唱「運命の気まぐれに対しては」Op.5 4'47

2. 華麗なるファンタジア Op.19 9'07

3. ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」~カヴァティーナ「美しい人に焦がれて」 Op.7 3'27

4. グラン・カプリスまたはエチュード Op.60 10'19

5. 地震と変奏 Op.1 13'02

6. ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」による変奏曲 Op.22 7'53

7. グラン・カプリッチョ Op.6 8'44


CD2 64'33

1. パイジェッロ:歌劇「水車屋の娘」~二重唱「うつろな心」による大変奏曲 Op.16 23'34

2. ハンガリーの国民的メロディ(ラーコーツィ行進曲)と創作主題によるポプリ Op.203 9'48

3. ロッシーニ:歌劇「アルジェリのイタリア女」~第2幕 合唱とロンド「祖国を思って」 Op.8 4'22

4. グラン・カプリス Op.34 6'55

5. ロッシーニ:歌劇「アルミーダ」~「いとしい人よ、この魂をあなたのために」による変奏曲 13'46

6. ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲~アンダンテとアレグロ Op.202 6'04

CD3 51'35

36のカプリッチョ Op.20


CD4 66'00

1. グランデ・カプリッチョ 9'30

当世風メロディ集 Op.222
2-5. カイエ I

6. グランデ・ファンタジア Op.61 8'54

7. ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」~「苦しみと涙のもとに生まれ」による変奏曲 Op.30 8'34

8. グラン・リチェルカリオまたは練習曲 Op.3 7'18

9. ロッシーニ:歌劇「ゼルミーラ」のカヴァティーナ「運命よ! お前に従うのなら」による序奏と変奏曲 Op.21 11'40


CD5 60'30

1. ベッリーニ:歌劇「ノルマ」のモチーフによる序奏と変奏曲 Op.201 12'42
2. 序奏、主題、変奏と終曲 Op.64 10'59
3. ロッシーニ:歌劇「湖上の美人」~カヴァティーナ「おお、どれほどの涙よ」による変奏曲 Op.18 5'49
4. 序奏とロンド ト長調 Op.62 6'11
5. チロル風のモチーフによる大変奏曲 Op.12 13'22
6. 序奏、主題と変奏 Op.224 11'22




CD6 56'46

1. ポプリ・アン・カプリス Op.32 10'01

2. ロッシーニ:歌劇「ゼルミーラ」と「コッラディーノ」の有名なモチーフ Op.26 16'34

3. ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」の主題によるやさしい変奏曲 6'45

4. 創作主題による序奏、大変奏とコーダ Op.27 10'02

5. ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」~エルヴィーラのカヴァティーナ 5'22

3つの国民的舞曲
6. I マズルカ 3'17
7. II ジプシー 2'46
8. III カチュチャ 1'52


CD7 68'08

1. 序奏、主題と変奏 Op.237 6'35

2. 華麗なポプリ Op.31 6'30

3. スケルツォ、または4つの変奏曲 Op.10 5'04

4. シュスターの主題による変奏曲 Op.25 10'26

5. ロンドレット・スケルツォーゾ Op.204 5'51

6. 序奏と華麗でやさしいロンド Op.11 5'42

7. 序奏とコーダ付きグラン・ポプリ Op.238 9'08

8. 主題と華麗で難しくない変奏 Op.29 9'12

9. ヴェルディ:歌劇「エルナーニ」~第2幕序奏 2'10

10. グラン・ソナタ 7'24


CD8 57'10

1. ロッシーニ:歌劇「湖上の美人」の有名な行進曲による変奏曲 Op.24 8'07

2. ヴァイグル:歌劇「水夫の恋、または海賊」~三重唱「約束の前に」による主題と変奏 Op.4 9'12

3. ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」序曲(グラン・シンフォニア) 7'48

4. 6つのカプリチェット Op.250 11'35

5. 段階的な難易度の36のワルツ 20'23
ジュリオ・タンパリーニ(ギター)

録音:2023年1月10日~25日、イタリア、ベルナレッジョ、バルトーク・スタジオ

 傑作「36のカプリッチョ」や有名オペラの名旋律による曲を大量に収録

 優れたギタリスト・作曲家として、同時代のソルやジュリアーニなどと並び称されたルイジ・レニャーニは、もともとテノール歌手でヴァイオリニストだった人物。オペラを知り尽くしているだけでなく、パガニーニとも交流し共演の予定もあったほど(パガニーニの健康状態悪化によりで中止)。この8枚組セットでは、レニャーニが愛したロッシーニのオペラにインスパイアされた作品を中心に、アイデア満載の「36のカプリッチョ」など大量に収録。  演奏のジュリオ・タンパリーニは卓越したテクニックの持ち主で、演奏にあたっての準備にも余念がなく、これまでもタレガやリョベートなどで素晴らしく完成度の高い演奏を聴かせています。
 ブックレット(英語・12ページ)には、ギタリストで音楽学的研究もおこなうジョヴァンニ・ポデラによる解説が掲載。

 


ジュリオ・タンパリーニ(ギター)


 2014年にミラノ芸術文化賞を受賞。批評家からは、国際音楽シーンで最も革新的でカリスマ性のある演奏家の一人とみなされています。クーネオ音楽大学を優秀な成績で卒業した後、音楽院在学中、サンレモの「イエペス」コンクール、ローマの「ソル」コンクール、ローマ国際音楽コンクール2回、コゼンツァの「デ・ボニス」など、主要な国際ギター賞を受賞。2003年には「タレガ:ギター全集」で、2018年にはアルバム「カステルヌオーヴォ=テデスコ:ソプラノとギターのための全集」で、最優秀アルバム賞のゴールデンギター賞を2回受賞。ソリストとして、またオーケストラと共演し、ヨーロッパ、アジア、アメリカで定期的に公演を実施。イタリアのベルガモ音楽院とイモラ財団の国際アカデミーのギター教授でもあります。
 CDは、Brilliant Classics、Antes Concerto、Musicmedia、Concerto Classics、Amadeusなどから発売。





95393
\1900→\1290
オリヴィエ・メシアン [1908-1992]
 メシアン:「世の終わりのための四重奏曲」
ダヴィデ・バンディエーリ(クラリネット)
リーザ・シャッツマン(ヴァイオリン)
ヨエル・マロシ(チェロ)
マリヤ=リーサ・マロシ(ピアノ)

録音:2018年2月24日(トラック5)、2019年2月7~8日(トラック1~2、4、6~8)、イタリア共和国、ウンブリア州、ペルージャ、クラシカル・レコーディング・ストゥーディオ、2023年12月30日(トラック3)、イタリア共和国、ウンブリア州、ペルージャ、アウディトリウム・ディ・サンタ・チェチーリア

 間接音温存型で倍音も量感も豊かな素晴らしいレコーディング 「永遠なるイエスへの賛美」は絶品!
 演奏は、スイスで活動中の音楽家たちによるものです。メンバーは、ローザンヌ室内管弦楽団首席クラリネット奏者のダヴィデ・バンディエーリ(イタリア)、ルツェルン交響楽団第1コンサートマスターのリーザ・シャッツマン(フランス)、ローザンヌ室内管弦楽団首席チェロ奏者のヨエル・マロシ(スイス)、チューリヒ音楽院ピアノ講師のマリヤ=リーサ・マロシ(フィンランド)。
録音はルーカ・リッチがプロデューサーとエンジニア、エディターを兼務しており、間接音温存型で倍音も量感も豊かな素晴らしいサウンドを実現しています。「世の終わりのための四重奏曲」は弱音が多いこともあり、間接音を除去した平板で直線的な傾向の録音が一般的ですが、ここでは実演での近距離鑑賞さながらの生々しい音の重なり合いを楽しむことができます。
 音楽学者でピアニストのドナテッラ・メネギーニによる楽曲解説などが掲載(英語・12ページ)。


 95584
(2CD)
\2200→\1590

音数の多い豪華なチェンバロ・サウンドを堪能

 C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲集 Wq43の2台チェンバロ用編曲


カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ[1714-1788]
 「6つの協奏曲」 Wq43 (1772)
(ヨハン・ゴットリープ・ハウスシュタットラーによる1778年頃の2台チェンバロ用編曲)

CD1
協奏曲第1番 ヘ長調 Wq43/1
協奏曲第2番 ニ長調 Wq43/2
協奏曲第3番 変ホ長調 Wq43/3

CD2
協奏曲第4番 ハ短調 Wq43/4
協奏曲第5番 ト長調 Wq43/5
協奏曲第6番 ハ長調 Wq43/6
クラウディオ・アストローニオ(チェンバロ)
 ステファノ・モラルディ(チェンバロ)

 録音: 2021年9月13~17日、マントヴァ、聖バルバラ大聖堂

 1768年、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、自分の名付け親でもあるゲオルク・フィリップ・テレマンの後任として仕事をするために、30年間暮らしたプロイセンを去り、自由ハンザ都市ハンブルクに移り住んでいます。ハンブルクでは、カントルや指揮者、チェンバロ奏者として活躍する一方、作曲にも熱心に取り組み、楽譜の出版も積極的におこなってヨーロッパ中にその名を知られることとなります。「チェンバロ協奏曲集」Wq43は、ハンブルク生活3年目の1771年に書かれたもので、1772年に出版。1778年頃に、ドレスデンのヨハン・ゴットリープ・ハウスシュタットラーによって、2台チェンバロ用に編曲。音数の多さが心地よい豪華なチェンバロ曲集として楽しめます。演奏の2人は、共に指揮者としても活躍するイタリアのチェンバロ奏者です。

 


クラウディオ・アストローニオ(チェンバロ)


 チェンバロ奏者、オルガン奏者、指揮者として活動。古楽器アンサンブル「ハルモニチェス・ムンディ」を指揮しているほか、オ
ペラも指揮。ヨーロッパ、アメリカ、日本、カナダの最も有名なフェスティバルで定期的に出演し、ヨーロッパ、アメリカ、日本で
マスタークラスも開催。現在はトラーパニのA.スコントリーノ音楽院でチェンバロと室内楽を教えています。


ステーファノ・モラルディ(チェンバロ)

 1970年にイタリアのクレモナで誕生。コモ音楽院とピアチェンツァ大学でオルガンとハープシコードを学び、オリヴィエ・メシ
アンの「主の降誕」に関する論文によって優秀な成績を収め、クレモナ大学で音楽学の学位を取得。1996年から1999年にかけてはウィー
ン音楽大学でミヒャエル・ラドゥレスクに師事。
 1995年、ウーディネのパジアン・ディ・プラート国際オルガン・コンクールで優勝し、ヴィテルボの全国コンクールでも優勝。
 その後、ソリスト、室内楽奏者として活動し、イタリアの主要な音楽祭のほか、ヨーロッパ諸国と南北アメリカ、日本でも演奏し、2005年からは自身が設立に関わったアンサンブル「ヴィルトゥオーゼ・デッレ・ムーゼ」と「アカデミア・バロッカ・イタリアーナ」の指揮も開始。
 教育者としては、ルガーノのスイス・イタリア語音楽大学でオルガン、チェンバロ、室内楽を教えるほか、スイス、ハンガリー、イタリア、ドイツ、スペイン、日本、アメリカでバロック音楽に関するマスタークラスとカンファレンスを開催。


 

95698
\1900→\1290
ルメア:オルガン編曲集

エドウィン・ヘンリー・ルメア [1865-1934] :オルガン・トランスクリプションズ

ジャン=フィリップ・ラモー [1683-1764]
 1. 歌劇「栄光の神殿」よりガヴォット 4'07

ヨハン・シュトラウス2世 [1825-1899]
 2. 「美しく青きドナウ」 Op.314 7'31

リヒャルト・ワーグナー [1813-1883]
 3. 歌劇「タンホイザー」~「巡礼の合唱」 5'43

リヒャルト・ワーグナー [1813-1883]
 4. 歌劇「ローエングリン」~第1幕前奏曲 7'54

フランツ・フォン・スッペ [1819-1895]
 5. 喜歌劇「詩人と農民」~序曲 9'47

エドゥアルド・ディ・カプア [1865-1917]
 6. 「オー・ソレ・ミオ」 3'17

セルゲイ・ラフマニノフ [1873-1943]
 7. 幻想的小品集 Op.3~第3曲 メロディ ホ長調 5'15

ジョルジュ・ビゼー [1838-1875]
 8. 歌劇「カルメン」抜粋 12'33

フランツ・リスト [1811-1886]
 9. 巡礼の年 第2年「イタリア」~第1曲「婚礼」 7'51

ヨハネス・ブラームス [1833-1897]
 10. ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 Op.108~第2楽章 アダージョ 4'41

ヨハネス・ブラームス [1833-1897]
 11. 「大学祝典序曲」 Op.80 10'45

マッシモ・ガッバ(オルガン)

録音:2023年9月18~19日、イタリア、ノヴァーラ、サン・ガウデンツィオ聖堂

 シンフォニック・オルガンで聴く多彩なプログラム

 エドウィン・ルメア[1865-1934]はイギリスのオルガン奏者で作曲・編曲家。オーケストラ作品やオペラをオルガン用に編曲したことや、新しいテクニックの開発でも有名で、オルガンのレパートリー拡大に大きく貢献。ルメアはワーグナーのオペラの編曲出版を皮切りに、多くの編曲を発表。このアルバムではバロックからワーグナーまで幅広く披露しています。
 使用楽器は編曲の良さを引き出す壮大なマッジョーレ・オルガン。北イタリアのノヴァーラにあるサン・ガウデンツィオ聖堂設置のシンフォニック・オルガンです。演奏のマッシモ・ガッバは、今日のイタリアで最も著名なオルガニストの1人。
 ブックレット(英語・12ページ)には、演奏のマッシモ・ガッバによる各作品の解説などが掲載。




マッシモ・ガッバ(オルガン)


 1973年生まれ。アレッサンドリア音楽院で、ピアノ、オルガン、チェンバロ、作曲、器楽指導の学位を取得。学業と並行して、ボブ・ファン・アスペレン、グスタフ・レオンハルトらのマスタークラスに参加。その後は即興演奏も学び、フランス音楽のレパートリーの美学と演奏法も習得。2012年にはブリリアント・クラシックスとのコラボレーションをスタートし、ヘンデル、リッター、チッリのオルガン曲のアルバム3枚を録音。コンサート活動のほか、カザーレ・モンフェッラートのサン・ドメニコ大聖堂やサン・パオロ教会のオルガン奏者も務め、ノヴァーラのG.カンテッリ音楽院でオルガン研究の教授として教えています。
 CDは、Brilliant Classicsなどから発売。


 


 95749
(3CD)
\2600→\1890

レスリー・ハワード(ピアノ)

 リスト:2台ピアノ編曲集~

フランツ・リスト [1811-1886]

CD1
  ファウスト交響曲(4手・2台ピアノ版) S.647 (1854)

CD2
  ダンテの神曲による交響曲(4手・2台ピアノ版) S.648 (1855-56)
  ラコッツィー行進曲(8手・2台ピアノ版) (1839)

CD3
  ベートーヴェン:交響曲第9番(4手・2台ピアノ版) S.657 
レスリー・ハワード(ピアノ)
マッティア・オメット(ピアノ)
レオノーラ・アルメッリーニ(ピアノ/ラコッツィー行進曲)
イーゴル・ローマ(ピアノ/ラコッツィー行進曲)


録音:2019年4月30日~5月1日、イタリア、パドヴァ、アウディトリウム・ポリーニ(CD1、CD2 tr.1-4)、2023年1月12~14日、イタリア、カンポノガーラ、ザンタ・ショウルーム(CD2 tr.5、CD3)

 ラコッツィー行進曲は8手版!

 リストのスペシャリスト、レスリー・ハワードが、2台ピアノ用の編曲アルバムを制作。シリーズCD100枚に達するリスト全集の偉業によって知られるハワードは、4手ピアノ演奏にも長けており、ここではマッティア・オメットと組んで、2台ピアノならではの音数の多さの魅力を万全の演奏で伝えています。
 「ファウスト交響曲」と「ダンテ交響曲」では別稿のコーダも収録し、リストがこだわりまくっていた「ラコッツィー行進曲」では8手版を選んでいます。また、独奏版と較べて格段に音数の増えた「第9」では、遅いテンポを選んで巨大なピアノ曲として楽しませてくれます。

 


ファウスト交響曲 S.647


 演奏時間約65分。1854年8月から10月にかけて作曲していったん完成。細部の改訂を進めながら、1857年になると「終末の合唱」を追加して9月に初演。さらに改訂したうえで1861年に出版。翌1962年にはリストは2台ピアノのための編曲もおこなって出版し、オプションで「終末の合唱」を演奏することも可能としていました。今回の演奏ではオプション無しで演奏されており、すっきりしたヴァージョンにふさわしい響きとなっています(CD1 トラック3 16:43~)。リストは晩年の1880年に「終末の合唱」に代わる簡素な終結部を作曲していますが、ここではその2台ピアノ版も収録しています(CD1 トラック4)。
 「ファウスト交響曲」はくどいとかわかりにくいとも言われたりしますが、リスト本来の楽器であるピアノ版だと声部が効果的に整理され、作品の姿が把握しやすくなるというメリットもります。特に「グレートヒェン」の美しさは印象的です。


ダンテ交響曲 S.648


 演奏時間約39分。1855年から1856年にかけて作曲し、2台ピアノ版は1857年に完成。ともに1859年に出版。ダイナミックな「地獄(インフェルノ)」の面白さ、浄化の様子が美しい「煉獄(プルガトリオ)」、そして神聖な「マニフィカト」という構成で、三部形式的な構成や対位法的な要素などが親しみやすく、ピアノ版ではさらにわかりやすくなり、「煉獄」前半が後年の「パルジファル」にどこか似ていることも意識させてくれます。なお、リストは「マニフィカト」を力強く終わらせる別なコーダをピアノ版も含めて用意していたので、ここでも紹介されています。


ラコッツィー行進曲 S.652b


 おなじみのハンガリーの旋律をもとに、リストは長短いくつものピアノ・ヴァージョンやスケッチを遺していますが、ここに収録されたのは2台のピアノを4人で弾く8手版で、10分45秒の長さです。ハワードはハイペリオンの全集シリーズで、8種類に及ぶラコッツィー行進曲をすべてレコーディングしていたので、以下、演奏時間、録音年と共にサール番号順に載せておきます。ちなみにリストはフランス語とドイツ語の話者で、ハンガリー語はほとんど使えなかったのと、当時の表記も考慮して「ラーコーツィ」ではなく「ラコッツィー」としておきます。

S.164f 00:17 (1998)
S.242(13) 06:20 (1993)
S.242a 04:39 (1993)
S.244a(15) 05:57 (1998)
S.244b 10:43 (1998)
S.244c 03:49 (1994)
S.692d 10:48 (1993)
S.695b(7) 05:33 (2001)



ベートーヴェン第9 S.657


 ハワードはハイペリオンの全集シリーズで、第9のピアノ独奏用編曲を1992年にレコーディングしていたので、参考までに演奏時間を載せておきます(第2楽章の反復パターンは同じ)。

1992: 15:34 + 13:49 + 13:58 + 23:29 = 66:50
2023: 17:52 + 17:12 + 15:15 + 25:05 = 75:24

平均すると1割強テンポが遅くなっており、2台ピアノ版の特徴である音数の多さを細部に至るまで楽しめるようになっています。




レスリー・ハワード(ピアノ)


 1948年、メルボルンに誕生。ピアノとオーボエを学び、5歳で人前でピアノを演奏するようになって「ザ・ヘラルド」や「フォックス・ムーヴィートーン・ニュース」で紹介され、9歳でABC(オーストラリア放送協会)のテレビに出演。13歳の時にはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番も演奏。その後、イタリアのシエナとイギリスで学び、1972年、24歳からはロンドンを拠点とし、1974年にウィグモア・ホールに初登場。以後、イギリスとオーストラリアを中心にソロと室内楽の両方で活動。
 最初のレコーディングは、1976年7月にABCで収録を開始したパーシー・グレインジャー作品集(豪 EMI、英 World Record Club)ですが、発売は1976年12月のウィグモア・ホールでのグラズノフのライヴ録音(英 Pearl)が先でした。グラズノフは好評で続編制作の運びとなり、1978年12月にウィグモア・ホールで第2弾をライヴ録音(英 Pearl)。そして1980年9月にはアバド指揮ロンドン響の「ペトルーシュカ」録音に参加してもいます(独 DG)。
 1980年10月にhyperionレーベルが新設されると声がかかり、12月にアントン・ルビンシテイン作品集を録音し翌1981年に発売。同年10月には「レア・ピアノ・アンコール集」を録音して1984年に発売。1985年10月にはリストのワルツ集を録音し1986年に発売。
 1986年はリスト没後100年にあたり、ハワードはウィグモア・ホールで全10回のリスト・シリーズ公演を開催。この成功とワルツ集の好調により、1988年からリストのシリーズが継続的に録音されるようになり、2009年にかけてCD99枚から成るリスト全集シリーズを制作し、2017年の「新発見のリスト Vol.4」で計100枚としています。
 CDは、hyperion、Brilliant Classics、Melba Recordings、Pearl、HMV、ABC Classics、Cavendish Music、Compendium Recordings、Deutsche Grammophon、Heritage、Merlin Classics、Musical Heritage Society、Naxos、Nimbusなどから発売。


マッティア・オメット(ピアノ)

 1982年、パドヴァに誕生。ヴェネツィア音楽院でアンナ・バルッティに師事。パリではチッコリーニに師事し、その後アメリカの名手アール・ワイルドにも師事。以後世界各国で演奏しているほか、ウーディネのJ.トマディーニ音楽院とパドヴァのC.ポリーニ音楽院、ヴェネツィアのB.マルチェッロ音楽院で教えてもいます。CDは、Piano Classics、Brilliant Classics、Melba Recordings、Da Vinci Classicsなどから発売。



95864
(2CD)
\2200→\1590

ミスリヴェチェク:鍵盤楽曲全集



CD1

チェンバロのための6つのソナタ(手稿譜:レーゲンスブルク宮廷図書館所蔵)

  ソナタ第1番ハ長調
1. アレグロ・コン・スピリト 5:02
2. メヌエット 4:21

  ソナタ第2番ト長調
3. アンダンティーノ 4:10
4. メヌエット 4:13

  ソナタ第3番ロ長調
5. ヴィヴァーチェ 4:42
6. ロンド.アンダンティーノ 4:36

  ソナタ第4番ヘ長調
7. アレグロ・コン・スピーリト 4:43
8. アレグロ 2:36

  ソナタ第5番イ長調
9. アレグロ 5:20
10. メヌエット 3:40

  ソナタ第6番ト長調
11. アレグロ・コン・ブリオ 5:00
12. メヌエット 1:04
13. 第1変奏 1:04
14. 第2変奏 1:01
15. 第3変奏 0:59
16. 第4変奏 0:52
17. 第5変奏 0:58
18. 第6変奏 1:06



CD2

  チェンバロのための6つのディヴェルティメント
 (手稿譜:「ボヘミア人」として知られるジュゼッペ・ミスリヴェチェク氏による作。プラハ、ナーロドニー博物館所蔵)
1. ロンド. アンダンティーノ 2:03
2. アレグレット・ノン・トロッポ・プレスト 2:24
3. メヌエット 2:51
4. ロンドー アンダンティーノ 2:43
5. ロンドー アレグレット 3:19
6. ロンドー アンダンティーノ 3:12
ミスリヴェチェクの管楽八重奏曲からのクラヴィチェンバロまたはフォルテピアノのための編曲(手稿譜:カールスルーエ・バーデン州立図書館所蔵)

  八重奏曲第1番 変ホ長調(ヴァーツラフ・ヴィンチェンツ・マシェク [1755-1831]による編曲)
7. アレグロ・マエストーソ 5:13
8. ラルゲット・ウン・ポコ・ソステヌート 3:44
9. テンポ・ディ・メヌエット 1:24
10. プリモ・アルテルナティーヴォ 2:15
11. セコンド・アルテルナティーヴォ 1:57
12. テルツォ・アルテルナティーヴォ 1:23

  八重奏曲第2番 変ホ長調(ヴァーツラフ・ヴィンチェンツ・マシェク [1755-1831]による編曲)
13. アレグロ・スピリトーゾ 3:42
14. ラルゴ・ソットヴォーチェ 3:31
15. ロンド アレグレット 2:48


マリウス・バルトッチーニ
 (フォルテピアノ)


録音:2022年4月8~10日、イタリア、ウーディネ、コロレド・ディ・プラート、聖コズマ・エ・ダミアーノ教会


 まるでモーツァルト!

 モーツァルト・ファンにはおなじみの作曲家、ヨーゼフ・ミスリヴェチェク[1737-1781] は、ハプスブルク時代のプラハで、製粉業経営の裕福な家庭に誕生。プロの音楽家になってからはイタリアで名声を得て活動拠点もイタリアに置き、亡くなったのもイタリアでした。モーツァルト父子がイタリアに滞在した1770年にはすでに名声のある人物とでしたが交流は続き、モーツァルトと最後に会ったのは病気療養中のミュンヘンでのことでした。翌1778年にはミスリヴェチェクはイタリアに戻って活動を再開。最後のオペラ「アンティゴノス」を初演した10か月後にローマで亡くなっています。

 演奏はフォルテピアノのスペシャリストであるマリウス・バルトッチーニによるもので、使用楽器は名匠ポール・マクナルティ作のアントン・ワルター・モデル。



マリウス・バルトッチーニ (フォルテピアノ)


 1983年生まれ。イタリア北東部、ウーディネのJ.トマディーニ音楽院でマリア・グラツィア・カバイに師事、3年間で最高得票を得て卒業。「ピタゴラスの単和音から現代のピアノまで」という論文を発表してフォルテピアノの修士号も取得したほか、吹奏楽の作曲、楽器演奏、指揮の学位も取得しています。
 イタリア北西部アルベンガ市で開催された第1回フォルテピアノコンクールで第3位に入賞後、さまざまなマスタークラスを受講したのち、フォルテピア奏者、チェンバロ奏者、ピアニスト、指揮者として、イタリアのほか、スロヴェニア、オーストリア、チェコ、ドイツ、ポルトガルなどで活動。2023年2月からはカンポバッソのロレンツォ・ペロージ音楽院で、チェンバロ、歴史的鍵盤楽器、通奏低音の教授を務めてもいます。
 これまでに、ロングマン&ブロデリップ、ヨハン・シャンツ、ルイージ・ホッファー、ジョン・ウォトリン、ヨハン・ハーゼルマン、ルイージ・ラゾーリ、イグナス・プレイエルなどの楽器を演奏。
 CDは、Brilliant Classics、Uraniaなどから発売。

 

95954
\1900→\1290
女性ギタリストによる女性ギター作曲家シリーズ第3弾
 マリア・ルイサ・アニードへのオマージュ


マリア・ルイサ・アニード [1907-1996]

1. ノルテーニョの歌 1'35
2. ユカタンの歌 1'59

ノスタルジックな前奏曲
 3. 遠く 4'12
 4. 灰色 3'23
 5. 海 2'21

6. 子守唄 2'26

7. 田舎の前奏曲 3'21

アルゼンチンの印象
 8. 先住民族のスケッチ 4'22
 9. サンティアゴの女 2'52
 10. 平原の歌 2'57
 11. 哀歌 2'37
 12. パンパ平原の前奏曲 3'02
 13. カタマルカの女 3'15
 14. 田舎の歌の変奏曲 1'58
 15. クリオージョの前奏曲 1'42
 16. 小さなミサ 2'43
 
17. ビダリータの歌 2'16

18. 私の土地から 2'03

19. 舟唄 2'31
チンツィア・ミラーニ(ギター)

録音 2024年2月、イタリア、ベルナレッジョ、バルトーク・スタジオ

 女性ギタリストによる女性ギター作曲家シリーズ第3弾

 日本1954年から1971年にかけて日本を4度訪れている往年の名ギタリスト・作曲家のマリア・ルイサ・アニード[1907-1996]は、20世紀初頭から活躍し、演奏と教育に大きな足跡を残した人物で、その作品には故郷アルゼンチンの民俗音楽の要素も反映しています。
 このCDでは、アニードの作品をイタリアの女性ギタリスト、チンツィア・ミラーニが演奏。共に神童として話題となった女性ギタリストという共通点もある2人です。ミラーにはこれまでBrilliant Classicsで、女性ギタリスト・作曲家のイーダ・プレスティのCD(95528)と、テレーザ・デ・ロガティスのCD(95627)リリースしていたので、これが3枚目の女性作曲家トリビュート・アルバムとなります。





ブックレット

 8ページ。テキストは英語。演奏のチンツィア・ミラーニ、アルゼンチンの作曲家オスカル・ロベルト・カサレス[1956- ]による紹介文のほか、マリア・ルイサ・アニードへの賛辞として、ホアキン・ロドリーゴ[1901-1999/スペインの作曲家]、エミリオ・プジョル[1886-1980/スペインのギタリスト・作曲家]、ミゲル・リョベート[1878-1938/スペインのギタリスト・作曲家]のコメントを掲載。



マリア・ルイサ・アニード [1907-1996]


 1907年、ブエノスアイレス州モロンに誕生。父フアン・カルロス・アニードは熱狂的なギター好きで、1912年、アニードが5歳のときにギターを教え始めますが、すぐに上達したため、1914年にブエノスアイレスに転居してドミンゴ・プラット[1886-1944]の指導を受けさせます。プラットは2年後の1916年、マリア・ルイサが9歳の時にデビュー・リサイタルを企画して開催。11歳のときにはブエノスアイレスの「ラ・アルヘンティーナ」ホールで本格的なリサイタルも開催して神童として知られるようになります。

 父は多くのギタリストと交流があり、家にはエミリオ・プジョルや、レジーノ・サインス・デ・ラ・マサ、ミゲル・リョベート、ホセフィーナ・ロブレドなども訪れていたことから、1923年にギター専門誌「ラ・ギターラ」をティーポ=リート・ペテネロ社より創刊。数年間に渡って発行。

 アニードの才能は多くのギタリストによっても認められ、有名なミゲル・リョベートも彼女の指導をおこなっています。
 アニードのツアーは父が1933年に亡くなるまで続き、以後、ブエノスアイレス国立音楽院とリトラル国立大学音楽研究所などで指導。しかし母が亡くなったのを機に、1950年からツアーに復帰。1952年にヨーロッパを初めて訪れ、ロンドン、インスブルック、ウィーン、パリ、ミラノ、マントヴァ、モデナ、メッシーナ、パルマ、レッチェでコンサートを開催。ブラジルとアルゼンチンでも演奏し、翌年も南米とヨーロッパへのツアーを実施。

 1954年には初めて日本を訪れ、東京、札幌などで少なくとも15回のリサイタルを開催し、ラジオやテレビの収録をおこない、ギターのマスタークラスも開催。皇太子に拝謁したほか、国会議員らの開催したレセプションへも出席。その後、自国やイタリア、ブラジルでも演奏。1955年にはウルグアイにも出向き、1956年には、イタリア、オーストリア、ソ連をツアー。
 以後もツアーは続き、1963年に再び来日し、1965年にはフィリピンを初めて訪れ、翌1966年には3度目の来日、1971年には4度目の日本ツアーをおこなっています。

 1976年、アルゼンチンでクーデターが起き、軍事政権が発足したため、アニードは祖国を離れ、スイス、ドイツ、スペインでコンサートを行い、スペインのマヨルカ島パルマに移住し、その後1978年にバルセロナに定住。スペインでは教育と演奏の両方で活動。

 1982年、1984年、1986年とキューバを訪れ、1987年にはキューバ国立芸術大学の教授に任命されて定住。1988年度ハバナ国際ギター・コンクールの審査員も務めたほか、自身のコンサートも開催。その間、1987年にはアルゼンチンに一時帰国しています。

 キューバでの生活を終えると、ヨーロッパでのツアーに戻り、スペイン、イタリア、フランスなどをまわっています。最晩年はスペイン、カタルーニャのタラゴナで暮らし、1996年6月4日に89歳で亡くなっています。




チンツィア・ミラーニ (ギター)


 1975年に誕生。幼少の頃からクラシック・ギターを学び始め、5歳でミラノのコンクールで優勝し、7歳でミラノ市から「アンブロジーノ・ドーロ(守護聖人アンブロジウスの金賞)」賞を授与。10歳の時にはレカナーティのベニャミーノ・ジーリ・コンクールで優勝。14歳までに、内外コンクールで16回も一等賞を獲得。16歳でパルマ市から最優秀演奏と解釈に対して「フランコ・マルゴーラ賞」を授与。18歳でパルマ音楽院を卒業。多くの教師に師事し、著名なギタリスト、マウロ・ストルティのもとでテクニックを磨き、その後アルゼンチンの作曲家オスカル・ロベルト・カサレスのもとで解釈分析を学んでいます。
 コンサート活動は12歳頃には本格化し、その後、イギリス、フランス、スペイン、アメリカ、カナダ、メキシコ、南アフリカ、インドネシア、南アメリカなど世界各地で演奏。
 CDは、Brilliant Classicsなどから発売。


 

95963
\1900→\1290
ゆったりかまえた美しい演奏で味わうマニャールの室内楽
 マニャール:チェロ・ソナタ、ピアノ三重奏曲

アルベリック・マニャール [1865-1914]

チェロ・ソナタ イ長調 Op.20 (1908-10)
1. I. 遅滞なく 9:23
2. II. 弱すぎず - III. 葬送 12:26
3. IV. 円滑に 8:18
カミッラ・パトリア(チェロ)
エレナ・バッラーリオ(ピアノ)

録音:2022年5月15~16日、
イタリア、ペルージャ、クラシカル・レコーディング・スタジオ
ピアノ三重奏曲 ヘ短調 Op.18 (1904-1905)
4. I. 陰鬱に 8:39
5. II. 歌、劇的、明瞭、動き 11:55
6. III. 生き生きと(ワルツ・タイム) 5:32
7. IV. 幅広く - 生き生きと - 幅広く - 生き生きと
 - 2倍生き生きと - 幅広く - 生き生きと
 - 2倍ゆっくりと - 生き生きと - 幅広く 15:36
トリオ・メッゼーナ、パトリア、バッラーリオ
 フランコ・メッゼーナ(ヴァイオリン)
 セルジオ・パトリア(チェロ)
 エレナ・バッラーリオ(ピアノ)

録音:2020年10月13~14日、
イタリア、ペルージャ、クラシカル・レコーディング・スタジオ


 

 フランス近代の作曲家マニャールの音楽は、フランクの影響を感じさせる骨太系の親しみやすいもの。このCDに収められたチェロ・ソナタ、ピアノ三重奏曲はマニャールの室内楽の代表的な作品で、特にチェロ・ソナタは美しい旋律から情熱的な盛り上がりまで起伏も大きく聴きごたえがあります。ブックレット(英語)には、ピアニストのエレナ・バッラーリオによる解説が掲載されています。




 マーラーと同世代の作曲家、アルベリック・マニャール[1865-1914]は、近代フランス音楽にドイツ後期ロマン派の語法を取り入れたような独特の作風で知られています。マニャールは最初、法律学校を出て学位を取得しますが、その後、パリ音楽院に入学してデュボアに和声を、マスネに作曲を学び、卒業後は、ヴァンサン・ダンディに4年間作曲を師事します。作曲家の道を選んだ直接のきっかけは、バイロイトでワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」を聴いたことだったとも伝えられています。
 マニャールは交響曲における後期ロマン主義的作風とコラールの使用などにより、「フランスのブルックナー」などと呼ばれることもあります。実際にはブルックナーよりもフランクに近いスタイルといえ、また、若い頃は当時のフランスで流行していたワーグナーの音楽に夢中になったこともあってか、自作のオペラにもワーグナーのライトモーティーフを思わせる手法が採用されていました。
 自身が30代で難聴になってしまったという事情もあり、ベートーヴェンを深く尊敬していたというマニャールの作風には、たぶんにドイツ=オーストリア系作曲家の影響が見受けられますが、室内楽作品などで顕著なように、ベースとなっているのはあくまでも当時のフランスの作曲家ならではの明晰なスタイルといえるのではないでしょうか。
 やがて、1896年にはスコラ・カントルムの対位法の教授に就任し、セヴラックなどを教えますが、生活の中心は自宅での作曲活動であり、自費で自作のコンサートを開いたり、作品の出版などもおこなうものの、ごく一部の人々を除いて批評家・聴衆共に理解を得られませんでした。
 幻滅したマニャールは、別荘にこもって作曲し、外界との接触を少なくして芸術至上主義的傾向をいっそう強めていきますが、そんな中、第1次大戦勃発の年に、家族を疎開させ1人で滞在していた別荘に侵入してきたドイツ兵と交戦状態になり、2人を射殺するものの、残りの兵によって屋敷に火を放たれ、数々の作品と共に焼き殺されてしまいます。悲劇的というほかない最期を遂げたマニャールですが、残された作品はどれも見事なもので、フランス的な響きと、表現力豊かな旋律、それにドイツ的な形式美が備わるという稀有な美質を湛えたその世界は、マニャールならではの素晴らしさです。



トリオ・メッゼーナ、パトリア、バッラーリオ


 チェロのセルジオ・パトリアとピアノのエレナ・バッラーリオは1988年から夫婦で演奏しており、そこに世界的なヴァイオリニストのフランコ・メッゼーナが加わって2016年に結成。


カミッラ・パトリア


 チェロのセルジオ・パトリアとピアノのエレナ・バッラーリオの娘。2006年から父親にチェロを習い、2020年にはトリノ音楽院でディプロマを取得。その間、国内のコンクールで入賞し、2019年にコントラバス奏者のトンマーゾ・フィオリーニとともにデュオ・インコントラを設立。2020年からはヴァイオリニストのニコラ・マルヴリ、ピアニストのティツィアナ・コロンブロとともにモルゲン・ピアノ・トリオを結成。以後、ソロと室内楽の両方で活動しています。


 

95981
\1900→\1290
ドゥセク:ソナタ全集シリーズの最終巻

ヨハン・ラディスラウス・ドゥセク [1760-1812]

ソナタ 変ロ長調 Op.35-1 Craw 149
 1. アレグロ・モデラート・エ・マエストーソ 15:10
 2. フィナーレ.アレグロ・ノン・トロッポ・マ・コン・スピリト 8:20

ソナタ ト長調 Op.35-2 Craw 150
 3. アレグロ 10:56
 4. ロンド:モルト・アレグロ・コン・エスプレッション 6:43

ソナタ ハ短調 Op.35-3 Craw 151 「悲愴」
 5. アレグロ・アジタート・アッサイ 10:38
 6. アダージョ・パテーティコ・エド・エスプレッシオーネ 7:40
 7. インテルメッツォ 0:33
 8. フィナーレ モルト・アレグロ 4:25

ソナタ ニ長調 Op.69-3 Craw 242 「狩り」
 9. アレグロ・マエストーソ・エ・ブリランテ 9:09
 10. ラルゲット・エスプレッシーヴォ 3:35
 11. フィナーレ シャッセ、アレグロ・スケルツォ 7:08
ペトラ・ショムライ(フォルテピアノ)

使用楽器
Craw 149~151:ロングマン・クレメンティ(1798~1799年)のオリジナル/修復(2002年)
Craw 242:アントン・ワルター・ウント・ゾーン (1800年頃)のレプリカ/クリス・マーネ製作(2012年)

録音:2020年6月30日、オランダ、スヒーダム、ヴェストフェスト教会(Op.69-3)、2022年12月9~11日、ベルギー、ライセレーデ、アトリエ・マーネ・コンサートホール(Op.35)



 全集のCD9と同じ音源。
 ブックレット(英語)にはバルト・ファン・オールトによるエッセイ「ドゥセク時代のイギリスのピアノ」と、楽曲解説「音楽について」が掲載されています。

 ここではソナタ集 Op.35(ベートーヴェンに影響を与えているようです)がイギリス式の迫力あるロングマン・クレメンティ、ソナタ「狩り」がウィーン式の軽快なアントン・ワルター・ウント・ゾーンで演奏されています。
 大きな会場が多かったロンドンではより大きく長続きするカンタービレ向きの音が求められ、ダンパーペダルの搭載や、長めの減衰音、深いタッチといった特色が備わるようになり、小さめの会場が多かったウィーンでは軽快な音が効果的なことから、ダンパーも膝レバー式の軽微なもので、減衰音も短く、浅いタッチで十分という違いがありました。




ペトラ・ショムライ(フォルテピアノ)


1981年、ハンガリーに誕生。ベーラ・バルトーク音楽院で指揮とピアノ演奏を学び、2007年にフランツ・リスト音楽院でピアノの学位を取得。その後、フォルテピアノとチェンバロを、デヴィッド・ウォード(王立音楽大学)や、メンノ・ファン・デルフト(アムステルダムのスウェーリンク音楽院)、ファビオ・ボニッツォーニ、バルト・ファン・オールト(ハーグ王立音楽院)に師事。2010年、ブルージュ国際フォルテピアノコンクールで第1位と聴衆賞を受賞し、以後、ソリスト、室内楽奏者として、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどで活動。現在はハーグ王立音楽院でフォルテピアノの教授を務めてもいます。
 CDは、Brilliant Classics、Centaur Recordsなどから発売。

 






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