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独HAENSSLER
海外在庫特価セール
その2
1CD\2900→\1890
~6/2(火)午前9時


 ドイツの中心的レーベル「HAENSSLER」。ドイツの実力派アーティストを中心に堅実、且つ華やかなタイトル、シリーズをリリースし続けてきた。
 もともと有名なドイツの楽譜出版社として知られる「HAENSSLER」社(その工場はCD部門より出版部門のほうが大きかった)。その創業一族の家系で、現在の社長であるギュンター・ヘンスラー氏の貴族的な趣味&性格が、このレーベルの豪奢なキャラクターを生み出していると思う。
 発想や規模のスケールが大きいのだ。

 さて今回はそのHAENSSLERの海外在庫特価セール。
 なんと昨年行われたセールより安くなっている・・・このご時世に・・・。しかも選ばれているアイテムがなかなかいいところを突いている。HAENSSLERのベストセラーをきちんと押さえてるのである。

 ただセール用在庫の数には限りがあるようなので完売の際はご容赦を。(残り1,2本のものも多いようなので・・・)

 




94 203
\2900→\1890
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
 (1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
 (2)シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
(1)カール・べーム(指)
ザクセン国立歌劇場管弦楽団


 この録音をふくめてバックハウスは生涯に三度、ブラームスの第2協奏曲を録音していますが、1953年のシューリヒト、同じベームとのウィーン・フィル盤(1967年)と比しても、その音色、力感においてまったくひけを取りません。戦前のSP復刻にしては、思いのほか音の良いことにも驚かされます。2003年リマスタリング。

録音:(1)1939年(2)1937年 ADD モノラル72'44"



 93 713
\2900→\1890
ヘルマン・プライ リーダーアーベント1963
 コルネリウス:
  9つの宗教歌曲 Op.2 - 天におられる私たちの父よ,
  あなたの国が私たちへとやって来る,
  私たちを誘惑に導かないでください,
  私たちを災いから救ってください
 プフィッツナー:アイヒェンドルフの詩による4つの歌
  (秋に Op.9-3,ダンツィヒで Op.22-1,大胆 Op.9-4,庭師 Op.9-1)
 フォルトナー:ヘルダーリンの詩による4 つの歌
 ブラームス:
  あなたの青い瞳 Op.59-8,調べのように Op.105-1,
  五月の夜 Op.43-2
 R.シュトラウス:あした Op.27-4,解脱 Op.39-4
ヘルマン・プライ(Br)
ギュンター・ヴァイセンボルン(P)
プライの美声に満たされる!シュヴェツィンゲンでのリサイタル丸ごとCD 化!

録音:1963 年5 月15 日,シュヴェツィンゲン(ライヴ)/ADD、53'46


 1963 年5 月15 日に、シュヴェツィンゲン城で行われたヘルマン・プライのリサイタルのライヴ録音です。当時プライは34 歳、持ち前の美声がこの上なく甘美だった頃で、いずれも魅力に溢れています。お得意のブラームス、R.シュトラウスに加えて、珍しいコルネリウスの歌曲や、渋いプフィッツナー、さらに20 世紀ドイツ音楽界の重鎮フォルトナーの作品まで、プライの多様な歌が楽しめます。

 93 705
\2900→\1890

テレサ・ベルガンサ(Ms)


・ハイドン:カンタータ「ナクソス島のアリアドネ」Hob.XXVIb-2
・ムソルグスキー:歌曲集「子供部屋」
 (ばあやと / 隅っこで / かぶと虫 / お人形と / おやすみの前に /
 猫のマドロス / 木馬で出掛けた)
・フォーレ:4つの歌曲
 いなくなったひとOp.5-3 / マンドリンOp.58-1 /
 月の光Op.46-2 / 捨てられた花Op.39-2
・レスピーギ:3つの歌曲
 いつかあのひとが帰ってきたら(1911)/ 霧(1906)/
 ストルネッロを歌う女(1906)
・フランシスコ・ブラーガ:
 6つのノルデスチーナ歌曲(ブラジル民謡)
 O’ Kinimba / Capim Di Pranta (野良仕事の歌)/
 Nigue Nigue Ninhas (子守歌)/Sao-Joao da-ra-rao (わらべ歌)/
 A casinha pequenina (恋の歌)/ Engenho Novo (ある労働者の歌)
・ロッシーニ:
 「タンクレーディ」より、アリア「大いなる不安と苦しみの後で」
テレサ・ベルガンサ(Ms)
フアン=アントニオ・アルヴァレス・パレホ(P)

ハイドン、レスピーギ、ムソルグスキー それにフォーレ! 名花ベルガンサの魅力全開、 リートの夕べ

録音:1985年5月6日シュヴェツィンゲン宮殿(ライヴ・ステレオ)。DDD、ステレオ、63’40”

 1935年マドリード生まれ、才色兼備で人気を博したメッツォ、ベルガンサの魅力が詰まったすばらしいアルバムが登場します。1985年に行われた歌曲の夕べは、ハイドンにムソルグスキーから、アンコールのロッシーニに至るまで、あらためてレパートリーの広さを確かめられる内容ですが、さらに驚くべきはひとつひとつの完成度の高さ。ブラーガのゆたかな民俗色、やわらかな感触で夢のようなフォーレと、ベルガンサは異なるパレットを使い分け、いきいきと描写してゆきます。これはファンには一生の宝物になるに違いありません。



 93 706
\2900→\1890
アマデウス四重奏団
 ブリテン:弦楽四重奏曲第3番Op.94
 シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」
アマデウス四重奏団

名門アマデウス・カルテットによる 1977年ライヴ きわめつけのプログラム「死と乙女」 世界初演曲ブリテンの第3番

録音:1977年5月21日シュヴェツィンゲン宮殿、コンサートホール(ライヴ・ステレオ)。ADD、ステレオ、63’36”


 1947年に結成、1950年代から1970年代にかけて最盛期を迎え、英国を代表する世界的アンサンブルとして活動したアマデウス四重奏団。1977年のシュヴェツィンゲン音楽祭でのライヴは、このアンサンブルを知る方にとっては、たいへん興味深いプログラムとなっています。
 ブリテンの第3四重奏曲は、このライヴ演奏に先立つこと半年ほど前に、ほかでもないアマデウスが世界初演を手がけた作品。1976年12月19日におこなわれたオールドバラ近郊のスネイプ、モルティングスでの世界初演に向けて、1976年9月の段階で、アマデウスのメンバーはその準備にブリテンと共同作業をつづけていたエピソードが残されています。(ブリテン自身はその2週間前にすでに他界していたため初演に立ち会うことはかないませんでした)。
 そして、1956年2月のケルンでのライヴ・レコーディング(AN2160)や、1959年を含め3度のセッション録音で知られる、シューベルトの「死と乙女」。
 ここでの演奏も、きわめつけの演目にふさわしい出来栄えとなっています。






 93 327
\2900→\1890
ノリントンが満を持して
 手兵シュトゥットガルト放響とドイツ・レクイエムを収録!

  ブラームス:ドイツ・レクイエム Op.45
サー・ロジャー・ノリントン(指揮)
クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)
フローリアン・ベッシュ(バス)
SWR シュトゥットガルト放送交響楽団
SWR シュトゥットガルト声楽アンサンブル
北ドイツ放送合唱団
 神々しい美しさ!ノリントンが満を持して手兵シュトゥットガルト放響とドイツ・レクイエムを収録!

 セッション録音:2014 年2 月20、21 日/シュトゥットガルト、リーダーハレ、ベートーヴェンザール/DDD、64’24”

 2014 年に傘寿を迎えた巨匠ノリントンが、手兵SWR シュトゥットガルト放送交響楽団とドイツ・レクイエムを収録しました。
 ノリントンと言えば「ピリオド・アプローチの雄」として知られ、モダン楽器のオーケストラで斬新な解釈を披露し聴衆を驚かせてきましたが、今ではその音楽は定着し、日本でもNHK 交響楽団をはじめ度重なる来日公演を経て、名実ともに人気の指揮者の一人となりました。
 ノリントンにとって、ドイツ・レクイエムは重要な作品の一つといえ録音では1992 年にロンドン・クラシカル・プレイヤーズ、ロンドン・シュッツ合唱団が残されておりますが、2014 年2 月に満を持してのセッション録音となりました。曲の持つ美しさは言わずもがなですが、ノリントンのブラームスは「ピュア・トーン」の透き通った響きにより傑出した美しさを呈し、合唱とオーケストラが溶け合った崇高な世界へと導きます。
 また、ソプラノのクリスティーナ・ランツハーマーとバスのフローリアン・ベッシュの美しき歌声も注目です。

 

 

93 212
\2900→\1890
モーツァルト:
 交響曲第12番ト長調KV.110
 交響曲第29番イ長調KV.201
 交響曲第39番変ホ長調KV.543
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送響

 2006年作曲家生誕250周年のアニヴァーサリーに行なったモーツァルトのライヴは、“ピュア・トーン”の生み出す清潔であたたかみのある響きがあらためて評判となった。「ジュピター」ほか(93.211)につづく第2弾では、ノリントンが同じ2006年11月のN響定期でも取り上げて大いに話題を集めた第39番、後期の6曲に連なる人気作の第29番、1771年イタリア楽旅の合間をぬってザルツブルクで書かれた第12番を収めている。ピリオド・アプローチの過激さだけでいえば今ではほかにいくらもありますが、優美やユーモアといったモーツァルトに必要なものが失われることなく、さまざまな試みの結果として面白く活き活きと聴かせる手腕はまさに面目躍如といったところだろう。このモーツァルトはノリントンらが到達したこれまでで最高の成功例といえるのではないだろうか。ノリントンが当オケの首席指揮者に就任して来年で10年。さらなる深化を遂げた彼らとの出会いに今から期待が高まる。

録音:2006年9月シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール 2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ

93 213
\2900→\1890
モーツァルト:
 (1)交響曲第8番ニ長調KV.48
 (2)交響曲ニ長調 - 「ポストホルン」セレナードKV.320による
 (3)交響曲第40番ト短調KV.550
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団

録音:(1)2006年9月12日(2)2006年9月8日(3)2006年9月17日 シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ)

93 214
\2900→\1890
モーツァルト:
 (1)交響曲第22番ハ長調KV.162
 (2)交響曲第33番変ロ長調KV.319
 (3)交響曲第38番ニ長調KV.504「プラハ」
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団

 ノリントンが首席指揮者に就任以来、手兵シュトゥットガルト放送響とともに10年をかけて取り組み続けてきた、いわゆる“シュトゥットガルト・サウンド”。弦楽器にヴィブラート・フリーを徹底するなど、一貫して作曲と同時代の演奏様式により可能なかぎり作品の再創造を標榜するスタイルは、ベートーヴェン全集をはじめその都度大反響を呼んできましたが、ここにきて全6巻の完結を前に早くもその総決算との呼び声が高いモーツァルト・シリーズ。2008年の来日公演に合せて、第40番と「プラハ」をふくめた第3集と第4集が2タイトル同時発売、なお、ここまでで後期の三大交響曲がすべて出揃うことになる。それにしても、底抜けのノリのよさとおもしろさ!ただ、それもこれも入念な研究と考証があればこそで、なかでも前作までに実証ずみ、最大の聴きどころは創作時期に対応した弦楽器の編成。すなわち、第22番が第1ヴァイオリン4、第2ヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ2、コントラバス3、以下順に、第8番が6・6・4・3・3、同じ1779年の第33番と「ポストホルン」交響曲とが6・6・2・2・3、「プラハ」と第40番では12・12・8・6・6という具合。これほどはっきりとした形で響きの違いを示した例もほかにないだろう。また、これに応じて木管、金管楽器の効果の重要性もくっきりと浮かび上がる仕組み。このほかにも、しっかりと通奏低音が聴こえたり(第8番、第22番、第33番と「ポストホルン」による交響曲)、序奏から強烈な一撃の「プラハ」、考え抜かれたテンポとフレージングの第40番と、どこをとってもいたるところに驚くべき仕掛けが施されていて油断がならない。2008年1月に4年ぶりの来日公演が予定されているノリントン&手兵シュトゥットガルト放送響。かれらの最新にして最高の成果をたっぷりとお楽しみ下さい。


録音:(1)2006年9月8日(2)2006年9月12日(3)2006年9月10日 シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ)

93 215
\2900→\1890
モーツァルト:
 交響曲第19番変ホ長調KV.132
 交響曲第34番ハ長調KV.338
 交響曲第36番ハ長調KV.425「リンツ」
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団

録音:(1)(2)2006年9月13日(3)2006年9月15日シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ)

93 216
\2900→\1890
モーツァルト:
 交響曲第32番ト長調KV.318
 交響曲第28番ハ長調KV.200
 交響曲第35番ニ長調KV.385「ハフナー」
 交響曲第31番ニ長調KV.297「パリ」
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団

 ノリントン&手兵シュトゥットガルト放送響によるモーツァルト・シリーズ、ここに完結!今回も2タイトル同時のリリースで、「リンツ」ほか第5集3曲と「ハフナー」「パリ」をふくむ第6集の4曲というラインナップです。
このうえなくあたたかく透明感を保持した美しいひびき。そして刺激的なアプローチ。ノリントンは志向する音楽について自ら熱く雄弁に語ることで知られますが、実際出てくる音に力みは感じられず無理なく聴かせます。弦楽器のノンヴィブラート演奏を基調とするシュトゥットガルト・サウンドがもたらした成果はこれまで数知れませんが、あえていうならノリントンが苦手なかたでさえもこのモーツァルトは認めざるを得ないところ。シリーズ全19曲は今後、当コンビの代表作となるのはまず疑いないでしょう。

録音:2006年9月シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ)




98 593
\2900→\1890
ブラームス:
 交響曲第4番ホ短調Op.98、
 ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a、
 ハンガリー舞曲第5番
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
シュレスヴィヒ・ホルシュタイン祝祭管弦楽団

 北ドイツで1986年に創設され毎年開催されるシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭。1987年にバーンスタインによって設立されたオーケストラ・アカデミーは選びぬかれた実力派若手音楽家が集まっています。シュレスヴィヒ・ホルシュタイン祝祭管弦楽団はこのアカデミーから構成されており世界的指揮者らの指導により有能な演奏家の育成を行っています。エッシェンバッハはオーケストラ設立以来密接に指導にあったっています。毎年テーマを掲げているこの音楽祭ですが、2005年は「日本」がテーマ。日本各地でも演奏会が行われ、話題を呼びました。このアルバムはそのツアーでのライヴ録音。
 若手音楽家たちと鬼才エッシェンバッハが繰り広げる熱演は必聴です。「ブラームス交響曲第4番」はエッシェンバッハの個性溢れる表現が強烈な印象を残し、それに応えるオーケストラが豊かに響きエッシェンバッハの音楽をサポートしています。独特のテンポでひねりのある演奏を展開する「ハイドンの主題による変奏曲」。アンコールで演奏された「ハンガリー舞曲第5番」も聴衆の熱気を感じさせる迫力の演奏です。

録音:2005年8月1日(ライヴ)サントリーホール




93 210
\2900→\1890
「ベルリオーズ:オーケストラ伴奏つきの声楽作品集」
 (1)美しき旅の女Op.2-4, H 42
 (2)囚われの女Op.12, H 60
 (3)ブルターニュの若い羊飼いOp.13-4
 (4)ツァイーデOp.19-1
 (5)水浴びするサラOp-11, H 69
 (6)トリスティアOp.18, H 119
 (7)神聖な歌Op.2-6, H 44
 (8)エレーヌOp.2-2, H 40
 (9)亡霊の踊りH 37
(3)(4)(5)ラウラ・アイキン(S)
(1)(2)(5)ラニ・ポールソン(Ms)
(6)(7)(8)(9)SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル
(合唱指揮:ティル・アリー)
(7)アレクサンドル・ユデンコフ(T独唱)
(9)フローリアン・ヘルシャー(P)
(1)-(8)SWR南西ドイツ放送交響楽団
シルヴァン・カンブルラン(指)

 カンブルランによるベルリオーズ第2弾は、オーケストラ伴奏つきの歌曲集。ベルリオーズというと、どうしても出世作「幻想交響曲」や序曲集(93.201)における派手な効果をねらったイメージが強いようだが、対照的に歌曲は繊細で内向的なところに特徴があり、異端児のもうひとつの一面を聴くことができる。ここでも遅めのテンポですべての音を掬い取るように、カンブルランのアプローチは耽美的。優雅で洗練のきわみといえる「水浴びするサラ」、トマス・ムーアの詩に付曲した瞑想的な「神聖な歌」など、ベルリオーズの非凡な管弦楽法に歌声がうつくしく映える。なお、収録作品中唯一のピアノ伴奏による「亡霊の踊り」も奇怪でユニーク。

録音:(1)-(5)2003年3月ベルリン、コンツェルトハウス(ライヴ) (6)-(9)2007年12月フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)





93 209
\2900→\1890
ジムロ、頓挫したコンサート・ツアー-新ユダヤ楽派の六重奏曲
 プロコフィエフ:ユダヤ主題による序曲
 グリゴーリ・クレイン:前奏曲
 アクロン:子供の組曲
 ハイェス:パレスチナ組曲
 アクロン&ベリソン:シェル
 アクロン:ショーレム・アッシュの「殉教」のための付随音楽から2つの小品
 スティルマン:ハシディック狂詩曲
ヘン・ハレヴィ(Cl)、
フォーグラーSQ、
ヤーシャ・ネムツォフ(Pf)


 革命でロシアを離れたペテルブルグ音楽院出身のユダヤ人音楽家たちが、エルサレムに音楽寺院(?)を設立しようという志で、資金調達のため結成した合奏団ジムロ。クラリネット、弦楽四重奏とピアノという六重奏で、アメリカで再会した学生時代の級友プロコフィエフに「ユダヤ主題による序曲」を書かせたことで名が残っている。しかしクラリネット奏者シメオン・ベリソンがあまりに頭角を現しすぎてスターになってしまい、合奏団は自然解散となった。当アルバムは、ジムロゆかりの曲と、同じ編成で書かれたロシアおよびポーランド系ユダヤ人作曲家の作品が集められています。クレズマー・バンドを思わす編成の生み出す特異な響き、ムンムンと立ち昇る異教的匂いと哀調に満ちたユダヤの調べが胸に染み入る。





98 242
\2900→\1890
J.S.バッハ・聖霊降誕祭アリア集
 もっとも聖なる三位一体 -
  「鳴りひびけ、汝らの歌声」BWV.172より
 われを愛するものは、わが言葉を守らん -
  「われを愛するものは、わが言葉を守らん」BWV.59より
 おいで下さい、私の心はあなたへと開いています -
  「われを愛するものは、わが言葉を守らん」BWV.74
 清められた心は - 「高められし血と肉よ」BWV.173
 わが信仰厚き心よ、歓呼して歌い、戯れよ -
  「かくのごとく神は世を愛したまえり」BWV.68
 おお、魂のパラダイス - 「鳴りひびけ、汝らの歌声」BWV.172より
 すべての王国をもつ世も -
  「われを愛するものは、わが言葉を守らん」BWV.59より
 あなたは私を赦すために生まれてきた - 「げに神はかくまで世を愛して」BWV.68
 つかみとれ - 「わたしは至高者を心を尽くして愛します」BWV.174
 幸福と祝福が用意され - 「待ち望みたる喜びの光よ」BWV.184
 これほどに神は世を愛した - 「高められし血と肉よ」BWV.173
 お前たちは幸せです、選び出された魂よ - 「おお永遠の
 炎、おお愛のみなもと」BWV.34
 わたしは去っていくが -
  「われを愛するものは、わが言葉を守らん」BWV.74
 来なさい、急いで、合わせなさい、弦と歌よ -
  「われを愛するものは、わが言葉を守らん」 BWV.74
 来たりてわれを導きたまえ - 「彼は羊らの名を呼びたもう」BWV.175
 何もわたしを救うことはできない -
  「われを愛するものは、わが言葉を守らん」BWV.74
 開け、両耳よ - 「彼は羊らの名を呼びたもう」BWV.175
ヘルムート・リリンク指揮
ヘレン・ドナート(S)、
ウォルフガング・シェーネ(Bs) 他
ゲッヒンガー・カントライ、
バッハ・コレギウム・シュトゥットガルト


 イエスの復活と昇天から10日後、祈る使徒たちに神からの聖霊が降ったというエピソードを記念する祝祭のために書かれた教会カンタータからアリアを集めた1枚。定評あるリリンク・チームの名演で喜ばしい気分に溢れたアリア集を聴けば、誰だって晴れやかな気分になってしまう!





93 206
\2900→\1890
ブラームスと同時代の作曲家による作品集 vol.1
 ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 op.99
 ロベルト・フックス:チェロ・ソナタ第2番 変ホ短調 op.83
 ツェムリンスキー:チェロ・ソナタ イ短調(世界初録音)
ヨハネス・モーザー(Vc)、
パウル・リヴィニウス(Pf)

 ブラームスのソナタの第1楽章、冒頭の力強く駆け上るようなパッセージにいきなりノックアウトされる。チェロもピアノもとにかく熱い!それでいて、知性もきちんと兼ね備えた稀有な演奏となっている。マーラーやシベリウスの作曲の先生でもあったフックスのソナタの第1楽章は、激しくうねるような旋律によるチェロとピアノの絡み合いが実に美しく響く。世界初録音のツェムリンスキーのチェロ・ソナタは、1894年の初演以降、歴史の波に埋もれてしまっていた作品。この作品は、ツェムリンスキーと親しかった、ウィーン在住でウィーン・フィルの首席チェリストもつとめたブクスバウムとともに作り上げられたもの。1938年のナチによるオーストリアとドイツの合邦により、ブクスバウムはロンドンへと亡命する。1948年のブクスバウムの死後、その息子が出版社にチェロ・ソナタの楽譜を持ち込んだというもの。友情によって生まれ、大切に守られたツェムリンスキーのチェロ・ソナタの全貌がここに明らかになる。
 モーザーは、2002年の第12回チャイコフスキー国際コンクールで「ロココ主題による変奏曲」の演奏と解釈でとりわけ高い評価を得、特別賞を受賞しています。2006年にはニューヨーク・フィルとともに日本に来日、聴衆を魅了したのは記憶に新しいところ。パウル・リヴィニウスは、ベルリン芸術大学、ハンス・アイスラー・スクールでも教鞭をとり、若手ながら、特に室内楽でひっぱりだこの存在。「ブラームスと同時代の作曲家による作品集」は、モーザーとリヴィニウスによって考えられたコンセプトで、ブラームスの時代から、シェーンベルクの十二音技法の時代までのかけはしとなるような作品を集めたもの。



93 205
\2900→\1890
「ピアソラ / ル・グラン・タンゴ」
ピアソラ:
 (1)ブエノスアイレスの四季 -
  ヴァイオリン、チェロとピアノのためのタンゴ[ホセ・ブラガート編]
 (2)オブリヴィオン - ヴァイオリン、チェロとピアノ[ホセ・ブラガート編]
 (3)4つのタンゴ - ヴァイオリンとピアノ[オスバルド・カロー編]
  レビラード / アディオス・ノニーノ /
  天使のミロンガ / フラカナパ
 (4)ル・グラン・タンゴ - ヴァイオリンとチェロ
フリーデマン・アイヒホルン(Vn)
ユリウス・ベルガー(Vc)
ホセ・ガジャード(P)

 作曲を師事したナディア・ブーランジェに“タンゴこそがあなたの音楽よ!”と言われ、タンゴの世界に革命を起こしたピアソラ。クレーメルやマらが火付け役となり90年代後半に一大ブームが巻き起こったが、いままたクラシック・アレンジによるアルバムを世に問うのはブエノスアイレス生まれのガジャードらによるトリオ。大親友としての厚い信頼関係からピアソラ作品編曲のすべてを任されたブラガートによる「四季」をはじめ、情熱的で人間臭い音楽はいつ聴いても強烈な魅力。

録音:2005年3月29-31日マインツ、SWRフンクハウス


93 194
\2900→\1890
バルトーク:
 (1)中国の不思議な役人Op.19
 (作曲者によるピアノ・デュオ編曲 /
  ピーター・バルトークによる2000年改訂版)
 (2)2台のピアノと打楽器のためのソナタSz.110(1937)
(1)アーコシュ・ヘルナーディ(第1ピアノ)
カーロイ・モチャーリ(第2ピアノ)
(2)カーロイ・モチャーリ(第1ピアノ)
アーコシュ・ヘルナーディ(第2ピアノ)
フランツ・ラング、ヨッヘン・ショアラー(パーカッション)

 作曲者自身がピアノ・デュオ用に編曲した「中国の不思議な役人」は、シャープで野蛮な味わいを強調したコチシュ&ハウザーによる世界初録音(88年・廃盤)がすでに知られている。“ドイツにおけるハンガリー文化年”の2006年3月のオープニングにベルリンとミュンヘンで実演を行なった、ヘルナーディ&モチャーリらハンガリー勢による演奏では、息子ピーター・バルトークの監修のもと2000年に出版された改訂版のスコアにもとづくもので、全体で30小節に及ぶパッセージが復元されているのが大きなポイント。

録音:(1)2006年6月(2)2005年5月バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ





93 208
\2900→\1890
「ブラームスと同時代の作曲家による作品集Vol.3」
 ①ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):
  チェロ・ソナタOp.52(1880)
 ②ブラームス(1833-1897) /
  ノルベルト・ソルター編:6つの歌曲
   野に独りいてOp.86-2 /
   歌の調べのように何かがよぎりOp.105-1 /
   サッフォー風の頌歌Op.94-4 / 子守歌Op.49-4 /
   愛の誠Op.3-1 / 愛の歌Op.71-5
 ③テーオドル・キルヒナー(1823-1903):8つの小品Op.79
ヨハネス・モーザー(Vc)、
パウル・リヴィニウス(P)

 ドイツの俊英チェリスト、モーザーが「ブラームスと同時代のソナタ」を弾くこだわり企画の最終巻。マルトゥッチは19世紀後半のイタリアでオペラに背を向け器楽の復興に尽力した作曲家。最重要とされる室内楽の代表作チェロ・ソナタは、シューマンの影響が濃い内容ですが、スケルツォ中間部ではザンポーニャ(イタリアの羊飼いたちが用いていたバグパイプ風の楽器)を想起させるパッセージもあらわれて、このあたりイタリア出身というお国柄を感じさせます。いっぽう、シューマンが誠実で優しい音楽家と評したキルヒナー。すでに8歳でオルガニストとして認められ、およそ1,000曲に及ぶピアノ独奏曲が有名。ブラームスより10歳上ながら、1865年にブラームス本人に出会ってから、その熱烈な支持者となっています。モーザーはじっくり考えてプログラムを組んだというだけあって、途中に挿まれる、チェロとピアノ用に編曲を施したブラームスの歌曲も選曲のセンスが光ります。

録音:2008年1月14-17日SWRシュトゥットガルト、室内楽スタジオ



98 297
\2900→\1890
シューベルト:ピアノ作品集 Vol.2
 ソナタ第20番 イ長調 D 959(1828)、
 ソナタ第1番 ホ長調 D157(1815)
ゲルハルト・オピッツ(P)

 名実ともにドイツを代表するピアニスト、ゲルハルト・オピッツのシューベルト・プロジェクトの第2弾。晩年のソナタと初期のソナタを組み合わせた1枚。第20番のソナタはシューベルトのソナタの中でも1、2を争う人気曲。4楽章構成の大規模なソナタで随所に朗々とした旋律が歌われる美しい作品。長大な構成の中でもオピッツは自然な音楽の流れ、細かい音色の表情を描き出している。またシューベルト18歳の作品で最初のソナタ第1番は第4楽章を欠く全3楽章のソナタ。シューベルト独自の感性が垣間見ることが出来、初期の頃の愛らしさに加えロマン派への扉を開く強さを感じさせます。オピッツは作品の枠を決して崩すことなく、最大限に音楽を追求、表現する姿勢は、名人芸が乱立する昨今貴重な演奏スタイルと言えるでしょう。

録音:2007年4月30、5月5日


98 298
\2900→\1890
シューベルト:ピアノ作品集Vol.3
 ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調D.960、
 楽興の時D.780
ゲルハルト・オピッツ(P)

 ドイツ・ピアノ界の正統派を体現するゲルハルト・オピッツ。渾身のベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集(KDC8001)を完成させ、新たにスタートさせているのはシューベルト作品集。第3弾はシューベルト晩年の「ピアノ・ソナタ第21番」とシューベルトのピアノ小曲集の傑作「楽興の時」。「ピアノ・ソナタ第21番」は明暗の対比が自然で美しく、オピッツの優しく細やかな歌心がこの長大な作品の音楽性を存分に表現しています。またシューベルトの抒情性が溢れ出ている「楽興の時」では、純粋で端正な深い味わいを感じさせる演奏を聴かせてくれます。

録音:2007年4月30-5月5日(ノイマルク)

 98 519
\2900→\1890
シューベルト:ピアノ作品集Vol.4
 2つのスケルツォ D.593
 ピアノ・ソナタ 第6番 ホ短調 D.566
 4つの即興曲D.935
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)

ゲルハルト・オピッツ/シューベルト第4弾! 懐の深い雄弁な音楽、これぞシューベルト

録音:2007年11月11-16日ノイマルクト、71’36

 名匠ゲルハルト・オピッツのシューベルト作品集第4弾。総合的にシューベルトの作品を捉えているオピッツが語る音楽は4枚目にして益々深みを増してきています。シューベルト多作の1817年に作曲された「2つのスケルツォ」、「ピアノ・ソナタ第6番」とその10年後シューベルト最晩年の1827年に作曲された4つの即興曲を収録。膨大なシューベルトの作品を熟知しているオピッツだからこそ成し得る、自由さと即興性を絶妙に加味し、シューベルトの内なる音楽世界を表現しています。


 98 520
\2900→\1890
シューベルト:ピアノ作品集 Vol.5
 ピアノ・ソナタ ロ長調 D575 作品 147
 ピアノ・ソナタ イ短調 D845 作品 42
ゲルハルト・オピッツ (P)
巨匠オピッツによるシューベルト:ピアノ作品第 5 集

録音:2009 年 5 月 13 ノイマルクト/66’38

 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成させた巨匠オピッツが、新たなプロジェクトとしてスタートさせたシューベルト録音。第 5 集はソナタ 2作品を収録。
 D575 は集中してソナタに取りかかっていた 1817 年の 8 月に作曲され、自筆譜は失われ、スケッチの筆写譜が残されています。次々と調号が変わり、転調を繰り返す作品です。D845 は 1825 年 5 月より以前に作曲された規模の大きなソナタ。第2楽章はシューベルト自身がよく好んで演奏していたと言われています。
 圧倒的集中力と音楽人生の深みを一音一音に込めた、丁寧にバランスを保った演奏を聴かせてくれます。


 98 521
\2900→\1890
巨匠オピッツによるシューベルト:ピアノ作品第6 集
 シューベルト:ピアノ作品集Vol.6
  ピアノ・ソナタ ハ長調 D840「レリーク」,
  アレグレット ハ短調 D915,4つの即興曲 D899 作品90,
  12のドイツ舞曲(レントラー集) D790 作品171
ゲルハルト・オピッツ(P)
巨匠オピッツによるシューベルト:ピアノ作品第6 集

録音:2007 年11 月11-16 日ノイマルクト/78’41

 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音の次に取り組んでいるシューベルト、ピアノ作品集第6 弾。
 ピアノ・ソナタD840「レリーク」は未完のソナタでシューベルト自身の作曲は第1、2 楽章まで。未完の第3、4 楽章を含めて出版された際に「レリーク(聖遺物)」という標題が付けられました。自筆譜はシューベルトの兄によりシューマンに献呈され、シューマンは「新音楽時報」でも取り上げています。
 物悲しいメロディーを持つ美しい小品アレグレットD915。多彩な楽想からなる4 つの作品からなる即興曲D899。D935 の即興曲と同じく死の前年に作曲されています。オピッツの包容力ある音楽性が自由な個性を引き立たせています。12 のドイツ舞曲D790 はシューベルティアーデで演奏されていた舞曲のピアノ用作品。色鮮やかな各曲がきらびやかに奏されます。



 93 253
\2900→\1890

「ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽Vol.5」
(1)ファリャ:バレエ「三角帽子」 - 8曲
 序奏 / [第1部] 昼下がり / 粉屋の女房の踊り / ぶどう /
 [第2部] 近所の人たちの踊り / 粉屋の踊り / 代官の踊り / 終幕の踊り
(2)プロコフィエフ:バレエ「道化師」組曲Op.21bis

(1)オフェリア・サラ(S)
 ファブリス・ボロン(指)
(2)キリル・カラビツ(指)
(1),(2)バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団
  (旧称:SWR南西ドイツ放送交響楽団)

(1)録音:2008年5月26ー28日フライブルク・コンツェルトハウス / マインツ・ラインゴルトハレ(ライヴ・ステレオ)
(2)録音:2009年5月7日フライブルク・コンツェルトハウス(ライヴ・ステレオ)
DDD ステレオ 76’24”

 不世出の興行師ディアギレフ率いるロシア・バレエ団ゆかりの傑作をたどるシリーズの第5弾は、最新録音で聴くフランスとウクライナの気鋭指揮者ふたりによるファリャとプロコフィエフ。

 1965年パリに生まれたファブリス・ボロンはザルツブルクのモーツァルテウムでギーレンとアーノンクールに師事したフランスの指揮者。1994年から98年にかけてフランダース交響楽団の首席指揮者を務め、1998年より2003年にかけてケムニッツ歌劇場の副音楽監督を務めたのち、2006/07および2007/08シーズンには当オケのほか、ライプツィヒ放送響、SWRシュトゥットガルト放送響、ベルリン・コンツェルトハウス・オーケストラ、ルクセンブルク・フィル、ベルン響などに出演、2008/09シーズンからはフライブルク歌劇場の音楽監督に就任しています。バレンシア生まれのソプラノ、サラを迎えたファリャはオケを存分に鳴らし切りじつに壮快、エネルギッシュな指揮ぶりが目に浮かぶようです。

 いっぽう、1976年キエフ生まれの指揮者キリル・カラビツが取り上げるのは、プロコフィエフの「道化師」組曲。当オケをはじめ、ヒューストン響やロサンジェルス・フィル、ボルドー・アキテーヌ管に定期的に客演を重ねるカラビツは、オールソップのあとを受けて2009/10シーズンより、ボーンマス響の第13代首席指揮者に就任することが決まっています。けたたましい音響とモダニズムの先鋭的作風で知られるプロコフィエフ初期の傑作に、大胆に若い感性をぶつけているのが聴きどころといえるでしょう。




 93 289
\2900→\1890
アレホ・ペレス&キリル・カラビツも登場!
 「ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽Vol. 8」

 (1)リムスキー=コルサコフ:
   交響組曲「シェエラザード」Op. 35 (45:24)
 (2)プロコフィエフ:
   スキタイ組曲( アラとロリー)Op. 20 (21:08)
(1)ヤーモライ・アルビカー(独奏Vn)
バーデン=バーデン& フライブルクSWR交響楽団
アレホ・ペレス(指揮)
(2)バーデン=バーデン& フライブルクSWR交響楽団
キリル・カラビツ(指揮)
ロシア・バレエ団シリーズ第8 集ペレス指揮の「シェエラザード」、カラビツ指揮の「スキタイ組曲」

(1)録音:2011 年3 月2 & 3日フライブルク、コンツェルトハウス(デジタル)  (2)録音:2011 年11 月23 日フライブルク、コンツェルトハウス(デジタル)/DDD、ステレオ、66’34”

「ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽」の第8 集。近年、目覚ましい活躍をみせる指揮者ふたり、ペレスとカラビツがロシア音楽の名作2 曲を取り上げた注目の内容となっています。

●ペレス指揮の「シェエラザード」
 2009 年よりラ・プラタ・アルゼンチン劇場の音楽監督を務め、同世代の指揮者のなかでももっとも将来を嘱望される指揮者のひとりであるアレホ・ペレスは、フランコ・ドナトーニやペーテル・エトヴェシュに師事した作曲家でもあり、ベルンハルト・コンタルスキー、ミカエル・レヴィナス、ミヒャエル・ギーレンのアシスタントも務めていたという経歴の持ち主。
 地元ブエノスアイレスで作曲と指揮とピアノを学び、ブエノスアイレス大学を卒業後は、テアトロ・コロン実験センターの委嘱でオペラを手掛けるなど作曲活動に専念していましたが、さらにカールスルーエの音楽大学院に進むため渡独したペレスは、ハンブルク北ドイツ放送響でクリストフ・フォン・ドホナーニのアシスタント・コンダクターを務め、2006 年に同オケで指揮者デビューを果たしています。
 ペレスはすでに、ロイヤル・ストックホルム・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フランス国立放送フィル、ベルリン・ドイツ響に登場するいっぽう、パリ国立バスティーユ・オペラ、リヨン国立オペラ、パリ・オペラ・コミーク座、シャンゼリゼ劇場、フランクフルト歌劇場でオペラの実績を重ねていますが、2011 年にSWR 響を指揮した「シェエラザード」は、アンサンブルの組み立てにたくみなドラマ作りと、その実力のほどを知るにうってつけの内容といえるでしょう。
全曲を通じて重要な役割を演じる独奏ヴァイオリンは、1981 年ベルリン生まれ、2008 年よりSWR 響に在籍、現在コンマスを務めるヤーモライ・アルビカー。ロシア系の流れを汲む濃厚な味付けにも注目されるところです。

●カラビツ指揮のプロコフィエフ「スキタイ組曲」
 当シリーズ第5 集のバレエ「道化師」組曲(93253) につづいて、ふたたびプロコフィエフでの登場となるカラビツが取り上げるのは「スキタイ組曲」。「道化師」に先立つプロコフィエフによるバレエ第1 作は、やはりディアギレフ率いるロシア・バレエ団のために書かれたストラヴィンスキーの「春の祭典」に通じる異教的・原始的題材に基づく内容から想像されるように、「野趣に富むリズムとけたたましい音響」路線の作品となっています
 1976 年キエフ生まれの指揮者キリル・カラビツは、SWR 響との前作「道化師」組曲や、首席指揮者を務めるボーンマス響ともハチャトゥリアンなどで成功を収めているので、得意とするロシアものだけに、ここでの内容にもおおいに期待が持てそうです。



 93 303
\2900→\1890
アンドレイ・ボレイコ(指揮)&シュトゥットガルト放送響
 ショスタコーヴィチ・シリーズ第3 弾

  ショスタコーヴィチ:
   (1)交響曲第1番へ短調op.10
   (2)交響曲第6番ロ短調op.54
SWR シュトゥットガルト放送交響楽団
アンドレイ・ボレイコ(指揮)
 ボレイコ&シュトゥットガルト放送響によるショスタコーヴィチ・シリーズ第3 弾は記念すべき出世作の交響曲第1 番と抒情的・自然的な第6 番

 録音:(1)2011 年3 月24、25 日、(2)2011 年11 月17、18 日 シュトゥットガルト、リーダーハレ、ベートーヴェンザール(ライヴ・デジタル)/DDD、ステレオ、67’19”

 ロシアの俊英アンドレイ・ボレイコとシュトゥットガルト放送交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲シリーズ第3 弾は交響曲第1 番と第6 番です。
 今回もボレイコ&シュトゥットガルト放送響のコンビネーション絶妙なショスタコーヴィチです!
 ショスタコーヴィチの記念すべき交響曲第1 番は1925 年、ショスタコーヴィチが19 歳のときに作曲され、翌1926 年にマリコ指揮、レニングラード交響楽団により初演されました。この作品は当時「現代のモーツァルト現る!」などと宣伝され、ショスタコーヴィチの名を国際的に有名にし、また世界的作曲家としての彼の名声を一挙に確立した出世作です。全4 楽章構成からなる第1 番は習作時代の跡をとどめてはいますが、当時の新しい音感の追及や、簡潔な書法、新鮮な洒脱な味など、後のショスタコーヴィチのスタイルや個性を十分に示していて、若くしてこの完成度は驚きを隠しきれません。
 交響曲第6 番は、ショスタコーヴィチの力作であり今では代表曲でもある第5 番から約2 年後の1939 年11 月5 日、モスクワでおこなわれた「ソヴィエト音楽祭」で初演発表されました(アメリカ初演は1940 年11 月29 日、ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管)。第5 番とは正反対ともいうべき抒情的、自然的な作風ですべてが清澄でまるでやわらかな陽光のようです。様式的には特異な性格をもち、三楽章体制で、冒頭楽章に相当するソナタ形式の楽章を欠き、きわめて緩徐なラルゴの楽章ではじまり第2 楽章アレグロ、第3 楽章プレストとテンポと興奮を高めていきます。
 1957 年レニングラード生まれのボレイコは母国ロシア音楽を得意とし、シュトゥットガルト放送響によるショスタコーヴィチの交響曲シリーズ、第1弾[ 交響曲第4 番、『ムツェンスクのマクベス夫人』組曲](93 193)、第2 弾[ 交響曲第9 番、第15 番](93 284)やシュターツカペレ・ベルリンとのチャイコフスキー:交響曲第6 番『悲愴』、武満徹:レクィエム(IPPNW 74、IPPNW 1DVD)など、数々の名ライヴを発売しております。



 93 317
\2900→\1890
ロシア
 (1)シュニトケ:3つの宗教曲 (1984)
 (2)ラフマニノフ:神の母 (1893)
 (3)グバイドゥーリナ:マリーナ・ツヴェターエワ讃歌 (1984)
 (4)タネーエフ:ポロンスキーによる合唱曲Op.27より
  「星」「陰気な二つの雲が山にかかり」
  「ものうげな海の上にあるとき」 (1911)
 (5)グリンカ:ヘルビムの歌
 (6)チャイコフスキー:
  ヘルビムの歌 - 聖ヨハネ・クリュソストムスの典礼Op.41より
マルクス・クリード(指揮)
シュトゥットガルト声楽アンサンブル
中曽和歌子(Sop)
ザビーネ・ツィンツェル(A)
アレクサンドル・ユーデンコフ(Ten)
ミハイル・シャシコフ(Bs)
[ロシア語(教会スラヴ語)歌唱]
 感動的な美しさ。ロシアの合唱曲集

 録音:2013 年7 月、11 月/ SWR フンクスタジオ(シュトゥットガルト)/62’ 09”

 ロシア音楽の魅力のひとつである合唱。ロシア正教は教会内での楽器演奏を禁じているため、聖歌隊教育の歴史がありました。グリンカ、チャイコフスキー、ラフマニノフら大作曲家も個性的な無伴奏宗教曲を残しています。そのほか宗教曲ではありませんが、帝政ロシア末期の1911 年に作られたタネーエフ作品の心洗われるような美しさも必聴。さらに、シュニトケとグバイドゥーリナともに1984 年の作品も興味津々。シュニトケ作品はチャイコフスキーやラフマニノフの宗教曲の系譜上にあり、彼独特の皮肉やグロは全く見られません。非常にピュアで敬虔、ソ連時代にこのような作品が書かれたことは驚きと申せましょう。グバイドゥーリナの作品は対照的に実験的で演劇的。グバイドゥーリナが崇拝しているロシアの女流詩人ツヴェターエワの詩を驚くほど適確に音楽化しています。
 クリード率いるシュトゥットガルト声楽アンサンブルはロシアの合唱団とはひと味違う洗練された響きが絶美。アンサンブルが恐ろしく難しいグバイドゥーリナ作品も完璧。


 93 329
\2900→\1890
イタリア
 ヴェルディ:(1)アヴェ・マリア、
         (2)聖母マリアへの讃歌
 (3)シェルシ:Yliam - 女声合唱のための
 (4)ヴェルディ:主の祈り
 (5)ノーノ:それはやさしい沈黙
 (6)ピツェッティ:
  3つの合唱曲【夕暮れに、泣き叫べ、主よ、思い出したまえ】
 (7)シェルシ:
  TKRDG - 男声6部と3人の打楽器奏者、エレクトリックギターのための
 (8)ペトラッシ:ナンセンス
マルクス・クリード(指揮)
シュトゥットガルト声楽アンサンブル
(6)モリス・ミュラー
マルティン・ホーマン、
アダム・ヴァイスマン(以上、打楽器)
フーベルト・シュタイナー(エレクトリックギター)
 シュトゥットガルト声楽アンサンブルによる国別合唱曲集、第3 弾はヴェルディ、シェルシなどのイタリア人作曲家!

 セッション録音:(1)-(4)(7)(8)2012 年12 月17-19日/ SWR フンク・スタジオ(シュトゥットガルト)、(5)2004 年10 月27-29 日/ヴィラ・ベルク(シュトゥットガルト)、(6)2013 年3 月13,15 日/シュトゥットガルト・キリスト教会(シュトゥットガルト)/DDD、71’54”

 シュトゥットガルト声楽アンサンブルによる国別の合唱曲集はこれまでに「アメリカ」(93 306)、「ロシア」(93 317)とリリースしてきましたが、最新盤は「イタリア」です。
 イタリアといえばオペラの明るく華やかな作品をイメージしますが、当ディスクではヴェルディの崇高で美しい作品やコンクールの課題曲として歌われることなどから日本でも馴染み深いピツェッティの「3 つの合唱曲」、前衛的なシェルシの現代作品など、イタリアの合唱曲を語る上で重要な作品が集められました。シュトゥットガルト声楽アンサンブルの抜群の歌唱により作品の美しさが一層際立ちます。




 93 334
\2900→\1890
Insomnia(不眠症)
 (1)ガーシュウィン:プレリュード - 眠らない夜
 (2)ケージ:夢
 (3)ジョージ・クラム:アイネ・クライネ・ミッテル・ナハト・ムジーク
  (セロニアス・モンクのラウンド・ミッドナイトに基づく)
 (4)ブライアン・ベレット:サマー・ファントム(夜想曲)
 (5)ブルース・スターク:アーバン・ノクチューン
カイ・シューマッハー(ピアノ)
 若手ピアニストのカイ・シューマッハーによる眠りにまつわるピアノ作品集

 セッション録音:(1)2014年12月28日/Djazz Jazzkeller (デュースブルク)、(2)-(5)2015年1月6-9日/カイザースラウテルンSWRスタジオ/DDD、52’12”

 「Insomnia(不眠症)」と題された眠りにまつわる作品を集めた当アルバムにはガーシュウィン、ケージ、クラム、ベレット、スタークの作品が収録されました。しっとりとしたガーシュウィンの眠らない夜や、ケージの夢などを聴くと心から癒されます。
 演奏はクラシックにとどまらず多ジャンルで活躍する若手ピアニストのカイ・シューマッハーが担当。現代作品からジャズ的要素を含んだ作品を得意とし、フレデリク・ジェフスキ作曲の「不屈の民による36 の変奏曲」(WERGO / WER 6730)の録音ではエネルギッシュかつものすごい集中と迫力で、聴き手を圧倒させました。





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