
8.557233
\2300→\1990 |
<ティントナー・メモリアル・エディション第1集>
モーツァルト:
交響曲第3 1番「パリ」/
同第35番「ハフナー」/
同第40番 |
ゲオルク・ティントナー指揮
ノヴァ・スコシア響 |
ナクソスの「ブルックナー交響曲全集」によって、ほとんど無名だった状態から晩年に大輪を咲かせたゲオルク・ティントナー。
彼の録音は極めて少なく貴重だが、手兵だったノヴァ・スコシア響(カナダの同州を拠点に活動するオケ)を指揮してカナダC
B Cへ録音した数枚は、指揮者ティントナーをもっとよく知るための最適アイテム。
その音源がナクソスからリリースされていた。
第1弾はブルックナー演奏解明のヒントとなるかもしれないモーツァルトの交響曲集。
*************************************
ナクソスがブルックナー交響曲全曲録音を託したのはゲオルク・ティントナーという、発売当時は殆ど知られていない老指揮者でした。しかしその内容は、こんな巨匠が知られずにいたのかと、多くの音楽愛好家を驚かせたのです。
彼がカナダのCBCレコードに残した遺産をナクソスは埋もれさせません。
これは、故人の偉大な芸術の全容を知るための貴重なシリーズの第一弾です。曲目は得意のモーツァルトの人気交響曲。この3曲をティントナーは、小細工することなく自然に、大らかに、堂々と奏でています。「ハフナー」終楽章の力強さ、緊張感は出色。拍手入りのライヴ録音です。
|

8.557235
\2300→\1990 |
<ティントナー・メモリアル・エディション第3集>
ティントナーによる「ベートーヴェン:交響曲第4番」のイントロダクション
ベートーヴェン:交響曲第4番
ティントナーによる「シューマン:交響曲第2番」のイントロダクション
シューマン:交響曲第2番 |
ゲオルク・ティントナー指揮
シンフォニー・ノヴァ・スコシア |
悠然としたテンポでロマン主義的演奏を聴かせるベートーヴェン(1988年録音)、重心が低くドイツ的な重厚さを聴かせるシューマン(1991年録音)。
シリーズが進むにつれて亡き巨匠の真髄があらわになってきただけに、このディスクも歓迎されるだろう。
2曲ともティントナーが、おそらく演奏前に聴衆へ語りかけている簡単な解説(英語)付き。
********************************
遅れてきた巨匠による、これらの演奏に、特別な物はありません。
ベートーヴェンの交響曲は、今日的な快速で颯爽とした音楽作りとは無縁ですし、難解で親しみにくいためか哲学的に捉えられることさえあるシューマンの「第2番」でも、やたらにこねくり回すようなことはしません。かと言って枯淡の境地、というわけでもない。全てにおいて中庸の極みなのです。そして聴き終えて残る印象は、「ああ、やっぱりいい曲たちだ」という充足感。音楽の楽しみ方は人それぞれ、血沸き肉踊るような刺激を求めるなら、あえてお薦めしません。
ティントナーの肉声が聴ける導入解説と、ブックレットに未亡人のコメント付き。
|

8.557236
\2300→\1990 |
<ティントナー・メモリアル・エディション第4集>
ハイドン:
ゲオルク・ティントナーによる
交響曲第103番・第104番のイントロダクション/
交響曲第103番「太鼓連打」/同第104番「ロンドン」 |
ゲオルク・ティントナー指揮
シンフォニー・ノヴァ・スコシア |
カナダC B Cの録音によるティントナーのライヴ。
両曲ともに1 9 8 8年4月の録音で(イントロダクションのみ1
9 9 2年録音)、ゆったりとしたテンポによる腰の座った巨匠時代風の演奏が聴ける。
**************************
選曲を見て「この2曲の交響曲はティントナーにぴったりかもしれない」と思った貴方、正解です!
やはり「太鼓連打」と「ロンドン」は、堂々とオケを鳴らし切る演奏でなければ、はじまりません。
「太鼓連打」では有名な冒頭に続いて、期待通りに力のこもったアレグロ・コン・スピリトは、これぞまさしく古典的な、元気の出るハイドン像です。
ハイドン最後の交響曲にして永遠の名曲「ロンドン」では、第3楽章のメヌエットでも風格が漂うあたりはティントナーの至芸。そして終楽章を聴き終える頃には、今は亡き巨匠に心から感謝の拍手を贈ることになるでしょう。
|

8.557237
\2300→\1990 |
<ティントナー・メモリアル・エディション第5集>
ブラームス:交響曲第3番/
ゲオルク・ティントナーによる
セレナード第2番のイントロダクション/
セレナード第2番 |
ゲオルク・ティントナー指揮
シンフォニー・ノヴァ・スコシア |
カナダC B Cの録音によるティントナーのライヴ。
交響曲は1 9 9 0年3月、セレナードは1 9
9 2年1月の録音で、同時発売のハイドン同様に重心の低い堂々とした音楽を聞かせる。
淡々とした音の流れは、この指揮者のブルックナー演奏と共通するものがある。
********************
ティントナーのブルックナー・チクルスに触れて、巨匠が振るブラームスが聴きたいと思うファンは多かった筈。
その渇望を癒す名演。
第3番の両端楽章の力強さには目を見張るばかりで、枯淡などという言葉とは無縁。一方、第2楽章の悠然たる語り口には思わず聴き惚れてしまいます。第3楽章があっさりしているのも年輪の成せる技。
これに続いてヴァイオリン抜きの小管弦楽で演奏される「セレナード第2番」を聴くと、何とも自然に身体に入ってくるから不思議。この地味な初期作品が、いかにも偉大な名曲に感じられるあたり、ティントナーの面目躍如というところでしょう。
|