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ORFEO期間限定セール
その1
1CD\3000→\1890
~5/12(火)午前9時


クーベリック、サヴァリッシュ、
ギーレン、ネルソンス
マルティン・ハーゼルベック
バイバ・スクリデ
ボリス・ペルガメンシコフ
ダニエル・ミュラー=ショット
オーレル・ニコレ、カール・ライスター
ディーター・クレッカー、イレーナ・グラフェナウアー
フリッツ・ヴンダーリヒ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ


 

 1979年にミュンヘンで設立されたOrfeoレーベル。スタジオ録音を中心とした新録音(紺色ジャケット)と、放送局などの歴史的ライヴレコーディング(赤色ジャケット)の2種類からなる数多くのアルバムはLP時代から親しまれてきました。
 そうしたなか21世紀を迎えたOrfeoレーベル。ひさびさとなる大型セールを敢行。

 今回は新録音を中心とした紺色ジャケット・シリーズ。
 新録音といっても、

クーベリック、サヴァリッシュ、
ギーレン、ネルソンス
マルティン・ハーゼルベック
バイバ・スクリデ
ボリス・ペルガメンシコフ
ダニエル・ミュラー=ショット
オーレル・ニコレ、カール・ライスター
ディーター・クレッカー、イレーナ・グラフェナウアー
フリッツ・ヴンダーリヒ
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ


と、新旧さまざまの大スターが登場。

 また30年近く前にORFEOがようやく日本上陸したころにCDショップ店頭を賑わしていたアルバムもちらほら。
 ちょっと懐かしく思いながらご覧いただければ。

 




ORFEO 006061
\3000→\1890
巨匠サヴァリッシュによる
 ドイツ作曲界の重鎮ヘルベルト・ブレンディンガー


ブレンディンガー:
 ヴィータのメディア Op.35
 クラリネット協奏曲 Op.72
(1) ヘレン・ドナート(ソプラノ)
 ヘルマン・ベヒト(バス)
 ミュンヘン楽友合唱団
 バイエルン国立管弦楽団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
 録音:1980年(デジタル)

(2)ハンス・シェーネベルガー(クラリネット)
 ミュンヘン室内管弦楽団
 ペーター・ギュルケ(指揮)
 録音:1999年(デジタル)

 巨匠サヴァリッシュによるドイツ作曲界の重鎮ヘルベルト・ブレンディンガー
 ドイツ批評家賞受賞ディスク

 1936年生まれのヘルベルト・ブレンディンガーは聴いてみると反前衛ドイツロマン派保守本流のプフィッツナーの正統な後継者のようで、ドイツ・ロマン情緒濃厚なクラリネット協奏曲など大変な名曲で現代曲には珍しく何度も聴きたくなる作品。

 C200091
\3000→\1890
2018年「ミュンヘン国際音楽コンクール」トランペット部門の覇者
セリーナ・オット/トランペット協奏曲集

 1-4. アレクサンドル・アルチュニアン(1920-2012):トランペット協奏曲 変イ長調
 5-7. ウラディーミル・ペスキン(1906-1988):トランペット協奏曲第1番 ハ短調
 8-10. アルフレッド・デザンクロ(1912-1971):
  Incantation, Threne et Danse 祈祷、呪詛と踊り-
   トランペットとオーケストラのための
セリーナ・オット(トランペット)
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
ウィーン放送交響楽団

 録音 2020年3月10-11日 , 6月24日 ORF Radiokuiturhaus , ウィーン

 2018年「ミュンヘン国際音楽コンクール」トランペット部門の覇者、セリーナ・オット。
 弱冠20歳で、トランペット部門初の女性優勝者となった彼女は、すぐさまケルン放送響、ベルリン・ドイツ響、ウィーン・トーンキュンストラー管、チェコ・フィルなど世界の主要オーケストラと共演。その音楽性とテクニックで人々を魅了しています。
 5歳でピアノを始め、翌年には父エーリッヒよりトランペットの手ほどきを受け、ほとばしる才能を開花させました。ウィーン国立音楽大学では、マルティン・ミュールフェルナー、カールスルーエ音楽大学ではラインホルト・フリードリヒ、ウィーン市立音楽芸術大学(MUK)ではローマン・リンドベルガーに師事し研鑽を積んでいます。
 このデビュー・アルバムでは、彼女は20世紀を代表するトランペット協奏曲の名作を華麗に演奏。
 トランペット奏者なら一度は夢見るアルチュニアン、高度なテクニックが駆使されたペスキン、彼女が最も気に入っているというデサンクロ、この3曲を鮮やかに吹ききっています。

 
  



 C210021
\3000→\1890
ギーレン(指揮)&ウィーン放送響
 マーラー(1860-1911):
  嘆きの歌(1878-1880/1899年改訂)

  1. 第1部: 森の伝説
  2. 第2部: 吟遊詩人
  3. 第3部: 婚礼の音楽
ブリギッテ・ポシュナー=クレーベル(ソプラノ)
マルヤナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)
デイヴィッド・レンドール(テノール)
マンフレート・ヘム(バリトン)
ミヒャエル・ギーレン(指揮)
ウィーン放送交響楽団
ウィーン・ジングアカデミー合唱団

 録音 1990年6月8日(ライヴ) コンツェルトハウス、ウィーン(オーストリア)

 マーラーが18歳から20歳にかけて作曲したカンタータ『嘆きの歌』は、狡猾な兄が手柄をたてた弟を殺害し、地中に埋めてまんまと王女を手に入れたものの、弟の骨から作られた笛が真実を暴露し、兄は自滅するという物語。
 マーラー自ら、グリム童話やベヒシュタインの物語を題材にした歌詞を作り、音楽を付けた自信作でした。しかしウィーン楽友協会による作曲コンクール「ベートーヴェン賞」に応募したところ、残念ながら落選。そこで彼は何度も改訂を加え、最終的には3部からなる作品の第1部を削除。オーケストラの編成にも手を加え、当初の形とは違う作品として仕立て直しています。
 「第1次マーラー・ルネサンス」と呼ばれる1960年代には、改訂稿の2部形式での演奏が主流でしたが、やがて削除された第1部を戻した形も演奏されるようになり、20世紀の終わり近くには改訂前の初稿版が出版され、演奏も増えてきました。このギーレン盤は、折衷案である初稿版第1部と改訂版第2部、第3部を融合させたもの。ギーレンの指揮は、うっそうと茂る森の雰囲気を表現した第1部から、華やかな婚礼場面が一転、騒乱に変わる第3部までを丁寧に描き出しています。



 C210071
\3000→\1890
ミヒャエル・ギーレン(指揮)
ベルリオーズ(1803-1869):『レリオ、あるいは生への復帰』Op.14bis

 1. モノローグ「神様、私はまだ生きている!」/2. 第1曲 漁師 - ゲーテのバラード/
 3. モノローグ「奇妙にもこの記憶が」/4. 第2曲 亡霊の合唱/5. モノローグ「おお、シェイクスピアよ」/
 6. 第3曲 山賊の歌/7. モノローグ「私の心はどのようにさまようのか」/
 8. 第4曲 幸福の歌 - 讃美歌/9. モノローグ「ああ、私が見つけることができないもの」/
 10. 第5曲 エオリアン・ハープ?思い出/11. モノローグ「なぜそのような欺瞞的な幻想に」/
 12. 第6曲 シェイクスピアの「テンペスト」にもとづく幻想曲/13. モノローグ「今日はこれで結構!」
  ヨアヒム・ビスマイヤー(語り手)、ヘルベルト・リッペルト(テノール)、ヘールト・スミッツ(バリトン)、
  ウィーン・ジングアカデミー(合唱指揮...ハインツ・フェルレシュ)
  ウィーン放送交響楽団、
  ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 *モノローグはドイツ語、歌唱はフランス語による
 録音 2000年12月7日(ライヴ) ウィーン・コンツェルトハウス

 名作「幻想交響曲」の続編として、ベルリオーズが自身の失恋体験をもとに作曲した「レリオ、あるいは生への復帰」。
 1830年に初演されたこの作品は、以前に作曲したいくつかの曲が組み込まれただけではなく、器楽のみの幻想交響曲とは違い、語り手と独唱、合唱が必要とされています。
 しかし、第1曲の漁師ではオーケストラは登場せずピアノ伴奏でテノールが歌い、第6曲の幻想曲が始まるまでは語り手以外はカーテンの裏で演奏が行われる(全てはレリオの幻想であるため)という、異色の構成が取られています。
 そのため語り手を担当する俳優にも高い表現力が求められ、その上ベルリオーズは「幻想交響曲と続けて演奏すること」と指定したため、なかなか上演される機会がありません。
 このギーレンによる2000年12月7日のライヴ演奏で語り手を担当したのは1936年ドイツ生まれの名優ヨアヒム・ビスマイヤー。
 歌唱部はフランス語であるものの、語りは全てドイツ語で行われるため、ギーレンのきっちりとした指揮も相俟って全体が固めの印象に仕上がっているのが面白いところです。
 
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 C210241
\3000→\1890
1989年/1993年 ギーレン(指揮)&ウィーン放送響

 アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1942):抒情交響曲 他


 ツェムリンスキー: 抒情交響曲 Op. 18
  1. I. Ich bin friedlos - わが心、穏やかならず
  2. II. Mutter, der junge Prinz - お母様、若い王子様が
  3. III. Du bist die Abendwolke - お前は夕暮れの雲
  4. IV. Sprich zu mir, Geliebter - いとしいお方、私に話して下さい
  5. V. Befrei' mich von den Banden - 恋人よ、お前の甘い口づけから解き放してくれ
  6. VI. Vollende denn das letzte Lied - 最後の歌を歌い終えたら、お仕舞いに
  7. VII. Friede, mein Herz - 安らぐがよい、わが心よ
 8. フランツ・シュレーカー(1878-1934):あるドラマへの前奏曲
カラン・アームストロング(ソプラノ)
ローランド・ヘルマン(バリトン)
ウィーン放送交響楽団
ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音1989年1月27日(ライヴ) ウィーン・ムジークフェライン(オーストリア)...1-7 1993年8月31日(ライヴ) ウィーン・コンツェルトハウス(オーストリア)...8

 ミヒャエル・ギーレンが得意とするドイツ後期ロマン派の2作品。
 ツェムリンスキーの「抒情交響曲」はマーラーの「大地の歌」を思わせる歌とオーケストラのための連作歌曲の形式を持つ曲。
 インドの詩人ラビンドラナート・タゴールの詩(英語からドイツ語に翻訳された歌詞)は、愛を主題として書かれており、ツェムリンスキーの音楽語法の全てが用いられた意欲的な作品です。
 全体に官能的な旋律が横溢していますが、ギーレンは音楽に没入することはなく、淡々と理知的に表現しています。
 ソリストにはワーグナー歌手として知られるカラン・アームストロングと、モーツァルトやワーグナーの歌唱で知られるローランド・ヘルマンが起用されており、オーケストラの厚みのある響きに負けることのない素晴らしい歌を楽しめます。
 アルバムにはツェムリンスキーと同世代の作曲家シュレーカーの「あるドラマへの前奏曲」も収録されています。
 



 C210051
\3000→\1890
バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
近現代の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ集
バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
 エルヴィン・シュルホフ(1894-1942): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
  1. I. Allegro con fuoco/2. II. Andante cantabile/
  3. III. Allegretto grazioso/4. IV. Allegro risoluto
 パウル・ヒンデミット(1895-1963): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op. 31 No. 2
  5. I. Leicht bewegte Viertel/
  6. II. Ruhig bewegte Achtel/7. III. Gemachliche Viertel/
  8. IV. Funf Variationen - モーツァルトの「春への憧れ」による
 フィリップ・ヤルナッハ(1892-1982): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op. 13
  9. I. Andante sostenuto./
  10. II. Prestissimo/11. III. Allegro deciso
 エドゥアルト・エルトマン(1896-1958): 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ Op. 12
  12. I. Ruhig/
  13. II. Allegretto scherzando ? Trio. Einfach, wie eine Volksweise/
  14. III.Langsam/15. IV. Lebendig

 録音: 2020年11月4-7日 ベルリン、ダーレム、イエス・キリスト教会(ドイツ)

 ラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデの最新アルバムは、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとバルティータ」の伝統を継承する4人の作曲家の作品集。
 退廃音楽の作曲家として一時はその存在が忘れられてしまったシュルホフが1927年に作曲した、チェコ民謡とジャズの要素を取り入れたソナタを冒頭に置き、1924年に書かれたレーガーの影響が強いメロディアスなヒンデミットのソナタが続きます。
 3曲目はやはりレーガーに触発されたヤルナッハのソナタが置かれていますが、こちらは精緻な筆致を特徴とする技巧的な作品です。
 最後は知られざる作曲家エルトマンのソナタ。ラトヴィアのバルト・ドイツ系の家に生まれ、1914年にベルリンに移住。ハインツ・ティーセンの元で作曲を学んだ彼は、1920-21年にこの古典的なソナタの形式を用いた作品を作曲しています。
 収録曲の4作品の中では最も古い作品ではありますが、謎めいた6つの音符で幕を開ける初期モダニズムのスタイルは独自の作風を表すものです。
 スクリデは各作品の特徴を生かしながら、緊張感にあふれた素晴らしい演奏を聴かせます。
 



 C210221
\3000→\1890
ゲオルグ・ガグニーゼ(バリトン):リサイタル・アルバム
 1. ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919): 歌劇《道化師》
  - プロローグ 「Si puo? Signore! Signor ごめんください、皆様がた」
 2. ウンベルト・ジョルダーノ(1867-1948): 歌劇《アンドレア・シェニエ》
  - 第3幕より 「Nemico della patria 国を裏切るもの」
 3. ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901): 歌劇《椿姫》
  - 第2幕より「Di Provenza il mar, il suol プロヴァンスの海と陸」
 4. ヴェルディ: 歌劇《マクベス》
  - 第4幕より「Perfidi! All'anglo contro me v'unite  裏切り者め!イングランドと組んで私に刃向かうか!」
 5. ヴェルディ: 歌劇《ナブッコ》
  - 第4幕より「Ah, prigioniero io sono! ? Dio di Giuda 私は囚人なのだ!- ユダの神よ」
 6. ヴェルディ: 歌劇《イル・トロヴァトーレ》
  - 第2幕より「Tutto e deserto ? Il balen del suo sorriso  全く人の気配はない - あの人の笑顔の輝きは」
 7. ヴェルディ: 歌劇《仮面舞踏会》
  -第3幕より「Alzati, la tuo figlio ? Eri tu che macchiavi quell'anima 
   立て!お前の息子はあそこだ - おまえなのだ、あの魂を汚したのは」
 8. ヴェルディ: 歌劇《ドン・カルロ》- 第3幕より「O Carlo, ascolta ああカルロ 聞いてください」
 9. リヒャルト・ワーグナー(1813-1883): 歌劇《タンホイザー》
  - 第3幕より「Wie Todesahnung ? O du mein holder Abendstern
   死の夕闇が大地を覆い - ああ、うるわしの宵の明星よ(夕星の歌)」
 
 ボーナス・トラック
  10. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791): 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》
   -第1幕より「Finch'han dal vino 酒がまわったら(シャンパンのアリア)」
ゲオルグ・ガグニーゼ(バリトン)、
ワイマール・シュターツカペレ、
ステファン・ソリヨム(指揮) 

 録音 2013年 ワイマール・ハレ、ワイマール(ドイツ)

 ジョージア出身のバリトン歌手ゲオルグ・ガグニーゼ。
 2005年に開催された「ヴェルディの声」コンクールで優勝、2009年には《リゴレットで》メトロポリタン歌劇場デビュー、同年にジェームズ・レヴァインの指揮の元、《トスカ》のスカルピアを演じましたが、これは世界中の映画館で放送され多くの視聴者が公演を楽しみました。
 以降ミラノ・スカラ座やウィーン国立歌劇場をはじめとした世界の歌劇場で活躍、、ヴェルディのオペラを中心にさまざまな役柄を歌いこなしています。
 また、2007年に初来日を果たし《椿姫》のジェルモン役(演奏会形式)、以降、2013年にはミラノ・スカラ座の来日公演に随行しリゴレットを、そして2015年には新国立劇場の《ファルスタッフ》でも題名役を歌い大好評を博し、ヴェルディ歌手としての名声を確立しました。
 このアルバムでは、彼が得意とするヴェルディのアリアを中心に、艶のある声でレオンカヴァッロやジョルダーノのイタリア歌劇のアリアから、ワーグナーの「夕星の歌」まで歌い、新たな魅力を見せてくれます。

 



 C210311
\3000→\1890
ミヒャエル・ギーレン指揮2000年,1995年録音
 シマノフスキ: スターバト・マーテル
  ペンデレツキ: 広島の犠牲者に捧げる哀歌

  カロル・シマノフスキ(1882-1937):
   Stabat Mater スターバト・マーテル Op. 53
    1. Stala matka bolejaca 御母は悲しみに暮れ
    2. I ktoz widzac tak cierpiaca かくも責め苦を負う
    3. O Matko, zrodlo wszechmilosciさあ、御母、愛の泉よ
    4. Spraw, niech placze z Toba razem 私の命ある限り
    5. Panno slodka, racz mozolem 乙女の中のいと清き乙女よ
    6. Chrystus niech mi bedzie grodem
     キリストよ、私がこの世を去る時には
  クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020): Dies Irae ディエス・イレ
   7. I. Lamentatio/8. II. Apocalypsis/9. III. Apotheosis
  10. ペンデレツキ:
   Threnody To the Victims of Hiroshima
    広島の犠牲者に捧げる哀歌
エレーナ・モシュク(ソプラノ)...1-6ア
ネッテ・マルケルト(アルト)...1-6
アントン・シャリンガー(バリトン)...1-6
シネ・ノミネ合唱団...1-6
エヴァ・イジュコフスカ(ソプラノ)...7-9
ザコス・テルツァキス(テノール)...7-9
スティーヴン・ロバーツ(バリトン)...7-9
ウィーン・コンサート合唱団...7-9
ウィーン放送交響楽団
ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音: Konzerthaus Wien(オーストリア) 2000年1月28日...1-6 1995年3月31日...7-10

 オーストリア放送のアーカイブ録音より、ミヒャエル・ギーレンが得意とする近現代作品集の登場。今回のアルバムに収録された3つの作品は異なる音楽語法を用いた「哀歌」であると言えるでしょう。ギーレンはどの作品においても、決して音楽に没入することはなく、作品の持つ追悼の念を理知的に表現しています。
 1926年に書かれたシマノフスキの「スターバト・マーテル」は、中世ラテン語のテキストをポーランド語に翻訳したものが用いられた作品。イエスを亡くした母マリアの悲しみが描かれています。ペンデレツキの3部構成の「ディエス・イレ」は1926年の作品。アウシュビッツ強制収容所の犠牲者を追悼するために書かれたため「アウシュビッツ・オラトリオ」の副題を持っています。アルバムの最後には52の弦楽器のための「広島の犠牲者に捧げる哀歌」が置かれています。トーンクラスターなどの技法と幅広いダイナミクスが特徴で、20世紀を代表する作品の一つです。とりわけ最後の場面でのfffからppppへのフェードアウトはギーレンの手腕が冴える聴きどころです。歌手たちも当時最高の顔ぶれが揃えられており、見事なアンサンブルを聴かせています。


 C220011
\3000→\1890
セリーナ・オット(トランペット)
トランペットとピアノのための協奏曲集

 ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op. 35
   1. I. Allegro moderato/2. II. Lento/
   3. III. Moderato/4. IV. Allegro con brio
 ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
  トランペット協奏曲 変ロ長調 Op. 94(1966-67)
   5. I. Etudes/6. II. Episodes/7. III. Fanfares
 アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):
  トランペット、ピアノと弦楽のためのコンチェルティーノ
   8. I. Allegro/9. II. Meno vivo/10. III. Allegro
 ボーナス・トラック
  11. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
   歌うなかれ、美しい人よ Op. 4 No. 4(トランペットとピアノ編)
セリーナ・オット(トランペット)
マリア・ラドゥトゥ(ピアノ)
ウィーン放送交響楽団
ディルク・カフタン(指揮)

 録音 2020年11月26-29日Wien,Radio Kulturhaus(オーストリア)

 2018年「ミュンヘン国際音楽コンクール」トランペット部門の覇者、セリーナ・オットの3枚目のアルバム。
 オーケストラをバックに超絶技巧と溢れる歌心を披露したデビューアルバムは2021年の「OPUS KLASSIK」賞を獲得した彼女、今作では近現代の3作品を伸びやかに演奏しています。
 ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテクニックが求められ、ショスタコーヴィチ自身や他の作曲家、民謡まで様々な作品から引用された旋律を演奏して作品にシニカルかつコミカルな味わいをもたらします。
 ジョリヴェのコンチェルティーノはノリの良いリズムが印象的なジャズのテイストが感じられる10分程度の作品。
 ここでもトランペットはコミカルな旋律を吹き、ピアノとオーケストラの対話に割り込んできます。ピアノを演奏するのはオーストリア=ルーマニア出身のマリア・ ラドゥトゥ。クラシック音楽と現代美術のコラボに熱心に取り組み、エキサイティングなコンサートを開催する気鋭の演奏家です。
 ヴァインベルクの協奏曲にはピアノは登場せず、ショスタコーヴィチに通じる音楽世界をトランペットの妙技で聞かせます。
 3曲を通じてドイツの指揮者ディルク・カフタンが巧みな指揮でサポート。
 アルバム末尾にアンコールのように置かれたラフマニノフではピアノとのデュオで歌心を存分に聞かせます。


  

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 C230063
(3CD)
\4500→\2790
クーベリック(指揮)&バイエルン放送響
 ヘンデル:歌劇《セルセ(クセルクセス)》
セルセ(クセルクセス): ペルシアの王...フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
アルサメネ: セルセの弟...ナーン・ペルド(テノール)
アマストレ(アメストリス)...ヘルタ・テッパー(コントラルト)
ロミルダ...ジーン・クック(メゾ・ソプラノ)
アタランタ...インゲボルク・ハルシュタイン(ソプラノ)
アリオダテス...カール・クリスティアン・ケーン(バス)
エルヴィーロ...マックス・プレープストル(バス)
バイエルン放送合唱団、
バイエルン放送交響楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)

 旧品番 C47698DR
 録音:1962年10月22-28日 Herkulessaal der Munchner Residenz, Munchen(ドイツ)

 指揮者ラファエル・クーベリックはヘンデルの作品を好み、彼が首席指揮者を務めていたバイエルン放送交響楽団でも作品をしばしば演奏しました。
 「この1962年上演の歌劇《セルセ(クセルクセス)》は、ルドルフ・シュテクリヒが翻訳したドイツ語テキストを用いており、大英博物館に保存されていた自筆譜を参照しつつ、本来ソプラノ、もしくはメゾ・ソプラノが歌うクセルクセス役は、ここではテノールのために編曲されています。
 タイトルロールには当時「100年に一人の美声」と評価されたフリッツ・ヴンダーリヒが起用され、期待にたがわぬ歌唱を披露。
 クーベリックは楽器のヴィブラートを控えめに全体をきびきびとしたテンポで演奏し、当時の主流であった「ロマンティックで旋律をたっぷり歌わせるバロック音楽」とは一線を画すものとなっています。
 



 C230072
(2CD)
\3600→\2190
クーベリック(指揮)
 フリッツ・ヴンダーリヒ (テノール)

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
 オラトリオ『マカベウスのユダ』 HWV 63(ドイツ語歌唱)

  【CD1】
   1. 序曲
   2-11. 第1部
   12-22. 第2部
  【CD2】
   1-6. 第3部
フリッツ・ヴンダーリヒ (テノール)
ルートヴィヒ・ヴェルター(バス)
アグネス・ギーベル(ソプラノ)
ナーン・ポルド(アルト)
ユリア・ファルク(アルト)
バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)

 録音: 1963年10月25日 モノラル Herkulessaal der Munchner Residenz, Munich(ドイツ)
 旧品番 C475992DR

 1963年10月25日、バイエルン放送響の本拠地ミュンヘン・ヘルクレスザールでのライヴ収録。
 フリッツ・ヴンダーリヒのほか、アグネス・ギーベル、ユリア・ファルクら当時の名歌手を配したこの演奏は、発売当時から名演として名高いもので、その評価は現代でも変わることがありません。
 モノラルでありながら、聴きやすい音質も魅力です。

 クーベリックは演奏にあたり、19世紀後半に出版されたドイツの音楽学者フリードリヒ・クリュザンダーによるエディションを採用。
 古風なドイツ語歌唱に加え、クリュザンダーが行った大幅なカットもそのまま反映されています。
 



 C250131
\3000→\1890
ミヒャエル・ギーレン/ORFウィーン放送交響楽団シリーズ
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):
 忘れられた捧げ物/ミのための詩/クロノクロミー

  1. 忘れられた捧げ物(1930)
  ミのための詩 - ソプラノとオーケストラのための(1936)
   2. I. Action de graces 感謝の祈り/3. II. Paysage 風景/
   4. III. La maison 家/5. IV. Epouvante 恐れ/
   6. V. L'epouse 妻/7. VI. Ta voix 貴女の声/
   8. VII. Les deux guerriers 二人の戦士/9. VIII. Le collier 首飾り/
   10. IX. Priere exaucee かなえられた祈り
  クロノクロミー(1959/60)
   11. I. Introduction 序奏/12. II. Strophe I ストローフ I/
   13. III. Antistrophe I アンティストローフ I/
   14. IV. Strophe II ストローフ II/
   15. V. Antistrophe IIアンティストローフ II/
   16. VI. Epode エポード/17. VII. Coda コーダ
サラ・レナード(ソプラノ)...2-10
ウィーン放送交響楽団
ミヒャエル・ギーレン(指揮)

 録音:1991年11月16日 Konzerthaus、Wien(オーストリア)...1 1996年11月22日 Musikverein、Wien(オーストリア)...2-10 1991年11月8日 Musikverein、Wien(オーストリア)...11-17

 ORFEOレーベルのミヒャエル・ギーレン/ORFウィーン放送交響楽団シリーズ第5弾。
 マーラーやシェーンベルクなどの大編成の近代作品を、細部まで見通しのよい音楽に仕上げることを得意としたドイツの指揮者ミヒャエル・ギーレン(1927-2019)。
 このアルバムにはギーレンが指揮したメシアンの3つの作品が収録されています。
 冒頭はメシアン初期の作品で、キリストの無償の愛を忘れてしまった人間の姿と聖体秘跡が描かれた「忘れられた捧げ物」。次はメシアンの最初の妻に捧げられた、ソプラノのための歌曲集である「ミのための詩」、最後にメシアンがこよなく愛した鳥の声が重要な働きを見せる「クロノクロミー」を収録。ギーレンは作品の持つ色彩感豊かな響きと神秘的な雰囲気を活かし、ウィーン放送交響楽団とともに豊穣な音楽を紡ぎ出しています。
 「ミのための詩」で独唱を担当するのはイギリス出身のサラ・レナード。マイケル・ナイマンやラッヘンマンなどの現代作品を得意とするソプラノです。

 ※ORF(オーストリア放送協会)に保存されていたオリジナル・テープからリマスタリングを行っています。


ORFEO 325011
\3000→\1890
デューク:歌曲集(全30曲) ジェイムズ・テイラー(T)
ドナルド・サルゼン(P)

 ジョン・デュークの名前はニューグローヴ音楽辞典などにも出ていないが、彼は20世紀最大の歌曲作曲家かもしれない。1899年アメリカのメリーランド生まれ、ピアノをハロルド・ランドルフに、作曲をグスタフ・シュトルーベに学んでいる。長年大学で教鞭をとりつつ265曲もの歌曲を作曲している。その抒情味に満ちた美しさはすこぶる魅力的で、ロマン派のリートを聞いているかのような陶酔的な幸福感がたっぷり味わえる。このORFEOのCDは、ジェイムズ・テイラーのテノールも実に伸びやかで柔らかく、歌曲ファンには特大のお薦め。

ORFEO 018821
\3000→\1890
フルート・スター奏者たちによるベーム作品集

テオバルト・ベーム (1794-1881)
 デュエッティーノ第66番 ニ長調
 うつろな心 Op. 42.
 大ポロネーズ Op. 163.
 アンダンテ・パストラーレ Op. 31
 ロマンツァ第68番 ヘ長調
 「君恋しい歌」による変奏曲 「華麗な変奏曲」 Op. 22
 シューベルトの主題による幻想曲 変イ長調 Op. 21
 やさしい小品 ハ長調
 エレジー Op. 47

ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ (1689-1755)
 協奏曲第1番 ト長調 - 第2楽章
オーレル・ニコレ (フルート)
イレーナ・グラフェナウアー (フルート)
ミシェル・デボスト (フルート)
ウルスラ・ブルクハルト (フルート)
ウィリアム・ベネット (フルート)
アンドラーシュ・アドリアン n (フルート)



 ORFEO 872151
\3000→\1890
ミュラー=ショット渾身の「昭和のチェロ・ソナタ」
 (1)プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調Op.119
 (2)ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65
 (3)ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
ダニエル・ミュラー=ショット(Vc)
フランチェスコ・ピエモンテージ(Pf)
 ロストロポーヴィチを超えたか。ミュラー=ショット渾身の「昭和のチェロ・ソナタ」

 録音:2012 年7 月2-5 日/バイエルン放送スタジオ2(ミュンヘン)/DDD、72’ 29”

 今年1 月に続き7 月にも来日公演が予定されているダニエル・ミュラー=ショット。最新盤は20 世紀のチェロ・ソナタ3 篇。作曲者はすべて歴史上の人ながら、ショスタコーヴィチが1934 年、プロコフィエフが1949 年、ブリテンが1961 年と、日本風に言うなら「昭和のチェロ・ソナタ集」。また、ロストロポーヴィチがショスタコーヴィチとブリテンは作曲者自身、プロコフィエフはリヒテルのピアノと共演した決定的名盤を残しているものだけに、ミュラー=ショットの自信がうかがえます。
  いきなり腹の底にずしりとしみわたるチェロの最低域で始まるプロコフィエフのソナタから、ミュラー=ショットの音程の正確さと安定した弾きぶりに惹きつけられます。また初期ショスタコーヴィチの尖った皮肉も冷静に受け入れるところに、ミュラー=ショットの誠実な人柄が表れていて新鮮。どこか非現c実的なブリテンも一音一音丁寧に紡いで説得力満点。弱音を持続するテクニックに瞠目させられます。
 さらに特筆すべきはピエモンテージのピアノ。切れ味抜群のテクニックで、ショスタコーヴィチのフィナーレなどぐいぐいミュラー=ショットを引っ張ります。いずれの作品もピアノ・パートがいかに雄弁に書かれていたか実感させてくれます。


 C990202
(2CD)
\3600→\2190
リストへのオマージュリスト(1811-1886):作品集 アミール・カッツ(ピアノ)
 【CD1】
  3つの演奏会用練習曲 S.144 1.悲しみ/2.軽やかに/3.ため息
  2つの演奏会用練習曲 S.145 4.森のささやき/5.小人の踊り
  6.怒りをこめて(仕上げの練習曲) S142/R4a
  パガニーニ練習曲 S141/R3b
   7.第1番:ト短調/8.第2番:変ホ長調/9.第3番:嬰ト短調「ラ・カンパネラ」/
   10.第4番:ホ長調/11.第5番:ホ長調「仮」/12.第6番:イ短調「主題と変奏」
  13. モーツァルト - 「ドン・ジョヴァンニ」の回想
 【CD2】
  12の超絶技巧練習曲 S139/R2b
   1.第1番:ハ長調「前奏曲」/2.第2番:イ短調/3.第3番:ヘ長調「風景」/
   4.第4番:ニ短調「マゼッパ」/5.第5番:変ロ長調「鬼火」/6.第6番:ト短調「幻影」/
   7.第7番:変ホ長調「英雄」/8.第8番:ハ短調「荒々しい仮」/9.第9番:変イ長調「回想」/
   10.第10番:へ短調/11.第11番:変ニ長調「夕べの調べ」/12.第12番:変ロ短調「雪あらし」

 録音2018年12月27,28,30日 ジーメンス・ヴィラ,ベルリン CD1:7-12,CD2/2019年2月19日 テルデック・スタジオ,ベルリン CD1:1-52019年9月16日 テルデック・スタジオ,ベルリン 6,13

 「リストの練習曲は、ピアノ音楽の歴史の一つの頂点であり、途方もない技術的困難を超えて、詩や文学、絵画、民俗学にも影響を与えた偉大な作品だ」と語るピアニスト、アミール・カッツ。
 どんな作品でも独自の解釈を加えることをモットーにしている彼は、リストがこの世を去る数年前に行ったマスタークラスで、練習曲を用いた際の学生たちの証言を調査し、この途方もない練習曲が後世に与えた影響を探りながら、この曲に真っ向から挑み、見事な演奏を聴かせます。
 



 C997201
(2CD)
\3600→\2190
バイバ・スクリデ
 指揮はオードラン!
  モーツァルト(1756-1791): ヴァイオリン協奏曲全集/ロンド 他

 【Disc1】
  1-3. ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
  4-6. ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
  7-9. ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
 【Disc2】
  1-3. ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
  4-6. ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 「トルコ風」 K.219
  7. アダージョ ホ長調 K.261
  8. ロンド 変ロ長調 K.269
  9. ロンド ハ長調 K.373
バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
アイヴィン・オードラン(指揮)
スウェーデン室内管弦楽団

 録音 2019年10月18-19日,21-26日 Orebro,Musikhogskolan

 バイバ・スクリデが演奏する美しく軽やかなモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全集。
 以前、7-8曲あるとされていたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲ですが、最近では第6番と第7番などが偽作であることがわかり、第1番から第5番までがモーツァルトの真作であると認識されています。
 他に、単一楽章で書かれた2曲のロンドと「アダージョ」ホ長調もモーツァルトの作品であることが分かっています。
 5曲の協奏曲は、全てザルツブルクに滞在していた1775年に集中して書かれていますが、モーツァルトはいずれの曲にもカデンツァを書いておらず、奏者が即興で演奏することが求められていました。
 ここでのスクリデも自身のカデンツァを演奏。指揮者オードランは「スクリデは直観的な演奏家であり、演奏するたびに新たな音楽を発見するので、全く同じことの繰り返しになることはない」と語っており、彼女の溢れんばかりの音楽性を高く評価しています。

ORFEO 068831
\3000→\1890
カール・ライスター(Cl)
 ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
カール・ライスター(Cl)
フェルメール弦楽四重奏団



 C994205
(5CD)
\3600→\2190

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)
 リート・エディション 第3集
 【Disc1】ラヴェル(1875-1937): 歌曲集
  1. 暗く果てしない眠り(1895)
  クレマン・マロの2つの風刺詩(1896-99)
   2. 私に雪を投げつけるアンヌへの/3. スピネットを弾くアンヌへの
  博物誌(1906)
   4. 第1番: クジャク/5. 第2番: コオロギ/6. 第3番: 白鳥/
   7. 第4番: カワセミ/8. 第5番: ホロホロ鳥
  5つのギリシャ民謡(1904-06)
   9. 第1番: 花嫁の歌-花嫁の目覚め/10. 第2番: 向こうの教会へ/
   11. 第3番: 私とくらべられる伊達男はだれ/
   12. 第4番: 乳香を摘む女たちの歌/13. 第5番: なんと楽しい
  民謡集(1910)
   14. 第1番: スペインの歌/15. 第2番: フランスの歌/
   16. 第3番: イタリアの歌/17. 第4番: ヘブライの歌
  18. ロンサールここに眠る(1923-24)
  19. 夢(1927)
  ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ(1932-33)
   20. 第1曲:空想的な歌/
   21. 第2曲:英雄的な歌(叙事詩風の歌)/22. 第3曲:酒の歌
    ハルトムート・ヘル(ピアノ)
    録音 1983年3月11,12,14日 Studio III des Senders Freies Berlin, Germany

 【Disc2】ヒンデミット(1895-1963): 歌曲集
  1. 6つのリート - 第2曲 落日(1935)
  9つのイギリスの歌(抜粋)
   2. 第6番: 野の花の歌(1942)/3. 第3番: 月(1942)/
   4. 第7番: あそこの沼地で歌おう(1942)/5. 第1番: 「夏の名残りのバラ」を聴いて(1942)
  6. 6つのリート - 第3曲 昔と今(1935)
  ブレンターノの詩による歌曲(1936)
   7. 第2番: 花嫁の歌/8. 第1番: そっと歌う
  9. 4つのリート - 第3曲 個々ではなく、全ての(1933)
  10. 6つの歌 - 第4曲 朝(1935)
  11. 6つの歌 - 第5曲 断片(1933)
  12. クラウディウスの詩による歌曲 -第2曲 死はそれ自体(1933)
  13. 6つの歌 - 第4曲 私はもう嘆かぬ(1933)
  14. 6つの歌 - 第1曲 讃歌(1933)
  15. 6つのリート - 第6曲 夕べの幻想(1933)
  16. ウォルト・ホイットマンによる3つの賛歌 Op.14
   - 第2曲 おお今こそ立ち上がれ この沼地の中で(1919)
  17. 8つのリート Op.18 - 第5曲 おまえの前で私は目覚めた(1920)
  18. 陽は沈む(1939)
  19. 6つのリート - 第1曲 運命の女神たちに(1935)
   アリベルト・ライマン(ピアノ)
   録音 1984年2月15-17日 Evangelische Akademie Tutzing, Germany

 【Disc3】フォルトナー(1907-1987): 歌曲集
  1-12. シェイクスピア歌曲集(1946)/13-16. 献呈(1981)/17-21. 告別(1981)/
  22-25. 4つの歌(1933)/26-30. 遺作歌曲集(抜粋)(1970-1979)
  三行詩節集(1963)
   31. 第1番: 彼女の息遣いを感じることができる/32. 間奏曲/
   33. 第2番: 時よ、明るく青く光るもの/
   34. 第3番: 私たちは夢のようなもので作られている/
   35. 間奏曲/36. 第4番: 時には愛されない女性が来る
    ラルフ・ルーカス(バス=バリトン)....1-12,22-25,27
    クリストファー・リンカーン(テノール)....13-16,28-30
    ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ)....17-21,26
    アクセル・バウニ(ピアノ)....1-30
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ....31、33-34、36
    アリベルト・ライマン(ピアノ)....31-36
    録音 Sender Freies Berlin, Saal III, Germany
     2006年4月2-3日....1-12、1997年11月19-20日....13-16、
     1996年7月23日....17-21,26-30、1986年10月23-25日....31-36

 【Disc4】ロイター(1900-1985): 歌曲集
  1-4. 四季(1957)/5-8. ネリー・ザックスの詩による4つの歌(1972)/
  9-13. マリー・ルイーゼカシュニッツの詩による5つの歌(1972)
  3つの詩 Op.56(1943)
   14. 第1番: 運命へ/15. 第2番: 人生の半分/16. 第3番: 夕べの幻想
  エンペドクレスの3つのモノローグ(1966)
   17. 第1番: あなたは静かに私の沈黙の中を歩いてきました
   18. 第2番: 私は野原の向こうであなたを呼びます
   19. 第3番: ああ、ジュピターよ、解放せよ
  5つの歌 Op.58(1947)
   20. 第1番: 都市/21. 第2番: ヒヤシンス/22. 第3番: 喪失/
   23. 第4番: おお、死者に忠実であれ/24. 第5番: 人生の流れがよくわかる
  室内音楽(1972)
   25. 第1番: 大地と大気の中の弦/26. 第2番: 窓の外にもたれる/
   27. 第3番: 私の鳩、私の美しい鳩/28. 第4番: 今寝て、今寝て
    ドリス・ソッフェル(メゾ・ソプラノ)....1-13
    アクセル・バウニ(ピアノ)....1-13
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)....14-28
    アリベルト・ライマン(ピアノ)....14-28
    録音 SFB, Kleiner Sendesaal 2000年9月12-13日....1-13/1980年4月18日....17-28

 【Disc5】アリベルト・ライマン(1936-): 歌曲集
  秘めたる思い
   1. 第1番: オーガスタに捧げる I/2. 第2番: オーガスタに捧げる II/
   3. 第3番: オーガスタへの手紙/4. 第4番: オーガスタへの信書
  光と闇
   5. No. 1. And I have sat .... - No. 2. Yea, for this love of mine ....
    - No. 3. of thy dark life .... No. 4. Requiem eternam dona ei,Domine
   6. No. 5. I intone the high anthem ....- No. 6. Wind thine armes round me ....
    - No. 7. Let us fling to the winds ....
   ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、アリベルト・ライマン(ピアノ)
   ケルビーニ四重奏団....1-4
   録音 Sender Freies Berlin, Sall III, Germany 1988年12月19日....1-4/1989年9月14-17日....5,6

 ドイツ・リートの歴史に大きな足跡を残したディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。1947年ライプツィヒで最初のリサイタルを行い、その翌年にベルリン・ドイツ・オペラのバリトン歌手としてデビュー。伴奏ピアニストとして大きな名声を築いたジェラルド・ムーアや、作曲家としても名高いアリベルト・ライマン、晩年には名手ハルトムート・ヘルらと共演し、次々とアルバムをリリース。いずれも高い評価を得ました。
 ORFEOレーベルにもライヴやセッションによる録音を数多く残しており、既発売の第1集(C992205)、第2集(C993204)に収録された作品からもフィッシャー=ディースカウの音楽的な視野の広さが垣間見えますが、この第3集では更に珍しい作品を聴くことができます。
 ドイツ・リートの名歌手が歌うラヴェルや、彼が得意としたヒンデミット、信頼関係にあったライマンのソロ・カンタータは特に聴きもの。
 フォルトナーとロイターのアルバムでは、フィッシャー=ディースカウの歌唱は一部のみですが、ステラ・ドゥフェクシスら他の名歌手たちの歌唱が含まれており、こちらも貴重です。
 ブックレットには今回初公開となるフィッシャー=ディースカウの自画像を掲載。こちらも一見の価値ある資料です。
 

ORFEO 779091
\3000→\1890
アドリアンネ・ピエチョンカ(S)
プッチーニ:アリア集

 「ヴィッリ」 「エドガール」 「マノン・レスコー」 「ボエーム」
 「トスカ」 「蝶々夫人」 「ロンディネ」 「ジャンニ・スキッキ」
 「修道女アンジェリカ」 「トゥーランドット」
  からのアリア
アドリアンネ・ピエチョンカ(S)
ダン・エッティンガー(指)
ミュンヘン放送管弦楽団

 ワーグナー,シュトラウス集(ORFEO 665061)に続く、ORFEOからのピエチョンカ第2段は、オール・プッチーニ!ドイツオペラで高い評価を得たピエチョンカですが、イタリアオペラも多くレパートリーに持っており、プッチーニでは「ボエーム」のミミ、「トゥーランドット」のリュー、「トスカ」のタイトルロールなどを歌っています。暗く深みのある瑞々しさを湛えたピエチョンカの歌は、イタリア系の歌手が歌った場合とはまた一味違った繊細で情感豊かなプッチーニ。ことに蝶々さんの二つのアリアはどちらも大変充実したもの。今後こちらの領域にも活動を広げてほしいものです。

 録音:2008年11月3-5,24-26日,ミュンヘン

C129881
\3000→\1890
ルイ・シュポア (1784-1859)
  ヴァイオリンとハープのためのソナタ Op.113 (フルートとハープ版)
  ヴァイオリンとハープのためのソナタ Op.115~第2楽章(フルートとハープ版)
  ヴァイオリンとハープのためのソナタ ハ短調 WoO23(フルートとハープ版)
  ダンツィとフォーグラーの主題による幻想曲ロ短調 Op.118
アンドラーシュ・アドリヤン(フルート)
 マリエル・ノールマン(ハープ)
 録音時期:1984年6月22-25日
 録音場所:ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


C158871
\3000→\1890

ハイドンの機知と輝き、オルガンで味わう――
知られざる名品、ここに。

マルティン・ハーゼルベック (オルガン)

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン

 オルガン協奏曲 ニ長調 Hob.XVIII:2
 オルガン協奏曲 ヘ長調 Hob.XVIII:7
 オルガン協奏曲 ハ長調 Hob.XVIII:8

マルティン・ハーゼルベック (オルガン)
録音: 11-14 June 1982, Eisenstadt und Schutzen am Gebirge, Austria

 ハイドンのオルガン協奏曲――あまり注目されることのない分野ですが、本盤を聴けばその評価は一変します。

 明るく端正な旋律、軽やかなリズム、そして随所に現れる遊び心。ハイドンらしい機知と優雅さが凝縮された小品群でありながら、オルガンならではの豊かな響きによって、音楽は一層の広がりを獲得しています。

 ハーゼルベックの演奏は、重厚さに偏ることなく、透明で引き締まった音作りが印象的。オルガンを“響かせる”だけでなく、古典派の軽やかな呼吸をしっかりと保っている点が見事です。

 知られざるレパートリーでありながら、聴けば納得の魅力。
 ハイドンのもう一つの顔を知る、格好の一枚です。



ORFEO 191031
\3000→\1890
ブラッハー:作品集
 フリードリヒ・ヴォルフの詩による4つの歌,3つの詩篇,
 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ,アプレリュード,
 フランチェスカ・ダ・リミニ,
 テント職人オマルの5つの格言Op.3黒い鳥を見る13の方法,
 霧,弦楽四重奏のための談
ステッラ・ドゥフェキス(Ms)
ヤロン・ヴィントミュラー(Br)
クリストファー・リンコルン(T)
コルヤ・ブラッハー(Vn)
アクセル・バウニ(P)
ペテルソン四重奏団

20世紀半ばのドイツの代表的作曲家の一人、ボリス・ブラッハーのリートを中心に集めたCD。前衛には一線を画し、知的な遊びをたっぷり盛り込んだ作風は独特の魅力がある。

録音:1999-2001年


ORFEO 193061
\3000→\1890
ディーター・クレッカー(Cl)
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):クラリネット協奏曲集

 クラリネット協奏曲第1番変ホ長調/
 協奏的ソナタ変ホ長調/
 クラリネット協奏曲第2番変ホ長調
ディーター・クレッカー(Cl)
プラハ室内O.

 ピアノの名手として知られたレオポルト・コジェルフは、18世紀ウィーンで活躍したチェコ音楽の第1人者。その影響力の大きさからベートーヴェンやモーツァルトと激しく対立したという記録もあるほど。青年時代ボヘミアのスタイルをとどめた第1協奏曲、自作の2つの弦楽四重奏を下敷きにした協奏的ソナタ、そしてカール・シュターミツの人気作第3協奏曲による協奏曲第2番。ロココと前期ロマン派の間に位置する作風はどこまでも美しく楽しいもので、当時の人気のほどをうかがわせる。

録音:2002年4月16-20日プラハ、ドモヴィナ・スタジオ



 C200041
\3000→\1890
セリーナ・オット(トランペット)
近現代のトランペット作品集

 1. アルトゥール・オネゲル(1892-1955): イントラーダ(1947)
 2-4. アルフレッド・デザンクロ(1912-1971): 呪文、挽歌と踊り ? トランペットとピアノのための(1953)
 5. ハインリヒ・ズーターマイスター(1910-1995): 演奏会用ガヴォット(1950)
 6-8. セルゲイ・ヴァシレンコ(1872-1956): 協奏的詩曲 ハ短調 Op. 113(1945)
 9-10. レインゴリト・グリエール(1875-1956): 協奏曲 ヘ短調 Op. 82
  原曲: コロラトゥーラ・ソプラノとオーケストラのための協奏曲
   (ティモフェイ・ドクシツェルによるトランペットとピアノ編)
セリーナ・オット(トランペット)
リン・エン=チァ(ピアノ)

 注目のトランペット奏者セリーナ・オット。第2作ではピアノとともに魅力あふれる演奏を披露!

 録音 2020年2月26-29日 ノイレンバッハ音楽祭(オーストリア)

 2018年「ミュンヘン国際音楽コンクール」トランペット部門の覇者、セリーナ・オット。
 弱冠20歳で、トランペット部門初の女性優勝者となった彼女は、ケルンWDR響、ベルリン・ドイツ響、チェコ・フィルなどヨーロッパ各地のオーケストラと共演、バッハフェスト・ライプツィヒ、グラフェネック、ラインガウ、バルセロナやブレーメンなどの音楽祭などに多く招聘されている。またソリストとしてウィーン・コンツェルトハウス、ザルツブルク・モーツァルテウム、ウィーン楽友協会などでコンサートを開催するなど、輝かしいキャリアを歩み始めています。
 アルバム第1作(輸入盤 C200091/国内仕様盤 NYCX-10220)ではオーケストラをバックに超絶技巧と溢れる歌心を披露した彼女、今作ではこれまでにも共演を重ねてきた台湾出身のピアニスト、リン・エン=チァの伴奏で伸び伸びとした演奏を聴かせます。
 彼女のお気に入り、デザンクロの「呪文、挽歌と踊り」も収録。オーケストラとの共演とはまた違った曲の魅力に開眼です。名手ドクシツェルが編曲したグリエールの協奏曲も聴きどころ。まさに歌うように奏でる彼女のトランペットを存分に堪能できます。


  




 C210201
\3000→\1890
イスラエル生まれのソプラノ
 ヒラ・ファヒマのデビュー・アルバム

ドニゼッティ&ヴェルディ: アリア集
 ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):
  1. 歌劇《シャモニーのリンダ》- 第1幕「O luce di quest'anima ああ、この心の光よ」
  2. 歌劇《連帯の娘》- 第2幕「C'en est donc fait... Salut a la France 望みはないわ..フランスに敬礼」
  3. 歌劇《愛の妙薬》- 第2幕「Prendi, per me sei libero 受け取って、あなたは自由になるの」
  4. 歌劇《リヴァプールのエミリア》- 第2幕「Confusa e l'alma mia 私の魂は取り乱れ」
  5. 歌劇《ドン・パスクワーレ》- 第1幕「Quel guardo il cavaliere あの騎士のまなざしを」
  6. 歌劇《イギリスのロスモンダ》- 第1幕
   「Ancor non giunse... Perche non ho del vento まだ来なかった..風が運んでくれるので」
  7. 歌劇《ランメルモールのルチア》- 第3幕 狂乱の場「Il dolce suono mi colpi di sua voce!" あの方の優しい声が」
 ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):
  8. 歌劇《リゴレット》- 第1幕「Gualtier Malde!... Caro nome グヮルティエル・マルデ..慕わしい人の名は」
  9. 歌劇《群盗》- 第2幕「Tu del mio Carlo al seno あなたはわたしのカルロの胸に」
 ヒラ・ファヒマ(ソプラノ)、ウィーン放送交響楽団、ミケーレ・ガンバ(指揮)

 録音 2020年8月3-7日 ウィーン放送、Kulturhaus(オーストリア)

 イスラエル生まれのソプラノ歌手、ヒラ・ファヒマのデビュー・アルバム。
 エルサレムの音楽舞踊アカデミーでアグネス・マッシーニに師事、在学中からオペラやオペレッタに出演していたという彼女、なかでも《こうもり》のアデーレや《フィガロの結婚》のスザンナでは高い評価を受けました。
 ベルリン・ドイツ・オペラと契約。モーツァルト、ヴェルディ、リヒャルト・シュトラウス、プロコフィエフ、ロッシーニを歌い好評を博しました。
 その後、2013/14のシーズンからウィーン国立歌劇場アンサンブル・メンバーとなり更なる研鑽を積んでおり、2018から19年にかけて同歌劇場で《魔笛》の夜の女王、《ナクソス島のアリアドネ》のツェルビネッタ、《ファルスタッフ》のナンネッタ、《ラ・ボエーム》のムゼッタを歌い、着々と力を伸ばしています。
 CD化された2016年のヴェルディの《仮面舞踏会》(C210062)では歌い存在感を放つオスカルを聴くことができます。

 このアルバムでは持前の美しい声でドニゼッティとヴェルディのアリアを熱唱。ドニゼッティの《ランメルモールのルチア》の狂乱の場のアリアや、ヴェルディの《リゴレット》のアリアでは玉をころがすようなコロラトゥーラを存分に披露しています。
 また、ドニゼッティでは、あまり耳にすることのない曲も選曲されており、彼女の初々しくも強靭な声による表現をじっくり味わうことができます。

 

ORFEO210901
\3000→\1890

旋律が、より深く歌い出す――
 ペルガメンシコフ、編曲という名の再創造。

ペルガメンシコフ(チェロ)&ギリロフ(ピアノ)

 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
  (P.クレンゲル編チェロ版)
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナチネ ト長調 Op.100, B.183
  (ペルガメンシコフ編チェロ版)
 ウェーバー:ソナタ第6番ハ長調 Op.10-6
  (ペルガメンシコフ、ピアティゴルスキー編チェロ版)
ボリス・ペルガメンシコフ(チェロ)
パヴェル・ギリロフ(ピアノ)
録音:1990年1月:ケルン、Studio Stolberger Strasse, WDR


 名チェリスト、ボリス・ペルガメンシコフが挑む、ヴァイオリン作品のチェロ版プログラム。

 ブラームス《ヴァイオリン・ソナタ第1番》はクレンゲル編によるチェロ版。原曲の抒情はそのままに、より低く、より内面へと沈み込む歌へと姿を変えます。ペルガメンシコフの豊かな音色が、この音楽に新たな陰影を与えています。

 ドヴォルザークのソナチネ、そしてウェーバーのソナタでは、自身やピアティゴルスキーによる編曲も含まれ、単なる置き換えではない**“楽器を通した再解釈”**としての面白さが際立ちます。

 ギリロフの的確で呼吸の合ったピアノも見事。

 聴き慣れた名曲が、まったく違う深さで響く――編曲の醍醐味を味わう一枚です。



ORFEO 410961
\3000→\1890
シュポア:
 五重奏曲ハ長調 Op.52
 八重奏曲ホ長調 Op.32
コンソルティウム・クラシクム
ヴェルナー・ゲヌイト(ピアノ)
録音:1995年7月12-16日:Tonstudio van Geest, Sandhausen, Germany

ORFEO 253931
\3000→\1890
ハイドン:
 交響曲第47番ト長調 Hob.I:47
 交響曲第62番ニ長調 Hob.I:62
 交響曲第75番ニ長調 Hob.I:75
シュトゥットガルト室内管弦楽団
マルティン・ジークハルト(指揮)
録音:1991年4月、6月:ルートヴィヒスブルク、Kirche der Karlshohe

435001
\3000→\1890
パウル・デッサウ:歌曲集
 安心, 月明かりの夜, 受胎告知,
 2つのレンツの詩による歌(1950),
 良き品行と悪しき品行についてのバラード, 小さな裸足,
 二つの歌(1934), 5つの歌(1955),
 3つの歌(1974), 動物の詩(1972/73),他全36曲
ハンナ・ドラ・シュトゥールルドッティール(S),
ステッラ・ドゥフェクシス(Ms), 
ディートリヒ・ヘンシェル(Br), 
アクセル・バウニ(P)
東ドイツの大御所だったパウル・デッサウ(1894-1979)の歌曲を集めたうれしい企画。
1914年、まだ20歳の頃の作品から最晩年の1974年の作品まで、ほぼ彼の生涯を網羅している。


 ORFEO 803091
\3000→\1890
R.シュトラウス:
 (1)「ばらの騎士」演奏会用組曲op. 59 AV 145
 (2)交響詩「英雄の生涯」Op.40
(1)(2)アンドリス・ネルソンス(指)
バーミンガム市交響楽団
(2)ローレンス・ジャクソン(Vn独奏)

2009年最新録音、俊英ネルソンス&手兵バーミンガム市響 豪奢なサウンドと 雄大なスケールで描くシュトラウス 「英雄の生涯」&「ばらの騎士」組曲

(1)録音:2009年5月28日バーミンガム、シンフォニー・ホール(セッション・ステレオ)、(2)録音:2009年6月22、24 & 27日バーミンガム、シンフォニー・ホール(ライヴ・ステレオ)、DDD、ステレオ、72’30”


 ★1978年生まれの俊英ネルソンスが、2008年9月より首席指揮者と音楽監督を兼任する手兵バーミンガム市響を振ったORFEO第2弾はシュトラウス。作曲者歿後60周年を迎えた2009年に、本拠バーミンガム・シンフォニー・ホールで行われた演奏会のライヴ録音による、「英雄の生涯」とセッション録音による「ばらの騎士」組曲を取り上げています。
 ネルソンスは前作チャイコフスキーの第5交響曲(ORFEO780091)も旋律線をよく歌わせ起伏に富んだ音楽を聴かせていましたが、このシュトラウスでも若きカリスマの片鱗を窺わせるように完全に掌握したオケを鳴らし切って華麗な内容にふさわしい充実ぶり。「ばらの騎士」組曲もネルソンスの劇場での実績を裏付けるもので舞台が目に浮かぶようです。なお、ライヴによる「英雄の生涯」終演後には拍手が入ります。


C889161
\3000→\1890*
パーヴォル・ブレスリク~モーツァルト:アリア集
 歌劇「イドメネオ」
  1.第1幕「私に罪はなくても罰は受け」
  2.第2幕「海の外なる胸の内の海は」
 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
  3.第1幕「あのひとの安らぎは私の安らぎ」
  4.第2幕「私の宝物を その間に」
 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
  5.第1幕「いとしい人の愛のそよ風は」
 歌劇「後宮からの誘拐」
  6.第1幕「コンスタンツェよ、また会えるとは」
  7.第3幕「私はすっかり頼っているのだ」
 歌劇「魔笛」
  8.第1幕「何と美しい絵姿」
  9.第1幕「あの童らの知恵の声」
  10.第1幕「魔法のひびき、なんたる強さ」
 11.コンサート・アリア「おお、夢よ目覚めよ」K431(K425b)
パーヴォル・ブレスリク(テノール)
ホセ・ファン・ダム(バス・バリトン)…9
ミュンヘン放送管弦楽団
パトリック・ランゲ(指揮)
 2007年ベルリン国立歌劇場の来日公演時にはドン・オッターヴィオを演じるなど、優れたモーツァルト歌手として世界的に評価されているパーヴォル・ブレスリク。
 orfeoレーベルからは、以前にシューベルトの「美しき水車屋の娘」(2014年録音)がリリースされており、こちらも瑞々しい歌唱を存分に披露しているブレスリクですが、今回のモーツァルト(1756-1791)は、まさに水を得た魚。親密であたたかい歌を聴くことができます。
 1979年にスロヴァキアで生まれ、21歳の時にドン・ジョヴァンニ初演の都市プラハでドン・オッターヴィオを歌ってデビューしたブレスリクは、その後、ザルツブルク、ミュンヘン、ウィーン、ロンドンをはじめとした世界有数の歌劇場で活躍しています。
 今回のアルバムでは、彼が得意としているタミーノやイダマンテだけでなく、歌劇「イドメネオ」のタイトルロールのアリア「海の外なる~」にも挑戦。新たな魅力も放っています。

  録音 2014年5月19-23日,2015年3月28日 ミュンヘン,バイエルン放送 第1スタジオ


C898151
\3000→\1890
アミール・カッツ(ピアノ)
フランツ・シューベルト:8 つの即興曲

 1.即興曲 ハ短調 D899-1/2.即興曲 変ホ長調 D899-2/
 3.即興曲 変ト長調 D899-3/4.即興曲 変イ長調 D899-4/
 5.即興曲 ヘ短調 D935-1/6.即興曲 変イ長調D935-2/
 7.即興曲 変ロ長調 D935-3/8.即興曲 ヘ短調 D935-4
アミール・カッツ(ピアノ)

 ピアニスト、アミール・カッツはシューベルト(1797-1828)、ショパン作品のユニークな解釈で知られていますが、今回の「即興曲集」も彼の個性が存分に発揮された聞き応えのある演奏となっています。
 カッツによるorfeo レーベルへの録音は、2014 年の「水車屋の娘」(テノールはパーヴォル・ブレスリク)があり、こちらの極めて雄弁で主張の強いピアノ伴奏は、彼のシューベルトに対する愛情が透けて見えるようなものでした。
 今回の即興曲集も、シューベルトの内面に深く切り込み、細やかな息遣いに彩られた歌を紡ぎだしています。この巨大な建造物のような即興曲には、聴き手の知的好奇心が刺激されることでしょう。


C903161
\3000→\1890
アネット・フリッチュ(ソプラノ)
 モーツァルト(1756-1791):アリア集

 歌劇《フィガロの結婚》から
  1.序曲
  2.Non so piu cosa son・・・自分で自分がわからない
  3.Voi che sapete・・・恋とはどんなものかしら
  4.Porgi amor・・・愛の神よ、照覧あれ
  5.Giunse alfin il momento-Deh vieni non tardar・・・
    とうとう嬉しい時が来た~恋人よここに
  歌劇《ドン・ジョヴァンニ》から
   6.Ah fuggi il traditor・・・ああ、立ち去れ、裏切り者よ
   7.Nonme Io credi? ?Batti, batti o bel Masetto・・・信じてくれないの? ~
    ぶってよ、マゼット
   8.In quali eccessi ? Mi tradi・・・なんてひどい~私を裏切ったのよ
  歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》より
   9.Ei parte ? Per pieta・・・行ってしまうわ~お願いです
   10.Una donna a quindici anni・・・女も15歳になったら
   11.Temerari! Sortite ? Come scoglio・・・
     カン違い男ども 出て行きなさい~岩のように動かずに
   12.コンサート・アリア「わが美しき恋人よ、さようなら~
     とどまって下さい、いとしい人よ」K528
   13.コンサート・アリア「不幸なこの私はどこにいるの?~
     ああ、語っているのは私ではない」K369
アネット・フリッチュ(ソプラノ)
ミュンヘン放送管弦楽団
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)

 若きソプラノ、モーツァルトを歌う!
 若きソプラノ、アネット・フリッチュが歌うモーツァルトのアリア集は、ケルビーノの恍惚としたアリア「自分で自分がわからない」「恋とはどんなものかしら」、伯爵夫人の高貴なアリア「愛の神よ、照覧あれ」、スザンナの「とうとう嬉しい時がきた」と、まず《フィガロの結婚》に登場する3人の女性を絶妙に歌い分けるところから始まります。
 そして、情熱的な《ドン・ジョヴァンニ》ではドンナ・エルヴィラとツェルリーナ、軽妙な《コジ・ファン・トゥッテ》でのフィオルディリージと、各々の登場人物のキャラクターを巧みに生かした変幻自在な歌唱で表現しています。しっとりとした声の質を生かした歌唱は、現代における【新しいモーツァルト像】の構築にも繋がる可能性を秘めています。伴奏を務めるのは、アレッサンドロ・デ・マルキ率いるミュンヘン放送管弦楽団。豊富な経験を持つアンサンブルで、彼女の声を存分に引き立てています。

 【アネット・フリッチュ】
  1986年ドイツ、ブラウエン生まれのソプラノ歌手。フリードリッヒ・ディースターヴェーグ高等学校を卒業後、メンデルスゾーン音楽演劇大学ライプツィヒに入学、ルート・ツィーザク、アンナ・レイノルズに師事しました。在学中にいくつかのコンクールで優勝した彼女は、ライプツィヒ歌劇場と契約を結び《カルメン》のフラスキータで出演、チロル祝祭音楽祭にも登場するなど、着実に力を付けていきます。
 2009年にはドイツ・オペラ・アム・ラインに所属しモーツァルトを中心としたレパートリーを広げました。彼女が一躍注目を浴びたのは2011年のグラインドボーン音楽祭、ヘンデルの《リナルド》のアルミレーナ役。以降スペイン、ウィーン、リヨンを始めとした世界中の劇場で、多くの名指揮者たちと共演を重ねています。




C913161
\3000→\1890*
スクリデ姉妹による北欧のソナタと小品集
 1-3.エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Op.13/
 4-6.カール・ニールセン(1865-1931):ヴァイオリン・ソナタ 第2番 Op.35/
 7-10.ジャン・シベリウス(1865-1957):4つの小品 Op.78
  <即興曲/ロマンス/レリジョーソ/リゴードン>/
 11-13.ヴィルヘルム・ステンハンマル(1871-1927):ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.19
バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)/
ラウマ・スクリデ(ピアノ)
録音 2015年9月28日-10月1日 ベルリン スタジオ・ブリッツ

 ラトヴィア出身のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデの新アルバムは彼女の妹であるラウマとのデュオによる北欧作品集。
 「各作曲家たちの固有の音を見つけ出すこと」をコンセプトに置いたこのアルバムでは幼い頃から共に音楽を学んだ2人が、お互いの個性を尊重しながらも、時には激しく火花を散らすほどの熱い演奏を繰り広げています。
 結婚したばかりの幸福の絶頂にあった時期に書かれたグリーグのソナタ、良き友人同士でありながらその作風は驚くほどに違うシベリウスとニールセンの作品、ドイツ後期ロマン派の影響を強く受けているステンハンマルのソナタ。それぞれの作品の違いも表現されています。


C920171
\3000→\1890*
変幻自在、ダニエル・ミュラー=ショット:
 #CELLO REIMAGINED

 C.P.E.バッハ(1714-1788):チェロ協奏曲 イ長調 Wq172
  1.第1楽章:Allegro
  2.第2楽章:Largo con sordini, mesto
  3.第3楽章:Allegro assai
 4.モーツァルト(1756-1791):アダージョ K261(チェロ版)
 ハイドン(1732-1809):ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Hob.VIIa(チェロ版)
  5.第1楽章:Allegro moderato
  6.第2楽章:Adagio
  7.第3楽章:Allegro
 モーツァルト:フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K314(チェロ版)
  8.第1楽章:Allegro aperto
  9.第2楽章:Adagio ma non troppo
  10.第3楽章:Allegro
 11.J.S.バッハ(1685-1750):
   ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042-第2楽章(チェロ版)
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
ヴェルナー・エールハルト(指揮)
ラルテ・デル・モンド

 常に好奇心と魅力に溢れるアルバムをリリースするチェリスト、ダニエル・ミュラー=ショット。今作ではバロックから前古典派の3人の作曲家、C.P.E.バッハ、ハイドン、モーツァルトの作品を演奏しています。とはいっても、ハイドンとモーツァルトの協奏曲は、それぞれ原曲はヴァイオリンとフルートのために書かれたものであり、チェロで演奏することには音域や表現方法などにかなりの工夫が要求されます。
 ミュラー=ショットは、あたかも最初からチェロのために書かれたかのような錯覚を起こすほど極めて自然に演奏。聴き手を陶酔に誘います。バックを務めるのは斬新な響きを追求することで知られるエールハルト率いるラルテ・デル・モンド。
 最初のC.P.E.バッハの作品からスリリングな演奏が楽しめます(モダン・ピッチを採用)。

 録音 2015年6月12-15日 Kulturforum Franziskanter Kloster,Oaterskirche,Kempen


C914161
\3000→\1890*
イェルク・ヴィトマン(指揮)&アイルランド室内管
 メンデルスゾーン:交響曲 第1番&第4番

  1-4.メンデスルゾーン(1809-1847):交響曲 第1番 ハ短調 Op.11
  5.イェルク・ヴィトマン(1973-):トランペットと小管弦楽のための小協奏曲「不条理」(2002)/
  6-9.メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長調「イタリア」Op.90
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)…5/
アイルランド室内管弦楽団/
イェルク・ヴィトマン(指揮)
録音 2012年4月19日…1-4, 2014年7月11日…5, 2013年4月11日…6-9 リムリック大学 コンサート・ホール

 現代ドイツ有数のクラリネット奏者&作曲家イェルク・ヴィトマンの最新アルバム。
 ここでは彼が芸術監督を務めるアイルランド室内管とともに、メンデルスゾーンの2つの交響曲をメインに据え、そこに自作を挟み込むという凝ったプログラムを聴くことができます。
 早熟の天才メンデルスゾーンの交響曲は、通常フルサイズのオーケストラで演奏されることが多いものですが、「初期ロマン派の作品は室内オーケストラでアプローチすることが可能」と考えるヴィトマンは、このメンデルスゾーンもその概念に基づき演奏。その結果、隅々まで見通しのよいサウンドと、小回りの効いたアンサンブルが得られています。
 2つの交響曲の橋渡しとなるのは、ヴィトマン自身の「小協奏曲」で、こちらはトランペットの超絶技巧が要求される作品。ここでソリストを務めるのは名手ナカリャコフで、手に汗握るエキサイティングな演奏が繰り広げられています。





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