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これは決定版!
ハルフダン・ケルルフ:ピアノ作品全集
《6つのスケッチ》Op.7/《新しい6つのスケッチ》Op.12
《3つの小品》Op.4/《6つのスケッチ》Op.28
《ラッシア・ギャロップ》HK37/即興曲/夜想曲/舟歌/スケルツォ
ノルウェー民謡42曲/ノルウェー民俗舞曲25曲
ほか
全98トラック |
アイナル・ステーン=ノクレベルグ(P) |
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これは上でご紹介したPSC1225《春の歌~ケルルフ:ピアノ小品集》の、いわば“全貌”です。3枚組、全98トラック。19世紀ノルウェー音楽史の重要人物ハルフダン・ケルルフのピアノ作品を丸ごと収めた世界初の全集録音。とりわけ注目したいのは、リンデマンが採集した民謡・舞曲を素材とする60曲を超える編曲群です。SIMAX自身も「これはグリーグが登場するかなり前のこと」と強調しており、グリーグ、スヴェンセン、ハルヴォルセンへと続くノルウェー国民楽派の源流がここにある。弾くのはグリーグ全集でも知られるノルウェーの大巨匠ステーン=ノクレベルグ。International
Record Reviewも、民謡由来の作品とサロン風の小品、その両方を見事に弾き分ける演奏を高く評価しています。これは今回の発掘企画の中でも資料的・音楽的価値ともに最大級のセットです。
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PSC 1248
\3500→\2790
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《We Know Not Where the Dragons Fly》
~北欧若手作曲家によるア・カペラ合唱作品集
トールビョルン・ディールード:《Lovesongs
I-III》
マルティン・パルスマール:《O
sacrum convivium》
同:I.P.ヤコブセンの詩による4つの歌/《Farosk
forar》
マティアス・スコルド:《Ascent》
同:《We Know Not Where the Dragons
Fly》
同:《Ai》 |
ギンヌンガガプ合唱団
シェティル・アルメンニング(指) |
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タイトルからして只者ではありません。《われらは龍がどこへ飛ぶのか知らない》。14世紀中国の詩人・劉基が、雷と雨をもたらす龍が嵐のあとどこへ消えるのか、と問う詩に着想を得たというアルバムです。歌うのは1998年創設の若いア・カペラ合唱団ギンヌンガガプ。収録当時のメンバーは20~30歳代で、オスロ・フィルやノルウェー放送にも起用され、国際コンクールでも受賞してきた実力派。取り上げるのはノルウェーのトールビョルン・ディールード、デンマークのマルティン・パルスマール、スウェーデンのマティアス・スコルドという当時まだ若かった北欧3作曲家で、多くが世界初録音。静謐な宗教曲から大胆な響きまで、まさに「これから生まれる北欧合唱音楽」を記録した53分。こういう盤こそSIMAXです。
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PSC 1256 (2CD)
¥5200→¥4290
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グリーグ・トリオ~ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲全集
ドヴォルザーク:
ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 Op.21
ピアノ三重奏曲第2番 ト短調 Op.26
ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65
ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 Op.90《ドゥムキー》 |
グリーグ・トリオ
ヴェビョルン・アンヴィーク(P)
ソルヴェ・シーゲルラン(Vn)
エレン・マルグレーテ・フレショー(Vc) |
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SIMAXの北欧ものばかり見ていると、突然こういう王道の大物が出てくるから油断できません。ノルウェーを代表する常設ピアノ三重奏団、グリーグ・トリオによるドヴォルザークのピアノ三重奏曲全集。若き日の第1番、第2番から、劇的で濃密な第3番、そして名作《ドゥムキー》まで、4作品すべてを2枚に収録しています。全体で2時間15分を超える堂々たる全集。寄せ集めのスター・トリオではなく、長年ひとつのアンサンブルとして呼吸を磨いてきたグリーグ・トリオだからこそ、ドヴォルザークの素朴な歌、民族舞曲のリズム、室内楽としての緻密な対話が自然につながっていく。ブラームス盤PSC1099が気になった方なら、こちらもぜひ。
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ブラームス:クラリネット室内楽作品全集
クラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.120-1
クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op.120-2
クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114
クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115 |
ハンス・クリスチャン・ブライン(Cl)
ホーヴァル・ギムセ(P)
ビョルグ・ヴェルネス(Vc)
アトレ・スポンベルグ、ペール・クリスチャン・スカルスタ(Vn)
ノラ・タクスダル(Va)
アンネ・ブリット・セーヴィグ・オールダル(Vc) |
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これは文句なしに強い。ブラームス晩年、名クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトとの出会いから生まれたクラリネット室内楽4作品を2枚にまとめた全集です。主役ハンス・クリスチャン・ブラインはオスロ・フィルの首席を務めたノルウェー屈指のクラリネット奏者。ソナタ2曲ではホーヴァル・ギムセ、三重奏ではチェロのビョルグ・ヴェルネス、五重奏ではノルウェーの精鋭弦楽奏者たちが加わります。録音は2003年と2004年、オスロのソフィエンベルグ教会。MusicWeb
Internationalは4作品すべての演奏を高く評価し、ブラームスのクラリネット作品をまとめて求める人には有力な選択肢と評しています。秋の光のようなクラリネット五重奏から、最後の室内楽となった2つのソナタまで。ブラームス好きならこれは見逃せません。
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スカルラッティとメンデルスゾーンをつなぐ!《ソナタ》
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K531
嬰ヘ長調 K318/イ長調 K533/ロ短調 K87
ホ長調 K380/ト長調 K427/ト短調 K476
ヘ長調 K44/ヘ短調 K481/ハ長調 K49
メンデルスゾーン:ピアノ・ソナタ
ホ長調 Op.6
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スヴァイヌング・ビェラン(P) |
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なぜスカルラッティとメンデルスゾーン?――そこがこのアルバムの面白さです。スヴァイヌング・ビェランは、スカルラッティからクレメンティ、フンメルを経てメンデルスゾーンへと続く“ギャラント様式”の一本の流れを聴き取り、スカルラッティ10曲の間にメンデルスゾーン若き日のピアノ・ソナタOp.6を置きました。SIMAXにおけるビェラン初のピアノ・ソロ・アルバムで、録音は2005年5月、ベルリンのテルデックス・スタジオ。SIMAX公式が紹介するClassicsToday.comの評では10点満点を獲得し、ペライアの名演と比較しながらもビェランのほうがさらに深く踏み込む、とまで評価されています。選曲の発想も演奏も鮮やか。こういう知的な仕掛けのあるアルバムは、アリアCDのお客様にぜひ聴いていただきたいです。
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最後にこんなのがいた!
アンスネス×マリウス・ネセット《Who
We
Are》
マリウス・ネセット:《Who We Are》Part 1-4
《Waterfall Jig》
《Introduction to Prague's Ballet》/《Prague's
Ballet》
《Road to Polaris, Part 1》
《Chaconne》Part 1-3 |
マリウス・ネセット(Sax、作曲)
レイフ・オヴェ・アンスネス(P)
ルイーザ・タック(Vc)
イングリッド・ネセット(Fl) |
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最後の最後に、とんでもない一枚が残っていました!世界的ピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスと、現代ジャズ界を代表するノルウェーのサクソフォン奏者/作曲家マリウス・ネセット。その二人の共同作業を初めてスタジオ録音した2024年のアルバムです。中心作品《Who
We Are》は、アンスネスが自身のローセンダール室内楽音楽祭のためにネセットへ委嘱した作品。興味深いのは、二人とも安易な「クロスオーバー」や「フュージョン」という言葉にはむしろ懐疑的だということ。クラシックとジャズを混ぜるのではなく、互いの語法を保ったまま本気で対話する――そこから生まれた音楽です。録音は2023年12月、オスロの名門レインボー・スタジオ。BBC
Music Magazineは演奏4つ星、録音5つ星。古いSIMAXの発掘から始まった今回の初紹介特集、その最後を2024年の最前線が締める。なんとも象徴的な一枚です。
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