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今はなきTAHRA、貴重な在庫発掘
その3 6タイトル
伝説のソリスト&知られざる名演
1CD\3200→\2490、など
2CD\6000→\4290
現地在庫限り
~8/11(火)午前9時


名匠との協奏曲、歴史的名手の秘蔵録音、オルガンや室内楽まで。TAHRAならではの発掘の醍醐味を味わえるアルバムを集めました。

  • ジャック・ティボー
  • アルトゥール・ルービンシュタイン
  • ロベール・カサドシュ
  • ヴラド・ペルルミュテール
  • モニク・アース、など


 活動が終了し入手不能となった歴史的録音レーベルTAHRA。
 いまさらながらその優秀な復刻と貴重なレパートリーがいかにすばらしかったか思い知らされます。

 
 そのTAHRAの珍しい在庫セールの案内が来ました。
 特価設定もありがたいのですが、入手不能と思っていた盤がたくさんリストアップされています。
 ただ・・・現地の在庫はほとんどが各2,3本とのことなので、今回が入手できる最後のチャンスになるものも多いと思います。

 完売の際はご容赦を。



モニク・アース&ロベール・カサドシュ



 TAH 710
(2CD)
\6000→\4290
ミュンシュ&パレー vs アース&カサドジュ

(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番KV466
(2)ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲

(3) J.S. バッハ:ピアノ協奏曲ニ短調BWV1052

(4)ブラームス:ピアノ協奏曲第2 番
(1)(2)モニク・アース(Pf)
 シャルル・ミュンシュ(指)
 ボストン響,
  (1960年11 月11 日)

(3)モニク・アース(Pf)
 ポール・パレー(指)
 デトロイト響
(1960年12 月8 日)

(4)ロベール・カサドジュ(Pf)
 ポール・パレー(指)
 デトロイト響
(1960年11 月11 日)
ADD

 フランスの偉大な3 人の指揮者がアメリカのオーケストラを率いていた時代がありました。ピエール・モントゥがサンフランシスコを(1936-1952), ミュンシュがボストンを(1949-1962)そしてパレーがデトロイトを(1951-1962)。
 このCD は60 年に二人のフランスの指揮者と2人のフランスのピアニストがアメリカのオーケストラと共演した記録です。
 音質優秀。アースのモーツァルトは初出です。
 
 フランス・ピアノ楽派の知性と、アメリカの名門オーケストラの豊かな響きが交差する、実に魅力的な協奏曲集です。

 ミュンシュとモニク・アースによるモーツァルト第20番では、ニ短調の翳りを過度に重くせず、鋭いリズムと透明なタッチで劇的な緊張を築きます。
 ラヴェルの左手のための協奏曲は、片手だけとは思えない音域の広がりと管弦楽の色彩が鮮烈、パレーとのバッハでは明晰な線が際立っています。

 いっぽうパレーとカサドシュのブラームス第2番は、堅固な構成のうちに気品ある歌が息づきます。

 どの演奏にも、虚飾を排して作品の輪郭をくっきり示す姿勢があり、それぞれの指揮者との呼吸の違いまで楽しめます。1960年の演奏会が映す、フランス系名手たちの個性を一度に味わえる密度の高い2枚組です。



ロベール・カサドシュ&ヴラド・ペルルミュテール


TAH 666
(2CD)
\6000→\4290
①J.S.バッハ:3台のピアノによる協奏曲BWV1063
②モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番KV414
③モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番KV491
④モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番KV467
⑤ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
①②③ロベール・カサドシュ(Pf)
①プレヴィターリ(指)
トリノRAI管、
ギャビー&ジャン・カサドシュ(Pf)
(1958年4月4日)
②カラッチオーロ(指)
ナポリ・スカルラッティ管(1958年3月28日)
③シュミット・イッセルシュテット(指)
北ドイツ放響(1954年3月22日)
④⑤ヴラド・ペルルミュテール(Pf)
④ウーブラド(指)
ウーブラド室内管
(1956年12月16日)
⑤マルティノン(指)
フランス国立管(1956年3月22日)

 1899年カタロニア生まれのカサドシュと1904年ポーランド生まれのペルルミュテールというフランスを代表する2人のピアストの初出の協奏曲を集めた貴重セット。
 カサドシュ・ファミリーによるバッハの3台ピアノ協奏曲は1950年にミトロプーロスの依頼でバッハ没後200年を記念して妻のギャビー、長男のジャンと演奏し始めたもの。

 ロベール・カサドシュとヴラド・ペルルミュテール――同じフランスの伝統に連なりながら、異なる美質を備えた二人を聴き比べられる貴重な2枚組です。
 カサドシュ一家三人によるバッハの3台ピアノ協奏曲は、各声部が明晰に受け渡され、家庭的な親密さと古典的な均衡が見事に共存。モーツァルトでは、ロベールの端正な造形、抑制された色彩、内側から燃える推進力が光ります。
 一方、ペルルミュテールのモーツァルト第21番とベートーヴェン第3番には、柔らかな詩情と格調高い力強さが同居します。音色の美しさだけでなく、伴奏との対話にも耳を奪われます。

 1954~58年の放送・演奏会記録ならではの息遣いも含め、楽譜への忠実さが決して冷たさにならない、二巨匠の芸術の核心に触れるセットです。


ジャック・ティボー



TAH 424/5
(2CD)
\6000→\4290
ジャック・ティボーのモーツァルト
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番-5番
         ヴァイオリン・ソナタ第34番*
 インタヴュー
ジャック・ティボー(Vn)
エネスコ指揮
オルケストル・ラヂオ・サンフォニク
ゲオルク・ルートヴィッヒ・ヨッフム指揮(3番)
ハンブルク室内管(3番)
ルービンシュタイン(P)*

 ティボーの没後50年を記念してのCD化。インタヴューも24分収録。10数年前にプライヴェート盤で協奏曲のみ出ていた。
 1951年12月13日のライヴ(3&4番),1950年12月11日のライヴ(5番),1944年1月7日(ソナタ)

 ジャック・ティボーのモーツァルトをまとまって味わえる、歴史的価値の高い2枚組です。
 協奏曲第3番から第5番まで、柔らかなポルタメント、言葉を語るようなフレージング、軽やかでありながら芯を失わない音色が一貫し、古いフランス奏法の優雅さが生々しく伝わります。
 1950~51年のライヴだけに細部の傷よりも、その場で音楽が羽ばたく瞬間の魅力が勝ります。
 ルービンシュタインとのソナタ第34番では、二人の名手が主従なく応答し、親密な室内楽の会話を形成。その自然な呼吸は、今日の均質な美しさとは別種の説得力を持ちます。
 さらに約24分のインタビューを収め、演奏だけでなくティボー自身の声と人柄にも近づけます。
 1953年の事故死以前、晩年の芸風を立体的に伝える忘れがたい記録です。


 演奏と肉声によってジャック・ティボーの姿を凝縮した、まさに音の肖像と呼びたい一枚です。
 ルービンシュタインとのモーツァルトのソナタでは、ティボーのしなやかな歌と、ルービンシュタインの温かな機知が自然に溶け合い、二人の長い友情を思わせる親密な対話が生まれます。
 1950年、パリのシャイヨ宮で収録された協奏曲第5番「トルコ風」は、ルートヴィヒ・ヨッフムの端正な支えのもと、気品ある音色と自由な語り口が鮮やか。音符の一つひとつを磨き上げるより、旋律を呼吸させ、作品全体を人間的な物語として届ける芸風が胸を打ちます。
 晩年の記録を単なる歴史資料にとどめず、ティボー芸術の優雅さ、即興性、そして聴衆へ直接語りかける力を一枚で実感させる内容です。


オディール・ピエール


Odile PIERRE

TAH463/464
(2CD)
\6000→\4290
バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調 BWV.540
レーガー:序奏とパッサカリア ニ短調
サン=サーンス:前奏曲とフーガ ロ短調
フランク:交響的大作品
ロジェ=デュカス:パストラーレ
メシアン:神はわれらのうちに
ティトルーズ:アヴェ・マリス・ステッラ
ニヴェール:人の声の独唱
ギラン:クルムホルン音栓の低音
ルベーグ:ノエル「マリアの愛のために」
 ダンドリュー、マルシャン、クレランボー、グリニー、
 F.クープラン、L..クープラン 他の作品
オディール・ピエール(Org)

1977, 78年。
フランスでは「オルガン界のクララ・ハスキル」と呼ばれている程人気のある女流オルガニスト。

 オディール・ピエールの広大なレパートリーと、フランス・オルガン文化の厚い伝統を俯瞰できる充実の2枚組です。
 クープラン、グリニー、マルシャンら古典期の精妙な装飾と音色感覚から、フランク、サン=サーンス、ロジェ=デュカス、そしてメシアンへと至る系譜をたどりつつ、バッハとレーガーの重厚な対位法も収録。ピエールは作品ごとにストップの色彩と空間の響きを巧みに選び、複雑な声部を曖昧にせず、それでいて楽器の壮麗さを存分に引き出します。
 1977~78年の録音は、20世紀フランスを代表するオルガニストの一人が、時代も国も異なる作品を明晰な構成感で結び直した記録。
 オルガン音楽への格好の入口であると同時に、愛好家にも発見の多い選集です。



エドゥアルド・エルトマン


TAH386/7
(2CD)
\6000→\4290
エドゥアルド・エルトマン第3集
 (1)モーツァルト:ピアノ・ソナタヘ長調K533/494 
 (2)シューベルト:ピアノ・ソナタD960
 (3)シューマン:クラーラの主題による即興曲から(7曲)
 (4)リスト:忘れられたワルツ
 (5)リスト:メフィスト・ワルツ
 (6)シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番D959
 (7)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
エドゥアルド・エルトマン(P)
ハンス・ミュラー=クレイ(指)
南ドイツ放送交響楽団
録音:(1)1952年4月22日(2)1951年1月17日(3)1952年4月22日(4)(5)1948年11月4日(6)1944年(7)1949年5月2日

 作曲家でもあったエドゥアルト・エルトマンの、思索と即興性が一体となったピアニズムを伝える第3集です。
 モーツァルトでは音型を端正に磨きながら、形式の内側に生きた会話を生み、シューベルトの大ソナタD959とD960では、巨大な構成を見失わずに、突然の陰影や沈黙を深いドラマへ変えていきます。
 シューマンの変奏曲やリストでも外面的な華麗さに流れず、和声の移ろいと作品の骨格を照らす姿勢が一貫。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番では、強靱なリズムとオーケストラとの緊迫した応酬が聴きものです。
 1944年から52年に及ぶ記録を通じ、楽譜を分析する知性と、一回性のひらめきを両立させた稀有な音楽家の全貌が浮かび上がります。



エディット・ファルナディ


 TAH 723
\3200→\2490
ハンガリー幻の名手エディット・ファルナディの超貴重なリスト
 リスト:
  (1)ハンガリー幻想曲【録音:1956年3 月3 日】
  (2)死の舞踏【録音:1956年3 月3 日】
  (3)ピアノ協奏曲第1番変ホ長調【録音:1959 年3 月15 日】
  (4)同第2番イ長調【録音:1959 年3 月15 日】
エディット・ファルナディ(Pf)
サー・エードリアン・ボールト(指)
ロンドン・フィル(1)(2)
ウィーン国立歌劇場管(3)(4)
ADD、MONO、64’51”

 エディット・ファルナディ(1921-1973) はハンガリー出身の女流ピアニスト。12 歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾き振りしたという神童で、フランツ・リスト音楽アカデミーでアルノルド・セケーイに師事。ゲオルク・ショルティ、アニー・フィッシャー、ルイス・ケントナーと同門で、ファルナディはさらにレオ・ヴェイネルとバルトークに室内楽も師事するという豪華な経歴を誇っています。在学中にリスト賞を2度受賞し、フバイ、フーベルマン、タシュナーといった巨匠とも共演、1942 年までブダペスト音楽アカデミーの教授も務めました。
 ステレオ以降の録音が少なく、またCD 化されていないものも多いため人気、知名度はイマイチなものの、聴けばその凄さに圧倒されます。決してひけらかしはしないものの、曖昧なところのない高度な技巧、木目調の音色、繊細さで独特の香り高い演奏を繰り広げます。興味深いのは「ハンガリー幻想曲」冒頭に付けたカデンツァ。実に堂々としているだけでなくジプシー風味横溢で、19 世紀的グランドマナーを存分に味わえます。
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