
TAH 424/5
(2CD)
\6000→\4290 |
ジャック・ティボーのモーツァルト
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番-5番
ヴァイオリン・ソナタ第34番*
インタヴュー |
ジャック・ティボー(Vn)
エネスコ指揮
オルケストル・ラヂオ・サンフォニク
ゲオルク・ルートヴィッヒ・ヨッフム指揮(3番)
ハンブルク室内管(3番)
ルービンシュタイン(P)* |
ティボーの没後50年を記念してのCD化。インタヴューも24分収録。10数年前にプライヴェート盤で協奏曲のみ出ていた。
1951年12月13日のライヴ(3&4番),1950年12月11日のライヴ(5番),1944年1月7日(ソナタ)
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ジャック・ティボーのモーツァルトをまとまって味わえる、歴史的価値の高い2枚組です。
協奏曲第3番から第5番まで、柔らかなポルタメント、言葉を語るようなフレージング、軽やかでありながら芯を失わない音色が一貫し、古いフランス奏法の優雅さが生々しく伝わります。
1950~51年のライヴだけに細部の傷よりも、その場で音楽が羽ばたく瞬間の魅力が勝ります。
ルービンシュタインとのソナタ第34番では、二人の名手が主従なく応答し、親密な室内楽の会話を形成。その自然な呼吸は、今日の均質な美しさとは別種の説得力を持ちます。
さらに約24分のインタビューを収め、演奏だけでなくティボー自身の声と人柄にも近づけます。
1953年の事故死以前、晩年の芸風を立体的に伝える忘れがたい記録です。
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演奏と肉声によってジャック・ティボーの姿を凝縮した、まさに音の肖像と呼びたい一枚です。
ルービンシュタインとのモーツァルトのソナタでは、ティボーのしなやかな歌と、ルービンシュタインの温かな機知が自然に溶け合い、二人の長い友情を思わせる親密な対話が生まれます。
1950年、パリのシャイヨ宮で収録された協奏曲第5番「トルコ風」は、ルートヴィヒ・ヨッフムの端正な支えのもと、気品ある音色と自由な語り口が鮮やか。音符の一つひとつを磨き上げるより、旋律を呼吸させ、作品全体を人間的な物語として届ける芸風が胸を打ちます。
晩年の記録を単なる歴史資料にとどめず、ティボー芸術の優雅さ、即興性、そして聴衆へ直接語りかける力を一枚で実感させる内容です。
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