東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ
ニキタ・マガロフ 1991年東京ラスト・コンサート
全てデジタル録音!どこまでも上品で高貴な芸術表現!!
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TBRCD 0029/30
(2CD)
\4620 →¥2490
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「マガロフ 1991年4月12日東京芸術劇場ライヴ」
ラヴェル:クープランの墓
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ショパン:24の前奏曲Op.28
ワルツ第2番変イ長調Op.34-1
夜想曲第20番嬰ハ短調
練習曲ハ短調Op.10-12「革命」 |
ニキタ・マガロフ(Pf) |
丹念な調査によって東京芸術劇場が保管していた記録録音を発見。開館25
周年を記念し、順次CD化してまいります。国内では若いホールですから、全てデジタル録音!そのクリアなホールトーンは録音にも入りやすいと以前から指摘されておりました。
マガロフは、レニングラード出身ですが、元来がグルジア貴族の家系です。ロシア革命時にロシアを去り、大ヴァイオリニスト、シゲティの伴奏者としてヨーロッパで活躍。息女と結婚し娘婿ともなります。1931
年にはシゲティとともに早くも初来日を果たしております。親友リパッティの後任としてジュネーヴ音楽院教授を務め現地に居住し、その死もジュネーヴで迎えました。アルゲリッチもその門下に当ります。ショパンの全作品を世界で初めて録音したスペシャリストでもありました。1991
年、マガロフ死の前年に行われた日本ツアーは、東京では20
数年ぶりの演奏会ということもあり大きな話題を集めました。多彩なレパートリーと曲目の多さが注目に値します。アンコールもたっぷり。
録音:1991 年4 月12 日東京芸術劇場大ホール、ライヴ
リサイタル初日。生前のラヴェルとも親交のあったマガロフの貴重な演奏。かなり頻繁にテンポを動かし、ラヴェルが持つ退嬰的脱力感も兼ね備えた色気溢れる名演。ベートーヴェンは、ぐっと硬派な演奏で、シリアスかつ迫力満点。ショパンの前奏曲を全曲通しで聞くと一貫した物語性が浮び上がります。当然その辺を意識してマガロフはピアノに向かいます。
アンコールも全てショパン。「ワルツ」、「夜想曲」のしみじみ感は中々他で聴けません。最後が「革命」というのも凄いサービスです。
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TBRCD 0031/32
(2CD)
\4620 →¥2490
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「マガロフ 1991年4月14日東京芸術劇場ライヴ」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番
スカルラッティ:ソナタL.33、L.361
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
グリンカ=バラキレフ編:ひばり
モーツァルト:トルコ行進曲
メンデルスゾーン:紡ぎ歌 |
ニキタ・マガロフ(Pf) |
録音:1991 年4 月14 日東京芸術劇場大ホール、ライヴ
モーツァルト、スカルラッティは、マガロフの音盤初レパートリー。直球勝負のケレン味のないモーツァルト。とは言っても味も素っ気もない演奏とは一線を画すところがベテランの至芸です。マガロフでシンプルな曲を聴くと如何に巨匠が美音の持主であったかが理解出来ようと言うものです。ショパンのピアノ・ソナタは、ハードボイルドな佇まいを見せる格好いい演奏。
そして「展覧会の絵」。ムソルグスキーの演奏となるとマガロフが胸の中に秘めていたロシア魂が炸裂します。極めてファナティックで凶暴な趣さえあるマガロフとしては異色の名演。アンコールの愛奏曲、グリンカの歌曲のメロディをバラキレフが編曲したロシア色の強い作品「ひばり」も泣かせます。最後の締め括りは、強い共感を新たにメンデルスゾーンの無言歌集より「紡ぎ歌」です。
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