

TOCC0066
\2800→\1490 |
ヨハネス・ブラームス:編曲集第1集
1-4.弦楽五重奏曲ヘ短調
(原曲…ピアノ五重奏曲第1番 A.カルットゥネン編曲)
Op.34…初録音/
5-8.弦楽五重奏曲ロ短調
(原曲…クラリネット五重奏曲 作曲者自身による編曲)
Op.115 |
ゼブラ弦楽三重奏団
<メンバー>
エルンスト・コヴァチク(ヴァイオリン)/
スティーヴン・ダン(ヴィオラ)/
アンシ・カルットゥネン(チェロ)/
クリシア・オソストヴィツ(第2ヴァイオリン)/
ジェームス・ボイド(第2ヴィオラ…1-4)/
リチャード・レスター(第2チェロ…5-8) |
ブラームス(1833-1897)は、例えば交響曲などを作曲する際に、まずは2台ピアノ版のスコアを書いてから、オーケストレーションを行うことがほとんどでした。他の作品も、完成までに楽器編成が変更になっているものがしばしば見られ、それはブラームス自身の探求心の現れであったと言えるのかもしれません。1864年に作曲されたピアノ五重奏曲Op.34は、最初(このCDに収録されている)弦楽五重奏曲として構想されたのですが、試演の際の評価が芳しくなかったために破棄されてしまいました。後に2台ピアノのためのソナタとして書き換えられ、周囲からの助言もあり、最終的には現在の形として定着したものです。ここでは、破棄された弦楽五重奏版をチェリストのカルットゥネンが復元したものを演奏。ブラームスの最初の構想をなぞるに相応しい演奏となっています。もう1曲は、クラリネット五重奏曲のクラリネットをヴィオラに置き換えたもの。最初はかなり驚きますが、聴いているうちに「これもありかな」と思えてくるのが、ブラームスの懐の深さでしょう。
録音 2011年10月1-2日西サセックス,チャンプ・ヒルミュージック・ルーム
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TOCC177
\2800→\1490 |
ミコラ・ルイセンコ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
1.ウクライナ民謡の主題による第2狂詩曲 Op.18「ドゥムカ・シュムカ」(1877)(V.ステセンコ編)/
2.悲しげな奇想曲 Op.32(1893-1894)/
3.2つのウクライナ民謡の主題による幻想曲
Op.21(1872-1873)/
4.ロマンス Op.27(1885-1886)/
5.個人的なアルバム Op.40-1「絶望の瞬間」(1901)/
6.シェブチェンコの思い出のためのエレジー(1912)/
7.ウクライナ民謡「太陽は昇っている」(1912編)/
8-17.ルイセンコ=カミンスキー:春の万華鏡(2014編)/
18.ルイセンコ=カミンスキー:華麗なワルツ(1875/2014編)
※初録音 |
ソロミア・ソロカ(ヴァイオリン)/
アーサー・グリーン(ピアノ) |
録音 2014年4月17-21日 ミシガン ランスキング、ブルー・グリフィン・スタジオ
現在「ウクライナのクラシック音楽の父」とみなされているミコラ・ルイセンコ(リセンコ
1842-1912)。しかし、その作品が存分に世界中で知られているとは言えません。
彼は幼い頃からウクライナの民謡に強い関心を持ち、これらを収集し、7巻にわたる民謡集を編纂、キエフ大学に在学中に出版し、またこれらのメロディを自作に取り入れています。このアルバムには彼のヴァイオリンとピアノのための作品の全てが収録されています。
一番有名なのは「ドゥムカ・シュムカ」でしょう。もともとはピアノ曲ですが、今回はヴァイオリンとピアノのために編曲したものを収録しています。また他のいくつかの曲は、同じウクライナの作曲家、ヴィクトル・カミンスキーがルイセンコの歌曲をヴァイオリンとピアノのために編曲したもので、こちらも叙情性に満ちた懐かしい響きを持っています。また詩人タラス・シェフチェンコの詩を愛していたことでも知られています。
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TOCC194
\2800→\1490 |
フィリップ・スプラトレー:管弦楽作品集 第2集
1-3.管弦楽のための組曲「ジョン・メースフィールドの詩による積荷」(2010-2012)
<Quinquereme/Stately Spanish Galleon/Dirty
British Coaster>/
4.ヘルプストンのファンタジア(2010)/
5-7.交響曲 第3番「シンフォニア・パスカル」(2009)
<第1楽章:アレグロ・テンペストーソ/
第2楽章:夜想曲/第3楽章:シャコンニー> |
アレクサンダー・ムラーレフ(ヴァイオリン)…4.6/
ヴァレンティナ・リュノーヴァ(ヴィオラ)…4/
ウラディーミル・セナティレフ(チェロ)…4/
ユーリ・シャバルキン(フルート)…6/
シベリア交響楽団/
ドミトリー・ヴァシリエフ(指揮) |
録音 2013年5月28-29日 シベリア,オムスク・フィルハーモニック・ホール
ノッティンガムシャー州で生まれたスプラトレー(1942-)の作品集です。第1集(TOCC88)は比較的初期の作品を収録したものですが、今作はどれも近年の作品で、彼の作風の熟達を知ることができるでしょう。もともとは2010年に2台ピアノのための作品として構想された「積荷」は、有名なイギリス民謡を用いた実験的で興味深い音楽です。ヴァイオリンが活躍するファンタジアと、満を持して書いたという交響曲第3番も輝かしい音楽です。
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TOCC209
\2800→\1490 |
ヘイノ・エッレル:ピアノ作品全集 第4集
1-4.ソナタ 第1番(1919-1920)/5.親密な時(1938)…初録音/
6.牧歌(1919)…初録音/7.夜想曲(1934-)…初録音/
8.ヴィヴァーチェ(1939頃)…初録音/9.蝶々(1935)/
10-15.6つの小品(1953)…初録音/
16.バラード 嬰ハ短調(1955)…初録音 |
ステン・ラスマン(ピアノ) |
録音 2012年3月12-14日 サフォーク ベックルス,オールド・グラナリー・スタジオ
エストニア音楽の創始者の一人ヘイノ・エッレルのピアノ曲全集(全部で8枚の予定)の第4集です。このアルバムには、彼がペトログラード音楽院の最終試験のために作曲した初のピアノ・ソナタ第1番が冒頭に置かれています。この曲はロマンティックな様相を持ちながらも、スクリャビンやラフマニノフの作品とは一線を画した独自な響きに満ちていて、とりわけ第2楽章のラルゲットの悲痛なメロディが耳に残ります。しかし彼の本領を聴くのなら、“蝶々”を始めとした小品でしょうか。
どの曲も味わい深く、複雑な音色の中に言い知れぬ郷愁を備えています。最後に置かれた情熱的なバラードは初録音となります。エッレルのオーソリティ、ステン・ラスマンの見事な演奏で。
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TOCC281
\2800→\1490 |
ハリソン・バートウィッスル:歌曲集(1970-2006)
1.ナニア:オルフェウスの死(1970)/
2-9.オルフェウスのエレジー(2004)
<第1番/第2番/第11番:ソネット Ⅰ/第5番/
第14番:ソネット III/第12番/第25番/第20番:ソネット
V>/
10.ファンタジア III(1996)/
11-19.ロリーヌ・ニーデッカーの詩による9つの歌曲集(2000)
<これは良き輝き/わが友の樹/川に沿って/
雪の墓のありかを聞いて/なんて白いカモメ/
水におけるわが命/落葉のポール/晩秋の湿原/眠りの夢>/
20.フリーズ I(1991)/21.子守歌(2006)/
22-26.自身の詩による歌曲集(1984)
<おお、琥珀色の炎にある光よ/私は影に寄りかかる/
冷たい申し立て/段階/光の前の沈黙>/
27.ステファン・マイアーによるバートウィスルへのインタヴュー/
28.カントゥス・ランボー(2004)
※28…初録音, 21…この版による初録音 |
アリス・ロッシ(ソプラノ)…1.22-26/
ドーガ・サチリク(オーボエ)…2-9/
ヤスミン=イザベル・キューネ(ハープ)…2-9/
ヨハネス・オイラー(カウンターテナー)…4.6.9/
クス四重奏団…10.20/
ゾフィア・ケルバー(ソプラノ)…11-19.21/
ザラー・レヴァルク(ソプラノ)…21/
アラム・ヤグビアン(チェロ)…11-19/
ダス・ノイエ・アンサンブル…1.22-26.28/
ステファン・アスブリー(指揮)…1.22-26.28/
ハリソン・バートウィスル…27/
ステファン・マイアー…27 |
「マンチェスター楽派」に属するイギリスの現代作曲家バートウィッスル(1934-)の声楽作品集です。もともと劇音楽の分野で知られる彼だけに、声の扱いには長けており、ここでも個性的で神秘的な作品を数多く聴くことができます。
1970年に作曲されたイギリスの名ソプラノ歌手ジェーン・マニング(とりわけ現代作品を得意とする)から委嘱された「オルフェウスの死」を聴いただけで、その特徴的な作風は理解できるでしょう。
オルフェウスの悲劇的な死を暗示するように、まるでつぶやくように、また語りかけるように歌う声に纏わり付く器楽アンサンブル。ここに広がる異なる時間、異なる世界はベリオの「ゼクエンツァ」を想起させます。
知名度が高いのに、録音の少ない作曲家のため、このアルバムはファンにとっても喜ばしいものです。トラック17では、マイアーによるインタビューで彼自身が興味深いことを語っています(英語のみ)
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TOCC343
\2800→\1490 |
ジョエル・エンゲル(1868-1927):室内楽作品と民謡集
1.ヴァイオリン、ハープとハルモニウムのための「ユダヤのメロディ」(1912)…世界初録音
2.神秘的なアダージョ Op.22…世界初録音
3-5.3つのユダヤの歌(L.H.ダント編)
6-11.クラリネット、弦楽とパーカッションのための「Dybbuk」-組曲「悪霊」Op.35
12.Hen hu hivtiach li(1923)…世界初録音
2つのヴァイオリン小品 Op.20
13.第1番:ハバドのメロディ
14.第2番:Freilechs
50の子どもの歌(抜粋)(1923)
15.第9番:In der Suke
16.第8番:Shavues
17.第1番:Morgengebet…世界初録音
11の子どもの歌 Op.36(抜粋)
18.第10番:Zumerfeygele…世界初録音
19.ジトミルスキー(1881-1937):Az ikh volt
gehat dem keysers oystres Op.4, No.2 |
レイチェル・キャロウェイ(メゾ・ソプラノ)…3-5.12.15-18.19
【ピッツバーグ・ユダヤ音楽祭の演奏家たち】
シンシア・コレド・デアルメイダ(オーボエ)…3-5.18
ロン・サムエルス(クラリネット)…3-5.12.15-19
グレッチェン・ファン・ホエセン(ハープ)…1.2
ジョージ・ウィリス(パーカッション)…7-9
ダニエル・アンダイ(ヴァイオリン)…1.2.6-11
ローラ・モチャロフ(ヴァイオリン)…6-11
ヌリト・パヒト(ヴァイオリン)…12.14
マリリン・ジングラス=ロイ(ヴィオラ)…6-11
アーロン・ゼルコヴィツ(チェロ)…2.6-11.13
ジョン・ムーア(コントラバス)…7-11
ルッツ・マンリケス(ピアノ)…13(ハルモニウム)…1.2
ロドリーゴ・オヘダ(ピアノ)…3-5.14.15-18.19 |
19世紀末、イディッシュ語とヘブライ語による民謡を「芸術音楽」の域に高め、人々から「ユダヤ音楽の父」と賞賛された作曲家ジョエル・エンゲル。ハンガリーにおけるバルトークやコダーイのように、エンゲルも東ヨーロッパの各地に出かけ、村人の歌を直接聞き取り、これらからインスピレーションを受けて数多くの作品を書き上げました。
このエンゲルの作品集は、何世紀に渡るユダヤの人々が伝えてきた文化と情熱をしっかりと捉えています。
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TOCC344
\2800→\1490 |
タデウシュ・マイエルスキ(1888-1963):作品集
1.協奏的詩曲(1946-1956/2009改編マデイ編)
2-11.変奏曲の形式によるピアノ五重奏曲(1953)
12-13.チェロ・ソナタ(1949)
4つのピアノのための前奏曲(1935)
14.第1番:Misterioso: Lento non troppo
15.第2番:Allegro appassionato
16.第3番:Andante molto espressivo
17.第4番:Presto ma non troppo
3つの音画「忘れられた音楽」(1948-1949)
18.第1番:悲しみ
19.第2番:暗闇の中で
20.第3番:交差点で
ピアノのための3つの小品(1935/1963)
21.第1番:練習曲
22.第2番:無意識のワルツ
23.第3番:前奏曲
※初録音 |
ミハウ・ドレフノフスキ(ピアノ)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団・・・1
エミール・タバコフ(指揮)・・・1
アルカディウス・ドブロヴォイスキ(チェロ)・・・12-13 |
ポーランドのルヴフ(現在はウクライナのリヴィウ)に生まれた作曲家、ピアニスト、タデウシュ・マイエルスキのピアノ曲を中心とした作品集。
彼は17歳でガリシア音楽協会の高等音楽院(現在はリヴィフ音楽アカデミー)に入学、ピアノを学び1911年に卒業。ライプツィヒに留学して更に研鑽を積みました。
帰国後は演奏家、批評家として活躍すると同時に、教師として長らく後進の指導にあたりながら、作曲活動を続けました。彼の作品はどれもロマンティックな感性に溢れながらも、近代的な書法が取り入れられており、それはこのアルバムの冒頭に置かれた「協奏的詩曲」を聴けば端的に理解できるでしょう。
この作品は約10年間の長い年月をかけて念入りに改訂が施された力作ですが、残念なことに1957年に初演されて以来、出版されることもなく忘れ去られてしまいました。
今回、ピアノを演奏しているドレフノフスキがこのスコアを発見、瞬時に魅了され、友人マデイに校訂を依頼し、演奏可能なスコアに復元、この録音が成就しました。
録音2015年12月15日 RSNO Centre, Glasgow,
UnitedKingdom・・・12013年11月23.24.30日
K. Penderecki Hall, Radom,United Kingdom・・・2-23
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TOCC350
\2800→\1490 |
オーストリア帝国の知られざる作曲家
ヨハン・ゲオルク・リックル:室内楽作品集
1-3.オーボエ四重奏曲 ハ長調 Op.26-1(1795頃)/
4-6.オーボエ四重奏曲 ト長調 Op.26-2(1795頃)/
7-9.オーボエ四重奏曲 ヘ長調 Op.26-3(1795頃)/
10-14.カッサシオン 変ホ長調(1795出版)
<アダージョ‐アレグロ/メヌエット‐アレグロ/
ポロネーズ/終曲:プレスト>/
15-17.クラリネット、ホルンとファゴットのための三重奏曲
変ホ長調(1790頃)
※初録音 |
ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)…1-14/
ナタリー・チー(ヴァイオリン)…1-9/
ポール・ペシュティ(ヴィオラ)…1-9/
アンスガー・シュナイダー(チェロ)…1-9/
ディルク・アルトマン(クラリネット)…10-17/
ヴォルフガンク・ヴィプフラー(ホルン)…10-17/
リボール・シーマ(ファゴット)…10-17 |
録音 2010年9月24-25日 シュトゥットガルト
SWR 室内楽ホール…1-9, 2015年9月27日 シュトゥットガルト
ゾンマーライン ハイリッヒ・クロイツ教会…10-17
オーストリア帝国の知られざる作曲家、オルガニスト、ヨハン・ゲオルク・リックル(1769-1843)。幼い頃に両親を失うも、地元の教会オルガニストに教えを受け、歌とオルガン演奏で素晴らしい才能を発揮、14歳の時にはオルガニストのポストに就任する充分な力を付けることができたとされています。
その後、1785年にウィーンに移住し、アルブレヒツベルガーとハイドンに師事。対位法やポリフォニーを徹底的に学び、レオポルドシュタットのカルメル派教会のオルガニストとなります。
彼は数多くの教育用の室内楽作品を書き、また1790年代にはあのシカネーダーとの共作によって、数多くのジングシュピールも作り出しています。
彼の作品は生前あまり出版されることがなく、またその一部は「モーツァルト作」とされていたため、彼自身の名前はほとんど知られることがありませんでした。
そんな彼、一時期はペーチ(現ハンガリー)の聖歌隊指揮者を務めていたため、ハンガリーでは知られる存在なのです。
ここでも主だった作品ではハンガリーのオーボエの名手レンチェスが堂々たるソロを務めています。 |
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ヴァシリー・カラファーティ(1869-1942): ピアノ作品集 |
ジェレミー・トンプソン(ピアノ...Fazioli 212) |
1. 夜想曲「La Nuit a Goursouf グルズフの夜」
Op. 5(1900)
5つの前奏曲 Op. 7(1901)
2. 第1番 ハ長調: Allegro/3. 第2番 ヘ短調:
Andante/4. 第3番 変ニ長調: Andantino/
5. 第4番 イ長調: Allegretto/6. 第5番
変ロ短調: Lento
7. 2つのノヴェレッテ Op.6 No.2: Allegro
moderato(1901)
8-10. ピアノ・ソナタ第1番 ニ長調 Op.4 No.1(1895頃)
3つのバガテル Op. 9(1905-1906)
11. 第1番 スケルツィーノ/12. 第2番 ワルツ=即興曲/
13. 第3番 L'Enterrement d'un Oiseau 鳥の埋葬/14-17.
ピアノ・ソナタ第2番 ニ短調 Op.4 No.2(1895)
世界初録音 |
録音 2019年7月18,19日 The First Presbyterian
Church, Charlottesville,Virginia(アメリカ)
ヴァシリー・カラファーティはギリシャで生まれ、ロシアで活躍した作曲家、音楽教師。ギリシャ人の両親を持ち、8歳で最初の音楽教育を受け、サンクトペテルブルク音楽院に留学、リムスキー=コルサコフの作曲クラスで学び、1892年にはロシアでの永住権を取得しました。
音楽院の対位法教授となった彼はヘイノ・エッレルやショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキーらを教えています。
順風満帆な人生を送ってきたカラファーティですが、第二次世界大戦時、レニングラード包囲戦に巻き込まれて命を落とし、その作品も忘れられてしまいました。
このアルバムには初期のピアノ曲を収録。ショパンやブラームスを思わせる詩情を湛えた夜想曲や、技巧的な前奏曲が作曲家の個性を伝えます。
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ジョン・ウォーガン(1724-1790): チェンバロ作品全集
1. アレグロ・ノン・タント ニ短調(1795年頃出版)
チェンバロのための6つのソナタ(1769年出版)
2-4. ソナタ第1番 ト長調/5-7. ソナタ第2番
ハ長調/8-10. ソナタ第3番 ヘ長調/
11-12. ソナタ第4番 変ロ長調/13-14. ソナタ第5番
変ホ長調/15. ソナタ第6番 ニ長調 サラバンドと変奏
16-28. 若い生徒たちの手を養成する目的で作曲されたチェンバロ小品集(1780)
29-31. チェンバロのための新しい協奏曲 ト長調(1785出版)
世界初録音 |
ジュリアン・パーキンズ
(1772年ジャコバス・カークマン工房製の2段鍵盤チェンバロ)...1-15.29-31
ティモシー・ロバーツ
(ドゥルッケン製、1973年クラウス・アーレント復元の2段鍵盤チェンバロ)...16-28 |
ピッチ=415Hz
録音 2018年6月6日 St Saviour's Church,South
Hampstead,London(イギリス)...16-28 2020年10月25-26日 Holy
Trinity Church, Hoxton,London(イギリス)...1-15,29-31
18世紀のロンドンでオルガニスト兼チェンバリストとして輝かしい名声を誇っていたジョン・ウォーガン。
6人兄弟の一人として生まれ、セント・ジョンズ・カレッジで音楽の博士号を取得し、ヴォクソール・ガーデンのオルガニストを務めました。
ヘンデルも彼の演奏に称賛を送り、『音楽見聞録』で知られるチャールズ・バーニーもウォーガンについて著書で触れています。
このアルバムには、ウォーガンの現存するチェンバロ作品の全てを収録。これらは教育目的の小品集も含め、どれもドメニコ・スカルラッティを思わせる快活で機知に富んだ作風を持っています。
アルバムでは歴史的楽器と、復元楽器、2種類のチェンバロの響きが楽しめます。
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スティーブン・ドッジソン(1924-2013):室内楽作品集
第4集
管楽のための作品集 第1集
1-3.管楽五重奏のためのソナタ(1977)
4-7.ジプシーの歌(1976)
8-10.Wind in the Reeds(2009)
11-13.ホルンとピアノのためのソナタ(1967)
14-16.オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲(1973)
17-21.管楽五重奏のための5つのメヌエット |
ケート・ホーデン(メゾ・ソプラノ)…4-7
マグナード・アンサンブル…1-3.17-21
スザンナ・クレメンツ(フルート)…1-3
シバタ・マナ(オーボエ)…8-10.14-16
ジョセフ・シャイナー(クラリネット)…4-10
キャトリオーナ・マクダーミド(ファゴット)…8-10.14-16
ジョナサン・ファーレイ(ホルン)…11-13
スリング・キング(ピアノ)…4-7.11-16 |
録音 2017年8月1-3.5-7日 Menuhin Hall,
the Yehudi Menuhin School, Stoke d'Abernon,
Surrey,England
「アリスの不思議な国」の作者、ルイス・キャロル(本名チャールズ・ラトウィッジ・ドッジソン)の遠縁にあたる作曲家スティーブン・ドッジソン。彼の室内楽作品における4枚目の作品集となるこのアルバムでは木管楽器を中心としたアンサンブル(歌曲も含む)を収録。
大規模な管弦楽作品やオペラでは重厚な雰囲気の作品を書くドッジソンですが、室内楽ではプーランクを思わせる軽妙な筆致を見せています。
リズミカルな「管楽五重奏のソナタ」の第1楽章、神秘的な歌を伴う「ジプシーの歌」、ユーモラスな「5つのメヌエット」など、ドッジソンの魅力がたっぷり味わえる1枚です。
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TOCC530
\2800→\1490 |
エミール・タバコフ(1947-):交響曲全集 第4集
コントラバスとオーケストラのための協奏曲(1975)
1.第1楽章:Allegro
2.第2楽章:Lento
3.第3楽章:Vivace
交響曲 第5番(2000)
4.第1楽章:Spirituoso
5.第2楽章:Largo
6.第3楽章:Allegro moderato
7.第4楽章:Finale: Andante
全て世界初録音 |
エンチョ・ラドゥカノフ(コントラバス)…1-3
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団 |
ブルガリアの作曲家・指揮者エミール・タバコフ。“人間の精神の深淵を追求する”というタバコフの音楽はどれも壮大で重厚ですが、なかでも2000年に作曲された「交響曲第5番」は1時間近くの演奏時間を必要とする壮大な作品。
印象的なファンファーレに始まる第1楽章は荒々しく、悲痛な第2楽章の次にはユーモラスな行進曲が置かれ、力強い終楽章で締めくくるという、伝統的な形式を遵守した見事な交響曲です。
ショスタコーヴィチ風のコントラバス協奏曲は暗さの中にもユーモラスな風情が感じられるユニークな作品。どちらもタバコフ自身の指揮による演奏です。
録音:1982年12月28日 ブルガリア国立放送…1-3 2011年12月5-8日
ブルガリア・ホール,ソフィア…5-7
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リヒャルト・フルーリー(1896-1967):バレエ音楽「魔法の鏡」
バレエ音楽「魔法の鏡」3場(1954)
1-7.第1場/8-20.第2場/21-28.第3場
小さなバレエ音楽(1925-1926)
29.アラベスク/30.メロディ/
31.ポーランド風に/32.田園風ワルツ/
33.タンブーラン/34.ケルメッセ行進曲
世界初録音 |
タティアナ・ガペイェヴァ
(ソロ・ヴァイオリン) - 3
ポール・マン(指揮)
ニュルンベルク交響楽団 |
録音 2019年9月11-14日 Nuremberg Philharmonic
Hall, Nuremberg
スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。大学時代にロマン派の作曲家ハンス・フーバーから作曲のレッスンを受け、卒業後にはヨーゼフ・マルクスから作曲、フェリックス・ヴァインガルトナーから指揮を学び、音楽家としての道を歩みました。彼の作風は師のフーバーやマルクスからの影響を受け継いだ後期ロマン派風の雰囲気を帯びていますが、その作品には20世紀初頭の新古典主義や印象派の影響も感じられる、さまざまな手法が取り入れられているのが特徴です。
このバレエ「魔法の鏡」は、彼が若い頃から情熱を燃やしていた劇場のための音楽で、男女間の「秘められた恋愛」から生まれるいざこざを魔法の呪文とダンスのステップで包んだ"大人のメルヘン"といえる内容。場面ごとに様々なスタイルを融合させた曲が付けられた楽しい作品です。そのほぼ30年前に作曲された「小さなバレエ音楽」も、無邪気な各曲のタイトルの背後に、きわめて躍動的な音楽が隠されています。ポール・マンが指揮するニュルンベルク交響楽団の演奏が、彼が表現したかったであろう「ざわめく世界」を見事に描き出しています。
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コレンタン・ボワシエ(1995-):2台ピアノのための協奏曲とソナタ
1-3. Glamour Concerto 「グラマー」協奏曲(2012/2016改訂)
4-6. ピアノ・ソナタ 第2番 熱情(2015)
7-9. Philip Marlowe Concerto
「フィリップ・マーロウ」協奏曲(2013/2018改訂)
世界初録音 |
ヴァレンティナ・セフェリノヴァ(ピアノ)
ウクライナ祝祭管弦楽団...1-3,7-9
ジョン・マクローリン・ウィリアムズ(指揮)...1-3,7-9 |
録音2019年2月28日,3月1日Organ Hall, Lviv(ウクライナ)...-1-3,7-9 2019年4月10日
Studios Malambo,Bois-Colombes, Hauts-de-Seine(フランス)...4-6
20世紀の終わり頃に台頭してきたのが、ヒーリング系の音楽やクロスオーヴァー系の音楽でした。
美しい旋律に回帰したこれらの音楽は、人々の耳を引き付けるのに十分な魅力を備えており、21世紀の今ではすっかり馴染み深いものとして受け入れられています。
このアルバムの作曲家コレンタン・ボワシエもそんな美しい音楽を愛する作曲家の一人。1995年生まれの彼は、1940年代から50年代に世間を席捲したハリウッド風の音楽を愛し、自作にもゴージャスな音をふんだんに盛り込むことで"Unashamed
Romantic 恥知らずなロマンティック"な音楽を書き続けています。
ラフマニノフやアディンセルのワルソー・コンチェルトの潮流を受け継ぐ彼の音楽は、一度聴いたら忘れられないほどの余韻を残します。
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ヘイノ・エッレル(1887-1970):ピアノ作品全集
第8集 |
ステン・ラスマン(ピアノ) |
1. モデラート・アッサイ ト長調(1940頃?)/2.
モデラート へ長調(1913)/
3. モデラート ソステヌート ロ短調(1919/1960)/4.
モデラート カンタンド ニ長調(1950頃)/
5. モデラート アッサイ 変ロ短調(1915)/6.
舞曲 ト長調(1916)/7. 舞曲 ト短調(1916)/
8. ラルゴ ホ短調(1919/1944)/9. 常動曲
ニ長調(1933)
14の小品より(1943)
10. 第3曲 Motisklus ('Contemplation')/11.
第8曲 Vivo/12. 第9曲 Larghetto/
13. 第12曲 Allegro ma non troppo/14.
第14曲 Tempo di Marcia
15. ワルツ 変イ長調(1916)/16. 練習曲 変ホ短調(1913)/17.
練習曲 変ホ短調(1913)/
18. 子守歌 変イ長調(1913)/19. 幻想曲 変ロ短調(1912)/20.
エストニアの結婚行進曲 ニ長調 (1940頃)/
21. ミュージック・ボックス ト長調(1912)/22.
アレグロ・スケルツァンド ニ長調(1938)/
23. Danse du Faune 牧神の踊り(1917)/24.
夕べの歌 変ト長調(1921)/25. スピリトーゾ
変ニ長調(1921)
24を除き世界初録音 |
録音 2014年8月31、31日、2015年3月16、17日、2018年3月24、25日、6月18日 The
Old Granary Studio, PrioryFarm, Maypole Green,Toft
Monks,Beccles, Suffolk,
エストニアの作曲家ヘイノ・エッレル。サンクトペテルブルク音楽院でヴァイオリンを学び、いくつかのオーケストラで演奏。管弦楽曲を40曲ほど作曲し、優れた教育者としてトゥビンやペルトをはじめ数多くの弟子を育て「エストニア近代音楽の父」と呼ばれています。
また、エッレルのピアノ曲は合計206曲が確認されており、これはエストニアのクラシック音楽の中でも最大級の作品群です。しかしそのほとんどは演奏されることがなく忘れられており、この第8集も「夕べの歌」を除いて世界初録音。
アルバムには1912年から1960年の半世紀にわたって書かれた小品が収録されており、どれもグリーグを思わせる抒情的な雰囲気を湛えています。
シリーズを通じてエッレル作品の普及に力を注ぐピアニスト、ステン・ラスマンが共感溢れる演奏を聴かせます。
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