
A800-074
\1800 |
(ヴァイオリン) アルバート・スポルティング
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op.64
(2)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソop.28 |
(1)(ヴァイオリン) アルバート・スポルティング
ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団
1941年12月20日録音モノラル
アセテート盤(RCA78rpm未発売)
(2)(ヴァイオリン) アルバート・スポルティング
デミトリー・ミトロプーロス指揮
ニューヨーク・フィルハーモニック
1940年12月29日 ニューヨーク・ライヴ録音モノラル 拍手入
Private tape |
アメリカを代表する名ヴァイオリニスト、アルバート・スポルディングの貴重な記録。
スポルディングは、20世紀前半に国際的に活躍したアメリカの名手で、気品ある音色と端正な歌い口で知られた存在。ヨーロッパ系の巨匠たちとはまた違う、洗練されたアメリカの名ヴァイオリン芸術を伝える貴重な演奏家です。
ここではメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲と、サン=サーンス《序奏とロンド・カプリチオーソ》を収録。
とりわけ注目は、1941年録音のメンデルスゾーン。ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団との共演で、RCA78回転盤としては未発売に終わったアセテート盤音源という、きわめて珍しい記録です。
さらに、サン=サーンスは1940年、デミトリー・ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィルとのライヴ。拍手入りのプライヴェート・テープ音源で、当時の演奏会場の空気まで伝わってきます。
スポルディングの名は現在ではやや忘れられがちですが、その清潔で格調高いヴァイオリンは、今聴いても実に魅力的。アメリカ・ヴァイオリン史の重要な一頁として、また未発売音源・ライヴ音源としても見逃せない1枚です。
|

A800-075
\1800 |
ロリン・マゼール指揮&ベルリン・フィル
フルトヴェングラー:交響曲第3番嬰ハ短調(3楽章版) |
ロリン・マゼール指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン・ライヴ録音ステレオ 拍手入
Private tape
(録音データについては商品ジャケット裏にて表示しています。) |
これは非常に珍しい記録。
指揮者として知られるヴィルヘルム・フルトヴェングラーは、作曲家としても大規模な交響作品を残しました。その中でも交響曲第3番嬰ハ短調は、晩年のフルトヴェングラーが到達した重厚で深刻な世界を示す大作です。
その作品を、ロリン・マゼールがベルリン・フィルを指揮して取り上げているというだけでも注目に値します。
フルトヴェングラーの音楽は、単に旋律や構成を追うだけではなく、巨大なうねり、暗い情念、時間そのものが押し寄せてくるような独特の重力を持っています。そこにマゼールの明晰な統率力と、ベルリン・フィルの圧倒的な響きが加わることで、作品の重厚さと構築性が鮮やかに浮かび上がります。
しかもこれはベルリンでのライヴ録音、拍手入りのプライヴェート・テープ音源。フルトヴェングラーの作曲家としての姿に関心のある方、そしてベルリン・フィルの知られざるレパートリーを追う方には、たいへん興味深い記録です。
|

A800-076
\1800 |
マーラーの稀少ライヴ音源集
(1)マーラー:交響曲第2番ハ短調より(第1楽章の初稿)
(2)マーラー:交響的楽章「ブルーミネ」(花の章)
(3)マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」より第1,2楽章 |
(1)ジョルジュ・プレートル指揮
シュトゥットガルト放送交響楽団
シュトゥットガルト・ライヴ録音ステレオ 拍手入 Private
tape
(2)ジェフリー・テイト指揮
ベルリン放送交響楽団
ベルリン・ライヴ録音ステレオ 拍手入 Private
tape
(3)ズービン・メータ指揮 ジュネス・ミュジカル・ワールド管弦楽団
イスラエル・ライヴ録音ステレオ 拍手入 Private
LP
(全ての録音データは商品ジャケット裏にて表示しています) |
マーラーの稀少ライヴ音源を集めた興味深い1枚。
収録されているのは、完成された交響曲全集の中で聴くマーラーとは少し違う、いわば“もうひとつのマーラー”です。
マーラーが後に交響曲第2番《復活》の第1楽章として組み込むことになる、初期稿《葬礼》。
完成稿とは細部に違いがあり、マーラーが巨大な《復活》交響曲へと歩み出す前段階を知ることのできる貴重な作品です。指揮はジョルジュ・プレートル。劇的な呼吸と緊張感の中に、若きマーラーの激しい内面が浮かび上がります。
続く《ブルーミネ》は、もともと交響曲第1番《巨人》に含まれていたものの、のちに削除された「花の章」。
マーラーの若き日の抒情、夢見るような美しさ、そして繊細なロマンティシズムが感じられる、愛すべき小品です。ジェフリー・テイトの端正な指揮も、この作品の淡い光を美しく引き出しています。
そして最後は、ズービン・メータ指揮ジュネス・ミュジカル・ワールド管弦楽団による交響曲第1番《巨人》第1、2楽章。
若々しい生命力と、マーラー特有の自然へのまなざし、素朴な舞曲のエネルギーが生き生きと響きます。
完成された大作としてのマーラーではなく、作品が形成され、変化し、削ぎ落とされていく過程を感じさせる稀少音源集。
マーラー・ファンなら思わず耳を傾けたくなる、貴重なライヴ・ドキュメントです。
|

A800-077
\1800 |
極めて珍しいワルターのチャイコフスキー
ライヴ音源!
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調op.64 |
ブルーノ・ワルター指揮
NBC交響楽団
1940年3月9日ニューヨーク・ライヴ録音モノラル 拍手入 Private
tape |
ワルター指揮によるたいへん珍しいチャイコフスキー第5番のライヴ音源。
しかもオーケストラはNBC交響楽団、1940年ニューヨークでのライヴ録音です。
ブルーノ・ワルターとチャイコフスキーという組み合わせは多くありません。
ワルターといえば、温かく人間的な歌心、そして作品の内面をじっくりと照らし出すような音楽づくりで知られますが、そのワルターがチャイコフスキーの第5交響曲を振ると、ただの激情やロマンティックな陶酔では終わりません。
この作品にある運命的な暗さ、哀しみ、そして最後に向かって高まっていく燃焼感。
それらが、ワルターならではの大きな呼吸と格調の中で描かれていきます。
チャイコフスキーの甘美さを過度に煽るのではなく、むしろ音楽の奥にある祈りや孤独、そして人間的な切実さを浮かび上がらせる演奏といえるでしょう。
1940年、ニューヨーク・ライヴ。
拍手入りプライヴェート・テープならではの生々しさもあり、巨匠ワルターの知られざる一面を伝える、たいへん興味深い記録です。
|

A800-078
\1800 |
イッセルシュテット指揮&北ドイツ放送交響楽団
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調op.92
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調op.93より(第2楽章)
ブラームス:ハンガリー舞曲第1,3番 |
ハンス・シュミット・イッセルシュテット指揮
北ドイツ放送交響楽団(NDR)
1961年4月15日モスクワ・ライヴ録音モノラル 拍手入 Private
tape |
イッセルシュテット指揮、北ドイツ放送交響楽団による1961年モスクワ・ライヴ。
重厚で格調高いワーグナー《マイスタージンガー》前奏曲に続き、ベートーヴェンの交響曲第7番が登場します。
イッセルシュテットというと端正で古典的、必要以上に熱狂しない指揮者という印象がありますが、この第7番では、その抑制された造形の中から、ベートーヴェンのリズムの力、生命のうねりがじわじわと湧き上がってきます。
派手に煽るのではなく、音楽そのものが内側から熱を帯び、やがて大きな推進力となって進んでいく。そこに、この指揮者ならではの説得力があります。
1961年、モスクワでのライヴ録音という歴史的な空気も魅力。拍手入りのプライヴェート・テープならではの生々しさもあり、ベートーヴェン第7番を「整った名演」としてではなく、ひとつの現場で鳴り響いた、熱を持った音楽として聴くことができます。
|

A800-079
\1800 |
ジャン・マルティノン指揮&ジュネス・ミュジカル・ワールド管
ブラームス:悲劇的序曲op.81
ラヴェル:スペイン狂詩曲
シューマン:交響曲第4番ニ短調op.120 |
ジャン・マルティノン指揮
ジュネス・ミュジカル・ワールド管弦楽団
1975年8月19日ブリュッセル・ライヴ録音ステレオ 拍手入 Private
tape
(LP盤とは別テイクのライヴ録音) |
ジャン・マルティノン最晩年の貴重なブリュッセル・ライヴ。
1975年8月、ジュネス・ミュジカル・ワールド管弦楽団を指揮した演奏で、ブラームス《悲劇的序曲》、ラヴェル《スペイン狂詩曲》、シューマン交響曲第4番という充実のプログラム。
マルティノンといえば、フランス音楽の名匠として知られる一方、ドイツ・ロマン派でも引き締まった造形と透明な響きを聴かせた指揮者。ここでもブラームスの緊迫感、ラヴェルの色彩、シューマンの情熱が、晩年のマルティノンならではの端正な音楽作りの中で鮮やかに浮かび上がります。
しかもこれは、LP盤とは別テイクとされるプライヴェート・テープからのライヴ録音。拍手入りの会場の空気も含め、当日の演奏の熱気をそのまま伝える貴重な記録です。
若い国際オーケストラを相手に、マルティノンがどのような音楽を引き出していたのか。ファンには見逃せない、たいへん興味深いライヴ・ドキュメントです。
|