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ドイツ名門BAYER 特価セール
1CD\4000→\2190, \2490 など
~6/23(火)午前9時


 20年前は堂々ドイツを代表する名レーベルだったBAYER。ほぼ活動中止。
 新譜どころか旧譜もほとんど入手不能状態に陥った。

 そんなBAYERの貴重な在庫。



 ドイツからの直輸入だと大体4000円くらいになるのだが、今回の価格はかなり安い。
 在庫数は少ないらしいが、少しでも入ればありがたい!

 ということでお贈りします、今は手に入りづらいドイツ名門BAYER特価セール。



BR500014
\4000→\2190
ゲンネンヴァインの「未完成」と「嘆きの歌」
 フランツ・シューベルト :交響曲第8番 ロ短調「未完成」 D. 759
 グスタフ・マーラー (1860-1911):嘆きの歌(1899年改訂版)
ウルリケ・ゾンターク (ソプラノ)
ローズマリー・ラング(メゾ・ソプラノ)
シュテファン・マルギータ (テノール)
南ドイツ・マドリガル合唱団
ルートヴィヒスブルク音楽祭管弦楽団
ヴォルフガング・ゲンネンヴァイン (指揮)

 シューベルトの《未完成》と、若きマーラーの《嘆きの歌》を組み合わせた、きわめて濃密なロマン派アルバム。

 《未完成》は、わずか2楽章でありながら、シューベルトの内面の深淵をのぞかせる永遠の名作。静かに忍び寄る不安、歌のように美しい旋律、そして言葉にならない孤独。その未完の響きは、聴く者の心に長い余韻を残します。

 一方、マーラーの《嘆きの歌》は、若きマーラーが作曲家としての野心を注ぎ込んだ大作。童話的な題材を持ちながら、そこにはすでに、死、運命、幻想、巨大な音響世界といった、後年のマーラーを予感させる要素が濃厚に息づいています。

 指揮はヴォルフガング・ゲンネンヴァイン。南ドイツ・マドリガル合唱団を率いて音楽活動を開始し、ルートヴィヒスブルク音楽祭の芸術監督、ヴュルテンベルク国立歌劇場総監督も務めたドイツの実力派です。合唱と声楽を知り尽くした指揮者だけに、《嘆きの歌》の物語性と劇的な構成をしっかりと描き出します。

 シューベルトの深い沈黙から、マーラーの幻想的な嘆きへ。ドイツ・ロマン派の闇と夢が一枚に凝縮された、聴き応えあるアルバムです。




BR100210
\4000→\2190

レベッカ・ラスト (チェロ)


ベートーヴェン
 ヘンデルの「ユダ・マカベウス」の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲
 モーツァルトの「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲 Op. 66
 モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46

カール・ミヒャエル・コンマ (1913-2012)
 日本の歌(抜粋)
≫ No. 2. Machiboke
≫ No. 3. Furusato no (Von der heimat): Lento
≫ No. 6. Kaya no Kiyama: Allegretto
≫ No. 9. Utazawa (Herbstmilch): Lento solemne
 日本=ドイツの季節(抜粋)

ジャック・イベール - Jacques Ibert (1890-1962)
 カリニャン

マヌエル・デ・ファリャ
 スペイン民謡組曲(チェロとピアノ編)(抜粋)

ガブリエル・フォーレ - Gabriel Faure (1845-1924)
 シチリアーナ Op. 78

セルゲイ・ラフマニノフ - Sergey Rachmaninov (1873-1943)
 ヴォカリーズ ホ短調(チェロとピアノ編)

レベッカ・ラスト (チェロ)
デイヴィッド・アプター (ピアノ)
巨匠ジュリーニ、チェリビダッケから称賛を受けイスラエル・フィル在籍時にはメータ、バレンボイムの下で活躍したカリフォルニア出身の女流チェリスト、レベッカ・ラスト
皇室との交流もあり、大の親日家として知られる。




BR100117
\4000→\2190
エイトール・ヴィラ=ロボス (1887-1959)
 フルート、オーボエ, クラリネットとファゴットのための四重奏曲
 クラリネット、オーボエとファゴットのための三重奏曲
 ショーロ第4番
 オーボエとファゴットのための二重奏曲
 ブラジル風バッハ第6番
ペトラ・フルール (オーボエ)
ヨハネス・モーク (クラリネット)
ウルリヒ・フロインド (ファゴット)
ヨアヒム・シュミッツ (フルート)
アンドレアス・クレープシュ (ホルン)
ラインランド=プファルツ州立フィルハーモニー・ソロイスツ

 ブラジルの巨匠ヴィラ=ロボスの管楽室内楽を、ドイツのラインランド=プファルツ州立フィルのソロイスツが演奏した興味深い一枚。

 クラリネット、オーボエ、ファゴットのための三重奏曲、フルートを加えた四重奏曲、《ショーロ》第4番、オーボエとファゴットの二重奏曲、そして《ブラジル風バッハ》第6番を収録。いずれも管楽器の個性とアンサンブルの妙が前面に出る作品です。

 ヴィラ=ロボス特有のブラジル的なリズムや色彩を、ドイツの奏者たちは明晰で端正な響きで描き出します。過度に土俗的に煽るのではなく、作品の構造、楽器同士の会話、響きの面白さをくっきりと聴かせる演奏。熱帯の幻想を、澄んだ室内楽の光で照らしたような、通好みのヴィラ=ロボスです。



BR100252-53
(2CD)
\6000→\3590
フローリアン・レオポルト・ガスマン (1729-1774)
 歌劇「若き公爵夫人」
Josef Pichler (バス)
エリザベート・マイヤー (ソプラノ)
Kurt Koller (バリトン)
Barbara Eisschiel (メゾ・ソプラノ)
Susanne Ganglberger (ソプラノ)
Hermann Diller (テノール)
コレギウム・プラハ・アウレア
ヘルマン・デヒャント (指揮)



BR100138
\4000→\2490
クラリネットと木管楽器のための二重奏曲集:
 ジローラモ・サリエリ (1794-1838):2つのクラリネットのための二重奏曲第1番
 ルイジ・ケルビーニ (1760-1842):クラリネットとファゴットのための3つの小品
 パスコティノ・パレス(1782-1859):フルートとクラリネットのための二重奏曲第1番
 ベネデット・カルッリ(1797-1877):ヴェルディのオペラからの3つの幻想曲
 ジュゼッペ・フェルレンディス (1755-1810):2つのクラリネットのための12のディヴェルティメント
ルイージ・マジストレッリ(クラリネット)
ラウラ・マジストレッリ (クラリネット)
グイド・トスキ (オーボエ)
エレーナ・チェッコーニ (フルート)
ダニーロ・ザッファローニ (ファゴット)


BR100224
\4000→\2190
トロンボーンとピアノのためのフランス作品集
 カミーユ・サン=サーンス:
  ロマンス ヘ長調 Op. 36 (トロンボーンとピアノ編
 ガブリエル・フォーレ:
  川のほとりで Op. 8, No. 1 (トロンボーンとピアノ編)
 カミーユ・サン=サーンス:
  アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op. 43 (トロンボーンとピアノ編)
 ガブリエル・フォーレ:
  夢のあとに Op. 7, No. 1 (トロンボーンとピアノ編)、
  ネル Op. 18, No. 1 (トロンボーンとピアノ編)
  秋 Op. 18, No. 3 (トロンボーンとピアノ編
 クロード・ドビュッシー
  美しき夕暮れ(トロンボーンとピアノ編)
  ロマンス(トロンボーンとピアノ編)
 ガブリエル・フォーレ :
  ロマンス Op. 69 (トロンボーンとピアノ編)
 モーリス・ラヴェル:
  ハバネラ形式の小品(トロンボーンとピアノ編)
 ガブリエル・フォーレ :シチリアーナ Op. 78 (トロンボーンとピアノ編)
  小品(トロンボーンとピアノ編)
  チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op. 117 (トロンボーンとピアノ編)
 ダリウス・ミヨー:
  エレジー Op. 251 (トロンボーンとピアノ編)
 ウジェーヌ・ボザ:
  バラード
ヘニング・ヴィークラーベ (トロンボーン)
ベルンハルト・カシュトナー (ピアノ)


BR100096
\4000→\2490
シュザンネ・ラウンハルト(ピアノ)
 クララ・シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 7

 ヨハネス・ブラームス :セレナード第2番 イ長調 Op. 16
シュザンネ・ラウンハルト(ピアノ)
ミハイル・クラヴコフ (チェロ)
メルク室内管弦楽団
ズデニェク・シマネ(指揮)

 クララ・シューマンのピアノ協奏曲と、ブラームスのセレナード第2番を組み合わせたロマン派の魅力あふれる一枚。

 クララのピアノ協奏曲イ短調は、彼女が十代で完成させた若き日の作品。華やかな技巧と瑞々しい旋律、夢見るような抒情が美しく、作曲家クララの才能をあらためて感じさせます。とりわけ第2楽章のロマンスは、ピアノとチェロが親密に語り合うような美しい場面で、室内楽的な気品が漂います。

 ブラームスのセレナード第2番は、若きブラームスならではの温かく内省的な名品。ヴァイオリンを欠く柔らかな響きが特徴で、重すぎず、しかし深い歌心をたたえています。

 クララとブラームス、ロマン派をめぐる人間模様にも思いを誘う、しみじみと味わい深いアルバムです。


BR100128
\4000→\2190

名門グァルネリ・トリオ・プラハの名手による、ロシア室内楽の妙味

ドミートリー・ショスタコーヴィチ
 チェロ・ソナタ ニ短調 Op. 40
 バレエ組曲第2番 - 第2曲 アダージョ(チェロとピアノ編)
イーゴリ・ストラヴィンスキー
 イタリア組曲(チェロとピアノ版)
 歌劇「マヴラ」 - ロシアの娘の歌(パラシャのアリア)(チェロとピアノ編)
マレク・イェリエ(チェロ)
イヴァン・クラーンスキー (ピアノ)



 マレク・イェリエとイヴァン・クラーンスキーは、名門グァルネリ・トリオ・プラハのメンバーとして知られるチェコ室内楽界の実力派。1986年結成以来、同トリオは国際的に高い評価を受けてきました。
 本盤では、その二人がショスタコーヴィチのチェロ・ソナタとストラヴィンスキーの《イタリア組曲》を中心に、20世紀ロシア音楽の多彩な表情を描き出します。重い抒情と鋭い皮肉、古典的な明晰さとリズムの妙。派手な外面的効果ではなく、室内楽的な対話の中から作品の核心を浮かび上がらせる、通好みの一枚です。



BR100259
\4000→\2190
フルートとピアノのための作品集(ロスト・ジェネレーション)
 レオ・スミット(1900-1943):フルート・ソナタ
 ラウル・ラパーラ(1876-1943):フルート組曲「あけぼのの書」
 パヴェル・ハース(1899-1944):ピアノ組曲 Op. 13
 ジャン・アラン (1911-1940):3つの楽章 AWV 6
   (M.C. アランによるフルートとピアノ編)
 エルヴィン・シュルホフ (1894-1942):フルート・ソナタ
コルネリア・トルスペッケン (フルート)
コルドゥラ・ハッケ (ピアノ)


BR100164
\4000→\2190
中世の祈りからダウランドの憂愁へ
古楽声楽の小さな旅

マショー、ランディーニ、デュファイ、
イザーク、ダウランド、モンテヴェルディ、ほか
エヴァ・レプヘルツ=ヴァレンティン (ソプラノ)
ハイデルベルク・イザーク・アンサンブル

 13世紀の《カルミナ・ブラーナ》写本に伝わる歌から、マショー、ランディーニ、デュファイ、イザーク、そしてダウランド、モンテヴェルディへ。中世からルネサンス、初期バロックへと続く声楽の流れを、静かに、しかし実に味わい深くたどる古楽歌曲集です。

 ここにあるのは、大劇場を揺るがす声ではありません。祈り、恋、別れ、眠り、憧れ――人間の声がまだ生活や信仰、宮廷の詩と近い場所にあった時代の音楽です。素朴で、親密で、どこか遠い記憶のような響き。エヴァ・レプヘルツ=ヴァレンティンの声とハイデルベルク・イザーク・アンサンブルが、その古い歌の世界を丁寧に浮かび上がらせます。

 とりわけダウランドの憂愁、デュファイの清澄な祈り、ランディーニやイザークの優雅な愛の歌は、古楽ファンにはたまらない魅力。派手さではなく、耳を澄ますほどに立ち上がってくる詩情があります。

 中世の写本のページをめくるように、ひとつひとつの歌が小さな光を放つ一枚。古楽の奥深さと、人の声が持つ原初的な美しさを味わえる、静かな名品集です。

************

ダウランドは英国リュート歌曲の大物。
デュファイはブルゴーニュ楽派の巨匠。
ランディーニはイタリア14世紀音楽の代表格。
イザークはルネサンス期の重要作曲家。
さらにモンテヴェルディまで入っているので、古楽の流れをざっと聴くにはかなり楽しい構成です。

 ただし「名曲集」というより、古楽声楽の雰囲気を味わうアルバムです。
 華やかなオペラ・アリアではなく、もっと素朴で、親密で、古い写本や宮廷の空気を感じるタイプです。


BR100126
\4000→\2190
ハンス=マルティン・リンデ (フルート)
ゲオルク・フィリップ・テレマン :
 6つの協奏曲と6つの組曲 - 協奏曲 ロ短調 TWV 42:b1
 6つの協奏曲と6つの組曲 - 協奏曲 ニ長調 TWV 42:D6
 6つの協奏曲と6つの組曲 - 協奏曲 イ短調 TWV 42:a1
 6つの協奏曲と6つの組曲 - 協奏曲 イ長調 TWV 42:A3
ハンス=マルティン・リンデ (フルート)
トーマス・ラゴスニック (チェンバロ)
コンラート・ラゴスニック (ギター)
ウォーレン・スチュワート (指揮)

 ハンス=マルティン・リンデ(1930年生まれ)は、ドイツ出身のフルート・リコーダー奏者、指揮者。
フライブルク音楽院でフルートと指揮を学び、卒業後は教師として活動。その後、リコーダーや古楽器に関心を深め、ケルンのオーケストラでフルート奏者
を務めた。1957年からバーゼル・スコラ・カントルムで教え、1972年には「リンデ・コンソート」を結成。1976年からバーゼル音楽院の院長も務め、バロック音
楽の研究やリコーダー教本の執筆でも知られている。


BR100247
\4000→\2190
ボフスラフ・マトウシェク (ヴァイオリン)
ドヴォルザーク
 ヴァイオリン協奏曲 イ短調 Op. 53, B. 96
 ロマンス ヘ短調 Op. 11, B. 39
 マズルカ ホ短調 Op. 49, B. 90
ボフスラフ・マトウシェク (ヴァイオリン)
ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニー管弦楽団
ペーター・リュッカー (指揮)


BR100295
\4000→\2190

バタイユ/ダサ/ゲレーロ/ミラン:
 スペイン・ルネッサンスの声楽と器楽作品集
デュオ・マレル
 ヨハネス・ライヒャルト(カウンター・テノール
 インゴ・ベイト(ビウエラ、リュート)

 16世紀スペインを中心とした、ビウエラ歌曲とリュート音楽の小さな宝石箱。ルイス・ミラン、アロンソ・ムダーラ、ディエゴ・ピサドール、エステバン・ダサら、スペイン・ルネサンスを彩った作曲家たちの作品を軸に、バタイユやバラールの小品も交えた古楽アルバムです。

 ビウエラは、スペインで愛されたリュートに近い撥弦楽器。そこに歌が重なると、響きは実に親密で、どこか物語めいた空気を帯びます。宮廷の恋歌、民謡風の旋律、舞曲、素朴な語り――華やかな大劇場ではなく、古い宮廷の小部屋や夜の庭先で聴こえてくるような音楽です。

 曲はいずれも短く、しかし表情は豊か。恋の嘆き、戯れ、優雅な踊り、遠い異国の情緒が、小さな楽器の響きの中に鮮やかに浮かび上がります。スペイン・ルネサンスの素朴な魅力と、リュート/ビウエラ音楽の繊細な味わいを楽しめる、古楽ファン向けの愛すべき一枚です。




BR100125
\4000→\2190

バッサーノ/カステッロ/ヴィターリ/コレッリ/ヴィヴァルディ:リコーダー作品集


 ジョヴァンニ・バッサーノ (1558-1617):シュザンヌはある日
 ダリオ・カステッロ:ソナタ第1番
 アルカンジェロ・コレッリ (1653-1713):ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op. 5, No. 5 (リコーダーとチェンバロ編)
 トマゾ・アントニオ・ヴィターリ (1663-1745):シャコンヌ ト短調(リコーダーとオルガン編)
 アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741):ソナタ集「忠実な羊飼い」 Op. 13 - ソナタ第6番 ト短調 RV 58
 ジュゼッペ・サンマルティーニ (1695-1750):フルートと通奏低音のためのソナタ集 - ソナタ第23番 ヘ長調
マリー=テレーズ・ヤン (リコーダー)
トーマス・ラゴスニック (チェンバロ)


BR100131
\4000→\2190
バッシ/カヴァッリーニ/ラバンキ/ロヴレーリョ:
 クラリネットによるオペラ・パラフレーズ集


ルイジ・バッシ - Luigi Bassi (1833-1871)
 ヴェルディの「リゴレット」による華麗な幻想曲
 ベッリーニの歌劇「清教徒」による幻想曲

ガエターノ・ラバンキ - Gaetano Labanchi
 ヴェルディの歌劇「アイーダ」の主題による幻想曲

エルネスト・カヴァッリーニ - Ernesto Cavallini (1807-1874)
 ベッリーニの歌劇「夢遊病の娘」のモティーフによる演奏会用幻想曲

ドナート・ロヴレーリョ - Donato Lovreglio (1841-1907)
 ヴェルディの歌劇「椿姫」のモティーフによる協奏的幻想曲 Op. 45

ニコラウス・フリードリヒ(クラリネット)
トーマス・パルム (ピアノ)


BR100095
\4000→\2190
マルク・ザイフゲ (ギター)

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004 (ギター編)

ジョン・ダウランド - John Dowland (1563-1626)
 歌曲集 第1巻 - 来たれ、深き眠りよ(ギター編)

ベンジャミン・ブリテン:
 ダウランドによるノクターナル「来たれ、深き眠りよ」によるリフレクション Op. 70
マルク・ザイフゲ (ギター)

 これは、静かな夜にひとりで聴きたいギター・アルバムです。収められているのは、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番、ダウランドの《来たれ、深き眠りよ》、そしてブリテンの《ダウランドによるノクターナル》。いずれもギターという楽器の内省的な響きに深く寄り添う作品です。

 中心となるのは、やはりバッハのパルティータ第2番。終曲に置かれた巨大な《シャコンヌ》は、音楽史上屈指の精神的傑作として知られています。ヴァイオリン原曲の峻厳さとはまた違い、ギターで奏されると、響きはより柔らかく、より人間的な陰影を帯びます。一音一音が静かに沈み込み、祈りのように立ち上がってくるその世界には、深い孤独と慰めが同居しています。

 そこからダウランドの《来たれ、深き眠りよ》へ。ルネサンスの憂愁をたたえたこの短い名品は、まるで闇の中に灯る小さな灯火のよう。そしてブリテンの《ノクターナル》では、そのダウランドの旋律が現代の夢と不安の中をさまよい、最後に静かに原曲へとたどり着きます。過去と現在、眠りと覚醒、悲しみと安らぎが、一本の糸で結ばれていくようです。

 マルク・ザイフゲは、カールスルーエとケルンで学び、エリオット・フィスクにも師事したドイツのギタリスト。ソリストとしてだけでなく、録音技術者、プロデューサーとしても活動しているだけに、音への意識が非常に細やかです。派手な技巧を誇示するのではなく、音の余韻、沈黙、響きの奥行きを大切にしながら、作品の精神性を丁寧に描き出しています。



 バッハの厳粛、ダウランドの憂愁、ブリテンの不安な夢。それらがギターの柔らかな響きの中でひとつにつながる、静かで深い名品集です


BR100104
\4000→\2190

バロック時代のヨーロッパの協奏的音楽
 - ヴィヴァルディ/ペルゴレージ/シュテルツェル


アントニオ・ヴィヴァルディ
 2つのトランペットのための協奏曲 ハ長調 RV 537

ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ (1710-1736)
 コンチェルト・アルモニコ第2番 ト長調

ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル (1690-1749)
 オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ヘ長調(2つのトランペットと管弦楽
編)


ジャン=バティスト・ルイエ (1680-1730)
 トランペット協奏曲 ハ長調

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ (1685-1750)
 管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV 1068

ペーター・ライナー - Peter Leiner (トランペット)
ウーヴェ・ツァイザー - Uwe Zaiser (トランペット)
カメラータ・ヨーロピアナ - Camerata Europeana
クラウス=ペーター・ハーン - Klaus-Peter Hahn (指揮)


BR 100356
\4000→\2490
イタリアのオペラ座の夜
 木管とピアノによる編曲版ロッシーニ、ベッリーニのオペラ・アリア集
(フェルディナンド・カルッリ、イワン・ミューラー、ルイジ・バッシ編曲)
 ポンキエッリの2つのオリジナル作品
ルイジ・マジストレッリ(Cl)
ソロイスツ・オブ・アカデミア・デル・ラリオ
シルヴィア・トゥヤ(Fl)
マリノ・ベネッティ(Ob)
カルロ・デラクア(Cl)
Vsevolod Dvorkin & 北条すみこ(P)

イタリアのオペラ座の夜”は、オペラ・アリアを管楽合奏に編曲したものを集めている。劇場に行かなくても、オペラを聴いた気分になれるのはもちろんのこと、全く新しい楽しみとして人々に定着していた。ミューラーの手によるクラリネットとピアノのための「セビリャの理髪師」からの2つのアリアや、カルッリによるフルート、オーボエ、クラリネット、バス・クラリネットのための「オリイ伯爵」の三重唱、もうひとりのルイジ・バッシ(カルッリに学び、スカラ座のオーケストラの第1クラリネット奏者を務めた名手)の編曲はベッリーニの「夢遊病の女」による2つのクラリネットとピアノのための協奏的二重奏で、こちらもクラリネットの超絶技巧を極限まで生かしたもので、ベッリーニの美しいアリアの新しい魅力を引き出している。


BR 100337
\4000→\2190
モーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲を
 親密な二重奏版で(Cl & Pf 編曲版)

 モーツァルト:
  クラリネットとピアノのための大ソナタ(K.581bによる)
  クラリネットとピアノのための断章(K.581aによる)
 ブラームス:
  クラリネットとピアノのためのソナタ(作品115による)
ルイジ・マジステッリ(Cl)
北条すみ子(Pf)

 これは実に珍しい、そして興味深い一枚です。モーツァルトとブラームス、クラリネット作品の二大名作ともいえるクラリネット五重奏曲を、クラリネットとピアノの二重奏版で聴くアルバムです。

 本来、どちらの作品もクラリネットと弦楽四重奏のために書かれた名品。モーツァルトのK.581は、晩年の澄みきった美しさと、クラリネットの柔らかな歌心が溶け合う名作。ブラームスのOp.115は、晩年の寂寥、諦念、深い温かさがにじむ、室内楽史上屈指の傑作です。

 しかしここでは、その弦楽四重奏の部分をピアノが担うことで、音楽はぐっと親密な表情を帯びます。大きな室内楽としての広がりよりも、クラリネットとピアノが向かい合い、語り合うような味わい。旋律の美しさ、和声の移ろい、そしてクラリネットという楽器の人間的な声が、より近くに感じられます。

 ルイージ・マジストレッリは、クラリネットの知られざるレパートリーの発掘にも積極的な奏者。北条すみこのピアノとともに、これらの名作を単なる縮小版ではなく、ひとつの独立した二重奏作品のように聴かせています。

 名曲を別の光で眺める楽しみ。モーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲を愛する方ほど、その違いと親密さを味わいたくなる、通好みの編曲アルバムです。


 BR 100372
\4000→\2190
ラヨシュ・レンチェス/ハルモニカ・カエレスティス
 1.J.S.バッハ:
カンタータ第21番《我が心に憂い多かりき》BWV.21~シンフォニア
 2. 同:
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調(原曲:BWV.1060)
 3. 同:オーボエ・ダ・モーレ協奏曲イ長調 BWV.1055
 4.モーツァルト:《ツィアーデ》~やすらかににお休み、私の愛しい命よ
 5. 同:オーボエ協奏曲ハ長調K.314
ラヨシュ・レンチェス(オーボエ)
ミラ・ゲオルギエヴァ(ヴァイオリン)
シュトゥットガルト放送交響楽団員
ブダペスト・ストリングス
ヴュルテンベルク室内管弦楽団
指揮:イェルク・フェルバー
オケとソロで活躍する名手ならではの精緻かつ伸びやかな至芸

録音:1991年&2010年


現代屈指のオーボエ奏者、レンチェス(レンチェシュ)は1943年ハンガリーのドログで生まれ、ブダペスト音楽院とパリ音楽院で学びました。その後1968年ジュネーヴ国際コンクールで優勝し、世界の舞台に踏み出します。現在彼はシュトゥットガルト放送交響楽団のメンバーでもあるのと同時に、ソリストとして世界各地で公演を行い、バロックから現代曲におよぶ幅広いレパートリーで数多くのCD録音でも高い評価を得ています。当盤には、J.S.バッハとモーツァルトの名作を5曲収録。名手ならではの精緻かつ伸びやかな至芸をお楽しみいただけます。
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BR 100374
\4000→\2190
ガビー・パス・ヴァン・リエト/モーツァルト:フルート協奏曲集
 1.フルート協奏曲第1番ニ長調K.313
 2. 同 第2番ト長調K.314
 3.フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
ガビー・パス・ヴァン・リエト(フルート)
クリスティーナ・ビアンキ(ハープ)
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
指揮:ルーベン・ガザリアン

 シュトゥットガルト放送響首席による充実のモーツァルト
SWRシュトゥットガルト放送響の首席奏者で、ベルギーのエッセンに生まれた名手パス・ヴァン・リエトによる珠玉のモーツァルト協奏曲集。バイロイト祝祭管のメンバーに名を連ね、2001~02年にはアバドやアーノンクールが指揮するベルリン・フィルで首席客演奏者を務めるなど、その華々しい経歴からも実力は折り紙つきです。また、ヴュルテンベルク室内管の指揮者を務め、「ヤング・バーンスタイン」と評される期待の若手指揮者ルーベン・ガザリアンの好サポートにもぜひご注目ください。

BR 100319
\4000→\2490
フルートとピアノのためのオペラ・ファンタジー
 Giulio Briccialdi (1818-1881):
Rigoletto ? Prima FantasiaOp.106
 Emanuele Krakamp (1813-1883):
La Traviata ? FantasiaOp.248
 Francois Borne (1862-1929):
“Fantaisie Brillante sur Carmen”
 Giovanni Paggi (1806-1887):
“Rimembranze Napoletane”
 Julius Benedict (1804-1885):
“Duo Brillant pour piano et flute sur Les  
エレナ・セッコーニ(fl)
ロベルタ・パルゴレッティ(Pf)

人間の、とりわけ思春期の声にもっとも近い音色を持つと言われるフルート。そんなフルートの魅力を可能性がたっぷり詰まった珠玉のオペラ・ファンタジーをどうぞ。様々なオペラの名場面を彩る美しいメロディが、フルートとピアノの巧みな名人芸によって、聴き手の心を深い感動に誘う。

録音:2005年 <デジタル録音> 新録音

BR 100304
\4000→\2190
ディーター・クレッカー(Cl)
 ウェーバー:
  クラリネット五重奏曲
  ピアノ曲集

   舞踏への勧誘 Op. 65, J. 260
   モメント・カプリッチョーソ Op. 12, J. 56
   華麗なロンド 変ホ長調 Op. 62
   華麗なポラッカ ホ長調「笑いこける」 Op. 72, J. 26
ディーター・クレッカー(Cl)
コンソルティウム・クラシクム
ギュンター・クリーガー(P)

名手クレッカーによる待望の録音だった。
BR100073
\4000→\2190
モーツァルト:ハルモニームジーク全集2
 フィガロの結婚
 皇帝ティトゥスの慈悲
コンソルティウム・クラシクム
ディーター・クレッカー指揮
BR100084
\4000→\2190
マルタン:ミサ
レーガー:八つの宗教的な歌曲集
フランクフルト・ボーカル・アンサンブル
ラルフオットー指揮


 BR 100012
\4000→\2190
シューベルト :〈白鳥の歌〉D.957 トーマス・プファイファー(Br)
フリーデマン・リーガー(p)
 


 BR 100020
\4000→\2190
ヘンデル:
 オルガンと2つのオーボ工,ファゴット,弦のための協奏曲

  op. 4-5、 op. 7-1、 op. 7-13、 op. 4-2、 op .4-4
ハンス・ゲオルク・プリューガー(org)
ヴュルテンベルクCO
イェルク・フェルバー(指)他
 
 ヘンデルのオルガン協奏曲は、バロック音楽の中でもひときわ幸福感に満ちたジャンルです。荘厳な教会音楽というより、明るく、気品があり、そして実に人懐っこい。オルガンが歌い、弦が応え、そこにヘンデルならではの晴れやかな劇場感が広がっていきます。

 本盤に収められているのは、作品4・作品7の協奏曲に加え、有名な「カッコーとナイチンゲール」まで含む魅力的な選曲。とくに鳥の声を思わせる軽やかな掛け合いは、ヘンデルの遊び心と天才的な描写力を感じさせる名品です。

 ハンス・ゲオルク・プリューガーのオルガンは、過度に重々しくならず、端正で明晰。イェルク・フェルバー率いるハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団も、清潔で弾力ある響きで支え、音楽に気持ちのよい推進力を与えています。

 ヘンデルの音楽には、聴く人の心を自然に明るくする力があります。気取らず、しかし品格を失わず、優雅で、楽しく、どこか晴れた日の空気のように爽やか。バロックの愉悦、オルガンの華やぎ、そしてヘンデルの天才を気軽に味わえる、実に魅力的な一枚です



 BR 100021
\4000→\2190
イリーナ・ザリッカヤ(p)
ショパン:ポロネーズ、マズルカ

 アンダンテ・スビアナートと華麗なる大ポロネーズop.22
 幻想ポロネーズop.61/
 マズルカop.50-2、3/同op.24- 2/同op.33-2/同op.41-1
イリーナ・ザリッカヤ(p)
 

 BR 100022
\4000→\2190
「ルードヴィヒブルク城のモーツァルト!」
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第20番二短調K.466
  クラリネット協奏曲イ長調K.622
ユストゥス・フランツ(p)
ウルフ・ローテンホイザー(cl)
ルードヴィヒブルク祝祭O.
ヴォルフガング・ゲンネヴァイン(指)

「ルードヴィヒブルク城のモーツァルト!」という題にふさわしい、優雅で味わい深いモーツァルト・アルバム。収録曲は、劇的な陰影をたたえたピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466と、晩年の澄みきった美しさに満ちたクラリネット協奏曲 K.622。

 ピアノはユストゥス・フランツ、クラリネットはウルフ・ローテンホイザー。指揮は、ルードヴィヒブルク音楽祭を長年率いたヴォルフガング・ゲンネンヴァインです。祝祭オーケストラならではの気品ある響きの中で、モーツァルトの劇的な情熱と、静かに透き通った晩年の歌が美しく浮かび上がります。

 

 BR 100 028
\4000→\2190
デラー・コンソート
「イギリス,イタリア,フランスのマドリガーレ集」
デラー・コンソート
 
 BR 100 032
\4000→\2190
メンデルスゾーン:
 八重奏曲op.20
 クラリネット・ソナタ変ホ長調
 2つのコンチェルトシュトゥックop.113,op.114
ヴューラー室内Ens
ライナー・シュマッヒャー(cl)
ゲルハルト・アルベルト(バゼットホルソ)
ローランド・ケラー(p)
 
 BR 100 036
\4000→\2190
ペルク :室内協奏曲(1925) (ビアノと13管楽器のための)
 プフリューガー(Han s Georg Pflueger I 944- /ドイツ)
  〈変容〉(1988)
   (ヴァイオリン,ビアノ,13管楽器とパーカ ッションのための)
ヨアヒム・シャール(vn)
デニス・ラッセル=デイヴィス(p)
ドイツ管楽合奏団(ドイツ・ブラスゾリステン)
デニス・ラッセル=デイヴィス(指)
 
 BR 100 040
\4000→\2190
プリューガー:
 (1)変容(1988)
 (2)弦楽四重奏曲(1984)
 (3)狂詩曲(1983)
 (4)声(1982)
 (5)インペート(1986)
 (6)フリクティオーネン(1974)
 (7)ホルン協奏曲0983)
(1)J.シャル(vn)/ドイツ管楽合奏団
 ラッセル=デイヴィス指揮
(2)メロス弦楽四重奏団
(3)S.ガヴリロフ(vl)/K.ヘルヴィヒ(p)/ 他
(4)南ドイツ放送cho
(5)H.バウマン(hrn)/L.ホカンソン(p)
(6)J.ゴリツキ弦楽六重奏団
(7)H.バウマン(hrn)他
 


 BR 100 043
\4000→\2190
トリオ・パルナッソスのピアノだった
 チョウ・チア(p)
ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ第3番、第26番

 ピアノ・ソナタ第3番ハ長調op.2-3
 ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調〈告別〉op.81la
チョウ・チア(p)

 チョウ・チア (Chia Chou)は1960年台湾生まれのカナダ人ピアニスト。若くしてベルリンのメンデルスゾーン・コンクールやシドニー国際ピアノ・コンクールで注目され、1980年代にドイツへ拠点を移した実力派です。
 1989年から2013年頃まで、名門トリオ・パルナッススのピアニストとして活躍したのでご記憶の方も多いかと。



 その経歴を知ると、このベートーヴェンの端正さにも納得がいきます。派手な演出や過剰なロマン性ではなく、音の構造を明晰にとらえ、作品の骨格を崩さずに聴かせる。第3番では若きベートーヴェンの輝かしい技巧と推進力がすっきりと立ち上がり、「告別」では別れ、不在、再会という内面的なドラマが、誇張なく自然な呼吸で描かれます。

 熱狂で押し切るのではなく、誠実な音楽性で作品そのものを語らせるベートーヴェン。端正で清潔、しかし聴き終えるとじわりと味わいが残る一枚です。
 BR 100045
\4000→\2190
「リュッケルトの詩による歌曲集」
 シューベルト,シューマン,クララ・シューマン,
  ブラームス,レーヴェ,マーラー,レーガー,
   ロイター,コマの作品
トーマス・プファイファー(Br)
カール・ミヒャニル・コマ(p)
 

 BR 100046
\4000→\2190
ハイドン、メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲/シューベルト:四重奏
 ハイドン:弦楽四重奏曲第75番卜長調op.76-1
 シューベルト:四重奏断章ハ短調D.703
 メンデルスゾーン: 弦楽四重奏曲第2番イ短調op. 13
カルミナSQ
 

 カルミナ四重奏団による、ハイドン、シューベルト、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲集。
 古典派からロマン派へ、弦楽四重奏というジャンルがどのように精神性を深めていったかを、見事に味わわせてくれる一枚です。

 まずハイドンの作品76の1。弦楽四重奏の父とも呼ばれるハイドン晩年の傑作群のひとつで、均整のとれた形式の中に、機知と温かさ、そして職人芸の極みが息づいています。カルミナ四重奏団の演奏は、端正でありながら生き生きとしており、ハイドンの音楽が決して古びた様式美ではなく、今なお鮮やかに息づく対話の音楽であることを伝えてくれます。

 続くシューベルトの「四重奏断章」は、わずか一楽章ながら、そこに広がる世界はあまりに深い。抒情と不安、歌と影が一体となったこの名品を、カルミナ四重奏団は研ぎ澄まされた集中力で描き出します。音が静かに揺れ動くたびに、シューベルト晩年へと向かう孤独な魂の震えが感じられます。

 そしてメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第2番。若き作曲家の作品とは思えないほど、情熱と構成力、詩情と緊迫感が結びついた傑作です。ベートーヴェンの影を受け止めながら、自らの青春の焦燥とロマンを燃え立たせるこの曲を、カルミナ四重奏団は明晰なアンサンブルとしなやかな歌心で聴かせます。

 1984年にスイスで結成されたカルミナ四重奏団は、パオロ・ボルチアーニ賞国際弦楽四重奏コンクールで注目を浴び、以来、世界的に高い評価を築いてきた名門。ヴェーグ、アマデウス四重奏団、ラサール四重奏団らの薫陶を受け、さらにアーノンクールとの出会いから古楽奏法への感覚も深めた彼らの演奏には、伝統の重みと現代的な清新さが同居しています。

 端正で、清潔で、しかも音楽の芯が熱い。弦楽四重奏の美しさ、厳しさ、そして内面のドラマを、実に自然に伝えてくれる名演です。

 BR 100061
\4000→\2190

「トロイメライ」
 バード:オクスフォード伯爵の行進曲
 J.S. バッハ:これぞ聖なる十誡
  モーツァルト:キラキラ星変奏曲
  ベートーヴェン:月光の曲
 シューマン:子供の情景
 リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
 ガーシュウィン:前奏曲第2番
 ビリー・テイラー:フォア・ビー・ボップ・チューン

レッケンゼ・ブラス
 
 BR 100063
\4000→\2190

「セレナータ・ノットゥルノ」
 エーベルル (Anton Eber I 1765-1807/ウィーン): セレナータ
 フォン・ヴァルテンゼー
  (von Wartensee 1786- 1868/スイス):
  〈安息〉
 フォン・シャハト
  (von Schacht 1748-1823/ストラスブール):
   4つのノットゥルノ

コレギウム・ヴォカーレ・ケルン
コンソルティウム・クラシクム
ディークー・クレッカー(指)
 

 100066
\4000→\2190
「ルードヴィヒブルク城のモーツァルト」
 モーツァルト :
  ピアノ協奏曲第19番へ長調K.459
  フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
クシシュトフ・ヤブウォンスキ (p)
アルギット・アンナ・ジュス(hp)
ロベルト・ドーン(fl)
ルードヴィヒブルク祝祭0
ヴォルフガング・ゲンネヴァイン(指)

 ショパンの大家で知られるクシシュトフ・ヤブウォンスキ が弾くモーツァルト!



 ルートヴィヒスブルク音楽祭管弦楽団とヴォルフガング・ゲンネンヴァインによる、明るく優雅なモーツァルト協奏曲集。ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459は、端正な構成と自然な歌心が魅力の名作。クシシュトフ・ヤブウォンスキのピアノが、清潔でしなやかな表情を聴かせます。

 フルートとハープのための協奏曲 K.299は、モーツァルトの幸福感がそのまま音になったような一曲。フルートの柔らかな旋律とハープのきらめきが溶け合い、宮廷的な優雅さと親密な美しさを生み出します。

 ルートヴィヒスブルク音楽祭ならではの祝祭的な空気の中で、モーツァルトの明るい光と気品を味わえる、心地よい一枚です。
 100071
\4000→\2190
ハイドン :ピアノ・ソナタ
 ハ長調Hob.XVI:50/変イ長調Hob.XVI:46/
 ハ短調Hob.XVI:20/ハ長調Hob.XVI :48
 変奏曲へ短調Hob.XVll:6
レオナルド・ホカソソン(p)
 

 100074
\4000→\2190
ラインベルガー :オルガン協奏曲
 オルガン協奏曲第1番へ長調op .137
 オルガン協奏曲第2番卜短調op .177
ヴォルフガング・レーフェルト(org)
チュービンゲツ・カンタータ0
ペルンハルト・アデール(指)

  リヒテンシュタイン出身で、ミュンヘンを拠点に活躍したヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー。オルガン音楽の分野ではきわめて重要な作曲家でありながら、日本ではまだその真価が十分に知られているとはいえません。しかしこの2曲のオルガン協奏曲を聴けば、彼が単なる教会音楽家ではなく、ドイツ・ロマン派の豊かな詩情と堅固な構成力を兼ね備えた作曲家であったことがよくわかります。

 オルガン協奏曲というと、ヘンデルの明るく華やかな世界を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかしラインベルガーの協奏曲は、もっと深く、もっと静かに心へ迫ってくる音楽です。荘厳なオルガンの響きは決して威圧的ではなく、弦と管弦楽の中からゆっくりと立ち上がり、祈りのような広がりを作っていきます。

 第1番ヘ長調には、気品ある明るさと堂々たる構築感があり、第2番ト短調には、より内省的で陰影に富んだロマン派の表情が漂います。いずれも派手な名人芸で聴かせる作品ではありません。むしろ、旋律の美しさ、和声の深み、そしてオルガンとオーケストラが一体となって生み出す大きな呼吸に、じわじわと心を奪われます。

 ヴォルフラム・レーフェルトは、ロッテンブルク大聖堂のオルガニストを務め、教会音楽大学でオルガン演奏、即興、オルガン建造学を教えたドイツの教会音楽家。まさにこの作品にふさわしい、深い経験と確かな様式感を備えた奏者です。過度な演出に走らず、ラインベルガーの音楽が持つ敬虔さと温かみを、自然な呼吸で引き出しています。
 BR 100 090
\4000→\2190
カール・マイケル・コマ、マルティヌー
 カール・マイケル・コマ:
  チェロとファゴットのための3つのデュオ(1986)
  ファゴット,チェロ,ビアノのためのサッフォー(1981)
 マルティヌー:
  チェロ・ソナク第3番(1952)
  チェロとビアノのための4つの夜想曲(1930)
  スロヴァキア民謡によるチェロとピアノのための変奏曲 (1959)
レベッカ・ルスト(vc)
フリードリッヒ・ニーデルマン(fg)
ダヴィト・アプター(p)
 
 BR 100 091
(3CD)
\7800→\4290
フランク :「オルガン作品集(全曲)」
 (ドイツ・レコード批評家賞受賞)
ヴォルフガング・リュープサム(org)
 (オルレアン聖十字架教会
  Cavaille-Coll-Orgel)
 

 BR 100097
\4000→\2190
「フルートとハープの音楽」
 アモロージ : 2つの中世舞曲
 サルセード :古い形式による主題と変奏op.30
 G.S.de.ロショロ :〈祈り〉
 ゴーベール :夜想曲とアレグロ・スケルツァンド
 ヒルゼ:組曲 op.6
マルティーナ・ヴァーン(fl)
ファヴィアナ・トラーニ(hrp)
 
 フルートとハープによる、幻想的で詩情豊かな小品集。アモロージの《2つの中世舞曲》、サルセードの《古代様式の主題による変奏曲》、ゴーベールの《夜想曲とアレグロ・スケルツァンド》、ムーケの《パンの笛》など、古代風・中世風・牧歌的な雰囲気をもつ作品が並びます。

 マルティーナ・ヴァーンのフルートは清潔でしなやか、ファビアーナ・トラーニのハープは繊細で色彩感豊か。フルートが風のように歌い、ハープが柔らかな光を添えるその響きは、実に優雅です。

 派手な名人芸ではなく、音色の美しさと余韻で聴かせる一枚。夜想曲、祈り、舞曲、牧歌が静かに溶け合う、フルートとハープならではの幻想世界です。





BAYER歴史的録音シリーズ

BR200029
(2CD)
¥5600→\3590
トゥルーデ・アイッペルレ(S)
 ~アリアと名場面集
1947録音

リヒャルト・ワーグナー
歌劇《ローエングリン》より
第1幕 エルザの夢「ひとり寂しく悲しみの日々を」

リヒャルト・ワーグナー
歌劇《ローエングリン》より
第3幕 場面

リヒャルト・ワーグナー
歌劇《タンホイザー》より
第2幕「貴き殿堂よ」

リヒャルト・ワーグナー
歌劇《タンホイザー》より
第3幕「全能の処女よ、わが願いを聞きたまえ」

リヒャルト・シュトラウス
歌劇《アラベラ》Op.79より
第2幕「あなたは私と結婚なさりたいのですね」

リヒャルト・シュトラウス
歌劇《アラベラ》Op.79より
第2幕「そしてあなたは私の主人となるでしょう」

ジャコモ・プッチーニ
歌劇《蝶々夫人》より抜粋
※ドイツ語歌唱

ジャコモ・プッチーニ
歌劇《蝶々夫人》より
第2幕「ある晴れた日に」
※ドイツ語歌唱

ジャコモ・プッチーニ
歌劇《ラ・ボエーム》より
第1幕「私の名はミミ」
※ドイツ語歌唱

ジャコモ・プッチーニ
歌劇《ラ・ボエーム》より
「おお、うるわしの乙女」
※ドイツ語歌唱

ジャコモ・プッチーニ
歌劇《ラ・ボエーム》より
第4幕 場面
※ドイツ語歌唱

シャルル・グノー
歌劇《マルガレーテ》より
第3幕「トゥーレの王」

シャルル・グノー
歌劇《マルガレーテ》より
「宝石の歌」

ヘルマン・ゲッツ
歌劇《じゃじゃ馬ならし》より
第4幕「力が尽きて」

ベドルジハ・スメタナ
歌劇《売られた花嫁》より
「愛の夢」
※ドイツ語歌唱

ベドルジハ・スメタナ
歌劇《売られた花嫁》より
「母の祝福がわれらにあれば」
※ドイツ語歌唱

カール・マリア・フォン・ウェーバー
歌劇《魔弾の射手》より
第3幕 カヴァティーナ「雲が太陽を覆っていても」

カール・マリア・フォン・ウェーバー
歌劇《魔弾の射手》より
第2幕「静かに、静かに」

 これは、ドイツの名ソプラノ、トルーデ・アイッペルレの芸格を伝える貴重なオペラ・アリア/場面集です。

 中心となるのは、ワーグナーの《ローエングリン》と《タンホイザー》。エルザ、エリーザベトという、清らかさと強い精神性を併せ持つ役柄で、アイッペルレの気品ある声が美しく生きています。単に声を張り上げるワーグナーではなく、言葉の陰影、祈り、内面の高まりを丁寧に描く歌。そこに、ドイツ・オペラの伝統を背負った歌手ならではの深みがあります。

 さらに興味深いのは、プッチーニの《蝶々夫人》《ラ・ボエーム》がドイツ語歌唱で収められていること。今日では原語上演が一般的ですが、かつて各国の歌劇場では自国語で歌われることも多く、これはその時代の空気を伝える記録でもあります。イタリア・オペラの甘い旋律が、ドイツ語の明晰な発音によって、どこか凛とした表情を帯びるのが面白いところです。

 グノー《マルガレーテ》、スメタナ《売られた花嫁》、ウェーバー《魔弾の射手》まで含む選曲も魅力的。フランス、チェコ、イタリアの名場面が、ドイツ語圏の歌劇場文化の中でどのように響いていたかを知ることができます。

 華やかなスター・アルバムというより、20世紀中頃のドイツ・オペラの現場をそのまま封じ込めたような一枚。アイッペルレの端正で気品ある歌唱を通して、ワーグナーの祈り、プッチーニの情熱、ウェーバーのドイツ的ロマンが、一気に立ち上がってきます。





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