クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


メルマガや別サイトから直接アクセスされた方は「検索」などの窓が表示されません。どこかのタイミングで改めてこちらのページへお入りください。(別ページで開きます)

注文フォームへ




BR KLASSIK

バイエルン放送交響楽団自主製作盤
特価セール その1
1CD\2,700→\1690/\1790、など
~6/9(火)午前9時


 リリースのたびにベストセラーとなるクラシックCD界のドル箱的存在、バイエルン放送交響楽団自主製作盤。
 ヤンソンス、ハイティンク、ラトルなど大スターの録音を数多く有し、輝かしい名盤が目白押し。
 
 で、年に何回か大きなセールを開催して、そうした名盤がどどっとセールになるのだが、・・・今回は150タイトル近い大規模展開。かなり気合の入ったセールになっている。
 今回はまずは第1回。同レーベルの大黒柱、マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響のアイテムを中心に。



 コメントは発売当時のものをそのまま掲載しております。
 




Bruckner: Symphony No. 7 in E Major
900100
(SACD Hybrid)
\2,700→\1990
マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス指揮
2007年11月4日、ウィーン、ムジークフェラインザール

ムジークフェラインでのライヴ。おそるべき中庸、とでもいうべきバランス感覚に優れたブルックナー。当日のムジークフェラインでは観客の拍手が鳴り止まず何度も何度もヤンソンスはステージに呼ばれた。
Haydn - Harmony Mass
900102
(SACD Hybrid)
\2,700→\1690
マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響
ハイドン:
 ミサ曲第14番変ロ長調Hob.XXII:14「ハルモニー・ミサ」
 交響曲第88番ト長調 Hob.I-88「V字」
 シンフォニア ニ長調(序曲)Hob.Ia-7
バイエルン放送交響楽団&合唱団
マリス・ヤンソンス指揮
 マリン・ハルテリウス(ソプラノ)
 ジュディス・シュミット(アルト)
 クリスティアン・エルスナー(テノール)
 フランツ=ヨセフ・ゼーリヒ(バス)
2008年10月ヴァルトザッセン、修道院付属教会

ヴァルトザッセン教会で行われたこのハイドン・プログラムの目玉は何と言ってもハルモニー・ミサ。ハイドンの12 曲あるミサ曲の最後を飾るこの作品の息を飲むような演奏が堪能していただけます。
バイエルン放送響と放送合唱団という2 つの団体から発せられる妙なる調べ。この作品の表題にもなっている管楽器の輝かしい響き(ハルモニーとは木管楽器の合奏の意味)、表現力豊かな独唱者たち。あまりにも荘厳で力強い響きは全ての聴衆を圧倒します。


900156
\2,700→\1690
マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響
ベートーヴェン(1770-1829):交響曲 第9番 ニ短調 Op.125
クラッシミラ・ストヤノワ(ソプラノ)
リューバ・ブラウン(メゾ・ソプラノ)
ミヒャエル・シャーデ(テノール)
ミヒャエル・フォッレ(バス)
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団
バイエルン放送合唱団
 (合唱指揮…ミヒャエル・グレイザー)

 7000人という大観衆を心酔させた名演。以前、DVDとSACDで発売されていた名盤を通常CDとして再発売。
 2007年10月27日、ヴァチカンにて行われたローマ教皇ベネディクト14世の御前演奏です。一分の隙もない美しいハーモニーを紡ぎ出す合唱団、国際的な知名度を誇るソリスト、そして、ヤンソンスの熱狂的な指揮こそ、この「高き理想と喜び」を歌いあげた交響曲にふさわしいものでしょう。



900170
\2,700→\2090
マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響
 ベートーヴェン:ミサ曲 ハ長調/レオノーレ 第3番

 ベートーヴェン:
  ミサ曲 ハ長調 Op.86
   1.キリエ
   2.グローリア
   3.クレド
   4.サンクトゥス
   5.ベネディクトゥス
   6.アニュス・デイ
  7.レオノーレ序曲 第3番 ハ長調 Op.72
ゲニア・キューマイアー(ソプラノ)
ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾ・ソプラノ)
マキシミリアン・シュミット(テノール)
ルカ・ピサローニ(バス・バリトン)

バイエルン放送合唱団
(合唱指揮…ハワード・アーマン)

マリス・ヤンソンス指揮
バイエルン放送交響楽団
 
 2018年1月に開催された、マリス・ヤンソンスの75歳の誕生日祝賀コンサートよりメイン・プログラムの「ベートーヴェン:ミサ曲ハ長調」を収録。
 この祝賀コンサートの模様は昨年belvedere editionより映像商品(BELVED08041・・・DVD/BELVED08042・・・Blu-ray)としてリリースされていますが、こちらのアルバムではミサ曲と、2004年に演奏された「レオノーレ序曲 第3番」をカップリングすることで、ヤンソンスのベートーヴェンにおける長年の思いが強調されています。
 ミサ曲、レオノーレ序曲、どちらも1806年から1807年、ベートーヴェンの壮年期に作曲された名作。ヤンソンスは作品に漲る旺盛な活力を存分に引き出し、至上の高みに導いています。
  録音 :2018年1月11-12日 ライヴ…1-6 ミュンヘン ガスタイク・フィルハーモニー 2004年6月29-30日 ライヴ…7 ミュンヘン ヘルクレスザール
 



900179
\2,700→\1790
マリス・ヤンソンス&バイエルン放送響
 マーラー(1860-1911):交響曲 第1番 ニ長調
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 2011年にリリースされたマーラーの伝記(朗読CD…4枚組、下記アルバム)に含まれていた「交響曲第1番」の単独発売。
 ヤンソンスのタクトから紡ぎ出される重厚な響きはもちろんのこと、細部まで考え抜かれた解釈、的確なテンポによる充実の演奏が楽しめるマーラーです。

  録音 2007年3月1-2日、ミュンヘン、ヘラクレス・ザール

900901
(4CD)
\5000→\2790*
世界、そして夢
 イエルク・ハンドシュタインによる「音で聴くマーラーの伝記」
 (マーラー(1860-1911):
  交響曲第 1 番ニ長調 全曲を含む)
《CD1》
 1-4.交響曲第 1 番ニ長調/
 5.第1 章:美しいトランペットが鳴り響くところ?イグラウの少年時代/
《CD2》
 1.第2 章:ウィーンでの修業時代?大学にて/
 2.第3 章:さすらう若者?疾走する指揮者/
 3.第4 章:ルーティンワーク?ブラペスト、ハンブルク時代/
《CD3》
 1.第5 章:避暑?休暇の作曲家、マーラー/
 2.第6章:南部の神?ウィーンでの歌劇場監督/
 3.第7 章:比類なき存在?アルマが私の前に/
《CD4》
 1.第8 章:神なき安住の地?歌劇場と罵詈雑言/
 2.第9 章:ハンマーの3つの打撃?運命的な1907 年、そして結果/
 3.第10 章:別れ?最後の年
《CD1.1-4》
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
《ドラマ部分》
ウド・ヴァハトファイトウル(ナレーター)/
ルネ・デュモン(マーラー)/
ローラ・マイア(アルマ)/
クリスタ・ポッシュ,
ゲルト・ハイデンライヒ,
ハンス・ユルゲン・シュトッケールル(その他)/
イェルク・ハンドシュタイン・・・作/
ベルンハルト・ノイホフ・・・編集,演出/
ファビアン・ツヴェック・・・音声,技術
録音 2007年3 月1-2 日ミュンヘン ヘルクレスザール

 2010 年から2011 年、2 年に渡ってアニヴァーサリー・イヤーを迎えるグスタフ・マーラーを記念する4 枚組です。
 CD1 に収録されているのは、2007 年3 月収録のヤンソンスによる「第1 番」全曲です。ヤンソンスにとっては、1999年のオスロ・フィル、2006年のコンセルトヘボウに続く3度目の録音。ヤンソンスのマーラーにかける思いがじっくり伝わる熱い演奏。これだけで大満足間違いなしです。
 ・・・しかし特筆すべきは、CD1 の最終トラックから始まる、音楽ドラマ「世界、そして夢」でしょう。物語は10 章に分かれ、マーラーの生い立ち、苦悩、愛を丹念に拾い上げて行くのです。もちろん音楽もふんだんに添えられています。(音源はBR の物を中心とした、有名メーカーの音を使用。クーベリック、ブーレーズ、キルヒシュラーガーなどの名演がドラマに華を添えます)ドイツ語がわからなくても、かなり楽しめますよ。




900185
\2,700→\1690
ヤンソンス&バイエルン放送響
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲 第10番 ホ短調 Op.93
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団
 
 「交響曲第7番」(900184)に続くマリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲リリース、今作は2010年にライヴ収録された「交響曲第10番」です。
 1948年に完成された「交響曲第9番」での軽妙な作風が元で「ジダーノフ批判」を受けたショスタコーヴィチ、スターリンとの関係を慮ってか、交響曲第10番を発表したのはスターリンの没後である1953年、前作から8年を経過してのことでした。
 1953年に一気に書き上げたという説もあるものの、ショスタコーヴィチ自身を示す「DSCH音形」が多用されていたり、他の作品と同じ旋律が現れたりするため、やはり完成が棚上げされていたのではと考えられています。
 様々な解釈が可能な交響曲ですが、ヤンソンスは、ショスタコーヴィチを「真面目で誠実な作曲家の一人」とみなしており、この作品においても、実在する人間の感情と暗黒政治へのトラウマをストレートに表現しています。
 オーケストラの機動力をフルに用いたパワフルな演奏もヤンソンスならではの聴きどころです。
  録音 2010年3月4日 ライヴ、ミュンヘン、ヘルクレスザール


900136
\2,700→\1690
マリス・ヤンソンス:ベートーヴェン交響曲全集-
 交響曲 第6番+カンチェリ「Dixi」

  1-5.ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 Op.68/
   6.ギア・カンチェリ(1935-):混声合唱と管弦楽のための「Dixi」(2009)
プリスカ・エーゼル(ソプラノ)…6/
ガブリエーレ・ヴァインフルター(アルト)…6/
バイエルン放送合唱団…6/
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音 2012年11月8.9日 ミュンヘン ヘラクレス・ザール…1-5 ライヴ録音, 2009年10月29.30日 ミュンヘン ヘラクレス・ザール…6 ライヴ録音
 ギア・カンチェリがベートーヴェンのオマージュ作品として書き上げたのは、「第9」をさらに発展させたオーケストラと合唱、独唱のための作品でした。
 とは言え、使われている歌詞はシラーのような長いものではなく、20分ほどの曲の中にほぼ50の短いラテン語のフレーズが並べられているというもの。各々の言葉がまるで突き刺さるかのように激しい口調で歌われていきます。
 本来は第9の後に添えられるのがふさわしいのでしょうが、ここでは敢えて、牧歌的な第6番とともに。
  
900138
\2,700→\1690
マリス・ヤンソンス:ベートーヴェン交響曲全集-
 交響曲 第1番.第2番+シュタウト「マニアイ」.望月京「ニライ」

  1-4.ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調 Op.21/
  5.ヨハネス・マリア・シュタウト(1974-):「マニアイ」(2011)/
  6-9.ベートーヴェン:交響曲 第2番 ニ長調 Op.3/
  10.望月京(1969):
   「ニライ - ベートーヴェンの交響曲 第2番&第6番へのインテルメッツォ」
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音 2012年11月27日 サントリー・ホール…1-4, 6-9 ライヴ録音, 2012年2月19日 ミュンヘン ヘラクレス・ザール…5 ライヴ録音, 2012年11月8・9日 ミュンヘン ヘラクレス・ザール…10 ライヴ録音
 交響曲第1番と第2番に添えられたのは、ドイツの作曲家シュタウトと日本の望月京(みさと)の作品です。
 シュタウトの「マニアイ」はギリシャの復讐の女神フリエスの別名であり、その名の通り、偏執系の執拗な音の羅列が耳を直撃します。
 かたや「ニライ」はベートーヴェンの第2番と第6番の間奏として着想され、曲のところどころにベートーヴェンの第2番終楽章のモティーフが使われていますが、その背景には海の彼方にあると言われる理想郷「ニライカナイ」の世界観が隠されています。海外で高く評価されている彼女の作品、一聴の価値あるものです。





900168
\2,700→\1790
ヤンソンス(指揮) &バイエルン放送響
ストラヴィンスキー:
 バレエ音楽「春の祭典」(1947年版)
 バレエ音楽「火の鳥」組曲(1945年版)
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団
 ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団によるストラヴィンスキーの「春の祭典」と「火の鳥」登場!

 1913年に作曲されたストラヴィンスキーの「春の祭典」は、あらゆるバレエ音楽の中でも最も突出した複雑なリズムと不協和音が多用された作品です。セルゲイ・ディアギレフが率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)のために作曲され、初演時には大騒動を巻き起こしたことで知られています。
 また、先立つ1910年に作曲された「火の鳥」は同じくディアギレフからの委嘱作。この「火の鳥」初演時の大成功を受けディアギレフは次々とストラヴィンスキーにバレエ作品を依頼、翌年には「ペトルーシュカ」、そしてその翌々年に「春の祭典」が生まれたことを考えると「火の鳥」はストラヴィンスキーのバレエにおける先駆的作品と言えるでしょう。

 ヤンソンスはこれまでにも「春の祭典」と「火の鳥」を何度か録音、どれもオーケストラの機能性を最大に引き出した巧みな演奏を披露していますが、今回のバイエルン放送交響楽団との演奏は、狂暴な音響としなやかな表現が融合されたダイナミックな仕上がりとなっています。 
 また「火の鳥」は2004年に同じくバイエルン放送交響楽団との録音がありますが、そちらは1919年版が用いられており、今回の1945年版の方が、要所要所で厚みのある響きが楽しめます。
 いつものようにスコアの隅々まで目の行き届いたヤンソンスの精緻で華麗な演奏をお楽しみいただけます。

  
録音:すべてライヴ 2009年1月14-16日 ミュンヘン放送  フィルハーモニー・イン・ガスタイク…「春の祭典」 2016年11月14-17日 ミュンヘン  ヘルクレスザール…「火の鳥」
 .


900167
\2,700→\1990
マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響
マーラー(1860-1911):交響曲 第2番 ハ短調「復活」
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団
 マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団による2011年の演奏会のライヴ録音。
 演目はヤンソンスが得意とするマーラーの「復活」で、ソリストはアニヤ・ハルテロス(ソプラノ)とベルナルダ・フィンク(アルト)が務めています。定評あるヤンソンスのマーラー演奏ですが、この「復活」は以前映像でも発売されており、ヤンソンスの高い集中力に溢れた演奏が話題となりました。
 第1楽章の緊張感に満ちた表現、第4楽章でのフィンクの深く美しい歌声、終楽章で合唱が入ってからの圧倒的な高揚感。ヤンソンスならではの「総譜を全て音にするかのような」精緻、かつ劇的な演奏が繰り広げられています。


900169
\2,700→\1990
ヤンソンス(指揮)&バイエルン放送響
 シューベルト(1797-1828):交響曲 第8番 ハ長調 D944「グレート」
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団
 ヤンソンス、「グレート」を振る!

 もともとはシューベルトの‘大きな’という意味合いで「グレート」と呼ばれていましたが、最近では‘偉大な’という意味で使われることの多い第8番交響曲。その名の通り、演奏時間は50分を超え、内容も壮大。溢れるロマンティシズムと、厳格な古典主義がせめぎ合うシューベルト晩年の傑作です。
 (以前は第9番と番号付けがなされていましたが、最近では第8番とされることも多く、ヤンソンスのこのアルバムも第8番とナンバリングされています。)

 ヤンソンスの演奏は、いつもの通り躍動感に満ちています。
 第1楽章は、悠然たるホルンのユニゾンで始まる序奏部と、軽快なテンポで奏される主部からなりますが、ヤンソンスは、常にきびきびとしたテンポで全体をがっしりとまとめながら、いつものように楽器各パートの存在感も際立たせ、立体的な音楽を組み立てています。
 第2楽章では、まず主旋律を奏でるオーボエの巧さに耳を奪われることでしょう。そして歯切れのよいオーケストラの響き、シューベルトの持ち味である美しいメロディも聴きどころ。オーケストラのアンサンブル能力の高さをじっくり味わうことができます。
 力強い第3楽章。舞曲的な性格の強い旋律が執拗に繰り返される主部、美しい中間部、ヤンソンスは提示部と中間部の反復記号を忠実に順守し、力強い旋律を印象付けています。
 そして長大な第4楽章こそ、ヤンソンスの腕の見せどころ。目まぐるしい転調、劇的な展開をヤンソンスがどのように繋いでいくかをぜひ確かめてください。

 演奏の終わりは盛大な拍手と歓声で締めくくられます。

  
2018年2月1.2日 ミュンヘン、ヘルクレスザール ライヴ録音

900107
\2,700→\1690
マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響
ルトスワフスキ、シマノフスキ、A.チャイコフスキー:管弦楽作品集
 1-3.ルトスワフスキ(1913-1994):
  管弦楽のための協奏曲/
 4-6.シマノフスキ(1882-1937):
  交響曲第3番「夜の歌」Op.27/
 7.アレクサンダー・チャイコフスキー(1946-):
  交響曲第4番Op.78
ラファウ・バルトミンスキー(テノール)…4-6/
アンドレア・レーン(独奏ヴァイオリン)…4-6/
ニムロット・ゲツ(ヴィオラ独奏)…7/
バイエルン放送交響楽団&合唱団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
2009年10月8-9日ミュンヘン・フィルハーモニー…1-3, 2008年12月18-19日ミュンヘン・フィルハーモニー…4-6, 2009年1月14-16日ミュンヘン・ヘルクレスザール…7全てライヴ録音

 どの作品も色彩感に溢れ、エキゾチックであるとともに、平和への思いも込められています。
 ルトスワフスキの「管弦楽のための協奏曲」はポーランドの民謡をベースとしながら、作曲家が全く新しいアプローチによって、アバンギャルドな佇まいを持たせた興味深い曲。バルトークからの影響も感じられるオケ好きにはたまらない逸品です。
 シマノフスキの「交響曲第3番」は合唱、テノール独唱、ヴァイオリン独奏を伴う大掛かりな曲。13世紀のペルシャの神秘的な詩が用いられ、独特の和声と、炸裂する音響が入り乱れた20世紀初期の名作の一つです。
 アレクサンダー・チャイコフスキーは、あの有名な「チャイコフスキーたち」とは関連ありません。1946年にモスクワで生まれ、1972年までモスクワのコンセルヴァトワリーでナウモフにピアノ、フレンニコフに作曲を学びました。作風は新古典主義であり、主にピアノ曲を書いていましたが、最近はこのような管弦楽作品も多く手掛けています。この交響曲第4番は合唱とヴィオラ・ソロを伴う作品。名ヴィオラ奏者ユーリ・バシュメットの依頼により、ヴィオラ・パートにより重要性を付加したというもので、コラールのパッセージに深い思いが込められている「平和への祈りの音楽」です。



900121
\2,700→\1790
ヤンソンス&バイエルン放送響
 ベルリオーズ:幻想交響曲

  1-5.エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
  6.エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):ヴァレーズ:イオニザシオン
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音 2013年3月7.8日 ライブ録音…1-5, 2010年7月1.2日 ライブ録音…6 ミュンヘン・フィルハーモニー ガスタイク
 古典派からロマン派、そして近現代。この3つの時代、それぞれの転換期に位置する2つの作品。これをヤンソンスが鮮やかに描き出しました。
 ベルリオーズの「幻想」は、大好評となったベートーヴェンの交響曲全集とはまた一線を画した解釈であり、この曲の持つ雑多な雰囲気と溢れ出る狂気を見事に捌きながら、全体をきっちりと纏め上げています。もちろんヤンソンスらしい「あくの強さ」も健在。第1楽章から、フレーズの歌わせ方やデュナーミク処理などの細かい点まで、恐ろしいまでに考え抜かれたヤンソンス節が炸裂します。
 かたやヴァレーズの「イオニザシオン」は13人の奏者によるパーカッション・アンサンブルのための音楽で、ロマン派から近現代への橋渡しとなる作品として知られています。複雑なリズムの交錯から得られる一種妖艶な雰囲気は、まさしくサバトを思わせるもの。2つの曲の演奏時期は全く違うのですが、こうして並べて聴いてみると、思った以上にしっくり来ることにも驚きです。音楽に対するヤンソンスの姿勢のぶれのなさにも感服するばかりです。
900212から変更。


900123
\2,700→\1790
マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響
ショスタコーヴィチ&チャイコフスキー:交響曲 第6番

 1-3.ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  交響曲 第6番 ロ短調 Op.54
 5-8.チャイコフスキー(1840-1893):
  交響曲 第6番 ロ短調「悲愴」Op.74
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音 2013年3月18-21日 ミュンヘン,ヘラクレス・ザール ライヴ収録…1-3, 2013年6月4-7日 ミュンヘン,フィルハーモニー・イム・ガスタイク ライヴ収録…4-7

 奇しくも同じ「ロ短調」という調性が付された2つの「第6番」の交響曲。書かれた年代は、ショスタコーヴィチが1939年、チャイコフスキーが1893年と、46年もの開きがあるものの、どちらの作品もメロディは深淵であり、至る所にため息が聴かれる闇を纏ったものです。
 ショスタコーヴィチの6番には、標題は付けられていないものの、第1楽章は重く暗く、また曲の終結部のチェレスタは神秘的かつ不気味なもの。かのバーンスタインも、この曲とチャイコフスキーの悲愴との共通点に目を付けていたことが知られています。当時の不安な世界情勢を反映した楽章ですが、第2楽章と第3楽章のからっとした明るさには、当時のショスタコーヴィチの皮肉な感情が込められていると言えるでしょう。
 かたや、チャイコフスキーの交響曲における副題「悲愴」は作曲家自身によるもので、曲自体の雰囲気が良く捉えられています。
 ヤンソンスの指揮は、この2つの曲の関連性を見事に引き出しつつ、どちらも決して重苦しさを引き摺ることなく、バイエルン放送響の実力を極限まで使って、極めて壮快に、かつ推進力ある音楽を引きだしています。
 どちらの作品も第1楽章が聴きもので、これまでなかったかのような「鮮やかな暗さ」を堪能できる名演です。




900126
(2枚組)
\3600→\2590*
ヤンソンス&バイエルン放送響
 ヴェルディ:レクイエム
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)/
マリナ・プルデンスカヤ(メゾ・ソプラノ)/
サイミール・ピルグ(テノール)/
オルリン・アナスタソフ(バス)/
バイエルン放送交響楽団&合唱団(合唱指揮…ミヒャエル・グレーザー)/
マリス・ヤンソンス(指揮)
2013年10月10.11日 ミュンヘン フィルハーモニー・イム・ガスタイク

 ヴェルディ(1813-1901)のレクイエムは、もともと「マンゾーニの命日を記念するためのレクイエム」で、これは1873年に彼が青年時代から敬愛していた文豪アレッサンドロ・マンゾーニの死を悼んで構想したものです。
 しかし、この曲の萌芽といえるものは、1868年のジョアキーノ・ロッシーニの死去の際にヴェルディが「13人の作曲家たちによるレクイエム」の作曲を計画し(結局その発案は様々な事情で放棄されることになります)、その時に彼の担当であったリベラメであり、これは、このマンゾーニのためのレクイエムで見事リサイクルされ、若干の形を変えた上で、同じリベラメに採用されたのでした。
 とはいうものの、この曲で一番人気の高いのは何といっても、雪崩落ちるような迫力を持つ「ディエス・イレ(怒りの日)」であり、このメロディのおかげで、モーツァルト、フォーレ作品とともに“三大レクイエム”と称され、現在でも上演の機会が多くあるのです。
 数あるレクイエムの中でも、極めて劇的でドラマティックな要素を持つこの作品、オーケストラ、合唱、ソリストの全てに高い能力と緊張感が求められる曲でもあります。

 2013年10月「ヴェルデイのレクイエム」。同じソリストたちによるウィーン公演の映像も発売されていますが(102205)、こちらはガスタイクでの演奏となります。


900141
\2,700→\1790
ヤンソンス&バイエルン放送響
 ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947 年版)
 ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
2015 年4 月14-17日  ミュンヘン ・フィルハーモニー・イム・ガスタイク  ライヴ収録…1-15, 2014 年11 .13-14 .ミュンヘン・ヘラクレスザール ライヴ収録…16-30

 ロシアの良く知られた2 つの傑作を1 枚に収録した、ロシア音楽ファン垂涎の1 枚の登場です。
 演奏するのはもちろんヤンソンス指揮のバイエルン放送交響楽団。ベートーヴェンやリヒャルト・シュトラウスも良いのですが、やはりヤンソンスの本領が発揮されるのはロシアの音楽なのではないでしょうか?
 以前リリースされたショスタコーヴィチとチャイコフスキーの「第6 番」のアルバム(900123)や、そして最近発売された「スペードの.王」、EMI に録音されたショスタコーヴィチのいくつかの交響曲など、どれも背筋がぞくぞくするほどの素晴らしさでしたが、今回の「ペトルーシュカ」と「展覧会の絵」はカラフルな色彩と、激しい.響が交錯するオーケストラ好きにはたまらない曲であり、指揮者とオーケストラの能力がとことん試されるものでもあります。
 複雑なリズムを易々と処理し、的確なアプローチによるストラヴィンスキー、重厚な低音をふんだんに用いた迫力あるムソルグスキーと、これまでこの曲を数多く聴いてきた方でも満足できる素晴らしい演奏をお楽しみください。


900142
\2,700→\1990

レクイエムで壮絶な演奏を聴かせてくれたヤンソンス
 バイエルン放送響との
  ドヴォルザーク:スターバト・マーテル Op.58

 1.第1曲:悲しみに沈める聖母は/
 2.第2曲:誰が涙を流さぬものがあろうか /
 3.第3曲:いざ、愛の泉である聖母よ/
 4.第4曲:わが心をして/
 5.第5曲:わがためにかく傷つけられ/
 6.第6曲:我にも汝とともに涙を流させ/
 7.第7曲:処女のうちもっとも輝ける処女)/
 8.第8曲:キリストの死に思いを巡らし/
 9.第9曲:焼かれ、焚かれるとはいえ/
 10.第10曲:肉体は死して朽ち果てるとも
エリン・ウォール(ソプラノ)/
藤村実穂子(メゾ・ソプラノ)/
クリスティアン・エルスナー(テノール)/
リー・リアン(バス)/
バイエルン放送合唱団(合唱指揮…ミヒャエル・グレーザー)/
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
 録音 2015年3月24-26日ミュンヘン ヘルクレスザール・デア・レジデンツ ライヴ収録

 「スターバト・マーテル=悲しみの聖母」 13世紀に生まれたカトリック教会の聖歌の一つで磔刑に処されたキリストの元に佇んだ聖母マリアの悲しみが歌われています。
 この詞を書いたのはヤーコポーネ・ダ・トーディとされています。どのような理由があるにせよ、愛しい息子を失くした母の悲しみはいつの世にも普遍のものであり、この詞に心打たれた芸術家たちが多くの作品を書いています。

 ドヴォルザークの「スターバト・マーテル」は、彼自身の個人的な悲しみが深く投影されていることで知られています。1876年、彼の生まれたばかりの娘ホセファが生後たった数ヶ月で世を去ったことに落胆したドヴォルザークはこの曲のスケッチを始めたのですが、その翌年1877年の8月には幼い娘ルジェナがたばこの誤飲で死去、さらに3歳の息子オタカルも天然痘で亡くなるという悲運にあいつで見舞われてしまったのです。その悲しみを克服するかのようにドヴォルザークは1877年の11月にこの作品を書き上げます。
 1880年12月23日、プラハ音楽芸術協会の定期演奏会で行われた初演は大成功を収めたということです。
 このヤンソンスの演奏、陰鬱な第1曲目の冒頭の雰囲気は第4曲目まで変わることなく、ようやく第5曲目「わがためにかく傷つけられ」になって少しだけ明るく包み込むような雰囲気に変化します。
 以降も悲しみと慰めが行き来しますが、最後の10曲目に、全ての悲しみを吹っ切るかのように荘厳に曲が転じるところは、実に感動的。その後のフーガも実に素晴らしく、一糸の乱れもありません。
 オーケストラもソリストも合唱も渾身の叫びを込めたかのようなこのドヴォルザーク。情熱だけで突っ走るのではなく、計算された感情表現には驚くばかりです。




900144
\2,700→\1690
ヤンソンス2015年/シベリウス2番!
 シベリウス:
  フィンランディア Op.26
  カレリア組曲 Op.11
   間奏曲、バラード、行進曲風に
  交響曲 第2番 ニ長調 Op.43
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
2015年11月12.13日、ミュンヘン ヘラクレスザール・デア・レジデンツ…5-8 
2015年10月15.16日、 ミュンヘン ガスタイク…1-4 ともにライヴ録音

 ヤンソンスの「シベリウスの第2番」といえば、1992年のオスロ・フィルとの演奏、そして2005年のロイヤル・コンセルトヘボウ管との演奏が知られています。もちろんそのどちらも、ヤンソンスらしい生き生きとした表現と燃焼力の高さが魅力的で、各々のオーケストラが生み出す響きの違いなど聴き所の多いものです。とくに1992年のオスロ・フィルとの録音は店主もとても感銘を受けて、「50年後が楽しみな指揮者」とちょっと意地悪なコメントを書いた覚えがある。
 そんなヤンソンスの"シベ2"、そのオスロ・フィルから四半世紀。今回は満を持してのバイエルン放送交響楽団との演奏。
 2015年の秋にミュンヘンで行われた何回かのコンサートは、シベリウス(1865-1957)の生誕150年を祝すものであり、ヤンソンスとオーケストラの強い信頼関係を目の当たりにできる熱狂的な演奏が繰り広げらました。このアルバムでは、そんなコンサートから物語性の強い「カレリア組曲」と愛国心躍る「フィンランディア」、そして「交響曲第2番」を収録しています。
 深化し続けるヤンソンスのシベリウス、これは聴きものです。


900146
\2,700→\1790
マリス・ヤンソンス(指揮)&バイエルン放送響
 RHAPSODY . ラプソディ

 1.シャブリエ(1841-1894):狂詩曲「スペイン」
 2.ガーシュウィン(1898-1937):ラプソディ・イン・ブルー(F.グローフェ編)
 3.エネスコ(1881-1955):ルーマニア狂詩曲 第1番イ長調 Op.11
 ラヴェル(1875-1937):スペイン狂詩曲
  4.夜への前奏曲
  5.マラゲーニャ
  6.ハバネラ
  7.祭日
 8.リスト(1811-1886):ハンガリー狂詩曲 第2番(K.M=ベルクハウス編)
デニス・マツーエフ(ピアノ)…2
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
 異なる地域で活躍した5人の作曲家による、地元風味たっぷりの5曲の“狂詩曲(ラプソディ)”を集めた楽しいアルバム。
 シャブリエの代表作である狂詩曲「スペイン」は豊かな色彩に支えられたメロディが特徴で、1882年に彼がこの地を旅行した際に受けた印象を元に作曲されたと言われています。
 ラヴェルの「スペイン狂詩曲」は、彼自身のルーツでもあるバスクの民謡も取り入れたエスニックな作品。2台ピアノ版も知られていますが、精妙なオーケストレーションによるこちらの管弦楽版は、また格別な雰囲気を持っています。
 2曲あるエネスコの「ルーマニア狂詩曲」は、なんと言っても第1番が人気曲。リストのお馴染のハンガリー狂詩曲も曲が進むにつれて熱狂が高まります。
 アメリカの民族音楽ともいうべきジャズ要素たっぷりの「ラプソディ・イン・ブルー」のソロはロシアのピアニスト、マツーエフが担当。全ての曲を熱狂的に指揮するヤンソンスの解釈も楽しめる、素晴らしいライヴ録音です。
  録音 2015年10月8.9日 ライヴ収録 ミュンヘン ヘルクレスザール・デア・レジデンツ
900707
\2,700→\1790
マリス・ヤンソンス指揮&バイエルン放送響
 R・シュトラウス(1864-1949)
  1.「ばらの騎士」組曲 AV145/
  2.ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら/
  3-6.4 つの最後の歌<春/9 月/眠りにつく時/夕暮れに>
マリス・ヤンソンス指揮
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)…3-6
バイエルン放送交響楽団
今最も脂の乗ったヤンソンスが得意とするのが、このR・シュトラウスでしょう。コンセルトヘボウとのお披露目でも豪快な「英雄の生涯」を聴かせてくれましたが、ここではまた違った風情を見せてくれます。凝りに凝った歌いまわしが魅力的な「ばらの騎士」組曲、新鋭ソプラノ、ハルテロスの抒情味溢れる「4 つの最後の歌」と、オーケストラを聴く楽しみを心から味わわせてくれるような1 枚です。

録音: 2006 年10 月19-20 日ミュンヘン ヘラクレスザール…1/2009 年3 月5-6 日ミュンヘン ヘラクレスザール…2/2009
年3 月25-27 日ミュンヘン フィルハーモニー…3-6




900173
\2,700→\1690
マリス・ヤンソンス(指揮)&バイエルン放送響
 ブルックナー:交響曲 第9番 ニ短調

  (1894年原典版-ノヴァーク校訂)
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 ブルックナーの最後の作品となった「交響曲第9番」。1887年、交響曲第8番が完成した直後から作曲に取り掛かるも、一旦は別の作品の改訂に打ち込み、再度作品に向き合ったのは1891年の時。すでに3年が経過していました。
 その後は自身の病状の悪化に伴い、作曲が停滞、亡くなるまでの5年間に仕上げることができたのは第3楽章まででした。一度は「第4楽章に《テ・デウム》を置くこと」と代替案を出したブルックナーでしたが、息をひきとる直前まで完成を諦めてはいませんでした。
 このようないきさつもあり、この曲の演奏には様々な表現方法がとられています。研究者による補筆版を用いる方法、終楽章で《テ・デウム》を演奏する方法など、この曲を「4楽章の完成形」で演奏しようと試みる指揮者もいますが、ヤンソンスは「完成された3楽章」のみを演奏。
 第3楽章のアダージョで曲が閉じられることで、聴き手の心には、神への祈りや憧憬を感じさせる豊かな響きが残ります。(この日のコンサートは「最後の作品」と題されており、プログラムはベルクのヴァイオリン協奏曲と、ブルックナーの交響曲第9番が選ばれていました。)ブルックナーが「愛する神に捧ぐ」と譜面に書き入れた通り、ヤンソンスもこの壮大な作品を神に捧げるがごとく誠実に演奏しています。
 ヤンソンスのブルックナー第9番と言えば、ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団とのライヴ収録(2014年3月)がありますが、当盤のバイエルン放送響のライヴはそれより2か月前の演奏であり、オーケストラの音色や演奏解釈の違いを確かめることもできます。

 録音 2014年1月13-17日 ライヴフィルハーモニー・イン・ガスタイク
 





 900192
\2,700→\1690
マリス・ヤンソンス、バイエルン放送響/ラスト・コンサート
 R.シュトラウス(1864-1949):
  歌劇《インテルメッツォ》からの4つの交響的間奏曲 Op.72
   1. 出発前の騒動とワルツの情景/2. 暖炉の前の夢
   3. カードゲームのテーブルで/4. 更に元気な決断
 ブラームス(1833-1897):
  5-8. 交響曲第4番 ホ短調 Op.98
  9. ハンガリー舞曲第5番 ト短調(パーロウ版)*アンコール
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 巨匠とオーケストラとの絆が結実した美演!ヤンソンス・ラスト・コンサート

 録音:2019年11月8日   ニューヨーク、カーネギーホール(ライヴ)
 *初回限定特典:バイエルン放送特製パンフレット・・・輸入盤、国内仕様盤、どちらにも付属します。
 ヤンソンスとバイエルン放送響の全コンサート記録とBR-KLASSIKでのディスコグラフィを掲載(A5サイズ、英語のみ。全64ページ)。

 この録音を聴いていると、様々な想いが去来する。私の知るヤンソンスは、音楽の核心だけを見つめる真摯で虚飾のない音楽家だった。ニューヨークで当演奏会が行われた時、彼を愛するバイエルン放送響の団員たちは、これが最後の機会になることを心の奥底では感じていただろう。ブラームスの「第4」には、彼らの波打つ感情が表れており、聴き手としても、とても普通の気持ちではいられない。--城所孝吉(音楽評論、在ベルリン)

 2019年に急逝した名指揮者マリス・ヤンソンス(1943-2019)の最後の演奏会がCD化されます。
 首席指揮者を務めていたバイエルン放送交響楽団とのカーネギーホールでのコンサートです。
 ヤンソンスの健康状態がすぐれないことは現地の聴衆にも知られていたようですが、そのことがある種の緊張感をもたらしたのか、「ひとたび指揮台に立つと、驚くほど生気のみなぎった演奏を繰り広げ」、最後は「数十年にわたる音楽への献身に加え、その不屈の精神によってニューヨークの聴衆から敬意に満ちた心からの喝采を受けた」と伝えられます(Seen and Heard Internationalの演奏会評)。ヤンソンスは翌日以降の演奏会をすべてキャンセル、その3週間後には不帰の人となりました。
 プログラムは、彼が生涯愛したリヒャルト・シュトラウスの「歌劇《インテルメッツォ》からの4つの交響的間奏曲」と、「4つの最後の歌」(このアルバムには収録されておりません)が前半、後半はブラームスの「交響曲第4番」でした。
 いずれもたいへん美しい演奏ですが、とりわけブラームスが素晴らしく、終楽章でのたたみかけるような響きの交差のなかから立ち昇る、フルート・ソロの澄み切った音色、トロンボーンから始まるコラールの繊細さなど、オーケストラと巨匠との深い絆と信頼が成せる業と言えるでしょう。ヤンソンス辞世の句、そう思わせる特別な一夜の記録です。

  
 



900176
\2,700→\1690
マリス・ヤンソンス/
 シューマン(1810-1856):交響曲 第1番「春」
 シューベルト(1797-1828):交響曲 第3番 ニ長調 D200
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 マリス・ヤンソンスによるロマン派の2つの交響曲が登場。


 1815年、18歳のシューベルトがわずか9日間で書き上げた交響曲第3番は、彼の全交響曲中、最も短いながら引き締まった書法を持つ明るい作品です。古典的な様式の中にも様々な試みが見られ、シューベルトが独自の作風を獲得した交響曲としても知られています。
 1841年に書かれたシューマンの交響曲第1番も短期間に仕上げられた作品。こちらもスケッチに要した期間は4日間と伝えられています。当時のシューマンは、クララと結婚したばかりであり、溢れる楽想をそのまま総譜に書きつけたのでしょう。若々しい情熱と美しい旋律は、まさに標題の「春」そのものです。

 ヤンソンスは、若き作曲家の想いを存分に汲み取り、豊かな響きと細やかな表現で全曲をまとめています。
 シューマンの交響曲では、第1楽章の第1主題と、流麗な第2主題のコントラストを見事に描き分けます。ゆったりと美しい第2楽章はオーケストラをたっぷり歌わせ、第3楽章では決然とした表情を重視、特徴的なリズムを持つ終楽章の生き生きとした表現は力強い終結部まで途切れることがありません。
 またシューベルトの交響曲ではリピートを省略することなく、全曲が快活、かつ丁寧に演奏されています。全編に渡ってヤンソンスの統率力とバイエルン放送交響楽団の優れたアンサンブルが際立つ素晴らしい演奏です。

 シューマン:交響曲 第1番は既発リリース「ロベルト・シューマン:内なる声」(900916 4枚組)に収録された音源と同一です。

  録音 ヘルクレスザール ライヴ収録 2018年3月21-22日…シューマン 2015年1月26-30日…シューベルト
 






 900188
\2,700→\1690
ヤクブ・フルシャ&バイエルン放送響
 ヨーゼフ・スーク(1874-1935):交響曲 第2番 ハ短調「アスラエル」 Op.27

 第1部
  1.第1楽章:Andante sostenuto
  2.第2楽章:Andante
  3.第3楽章:Vivace ? Andante sostenuto ? Quasi Tempo
 第2部
  4.第4楽章:Adagio
  5.第5楽章:
   Adagio e maestoso ? Allegro appassionato ? Adagio e mesto
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 チェコの気鋭指揮者ヤクブ・フルシャが振る、ヨーゼフ・スークの代表作「アスラエル」!

 録音 2018年10月18-20日 ライヴ収録 ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク

 ドヴォルザークの娘婿で、才能ある弟子でもあった作曲家ヨーゼフ・スーク。
 彼は義父ドヴォルザークやブラームスの作風を継承しながら、後期ロマン派特有の半音階的な和声を作品に導入し、個性的で複雑な様式を生み出した人として評価されています。
 この交響曲「アスラエル」は1906年に完成されたスーク2番目の交響曲で、作曲の動機となったのは、1904年、彼が敬愛していた義父ドヴォルザークがこの世を去った上、その翌年には最愛の妻オティリエも亡くすという悲劇でした。
 しかし、彼はその悲しみを克服するためにこの交響曲「アスラエル」(死を司る天使の名)を作曲、自身の心境を描き出したこの交響曲は彼の代表作の一つになりました。演奏機会は少なかったものの、最近、録音や演奏会が続き、この悲しくも美しい作品が多くの人に知られるようになりました。
 作品全体は大きく2つに分かれており、悲痛な叫びで始まる第1楽章、やるせない気持ちを慰めるかのような第2楽章、嘲笑的な第3楽章までが第1部。ティオリエへの追悼である美しい第4楽章を経て、終楽章では苦しみを乗り越えた彼の姿が描かれています。

 スークの同郷である指揮者ヤクブ・フルシャはこの作品を最も得意としており、プラハ芸術アカデミーの卒業コンサートの演目でもこの曲を選択したほど。
 作品を完全に掌握した上で愛情と共感に満ちた表現を施した演奏は、スークの想いを聴き手に届けるにふさわしい風格を有しています。
 






900319
\2,700→\1690
アルヴォ・ペルト
 B-A-C-Hの主題のコラージュ-弦楽、オーボエ、チェンバロとピアノのための(1964)

 1.トッカータ Preciso
 2.サラバンド Lento
 3.リチェルカーレ Deciso
 7つのマニフィカト・アンティフォナ-無伴奏合唱のための(1988)
  4.第1曲:おお、知恵よ
  5.第2曲:おお、アドナイ
  6.第3曲:おお、イザヤの末裔よ
  7.第4曲:おお、ダヴィデの鍵よ
  8.第5曲:おお、暁の星よ
  9.第6曲:おお、万国の王よ
  10.第7曲:おお、エンマヌエルよ
 11.チェチーリア、ローマの乙女-合唱と管弦楽のための(2000) 
 12.ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌-弦楽オーケストラと鐘のための(1977)
 13.リタニ-独唱、合唱と管弦楽のための(1994)
カク・ヨンヒ(オーボエ)、
マックス・ハンフト(チェンバロ)・・・1-3
ヒリヤード・アンサンブル・・・13
デヴィッド・ジェームズ(カウンターテナー)・・・13
ロジャー・コヴェイ=クランプ(テノール)、
ジョン・ポッター(テノール)・・・13
ゴードン・ジョーンズ(バス)・・・13
ロバート・キング(指揮)・・・1-3
ペーター・ダイクストラ(指揮)・・・4-10
ウルフ・シルマー(指揮)・・・11.12
マルチェロ・ヴィオッティ(指揮)・・・13
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団

 世界中で人気が高いエストニアの作曲家ペルトの作品集。創作の初期は「B-A-C-Hの主題のコラージュ」のような新古典主義の様式に則って作品を書いていたペルトですが、「ブリテンへの追悼歌」が作曲された1970年代後半から次第に様式を変化させ、宗教的モティーフを多く用い、また使う音もシンプルになり、自身で「ティンティナブリ(鈴声)の様式」と呼ぶ独自のスタイルを創り上げました。
 このアルバムには、管弦楽のための作品とあまり耳にする機会のない曲も含む一連の合唱作品を収録。ダイクストラ、シルマーは、どの作品も密度の高い演奏を聴かせています。
 また、声楽作品を得意とするヴィオッティが慈しむかのように指揮する「リタニ」も聴きものです。

  録音:2005年2月18日 Jesuitenkirche St.-Michael, Munchen・・・1-3   2005年12月3日 Sankt-Josephs-Kirche, Munchen・・・4-10   2011年1月21日 Herz-Jesu-Kirche, Munchen・・・11  2011年10月28日 Herz-Jesu-Kirche, Munchen・・・12  2000年7月8日 St.-Gabriels-Kirche, Munchen・・・13







 900334
\2,700→\1690
ペトリス・ヴァスクス(1946-):旅人・遠い光・声
 弦楽のための作品集

  1. Viatore 旅人(2001) 11の独奏弦楽器のために(S.ヴァンセロウ編)
  
  ヴァイオリン協奏曲「Tala gaisma 遠い光」
   -ヴァイオリンと弦楽オーケストラのために(1997)
    2. Andante/3. Cadenza I/4. Cantabile/5. Mosso/
    6. Cadenza II/7. Cantabile/8. Cadenza III/9. Andante
  
  交響曲第1番「Balsis 声」-弦楽合奏のために(1996/1997)
   10. I. Klusuma balsis 沈黙の声/11. II. Dzivibas balsis 人生の声/
   12. III. Sirdsapzinas balss 良心の声
スタンコ・マディチ(ヴァイオリン)
イヴァン・レプシッチ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団

 録音 2020年6月23-27,29日 バイエルン放送第1スタジオ、ミュンヘン

 1946年にラトヴィアのプロテスタントの牧師の家に生まれたヴァスクスは、リガの音楽院でコントラバスと作曲を学び、早くも1961年にはオーケストラや室内楽での演奏を開始。1970年から1年間、旧ソ連軍での兵役期間をはさんで演奏を続け、並行して作曲も学び続けます。
 宗教家の出自ゆえ、旧ソ連の宗教抑圧政策に悩まされた時期もありましたが、1990年代にギドン・クレーメル(ヴァスクスと同郷で一歳違い)によって作品が紹介されて以後は、一躍世界の注目を集める存在となりました。
 ヴァスクス作品の特徴は、作曲技法の先鋭さを競うのではなく、内省的で心に響く音楽となっていること。波や風などの自然音を思わせるサウンドや、伝承曲や教会音楽のような感傷的で息の長い旋律もしばしば聞かれます。

 このアルバムには弦楽のための3作品を収録。
 ザルツブルク音楽祭からの委嘱で1997年に書かれ、クレーメルが初演した「遠い光」は、世界的に演奏機会や録音に恵まれ、20世紀最後の10年間で書かれたヴァイオリン協奏曲の中でも代表格的な存在。8楽章から成り、メロディアスに高揚する2つのカンタービレや超絶技巧を伴う3つのカデンツァを静謐な緩徐楽章で挟んだ置いた構成は、無から始まり無に還る音楽や人の一生を象徴しているかのようです。
 同様の構成は、弦楽のための「交響曲第1番」やアルヴォ・ペルトへのオマージュである「旅人」にも見られます。ヴァイオリン協奏曲のソリストを務めるのは、現在オーケストラの第1コンサート・マスターを務める1984年生まれの期待の奏者スタンコ・マディチ。
 録音セッションは、コロナ禍による自粛を経てオーケストラが活動を再開し始めた2020年6月下旬に行われました。

  



 900344
\2,700→\1590
ムストネン(指揮)&ミュンヘン放送管弦楽団
ヴァレンティン・シルヴェストロフ(1937-):
 ラリッサに捧げるレクイエム(1999)
プリツカ・エーザー(ソプラノ)
ユッタ・ノイマン(アルト)
アンドレアス・ヒルトライター(テノール)
ヴォルフガング・クローゼ(バス)
ミヒャエル・マンタイ(バス)
バイエルン放送合唱団
ミュンヘン放送管弦楽団
アンドレス・ムストネン(指揮)

 録音:2011年6月17日 ミュンヘン、イエスの聖心教会 Herz-Jesu-Kirche(ライヴ)

 【シルヴェストロフ生誕85周年。キーウの姉妹都市ミュンヘンの合唱団による演奏をCD化】
 ウクライナのキーウ(キエフ)に生まれたシルヴェストロフ。「キエフ・アヴァンギャルド」の一員として前衛的な作品を発表し、ソ連時代には演奏を禁じられたこともありますが、1970年代には調性感のある、穏やかな曲想の音楽に転じ、近年はじわじわと人気を広げて来ました。
 シルヴェストロフはかつて自身が取り組んだ前衛音楽を音楽史の終着点とし、近年の自身の作品を「音楽史が尽きた後に鳴り響く音楽」と位置付けています。
 この「レクイエム」は、1996年に音楽学者で文学者でもあった妻ラリッサ・ボンダレンコに先立たれたシルヴェストロフが3年をかけて完成させた作品。
 全7章からなり、ラテン語のレクイエムの断片を歌詞としつつ、中央の楽章ではウクライナの国民的詩人タラス・シェフチェンコの詩「夢」が引用されています。
 
 最愛の人を悼んで書かれたこのレクイエムの特徴は、多くの作曲家が激烈な音楽を付けてドラマティックに描いた神による裁きの場面が無いこと。時に甘美な回想をまじえつつ、60分余りをかけてゆるやかに起伏する悲しみと哀悼の音楽は、亡き人の魂の平安を願いつつ、残された人の心を慰めるかのようです。
 2022年2月にロシアがウクライナに侵攻すると、キーウにいたシルヴェストロフは知人らの働きかけによって避難し、3月上旬にドイツに移りました。
 この録音は、キーウの姉妹都市ミュンヘンから、シルヴェストロフ85歳の記念としてリリースされるものです。
 
 指揮のアンドレス・ムストネンはエストニアのタリンに生まれ、中世音楽や中近東の音楽、バロック、古典派から現代音楽まで演奏。特にトゥール、ペルト、グバイドゥーリナ、ペンデレツキの作品に熱心に取り組んでいます。
 ここでは合唱団とオーケストラから繊細で緻密な響きを引き出し、作品を織り上げています。



 




 900522
\2,700→\1690
『バイエルンの高地からの情景』
 エルガー: パートソング集

 1-6. バイエルンの高地からの情景 Op. 27 - 6声部混成合唱とピアノのための (1895)
  1. I. 踊り/2. II. 不実の恋/3. III. 子守歌/
  4. IV. 切なる願い/5. V. アルプスの牧場で/6. VI. 名射手

 7-8. 2つのパートソング Op. 26 - 女声合唱、2つのヴァイオリンとピアノのための (1894)
   7. I. 雪/8. II. 飛べ、鳴く鳥よ

 9-13. ギリシャ名詩選からの5つのパートソング Op. 45 - 男声合唱のための (1902)
  9. I. そう、高みから私を見下ろして/10. II. あなたを見つけたとしても/
  11. III. ほこりだらけの長い道を歩いた後で/
  12. IV. そうだ、荒々しい風となって/13. V. 饗宴を見つめて

 14. 行け、私の歌よ Op. 57 - 混声合唱のための (1909)
 15. 夏の激流のように ? 『オラフ王の伝説からの情景』 Op.30 より - 女声合唱とピアノのための編曲版 (1896)
 16. スペインのセレナード Op. 23 - 女声合唱、2つのヴァイオリンとピアノのための (1891)
 17. 起床ラッパ Op. 54 - 男声合唱とピアノのための (1907)
 18. 彼ら安息の地に - 混声合唱のための悲歌 (1909)
 19. うんざりする西風 - 女声合唱とピアノのための (1902 / 1930)
 20. 眠る王子 - 混声合唱のための (1925)
ラドスラフ・シュルツ、
ユリタ・スモレン (ヴァイオリン)
マックス・ハンフト (ピアノ)、
バイエルン放送合唱団、
ハワード・アーマン (指揮)  

 録音: 2019年10月26日 ヘルクレスザール(ライヴ)

 【時代錯誤的な美しさ!エルガーのパートソングを集めて】
 伝承歌のような愛らしさ、ルネサンス期の声楽作品を思わせるような美しさに、英国近代音楽らしいモダンな和声を加味したエルガーのパートソング集。その響きはとにかく心地よく、重なり合う人の声の醍醐味を味わうことが出来ます。
 歴代指揮者に鍛え上げられたバイエルン放送合唱団の高い技術と表現力、英国出身の現在の音楽監督ハワード・アーマンによる、隅々まで気持ちの通った解釈で楽しむ一枚。





900526
\2,700→\1690
ドヴォルザーク(1841-1904):
 スターバト・マーテル Op.58
  独唱、合唱とピアノのための1876年版
ユリア・クライター(ソプラノ)/
ゲルヒルト・ロンベルガー(アルト)
ドミトリー・コルチャク(テノール)/
タレク・ナズミ(バス)
ユリウス・ドレイク(ピアノ)

ハワード・アーマン(指揮)
バイエルン放送合唱団
 
 1876年、35歳のドヴォルザークは公私ともに充実した時期を迎えていました。
 プラハ楽壇で作品が認められ活躍の場が広がるとともに、1873年にアンナ・チェルマーコヴァーと結婚。その翌年に長男が誕生。奨学金を授与されるなど順風満帆の人生が待っていると思われたのですが、その矢先、長女を失うという悲しい出来事に見舞われます。
 ドヴォルザークは悲しみの内に「スターバト・マーテル」の作曲に取り掛かり、スケッチを一旦仕上げます。しかし完成させるまでの間に、彼はまた2人の子供を失い、その悲しみを振り払うかのように1877年に全曲を完成させました。
 この曲は通常、1877年完成版のオーケストラ伴奏のヴァージョンが知られており、スケッチである「ピアノ伴奏版」はほとんど演奏されることがありません。
 全曲は7曲のみ。第5曲となる「わがためにかく傷つけられ (Tui nati)」、第6曲「我にも汝とともに涙を流させ (Fac me vere tecum)、第7曲「処女のうちもっとも輝ける処女 (Virgo virginum)」は含まれておらず、簡素なつくりとなっています。
 しかし、ドヴォルザークの真摯な思いが強く反映された美しく素朴な仕上がりであり、アーマン指揮のバイエルン放送合唱団は清冽な歌声で、哀しみと祈りの心を歌い上げています。
 コンサート時のあまりの評判の良さにこのリリースが決定されたものです。
  録音 2019年3月1-2日、Munich, Prinzregententheater


 900529
\2,700→\1590
ドビュッシー/アーン: 合唱作品集
 クロード・ドビュッシー(1862-1918): 1. 春の挨拶 ? 合唱とピアノのために
 カンタータ『選ばれた乙女』-
  独唱、合唱と2台ピアノのために(ハワード・アーマンによる2台ピアノ伴奏編)...世界初録音
   2. 前奏曲/3. 女声合唱と語り手/4. 選ばれた乙女と女声合唱/5. 女声合唱と語り手
 6. アンジェラスの鐘(クリトゥス・ゴットヴァルトによる合唱編)
 7. 木々の影は - 忘れられた小唄第3番 - 歌とピアノのために
 レイナルド・アーン(1874-1947): 8. 悲しい風景、霧深い川の木々の影 - 灰色の歌第6番 - 歌とピアノのために
 ラテン礼賛 - ソプラノとピアノ、テノールとバス、合唱のために
  9. I. Lydie リディ La Jeunesse nous quitte/10. II. Neere ネール Il me faut retourner aux anciennes amours/
  11. III. Salinum サリヌム Le souci plus leger que les vents de l'Epire/
  12. IV. Thaliarque タリアルク Ne crains pas de puiser aux reduits du cellier/
  13. V. Lyde リデ Viens! c'est le jour d'un Dieu/
  14. VI. Vile potabis ヴィレ・ポタビス Dans mes coupes d'un prix modique/
  15. VII. Tyndaris タンダリス O blanche Tyndaris/16. VIII. Pholoe フォロエ Oublie, o Pholoe/
  17. IX. Phidyle フィディレ Offre un encens modeste/18. X. Phyllis フィリス Depuis neuf ans et plus
 クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)...1、4、7、8、10-11、13-16、18/アンジェラ・ブローワー(朗読、アルト)...3、5/
 ダニエル・ベーレ(テノール)...9/アンナ=マリア・パリー(ソプラノ)...12/ニコラウス・プファンクフ(テノール)...12/
 タレク・ナズミ(バス)...17/ゲロルト・フーバー(ピアノ)...1-5、7、8、9、10-18/
 マックス・ハンフト(ピアノ)...2-5、17/バイエルン放送合唱団...1-6、9、12、17/
 ハワード・アーマン(指揮)...1-6、9、12、17

 録音2021年5月27、28日 BR第1スタジオ...1、6、7、8 2021年2月3-5日 BR第2スタジオ...2-5 2020年7月23日 BR第2スタジオ...9-18

 【バイエルン放送合唱団が歌うフランス印象派の作曲家ドビュッシーとアーンの作品集】
 どの曲もドイツ・ロマン派作品とは全く異なる風情を持っていますが、ハワード・アーマンが指揮する合唱団はいつもながらの愛情こもった精緻なアンサンブルによって、エキゾチックな味わいを持つ作品の魅力を存分に引き出しています。
 ドビュッシーのア若き意欲作『選ばれた乙女』はソプラノ、アルトの独唱と女声合唱および管弦楽のためのカンタータですが、ここでは世界初録音となる2台ピアノによる伴奏版が選ばれており、その繊細な美しさが余すことなく披露されています。
 アーンの「ラテン礼賛」は「ラテン・エチュード」とも訳される詩人ルコント・ド・リールの『古代詩集』を用いたソプラノをメインとする3人のソリストと合唱による組曲。アーンの旋律美が遺憾なく発揮されています。
 他にはヴェルレーヌの同じ詩を用いたドビュッシー、アーンそれぞれの「木々の影」など繊細な合唱曲をお楽しみいただけます。
 アルバムを通じて陰影に富んだ歌唱を聴かせるクリスティアーネ・カルクの美しい声と、伴奏ピアニストとして高く評価されるゲロルト・フーバーのピアノ演奏も聴きどころ。

  



 900940
(2CD)
\3200→\2290
ブルックナー:ミサ曲第2番&モテット集
 【CD1】
  アントン・ブルックナー:ミサ曲第2番 ホ短調&モテット集
   1. アヴェ・マリア WAB 6
   2. この所は神により作られた WAB 23
   3-8. ミサ曲 ホ短調 WAB 27(改訂版)
    3. Kyrie/4. Gloria/5. Credo/6. Sanctus/
    7. Benedictus/8. Agnus Dei
   9. エサイの枝は芽を出し WAB 52
   10. エクアーレ第1番 ハ短調 WAB 114
   11. 正しき者の唇は知恵を語る WAB 30
   12. エクアーレ第2番 ハ短調 WAB 149
   13. キリストはおのれを低くしてWAB 11
 
 【CD2】
  「音楽への道:ブルックナーの世界」 - ミサ曲ホ短調
   マルクス・ファンヘーファーによる作品の紹介
    1-4. 第1部/6-9. 第2部/10-14. 第3部
 使用曲...
  ◎CD1からの抜粋
  ◎交響曲第4番より 第1、第4楽章
   マリス・ヤンソンス(指揮) バイエルン放送交響楽団
  ◎前奏曲とフーガ ハ短調 WAB 131
   マルティン・ハーゼルベック(オルガン)
【CD1】
 バイエルン放送合唱団...1-9、11、13
 ミュンヘン放送管弦楽団...3-8、10、12
 ペーター・ダイクストラ(指揮)
【CD2】
 [朗読]
  ヴィープケ・プルス
  ヨハネス・ジルバーシュナイダー
  ハンス・ユルゲン・シュトッケルル
  ヘマ・ミヒャエル
  フリードリヒ・シュロッフェル

 【CD1】録音:2023年10月24-26、30-31日 Munchen, BR, Studio 1(ドイツ)/収録時間:68分
 【CD2】原作&監督:マルクス・ファンヘーファー/録音:2024年1月29-30日 Munchen, BR, Studio 11/収録時間:71分
 総収録時間:139分

 2024年のブルックナー生誕200年を祝して制作された2枚組のアルバム。
 CD1にはペーター・ダイクストラの指揮によるバイエルン放送合唱団とミュンヘン放送管弦楽団によるブルックナーの宗教作品の演奏を収録。
 これは、2023年10月28日のシーズン開幕コンサートと連動して行われたスタジオ録音で、合唱指揮者の第一人者として高く評価されるダイクストラならではの高い統率力に支えられた合唱と、ミュンヘン放送管弦楽団の管楽器メンバーのアンサンブルによる荘厳なミサ曲第2番を中心に、無伴奏合唱のための5曲のモテット、3本のトロンボーンのためのエクアーレ2曲を聴くことができます。
 ブルックナーのミサ曲第2番はリンツの新大聖堂の奉献式のために依頼されて1866年に完成しましたが、大聖堂の工事が遅れたためブルックナーの指揮による初演も1869年9月に行われました。
 作品は8部からなる混声合唱と管楽アンサンブルのために書かれており、新しい礼拝堂で演奏するには合唱の規模が大きすぎたため屋外で演奏され、大好評を得ました。
 その後ブルックナーはこの曲を1882年に改訂し、それを1885年10月4日にリンツの旧大聖堂で初演、こちらも目覚ましい成功を収めました。
 「ブルックナーは演奏中にオルガンの前に立ち、大聖堂の天井をじっと見つめ、言葉にならない祈りを発した」と当時の様子が伝えられています。
 当盤で演奏されているのは、こちらの改訂版です。併録のモテットもブルックナーの聖歌隊員、オルガニストとしての経験が生かされた美しい作品です。
 CD2に収録されたマルクス・ファンヘーファーによる「音楽への道:ブルックナーの世界」では、ミサ曲第2番を中心に、宗教音楽作曲家としてのブルックナーの物語を朗読(ドイツ語のみ)と音楽で楽しめます。





ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2023 ARIA-CD.All rights reserved.08