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BR KLASSIK

バイエルン放送交響楽団自主製作盤
特価セール その2
1CD\2,700→\1690/\1790、など
~6/9(火)午前9時


 リリースのたびにベストセラーとなるクラシックCD界のドル箱的存在、バイエルン放送交響楽団自主製作盤。
 ヤンソンス、ハイティンク、ラトルなど大スターの録音を数多く有し、輝かしい名盤が目白押し。
 
 で、年に何回か大きなセールを開催して、そうした名盤がどどっとセールになるのだが、・・・今回は150タイトル近い大規模展開。かなり気合の入ったセールになっている。
 今回は第2回。


 コメントは発売当時のものをそのまま掲載しております。
 





900717
\2700→\1590
クレンペラー、1956&1957年ライヴ/バイエルン放送交響楽団
ハイドン(1732-1809):交響曲 第101番 ニ長調「時計」Hob.1:101

 1.第1楽章:Adagio - Presto
 2.第2楽章:Andante
 3.第3楽章:Menuetto. Allegretto Trio
 4.第4楽章:Finale. Vivace
ブラームス(1833-1897):交響曲 第4番 ホ短調 Op.98
 5.第1楽章:Allegro non troppo
 6.第2楽章:Andante moderato
 7.第3楽章:Allegro giocoso - Poco meno presto
 8.第4楽章:Allegro energico e passionato - Piu allegro
オットー・クレンペラー(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 20世紀を代表する名指揮者の一人、オットー・クレンペラー(1885-1973)。古典派からロマン派、近現代作品まで幅広いレパートリーを持つとともに、数々のユニークなエピソードで知られる人物です。
 バイエルン放送交響楽団とは(ヨッフムの招聘により)1956年4月に初共演を果たしたクレンペラー、この「70歳でのデビュー」は大きな話題となり、以降1969年5月までミュンヘンで合計11回のコンサートを行うことになりました。
 健康状態の悪化に苦しみながらも一連の素晴らしい演奏を披露したクレンペラー、この1956年と1957年のライヴからも、熱気あふれるハイドンと、重厚で一音一音に魂を込めるかのような感情の起伏が激しいブラームスを楽しめます。
 ブラームスはOrfeo C201891DRと同音源です。今回はバイエルン放送が所有するオリジナル音源がどのような音質で復刻されているのか興味深いところです。

  録音 ミュンヘン、ヘルクレスザール ライヴ、1956年10月18.19日…1-4、1957年9月26.27日…5-8 モノラル

900701
\2700→\1690
アルゲリッチ&小澤/ヨッフム
 (1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456
 (2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団
オイゲン・ヨッフム(指揮)(1)
小澤征爾(指揮)(2)

 1980年代、かれこれ30年近くまえ。小澤、アルゲリッチともに40代、まだまだ精悍ではちきれそうな「若さ」を謳歌していたころ。そんな両者のベートーヴェンのコンチェルト。また小澤がバイエルン放送響を指揮したと言う点でも貴重。

 アルゲリッチとの共演で、白熱したソロに呼応して活気ある伴奏を提供する小澤の棒が見事。

録音:1973年6月22日(1)、1983年6月17日(2)
ステレオ(ライヴ)


900713
\2700→\1690
フリードリヒ・グルダplays モーツァルト&グルダ
 1.モーツァルト(1756-1791):
   ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K386
 2.グルダ(1930-2000):インプロヴィゼーション 1
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ ハ長調 K330
  3.第1楽章:Allegro moderato
  4.第2楽章:Andante cantabile
  5.第3楽章:Allegretto
 グルダ:
  6.インプロヴィゼーション 2
  7.「Play Piano Play」- 練習曲 第1番
  8.ピアノ、電子ピアノ、ドラムスのための組曲-「アリア」
 9.モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調 K382
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団…1.9
レオポルド・ハーガー(指揮)…1.9

 クラシック・ピアニスト、ジャズ・プレイヤー、作曲家と様々な顔を持っていた天才ミュージシャン、フリードリヒ・グルダ(1930-2000)。
 本格的なジャズ・プレイヤーに転向しようと考えていたこともあるグルダは、最終的に「クラシックとジャズの融合」を試み、その自由なスタイルは、とりわけ彼が愛したモーツァルト演奏に昇華されたといえるでしょう。
 このアルバムには、2つの違う年代のグルダの演奏を収録。ジャズに傾倒し始めた時期(1969年)のモーツァルトの2つのロンドを最初と最後に置き、グルダ自身のスタイルを確立させた1982年の演奏をその間に挟むというプログラムです。
 1982年のグルダのインプロヴィゼーション、モーツァルトのソナタ、彼と聴衆の全てがお気に入りだった「アリア」など、年代の違いを全く感じさせないほど自然な流れの中に溶け込んでおり、ここではまさにクラシックとジャズの融合が図られています。

 録音 :1969年10月4日 Munich, Herkulessaal ライヴ録音…1.9 1982年6月27日 ミュンヘン「ピアノの夏音楽祭」ライヴ録音…2-8

900710
\2700→\1590
イレーナ・グラフェナウアー、ほか
モーツァルト(1756-1791):作品集
 1.フルート協奏曲第 1 番ト長調 K313/
 2.オーボエ協奏曲ハ長調 K314/
 3.交響曲第 32 番ト長調 K318
イレーナ・グラフェナウアー(フルート)…1/
フランソワ・ルルー(オーボエ)…2/
ギュンター・ヴァント(指揮)…1/
サー・コリン・デイヴィス(指揮)…2.3/
バイエルン放送交響楽団
録音: 1981 年10 月16 日…1, 2001 年1 月11-12 日…2, 1985 年6 月22 日…3
ミュンヘン・ヘルクレスザール

 3つの違った雰囲気のモーツァルト。

 イレーナ・グラフェナウアーは1957 年スロヴェニアで生まれた女性フルーティスト。彼女は8 歳から音楽を学び、カールハインツ・ツェラー、オーレル・ニコレに師事、ベオグラード、ジュネーブ、ミュンヘンの3 つのコンクールで1 等賞を得ました。1977 年から1987 年までバイエルン放送響の首席フルーティストとして活躍、クーベリックやデイヴィスの指揮のもと、素晴らしい演奏を数々残しています。
 この1981 年の録音は、ギュンター・ヴァントが北ドイツ放送交響楽団の首席として招聘される前年のもので、厳しい表情を備えたモーツァルトは、このオーケストラのディスコグラフィーの中でも特別なものの一つとして大切にされています。

 オーボエのフランソワ・ルルーも1992 年から2004 年まで、このオーケストラの首席として活躍。
 2001 年のこの演奏は、コリン・デイヴィスとの緊密な関係を物語るかのような、雄弁な音楽が楽しめます。

 1985 年の交響曲第32 番では、コンパクトな単一楽章の中にイタリア的な明るさを感じさせるところがさすがデイヴィスです。





900313
\2700→\1690
偉大なるヴェルディ歌手たち
 ジュゼッペ・ヴェルディ:アリア集

 1.歌劇「エルナーニ」-
  夜になった、でもシルヴァは戻ってこないわ! -
   エルナーニ!...エルナーニ、私を救って
   〈レオンタイン・プライス(ソプラノ) 録音 1968年1月27日〉/
 2.歌劇「エルナーニ」-
   感謝しよう、親愛なる友人たちよ-まるで露が降りかかるように
   〈ニール・シコフ(テノール) 録音 1978年3月12日〉/
 3.歌劇「マクベス」-光は薄れ 〈ユリア・ヴァラディ(ソプラノ) 録音 1979年11月5日〉/
 4.歌劇「海賊」-初恋のころには 〈ホセ・カレーラス(テノール) 録音 1982年6月6日〉/
 5.歌劇「リゴレット」-悪魔め、鬼め 〈ピエロ・カップチッリ(バリトン) 録音 1970年1月11日〉/
 6.歌劇「リゴレット」-女心の歌
  〈ニコライ・ゲッダ(テノール) 録音 1968年3月10日〉/
 7.歌劇「トロヴァトーレ」-ああ!そうなのだ、愛する人よ 〈カルロ・ベルゴンツィ(テノール)
   録音 1970年1月11日〉/
 8.歌劇「トロヴァトーレ」-あの恐ろしい炎が 〈フランコ・ボニゾッリ(テノール)
   録音 1973年9月15日〉/
 9.歌劇「椿姫」-不思議だわ-ああ、そはかの人
  〈アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ) 録音 1963年11月10日〉/
 10.歌劇「椿姫」-「プロヴァンスの海と陸」 〈レナート・ブルゾン(バリトン)
   録音 1984年11月4日〉/
 11.歌劇「仮面舞踏会」-知りたいんだってね
〈アーリーン・オージェ(ソプラノ) 録音 1979年7月3日〉/
 12.歌劇「ドン・カルロ」-世のむなしさを知る神よ
  〈セーナ・ユリナッチ(ソプラノ) 録音 1962年11月11日〉/
 13.歌劇「アイーダ」-勝ちて帰れ 〈マーガレット・プライス(ソプラノ)
   録音 1981年3月12日〉/
 14.歌劇「オテッロ」-私を恐れるな 〈ウラディーミル・アトラントフ(テノール)
   録音 1980年6月12日〉/
 15.歌劇「ファルスタッフ」-おい、小姓 〈ジュゼッペ・タディ(バリトン)
   録音 1968年5月19日〉
ミュンヘン放送管弦楽団/
カルロ・フランチ(指揮)…1/
ハインツ・ワルベルク(指揮)…2.3.13.14/
ランベルト・ガルデッリ(指揮)…4/
クルト・アイヒホルン(指揮)…5.6.7.11.15/
ヘルマン・ヒルデブラント(指揮)…8/
アーノルド・クェンネット(指揮)…9/
ジュゼッペ・パターネ(指揮)…10/
ホルスト・シュタイン(指揮)…12

 1962年から1984年にかけて録音された、偉大なる歌手たちによるヴェルディ(1813-1901)のアリアを集めたアルバムです。
 この錚々たる顔ぶれを眺めるだけでも、この時代がいかに豊穣なものであったかがわかるのではないでしょうか。
 個性的な歌声はもちろんのこと、バックを務める指揮者たちも素晴らしい人たちが揃っています。歴史的意義のある1枚です。



900307
\2700→\1490
未発表音源も含む、ヘルマン・プライGREAT SINGERS
 豪華な伴奏者、指揮者!

 1.モーツァルト(1756-1791):歌劇「魔笛」から
  「彼女か女房がいれば」
 2.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」から
  「すべて準備は整った」-「少しばかりその目を開け」
 3.モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」から
  「彼に目を向けて下さい」
 4.ロッシーニ(1792-1868):歌劇「セヴィリアの理髪師」から
  「私は町のなんでも屋」
 5.ロルツィング(1801-1851):歌劇「密猟者」から
  「明るい朝の太陽はどのように優しい輝き」
 6.ヴェルディ(1813-1901):歌劇「椿姫」から
  「プロヴァンスの海と陸」
 7.ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」から
  「お前だったのか、あの魂を汚したのは」
 8.グノー(1818-1893):歌劇「ファウスト」から
  「生まれ故郷を離れる前に」
 9.レオンカヴァッロ(1857-1919):歌劇「道化師」から
  「ごめんください、皆様方」
 10.J.S.バッハ(1685-1750):クリスマス・オラトリオBWV248から
  「大いなる主、おお、強き王よ」
 ベートーヴェン(1770-1827):連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」
  11.丘の上に私は座って
  12.山々の青いところ
  13.空高く軽やかに舞う鳥
  14.空高くゆく雲
  15.5月が巡ってきて
  16.お別れにこの歌を
 17.アーヴィング・バーリン(1888-1989):
  「アニーよ銃を取れ」から「恋におちるのは素晴らしい!」
ヘルマン・プライ(バリトン)
ミュンヘン放送交響楽団…1-10.17/
アルゲオ・クアドリ(指揮)…1.4.5.8/
ハインツ・ワルベルク(指揮)…2.7.9/
ハインツ・フリッケ(指揮)…3.6/
クルト・アイヒホルン(指揮)…10/
ロベルト・アバド(指揮)…17/
ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(ピアノ)…11-16
録音 1966年2月10日…1.4.5, 1977年1月16日…2.7.9, 1966年12月1日…3.6, 1972年9月1日…8, 1972年12月17日…10, ミュンヘン,コングレスザール ドイツ博物館/1988年1月10日…11-16 ミュンヘン,プリンツレゲンテン劇場/1992年7月26日…17 ミュンヘン,ヘラクレスザール

 ドイツの伝説的名テノール、ヘルマン・プライ(1929-1998)。彼はナチス・ドイツ時代のドイツで育ち、ベルリン音楽大学で声楽を学びます。1952年、ヘッセン放送協会の音楽コンクールで優勝し、歌曲リサイタルを足掛かりに、少しずつオペラ歌手としての名声を高め、得意のモーツァルトやロッシーニの役柄を、ハンブルク歌劇場、メトロポリタン歌劇場で歌い人気者となりました。
 彼がとりわけ得意としたのは、「魔笛」に登場するパパゲーノで、あの、有名な「シャガールの演出による1967年、メトロポリタン歌劇場の魔笛」のパパゲーノも彼が歌っていたことは、良く知られています。また「ワーグナー歌手」としても1965年にバイロイト音楽祭にデビューし、素晴らしいヴォルフラムで人々の注目を浴びました。
 とは言え、彼の本領はドイツ・リート歌手であり、数々のシューベルトの録音や、ここで聴けるベートーヴェンなどは、フィッシャー=ディースカウとは一味違う味わいで、聴き手を魅了し続けています。
 このアルバムは、ミュンヘンの放送番組「日曜コンサート」に出演した時の録音を集めたもので、未発表音源も含まれています。1966年の絶頂期、張りのある若々しい歌声は一度聴いたら忘れることができないほどの強烈なインパクトを有していますし、1992年の練られた声もまた枯淡の境地に達しています。また、ベートーヴェンの歌曲集での、サヴァリッシュが見事なピアノ伴奏も聴きものです。



900109CD
\2800→\2090
賭けてもいい。あなたは第2楽章で泣く。
 ハイティンク&バイエルン放送響

 ブルックナー:
  交響曲第 5 番変ロ長調 WAB105
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
録音: 2010 年2 月12 日ミュンヘン・フィルハーモニーライブ録音

 ブルックナーの交響曲の中でも、もっとも複雑で、かつ感動的な音楽である「第5番」。まさに神の光に憧れるブルックナーの心象風景が表現された作品です。
 この演奏は、ハイティンクがバイエルン放送響に特別出演していた2010 年1 月に収録されました。近年ますます、その演奏と解釈に磨きのかかるハイティンクの、息詰まるような緊張感をたたえた感動的な演奏が高音質録音で余すことなく捉えられています。

///////////////////////

 これまでハイティンクを凡庸で退屈な指揮者だと思っていた人たちが、この演奏を聴いて「これがあのハイティンクか」と唸った、2010 年2 月12 日のブルックナー・ライヴ。
 数年前から、「すごいときのハイティンクはすごい」という禅問答のようなことをささやかれ始めていたハイティンクだが、この録音がリリースされたことで世の中の評価が一気に跳ね上がった。

 大河に小船で漕ぎ出でているうちにいつの間にか自分自身も大河の一滴と化す・・・。
 あるいは宇宙の中の一つの星としての自分の生命に気づかされる・・・・。

 最上のブルックナー体験をすることになる、ここ数年のブルックナー録音の中でも傑出した一枚。


 賭けてもいい。あなたは第2楽章で泣く。



900180
\2700→\1690
ハイティンク/2019年2月ライヴ
 ベートーヴェン(1770-1827):交響曲 第9番 ニ短調 Op.125
サリー・マシューズ(ソプラノ)
ゲルヒルト・ロンベルガー(アルト)
マーク・パドモア(テノール)
ジェラルド・フィンリー(バス)
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
バイエルン放送交響楽団
バイエルン放送合唱団
 (合唱指揮…ユーヴァル・ヴァインベルク)

 このコンサートの4カ月ほど後にハイティンクは指揮活動からの引退を発表、6月12日のインタビューでは「90歳を迎えて、私はすでに指揮をするつもりはないし、一旦立ち止まってしまったら二度と指揮をすることはできない」と語っています。そして指揮者生活最後のコンサートは9月6日のルツェルンで開催され、彼は65年に渡る指揮者としての生活に終止符を打ちました。
 この引退発表直前の「第九」は、まさにハイティンクにおける指揮活動の総括と言える演奏。彼が長年良好な関係を築いてきたバイエルン放送交響楽団との熱いやりとりを聴くことができます。
 第1楽章、第2楽章ではゆったりしながらも激しい表現に終始し、第3楽章では瞑想的な美しさを見せ、最終楽章での荘厳な独唱、合唱とともにクライマックスを築き上げるハイティンク、彼の熱き想いに応えるかのように全力を傾けるオーケストラと、まさに一世一代の熱演が収録されています。
  録音:2019年2月20-23日 ライヴ、ミュンヘン フィルハーモニー・ガスタイク 
  
  プロモーション動画 https://youtu.be/F5dCoEn_W6w





 900017
\2800→\1990
ヤンソンスが亡くなる10カ月前のライヴ録音
アントン・ブルックナー:ミサ曲第3番 ヘ短調
 アントン・ブルックナー(1824-1896):
  ミサ曲第3番 ヘ短調
   1. Kyrie/2. Gloria/3. Credo/
   4. Sanctus/5. Benedictus/
   6. Agnus Dei
サリー・マシューズ(ソプラノ)
カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ)
イルケル・アルジャユレク(テノール)
スタニスラフ・トロフィモフ(バス)
バイエルン放送合唱団
 (合唱指揮...ミヒャエル・グレーザー)
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音:2019年1月21-25日 ミュンヘン、ヘルクレス・ザール(ライヴ)
 総収録時間:58分

 ヤンソンスが亡くなる10カ月前のライヴ録音。ブルックナーが創作の軸足を教会音楽から交響曲へと移し始めた時期の作品で、厚みのある管弦楽は随所で交響曲を先取りしているかのように響き、合唱と相俟って音響的にも音楽表現的にも極めてダイナミックな世界を築き上げています。
 大規模な編成の作品を隅々まで研究し、圧倒的な求心力と統率力を見せていたヤンソンスだけに、ここでの演奏は衰えなど感じさせない見事なもの。
 とりわけCredoでの畳みかけるようなフーガの処理や、悠然と歌われるBenedictusの美しさはヤンソンスらしい表現と言えるでしょう。


 



900140
(3CD)
\5000→\3990
 ヤンソンス(指揮)&バイエルン放送交響楽団
  ブラームス:交響曲全集

<CD1 900112>
 1-4.交響曲 第1 番 ハ短調 Op.68/
<CD2 900112>
 1-4.交響曲 第4 番 ホ短調 Op.98/
<CD3900111>
 1-4.交響曲 第2 番 ニ長調 Op.73/
 5-8.交響曲 第3 番 ヘ長調 Op.90
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音 <CD1>ミュンヘン、ヘルクレスザール 2007 年10 月30-31 日/<CD2>ミュンヘン、ヘルクレスザール 2012 年2月6-10 日/<CD3>ミュンヘン、ヘルクレスザール 2006年3 月16-17 日…1-4, ウィーン、ムジークフェラインザール 2010年1 月16 日…5-8

 以前発売され、各々が高く評価されたヤンソンスのブラームス:交響曲がついに一つのセットとなりました。
 録音されたのは、2006 年から2012 年までと時期に幅がありますが、どれも「常に最上のものをリリースする」ヤンソンスの主張が反映された素晴らしい演奏となっています。
 第1 番や第4 番の厳格な演奏も素晴らしいのですが、第2 番の深みのある清澄さや、簡素さの中に力強い主張が見える第3 番も名演中の名演です。


 900016
\2800→\1990
チャイコフスキー:「ロメオとジュリエット」/
 ストラヴィンスキー:『火の鳥』/ヴァレーズ:アメリカ
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
  1. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
    幻想序曲「ロメオとジュリエット」(1880年第3稿)
  イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
   バレエ音楽『火の鳥』 組曲 (1919年版)
   2. I. Introduction 序奏
   3. II. The Firebird and its Dance 火の鳥の踊り
   4. III. Variation of the Firebird 火の鳥のヴァリアシオン
   5. IV. Ring dance of the Princesses 王女たちのロンド
   6. V. Infernal Dance of King Kashchey 魔王カスチェイの凶悪な踊り
   7. VI. Lullaby 子守歌
   8. VII. Finale 終曲
  9. エドガー・ヴァレーズ(1883-1965):アメリカ(1922年オリジナル版)

 録音(ライヴ) 2015年10月13-16日 ガスタイク、フィルハーモニー、ミュンヘン(ドイツ)-1、9 2013年3月18-21日 ヘルクレスザール、ミュンヘン(ドイツ)-2-8
 マリス・ヤンソンス・エディション(900200)Disc60の分売です。

 「指揮者とは、指揮台の上の演出家のようなものだ」と語ったヤンソンス。
 オペラで経験を積んだ彼は、常に作品を徹底的に分析し、その本質に迫ろうとしました。
 このアルバムにはタイプの異なる3作品が収録されており、ヤンソンスのアプローチの違いを楽しむことができます。
 ロマンティックな作風と明確なストーリー性を持つチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」、ヤンソンスが得意としたストラヴィンスキーの代表作の一つ「火の鳥」、パトカーのサイレンまでもが用いられ、ニューヨークの風景が鮮烈に描写されたヴァレーズの「アメリカ」。
 ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団の高い機能性を最大限に引き出し、作品の持つストーリー性を的確に表現しています。
 

900105
(SACD Hybrid)
\2800→\1990
チャイコフスキー(1840-1893):交響曲第 5 番
 1-4.交響曲第 5 番ホ短調 Op.64
  (録音 2009 年10 月9 日 ミュンヘン・フィルハーモニー)
 5.交響的幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」Op.32
 (録音 2010 年7 月1-2 日 ミュンへン・フィルハーモニー)
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)

 ヤンソンス&バイエルン放送響によるチャイコフスキー第5番。
 しなやかで品格ある響きの中に、内側から燃え上がるような熱気があり、まさにこのコンビならではの完成度。バイエルン放送響の緻密なアンサンブル、艶やかな弦、深く鳴る金管が、チャイコフスキーの宿命的なドラマを堂々と描き出します。
 さらに「フランチェスカ・ダ・リミニ」も収録。SACD Hybrid仕様で、BR KLASSIKの魅力を知るには絶好の1枚です。




900127
\2700→\1690
ヤンソンス&バイエルン放送響
 リヒャルト・シュトラウス:「ドン・ファン」&「英雄の生涯」

  1.交響詩「ドン・ファン」Op.20
  交響詩「英雄の生涯」Op.40
   2.英雄
   3.英雄の敵
   4.英雄の伴侶
   5.英雄の戦場
   6.英雄の業績
   7.英雄の隠遁と完成
アントン・バラコフスキー(ヴァイオリン・ソロ)
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音2014年5月24-28日、ミュンヘン,ヘラクレスザール ライヴ収録…1、2011年3月14-18日 ミュンヘンフィルハーモニー・イム・ガスタイク ライヴ収録…2-7

 シュトラウス・イヤーに贈る2つのシュトラウス。
 シュトラウス(1864-1949)24歳の作である「ドン・ファン」はニコラウス・レーナウの詩に基づいた表現的な音楽。全てがわかりやすく、彼の交響詩の中でも人気の高い作品です。
 「英雄の生涯」に関しては、もう何の説明も必要ないものですが、一つだけブックレットに面白い記述がありました。確かにこの作品の最後は「隠遁と完成」であって「葬送行進曲」ではありません。シュトラウス自身の作品からの引用もたっぷりあり、自らを「英雄」に例えるとは何たる不遜な行為だ。と憤慨する向きもありますが、この壮大な自叙伝・・・それもまだまだ進化を続けるであろう英雄の姿は全ての聴き手を圧倒するものでもあります。
 ヤンソンスの「英雄の生涯」といえば、コンセルトヘボウとの初来日の際にもこの曲がプログラムに組まれていたほどに、彼の得意曲であり愛着のある作品であることは間違いありません。逆に言えば、なぜこれまでバイエルン放送響との録音が発売されなかったのかが不思議なほど。この演奏、実際は2011年のものであり、これまでCD化されなかったのは、やはり2014年の「シュトラウス・イヤー」を待ってのことだったに違いありません。全てがきちんとコントロールされた音楽と、厚みのある響き、そして納得の解釈。漲るパワーは、曲が終わりに近づいても途切れることはなく、ますます輝かしさと力強さを得て終結へと向かいます。崇高かつ神秘的な最後の和音が消えていくときに、人々は何を思うのでしょうか?


900145
\2700→\1690
ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団
 ドヴォルザーク:交響曲 第8番 他

  1-4.アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
   交響曲 第8番 ト長調 Op.88
  5-8.ヨーゼフ・スーク(1874-1935):
   弦楽オーケストラのためのセレナード 変ホ長調 Op.6
  9.ドヴォルザーク:交響詩「謝肉祭」Op.92
バイエルン放送交響楽団/
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音 2016年1月29-30日 ミュンヘン ガスタイク ライヴ収録…1-4, 2016年1月25日 ミュンヘン スタジオ・レコーディング…5-8, 録音日明記なし…9

 ヤンソンスの「ドヴォルザーク8番」といえば、2007年にロイヤル・コンセルトへボウ管との録音を頭に浮かべる人も多いでしょう。一切のムダを配した筋肉質な響きの中にそこはかとなく漂う叙情性は、まさにヤンソンスならではの世界を表現したものとして、現在も評価の高い演奏です。
 そのヤンソンスによるバイエルン放送交響楽団とのドヴォルザークは、昨年録音された「スターバト・マーテル」(900142)も素晴らしいものでした。全編を覆う深い悲しみと、最後にもたらされる暖かい希望。このコントラストが鮮やかに表現された演奏は、ヤンソンスとドヴォルザークの親和性をも感じさせる見事なものでした。
 そして2016年に収録された「第8番」では、一層密度の濃いドヴォルザークを聞くことができます。彼の全交響曲の中で、もっともボヘミア要素が高いと評されるこの作品は、ト長調という明るい調性と、メリハリのある曲想が広く愛されており、とりわけ第3楽章の哀愁漂う旋律は一度聞いたら忘れられないほどのインパクトがあるものです。もちろんオーケストレーションも精緻を極めており、至るところに現れる対旋律の面白さや、終楽章のフルート・ソロのような、各々の楽器を際立たせるやり方も円熟期のドヴォルザークを示すものです。もちろんヤンソンスは全ての難関を易々とクリア。満足のいく演奏を展開していきます。「謝肉祭」は序曲「自然と生命と愛」の中の1曲。全編華々しく賑やかな明るさ全開の作品です。
 珍しいスタジオ・レコーディングであるスークの「弦楽セレナード」は、やはりドヴォルザークに深い関連を持つ作品で、もともと「短調が支配する暗い曲」ばかりを書く傾向があったスクに「もっと明るい曲を書くように」と示唆したのが、後に義父となるドヴォルザークだったというエピソードがあります。
 こちらは落ち着いた美しさと、ほっとする明るさを楽しめます。

900165
(CD)
\2700→\1390
2017年11月ライヴ
 ヤンソンス&バイエルン放送響
  ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調(1890年稿)
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団
 ブルックナーの名作「交響曲第8番」、ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団の演奏で登場!

 ドイツ・オーストリア作品とロシア作品を得意としているヤンソンスらしく、バイエルン放送交響楽団とベートーヴェン、ブラームス、ショスタコーヴィチの交響曲全集録音、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とマーラーの交響曲全集録音がありますが、ブルックナーの全集はありません。
 ブルックナーの録音は、これまでに、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との第3,4,6,7,9番、そしてバイエルン放送響とは2007年の第7番があるのみでした。ヤンソンスの指揮で、ブルックナーの最高傑作「第8番」が聴ける日を心待ちにしていた人も多かったのではないでしょうか?

 ここに満を持して、第8番の演奏が登場いたします。

 ヤンソンスは1890年稿を使用。全体はおよそ80分と、SACDフォーマットでも1枚に収まるすっきりとしたテンポではありながら、第3楽章アダージョを少し早めにし、第1楽章と第2楽章を比較的ゆったりと演奏することでメリハリを持たせています。
 マーラー作品のように、各声部を際立たせることに注力するのではなく、宇宙の創造を思わせる法悦的な高揚感がブルックナー、とりわけ第8番の聞かせどころですが、ヤンソンスはこの点でも文句なし。

 バイエルン放送交響楽団の持てる力を全て発動して、素晴らしい音の伽藍を組み上げています。


 
録音 2017年11月13-18日 ライヴ  Munchen, Philharmonie im Gasteig

 Recording Producer: Wilhelm Meister
 Balance Engineer: Winfried Messmer
 Editing: Leonie Wagner
 Mastering Engineer: Christoph Stickel
 ブックレット(ドイツ語&英語)…イェルク・ハントシュタイン SACDフォーマット・・・5.0サラウンド



 900190
\2700→\1690
ヤンソンス(指揮)&バイエルン放送響
 ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 WAB 106
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 既発のブルックナー選集BOX(900718)より分売
 
 録音 2015年1月22、23日(ライヴ) ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク

 ここに収録された2015年1月のヤンソンスが指揮するブルックナーは、この年のミュンヘンにおけるコンサートのハイライトでした。
 当初オーケストラの会員のみに頒布されたライヴ・アルバムでしたが、昨年、ヤンソンスの「ブルックナー選集」として発売された6枚組の1枚として一般にお目見えし、今回は初の分売となるものです。
 総譜を細部まで読み込み、丹念に音にしていくやり方はいつものヤンソンスならでは。メリハリの効いた低弦の音が印象的な第1楽章での表現力、第2楽章の美しい旋律を歌わせる手腕、そしてブルックナーの特徴がよく出たスケルツォでの推進力あふれる音運びは格別です。
 終楽章は、さまざまな動機を経てクライマックスを創り、最後で第1楽章の第1主題が姿を見せるところはまさにヤンソンスならではの圧巻の仕上がりと言えるでしょう。
 満場の拍手が、演奏のすばらしさを物語ります。
 





 900177
(4CD)
\8600→\5990
ラトル(指揮)&バイエルン放送交響
 ワーグナー(1813-1883):楽劇《ニーベルングの指環》 第一夜《ワルキューレ》

 【CD1】 第1幕 1-5.前奏曲と第1場/6-12.第2場/13-20.第3場
 【CD2】 第2幕 1-7.前奏曲と第1場/8-13.第2場/14-15.第3場
 【CD3】 第2幕(続き) 1-7.第4場
 【CD4】 第3幕 1.第1場: ワルキューレの騎行/2-4.第1場/5-7.第2場/8-12.第3場/13-16.ヴォータンの告別
  サイモン・ラトル(指揮)
  バイエルン放送交響楽団
  ジークムント-スチュアート・スケルトン(テノール)、フンディング-エリック・ハーフヴァーソン(バス)、
  ヴォータン-ジェイムズ・ラザフォード(バリトン)、ジークリンデ-エヴァ=マリア・ウェストブルク(ソプラノ)、
  ブリュンヒルデ-イレーネ・テオリン(ソプラノ)、フリッカ-エリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)
  他のワルキューレたち
  ゲルヒルデ-オルウィン・メラー(ソプラノ)、オルトリンデ-アンナ・ガブラー(ソプラノ)、
  ヴァルトラウテ-ジェニファー・ジョンストン(メゾソプラノ)、
  シュヴェルトライテ-クラウディア・ヘックレ(アルト)、ヘルムヴィーゲ-キャサリン・ブロデリック (ソプラノ)、
  ジークルーネ-エファ・フォーゲル(メゾソプラノ)、
  グリムゲルデ-アンナ・ラプコフスカヤ(アルト)、
  ロスヴァイセ-ジモーネ・シュレーダー(メゾソプラノ)

 【ラトルとバイエルン放送交響楽団による《ワルキューレ》登場!】
 サイモン・ラトルの指揮によって2019年1月-2月にコンサート形式で上演された《ワルキューレ》。
 ラトルのワーグナー解釈は、前作《ラインの黄金》(900133)から4年を経て更に磨きがかかり、壮大なドラマ全体をきっちり見据えた演奏が繰り広げられています。
 今回の演奏も、前作と同じく歌手陣のすばらしさが特徴。前半のドラマで中核をなすジークムントは、現在「最も輝かしいヘルデン・テノール」として評価されるオーストラリア出身のスチュワート・スケルトンが演じ、ジークリンデ役にはオランダ出身のエヴァ=マリア・ウェストブルクを起用。優れたワーグナー歌手として知られる彼女の持ち味をラトルが丁寧に引き出しています。
 フリッカ役は前作と同じエリーザベト・クールマンが演じていますが、ヴォータン役はミヒャエル・フォッレから英国の俊英ジェイムズ・ラザフォードが引き継ぎ、若々しく伸びやかな声を披露。
 また、ブリュンヒルデ役、イレーネ・テオリンのヴェテランらしい貫禄の歌声は他を圧倒、幕切れの「ヴォータンの告別」での二重唱でも彼女の歌声は抜群の存在感を放ちます。
 また、物語の要となるワルキューレたちにも優れた歌手が配されており、瑞々しく力強い歌声を楽しむことができます。
 全体をまとめるラトルの指揮は、シャープな表現をオーケストラに求めることで、世界最高のアンサンブルであるバイエルン放送交響楽団から、明快、かつ美しい響きを紡ぎ出しています。

  録音 2019年1月29日-2月10日 ライヴ ミュンヘン ヘルクレスザール

 
 
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 900188
\2500→\1790
ヤクブ・フルシャ&バイエルン放送響
 ヨーゼフ・スーク(1874-1935):交響曲 第2番 ハ短調「アスラエル」 Op.27

 第1部
  1.第1楽章:Andante sostenuto
  2.第2楽章:Andante
  3.第3楽章:Vivace ? Andante sostenuto ? Quasi Tempo
 第2部
  4.第4楽章:Adagio
  5.第5楽章:
   Adagio e maestoso ? Allegro appassionato ? Adagio e mesto
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 チェコの気鋭指揮者ヤクブ・フルシャが振る、ヨーゼフ・スークの代表作「アスラエル」!

 録音 2018年10月18-20日 ライヴ収録 ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク

 ドヴォルザークの娘婿で、才能ある弟子でもあった作曲家ヨーゼフ・スーク。
 彼は義父ドヴォルザークやブラームスの作風を継承しながら、後期ロマン派特有の半音階的な和声を作品に導入し、個性的で複雑な様式を生み出した人として評価されています。
 この交響曲「アスラエル」は1906年に完成されたスーク2番目の交響曲で、作曲の動機となったのは、1904年、彼が敬愛していた義父ドヴォルザークがこの世を去った上、その翌年には最愛の妻オティリエも亡くすという悲劇でした。
 しかし、彼はその悲しみを克服するためにこの交響曲「アスラエル」(死を司る天使の名)を作曲、自身の心境を描き出したこの交響曲は彼の代表作の一つになりました。演奏機会は少なかったものの、最近、録音や演奏会が続き、この悲しくも美しい作品が多くの人に知られるようになりました。
 作品全体は大きく2つに分かれており、悲痛な叫びで始まる第1楽章、やるせない気持ちを慰めるかのような第2楽章、嘲笑的な第3楽章までが第1部。ティオリエへの追悼である美しい第4楽章を経て、終楽章では苦しみを乗り越えた彼の姿が描かれています。

 スークの同郷である指揮者ヤクブ・フルシャはこの作品を最も得意としており、プラハ芸術アカデミーの卒業コンサートの演目でもこの曲を選択したほど。
 作品を完全に掌握した上で愛情と共感に満ちた表現を施した演奏は、スークの想いを聴き手に届けるにふさわしい風格を有しています。
 

 1st Prize Winners of the ARD Music Competition
900106
\2700→\1990
 ミュンヘン国際音楽コンクール優勝者たちによるコンサート
 1.モーツァルト(1756-1791):クラリネット協奏曲イ長調 k622/
 2.グリエール(1875-1956):ハープ協奏曲変ホ長調 Op.74/
 3.コルンゴルト(1897-1957):ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
セバスチャン・マンツ(クラリネット)…1/
エマニュエル・セソン(ハープ)…2
パク・ヘユン(ヴァイオリン)…3
コルネリウス・マイスター(指揮)…1/
ロランス・レーヌ(指揮)…2.3/
バイエルン放送交響楽団
録音 2008 年9 月19 日…1/2009 年9 月18 日…2.3 ミュンヘンヘルクレス・ザールライヴ録音

  2008 年、2009 年のミュンヘン国際音楽コンクール優勝者たちによる「若き芽のコンサート」です。このコンクールは、1952 年に創設され、ピアノ、ヴァイオリン、声楽、チェロ部門の他、室内楽やハープなどたくさんの楽器の若き演奏家の登竜門として知られています。日本人の入賞者も多いのですが、優勝者が出ることがあまりなく、本当に実力のある人を世界へ送りだす質実剛健なコンクールと言えるのです。このアルバムは、そんな珍しい「優勝者」の瑞々しい演奏を楽しめる1 枚です。2008 年のクラリネット部門優勝者、セバスチャン・マンツは伸びやかなモーツァルトを聴かせます。2009 年のハープ部門の優勝者セソンは、あまり演奏されることのない秘曲、グリエールのハープ協奏曲を演奏。七色の音色で聴衆を魅了しました。また、同年のヴァイオリン部門の優勝者ヘユンは当時17 歳。最年少の優勝者として特に注目を浴びる中、コルンゴルトの協奏曲を文句なく弾きこなしています。さあ、未来の巨匠たちへ拍手を送りましょう。



900312
\2700→\1690
ミヒャエル・ヴォッレ:バリトン・リサイタル
 1.ヘンデル(1685-1759):
   メサイア HWV536-まことに、万軍の主はこう言われる /
 2.ヘンデル:テ・デウム ニ長調 HWV283 "デッティンゲン"-
  なしたまえ、主よ、この日われらが罪を犯さぬように/
 3.モーツァルト(1756-1791):歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K527 第2幕-
  さあ、おいで、窓辺へ(セレナーデ)/
 4.モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」K527 第1幕 -酒の歌/
 5.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」K492 第4幕-
  すっかり用意ができた?眼をちょっと見開いて /
 6.シューベルト(1797-1828):シルヴィアに Op.106-4 D891
  (M.スピンドラーによる管弦楽伴奏編)/
 7.シューベルト:タルタルスの群れ Op.24-1 D583
  (M.レーガーによる管弦楽伴奏編)/
 8.シューベルト:魔王 Op.1 D328(F.リストによる管弦楽伴奏編)/
 9.ワーグナー(1813-1883):歌劇「タンホイザー」 第3幕-
  闇は死の予感の如く大地を覆い…おお、愛しき夕星よ/
 10.ワーグナー:楽劇「パルジファル」第1幕-
   ならぬ、覆いはそのままに/
 11.ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕-迷え、迷え/
 12.ヴェルディ(1813-1901):レクイエム-ディエス・イレ:コンフィタティス /
 13.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」第3幕 -カルロよ、聞け/
 14.ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」第2幕-夢か、まことか /
 15.ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」第1幕-おい小僧…名誉だと!この悪党めが/
 16.ミレッカー(1842-1899):喜歌劇「ガスパローネ」第2幕-君にバラを/
 17.レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」第1幕-マキシムへ行こう
ミヒャエル・ヴォッレ(バリトン)/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ラルフ・ヴァイケルト(指揮)

 堅実に実力を伸ばし、いつの間にか世界の歌劇場で確固たる地位を築いている歌手たちが多く存在します。
 とりわけ、それはテノールやソプラノなどの「目立つ声域」ではなく、今回のヴォッレのようなバリトンや、メゾ・ソプラノに顕著です。ミヒャエル・ヴォッレ(フォレ)は、1960年にシュヴァルツバルトのフロイデンシュタットで生まれ、数多くのコンクールで入賞。2007/8年のシーズンからバイエルン国立歌劇場で歌っています。
 彼の兄ハルトムートは著名な俳優です。彼はバイエルンだけでなく、ヨーロッパ全土の歌劇場でも様々なレパートリーをこなし、またコンサート歌手としてリタイタルも積極的に行っています。
 ワーグナー、モーツァルト、R・シュトラウスなどのドイツ・オペラからチャイコフスキー、ドビュッシー。そして今回のアルバムに含まれるオペレッタなども得意としています。
 このアルバムでは、2013年に生誕200年を迎えるワーグナーとヴェルディでも見事な歌を聞かせています。


900321
\2700→\1690
マリーナ・レベカ(ソプラノ) Amor fatale
ロッシーニ(1792-1868):アリア集

 1-2.歌劇《モーゼとファラオ》第4幕のアリア
  “Quelle horrible destinee!-
    Grand Dieu! j'implore ta clemence-
     Je l’aimais!.. je fuis sa presence“
 3.歌劇《オテロ、またはヴェネツィアのムーア人》第3幕 第1場
  “Assisa a pie d’un salice”
 4.歌劇《セミラーミデ》第1幕 第5場-カヴァティーナ
  “Bel raggio lusinghier”
 5.歌劇《マオメット2世》第1幕 第4番のアリア
  “Giusto ciel, in tal periglio”
 6-7.歌劇《ウィリアム・テル》第2幕 第9番
  “Ils s’eloignent enfin-Sombre foret, desert triste sauvage”
 8.歌劇《アルミダ》第2幕 第10番
  “D’amor al dolce impero”
 9-11.歌劇《マオメット2世》第2幕 フィナーレ
  “Quella morte che s’avanza-Invan la perfida-
    Si, ferite: il chieggo, il merto-Madre, a te che sull’empiro”
 12-13.歌劇《ウィリアム・テル》第3幕 第13番
  “Pour notre amour-Sur la rive etrangere”
 14.歌劇《湖上の美人》第2幕 第13番
  “Tanti affetti in tal momento-Fra il padre e fra l’amante“
マリーナ・レベカ(ソプラノ)
ユリア・ハイラー(メゾ・ソプラノ)…1-2
レヴィ・セガパーネ(テノール)…1-2
ジァンルカ・マルゲリ(バリトン)…1-2
バイエルン放送合唱団…1-2.5.8.9-11.14
ミュンヘン放送管弦楽団
マルコ・アルミリアート(指揮)

 マリーナ・レベカは、ラトビアのリガ生まれ。2007年7月、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業し、アルベルト・ゼッダ指導によるアカデミア・ロッシニアーナで研鑽を積みました。
 2007年にはペーザロの「ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル」に出演し、ロッシーニ歌手としての評価を高めました。2009年には来日公演も果たし、圧倒的な歌声で聴衆を魅了しています。
 2013年にはモーツァルトのアリア集をリリースし話題となったレベカですが、2018年のロッシーニ没後150年に向けていよいよ本命「ロッシーニ・アリア集」をBR KLASSIKからリリースします。
あまり耳にする機会の多くない歌劇から選ばれたこれらのアリアですが、どれも非常に説得力に富んだすばらしい曲ばかり。技術的に難しいだけでなく、高い表現力も求められるアリアですが、レベカは安定した技巧をもってこれらを完璧に歌いこなしています。

 録音 Munchen, Bayerischer Rundfunk, Studio 1 2016年12月19-22日 2017年5月26-27日



 900330
(2CD)
\5000→\3290
ヴェルディ(1813-1901): 歌劇《アッティラ》3幕
 【CD1】
  1. 序曲2-13. プロローグ14-22. 第1幕
 【CD2】
  1-9. 第2幕10-13. 第3幕
アッティラ - イルデブランド・ダルカンジェロ(バス)
エツィオ - ジョルジュ・ペテアン(バリトン)
オダベッラ - リュドミラ・モナスティルスカ(ソプラノ)
フォレスト - ステファノ・ラ・コッラ(テノール)
ウルディーノ - シュテファン・スボンニク(テノール)
レオーネ - ガブリエル・ローリンソン(バス)
イヴァン・レプシッチ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団、バイエルン放送合唱団
 (合唱指揮 - ステラリオ・ファゴーネ)

 テミストクレ・ソレーラ&フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ: 台本
 録音 2019年10月13日 ライヴ収録 プリンツレーゲンテン劇場、ミュンヘン

 2017年9月よりミュンヘン放送管弦楽団の首席指揮者を務めるイヴァン・レプシッチ。
 この《アッティラ》は、2017年9月の《ルイザ・ミラー》(900323)、2018年11月の《2人のフォスカリ》(900328)に続くヴェルディ歌劇の3作目の録音です。
 《アッティラ》は、中世初頭に実在したフン族の王を主人公にするも、ヴェルディのイタリアへの愛国心が端的に示されており、中でもプロローグでエツィオが歌う"Avrai tu l'universo、resti l'Italia a me 貴殿は全世界を得るであろう、だがイタリアは私に任せてはくれぬか"のアリアは初演時から熱狂的な支持を得たことで知られています。
 タイトルロールのアッティラを世界の第一線で活躍するダルカンジェロ、亡き父の復讐に燃えるオダベッラを2015年のロイヤル・オペラ来日公演で話題を呼んだモナスティルスカが演じる他、エツィオ役にはヴェルディ歌手としておなじみのペテアンを配するなど万全の配役。
 重要な役割を果たす合唱もバイエルン放送合唱団が最高の歌唱を聴かせます。
 

900504
\2700→\1690
ペーター・ダイクストラ(指揮)&コンチェルト・ケルン
 ヘンデル:デキシート・ドミヌス HWV232/
 J.S.バッハ:マニフィカト BWV243
クリスティーナ・ランドシャーマー(ソプラノ)/
ダイアナ・ハラー(メゾ・ソプラノ)/
マールテン・エンヘルチェス(カウンターテナー)/
マキシミリアン・シュミット(テノール)/
コンスタンティン・ヴォルフ(バス・バリトン)/
バイエルン放送合唱団/
コンチェルト・ケルン/
ペーター・ダイクストラ(指揮)

 ヘンデル(1685-1759)22歳の時の作品である「デキシート・ドミヌス」とバッハ(1685-1750)円熟期の「マニフィカト」の組み合わせです。ヘンデルの若々しい情熱の発露と、バッハの管弦楽法の華やかさ(とりわけティンパニとトランペットが素晴らしい)が味わえる1枚で、ソリストたちの精妙な歌唱も魅力です。なかでもオランダのカウンターテナー、エンヘルチェスの芯のある美声が聴きものです。


900505
\2700→\1690
アルフレード・シュニトケ:合唱のための協奏曲 他
 1.アルフレード・シュニトケ(1934-1998):合唱のための協奏曲/
 2.シュニトケ:3つの聖なる歌/
 3.アルヴォ・ペルト(1935-):勝利の後
バイエルン放送合唱団/
ペーター・ダイクストラ(指揮)

 現在、世界最高の合唱指揮者であるダイクストラによるシュニトケとペルトの合唱作品集です。シュニトケの代表的な合唱作品と言える「合唱のための協奏曲」は、中世アルメニアの詩人グレゴリー・ナカレツィ(951-1003)のテキストを用いた作品。劇的な楽章と静謐な楽章が対照的であり、全てはロシア正教の影響を感じさせる無伴奏合唱で歌われます。
 「3つの聖なる歌」も同じグレゴリーの詩を用いたもので指揮者のヴァレリー・ポリャンスキーに依頼され書かれたものです。第1曲の思いのほか美しいメロディに内在する不安な響きがシュニトケらしさを演出しています。小カンタータ「勝利の後」は、普段静謐な曲を書くペルトにしては珍しく、明るく力強い作品で、合唱好きの人にはたまらないレパートリーとなっています。バイエルン放送合唱団は、重厚な響きの中に透明感を感じさせるバランスの良い演奏により、極上の響きを生み出しています。



900510
(2CD)
\4000→\3190
ダイクストラ&バ'ロック
 ヘンデル:オラトリオ「メサイア」

<CD1>1-22.第1部/23-27.第2部/
<CD2>1-28.第2部(続き)
ユリア・ドイル(ソプラノ)/
ローレンス・ツァッツォ(カウンターテナー)/
スティーヴ・ダヴスリム(テノール)/
ニール・ディヴィス(バス・バリトン)/
バイエルン放送交響合唱団/
バ'ロック-ベルギー・ヘント・バロック管弦楽団/
ペーター・ダイクストラ(指揮)
録音 2014年11月29日 ミュンヘン ヘラクレスザール ライヴ収録
 1742年の初演以来、この「メサイア」は世界中で数限りなく上演され、人々を熱狂させて来ました。とりわけ遍く知れ渡った「ハレルヤ・コーラス」はこの作品のクライマックスであり、世界中の合唱団のスタンダードなレパートリーとして愛されています。
 この演奏はそんな「メサイア」の全体を深く掘り下げることで、聴き手もキリストの苦難を共に体験していきます。
 受胎告知、キリスト降誕、そして永遠の命。合唱団とソリストたちが暖かい音色で的確に歌っていきます。演奏しているのは、ベルギーの古楽器オーケストラ「バ’ロック」で、ここは最近流行の刺激的な演奏をするのではなく、暖かくまろやかな響きを奏でるアンサンブルです。
 



 900926
(2CD)
\4000→\2390
バイエルン放送合唱団
モーツァルトのレクイエムを中心とした「一夜のミサ」
 モーツァルト(1756-1791):レクイエム 他

 F.X.ジュスマイヤー補筆完成版に基づくハワード・アーマン校訂版
  【CD1】
   モーツァルト: 証聖者の荘厳晩課 K339
    1. Antiphon. アンティフォナ Ecce sacerdos magnus/2. Dixit Dominus 主は言われた (詩篇109)/
    3. Antiphon. アンティフォナ Ecce sacerdos magnus/4. Antiphon. アンティフォナ Non est inventus/
    5. Confitebor 主をほめまつる (詩篇110)/6. Antiphon. アンティフォナ Non est inventus/
    7. Antiphon. アンティフォナ Ideo/8. Beatus vir 幸いなるかな (詩篇111)/
    9. Antiphon. アンティフォナ Ideo jurejurando/10. Antiphon. アンティフォナ Sacerdotes Dei/
    11. Laudate pueri ほめたたえよ、しもべたちよ(詩篇112)/12. Antiphon. アンティフォナ Sacerdotes Dei/
    13. アンティフォナ Serve bone/14. Laudate Dominum 主をほめたたえよ(詩篇116)/
    15. アンティフォナ Serve bone et fidelis/16. アンティフォナ Dum esset summus pontifex/
    17. Magnificat 我が心、主を崇め/18. アンティフォナ Dum esset summus pontifex
   19-32.モーツァルト: レクイエムニ短調 K626 F.X.ジュスマイヤー補筆完成版に基づくハワード・アーマン校訂版
   34-39. ノイコム(1778-1858): リベラ・メ・ドミネ 私を解き放ってください
     クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)、ソフィー・ハームセン(メゾ・ソプラノ)、
     ユリアン・プレガルディエン(テノール)、タレク・ナズミ(バス)、
     ニコラス・プファンクフ(カントル)..アンティフォナ、ラファエル・アルパーマン(オルガン)、
     バイエルン放送合唱団、ベルリン古楽アカデミー(古楽器使用)、ハワード・アーマン(指揮)

  【CD2】
   WEGE ZUR MUSIK 音楽への道-ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
    レクイエム ニ短調 K626 マルクス・ファンヘーファーによる作品紹介
     1-5. 第1部: 死と変容/6-11. 第2部: 隙間を埋めるもの/12-16. 第3部: 神話と原稿
      クリスティアン・バウマン..朗読、ハンスユルゲン・シュトッケルル..語り手、
      ブルヒャルト・ダビヌス..モーツァルト、フランツィスカ・バル..コンスタンツェ、
      カーチャ・シルト..ゾフィー・ハイベル
   ハワード・アーマンへのインタビュー
    マルクス・ファンヘーファー..作・ディレクター
   使用曲の演奏
    クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)、アンケ・フォンドゥング(メゾ・ソプラノ)、
    ユリアン・プレガルディエン(テノール)、コンスタンティン・ヴォルフ(バス)
    バイエルン放送合唱団、ベルリン・ドイツ室内フィルハーモニー、ペーター・ダイクストラ(指揮)

 録音2020年1月22-25日 ヘルクレスザール、ミュンヘン..19-33(ライヴ)、2020年6月29日-7月3日 BR第10スタジオ....1-18,34-39

 イギリス出身、現在バイエルン放送合唱団の音楽監督を務めるハワード・アーマン。今作ではモーツァルトのレクイエムを中心とした「一夜のミサ」ともいうべきプログラムを披露します。
 冒頭に置かれたのは、アーマン自身が作ったオルガンを伴うアンティフォナ(交唱=2つの合唱または2群の歌手が交互に歌う形式)を挟み込んだ「証聖者の荘厳晩課」。続くレクイエムは、ジュスマイヤー補筆完成版を基に、アーマンが研究を重ね主にオーケストレーションに改訂を加えた版を使用。
 モーツァルトが8小節だけ書き遺した「ラクリモーサ」では、以降の箇所をアーマンによる全く新しいオリジナルが演奏されており、続けて、後に発見されたモーツァルト自身による「アーメン・フーガ」が挿入されます。
 最後の曲はオーストリアの作曲家ノイコムの「リベラ・メ・ドミネ」。これはリオ・デ・ジャネイロでモーツァルトのレクイエムが演奏された際、ノイコムが典礼用として、リベラ・メの欠損部を補填するために作曲したもの。このアルバムを締めくくるのにふさわしい作品です。
 CD2は、シリーズおなじみのドイツ語による音楽物語。今作では「レクイエム」が題材として選ばれており、マルクス・ファンヘーファーは晩年のモーツァルトの生活と心境を劇的な筆致で綴っています。
 


 900343
\2800→\1590
ダミヤン・モチニク(1967-):ヨハネ受難曲
 1. In principio erat verbum はじめに言葉があった
 2. Festum paschale 復活祭
 3. Gethsemani ゲッセマネ
 4. Petrus ペトロ
 5. Pilatus ピラト
 6. Amor in aeternum 永遠の愛
 
 ※世界初録音
語り手-シボーン・スタッグ(ソプラノ)
天使/女-リディア・トイシャー(ソプラノ)
ピラト-アッティリオ・グレーザー(テノール)
イエス-ガブリエル・ロリンソン(バスバリトン)
少年/ペトロ-ロク・フェレンチャク(テノール)
召使/隊長-タデイ・オズヴァルド(バス)

マックス・ハンフト(オルガン)
スロヴェニア・フィルハーモニー合唱団
 (合唱指揮-グレゴール・クランチッチ)

ミュンヘン放送管弦楽団
イヴァン・レプシッチ(指揮)

 録音:2022年5月3日 録音:2022年5月3日

 ダミアン・モチニクはスロヴェニアを代表する合唱指揮者・作曲家の一人。母国で教育を受けましたが、留学中にスウェーデンの合唱指揮者エリック・エリクソンに師事するなど、早くから世界に目を向けた活動をして来ました。
 1995年にはヨハネ・パウロ2世のスロヴェニア来訪に際して開催された合唱作品のコンクールで「Tiso. let je .e minilo」が優勝し、注目を集めました。

 この「ヨハネ受難曲」はラテン語のテキストを採用して特定の民族・言語に縛られない作品を目指しており、グレゴリオ聖歌や初期のポリフォニー、ファルソボルドーネやオルガヌムといった中世音楽の技法を用いることで時代を越えたサウンドをも志向しています。
 2011年の聖木曜日に初演された際は大編成のオーケストラを伴っていましたが、モチニクは今回の録音のために弦、木管、打楽器による縮小版を作成しました。
 イヴァン・レプシッチはミュンヘン放送管の首席指揮者でベルリン・ドイツ・オペラの常任客演指揮者も務めており、この作品でもテキストと音楽の持つドラマを見事に引き出しています。

 
 
 

BR900317
\2700→\1690
ラヴェル:歌劇『スペインの時』全曲
シャブリエ:狂詩曲『スペイン』
ミュンヘン放送管弦楽団
アッシャー・フィッシュ(指揮)

コンセプシオン・・・ガエレ・アルケス(メゾ・ソプラノ)
ゴンサルヴェ・・・ジュリアン・ベーア(テノール)
トルケマダ・・・マティアス・ヴィダル(テノール)
ラミーロ・・・アレクサンドル・ドゥハメル(バリトン)
ドン・イニーゴ・ゴメス・・・リオネル・ロート(バリトン)

録音2016年4月24日ミュンヘン、プリンツレゲンテン劇場/ライヴ

 1907年にパリのオデオン座で上演されたフラン=ノアンの劇「スペインの時」を見て感激したラヴェルが、すぐに作曲に取り掛かったのがこの歌劇『スペインの時』。短期間で完成されたものの、オペラ・コミック座の座長が上演に難色を示し、結局1911年まで初演を待たなくてはならなかったという作品は、当時ラヴェルが魅了されていたスペイン風の音楽をふんだんに用い、ユーモアとお色気が漂います。
 ここで指揮するイスラエル生まれの指揮者アッシャー・フィッシュは2017年、キリル・ペトレンコと共にバイエルン国立歌劇場を率いて来日予定の注目の人。ワーグナーやモーツァルトを得意としています。同時収録のシャブリエの狂詩曲『スペイン』とともに、情熱的な演奏を聴かせます。プリンツレゲンテン劇場における日曜コンサートのライヴ収録です。




 900927
(4CD)
\5000→\3290
初発売のブロムシュテットの「グレート」も!
 『愛は彷徨う』
  シューベルトの生涯-語りと様々な音源による伝記

  【DISC 1-3】
   『愛は彷徨う』 シューベルトの生涯-
    語りと様々な音源による伝記 (ドイツ語)
     イェルク・ハントシュタイン 作
  【DISC 4】
   シューベルト: 交響曲第8(9)番 ハ長調 D 944「グレート」
【DISC 1-3】
 Udo Wachtveitl (ナレーター)
 Robert Stadlober (シューベルト)ほか
 アバド、ボザール・トリオ、ブレンデル、
  フィッシャー=ディースカウ
   などの音源を抜粋で使用
【DISC 4】
 ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
 バイエルン放送交響楽団

 録音: 2010年5月20、21日 ヘルクレスザール(ライヴ)..DISC 4

 【音で綴るシューベルトの生涯と、初発売のブロムシュテットの「グレート」!】
 BR-KLASSIKの人気シリーズ、音で綴る作曲家の生涯シリーズに、シューベルトが登場。ドイツのラジオなどで人気のナレーターとシューベルト役の俳優が、その短い生涯での叶わぬ恋、身体を蝕む病、そして死をCD3枚にわたって描きます。
 全編ドイツ語。またそのバックには、有名演奏家による名曲の数々が部分的に使用されています。
 そしてDISC4には、ブロムシュテット指揮バイエルン放送交響楽団による「グレート」を全曲収録。2010年のライヴ音源で、発売は今回が初めて。
 細やかにコントロールされながらも軽やかさを失わない歌心、そして全体としてはスケールの大きさが際立つ素晴らしい演奏です。
 
 

900302
\2700→\1690
PARADISI GLORIA 21
 -マリアの祈りに基づく21世紀の作品集


 1.オリオール・クルイサン(1976-):深き淵/
 2.ゲルト・キュール(1952-):始めに-瞑想-マニフィカト-終わりに/
 3.ヨアンナ・ウォズニ(1973-):アーキペル/
 4.ヨハンナ・ドーデラー(1969-):サルヴェ・レジーナ
アンゲリカ・ルツ(ソプラノ)…2/
エイドリアン・エレード(バリトン)…2/
マリス・ペーターセン(ソプラノ)…4/
バイエルン放送合唱団/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)

 どれほど音楽の形態が変わろうとも、神や普遍なる物への敬意は変わることはありません。それを認識させてくれる 4 つの作品をお聴きください。
バイエルン放送局から依嘱されたこれらの作品は、すべて「マニフィカト・・・マリアの祈り」を扱ったものですが、書き手、聴き手によってここまで違った姿で立ち現れるのです。もちろん、どの曲も世界初演であり、各々の曲の斬新さは他では類を見ません。

 オーケストラの激しい咆哮で始まるクルイサンの「深き淵」にあるのは絶望の中での一筋の救いでしょうか。
 また、キュールの作品にも破壊的な音が見え隠れしますが、やはりこれを通り抜けないと救いはないようです。
 ウォズニの作品は「出現した後に生ずる物」という意味でキリスト誕生の後のマリアを描いているということでしょうか。
 ドーデラーの作品は、最も宗教曲として心にしみるものでしょう。しかし、その不安に満ちた音は一筋縄でいかない何かを孕んでいます。

 これらの演奏困難な作品を易々と形にしてしまう、バイエルン放送合唱団、ミュンヘン放送管弦楽団、そしてソリストたち、指揮者ウルフ・シルマー。彼らの見事な才能に酔い痴れてください。

録音: 2008 年2 月1 日…1, 2008 年7 月4 日…2, 2009 年1 月30 日…3, 2009 年5 月29 日…4 ヘルツ=イエス教会ライヴ録音

900316
(2CD)
\5000→\2490
ウルフ・シルマー&ミュンヘン放送管
 スティーヴン・ソンドハイム:「スウィーニー・トッド」

CD1.第1幕/
CD2.第2幕
スウィーニー・トッド…マーク・ストーン/
ネリー・ラヴェット…ジェーン・ヘンシェル/
アンソニー・ホープ…グレッグ・ベーカー/
ジョアンナ…レベッカ・ボトン/
物乞い女…ダイアナ・ディマルツィオ/
ターピン判事…ジョナサン・ベスト 他/
ミュンヘン放送管弦楽団/
バイロイト放送合唱団/
ウルフ・シルマー(指揮)
2012年6月5日ミュンヘンプリンツレーゲンテンシアター ライブ収録
 最近、ジョニー・デップの主演映画版で有名になった稀代の殺人鬼スウィーニー・トッド(1930-)。実在の人物とされていますが、確証はなく「伝説の人物」としてその存在をアピールしています。
 こちらはS.ソンドハイムが作詞作曲し、1979年に初演されたミュージカル・ヴァージョンで、オーケストラの創立60周年記念演奏会の一つとして企画されたものです。いつもとは違ったオーケストラの響きをお楽しみください・・・。お話はとても悲惨ですが。

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900324
\2700→\1690
メンデルスゾーン(1809-1847):ヴァイオリン協奏曲 ニ短調&弦楽のための交響曲集
 ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調 MWV03
  1.第1楽章:Allegro molto/
  2.第2楽章:Andante/3.第3楽章:Allegro
 弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第1番 ハ長調 MWV01
  4.第1楽章:Allegro/
  5.第2楽章:Andante/6.第3楽章:Allegro
 弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第2番 ニ長調 MWV02
  7.第1楽章:Allegro/
  8.第2楽章:Andante, dolce /9.第3楽章:Allegro vivace
 弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第3番 ホ短調 MWV03
  10.第1楽章:Allegro di molto/
  11.第2楽章:Andante/12.第3楽章:Allegro
 弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第4番 ハ短調 MWV04
  13.第1楽章:Grave - Allegro /
  14.第2楽章:Andante/15.第3楽章:Allegro vivace
 弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第5番 変ロ長調 MWV05
  16.第1楽章:Allegro vivace/17.第2楽章:Andante
  18.第3楽章:Presto
 弦楽のための交響曲(シンフォニア) 第6番 変ホ長調 MWV06
  19.第1楽章:Allegro /20.第2楽章:Menuetto-Trio I, II
  21.第3楽章:Prestissimo
ヘンリー・ラウダレス(ヴァイオリン&指揮)/
ミュンヘン放送管弦楽団

 グァテマラ出身のヴァイオリニスト、指揮者ヘンリー・ラウダレス。彼は4歳の時に父からヴァイオリンの手ほどきを受け、3年後にはソリストとしてオーケストラと共演、その優れた才能がメニューインの目に留まり、奨学金を得てロンドンとアントワープで研鑽を積んだ俊才です。
 1989年から1993年までフランダース歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを務め、2001年からはミュンヘン放送管弦楽団のコンサートマスターに就任し、オーケストラの要として活躍しています。
 このアルバムでラウダレスは、指揮者としてメンデルスゾーンの初期の名作「弦楽のための交響曲(シンフォニア)」6曲と、同じく初期の作品「ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 ニ短調 」を演奏。
 協奏曲では自らヴァイオリンを弾きながらオーケストラをまとめ、作品から溢れるメンデルスゾーンの若々しい情熱を描き出しています。
  録音 ミュンヘン バイエルン放送 第1スタジオ 2010年1月7-8日…1-3/2006年9月12-15日…4-12 2010年1月1.7.8日…13-15/2012年10月1.2日…16-18 2018年3月14-16日…19-21

900512
(2CD)
\5000→\2990
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV248 レイチェル・ハルニッシュ(ソプラノ)/
アンケ・フォンドゥンク(メゾ・ソプラノ)/
マキシミリアン・シュミット(テノール…福.史家)/
クリスティアン・インムラー(バス)/
マックス・ハンフト(オルガン)/
ソーニャ・フィリピン(ソプラノ…エコーのアリア)/
バイエルン放送合唱団/
ベルリン古楽アカデミー/
ペーター・ダイクストラ(指揮)
録音 2010 年12 .11.12 .ミュンヘンヘラクレスザール ライヴ収録

 ペーター・ダイクストラとベルリン古楽アカデミーによる、素晴らしい独唱陣を配した敬虔なクリスマス・オラトリオです。
 伝説的な速さで知られるガーディナーと同じくらいの早めのテンポ設定をとったすっきりとした演奏で、この晴れやかで輝かしい世界が語られていきます。
 ベルリン古楽アカデミーのメンバーの演奏も、息を飲むほどの鮮やかさ。一瞬の隙もない.事なものです。スイス出.のソプラノ、ハルニッシュはすでに日本でもおなじみで、アバドの信頼も厚く、宗教曲から現代曲までレパートリーの広い人です。
 メゾ・ソプラノのアンケ・フォンドゥングは2010 年に来.し、マルクス・シュテンツの指揮でマーラーの「復活」を熱唱。その歌声に魅了された方も多いのではないでしょうか。
 シュミットはドイツ.まれのテノールで、少年の頃はレーゲンスブルク聖歌隊で活躍、その後ベルリン芸術大学で学び、2005 年にリリンクの指揮でバッハ(1675-1750)を歌いました。
 合唱団のメンバーであるインムラーは懐の深い歌声を聞かせます。

900520
(2CD)
\5000→3290
ヘンデル(1685-1759):オケイジョナル・オラトリオ HWV62
 ジョン・ミルトン&エドマンド・スペンサーによるニューバーグ・ハミルトン:詞
  Neue Hallische Handel editionによる世界初演
ジュリア・ドイル(ソプラノ)
ベン・ジョンソン(テノール)
ピーター・ハーヴェイ(バリトン)
ハワード・アーマン(指揮)
バイエルン放送合唱団
ベルリン古楽アカデミー

 1746年、1月から2月にかけて作曲された「オケイジョナル(機会)・オラトリオ」。書き上げた直後の2月14日に初演されたというこの作品には、彼自身の作品が多く転用された、いわば「アンソロジー」的なオラトリオでもあります。一聴すればわかる通り、合奏協奏曲Op.6からのメロディや「王宮の花火の音楽」のメロディ(こちらはオラトリオからの転用)など、様々なおなじみの旋律が耳に残る楽しい作品です。もちろん超絶技巧を施したアリアや感動的な合唱も組み込まれており、1746年に初演を聴いた聴衆は、
 この曲を「最高のヘンデル作品」と賞賛したといわれています。

 今回の演奏は、ハレ・ヘンデル全集の新エディションが用いられた世界初録音。
 この曲を得意とするジュリア・ドイルを始め、ベテランの歌手、合唱、ピリオド楽器アンサンブル「ベルリン古楽アカデミー」のまろやかな響きを一つにまとめたアーマンの生き生きとした演奏です。

  2017年2月9-11日 Munchen, Herkulessaal der Residenz ライヴ収録 Executive Producer: Susanne Vongries Tonmeister / Recording Producer: Bernhard Albrecht Toningenieur / Balance Engineer: Klemens Kamp
 


900322
\2700→\1690

ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)
 Im Arm der Liebe-愛の抱擁

  マルクス、ブラウンフェルス、
  コルンゴルト、プフィッツナー:管弦楽伴奏歌曲集

 マルクス(1882-1964):
  歌曲集より
   1.第2番:Waldseligkeit 森の至福
   2.第24番:Und gestern hat er mir Rosen gebracht 昨日彼は私にバラの花を贈った
   3.第17番:Marienlied マリアの歌
   4.第3番:Der bescheidene Schafer つつましい羊飼い
   5.第9番:Selige Nacht 祝福された夜
  6.イタリア歌曲集より第2番「セレナード」
  7.歌曲集より第22番「夏の夜」
 ブラウンフェルス(1882-1954):3つの中国の詩による歌曲集 Op.19
  8.第1番:Die Einsame ただひとり
  9.第2番:Ein Jungling denkt an die Geliebte 愛について考える若者
  10.第3番:Die Geliebte des Kriegers 戦士の愛する人
 コルンゴルト(1897-1957):6つの素朴な歌 Op.9より
  11.第1番:Schneeglockchen 雪の花
  12.第3番:Das Standchen セレナード
  13.第4番:Liebesbriefchen 恋文
  14.第6番:Sommer 夏
 プフィッツナー(1869-1949):
  15.Venus mater 母なるヴェヌス Op.11-4
  16.Trauerstille 悲しみの静けさ Op.26-4
  17.Gretel グレーテル Op.11-5
  18.Untreu und Trost 不誠実と慰め
  19.Nacht 夜 Op.26-2
ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)
セバスチャン・ヴァイグレ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団

 南ドイツ生まれのソプラノ、ユリアーネ・バンゼが歌う後期ロマン派の歌曲集。バンゼのレパートリーは古典から現代までと幅広く、オペラとコンサートのどちらでも高い評価を得ています。
 このアルバムでは、20世紀初頭にウィーンを中心に活躍した作曲家たちの歌曲が歌われており、これらはみな、重厚な響きを持つオーケストラを伴うロマンティックな作風を持っています。
 「ピアノ伴奏ではない歌曲」はマーラーやヴォルフ、リヒャルト・シュトラウスなど後期ロマン派の作曲家たちが好んだ分野で、これはオペラ・アリアとはまた違う様式であり、作曲家の想いをくまなく伝えるために肥大したオーケストラ・パートに負けないほどの歌唱表現が求められます。
 重めの響きを持つバンゼの声を際立たせるヴァイグレ/ミュンヘン放送管弦楽団の美しい音色も聴きどころです。


  録音 2015年3月26-27日,12月10-12日 Bayerischer Rundfunk, Studio 1

900301
(2CD)
\4000→\2490
ハルトマン(1905-1963):
 室内オペラ『シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代』
 <2008 年録音>
カミッラ・ニュルンド(ソプラノ)/
クリスティアン・ゲアハーエル(バリトン)/
ウィル・ハルトマン(テノール)/
ミシェル・ヴォレ(バリトン)/
ジングフォニカー(男声アンサンブル)/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ウルフ・シルマー(指揮)

 作曲家ハルトマンはヨーロッパで非常に人気があり、彼の存命中から多くの著名な音楽家たちによって新作の初演が行われ続けていました。亡くなってからもその人気は衰えることがなく、2005 年のハルトマン生誕100 周年を記念して行われた演奏会では室内オペラ「シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代」が演奏会形式で上演され大変な好評を博したのです。ハルトマンはこの作品を「オペラ」と呼びましたが、実際には歌うよりも語りに重点を置いたシニカルなものになっています。オリジナル版はヘルマン・シェルヘンの提案で1934?1936 年にできていましたが、その後の1955?56 年に改訂された時には、ストラヴィンスキーや第2 次世界大戦の影響もあって、より複雑なものへと変貌したのです。ウルフ・シルマーはこの曲を演奏するにあたりゲルハーヘルをはじめとした最高のソリストたちを揃え、こちらも大人気のヴォーカル・グループ、ジンクフォニカーもフィーチャーしこの作品のすみずみにまで光をあてることに成功しました。こちらもベルンハルド・ノイホフ、ヴィルフリート・ヒラーとウルフ・シルマーの対話がボーナスとして収録されています。


900500
(SACD Hybrid)
\2700→\1690
1.マルタン:二重合唱のためのミサ曲/
2.コダーイ:ミサ・ブレヴィス/
3.プーランク:黒い聖母像への連祷
 <2005 年録音>
マックス・ハンフト(オルガン)/
バイエルン放送合唱団/
ペーター・ダイクストラ(指揮)

 2005 年、これまで15 年間バイエルン放送合唱団を率い数々の優れた演奏を残してきたミヒャエル・グレーザーの引退に伴い、天才ボーイ・ソプラノでもあり、当時「広い世界の最も素晴らしい小さな聖歌隊のうちの1 つと見なされた。」とまで評価されたヴォーカルアンサンブル「ジェンツ」を率いていたペーター・ダイクストラが、若干26 歳で音楽監督に就任し、ファンから喝采を浴びたのは記憶に新しいところです。今回のアルバムは、その記念の年に録音されたもので、かなり意欲的なレパートリーが収められています。(とはいえ同じ年に録音され既にリリースされているアルバム(OEHMS/OC 540)でもデュリュフレ、メシアン、プーランクなどを演奏!)彼の手際のよいアンサンブルのまとめかたには心の底から驚く他ありません。古楽作品でも現代作品でも何でもOK!という柔軟性は、これからのバイエルン放送合唱団の更なる発展を予想させてくれます。






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