クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


メルマガや別サイトから直接アクセスされた方は「検索」などの窓が表示されません。どこかのタイミングで改めてこちらのページへお入りください。(別ページで開きます)

注文フォームへ




BR KLASSIK

バイエルン放送交響楽団自主製作盤
特価セール その3
1CD\2,700→\1590~\2190、など
~6/9(火)午前9時


 リリースのたびにベストセラーとなるクラシックCD界のドル箱的存在、バイエルン放送交響楽団自主製作盤。
 ヤンソンス、ハイティンク、ラトルなど大スターの録音を数多く有し、輝かしい名盤が目白押し。
 
 で、年に何回か大きなセールを開催して、そうした名盤がどどっとセールになるのだが、・・・今回は150タイトル近い大規模展開。かなり気合の入ったセールになっている。
 今回は第3回。


 コメントは発売当時のものをそのまま掲載しております。
 




 900228
\2700→\2190
過去にドイツ・グラモフォンから発売されたが、
 今回バイエルン放送響創設75周年を記念してオリジナルマスターからCD化

バーンスタインがバイエルン放送響を初めて指揮した
 1976年10月、アムネスティ・インターナショナルのためのチャリティ・コンサートでの「運命」

  ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
   1. 序曲「レオノーレ」 第3番 Op.72a
   2-5. 交響曲第5番ハ短調 作品67 「運命」
バイエルン放送交響楽団
レナード・バーンスタイン(指揮)

 録音:1976年10月17日 ミュンヘン、ドイツ博物館コングレスザール(ライヴ)
 総収録時間:49分

 【バーンスタインとバイエルン放送響の歴史はここから始まった。「アムネスティ・ライヴ」がオリジナルマスターからCD化!】

 レナード・バーンスタインがバイエルン放送交響楽団を初めて指揮したのは、1976年10月に行われた国際人権NGOアムネスティ・インターナショナルのためのチャリティ・コンサートでした。
 プログラムはオール・ベートーヴェンで、特に交響曲第5番はバーンスタインの同曲録音の中でもベストに推すファンもいる名演奏。
 オーケストラがバーンスタインの指揮の元、堂々たる歩みを進めつつ高揚してゆく様が実に印象的です。
 
 著名な音楽評論家ヨアヒム・カイザーはこの演奏を評して
  「自由と炎に満ちたベートーヴェン、バーンスタインはそのベートーヴェンに満たされ、その自由と炎をよみがえらせて見せた。
   ミュンヘンの聴衆の目には、飛び跳ねたり、しゃがんだり、クレッシェンドをかけるバーンスタインは乱暴に映ったろうが、自然でパワフルで驚きに満ち、それでいて寛いだ音楽は、作品の内面を正しく伝えており、圧倒的だった」
  と記しています。
 
 過去にはドイツ・グラモフォンからCDされたことがありますが、今回バイエルン放送交響楽団の創設75周年を記念してオリジナルマスターからCD化されました。
 尚、このコンサートではクラウディオ・アラウをソリストに迎えたピアノ協奏曲第4番も演奏されましたが、このCDには収録されていません。
 シューマンの第2番(BR-KLASSIK)や、ワーグナーの《トリスタンとイゾルデ》全曲(Philips-Decca)、モーツァルトのレクイエム(DG)を聴くと、バーンスタインが自分の思いのたけを最も遠慮なく表現できたオーケストラがバイエルン放送響であったように思えます。彼らの記念すべき出会いという点でも貴重な録音と言えるでしょう。
 



 900229
(2CD)
\5000→\3690
初出!バーンスタインとBRSO
 1987年の雄大な「グレート」がオリジナル・テープからCD化
シューベルト:交響曲第8番とリハーサル


 【CD1】
  1-4. フランツ・シューベルト(1797-1828):
   交響曲第8番 ハ長調「グレート」 D 944

 【CD2】コンダクターズ・イン・リハーサル
  1. コンダクターズ・イン・リハーサル -
   フリードリヒ・シュロッフェルによる紹介
  2-20. レナード・バーンスタインによる
   シューベルトの「グレート」のリハーサル風景
     
   語り:フリードリヒ・シュロッフェル
   レナード・バーンスタイン、
   ヨハネス・リツコフスキー(ホルン奏者)
   編集・原稿:ベルンハルト・ノイホフ
   リアリゼーション:カールハインツ・シュタインケラー
レナード・バーンスタイン(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 録音:1987年6月13-14日(ライヴ) Kongresssaal des Deutschen Museums ミュンヘン、ドイツ博物館 コングレスザール
 収録時間:CD1(演奏)50分、CD2(リハーサル)62分

 初出!バーンスタインとBRSO、1987年の雄大な「グレート」がオリジナル・テープからCD化。
 バーンスタインは1976年にアムネスティ・インターナショナルのためのコンサートでバイエルン放送交響楽団を指揮、ここで楽団と意気投合し、1980年代に入ると定期的に指揮するようになりました。
 1981年に録音された《トリスタンとイゾルデ》(フィリップス/現デッカ。レコード・アカデミー賞受賞)のようにバーンスタインらしさを優秀な楽団が全力でサポートする演奏が展開されていたことが想像されますが、レーベルの契約の関係で世に出たものは多くありません。
 ここに登場するのは1987年のシューベルト:ザ・グレートのライヴ。同年に録音されて高い評価を得たコンセルトヘボウ盤(DG)のものと解釈の基本は同一で、各楽章の演奏時間もほぼ同じ。
 バーンスタインの解釈がそのままに反映された雄大で雄弁、細部までリズムと歌がゆきわたった緻密な演奏が50分間にわたって展開されています。

 CD2はリハーサル(ドイツ語)が62分にわたっておさめられています。
 シューベルトにジャズの要素を見出したり、バーンスタインの解釈を言葉と音でたどれる興味深いものとなっています。
 尚、リハーサルの文字起こしはありません。
 







 900196
(2CD)
\4000→\2490
初CD化の第39番を加えて、後期三大交響曲が完成
 ブロムシュテット&バイエルン放送響
モーツァルト:交響曲第39番-第41番

 【CD1】
  交響曲第39番 変ホ長調 K. 543
   1. Adagio - Allegro / 2. Andante con moto /
   3. Menuetto. Allegretto - Trio / 4. Finale. Allegro
  交響曲第40番 ト短調 K. 550
   5. Molto allegro / 6. Andante /
   7. Menuetto. Allegretto - Trio / 8. Allegro assai
 【CD2】
  交響曲第41番 ハ長調「ジュピター」 K. 55
   11. Allegro vivace / 2. Andante cantabile /
   3. Menuetto. Allegretto - Trio / 4. Molto allegro
バイエルン放送交響楽団
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)

 録音(ライヴ):2019年12月17-21日 ミュンヘン、フィルハモニー・イン・ガスタイク...CD1:1-4 2013年1月31日-2月1日 ミュンヘン、ヘルクレスザール‥CD1:5-8 2017年12月18-22日 ミュンヘン、ヘルクレスザール‥CD2:1-4
 総収録時間:102分

 初CD化の第39番を加えて、後期三大交響曲が完成。
 2022年7月11日に95歳の誕生日を迎えたヘルベルト・ブロムシュテット。高齢にもかかわらず精力的に演奏活動を行っています。
 日本にもしばしば来日し、2022年10月には足腰の怪我を克服して桂冠名誉指揮者を務めるNHK交響楽団を指揮、マーラーとシューベルトの交響曲を演奏し聴衆を沸かせました。
 この2枚組は、すでに発売されている交響曲第40番・第41番(900164)に、今回初CD化となる交響曲第39番を加えたもの。
 ブロムシュテットは「第40番の交響曲には人間の内面に存在する全ての暗い側面が表現されている」と語るほど、第40番に魅せられているといい、この演奏でも端正な表現の中に、情熱的なモーツァルト像を構築しています。
 第41番では最終楽章の壮大なフーガが圧巻。そして柔和な雰囲気と華やぎに彩られた第39番は、齢を重ねても若さを失わないブロムシュテットらしい演奏。熟成された正攻法のモーツァルトです。





 900207
\2700→\2090
バイエルン放送響とメータ、なんと初めての録音!
 チャイコフスキー:交響曲第5番/リスト:マゼッパ

 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1810-1893):
  交響曲第5番 ホ短調 Op. 64
   1. I. Andante - Allegro con anima 14:21
   2. II. Andante cantabile, con alcuna licenza
    - Moderato con anima 12:29
   3. III. Valse. Allegro moderato 5:54
   4. IV. Finale. Andante maestoso - Allegro vivace 12:20
 5. フランツ・リスト(1811-1886):交響詩第6番「マゼッパ」 14:51 
バイエルン放送交響楽団
ズービン・メータ(指揮)

 録音:2013年2月25日-3月1日(ライヴ) ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
 総収録時間:60分

 バイエルン放送交響楽団とズービン・メータによる、なんと初めての録音。
 チャイコフスキーの第5番はロス・フィルとの1977年録音(Decca)以来36年ぶりの再録音です。
 メータはバイエルン放送交響楽団を度重ね指揮しており、2018年秋には急病でキャンセルしたヤンソンスに代わって日本ツアーを指揮。『音楽の友』誌で同年のベスト・コンサートに選ばれました。
 2020年1月にヤンソンス追悼コンサートの指揮を任されたのもメータ。これほどの厚い信頼関係がありながら、これまでLPもCDも無かった(バイエルン放送響調べ)というのは意外です。
 このアルバムは2013年2月から3月にかけて行われた演奏会の際に収録されたもの。
 チャイコフスキーの第5番は、第3楽章を除きロス・フィル盤よりも若干遅めのテンポをとり、この曲の魅力である歌うような旋律をしっかりと聴かせます。
 「マゼッパ」はメータの得意曲で機能性抜群のオーケストラを駆使したゴージャスなサウンドと高揚感をたっぷりと味わえます。

 





900116
\2700→\1990
アンドリス・ネルソンス「新世界より」
 1-4.交響曲 第9番 ホ短調「新世界より」 Op.95/
 5.交響詩「英雄の歌」 Op.111 B.196
バイエルン放送交響楽団/
アンドリス・ネルソンス(指揮)
録音 2012年12月1-3日 ヘルクレスザール…1-4, 2012年4月25-27日 フィルハーモニー・イン・ガスタイク…5

 現在、若手指揮者の中でも最も有望株として注目されている指揮者アンドリス・ネルソンスのドヴォルザーク(1841-1904)です。彼は1978年にラトビア、リガの音楽家両親の元に生まれ、ピアノ、トランペット、声楽を学びました。まずはラトビア国立歌劇場管弦楽団の首席トランペット奏者に就任、同時に数多くの指揮者たちから指揮を学んでいます。なかでもマリス・ヤンソンスからは10年近くも指揮法を学んでいて、彼の音楽性にも強い影響を与えていることは間違いありません。2003年から2007年、ラトビア国立歌劇場の首席指揮者へ就任したのを皮切りに、30代半ばにして、世界の主要オーケストラのほぼ全てを指揮しており、各地のオーケストラの「次の首席指揮者」として検討されている人材です。
 これは彼の初のドヴォルザーク録音であり、このライヴはドイツ国内でも大絶賛されました。
 演奏は、本当にツボを心得たもので、例えば「新世界より」の第2楽章での歌わせ方や、終楽章での昂揚感など「この曲をこういう感じで聴きたい」と思っている人にぴったりの解釈なのではないでしょうか?同時収録の「英雄の歌」は1897年に書かれたドヴォルザーク最後の交響詩で、他の4曲とは違い、明確なストーリーはなく、一人の英雄が苦難を乗り越えて栄光をつかむというR.シュトラウスの作品とも似た佇まいを持っています。1898年12月4日、ウィーンにてグスタフ・マーラーの指揮により初演されていますが、今ではほとんど演奏される機会のない珍しい曲です。






900151
\2700→\1690
大絶賛の2016年来日公演に先立って行われたミュンヘンでのライブ
 ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団
  マーラー:交響曲 第9番 ニ長調
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団による“2016年の来日公演のメイン・プログラム”として選ばれたのは、既にリリースされたリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」と、マーラー畢生の名作「交響曲第9番」でした。
 演奏の素晴らしさは日本の聴衆からも大絶賛されましたが、この録音は来日に先立ってミュンヘンで行われた演奏会のライブを収録したものです。
 誰もが共感するテンポ設定の元に、マーラーの求める音を徹底的に追求したヤンソンスの演奏、終楽章の最後は永遠の光の中に解けていき、最後の音が消えた時、全てが厳粛な沈黙に包まれます。


 録音 2016年10月20-21日 ライヴ収録 Munich, Philharmonie im Gasteig,Recording Producer: Wilhelm MeisterBalance Engineer: Winfried MessmerEditing: Leonie WagnerMastering Engineer: Christoph Stickel




 900189
\2700→\1690
ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団
 ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調 WAB 103(1889年 第3稿)
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 既発のブルックナー選集BOX(900718)より分売

 録音 2005年1月20,21日(ライヴ) ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)

 2005年1月のライヴ収録。ミュンヘン、年明け最初の重要なコンサートで演奏された、62歳の誕生日を迎えたばかりのヤンソンスによる充実したブルックナーが楽しめます。
 こちらも当初オーケストラの会員のみに頒布されたライヴ・アルバムでしたが、昨年、ヤンソンスの「ブルックナー選集」として発売された6枚組の1枚として一般にお目見えし、今回は初の分売となるものです。

 ヤンソンスは1889年に改訂された「第3稿」を採用。交響曲第8番第1稿を完成させた頃に手を入れたこの第3稿は、最初の構想の段階で含まれていたワーグナーのモティーフなどが削除された他、オーケストレーションも改訂。その完成度の高さが評価され、現在では多くの指揮者がこの第3稿を用いています。
 ヤンソンスの演奏はメリハリのあるもので、さまざまな素材が用いられた第1楽章では刻刻と移り変わるテンポ処理が見事であり、抒情的な第2楽章ではたっぷりと旋律を歌わせることも忘れません。
 そして、いかにもブルックナーらしい第3楽章での荒々しいワルツのリズムは軽やかに処理。荘厳な第4楽章では、精力的な音楽を聴かせながら、曲の最後では第1楽章の冒頭の主題を気持ちが良いほどに高らかに歌わせます。
 最後の音が消えたあと、一瞬の静寂のあとに沸き起こる盛大な拍手がこの演奏の素晴らしさを物語っています。

 



 900191
\2700→\1990
ヤンソンス(指揮)&バイエルン放送交響楽団
 ショスタコーヴィチ(1906-1975):交響曲第5番 ニ短調 Op.47
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 録音 2014年4月30日-5月2日 ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク

 2014年4月から5月にかけて収録されたヤンソンスの指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第5番。
 大成功を収めたミュンヘンでのこのコンサートの直後、ヤンソンスは同曲を携えアメリカ大陸ツアーに出発。ブエノスアイレスを皮切りに行われたコンサートは、各地で大絶賛されました。
 ショスタコーヴィチの交響曲第5番は、ヤンソンスにとって強い思い入れがある作品。彼が長く助手を務めたエフゲニー・ムラヴィンスキーの代役としてレニングラード・フィルの来日公演の指揮を担ったエピソードも知られています。
 「ショスタコーヴィチの音楽はますます世界中の人々を魅了し、聴き手の感情の最も深い部分にアピールしています。他には見られない実存する人間の感情と時代を超越した表現力は、心的外傷を伴う政治的な証人にもなります」とヤンソンスは語り、重ねて「ショスタコーヴィチは同時代の中で、最も誠実な作曲家の一人です」と称えるほど作曲家に対して共感を抱いていた彼らしい、熱い演奏が繰り広げられています。この演奏は、有名な1997年のウィーン・フィルハーモニーの演奏に比べると、全体的に、少しだけゆったりとしたテンポになっているのも興味深いところです。



 900202
\2700→\1590
マリス・ヤンソンス(指揮)
 ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):

   ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op. 35 -ピアノとトランペット、弦楽合奏のために
   交響曲第9番 変ホ長調 Op. 70
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)...1-4
ハンネス・ロイビン(トランペット)...1-4
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音:2012年10月15-19日ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)...1-4 2011年3月21日ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)...5-9

 2021年に発売された『マリス・ヤンソンス・エディション』(900200)からの分売。
 「ショスタコーヴィチの音楽に心を奪われ、心の一番奥深いところまで揺さぶられる人が世界中で増えている。
 ショスタコーヴィチの音楽は独特だ。それは政治がもたらした痛ましい時代の証言であると同時に、人間存在にかかわる根本的な感覚と経験が生み出す、時代を越えた表現となっている。私にとっては特に。」と語った名指揮者マリス・ヤンソンス。
 このアルバムには2011年と2012年に開催されたコンサートから、2曲のショスタコーヴィチ作品のライヴ録音が収録されています。
 ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテクニックが要求される作品。
 ショスタコーヴィチは、歌劇《ムツェンスクのマクベス夫人》の完成からわずか数週間後の1933年夏にこの作品を書き上げており、26歳の若き作曲家の計り知れないほどの優れた才能が存分に感じられる逸品です。
 ピアノを卓越した技巧で知られるイェフィム・ブロンフマン、トランペットをNDRエルプ・フィル(旧名称ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)の首席奏者を務め、現在もソリストとして活躍するベテラン、ハンネス・ロイビンが演奏、さまざまな風刺や引用なども含め、ヤンソンスの機敏な指揮が全体をまとめています。
 交響曲第9番は1945年11月3日にエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団によって初演された「戦争三部作」の最後の作品。勝利の交響曲と期待されましたが、実際には風刺と皮肉に満ちており、この軽妙な作品はベートーヴェンの第九のような作品を求めていた政府関係者の意向に沿うことはありませんでした。
 ヤンソンスは機知と皮肉に満ちたこの作品をスタイリッシュに仕上げています。
 





900125
(2CD)
\4000→\2490*
ハイティンク&バイエルン放送響
 ヨーゼフ・ハイドン:オラトリオ「天地創造」
カミラ・ティリング(ソプラノ)…ガブリエル,エヴァ/
マーク・パドモア(テノール)…ウリエル/
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バスバリトン)…ラファエル,アダム/
バイエルン放送合唱団(ペーター・ダイクストラ…合唱指揮)/
バイエルン放送交響楽団/
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
録音 2013年12月19-20日 ミュンヘン ヘルクレスザール ライブ収録

 1796年から1798年にかけて作曲されたこのオラトリオ「天地創造」。あの興行主ザロモンの依頼によって書かれた作品で、旧約聖書の「創世記」第1章とミルトンの「失楽園」を元にした台本にハイドンが魅力ある音楽をつけています。
 第1部は天地創造の第1日から第4日までが描かれ、混沌としたものの中から光が生まれ、天使たちが舞い、神の栄光が歌われます。第2部では第5日目と、第6日目。まず生き物たちが地と空を覆い、その後ようやく人間が造られます。そして第3部ではその造られた人間「アダムとエヴァ」が物語の主役となります。

 この演奏はハイティンクにとっては第3回目の録音となります。
 近作は、これまでの音楽的成果と経験を全て注ぎ込んだかのような熱演であり、この雄大な音楽つくりは、まさに「神の視点」というほかありません。
 84歳という年齢を感じさせないエネルギッシュな演奏となっていることにも注目です。
 3人のソリストも万全であり、最近注目のソプラノ、ティリングの涼やかで落ち着きのあるガブリエル、やわらかくふっくらとしたパドモアのウリエル、こちらも注目の若手バスバリトン、ミュラー=ブラッハマンの年齢を越えた深い声の響きなど聴くべきところの多いものです。
 エキサイティングな100分。天地が誕生する様子をぜひお楽しみください。


900147
\2700→\1990
ハイティンク(指揮)&バイエルン放送響
 ブルックナー:交響曲 第6番 イ長調(ノヴァーク版)
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 ブルックナーの中期の傑作とされていながらも、第5番や第7番に比べ、演奏機会があまり多くない第6番。
 初演の記録でも「長すぎるため聴衆の理解が難しい」という理由で、1883年、1899年(マーラー指揮)の2回はどちらも短縮版が採用され、結局、完全版が演奏されたのはブルックナーの死後であり1901年になってからという不遇の作品です。
 しかし、全曲を通じて魅力的な楽想に溢れており、特に第2楽章アダージョの深淵さは後期のブルックナー作品を予見させるほどの美しさを有しています。
 この曲を知り尽くしているハイティンクの演奏は、第1楽章はゆったりとしたテンポで“崇高さ”を際立たせ、第2楽章、第3楽章は比較的早めのテンポでまとまりをもたせ、勇壮なファンファーレが聴きどころとなる終楽章で全曲を見事にまとめ上げています。

 録音 2017年5月4-5日 ライヴ録音 Munchen, Philharmonie im Gasteig


900149
(2CD)
\4000→\2390*
2016年6月!
 ハイティンク指揮&バイエルン放送響
  マーラー:交響曲 第3番 ニ短調
ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾ・ソプラノ)
アウグスブルク大聖堂少年合唱団
 (合唱指揮・・・ラインハルト・カムラー)
バイエルン放送女声合唱団
 (合唱指揮・・・ユーヴァル・ヴァインベルク)
マーティン・アンゲラー(ポストホルン)
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 ロマン派時代に書かれたあらゆる交響曲の中で「最長」の作品であるマーラーの交響曲第3番。当初の予定では全7楽章で構成され、各楽章には標題が付けられるという力の入った作品でしたが、出版時にその標題は削除され、最後の楽章に置かれていた「天上の生活」は交響曲第4番の終楽章へと移されました。しかし、標題はなくとも、当時のマーラーが心惹かれていた「子供の不思議な角笛」からの引用や、ニーチェの「ツァラトゥストラ」の一節までと、たくさんの要素が含まれたこの第3番にはマーラーの自然観、人生観などがくまなく反映されているとされています。
 演奏にあたっては、第2番《復活》のようにオルガンは使用されていないものの、大編成のオーケストラと多彩な打楽器群、第4楽章にはアルト独唱、第5楽章にはアルト独唱、児童合唱、女声合唱が必要とされ、演奏時間もおよそ100分掛かるという大規模な作品です。
 このハイティンクが指揮した演奏は、2016年の6月にミュンヘンのガスタイクにおいて開催された演奏会をライヴ収録したものです。
 87歳という高齢にもかかわらず、ハイティンクの演奏はとても瑞々しく、全てに力が漲っています。第4楽章、第5楽章でソロを務めるロンベルガーはドイツ出身のメゾ・ソプラノ歌手。バッハのカンタータなど宗教音楽を得意としており、BR Klassikレーベルからはバッハの「マタイ受難曲」やヘンデルの「エジプトのイスラエル人」などの録音をリリース。その真摯な表現と深みのある声が好評を博しています。

 録音 2016年6月15-17日ミュンヘン フィルハーモニー・ガスタイク ライヴ収録



 900210
\2700→\2090
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
 1-4. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  交響曲第15番 イ長調 Op. 141
   1. Allegretto (8:32)
   2. Adagio - Largo - Adagio - Largo (15:56)
   3. Allegretto (4:25)
   4. Adagio - Allegretto - Adagio - Allegretto (17:01)
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 録音:2015年2月5-6日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ライヴ)
 収録時間:46分

 ベルナルト・ハイティンクは1958年にバイエルン放送交響楽団を初めて指揮して以来、長く良好な関係を続けました。
 このCDはバイエルン放送交響楽団の創設75周年を記念したハイティンク・ポートレート第2集からの分売です。
 ハイティンクはショスタコーヴィチを得意とし、西側で初めて交響曲全集を完成させて高い評価を得ました。
 その後もショスタコーヴィチ作品を継続的にとりあげており、第15番は2010年にコンセルトヘボウ管との演奏がCD化されています。
 この演奏はその5年後のもので、解釈の基本は同じながら更なる深まりを聴くことができます。
 



 900212
(2CD)
\4000→\2490
ハイティンクとバイエルン放送響、緻密で壮大なブルックナー第8番

ブルックナー:テ・デウム/交響曲第8番

 【CD1】
  1-5. テ・デウム ハ長調 23:30
   1. Te Deum. Allegro moderato
   2. Te ergo. Moderato
   3. Aeterna fac. Allegro moderato. Feierlich, mit Kraft
   4. Salvum fac. Moderato - Allegro moderato
   5. In te, Domine, speravi. Maessig bewegt
  交響曲第8番 ハ短調(第2稿 ハース版)
   6. I. Allegro moderato 17:32
   7. II. Scherzo. Allegro moderato - Trio. Langsam 15:48
 【CD2】
  1. III. Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend 29:43
  2. IV. Finale. Feierlich, nicht schnell 25:03
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)...CD1:1-5
イヴォンヌ・ナエフ(メゾ・ソプラノ)...CD1:1-5
クリストフ・シュトレール(テノール)...CD1:1-5
ギュンター・グロイスベック(バス)...CD1:1-5
バイエルン放送合唱団...CD1:1-5
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 録音:2010年11月10-12日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ライヴ)...テ・デウム
  1993年12月15-17日 ミュンヘン、ヘルクレス・ザール(ライヴ)...交響曲第8番
 総収録時間:111分

 【ハイティンクとバイエルン放送響、緻密で壮大なブルックナー第8番が登場】
 ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューした1958年から65年となる2023/24シーズンを記念して、バイエルン放送収録の音源から2010年のブルックナー:テ・デウムと1993年の交響曲第8番が初CD化。
 緻密かつ壮大な第8番が特に聴きものです。
 
 ハイティンクのブルックナー:テ・デウムの録音にはコンセルトヘボウ管(1966)とウィーン・フィル(1988)があり(共にPhilips/現Decca)、これが3種目。
 ブルックナーを得意とする指揮者でも必ずしもこの作品を録音するわけではないので、ハイティンクがこの曲に寄せる格別な思いがうかがわれます。
 ここでも、作品の壮大さと神秘的な美しさを遺憾なく表現した演奏を展開しています。
 
 しかし、その後に収められた交響曲第8番は、その上をいく聴きもの。ハイティンクの同曲録音には6種があります。
 コンセルトヘボウ管との1969年盤は速め のテンポを基本としつつも緩急強弱を細かく操作し、後年のハイティンクを知る人が驚くようなアッチェレランドをかけるなどドラマティックな面を強調した演奏ですが、同じオケを振った1981年盤では慌てず騒がずの正攻法による堂々とした演奏が展開され、解釈が完成の域に入ったことが感じられます。
 そのスタイル はその後の演奏にも一貫し、1995年のウィーン・フィル盤はレコード・アカデミー賞に輝きました。
 このバイエルン盤の演奏も基本的に変わりませんが、他の演 奏に比べるとわずかながらテンポを落とし、すべての楽想を噛みしめて緻密に抉り出そうとするかのような緻密さを大きなスケール感の中で実現した演奏に なっています。

 バイエルン放送響は創設指揮者ヨッフム以来のブルックナー演奏の伝統を誇っていますが、この演奏が行われた1993年12月当時、本拠地ミュンヘンでは チェリビダッケとミュンヘン・フィルの特異なブルックナー演奏が大評判となって世界中からファンが詰めかけるような事態になっており、バイエルン放送響もその評 判は意識せざるをえなかったはず。
 そのような状況下、同響の首席指揮者がコリン・デイヴィスからロリン・マゼールに代わった直後のコンサートでブルックナーの 第8番の指揮を託されたのが、当時すでに35年の共演歴を持っていたハイティンクでした。
 チェリ&ミュンヘンへの対抗心があったのは指揮者ではなくオーケス トラの方と思われますが、ここではハイティンクの解釈を通して曲の立派さを隅々まで音にしようとする執念のようなものさえ感じられます。
 結果としてハイティン クの同曲録音の中で最長の演奏時間となりました。
 ハイティンクの録音では特に第4楽章でティンパニの強打が目立つことがありますが、ここでは他の録音に比べれば控えめでオーケストラ全体に調和したバランスとなっているのも解釈に沿ったものと感じられます。
 ブルックナー・ファンにとってもハイティンク・ファンにとっ ても聴き逃せない演奏の登場と言えるでしょう。
 両曲とも演奏後の拍手はカットされています。

 参考情報:ハイティンクのブルックナー交響曲第8番演奏時間比較(拍手を除く)
  コンセルトヘボウ管 1969年9月(Philips) 13:58/13:34/25:19/20:46=73:37
  コンセルトヘボウ管 1981年5月(Philips) 16:05/16:14/29:16/23:57=85:32
  ECユース管 1989年8月 17:19/15:20/30:10/24:42=87:41
  バイエルン放送響 1993年12月(BR) 17:32/15:48/29:43/25:03=88:06
  ウィーン・フィル 1995年1月(Philips) 16:57/15:11/27:27/23:55=83:30
  シュターツカペレ・ドレスデン 2002年12月(Profil) 16:32/15:26/27:52/24:55=84:45
  コンセルトヘボウ管 2005年2月(RCO Live) 16:46/16:12/28:01/24:33=85:32



 900213
\2700→\2090
ハイティンク、バイエルン放送響登場65年周年記念
 未発表のブルックナー第4番
アントン・ブルックナー(1824-1896):
 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」WAB 104
  (第2稿 1878/80)

   1. 第1楽章 (19:51)
   2. 第2楽章 (14:36)
   3. 第3楽章 (11:07)
   4. 第4楽章 (22:31)
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 録音:2012年1月19日&20日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ライヴ)
 総収録時間:68分

 【ハイティンクのバイエルン放送響登場65年周年を記念して未発表のブルックナー第4番が登場】
 ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューしたのは1958年。
 それから65年となる2023/24シーズンに先立ちバイエルン放送収録の音源から2012年のブルックナー:交響曲第4番を初CD化します。
 ハイティンクのブルックナーの第4番はこれで5種目。1965年の初録音は緩急のコントラストを大きめにとった演奏でドラマティックな解釈に感じられますが、1985年盤以降は盤石と言える安定感を示し、解釈が成熟の域に入っていたことが感じられます。
 その中で当盤はフィナーレに重きを置き、そこに向かって音の伽藍を築いてゆくような演奏と言えるでしょう。
 演奏会場ガスタイクのややドライな音響がここでは幸いし、クライマックスの強奏でも解像度を保っています。
 バイエルン放送響には創設指揮者ヨッフムの時代から続くブルックナー演奏の伝統があり、2005年からは当時の首席指揮者ヤンソンスがブルックナーの交響曲に継続して取り組んでいました。
 一方、ガスタイクはミュンヘン・フィルの本拠地でもあり、聴衆はチェリビダッケやティーレマンのブルックナー解釈にもなじんでいました。
 そのような状況で、曲を熟知し、自然体で作品の威容を描き出すハイティンクの指揮の下、バイエルン放送響も持てる力を傾注した演奏になりました。
 これはハイティンクにとってのみならず、オーケストラにとっても記念すべき1枚と言えるでしょう。


 ベルナルト・ハイティンクのブルックナー:交響曲第4番演奏時間比較
  コンセルトヘボウ管(1965年5月) 63:36(18:14/15:52/09:45/19:45)
  ウィーン・フィル(1985年2月) 68:29(20:39/15:27/10:37/21:46)
  ロンドン響(2011年6月) 69:08(20:33/15:07/11:11/22:17)
  バイエルン放送響(2012年1月) 68:05(19:51/14:36/11:07/22:31)
  ベルリン・フィル(2014年3月) 68:30(20:27/15:06/10:47/22:12)
 



 900214
\2700→\2090
ハイティンク/バイエルン放送響、2006年9月ライヴ
 ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  交響曲第8番 ハ短調 Op. 65


  1. I. Adagio - Allegro non troppo - Allegro -Adagio (26:08)
  2. II. Allegretto (6:39)
  3. III. Allegro non troppo (6:59)
  4. IV. Largo (9:09)
  5. V. Allegretto (15:52)
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
バイエルン放送交響楽団

 録音:2006年9月23日(ライヴ) フィルハーモニー・イン・ガスタイク、ミュンヘン(ドイツ)
 総収録時間:64分

 【バイエルン放送響創設75周年、ハイティンク生誕95周年。重厚なショスタコーヴィチ8番が初CD化!】
 2024年に創設75周年を迎えるバイエルン放送響のアーカイヴから貴重な初出音源が登場。
 オケよりも20歳先輩と言えるハイティンクは1958年にバイエ ルン放送響に初登場し、以後極めて長期にわたり共演を続けました。
 ここにリリースされるのは2006年9月に行われたショスタコーヴィチの第8番のライヴ。レ パートリーの広いハイティンクにあってもショスタコーヴィチは特別な作曲家だったようで、西側の指揮者として初めてショスタコーヴィチの交響曲全集の録音を 完成(Decca)させ、マーラーに通じる重層的かつ多面的な表現を秘めた交響曲作家としての真価を明かしました。
 その中でも第8番はコンサートでも定期 的にとりあげていたようですが、CDとなると前述の全集に含まれている1982年のコンセルトヘボウ管とのものしかありません。
 当盤の楽章毎の演奏時間は 26:08/6:39/6:59/9:09/15:52(total 64:47)と、コンセルトヘボウ盤の26:02/6:16/5:58/8:49/14:49(total 61:54)に比べると第2楽章以 降は全般的に少し長めとなっています。
 近年ライヴ音源のCD化が進むハイティンクですが、ショスタコーヴィチに関しては同曲異演盤が極めて少ない状況なので、コンセルトヘボウ盤から24年後の解釈を聴ける当盤の意義は大きいものがあります。
 



 900218
\2700→\2090
ハイティンクとバイエルン放送響
1981年のブルックナー:交響曲第7番が初CD化
 ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番 ホ長調 WAB107

バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)


 録音:1981年11月19&20日 ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
 総収録時間:63分

 【ハイティンクが後半生で特に愛着を示したブルックナーの第7番、クーベリック時代のサウンドを残したオケを振った52歳の時のライヴが登場】
 ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューした1958年から65年となる2023/24シーズンを記念して、1981年のブルックナー:交響曲第7番が初CD化。
 この時期、バイエルン放送響は18年にわたって楽団を率いたラファエル・クーベリックが1979年に退任し、ようやく後任に決めたキリル・コンドラシンが81年春に急逝して、首席指揮者が空白のまま3シーズン目に入っていました(同市内のライバル、ミュンヘン・フィルは79年からチェリビダッケが就任)。そのような中で楽団を支えた客演指揮者の一人がハイティンクでした。
 
 ハイティンクは1963年から72年にかけてブルックナーの交響曲全集を録音(第7番は66年)。
 そこでは思い切ったテンポの伸縮や強奏強打をまじえてドラマティックな面を強調する解釈が聞かれますが、1978年の第7番の再録音(オケはどちらもコンセルトヘボウ管)では、そうした操作は目立たないようになり、作品の持つ自然な流れの中でドラマを紡いでゆく巧者ぶりが発揮されています。
 ここに収められた1981年の演奏も78年盤に通じるスタイルで、安心して音楽に浸ることができると同時に、細部に耳を凝らすとオケが指揮者の解釈に敏感に反応していることが感じられます。
 録音は最近のものに比べれば細部の解像度がやや落ちるものの、クーベリック時代のサウンドを留めるオケの音でハイティンクのブルックナー解釈を味わえるのは貴重でしょう。
 円熟期のハイティンクにとってブルックナーの第7番は特別なレパートリーだったようで、日本公演だけ見ても1997年(ウィーン・フィル)、2009年(シカゴ響)、2015年(ロンドン響)と演奏しており、2019年にはベルリン・フィルへの最後の客演と、ウィーン・フィルとの引退公演でも指揮しました。
 それだけに録音録画も少なからず遺していますが、ここに壮年期の演奏が加わったことは







 900220
\2700→\2090
コリン・デイヴィス、「幻想交響曲」初出音源
 ベルリオーズ:幻想交響曲 Op. 14
バイエルン放送交響楽団
コリン・デイヴィス(指揮)
 ベルリオーズ:幻想交響曲 - ある芸術家の生涯の出来事
  1. I. Reveries - Passions 夢、情熱  Largo - Allegro agitato e appassionato assai (15:56)
  2. II. Un bal 舞踏会  Valse. Allegro non troppo (6:43)
  3. III. Scene aux champs 野の風景 Adagio (18:58)
  4. IV. Marche au supplice 断頭台への行進  Allegretto non troppo (7:02)
  5. V. Songe d'une nuit du Sabbat 魔女の夜宴の夢 Larghetto - Allegro - Dies irae - Ronde du Sabbat (10:23)

 録音:1987年1月15、16日(ライヴ) ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)
 総収録時間:59分

 バイエルン放送交響楽団75周年記念。コリン・デイヴィス十八番の「幻想交響曲」にライヴならではのドラマティックな演奏が登場。
 2024年に創立75周年を迎えたバイエルン放送交響楽団(BRSO)のアーカイヴから、第3代首席指揮者コリン・デイヴィスが得意とした「幻想交響曲」の初出音源が登場。
 すでに4種の録音があるデイヴィスの同曲ですが、他の録音とは一味違う演奏が展開されています。
 デイヴィスの「幻想交響曲」にはロンドン響(1963年)、コンセルトヘボウ管(1974年)、ウィーン・フィル(1990年)、ロンドン響再録音(2000年)があり、特にコンセルトヘボウ盤はフィリップス・レーベル黄金期の名録音として同曲のベスト盤にしばしば挙げられてきました。
 感心するのは、この4種の録音を通じて演奏時間がほぼ同じであること。最短のコンセルトヘボウ盤(55:14)と最長のロンドン響再録音盤(56:44)との間の違いが1分半しかなく、各楽章の演奏時間にも大きなブレがありません。
 デイヴィスの解釈がいかに完成されたものであったかを物語ります。
 そこに現れた当BRSO盤は拍手を除いて58:37と最長。特に第3楽章は他の演奏がいずれも17分台前半なのに対して当盤は19分近くをかけており、荒涼とした心象風景を思わせる息詰まるような演奏になっています。
 フィナーレは落ち着いた歩みで始まりますが、半ばを過ぎたところからじわじわとテンポアップし、最終的にはコンセルトヘボウ盤とともに10分を切るタイムで終わります(拍手除く)。
 全体を通して緊張感の高い演奏が続いた後だけに、聴衆が最後に味わったカタルシスは半端なかったようで、最後の音が鳴り終えるや大歓声が沸き起こっています。
 1983年から92年まで首席指揮者を務めながらBRSOとの「幻想交響曲」の録音が無かったので、彼のファンにとっては貴重な掘り出し物となるでしょう。
 尚第2楽章はデイヴィスの常でコルネットを使用しています。
 







900132
\2700→\1990
ハーディング(指揮)&バイエルン放送交響楽団
 マーラー:交響曲 第6 番
バイエルン放送交響楽団/
ダニエル・ハーディング(指揮)
 録音 2014 年3 月20-22 日 ミュンヘン フィルハーモニー ライヴ録音


 ハーディング指揮によるマーラー:交響曲第6番がバイエルン放送交響楽団自主製作盤で出ていることはあまり知られていません。
 大作、有名曲でもっとブレイクしてほしいこのハーディング、ひそかにこんなところからマーラーの大曲を出してくれていたとは嬉しい限りです。
 
 ハーディングによるマーラー演奏については、以前ドイツ・グラモフォンからリリースされた「交響曲第10 番」の信じられないほどの美しさなどで、既に定評のあるところです。また仏HMからリリースされたスウェーデン放送交響楽団との第9番もようやくこの慎ましやかな天才が爆発した貴重な録音でした。

 さてこのバイエルン放送交響楽団との第6 番の演奏も、第1 楽章の第2 主題「アルマの主題」やアンダンテ楽章での流麗さや、全体の見通しのよさは高く評価されるものであり、もちろんバイエルン放送響の定評のあるアンサンブルも楽しめる、究極の1 枚であることは間違いありません。第9番のような個性大爆発の演奏ではないのですが、オーケストラの美感をあますところなく表出させたという点ではこのシリーズの中でもとくに注目すべきアルバムです。





 900208
\2700→\2090
エールフランスでパイロットになってしまって、もう指揮の世界には戻らないのかと嘆いた
 ダニエル・ハーディング&バイエルン放送響
  グスターヴ・ホルスト(1874-1934):組曲『惑星』Op.32

 1. 火星、戦争(戦い)をもたらす者
 2. 金星、平和をもたらす者
 3. 水星、翼のある使者
 4. 木星、快楽をもたらす者
 5. 土星、老いをもたらす者
 6. 天王星、魔術師
 7. 海王星、神秘主義者
バイエルン放送合唱団の女声団員
 (合唱指揮:フロリアン・ベンファー)...7
バイエルン放送交響楽団
ダニエル・ハーディング(指揮)

 録音:2022年2月24、25日(ライヴ) ミュンヘン ヘルクレスザール(ドイツ)
 総収録時間:57分

 2019年8月26日、指揮者としての仕事を休止して、エールフランスのパイロットになってしまったハーディング。
 ただ最新情報ではサンタ・チェチーリア管でパッパーノの後任になることも決まったらしく、パイロットをやりながら指揮活動を続けてくれるとのこと。ドイツ・グラモフォンは両者と契約したみたいで「トスカ」をリリースする話もある。
 そんなハーディングが昨年2月に行っていた、バイエルン放送響との組曲『惑星』のライヴ。



 【ハーディング初の「惑星」が稀に見る雄大なスケールで登場!】
 英国出身のハーディングですが、意外にもこれまで『惑星』の全曲録音は無く、ウィーン・フィルとのシェーンブルン宮殿コンサートのライヴで「木星」があるのみでした。
 そこに登場したバイエルン放送響とのライヴ録音が出色の内容です。
 全曲の演奏時間は57分近くで、50分前後が多いこの曲の録音の中にあって異例の長さ。遅めのテンポの中でフレーズをたっぷりと歌わせて細やかな表情付けを行い、バス・オーボエを際立たせるなど特殊なオーケストレーションを生かす意図も感じられます。
 レーベルからの情報によればバイエルン放送響は長い間この曲を演奏していなかったとのこと。高度な演奏能力を持ちながらも「惑星」に関しては伝統が染みついていないオーケストラを得て、ハーディングが思いのままに解釈を披露しています。
 「火星」では重量感のある響きでテンポを刻み、「木星」中間部の有名な旋律では力強く歌い上げます。
 「土星」では瞑想的な弱音と爆発的な中間部との対比が鮮烈。「海王星」最後の女声合唱のヴォカリーズは、きわめてゆっくりと繰り返されつつ極小音量に絞り込まれて消えてゆきます。この曲の持つ外面的な効果は活かしつつ、深い内面性をも感じさせる演奏となっています。

 参考データ:「惑星」演奏時間比較
 ホルスト/LSO(1926)    42:36(6:12/7:19/3:33/7:02/6:58/5:57/5:35)
 ボールト/LPO(1978)    48:26(8:02/7:26/3:48/7:59/8:22/6:27/6:22)
 ハーディング/BRSO(2022) 56:39(8:22/8:48/4:17/8:23/10:57:6:12/9:40*)
 *ハーディング盤のタイム表示は9:49ですが余韻を含むため、正味演奏時間の9:40で表示。

 






 900203
(3CD)
\5000→\3390

ケント・ナガノ(指揮)&バイエルン放送合唱団/交響楽団
 オリヴィエ・メシアン(1908-1992):我らの主イエス・キリストの変容 他

 我らの主イエス・キリストの変容 -混声合唱、7つの楽器の独奏と大オーケストラのために
  【CD1】 1-7. 第1セプテネール
  【CD2】 1-7. 第2セプテネール
    ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)、リオネル・コテ(チェロ)、ヘンリク・ヴィーゼ(フルート)、
    シュテファン・シリング(クラリネット)、クリスティアン・ピルツ(シロリンバ)、
    グイド・マーグランダー(マリンバ)、イェルク・ハンナバッハ(ヴィブラフォン)、
    オ・ムンヨン(テノール)、マティアス・エットマイアー(バス)、
    バイエルン放送合唱団(合唱指揮-&ハワード・アーマン)、
    バイエルン放送交響楽団、
    ケント・ナガノ(指揮)
  【CD3】
   ミのための詩-ソプラノとオーケストラのために
    Book 1:
     1. No. 1. Action de graces 感謝の祈り/2. No. 2. Paysage 風景/
     3. No. 3. La maison 家/4. No. 4. Epouvante 恐怖を抱く
    Book 2
     5. No. 5. L'epouse 妻/6. No. 6. Ta voix おまえの声/7. No. 7. Les deux guerriers 二人の戦士/
     8. No. 8. Le collier 首飾り/9. No. 9. Priere exaucee かなえられた祈り
   クロノクロミー-大オーケストラのために
    10. Introduction 導入部 - Tres modere/11. Strophe I ストロフ I - Bien modere/
    12. Antistrophe I アンティストロフ I - Un peu vif1/3. Strophe II ストロフ II - Bien modere/
    14. Antistrophe II アンティストロフ II - Un peu vif/15. Epode エポド - Modere/16. Coda コーダ - Un peu vif
      ジェニー・ダヴィエ(ソプラノ)-&1-9、
      バイエルン放送交響楽団、
      ケント・ナガノ(指揮)

 録音 ミュンヘン(ドイツ)全てライヴ
 2017年6月20-23日 フィルハーモニー・イン・ガスタイク-&CD1、2 2019年2月11-15日 ヘルクレスザール-&CD3:1-9 2018年7月3-6日 ヘルクレスザール-&CD3:10-16

 メシアンの歌劇《アッシジの聖フランチェスコ》が小澤征爾の指揮で1983年に初演された再、メシアンから直々にアシスタントに指名されていたのがケント・ナガノ。メシアンから高く評価されていたケント・ナガノは、その後もメシアン作品を積極的にプログラムに採り入れてきました。
 2000年にベルリン・フィルと録音した「トゥーランガリラ交響曲」(2000年)は、隅々まで解釈されて明晰に聞こえる演奏で、"複雑、難解"といった聴き手が持つこの作品のイメージを根本的に変えるほどの鮮烈な印象を与えるなど、現代最高のメシアン指揮者の一人と見なされています。

 この3枚組は、そんなケント・ナガノによるメシアンの3作品のライヴ録音を収録。メインとなるのは1965年から1969年に書かれた、5管編成の巨大オーケストラ、100人の合唱団、ソリストと打楽器を含む7つの独奏楽器を要する『われらの主イエス・キリストの変容』で、ピアノを担当するのはおなじみピエール=ロラン・エマール、また美しいチェロのソロを披露するのはバイエルン放送交響楽団の首席チェロ奏者を務めるリオネル・コテという期待に違わぬもの。
 大編成のオーケストラが紡ぎ出す複雑なリズムと、陶然とするような響きをかいくぐって聞こえてくる鳥の声や合唱による神秘的なコラールなど、メシアンの創作の頂点ともいえる作品を存分に楽しませてくれます。
 他にはメシアンの最初の妻クレール・デルボスに捧げられた「ミのための詩」、やはり鳥の声が重要な働きを見せる「クロノクロミー」を収録。

  





 900197
\2700→\1490
ネゼ=セガン(指揮)&バイエルン放送響
5人の盗賊と袋の中の秘密 シェエラザードによる音楽物語

 ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
  シェエラザード Op. 35より(全曲演奏されておりません)
   ハンス・ゼルマイアー: 『盗賊ラップ』
    1. Funf Rauber 5人の盗賊/2. Der Sack! 袋/
    3. Im Palast des Sultans スルタンの宮殿で/
    4. Der Verrater 裏切り者/
    5. Die Wuste ist schon 砂漠は美しい/
    6. Darf wenigsten die Nase raus- 鼻を突きだせるか?/
    7. Uberfall auf die Karawane キャラバンの襲撃/
    8. Der Sultan und der Verrater スルタンと裏切り者/
    9. Die Lampe aus dem Sack袋から取り出したランプ/
    10. Der Diebstahl 盗難/
    11. Der zweite Wunsch 二つ目の願い/12. Die Falle 罠/
    13. Funf Rauber, ein Herz! 5人の盗賊、一つの心/
    14. Das Ende 終わり
朗読: ルフス・ベック音楽
アレンジ: レオンハルト・フーバー
バイエルン放送交響楽団
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)

 録音: 2014年12月20日(ライヴ) ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ドイツ)

 『5人の盗賊と袋の中の秘密』は、作家カタリーナ・ノイシェーファーによる、千夜一夜物語にインスパイアされた友情の力についての魔法の物語。
 このアルバムは2014年に開催されたファミリー・コンサートのライヴで、ヤニック・ネゼ=セガン指揮のバイエルン放送交響楽団が演奏するリムスキー=コルサコフの「シェエラザード」からの名場面と、劇のために書き下ろされたハンス・ゼルマイアーの『盗賊ラップ』をバックに、ナレーターのルフス・ベックが迫真の表現で物語を語ります。
 舞台上ではイラストレーターのマーティン・フェンゲルが描いたイラストが上映され(ブックレットにも掲載)物語を彩り、聴衆を魅了しました。

 ※シェエラザードは全曲演奏されておりません。
 







 900219
\2700→\2090
バイエルン放送交響楽団創立75周年
 1960年、ハインツ・ワルベルク(指揮)、豪華歌手を揃えた未発表音源

リヒャルト・シュトラウス:歌劇《無口な女》(ハイライト)
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  歌劇《無口な女》Op.80(ハイライト)
   台本:シュテファン・ツヴァイク
   原作:ベン・ジョンソン「エピシーン、または物言わぬ女」
  【第1幕】
   1. Euer Liebden haben, ich furchte,
    schlecht geschlafen(理髪師)
     - 第2場抜粋
   第3場より
    2. Piano, piano! Und ich sage euch,
     er ist ein kreuzbrave Kerl(理髪師)
    3. Hah! Mir fallt etwas ein!(理髪師)
    4. Nicht viel schwatzen, nicht parlieren(理髪師)
  【第2幕】
   5. Anhiero gestatte ich mir,
    hochverehrliche Herren(理髪師)
     - 第6場
   6. Du bist so still(モロズス卿) - 第9場抜粋
   7. Was geht hier vor-(ヘンリー・モロズス)
    - 第10場抜粋
   8. Siehst du, Ohm(ヘンリー・モロズス) - 第11場抜粋
   9. Du suBester Engel(ヘンリー・モロズス) - 第12場
モロズス卿...ハンス・ホッター(バス)
ヘンリー・モロズス...
 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
アミンタ...
 インゲボルグ・ハルシュタイン(ソプラノ)
家政婦...リリアン・ベニングセン(アルト)
理髪師...ヘルマン・プライ(バリトン)
イゾッタ...
 エヴァ・マリア・ローグナー(ソプラノ)
カルロッタ...マリアンナ・ラーデフ(ソプラノ)
モルビオ...ヨーゼフ・クナップ(バリトン)
ヴァヌッツィ...
 カール・クリスティアン・コーン(バス)
ファルファッロ...カール・ホッペ(バス)
バイエルン放送交響楽団
ハインツ・ワルベルク(指揮)

 録音:1960年11月4、5日 Munchen, Ausstellungspark-Bayernhalle(MONO)
 総収録時間:49分

 【バイエルン放送交響楽団創立75周年。豪華歌手を揃えた未発表音源をCD化】
 《無口な女》は1934年に完成され、1935年6月24日にカール・ベームの指揮によりドレスデンで初演されましたが、台本作者のツヴァイクがユダヤ人だったこともあって3回の上演だけでナチスによって禁止処分となり、復活は終戦後の1946年まで待たねばなりませんでした。
 
 作品の舞台は1780年頃のロンドン近郊。年老いた元軍人モロズス卿と、彼の甥でオペラ歌手のヘンリー、彼の妻アミンタ(高度なコロラトゥーラ歌唱が求ら れる)、《セビリアの理髪師》のフィガロを彷彿させる理髪師と彼に横恋慕する家政婦など様々な人物が登場。
 ドタバタ騒ぎの末、最後はモロズス卿の「Wie schon ist doch die Musik - aber wie schon erst, wenn sie vorbei ist! 音楽は美しい、しかしもっと美しいのは音楽が終わったあとだ」の印象 的な独白で幕を閉じます。
 
 このCDで聴けるのはその抜粋(名場面集)で、1960年11月6日のテレビ向け公開収録の前日と前々日に行われていたセッション録音。
 モロズス卿にハン ス・ホッター、ヘンリーにフリッツ・ヴンダーリヒ、理髪師にヘルマン・プライと、前年夏にベームとウィーン・フィルがザルツブルクで上演した際と同じ豪華キャストによ る歌が聴きものです。
 指揮はN響への客演でも親しまれたハインツ・ワルベルク。
 ドイツとオーストリアで歌劇場やオーケストラのポストを歴任し、ウィーン国立 歌劇場では450回以上も指揮をした実力者です。
 




900303
\2400→\1490
ミレッラ・フレーニGREAT SINGERS LIVE
 1.チレア(1866-1950):アドリアーナ・ルクヴルールより
  「私は神の卑しい下僕」/
 2.プッチーニ(1858-1924):ボエームより
  「私の名はミミ」/
 3.プッチーニ:ボエームより「私が町を歩く時」/
 4.プッチーニ:トスカより「歌に生き、恋に生き」/
 5.プッチーニ:トゥーランドットより「氷のような姫君の心も」/
 6.ビゼー(1838-1875):カルメンより
  「ここが密輸人たちのいつもの隠れ家ね」/
 7.マスネ(1842-1912):マノンより
  「さようなら、私たちの小さなテーブルよ」/
 8.ヴェルディ(1813-1901):アイーダより「勝ちて帰れ」/
 9.モーツァルト(1756-1791):フィガロの結婚より
  「スザンナはまだ来ない-楽しい日々はどこへ」/
 10.チャイコフスキー(1840-1893):エフゲニー・オネーギンより
  「手紙の場面」/
 11.チレア:アドリアーナ・ルクヴルールより
  「私は神の卑しい下僕」
ミュンヘン放送管弦楽団/
クルト・ペーター・アイヒホルン(指揮)…1.2.4.5.6.7/
ウラディーミル・ギャウロフ(指揮)…3.8.9.10.11

 20世紀最高のミミの一人、ミレッラ・フレーニ(1935-)の素晴らしい歌を聴く一枚です。幼い頃から歌手としての才能を現わした彼女は、19歳でミカエラ役でデビューするも、一時は子育てのために歌手活動を断念します。しかし、1958年にコンクールで優勝し、歌手活動に復帰、着々と名声を高めて行きます。彼女の名が飛躍的に知れ渡ったのは、何と言っても1963年のカラヤンとの「ボエーム」ミミ役で、これをきっかけにカラヤンと共演を重ね、1965年にはメトロポリタン歌劇場でもミミ役でデビューを飾りました。このアルバムは世界的な名声を得た彼女の自信に満ち溢れた歌唱を収録したものです。なお、指揮を執るギャウロフは、彼女の2度目の夫となったニコライ・ギャウロフの息子です。

録音 1971,1983,1987年ミュンヘン放送管弦楽団「日曜コンサート」より

900305
\2400→\1490
マーガレット・プライスGREAT SINGERS LIVE
 1.モーツァルト(1756-1791):ドン・ジョヴァンニより
  「私の名誉を奪おうとした者」/
 2.モーツァルト:皇帝ティトの慈悲より
  「私は行くが、君は平和に」/
 3.モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテより
  「岩のように動かずに」/
 4.モーツァルト:フィガロの結婚より「スザンナはまだ来ない」/
 5.モーツァルト:フィガロの結婚より「楽しい思い出はどこへ」/
 6.ウェーバー(1786-1826):魔弾の射手より
  「たとえ雲がおおい隠しても」/
 7.ロッシーニ(1792-1868):セミラーミデより
  「うるわしい光が誘惑する」/
 8.ベッリーニ(1801-1835):ノルマより「清らかな女神よ」/
 9.チレーア(1866-1950):アドリアーナ・ルクヴルールより
  「哀れな花よ」/
 10.ヴェルディ(1813-1901):アイーダより「勝ちて帰れ」/
 11.ヴェルディ:オテロより
  「柳の歌-泣きぬれてさびしい野にただ一人歌う」/
 12.ヴェルディ:オテロより「アヴェ・マリア」/
 13.ヴェルディ:運命の力より「神よ、平和を与えたまえ」/
 14.ヴェルディ:ドン・カルロより「世のむなしさを知る神」
ミュンヘン放送管弦楽団/
ハインツ・ワルベルク(指揮)…1.2.3.6.7.10.11.14/
レオポルド・ハーガー(指揮)…4.5.8.12/
トーマス・フルトン(指揮)…9.13

 イギリス、ウェールズに生まれ、モーツァルト歌手として一世を風靡したソプラノ、マーガレット・プライス(1941-2011)の名唱集です。トリニティ・カレッジではメゾ・ソプラノとして勉強、1962年にウェルシュ・ナショナル・オペラで「フィガロの結婚」ケルビーノ役でデビュー。その後イギリス全土で名声を高めていきます。ソプラノに転向してからは、モーツァルトを中心に、リートやコンサート歌手としても活躍し、晩年になって声が深みを帯びた頃には、ヴェルディやR・シュトラウスなどにも挑戦。素晴らしい歌唱を聴かせました。このアルバムは全て初出音源で、1977年から1991年の絶頂期の彼女の清楚で明快な歌声を捉えたものです。得意としたモーツァルト、ヴェルディだけでなく、チレアやウェーバー、ロッシーニ、そしてベッリーニまで彼女の知られざるレパートリーを聴くことができます。

録音 1977,1981,1986,1991年ミュンヘン放送管弦楽団「日曜コンサート」より




グレート・シンガーズ・ライヴ - エリーザベト・グリュンマー
900308
\2700→\1490

エリザベート・グリュンマー(ソプラノ):モーツァルト名唱集
 1.演奏会用アリア「男たちはいつでもつまみ食いしたがる」K433/
 2.魔法使い K472/
 3.カンツォネッタ「静けさがほほえみながら」K152/210a/
 4.すみれ K476/5.ひめごと K518/
 6.夕べの想い 523/
 7.演奏会用アリア「私の胸は喜びにおどる」K579/
 8.歌劇「フィガロの結婚」より「スザンナはまだ来ないわ!
 …今はどこなのでしょう、あの美しい時は」(ドイツ語歌唱)/
 9.歌劇「フィガロの結婚」より「愛の神よ、ご照覧あれ」(ドイツ語歌唱)/
 10.歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より
  「むごいですって?愛しい人よ」(ドイツ語歌唱)/
 11.歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より
  「岩のように動かず」/
 12.歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より
  「恋人よ、許してください」/
 13.歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より
  二重唱「すぐにも参りましょう」(ドイツ語歌唱)/
 14.歌劇「魔笛」より「ああ、私にはわかる、消え失せてしまったことが」
ミュンヘン放送管弦楽団/
クルト・アイヒホルン(指揮…8.11.12.14)/
ホルスト・シュタイン(指揮…9.10.13)/
ハンス・アルトマン(ピアノ…1-7)/
ヴァルデマール・クメント(テノール…13)
録音 1956年12月8日…1-4, 1960年4月1日…5-7, 1962年7月3日…8.11.12.14, 1962年1月14日…9.10.13

 「偉大なる歌手シリーズ」6枚組BOX(900309)ボーナスCDの分売です。
歌っているのは、鮫島有美子さんの師として知られるエリザベス・グリュンマー。ドイツで生まれ、最初は女優として活動するも、1941年アーヘンでオペラ・デビュー。1946年よりリリック・ソプラノとしてベルリン市立歌劇場で活躍し、その後エディンバラ、バイロイト、ザルツブルクなどの音楽祭に招かれ世界的な知名度を得ます。
 53年以降はウィーン国立歌劇場の人気歌手となり、モーツァルト、R.シュトラウスのスペシャリストとしても知られています。ここでのモーツァルトは彼女の真骨頂とも言えるものです。1963年には日本でも「フィガロ」の伯爵夫人を歌っています。



900314
\2700→\1690
未発表音源!!
 フリッツ・ヴンダーリヒ-オペレッタ・アリア集

 1.ミレッカー:喜歌劇《デュバリー》‐Wie schon ist alles/
 2.ミレッカー:喜歌劇《デュバリー》‐Mein Weg fuhrt immer mich zu dir zuruck/
 3.ロルツィング:喜歌劇《皇帝と船大工》‐Leb‘ wohl, mein flandrisch Madchen/
 4.ロルツィング:歌劇《ウンディーネ》‐Vater, Mutter, Schwestern, Bruder/
 5.ロルツィング:喜歌劇《刀鍛冶》‐Man wird ja einmal nur geboren/
 6.ニコライ:喜歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》‐Horch, die Lerche singt im Hain/
 7.レハール:喜歌劇《この世は美しい》‐Schon ist die Welt/
 8.J.シュトラウス:喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》‐Treu sein, das liegt mir nicht/
 9.J.シュトラウス:喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》‐Sei mir gegrust, du holdes Venezia/
 10.ファル:喜歌劇《イスタンブールのばら》‐Zwei Augen, die wollen mir nicht aus dem Sinn/
 11.ファル:喜歌劇《イスタンブールのばら》‐Oh Rose von Stambul/
 12.キュネッケ:喜歌劇《夢の国》‐Ich traume mit offenen Augen/
 13.キュネッケ:歌劇《罪深き女》‐Das Lied vom Leben des Schrenk/
 14.シュトルツ:喜歌劇《女はみんな大好き》‐Ob blond, ob braun, ich liebe alle Frau’n/
 15.ミッシャ・スポリアンスキー:今夜は決してまた/
 16.ウィリー・マッテス:情熱の旋律
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ハンス・モルトカウ(指揮)…1.2.5-13/
クルト・アイヒホルン(指揮)…3/
マインハルト・フォン・ツァリンガー(指揮)…4/
ジークフリート・ケーラー(指揮)…14.15/
ウィリー・マッテス(指揮)…16
録音 1962年6月14日…1.2, 1965年4月11日…3, 1959年12月14日…4, 1962年3月8日…5, 1962年5月7日…6, 1962年6月13-15日…7-13, 1966年2月13日…14-15, 1962年5月5日…16 Remastering Producer: Johannes Muller / Mastering: Christoph Stickel, msm-studios Munich

 不世出のテノール歌手フリッツ・ヴンダーリヒのオペレッタ・アリア集!

 1930年ラインラント=プファルツ州クーゼルでチェロ奏者の父とヴァイオリン奏者の母を両親の下に生まれ、幼い頃から音楽に親しんできたフリッツ・ヴンダーリヒ。ナチスの侵攻と父の死を経て苦しい生活を強いられたため、正式な音楽の勉強をする機会はなかなか訪れず、20歳の時にようやくフライブルク大学でホルンと声楽を学ぶことができました。その頃にはすでに彼の美声は評判となっており、24歳の時に学内の公演で《魔笛》の主役タミーノを歌うチャンスに恵まれます。その翌年、大学を卒業する年には既にシュトゥットガルト州立歌劇場と契約を交わし、以降、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場と契約し、ザルツブルク音楽祭などの多くの音楽祭に出演するほどにその才能は傑出していました。
 しかし、1966年9月17日、友人の別荘の階段から転落、たった35歳という短い生涯を閉じてしまいます。
 メトロポリタン歌劇場のデビューを目前に控えた歌手として絶頂期の最中で、世界中の人々が彼の死を惜しみ、その名声は彼の没後50年を経ても色褪せることがありません。

 このアルバムは彼が1959年から1965年まで、バイエルン放送の人気番組「ミュンヘンの日曜日」に出演した際の録音と、いくつかのスタジオ録音のオペレッタからアリアを収録した1枚。
 これら甘美で情熱的な歌唱の全てが未発表音源です。

Great Wagner Voices
900310
\2700→\1690
偉大なるワーグナー歌手たち
 1.歌劇「タンホイザー」第2幕 おごそかなこの広間よ
  <イングリート・ビョーナー(ソプラノ) 録音 1963年11月10日 コングレスザール>/
 2.歌劇「タンホイザー」第3幕 エリーザベトの祈り「マリア様、願いをおきき下さい」
  <エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ) 録音 1964年3月8日 コングレスザール>/
 3.歌劇「ローエングリン」第1幕 ひとり寂しく悲しみの日々を
  <マーティナ・アーロヨ(ソプラノ) 録音 1969年7月9日 バイエルン・音楽スタジオ>/
 4.歌劇「ローエングリン」第3幕 はるかな国に何たりとも近づけえぬ場所が
  <ルドルフ・ショック(テノール) 録音 1963年1月26日 コングレスザール>/
 5.歌劇「さまよえるオランダ人」 第2幕 ヨホホエ!海原に船を見かけましたか?
  <アニャ・シリヤ(ソプラノ)/
   バイエルン放送合唱団 録音 1966年7月15日 バイエルン放送 第1スタジオ>/
 6.歌劇「さまよえるオランダ人」第2幕 娘よ、この見知らぬ方を歓迎しておくれ
  <ゴットロープ・フリック(バス) 録音 1965年3月14日 コングレスザール>/
 7-8.歌劇「ワルキューレ」第3幕 ヴォータンの告別-魔の炎の音楽
  <テオ・アダム(バス) 録音 1966年1月16日 コングレスザール>/
 9.楽劇「神々の黄昏」 第1幕 古きなじみの音が遠くから聞こえてくる
  <ヨーゼフ・グラインドル(バス) 録音 1968年7月1日 バイエルン放送 第1スタジオ</
 10.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第2幕 にわとこのモノローグ/
 11.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕 迷いだ、迷いだ
  <フランツ・クラス(バス) 録音 1970年10月13-14日 バイエルン放送 第1スタジオ>/
 12.楽劇「トリスタンとイゾルデ」第3幕 おだやかに静かに彼がほほえんで
  <カタリーナ・リゲンツァ(ソプラノ) 録音 1971年1月24日 バイエルン放送 第1スタジオ>
ミュンヘン放送管弦楽団/
アルノルト・クヴェンネット(指揮)…1/
クルト・ペーター・アイヒホルン(指揮)…2.7.8.10.11.12/
ハンス・ギールスター(指揮)…3.9/
ホルスト・シュタイン(指揮)…4/
フリッツ・リーガー(指揮)…5/
ジークフリート・ケーラー(指揮)…6
ワーグナーの生誕200周年記念盤。これはバイエルン放送の持つ豊富なアーカイブの中から、1963年から1971年までの名演を選りすぐり、高音質でマスタリングしたものです。
 このシリーズはミュンヘン放送の人気シリーズ「日曜コンサート」の記録であり当時最高の演奏家たちが挙って、名演を披露したことでも知られています。ここに収録された歌手たちの名前を見ただけでもわくわくするようなラインナップ。
 もちろん指揮者もホルスト・シュタイン、アイヒホルンなど錚々たる顔ぶれです。どっしりとしたビョーナー、清楚で芯のあるグリュンマーの「エリーザベト」の聞き比べや、テオ・アダムの伝説的なヴォータン、他にもグラインドルやアーロヨ、ショックなどの名唱が楽しめる1枚です。




 900347
\2700→\2090
アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー(1871-1942):
 歌劇《フィレンツェの悲劇》

  1-18. 歌劇《フィレンツェの悲劇》 全1幕
  19. 歌劇《フィレンツェの悲劇》- 序曲(演奏会用ヴァージョン)
シモーネ...
 クリストファー・モルトマン(バリトン)
ビアンカ...
 レイチェル・ウィルソン(メゾ・ソプラノ)
フィレンツェ公子グイード...
 ベンヤミン・ブルンス(テノール)
ミュンヘン放送管弦楽団
パトリック・ハーン(指揮)

 収録:2022年11月27日(ライヴ) ミュンヘン、Prinzregententheater(ドイツ)
 総収録時間:57分

 妻ビアンカの浮気を疑う商人シモーネ、ビアンカと密通するグイード。ビアンカの気持ちは瞬時グイードに傾き ますが、嫉妬したシモーネがグイードを手にかけると、ビアンカは改めて強いシモーネを見直し、ちゃっかり二人 は元の鞘に収まるという物語。
 オスカー・ワイルドの戯曲を原作とする短いこの歌劇は3人の登場人物のみで進行し、ツェムリンスキーは緊張感に満ちた音楽を付けています。
 強さと狡猾さを併せ持つシモーネ役を英国 出身のバリトン歌手クリストファー・モルトマンが演じ、若きアメリカ人ソプラノ、レイチェル・ウィルソンが輝かしい 声でビアンカを歌います。
 この夫婦に翻弄されるグイード役には古楽レパートリーにも堪能なベンヤミン・ブル ンス。
 指揮のパトリック・ハーンは1995年生まれの若手ながら2021年からヴッパータール響と同歌劇場の音 楽総監督に就任し、ドイツで最年少の音楽総監督として話題になった逸材。
 2023年12月には新国立劇 場の《こうもり》を指揮して喝采を浴びました。
 ミュンヘン放送管の首席客演指揮者でもあり、BRKLASSIK ではウルマンの《アトランティスの皇帝》の録音が出ています。
 



 900640
\2700→\1590
musica viva Vol.40
 ヴォルフガング・リーム(1952-):作品集

  1-16. Jagden und Formen 狩猟と形式(2008)
バイエルン放送交響楽団
フランク・オルー(指揮)

 録音2021年6月22-25日 ミュンヘン、ヘルクレスザール(ドイツ)

 現代音楽の重鎮作曲家の一人、ヴォルフガング・リーム。
 ドイツのカールスルーエで作曲と音楽理論を学び、1963年に最初の曲を書いて以降、作曲家、教師として大活躍、400曲以上の作品は、どれも国際的に高く評価されています。
 リームは芸術、文学、哲学の深い知識を有しており、これらが彼の作曲のインスピレーションの源になっているとともに、バッハやシューマン、ブラームスなど音楽史の名曲から触発された作品も数多く書いています。

 このBR-KLASSIKのmusica vivaシリーズではリームの70歳の誕生日(2022年3月13日)を記念し、2枚の
アルバムをリリース。
 このVol.40には2001年11月にアンサンブル・モデルンによってバーゼルで世界初演された大規模な「狩猟と形式」を収録。(Vol.39...900639 2020年のライヴ録音)
 この「Jagden und Formen 狩猟と形式」、もともとは1995年から2001年にかけて書かれた作品ですが、リームは2007年から2008年にかけて全体を改訂。
 ここで、それまで何年にもわたって成長を続けて来た"ワーク・イン・プログレス"が完成しました。
 2台のヴァイオリンの戯れるような旋律で先導される曲はすぐに曲調がエスカレート、そのまま全曲が切れ目なく息をのむようなエキサイティングな音楽へと変貌します。
 

 900643
\2700→\1590
musica viva #43 ラッヘンマン:マイ・メロディーズ 他
 1-6. マイ・メロディーズ(2016-18/2019/2023)
  ~8本のホルンと管弦楽のために
 7-20. ボーナス・トラック(全曲からの特徴的な部分の抜粋)
 21. ヘルムート・ラッヘンマンとヨハン・ヤーンの対話
バイエルン放送交響楽団のホルン奏者達
バイエルン放送交響楽団
マティアス・ヘルマン(指揮)

 録音:2023年6月23日(ライヴ) ミュンヘン、ヘラクレスザール
 総収録時間:68分

 ヘルムート・ラッヘンマンの「マイ・メロディーズ」は2016年から18年にかけて作曲された後、早くも翌年に改訂、更に2023年に再び改訂された作品です。
 このアルバムは2023年の改訂版初演時の演奏を収録した もの。ヴェネツィアでルイジ・ノーノに師事して以来、長い間「メロディ」にこだわっていたというラッヘンマン、この作品は2008年にマドリードで《マッチ売りの少女》のリハーサルをした際、8本のホルンが奏でる音色からアイ デアを得て書き上げたものです。
 アルバムの ボーナス・トラックでは作品の特徴的な部分の抜粋を聴くことが でき、ラッヘンマン特有の音形やホルンの特殊奏法、息遣いが生み出すノイズまでを含む多彩なサウンドを 知ることができます。

 
 


 900645
\2700→\1590
musica viva #45 ニコラウス・ブラス
 ニコラウス・ブラス(1949-)
  1-4. In der Farbe von Erde 大地の色で(2021) -
   ヴィオラ、44の弦楽器と2つのドラムのために
  5-9. Der Goldene Steig 黄金の道(2016) -
   ソプラノとオーケストラのための物語
  10-17. Der Garten 庭園 -
   4人の男声オブリガードとオーケストラのために
タベア・ツィマーマン(ヴィオラ)...1-4
ヴィムバイ・カジボニ(指揮)...1-4
サラ・マリア・サン(ソプラノ)...5-9
ペーター・ルンデル(指揮)...5-9
ノイエ・ヴォーカリステン・
 シュトゥットガルト...10-17
ペーテル・エトヴェシュ(指揮)...10-17
バイエルン放送交響楽団

 録音:ミュンヘン、ヘルクレスザール 全てライヴ 2023年2月17日...1-4 2016年12月16日...5-9 2012年6月16日...10-17
 総収録時間:71分

 ミュンヘンとベルリンで医学と作曲を学び、ハノーファーではヘルムート・ラッヘンマンに師事。
 長年医師として活動しながら、様々なオーケストラや音楽祭からの委嘱作品を数多く作曲しているニコラウス・ブラス。
 このアルバムには、音楽を「流れる時間、秩序と混乱、人間の存在の側面を反映するもの」と捉える彼の3つの作品のライヴ演奏が収録されています。
 スイスの詩人フィリップ・ジャコテ(1925-2021)の短い詩からインスパイアされた「大地の色で」、ソプラノ独唱を伴う「黄金の道」、4人の男声のヴォカリーズを伴う「庭園」。
 これらの作品はすべて、バイエルン放送のムジカ・ヴィヴァの委嘱によるものです。
 






 900530
\2700→\2090
モーツァルト:戴冠式ミサ
 1-2. ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317
  - キリエ、グローリア
 3. 教会ソナタ K. 326
 4. ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317 - クレド
 5. 創造主の御母 K. 277
 6-8. ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317
   - サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュス・デイ
 9-14. 主日のための晩課 K. 321
カタリナ・コンラディ(ソプラノ)
ソフィー・ハームセン(メゾ・ソプラノ)
スティーヴ・ダヴィスリム(テノール)
クレシミル・ストラジャナッツ(バス)
ラファエル・アルパーマン(オルガン)
バイエルン放送合唱団
ベルリン古楽アカデミー(ピリオド楽器使用)
ハワード・アーマン(指揮)

 録音: 2022年5月19-21日 ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ録音)

 モーツァルトがザルツブルク時代後期に作曲した教会音楽によるコンサートのライヴ録音が登場。
 「戴冠式ミサ」の名はモーツァルトの命名ではありませんが、ウィーンの宮廷では人気があったらしく、1791年の神聖ローマ帝国皇帝レオポルト2世の戴冠式で宮廷楽長アントニオ・サリエリの指揮により演奏されています。
 作曲当時は教会で演奏される音楽が過度に複雑になるのを禁じていたため、わかり易く華やいだ曲想が好まれた理由かもしれません。
 ここではほぼ同時期に書かれたと見られる教会ソナタや晩課を加え、祝祭的な雰囲気を演出しています。
 ソリストに実力派の若手・中堅を揃えた、気鋭の古楽アンサンブルとの共演で、バイエルン放送合唱団もアクセントの利いた精彩に富んだ演奏を聞かせます。
 (ブックレットに歌詞は掲載されていません)

 
 
 


 900206
\2700→\1890
ドイツの公共放送100周年記念
 1923年 - The Wild Sound of the 20s


 1-6. エルンスト・トッホ(1887-1964): 舞踊組曲 Op. 30
  - フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、
   コントラバスとパーカッションのために

 7-13. クルト・ヴァイル(1900-1950):
  中世の七つの詩による『乙女の踊り』Op. 10
   - ソプラノ、フルート、ヴィオラ、クラリネット、
    ホルンとファゴットのために

 14-16. エルンスト・クシェネク(1900-1991):
  無伴奏混声合唱のための3つの合唱曲 Op. 22

 17-22. ベーラ・バルトーク(1881-1945):
  舞踊組曲 Sz 77 - オーケストラのために
アンナ=マリア・パリー(ソプラノ)...7-13

ソリスト・・・
 バイエルン放送交響楽団のメンバー
  コルビニアン・アルテンベルガー(ヴァイオリン)...1-6
  ベネディクト・ハルネス(ヴィオラ)...1-13
  ナタリー・シュヴァーベ (フルート)...1-13
  ベッティーナ・ファイス(クラリネット)...1-13
  ルーカス・リヒター(コントラバス)...1-6
  グイド・マルグランダー(パーカッション)...1-6
  ウルズラ・ケプザー(ホルン)‥7-13
  イェズス・ヴィッラ・オルドネス(ファゴット)...7-13
バイエルン放送合唱団...14-16
ハワード・アーマン(指揮)...14-16
バイエルン放送交響楽団...17-22
クリスティアン・マチェラル(指揮)...17-22

 録音:2021年4月12&13日 バイエルン放送スタジオ2...7-13 2022年3月22日 バイエルン放送スタジオ1...14-16 2017年3月8-10日 ガスタイク、フィルハーモニー...17-22

 2023年はドイツの公共放送100周年にあたり、これを記念した企画がBR-KLASSIKから登場。
 ベルリンのポツダム広場の一角からドイツの公共放送サービスが始まったのは1923年10月29日。ラジオは音楽文化の普及と発展に非常に大きな役割を果たしました。
 当時のドイツでは第1次世界大戦の戦後処理でハイパーインフレが経済を直撃し、社会を深刻な不安が覆うと同時に、ワイマール共和制の下で文化が爛熟していました。
 このアルバムには1923年に作曲され、あるいは構想を得た作品を収録。モダニズムのもたらした新しいサウンドが聞かれます。
 






ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2023 ARIA-CD.All rights reserved.08