
83.117
\2390 |
ロジャー・ノリントン指揮&ロンドン・シュッツ合唱団
ブラームス:合唱曲集
「アヴェ・マリア」、マリアの歌より「マリアの教会参り」
詩編13番「主よ、いかに永く我を忘れたまいし」3つのモテット 他 |
ロジャー・ノーリントン指揮
ロンドン・シュッツ合唱団 |
これは驚きのブラームス。ノリントンがCARUSに録音した、というだけでも驚きだが、驚きの本質はその演奏。
ノリントンが手がけた宗教合唱は、重厚さに沈み込むのではなく、
むしろ音楽の“内側”をくっきりと浮かび上がらせる。
ロンドン・シュッツ合唱団の澄み切った声は、
分厚い和声の奥に潜む祈りを、まるで光を当てるように照らし出す。
「アヴェ・マリア」の静謐、モテットの緊張、
そして“Fest- und Gedenkspruche”の精神性??
すべてが、過剰なロマン性に頼らず、
純度の高いブラームスとして迫ってくるのだ。
CARUSらしい誠実な音作りと、ノリントンの異端的感性が出会った奇跡。
これは単なる名演ではない。
ブラームスの新しい聴き方そのものである。
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83.120
\2190 |
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)
スカルラッティ:宗教合唱曲集(教会音楽集)
聖なる告白者は(イステ・コンフェッソル)
ミゼレーレ(ホ短調)
サルヴェ・レジーナ
テ・デウム
主は彼らを養い(チバヴィト・ノス)
栄光の証人よ(テ・グロリオースス)
マニフィカト
われ喜びて(ラエタトゥス・スム)
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ロベルト・カンドレット指揮
西部ワシントン大学合唱団 |
録音:1991年頃
これは完全に盲点。
ドメニコ・スカルラッティといえば鍵盤ソナタの鬼才ですが、
ここでは一転、ローマ伝統に根ざした厳粛で格調高い宗教音楽が展開されます。
透明感ある合唱で描かれる「ミゼレーレ」の祈り、堂々たる「テ・デウム」の響き。
これは“もう一人のスカルラッティ”との出会いです。
CARUSらしい誠実な録音も相まって、
派手さはないが、じわじわと効いてくるタイプ。
バロック合唱の隠れた良盤、ここにあり。
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83.173
\2190 |
シューマン:合唱曲集Vol.1
スペインの歌遊びop.74から
第5曲「裏切られた」第9曲「私は愛されて」
3つの詩op.29
「田園風の歌」「我が庭でなでしこは」「流浪の民」
5つの歌op.55
「ハイランドの乙女」「歯の痛み」
「私の心は村へ引き寄せられる」「古きよき時代」「ハイランドの若者」
4つの二重合唱曲op.141
「星に寄す」「おぼろげな光」「信頼」「お守り」
4つの歌op.59
「北か南か」「ボーデン湖畔に」「狩人の歌」「お休み」 |
ゲイリー・グラーデン指揮
オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
Konrad Elser(Pf) |
2006年5月録音
ロベルト・シューマンの合唱作品・・・正直、これまでずっと過小評価されてきた分野です。
しかし本盤は、そのイメージを根底から覆す一撃。
「星に寄す」に象徴されるロマンの高揚、
二重合唱の豊かな響き、そして歌曲作家シューマンならではの言葉と音楽の緊密な結びつき。
ここには交響曲でもピアノ曲でもない、
“声によって完成されるシューマン”があるのです。
ゲイリー・グラーデン率いるオルフェウス・ヴォーカル・アンサンブルは、
透明で引き締まった響きの中にロマンの息吹をしっかりと宿し、
作品の真価を見事に引き出しています。
知られざる名曲群をここまで説得力をもって聴かせる演奏は稀。
これは単なる好企画盤ではない??
シューマン像を書き換える重要な一枚です。
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83.415
\2390 |
ルートヴィヒ・ギュトラー
ライプツィッヒ・バッハ・コレギウムによるソナタとコンチェルト集
■ ウィリアム・コーベット:ハ長調のソナタ
作品1 第12番
■ ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:トリオ・ソナタ
ト長調 BWV1038
■ ゴットフリート・フィンガー:ハ長調のソナタ(※ギュトラー編曲)
■ アントニオ・ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調
RV107
■ ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ:変ホ長調の協奏曲
■ ヨハン・クリスティアン・バッハ:五重奏曲
ト長調 作品11 第2番
■ トマゾ・アルビノーニ:トランペット協奏曲
ハ長調
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ライプツィッヒ・バッハ・コレギウム
ルートヴィヒ・ギュトラー(トランペットと指揮) |
トランペットを中心とした室内楽のソナタとコンチェルトの名曲を集めたオムニバス盤。
2007年10月録音
ルートヴィヒ・ギュトラー・・・
この名前を見ただけで、ピンと来る方にはもう説明不要でしょう。
バロック・トランペットの王者が、
ヨハン・ゼバスティアン・バッハから
アントニオ・ヴィヴァルディ、
さらには知られざる作曲家までを横断し、
18世紀の室内楽の魅力を一気に描き出す贅沢なプログラム。
しかし本盤の真価は“名曲集”という言葉では足りない。
ギュトラーのトランペットは、ただ輝かしいだけではない。
ときに柔らかく歌い、ときに陰影を帯び、
室内楽の中で他の楽器と対話しながら音楽を編み上げていく。
コーベットやフィンガーといった渋い選曲も含め、
ここには単なる華やかさではない、
バロック音楽の豊かな呼吸そのものが刻まれている。
これは聴き進めるほどに深みに引き込まれる 通のためのトランペット・アルバムである。
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83.416
\2390 |
ハンス・シュハンデル( 独1960-):
合唱作品集《ルクス・エテルナ(永遠の光)》
祈り(Gebet)
雪のように白い小鳥がいた(Es sas ein schneeweis
Vogelein)
内なる声(Stimmen von Innen)
バザール(Bazar)
マンボ・カルジェ(Mambo Kaluje)
キリス・バラ・バリ(キリストは生まれた)(Kiris
Bara Bari)
すばらしい(Wunderbar)
アヴェ・レジーナ・チェロールム
バラのロザ(rosa das Rosas)
小さな姉妹(Schwesterlein)
いつ帰るの?(wann gehen wir nach Haus)
ルクス・エテルナ I(永遠の光)
テ・デウム
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ポーランド室内合唱団
Michael Wurm(オルガン)
Jan Lukaszewski指揮 |
2007年5,6月録音
1982から6年間ハノーヴァーの音楽大学で学ぶが、その間インド、トルコの各音楽大学で学び、そこで触れた民族的な音楽がその作風に大きく表れている。
1992年から作曲を発表し始め、ドイツを中心に各賞を受賞。作品の幅は広く、オペラやオラトリオ、大オーケストラ、室内楽、合唱曲等数多くの作品が発表されている。
楽譜はRies&Erler
Berlin、Edition Peters、Carus社から発売されている。
※本アルバムに収められた各楽曲は現代曲的な作風と構成ではあるが、それぞれは決して難解ではない。
どことなくエキゾチックに聴こえる、和声の積み重ねやリズム。大きくな呼吸と共に表現される光と闇の世界は色彩感に溢れ聴いている者をあきさせない魅力ある作品の数々です。
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これは面白い!
ハンス・シャンデルルは、現代合唱界で人気を集める作曲家ですが、その魅力は一言でいえば“自由さ”。
祈りの静けさから、民族的リズム、さらにはポップな感覚まで
一枚の中で次々と表情を変えながら、聴き手を飽きさせない。
難解な現代音楽とは一線を画し、
耳に自然に入ってくる現代合唱として非常に貴重。
ポーランド室内合唱団の洗練された演奏も見事で、
これはまさに“今の合唱音楽”を体感できる好企画盤。
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83.430
\2390 |
メンデルスゾーン:「歌の翼に」他 歌曲集
メンデルスゾーン:
「歌の翼に」op.34-2、「ズライカ」op.34-4、「旅の歌」op.34-6、
「新しい恋」op.19-4、「挨拶」op.19-5、
「朝の挨拶」op.47-2、「ゆりかごのそばで」op.47-6
「星が見ている」op.99-2、「小船」op.99-4、
「だれにもわかりっこない」op.99-6、
「ズライカ」op.57-3、「ヴェネツィアの舟歌」op.57-5、
「さすらいの歌」op.57-6、
「夜ごとの夢に」op.86-4、「月」op.86-5、
「古いドイツの歌」op.86-6
「私は木の下に横たわる」op.84-1、「狩の歌」op.84-3
「遥かなる人に」op.71-4、「葦の歌」op.71-4、
「旅路にて」op.71-5 他 全27曲 |
ハンス・イェルク・マンメル(T)
アルテュール・スホーンデルヴィルト(P) |
2008年6月録音※
シューベルトやシューマンの歌曲集アルバムでも高い評価を得、今年の「熱狂の日」でも来日し、素晴らしい歌声を聞かせてくれたハンス・イェルク・マンメルが歌う注目のメンデルスゾーン歌曲集です。
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これは美しい。
そして、思っている以上に“深い”。
フェリックス・メンデルスゾーンの歌曲といえば、
優雅で軽やか・・・そんなイメージを持たれがちですが、
本盤はその奥にある詩情と陰影を丁寧にすくい上げていきます。
ハンス・イェルク・マンメルの声は過度にドラマティックにならず、
言葉のニュアンスを大切にしながら、静かに心に届く歌を紡ぐ。
さらに歴史的フォルテピアノの柔らかな響きが、
この音楽にぴったりと寄り添い、
まるでサロンで聴いているかのような親密さを生み出します。
「歌の翼に」だけで終わらせるにはあまりに惜しい。
これはメンデルスゾーン歌曲の真価を再発見する一枚です。
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83.436
\2290 |
カイ・ヨハンセン(指揮)&シュトゥットガルト・カントライ(合唱)
シューベルト:ミサ曲(ミサ・ソレムニス)第5番 変イ長調 D.678 |
アンドレア・ローレン・ブラウン(ソプラノ)
ルート・サンドホフ(アルト)
アンドレアス・カラシアク(テノール)
トビアス・ベルント(バス)
カイ・ヨハンセン(指揮)
シュトゥットガルト・カントライ(合唱)
シュティフツフィルハーモニー・シュトゥットガルト(管弦楽)
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2009年4月15-18日 シュトゥットガルトでの録音
※オルガニストとしても名が知られるカイ・ヨハンセン指揮によるハーモニーの分離が際立った新たな美しさと躍動の発見で感動的なミサ曲の演奏です。
フランツ・シューベルトのミサ曲第5番・・・いわゆる“ミサ・ソレムニス”と呼ばれるこの作品は、彼の宗教作品の頂点に位置する大作です。
初期ミサの素朴さとはまったく異なり、交響曲的スケールと緻密な書法を兼ね備えた、まさに野心の結晶。
しかしその野心は、当時の宮廷の好みには合わなかった・・・短く簡潔なミサを好んだ皇帝の前では、この壮大な作品はあまりに“本格的すぎた”のです。
それでも音楽は雄弁に語る。
カイ・ヨハンセン指揮による本演奏は、声部の分離を鮮やかに浮かび上がらせ、複雑な構造の中に宿る祈りと高揚を見事に描き出す。
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