
93 103
\2900→\1890 |
ベルリオーズ:
幻想交響曲Op.14/序曲「宗教裁判官」Op.3 |
ノリントン指揮
シュトゥットガルト放送響 |
ノリントン2度目の「幻想」は、ピリオド・オケとの旧盤(1988年
/ EMI)以来15年ぶり。先のベートーヴェン:交響曲全集同様、ピリオド奏法を叩き込まれた手兵シュトゥットガルト放響との斬新かつ衝撃の「幻想」!陶酔的に美しい前半3楽章、一転してギロチンへの行進からサバトの夜の夢へと突入していくあたりは、徹底的にグロテスク。ゴリゴリと音を立てる不気味なコントラバス、凶暴なチューバ、ティンパニの刺すような打撃など、これこそ革新的で異常な響き。やがて狂乱のコーダ、崩れ落ちるようにとんでもないアッチェレランドでの終曲。ようやくノリントンとしても、誇大妄想狂ベルリオーズのブッ飛んだ音楽を表現し尽くしたのでは、という思いを強くさせる会心の出来栄え。録音もたいへん優秀。
録音:2003年のライヴ録音。 |

93 160
\2900→\1890 |
シューマン:
交響曲第1番変ロ長調「春」
交響曲第3番変ホ長調「ライン」 |
サー・ロジャー・ノリントン指揮
シュトゥットガルト放響 |
録音:2004年9月1,3日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ)
ロジャー・ノリントンとシュトゥットガルト放送交響楽団による、2004年9月にライヴ収録されたシューマンの交響曲全集から。
ノリントンによるシューマンは、ピリオド楽器を使用したロンドン・クラシカル・プレイヤーズとの第3番と第4番(1989)、シュトゥットガルト放送響との第2番(1999)の録音がありますが、1998年にシュトゥットガルト放送響の首席指揮者に就任して5年を経たこの演奏では、ノンヴィブラート奏法による弦楽器の美しく明快な響きである、ノリントンの持ち味ともいえる「ピュアトーン」が一層練り上げられ、存分に堪能できます。
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93 006
\2900→\1890 |
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニスOp.123 |
アマンダ・ハルグリムソン(Sp)、
コルネリヤ・カリッシュ(A)、
ジョン・オーラー(T)、
アルスター・ミレズ(B)
サー・ロジャー・ノリントン指揮
シュトゥットガルト放送交響楽団
シュトゥットガルト声楽
アンサンブル 他 |
注目すべきは「ミサ・ソレムニス」。再起不能で死亡説まで出ていたノリントンが、まだ地味だったHAENSSLERから出したこのアルバム。多くのファンはこの1枚を聴いて驚嘆、そして「ノリントン、まだ健在なり」、と歓喜した。
ノリントンのベートーヴェン好きは有名でノリントンによると、やっとベートーヴェンを本格的に録音するにふさわしいオケに巡り合えたとのこと。ノリントンの古楽器流のアタックの激しさと合唱の透明さ、練達のモダンオケならではの技量の高さが融合し、エネルギッシュでダイナミックな演奏となっている。
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93 119
\2900→\1890 |
(1)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
(2)ワーグナー/ラインスドルフ編:
「パルシファル」より交響的ハイライト
(第1幕への前奏曲 / 転景の音楽と第1幕の終景
/
第3幕への前奏曲 / 聖金曜日の音楽
/
転景の音楽 / 聖杯の動機と第3幕終曲) |
サー・ロジャー・ノリントン指揮
シュトゥットガルト放送響 |
モダンオケにピリオド語法を導入してつねに斬新な演奏を繰り広げるノリントン&シュトゥットガルト放送響の悲愴交響曲。まずは全曲が45分を切る異常な速さに驚き!弛緩を廃し、大時代的な演奏スタイルとは一線を画したテンポ設定。加えて強弱のコントラストも異常。演奏にこの上ない緊張感と迫力を生み出している。ノリントン初の悲愴は、ベートーヴェンの衝撃にも匹敵する大満足の出来栄え。また、ラインスドルフ編曲の「パルシファル」交響組曲がまた思いがけない名演。
録音:(1)2004年3月10-12日シュトゥットガルト・リーダーハレ、ベートーヴェンザール・ライヴ、(2)2004年7月10
& 11日ルートヴィヒスブルク宮殿フェスティヴァル・フォルム、テアーターザール・ライヴ |

93 133
\2900→\1890 |
メンデルスゾーン:
交響曲第3番イ短調「スコットランド」
交響曲第4番イ長調「イタリア」 |
サー・ロジャー・ノリントン指揮
シュトゥットガルト放送響 |
| 録音:2004年シュトゥットガルト「ヨーロッパ音楽祭」ライヴ |
大ブレークしたベートーヴェンの新全集で話題沸騰のノリントン&シュトゥットガルト放送響。いつも新鮮な驚きをくれるコンビによる最新録音はメンデルスゾーン。まず、15年ぶりの再録となるスコットランドとイタリア。「ピュアでリアル。暖かく美しい音が出せるから」とノリントン自身が語るように、持ち味ノンヴィブラート奏法がバッチリ効いて、ここでは音楽が見違えるように鮮烈で、緊張感と迫力も生み出してまたしても驚くべきほど。憂いを帯びた歌に惑溺しそうな美しさが印象的な「スコットランド」。「イタリア」でのサルタレッロの嵐のような切れ味もすさまじいことになっている。
録音も優秀。
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93 164
\2900→\1890 |
マーラー:交響曲第4番ト長調 |
アヌ・コムシ(S)
サー・ロジャー・ノリントン指揮
シュトゥットガルト放送響 |
「マーラーの演奏で、あってはならない唯一のことは、退屈であることだ。」(ロジャー・ノリントン)
第1弾「巨人」(93.137)につづくノリントン&シュトゥットガルトによるマーラー・シリーズは第4番。シンプルで明るく楽しいムードいっぱいの第4交響曲。“シュトゥットガルト・サウンド”としてすっかり定着した当コンビの特色は、ここでも素晴らしい効果を上げている。ステージ上左右両翼に配置した第1、第2ヴァイオリン・パート。背後に一列に並ぶコントラバス。ヴィブラートを排するなどのピリオド語法を導入したフレージング。さらにまた、花を添える独唱もたいへんチャーミング。美しく透明感のある声質で知的な歌唱を聴かせるコムシも、ノリントンの目指す方向性と重なるもの。かつていかなるオケもなし得なかった刺激的な試み。ノリントン&シュトゥットガルトによるマーラーは新鮮な驚きの連続で一瞬たりとも目が離せない。
録音:2005年9月22?23日シュトゥットガルト、リーダーハレ(ライヴ) |

93 212
\2900→\1890 |
モーツァルト:
交響曲第12番ト長調KV.110
交響曲第29番イ長調KV.201
交響曲第39番変ホ長調KV.543 |
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送響 |
ノリントンが2006年11月のN響定期でも取り上げて大いに話題を集めた第39番、後期の6曲に連なる人気作の第29番、1771年イタリア楽旅の合間をぬってザルツブルクで書かれた第12番。ピリオド・アプローチの過激さだけでいえば今ではほかにいくらもありますが、優美やユーモアといったモーツァルトに必要なものが失われることなく、さまざまな試みの結果として面白く活き活きと聴かせる手腕はまさに面目躍如といったところだろう。
このモーツァルトはノリントンらが到達したこれまでで最高の成功例といえるのではないだろうか。ノリントンが当オケの首席指揮者に就任して10年。さらなる深化を遂げた彼らとの出会いに期待してほしい。
録音:2006年9月シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール 2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ |

93 213
\2900→\1890 |
モーツァルト:
(1)交響曲第8番ニ長調KV.48
(2)交響曲ニ長調?「ポストホルン」セレナードKV.320による
(3)交響曲第40番ト短調KV.550 |
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団 |
| 録音:(1)2006年9月12日(2)2006年9月8日(3)2006年9月17日 シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ) |
ノリントンのモーツァルト演奏ではかつての手兵ロンドン・クラシカル・プレーヤーズとのスタジオ録音がすでに知られ、後期三大交響曲と「プラハ」(90&91年)のほか、ピアノ協奏曲集、オペラ「魔笛」や「ドン・ジョヴァンニ」、レクイエムなどオリジナル楽器の斬新な響きを駆使した過激なアプローチが興味深いものだった。また、もうひとつの手兵カメラータ・ザルツブルクとのライヴによる「ジュピター」(ORFEOR.567011)やオペラ「ポントの王ミトリダーテ」(ORFEOR.703062)などもあった。
さて、ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるモーツァルトの新しいシリーズ。一貫して同時代の演奏様式により可能なかぎり作品の再創造を標榜する音楽は、大きく進化を遂げていることをうかがわせる。すべての反復の指示に遵ったスコア。ヴァイオリンを左右両翼に、通奏低音を中央に据えた楽器配置。編成も初演時のサイズを踏襲して曲ごとに変更。最小わずか18人から、プラハとウィーンのために書かれた最後の4曲では、ヴァイオリン24に木管楽器16というシュトゥットガルトの通常サイズと、作曲年代の変遷がはっきりと分かる仕組み。しかも、聴いてみると変わったことをほかにもいろいろやっていて、面白いことこの上なし。
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93 214
\2900→\1890 |
モーツァルト:
(1)交響曲第22番ハ長調KV.162
(2)交響曲第33番変ロ長調KV.319
(3)交響曲第38番ニ長調KV.504「プラハ」 |
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団 |
ノリントンが首席指揮者に就任以来、手兵シュトゥットガルト放送響とともに10年をかけて取り組み続けてきた、いわゆる“シュトゥットガルト・サウンド”。
それにしても、底抜けのノリのよさとおもしろさ!ただ、それもこれも入念な研究と考証があればこそで、なかでも前作までに実証ずみ、最大の聴きどころは創作時期に対応した弦楽器の編成。すなわち、第22番が第1ヴァイオリン4、第2ヴァイオリン4、ヴィオラ2、チェロ2、コントラバス3、以下順に、第8番が6・6・4・3・3、同じ1779年の第33番と「ポストホルン」交響曲とが6・6・2・2・3、「プラハ」と第40番では12・12・8・6・6という具合。これほどはっきりとした形で響きの違いを示した例もほかにないだろう。また、これに応じて木管、金管楽器の効果の重要性もくっきりと浮かび上がる仕組み。このほかにも、しっかりと通奏低音が聴こえたり(第8番、第22番、第33番と「ポストホルン」による交響曲)、序奏から強烈な一撃の「プラハ」、考え抜かれたテンポとフレージングの第40番と、どこをとってもいたるところに驚くべき仕掛けが施されていて油断がならない。
録音:(1)2006年9月8日(2)2006年9月12日(3)2006年9月10日 シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ) |

93 215
\2900→\1890 |
モーツァルト:
交響曲第19番変ホ長調KV.132
交響曲第34番ハ長調KV.338
交響曲第36番ハ長調KV.425「リンツ」 |
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団 |
録音:(1)(2)2006年9月13日(3)2006年9月15日シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ)
【現代オーケストラのモーツァルト演奏の新たな基準を打ち立てた大注目のシリーズ!】
2006年、ロジャー・ノリントンとシュトゥットガルト放送交響楽団によるヨーロッパ音楽祭のライヴ録音。
この年は「モーツァルト生誕250年記念」ということで、2週間にわたって20曲以上の交響曲が演奏されました。
ノリントンは初演当時の様式を徹底的に研究し、スコアの反復指示には全て従い、またヴァイオリンを左右両翼に、通奏低音(チェンバロ)は中央に配置しました。初演時の編成も遵守し、初期の作品では弦も含めてたった18人の小編成、最後の4曲ではヴァイオリン24台と木管楽器16本という通常サイズと、曲ごとに編成を変えて演奏しています。もちろん弓のストローク、アーティキュレーション、フレージングなどを研究し、極限までヴィブラートを排したピリオド奏法が採り入れられているのはノリントンならでは。斬新な解釈が高く評価されている演奏です。
全ての曲には演奏後の拍手が入っています。
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93 216
\2900→\1890 |
モーツァルト:
交響曲第32番ト長調KV.318
交響曲第28番ハ長調KV.200
交響曲第35番ニ長調KV.385「ハフナー」
交響曲第31番ニ長調KV.297「パリ」 |
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団 |
「リンツ」ほか第5集3曲と「ハフナー」「パリ」をふくむ第6集の4曲というラインナップ。
このうえなくあたたかく透明感を保持した美しいひびき。そして刺激的なアプローチ。ノリントンは志向する音楽について自ら熱く雄弁に語ることで知られますが、実際出てくる音に力みは感じられず無理なく聴かせます。弦楽器のノンヴィブラート演奏を基調とするシュトゥットガルト・サウンドがもたらした成果はこれまで数知れませんが、あえていうならノリントンが苦手なかたでさえもこのモーツァルトは認めざるを得ないところ。シリーズ全19曲は今後、当コンビの代表作となるのはまず疑いないでしょう。
録音:2006年9月シュトゥットガルト・リーダーハレ、ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ) |