
MR 2014/15
(2CD)
\1790 |
フランツ・コンヴィチュニー
まさかのフレンニコフ交響曲第2番!!
CD1
(1)ブリテン:
左手ピアノと管弦楽のための主題と変奏(Diversions)作品21
(1951年10月21日)、
(2)フレンニコフ:交響曲第2番
(1955年4月21日) |
ベルリン放送響
ジークフリート・ラップ(P)(1) |
CD2
オルフ:カルミナ・ブラーナ
以上、:1957年5月31日ライヴ |
プラハ放送響、
ミラヴ・スオルトヴァ(S)、
アントニン・ヴィタヴァ(T)、
テオドル・スルバス(Br) |
往年の大指揮者、フランツ・コンビチュニーによる希少なレパートリーを集めた好企画。
特にフレンニコフ:交響曲第2番という、轟音、爆音好きには堪らない名曲が含まれる。スベトラーノフの演奏しか聴けない状態で長く続いていた。ファンにとっては、このリリースは大変歓迎されるだろう。
MEMORIESによるとコンビチュニーらしいがっしりとした構成的な演奏で重みを持つが故にその迫力も無類とのこと。そして、「カルミナ・ブラーナ」という驚愕の初登場音源も含む。コンビチュニーといえばドイツ音楽の権威だが、無論オルフも紛れもないドイツ音楽であり、堂々たる演奏を聞かせてくれる。いずれも年代にしては良好な音質で音楽愛好家には充分に訴求する品質と言えるだろう。
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MEMORIES
ME1069/70
(2CD)
\1790 |
テンシュテット指揮
ベートーヴェン:交響曲第1番、交響曲第2番
トロント交響楽団
1977年9月メンシー・ホール、ベートーヴェン・ウィーク・オープニング公演ライヴ
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、エグモント序曲
北ドイツ放送響
1979年10月アスコーナ音楽週間聖フランチェスコ・ライヴ
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テンシュテット指揮 |
今、最も支持率の高い巨匠テンシュテット。完全初出のベートーヴェン、第1、第2を含む大歓迎のライヴ録音。トロント交響楽団がヨーロッパの歴史ある団体のように野太い音を聞かせてくれます。
ゆったりしたテンポで紡ぎだされる、その充実度は、ベートーヴェン中期、後期の交響曲に劣りません。「英雄」はイタリア、アスコーナにおけるライヴで定評あるもの
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MR2423/2426
(4CD)
\2590 |
クナッパーツブッシュ/ブラームス録音集
ブラームス:
交響曲第2番(シュターツカペレ・ドレスデン、1959年11月27日ライヴ)、
ハイドン変奏曲(ケルン放送響、1963年5月10日ライヴ)、
交響曲第3番、悲劇的序曲(ウィーン・フィル、1955年7月26日ライヴ)、
大学祝典序曲(ウィーン・フィル、1957年6月スタジオ)、
交響曲第4番(ブレーメンフィル、1952年12月12日)、
二重協奏曲(ミュンヘンフィル、ゾンライトナーVn,キスカルトVc1959年1月6日ライヴ)、
ピアノ協奏曲第2番(カーゾン、ピアノ、ウィーン・フィル、1955年7月26日ライヴ)、
アルト・ラプソディ
(ルクレツィア・ウェスト(コントラルト)ウィーン・フィル、1957年6月スタジオ) |
クナッパーツブッシュ指揮 |
導入から物凄い遅いテンポをとったり、ワーグナー的な金管の咆哮を聴かせたりと異形のブラームス像で知られる「クナのブラームス」。しかし根本は懐かしい響きを呼び起こす素朴な味わいに満ちた心温まる名演です。
第2番のパウゼの効果をこれでもかと駆使する名演。ブラームスのロマン的な性格を強調した第3番。吃驚するほど遅いテンポで、逞しいアゴーギグでオケを引張る第4番など聴きどころ満載。
ハイドン変奏曲など最晩年故に、スケールの大きさが尋常ではなくまるで交響曲を聴くかのような充実です。
ちなみに、クナによるブラームス:交響曲第1番は録音が遺されていないとされております。よって録音が遺された楽曲が当盤には網羅されております。
モノラル
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ME1029/30
(2CD)
\1790 |
チェリビダッケ指揮&デンマーク放送響
ダッラピッコラ:タルティニアーナ・ゼコンダ
ドビュッシー:イベリア
チャイコフスキー:交響曲第5番 |
チェリビダッケ指揮
デンマーク放送響 |
後年の座って指揮するチェリビダッケからは想像もつかない動的な音楽。
我こそフルトヴェングラーの後継者といわんばかりのチャイコフスキー。芝居がかった変化や官能的な音色には圧倒される。怒声、足音も強烈に収録されており、指揮台で大暴れする姿が思い浮かぶ。
1970年2月19日ライヴ、ステレオ
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ME 1045
\1190 |
テンシュテット+ミネソタ管
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」 |
クラウス・テンシュテット指揮
ミネソタ管
ハインズ、ハーディ
ベイリー、レイミー |
1982年2月5日、ライヴ録音。
テンシュテット+ミネソタ管の第9が登場。
ロンドン・フィルとの2種のライヴは、まさにフルトヴェングラー以来の振幅激しく、肺腑を抉る名演だった。当盤は、その実力がアメリカで開花した充実期でミネソタ管主席客演指揮者としての登壇。煽り捲り、一瞬の弛緩も許さない大熱演。レイミーの歌唱は陶酔的で、ちょっと引いてしまうが、特筆すべきはミネソタ管の上手さ。考えてみればスクロヴァチェフスキに鍛えられて、テンシュテットが客演なのだから当然かもしれない。
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ME 1061/62
(2CD)
\1790 |
ベーム指揮&ベルリン・ドイツ・オペラ
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」全曲 |
カール・ベーム指揮
ベルリン・ドイツ・オペラ管
ルートヴィヒ、オットー
キング、グローブ、ナイトリンガー
グラインドル、ドゥーリー他 |
人生の局面に常にこのオペラがあった、とベームが語る「フィデリオ」。
いくつかの録音が遺されているものの、今ひとつ迫力に欠けるものが多い中、芸術と気力のピークを見事に記録した当演奏の復活は大歓迎。今回も出演者の一人の熱望による提供音源とのこと。ステレオ高音質。高揚感はちょっと尋常ではない。第九と同じような人間賛歌。秋の夜長にぴったりの至高の演奏である。
1963年10月ライヴ
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ME 1066/68
(3CD) \2290 |
カルロス・クライバー指揮&メトロポリタン・オペラ管
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」全曲 |
カルロス・クライバー指揮
メトロポリタン・オペラ管
ロット
フォン・オッター
ホーニック
ボニー
ハウグラント他 |
1990年10月ニューヨーク・ライヴ。鬼才クライバーの十八番、「バラの騎士」全曲が登場。
この年、クライバーはロンドン。コヴェントガーデンで「オテロ」、ニューヨークのメトで「バラの騎士」を指揮した。クライバーとしては公演回数の多い年だった。
メトロポリタン・オペラ最後の登場となった当公演は94年の伝説的演奏を先取りした瞬発力よりも洒脱で澄み切った音楽作りで魅了する。騒がしい聴衆の雰囲気も手に取るように判る、臨場感溢れる名盤。
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MR2057/58
(2CD)
\1790 |
フルトヴェングラー指揮
48年ザルツブルク音楽祭ライヴ
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」全曲(1948年8月3日ライヴ) |
フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル、
エルナ・シュリューター、
ユリウス・パツァーク、
ヘルベルト・アルセン、
オットー・エーデルマン、
フェルディナント・フランツ、
ルドルフ・ショック、
リザ・デラ・カーザ |
フルトヴェングラーが愛し、演奏を繰返したベートーヴェン唯一のオペラ「フィデリオ」。その中でも最も珍しい演奏と言えるのが、当48年ザルツブルク音楽祭に於ける公演ライヴ。
この前年に公職追放解除になったフルトヴェングラーが、復帰後初めてザルツブルク音楽祭で指揮したのがこの演奏。かつては、メロドラムの劣悪音質のCDが知られていたが、当演奏は、出演者提供のテープコピーからの復刻との事で、思いの外音質が優れている。残念なのは、第一幕から4曲が、録音上欠落していることで、その欠点を除けば有名なスタジオ録音をしのぐ出来栄えではないだろうか。
レオノーレ序曲第3番のド迫力は、今聴いても圧倒されるが、当日の聴衆の拍手も鳴り止みません。
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MR2268/2269
(2CD)
\1790 |
アンセルメ、NBC響客演ライヴ
バッハ:管弦楽組曲第3番、
オネゲル:勝利のオーラス、
ラヴェル:スペイン狂詩曲(1948年12月18日)、
フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」序曲、
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
(1948年12月25日)以上全てNBC8Hスタジオ・ライヴ |
アンセルメ指揮
NBC響 |
これは貴重!アンセルメがトスカニーニの招きでNBC響に客演したライヴ。曲目を見れば一目瞭然ですが、アンセルメは幅広いレパートリーを誇り決してフランス音楽の専門家ではありません。
トスカニーニにしごかれたNBCとのコンビネーションも抜群で、こういう硬派なオーケストラとの共演だとアンセルメの表現も鋭角的で輪郭が明確になり、アンセルメの鋭い眼光を彷彿とさせます。
バッハの透明感溢れる響き、擁護者として楽曲の紹介につとめたオネゲル作品などショーピースとして抜群の面白さ。「ザ・グレート」の古典的彫琢。いずれも一聴に値する名演です。
年代並と言えますが鑑賞に支障はございません。
モノラル |
| . |

MR2276/2277
(2CD)
\1790 |
ヨッフム/ ブラームス:交響曲全集
第1番 バイエルン放送響(1958年9月モントルー・ライヴ)、
第2番 ベルリン・フィル(1951年5月スタジオ)、
第3番 ハンブルク国立フィル(1939年6月スタジオ)、
第4番 ベルリン・フィル (1951年7月ライヴ) |
オイゲン・ヨッフム指揮 |
最晩年は神格化されるまでの存在だったヨッフムですが、SP時代の1939年代から1950年代の演奏で全集が揃いました。
ヨッフムに強い影響を与えたフルトヴェングラーの音楽ですが、ヨッフムはフルトヴェングラー以上のメンゲルベルク張りの癇癪のような熱気もあり、特に若き巨匠として売り出したハンブルクフィルとの第3番などの激情の奔流は凄まじいものがあります。
1950年以降は、落着きを獲得しておりますが、やはり意識的なトランペットの強奏を多用したヨッフム節は随所に見られ、第4番は苛烈な名演となっております。
全体として録音水準も高く、必携の名盤の登場です。
モノラル |
| . |

MR2293/2294
(2CD)
\1790 |
エーリヒ・クライバー
ベルク:歌劇「ヴォツェック」英語版全曲
(1953年5月25日ライヴ) |
エーリヒ・クライバー指揮
コヴェントガーデン王立歌劇場管、
ジェス・ワルターズ(ヴォツェック)、
トルスタイン・ハネソン(鼓手長)、
エドガー・エヴァンズ(アンドレアス)、
マレア・ヴォルコフスキー(マリー)他 |
1925年の舞台版初演に、137回のリハーサルを必要としたと伝説のみが独り歩きしていたエーリヒ・クライバーの「ヴォツェック」ついに全曲盤が登場です。巨匠がいよいよヨーロッパでの演奏を再開させた頃の意欲的な名演。
刺々しい現代音楽の鋭い音響を想像すると意外にもそれは裏切られます。
何といってもアルバン・ベルクはウィーンの作曲家、その抒情性は全編を覆い尽くしており、暗いテーマをリリカルに演奏するクライバーの手腕が光っています。
いくつもの欠落(冒頭の特徴的な音の欠落はまことに惜しい!)、持続するノイズ、そして英語版というハンデはありますが、音自体は決しておかしくないため、聴きづらくはありません。
<MONO> |

MR2377 \1190 |
クーセヴィツキ―&ボストン響/
ブルックナー:交響曲第8番(クーセヴィツキ―改訂版)
(1947年12月30日ライヴ) |
クーセヴィツキ―指揮
ボストン交響楽団 |
非常な問題作であり、カルト的な演奏です。
巨匠クーセヴィツキ―は現在では奇矯な解釈をする変人指揮者と目されていますが、アメリカの名門を率い絶大な人気を誇ったことが証明するように明快な音色、効果的な強調、新作の紹介と常に観客のことを考えた大指揮者でもありました。
しかしながら、このブルックナーはどうでしょうか?当時アメリカではブルックナーは人気がなかったと言われておりますが、大オーケストラを壮麗に鳴らす音楽に当時の巨匠が食指を動かされたことは想像に難くありません。
結果としてクーセヴィツキ―は大胆なカットを敢行。全曲を通じて何と50分強です!この賛否は聴き手にお任せします。今こそ聞くべきブルックナーの一つです。
モノラル
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MR2443/2444
(2CD)
\1790 |
クナッパーツブッシュ/モーツァルト録音集
モーツァルト:
交響曲第39番(1929年10月スタジオ)、
交響曲第40番(1941年11月)、
交響曲第41番「ジュピター」、
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(1940年5月12日)、
ドイツ舞曲K.509,K.600(1933年4月) |
クナッパーツブッシュ指揮
シュターツカペレ・ベルリン
(交響曲第39番、ドイツ舞曲)、
ウィーン・フィル |
モーツァルトとはプラトニックな関係しか保てなかったと評されたクナッパーツブッシュですが、やはり録音は多くありません。その管弦楽曲を集成した好企画盤。若き日の第39番はさすがに後年のようなおどろおどろしさはなく、颯爽とした風情すら醸し出しますが、終楽章の妙にたどたどしい歩みは、巨匠のハイドン、モーツァルトに特徴的なもので偶然ではなく意図的なものであることが理解できます。
第40番も一見そっけない感じもありますが、ウィーン・フィルの音色のローカルさは特筆もので、それは「ジュピター」にも当てはまります。「アイネ・クライネ」については正に異形のモーツァルトで抵抗を感じる方もありましょうが、魅力もまた兼ね備えた個性的名演です。
モノラル
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MR2533/2534
(2CD)
\1790 |
ホロヴィッツ/復帰の翌年、ウールセイ・ホール・ライヴ
ハイドン:ピアノ・ソナタ第23番、
シューマン:花の曲、
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、
ドビュッシー:前奏曲集第2巻より
(ヒースの草むら、妖精は艶やかな舞姫、月光が照らすテラス)、
リスト:オーベルマンの谷、
スカルラッティ:ソナタホ長調K.380,L/23、
ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調作品64-2、
ラフマニノフ:音の絵ニ長調作品39-9 |
ウラディミール・ホロヴィッツ(P) |
歴史的な復帰を遂げたホロヴィッツがその翌年に米コネチカット州の名門イエール大学内にあるウールセイ・ホールで行ったリサイタル。
曲目はお馴染みのホロヴィッツ・プログラム。「花の曲」も長閑さからは程遠い悪魔的な演奏。「葬送行進曲」の切れ味は恐ろしいばかり。ラフマニノフで細密、かつ豪快に締め括る狂気の天才ホロヴィッツ。
プライヴェート録音とされ、音質はまあまあの部類に入りますが、人間業とは思えぬ超絶技巧に興奮したファナティックな聴衆の雰囲気が充分に伝わります。やっぱりホロヴィッツはライヴに限ります。
<モノラル>
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MR2614/2615
(2CD)
\1790 |
アンセルメ
オール・ベートーヴェン・プログラム
ベートーヴェン:
「コリオラン」序曲、
ヴァイオリン協奏曲、交響曲第7番 |
アンセルメ指揮
スイス・ロマンド管、
ジノ・フランチェスカッティ(Vn) |
何ともそそられるアンセルメと手兵ロマンド管とのベートーヴェン・プロ!
ドイツ音楽にも並々ならぬ自信を持ち、ドイツの有名オーケストラにも毎年客演した巨匠の中の巨匠。造形はキリリとしまったスタイリッシュなものですが、そこかしこにアレっと驚かされる工夫があります。
ヴィクトリア・ホールの音響の良さは50年以上前のこのライヴでもよくわかります。澄み切った湖のような、そこに美しい音楽という魚たちが雄飛します。
アンセルメは、単にフランス音楽、ロシア音楽のスペシャリストではなく12音音楽にも通暁した現代音楽の擁護者という重要な側面もありますので、このベートーヴェンも一筋縄ではいきません。頭脳はクールで、心はウォームなベートーヴェンを聴かせてくれます。
有難い優秀なステレオ録音。
1964年5月6日ジュネーヴ・ヴィクトリアホール、ライヴ(ステレオ録音)
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MR2454 \1190 |
珍品 パウル・シュミッツ指揮
ブルックナー 第0番 最初期の全曲録音
ブルックナー:交響曲第0番(1961年スタジオ録音) |
パウル・シュミッツ指揮
北ドイツ放送響 |
指揮者パウル・シュミッツは、1898年にハンブルクに生れ、1992年にミュンヘンで没した名指揮者。
作曲をトッホとフルトヴェングラーに学び、ワイマール・シュトウットガルトの歌劇場を皮切りにキャリアをスタートさせ、ワルターがゲヴァントハウスの楽長を務めていた際にはアシスタントを務め、同地で歌劇場、放送響とも密接な関係を構築しました。
こうした大きな存在にも関わらず、日本での知名度が乏しいのは録音が極めて少ないせいでもありましょう。
フォルデスの伴奏のモーツァルトでベルリン・フィルを指揮している位でしょうか?
今回登場の「ブル0」は、如何にも放送オーケストラの義務としての録音にも感じられますが、ライプツィヒで重きをなしたシュミッツにとってブルックナーは馴染みの作曲家であり、ブルックナーとしては技巧に走った作品ですが危なげのない進行を聞かせます。
当時の重々しい北ドイツ放送響の響きと音色もヴァント以降の洗練とはまるで別物の魅力に溢れております。
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MR2622 \1190 |
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)、
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 |
ジョコンダ・デ・ヴィート(Vn)、
フランコ・カラチオーロ指揮
RAIナポリ・アレッサンドロ・スカルラッティ管弦楽団 |
1961年7月2日ライヴ モノラル
イタリアの女流ヴァイオリニストの中でも女王と呼ぶに相応しいジョコンダ・デ・ヴィートのブラームスが登場。
18番中の十八番で複数の録音が遺されておりますが、これは活動最後期、引退の前年のライヴ。
熱くうねる様な濃―い演奏。晦渋なブラームスとは一線を画す南欧的ロマンとメランコリズムを隠そうとも致しません。
伴奏のカラチオーロは、ローマ聖チェチリア音楽院でモリナーリに学んだイタリア指揮界の王道を行く名指揮者。1949年から最晩年までRAIナポリ・アレッサンドロ・スカルラッティ管弦楽団を率いました。歌劇場を活動のメインとする指揮者が多いイタリアで、管弦楽団の指揮に重きを置いた珍しい存在。伴奏に長じ、ウルサ型のミケランジェリとも度々共演しております。
かつてイタリア国営放送は各地に放送交響楽団を持っておりましたが、ナポリの当楽団は残念ながら今や消滅しました。
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MR2630 \1190 |
完全初出にして初レパートリー!
マルティノン+シカゴのマラ4!
マーラー:交響曲第4番
[16:39][8:47][21:32][9:08]
(1967年10月ステレオ・ライヴ) |
マルティノン指揮
シカゴ響、
ペギー・スミス・スケーラー(ソプラノ) |
作曲家、指揮者としてマルチな活動を展開したマルティノンがシカゴ響の音楽監督を僅か5年で退任。理由は様々でしょうが、やはりマネージメントとの決裂が真相とされております。
最終シーズンに行われた演奏会からマーラーの第4番が登場!オーケストラからは非常に尊敬されており、そうでなければこの名演は生まれません。
マルティノンはマーラー演奏に熱心で来日公演でも日本フィルと第1番を披露しておりますが、レコード会社のイメージ戦略のせいかスタジオ録音は一切ありません。
当盤は良好なステレオ録音というこもあり、長年の渇きを癒すものと申せましょう。カラリと晴れた青空のような爽快なマーラー。第3楽章など20分を超えながら飄逸味もある個性的なもの。
シカゴ出身でピアニスト、歌手として活動したスミス・スケーラーの絶唱も見事です。
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MR2631 \1190 |
クナの珍しいモーツァルト
クナッパーツブッシュのブラ2+モーツァルト!
モーツァルト:クラリネット協奏曲(1962年1月6日ミュンヘンライヴ)
[13:28][6:53][9:57]
ブラームス:交響曲第2番(1956年10月13日ミュンヘンライヴ)
[14:57][9:08][5:37][10:40] |
クナッパーツブッシュ指揮
ミュンヘンフィル、
ウォルフガング・シュレーダー(Cl) |
モーツァルトとはプラトニックな関係しか結べなかったと評されるクナの珍しいモーツァルト。
シュレーダーはミュンヘンフィル首席の名手で室内楽でも活躍。野太く、鄙びたドイツ式クラリネットの音色を堪能できます。演奏は”やはり”というか「大指揮者の伴奏モノ」の典型。クラリネットはあくまでもクナの音楽の一部。最晩年のクナによるものもしいテンポ。ワーグナーやブルックナーのような異形のモーツァルト。音質がやたらと良いのも嬉しい限りです。
ブラームスは巨匠の愛奏曲。5日後の明るい表情のアスコーナ音楽祭のライヴが有名ですが、こちらは陰鬱なドイツの秋、冬を思わせる引き摺るような重たくシリアスな演奏。艦砲射撃のようなティンパニの打込みは凄絶を極めてそら恐ろしくなります。
一切テンポアップをしないフィナーレには圧倒されます。
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MR2641 \1190 |
数奇な運命を辿ったソプラノ歌手デジ・ハルバン
ワルター/ボストン響のマラ4
マーラー:交響曲第4番
(1947年3月25日プロヴィデンス、
メトロポリタン劇場ライヴ) |
ワルター指揮
ボストン響、
デジ・ハルバン(ソプラノ) |
レコ芸で数奇な運命が話題!
レコード芸術最新号においても話題のソプラノ歌手デジ・ハルバン。ウィーンの生まれで幼少時よりワルターと親交のあった名ソプラノ。
画商であったユダヤ系オランダ人と結婚したことにより、ナチスに追われ渡米を余儀なくされました。
失意のハルバンを救ったのがやはりワルターで、マーラー:交響曲第4番のソリストとしてハルバンを度々起用。コロンビアにも高名なスタジオ録音を遺しました(1945年)。
ハルバンの声質は当時のハリウッド女優的な可愛らしい高さが特徴でチャーミングの一言です。ワルターとボストン響という組み合わせも珍しい。
会場はボストンから車で一時間程度のプロヴィデンス(ロードアイランド州の首都)。ボストン響もしばしば演奏会を開いた会場です。
当盤は、1947年故にワルター後年、晩年の超越した達観の境地とは異なる若き日の攻撃的な側面も兼ね備えた生命感溢れる名演です。
音質も改善されておりますが、現テープに起因する欠損が僅かながらにございますことをご了承ください。
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MR2642 \1190 |
フルトヴェングラー+ウィーン・フィル、
ストックホルムライヴ1943
シューベルト:
交響曲第8番「未完成」第1楽章
(冒頭に欠損あり)、
交響曲第9番「ザ・グレート」、
シュトラウス二世:皇帝円舞曲」抜粋 |
フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィル |
フルトヴェングラー+ウィーン・フィルによるスウェーデン楽旅の記録。音質も既出盤よりずっと改善されております。
巨匠を取り巻く状況は困難の一途を辿っていた戦中の録音ながら演奏の充実は驚異的です。
「未完成」は冒頭に僅かな欠損がありますがさざ波のような弦の刻みは奇跡的な美しさ。これぞフルトヴェングラーと呼びたい色気と深刻さの同居が最高です。
「ザ・グレート」は十八番のレパートリー。これを聴くフルトヴェングラーの若々しさが理解できます。晩年のデモーニッシュさとは異なる元気、明朗な解釈。豪快なリタルダントにも脱帽!
ウィーン・フィルとの「ザ・グレート」が少ないこともマニアはご存じの筈でしょう。
そして「皇帝円舞曲」も自由自在なテンポ変化、魔法の棒さばきに心打たれる名演。そしてどこまでもシンフォニックな造形。
フルトヴェングラーのシュトラウス作品のライヴは珍しく、返す返すも断片しか遺っていないことが惜しまれます。
1943年5月12日ストックホルム、コンサートホール・ライヴ
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MR2643
\1190 |
ライヴがあった!!バーンスタイン+NYPの“千人”
マーラー:交響曲第8番
(1965年12月9日フィルハーモニックホール、ライヴ) |
エラ・リー(ソプラノⅠ:罪深き女)、
サラマ・エンディック(ソプラノⅡ:贖罪の女)、
エルンスティン・レーゼンビー(ソプラノⅢ:栄光の聖母)、
ベヴァリー・ウォルフ(メゾ・ソプラノⅠ:サマリアの女)、
ジェニー・トウーレル(メゾ・ソプラノⅡ:エジプトのマリア)、
ジョージ・シアリー:マリア崇拝の博士)、
ジョン・ボイデン(バリトン:法悦の神父)
エツィオ・フラジェッロ(バス:瞑想の神父)、
ウェストミンスター合唱団、
聖キリアン少年合唱団
バーンスタイン指揮
ニューヨークフィル |
バーンスタインと言えばマーラー、マーラーと言えばバーンスタイン。
とはいえ難曲『千人の交響曲』の演奏回数は流石に数少ない模様です。
黄金時代を築き上げたニューヨークフィルとは、1962年のフィルハーモニックホール(現ディヴィッド・ゲフィン・ホール=元エイヴリー・フィッシャーホール)こけら落し公演での第一部のみが発売されておりました。
1966年にはロンドン交響楽団と録音。如何にもスタジオ収録らしい見通しの良い演奏でした。
当ライヴは1965年12月の定期演奏会ライヴ。実際のコンサート会場で聞くような、マーラー自身が想定していた音像。すなわち超絶的な大規模な編成の中、楽器も歌手それぞれが距離感をもって聴衆の耳に届いていくというごく自然なライヴ録音です。
内容はCD一枚に収まる演奏時間が証明する通りに細部を粘々と拘泥しない軽快なテンポ設定。40代のバーンスタインらしいエネルギッシュで爽快な演奏です。 しかしフィナーレの深遠な響きはスピリチュアルな音楽家バーンスタインそのもので思わず瞑目してしまいます。
モノラルな上に第一部終結部に音量の不安定と揺れがありますことをご承知おきください。良心的な詳細なトラック付。
1965年12月9日ライヴ!!
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クレンペラー+ウィーン・フィルの「復活」ライヴ!
マーラー:交響曲第2番「復活」
[19'11"][10'06"][111'16"][4'00"][32'13"] |
クレンペラー指揮ウィーン・フィル、ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)、
ヒルデガルド・レスル・マイダン(A)ウィーン楽友協会合唱団
エラ・リー(ソプラノⅠ:罪深き女)、サラマ・エンディック(ソプラノⅡ:贖罪の女)、
エルンスティン・レーゼンビー(ソプラノⅢ:栄光の聖母)、ベヴァリー・ウォルフ(メゾ・ソプラノⅠ:サマリアの女)、
ジェニー・トウーレル(メゾ・ソプラノⅡ:エジプトのマリア)、ジョージ・シアリー:マリア崇拝の博士)、
ジョン・ボイデン(バリトン:法悦の神父)、
エツィオ・フラジェッロ(バス:瞑想の神父)、
ウェストミンスター合唱団、聖キリアン少年合唱団 |
過去最高音質で蘇る
クレンペラー+ウィーン・フィルの「復活」ライヴ!!
1963年6月21日テアター・アン・デア・ウィーン・ライヴ
共演の数こそ少なかったものの、遺された録音が今なお衝撃を与え続けるクレンペラー+ウィーン・フィルのコンビ。この「復活」の演奏に何故か注目度が薄かったのは既出盤に音質面の不満があったからではないでしょうか?今回のリリースは新たな音源からマスタリング。純正モノラルで、ドロップアウトも可能な限り修正され大変聴きやすくなっております。
演奏内容は最晩年の超ヘビーと壮年期のウルトラドライ最速演奏の丁度真ん中に位置するもの。木管楽器の強調が特徴のクレンペラーらしく、ウィーン・フィルの甘美な管楽器の音色が冴え渡ります。ウィーンで合唱付きの曲を取上げる際に好んで共演したウィーン楽友協会合唱団が壮麗に盛上げます。カラヤンからも重用されたウィーンの名ソプラノ、レスル・マイダンがアルト独唱。クレンペラーも大のお気に入りで「復活」の演奏で度々起用、切実誠実な歌唱に最敬礼です。
彼女はウィーン交響楽団、フィルハーモニア管とのセッション録音にも参加しております。ロストロポーヴィチ夫人でもあるヴィシネフスカヤのド迫力声量には言葉もなしと言ったところです。
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