ONDINE 期間限定特価セール
その1 34タイトル
1CD\2,900→\1790 など
~7/14(火)午前9時
北欧最大のレーベルのひとつONDINE。一時期失速しかけたがNAXOS帝国の傘下になってから息を吹き返した。
それにしてもこの華やかなラインナップ!全盛期にはNAIVEとともに新興マイナー・レーベルの先陣を切っていた。
そのONDINE、1年ぶりとなる大型特価セール。
今回超特価セールとなっているのは、比較的注目されなかった珍しいアイテムが多いように思う。
本家ONDINEによるセールですが、セール用在庫は限られているので完売の際はご容赦ください。
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ODE-1325
\2900→\1790 |
ハンヌ・リントゥ(指揮)&フィンランド放送管
リーラ・ジョセフォヴィツ(ヴァイオリン)
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):作品集
ヴァイオリン協奏曲(1950)
1.第1楽章:ソナタ Allegro moderato, rubato
2.第2楽章:ファンタジア
3.第3楽章:ロンド Allegro con brio
4.Photoptosis 大管弦楽のための前奏曲「フォトプトシス」(1968)
《兵士たち》-ヴォーカルシンフォニー(1957-1963)
5.第1曲:前奏曲
6.第2曲:第1幕-序奏
7.第3曲:第1幕第3場-
リチェルカーリ第1番「Meine gottliche
Mademoiselle …お嬢さん、私の神よ」
8.第4曲:第1幕第5場-
ノクトゥルノ 第1番「Ach, Herr Jesus!ああ、主よ、イエズス」
9.第4曲:第1幕第5場-ノクトゥルノ 第1番「Das
herz ist mir so schwer 心は私にとって難しい」
10.第5曲:第2幕-間奏曲
11.第6曲:第2幕第2場-カプリッチョ、コラールとシャコンヌ
「Was fehlt Ihnen, mein goldnes Mariel
…
あなたの何が問題なのですか?私の黄金のマリエルよ」
12.第6曲:第2幕第2場-
カプリッチョ、コラールとシャコンヌ「Kindlein
mein 私の小さな子」 |
リーラ・ジョセフォヴィツ(ヴァイオリン)…1-3
アヌ・コムシ(ソプラノ)…7.8.9.11
イェニ・パッカレン(アルト)…12
ヒラリー・サマーズ(コントラルト)…12
ヴィッレ・ルサネン(バリトン)…12
ぺーテル・タンチツ(テノール)…7.11
ユハ・ウーシタロ(バス)…7.8
ハンヌ・リントゥ(指揮)
フィンランド放送管弦楽団 |
第二次世界大戦後のドイツ音楽界を代表する作曲家、ベルント・アロイス・ツィンマーマンの作品を話題の指揮者ハンヌ・リントゥが指揮した注目盤。
時代により刻々とスタイルを変貌させたツィンマーマンの中期から後期の作品3曲が収録されています。名手リーラ・ジョセフォヴィツをソリストに迎えた初期のヴァイオリン協奏曲は新古典派の様式を用いて書かれた作品。
壮大かつ緊張感に満ちた音楽が描き出されています。“静止主義”の様式による「Photoptosis」はツィマーマンの最後の管弦楽作品。
そして、ツィマーマンの代表作の一つ、歌劇《兵士たち》はあまりにも難解であったため、初演は一旦中止されたほどの問題作。後に彼が歌劇の一部を40分程度の演奏会用作品に作り上げたのが、このアルバムに収録された《兵士たち》によるヴォーカル・シンフォニーです。
難解さはそのままですが、コンパクトにまとめられており、ツィマーマンの複雑な音楽世界が存分に表現されています。
録音 ヘルシンキ・ミュージック・センター フィンランド 2018年5月・・・1-3 2016年6月・・・4 2018年9月・・・5-12
ライヴ |
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ODE-1309
\2900→\1790 |
カイヤ・サーリアホ(1952-):作品集
True Fire 真実の炎(2014)
バリトンとオーケストラのための
1.Proposition I
2.River
3.Proposition II
4.Lullaby
5.Farewell
6.Proposition III
7.Ciel d’hiver 冬の空(2013)
Trans トランス(2015)
8.Fugitif
9.Vanite
10.Messager |
ジェラルド・フィンリー(バス・バリトン)…1-6
グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ)…8-10
ハンヌ・リントゥ(指揮)
フィンランド放送交響楽団 |
現代の音楽シーンの中で独自の存在感を放つサーリアホ。このアルバムにはハンヌ・リントゥが指揮する3つの作品を収録、フィンリーとメストレ、2人の名手をフィーチャーしたサーリアホの最近の作品を聴くことができます。
2014年の「True Fire 真実の炎」はロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、NDR交響楽団、BBC交響楽団、フランス国立管弦楽団の4オーケストラの委嘱作。名歌手フィンリーのために書かれた6つの楽章で構成された作品です。
サーリアホにとっての声楽による表現、自然の中の人類の立ち位置など、様々な要素が組み込まれています。
「Ciel d’hiver」は2002年に作曲された三部作「Orion」の第2楽章をもとに、小さいオーケストラ用に編成しなおした曲。原曲と区別するためにフランス語のタイトルが付されています。
ハープとオーケストラのための協奏曲「Trance」はサントリー財団、フィンランド放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、ラジオフランスとヘッセン放送管弦楽団の共同委嘱作です。
サーリアホが要求する超絶技巧をメストレは難なく軽やかに弾ききっています。
録音 ヘルシンキ・ミュージック・センター、フィンランド 2017年12月…1-6
ライヴ録音 2017年5月…7 2017年2月…8-10
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ODE 1106
\2900→\1790 |
ペーテリス・ヴァスクス(1946-):
合唱と管弦楽のための宗教作品集
パーテル・ノステル(われらの父よ) (1991)
ドナ・ノビス・パーチェム(われらに平安をあたえたまえ)
(1996)
ミサ曲(2000 rev.2005) |
ラトヴィア放送合唱団、
リガ・シンフォニエッタ、
シグヴァルズ・クリャーヴァ(指) |
交響曲第2番とヴァイオリン協奏曲(ODE1005)と交響曲第3番とチェロ協奏曲(ODE1086)が注目を集め、一般的な成功をおさめたラトヴィアの作曲家、ペーテリス・ヴァスクス(1946-)。3枚目のディスクでは、合唱と管弦楽のための宗教作品が紹介されます。「主の祈り」のラテン語テクストによる〈パーテル・ノステル〉
と通常文によるミサ曲。伝統の教会音楽とバルト地方の神秘主義の出会いから生まれた瞑想気分の音楽は、キリスト教徒にとどまらず、宗教心をもつ人々に広くアピールしそう。混声合唱とオルガン、混声合唱と弦楽オーケストラ。〈ドナ・ノビス・パーチェム〉には2つのバージョンがあり、シグヴァルズ・クリャーヴァとラトヴィア放送合唱団は、アイヴァルス・カレイスと共演してオルガンのための版を録音していた
(BIS1145)。混声合唱と弦楽オーケストラの版は、ポール・ヒリアー指揮のエストニア・フィルハーモニック室内合唱団とタリン室内管弦楽団(HMU907311)
(バルトの声 第1集) に次ぐ録音。
録音:2007年1月 聖ヨハネ教会(リガ、ラトヴィア) |
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ODE 1073
(2CD)
\5000→\2590 |
オッリ・コルテカンガス (1955-):オペラ「メッセニウスとルシア」
[歌詞:フィンランド語 英語対訳付] |
ハンヌ・ニエメラ(B,ヨハネス・メッセニウス),
パイヴィ・ニスラ (ルシア・グロトヒューセン)
エッシ・ルッティネン(Ms、カルラ),
ニクラス・スポーンベリ(B、マグヌス・アンドレ)
リク・ペロ(B、修練者),
ラッシ・ヴィルタネン(T、ルドベキウス),ヨウニ・ココラ(Bs、大尉),
パウラ・エテラヴオリ(A、エルサ)
アルヴォ・ヴォルメル指揮
オウル室内合唱団
ユンニン・ポヤト少年合唱団
オウル交響楽団 |
オッリ・コルテカンガス (1955-) は、間宮芳生と共作した児童合唱のための〈木々のうた〉でも知られる作曲家。シベリウス・アカデミーでラウタヴァーラとハメーンニエミに作曲法を学んだ。5作目のオペラは、スウェーデンの歴史学者ヨハネス・メッセニウス
(1579-1636) が主人公。ウプサラ大学で歴史学を教えていたが、反逆を理由にフィンランド東部カヤーニ城で囚われの生活を送った人物。ユハ・セッパラが史実に基づき書いた台本では、妻ルシア、城の司令官
(大尉)、現代の美術史家カルラのフィクションによるエピソードをまじえ物語が展開。アリアはないものの、伝統的な手法が音楽の基本となっている。メッセニウスが生涯を閉じたフィンランド、オウル市400年記念の委嘱作。
録音:2005年9月19-22日 マデトヤ・ホール
(オウル)
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ODE-1187
\2900→\1790 |
ソイレ・イソコスキ R・シュトラウス:歌曲集
1.万霊節 Op.10-8/2.美しく、しかし冷たい空の星よOp.19-3/
3.夜Op.10-3/4.私は恋を抱いてOp.32-1/5.ダリアOp.10-4/
6.ああ恋人よ、私は別れなければならないOp.21-3/
7.私の眼Op.37-4/8.わが子にOp.37-3/9.母親の自慢Op.43-2/
10.私の思いの全てOp.21-1/11.セレナードOp.17-2/
12.献呈Op.10-1/13.ばらのリボンOp.36-1/
14.二人の秘密をなぜ隠すのかOp.19-4/
15.あなたは私の心の王冠Op.20-2/16.私の心は沈黙し冷えるOp.19-6/
17.解き放たれてOp.39-4/18.あしたにOp.27-4/
19.ツェツィーリエ Op.27-2/
20.オフィーリアの歌-どうしたらほんとの恋人を見分けられるだろうOp.67-1/
21.オフィーリアの歌-おはよう、今日は聖ヴァレンタインの日Op.67-2/
22.オフィーリアの歌-彼女は布もかけずに棺台にのせられOp.67-3/
23.あおいOp.post |
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ソイレ・イソコスキ(ソプラノ)/
マリア・ヴィータサロ(ピアノ) |
フィンランドの名リリックソプラノ、ソイレ・イソコスキが歌うR.シュトラウス(1864-1949)の歌曲集です。彼女は以前、管弦楽伴奏歌曲集(ODE-982)で感動的な歌唱を聴かせましたが、今回は長年のデュオ・パートナーであるヴィータサロとの共演。彼女自身も「私の声にシュトラウスは良くあいます」と語るほど、この作曲家に思い入れが強いようです。「献呈」や「チェツィーリエ」、「明日に」などの有名な歌曲を始め、「万霊節」や「オフィーリアの歌」など、シュトラウスの初期の作品から晩年に至るまで万遍なく選ばれた1曲1曲に彼女の思いが詰まっています。また、シュトラウスのお気に入りであったソプラノ、マリア・イエリッツァのために書かれた最晩年の作品「あおい」では、簡素な曲の中に揺蕩う色香が存分に表現されていて、これまた名唱です。録音
2011年7月30日-8月2日イェルヴェンパー・ホール
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ODE-1233
(2CD)
\2900→\1790 |
“ピエ・カンツィオーネス”&“聖ヘンリックの思い出に”
フィンランドの中世の聖歌と初期の声楽曲集
【CD1】 聖ヘンリックの思い出に
フィンランドの守護聖人への中世の聖歌コレクション
1.Deus in adiutorium 神よ、速やかにわたしを救い出し
2.Gaudeamus omnes すべての者よ、主に向かいて喜ばん
3.Sanctum Ericum comitans 聖ヘンリックの集いで
4.Sanctus Ericus dulciter 聖ヘンリックを愛して
5.Quidam homines de Kwmo コケメキからの男たち
6.Martir iste militauit 殉教者は兵士だった
7.Multitudo languencium 病人たちは回復した
8.O vita commendabilis ああ、立派な人生
9.Christi pugil eximius キリストの良き兵士
10.Digitus martiris gloriosi 輝かしい殉教者の指
11.Imitator Saluatoris 救い主を模倣せよ
12.Perfecte desiderium 完全に満たされた欲望とともに
13.Omnes gentes iubilate すべての民よ、手を打ち鳴らせ
14.Dum deuotis poscitur 献身的な祈りによって
15.Preclari patris sanctitas 高名な父の神聖さ
16.Gaude cetus fidelium 喜べ、忠実なる人々よ
17.Alleluya. Pie presul ハレルヤ、敬虔な司教
18.Ecce magnus presbiter 偉大な司教を見よ |
セトゥス・ノステル(ヴォーカル・アンサンブル)
コユハット・リタリット(ヴォーカル・アンサンブル) |
【CD2】ピエ・カンツィオーネス
初期フィンランドの声楽曲集
1.Iucundare iugiter あなた方はともに喜ばなくてはならない
2.Iucundare iugiter
3.Cedit hiems eminus 冬の力が薄れる
4.Cedit hiems eminus
5.Aetas carmen melodiae 人々よ、歌を歌え
6.Aetas carmen melodiae
7.Iesu dulcis memoria イエス、甘い記憶
8.Ramus virens olivarum オリーブの緑の枝
9.Ave funda Davidis
10.Zachaeus arboris ザアカイの木を登り
11.Puer natus in Bethlehem ベツレヘムで少年が生まれた
12.De radice processerat
13.Verbum caro factum est 言葉は肉を造った
14.Omnis mundus iucundentur 全ての世界は喜ぶでしょう
15.Paranymphus adiens 天使が訪れた
16.Laetetur Ierusalem エルサレムが喜ぶでしょう
17.Resonet in laudibus
18.Jumalisten joucko 忠実な群衆
19.Ad cantus laetitiae 賛美を歌うこと
20.Parvulus nobis nascitur 小さな子供が私たちのために生まれた
21.Kunniallisuuden hyvys 名誉の徳
22.Vanitatum vanitas 虚栄の虚栄
23.Coeperit faustis 幸運の始まりと継続的な成功
24.Insignis est figura 驚くべき形
25.Mars praecurrit in planetis
26.Mirum si laeteris あなたが喜ぶならばそれは奇跡である
27.Ad perennis vitae fontem 永遠の命の泉への |
ティモ・ヌオランネ(指揮)
フィンランド放送室内合唱団 |
かつてリリースされていた2枚のアルバム(ODE-874とODE-918)をまとめたリイシュー・アルバム。
「聖ヘンリック」とは12世紀フィンランドに十字軍の侵攻と共にやってきて、人々にキリスト教の教えを説いたとされる人。人々の反発にあい暗殺されてしまったという伝説がありますが、はっきりとした記録は残されていません。しかしその偉業は現代でも讃えられています。
もう1枚の「ピエ・カンツィオーネス」は16世紀フィンランドで編纂された聖歌集。“古い時代の司教の教会および学校のための聖歌”の原題を持ち、多様な歌が収録されています。
曲集のほぼ半分はスカンジナビア半島の民謡であったり、他の国を起源とするもので、これらは恐らく他の国を巡った人がフィンランドに持ち込んだと推察されています。どちらも素朴なハーモニーと清冽な歌唱が印象的です。
録音:1995年9月 Suomenlinna Church, Helsinki,
Finland…CD1 1998年1-2月 Hietaniemi Chapel,
Helsinki, Finland…CD2 |
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バスク国立管弦楽団によるラヴェル!
ラヴェル(1875-1937):ラ・ヴァルス 他
1.「ラ・ヴァルス」 管弦楽のための舞踏詩
2. 道化師の朝の歌
スペイン狂詩曲
3. I. 夜への前奏曲/4. II. マラゲーニャ/
5. III. ハバネラ/6. IV. 祭り
7. 海原の小舟
8. 亡き王女のためのパヴァーヌ
9. ボレロ |
バスク国立管弦楽団
ロバート・トレヴィーノ(指揮) |
録音 2020年10月14-17日 クルサール国際会議場・公会堂、サン・セバスチャン(スペイン)
優雅で流麗なフランス風演奏とは全然違う、これがバスクの血なのかと思わせてくれる暑苦しい前時代的演奏。
しかしこれが聴いているうちにはまっていく。というかこれじゃなきゃだめだ、というような気すらしてくる。
これは聴いておいたほうがいいでしょう。ロバート・トレヴィーノ&バスク国立管のラヴェル。
【ラヴェル、バスクへ帰る】
2019年に首席指揮者として就任したばかりのマルメ交響楽団を颯爽と指揮し、ベートーヴェンの交響曲全曲を録音、2020年にONDINEレーベルからリリース(ODE-1348)し、高く評価されたロバート・トレヴィーノ(1984年生まれ)。
彼の新しいアルバムは、バスク国立管弦楽団を率いてのラヴェルのオーケストラ作品集です。
フランスの作曲家としてカテゴライズされるラヴェルですが、母親はバスク人。フランス領バスク地方で生まれ、3か月後には移住してしまったものの、母親の影響もありバスク文化に高い関心を持っていました。
その文化のお膝元であるバスク国立管弦楽団による貴重なラヴェル録音の登場です。
冒頭の「ラ・ヴァルス」から「亡き王女のバヴァーヌ」を経て最後の「ボレロ」までの6曲、ラヴェルのバスク地方への憧れを描き出すとともに、オーケストラからは魔法のように精緻な響きを紡ぎだすトレヴィーノの手腕をご堪能いただけます。2021年、大注目間違いなしの1枚と言えるでしょう。
【バスク国立管弦楽団】
1982年にプロジェクト・ベースのオーケストラとして設立された。その後バスク自治州を代表する常設の交響楽団へと成長を遂げ、今では年間100回以上の演奏会を行っている。
同郷のエンリケ・ホルダが献身的に指導にあたり、ハンス・グラーフ、ギルバート・ヴァルガ、アドレス・オロスコ=エストラーダ、アンドレイ・ボレイコ、準・メルクルらが首席指揮者を務めて来た。
2017/18シーズンからトバート・トレヴィーノがその任にある。

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ジブオクレ・マルティナイティーテ(1973-):作品集
1. Nunc fluens. Nunc stans 過ぎ行く今、残る今(2020)
- パーカッションと弦楽オーケストラのための
2. Ex Tenebris Lux 闇から光へ(2021)
- 弦楽オーケストラのための
Sielunmaisema 心の原風景(2019)
- チェロと弦楽オーケストラのための
3. I. Winter 冬/4. II. Spring 春/
5. III. Summer 夏/6. IV. Autumn 秋 |
パヴェル・ギュンテル(パーカッション)...1
ロカス・ヴァイトケヴィチウス(チェロ)...3-6
リトアニア室内管弦楽団
カロリス・ヴァリアコイス(指揮) |
録音: 2021年6月8-12日Grand Hall of the
Lithuanian National Philharmonic Society,
Vilnius(リトアニア)
1973年、ロシア生まれのリトアニア人でニューヨークを拠点としている作曲家、ジブオクレ・マルティナイティーテの作品集。
前作(ODE-1386)に収録された「郷愁」が2022年2月にニューヨーク・フィルの定期演奏会のプログラムに載るなど、注目度が高まっています。
ONDINEへ2作目の録音となるこのアルバムは、過去3年間に書かれた弦楽オーケストラのための3作品を収録、第1曲の「Nunc
fluens. Nuncstans」は古代ローマの哲学者ボエティウスの言葉「過ぎゆく今が時間となり、残る今が永遠となる」から採られています。
新型コロナウィルス感染症の拡大が世界を不安と恐怖に巻き込んでいた2020年4~5月に書かれた作品で、ゆっくりと展開していく音楽が当時の世情を写しつつも、それを越えた「永遠」を求める心を表現するかのようです。
効果的に用いられているパーカッションも聴きどころの一つです。
2020年11月から2021年3月にかけて作曲された「Ex
Tenebris Lux 闇から光へ」はヴァイオリン8、ヴィオラ4、チェロ4、コントラバス2の編成による作品。
抑制された挽歌で始まり、様々な奏法を駆使しながら、最後は輝かしい弦の響きが希望を感じさせます。
「Sielunmaisema」(フィンランド語で「心の原風景」といった意味)は独奏チェロと最低21人の奏者を必要とする弦楽オーケストラのための作品。
リトアニアとアメリカという大きく異なる文化的アイデンティティを持つ作曲家自身が「どこに住もうとも変わらずに心の中にある風景」を描いたものです。
ヴィヴァルディ作品のように四季をモティーフにしていますが、曲ごとに4つの季節の特徴を表現しているのではなく、楽章は相互に関連性が持たされています。
またチェロが主役であるため、よりまろやかな響きが得られることも特徴です。

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ジョン・ケージ(1912-1992):合唱作品集
1. Five (1988) Hymns and Variations 讃美歌と変奏(1979)
2. Hymn A (Subtraction from Old North by
William Billings)
3. Hymn B (Subtraction from Heath by William
Billings)
4. Var. I/5. Var. II/6. Var. III/7.
Var. IV/8. Var. V/
9. Var. VI/10. Var. VII/11. Var. VIII/12.
Var. IX/
13. Var. X
14. Four2 (1990)/15. Four6 (1992) |
ラトヴィア放送合唱団
シグヴァルズ・クラーヴァ(指揮) |
録音: Riga(ラトヴィア) St. John's Church
2020年5月...1 2007年、2020年3月...14 Sig.Ma
Studio 2020年7月...2-13/2020年6月...15
数少ないケージの合唱作品を集めたアルバム。どんな奇抜なアイデアが凝らされた珍曲なのか期待すると、肩透かしを食うかもしれない。既存の讃美歌を歯抜け状態に作り替えた『讃美歌と変奏曲』など、そのハーモニーはケージならぬ美しさに満ち溢れているからだ。しかし、その響きを時間の中に宙吊りにしてしまうセンスには、ケージらしさが感じられる。ラトヴィア放送合唱団の精妙なハーモニーによってケージの知られざる側面を味わうことができる一枚。---松平敬---
演奏者が一切音を出さない作品「4分33秒」で音楽や演奏の意味を根底から揺さぶったアメリカの作曲家ジョン・ケージ。その実験的な音楽や思想は音楽というジャンルを越えて多くのアーティストに影響を与えました。
ハーモニーを嫌悪していたというケージと「合唱」との組み合わせには意外な印象を受ける人も多いでしょう。
彼が合唱曲を初めて手掛けたのは67歳の時で、既存の楽曲(ウィリアム・ビリングスの讃美歌)を彼の流儀で変形して「変奏」したものでした。
初期のアメリカ音楽の風合いを保ちつつ、ケージが忌避した和声感を抜き去ること...様々な試行錯誤の末に生まれたのが、12声のための「讃美歌と変奏」です。
ケージが合唱曲として書いたのは、この作品の他には1990年に高校の合唱団のために書いた「Four2」のみ。
各パートの独立した音の重なりから生まれる偶然性の響きを、理論やルールにとらわれない自然なハーモニーとして、ケージは「Anarchic
Harmony(無政府状態のハーモニー)」と呼びました。
他の2曲「Five」と「Four6」は合唱用に書かれたものではありませんが、演奏に用いる楽器の指定はなく、「Five」の5つのパートには特定の音域(主に高音域)のみが指定されており、その音域を演奏できる声や楽器であれば何でも演奏することができます。
「Four6」は更に演奏の自由度が高く、4パートの演奏手段の指定が無い上に、演奏者は少ない音符と時間及び番号が記された楽譜から任意に音を選んで演奏することになります。
このため、演奏次第で響きも演奏時間も全く異なるものとなります。
全ての曲には指定された歌詞は存在せず、ケージが声を「楽器」の一つと見なしていたことがうかがわれます。
来日公演でも高い評価を得たシグヴァルズ・クラーヴァが指揮するラトヴィア放送合唱団が見事な演奏を披露しています。

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ハンヌ・リントゥ(指揮)&フィンランド放送交響楽団
トーマス・ラルヒャー(1963-): 交響曲第2番
他
交響曲第2番「Kenotaph 慰霊碑」(2015-16)...世界初録音
1. I. Allegro/2. II. Adagio/3. III.
Scherzo, Molto allegro/
4. IV. Introduzione, Molto allegro
Die Nacht der Verlorenen 連作歌曲『失われた夜』
- バリトンとオーケストラのための(2008)
5. Alles verloren 全てを失った
6. Fur Ingmar Bergman, der von der
Wand weiB
壁のことを知っているイングマール・ベルイマンに
7. Im Lot / Memorial 正しさに/追悼
8. Die Nacht der Verlorenen / Das Ende
der Liebe
失われた夜/愛の終わり
9. So sturben wir, um ungetrennt zu
sein
私たちが引き離されぬように死ぬ方法 |
アンドレ・シュエン(バリトン)...6-9
フィンランド放送交響楽団
ハンヌ・リントゥ(指揮) |
録音 ヘルシンキ・ミュージック・センター (フィンランド) 2019年1月...1-4(ライヴ) 2021年5月...5-9
オーストリアの作曲家トーマス・ラルヒャーの作品集。
2015年から16年に作曲された「交響曲第2番」はオーストリア国立銀行の設立200年記念の委嘱作で、2016年にセミヨン・ビシュコフが指揮するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によって初演されました。
シリア紛争から逃れるため、地中海を渡る途中で命を落とした数多くの難民を悼み「慰霊碑」とタイトルを与えられたこの作品は、もともとオーケストラのための協奏曲として構想されており、現代的な佇まいの中に強烈な感情表現が噴出する見事な作品に仕上がっています。
「失われた夜」はオーストリアの女性詩人インゲボルク・バッハマンのテキストに基づく連作歌曲。
詩の持つほの暗い雰囲気を丁寧に表現したラルヒャーの音楽は、瞑想的かつ夢幻的。聴き手を非現実的な世界へといざないます。
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ラモン・ウメ(1968-):Llum 光(2013-16)
1. Tanca els ulls 目を閉じて
2. Camina endins 内側を歩め
3. Baixa al cim de l'Anima 魂の頂点に降り来たれ
4. Pedra nua 裸の石
5. Pau al Cor 平和な心
6. Engrunes de Llum 光のかけら
7. Al・leluia アレルヤ |
アグネセ・パウニニャ(ソプラノ)...1,5,6
ダーツェ・ストラウトマーネ(アルト)...3
サンタ・コキナ(アルト)...3イ
ンガ・ジリンスカ(アルト)...6
イルゼ・コノヴァノヴァ(アルト)...6
カールリス・ルーテンタールス(テノール)...6
ペーテリス・ヴァイツコフスキス(バリトン)...6
ラトヴィア放送合唱団
シグヴァルズ・クラーヴァ(指揮) |
録音2020年5月27日、6月22-24日St. John's
Church (Sv. Ja-a baznica),リガ(ラトヴィア)
1968年、バルセロナで生まれたラモン・ウメ。2007年にオリヴィエ・メシアン国際作曲賞を受賞した他、多くの賞を受賞。2014年にはカタルーニャ音楽堂のゲスト作曲家を務めるなど高く評価されている作曲家です。
2009年からはリセウ音楽院で作曲を指導、後進の育成にも力を入れており、また、日本の禅にも興味を示す彼は尺八の奏者でもあり、この楽器のための作品もいくつか発表しています。
自然を愛するウメの作品は、どれも洗練された音楽様式と表現のバランスが追及されており、美しく遊び心に溢れています。
この7楽章からなる合唱曲『Llum=光』は、ウメの友人でもあるカタルーニャのモンセラート修道院の修道士、ビセンス・サンタマリアのテキストに基づく命、平和、愛の贈り物を巡る精神的な旅であり、ペルトを思わせる穏やかな曲調は、聴き手に静かな喜びと癒しを与えます。
シグヴァルズ・クラーヴァの指揮のもと、現代最高水準のハーモニーを紡ぐラトヴィア放送合唱団と、優れたソリストたちが印象的な演奏を聴かせます。

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SAUDADE 郷愁
ジブオクレ・マルティナイティーテ(1973-):作品集
1. Saudade 郷愁(2019)
2. Millefleur 千花模様(2018)
3. Horizons 地平線(2013)
Chiaroscuro Trilogy キアロスクーロ三部作(2017)
-ピアノと弦楽オーケストラのために
4. I. Tunnel トンネル
5. II. Meteors 流星
6. III. Darkness of Light 光の闇 |
リトアニア国立交響楽団...1-3
リトアニア室内管弦楽団...4-6
ガブリエリウス・アレクナ(ピアノ)...4-6
ギエドレ・シュレキーテ(指揮) |
録音 2020年7月28-30日 The Grand Hall of
the Lithuanian National Philharmonic Society,
Vilnius
ニューヨークを拠点に活躍するリトアニアの女性作曲家、ジブオクレ・マルティナイティーテの作品集。
どれも2013年以降に作曲された直近のもので、細部まで練り上げられたオーケストラの質感豊かな響きを特長としています。
最新の作品「Saudade 郷愁」は彼女自身の過去を辿り、失われた悲しみと憧れを象徴的に音にしています。「Millefleur
千花模様」は音響による快楽の探求を表現した作品。さまざまな音が層を成し、聴き手の耳を刺激します。
2013年の「Horizons 地平線」は映画『クラウド・アトラス』と『めぐりあう時間たち』そして、イタロ・カルヴィーノの小説『冬の夜ひとりの旅人が』にインスパイアされた作品。さまざまなストーリーが交錯しながら、クライマックスへと到達します。
「キアロスクーロ三部作」はピアノが縦横無尽に活躍する華麗な作品。
ここで素晴らしい演奏を披露しているガブリエウス・アレクナは2005年「ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール」で2位を獲得したピアニストです。
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クリストフ・エッシェンバッハ指揮
ヒンデミット(1895-1963): 室内音楽集 第2集 室内音楽
第4番-第7番
室内音楽 第4番 Op.36 No.3(1925)
独奏ヴァイオリンと大室内オーケストラのための(ヴァイオリン協奏曲)
1. I. Signal/2. II. Sehr lebhaft/3.
III. Nachtstuck/4. IV. Lebhafte Viertel/5.
V. So schnell wie moglich
室内音楽 第5番 Op.36 No.4(1927)
独奏ヴィオラと大室内オーケストラのための(ヴィオラ協奏曲)
6. I. Schnelle Halbe/7. II. Langsam/8.
III. MaBig schnell/9. IV. Variante eines
Militarmarsches
室内音楽 第6番 Op.46 No.1(1927/1929)
ヴィオラ・ダモーレと室内オーケストラのための
10. MaBig schnell, majestatisch - Doppelt
so schnell - 11. Langsam - 12. Variationen
- Lebhaft
室内音楽 第7番 Op.46 No.2(1927)
オルガンと室内オーケストラのための協奏曲
13. I. Nicht zu schnell1/4. II. Sehr
langsam und ganz ruhig1/5. III. [Tempo =
184] |
クリストフ・エッシェンバッハ指揮
クロンベルク・アカデミー・ソロイスツ(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ奏者)、
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン祝祭管弦楽団のメンバー(管楽器とパーカッション奏者)
【ソリスト】
スティーヴン・ワールツ(ヴァイオリン)
1-5、ティモシー・リドゥ(ヴィオラ) 6-9、
ジーユー・シェン(ヴィオラ・ダモーレ)
10-12、クリスティアン・シュミット(オルガン)
13-15、
シュー・ペイジュン/シンディ・モハメド(ヴィオラ)
1-5、杉田 恵理/サラ・フェランデス(ヴィオラ)
1-5、
マチェイ・クワコフスキ(チェロ) 1-5,6-9,10-12,13-15、チェ・ハヨン(チェロ)
1-5,6-9,10-12、
アレクセイ・シャドリン(チェロ) 1-5,6-9,10-12,13-15、リー・ラ(チェロ)
1-5,6-9,10-12、
アレクサンダー・エーデルマン(コントラバス)
1-5,6-9,10-12,13-15、マティアス・ソッレ(コントラバス)
1-5,6-9,10-12、
ツァイ・イェン(コントラバス) 1-5,6-9、マリー・ラフォルジュ(フルート)
1-5,6-9,10-12,13-15
ヤゴダ・クシェミンスカ(フルート) 1-5,13-15、アーロン・シリング(バス・クラリネット)
1-5,6-9,10-12,13-15、
アンドレアス・リップ(B♭管クラリネット)
1-5,6-9,10-12,13-15、レイレ・ルイス(E♭管クラリネット)
1-5,6-9、
オマー・レヴィ(ファゴット) 1-5,6-9,10-12,13-15、ジェレミー・ベイガー(ファゴット)
1-5,6-9,13-15、
アレクサンドル・エルヴェ(ファゴット)
1-5,6-9,13-15、ベネディクト・ノイマン(トランペット)
1-5,6-9,10-12,13-15、
ホアキン・アンドレウ・ビセンテ(トロンボーン)
1-5,6-9,10-12,13-15、
ニクラス・ホルン(バス・テューバ) 1-5,6-9、トビアス・ガッサー(パーカッション)
1-5、
ジェイコブ・ディーン(ホルン) 6-9,10-12,13-15、フィリップ・オルキス(トランペット)
6-9、
オルテガ・リカルド(トロンボーン) 6-9、アルベルト・エステベ・ヒメネス(オーボエ)
10-12,13-15 |
録音 2019年6月30日-7月4日 NDR, Rolf-Liebermann-Studio,
Hamburg 1-12/Kirche St. Johannis-Harvestehude,
Hamburg 13-15
ヒンデミットが1920年代に作曲した一連の「室内音楽」。あまり聞きなれない曲名ですが、実際には"合奏協奏曲"の形式で書かれた第1番を除き、第2番から第7番までは「独奏楽器を伴う協奏曲」として書かれました。
絶賛された第1集(ODE-1341)に続くこのアルバムでは、第4番から第7番を収録。ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオラ・ダモーレ、オルガンがそれぞれ独奏楽器に据えられ、各々を若き奏者たちが熱演しています。
中でもヴィオラとヴィオラ・ダモーレを用いた第5番と第6番は、ヒンデミット自身が演奏するために書かれたもので、高い技術を必要とするとともに、美しい旋律をたっぷり湛えた聴きごたえのある作品です。
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン祝祭管弦楽団のメンバーたちも見事なアンサンブルを聴かせます。エッシェンバッハはヒンデミット作品の演奏で定評があり、五嶋みどりをソリストに迎えた「ヴァイオリン協奏曲」を含むアルバム(ODE-1214)ではグラミー賞を受賞し話題となりました。
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リスト:十字架の道行/ペルト:宗教合唱曲集
ペルト(1935-):
1.ソルフェッジョ(1963)
2.スンマ(1977)
3.ふたりの嘆願者(1998)
4.石膏の壷をもつ女性(1997)
5-19.リスト(1811-1886):
十字架の道行(1878-1879) S.53 |
カレ・ランダル(ピアノ) 5-19
カスパルス・プトニンシュ(指揮)
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団 |
録音 2019年1月14-18日 聖ニコラス教会、タリン、エストニア
ペルト作品の4曲のうち初期の「ソルフェッジョ」は、彼がまだ簡素な語法による「ティンティナブリの様式」を確立する前の作品で、不協和音に彩られていながらも、清冽な雰囲気を保っています。様式が確立された後の3曲のうち「スンマ」はペルト自身が「最も厳格で謎めいた作品」と評するほどに完成された曲。他2曲は聖書のエピソードが用いられています。
リストの「十字架の道行」は、晩年になって宗教への関心が高まり、バチカンからローマへと旅をした際に書かれたいくつかの宗教作品の中の1曲。
当時リストが心を寄せていたグレゴリオ聖歌とパレストリーナからの影響、独自の宗教観が融合された内省的な作品です。
この録音ではピアノ伴奏版が用いられており、合唱と溶け合うカレ・ランダルの表現豊かな演奏が作品の魅力を存分に伝えています。
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ODE-1327
\2900→\1790 |
Paradisus vocis/アンドレイス・セリツキス(1960-):合唱作品集
1.From My Youth わが青春から(2011)
2.Paradisus vocis 楽園の声(2014)
3.My Soul is Yearning for Heaven
私の魂は天国を憧れる(男声合唱版)(1980/2017)
4.Cherubic Hymn ケルビム讃歌(2011)
5.Litany to Mother Teresa マザーテレサの連祷(2012)
6.We Sing to Thee われらは歌う(2004/2008)
7.O Crux Christi! おお、キリストの十字架よ(2016)
8.Hymn to Light:Christ 光への讃歌:キリスト(2012) |
イェーヴァ・パルシャ(メゾ・ソプラノ)…5
イェーヴァ・ニマネ(バブパイプ)…5
マリス・イェカブソンス(バグパイプ)…5
ヴァシリー神父(朗誦)…2
イーヴォ・クルースコプス(ティンパニ)…3,7
ヴィタリス・スタンケヴィチ(バリトン)…8
イェヴァ・エゼリエーテ(ソプラノ)…8
シグヴァルス・クリャーヴァ(指揮)
ラトビア放送合唱団 |
ラトビアの現代作曲家セリツキスの合唱作品集。現在はリガに住み、宗教家、詩人として活躍するセリツキスは、幼いころからアルヴォ・ペルトに強く影響を受けていたといい、その作品はどれも象徴的で神への賛美に貫かれています。
セリツキスとクリャーヴァは2012年に共演した時からの親しい友人で、2人は古い讃美歌を学び、一緒に各地の修道院への巡礼を計画するなど、このアルバム制作のために力を尽くしました。
現代的な響きと古風な響きが入り混じるユニークで神秘的な作品を、ラトビア放送合唱団の完璧なハーモニーでお聴きください。
録音 2018年5月14-18日,6月4-5日ラトビア、リガ
セント・ジョン教会
プロモーション動画 https://www.youtube.com/watch-v=jL7PubqlXFM
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ODE-1294
\2900→\1790 |
無伴奏チェロのための作品集
エサ=ペッカ・サロネン(1958-):
1.YTA III(1986)
knock,breathe,shine(2010)
2.I.knock
3.II.breathe
4.III.shine
5.Sarabande per un coyote コヨーテのためのサラバンド(2010)
6.ジュゼッペ・コロンビ(1635-1694):シャコンヌ
カイヤ・サーリアホ(1952-):
7.Dreaming Chaconne 夢みるシャコンヌ(2010)
8.Petals 花びら(1988)
Sept papillons 7つの蝶々(2000)
9.蝶々1:Dolce, leggiero, libero
10.蝶々2:Leggiero, molto espressivo
11.蝶々3:Calmo, con tristeza
12.蝶々4:Dolce, tranquillo
13.蝶々5:Lento, misterioso
14.蝶々6:Sempre poco nervoso, senza tempo
15.蝶々7:Molto espressivo, energico
16.Spins and Spells (1997) |
ウィルヘルミナ・スミス(チェロ) |
現代フィンランドを代表する作曲家サーリアホと、名指揮者で作曲家でもあるエサ=ペッカ・サロネン。2人の無伴奏チェロ作品を集めた1枚。
それぞれの作曲家には明確な作風があり、各々がユニークな音の領域を追求しています。
新たなチェロの響きを模索するサロネン、繊細さの中にテクニックを極限まで追求するサーリアホ、この両者の作品を洞察力と共感たっぷりに演奏するのは、2000年9月にロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演奏者としてサロネンから招待を受け、以降彼から深い信頼を寄せられているウィルヘルミナ・スミス。知的な解釈が高く評価されているソリストです。
録音 サンディン・ホール、ハムライン大学、セントポール、ミネソタ 2015年12月20-21日…1-4 2017年6月12-13日…5-16

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ONDINEで登場!
ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)
スクリャービン(1872-1915):マズルカ集 |
ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ) |
10のマズルカ Op.3(1889)
1.第1番:ロ短調 Tempo giusto/2.第2番:嬰ヘ短調
Allegretto non tanto)/3.第3番:ト短調 Allegretto/
4.第4番:ホ長調 Moderato/5.第5番:嬰ニ短調
Doloroso/6.第6番:嬰ハ短調 Scherzando/
7.第7番:ホ短調 Con passione/8.第8番:変ロ短調
Con moto/9.第9番:嬰ト短調/10.第10番:変ホ短調
9のマズルカ Op.25(1899)
11.第1番:ヘ短調 Allegro/12.第2番:ハ長調
Allegretto/13.第3番:ホ短調 Lento/
14.第4番:ホ長調 Vivo/15.第5番:嬰ハ短調
Agitato/16.第6番:嬰ヘ長調 Allegretto/
17.第7番:嬰ヘ短調 Moderato/18.第8番:ロ長調
Allegretto/19.第9番:変ホ短調 Mesto
2つのマズルカ Op.40(1903)
20.第1番:変ニ長調 Allegro/21.第2番:嬰ヘ長調
Piacevole/22.マズルカ ヘ長調(1889)/
23.マズルカ ロ短調(1889)/24.マズルカ風即興曲
ハ長調 Op.2,No.3(1889) |
録音 2019年7月16-18日ファツィオーリ・コンサート・ホール,サチレ(ポルデノーネ),イタリア
1971年、南スウェーデン生まれのピアニスト、ペーテル・ヤブロンスキー。五大陸全てで演奏会を行なっており、共演したオーケストラ、指揮者も数知れず。これまでにもプロコフィエフやチャイコフスキーなどロシアのレパートリーを中心に数多くのアルバムをリリース。そのどれもが高く評価されています。
彼のONDINEレーベルへの初アルバムは、スクリャービンのマズルカ集。ショパンの影響が垣間見える初期のマズルカから、独自の神秘的な作風による後期のマズルカまで全ての曲が収録されています。
作品の多くは♭(フラット)や♯(シャープ)が数多く付された調性で書かれた柔らかい響きを持ち、スクリャービンの個性と音の好みが見て取れるユニークな曲集を、ヤブロンスキーは豊かな表現力と多彩な音色を駆使し見事に弾き切っています。
「ピアノの貴公子」と呼ばれたヤブロンスキーの今をお聴きください。
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オウティ・タルキアイネン(1985-):『大地、春の娘』
『サイヴォ(聖なる土地)』
メゾ・ソプラノと室内管弦楽のための歌曲集
『大地、春の娘』 Eanan, gida nieida (2014?15)
1.「プロローグ」 Prologa/2. I.「大地、春の娘」
Eanan, gida nieida/
3. II.「この凍える大地を住みかとしよう」Daid
galbma guovlluid mii johtit/
4. III.「父祖の地は、今は切り裂かれ」Ahccamet
opmodat lea odne juhkkojuvvon/
5. IV.「この長い夜の間に」Dat guhkes
idjadiimmu/6. V.「柳は真っ直ぐでもなく、高くもなく」
In nu njuolgat/
7. VI.「おいで、その道のりをそっと教えよう」Boade
ja cajehan suoli daid balgaid/
8. VII.「私は見たものを刻もう」 Mun
sarggun daid govaid/9.「エピローグ」 Epiloga
ソプラノ・サクソフォンとエフェクター、管弦楽のための協奏曲『サイヴォ(聖なる土地)』
Saivo (2016)
10. I.「君の面影」 Kuvajaisesi/11.
II.「水の中で」 Vedessa/
12. III.「灰の中で」 Tuhkassa/13.
IV.「反響」 Heijastus/14. V.「亀裂」 Halkeama |
ヴィルピ・ライサネン (メゾ・ソプラノ) ?&1-9、
ユッカ・ペルコ (ソプラノ・サクソフォン、エフェクター)
?&10-14、
ヨーン・ストルゴーズ (指揮)、ラップランド室内管弦楽団 |
録音: 2018年11月11-13日 ?&1-9 2019年10月29、30日
?&10-14 コルンディ・ハウス・オブ・カルチャー、ロヴァニエミ、フィンランド
【フィンランドで最も注目される新世代の女流作曲家タルキアイネンによる、管弦楽を用いた初の作品集】
1985年フィンランドのロヴァニエミに生まれ、シベリウス・アカデミーのほかマイアミ大学でも作曲を学び、ビックバンドの作曲などジャズでも活躍するオウティ・タルキアイネン。スカンジナヴィアで最も北、ラップランド地方の風景やサーミ民族の文化を下地とした作品を発表し続けています。
これまで器楽曲や室内楽のCDはリリースされていましたが、管弦楽を用いた作品集は今回が初めて。サーミ語の詩に基づく『大地、春の娘』は、ラップランドの自然、歴史、その中で培われた思想などが、美しさと厳しさが交錯し高い緊張を保つ音楽に乗せて歌われます。
ジャズ・サクソフォン奏者として活躍するユッカ・ペルコのために書かれた協奏曲は、サーミ語で"聖なる土地"を表す『サイヴォ』をタイトルとし、ソリストが足元で操作する各種エフェクターを通して音を加工するという、現代ならではの作品。ジャズのグルーヴも随所に感じられる、スリル溢れる作品です。
指揮は故国フィンランドの作品はもちろん、ショスタコーヴィチなどの解釈でも近年注目される、ストルゴーズ。
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ターリヴァルディス・ケニンシュ(1919-):
交響曲第4番&第6番、カンツォーナ・ソナタ
交響曲第4番(1972)
1. I. Lento - Molto animato - Piu tranquillo
- Lento
2. II. Presto - Adagio - Con brio -
Lento subito
3. 交響曲第6番「Sinfonia ad Fugam フーガ交響曲」
(1978)
Moderato - Prestissimo - Adagio - Vivace
4. カンツォーナ・ソナタ(1986) ヴィオラと弦楽オーケストラのために |
サンタ・ヴィジネ(ヴィオラ)...4
ラトビア国立交響楽団
グンティス・クズマ(指揮) |
録音 2021年1月19-23日 Great Guild Hall,
Riga(ラトビア)
2020年にリリースされた交響曲第1番」を含むアルバム(ODE-1350)が高く評価されたラトビアの作曲家ターリヴァルディス・ケニンシュ。
彼は1919年ラトビアで生まれ、パリでメシアンとトニー・オーヴァンに師事。作曲家としていくつかの賞を受賞した後、1951年にカナダに移住し、教育者としてこの国の音楽発展に力を尽くしました。
若い頃には「室内楽が芸術の最高の形である」と信じていたためか、ケニンシュが交響曲作曲に手を染めたのは1959年になってから。しかしその後、1970年代から80年代にかけて次々と交響曲を発表し、現在では「ラトヴィアを代表する交響曲作曲家」として認識されています。
このアルバムには1970年代の比較的コンパクトにまとめられた2曲を収録。フランス風の繊細かつ豊かな響きを持つ「交響曲第4番」、フーガを多用した印象的な構成による「交響曲第6番」。どちらも熟練の作風が際立つ作品です。
協奏曲風の「カンツォーナ・ソナタ」もケニンシュの優れた作曲技法が如何なく発揮されており、深いヴィオラの音色が存分に生かされています。 |
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テツラフ&フォークト
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリン・ソナタ集第6・7・8番
ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.
30 No. 1
1. I. Allegro/2. II. Adagio molto
espressivo/
3. III. Allegretto con variazioni
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.
30 No. 2
4. I. Allegro con brio/5. II. Adagio
cantabile/
6. III. Scherzo: Allegro/
7. IV. Finale: Allegro ? Presto
ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調
Op. 30 No. 3/
8. I. Allegro assai/
9. II. Tempo di minuetto, ma molto
moderato e grazioso/
10. III. Allegro vivace |
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
ラルス・フォークト(ピアノ) |
録音 2020年8月31日-9月2日 ゼンデザール、ブレーメン(ドイツ)
これまでにもシューマンやベートーヴェン、ブラームスなどの作品で親密なアンサンブルを聴かせてきたクリスティアン・テツラフとラルス・フォークト。
今回のアルバムでは、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第6番から第8番までの3曲を演奏しています。
ロシア皇帝アレクサンドル1世に献呈 されたこの3曲のソナタは、第5番「春」と第9番「クロイツェル」という圧倒的な人気作の前で影が薄いと見られがちですが、1801年から02年頃というベートーヴェンの初期から中期への転換期に書かれたことでもあり、ベートーヴェンの作風の変遷を辿るためにも重要な作品です。
全編穏やかな楽想による第6番は、最初の構想では最終楽章にタランテッラが置かれていましたが、これは第9番の終楽章に転用、現在の変奏曲に差し替えるなどバランスのよい構成で書かれています。
そしてベートーヴェンが愛した、厳しい雰囲気を持つハ短調で書かれた第7番は、感情の起伏がこまやかに表現されており、とりわけ第2楽章の美しい旋律が耳に残ります。
また、動的な第1楽章で始まる第8番は、第7番の厳しさを和らげるような簡潔な曲想が特徴と、それぞれの作品の持つ雰囲気も対照的であり、ハイドンやモーツァルトからの影響を完全に振り切るための試行錯誤も感じられる力作揃いです。
テツラフはこの3曲の性格を際立たせながら、旋律美も丁寧に表現、フォークトは、力強く華麗な演奏でテツラフの思いを受け止めています。味わい深い演奏をお楽しみください。
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