クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


メルマガや別サイトから直接アクセスされた方は「検索」などの窓が表示されません。どこかのタイミングで改めてこちらのページへお入りください。(別ページで開きます)

※ご確認事項※
掲載情報は公開時のもののため、時間の経過により入手不能となる場合がございます。
また、価格が変更となっている場合には、ご注文後にご連絡のうえ、ご了承いただいた時点でご注文確定となります。
なお、入手不能の場合にはご注文を承ることができませんのでご了承ください。

注文フォームへ




PROFIL 海外在庫セール
31タイトル
1CD\3200→\1990, \2290
~6/30(火)午前9時


 ヘンスラーの創始者、ギュンター・ヘンスラーの新レーベル。
 のちにヘンスラーよりこちらの方が大きくなって、ヘンスラーを買い戻している。
 日本の代理店の要望を素直に聞いて、ヴァント、テンシュテットらの過去のライヴ音源をCD化。日本人好みのアルバムを出してくれるようになった優良レーベル。
 

 今回は海外倉庫の処分特価セール。

 締め切り最終は6/30(火)午前9時ですが、それまでになくなることもありえるのでできればお早めに。


PH13033
(2CD)
\4000→\2690

巨匠たちが奏でる、ピアノ協奏曲の名曲集


チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op.23
 ホルヘ・ボレット(ピアノ)
 北ドイツ放送交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
 ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)
 ウィーン交響楽団

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331《トルコ行進曲付き》より
 エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)
※第3楽章「トルコ行進曲」のみ収録。

ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35
 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
 フィリッポ・ファエス(ピアノ)
 ケルン・ニュー・フィルハーモニー管弦楽団
 フォルカー・ハルトゥング(指揮)

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
 ロベール・カサドシュ(ピアノ)
 ケルンWDR交響楽団
 ギュンター・ヴァント(指揮)

 チャイコフスキー、モーツァルト、ブラームス、ベートーヴェンというピアノ協奏曲の名作を中心に、ボレット、ブッフビンダー、バックハウス、カサドシュら名ピアニストの演奏を収めた充実のピアノ名曲集。ギュンター・ヴァント指揮によるチャイコフスキーとベートーヴェンも聴きものです。

 フィリッポ・ファエスは、ドイツの批評家から「同世代で最も深く創造的な演奏家のひとり」と評されるイタリアのピアニスト、指揮者。1989年ドルトムント・シューベルト・ピアノ・コンクールで優勝し、「息をのむほどシューベルトが近くに感じられた」と絶賛された。ケルン・フィルハーモニー、ハンブルク・ムジークハレ、ベルリン・フィル、コンセルトヘボウなど欧州の名門ホールに登場し、五大陸で演奏活動を展開。録音も多く、現代音楽の紹介や教育活動にも積極的に取り組んでいる。ピアニストとしての深い洞察と、音楽を言葉で伝える独自の力を兼ね備えた音楽家である。







 PH 21032
\3200→\2290
シャラーがブラームスでも才気発揮!
 こんなに爽やかなブラームス2番を聴いたことがなかった!

  ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
ゲルト・シャラー(指揮)
フィルハーモニー・フェスティヴァ

 シャラーがブラームスでも才気発揮!こんなに爽やかなブラームス2番を聴いたことがなかった!!

 録音:2016年1月11日/マックス・リットマン・ザール(バート・キッシンゲン)/45'22"

 ゲルト・シャーラーとフィルハーモニー・フェスティヴァといえば、ブルックナー作品の意欲的なシリーズのイメージがありますが、今回ブラームスの交響曲第2番に挑戦。
 しかしさすが才気煥発でこだわりの強いシャラー、ブラームスでも普通の演奏に甘んじることはありません。

 ブラームスの交響曲は重厚な演奏が主流ですが、第2番はオーストリア南部ヴェルター湖畔で避暑休暇中に作曲されたもので、牧歌的で明るい色彩に満ちています。
 それゆえ総勢53名の小編成なフィルハーモニー・フェスティヴァの響きは合っていると申せましょう。

 ブラームスは弦が木管を上回らない小さなオーケストラを好んだとされ、ここではピリオド楽器やその奏法によることなく、彼の意図再現を試みました。
 聴き馴染んだ音ではないもののとても爽快で、新鮮きわまりない世界が広がります。

 バートキッシンゲンの歴史的なマックス・リットマン・ホールの音響にも注目。桜材パネルで強化された柔らかい響きが素晴らしい効果を生んでいます。
 



 PH 19084
\3200→\2290
異版シリーズを本格開始。
ブルックナー交響曲、シャラー異版シリーズ

 ブルックナー:交響曲第1番ハ短調(1891年ウィーン版)
ゲルト・シャラー(指揮)
フィルハーモニー・フェスティヴァ

 ブルックナー交響曲全集録音を完了したシャラーが、異版シリーズを本格開始。

 録音:2019年5月26日/レゲンテンバウ・マックス・リットマン・ザール(バート・キッシンゲン)(ライヴ)

 ゲルト・シャラーは手兵フィルハーモニー・フェスティヴァと2012年にブルックナーの交響曲第1番1866年リンツ版をリリースしていますが、今回1891年ウィーン版に挑戦。ブルックナーの全交響曲録音を完了したシャラーの次なる挑戦は、各交響曲の異版。
 かつてロジェストヴェンスキーの演奏による18種の版のディスクが発売されましたが、シャラーはそれ以上の大企画となる予定です。彼はこの企画が単なるブルックナー専門家向けのマニアックなものでなく、一般音楽ファンにも魅力的で、どの版がお気に入りかを選べる楽しみに満ちているとしています。

 交響曲第1番は1866年に作曲され、77年と84年に細部が修正されましたが、交響曲第8番の改訂後の1891年に大幅な改訂が施されました。シャラーによれば音楽自体はさほど違いがないものの、オーケストレーションを後期交響曲のように厚くして重厚さと音響効果を増しているとのこと。
 1866年リンツ版のディスクとの音響的違いを際立たせるため、今回はエーブラハ大修道院付属教会ではなくバート・キッシンゲンのレゲンテンバウ、マックス・リットマン・ザールでのコンサートがライヴ録音されました。このホールは各声部を明瞭に引き出す一方、温かみのあるシルクのような音響でロマン派作品に最適、世界最高のホールのひとつであるとシャラーは絶賛しています。

 





 PH 18002
\3200→\2290
シャラーの旅は続く!
 ブルックナー第3番、1890年第3稿登場!

 ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1890年シャルク版)
ゲルト・シャラー(指揮)
フィルハーモニー・フェスティヴァ
 お待たせしました!シャラーで聴きたかったブル3の1890 年第3 稿登場!!

 録音:2017 年9 月23 日/エーブラハ大修道院付属教会(ライヴ)/57’ 24”

 指揮者としてのブルックナーの全交響曲はもとより、オルガニストとして全オルガン曲まで録音したゲルト・シャラー。まだまだ彼の探求は終りません。
 今回は交響曲第3 番。シャラーは2011 年7 月にも1874 年キャラガン校訂版で同曲を録音していますが、今回は第3 稿と呼ばれる1890 年シャルク版による演奏。
 ブルックナーの交響曲第3 番は彼が48 歳だった1872-3 年に作曲され、ワーグナーに捧げられました。48 歳とはいえ晩成型のブルックナーにとっては初期の作で、1874-77 年の第2 稿、88-89 年の第3 稿と改訂を重ねています。
 推敲を経ていることと、第3 稿は交響曲第8 番と同時期で後期の円熟味が反映され大きく雰囲気を変えているため、いちばん良いとする向きも多く、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュらもこの版を用いています。
 解釈は基本的に一貫していますが、各楽章のタイムは以下のようになっています。同一楽曲ながら大きな違いをじっくりと楽しむことができます。

      今回の1890年版  前回の1874年版
 第1楽章    20:46      19:42
 第2楽章    14:27      14:41
 第3楽章    07:45      06:51
 第4楽章    14:22      10:35



 PH 19063
\3200→\2290
ヨハネス・メーズスがハイドンの交響曲に挑戦!
 ハイドン:
  (1)交響曲第90番ハ長調Hob.Ⅰ:90
  (2)交響曲第91番変ホ長調Hob.Ⅰ:91
  (3)交響曲第92番ト長調Hob.Ⅰ:92「オックスフォード」
ヨハネス・メーズス(指揮)
バート・ブリュッケナウ・バイエルン室内管

 録音:2014年4月28日 - 5月1日/ノイマルクト・ライトシュターデル祝祭ザール/75' 40"

 ハイドン50代半ば円熟期の1788年に作られた交響曲3篇。ヴァーラーシュタインのクラフト・エルンスト公からの依頼によるため「ヴァーラーシュタイン交響曲」とも呼ばれています。最後の92番は名作「オックスフォード」として知られています。

 古典派の交響曲や協奏曲に意欲を燃やすヨハネス・メーズスが、バート・ブリュッケナウ・バイエルン室内管弦楽団を率いて挑戦。きびきびしたテンポ、明るい音楽性がハイドンにぴったりです。






 PH 18035
(2CD)
\6000→\3390
カール・ベーム
 エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.43
カール・ベーム(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
  Disc 1
   (1)ヨハン・シュトラウス:「こうもり」序曲
   (2)同:「千夜一夜物語」間奏曲
   (3)モーツァルト:「後宮からの逃走」序曲
   (4)同:「フィガロの結婚」序曲
   (5)ベートーヴェン:序曲「レオノーレ第3 番」Op.72b
   (6)同:「エグモント」序曲Op.84
   (7)ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
   (8)同:「オベロン」序曲
   (9)ロルツィング:「ウンディーネ」バレエ音楽
   (10)同:「ロシア皇帝と船大工」木靴の踊り
   (11)スメタナ:「売られた花嫁」序曲
    録音:1935年(6)(9)(10)、1938年(1)(2)(5)(7)、1939 年(3)(4)(8)(11)/
     ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
  Disc 2
   (1)フンパーディンク:「ヘンゼルとグレーテル」序曲
   (2)レオンカヴァッロ:「道化師」間奏曲
   (3)マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
   (4)同:「カヴァレリア・ルスティカーナ」復活祭の合唱【クリステル・ゴルツ(ソプラノ)】
   (5)ヴェルディ:「アイーダ」前奏曲
   (6)レズニチェク:「ドンナ・ディアナ」序曲
   (7)ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」ハンガリー行進曲
   (8)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525
   (9)シューベルト:軍隊行進曲D733の1
   (10)チャイコフスキー:イタリア奇想曲Op.45(抜粋)
   (11)ヨハン・シュトラウス:皇帝円舞曲Op.437
   (12)テオドール・ベルガー:ロンディーノ・ジョコーソOp.4
   (13)ブラームス:ハンガリー舞曲第5 番/第6 番
    録音:1938年(2)(3)(4)()(8)(10)、1939年(1)(5)(7)(9)(11)(13)、1940年(12)/
     ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
 ドイツ伝統のひびき最後の貴重な記録。ベーム& ドレスデン・シュターツカペレ戦前名演集

 MONO

 カール・ベーム(1894-1981) は1934 年にからシュターツカペレ・ドレスデンの総監督に就任、1943 年まで務めました。その間、リヒャルト・シュトラウスの歌劇「無口な女」や「ダフネ」を世界初演するなど、戦前のドイツ音楽界を華やかに飾りました。
 シュターツカペレ・ドレスデンは1935 年に最初の録音が行われ、当初はブルックナーの交響曲やワーグナーの歌劇など意欲的でしたが、38 年に国策でユダヤ人音楽家の排除が始まり、それまでレコード売り上げの中核を成していたレオ・ブレッヒら指揮者によるポピュラー小品がカタログから抹消されました。困ったレコード会社はベームら非ユダヤ人指揮者にそれらを再録音させることを決め、路線変更しました。
 ここに収められたものは、ほぼその所産。ゆがんだ歴史のおとし児とも言えますが、その結果ベームによる珍しいレパートリーの貴重な記録が残されたとも申せましょう。
 いずれも現在では聴くことのできない19 世紀の伝統を色濃く残すもので、まさにウェーバーやワーグナーが聴いていた音を満喫できます。ベームの「カヴァレリア・ルスティカーナ」や「道化師」の間奏曲はリヒャルト・シュトラウスのようで興味津々です。




 PH 21024
(2CD)
\6000→\3390

エディション・シュターツカペレ・ドレスデンVol.51
 ~1945年2月13日ドレスデン爆撃の追悼に
    ヘレヴェッヘ、ティーレマン、コリン・デイヴィス、ハイティンク


 Disc1
  J.S.バッハ:カンタータより
   (1)第21番「私の心は思い煩いで一杯でした」BWV21~シンフォニア
   (2)第82番「私は満ち足りた」BWV82(バス版)
   (3)第12番「泣くこと、嘆くこと、案ずること」BWV12~シンフォニア
   (4)第199番「私の心は血の中で泳ぐ」BWV199
クレシミル・ストラジャナッツ(バス・バリトン)(2)、
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)(4)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
   2021年2月12日/ドレスデン、ゼンパーオーパー
 Disc2
  (1)ヘレヴェッヘのインタビュー
  (2)ヴェルディ:レクィエム~レクィエム/怒りの日/奇しきラッパの響き
  (3)ベルリオーズ:死者のための大ミサ曲(レクィエム)Op.5~第2曲 怒りの日
  (4)マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」~第5楽章
  (5)シュテファン・ラングによるアンドレアス・シュライバーのインタビュー
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)、
マリーナ・プルデンスカヤ(メゾソプラノ)、
チャールズ・カストロノーヴォ(テノール)、
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)、
ドレスデン国立歌劇場合唱団、
クリスティアーン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデンZ(2)
   2014年2月13日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

キース・イカイア=パーディ(テノール)、
ドレスデン国立歌劇場合唱団、ジンフォニーコール・ドレスデン、
ジングアカデミー・ドレスデン、
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン(3)
   1994年2月14日ドレスデン、聖十字架教会(ライヴ)

シャルロッテ・マルギオーノ(ソプラノ)、
ヤルド・ファン・ネス(アルト)、
ザクセン州立ドレスデン・シュターツカペレ合唱団、
ドレスデン交響合唱団、
ベルナルド・ハイティンク(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン(4)
   1995年2月13日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 1945年2月3日ドレスデン爆撃追悼コンサート、ヘレヴェッヘが登場

 第2次世界大戦中の1945年2月13日から15日にかけ、連合軍はドレスデンに無差別爆撃を行いました。
 これにより同市は灰燼に帰し、2万5千人とも6万人ともいわれる一般市民が犠牲となりました。
 この犠牲者を悼む式典が毎年行われますが、同市を代表するオーケストラ、シュターツカペレ・ドレスデンが追悼演奏を務めます。
 2021年はフィリップ・ヘレヴェッヘがバッハの教会カンタータを披露しました。

 コロナ禍ゆえ無観客で行われましたが、全世界を覆うパンデミックの恐怖も加わり、今年のコンサートはひときわ印象的。
 というのは、とりあげられているカンタータ第82番と第199番は、どちらもソロ・カンタータで合唱が入っていません。
 これもソーシャルディスタンスゆえとも思われますが、声楽アンサンブルからキャリアを始めたヘレヴェッヘがあえてこの形態の作品を選んでいるのが意味深長です。

 その抑えた情感と真摯な祈りがドレスデンの罪なき犠牲者とコロナで苦しめられている世界中の人々を救おうとしているかのようです。

 Disc2 はヘレヴェッヘのインタビューのほか、2014年、1994年、1995年の同コンサートの一部が披露されています。
 ティーレマン、コリン・デイヴィス、ハイティンクらそれぞれの祈りに満ちた世界を堪能できます。




 PH 18065
\3200→\2290
若きリトヴィンツェヴァの堂々たるブラームス
 指揮は名匠ヘリベルト・バイセル

 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(ピアノ)
ヘリベルト・バイセル(指揮)
ボン・クラシック・フィルハーモニー

 録音:2017 年11 月29 日/メッペン(ライヴ)/48' 52"

 1986 年オホーツク海沿岸の町マガダンに生まれのピアニスト、エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ5 枚目のディスク登場。
 15 歳の時にモスクワへ移り、イリーナ・ガブリロワ、アレクサンドル・ムンドヤンツ、エカテリーナ・デルジャヴィナに師事。若さに似合わぬ堂々とした演奏ぶりが特徴です。
 リトヴィンツェヴァは2017 年にヘリベルト・バイセル指揮ボン・クラシック・フィルハーモニーと、ブラームスのピアノ協奏曲第1 番の13 回のコンサートを行いました。
 当アルバムはその際のライヴ録音。非常な体力と気力を要求する難曲ゆえライヴ録音は危険ながら、彼女は一発勝負の集中力を重んじたといわれます。良く響く大きな音量と熱い情熱が魅力的ですが、バイゼルの老練なバックアップも特筆。見事な交響曲となっています。



 PH 20060
\3200→\2290
リトヴィンツェヴァ、Profilレーベル第6弾
 
 (1)フランク:交響詩「呪われた狩人」
  (2)同:交響変奏曲
  (3)リヒャルト・シュトラウス:ブルレスケ
  (4)同:交響詩「死と変容」Op.24
(2)(3)エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(ピアノ)
ジョナサン・ブロックスハム(指揮)
北西ドイツ・フィル

 新進ピアニストと新進指揮者のフレッシュな顔合わせ

 録音:2020年1月27-30日/ヘルホルト・シュッツェンホフ国立公園

 1986年生まれのロシアの若手リトヴィンツェヴァProfilレーベル第6弾。
 協奏曲とは銘打たれないものの難曲なフランクの「交響変奏曲」とリヒャルト・シュトラウスの「ブルレスケ」に挑戦。
 この2篇は同じ1885年に作曲されていますが、他の収録曲もほぼ同時期のもので、時代的な雰囲気と作者の個性の違いも味わえます。

 指揮のジョナサン・ブロックスハムはイギリスの新進。今年3月に大阪フィル、東京交響楽団、日本センチュリー交響楽団で日本デビューが予定される注目株です。
 リトヴィンツェヴァと息の合った解釈を披露しています。



 PH 17057
\3200→\2290
じわじわじわじわサラステ、来てます。
 正攻法ながら重くないブラームス

  ブラームス:
   (1)交響曲第2番ニ長調Op.73
   (2)ハイドンの主題による変奏曲Op.56a
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
ケルンWDR交響楽団
 録音:2017年7月11-15日/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)/60’ 42”

 交響曲第1&3番(PH 13028)に続く、サラステ&ケルンWDR響による待望のブラームス第2弾。今回は第2番と「ハイドンの主題による変奏曲」。
 サラステはブラームスに熱意を示し、協奏曲を含むオーケストラ曲を連続でとりあげて注目されていますが、今回の2曲は今年2017年夏のコンサート・ライヴで、練り上げられた解釈と説得力に驚かされます。
 基本的には奇を衒わぬ正攻法の演奏で、やや速めのテンポと切れ味の良さが、ブラームスならではの厚い音から涼しげな風を通すような快演をなっています。「ハイドンの主題による変奏曲」も推進力に満ちていてあっという間に聴かせてしまいます。サラステの円熟ぶりが存分に示されたアルバムです。




 PH 17085
\3200→\2290
サラステのブラームス交響曲チクルス
 ブラームス:
  (1)交響曲第4番ホ短調Op.98
  (2)大学祝典序曲Op.80
  (3)悲劇的序曲Op.81
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
ケルンWDR 交響楽団
 録音:2017 年7 月11-15 日/ケルン・フィルハーモニー(ライヴ)/61’ 47”

 交響曲第1&3 番(PH 13028)、第2 番(PH 17057) に続く、サラステ& ケルンWDR 響によるブラームス交響曲の完結篇。今回は第4 番と2 つの序曲。サラステはブラームスに熱意を示し、協奏曲を含むオーケストラ曲を連続でとりあげて注目されていますが、今回の3 曲も2017 年夏のコンサート・ライヴで、練り上げられた解釈と説得力に驚かされます。
 交響曲第4 番はブラームス晩年の作風を示す渋く深い瞑想性にあふれていますが、サラステはやや速めのテンポと威圧感のなさで、シベリウスを思わせる透明感を紡ぎ出しています。
 「大学祝典序曲」も「悲劇的序曲」も推進力に満ちていてあっという間に聴かせてしまいますが、やはり北欧の物語を聞いているような描写性を感じます。ついに完結したサラステのブラームス交響曲全集、円熟ぶりと新鮮さでユニークな決定盤が登場したと申せましょう。


 PH 17080
\3200→\2290
メモリーズ
 (1)ドビュッシー:
  ピアノ三重奏曲ト長調 - アンダンテ・エスプレッシーヴォ/
 (2)グーセンス:休暇の印象Op.7 - 水車/
 (3)エリフ・エブル・サカル:メモリーズ/
 (4)エイミー・ビーチ:ロマンス/
 (5)リリー・ブーランジェ:夜想曲/(6)ゴーベール:セレナード/
 (7)エイミー・ビーチ:ドリーミング/
 (8)キルヒナー:セレナード/(9)フォーレ:ドリー - 子守歌/
 (10)シューマン:子守歌Op.124の16/
 (11)ステファンス・グローヴェ:深夜の美しき歌声/
 (12)ホセ・ブラガート:ミロンタン/
 (13)パキート・ドリベラ:舞曲/
 (14)カッツ=チェルニン:なめらかな黒きタンゴ
マイニンガー・トリオ
 【クリステイアーネ・マイニンガー
   (フルート)、
  ミロシュ・ムレイニク(チェロ)、
  ライナー・ゲップ(ピアノ)】
 ラブソングからワールドミュージックまで酔わされるオシャレなトリオ

 録音:2016 年11 月1-4 日/ザンクトブラジーン学校宴会場/62’ 25”

 フルート、チェロ、ピアノという編成によるマイニンガー・トリオ。フルートのリステイアーネ・マイニンガーをリーダーとし、これまで18 年にわたりドイツを中心に人気を博しています。
 アルバム・タイトルにもなっている「メモリーズ」の作曲者エリフ・エブル・サカルは1994 年生まれのトルコ人女性作曲家。映画「カサブランカ」のラスト・シーンのような別れの情景を描いたとされます。
 また南アフリカの作曲家ステファンス・グローヴェ(1902-2014) の「深夜の美しき歌声」はワールドミュージック風なアフリカン・サウンドが魅力的。そのほか、ピアソラの愛弟子ブラガート、南米色濃厚なキューバのトリベラ、ウズベキスタン出身のオーストラリアの女性作曲家カッツ=チェルニンらのいずれも雰囲気たっぷりのタンゴに酔わされます。




 PH 17042
\3200→\2290
ユリナッチの気品ある声によるシューマン歌曲集
 シューマン:
  (1)リーダークライスOp.42
  (2)女の愛と生涯Op.42
セナ・ユリナッチ(ソプラノ)
フランツ・ホレチェック(ピアノ)
 戦前の芸風を伝えるユリナッチの気品ある声によるシューマン歌曲集

 録音:1953年5-6月/ウィーン・コンツェルトハウス/48’ 38”

 セナ・ユリナッチ(1921-2011) はオーストリアのソプラノ。気品のある声で、「ばらの騎士」のアクタヴィアン役や、「フィガロの結婚」のケルビーノ役などで一世を風靡しました。
 彼女が1953 年にウェストミンスター・レーベルへ録音した名盤として名高いシューマンの歌曲集、音質向上のうえProfil レーベルから登場となります。






 PH 04074
\3200→\1990
エフゲニー・ムルスキー(Pf)
ショパン:

 (1)ピアノソナタ第1番ハ短調Op.4
 (2)同第2番変ロ短調Op.35
 (3)同第3番ロ短調Op.58
エフゲニー・ムルスキー(Pf)
 遅めのテンポでじっくり歌い込んだショパン

 [2011年9 月/SWRハノーファー、大ゼンデザール]/DDD、79’16”

 Profil 社ショパン・エディション第9 弾。エフゲニー・ムルスキーは1975 年タシケント生まれのウズベキスタンのピアニスト。モスクワ音楽院でレフ・ナウモフ(リュビモフ、カヴリーロフ、コブリンらの師)に師事した後、ステーン=ノックレベルグやハンス・ライグラフにも就いて研鑽を重ねました。今回はショパンのピアノソナタ全集。遅めのテンポでじっくり歌い込んだ演奏は独特です。


Boulanger Trio play Brahms, Liszt & Schoenberg
 PH 11042
\3200→\1990
ブーランジェ・トリオ
 (1)ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
 (2)リスト(作曲者編):
   トリスティア(最終稿) - オーベルマンの谷より
 (3)シェーンベルク(シュトイアーマン編):浄夜Op.4
ブーランジェ・トリオ
モデルばりの美女集団によるドイツ風辛口ピアノトリオ

[ 録音:2011 年7 月/ドイツ放送カンマーザール(ケルン)]/DDD、59’12”

 2006 年に創設されたドイツのピアノ三重奏団ブーランジェ・トリオ。美女3名から成り、珍しいレパートリーにも果敢に取り組む得難い団体となっています。
 当アルバムではブラームスの傑作を実に堂々と聴かせた後、リストとシェーンベルクの意外な珍品を披露。リストの「トリスティア」は「巡礼の年第1年」の「オーベルマンの谷」を作曲者自身がピアノ三重奏に仕立てたもので、3種あるうちの最終稿。原曲とかなり離れているのも興味津々です。シェーンベルクの愛弟子シュトイアーマンによる「浄夜」も、優れた編曲ながら録音に恵まれているとはいえないで歓迎です。

Summer Song
 PH10001
\3200→\1990
Summer Song
 マルコム・アーノルド (1921-2006):オーボエとピアノのためのソナチネ
 アミルカーレ・ポンキエッリ (1834-1886):カプリッチョ
 ミゲル・デル・アグイラ (1957-):サマー・ソング
 アントニオ・パスクッリ (1842-1924):
  ドニゼッティの歌劇「ラ・ファヴォリータ」の主題による協奏曲
 ガブリエル・ピエルネ (1863-1937):セレナート
渡 辺克也(Ob)
デヴィッド・ジョンソン(Pf)
録音:2009 年 6 月 11-13 日/イエス・キリスト教会(ベルリン)。日本語帯、解説書付き

 国際的オーボエ奏者 渡辺克也またも快挙。
 「あなたの卓越したテクニックと稀有な音楽性で、オーボエという楽器の魅力を広く世に広めて下さい。そして、オーボエの為に書かれた作品に光を充て、正当な評価を確立すること。それが史上屈指の名手であるあなたに課せられた使命だと思います」(中野 雄)


 PH 12007
\3200→\1990
スザンネ・グリュツマン
 シューマン:ピアノ作品集
 (1)ピアノソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
 (2)幻想小曲集Op.12
 (3)3つの幻想的小品Op.111
 (4)ロマンス 嬰ヘ長調Op.28の2
スザンネ・グリュツマン(Pf)
やはりシューマンはこうした純ドイツ風演奏で聴きたい

[2009 年7 月/ MDR スタジオ(ライプツィヒ)]/DDD、76’48”

 好評のグリュツマンによるシューマン作品集第2弾。今回は初期の大作「ピアノソナタ第1番」が充実。昨今珍しい純ドイツ的重厚ピアニズムで、じっくり聴かせます。やはりシューマンはこうした純ドイツ・ピアニズムで奏されると素晴らしさが実感できます。





PH04062
\3200→\1990
フェルディナンド・ライトナー(指揮)
 (1)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219『トルコ風』
 (2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 op.26
 (3)ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調 op.40、第2番ヘ長調 op.50
(1)ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
 ウィーン交響楽団
 フェルディナンド・ライトナー(指揮)
 録音:1952年11月[モノラル]

(2) ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
 バンベルク交響楽団
 フェルディナンド・ライトナー(指揮)

(3)ルドルフ・ケッケルト(ヴァイオリン)
 バンベルク交響楽団
 フェルディナンド・ライトナー(指揮)
 録音:1953年8月[モノラル]


フェルディナント・ライトナー[1912-1996]のシリーズ4枚目。
今回は有名コンチェルト。ヴォルフガング・シュナイダーハン、ケッケルトの独奏で。



 PH 09030
\3200→\1990
「ギュンター・ヴァント / ベルリン・ドイツ交響楽団ライヴ集成Vol.4」
 シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
ギュンター・ヴァント(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
録音:1993 年6 月14 日ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ・ステレオ)/53’26”

 1993年6月のライヴ。
 序奏はデリケートな心遣いが一貫、フォルテには精神的な力強さがある。主部のダイナミックは実に強勒、内声を含め、底の底まで音を出し切っている。ひびきはしつこいくらい (良い意味で)分厚く、常に圭角があり、そのエネルギーの充満はおどろくばかり。コーダに力みはなく、通常は速くする649小節の♪からテンポを落として、そのまま終結まで進む。立派な解釈だと思う。
 第2楽章はヴァントとしては細かく緩急をつけ、あるいは回想風に、あるいは思索的に、あるいは想いを振りはらうように曲の内容を描き尽くしてゆく。しかも職人仕事としても完壁なところがすばらしい。
 スケルツォはアンサンブルとリズムが見事、ひびきには凄みがあり、前進性にあふれた主部に、テンポを落としたトリオが対比される。
 フィナーレは勢いのあるスピードでとび出す。そのテンポを支えるのが各楽器の抉りなのだ。
 どの一部をとっても有機的であり、第2主題直前のトランペットの刻みがこんなに生きた演奏は今までになかったし、第2一主題の木管を伴奏する弦の3連音強調もまことに意味深い。とくに展開部から再現部冒頭にかけては、アクセントといい、ハーモニーといい、凄絶さが連続し、圧倒されてしまう。(レコード芸術9月号/宇野功芳氏)








 PH 16070
\3200→\1990
ブラームスとチャイコフスキーをガット弦で
「ブラームス vs チャイコフスキー」

 (1)-(4)ブラームス(1833-1897):
  弦楽四重奏曲第1番 ハ短調 Op.51-1
   (I.10’29”+II.5’54”+III.8’08”+
     IV.5’50”=30’21”)
 (5)-(8)チャイコフスキー(1840-1893):
  弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11
   (I.10’19”+II.6’14”+III.3’54”+
     IV.6’37”=27’04”)
アトリウム弦楽四重奏団
 【セルゲイ・マーロフ(第1ヴァイオリン)、
  アントン・イリューニン
   (第2ヴァイオリン)、
  ドミトリー・ピツルコ(ヴィオラ)、
  アンナ・ゴレロヴァ(チェロ)】
   (ガット弦;A=430Hz)
 高い演奏力に世界中が絶賛。俊英アトリウム弦楽四重奏団がブラームスとチャイコフスキーをガット弦で演奏!

 録音:2015年12月15、17、19&21日/福音ルーテル聖カタリナ教会(サンクトペテルブルク)/57’35”

 現在ベルリンを拠点に活躍するアトリウム弦楽四重奏団が、同時代を生きたブラームスとチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1 番をサンクトペテルブルクの福音ルーテル聖カタリナ教会で収録。しかも、今回はじめてメンバー全員がガット弦を張り、ピッチはA=430Hz での調弦で演奏されました!
  2000 年にジョセフ・レヴィンソン氏のもとで学んでいたサンクトペテルブルク音楽院の学生4 人により結成された当団は、2003 年に開かれたロンドン国際弦楽四重奏コンクール第1 位、2007 年第5 回ボルドー国際弦楽四重奏コンクール優勝など、輝かしいコンクール歴を誇り、以後、世界で活躍する若手四重奏団として注目されております。
 2009 年初来日を機に定期的に来日し、その高度な技術と高い音楽性、そして安定したアンサンブルで絶賛されております。
 陰鬱かつ情熱的なブラームスの弦楽四重奏曲第1 番。壮年の円熟した境地に達しているともいえるこの作品を密度の濃い演奏を聴かせてくれます。
 一方、第2 楽章の「アンダンテ・カンタービレ」が有名なチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1 番は、2013 年の来日公演の際にも披露され話題となりました。ロシアで学んだ当団が最も得意とするチャイコフスキーだけに非常に喜ばしいリリースと言えましょう!



 PH 15020
\3200→\1990
すべて世界初録音マイニンガー・トリオの最新作
 ・ライナー・リシュカ(b.1943):求愛鳴き
 ・エリフ・エブル・サカル(b.1994):ウィンド・タッチ
 ・メフメト・エルハン・タンマン(b.1989):ウォーター・ウェイヴズ
 ・ジョエル・クーリー(b.1963):アラビアン・ファンタジー・イン・ブルー
 ・ケイト・ウェアリング(b.1955):ロータス
 ・ブラシュ・プツィハル(b.1977):フル・ムーン・トリオ
マイニンガー・トリオ
 クリスティアーネ・マイニンガー(フルート)
 ミロシュ・ムレイニク(チェロ)
 ライナー・ゲップ(ピアノ)
ロゲル・ゴルトベルク(コントラバス)※ゲスト
 録音:2014年(バイエルン放送との共同制作)/ステレオ

 フルート、チェロ、ピアノという編成によるマイニンガー・トリオは、同時代の作曲家らの作品を積極的に取り上げ、個性的な活動を展開しているアンサンブル。
 ドレスデンを拠点に活動するリシュカによるタイトル曲「求愛鳴き(独語原題:Lockrufe)」に始まる最新アルバムは、新作の委嘱でなじみのウェアリング、トルコのタンマン、同じく気鋭のサカル、レバノンのクーリー、スロベニアのプツィハルといった顔ぶれも特徴的な内容となっています。
 フォークとジャズのあいだを移ろうサウンドと複雑なリズム書法の4 つの小品からなるタイトル曲に代表されるように、それぞれのナンバーに共通するのがジャズとクラシック、西洋と極東のあいだに浮かぶ独特の世界。
 すべて世界初録音です。


 PH 12072
\3200→\1990
シューマン夫妻の音楽
 (1)ロベルト・シューマン:ピアノソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11
 (2)クララ・シューマン:夜曲Op.6の2/幽霊のバレエOp.5の4
 (3)ロベルト・シューマン:ピアノソナタ第3番ヘ短調Op.14
クセニヤ・ノーシコワ(Pf)
 ノーシコワがシューマンの超難曲に挑戦

 [2011年6 月/セイジ・オザワ・ホール(タングルウッド)]/DDD、76’33”

 レーラ・アウエルバッハのピアノ曲集(PH 07064)やクレメンティのピアノ協奏曲(PH 09028) の名演で注目されたノーシコワの最新盤。今回はシューマン夫妻の作品に挑戦しています。内容は緻密に計算されていて、シューマンのピアノソナタ第1番の第1楽章の主題がクララの「幽霊のバレエ」からの借用であること、ピアノソナタ第3番の第3楽章もクララの主題による変奏曲であるなど、シューマン作品がごく初期からクララなしでは成立しえなかったことを証明してくれます。クララの「幽霊のバレエ」の後、シューマンのピアノソナタ第1番が続くのをお聴きになれば、すべての方が感心するはず。シューマン初期のピアノソナタ第1番と第3番は、内容もさることながら技術的に極めて至難ですが、ノーシコワは曖昧さの全くない堂々たる解釈で、作品の魅力を再認識させてくれます。



 PH 14004
\3200→\1990
ダヴィド・ゲリンガス(Vc)
 バラカウスカス:

 (1)ベーツァフタ2 (2009)
 (2)レトロスペクティヴⅡ (1994)
 (3)ルードゥス・モドルム (1972 / 2002)
 (4)ダル・ヴェント (1999)
 (5)ボップ・アート (1972 / 1995)
ダヴィド・ゲリンガス(Vc)
(1)(2)ヤーシャ・ネムツォフ(Pf)
(3)(4)ピャトラス・ゲニューシャス(Pf)
(1)フォーグラーSQ
(3)ロベルタス・シャルヴャニカス(指)
 ガイダ・アンサンブル
(5)ウラジーミル・タラソフ(ドラムス)
 ゲリンガスがヤマハのサイレント・チェロを使用。親友バラカウスカス作品集

 録音:2002、2009、2010、2013 年/DDD、62’ 08”

 現代リトアニア作曲界の重鎮オスヴァルダス・バラカウスカス (1937-)。ソ連時代から前衛手法で色彩的な音楽を発表してきましたが、リトアニア独立時1992-4 年、駐仏大使を務めるなど政治家としても活躍しました。バラカウスカスは同郷の大チェロ奏者ダヴィド・ゲリンガスと親しく、数々のチェロ作品を産み出しています。ここではゲリンガスに捧げられた5 作品が収められています。リトアニアは知る人ぞ知るジャズの盛んな国ですが、バラカウスカスも1972 年に「ボップ・アート」というチェロ、ピアノ、ドラムスの作品を書いています。
 当アルバムの注目点は、かなりの部分でゲリンガスがヤマハの「サイレント・チェロ」を用いていること。この楽器を世界で普及させるための果敢な挑戦と申せましょう。④⑤で伴奏を務めるピャトラス・ゲニューシャスは、前回の第16 回ショパン国際コンクール第2 位のルーカス・ゲニューシャスの実父。



 PH 14009
\3200→\1990
ロマンス - 渡辺克也
 (1)シューマン:3つのロマンスOp.94
 (2)ブレヴィーユ:オーボエとピアノのためのソナチネ
 (3)ルフェーヴル:2つの小品Op.102
 (4)ヒンデミット:オーボエ・ソナタ
 (5)パラディール:ソロ
渡辺克也(Ob)
デヴィッド・ジョンソン(Pf)
 世界の渡辺克也、充実の第4 弾アルバム

 録音:2014 年1 月/イエス・キリスト教会(ベルリン)/DDD、57’ 31”

 ドイツを本拠に活躍する渡辺克也。待望のアルバム第4 弾の登場です。今回もオーボエの魅力を存分に味わえる5篇を厳選、至福の一時間を過ごさせてくれます。名作として名高いシューマンの「3 つのロマンス」を渡辺克也の美音でたっぷり楽しめるのがうれしい限り。また、オーボエのレパートリー中最重要作のひとつ、ヒンデミットのソナタも注目。渡辺の超絶技巧を満喫できます。さらに、パリ音楽院オーボエ科の試験曲として作られ、今日もコンクールの課題曲としてしばしば登場するブレヴィユ、ルフェーヴル、パラディールの作品も貴重。参考用としても最適で、鮮やかな技巧と歌心をたっぷりお楽しみ下さい。

 PH 14039
\3200→\1990
ポートレート
 (1)メシアン:主題と変奏
 (2)シューベルト:ロンド ロ短調D895
 (3)ショーソン:詩曲Op.25
 (4)ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.31 の1
 (5)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3 番ニ短調Op.108
イタマール・ゾルマン(Vn)
クワン・イ(Pf)
 内田光子も絶賛。2011年チャイコフスキー・コンクールの覇者ゾルマン、デビュー

 録音:2013 年10 月5-6 日/ヘッセン放送ゼンデザール(フランクフルト)/DDD、75’ 05”

 2011 年に行われた第14 回チャイコフスキー国際コンクール、ヴァイオリン部門最高位(1 位なしの2 位)に輝いたイタマール・ゾルマンのデビュー・アルバムの登場です。1985 年、イスラエルのテルアビブ生まれ。クリスティアン・テツラフに師事。内田光子が絶賛したことでも話題となりました。デビュー・アルバムはドイツとフランスの名作を集めています。技巧もさることながら、ブラームスのソナタ第3 番で示す若さに似合わぬ深い音楽性に驚かされます。韓流ピアニスト、クワン・イのピアノも聴きものです。


 PH 14041
\3200→\1990
ハーゲル率いる古楽器アンサンブル
 ・フランツ・クリストフ・ノイバウアー(1760 頃-1795):
  カンタータ「主は素晴らしき方」
 ・ジョヴァンニ・プント(1746-1803):ホルン協奏曲 ホ長調
 ・ジュゼッペ・デマーキ(1732-1791以降):シンフォニア 変ホ長調
 ・ヨハン・パウル・ロートフィッシャー(1727 頃-1791以降):
  アリア「主よ立ち帰り」(詩篇第6 番第5-6 節)
 ・カール・ルートヴィヒ・ユンカー(1748-1797):
  フォルテピアノ協奏曲変ロ長調
クラウス・メルテンス(バリトン)
シュテファン・カッテ(ナチュラルホルン)
マルク・クロル(フォルテピアノ)
ヴァイルブルク・シュロス教会合唱団
カペラ・ヴァイルブルゲンシス
ドリス・ハーゲル(指揮)
 アーノンクールの愛弟子ハーゲル率いる古楽器アンサンブル、カペラ・ヴァイルブルゲンシス御膝元ナッサウ宮廷の音楽、世界初録音

 収録:2013 年8 月30 日-9 月2 日/ラーン河畔ヴァイルブルク、シュロス教会(セッション・デジタル)/DDD、ステレオ、69’51”

 巨匠アーノンクールの下でピリオド奏法の実践を学んだドリス・ハーゲルは、ドイツ古楽界の中心的存在として知られます。このたびハーゲル率いるオリジナル楽器のアンサンブル、カペラ・ヴァイルブルゲンシスとヴァイルブルク・シュロス教会合唱団が取り上げるのは、ご当地ナッサウ=ヴァイルブルク家の宮廷音楽を集めたもので、世界初録音という注目の内容です。
 ナッサウ=ヴァイルブルク宮廷の栄華は、ここに作品の収録されたいずれ劣らぬ顔ぶれからも容易に想像ができます。
ボヘミア出身ですぐれたヴァイオリニストでもあったノイバウアー。同じくボヘミアの生まれで、モーツァルトとのエピソードでも有名な、当代一級のホルン奏者プント。そのモーツァルトによって、指揮者、コンサートマスターとしての才能を高く評価されていたといわれるロートフィッシャー。イタリアのヴァイオリニストで、ナッサウ宮廷の楽士長を務めたとの記述もあるデマーキ。司祭として、また美術の分野でも名を馳せたユンカー。
 これまでのアルバム同様、曲目の構成も絶妙で、時代考証に基づく演奏は雰囲気も満点で、宮廷演奏会のその場に居合わせたような感覚がたまりません。


 PROFIL
PH 14042
\3200→\1990
注目のリトヴィンツェヴァ/ラフマニノフの秘曲
  ラフマニノフ:
  (1)幻想小曲集OP.3(全5曲)
  (2)楽興の時Op.16(全6曲)
  (3)組曲ニ短調(1891年ピアノ版)(全4曲)
  (4)ワルツOp.10の2
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(Pf)
 録音:2014年1 月15-17日/ハルベルク放送局(ザールブリュッケン)/DDD、70’ 15”

 モーツァルトのピアノ協奏曲でデビューを果たしたエカテリーナ・リトヴィンツェヴァ。1986 年オホーツク海沿岸の町マガダンに生まれ、15 歳の時に家族とともにモスクワへ移り、イリーナ・ガブリロヴァ、アレクサンドル・ムンドヤンツ、エカテリーナ・デルジャヴィナに師事。さらにロベルト・クーレク、ルドルフ・ケレル、アンジェイ・ヤシンスキのレッスンも受けました。

 2 枚目のアルバムはラフマニノフの初期作品集。注目は「組曲ニ短調」。ラフマニノフがモスクワ音楽院の学生時代1891 年に作曲したオーケストラ曲。フル編成だったため、学生オケでは演奏できず、ラフマニノフは自分で弾くためにピアノ版を作りました。
 両方のスコアとも行方不明となっていましたが、2000 年にモスクワのグリンカ音楽図書館でピアノ譜が発見されました。ラフマニノフの署名がないため、真偽が決着をみせてはいませんが、大歓迎の録音出現と申せましょう。
 若々しさとピアニスティックな魅力のあふれる作品で、ラフマニノフ・ファンなら気に入ること間違いなしです。また、その翌年に作曲し、恩師アレンスキーに献呈した「幻想小曲集」中の「鐘」の愛称で知られる前奏曲嬰ハ短調もリトヴィンツェヴァの清新な演奏が光ります。

リトヴィンツェヴァ、ツンデレ系です。


*


PH 04002
\3200→\2290
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 K175,
 同第6番 変ロ長調 K238,
 同第8番 ハ長調 K246「リュッツォウ」
ルドルフ・ブッフビンダー(P,指)
ウィーン響

PH 04003
\3200→\2290
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」,
 同第19番 ヘ長調 K.459

PH 04004
\3200→\2290
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413,
 同第12番 イ長調 K.414,同第13番 ハ長調 K.415

 ウィーンで学びウィーンで活躍し、すっかりウィーンのピアノの巨匠となったブーフビンダー、はつらつとした音の湧き立ちと保湿のよい音色はさすがウィーン仕込みの才能、モーツァルトにピッタリ。しかもこの人、小細工せず音楽に正面から突っ込んでいき、やりたいことを真っ直ぐにやってしまう爽快感があるときている。既存の協奏曲のあり方に満足ができず,近年は自ら弾き振りすることが多くなっているブーフビンダー、このモーツァルトでもオーケストラの雄弁さを聞けばなるほどとうなずける。この人だったら交響曲だってかなりの名演となるでだろう。
 今はなきCALIGから以前発売されていたもので、CALIG廃業後、入手不能になって嘆かれていたもの、待望の復活。






 PH 12020
\3200→\1990
生誕100年記念の録音が復活
 ダルベール:「出立」
ウィリ・フェレンツ(Br ギルフェン)
ロッテ・シェードル(S ルイーゼ)
エルヴィン・ヴォールファールト(T トロット)
ヤン・クーツィール(指)
バイエルン放送交響楽団
ダルベールの愉快な1幕オペラ「出立」生誕100年記念の録音が復活、早世した性格テノール、ヴォールファールトの貴重な録音

録音:1964 年4 月6 日、ミュンヘン\/47'07、MONO

 偉大なピアニストにしてバックハウスの師匠としても知られるオイゲン・ダルベール(1864 - 1932)は、作曲家としてもかなりの成功を収めており、ことにオペラは20 作も書いています。中でもドラマティックな「低地」の人気が高いのですが、この「出立」は1 幕ものの軽い喜劇。1898 年にフランクフルトで初演され人気を博しました。ギルフェンとルイーゼは倦怠期の夫婦。ギルフェンは長旅を計画しているものの、不在の間に妻が浮気するのではないかと心配して決行できない。夫妻の友人トロットがギルフェンに出立を促し、ようやくギルフェンは旅立つ。すぐにトロットはルイーゼを口説き出すが、彼女は彼を拒む。実は偽りの旅立ちだったギルフェンが家に戻ってみると、妻が貞淑だったことが明らかになって、夫妻は愛を取り戻す。
 この録音はダルベールの生誕100 年を記念してバイエルン放送が制作したもの。かつてCALIG 社から発売されていたもの。指揮は、ヨッフム時代のバイエルン放送交響楽団を補佐した楽長のヤン・クーツィール。ルイーゼのロッテ・シェードルは1926 年、フュッセン生まれのソプラノ。娘役を得意としました。
 ギルフェンのウィリ・フェレンツは1923 年、ウィーン生まれのバリトン。個性的な役を得意とした達者な歌手です。トロットのエルヴィン・ヴォールファールトは、バイロイトでベームが指揮した「指環」で強烈なミーメを怪演したテノール。彼はこれからという1968 年に36 歳で早世してしまったので、この録音は貴重です。




ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2023 ARIA-CD.All rights reserved.08