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アリアCD特集紹介
レーベル編



マイナー・レーベル

A

ポーランド
アクト・プレアラブル
Acte Prealable
特価セール

1CD¥2300→\1990


 1998年に発売を開始した、ポーランドでもっとも急成長しているクラシカル・レーベルActe Prealable。店主がこのところひいきにしているレーベルである。ポーランド音楽を中心に他では聴けない楽曲が並ぶそのラインナップは壮観。また東欧とは思えない洒脱で洗練されたジャケット装丁が目を引く。
 先年レコード芸術で紹介されてから一気に注目度が高まっているが、市場ではほとんど見かけないのが実情。ネットでもなかなか入ってきづらい印象がある。そこで今回はセール特集することで注文を集め入荷を早めようという魂胆。およそ1、2ヶ月ほどで入ってくると思います。 


ALTO特価セール
その1
1CD¥1,200/¥1,000→¥890
Khachaturian - Suites & Dances Myaskovsky - Complete Symphonic Works Vol. 14 William Walton
 アメリカVOX BOXの傍系レーベルALTO。
 新録音から歴史的録音でちょっと雑多なアイテムが並びますが、雑多なりに興味深いアイテムも多い。とくにボヘミア系の古典派音楽を集めたシリーズなどは非常に演奏水準も高く楽しめます。
 価格もそのときどきで不統一なのですが、今回はとにもかくにも1CD¥890でお贈りします。
 ただしこうした超廉価盤レーベルにありがちなことですが、一度「完売」するとなかなか再プレスされないため、下記でご紹介したものの中にもすでに入手不能のものがあるかもしれません。・・・どうかご了承ください。


AGOGIQUE

Mozart: Piano Concertos Nos. 13, 14 & 27 Gabrielli: La Nascita del Violoncello JC Bach: A Music Party JS Bach: Preludes et autres fantaisies
 バロック音楽と古楽を中心に扱うフランスのレーベル。
 世界的に活躍する演奏家だけでなく、新進気鋭の若手たちの録音にも意欲的なレーベル。
 001の豪華装丁アルバムにまずびっくりさせられたが、その後に登場する演奏家たちのフレッシュな感性あふれる演奏にまたびっくり。そしてまさかのビオンディ&エウローパ・ガランテの新録音新譜の登場で止めを刺された。
 リリース点数は少ないが、どれも要注目のアイテムばかり。これからも絶対に目が離せないレーベルである。



ドイツANTES
1CD¥2500→\1800→¥1690

その1   その2
 
ベルガー:交響的トライグリフ/コンチェルト・マヌアーレ/ラ・パロマ/交響詩「管弦楽のなかの女声」(バイエルン放送/クーベリック/シュタイン) ラハナー:6つの性格的小品 Op. 16 /2つのピアノ小品/モデラート イ短調/別れの感情/前奏曲とトッカータ(シフ/ツァハリアス/レッシング)
 ドイツANTES。 
 しぶい室内楽の多い、地味目のレーベルなのだが、田舎のオケを使ってときおりユニークなアルバムを出していた。
 これから少しずつ紹介していこうと思うが、飯森範親のロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルやら、ドナウ・フィルハーモニー・ウィーンやマグデブルク・フィルといった名前を聞いただけで「へー、そんなのあるんだ」と身を乗り出してしまいそうなオケ、そして大野和士のバーデン・シュターツカペレ、ギーレンやオーギャンのシュトゥットガルト州立管、ネーメ・ヤルヴィのエストニア放送響、ギュンター・ノイホルトのブレーメン国立フィル、ロベルト・バッハマンのロイヤル・フィルも出てくる。室内楽関係の録音が多いが、それらも渋いがなかなかの水準。
 思うのだが、ヨーロッパの田舎の片隅のオケやアンサンブルやアーティスト、無名でも決して侮れない。非常に優秀なオケやアーティストがいっぱい。アルバムで聴こうとすると作品はどうしてもマイナーなものに偏ってしまう傾向もあるが、こうした無名のアーティストを意識して聴いてみるのも悪くない。


ARTEK
1CD\2300→\1790

ニューヨークに本拠をおき、創設者でありアート・ディレクターでもあるオリヴェイラのアルバムを中心にリリースしてきたARTEK。1999年に創設されたばかりだが、急激な成長を見せている。
 ただ日本では代理店もなく、一部ショップに少し並んだくらいで、最近ではほとんど見かけない。しかしいずれ劣らぬ個性的なアルバムばかり。ユリアン・シトコヴェツキーやエルマー・オリヴェイラ、アーロン・ロザンド、オソリオといった本格派に加え、ジェニファー・フラウチやジュリエ・アルベルスといった新人も登場。DECCAのタカーチSQ録音もある。そしてここ数年の間に急成長、ジェラード・シュワルツを中心とした大作録音が多数登場してきた。

ニュージーランド幻のレーベル
ATOLL
1CD-R\2500→¥2290
 先日再紹介したニュージーランドATOLL。
 まったく知られていないレーベルだが、ヴォルメルのサン=サーンスの交響曲第3番など、なかなかの逸品ぞろい
 今回は最新情報としてピゴヴァトの《ホロコースト・レクイエム》など4タイトルを追加!

AUDIOPHILE 特価セール
1CD¥1300→¥1090

 ロシアの音源を中心にさまざまな録音を廉価盤で提供してくれるAUDIOPHILE。ただ、安いだけでなく、今となってはここでしか手に入らないものも多い。また新録音もかなりあり、毎年のように日本を訪れていたアニハノフのチャイコフスキー交響曲全集もここから出ている。安さに気を取られそうになるが、よくある廉価盤レーベルとはちょっと違った異質のレーベルである。

AVENIRA
サン=ジョルジュの芸術含む
1CD¥2500→\1990

 スイスの至宝、Avenira。10年前に完全初回入荷限定という形で日本に入ってきたスイスのレーベル“アヴェニラ(Avenira)”。
 クラシック界でも指折りの数奇な人生を送った作曲家サン=ジョルジュを中心としたラインナップは当時話題となった。


AUDIOPHILE 特価セール
1CD¥1300→¥1090



ロシアの音源を中心にさまざまな録音を廉価盤で提供してくれるAUDIOPHILE。ただ、安いだけでなく、今となってはここでしか手に入らないものも多い。また新録音もかなりあり、毎年のように日本を訪れていたアニハノフのチャイコフスキー交響曲全集もここから出ている。
 流通が若干不安定なところもあったが、今回ある程度円滑に入ってくるルートを確保。ただ現地での完売アイテムも相次いでいるらしいのでご希望のものはお早めに!



B



BELLA VOCE
1CD\1600→\1390
2CD\2600→\2290

Mahler: Das Lied von der Erde Haydn: The Seasons Verdi: Aida

 イタリアのレーベル。サザーランドの録音を中心としたちょっと怪しげなオペラ系レーベル。録音年代もちょっと怪しい。が、結構マニアには嬉しいセレクションもあり、同曲異演での聴き比べや、今では聴けなくなっている録音なども入っている。あまり入ってくる機会がないレーベルなのと、いつまで存続してくれるのかわからない、ということもあり、そういう意味でも貴重かもしれない。当然すでに完売しているものもありうる・・・どうかお早めに。

 ドイツの伝統的レーベル
BERLIN CLASSICS
新シリーズ登場
ETERNA Kultur SPIEGEL series
1CD¥1600→\1390

 ドイツの伝統的レーベルBERLIN CLASSICSから新たなバジェット・シリーズが登場。「ETERNA Kultur SPIEGEL series」。
 ご覧のようにBCレーベルの王道を行く重要レパートリー、そして胸がキュンとくるようなジャケット。
 単なる懐古趣味ではない、現代に通じるBCレーベルの名盤を堂々とリリースしてきたという趣。ついつい所有したくなる。

BIS SACD
特価セール
1SACD\2,600→¥1990

 今から15年前、誰がBISでベートーヴェンやショスタコーヴィチの交響曲チクルスが展開されると予想しただろう。
 しかし時代は変わった。
 BISはSACDというフォーマットを得て、それまでの「北欧の優秀マイナー・レーベル」というイメージから一気に脱却、大作曲家の有名交響曲や協奏曲のチクルスを敢然と録音し始めた。
 ということで今回はBISのSACD誕生から10年を記念して、SACDアイテムの中からとくにベストセラー・アルバムを超特価でお贈りします。


BRILLIANT新譜
 BRILLIANT、絶対に新たな有識者がプロデュースに加わったはず。リリース内容が以前に比べてきわめて学究的で挑戦的。
  
BRILLIANT
オペラ・シリーズ
 メジャー・レーベルから人気録音をライセンス契約してリリースしてくる人気のオペラ・シリーズ。
 

BRILLIANT
リムスキー・コルサコフ:作品集
(25CD)\9000→\8490
 ロシアの作曲家として日本でも人気のあるRコルサコフの作品を集めた25枚組。
 「シェエラザード」で見せる精巧で壮大な管弦楽曲から「雪娘」の詩的で美しい旋律まで管弦楽曲を多数収録。『シェエラザード』はチェクナヴォリアンの快演、ゴロワノフの怪演の2つを収録、編集者の意欲を感じる。
 歌曲全集や室内楽曲も充実。
 そして注目はブリリアントレーベルならではの珍しいオペラ。「金鶏」、「見えざる都市キーテジと乙女フェヴローニャの物語」、「雪娘」、「5月の夜」、「皇帝の花嫁」、「貴婦人ヴェーラ・シェロガ」、「モーツァルトとサリエリ」とまさい執念の収録。
 

BRILLIANT
ラフマニノフ:作品全集再発売!!
(28CD)\8700

 入手不能だったBRILLIANTのラフマニノフ全集が再発売。なかなか聴けなかったオペラや声楽作品、ピアノ小品などを網羅したきわめて重要なボックスだった。
 歌劇4つの収録はいわずもがなだが、ワイルド&ホーレンシュタインという豪華なピアノ・コンチェルトもさすが目の付け所が違う。シンフォニーもロジェストヴェンスキーで来た。ピアノ・トリオもボロディン・トリオと万全。
 しかし今回最大の注目はピアニスト陣の豪華さ。ルガンスキー、ロドリゲス、ギンディン、ポンティ、オールソン、と名だたるテクニシャンが名を連ねる。BRILLIANTらしいぜいたくなセットである。
 

BRILLIANT
ショスタコーヴィチ・ボックス再発売!!
(51CD)\11000→¥9990

 待望の再発売!!  
 2006年に27枚組で発売され、瞬く間に完売廃盤となってしまったショスタコーヴィチ集が51枚組にパワーアップされ約3年振りに再発売となりました。
 管弦楽曲や、歌曲が充実し、廃盤のルビオ四重奏団による弦楽四重奏全曲が復活。
 またショスタコーヴィチの演奏によるピアノ協奏曲など、歴史的名演奏集として3枚収録しています。レアな歌劇や管弦楽作品などを一気に入手できる貴重な機会と言っていいでしょう。
 
BRILLIANT
ボッケリーニ作品集ボックス
(37CD)\9200→\8490

 現在ボッケリーニ作品集として発売されている中で一番の収録曲を誇るボックスとなります。
 ボッケリーニといえばメヌエット以外あまり知られていません。上品で暖かみのある優雅な作品の多いボッケリーニの室内楽曲は、特に秀作が多くギター、オーボエ、チェロ、ピアノなどを中心にした作品が多数あります。
 既発売で人気の高かった弦楽五重奏曲を含め、初稿版のスターバト・マーテルは是非聴いておきたい1曲です。
 多くの作曲家にも崇敬されていたとされていたボッケリーニ。比較的聴く機会が少ない名作品を手軽に接することができるチャンスです。




C


オーボエの至宝的レーベル
CAMPANELLA MUSICA

1CD¥2500→¥1890

 “カンパネラ・ムジカ”はベルリン・フィルの首席オーボエ奏者として活躍したハンスイェルク・シェレンベルガーが1998年に創設したレーベル。
 ベルリン・フィルの仲間たちと楽しくも気品高く演奏される厳選された作品たち。
 美しいながらも演奏される機会の少ない名曲に光を当てたいというシェレンベルガーのこだわりが際立つ貴重なレーベルである。「オーボエの至宝的レーベル」としたが、それ以外の素敵なレパートリーもあるので要注意。


ギル・シャハム自主制作レーベル
CANARY CLASSICS
1CD\2600→¥1890


 一時期はユニバーサルから続々新録音をリリースして将来の大スターの座を獲得したかに思えたギル・シャハム。しかしいつの頃からか音沙汰がなくなり、その新しい録音をCDで聴く機会は途絶えた。あの研ぎ澄まされた美音は類まれな才能を感じさせ、メジャー嫌いの店主もシャハムだけは例外的にひいきにしていた。
 そんなメジャーから離れていたシャハムが突如立ち上げたのがCANARY CLASSICS。
 ただこの CANARY もそんな元気満々のレーベルというわけではなく、年に1,2枚リリースされるかどうか、しかもここ最近は新譜がない、という状況。
 なんとなく早めにご紹介しておいたほうがいいと思って、今回の特集と相成ったわけである。

オペラ&コンチェルトのカラオケ・クラシック?
レッスン用CDレーベル
CANTOLOPERA

 イタリアの楽譜出版社の大手「Ricordi」が販売しているレーベル「Cantolopera」。
 このレーベルのポイントは、通常の録音のほかに、管弦楽伴奏のみのトラックも収録されているところ。なのでレッスン用に最適。
 まさに学習者には必携のシリーズ。いえいえ、プロだって役に立つはず。・・・いえいえ、ひょっとしたら聴くだけでも、様々な再発見があるかも?

CARUS 特価セール
1CD\2500→¥1990
1SACD ¥2600→¥2190

 これまで何度かラインベルガー特集をお贈りして好評だったドイツの名レーベルCARUS。
 ドイツの合唱曲を中心としたレパートリーで形成され、一見地味な装丁だが、ベルニウス、ペーター・ノイマン、ノリントン、エリック・エリクソン、ヘーガーといった一流どころを惜しげもなく投入して、超A級の名盤を数多く輩出、審美眼の鋭い本格マニアにも熱烈に師事されてきた。
 ていねいでまっすぐなアルバムづくりは創業当時からも今も変わりない。ちょっと素朴すぎるほどの味わいが、逆に今の音楽業界にあっては信頼が置ける。事実このレーベルの何枚のアルバムが「自選100タイトル」に入っていることか。


スイスの伝統的レーベル
CLAVES 初の超特価セール
その1
1CD\2,400→\1890
J. Haydn-Haydn: String Quartets,  Op. 33 Robert Schumann-Schumann: the Complete Works for Piano,  Vol. 1 Dmitri Shostakovich-Shostakovich: Piano Trios; 7 Romances W.a. Mozart-Clara Haskil Live Recordings: Mozart 19 & 24
 スイスというのは地味ながら優秀なCDレーベルが多い。このCALVESはそんなスイスを代表する歴史あるレーベル。派手さはないが、堅実に高品質の録音を提供してきた。
 創立は実に1968年。年間10〜15枚という少数リリースで、その品質を維持してきた。
 派手さがないのはあまり「大スター制」を取っていないから。しかし優れたアーティストと納得いくまで練り上げてリリースしてくる姿勢は昔から変わらない。
 ベストセラー連発の大レーベルではないのでこれまであまり大きく取り上げなかったが、リクエストが多かったのでここ10年くらいのアルバムを中心にセールでお贈りすることに。

CPOレーベルで聴く
古典派・ロマン派の知られざる交響曲
(お安く・・・)

 有名大作曲家の大作交響曲に匹敵する・・・などと大げさなことを言うつもりはない。ただ、それらの有名作品ばかりに馴染んできた耳にはちょっと新鮮に聴こえるかもしれない。
 音楽史の闇に埋もれた、古典派・ロマン派の知られざる交響曲たち。
 こうした作品の発掘に執念を燃やすCPOレーベルの熱い演奏でちょっと聴いてみてもいいかもしれません。
 かなり思い切った価格にしてみましたが、好評でしたら第2弾、第3弾も考えてみます!



CYBELE 特価セール
1CD\2,500→¥1990
1SACD¥3,200→¥2290

 
Cybele
 わかってる。CYBELEのセールをやっても売れないですよ、と言われることは。
 ドイツのレーベルCYBELE。1994年創業以来、わざとかのように(いや、わざとか)音楽界の中心から離れたレパートリーばかりを録音。当初は古典派なども熱心に取り上げていたが、2003年以降はSACDのみのリリースに転換、そうなると現代音楽がその中心にドカンと鎮座し、一般のクラシック・ファンはなかなか近寄りがたい雰囲気になってきた。
 だから、ユニークとはいえそんなマニアックなレーベルを取り上げても・・・と言われるかもしれない。
 しかし最近思うのである。いつもいつもみんなから愛され人気のあるレーベルばかり取り上げるというのもどうなのか。もちろんそういうものも取り上げつつ、2000人の会員さんの中でたった2人しか関心がないようなレーベルだって取り上げていくべきじゃないかと。
 このCYBELEなんてまさにそう。おそらくセールス的には全然失敗だと思う。でも、1人か2人、「あ、やった」と思っていただける方がいれば。



D

DELOS 名作20選+α
超特価セール
1CD\2300→\1590

    
    
 アメリカのレーベルとしてはTELARCと並んで大オーケストラの高音質録音を得意とするDELOS。通好みのキャスティングだが、いずれも評価は高い。1981年デジタル移行期のオーマンディのチャイコフスキー、リットン、デプリースト、オーベリアンなど名指揮者の大作録音が並ぶ。
 今回はそのアメリカDELOSの名盤の中からとくに人気の高い20アイテム(+α)を超特価でお贈りします。


極上レーベル DIVOX
超特価セール
1CD/1SACD¥2,600→¥1890
Franz Xaver Mozart - Complete Chamber Music with Piano Viaggio a Venezia
 国内代理店が転々としてなかなか流通が安定しなかったスイスDIVOX。ソナトリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカやアンドレア・マルコン、ニフェネッガーなどの名作がいくつもあるのだが、有名なわりになかなか入ってこない。
 もともとのメーカーの気質がえらくいい加減で、なかなか入ってこない状況は今もあまり変わりない。
 以前、代理店の担当者だった人に聞いたことがある。DIVOX、リリースする商品は素晴らしいが、経営者がまったくの経営音痴で商売っ毛がないために、いつも中途半端なことになってしまう・・・と。社長は田舎のじいさんらしい。
 装丁も美しいし、演奏は極上。レパートリーも粋で、録音も最上級。すべてが一級品なのに、経営だけがいい加減というヨーロッパにはありがちなレーベルだが、今回のセールではきっちり入ってくることを願う。


歴史的録音 DOREMI
レジェンダリー・トレジャーズ・シリーズ
特価セール
1CD\2,300→\1690
第1弾
第2弾
第3弾
第4弾
第5弾



 カナダのレーベルDOREMIの歴史的録音シリーズ「レジェンダリー・トレジャーズ・シリーズ」。
 小さい零細レーベルなのでいつ消えてしまうかと心配していたが、もう創立から十数年。しっかり歴史を築いてきた。
 ご覧の通り有名演奏家の珍しい音源と、これまであまり紹介されてこなかった幻の演奏家の録音をレパートリーとしている。ロシア系にとくに強さを発揮するが、いずれのアルバムも強い個性の、一本スジの通ったレーベルである。


DORON
1CD¥2,300→¥1,890


DORON 歴史的録音
Legendary Artistsシリーズ




DORON 通常シリーズ


 スイスの、小さいながら良質のレーベルとして知られるDORON。
 やはり有名になったのはリバール、オドノポゾフ、ヨウラ・ギュラー、ハスキル、ギトリス、フルニエらの音源を擁する歴史的録音 Legendary Artists シリーズ。
 しかしもちろん通常シリーズも室内楽、ピアノ作品を中心に優れたアルバムが多く、「やや」、と驚くような演奏家も登場する。
 ということでそのDORON、超特価セールでお贈りします。

DUX その1
1CD\2500→¥1790 

 ポーランドDUX。DUXとはラテン語で「道しるべ」の意。ポーランド・ロマン派の奥深さを堪能できるラインナップ、またそれ以外にも珍しいレパートリーが目白押し。不思議な選曲、ファンのこころをくすぐるような渋いヴァイオリン曲など、魅力は尽きない。今回は破格の超特価セール第1弾。




E

独EBS
名盤特集セール!
1CD¥2400→¥1690

 ドイツのマイナー・レーベルとして知られるEBS。なんとなく地味で堅実なイメージがあるが、実は豪快で風変わりなアルバムをたくさんもつ個性的レーベルである。
 今回はEBSの中から特に目立った名盤、迷盤を選りすぐって大幅なプライス・ダウンでお贈りするセール。コメント見ていただければおわかりのとおり、結構すごいアルバムが多いです。
 また価格帯がムチャクチャなSACDも(高いものは¥3500、安いものは通常CDと同じ)、この際全部1SACD¥1690で統一。お求め安くなったかな、と。


ELECT RECORDS
超特価セール
1CD¥2200→¥1990

 ルーマニアのレーベル、ELECT RECORDS。久々のオーダー出します。
 ELECT RECORDSは元は国営のレーベルだっただけにルーマニアの作品、演奏家がレパートリーのほとんどを占める。
 ルーマニアの近代ロマン派作品は時代から取り残されたような超ベタベタのロマン的作品が多く、隠れた佳作を見つけるにはもってこいの土壌である。
 またルーマニアの演奏家による録音では、ルプーによる衝撃的なベートーヴェンのピアノ協奏曲、エネスコ&リパッティの自作自演集、大御所指揮者ヨシフ・コンタのベートーヴェンの第9や幻想交響曲、シルヴェストリのエネスコやベートーヴェン、ジェルジェスクのベートーヴェン交響曲第1〜3番、マンデアルのブルックナー交響曲第7番、ホリア・アンドレースクの一連の録音、などなど、聴きどころの多いアルバムが惜しげもなく並ぶ。
 またルーマニアを訪問したリヒテルの録音や飯森範親&東京フィルが演奏したルーマニア作品もあるので要注意。

エストニア・レコード
Estonian Record Productions
1CD¥2500→¥1990

シュールホフ/ウェーベルン/ラーツ/ヴァスクス:室内楽作品集(パレツィオーソ弦楽四重奏団) J.S. バッハ/ベリオ/シュナイダー/コルヴィッツ/ケルツマン/ランダル/ジョビン:ファゴット作品集(クウスクマン) J.S. バッハ/パガニーニ/イザイ:ヴァイオリン作品集(クルマン)

 ラトヴィア、リトアニアとともにバルト三国を形成し、1991年にそろってソビエト連邦から独立したエストニア共和国。彼らの独立はソ連崩壊を導き、その後の世界の歴史を大きく変えることになる。
 エストニアは「旧ソ連諸国の中では、最もよく整備されている国とも言われ、アルヴォ・ペルト、エドゥアルド・トゥビン、ヴェリヨ・トルミスと、ことさら「エストニアの」と説明しなくても人気のある大作曲家が出ていることでも知られる。
 これはそのエストニアの放送局製作のCD。新興国家のレーベルらしく自国の現代音楽をまとめたアルバムが主である。

・・・EVEREST
1CD\1800→¥1390

 ステレオ最初期録音でありながら、いまだにステレオ録音最高の音質と賞賛されるEVERESTの超ド級アイテムたち。
 何かのオーディオの本も、「いい音のCDが聴きたければ妙な最新録音ではなくEVERESTのCDを買っとけ」、というような乱暴なことを書いていたが、それもあながち見当はずれではない。すでに1950年代後半にして録音技術は人類最高の状態を迎えていたのかもしれない。



F


アナログの風合いを感じさせる驚異の高音質リマスタリング
FIRST HAND RECORDS
Shura Cherkassky - The Complete HMV Stereo Recordings The 1956 Nixa-Westminster stereo recordings Volume 1
 「アナログの風合いを感じさせる驚異の高音質リマスタリング」という触れ込みで登場し、その口上に恥じぬすばらしい品質から歴史的録音ファンに絶賛されたFIRST HAND RECORDS
 ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ、チェルカスキー、シッパース、ボールト、グーセンスという、「おや」と思わせるアーティストのセレクション、そしてやはりその丁寧な復刻、美しい装丁がファンの心を捉えた。
 その人気のわりに、1年に数枚しかリリースしないというレア感がまたたまらない。でもあまりに新譜が出ないのでちょっと心配になって、過去のアルバムを特集することに。


リエージュの花
FLORA 超特価セール
1CD ¥2500→¥1990

 一見地味で素朴なつくりなのに、ついつい永く愛用してしまう質の高い家具。腕のいい職人によって作られたものは体になじみ、いつまでも部屋に留まり、いつしか部屋の一部、生活の一部となる。
 素敵な古楽器レーベル、ベルギーのリエージュに本拠地をおくFLORA。
 まさに、このレーベルのCDは、そんなふうに手元に長くおいておくことになってしまうアルバム。
 店主も0102と0302は常に手の届くところにおいていて、個性の強い音楽を聴いた後や疲れが出たときは、ついついこれらを聴いてしまうのが習慣になってしまった。
 どうやら同じように感じる人が多いらしく、最近では新譜がベストセラーの仲間入りをするようになってきた。

 そのスリムで 美しい紙パッケージ。端正で美しい装丁。そしてその演奏。
 FLORAは、ヴァイオリンのフランソワ・フェルナンデス、ヴィオラ・ダ・ガンバのフィリップ・ピエルロ、チェロのライナー・ツィパーリングという 3人のピリオド楽器の名手によって創られた自主制作レーベル。まさしく「職人技」と言っていい、すべてに均整の取れた、隠れた宝物レーベルである。

見逃せない幻のレーベル
Fleur de Son

シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番, 第21番(ローゼンバウム) ショパン/グリーグ/ドビュッシー/モーツァルト/リスト:ピアノ作品集(ペニーズ) J.S. バッハ/ガレス/ヘンデル/D. スカルラッティ:ギター・デュオ作品集(カステッラーニ=アンドリアッチョ・デュオ)
 クラシック・ギター奏者のJoanne CastellaniとMichael Andriaccioによって設立されたレーベルFleur de Son
 端整な室内楽作品を中心に、地道なリリースを続けている。
 ただその名前を聞いたことがある人は珍しいと思う。日本には代理店が存在しないのでずっと幻のレーベルだった。
 それにしても実際に聴いてみると、このレーベル、本当に音楽を愛するものたちが作り上げたところだというのがわかる。こんな素晴らしいアーティストがいたのか、こんな素敵なアルバムがあったのか、と驚きの連続。
 世界はまだまだ広い。

FIRST EDITION
1CD¥2700→¥1990

 米ルイヴィル管弦楽団の象徴、あの「ファースト・エディション・レコーズ」の音源からなる新生「ファースト・エディション・ミュージック」。
 ファースト・エディションのアーカイブから選りすぐられた作品の大半は、伝説的ディレクター、ハワード・スコットによるもの、数多くの世界初録音、24ビットによるリマスタリング、貴重な作曲家自身のコメント、初出のテキストや写真等を特色としている。
 また、「Nonesuch label」より発売されていた貴重な録音の再リリースも含まれる。今回はこの数年に発売されて未紹介のままだったアルバムを追加で紹介します!



GENUIN 特価セール
1CD\2200→¥1890

The Last Recital - David Oistrakh & Paul Badura-Skoda Piano Works played by Caroline Fischer Schumann: Papillons, Op. 2, etc.
 GENUINはピアノから管弦楽まで幅広いジャンルの凝った企画を、高い水準の演奏・音質で発売してきたドイツの中堅レーベル。さわやかでスマ−トな装丁のジャケも人気の一つ。
 清水直子(ベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者)、バドゥラ=スコダ(ピアノ)、飯森範親(指揮)、フリューベック・デ・ブルゴス指揮(ドレスデン・フィル・エディション)、ウィーン・フィルのチューバ奏者で指揮者のワルター・ヒルガース、ウィーン・フィルのハープ奏者シャルロッテ・バルツェライト、日本ではお馴染みのクラウス・シルデ(ピアノ)など多士済済のアーティストが登場。
 マニア心をくすぐるユニークな企画も次々と送り出し、まさに目の離せない旬のレーベルです。



I

ICA
インターナショナル・クラシカル・アーティスツ
1CD\2300→¥1490 / 2CD\3000→¥1990

 ICA - インターナショナル・クラシカル・アーティスツ。
 イギリス・ロンドンのウォータールーに本拠を置き、世界的な著名アーティストを多く抱え、数多くの演奏会を成功させている業界最大手のマネージメントカンパニー。2010 年だけでも、スカラ座のアジアツアーや、ゲルギエフとマリリンスキーによるチャイコフスキー・チクルスツアー、ビシュコフ&WDRのツアーなど、非常に精力的な活動を見せている。
 そのICAがこの2011 年1 月、業界初となるアーティストマネージメントグループ自ら運営するCD/DVDレーベル「ICA CLASSICS」を設立。
 音源はBBC放送やケルンWDR、ボストン交響楽団の過去アーカイブから抽出したもので、一部の音源を除き、そのほとんどが商業リリース初出。
 そしてそれからはご存知のとおり怒涛のリリース。今回はそのICAの最近までの新譜を含む40タイトルほどを超特価でお贈りします。


INA 特価セール
1CD\2200→\1890

 フランス放送局の音源を用いて名演奏家の懐かしい演奏をCD化してくれているレーベル、INA。当然他のレーベルからは出ることのない貴重な音源ばかり。
 アラウとマルケヴィッチのブラームスのピアノ協奏曲第2番、同曲のベスト1演奏にあげたい壮絶なるヨッフムのブラームスの交響曲1番など永遠の名盤を含め、すぐれたアルバムが多い。フランス・レーベルの中でもあまり入ってこないことで知られるINAだが、いまは比較的入りやすい状態。



IPPNW(核戦争廃絶のための国際医師会)
自主制作CD
1CD\2400→\2190

 「核戦争廃絶のための国際医師会」による慈善演奏会の自主制作アルバム。レコ芸でウェルザー=メストの「大地の歌」が紹介されていきなり話題になった。もともとがそういった慈善団体なので商売っ毛はゼロ。
 IPPNW(核戦争廃絶のための国際医師会)の会員であるベルリン在住の小児科医ペーター・ハウバー氏は、バーンスタインやトルトゥリエが核兵器廃絶運動に取り組んでいるのを見て、ベルリンの芸術家たちもそうした活動をできないものかと考えた。そこでカラヤンとベルリン・フィルに対して手紙を出し、世界的な音楽家たちが音楽を通じて世界中に核戦争防止を呼び掛けられないだろうか、と嘆願した。するとそれに対してカラヤンから「自分もそれを目指しているし、あらゆる指揮者がそれを願って活動すべきだ」という内容の返事が来たのだそうである。それをきっかけにベルリン・フィルのメンバーを中心とした「IPPNWコンサート」がフィルハーモニーで毎年開催されることになった。もちろん収入はその慈善団体に当てられ、コンサート費用はスポンサーの支援で、出演料は無料で行われている。ここから出ているCDさえも、その配送はハウバー氏が仕事の傍ら奥さんと一緒にやっているんだそうである。そういった慈善団体の演奏会なので出演者も思わぬ豪華メンバーになっていたりする。
 とういうことでこれらのCDを聴く際に ほんのちょっとでも「核戦争廃絶」について考えていただければ。




K

KONTRAPUNKT
アリアCDセレクション/セール
1CD¥2500→\2090

32020/21
 Kontrapunkt (コントラプンクト)は、デンマークを代表するレコードレーベルのひとつ。いや、その地味ながら堅実なそのレーベル名はいまや世界中で知らぬ音楽ファンはいないかもしれない。中世から現代にかけてのデンマーク音楽、デンマークやその他の国のミュージシャンを起用したドイツ、フランス、ロシア音楽の録音など、レパートリーは多彩。そしてカタログ数も膨大。
 ところがこの最近まったく新譜がない。・・・ひょっとして倒産かと思ったが、そうではないらしい。
 ということで今回はデンマークの誇るKONTRAPUNKTの膨大なアイテムの中から店主が個人的にすごいと思ったものをセレクション。セール価格でお贈りします。 





はまってます。素敵です。
コワンの古楽器レーベル LABORIE
1CD\2,500→\1990

 バロック・チェロの帝王、コワンが生み出したLABORIEレーベル。
 これが今ひそかに話題になっている。・・・というか店主が今一番はまっているレーベル。そしてずっと抜け出せない。

 とにかく1タイトル1タイトルが魅力的。
 実際にいくつか聴いていただけるとすぐに実感してもらえると思うけれど、作品の有名無名を問わず、コワンが大切に大切に生み出したのが肌でわかる、そんな印象深いアルバムばかり。最近はこのレーベルばかり聴いてしまってほかのアルバムになかなか手が出なくて困っている。




M


MD+G
SACD超特価セール
1SACD\3,300→\1,990

その1
その2
(セール初登場アイテム)


 ドイツの老舗レーベルMD+G(エムデー・ウント・ゲー)。
 マイナー・レーベルとしてはCHANDOSやHYPERION、BISに次ぐアイテム数を誇る。ラインナップは室内楽や器楽が中心だったが、最近オーケストラ作品も増えてきている。また録音にもこだわり、”2+2+2”という独自の録音システムで、早くからSACDやDVDオーディオの高音質メディアを採用してきた。
 ただ・・・・このSACD盤の値段が高い・・・・・。アリアCDの扱っているアイテムで一部の自主制作盤など特殊なものは別としても、一枚3千円を超えるものは滅多にない・・・・が、このレーベルのSACD盤は高いものだと通常価格が3300円にもなってしまう。ここまで高いとほとんどの方は買うのを躊躇してしまうだろう。
 ということで今回は、”MD+GのSACDをできる限りやすく・・・”という企画。代理店側の価格では¥3700となっているものもすべてこの価格に強制調整させてます。

 半年ほど前に同じような企画をしましたがしましたがそのときよりもさらに大幅に値下げしました!
 
MD+Gで交響曲を聴く
(・・・安く)
1SACD\3200→¥1990
1CD\2300→¥1790

 少なくとも5,6年前までは独MD+Gは交響曲を頻繁に出してくるレーベルではなかった。
 室内楽や器楽録音に強く、ドイツらしい堅実でしっかりしたアルバムをリリースするレーベルだった。
 しかし・・・おそらくコフマンのショスタコーヴィチの成功で一気に何かが取り払われたのだろう、この数年の交響曲録音リリースには目を見張るものがある。しかもどれも交響曲ファンをうならせる注目盤ばかり。取り上げる曲がMD+Gらしく、さらに演奏家も豪華、そして録音が優秀。そして店主のようなノン・ブランド志向の辺境実力派オケ・マニアにとっては、実力主義のオケ選定がなんとも嬉しい。ヨーロッパの佳き伝統を忘れぬ頑固な職人、という雰囲気がたまらないのである。
 気がついてみたらMD+G、ヨーロッパでも指折りの交響曲レーベルへと転進していた。
 そんなMD+Gのこの数年にリリースされた交響曲アルバムをご紹介しましょう。

活動停止!在庫限り!
極上ヒストリカル・ライヴ録音レーベル
MEDICI MASTERS
1CD\2300→¥1690

 英国発のヒストリカルの雄“BBC LEGENDS”、“Royal Opera House Heritage Series”をその傘下に収めたMedicimediaが興したレーベルmedici MASTERS(メディチ・マスターズ)。
 ケルン放送交響楽団をはじめとする極上ライヴの宝庫WDRのアーカイヴより、蔵出し音源の数々を続々とリリースして大きな話題を呼んできた。
 しかしそのmedici MASTERS、・・・活動停止。
 なので、もし気になるアイテムがあれば、MEDECI MASTERESに在庫があるうちに手に入れておいたほうがいい。
 今回はできる限り手に入れやすいように精一杯のセール価格でお贈りします。1枚でも多く手に入りますように。


MEMORIES
特価セール
1CD¥1,900→¥990
MEシリーズ
MRシリーズ
 風前の灯と思われた歴史的録音レーベルMEMORIES、しかし昨年からレアでありながら超特価の5枚組ボックスシリーズをリリース、空前の快進撃を続けている。
 そしてそれに引っ張られるように過去のアルバムも改めて見直されるようになってきた。
 今回の案内は期間限定セールではない。しかし、ほとんどのものは在庫限定。完売したらなかなか再プレスということはないと思われる。

モスクワ音楽院自主制作盤
(SMC: Moscow State Conservatoire)
1CD\2000→¥1690

Arnold Schoenberg In Russia Chopin: 24 Preludes Vladimir Sofronitsky in Recital

 これまでもときおり単発で発掘しては紹介してきたSMCモスクワ音楽院自主制作盤。一見地味そうに見えて、超有名アーティストが惜しげもなく登場。実は見逃せないアイテムが多い。
 さてそのSMC、気づいたら膨大な数のタイトルになっていたので今回特価セールでご案内。

MYRIOS CLASSICS
 「全ての音楽には始まりと終わりがある」・・・そんな言葉をコンセプトに2009 年に設立されたMYRIOS CLASSICS(MIRIOS はギリシャ語で"無限大"の意)。
 若きレーベル創立者シュテファン・カーエンは幼い頃から音楽に親しみ、常に音楽テープを友として成長、デュッセルドルフでサウンド・エンジニアの技術を学び、並行してロベルト・シューマン大学にて音楽学も究めています(実は日本の某有名ゲーム会社にてサウンドクリエーターとして活躍していたという異色の存在でもあります)。
良い音楽を高音質、高品質のフォーマットでリスナーに届けるためにレーベルを立ち上げたという彼の思いを伝えるために、まず選ばれたのが、ヴィオラの名手タベア・ツィマーマンのソロ・アルバムとアルテ・ムジク・ケルンのアンサンブル・アルバムの2 種類。これらはマニアックなユーザーの耳を存分に満足させるもので、とりわけSACD ハイブリッドで収録されたタベアのヴィオラの艶やかに濡れそぼった音色は、この上ない強いインパクトを与えてくれるはず。
 そして次に大きな話題を呼んだのが、グラモフォン・レーベルから40 枚以上のCD をリリースしてきた世界最高のクァルテットのひとつハーゲン弦楽四重奏団の登場。しかも結成30 周年記念アルバム・・・。
 「納得の音のみをアルバムとして制作する」ため、莫大なリリースは望めないものの完成度の高いアルバムをリリースしてくれそうなMYRIOS、どうやらただのマイナー・レーベルでは終わりそうにない雰囲気。


究極の歴史的録音復刻レーベル
MYTHOS CD-R

MYTHOS
久々新譜登場!
 
MYTHOS
LP、及びそのCD-R
 
★グロリアス・ヘリテッジ・シリーズ特別製作盤
★Legend シリーズ
 
グロリアス・ヘリテッジ・シリーズ
 
<通常シリーズ >
その1
その2
 MYTHOS。アメリカの熱心なマニアが金に糸目をつけず優秀な名盤をCD−R化したレーベルで、価格に直すと天文学的な金額になるという装置を使っているという。とにかくその音の彫りの深さに関しては超一級品。少なくともCDリリースされたもので比較できるものはないとまで言われる。たとえば平林直哉氏の復刻レーベルGRANDSLAMが堅実でまじめな高音質だとすると、このMYTHOSは華やかでゴージャスな音が特徴。非常に外向的な音がする。レコード芸術でもその音質の良さから特集が組まれてきたので皆さんもご存知かもしれない。
 さてそのMYTHOSが大幅に値下げした。そして久々の新譜も登場するようになってきた。



N


NAIVE
その代表的新名盤を
(超特価で)聴く

その1
その2


 フランスの一大レーベルNAIVE。HMの独占体制を突き崩し、いまやメジャー・レーベルなみの規模を誇る。CD業界、もはやこのレーベルを無視してやって行けない。
 そんなNAIVEだが、本格的に巨大レーベルとなったのはこの10年。そこで今回はNAIVEの大躍進を支えた、比較的最近の名盤をご紹介してみます。NAIVEの柱的存在である「古楽系」をあえて外し、NAIVEをインターナショナルで一般的なレーベルへと導いた名盤たち。今見ても燦然と輝いて見えます。もちろんかなりお安いです。
  

要注意!
ただの寄せ集めシリーズじゃない!

Naive Classical Moments
クラシックの時
1CD\1800→¥1290

 すばらしい音源をたくさん抱えながら、案外廃盤になるのが早いフランス最大のレーベルの一つNAIVE。
 そんなNAIVEの素敵な過去の音源を手に取りやすいミッド・プライスでお贈りするシリーズ「Naive Classical Moments」シリーズ。「クラシックの時」とでもいうのか。お手ごろ価格でNAIVE連合の超名演から選りすぐられた音源をお贈りするというコンセプト。
 で、タイトルを見るとオムニバス的なアルバムがいくつかあるので(バロック名曲集とか、ピアノ名曲集とか、結婚式BGM集とか)、「あ、かるーい寄せ集めシリーズね」と流してしまいそうなのだが・・・実はよく見ると、コーエンのモーツァルトのコンチェルトや、アレッサンドリーニのヴィヴァルディ・アルバム、スターバト・マーテル・アルバム、ジュードとエッセールのブラームス、モレッティのロドリーゴなど、このシリーズでしか聴けない名演がいくつも入っている。ロルフ・リスレヴァンの素敵なヴィヴァルディ「マンドリン協奏曲集」もオリジナルのほうは入手困難状態。さらにいまさら紹介するのもお恥ずかしい90年代クラシック界最大の話題盤ビオンディの「四季」も、鬼才シュペリングのモーツァルトやバッハ「マタイ」なども、このシリーズに組み込まれている。
 ・・・この「クラシックの時」、ただの「お手ごろシリーズ」で見逃してはいけないのである。

 ということで再注目の意味も込めて、今回超特価でお贈りします。どうか廃盤になる前に。



NEOS 特価セール
その1
1CD(1SACD Hybrid)¥2300→¥1890
 2007年にスタートした新しいレーベルですが、現代音楽ファンにはもうお馴染のNEOS。
 今回当レーベル初期の名盤をセレクトし、セール価格で提供させていただきます。ベストセラーとなったコンピューター制御ピアノによるクセナキス(NEOS10707)や細川俊夫の協奏曲集第1集(NEOS10716)、4手ピアノ版ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(NEOS20801)、弦楽三重奏版「ゴールドベルク変奏曲」(NEOS30801)、初演時の編成による「英雄」(NEOS30802)なども含まれてます。



O

OEHMS
超特価セール!

 数年前まで日本ではBMGの販売網で販売されていたOEHMS。そのBMGがSONYと合併してしまったため最近はちょっと日陰者的扱いを受けていたが、NAXOSが日本の販売元となったので再び往年のスポットが当てられ、きちんとした在庫管理と流通が為されるようになった。
 ただ数年前のバブリーな頃のOEHMSは本当にすごかった。
 今回はそんなOEHMSの膨大なリストから往年の(と言ってもそんな前ではないが)超名盤を超特価でお贈りします。

ONDINE
エッシェンバッハ・シリーズ
1SACD\2,300→¥1,790

 メジャー系からリストラされた大演奏家の中で最も華々しく復活した指揮者エッシェンバッハが、一番彼らしいひらめきと情熱でもって活動していたのがONDINEだったと断言できる。
 ただその後ONDINE自体がNAXOSに吸収された。そしてエッシェンバッハの新録音は途切れてしまった。その理由などは分からない。もし何らかの理由でエッシェンバッハとの契約が切れてしまったのだとすると哀しい。しかも残された貴重な音源の処遇も気になってしまう。
 そんな状況でのONDINE エッシェンバッハ特集。ある程度の心積もりを持ってどうぞ。



P

〜古楽王国ベルギーの至宝
Passacaille Records 超特価セール
1CD\2,500→¥1890

その2 その1

Passacaille
 ベルギー発の古楽レーベルPassacaille。優れた古楽プレーヤーたちのこだわりのアルバムばかり発売する古楽ファン要チェックの大注目レーベル。とくにバロックから古典派へいたる忘れ去られた時代、作品に強烈なスポットを当て、気づいたら80タイトル近いアイテムがリリースされていた。特に最近は出るもの出るものが魅力的。ここへ来て一気に世界的古楽レーベルとして認知されるようになってきた。
 さらに長いこと入手困難状態が続いていたタイトルも最近少し入手し易くなってきた。今回は久しぶりの超特価セール。


アメリカ PIERIAN
1CD¥2,500→¥1990

モーツァルト:室内楽作品集(モーツァルト・バイ・アレンジメント Vol. 2) プレヴィン/タヴァナー/ホンスタイン/ヘギー/ラフマニノフ:声楽作品集(デイリー) J.S. バッハ/ラヴェル/リスト/スクリャービン/バラキレフ:ピアノ作品集(ニスマン)

 アメリカはテキサスにPIERIANというちょっと変わったレーベルがある。メインは女流奏者バーバラ・ニスマン。それに珍しいピアノ・ロール音源をいくつかと、アメリカ人作曲家、演奏家の歴史的録音を数枚。日本に代理店がないので、国内のショップの店頭に並んだことはない。ただピアノ・ファンの方は良くご存知で、ニスマンのアルバムとかはよく尋ねられて、「取れません・・・」とお断りしていた。
 そのPIERIANがひょんなところから入ることになった。ちょっと貴重なアメリカ・レーベルPIERIAN、今回はこの数年の間に発売になっていたアルバムをご紹介。このレーベル、とてもおもしろいのでごゆっくりどうぞ。

PROFIL名盤ベスト45
超特価セール
1CD¥2400→¥1790

 ドイツPROFIL。ヘンスラーのカリスマ社長だったギュンター・ヘンスラーが独立して設立した会社。お家騒動があったのか、ヘンスラーにのれんだけおいて社長は出て行ってしまったらしい。
 とはいうものの当然それなりの勝算があっての独立だったわけで、PROFILはギュンター氏のこれまでの豊富な経験と人脈を駆使して多様な音源をリリース。わずか数年でドイツを代表するレーベルのひとつに成長した。
 ということで今回大型セール開催。
 数あるタイトルの中から大演奏家のアルバムに的を絞りながら45の名盤をセレクションしてみました。どうぞお見逃しなく。

profilレーベルの隠れた魅力
その室内楽アルバム
1CD\2400→\1890

 ドイツのprofilレーベル。HANSSLERの創始者だったギュンター・ヘンスラー が興したレーベル。
 ヴァントに始まりテンシュテット、シノーポリ、さらにはシューリヒトやカイルベルト、コンヴィチュニー、ジュリーニ、コンドラシン・・・、もう数え上げればきりがない貴重な歴史的録音をリリースしてきた。誰もが何らかの形でこのレーベルのアルバムのお世話になっているのではないだろうか。
 しかしそのprofil。実はそうしたものすごいオーケストラ録音の陰に隠れるように、素敵な室内楽録音が多数存在する。それらの質は非常に高いのだが、あまりにもすごいオケ・アルバムの前で目立たず、話題に上ることも少ない。
 今回はそんな、埋もれさせておくには惜しいprofilの室内楽(&ちょっぴりピアノ)アルバムをご紹介します。



Q

QUARTZ ベスト40
超特価セール
1CD-R¥2,400→¥1,990

 「sound with vision」というこだわりを持つイギリスのレーベルQUARTZ。
 http://www.quartzmusic.com/のサイトを見ていただいてもお分かりのとおり、音質にも演奏にもレパートリーにも装丁にもこだわる一級のレーベル。
 ところがCD-Rを使用しているため、日本のショップではどういうわけか敬遠されてしまって店頭などで見ることはほとんどない。そのカタログには、ムローヴァの旦那でありカリスマ的人気を誇るマシュー・バーリーの近現代系アルバム、エシュパイ編曲の「ゴールドベルク変奏曲」、店主イチオシの指揮者オーウェン・アーウェル・ヒューズによるブラームスの交響曲全集、ギドン・クレーメルも登場するラトヴィア音楽集、天才アレクサンドル・コブリンの知られざるブラームス・アルバムなど魅力的なものがたくさん潜んでいるのに、である。またこのレーベルは美形アーティストにこだわるところがあることでも知られていて、ジャケットを見ても男女問わずおしゃれな演奏家がいろいろ顔を出す。ルース・パーマー、クリスティーヌ・ブラウマネ、クセーニャ・バシュメット、イローナ・ドムニチなど美しきミューズたちの演奏はとくに注目。
 今回はそのQUARTZレーベルの最近4,5年のアルバムから、とくに人気が高いものを40タイトルほどチョイス。特価セールでお贈りします。



R


まさに百花繚乱的廉価盤
REGIS
1CD¥950 2CD\1500

その3
その2

その1

 他社の音源のライセンスを取って、自社で安くリリースするという商法がこれからクラシック業界ではさかんになると思われるが、英レジスはまさにその典型。
 廃盤や活動を停止したレーベルの音源を、ライセンス契約により取得、この低価格でリリースすることに成功した。取得レーベルはさまざまだが、なかにはあっと驚くようなめずらしい音源も入っている。同様の形態を持つブリリアント(ジョアン)の音源からもライセンスを取得したり、他のレーベルとリリースが競合する音源があったりと、今後この分野での状況は複雑になってきそう。しかも貴重な歴史的音源があったり、最新録音があったりと内容はまさに百花繚乱(玉石混交?)。
 ということでREGIS、膨大なカタログになりますが、宝物探しのような気持ちで見ていただければ。

RELIEF 超特価セール
その1
1CD\2,300→¥1,690

 スイスの老舗レーベルRELIEF。
 他のスイスのレーベルがお国モノの作品やフランス系の作品を熱心に取り上げるのに対し、このRELIEFの路線はかなり独自。これまでもトスカニーニやニコラーエワ、ホルショフスキーなどの音源を引っさげてファンを狂喜させてきた。ニコラーエワ、ホルショフスキーのものは廃盤になってしまったが、トスカニーニとオペラ・ヒストリカル・シリーズ、そしてフェドセーエフの最新録音が最近の「柱」である。とくにメジャー・レーベルの属さない巨匠フェドセーエフの最新録音が聴けるというのもこのレーベルならでは。
 ただ・・・そのフェドセーエフの最新録音も2011年の春から止まったまま。ちょっと心配だったりする。なので今回は万一に備えてのセール。
 今回はフェドセーエフ特集。

RUSSIAN DISC
1CD\1800

 15年ほど前はロシアを代表するレーベルといっていいほどに幅を利かせていたRUSSIAN DISCだが、ここ10年ほどは「存在するらしいが、まあいいか」というような位置づけに甘んじていた。
 あれから状況が一変した、とはいわないが、この数年で興味深いアルバムが登場している。そしていよいよ新譜もコンスタントに登場するようになってきた。毎回紹介するたびに大きな反響を得るRUSSIAN DISC。この調子でがんばってほしい!



S

新生ガーディナー・レーベル
Soli Deo Gloria SDG
1CD\2,400→\1890
2CD\3,400→\2890

 DGのアルヒーフをリストラされたガーディナーが一念発起、自身のレーベルSDGでかつての全盛期を思わせる精力的な録音活動を続けている。
 まずはなんといっても彼自身のライフワークともいうべきバッハのカンタータ・シリーズ。
 そしてその異端のカップリングから話題を呼び、さらにへんてこりんな演奏でも話題を呼んだブラームス交響曲チクルス。
 さらに2002年にロンドンで行われたモーツァルトのライヴもなかなか刺激 的。
 まだまだ進化を続けるガーディナーの「いま」の姿を生々しくとらえた同レーベルの録音、一聴の価値あり。

ソナーレ・アートオフィス

 
 素敵な活動をしている音楽事務所を見つけた。
 ソナーレ・アートオフィス。
 クラシック音楽を中心に、アーティスト・マネージメント、海外アーティスト招聘、コンサート・音楽イベント・音楽祭などの企画・制作をしながら、ライブ、セッションを問わず録音プロデュースも行い、自主制作的CDもどんどんリリースしている。
 まさに音楽好きの理想とも言えるオフィス。
 リリース・アルバムは過去の新譜案内で紹介していたものもありますが、これから少しずつ詳しく紹介していこうと思っています。

米Spectrum Sound
 アメリカSpectrum Sound。
 世界の名だたる再生装置を用いて高水準のLPをCD化(ジャケットには詳細な機種紹介と写真まで掲載されていた)。さっそくデモCD-Rを聴かせてもらったが、こぼれ落ちそうな太くてズンズン響く音がたまらない。


SWEDISH SOCIETY 特価セール
1CD\2400→\1990

アルヴェーン:バレエ音楽「山の王」 Op. 37 (マルメ響/リューブラント) コック:オクスベリ・トリロジー(抜粋)/インパルシ・トリロジー(ストックホルム・フィル/ヴェステルベリ)

 スウィーディッシュ・ソサイエティ・ディスコフィルは、1940年代にハンス・ペーテル・ケンペが義理の兄弟で電子工学技師のマーク・ブルンベリと共同で創設した、高品質録音をモットーとするレーベル「Discofil」に端を発する。
  新興勢力であるBISとはまたちがった、スウェーデンらしい個性をもった老舗レーベル。スウェーデンの大作曲家たちの貴重な作品の録音や、歴史が長いだけあって往年の名演奏家たちの録音も見つけることができる。最近シリーズ化されている「パウル・マギ&ウプサラ室内管弦楽団」の録音も見逃せない。
 ただ北欧マイナー・レーベルの宿命か、日本に入ってくる機会はあまり多くない。今回そのSWEDISH SOCIETYの現在入手可能性のある全タイトルをセール価格でお贈りします。



T


TRANSART特価セール
1CD\2200→¥1790
その1
その2
 実力派の人気ピアニストを多数擁し、おしゃれな装丁と雰囲気で一躍人気レーベルとなったフランスTRANSART。
 一昔前までは国内代理店MERCURYによって日本語解説書つき国内盤として発売されていたが、代理店が代わり、通常の輸入盤として入るようになった。なので価格だけでみると¥1000近い大幅な値下がり。
 フランスの高雅な香り漂うTRANSART、この機会にどうぞ。・・・ただしかなり廃盤のアイテムが増えてきているのでご容赦ください。




U

米VOX

その1

 
その2
 

その3
シューベルト:室内楽作品集 - 弦楽三重奏曲 D. 581/二重ソナタ D. 574/3つのヴァイオリン・ソナチネ(ベラルテ弦楽三重奏団/パウク/フランクル) The Classical Novaes Music for Glass Harmonica
 過去に特集するたび大きな反響を得るアメリカVOX。独自のレパートリー、思わぬ大演奏家、水準以上の演奏、低価格・・・とその魅力は尽きない。が、多くの方は数十年前に日本でも多く出回った素朴な装丁のレコードに対する憧憬の思いを胸に抱いているのかもしれない。
 さてそのVOXの特集、今回は現地在庫のあるものをリスト・アップしてもらって、過去に案内していなかったものを徹底紹介。




メジャー・レーベル
国内盤関係


お待たせしました!2年ぶりの再プレス!!!
不滅のバック・ハウス1000(全30タイトル)
各1枚\1000 2枚組\2000 限定盤

ヴィルヘルム・バックハウス - ベートーヴェン:悲愴・月光・熱情 ヴィルヘルム・バックハウス - ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 ヴィルヘルム・バックハウス - バッハ・リサイタル
 ようやくの再プレス!ユニバーサル、なぜかバックハウスの録音にはなぜか冷たく常時発売を継続してくれない。4,5年に一回、こういう形で限定発売するのみ。なのでアリアCDもいつも在庫を少し多めに取ることになる。
 いまさらながら、「鍵盤の獅子王」と呼ばれたバックハウスのドイツ・ピアノ音楽に金字塔を打ち立てた不滅の名盤。

ドイツ・グラモフォン
レギュラー・プライス新譜
2010年編
1CD¥2,200→\1590

 2年前の2010年に発売されたドイツ・グラモフォンの新譜。なかでもバリバリの新録音、及び初出の旧録音ということで新発売されたレギュラー・プライス・アルバムをご紹介します。
 とくに期間限定ではありませんが、メジャー・レーベルとはいえ廃盤になるものも多いですのでご注意ください。価格は・・・安いです。

SONY
CLASSICAL MASTERS
BOX SET 新作9タイトル

 初回限定のためいつも早々と完売して大騒ぎとなる、悪名高きSONY CLASSICAL MASTERS BOX SET シリーズの新作が登場。
 今回の新譜は、東京クヮルテット、若かりしドミンゴ、ルドルフ・ゼルキン、リチャード・ストルツマン、エミール・ギレリス、バーンスタイン、アンドルー・デイヴィス、ユージン・オーマンディ、ジュリアード弦楽四重奏団。どうぞお早めに。


SONY CLASSICAL
ソニー・ヴィヴァルテ・ボックス・シリーズ
第2回10タイトル

 ソニー・クラシカル内に古楽専門レーベル『VIVARTE-ヴィヴァルテ』シリーズ。90年代にはメジャー・レーベル最大最高の古楽レーベルとして君臨しました。ただその後SONYレーベルの沈滞とともに消滅。その輝かしい録音も多くが廃盤となっていました。しかしここへきてようやくSONYレーベルに再び活気が出てくるにおよび、そのVIVARTEの音源が日の目を浴びることに。しかもお得なボックス仕様で。
 今回はその第2回。バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、モーツァルトといった同レーベルの人気を支えたアイテムがごっそり登場。

グレン・グールド
生誕80年&没後30年
アニヴァーサリー・リリース

 グレン・グールド生誕80年・没後30年アニヴァーサリー・リリース。
 グールドがソニー・クラシカルに残した全スタジオ録音が20巻で登場。


EMIジャパン
クラシック名盤999
1CD\999

第1期
第2期
 閉塞状態の国内メジャー・レーベルだが、風前の灯と思われた EMI JAPAN のクラシック部門がなかなか色気のあるシリーズを出してきた。
 1枚で¥999・・・という値段はさておき、最近輸入盤でも入手困難だったちょっと古めの録音を中心にいろいろと復活させてくれるらしいのである。
 アナログ録音原盤では最近のリマスター音源から制作、しかもアビイ・ロード・スタジオなど海外のエンジニアによるリマスタリングが施される。
 さらにオリジナル・カバーをできる限り復活させてくれるとのこと。
 今回紹介するのはチェリビダッケとベルグルンド。まだまだこれからどんどん続くらしい。
 ・・・ただし・・・。
 「またかよ」と怒られそうだが、今回のシリーズも「限定盤」。早いものは瞬時に完売することも考えられる。お目当てのものはどうかお早めに。

特別限定新譜
キング・レコード
【没後50年記念企画】
ブルーノ・ワルター至高の遺産シリーズ

 ブルーノ・ワルター至高の名演を、復刻技術に定評ある仏ターラ社の正規盤から選び抜いたファン待望のベスト・コレクション・シリーズ。国内初出音源多数。お求めやすい価格なのもうれしい。
 今回は残念ながら特別限定プレス。すぐに売り切れるものも出てくると思うのでお目当てのものはお早めに。






ボックスもの

 とにかく最近は気の遠くなるようなボックスものが次々と現れる。そして制作上の理由からほとんどの場合初回限定生産である。完売するたびにそれらはオークションでとてつもない価格で取引されることになる。どうかそうなる前に。
 完売の際はどうかご容赦くださいませ。


PREISER
「ウィーン放送交響楽団ライヴBOX」
RSOCD 3156 (24CD-BOX)\38000→\28990
ウィーン放送交響楽団のあゆみを大量のライヴ音源で辿るセット、ド・ビリー、マイスターら歴代首席指揮者の他グルダ、オイストラフ、バーンスタイン、ギーレンの貴重な音源も収録!


限定生産
ユニバーサル マーキュリー・ボックス第2巻
MERCURY LIVING PRESENCE〜Collector's Edition Vol.2
(55CD)\14000→\11990

 録音史上最高の音質のひとつといわれるマーキュリー・リヴィング・プレゼンス・シリーズ。いい音質のものを買いたければマーキュリーを買え、と言われたいまだに伝説のシリーズ。
 そのマーキュリーの代表的名盤を一挙50枚集めて超特価価格でお贈りしようという太っ腹企画第2弾。第1弾はすでにメーカー完売。 
 今回も完売は時間の問題と思われる。お早めに。



韓国SONYBMG
ジョージ・セル・エディション
(49CD)\18000→\16990




 


韓国ユニバーサル/カラヤン
70〜1970年代ドイツ・グラモフォン・レコーディングス
(88CD)\37000→¥34990




ロイヤル・コンセルトヘボウのアンソロジー新刊
第7集 2000年−2010年

 ヤンソンス、シャイー、ハイティンクら歴代シェフによる
未発表音源、ブロムシュテット、ベルグルンドら多彩な客演陣、
ハーディング、メッツマッハー、ホリガーも登場

 ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラのアンソロジー新譜第7巻。今回はいよいよ2000年−2010年・・・つまり「現在」。これで完結ということになるのか。
 完全限定盤で完売したら二度と入らない。いつも完売した後でとんでもない価格でオークションで出てくる貴重セット。どうかお早めに。
 
ウエストミンスター・レガシー Vol.2
オーケストラル・レコーディングス・コレクション
DG40030(65CD)\23000→\21590
 1949年にニューヨークで創立され、短期間に綺羅星のごとく名録音の数々を残したウエストミンスター・レーベル。ウエストミンスターといえばやはり「室内楽」というイメージが強い。しかしオーケストラ録音もそれら室内楽録音に劣らぬ高い人気を誇っていた。
 クナッパーツブッシュ、モントゥー、ロジンスキー、シェルヘン、ボールトたちがミュンヘン・フィル、ウィーン国立歌劇場管弦楽団やロイヤル・フィルを指揮し、ピアノ協奏曲ではハスキルやバレンボイムが顔を出し、豪華なレパートリーを形成していたのである。CD時代に入ってからはMCA、ビクター、ユニバーサル、そのほかにもいくつかのレーベルから出てきたが、定評ある韓国ユニバーサルからこれだけの規模でこの膨大な音源を一気にボックス化してくれたのは本当にありがたい。
 

ドイツ・グラモフォン
《ウィーン・フィル・シンフォニー・エディション》
DG 4790718(50CD)\12000→\9990

 

 世界の音楽ファンの心をつかんで離さないウィーン・フィルの名演を厳選!
 ウィーン・フィルの演奏による豪華交響曲BOX.。13人の作曲家による95の交響曲を収録しています。
 モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスは交響曲全曲を収録。クライバーのDG録音全てを収め、その他、アバド、バーンスタイン、ベーム、ジュリーニ、カラヤン、レヴァインなどドイツ・グラモフォンを代表する指揮者たちによる名演が厳選された50枚。今まで入手困難だったものも多数復活しています。
 

イタリア・ユニバーサル
リスト・コレクション 16枚組\4800

 ユニバーサルの誇る音源から16枚に編集された「リスト・ボックス」。
 ベルマン、リヒテル、ボレット、アラウ、マガロフといった巨匠に混じって、イタリア・ローカルで発売されて話題になったバリーニの録音も混じっていたりして(ポリーニじゃなく)ユニークな側面も。
 

EMI アルフレッド・コルトー 40枚組大全集
アニヴァーサリー・エディション限定盤

CZS-7049072 (40CD)\10000

 20世紀前半のフランスを代表する巨匠、コルトーの没後50年企画を記念して40枚組大全集が登場!
 ピアノでロマンティックでファンタジックな詩情を語った類まれなピアニストの貴重な音源を、フランスEMIによる完全リマスター(コルトーの弟子であったJohn Guthrie Luke監修)でお届けします。
 EMIに初登場の音源も収録!ブックレットには写真も多数掲載。
 

韓国SONYBMG
ブルーノ・ワルター・エディション
(39CD)\12000→\9990

 どういうわけかリリースされてもすぐに廃盤の憂き目に遭うワルターのアルバム。買いたいと思うたびにさまざまなシリーズのさまざまなカップリングのアルバムを買うことを余儀なくされる。
 そんな継続的飢餓感の中、韓国SONYがまたすさまじいボックスをリリース。音質も期待できそう。
 

ヴァン・クライバーン
 コンプリート・アルバム・コレクション
RCA (28CD+DVD)\15000→¥13990

 RCAからこれまでに発売されたクライバーンの全録音を一つのボックスに集成したもの。
 クライバーンにとってのデビュー盤となった1958年の記念碑的なチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番にはじまり、ライナー/シカゴ響、ユージン・オーマンディ/フィラデルフィア管らと共演したベートーヴェンからラフマニノフに至るピアノ協奏曲の数々、お得意のショパン、ブラームス、ドビュッシーなどロマン派のピアノ作品集、アンコール小品集、そしてRCAへの最後の録音となった1977年のブラームス・アルバムにいたるまで、クライバーンの約20年の演奏の軌跡をたどることができます
 


ワーグナー・ボックス総ざらえ

SONY 40枚組CDボックス \8400 新譜
OPUS ARTE 25枚組DVDボックス \18900 新譜


 アニバーサリーで続々ボックスが出てくる。やはりその存在は偉大である。・・・ワーグナー。
 そして今週ついにSONYから40枚組CD、そしてOPUS ARTEからもDVDボックスが登場。


初回限定盤
ユニバーサル/ドイツ・グラモフォン
モーツァルト Mozart 101
DG (55CD)\12000→¥10990

 モーツァルトの名曲を、名門DG&アルヒーフ・レーベルの名演ばかりで収録した、モーツァルトをとことん味わい尽くすことができる55枚組ボックス。
 DG111 のシーリーズと同様の立方体紙製外箱の中にオリジナル・デザインの紙ジャケットに1枚ずつのCDを封入。140ページのブックレットには録音セッション写真なども多数掲載された仕様です。

フィリップスの名演から選ばれたBEST BOX
PHILIPS 名選集BOX〜PHILIPS 55
(55枚組)\12000→\9990

 1950年に設立されたフィリップス音楽部門。DGやDeccaなど並ぶ名門レーベルとして、メンゲルベルク、ベイヌム、ハスキル、アラウ、グリュミオー、ブレンデル、アルゲリッチ、マリナー、ハイティンク、ブリュッヘンなど名アーティストたちの名演奏が録音されました。
 このボックスでは、フィリップスの名録音をとことん味わい尽くすことができる55枚分を収録したもの。
 元フィリップスA&Rのエッセイなどを含む貴重なブックレット付。フィリップス・レーベルは現在はDeccaとして再発売されていますが、商標上現在は使用できない「PHILIPS」ロゴマークが、このボックスのそれぞれのCDを収めた紙ジャケットには特別に復刻されています。複雑な心境ではありますが、これが「PHILIPS」ロゴの新製品を見る最後になるのでしょうか・・・

初回のみの完全限定生産
ユニバーサル大型ボックス企画
アルヒーフ・ザ・オール・バロック 50CDボックス
(50CD)\12000

 『アルヒーフ』は音楽史の専門レーベルとしては最も古い歴史を誇るレーベル。
 今回の大型ボックスは,その「アルヒーフ」の膨大な音源の中から、オリジナル楽器による名演奏によるデジタル録音のものを中心に、バロック音楽の名曲の数々を網羅したお買い得価格のセット。
 初回のみの完全限定生産ボックスなので、どうかどうかお早めに。

Decca
ショルティ生誕100年記念
ショルティ&デッカ専属契約50周年
大型ボックス・5タイトル

 ショルティ生誕100年記念。まさかこんなに大きな扱いをしてくるとは思わなかった。最近は生前に比べて一気に注目度が下がってしまって、「ショルティだってすごかったんだよ」と声を大にして言いたいと思っていた店主にしてみれば、不思議な感覚。でもまあそれだけ多くの人が実はショルティのことを愛していたということか。
 さて、前回の韓国ユニバーサルの53枚組、さらに「指環」セットに続けといわんばかりに、すさまじいボックスが本家ユニバーサルから5つも登場。ワーグナー、ヴェルディ、R・シュトラウス、モーツァルト、そしてバルトーク!


ゲオルク・ショルティ
 ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」
(特別限定版)

(17CD+特典)\28000→\25990



 レコード史上に燦然と輝く金字塔。
 ショルティが1958年から65年にかけて完成させた、史上初の「ニーベルングの指環」全曲録音。歌手、オーケトラ、演奏、録音、等全てにおいて、録音から半世紀たった現在でも最高の永遠の記録です。

韓国ユニバーサル
ショルティシモ 2〜ショルティ 1970年代
デッカ・レコーディングス
DN 0015(53CD+5DVD)
\16500→\13990

 精巧で華麗な装丁。韓国のCD製作技術はいまや世界に誇る精度を持つようになっているが、その価格は恐ろしく安い。
 2,3年前から市場をにぎわしている韓国製のメジャー・レーベル・ボックス、今回はショルティが登場。なんと53枚組CDに5枚組DVD。旺盛な録音活動を行っていた1970年代のショルティ。そのオペラを除く録音を集めるとこの量になるのかと改めて驚く。
 さて、その人気の高さから発売前に完売することが多くなってきている韓国製ボックス。

韓国SONYBMG
MASTERWORKS HERITAGE
ヘリテージ・シリーズ限定ボックス
(28枚組)\9000→\7990

 高品質、且つ好セレクションのボックスものを次々とリリースしてくる韓国SONYBMG。背後にはかなりのクラシック通がいるらしいが、今回もすばらしいセットを出してきた。
 数年前にリリースされてファンから高い評価を受けつつ、いつの間にか立ち消えとなってしまったSONY の「ヘリテージ・シリーズ」。SONYの歴史的録音の優秀復刻シリーズだったのだが、今は見かけることも少ない。
 今回のボックスはそんな人気シリーズからCD28枚分をセレクトしてボックス化したもの。相変わらずセレクションが心憎い。
 そして韓国製なので今回もかなり豪華な装丁になっているはず。

SONY
マレイ・ペライア
40年の軌跡 アニヴァーサリー・ボックス
(68CD+5DVD)\16990

 
 世界最高のリリシズムを紡ぎだすピアニスト、マレイ・ペライアの40年の軌跡を封じ込めた超豪華アニヴァーサリー・ボックス登場。 68枚のCDと5枚のDVDを収録した、現状考えられる限り最大のセット。

SONYBMG
クラシカル・マスターワークス
30枚組・名曲名作セット
\4500

 クラシックビギナーにもおすすめのお買い得30枚組ボックス。
 時代を超えて愛され続けるバッハ、ワーグナー、ベートーヴェン、モーツァルト等の30人の大作曲家の人気の高い名曲を、作曲家ごとに厳選収録した30枚組ボックスです。
 アルテ・ノヴァ・レーベルのデジタル録音音源を使用し(一部RCA音源を使用)、ヴァント、ジンマン、カラヤン等の名演を収録。クラシック音楽の尽きることのない深い感動の世界を満喫させてくれる名曲コレクションです。

SONY グレン・グールド
バッハ・エディション
(38CD+6DVD)\22000→\19990

グールドの録音の中でも最も大きな割合を占めるバッハの録音。録音史におけるバッハ演奏の金字塔として、没後30年が経った今もその独自性と魅力を失っていません。この44枚組のボックス・セットは、グールドの生前にコロンビア〜CBSからLP発売されたバッハ作品の全アルバム(CD30枚分)を初出LPのカップリングおよびデザインによる紙ジャケット仕様で再現するのみならず、没後に発売されたライヴ録音を含むさまざまな演奏やアウトテイクス、バッハ作品についてのインタビューを完全網羅。さらに最晩年のブルーノ・モンサンジョン制作による伝説的な「ゴールドベルク変奏曲」の演奏映像を含むDVDにして6枚分の映像も収録され、グールドがバッハに関して残した足跡が集大成されています。



若きカラヤンの軌跡 ボックス2タイトル


ECHOS
クラシック・カラヤン・ボックス/Klassik Karajan Box
1937〜1948年のカラヤン音源
ECHO039-2 (10CD)\2600



 若いときのカラヤンの音源を集めたボックスなら先日MEMBRANから「1938-1960までの録音コレクション」という117枚組\17000のものすごいセットものが出たばかり。
 今度のボックスは10枚組でこのお値段。内容はかなり重複してるけれど、こちらのほうはなかなか選曲がグッド。有名大作をいい感じでチョイスしてる。ECHOSなんてまったく聞いたことがないレーベルだけど、ポップス系のボックスものをリリースしてきた会社らしい。ただ音質についてはMEMBRANとそう変わらないのではないかと思われる。
 でもこちらのほうはMEMBRANに収められなかった1942年のトリノRAIとのモーツァルトが入ってる。これは今入手が難しいので、ここで手に入るのならちょっとうれしい。
 

MEMBRAN
カラヤンの1938-1960までの
録音コレクション!

(117CD)\17000


 カラヤンの1938-1960までの録音コレクション! 117枚組CD  40ページ・ブックレット
 MEMBRANなので早めに完売してしまう可能性あり。



profil ヴァント・ボックス3タイトル
超特価セール

 ヴァント・ファンならもちろんここ数年、新興レーベルのPROFILが怒涛の勢いでヴァントの放送音源をCD化しているのをご存知と思う。
 とくにベルリン・ドイツ交響楽団とのライヴだけを集めた8枚組のボックス、ミュンヘン・フィル・ボックス、ベルリン・ドイツ交響楽団ボックスの第2弾は、その内容のすさまじさにヴァントの音源にある程度慣れていたはずのファンですら驚愕した。
 そして今回さらに「ハンブルク北ドイツ放送交響楽団ライヴ集成」が新譜として登場。これにあたって、過去3つのセットを超特価でお贈りすることにしました。
 いずれも押さえておいてほしいヴァントの魅力を最大限に感じさせてくれる画期的な内容です。

美しいメロディの宝庫
ニルス・ウィルヘルム・ゲーゼ
交響曲全集&ヴァイオリン協奏曲
BIS (5CD)\5000→¥3590

 美しいメロディの宝庫。 ゲーゼ交響曲全集。
 北欧音楽の父ニルス・ゲーゼ(ガーデ)(1817-1890)は交響曲を8篇も手がけたシンフォニストでもあった。
 全篇に甘口のメロディがあふれ、メンデルスゾーン風の爽やかなロマンからグリーグを予感させる郷土色や透明な叙情まで予想以上に多彩な内容を持つ逸品ばかり。
 父ヤルヴィの滋味あふれる演奏も聴きもの。
 ヴァイオリン協奏曲も冒頭から透明で美しいヴァイオリンの音色が登場して胸を打つが、バックをパーヴォ・ヤルヴィが務めているのも注目。
 その現在手に入るゲーゼの全集セットの中でも最高のアルバムを超特価でご紹介します。


異端の北欧の作曲家
ラングストレムの芸術
交響曲全集
(3CD)\4500→¥2790


 テューレ・ラングストレム(Ture Rangstrom、1884年11月30日 - 1947年5月11日)はスウェーデンの作曲家。正規の音楽学校には入学しないで独学で音楽を習得した。長くスウェーデンの新聞で音楽評論を担当し、ペッテション=ベリエルと同じような経歴をたどったが、ラングストレムのほうが急進的。20世紀になってスウェーデンにモダニズムをもたらした最初の世代に属するとされる。
 その特異ともいうべき4つの交響曲。特価でお贈りします。演奏は父ユロフスキ。手堅く抜かりなく、この埋もれた交響曲群を見事に表現している。これから先この全集を録音してくれる奇特な人がどれだけ現れるかわからないが、この録音があればまずは満足。


これぞ北欧ロマン
ペッテション=ベリエルの芸術
管弦楽曲作品全集
(5CD)¥11000→¥4590


 他のスカンジナヴィア諸国と比べて影の薄いスウェーデン音楽だが、スウェーデン生まれのペッテション=ベリエルはそのロマンティックな作風もあって人気が高い。今回紹介するCPOの交響曲全集もリリースされて7年間、ずっとベストセラーを続けている。
 彼はストックホルムでオルガンを学んだ後若くしてドレスデンで作曲を学び、帰国してからは「これぞ北欧ロマン」という抒情性を前面に押し出す作品を作りつづけた。どちらかというとピアノ小品や民謡風の歌曲で知られているペッテション=ベリエルだが、5曲の交響曲や4曲のオペラなど大曲も数多く作っている。
 CPOでは早くからペッテション=ベリエルのシンフォニー全集録音に着手していた。これは20世紀北欧の誇る偉大な録音全集セット。今回その人気の全集ボックスを過激な超特価でお贈りします。






在庫限定セール

残り3セット
初回プレスの新品発掘
TESTAMENT
カイルベルト&バイロイト
《ニーベルングの指環》全曲
19枚組アナログ・LPボックス ¥79900

 『カイルベルト&バイロイトの55年「リング」全曲ステレオ録音のアナログ19枚組』。
 CDよりも鮮明に当時の空気を描き出すといわれているこのLP全曲BOXは、世界で限定1,000セットのみ発売された。この1,000セットという数も、採算を度外視し、スタンパーを最高クオリティで保てるだけの数ということで決定されたという。
 装丁も、4つのオペラそれぞれが個別のBOXにもちろんLPサイズの解説とともに収められ、その4つの箱がシリアル・ナンバー付きのハード・ケースに収められるという豪華版。
 その後1000セットは即刻完売して、どうやら2回目のプレスも行われたという噂を聞くが、今回発掘したのは堂々の初回プレス在庫。
 さらに今回は発売当時特典販売された「ジークフリート最終面=11枚目のB面」テスト用片面プレス・アルバムを付録として付ける。




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