アリアCD特集紹介
|
マイナー・レーベルA
B
C
D
E
F
G
|
ICA - インターナショナル・クラシカル・アーティスツ。 イギリス・ロンドンのウォータールーに本拠を置き、世界的な著名アーティストを多く抱え、数多くの演奏会を成功させている業界最大手のマネージメントカンパニー。2010 年だけでも、スカラ座のアジアツアーや、ゲルギエフとマリリンスキーによるチャイコフスキー・チクルスツアー、ビシュコフ&WDRのツアーなど、非常に精力的な活動を見せている。 そのICAがこの2011 年1 月、業界初となるアーティストマネージメントグループ自ら運営するCD/DVDレーベル「ICA CLASSICS」を設立。 音源はBBC放送やケルンWDR、ボストン交響楽団の過去アーカイブから抽出したもので、一部の音源を除き、そのほとんどが商業リリース初出。 そしてそれからはご存知のとおり怒涛のリリース。今回はそのICAの最近までの新譜を含む40タイトルほどを超特価でお贈りします。 |
フランス放送局の音源を用いて名演奏家の懐かしい演奏をCD化してくれているレーベル、INA。当然他のレーベルからは出ることのない貴重な音源ばかり。 アラウとマルケヴィッチのブラームスのピアノ協奏曲第2番、同曲のベスト1演奏にあげたい壮絶なるヨッフムのブラームスの交響曲1番など永遠の名盤を含め、すぐれたアルバムが多い。フランス・レーベルの中でもあまり入ってこないことで知られるINAだが、いまは比較的入りやすい状態。 |
IPPNW(核戦争廃絶のための国際医師会) 自主制作CD 1CD\2400→\2190 |
「核戦争廃絶のための国際医師会」による慈善演奏会の自主制作アルバム。レコ芸でウェルザー=メストの「大地の歌」が紹介されていきなり話題になった。もともとがそういった慈善団体なので商売っ毛はゼロ。 IPPNW(核戦争廃絶のための国際医師会)の会員であるベルリン在住の小児科医ペーター・ハウバー氏は、バーンスタインやトルトゥリエが核兵器廃絶運動に取り組んでいるのを見て、ベルリンの芸術家たちもそうした活動をできないものかと考えた。そこでカラヤンとベルリン・フィルに対して手紙を出し、世界的な音楽家たちが音楽を通じて世界中に核戦争防止を呼び掛けられないだろうか、と嘆願した。するとそれに対してカラヤンから「自分もそれを目指しているし、あらゆる指揮者がそれを願って活動すべきだ」という内容の返事が来たのだそうである。それをきっかけにベルリン・フィルのメンバーを中心とした「IPPNWコンサート」がフィルハーモニーで毎年開催されることになった。もちろん収入はその慈善団体に当てられ、コンサート費用はスポンサーの支援で、出演料は無料で行われている。ここから出ているCDさえも、その配送はハウバー氏が仕事の傍ら奥さんと一緒にやっているんだそうである。そういった慈善団体の演奏会なので出演者も思わぬ豪華メンバーになっていたりする。 とういうことでこれらのCDを聴く際に ほんのちょっとでも「核戦争廃絶」について考えていただければ。 |
KONTRAPUNKT アリアCDセレクション/セール 1CD¥2500→\2090 |
Kontrapunkt (コントラプンクト)は、デンマークを代表するレコードレーベルのひとつ。いや、その地味ながら堅実なそのレーベル名はいまや世界中で知らぬ音楽ファンはいないかもしれない。中世から現代にかけてのデンマーク音楽、デンマークやその他の国のミュージシャンを起用したドイツ、フランス、ロシア音楽の録音など、レパートリーは多彩。そしてカタログ数も膨大。 ところがこの最近まったく新譜がない。・・・ひょっとして倒産かと思ったが、そうではないらしい。 ということで今回はデンマークの誇るKONTRAPUNKTの膨大なアイテムの中から店主が個人的にすごいと思ったものをセレクション。セール価格でお贈りします。 |
はまってます。素敵です。 コワンの古楽器レーベル LABORIE 1CD\2,500→\1990 |
バロック・チェロの帝王、コワンが生み出したLABORIEレーベル。 これが今ひそかに話題になっている。・・・というか店主が今一番はまっているレーベル。そしてずっと抜け出せない。 とにかく1タイトル1タイトルが魅力的。 実際にいくつか聴いていただけるとすぐに実感してもらえると思うけれど、作品の有名無名を問わず、コワンが大切に大切に生み出したのが肌でわかる、そんな印象深いアルバムばかり。最近はこのレーベルばかり聴いてしまってほかのアルバムになかなか手が出なくて困っている。 |
|
ドイツの老舗レーベルMD+G(エムデー・ウント・ゲー)。 マイナー・レーベルとしてはCHANDOSやHYPERION、BISに次ぐアイテム数を誇る。ラインナップは室内楽や器楽が中心だったが、最近オーケストラ作品も増えてきている。また録音にもこだわり、”2+2+2”という独自の録音システムで、早くからSACDやDVDオーディオの高音質メディアを採用してきた。 ただ・・・・このSACD盤の値段が高い・・・・・。アリアCDの扱っているアイテムで一部の自主制作盤など特殊なものは別としても、一枚3千円を超えるものは滅多にない・・・・が、このレーベルのSACD盤は高いものだと通常価格が3300円にもなってしまう。ここまで高いとほとんどの方は買うのを躊躇してしまうだろう。 ということで今回は、”MD+GのSACDをできる限りやすく・・・”という企画。代理店側の価格では¥3700となっているものもすべてこの価格に強制調整させてます。 半年ほど前に同じような企画をしましたがしましたがそのときよりもさらに大幅に値下げしました! |
||
MD+Gで交響曲を聴く (・・・安く) 1SACD\3200→¥1990 1CD\2300→¥1790 |
少なくとも5,6年前までは独MD+Gは交響曲を頻繁に出してくるレーベルではなかった。 室内楽や器楽録音に強く、ドイツらしい堅実でしっかりしたアルバムをリリースするレーベルだった。 しかし・・・おそらくコフマンのショスタコーヴィチの成功で一気に何かが取り払われたのだろう、この数年の交響曲録音リリースには目を見張るものがある。しかもどれも交響曲ファンをうならせる注目盤ばかり。取り上げる曲がMD+Gらしく、さらに演奏家も豪華、そして録音が優秀。そして店主のようなノン・ブランド志向の辺境実力派オケ・マニアにとっては、実力主義のオケ選定がなんとも嬉しい。ヨーロッパの佳き伝統を忘れぬ頑固な職人、という雰囲気がたまらないのである。 気がついてみたらMD+G、ヨーロッパでも指折りの交響曲レーベルへと転進していた。 そんなMD+Gのこの数年にリリースされた交響曲アルバムをご紹介しましょう。 |
英国発のヒストリカルの雄“BBC LEGENDS”、“Royal
Opera House Heritage Series”をその傘下に収めたMedicimediaが興したレーベルmedici
MASTERS(メディチ・マスターズ)。 ケルン放送交響楽団をはじめとする極上ライヴの宝庫WDRのアーカイヴより、蔵出し音源の数々を続々とリリースして大きな話題を呼んできた。 しかしそのmedici MASTERS、・・・活動停止。 なので、もし気になるアイテムがあれば、MEDECI MASTERESに在庫があるうちに手に入れておいたほうがいい。 今回はできる限り手に入れやすいように精一杯のセール価格でお贈りします。1枚でも多く手に入りますように。 |
MEMORIES 特価セール 1CD¥1,900→¥990
|
風前の灯と思われた歴史的録音レーベルMEMORIES、しかし昨年からレアでありながら超特価の5枚組ボックスシリーズをリリース、空前の快進撃を続けている。 そしてそれに引っ張られるように過去のアルバムも改めて見直されるようになってきた。 今回の案内は期間限定セールではない。しかし、ほとんどのものは在庫限定。完売したらなかなか再プレスということはないと思われる。 |
モスクワ音楽院自主制作盤 |
これまでもときおり単発で発掘しては紹介してきたSMCモスクワ音楽院自主制作盤。一見地味そうに見えて、超有名アーティストが惜しげもなく登場。実は見逃せないアイテムが多い。 さてそのSMC、気づいたら膨大な数のタイトルになっていたので今回特価セールでご案内。 |
MYRIOS CLASSICS |
「全ての音楽には始まりと終わりがある」・・・そんな言葉をコンセプトに2009
年に設立されたMYRIOS CLASSICS(MIRIOS はギリシャ語で"無限大"の意)。 若きレーベル創立者シュテファン・カーエンは幼い頃から音楽に親しみ、常に音楽テープを友として成長、デュッセルドルフでサウンド・エンジニアの技術を学び、並行してロベルト・シューマン大学にて音楽学も究めています(実は日本の某有名ゲーム会社にてサウンドクリエーターとして活躍していたという異色の存在でもあります)。 良い音楽を高音質、高品質のフォーマットでリスナーに届けるためにレーベルを立ち上げたという彼の思いを伝えるために、まず選ばれたのが、ヴィオラの名手タベア・ツィマーマンのソロ・アルバムとアルテ・ムジク・ケルンのアンサンブル・アルバムの2 種類。これらはマニアックなユーザーの耳を存分に満足させるもので、とりわけSACD ハイブリッドで収録されたタベアのヴィオラの艶やかに濡れそぼった音色は、この上ない強いインパクトを与えてくれるはず。 そして次に大きな話題を呼んだのが、グラモフォン・レーベルから40 枚以上のCD をリリースしてきた世界最高のクァルテットのひとつハーゲン弦楽四重奏団の登場。しかも結成30 周年記念アルバム・・・。 「納得の音のみをアルバムとして制作する」ため、莫大なリリースは望めないものの完成度の高いアルバムをリリースしてくれそうなMYRIOS、どうやらただのマイナー・レーベルでは終わりそうにない雰囲気。 |
|
MYTHOS。アメリカの熱心なマニアが金に糸目をつけず優秀な名盤をCD−R化したレーベルで、価格に直すと天文学的な金額になるという装置を使っているという。とにかくその音の彫りの深さに関しては超一級品。少なくともCDリリースされたもので比較できるものはないとまで言われる。たとえば平林直哉氏の復刻レーベルGRANDSLAMが堅実でまじめな高音質だとすると、このMYTHOSは華やかでゴージャスな音が特徴。非常に外向的な音がする。レコード芸術でもその音質の良さから特集が組まれてきたので皆さんもご存知かもしれない。 さてそのMYTHOSが大幅に値下げした。そして久々の新譜も登場するようになってきた。 |
NAIVE その代表的新名盤を (超特価で)聴く
|
フランスの一大レーベルNAIVE。HMの独占体制を突き崩し、いまやメジャー・レーベルなみの規模を誇る。CD業界、もはやこのレーベルを無視してやって行けない。 そんなNAIVEだが、本格的に巨大レーベルとなったのはこの10年。そこで今回はNAIVEの大躍進を支えた、比較的最近の名盤をご紹介してみます。NAIVEの柱的存在である「古楽系」をあえて外し、NAIVEをインターナショナルで一般的なレーベルへと導いた名盤たち。今見ても燦然と輝いて見えます。もちろんかなりお安いです。 |
||
要注意! |
すばらしい音源をたくさん抱えながら、案外廃盤になるのが早いフランス最大のレーベルの一つNAIVE。 そんなNAIVEの素敵な過去の音源を手に取りやすいミッド・プライスでお贈りするシリーズ「Naive Classical Moments」シリーズ。「クラシックの時」とでもいうのか。お手ごろ価格でNAIVE連合の超名演から選りすぐられた音源をお贈りするというコンセプト。 で、タイトルを見るとオムニバス的なアルバムがいくつかあるので(バロック名曲集とか、ピアノ名曲集とか、結婚式BGM集とか)、「あ、かるーい寄せ集めシリーズね」と流してしまいそうなのだが・・・実はよく見ると、コーエンのモーツァルトのコンチェルトや、アレッサンドリーニのヴィヴァルディ・アルバム、スターバト・マーテル・アルバム、ジュードとエッセールのブラームス、モレッティのロドリーゴなど、このシリーズでしか聴けない名演がいくつも入っている。ロルフ・リスレヴァンの素敵なヴィヴァルディ「マンドリン協奏曲集」もオリジナルのほうは入手困難状態。さらにいまさら紹介するのもお恥ずかしい90年代クラシック界最大の話題盤ビオンディの「四季」も、鬼才シュペリングのモーツァルトやバッハ「マタイ」なども、このシリーズに組み込まれている。 ・・・この「クラシックの時」、ただの「お手ごろシリーズ」で見逃してはいけないのである。 ということで再注目の意味も込めて、今回超特価でお贈りします。どうか廃盤になる前に。 |
NEOS 特価セール その1 1CD(1SACD Hybrid)¥2300→¥1890 |
2007年にスタートした新しいレーベルですが、現代音楽ファンにはもうお馴染のNEOS。 今回当レーベル初期の名盤をセレクトし、セール価格で提供させていただきます。ベストセラーとなったコンピューター制御ピアノによるクセナキス(NEOS10707)や細川俊夫の協奏曲集第1集(NEOS10716)、4手ピアノ版ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(NEOS20801)、弦楽三重奏版「ゴールドベルク変奏曲」(NEOS30801)、初演時の編成による「英雄」(NEOS30802)なども含まれてます。 |
数年前まで日本ではBMGの販売網で販売されていたOEHMS。そのBMGがSONYと合併してしまったため最近はちょっと日陰者的扱いを受けていたが、NAXOSが日本の販売元となったので再び往年のスポットが当てられ、きちんとした在庫管理と流通が為されるようになった。 ただ数年前のバブリーな頃のOEHMSは本当にすごかった。 今回はそんなOEHMSの膨大なリストから往年の(と言ってもそんな前ではないが)超名盤を超特価でお贈りします。 |
メジャー系からリストラされた大演奏家の中で最も華々しく復活した指揮者エッシェンバッハが、一番彼らしいひらめきと情熱でもって活動していたのがONDINEだったと断言できる。 ただその後ONDINE自体がNAXOSに吸収された。そしてエッシェンバッハの新録音は途切れてしまった。その理由などは分からない。もし何らかの理由でエッシェンバッハとの契約が切れてしまったのだとすると哀しい。しかも残された貴重な音源の処遇も気になってしまう。 そんな状況でのONDINE エッシェンバッハ特集。ある程度の心積もりを持ってどうぞ。 |
〜古楽王国ベルギーの至宝
|
ベルギー発の古楽レーベルPassacaille。優れた古楽プレーヤーたちのこだわりのアルバムばかり発売する古楽ファン要チェックの大注目レーベル。とくにバロックから古典派へいたる忘れ去られた時代、作品に強烈なスポットを当て、気づいたら80タイトル近いアイテムがリリースされていた。特に最近は出るもの出るものが魅力的。ここへ来て一気に世界的古楽レーベルとして認知されるようになってきた。 さらに長いこと入手困難状態が続いていたタイトルも最近少し入手し易くなってきた。今回は久しぶりの超特価セール。 |
アメリカはテキサスにPIERIANというちょっと変わったレーベルがある。メインは女流奏者バーバラ・ニスマン。それに珍しいピアノ・ロール音源をいくつかと、アメリカ人作曲家、演奏家の歴史的録音を数枚。日本に代理店がないので、国内のショップの店頭に並んだことはない。ただピアノ・ファンの方は良くご存知で、ニスマンのアルバムとかはよく尋ねられて、「取れません・・・」とお断りしていた。 そのPIERIANがひょんなところから入ることになった。ちょっと貴重なアメリカ・レーベルPIERIAN、今回はこの数年の間に発売になっていたアルバムをご紹介。このレーベル、とてもおもしろいのでごゆっくりどうぞ。 |
ドイツPROFIL。ヘンスラーのカリスマ社長だったギュンター・ヘンスラーが独立して設立した会社。お家騒動があったのか、ヘンスラーにのれんだけおいて社長は出て行ってしまったらしい。 とはいうものの当然それなりの勝算があっての独立だったわけで、PROFILはギュンター氏のこれまでの豊富な経験と人脈を駆使して多様な音源をリリース。わずか数年でドイツを代表するレーベルのひとつに成長した。 ということで今回大型セール開催。 数あるタイトルの中から大演奏家のアルバムに的を絞りながら45の名盤をセレクションしてみました。どうぞお見逃しなく。 |
ドイツのprofilレーベル。HANSSLERの創始者だったギュンター・ヘンスラー
が興したレーベル。 ヴァントに始まりテンシュテット、シノーポリ、さらにはシューリヒトやカイルベルト、コンヴィチュニー、ジュリーニ、コンドラシン・・・、もう数え上げればきりがない貴重な歴史的録音をリリースしてきた。誰もが何らかの形でこのレーベルのアルバムのお世話になっているのではないだろうか。 しかしそのprofil。実はそうしたものすごいオーケストラ録音の陰に隠れるように、素敵な室内楽録音が多数存在する。それらの質は非常に高いのだが、あまりにもすごいオケ・アルバムの前で目立たず、話題に上ることも少ない。 今回はそんな、埋もれさせておくには惜しいprofilの室内楽(&ちょっぴりピアノ)アルバムをご紹介します。 |
「sound with vision」というこだわりを持つイギリスのレーベルQUARTZ。 http://www.quartzmusic.com/のサイトを見ていただいてもお分かりのとおり、音質にも演奏にもレパートリーにも装丁にもこだわる一級のレーベル。 ところがCD-Rを使用しているため、日本のショップではどういうわけか敬遠されてしまって店頭などで見ることはほとんどない。そのカタログには、ムローヴァの旦那でありカリスマ的人気を誇るマシュー・バーリーの近現代系アルバム、エシュパイ編曲の「ゴールドベルク変奏曲」、店主イチオシの指揮者オーウェン・アーウェル・ヒューズによるブラームスの交響曲全集、ギドン・クレーメルも登場するラトヴィア音楽集、天才アレクサンドル・コブリンの知られざるブラームス・アルバムなど魅力的なものがたくさん潜んでいるのに、である。またこのレーベルは美形アーティストにこだわるところがあることでも知られていて、ジャケットを見ても男女問わずおしゃれな演奏家がいろいろ顔を出す。ルース・パーマー、クリスティーヌ・ブラウマネ、クセーニャ・バシュメット、イローナ・ドムニチなど美しきミューズたちの演奏はとくに注目。 今回はそのQUARTZレーベルの最近4,5年のアルバムから、とくに人気が高いものを40タイトルほどチョイス。特価セールでお贈りします。 |
|
他社の音源のライセンスを取って、自社で安くリリースするという商法がこれからクラシック業界ではさかんになると思われるが、英レジスはまさにその典型。 廃盤や活動を停止したレーベルの音源を、ライセンス契約により取得、この低価格でリリースすることに成功した。取得レーベルはさまざまだが、なかにはあっと驚くようなめずらしい音源も入っている。同様の形態を持つブリリアント(ジョアン)の音源からもライセンスを取得したり、他のレーベルとリリースが競合する音源があったりと、今後この分野での状況は複雑になってきそう。しかも貴重な歴史的音源があったり、最新録音があったりと内容はまさに百花繚乱(玉石混交?)。 ということでREGIS、膨大なカタログになりますが、宝物探しのような気持ちで見ていただければ。 |
スイスの老舗レーベルRELIEF。 他のスイスのレーベルがお国モノの作品やフランス系の作品を熱心に取り上げるのに対し、このRELIEFの路線はかなり独自。これまでもトスカニーニやニコラーエワ、ホルショフスキーなどの音源を引っさげてファンを狂喜させてきた。ニコラーエワ、ホルショフスキーのものは廃盤になってしまったが、トスカニーニとオペラ・ヒストリカル・シリーズ、そしてフェドセーエフの最新録音が最近の「柱」である。とくにメジャー・レーベルの属さない巨匠フェドセーエフの最新録音が聴けるというのもこのレーベルならでは。 ただ・・・そのフェドセーエフの最新録音も2011年の春から止まったまま。ちょっと心配だったりする。なので今回は万一に備えてのセール。 今回はフェドセーエフ特集。 |
RUSSIAN DISC 1CD\1800 |
15年ほど前はロシアを代表するレーベルといっていいほどに幅を利かせていたRUSSIAN
DISCだが、ここ10年ほどは「存在するらしいが、まあいいか」というような位置づけに甘んじていた。 あれから状況が一変した、とはいわないが、この数年で興味深いアルバムが登場している。そしていよいよ新譜もコンスタントに登場するようになってきた。毎回紹介するたびに大きな反響を得るRUSSIAN DISC。この調子でがんばってほしい! |
新生ガーディナー・レーベル |
DGのアルヒーフをリストラされたガーディナーが一念発起、自身のレーベルSDGでかつての全盛期を思わせる精力的な録音活動を続けている。 まずはなんといっても彼自身のライフワークともいうべきバッハのカンタータ・シリーズ。 そしてその異端のカップリングから話題を呼び、さらにへんてこりんな演奏でも話題を呼んだブラームス交響曲チクルス。 さらに2002年にロンドンで行われたモーツァルトのライヴもなかなか刺激 的。 まだまだ進化を続けるガーディナーの「いま」の姿を生々しくとらえた同レーベルの録音、一聴の価値あり。 |
素敵な活動をしている音楽事務所を見つけた。 ソナーレ・アートオフィス。 クラシック音楽を中心に、アーティスト・マネージメント、海外アーティスト招聘、コンサート・音楽イベント・音楽祭などの企画・制作をしながら、ライブ、セッションを問わず録音プロデュースも行い、自主制作的CDもどんどんリリースしている。 まさに音楽好きの理想とも言えるオフィス。 リリース・アルバムは過去の新譜案内で紹介していたものもありますが、これから少しずつ詳しく紹介していこうと思っています。 |
米Spectrum Sound |
アメリカSpectrum Sound。 世界の名だたる再生装置を用いて高水準のLPをCD化(ジャケットには詳細な機種紹介と写真まで掲載されていた)。さっそくデモCD-Rを聴かせてもらったが、こぼれ落ちそうな太くてズンズン響く音がたまらない。 |
スウィーディッシュ・ソサイエティ・ディスコフィルは、1940年代にハンス・ペーテル・ケンペが義理の兄弟で電子工学技師のマーク・ブルンベリと共同で創設した、高品質録音をモットーとするレーベル「Discofil」に端を発する。 新興勢力であるBISとはまたちがった、スウェーデンらしい個性をもった老舗レーベル。スウェーデンの大作曲家たちの貴重な作品の録音や、歴史が長いだけあって往年の名演奏家たちの録音も見つけることができる。最近シリーズ化されている「パウル・マギ&ウプサラ室内管弦楽団」の録音も見逃せない。 ただ北欧マイナー・レーベルの宿命か、日本に入ってくる機会はあまり多くない。今回そのSWEDISH SOCIETYの現在入手可能性のある全タイトルをセール価格でお贈りします。 |
TRANSART特価セール 1CD\2200→¥1790
|
実力派の人気ピアニストを多数擁し、おしゃれな装丁と雰囲気で一躍人気レーベルとなったフランスTRANSART。 一昔前までは国内代理店MERCURYによって日本語解説書つき国内盤として発売されていたが、代理店が代わり、通常の輸入盤として入るようになった。なので価格だけでみると¥1000近い大幅な値下がり。 フランスの高雅な香り漂うTRANSART、この機会にどうぞ。・・・ただしかなり廃盤のアイテムが増えてきているのでご容赦ください。 |
米VOX
|
過去に特集するたび大きな反響を得るアメリカVOX。独自のレパートリー、思わぬ大演奏家、水準以上の演奏、低価格・・・とその魅力は尽きない。が、多くの方は数十年前に日本でも多く出回った素朴な装丁のレコードに対する憧憬の思いを胸に抱いているのかもしれない。 さてそのVOXの特集、今回は現地在庫のあるものをリスト・アップしてもらって、過去に案内していなかったものを徹底紹介。 |
メジャー・レーベル
|
お待たせしました!2年ぶりの再プレス!!! 不滅のバック・ハウス1000(全30タイトル) 各1枚\1000 2枚組\2000 限定盤 |
ようやくの再プレス!ユニバーサル、なぜかバックハウスの録音にはなぜか冷たく常時発売を継続してくれない。4,5年に一回、こういう形で限定発売するのみ。なのでアリアCDもいつも在庫を少し多めに取ることになる。 いまさらながら、「鍵盤の獅子王」と呼ばれたバックハウスのドイツ・ピアノ音楽に金字塔を打ち立てた不滅の名盤。 |
2年前の2010年に発売されたドイツ・グラモフォンの新譜。なかでもバリバリの新録音、及び初出の旧録音ということで新発売されたレギュラー・プライス・アルバムをご紹介します。 とくに期間限定ではありませんが、メジャー・レーベルとはいえ廃盤になるものも多いですのでご注意ください。価格は・・・安いです。 |
SONY CLASSICAL MASTERS BOX SET 新作9タイトル |
初回限定のためいつも早々と完売して大騒ぎとなる、悪名高きSONY
CLASSICAL MASTERS BOX SET シリーズの新作が登場。 今回の新譜は、東京クヮルテット、若かりしドミンゴ、ルドルフ・ゼルキン、リチャード・ストルツマン、エミール・ギレリス、バーンスタイン、アンドルー・デイヴィス、ユージン・オーマンディ、ジュリアード弦楽四重奏団。どうぞお早めに。 |
ソニー・クラシカル内に古楽専門レーベル『VIVARTE-ヴィヴァルテ』シリーズ。90年代にはメジャー・レーベル最大最高の古楽レーベルとして君臨しました。ただその後SONYレーベルの沈滞とともに消滅。その輝かしい録音も多くが廃盤となっていました。しかしここへきてようやくSONYレーベルに再び活気が出てくるにおよび、そのVIVARTEの音源が日の目を浴びることに。しかもお得なボックス仕様で。 今回はその第2回。バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、モーツァルトといった同レーベルの人気を支えたアイテムがごっそり登場。 |
グレン・グールド生誕80年・没後30年アニヴァーサリー・リリース。 グールドがソニー・クラシカルに残した全スタジオ録音が20巻で登場。 |
EMIジャパン クラシック名盤999 1CD\999
|
閉塞状態の国内メジャー・レーベルだが、風前の灯と思われた
EMI JAPAN のクラシック部門がなかなか色気のあるシリーズを出してきた。 1枚で¥999・・・という値段はさておき、最近輸入盤でも入手困難だったちょっと古めの録音を中心にいろいろと復活させてくれるらしいのである。 アナログ録音原盤では最近のリマスター音源から制作、しかもアビイ・ロード・スタジオなど海外のエンジニアによるリマスタリングが施される。 さらにオリジナル・カバーをできる限り復活させてくれるとのこと。 今回紹介するのはチェリビダッケとベルグルンド。まだまだこれからどんどん続くらしい。 ・・・ただし・・・。 「またかよ」と怒られそうだが、今回のシリーズも「限定盤」。早いものは瞬時に完売することも考えられる。お目当てのものはどうかお早めに。 |
ブルーノ・ワルター至高の名演を、復刻技術に定評ある仏ターラ社の正規盤から選び抜いたファン待望のベスト・コレクション・シリーズ。国内初出音源多数。お求めやすい価格なのもうれしい。 今回は残念ながら特別限定プレス。すぐに売り切れるものも出てくると思うのでお目当てのものはお早めに。 |
ボックスもの
|
|
残り3セット 初回プレスの新品発掘 TESTAMENT カイルベルト&バイロイト 《ニーベルングの指環》全曲 19枚組アナログ・LPボックス ¥79900 |
『カイルベルト&バイロイトの55年「リング」全曲ステレオ録音のアナログ19枚組』。 CDよりも鮮明に当時の空気を描き出すといわれているこのLP全曲BOXは、世界で限定1,000セットのみ発売された。この1,000セットという数も、採算を度外視し、スタンパーを最高クオリティで保てるだけの数ということで決定されたという。 装丁も、4つのオペラそれぞれが個別のBOXにもちろんLPサイズの解説とともに収められ、その4つの箱がシリアル・ナンバー付きのハード・ケースに収められるという豪華版。 その後1000セットは即刻完売して、どうやら2回目のプレスも行われたという噂を聞くが、今回発掘したのは堂々の初回プレス在庫。 さらに今回は発売当時特典販売された「ジークフリート最終面=11枚目のB面」テスト用片面プレス・アルバムを付録として付ける。 |