クラシックCD通販ショップ「アリアCD」へようこそ
トップページへ

規約などはこちら・・・

お買い物の方法  

注文方法:
 ご希望商品のチェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
 新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、一番最後にページ下の「
注文フォームへ」のボタンをクリックして、注文フォーム・ページへ進んでいただいて、そこで注文を確定してください。
 (チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ


HINDENBURG
1000番シリーズ
1CD-R\1800



 歴史的復刻CD-Rレーベル、その名も「ヒンデンブルク Hindenburg」。
 その中核シリーズ1000番台。

 さすがにノイズもあるとのことだが希少価値のある超コレクター向きアイテムといっていい。


 薄CDケース入り折り返しジャケ日本語表記付。

 

2021/1/13新譜

Burg 1153
\1800

18世紀の王宮音楽集
 ドルクルーズの知る人ぞ知るお宝音源!


アングレス:アダージョ(フルートと管弦楽のための)
チマローザ:クラリネット協奏曲ハ長調
ラモー:組曲(フルートと管弦楽のための)
シュテルツェル:トランペット協奏曲ニ長調
グレトリー:フルート協奏曲ハ長調


(フルート) ジャン=ピエール・ランパル
(クラリネット) ユリーズ・ドルクルーズ
(トランペット) モーリス・アンドレ
アルマン・ビルバウム指揮 管弦楽団
12inch (F) PHILIPS 642400DXL
1960年代初期録音モノラル

フランス盤オリジナルによる各ソリスト達の華麗にクッキリと沸き上がった音の復刻です。(メーカーより)
2021/1/13新譜

Burg 1154
\1800
エドゥアルト・シュトラウス指揮
”Magic Vienna”
 ヨハン&ヨゼフ・シュトラウス作品集 その1


 ワルツ「芸術家の生活」
 ワルツ「南国のばら」
 鍛冶屋のポルカ
 ピッツィカート・ポルカ
 トリッチ・トラッチ・ポルカ
 ポルカ「水車」 
 皇帝円舞曲* 
 美しき青きドナウ* (全8曲)
エドゥアルト・シュトラウス指揮 
インスブルック交響楽団
ウィーン国立歌劇場管弦楽団*
12inch (日)fontana SFON10595/6
1960年代中期録音ステレオ

 皇帝円舞曲とドナウは(Burg 1080)にてモノラルとして発売しました。
 インスブルック響はオーストリアの田舎オケなんで期待はしていなかったのですがエドゥアルトは凄い音を引き出していますので是非とも体験してみてください。(メーカーより)
2021/1/13新譜

Burg 1155
\1800
エドゥアルト・シュトラウス指揮
”Magic Vienna”
 ヨハン&ヨゼフ・シュトラウス作品集 その2


 喜歌劇「ジプシー男爵」より入場行進曲 
 宝のワルツ  
 喜歌劇「千一夜物語」より間奏曲
 喜歌劇「カリオストロ」序曲 
 常動曲 ワルツ「朝刊」 
 「ウィーンのボンボン」 
 「酒 女 歌」 
 加速度円舞曲 
 ポルカ「ハンガリー万歳」 
 「騎手」
 ポルカ・シュネル「憂いもなく」 
 ポルカ・マズルカ「女心」 (全13曲)
エドゥアルト・シュトラウス指揮 
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
12inch (日)fontana SFON 10595/6
1960年代中期録音ステレオ

 当時としてはあまりピントこないオケがエドゥアルトが指揮することによってウィーン風スタイルのサウンドになっている!
 エドゥアルトが指揮したシュトラウスのバックナンバーもよろしくお願いいたします。(Burg 1029 1044 1045 1080)(メーカーより)



 それぞれ少しずつ聴けます!

「南国のばら」
https://www.dropbox.com/s/cyz7j1n16bmbphv/20210112-154047.mp3?dl=0

「ハンガリー万歳」
https://www.dropbox.com/s/zduyi6jj5tz14g5/20210112-154543.mp3?dl=0



 エドゥアルト・シュトラウス2世(1910年3月24日 - 1969年4月6日)は、オーストリアの指揮者。
 ウィーン交響楽団などで活動し、晩年にはウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団を創設した。

 ヨハン・シュトラウス1世は曽祖父、ヨハン・シュトラウス2世は大伯父にあたる。
 今のところ最後のシュトラウス家の音楽家とされる。

 日本にもたびたび公演のために訪れており、存命当時は祖父(エドゥアルト・シュトラウス1世)との区別なしに「エドゥアルト・シュトラウス」として知られていた。

 ハンサム・エディと呼ばれた祖父エドゥアルト1世に似て容貌がよかったこと、態度が控えめだったこと、そしてシュトラウス一族やモーツァルトやシューベルトのような作曲家の解釈が上品だったことから、エドゥアルト2世の指揮は大きな人気を集めた。



 そのあたりさわりのないノーブルでスマートな演奏に、「所詮二世指揮者」・・・というようなことを思いながら聴いていたが、「南国のばら」あたりから「これが本来あるべき姿であり、これこそがウィンナ・ワルツなのかもしれない」、と思い始めてきた。
 この人の演奏こそが正真正銘のウィンナ・ワルツであり、実はこの人以外の演奏はすべて亜流、俗物なのかも・・・とさえ。
 それくらい、その優雅さが堂に入っていて自信にあふれている。誇張もはったりもない。ただ演奏するだけでにじみ出てくる誇り高き血統の気品。
 これからは「ウィンナ・ワルツ?それはもちろんエドゥアルト・シュトラウス2世で」とか言ってしまいそう。

「オーケストラの第一ヴァイオリンは、たくさんいなければなりません。そのたくさんの人は、ヴァイオリンを弾いてはいけません。ヴァイオリンで歌わなければいけないのです。」(エドゥアルト・シュトラウス2世)


エドゥアルド・シュトラウス指揮

Burg 1029
\1800
.
エドゥアルド・シュトラウス指揮&ウィーン交響楽団
 ヨハン・シュトラウス・エディション Vol.1

 ワルツ メフィスト、地獄の叫びop.101
 ボンボン ポルカop.213
 ポルカ 野営の楽しみop.431
 ポルカ 狩op.373
 ポルカ ハンガリー万歳op.332
 ポルカ 陽気な役人op.350
 ポルカ 電気盆op.297
 ワルツ もろ人手をとりop.443
 エジプト行進曲op.335
 ワルツ 南国のバラop.388
 ポルカ 観光列車op.281
 ワルツ ウィーンのボンボンop.307
 ポルカ 時代思潮op.302
 トリッチ トラッチ ポルカop.214
 (全14曲)
エドゥアルド・シュトラウス指揮
ウィーン交響楽団
 1950年代中期 ウィーン録音  10inch Philips 

Burg 1044
\1800
エドゥアルド・シュトラウス指揮第2弾!!
ヨハン・シュトラウス供
 喜歌劇「こうもり」
 序曲ポルカ「観光列車」op. 281
 ワルツ「芸術家の生活」op. 316
 常動曲 op. 257
 皇帝円舞曲 op. 437
 ピッツィカート・ポルカ
  (ヨハン2世&ヨゼフ・シュトラウス)
 加速度円舞曲 op. 234
 「こうもり」よりチャルダッシュ
 *アンネン・ポルカによる「ほろ酔いの歌」
 *ポルカ「ハンガリー万歳」 op. 332
 ワルツ「美しき青きドナウ」op. 314
  *12inch Amadeo AVRS 9252&12002
エドゥアルド・シュトラウス指揮
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団
(ソプラノ) クレメンティーネ・マイヤー
 
 シュトラウス家代々のオリジナル楽譜による録音は極めて稀少価値があります。
 ヨハン・シュトラウスの伝統的なスタイルによる演奏!
 1966年ウィーン録音ステレオ一時も聴きのがせない繊細な演奏は今回の復刻で明らかになる!
 なんとも言えない演奏スタイルをエドゥアルド・シュトラウスは残してくれた。
 古きウィーンの調べに感極まれば貴方も本当のシュトラウス狂かも・・

 今回の演奏には、シュトラウス家由来の楽譜が仕様されている。
 ある意味ほんとのオリジナルです。
 特によくわかるのが「ドナウ」のコーダてまえでのシンバル入りなど。そういった所々での細かい音の入り方など近年では聴けない演奏です。


Burg 1045
\1800
.
エドゥアルト・シュトラウス指揮/
 ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団 第3弾!


 ヨハン・シュトラウス2世:
  ジプシー男爵より入場行進曲
  ポルカ「浮気心」
  ワルツ「ウィーンの森の物語」
  ワルツ「ウィーン気質」
  ポルカ「水車」(ヨゼフ・シュトラウス)
  トリッチ・トラッチ・ポルカ
  ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス1世)

   (ソプラノ) クレメンティーネ・マイヤー

    12inch Amadeo 1966年ウィーン録音ステレオ



 ツィーラー:ワルツ「ウィーンの市民」
 コムツァーク:ワルツ「バーデン娘」
  ハンス・ファルトル指揮 ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
   ※1960年代のウィーン・フィル第2ヴァイオリンのメンバー、ファルトルが指揮した録音。知る人ぞ知るお宝音源。
 
 ツィーラー:扇のポロネーズ
        行進曲「軍隊の魅力」
  ヨゼフ・ドレクスラー指揮 ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
   以上 12inch Amadeo 1960年代ウィーン録音ステレオ

 ウィンナ・ワルツ・ファン以外にも話題になっているエドゥアルト・シュトラウス指揮/ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団シリーズ第3弾!
 この気品あるさりげない洒脱さ。何度聴いてもこれはエドゥアルト・シュトラウス2世の血統のよさのなせる業に思えて仕方がない。
 それほどウィンナ・ワルツが好きでない人間が聴いても、いつの間にか魅了されて耳をそばだてさせる。

 第2弾で「ほろ酔いの歌」を歌っていたソプラノの クレメンティーネ・マイヤーが今回も登場するのだが、なんとも愛らしくて素敵。
 

Burg 1080
華麗なる正統
エドゥアルド・シュトラウス指揮 Vol.4

 皇帝円舞曲
 ワルツ「ウィーンの森の物語」
 ワルツ「オーストリアの村つばめ」
 ワルツ「春の声」
 ワルツ「ウィーン気質」
 ワルツ「美しき青きドナウ」 全6曲
エドゥアルド・シュトラウス指揮 
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
12inch(日) VOX 5571
1960年代録音 モノラル

 エドゥアルドが指揮したお宝音源の第4弾!
 当時の演奏団体の表記はいいかげんで信頼性には程遠く今回のオケはウィーンではない可能性もある。しかし、エドゥアルドは間違いない。
 ワルツ王シュトラウス家本来の間が感じられる演奏ではないか?以前に色々とエドゥアルドが指揮したとみられる音源が発売していたが何れもエドゥアルドの良さを伝えてはいなかった。
 今回の復刻には異常なまでに熱が入ってしまったので是非ともお手元で聴いて頂きたい。(製作者)




 待望の第4弾。
 店主はすっごいウィンナ・ワルツ・ファンというわけではない。しかしこのひとの指揮には心から惹かれる。
 いつも書いていることだが、他の人と違うのだ。ちょっとしたニュアンスやちょっとした音楽運びが。
 それが一族の血のなせる技、とか短絡的なことは言いたくない・・・のだが、そうとしか考えられない。
 この人の演奏を聴くとこれこそが「唯一無二のウィンナ・ワルツ」と思えて仕方なくなってしまうから困る。






2020/12/24新譜

Burg 1152
\1800

ロベルト・シュトルツ指揮の1949年稀少音源集

エメリッヒ・カールマン・ファンタジー(愉快な騎兵、サーカスの女王などによるメドレー集)
カールマン:「ジプシーの王様」よりサリ・ワルツ
カールマン:「伯爵令嬢マリツァ」よりワルツ
エミール・ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ、私の夢、ワルツ女学生、黄金の雨(全7曲)
ロベルト・シュトルツ指揮 
His Concert orchestra
12inch Decca LK4006
1949年スイス・ジュネーヴ ヴィクトリアホール
録音モノラル
当時のヨーロッパオケの寄せ集めによる楽団です。
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」序曲 ロベルト・シュトルツ指揮 
ウィーン交響楽団
10inch Remington
RLP149
1950年前後録音モノラル

 「こうもり」では当時のウィーン響は実に味あるテンポと音を奏でる。
 クナでもやらないラストが仰天の盛り上りだが当時の演奏としてはごくあたりまえ。現代ではこの様な演奏はまずしないので稀少な音源です。シンバルまで加わる驚愕の演奏。これだけでも損はない。(メーカーより)

 シュトルツ指揮の稀少音源はBurg 1143でも好評発売中です。


ロベルト・シュトルツ指揮の珍品音源、前作

Burg 1143
\1800
ロベルト・シュトルツ指揮の珍品音源!

古きウィーンの音楽(全6曲)
 ウィーンの美しい夜
 シルクのウィーン 
 プラーターでは木々が花を咲かせています 他
チャイコフスキー幻想曲(メドレー風) 約24分*
オッフェンバック幻想曲(メドレー風) 約25分*
ロベルト・シュトルツ指揮
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
ウィーン交響楽団*
10inch Decca LPS74 & Decca LK4077
1949年 1950年代録音* モノラル

.
2020/12/24新譜

Burg 1151
\1800
強烈リステンパルトの「英雄」!
 ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」
カール・リステンパルト指揮 
南ドイツフィルハーモニー管弦楽団
12inch Checkmate C76003
1960年代中期録音ステレオ
これぞリステンパルト魂!
珍品音源だがアンサンブルが素晴らしい。音もかなり良くおすすめです。(メーカー)

 

 カール・リステンパルトは1900年、ドイツ、キール生まれの指揮者。
 少年のころにヘルマン・シェルヘンの指揮するマーラーの交響曲第5番を聴いて音楽家を志すようになったと言うのは幸せなのか不幸なのか。

 1924年から1928年までシュテルン音楽院で学び、その後ウィーン音楽院に留学してヒューゴ・カウダーの薫陶を受けた。
 ベルリンに戻ってからは、ベルリン・オラトリオ合唱団の指揮者となり、1930年にチェンバロ奏者のルース・クリステンセンと結婚。

 1932年からベルリン室内管弦楽団を結成して演奏活動を行ったが、ナチスに協力しなかったため、室内管弦楽団の解散を余儀なくされた。

 第二次世界大戦終結後は、アメリカ軍占領地区放送局(英語版)(RIAS)のために室内管弦楽団を作り、バッハのカンタータを中心に活発な演奏活動を展開した。
 1953年にザールブリュッケンに移ってからはザール放送室内管弦楽団を創設し、ディスコフィル・フランセやエラートなど、主にフランスのレコード・レーベルに多くの商業録音を残した。

 1967年12月24日、演奏旅行先のリスボンで心臓発作を起こして急逝した。


HINDENBURG/リステンパルトのアルバム
 
Burg 1144
(2CD-R)\2900
リステンパルト
 ヘンデル:12の合奏協奏曲op. 6 (全曲)
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団

12inch Les Discophiles Francais DF89 112 157
1950年代中期録音モノラル

ヴァイオリン・ソロでG.F ヘンデルなどが参加しているのか?
LP 3枚がオリジナルでCD-R復刻では2枚でギリギリ収録。
オリジナル盤では順番には収録されていないが今回の復刻では順番を変更した。(メーカーより)


Burg 1083
カール・リステンパルト
 シューベルト:交響曲第1番 第2番
カール・リステンパルト指揮 
南ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団

12inch
Checkmate C76005
1960年代中期ステレオ録音

Burg 1089
\1800
チャイコフスキー:弦楽セレナーデハ長調op. 48*
ヘンデル:歌劇「ベレニーチェ」序曲 
オラトリオ「エステル」序曲
カール・リステンパルト指揮 
ザール室内管弦楽団
7inch Discophiles Francais 517074 & 10inch Lumen LD2-421 *
1950年代録音モノラル

セレナーデをこんな感じに演奏してしまうリステンパルト。マニアにはたまらないお宝音源.。
普通ではありません・・・驚愕のロマンチストなんです。(メーカーより)
Burg 1090
\1800
モーツァルト:
 交響曲第38番ニ長調「プラハ」kv. 504
 交響曲第39番変ホ長調kv. 543
カール・リステンパルト指揮 
ザール室内管弦楽団
12inch Pantheon XP3010
1950年代録音モノラル

Burg 1093
\1800
リステンパルト
 ハイドン:交響曲第85番「王妃」、 第100番「軍隊」
カール・リステンパルト指揮 
ザール室内管弦楽団
12inch Club francais du disque 2387
1960年代録音ステレオ

Burg 1095
\1800
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲kv. 299
ハイドン:フルート協奏曲ニ長調 (L.ホフマン作曲)
(フルート) ジャン=ピエール・ランパル
(ハープ) ドラ・ワグナー
カール・リステンパルト指揮 
ザール室内管弦楽団
12inch DF134&EX325036 - 1950年代録音モノラル

BURG-1001
CD-R\1800
アレクサンドル・セリエ(P)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第9,14,27番

 (12inch Club National du Disque CND12&13)
アレクサンドル・セリエ(P)
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
 

BURG-1002
CD-R\1800
アレクサンドル・セリエ(P)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第13,15,18番

 (12inch Club National du Disque CND12
  Lumen LD2-350s & 351s)
アレクサンドル・セリエ(P)
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
 セリエのモーツァルト協奏曲正規録音はこれだけ。
 録音が極めて少ないので、アナログ盤は入手困難なお宝。フランスではとんでもない高値で中古盤が取引されている。(メーカーより)

 薄CDケース入り折り返しジャケ日本語表記付

 1950年代後期録音)MONO

Burg 1016
\1800
ミシェル・オークレール
 ジャン=マリー・ルクレール:
  ヴァイオリン協奏曲イ長調 作品7-6 & ト短調 作品10-6
  (1950年代後期 録音)
   10inch Discophiles Francais225116
(ヴァイオリン)ミシェル・オークレール
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団

ルクレールの2曲は地味な作品だがオークレールが弾くと耽美な名曲となる。




コンダクター・セレクション - カール・リステンパルト
旧譜ラインナップ 16タイトル

hector
HRR-22011
\1500
ハイドン:交響曲第90番ハ長調 第91番変ホ長調
 12inch DF113 - 1950年代中期録音MONO
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
hector
HRR-22012
\1500
ハイドン:
 交響曲第6番ニ長調「朝」 第7番ハ長調「昼」 
 第8番ト長調「夜」 第85番変ロ長調「王妃」
 12inch Le Club Francais du Disque 303 & DF116 -
  1950年代中期後期録音MONO
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
hector
HRR-22013
\1500
シューベルト:交響曲第1番ニ長調D.82 第5番変ロ長調D.485
 12inch DF118 - 1950年代中期録音MONO
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
hector
HRR-22014
\1500
バッハ:
 ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041
 同 第2番ホ長調BWV.1042
  2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043 *
  12inch DF127 - 1950年代中期録音MONO
(ヴァイオリン)ウルリッヒ・グレーリング  
(ヴァイオリン)ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル*
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団

hector
HRR-22015
\1500
コレッリ:合奏協奏曲Op.6-8「クリスマス」
ヴァレンティーニ:クリスマスのパストラール
マンフレディーニ:合奏協奏曲「クリスマスの夜」
 10inch (F)Lumen LD2514 -
 1950年代後期録音MONO
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団

ardmore
A100-046
\1800
ゲオルク=フリードリヒ・ヘンデルのヴァイオリン
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲二短調MWV O3 *
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン協奏曲イ短調RV356
  2つのヴァイオリン協奏曲二短調RV514 +
  3つのヴァイオリン協奏曲へ長調RV551 ++
   Private Tape *  & 12inch CFD 332  -
     1960年代録音 STEREO
(ヴァイオリン)ゲオルク=フリードリヒ・ヘンデル
クラウス・シュルップ +    
ハンス・ブンテ++
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団

 ゲオルク=フリードリヒ・ヘンデルは1930年生まれのドイツのヴァイオリニスト。
 ザール放送室内管弦楽団のコンマス兼独奏者を務めていた。
 ドイツ・バッハ・ゾリスデンの一員でもあり、オーボエのヴィンシャーマンとはたびたび録音を行っていてバッハの録音を得意としていたが、まさかメンデルスゾーンの録音があるとは。
 ちなみにニ短調の若書きのほうのコンチェルト。でもヘンデルのヴァイオリンは美しい。

hector
HCDR-1009
\1700
モーツァルト:
 オーボエ協奏曲 ハ長調Kv.314
 ファゴット協奏曲 変ロ長調Kv.191
 (10inch Les Discophiles Francais HD5210
    スペイン盤 1950年代初期録音)
 交響曲第38番 ニ長調Kv.504 プラハ*
  (10inch Club Mondial du Disque CMD 261 1950年代録音)           
(Ob)ピエール・ピエルロ
(Fg)ポール・オンニュ
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管
*ジョルジュ・セバスティアン指揮
シュトゥットガルトフィルハーモニー管
大好評のリステンパルト指揮によるモーツァルト作品集。モノラル録音に素晴らしい音源が多いことで知られている。

hector
HCDR-1012
\1700
モーツァルト:
 交響曲第35番ニ長調 ハフナー Kv.385
 交響曲第26番変ホ長調 Kv.184
  交響曲第36番ハ長調 リンツ Kv.425
 (1950年代中期 録音)
  LP Discophiles Francais DF135
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管
編成が少人数のわりには、響きが分厚く迫りくる表現力に魅力を感じる凄みある演奏です。リステンパルトのモノ録音には素晴らしい演奏が多いので有名だ!今回の復刻盤であらためて知ることができる。

hector
HCDR−1017
\1700
モーツァルト:
 交響曲第25番ト短調K.183
 ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251
 交響曲第38番 プラハ K.504
  1950年代録音
  7inch EX17017 / LP DF134 / 10inch EX25057
  全て Discophils Francais盤
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管
 またモーツァルトの作品を入れたアルバムで、可也な数の盤が存在する。彼の指揮には深みがあり聴くほどに味が出る魔法にでもかかった様な響きが魅力的です。(hector)

原盤のジャケット

hector
HCDR 1022
\1700
モーツァルト:
 2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネハ長調Kv.190
 管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調Kv.297b
 (1950年代後期 MONO録音)
  LP Le Club Francais du Disque 292
(Vn)ポール・マカノヴィッキー
ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル
(Fl)ジョゼフ・ポップ
(Ob)ハンス・クル
(Cl)アンドレ・フルニエ
(Fg)アンリ・ブーシェ
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管
ステレオ録音もあるがモノの方が可也分厚い響きだ!ヴァイオリンのソロは繊細で心地良い。美品LPは高額なので今回の復刻は魅力的。

hector
HCDR 1023
\1700
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調Kv.216
 ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調Kv.218
  (1960年代前後 STEREO録音)
   LP Le Club Francais du Disque 266
(Vn)ポール・マカノヴィッキー 
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管
ステレオ録音とモノ録音が存在する何れもレア盤です。
モノの音もいいが今回は初期ステレオ盤を選んだ。この時代にしては音がいいので驚いてしまう。
会員に配布されたLPでジャケはそこそこだが中身は絶品!マカノヴィッキーのノリノリなソロにはただならぬ興奮と湧き上がる音楽的表現力に言う事なしの名演。

hector
HCDR-1024
\1700
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調KV.364
モーツァルト:管弦楽のための協奏交響曲変ホ長調Kv.297b
     (1950年代中期 MONO録音) 10inch DF 525118 & EX25035
(Vn)ローラ・ボベスコ
(Vla)G.カッポーネ
(Ob)ピェール・ピエルロ
(Cl)ジャック・ランスロ
(Fg)ポール・オンニュ
(Hrn)G.クルシエ
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管

原盤のジャケット

hector
HCDR-1045
\1700
モーツァルト:
 ファゴット協奏曲変ロ長調K.Anh 230a (C1403)
 カッサシオン変ロ長調Kv.99
 ディヴェルティメント二長調Kv.136
 同 変ロ長調Kv.137 へ長調Kv.138 
(ファゴット)ポール・オン二ュ
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
10inch Erato 42045 & Les Discophiles Francais DF16 -1950年代録音MONO
 1900年、ドイツのキールに生まれ、1967年リスボンで亡くなった。
1932年にリステンパルト室内管弦楽団を創設、戦後はベルリンRIAS室内管弦楽団とバロックから現代まで多くのレパートリーを手がけた。
 その後ザールブリュッケンのザールラント室内管弦楽団の指揮者となり、荘厳で高雅、芯の通ったドイツらしい音楽を聞かせてくれた。
 現在CDはきわめて少なく、かつて彼の録音に親しんだファンにはHECTORの復刻は歓迎されている。


hector
HMOZ -14
\1800
(ピアノ) ミシェル・ベグネール
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番、同第27番
  12inch Erato STU70281 - 1965年録音 Stereo
(ピアノ) ミシェル・ベグネール
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団

 ミシェル・ベグネールは1941年リヨンに生まれ、パリ音楽院でペルルミュテールとジャック・フェブリエに師事し、その後ケンプとゲザ・アンダに学んだ。
 ERATOやCALLIOPEでいくつかの録音をリリースして、とくにモーツァルト、ハイドン、ベートーヴェンとシューベルトの名演で知られる。
 2009年にモーツァルト・ピアノ・ソナタ全集を録音したがいまは入手困難。今回HECTORがリリースしてくれたのは60年代のコンチェルト。
 ハイドンなどの録音は最近までWARNERから出ていたが、いまは入手困難。

hector
HRR-22001
(2CD-R)
\1700
ブラームス:セレナーデ第2番ニ長調
ワーグナー:ジークフリート牧歌
バッハ:管弦楽組曲(全4曲)*
 (LP Les Discophiles Francais DF132 &
  10inch 25034,25010,25066,325113)
カール・リステンパルト指揮 Vol.1
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)*
ザール室内管弦楽団
1950年代後期MONO録音
hector
HRR-22002
(2CD-R)
\1700
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
 (LP DF110/1 - 1950年代中期MONO録音)
カール・リステンパルト指揮 Vol.2
(Fl)J.P.ランパル
(Vn)U.グレーリング
(Ob)P.ピエルロ 他
ザール室内管弦楽団






2020/12/16新譜

Burg 1150
\1800
グッリとフェラレージの17,18世紀イタリアのソナタ集
 A.ストラデッラ:シンフォニアニ短調
 G.P.Cima:ソナタ"concerti ecclesiastici"
 G.M.Ruggieri:ソナタト短調op. 3-5
 T.ヴィターリ:ソナタロ短調
 ヴィヴァルディ:4声のソナタRV130 "All santo sepolcro"
 G.Legrenzi:ソナタニ長調
 G.トレッリホ短調op. 3-7
   (全7曲)
(ヴァイオリン) フランコ・グッリ & チェーザレ・フェラレージ
(チェロ) G.Caramia (通奏低音) A.Berruti
12inch Musica Sacra AMS46 1963年録音モノラル

 本場のヴァイオリンデュオによる稀少イタリアのソナタ集。
 華やかさはなく、地味な曲だが優雅さと荘厳なる深みを感じる演奏で素晴らしい・・・イタリアの魂が凄く伝わる音源です。(メーカーより)


グッリとフェラレージ
こんなアルバムも

Burg 1033
\1800 
アルド・フェラレージ
 パガニーニ:
  魔女たちの踊り
  「うつろな心」による序奏と変奏曲
 サラサーテ:アンダルシアのロマンス
 ボンポルティ:アリア
 タルティーニ:コレルリの主題による変奏曲より
 マリーニ:ソナタ
 メルーラ:カンツォーネ
   (全7曲)
  7inch  Storia de lla Musica SdM 015  -  mono  
    1960年代中期録音
(ヴァイオリン) アルド・フェラレージ
(Vn )G.Franzetti
(piano &hpsi) G.Spinelli
(gamba) A.Riccardi
  アルド・フェラレージのレア7inch イタリア盤復刻!

 グァルネリ・デル・ジェスを使用しての貴重な録音。
 とくにパガニーニの「魔女たちの踊り」とサラサーテの「アンダルシアのロマンス」は、パガニーニが実際に使っていた名器「カノン砲」を使っての録音。
 「カノン砲」とは、その音量の大きさ、そのあまりの迫力にパガニーニがつけた愛称。
 パガニーニがこの名器を使ったことでグァルネリはストラディヴァリウスと並ぶ名器とされるようになった。
 パガニーニは自分以外のものがこの楽器を使うことを禁じ、死後この楽器はジェノヴァの博物館で眠っていたが、21世紀に入ってようやく年に数回のみ演奏が許されるようになった。

 グァルネリ・デル・ジェスやストラディヴァリウスによる最新録音は多いが、この1960年代のフェラレージによるモノラル録音は、太く存在感にあふれ、デル・ジェスの魅力をたっぷり感じさせてくれる。
 名手あっての名器という思いを強くした。

Burg 1123
\1800
フランコ・グッリ/魅惑的なヴァイオリン作品集
 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV.1001
 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」
 パガニーニ:カプリース 第13番op. 1-13 、第20番op. 1-20
 ヴュータン:ロマンツァハ短調
(ヴァイオリン) フランコ・グッリ
(ピアノ) エンリカ・グッリ・カヴァッロ

12inch Angelicum LPA5952
1960年代録音モノラル

 無伴奏の正規録音は第1番のみです。この音源はヴァイオリンの素晴らしい音色とこの高陽感です。
 あまり見たことがない盤でもしやプレス枚数が少ないのでは?これはもう絶品の名演だと思います・・・(Hindenburg)

Burg 1124
\1800
(ヴァイオリン) アルド・フェラレージ
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調op. 6
(ヴァイオリン) アルド・フェラレージ
フランコ・ガッリーニ指揮 
ローマ交響楽団

10inch IGM016 1960年代初期録音モノラル


 アルド・フェラレージ(1902年5月14日 - 1978年6月29日)は、イタリアのヴァイオリン奏者。
 フェラーラの生まれ。
 5歳の時に両親から音楽の才能を認められ、地元のフレスコバルディ音楽学校でフェデリコ・バレーラとウンベルト・スピーノに音楽を学んだ。
 12歳の時にパルマ音楽院に進学してマリオ・コルティにヴァイオリンを学び、コルティのローマ聖チェチーリア音楽院への転任に合わせて転学し、1917年に卒業した。
 卒業後はフェラーラに戻り、暫く地元のアポロ映画館の無声映画の伴奏やカフェでの演奏で生計を立てたが、ヴァーシャ・プルジーホダとヤン・クベリークに認められてベルギーに留学し、ウジェーヌ・イザイの下で研鑽を積みながら欧米各地で演奏活動を行った。
 第二次世界大戦中は、母親がユダヤ人であった為に演奏活動を制限されたが、1948年に演奏活動に復帰し、1950年にはジェノヴァで行われたクリストファー・コロンブス生誕500周年祭でニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を披露したり、1965年にバチカンの教皇パウロ6世の御前で演奏を披露したりするなどの活動を行った。
 1968年にエフレム・ジンバリストがカーティス音楽院の院長を辞任したとき、後任としての渡米を打診されているが、家族とイタリアで過ごすことを優先してその話を断っている。
 サンレモにて死去。

 という、さすがの経歴。
 「プルジーホダとヤン・クベリークに認められて、イザイの下で研鑽を積んだ」人がただものであるはずがない。教皇パウロ6世の前で演奏までしている。




 少し聴けます。
 この「粋」というんでしょうか。この曲をこんなにも愉しそうに弾いているのを聴いたことがないです。
 なんというか作曲家と同じ血が流れているというんでしょうか。

https://www.dropbox.com/s/wr9idobzgynt9t8/brrg112401.mp3?dl=0

 パガニーニもこんなふうに弾いていたのではないかと。




(大昔のコメントから)
 パガニーニの協奏曲・・・これがすごい!
 アルド・フェラレージというイタリアのヴァイオリニスト。まったく知らなかった。1902年生まれだからハイフェッツなどと同時代。よくよく調べるとこの演奏も昔IDISからでたこともあったらしい。
 しかし繰り返すがこれがとてつもない名演だった。
 もともとパガニーニのコンチェルトがそんな好きということはない。軽いサーカス・コンチェルトという雰囲気だし、ちょっと悪趣味だし、よほど圧倒的な演奏で聴かせてくれないとこの曲で感動することは難しい。
なのだが、このフェラレージ、ヴァイオリンが始まった瞬間からまさに「圧倒的」に強烈な香りで聴くものをクラクラにさせてくれる。ヴァイオリンの音にシルクのようななめらかさがあり、氷上のスケーターか風を切るライダーか、そのクールで華やかな技巧も抜群。
 CDを聴いていて、「これ、誰だっけ?」とジャケットを見返すというようなことは店主のように毎日10枚のCDを聴いている人間でもそうあることではない。しかしこの人の演奏が始まるや、ジャケットを見返し、その演奏に酔い、終演後インターネットでその経歴を調べずにはいられなかった。こんな天才の録音が日の目も見ずまだ埋もれているのだ。
 録音は多くないし、ましてやCDなどほとんどない。しかしここでこうしてフェラレージという天才の稀代の名演が復活してくれたことは本当にありがたい。







2020/12/10新譜

Burg 1149
\1800
ルドルフ・シュルツ(Vn)&アーベントロート
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
(ヴァイオリン) ルドルフ・シュルツ
ヘルマン・アーベントロート指揮 
ライプツィヒ放送交響楽団
12inch URANIA URRS77
1950年代初期録音モノラル

 シュルツは当時のベルリン放送交響楽団在籍コンマスで個性的なヴァイオリンを奏でている。
 アーベントロートの稀少音源でもある。


2020/12/2新譜
 
Burg1145
\1800
ホセ・イトゥルビ
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op.23
(ピアノと指揮) ホセ・イトゥルビ
コンセール・コロンヌ管弦楽団
12inch columbia 33MCX1525
1956年9月28日 パリ録音モノラル

イトゥルビはピアニスト、指揮者、映画俳優と多彩な芸風をやってのけ、アメリカで大衆的人気を獲得したエンターテイナーである。
ミュージカル映画「錨をあげて」(1945)では本人がピアニスト役で「ハンガリー狂詩曲」を演奏していた。
今回の珍品、コロンヌ管との演奏ではかなり個性的な演奏で楽しいチャイコフスキー。
CD 未発売の珍しい録音。知っているのはごくわずかなアナログマニアのみか?LP あまり見かけない。(メーカーより)

****************

 columbia 33MCX1525 ジャケット

 ホセ・イトゥルビは、1895年、スペインのバレンシア生まれのピアノ奏者、指揮者。

 ジュネーブ音楽院ピアノ教授を経て、ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団指揮者、バレンシア市立管弦楽団指揮者などを歴任。
 ハリウッドのミュージカル映画にクラシック音楽を取り入れることを試みて、映画「思い出の歌」の中で、弾いたショパンのポロネーズは大ヒットした。
 ハリウッド映画に積極的に出演するなど、クラシック・ファンには嫌われるタイプの演奏家だが(クラシック界で初めてハリウッドのウォーク・オブ・フェームに名前を刻まれた)、「ホセ・イトゥルビ国際ピアノ・コンクール」も存在する立派な御仁。
 指揮も兼ねちゃってるこのチャイコフスキーはちょっと聴いてみたい。

2020/12/2新譜
 
Burg1146
\1800
マックス・ロスタル
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調op. 30
 ベートーヴェン:ロンド ト長調
 ブラームス:スケルツォハ短調(F.A.Eソナタより第3楽章)
(ヴァイオリン) マックス・ロスタル
(ピアノ) フランツ・オズボーン
12inch Decca LK4034
1948年1949年録音モノラル
ロスタルは文句なしにやっぱりいい!(メーカーより)

 ヴァイオリンのマックス・ロスタル(1905-1991)はオーストリア生まれ。ウィーンでアルノルト・ロゼーに、ベルリンではカール・フレッシュに師事した。
 1930-33年にベルリン高等音楽院のヴァイリン科教授を務め、その後ナチス政権の台頭によりイギリスに亡命、ロンドンのギルドホール音楽学校の教授を務め、アマデウス弦楽四重奏団のメンバー育成にたずさわった。
 1957-82年にはケルン音楽院、1957-85年にはスイスのベルン音楽院の教授を務めた。弟子にエディット・パイネマンがいる。
 ピアノのフランツ・オズボーンはレオニード・クロイツァーのドイツ時代の弟子の一人。

 
2020/12/2新譜
 
Burg1147
\1800
モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調op. 83
(ピアノ) モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ
ロルフ・ラインハルト指揮 
シュトゥットガルト・プロ・ムジカ管弦楽団
12inch Vox PL 7950
1952年12月 モノラル録音


 ピアノのブリュショルリほどCD化が望まれていたフランス女流奏者もいない。
 ブリュショルリは1915年生まれ。パリ音楽院で11歳でプルミエ・プリを獲得。バランタンと並ぶ最年少記録。イシドール・フィリップ、エミール・フォン・ザウアー、アルフレッド・コルトー、アマンド・フェルテに師事。1937年第3回ショパン国際コンクールで7位入賞。1969年ルーマニアで交通事故に遭い、コンサート・ピアニストを引退。以降教授職に専念する。
 しかし残念ながら現在彼女のCDは少なく、資料自体も少ない。MELO CLASSICSから9枚組のボックスが出たがすぐに完売した。


モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ Monique de la Bruchollerie (1915-1972):

 パリで生まれたブリュショルリは代々が音楽家として一家をなして来ました。
 コルトーやザウアーに師事した後、ショパン・コンクールやエリーザベト王妃コンクールに入賞。第二次世界大戦中はシュルル・ミュンシュが指揮するパリ音楽院管弦楽団との共演を繰り返し、情熱あふれる演奏で「ピアノの女王」として遇されました。
 戦後は世界を舞台に演奏旅行を行ない、1966年に来日して岩城宏之が指揮するNHK交響楽団と共演したサン=サーンスは、オールド・ファンの間で語り草になっています。しかし同年、ルーマニアで交通事故に遭い左手を負傷。晩年はピアノ教師としての人生を歩みました。


ARDMORE
A700-21
1CD-R\2200

原盤ジャケット
モ二ク・ドゥ・ラ・ブルショルリ(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、同第23番
 ハインリッヒ・ホルライザー指揮
 プロ・ムジカ交響楽団 (ウィーン)
  12inch opera 1033 - 1955年ウィーン録音MONO

D.スカルラッティ(タウジッヒ編):
 ソナタ L413より 「田園曲」
   L375より 「奇想曲」
  78rpm 10inch (F)pacific DP3720 -
  1940年代後期パリ録音MONO
(ピアノ)モ二ク・ドゥ・ラ・ブルショルリ

 ブルショルリのモーツァルトは特に名演として知られていて中古LP市場では数万円の高値で取引されているらしい。
 20,23番を二度録音しているが、これは1950年代に録音したLPの復刻である。


2020/12/2新譜
 
Burg1148
\1800
モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ
 
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op. 23
 (2)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
   フランク:交響的変奏曲嬰ヘ短調
(1)モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ(ピアノ)
 ルドルフ・モラルト指揮 
 ウィーン交響楽団
 12inch PantheonXPV1004 1952年録音モノラル
(2)モニク・ドゥ・ラ・ブリュショルリ(ピアノ)
 ヨネル・ぺルレア指揮 
 コンセール・コロンヌ管弦楽団
 12inch Vox PL 9750 1956年録音モノラル



2020/11/26新譜
 
Burg 1144
(2CD-R)\2900
リステンパルト
 ヘンデル:12の合奏協奏曲op. 6 (全曲)
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団

12inch Les Discophiles Francais DF89 112 157
1950年代中期録音モノラル

ヴァイオリン・ソロでG.F ヘンデルなどが参加しているのか?
LP 3枚がオリジナルでCD-R復刻では2枚でギリギリ収録。
オリジナル盤では順番には収録されていないが今回の復刻では順番を変更した。(メーカーより)

 



 カール・リステンパルトは1900年、ドイツ、キール生まれの指揮者。
 少年のころにヘルマン・シェルヘンの指揮するマーラーの交響曲第5番を聴いて音楽家を志すようになったと言うのは幸せなのか不幸なのか。

 1924年から1928年までシュテルン音楽院で学び、その後ウィーン音楽院に留学してヒューゴ・カウダーの薫陶を受けた。
 ベルリンに戻ってからは、ベルリン・オラトリオ合唱団の指揮者となり、1930年にチェンバロ奏者のルース・クリステンセンと結婚。

 1932年からベルリン室内管弦楽団を結成して演奏活動を行ったが、ナチスに協力しなかったため、室内管弦楽団の解散を余儀なくされた。

 第二次世界大戦終結後は、アメリカ軍占領地区放送局(英語版)(RIAS)のために室内管弦楽団を作り、バッハのカンタータを中心に活発な演奏活動を展開した。
 1953年にザールブリュッケンに移ってからはザール放送室内管弦楽団を創設し、ディスコフィル・フランセやエラートなど、主にフランスのレコード・レーベルに多くの商業録音を残した。

 1967年12月24日、演奏旅行先のリスボンで心臓発作を起こして急逝した。




2020/11/12新譜

Burg 1143
\1800
ロベルト・シュトルツ指揮の珍品音源!

古きウィーンの音楽(全6曲)
 ウィーンの美しい夜
 シルクのウィーン 
 プラーターでは木々が花を咲かせています 他
チャイコフスキー幻想曲(メドレー風) 約24分*
オッフェンバック幻想曲(メドレー風) 約25分*
ロベルト・シュトルツ指揮
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
ウィーン交響楽団*
10inch Decca LPS74 & Decca LK4077
1949年 1950年代録音* モノラル



2020/11/5新譜

Burg 1141
\1800
クレツキ指揮&フィルハーモニア管
 チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調「悲愴」
パウル・クレツキ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
12inch EMI SXLP 20027
1960年4月11,12日
 ロンドン録音ステレオ
2020/11/5新譜

Burg 1142
\1800
モーリス・マレシャル
 ピアノはダルレ!

  ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調op. 38
                  第2番ヘ長調op. 99
(チェロ) モーリス・マレシャル
(ピアノ) ジャンヌ=マリー・ダルレ
12inch Pathe 33DTX127 1952年録音モノラル

パテ高額盤の音源で、オリジナル盤を探し求めている方が今もなおいるお宝です。(HINDENBURG)



2020/10/29新譜

Burg 1140
\1800
ヒルダ・ヴァルデラントのグリーグ/ピアノ協奏曲ライヴ!
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調op. 16*
 ステンハンマル:晩夏の夜op. 33(全5曲)
(ピアノ) ヒルダ・ヴァルデラント
トール・マン指揮 
ストックホルム・フィルハーモニー
(1958年ライヴ録音 プライヴェートテープ* 1961年録音)

 ヒルダ・ヴァルデラントのグリーグの協奏曲はデンマークデッカ盤スタジオ録音と今回のライヴ録音が確認さている。
 ヴァルデラント(1917-1961)が亡くなる年の「晩夏の夜」。彼女の音源はあまりないので稀少です。この曲を聴く限り何故か涙が込み上げてくるのは私だけか?(HINDENBURG )



ARDMORE 伝説の名演
 ヒルダ・ヴァルデラント/グリーグ:ピアノ協奏曲

デンマーク・デッカ盤スタジオ録音

原盤のジャケット
A100-014
\1800
伝説の名演
 ヒルダ・ヴァルデラント
  グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16

   10inch Decca LW 5330 -
    1957年 コペンハーゲン録音MONO
(ピアノ) ヒルダ・ヴァルデラント
  (ほとんどLP録音がない北欧の女流ピア二スト 1917-1961)
スティグ・ヴェルテルべリ指揮
デンマーク国立放送交響楽団
デンマーク盤のみのレア音源

 久しぶりにARDMOREの親父が興奮しながら電話をかけてきた。
 「ヒルダ・ヴァルデラントのグリーグを見つけた」と。

 ヒルダ・ヴァルデラント?
 聞いたことあるようなないような。
 ただその昔、「誰のグリーグのピアノ協奏曲がいいか」、という話になったとき、どなたかが「北欧の女流ピアニストが弾いた録音がベスト」と語っていた。
 店主には思い当たる音源がなく、その方の勘違いだろうと思っていたが・・・これがその演奏に違いない。

 さてARDMOREの親父の興奮は止まらない。
 「こんなすごい演奏は聴いたことがない、これを聴いたらあんたもきっとのけぞる、アリア・レーベルで出したいといいよるに違いない、でもわたさんで」
 ARDMOREの親父は10分くらい一人で興奮しながら喋りつくして電話を切った。
 そして翌々日その音源が届いた。
 その「すごい演奏」とやらを聴いてみるか。

 なるほど・・・最初のピアノ1分で普通じゃないことがわかる。
 50年代中盤ということでDECCAといえども音質的に優れているとはいいがたいが、ホール空間にまるで星空のように広がるピアノ。
 それが女流とは思わせない重量級で、そして巨大なスケールを感じさせる。
 そして他の演奏では聴いたことのないような「タメ」もバッチリ決まってて無条件でかっこいい。
 そのピアノには剛毅な抒情がある。凛とした個性がある。

 調べた限りほかに手に入りそうな録音がないのがなんとも歯がゆいが、この人が北欧出身の類いまれなるピアニストであることは間違いない。
 

 ヒルダ・ヴァルデラントは、1917年生まれ、そして1961年、わずか44歳でこの世を去った北欧の伝説的ピアニスト。
 1934年にオスロでデビューし、北欧地域はもとより、英国、ドイツなどでも同世代有数のピアニストと呼ばれていた。
 

 




2020/10/22新譜

Burg 1138
\1800
パウル・バドゥラ=スコダ (ピアノ)
 シューベルト:楽興の時第2,3,4番 スケルツォD593 別れのワルツD973-2
 ハイドン:幻想曲 
 ベートーヴェン:ロンド・ア・カプリッチョ ポロネーズ
 J.シュトラウス(シェルホフ編):「こうもり」よりポルカ  ピチカート・ポルカ
  (他全12曲)
パウル・バドゥラ=スコダ (ピアノ)
12inch Preiser SPR3112 1965年録音ステレオ


2020/10/22新譜

Burg 1139
\1800
(ピアノ) カール・エンゲル
 シューベルト:即興曲集 D899 D935 (全8曲)
(ピアノ) カール・エンゲル
10inch Philips S06069R & S06102R 1955年録音モノラル




2020/10/15新譜

Burg 1136
\1800
カラヤン指揮&フィルハーモニア管/1949年
 バラキレフ:交響曲第1番
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
12inch Columbia 33CX1002
1949年11月 ロンドン録音モノラル

カラヤンの隠れた名演唯一の正規録音。燃えたぎる熱きマエストロの意外な一面に驚かれるでしょう。(メーカーより)

2020/10/15新譜

Burg 1137
\1800
(1)アンドレ・ガブリエル
   グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調
(2)ヘレン・エアロフ
   ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調op. 30-3
(1)
(ヴァイオリン) アンドレ・ガブリエル
G.L.ヨッフム指揮 ベルリンRIAS交響楽団
12inch Remington R119-191 1950年代初期録音モノラル

(2)
(ヴァイオリン) ヘレン・エアロフ
(ピアノ) セリーニ・シャイエ=リシェ
12inch Remington R199-95 1950年録音モノラル
(1)覆面ソリストではなくなんと!実在するソリストです。
ガブリエルの唯一の正規録音か? 演奏はこれまた強烈なインパクトなんです是非一度お試しください。(メーカーより)

(2)彼女の数少ないお宝音源です。本当に一部のアナログマニアぐらいしか存在が知られていない・・・ちなみに、ピアニストのリシェはフランスのリールで生まれ1949年にフランスのコンクールで賞を獲得。当時のコロンヌ管やヨーロッパの有名オケと数々共演するなどそこそこにピアノの方が知名度がある。レミントン盤からはシューマンの協奏曲などの録音がある。エアロフのモーツァルト協奏曲は(エクトールのモーツァルトシリーズHMOZ 57)好評発売中です。(メーカーより)



HECTORのアルバム

HECTOR
HMOZ 57
\1800
幻の女流奏者ヘレン・エアロフによるヴァイオリン協奏曲第7番
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調kv. 271A
       ディヴェルティメント第10番ヘ長調kv. 247より第3,5楽章メヌエット
       バレー音楽「レ・プティ・リアン」kv. 247より優雅なガヴォット
(ヴァイオリン) ヘレン・エアロフ
クルト・ヴェス指揮 
オーストリア交響楽団(ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団)
12inch Remington RLP199-46
1950年録音モノラル

 エアロフの正規録音は数が少ない。その存在はアナログマニアぐらいしか知らない、忘れられた女流ヴァイオリン奏者です。
 今回の音源はモーツァルトの偽作ですが遅めのテンポで奏でている。(HECTOR)










2020/10/8新譜

Burg 1133
\1800
クレツキ/フィルハーモニア管
 ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲op. 102
 ハイドンの主題による変奏曲op. 56a*
(ヴァイオリン) クリスティアン・フェラス
(チェロ) ポール・トルトゥリエ
パウル・クレツキ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
12inch ASD549
 1962年録音ステレオ
angel35765*
 1958年録音ステレオ
2020/10/8新譜

Burg 1134
\1800
デルヴォー&コンセール・コロンヌ管
 ドビュッシー:交響詩「海」
       「3つのノクターン」より祭
       「管弦楽のための映像」よりイベリア
ピエール・デルヴォー指揮 
コンセール・コロンヌ管弦楽団
12inch Command CC11008SD
 1961年録音ステレオ

 好評デルヴォー音源「ドビュッシーの管弦楽曲集」
 当時のコロンヌ管の演奏水準の高さをまざまざと見せつけた見事な演奏です。これでまたデルヴォーファンが増えるのでは!
 ドビュッシーの作品でこんなにも繊細な音と色彩感が半端ない演奏には感動します。デルヴォー恐るべし!当時のコロンヌ管は実に素晴らしい奏者を集めている。(HINDENBURG)


「祭」、お聴きください!
https://www.dropbox.com/s/kn17j1wb3u8vkte/burg1134Track04.mp3?dl=0
2020/10/8新譜

Burg 1135
\1800
デルヴォー&コンセール・コロンヌ管
 ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調op. 92
 「コリオラン」序曲op. 62
ピエール・デルヴォー指揮 
コンセール・コロンヌ管弦楽団
12inch Constellation c33 210
1960年代初期録音モノラル

 フランス盤パテプレスオリジナル録音デクレテシリーズでは未発売の音源です。まさかベートーヴェンの7番が存在するとは?デルヴォー・ファンにとっては嬉しい限りです。
 演奏は凄まじさの極みでしょうかコロンヌ管のアンサンブルも見事なものでさらにデルヴォーが躍動しまくる。
 炸裂するティンパニーには強烈な凄さを感じる・・・こんな狂った演奏もうたまらない!生ライヴだとどないなってしまうのか?(HINDENBURG)

 一番の聴きどころを聴かせてしまっていいのか・・・という気もしますが、第7番ラスト1分!!どうぞ!
https://www.dropbox.com/s/seejabg0yh85nk2/20201007-153224.mp3?dl=0


2020/10/1新譜

Burg 1131
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレの「ラ・カンパネラ」
 フランス盤の復刻


ショパン:タランテラop. 43
     子守歌op. 57
     3つのエコセーズop. 72
     幻想曲op. 49
     ノクターンop. 15-1
リスト:ラ・カンパネラ
    水の上を歩く聖フランチェスコ
    愛の夢
    忘れられたワルツ
    超絶技巧練習曲第11番「夕べの調べ」
 (全10曲)
(ピアノ) ジャンヌ=マリー・ダルレ

12inch Pathe DTX30202
1957年12月&1958年1月パリ録音モノラル

 ジャンヌ=マリー・ダルレ(1905年-1999年)はフランスのピアニスト。
 ショパンやリストのピアノ独奏曲や、サン=サーンスの協奏曲の、叙情的で優雅な解釈で名高い。
 レジオン・ドヌール勲章やフランス芸術文化勲章シュヴァリエ章を授与された。

 パリ音楽院でイシドール・フィリップとマルグリット・ロンに師事し、ガブリエル・フォーレやカミーユ・サン=サーンス、モーリス・ラヴェルらにも学んだ。

 14歳でデビューし、16歳で最初の録音を行なう。
 21歳のときにポール・パレーの指揮の下でラムルー管弦楽団と共演し、単独の演奏会でサン=サーンスのピアノ協奏曲を全曲演奏する。
 ヨーロッパで最初の演奏旅行を行なったのを皮切りに、1980年代に演奏活動から引退するまで定期的に演奏活動を行なった。
 1958年から1975年までパリ音楽院の教授として後進の指導に当たった。主な弟子にイレーナ・ヴェレッドやマリレーヌ・ドッスらがいる。





HINDENBURGの旧譜から

Burg 1021
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 ショパン:練習曲(全集) 作品10&25
(ピアノ) ジャンヌ=マリー・ダルレ
 10inch Pathe 33DT1016/7 1952年録音mono


 
ジャンヌ=マリー・ダルレといえばこれ。
ARDMOREでも大ベストセラーとなった。

A100-006
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.1

  ピアノ協奏曲 第1番二長調Op.17
  同 第2番ト短調Op.22 
  同 第3番変ホ長調Op.29
   12inch Pathe DTX176 222 252 -
    1950年代中期録音MONO
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ルイ・フレスティエ(指揮)
フランス国立放送局管弦楽団
 

A100-007
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.2

  ピアノ協奏曲 第4番ハ短調Op.44
  同 第5番へ長調Op.103「エジプト風」
  七重奏曲Op.65 +
   12inch Pathe DTX176 222 252 -
    1950年代中期録音MONO
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ルイ・フレスティエ(指揮)
フランス国立放送局管弦楽団
ロジャー・デルモット(トランぺット) +
ガストン・ロジェロ(コントラバス) +
パスカル四重奏団 +
 


ARDMORE FOURES-6からの移行。


 仮にももう半世紀以上前の録音である。
 いい加減、「サン=サーンスのピアノ協奏曲全集はやっぱりマリー・ダルレ」、とかいうのはやめてくれ・・・
 と言いながら、久しぶりにこのARDMORE盤で全曲聴いてみた。

 「サン=サーンスのピアノ協奏曲全集は、やっぱり、マリー・ダルレ。」

 ああ。結局そう言ってしまった。

 なんなんだ、やっぱりすごい。
 昔ピアノ音楽について狂ったように詳しい評論家の谷戸基岩氏が「これを凌駕できるのはタリアフェロの5番だけ。こんなにも輝かしく洒脱にそして深く読み込んで演奏したものは空前絶後。これほどまでにパッセージがきらめき、自然に呼吸した演奏を果たして聴いたことがあるだろうか」と絶賛していたが、いやはや、タリアフェロと比較されている第5番も含めて、こんなにも聴いていて心が大空に舞い上がるような高揚感を与えてくれる演奏にはお目にかかったことがない。
 たとえば第2番の第1楽章。まるでこの世の美しいもの切ないものをすべて吸い込んでしまったかのように、聴くものの呼吸は1分間止まる。
 一体何なんだ。何が他の演奏家と違うのだ。
 まるでミューズがちょっと地上に降りてきてピアノと戯れているかのよう。
 そう、どことなく浮世離れしているのである。神がかっていて人間じゃないみたいな感じなのである。輝かしくて神々しくて、でもちょっと洒落っ気もあって。

 半世紀経って君臨しても仕方がない、これは。

.
2020/10/1新譜

Burg 1132
\1800
知る人ぞ知るペトロニオの協奏曲
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op. 64
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調op. 26より第2楽章

(ヴァイオリン) フレデリック・ペトロニオ
ポール・グリエール指揮 
ベルギー国立放送交響楽団

12inch Maestro OAT25002
1950年代録音モノラル

 オリジナル盤の余白にはブルッフ:協奏曲の第2楽章が演奏されている。
 メンデルスゾーンではノリノリのテクニックで圧しまくっているが実は劇的で繊細アプローチのペトロニオです。
 この音圧に驚かれるでしょう・・・それにオケが予想を上回る見事な演奏で迫ります。これぞお宝音源!
 最近見かけなくなった稀少盤だが同レーベルでサン=サーンスの曲とアルファ(DB34)レーベルのリサイタル盤など全部でLP4枚しかなくペトロニオの稀少な音源です。(Hindenburg)



 フレデリック・ぺトロニオは知られざる名ヴァイオリニストで、その小品集はどこかで絶賛されていたが、コンチェルト録音はきわめてレアでなかなか聴く機会がないものといわれていた。
 ここでようやくメンデルスゾーンの全曲が聴けるようになったわけである。演奏は結構好き勝手でヘタウマ的な乗りがあるので好みは分かれるかもしれない。





2020/9/24新譜

Burg 1129
\1800
カール・フリードベルクの唯一の稀少盤復刻
 シューマン:子供の情景op. 15
        ノヴェレッテ第4番op. 21
 ブラームス:スケルツォop. 4 間奏曲op. 76-4 op. 117-1
 フリードベルク:即興曲「追憶」幻のレーベル
(ピアノ) カール・フリードベルク
12inch ZODIAC Z-1001
1953年録音モノラル

 「ゾディアック」盤は最近あまり見なくなった。
 カール・フリードベルクは知る人ぞ知るピアニスト。81歳の録音です。
 弟子にはあのエリー・ナイが・・・ピアノで再現される表現力は雄大でしかも洗練された見事なもの。(HINDENBURG)
.
.
2020/9/24新譜

Burg 1130
\1800
アッカルド、1958年パガニーニ国際コンクール第1位時代の録音
 なんと17歳!


パガニーニ:ソナタホ短調op. 3、
        魔女達の踊り、
        うつろな心による変奏曲、
        モーゼの主題による変奏曲、
        鼓動の声
サラサーテ:アンダルシアのロマンス
ファリャ:ホタ
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ヴィニエャフスキ:ポロネーズ
(ヴァイオリン) サルヴァトーレ・アッカルド
(ピアノ) A.Beltrami & A.Collard

12inch Pretoria 30CL8011 & 7inch Roxane #2
1958年録音モノラル

 アッカルドの演奏はこの頃が絶頂期だと言うが今回の復刻を聴く限りそう思わざる得ないのでは?(HINDENBURG)




2020/9/17新譜

Burg 1124
\1800
(ヴァイオリン) アルド・フェラレージ
 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調op. 6
(ヴァイオリン) アルド・フェラレージ
フランコ・ガッリーニ指揮 
ローマ交響楽団

10inch IGM016 1960年代初期録音モノラル


 アルド・フェラレージ(1902年5月14日 - 1978年6月29日)は、イタリアのヴァイオリン奏者。
 フェラーラの生まれ。
 5歳の時に両親から音楽の才能を認められ、地元のフレスコバルディ音楽学校でフェデリコ・バレーラとウンベルト・スピーノに音楽を学んだ。
 12歳の時にパルマ音楽院に進学してマリオ・コルティにヴァイオリンを学び、コルティのローマ聖チェチーリア音楽院への転任に合わせて転学し、1917年に卒業した。
 卒業後はフェラーラに戻り、暫く地元のアポロ映画館の無声映画の伴奏やカフェでの演奏で生計を立てたが、ヴァーシャ・プルジーホダとヤン・クベリークに認められてベルギーに留学し、ウジェーヌ・イザイの下で研鑽を積みながら欧米各地で演奏活動を行った。
 第二次世界大戦中は、母親がユダヤ人であった為に演奏活動を制限されたが、1948年に演奏活動に復帰し、1950年にはジェノヴァで行われたクリストファー・コロンブス生誕500周年祭でニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を披露したり、1965年にバチカンの教皇パウロ6世の御前で演奏を披露したりするなどの活動を行った。
 1968年にエフレム・ジンバリストがカーティス音楽院の院長を辞任したとき、後任としての渡米を打診されているが、家族とイタリアで過ごすことを優先してその話を断っている。
 サンレモにて死去。

 という、さすがの経歴。
 「プルジーホダとヤン・クベリークに認められて、イザイの下で研鑽を積んだ」人がただものであるはずがない。教皇パウロ6世の前で演奏までしている。




 少し聴けます。
 この「粋」というんでしょうか。この曲をこんなにも愉しそうに弾いているのを聴いたことがないです。
 なんというか作曲家と同じ血が流れているというんでしょうか。

https://www.dropbox.com/s/wr9idobzgynt9t8/brrg112401.mp3?dl=0

 パガニーニもこんなふうに弾いていたのではないかと。




(大昔のコメントから)
 パガニーニの協奏曲・・・これがすごい!
 アルド・フェラレージというイタリアのヴァイオリニスト。まったく知らなかった。1902年生まれだからハイフェッツなどと同時代。よくよく調べるとこの演奏も昔IDISからでたこともあったらしい。
 しかし繰り返すがこれがとてつもない名演だった。
 もともとパガニーニのコンチェルトがそんな好きということはない。軽いサーカス・コンチェルトという雰囲気だし、ちょっと悪趣味だし、よほど圧倒的な演奏で聴かせてくれないとこの曲で感動することは難しい。
なのだが、このフェラレージ、ヴァイオリンが始まった瞬間からまさに「圧倒的」に強烈な香りで聴くものをクラクラにさせてくれる。ヴァイオリンの音にシルクのようななめらかさがあり、氷上のスケーターか風を切るライダーか、そのクールで華やかな技巧も抜群。
 CDを聴いていて、「これ、誰だっけ?」とジャケットを見返すというようなことは店主のように毎日10枚のCDを聴いている人間でもそうあることではない。しかしこの人の演奏が始まるや、ジャケットを見返し、その演奏に酔い、終演後インターネットでその経歴を調べずにはいられなかった。こんな天才の録音が日の目も見ずまだ埋もれているのだ。
 録音は多くないし、ましてやCDなどほとんどない。しかしここでこうしてフェラレージという天才の稀代の名演が復活してくれたことは本当にありがたい。


.
.
2020/9/17新譜

Burg 1125
\1800
このヴァイオリンの音をもっと
 シルルニクの「クロイツェル」

  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調op. 12-3
                        第9番イ長調op. 47「クロイツェル」
(ヴァイオリン) シャルル・シルルニク
(ピアノ) アルド・チッコリーニ

12inch Vega MT10139 1961年録音モノラル

 今回は初期オリジナル盤での復刻ではないが、この深みと繊細さは充分に聴いていただけます。
 これ程までにお互いが感情移入し溶け込んだ素晴らしい演奏ではないでしょうか。(HINDENBURG)

原盤ジャケット



 「クロイツェル」から少し聴いてみてください。
 ヴァイオリンの音色が他の人と違うんです。
 ビロードのような。

 なので、演奏を、ではなくこのひとのヴァイオリンの音をもっと聴いていたいと思わせられる。

https://www.dropbox.com/s/ojps3w75o6w6mxb/burg112501.mp3?dl=0

 こんな人初めてかもしれません。こんなすごい人がいたんですね。




 先日のベートーヴェンのコンチェルトが大爆発ベストセラーとなったシャルル・シルルニク(1923-2003)。
 パリ生まれのフランスのヴァイオリニスト。
 パリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1877-1962)とマルセル・シャイエ(1881-1936)のクラスで学び1939年に一等賞を得た。
 兄弟がアウシュヴィッツで殺害される中なんとか戦後まで生き延び、パリで活動。スペイン、ベルギー、スイス、チュニジア、モロッコ、メキシコなどでもコンサートを開くが、40歳になる前に病気のため引退。

 シルルニクはわずかな録音しか残していないがいずれも超一級の演奏といわれる。


シャルル・シルルニクの貴重な音源

Burg 1115
\1800
これほどまでに美しい演奏が
 シャルル・シルルニク
  ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op. 61
(ヴァイオリン) シャルル・シルルニク
ピエール・デルヴォー指揮 
コンセール・コロンヌ管弦楽団
12inch Ducrete Thomson SCC506 1962年録音ステレオ
シルルニクのヴァイオリンはビロードのような繊細さと美的感覚で全楽章を完璧に演奏している。(HINDENBURG)


 こんなにも美しいベートーヴェンのコンチェルトがあったか。
 この人が弾くと、この曲がこんなにも優しく、温かく、繊細で優美に響く。
 パワーが足りなくて仕方なく優美になっているのではない。デルヴォーの懐深いフォローのもと、一音一音を丹念に端正に、命を込めて弾いている、そんな演奏なのだ。

 全曲聴き終わったあと、あまりにいとおしくてもう1回聴いてしまった。

 その滴るように美しい第2楽章を少しお聴きください。
https://www.dropbox.com/s/fo7tm6c9zmgn9vt/Burg1115.mp3?dl=0


シャルル・シルルニクのバッハ

Burg 1119
\1800
シャルル・シルルニク
 バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番BWV 1041 第2番BWV 1042
     2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV 1043*
(ヴァイオリン)
 シャルル・シルルニク  
 ジョルジュ・アルマン*
ルイ・オーリアコンブ指揮 
トゥールーズ室内管弦楽団

12inch ?Club Francais du Disque 255 ? ? 1960年 モノラル録音

 このような繊細さ!
 完璧な演奏!人生観を見直したくなるシロルニクのヴァイオリンです。(Hindenburg)


シャルル・シルルニクのモーツァルト

原盤のジャケット

HECTOR
HCDR-1013
\1,800
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第7番 ニ長調KV.271A
 ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調KV.219 トルコ風
  (1950年代録音)
  LP Le Club Francais du Disque 137
(Vn)シャルル・シルルニク
ダニエル・シャブリュン指揮
セント・ソリ管
フランスの香りと優美な音楽を堪能して頂けるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲。実に魅力的で自然な調べが心に残る演奏です。
繊細な表現力は永遠に響く素直な音。(HECTOR)


.
.
2020/9/17新譜

Burg 1126
\1800
(ピアノ) イヴォンヌ・ルフェビュール
 ベートーヴェン:ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲op. 120
(ピアノ) イヴォンヌ・ルフェビュール

10inch Ducrete Thomson 270c106 1950年代録音モノラル
超高額盤!ルフェビュールの人気度は急上昇です。(HINDENBURG)





ルフェビュール、衝撃の31番

ARDMORE
A100-017
\1800
新復刻盤!!
 イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)


 J.S.バッハ:
  前奏曲とフーガ イ短調BWV.543 (リスト編)
  幻想曲とフーガ ト短調BWV.639 (ブゾーニ編)
  コラール前奏曲「来た、異教徒の救い主よ」 (リスト編)
  カンタータ第147番より「主よ人の望みの喜びよ」 (ヘス編)
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109 第31番変イ長調 Op.110

   10inch VSM FBLP 1079/80 - 1955年1956年 パリ録音MONO
イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)
 
(かつてのコメントから)

 この数ヶ月に聴いた中で文句なく最高のアルバム。すごい。

 イヴォンヌ・ルフェビュール。
 1898年生まれのフランスのピアニスト。
 20世紀を代表するフランスのピアニストのひとりと呼ばれるが、教育活動に熱心だったので録音はあまり多くない。
 そんな中ずば抜けて有名なのはフルトヴェングラーとのモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。1954年5月15日、ルガノのアポロ劇場で行われたライヴ録音。ただそこでのルフェビュール、もちろんすごいのだが、やはり彼女を聴くというよりフルトヴェングラーを聴く、という録音かもしれない。
 その後、フランスのSOLSTICEから、いきなり80歳近いルフェビュールの録音が登場、年齢を感じさせないみずみずしい演奏でファンを驚嘆させた。一連のシリーズはSOLSTICEの大黒柱としていまだにベストセラーを続けている。とはいうものの「これはルフェビュールの全盛期の演奏ではないよ」と言われてしまうと、決して悪い演奏ではないのに、どこか壊れ物を扱うような感じでハラハラしながら聴いてしまい、あげくに「全盛期はどんなだったのだろう」と思ってしまう自分がいた。
 
 しかし・・・今回ARDMOREから登場した復刻版は・・・ルフェビュール、50代。まさに「全盛期」の録音。

 すごいというのはいろいろな人の話でわかっていたのだが、それほど大きな期待をしないで聴いてしまったものだから・・・かなり大きな衝撃を被ってしまった。
 ・・・これがルフェビュールの本性か・・・。
 こんな人だったのか。
 最初の一音から、びっくりするほどの圧力。太くて強い。
 女性とは思えないといっては失礼なのかもしれないが、ピアノの音が黒光りしているのである。聴いているこちらの胸に「ズン!」と響いてくる。こんな迫力は後年の録音にはなかった。
 しかももちろん力任せとかいうのとは違う。まったく力んでないのに音圧だけがこちらにブンブン響いてくる。この類まれな荘厳さ。だからバッハが生々しくも神々しく聴こえる。こんなバッハを演奏する人がいたか。

 そして・・・ベートーヴェン・・。
 しかも曲はピアノ・ソナタ第31番。
 おそらくベートーヴェン好きの人が最も愛するこの曲・・・。
 こんな人の演奏でこの曲の終楽章を聴かされたら・・・一体どんなことになってしまうのか・・・。
 後年のSOLSTICEの演奏はもちろん聴いた。とても自然体で、悟ったような清らかな演奏だった。でもこの50年代の演奏は第1楽章の冒頭からしてそんな「清純」な演奏じゃない。もっともっと深くて強い。荘厳な響きの中にきわめて人間くさい何かを感じさせる。

 まるで魔物が夜の闇から降りてくると聞かされているかのように、まんじりともせず終楽章が始まるのを待った。
 やがてにわかに始まった「悲痛な歌」。

 これが・・・ルフェビュールか・・・。
 こんな・・・人だったのか。

 間違いなくここ最近で、最も衝撃的な瞬間を味わった。
 スタッフがいる事務所で、顔が上げられなくてしばらくうつむいたままだったのは、本当に久しぶりだった。


.
.
2020/9/17新譜

Burg 1127
\1800
(ヴァイオリン) モーリス・クリュー
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op. 47「クロイツェル」
(ヴァイオリン) モーリス・クリュー
(ピアノ) ジャン・クロード・エンゲルバート

10inch Ducrete Thomson 270c007 1950年代録音モノラル

 クリュー唯一のベートーヴェン・ソナタ正規録音、これが凄い高額盤。
 バランスのゆとれたヴァイオリンとピアノとの調和がパーフェクトではないですか。ビロードのような繊細な音が感極まるとは私だけか?このようなヴァイオリンを皆様に聴いて頂きたい。(HINDENBURG)

 パスカル弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン、モーリス・クリューの「クロイツェル」。
 意外な感じもするが、パスカルSQはフランスの弦楽四重奏団としては珍しくベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集を録音した団体。
 でも第1ヴァイオリンのジャック・デュモンが注目を集めることが多いので、モーリス・クリューの「クロイツェル」はやっぱり意外か。
.
.
2020/9/17新譜

Burg 1128
\1800
パウル・クレツキ指揮&フィルハーモニア管
 プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 op. 100
パウル・クレツキ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団

12inch Electrola STE91330 1963年6月 ロンドン録音ステレオ



アリア・レーベル 第91・92弾!
ここまですごいとは思わなかった・・・
クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ARD 0091 \1800
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 ARD 0092 \1800


 どうしてチェコのSUPRAPHONレーベルは、レーベルの金字塔的存在となるベートーヴェン交響曲全集をクレツキに任せたのか。
 そしてその全集がどうして半世紀以上にわたって一度もカタログ落ちしなかったのか。
 そして1960年代の録音にもかかわらず、どうしてその全集録音がいまの時代にSACDシングルレイヤー化されて再発売されたのか(そしてすぐに完売したのか)。

 そして数年前に発売された「EMI 20世紀の偉大な指揮者たち 全40巻」シリーズの中で、どうしてクレツキのアルバムが最も早く売り切れになったのか。

 そして・・・もっと時をさかのぼれば、どうしてフルトヴェングラーは1920年代、この人を呼んでベルリン・フィルを指揮させたのか。


 ・・・SUPRAPHONもEMIも、一部のファンも、そしてフルトヴェングラーも知っていたのである。



 このクレツキという人がいかにすごいかということを。

 
 
 今回のこの「運命」、この「英雄」。
 静かに、しかしひるむことなく、たたみかけるように追い込みをかけてくる。
 迫ってくる。にじり寄ってくる。

 そして聴く者に厳しく問いかけてくる。


どうするのか。
生きるのか。
生きないのか。

そのままでいるのか。
それとも進むのか。


 この凄み。
 ぶんなぐられても、蹴倒されても、相手を見据え、にらみ、まったく動じない。まったくひるまない。

 そしてそうやって何度も何度もじりじりとじわじわとたたみかけてくる。


おまえはどうするのか。



 この人の壮絶な生き方についてはここでは触れるまい。
 あえて語らずとも、この音楽を聴けば、この人の生き様はおのずと聞く者の脳髄に心臓に魂に響いてくるはず。



 「英雄」の第1楽章後半での、異様な間の取り方、見たことのないテンポの落とし方。
 「運命」終楽章での、世界を引きずり込むような怒涛のうねり。
 

 かっこよさとかスマートさとかそんなものには全く興味がないのだろう。
 そういう指向がまったくない。

 各楽器の歌わせ方、強調の仕方は、要所要所でうまい。
 オーケストラにどこでどう奏させれば、どう響き、どう聴こえるか、すべて分かった上で、ひとつひとつを丁寧に、しかし大胆に盛り上げてくる。
 難しいことはしてない。
 きわめてシンプルできわめてストレート。

 しかしだからこそ雄渾でたくましく、強い。
 だから一音一音に味がある。人生がある。
 だからずしりと重い。
 そしてその重さは尋常ではない。




 「英雄」の葬送行進曲。

 ここでクレツキが悼んでいるのは、おそらく、殺された自分の家族ではないだろう。
 人類が抱えてきた深き煩悩、原罪。
 そしていまを生きる我々の苦悩、そしてその未来。



 音楽にそこまでのものをしたためることができる人はそうそういない。



 クレツキ、これほどとは思わなかった。




ARD 0091
\1800
アリア・レーベル第91弾
 クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団


  ベートーヴェン:交響曲第1番
            交響曲第5番「運命」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団

録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2313 STEREO

 

ARD 0092
\1800
アリア・レーベル第92弾
 
クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団

  ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団

録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2275 STEREO








2020/9/10新譜

Burg 1122
\1800
ドゥヴィ・エルリ
 ブラームス:
   ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 イ短調op. 102
(ヴァイオリン) ドゥヴィ・エルリ  
(チェロ) ギィ・ファロ
エルネスト・ブール指揮 
南西ドイツ放送交響楽団

10inch Ducrete Thomson 270c110
1957年録音モノラル

 好評エルリのヴァイオリンで今回はブラームスだがファロのチェロが凄くいいエルリに負けていない響で対抗している。
 それ以外にもオケが熱い演奏でエルリが少しおとなしいかも?なかなか入手困難なLPでここ最近は見ないデクレテ盤10inchからの復刻です。(Hindenburg)




 ドゥヴィ・エルリ。
 パリ音楽院を1等で卒業し、パスキエ、カザルス、エネスコに師事、1955年のロン・ティボー・コンクールで優勝した伝説のヴァイオリニスト。
 伝説とはいえ1990年代になお現役として活躍していて、その名はときおりマニアの間でささやかれた。
 ・・・が、とにかくCDがほとんど出ていなかった。

  

 ドヴィ・エルリ(1928年11月5日 - 2012年2月7日)は、フランスのヴァイオリニスト。
 世代的にスターン、グリュミオー、コーガンよりちょっと後の世代。ソリストでいえばロストロポーヴィチ、指揮者でいえばテンシュテット、ブロムシュテット、マズア、ハイティンクと同年代。
 パリ音楽院でジュール・ブーシュリに学び、プルミエ・プリを得て卒業。
 1955年のロン=ティボー国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、ソリストとしての活動を始めた。
 1968年にマルセイユ音楽院の教授となり、1973年にはマルセイユ・ゾリスデンを設立した。
 1977年のマルセイユのプロヴァンス室内楽センターの監督職を経て1982年に母校であるパリ音楽院の教授に就任。
 1995年以後は、パリのエコール・ノルマル音楽院で後進の指導に当たった。
 2012年2月7日火曜日の朝、勤め先のエコール・ノルマル音楽院へ向かう途中、パリの10区でトラックに跳ねられて事故死した。



よろしければ店主のYouTube動画、どうぞ。

「クラシック・ビギナーズ・チャンネル第4弾」
  すごいチャイコフスキー 
https://youtu.be/xbV5cAIRdPk



店主絶賛の
ドゥヴィ・エルリ/チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

ASS-102
\1700

ドゥヴィ・エルリ
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲二長調Op.35

  12inch Ducrete Thomson SCC 508 -
  1962年1月21日、パリでの録音 STEREO
ドゥヴィ・エルリ(ヴァイオリン)
ピエール・デルヴォー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団


 どうしてこの人のヴァイオリンからはこんなに深みとコクのある音色が出てくるのか。
 悪魔の祭典で行われているかのような、まるで秘儀。タルティーニやパガニーニと同じような伝説がこの人にもあるのではないか。

 ここまで重量級・・・いや、違う・・・ここまでズシリと魂に響くチャイコフスキーというのは印象がない。
 まるで違う素材の・・・いや、違う・・・別の楽器で演奏されたかのようなチャイコフスキー。

 これを聴くとあの20世紀最大のヴァイオリニストの演奏が可愛いネコに思える。

 バックのデルヴォーとコンセール・コロンヌがまたいい。
 ・・・と思ったら、これは元々は「デルヴォー・シリーズ」の一環で録音されたものらしい。
 でも、やっぱり間違いなく主役はエルリ。
 しかもどうやら「半分」ライヴのような収録で一発撮りだったらしい。だからミスもあるが、切れそうな緊張感を味わえる。

 間違いなくこの曲の代表的名演の一つ。今までCD化されなかったのがまったく不思議。

 ちなみにこの原盤、ARDMOREはかなり高額で手に入れたらしい。なかなか見つからない貴重盤。
 ARDMORE、またものすごいものを見つけてきた。

2020/9/10新譜

Burg 1123
\1800
フランコ・グッリ/魅惑的なヴァイオリン作品集
 バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV.1001
 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 「悪魔のトリル」
 パガニーニ:カプリース 第13番op. 1-13 、第20番op. 1-20
 ヴュータン:ロマンツァハ短調
(ヴァイオリン) フランコ・グッリ
(ピアノ) エンリカ・グッリ・カヴァッロ

12inch Angelicum LPA5952
1960年代録音モノラル

 無伴奏の正規録音は第1番のみです。この音源はヴァイオリンの素晴らしい音色とこの高陽感です。
 あまり見たことがない盤でもしやプレス枚数が少ないのでは?これはもう絶品の名演だと思います・・・(Hindenburg)



2020/9/3新譜

Burg 1120
\1800
ジャクリーヌ・ボノーの
 デクレテ盤 ピアノ小品集 (Disque 1&2) 全18曲

バッハ:行進曲、ミュゼット、インヴェンションイ短調
モーツァルト:アリエッタ、ワルツ
ベートーヴェン:ソナチネト長調、バガテルハ長調・ヘ長調、ワルツ
シューマン:「子供のアルバム」より小さな騎士、楽しき農夫、子守唄、狩りの歌
ウェーバー:テーマ
クレメンティ:ロンド
ラモー:タンブーラン
フンメル:スケルツォ
チェルニー:アンダンテ・カンタービレ
ジャクリーヌ・ボノー(P)
7inch Ducrete Thomson 190c007&008
1950年代録音モノラル
2020/9/3新譜

Burg 1121
\1800
ジャクリーヌ・ボノーの
 デクレテ盤ピアノ小品集 (Disque 3&6) 全14曲

バッハ:プレリュードハ短調、メヌエット第4番
ダカン:カッコウ
メンデルスゾーン:間奏曲
シューベルト:楽興の時
ヘンデル:プレリュード
ベートーヴェン:ワルツ「ル・デイジア」、ソナチネヘ長調、村の踊り
シューマン:「子供のためのアルバム」よりシチリアーナ、初めての悲しみ
クレメンティ:ロンド
パーセル:piece de clavecin
モーツァルト:トルコ行進曲
ジャクリーヌ・ボノー(P)
7inch Ducrete Thomson 190c009&013
1950年代録音モノラル

 当時のフランスにて子供のためのピアノ教則として発売されたものではないか?
 伴奏としては数多くの録音に参加しているピアニストであるボノーの知られざるピアノ小品集。
 今回の復刻は7inch 盤4枚だがオリジナルは少なくとも全部で10枚ぐらいはあるらしい。
 何れもコレクターを刺激する内容のシリーズではあるが、なかなか全てコンプリするのは至難の技。(HINDENBURG)



 ジャクリーヌ・(ボノー)ロバン(Jacqueline Robin, 1917年12月11日 - 2007年2月3日)は、フランスのピアノ奏者。



 ドルドーニュ県サンタスティエの出身。幼少時よりアマチュア音楽家だった母から音楽の手ほどきを受け、10歳の時にパリ音楽院に入学。
 ヴィクトル・スタウプとアベル・エスティールにピアノ、ジャン・ギャロンに和声、ノエル・ギャロンに対位法、マックス・ドローヌに室内楽を学ぶ。
 1936年にピアノで、1937年に和声、1938年にピアノ伴奏法、1939年に対位法と室内楽のそれぞれでプルミエ・プリを取得して卒業した。
 1945年からジュヌヴィエーヴ・ジョワとピアノ・デュオを組む。

 1940年に作曲家のポール・ボノーと結婚し、ジャクリーヌ・ボノーとなったが1959年に離婚している。
 ジュヌヴィエーヴ・ジョワとのデュオは、20世紀半ばから後半のヨーロッパで"ピアノ・デュオの華"と呼ばれた。

 タヴェルニーにて脳卒中の後遺症のために死去。



2020/8/28新譜

Burg 1117
\1800
フルトヴェングラー指揮
 1952年11月26,27日 VPOセッション録音
  ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
12inch (G)Electrola WALP1060
1952年11月26,27日 ウィーン・ムジークフェラインザール モノラル録音

 「ドイツ盤エレクトローラからの復刻は初では?」(HINDENBURG)
2020/8/28新譜

Burg 1118
\1800
レーヴェングート四重奏団による
 モーツァルト時代の珍しい作曲者たち

  P.ヴァジョン:弦楽四重奏曲第1番 第5番
  N.ダライラック:弦楽四重奏曲第3番 第5番
レーヴェングート四重奏団
12inch ARCHIV 14149 1959年録音ステレオ
2020/8/28新譜

Burg 1119
\1800
シャルル・シルルニク
 バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番BWV 1041 第2番BWV 1042
     2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV 1043*
(ヴァイオリン)
 シャルル・シルルニク  
 ジョルジュ・アルマン*
ルイ・オーリアコンブ指揮 
トゥールーズ室内管弦楽団

12inch ?Club Francais du Disque 255 ? ? 1960年 モノラル録音

 このような繊細さ!
 完璧な演奏!人生観を見直したくなるシロルニクのヴァイオリンです。(Hindenburg)



 下記ベートーヴェンの大ヒットを受けてHindenburgが急遽リリース、シャルル・シルルニクのバッハ。






2020/8/21新譜

Burg 1115
\1800
これほどまでに美しい演奏が
 シャルル・シルルニク
  ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op. 61
(ヴァイオリン) シャルル・シルルニク
ピエール・デルヴォー指揮 
コンセール・コロンヌ管弦楽団
12inch Ducrete Thomson SCC506 1962年録音ステレオ
シルルニクのヴァイオリンはビロードのような繊細さと美的感覚で全楽章を完璧に演奏している。(HINDENBURG)


 こんなにも美しいベートーヴェンのコンチェルトがあったか。
 この人が弾くと、この曲がこんなにも優しく、温かく、繊細で優美に響く。
 パワーが足りなくて仕方なく優美になっているのではない。デルヴォーの懐深いフォローのもと、一音一音を丹念に端正に、命を込めて弾いている、そんな演奏なのだ。

 全曲聴き終わったあと、あまりにいとおしくてもう1回聴いてしまった。




 シャルル・シルルニク(1923-2003)はパリ生まれのフランスのヴァイオリニスト。
 パリ音楽院でジュール・ブーシュリ(1877-1962)とマルセル・シャイエ(1881-1936)のクラスで学び1939年に一等賞を得た。
 兄弟がアウシュヴィッツで殺害される中なんとか戦後まで生き延び、パリで活動。スペイン、ベルギー、スイス、チュニジア、モロッコ、メキシコなどでもコンサートを開くが、40歳になる前に病気のため引退。

 シルルニクはわずかな録音しか残していないがいずれも超一級の演奏といわれる。


 その滴るように美しい第2楽章を少しお聴きください。
https://www.dropbox.com/s/fo7tm6c9zmgn9vt/Burg1115.mp3?dl=0



シャルル・シルルニクのモーツァルト


原盤のジャケット

HECTOR
HCDR-1013
\1,800
モーツァルト:
 ヴァイオリン協奏曲第7番 ニ長調KV.271A
 ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調KV.219 トルコ風
  (1950年代録音)
  LP Le Club Francais du Disque 137
(Vn)シャルル・シルルニク
ダニエル・シャブリュン指揮
セント・ソリ管
フランスの香りと優美な音楽を堪能して頂けるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲。実に魅力的で自然な調べが心に残る演奏です。
繊細な表現力は永遠に響く素直な音。(HECTOR)

2020/8/21新譜

Burg 1116
(2CD-R) \2900
ニコライ・マルコ
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集op. 46(全8曲)、op. 72(全8曲)
 グリーグ: 抒情組曲op. 54 (管弦楽編4曲)
ニコライ・マルコ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
ニコライ・マルコ
 ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲 第3番
ニコライ・マルコ指揮 
デンマーク放送交響楽団
12inch (UK)HMV CLP1019/20 1953年録音モノラル
Private tape 1951年2月 ライヴ録音モノラル

 フィルハーモニア管のホルン奏者は言わずと知れたデニス・ブレインです。



 ウクライナのブライロフ生まれ(1883-1961)の指揮者ニコライ・マルコ。指揮の先生として有名なムーシンの先生であり、あのムラヴィンスキーの前任指揮者でもある。
 レニングラード交響楽団の指揮者を、1929 年までつとめ、そのころショスタコーヴィチの交響曲第1 番と第2 番の世界初演を指揮している。
 1929 年に亡命、デンマーク放送交響楽団の常任客演指揮者となり、さらに第2 次世界大戦中はアメリカに移り、市民権も得る。戦後はヨーロッパに戻り、デンマーク放送交響楽団を客演指揮したりしていたが、そこでフィルハーモニア管弦楽団のレコーディングに携わることになる。


原盤ジャケットがまたいい雰囲気出してます。

ちょっと聴いてみますか?さすがムーシンの師匠。ずしりときます。
https://www.dropbox.com/s/d64ofvc0al2clar/BURG1116.mp3?dl=0




2020/8/13新譜

Burg 1111
\1800

ビゼー:「子供の遊び」
 2台のピアノによる演奏とオーケストラによる演奏

 ぶらんこ  こま  お人形  回転木馬  羽根つきラッパと太鼓 
 シャボン玉  陣取り鬼こ目隠し鬼ごっこ  馬跳び 
 小さな旦那様、小さな奥様舞踏会 (全12曲)
(ピアノ)
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ
ジャクリーヌ・ボノー
10inch Le Club francais 380 1960年代録音モノラル
 ラッパと太鼓  お人形  こま 
 小さな旦那様、小さな奥様  舞踏会 (全5曲)
Marius Briancon指揮 
ストラスブール放送室内管弦楽団
10inch Musique et Culture MC2503 1960年代録音モノラル
2020/8/13新譜

Burg 1112
\1800
ランパル&ピエルロ
 J・ハイドン:フルートとオーボエのための協奏曲

 第1番ハ長調 第2番ト長調 第3番ト長調 第4番ヘ長調 第5番ヘ長調 
 (原曲:2つのリラのための協奏曲)
(フルート) ジャン=ピエール・ランパル
(オーボエ) ピエール・ピエルロ
ローランド・デュラテ指揮 
パリ・コレギウム・ムジクム
12inch CRITERE SCRD5175 1963年パリ録音ステレオ


 ピエール・ピエルロ( 1921年4月26日 - 2007年1月9日)は、フランスのオーボエ奏者。

 ヴァラシエンヌ音楽院でガストン・ロンガットに師事した後、パリ音楽院でルイ・ブルーゼ (Louis Bleuzet) の薫陶を受け、1941年にプルミエ・プリを得ている。
 また、フェルナン・ウーブラドゥから室内楽も学んだ。
 ヴィシー政権下の大戦中は、近衛秀麿主宰の「コンセール・コノエ」にジャック・ランスロ等と共に参加した。
 1946年からジャン=ピエール・ランパル、ジャック・ランスロ、ポール・オンニュ、ジルベール・クルシエと木管五重奏団を結成して演奏活動を開始し、翌年にはパリのオペラ=コミック座に首席オーボエ奏者として加わった。
 1949年にはジュネーヴ国際音楽コンクールのオーボエ部門で優勝を飾り、1951年からはロベール・ヴェイロン=ラクロワらとパリ・バロック・アンサンブルを結成してバロック音楽の紹介に努めた。一方で、ジャック・イベール、フランシス・プーランクやダリウス・ミヨーらの作品を手掛けている。
 1969年から1986年までパリ音楽院で教鞭をとった。この間、主にパリ・バロック・アンサンブルの一員として頻繁に来日、読売日本交響楽団(若杉弘指揮)とモーツァルトの協奏曲も演奏した1960年代から1990年代まで日本で数多くの演奏会に出演した。
2020/8/13新譜

原盤ジャケット
Burg 1113
\1800
パウル・クレツキ指揮&ウィーン・フィル
 マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
パウル・クレツキ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
12inch EMI ASD483
1961年11月
ウィーンムジークフェラインザール録音 
ステレオ

 ウィーンフィルによる最初の「巨人」正規ステレオ録音です。クレツキとウィーンフィル正規録音もこれだけです。
 「こんなに美しい演奏はウィーンフィルならではだ!」
 クレツキのアプローチも見事だが当時のマーラー録音がこんなにも美しいハーモニーとして奏でられるのはウィーンフィルだからこそです。(第4楽章フィナーレのカットがあります)(HINDENBURG)

*****

 終楽章冒頭。このカタストロフ的表現はクレツキに尽きるような気がする。
https://www.dropbox.com/s/yxk21ij0bqoj9mq/Burg1113.mp3?dl=0

2020/8/13新譜

Burg 1114
\1800
クレツキ指揮&フィルハーモニア管
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェヘラザード」
パウル・クレツキ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
(Solo violin) フーゴ・ビーン
12inch HMV SXLP20026
1960年4月 ロンドン録音ステレオ




2020/8/7新譜

Burg 1109
\1800

マドレーヌ・プティ&エレーヌ・ボッシ第2弾
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタop. 27-2「月光」 (ピアノ) マリ=マドレーヌ・プティ
7inch Trianon A17005
1950年代録音モノラル
クレメンティ:ピアノ・ソナタロ短調op. 42-2 ニ短調op. 50-2 (ピアノ) エレーヌ・ボッシ
10inch Erato EFM42039
1950年代録音モノラル
ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長Hob.18-11 (ピアノ) エレーヌ・ボッシ
ヘルムート・コッホ指揮 
ベルリン室内管弦楽団
10inch Eterna720024 50年代録音モノラル


先日発売「Burg 1105」の第2弾!
プティはこれで完璧かも?これぞお宝音源(HINDENBURG)


 マリ=マドレーヌ・プティ、幻の女流ピアニスト。
 イーヴ・ナットの弟子でパリ音楽院卒業ジュネーブ国際コンクールで優勝するなど輝かしい経歴だが何故か残された音源が少なく一部のマニアだけが知っている。(HINDENBRUG)




 エレーヌ・ボッシは仏系スイス人ピアニスト。1917年ローザンヌ生まれ。エコール・ノルマルでルフェビュール、コルトーに学んだ。





先日発売の第1弾
2020/7/16新譜

Burg 1105
\1800
マリ=マドレーヌ・プティ
(1)ショパン:バラードop. 23-1
      練習曲op. 10-3,5,8
 (全4曲)
(ピアノ) マリ=マドレーヌ・プティ
エレーヌ・ボッシ
(2)ウェーバー:ピアノ・ソナタ第2番op. 39
(ピアノ) エレーヌ・ボッシ
(1)7inch Trianon(F) A17004 1950年代録音モノラル
(2)12inch BAM(F) LD048 1950年代録音モノラル

 マリ=マドレーヌ・プティ、バラードop. 23-1 お聴きください。
https://www.dropbox.com/s/nr1hso676ub9164/1.mp3dl=0


 エレーヌ・ボッシのクープランの演奏を見つけました。
https://youtu.be/dlbnDWak8lA



2020/8/7新譜

Burg 1110
\1800
リヴィア・レフのパテ盤稀少音源
 ショパンのピアノ作品集

   ショパン:24の練習曲よりop. 28-3 op. 28-16
      マズルカop. 7-1 op. 68-2
      夜想曲op. 15-1
      子守歌op. 57
      ポロネーズop. 71-3 (全7曲)
(ピアノ) リヴィア・レフ

10inch Pathe DT1013 1952年録音 モノラル

原盤ジャケット  

 ARDMOREの旧譜「子供のための音楽集」がベストセラーになったリヴィア・レフのレア音源集、今回はショパン。


 この落ち着き、優雅さ。大人のショパン。

 夜想曲 第4番 ヘ長調 Op.15-1
https://www.dropbox.com/s/23zj1po6zoi93rx/BURG1110Track07.mp3dl=0



 リヴィア・レフは1916年生まれのピアニスト。オーストリア=ハンガリー帝国支配下のブダペストの生まれ。
 7歳でマルギット・ヴァローとクラーラ・マーテーにピアノを習い、9歳で人前で弾くようになった。
 その後、フランツ・リスト音楽院でアルノルト・セーケイとレオ・ヴェイネルの薫陶を受け、1938年に卒業している。
 1946年にパリに移住し、国際的な活動を展開。1963年にはロックフェラー研究所の招聘により、ニューヨーク・タウン・ホールでアメリカ・デビューを果たしている。
 2018年3月28日パリにて死去。100歳を超える長寿だった!




リヴィア・レフのレア音源集
第1弾

Burg 1075
\1800

 リヴィア・レフのレア音源集

 リスト:パガニーニによる超絶技巧練習曲s140 (全6曲)
 リスト:忘れられたワルツs215 より
 シューマン:パピヨン
 モーツァルト:2台のピアノのためのフーガ kv.426*
  (12inch Classic Club X515 & SAGA5312*
    - 1960年代中期モノラル録音)
(ピアノ) リヴィア・レフ
(ピアノ) フェリシア・ブルメンタール*

 モーツァルトはステレオ録音ですが2台のピアノがそれぞれ片寄りすぎで違和感があるのでモノラルで聴きやすくなっています。
 やはり、レフは繊細で聴き込むほどに感動と表現力の素晴らしさに思い知らされる!
 



ARDMORE
大ベストセラーのリヴィア・レフ、2つのアルバム


 子供のための作品を子供のために弾いたアルバムのはずなのだが、いつしか童心に戻った自分のためのアルバムになっていた。
 優しく、凛として、清楚で、気高い。
 こんなジャケットのような子供時代を送れていたら、もっと素直な人間になれたのになあ。いやいや、このアルバムを聴いて童心を取り戻そう。


ARDMORE
ASS-043
1CD-R\1700
リヴィア・レフ
 「子供のための音楽集」

 モーツァルト:キラキラ星変奏曲
 ベートーヴェン:エリーゼのために
 シューマン:「子供の情景」〜鬼ごっこ 眠りに入る子供
 シューマン:「子供のためのアルバム」〜
  勇敢な旗手 民謡 楽しき農夫
 ドビュッシー:「子供の領分」〜2曲
 C.P.E.バッハ:ソルフェージェット
 J.S.バッハ:前奏曲
 ビゼー:「子供の遊び」〜こま
 フォーレ:組曲「ドリー」〜こもり歌
 ショスタコーヴィッチ:3つの幻想舞曲Op.5
 プロコフィエフ:「赤ちゃんの一族」第1組曲(ワルツ)
 ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」第1組曲〜3曲
 ジョリヴェ:歌ナイーブ〜2曲
 コダーイ:7つのピアノ曲Op.11〜No.3
 バルトーク:「12の小品」〜1曲 「子供のために」〜2曲
  全15作品

  12inch Pathe DTX269 - 1950年代後期MONO録音
  薄CDケース入りジャケ印刷とCD-R印刷のみの商品です。
(ピアノ) リヴィア・レフ

 「クラシック名盤この1枚(光文社)」というかなりマニアックな本の中で三木茂という方が紹介していてずっと気になっていたアルバム。
 「ジャケット写真の子供たちの様子をご覧になっていただければ、このディスクを聴いていただいたも同然。レフのピアノは、良い意味で「子供の目線」の高さである。聴いていて思わず楽しくなる演奏、というのは、とびっきりの技量とセンスとテンションの持続を兼ね備えることで成立する。この恐るべき「真実」は、このディスクを聴いて初めて実感できた。なんと理屈抜きにステキな時間!次から次へと登場する至福のひとときに、私は終わりの時間が来ないことを願いたくなってしまう。(クラシック名盤この1枚(光文社)三木茂氏)」

 今回のアルバムはその彼女がLP初期に録音したもの。

ARDMORE
A700-25
\2200
リヴィア・レフ(ピアノ)
 ショパン:ワルツ集 (17曲)

 第1番「華麗なる大ワルツ」
 第2番「華麗なるワルツ」 第3番「華麗なる円舞曲」
 第4番「華麗なるワルツ」 第5番変イ長調
 第6番「子犬のワルツ」  第7番嬰ハ短調
 第8番変イ長調  第9番「告別」
 第10番ロ短調  第11番変ト長調  第12番へ短調
 第13番変二長調  第14番ホ短調
 第15番ホ長調  第16番変イ長調  第17番
  12inch (UK)Ducrete - Thomson DTL93088
   1950年代中期録音MONO
リヴィア・レフ(ピアノ)
 
 「子供のための音楽集」が大ベストセラーとなったレフのショパン、ワルツ集。





2020/7/31新譜

Burg 1108
\1800
プーランクのピアノ!サティのピアノ作品集

サティ:天国の英雄的な門の前奏曲
  ジムノベディ第1番
  サラバンド第2
  グノシエンヌ第3
  最後から2番目の思想
  自動記述法
  トルコ風のチロル舞曲
  前奏曲  (全9曲)
(ピアノ) フランシス・プーランク

10inch BAM LD 023
1955年11月21日パリ。モノラル

官能的な世界が広がるエロチックなプーランクのピアノ。
プレイエル・ピアノ。
モノラルではあるが音は肉厚である。(HINDENBRUG)

原盤ジャケット




 お宝的音源、プーランクが弾いたサティ。
 もっとさらりと弾くかと思ったら、随分情感豊かで思いいれたっぷりの演奏。
 これが当時のパリの音か・・・。

「ジグノペディ」聴いてみますか?
https://www.dropbox.com/s/qh8gehmbnwjftzr/BURG1108Track02.mp3dl=0








2020/7/23新譜

Burg 1106
\1800
シャルル・エローフェの「月光」
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番「月光」
 バッハ:パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
 バッハ:カンタータ第147番より「主よ人の望みの喜びよ」
(ピアノ) シャルル・エローフェ
10inch La voix de notres MLP101
1950年代録音モノラル


 シャルル・エローフェは、リヨン音楽院で15歳で1等賞をとり、エコール・ノルマルで学んだ。
 アルフレッド・コルトー、ラザール・レヴィに師事。
 その後ブローニュ音楽院でピアノ科の教授を務めた。



 これらを聴けば魅了されると思う。

「月光」第1楽章
https://www.dropbox.com/s/iw3mah7uevqzgtk/Burg%201106Track01.mp3dl=0

「主よ人の望みの喜びよ」
https://www.dropbox.com/s/897bwi2d8bootvy/Burg%201106Track10.mp3dl=0

2020/7/23新譜

Burg 1107
\1800
ドゥヴィ・エルリ
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調op. 64
(ヴァイオリン) ドゥヴィ・エルリ
エルネスト・ブール指揮 
南西ドイツ放送交響楽団
10inch Ducrete -Thomson 255c048
1957年録音モノラル


 ドゥヴィ・エルリ。
 パリ音楽院を1等で卒業し、パスキエ、カザルス、エネスコに師事、1955年のロン・ティボー・コンクールで優勝した伝説のヴァイオリニスト。
 伝説とはいえ1990年代になお現役として活躍していて、その名はときおりマニアの間でささやかれた。
 ・・・が、とにかくCDがほとんど出ていなかった。



 ドヴィ・エルリー(1928年11月5日 - 2012年2月7日)は、フランスのヴァイオリニスト。
 世代的にスターン、グリュミオー、コーガンよりちょっと後の世代。ソリストでいえばロストロポーヴィチ、指揮者でいえばテンシュテット、ブロムシュテット、マズア、ハイティンクと同年代。
 パリ音楽院でジュール・ブーシュリに学び、プルミエ・プリを得て卒業。
 1955年のロン=ティボー国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝し、ソリストとしての活動を始めた。
 1968年にマルセイユ音楽院の教授となり、1973年にはマルセイユ・ゾリスデンを設立した。
 1977年のマルセイユのプロヴァンス室内楽センターの監督職を経て1982年に母校であるパリ音楽院の教授に就任。
 1995年以後は、パリのエコール・ノルマル音楽院で後進の指導に当たった。
 2012年2月7日火曜日の朝、勤め先のエコール・ノルマル音楽院へ向かう途中、パリの10区でトラックに跳ねられて事故死した。



よろしければ店主のYouTube動画、どうぞ。

「クラシック・ビギナーズ・チャンネル第4弾」
  すごいチャイコフスキー 
https://youtu.be/xbV5cAIRdPk






2020/7/16新譜

Burg 1105
\1800
マリ=マドレーヌ・プティ
(1)ショパン:バラードop. 23-1
      練習曲op. 10-3,5,8
 (全4曲)
(ピアノ) マリ=マドレーヌ・プティ
エレーヌ・ボッシ
(2)ウェーバー:ピアノ・ソナタ第2番op. 39
(ピアノ) エレーヌ・ボッシ
(1)7inch Trianon(F) A17004 1950年代録音モノラル
(2)12inch BAM(F) LD048 1950年代録音モノラル

 マリ=マドレーヌ・プティ、幻の女流ピアニスト。
 イーヴ・ナットの弟子でパリ音楽院卒業ジュネーブ国際コンクールで優勝するなど輝かしい経歴だが何故か残された音源が少なく一部のマニアだけが知っている。
 ベートーヴェンの「月光」が同レーベルで確認されているもあとは1,2枚程度あるかも?(HINDENBRUG)

バラードop. 23-1 お聴きください。
https://www.dropbox.com/s/nr1hso676ub9164/1.mp3dl=0





 エレーヌ・ボッシは仏系スイス人ピアニスト。1917年ローザンヌ生まれ。
 エコール・ノルマルでルフェビュール、コルトーに学んだ。

 クープランの演奏を見つけました。
https://youtu.be/dlbnDWak8lA






2020/6/26新譜

BURG1103
\1800
ラインホルト・バルヒェット
(1)
J.S.バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調BWV.1060
(2)
ナルディー二:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
J.ハイドン:セレナーデ
ボッケリー二:メヌエットop.13-5
(Vn)ラインホルト・バルヒェット

(1)
(Ob)クルト・カルムス
クルト・レーデル指揮 
ミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団
(10inch Ducretet Thomson 270C081 - 1950年代中期録音)MONO

(2)
(10inch Classique 13199H - 1950年代中期録音)MONO
(12inch Bertelsmann 13378- 1950年代中期録音)MONO
フリードリヒ・ティーレガント指揮 
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団

 バルヒェットのヴァイオリンを堪能できる1枚。後半のポピュラーな曲がまた高雅で嬉しい。
 どちらの原盤も貴重で、おそらく今回が初CD化。

ナルディー二:ヴァイオリン協奏曲ホ短調から
https://www.dropbox.com/s/v30wu717ph00ajm/brug110306.mp3dl=0

原盤

ボッケリー二:メヌエット
https://www.dropbox.com/s/tn3kkjrgh55m0ya/brug110308.mp3dl=0


原盤
.
2020/6/26新譜

BURG 1104
\1800
エウィット管弦楽団/.ランパル
 J.S.バッハ:管弦楽組曲(全集)
(Fl)J.P.ランパル
エウィット管弦楽団  
モーリス・エウィット指揮
(10inch DF22/23 - 1950年代録音)MONO

 1884年生まれのモーリス・エウィットは、フランスのヴァイオリン奏者、指揮者。
 パリ音楽院でヴァイオリンを学び、トゥーレ四重奏団、サイレ四重奏団、ドーソン四重奏団のメンバーを経て、1918年にカペー四重奏団に加わり、カペーの死後は自らの四重奏団を組織して1943年まで活動を継続した。
 1941年には、エウィット室内管弦楽団を創設している。
 1940年からレジスタンス活動にも従事し、1943年にナチス・ドイツ軍の捕虜としてブーヘンヴァルト強制収容所に送られたという経歴も持つ。(そこで彼はポーランドの受刑者と違法な弦楽四重奏団を設立したらしい。)
 1945年のフランス解放後、ドイツに移送され、亡くなったフランス人を追悼して、フォーレのレクイエムを演奏した。

 第二次世界大戦後は、エウィット室内管弦楽団を率いて1950年代まで演奏活動を続け、1971年にパリで亡くなった。



2020/5/28新譜から

Burg 1099
\1800
名匠エウィットのベートーヴェンの7番!
 ベートーヴェン:
  交響曲第7番イ長調op. 92
  コリオラン序曲
  エグモント序曲
モーリス・エウィット指揮 
エウィット管弦楽団
原盤:12inch DF 90 1950年代録音 モノラル



知られざる名盤の宝庫RICHTHOFENレーベルからはこんな隠れ名盤も!!
ベートーヴェンは上記新譜と合わせて4,5,7番が揃う。
RICHTHOFEN
RICHT 88065
1CD-R\1900
ベートーヴェン:
 交響曲第4番変ロ長調
   同 第5番ハ短調 運命
  (1950年代初期パリ録音)
 LP-(仏)Les Discophiles Francais DF61
モーリス・エウィット指揮
エウィット管

 エウィットの音楽に魅力を感じる一枚。余分な表現を付けることなく音の美を繊細にアプローチしたベートーヴェンは最近の演奏ではまず聴けない分厚い音のする復刻盤です。

 スリムCDケース使用の表ジャケCD-R印刷のみで解説はありません。



エウィットといわれて最初に思い出されるメイエルとのモーツァルトのコンチェルト。
この録音の指揮者と言われてはっと気づく方も多いと思う。永遠の名盤。

HECTOR
HCDR1025
1CD-R\1700
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第20番ニ短調Kv.466
 ピアノ協奏曲第23番イ長調Kv.488 
  LP DF37 (1952年 MONO録音)
マルセル・メイエル(ピアノ)
モーリス・エウィット指揮
エウィット管弦楽団


さらにモーツァルトの交響曲集がHECTORから、そしてシューベルトの交響曲もARDMOREから発売されている!

HECTOR
HMOZ 39
1CD-R\1800
この演奏を聴けばモーツァルトもフランス人のことを許すかもしれない

エウィット管弦楽団のモーツァルト

 序曲「パリ」kv. 311A
 交響曲第32番kv. 318
 交響曲第33番kv. 319
 交響曲第34番kv. 338
 アイネ・クライネ・ナハトムジークkv. 525
モーリス・エウィット指揮 
管弦楽団
7inch EX17015 DF17001 & 10inch DF 49
1950年代録音モノラル


 典雅で快活。
 決して俗に落ちないのだが、どこか親しげで明るい。
 モーツァルト30番代初期作品をこんなにも爽快に演奏してくれるフランス人指揮者はなかなかいない。
 なんせチャーミングなのだ。
 パリで人生最大の不幸に見舞われたモーツァルトは、ザルツブルクに戻ってこれら3曲の交響曲を書いたわけだが、この演奏を聴けばフランス人のことを許すかもしれない。


ARDMORE
A200-02
1CD-R\2000
モーリス・エウィット指揮
 シューベルト:
  交響曲第4番
   同 第8番「未完成」
  劇音楽「ロザムンデ」序曲
  「イタリア風」序曲 D591
モーリス・エウィット指揮
管弦楽団
12inch Les Discophiles francais DF50 7inch DF71 - 1951年録音MONO

 この盤(DF50)はもともとピッチが高いのでなおしました。(ARDMORE)
 一部にものすごく熱狂的に支持されるモーリス・エウィットのシューベルト。

原盤ジャケット






<2020/6/11 紹介新譜>

2020/6/11新譜

Burg 1100
\1800
パウル・クレツキ指揮のベルリオーズ序曲集
 ベルリオーズ:
 序曲「ローマの謝肉祭」*
 歌劇「ベンヴェヌート・チェルリーニ」序曲
 歌劇「ベアトリスとベネディクト」 
 序曲「宗教裁判官序曲「海賊」 (5曲)
パウル・クレツキ指揮 
フィルハーモニア管弦楽団
12inch HMV XLP30014
1951年、1952年*
録音モノラル

この躍動感はただものではない。このような繊細かつ大胆不敵な演奏はクレツキならではです。(HINDENBURG)




序曲「ローマの謝肉祭」

https://www.dropbox.com/s/35egh3w4960f3q5/burg1100.mp3dl=0

2020/6/11新譜

Burg 1101
\1800
エルリの初期録音
 高額デクレテ盤のサラサーテと稀少SP盤!


サラサーテ作品集(5曲)
 ホタ・アラゴネーサ
  ホタ・ナヴァーラ
  アンダルシアのロマンス
  プライェーラ
  サパテアード
10inch Ducrete Thomson 250c037 1957年パリ録音モノラル
サラサーテ:サパテアード
アルベニス:マラゲーナ
78rpm VSM DB11252 1940年代後期パリ録音モノラル
(ヴァイオリン) ドゥヴィ・エルリ
(ピアノ) モーリス・ビューロー 
    アンドレ・コラール
 かなり珍しいエルリのSP盤(オリジナル)音源がまた凄い。(HINDENBURG)


 ホタ・アラゴネーサ Op. 27をどうぞ。
https://www.dropbox.com/s/yv3nu514onrwu8e/burg1101.mp3dl=0
2020/6/11新譜

Burg 1102
\1800
ドゥヴィ・エルリ
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
(ヴァイオリン) ドゥヴィ・エルリ
ラーズロー・ショモジー指揮 
南西ドイツ放送交響楽団
12inch Ducrete Thomson 370c001 1958年録音モノラル


 サンプルが送られてきた。
 エルリのチャイコフスキーはあのデルヴォーとの壮絶演奏があるが、その4年前にモノラル録音があった。そんなひっぱりだこだったのかエルリは。
 しかしそれも当然と思わせる、こちらもやはりすさまじい演奏。

 とりあえずその第1楽章お聴きいただければ納得かと。

https://www.dropbox.com/s/6qnrmvfcic8ipal/burg1102erlih.mp3dl=0



ドゥヴィ・エルリとのチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
この名演は必然だったのか


ARDMORE
ASS-102
CD-R\1700
ドゥヴィ・エルリ
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲二長調Op.35

  12inch Ducrete Thomson SCC 508 -
  1962年1月21日、パリでの録音 STEREO
ドゥヴィ・エルリ(ヴァイオリン)
ピエール・デルヴォー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団

 まだこの曲にこんな名演が残っていたのか。
 ドゥヴィ・エルリのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」。

 どうしてこの人のヴァイオリンからはこんなに深みとコクのある音色が出てくるのか。
 悪魔の祭典で行われているかのような、まるで秘儀。タルティーニやパガニーニと同じような伝説がこの人にもあるのではないか。

 ここまで重量級・・・いや、違う・・・ここまでズシリと魂に響くチャイコフスキーというのは印象がない。
 まるで違う素材の・・・いや、違う・・・別の楽器で演奏されたかのようなチャイコフスキー。

 バックのデルヴォーとコンセール・コロンヌがまたいい。
 ・・・と思ったら、これは元々は「デルヴォー・シリーズ」の一環で録音されたものらしい。

 しかもどうやら「半分」ライヴのような収録で一発撮りだったらしい。だからミスもあるが、切れそうな緊張感を味わえる。

 間違いなくこの曲の代表的名演の一つ。今までCD化されなかったのがまったく不思議。ARDMORE、またものすごいものを見つけてきた。



<2020/5/28 紹介新譜>

2020/5/28新譜

Burg 1097
\1800
ドゥヴィ・エルリの三重協奏曲
 ベートーヴェン:
  ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調op. 56
(ヴァイオリン) ドゥヴィ・エルリ
(チェロ) ギィ・ファロ
(ピアノ) モニーク・ファロ
エルネスト・ブール指揮 
南西ドイツ放送交響楽団
原盤:10inch Ducrete Thomson 260c087
1956年録音モノラル





ARDMORE、空前の大ヒットとなったエルリのチャイコフスキー
指揮がデルヴォー!

ARDMORE
ASS-102
CD-R\1700
ドゥヴィ・エルリ
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲二長調Op.35

  12inch Ducrete Thomson SCC 508 -
  1962年1月21日、パリでの録音 STEREO
ドゥヴィ・エルリ(ヴァイオリン)
ピエール・デルヴォー指揮
コンセール・コロンヌ管弦楽団

 まだこの曲にこんな名演が残っていたのか。
 ドゥヴィ・エルリのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」。

 それにしてもヴァイオリニストの人に聴いてみたい。
 どうしてこんな音が出るのか?何が違うのか?
 楽器なのか?
 奏法なのか?
 性格なのか?

 どうしてこの人のヴァイオリンからはこんなに深みとコクのある音色が出てくるのか。
 悪魔の祭典で行われているかのような、まるで秘儀。タルティーニやパガニーニと同じような伝説がこの人にもあるのではないか。

 ここまで重量級・・・いや、違う・・・ここまでズシリと魂に響くチャイコフスキーというのは印象がない。
 まるで違う素材の・・・いや、違う・・・別の楽器で演奏されたかのようなチャイコフスキー。

 これを聴くとあの20世紀最大のヴァイオリニストの演奏が可愛いネコに思える。

 バックのデルヴォーとコンセール・コロンヌがまたいい。
 ・・・と思ったら、これは元々は「デルヴォー・シリーズ」の一環で録音されたものらしい。
 でも、やっぱり間違いなく主役はエルリ。
 しかもどうやら「半分」ライヴのような収録で一発撮りだったらしい。だからミスもあるが、切れそうな緊張感を味わえる。

 間違いなくこの曲の代表的名演の一つ。今までCD化されなかったのがまったく不思議。ARDMORE、またものすごいものを見つけてきた。




2020/5/28新譜

Burg 1098
\1800
ウィーン・フィルの名コンサートマスター
 オドノポゾフ/ヘッツェル

(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より「シャコンヌ」
  バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番BWV.1042
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV. 1003
(1)(ヴァイオリン) リカルド・オドノポゾフ
 ワルター・ゲール指揮 
 ネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団
(2)(ヴァイオリン) ゲルハルト・ヘッツェル
 プライヴェートテープ 1960年代録音モノラル
原盤:
(1)10inch MMS 54  1950年代録音 モノラル
(2)プライヴェートテープ 1960年代録音 モノラル


 ヘッツェルのバッハは、CDで発売されて話題になった1958年のものと同じようです。
 ただ録音が1958年なのか、1962年ではないかという話もあるようです。
 いずれにしても今回の音源はプライベート・テープで、生々しいモノラル録音とのこと。




 ウィーン・フィルの名コンサートマスター2人の貴重なバッハ録音。


 リカルド・オドノポゾフ。
 1934年から1938年までウィーン・フィルのコンサートマスターを務めた人。

 1932年、ウィーンのコンクールで第1位を獲得し、1937年のウジェーヌ・イザイ・コンクールで、ダヴィッド・オイストラフと優勝を争い、第2位を獲得した。
 このコンクールでは、オイストラフがソ連政府のチームを引き連れてコンクールの数週間前から開催地であるブリュッセル入りし、完璧な準備を整えていたのに対し、オドノポソフは前述のようにウィーン・フィルのコンサートマスターを務めており、コンクールの前日、ウィーンでの演奏会を終えた後、夜行列車でブリュッセルへ向かい、休みをとらないままコンクールに臨んだという。
 このエピソードを聞くと、もちろんオイストラフがすごいのは分かっていてもオドノポゾフもそうとうすごいと思ってしまう。

 この人の演奏を聴き始めると途中では止められない。
 これぞウィーン!
 歌って踊って舞い上がる、そんなヴァイオリン。
 ときおり羽目を外しがちになるのもまったく愛おしい!しかし軽くはない。というかかなり重い。太い。そして熱い。
 高貴で洒脱な独特のヴァイオリン。 
 ロシア移民の子としてアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれたのだが、まるでウィーン生まれの貴族のように思えてしまうのである。


 


ARDMOREのオドノポゾフ2タイトル

A200-12
\2000
リカルド・オドノポゾフ
 ファリャ:「7つのスペイン民謡組曲」より (6曲)
 ホアキン・ニン:「スペインの歌」(1923)より (4曲)
 イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタOp.27 より
   第3番”Ballade" 第4番
    12inch Concert Hall CHS 1175 -
     1950年代初期録音MONO
(ヴァイオリン) リカルド・オドノポゾフ
(ピアノ)ジャン・アントニエッティ
 
A200-13
\2000
リカルド・オドノポゾフ
 タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタト短調「悪魔のトリル」
 F・ジェミニアーニ:12のソナタ Op.5 (Corelli) より 変ロ長調
 ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
 ヴィヴァルディ:12のソナタ Op.2 (1712)より
  第2番イ長調RV.31
   12inch Concert Hall CHS1170 & 2080 -
    1950年代初期録音MONO
(ヴァイオリン)リカルド・オドノポゾフ
(ハープシコード)ハインツ・ウェールレ 他

原盤



 一方後半は伝説のコンマス、ゲルハルト(ゲアハルト)・ヘッツェル。



数少ないヘッツェルの録音


東武レコーディング
TBRCD 0020
\2300
ゲアハルト・ヘッツェル待望の協奏曲ライヴ!!
 (1)ブラームス:ヴァオリン協奏曲
 (2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5 番「トルコ風」
ゲアハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン)
(1)渡邉曉雄(指揮)
 東京都交響楽団
(2)ハインツ・レークナー(指揮)
 読売日本交響楽団
 世界最高のコンサートマスター故ゲアハルト・ヘッツェル待望の協奏曲ライヴ!!

 演奏タイミング:(1)[21:15][8:57][7:56]/(2)[10:01][9:56][8:40]
 録音:(1)1988 年3 月16 日サントリーホール、デジタル・ライヴ (2)1988 年3 月14 日東京文化会館、ステレオ・ライヴ
 サウンド・マスタリング:WEITBLICK

 ウィーン・フィルのコンサートマスターとして、その名声は楽壇に轟き、世界最高のコンサートマスターとまで絶賛された名手、ゲアハルト・ヘッツェル(1940〜1992)。
 登山中の滑落死という悲劇的な急逝は、多くの音楽ファンを悲しませ、それ故にますます忘れ得ぬ存在となりました。

 その実力に比してソリストとしての録音は極めて少なく、今回登場する、ブラームス、モーツァルトの名作も無論初登場のレパートリーとなります。

 ブラームスはヘッツェルが生涯愛した作曲家で、最後の録音となったヴァイオリン・ソナタ集の名演も記憶に残ります。
 ヘッツェルの解釈は、抒情的で微かな感傷すら感じられる繊細で美しいもので、その大袈裟でない身振りには心打たれること必定です。
 そして最晩年の渡邉曉雄の伴奏が正にノーブルそのもので、この品格には思わず襟元を正したくなるばかりです。
 さらに、鬼才レークナーの伴奏を得たモーツァルトも収録、レークナーのキビキビした伴奏とヘッツェルのセンス抜群の節回しテクニックには、どなたも満足を得られることでしょう。繰り返し聞きたくなる名盤の登場です。
 ヘッツェル未亡人の快諾を得てのリリース。いずれも優秀な実況録音。

これはキャニオンから出ていた伝説の名盤
EXTONから出なおしに

EXTON
OVCL 00386
(SACD Hybrid)
¥2857+税
ヘッツェルは知っていたのか
 ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調作品100
  ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調作品108
ゲアハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン)
ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)

 このアルバム、廃盤になって久しく、店主にとってはずっと宝物だった。

 1992年7月、登山中の事故で亡くなったウィーン・フィルの名コンサートマスター、ゲアハルト・ヘッツェルが生涯で唯一残したソロ・アルバム。

 彼は、どんなにソロ録音の提案があっても、その実直で完璧主義な性格からかすべて頑なに拒んできた。
 それが、一体どうしたわけか、死の半年前に突如このブラームスを録音した。
 自分自身で何かを悟っていたのか。知っていたのか。

 そうして彼の死後1年たって、ポツンと発売されたこのアルバム。
 ほかに誰もいないCDショップ店内で、たった一人、ひどくうつろな気持ちで聴いた覚えがある。

 演奏は決して涙を誘うものではない。
 どちらかというとそっけないくらい淡々と進む。
 寡黙で、でしゃばらず、楚々として。
 しかしその空気のようなブラームスの何と美しいことか。

 誰でもこれらの曲にもっと激しくうめくような激情を求めるかもしれない。
 しかし・・・ヘッツェルという人はこうだった。
 こういう音楽を生み出してきたし、こういう生き方をしてきた。

 なのでこれはブラームスを聴くのではない。
 ヘッツェルを聴くのである。 



 伝説の名盤が−CD&SACD HYBRID盤−で蘇る
 ウィーン・フィルの名コンサートマスターであったヘッツェルが遺した最初で最後のソロ録音。

 登山中の事故死という突然の悲劇にクラシック界がショックを受けたのは1992年7月でした。

 それまで彼は、すべてのソロ録音の提案を頑なに拒んできました。説得に説得を重ね、漸く実現したのが1992年1月のこの録音でした。
 しかし残念ながらこれが最初で最後のソロ録音となってしまいました。

 そんなヘッツェル氏が納得の上で実現したこのブラームス。実に骨太で独特の味わい深い、心温まる演奏です。
 耳に焼き付いて何度でも聴きたくなる一枚です。そんな名演が、この度、EXTONのHQハイブリッドで登場です。


録音:1992年1月23-28日 ウィーン、カジノ・ツェーゲルニッツ


2020/5/28新譜

Burg 1099
\1800
名匠エウィットのベートーヴェンの7番!
 ベートーヴェン:
  交響曲第7番イ長調op. 92
  コリオラン序曲
  エグモント序曲
モーリス・エウィット指揮 
エウィット管弦楽団
原盤:12inch DF 90 1950年代録音 モノラル




<2020/5/7 紹介新譜>

2020/5/7新譜

Burg 1095
\1800
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲kv. 299
ハイドン:フルート協奏曲ニ長調 (L.ホフマン作曲)
(フルート) ジャン=ピエール・ランパル
(ハープ) ドラ・ワグナー
カール・リステンパルト指揮 
ザール室内管弦楽団
12inch DF134&EX325036 - 1950年代録音モノラル
2020/5/7新譜

Burg 1096
\1800
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898 (ピアノ) アルトゥール・ルービンシュタイン
(ヴァイオリン) アイザック・スターン
(チェロ) ポール・トルトゥリエ

プライヴェートテープ
1967年イスラエル・ライヴ録音モノラル


2020/5/1新譜

Burg 1094
\1800
アンゲルブレシュト稀少音源集
ベルリオーズ:歌劇「ベンヴェヌート・チェリーニ」序曲(1960年ライヴ録音モノラル)
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲(1950年代ライヴ録音モノラル)
ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲*(1959年ライヴ録音モノラル)
ラヴェル:ツィガーヌ
アンゲルブレシュト指揮
(ヴァイオリン) D.エルリ
フランス国立放送合唱団
モーツァルト:「コシ・ファン・トッテ」より3曲
        「フィガロの結婚」より
Regine Crespin、J.Delusseux
P.Germain、M.Hamel、J.Cussac
(1950年代ライヴ録音モノラル)
全てアンゲルブレシュト指揮 
フランス国立管弦楽団
プライヴェートテープ音源




HINDENBURGのアンゲルブレシュト


Burg 1069
\1800
ドビュッシー:
 「夜想曲」 「牧神の午後への前奏曲」 スコットランド風行進曲
  (12inch F Columbia FCX216 - 1954年録音)
グリーグ:ペール・ギュント第1組曲(4曲)
 1930年頃 録音
  78rpm Columbia
アンゲルブレシュト指揮
フランス国立放送管弦楽団
マルセル・ブリクロ合唱団
アンゲルブレシュト指揮
交響楽団(パリ)
 

Burg 1070
\1800
アンゲルブレシュト:「子供部屋」管弦楽編曲第1組曲から第8組曲
 (1960年代録音) private tape mono
エドゥアルド・ビバリー指揮
管弦楽団
ワーグナー:「タンホイザー」序曲とヴァッカナール
ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」
 (1950年代 ライヴ録音)
アンゲルブレシュト指揮
フランス国立放送管弦楽団




 ほんとにどうでもいいことだが、大昔、フランスにアンゲルブレシュトというすごい指揮者がいると聞いて、ちょうど来日するようだったので急いで駆けつけて聴いたらわりと普通だったのでおかしいなと思ってその日の指揮者の名前をよく見たらアルブレヒトだったことがある。
 偉大なるフランスの大指揮者アンゲルブレシュトは自分が生まれた年に亡くなっていた。
 アンゲルブレシュトには会えない。


 その後機会あるとアンゲルブレシュトの演奏を聞いてきたが、その偉大さは分かるものの、ぶっとんでのけぞるというところまではいかなかった。

 しかし今回のライヴはすごい。
 とくに「タンホイザー」。
 表現が容赦ないのだ。
 こんな「タンホイザー」を作り出せるのはドイツならフルトヴェングラー、イタリアならトスカニーニ、そしてフランスならアンゲルブレシュトということなのか。
 聞き終ったあとにへとへとになって身も心も蹂躙されて思考も思想も塗り替えられてしまいそうな演奏。
 たしかにワーグナーはこうあるべき、そう思わせられる演奏。
 
 これがアンゲルブレシュトだったか。


 ・・・アンゲルブレシュト、やっと会えた。






.

Burg 8026
\1800
フォーレ:組曲「マスクとベルガヤマスク」より序曲とガヴォット
 (80rpm Pathe X5534 - 1928年頃パリ録音)
シャブリエ:歌劇「いやいやながらの王様」よりポーランドの祭り
 (80rpm pathe X5514 - 1928年頃パリ録音)
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」よりだったん人の踊りと合唱
 (80rpm pathe X 5491/2 - 1928年頃パリ録音)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
パドゥルー管弦楽団
ビゼー:「カルメン」より
 第3幕の間奏曲
  (ガストン・クリュネルのフルート)
ビゼー:「アルルの女」第1組曲(4曲) 第2組曲(4曲)
 (78rpm Columbia & pathe - 1930年頃パリ録音)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
交響楽団(パリ)




ARDMORE
アンゲルブレシュトの芸術


 20世紀前半のフランスにおける最も重要な指揮者とされるアンゲルブレシュト。
 大巨匠であり、フランス人であることから高雅で洗練された音楽を期待するが、あにはからんや、きわめて野生的で生命的で、ちょっと野暮ったかったりする。
 考えてみればこの人のドビュッシーの評価が高いのは、茫洋としたドビュッシーの世界を、大ナタで断ち切ったようなわかりやすい音楽で聴かせてくれたからではないのか。
 このひと、いい意味で大衆芸術の大家だったのだ。そういわれてみれば、パリ音楽院に進むが放校処分となったという逸話もなんとなくわかる。このひと、きっと無頼な男だったのだ。



INGHEL-1
\1700
D.E.Inghelbrecht  デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
 ビゼー:「カルメン」〜
  第1幕前奏曲、第2幕第3幕間奏曲++、
  闘牛士の行進+、女工達の合唱+
 ビゼー:「アルルの女」アダージェット++
 グノー:「ファウスト」第1幕前奏曲、第2幕ワルツ*
 ドリーブ:「ラクメ」第1幕第2幕間奏曲、アリアと舞曲
 ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」+++
  (他全14曲)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
シャンゼリゼ歌劇場管弦楽団
マルシェル・ブリクロ合唱団 他
コンセール・パドゥルー管弦楽団
パリ交響楽団
ガストン・クリュネル(フルート)
10inch Ducrete Thomson 270c065 - 1950年代中期パリ録音
7inch Ducrete Thomson 470c021 - 1950年代中期パリ録音*
78rpm Pathe X5488 - 1928年パリ録音+
78rpm Pathe X5538 - 1930年代パリ録音+++
78rpm Pathe 96265 - 1930年代パリ録音++

 中古盤屋ではとんでもない高値で取引されているらしい貴重なデュクレテ・トムソン盤を含む、アンゲルブレシュトのレア・レコーディング集。
INGHEL-2
\1700
アンゲルブレシュト降臨
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ボロディン:交響詩「中央アジアの草原にて」
ドビュッシー:夜想曲(全3曲) *、 聖セバスティアンのファンファーレ*
デュカス:ぺリのファンファーレ*
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
コンセール・パドゥルー管弦楽団
ドビュッシー音楽祭管弦楽団*
80rpm Pathe X5482/3 & 5489 - 1920年代後期パリ録音  78rpm Pathe PDT19 - 1930年代中期後期パリ録音*
INGHEL-3
\1700
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
 
フォーレ:レクイエムOp.48
 アンゲルブレシュト:
  子供部屋 (8曲) **
  子供部屋 (2曲)*

 10inch Ducretet Thomson 270C 066 &
 7inch 470C 018 **- 1950年代中期録音MONO
 80rpm Pathe X5500  - 1920年代後期録音MONO*
(S) フランソワーズ・オジュア
(B) ベルナール・デミ二
(Organ) J.ボードリ・ゴダール
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮 
シャンゼリゼ歌劇場管
フランス国立放送合唱団
コンセール・パドゥルー管*

INGHEL-4
\1700
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮

 
ラヴェル:
  バレエ「ラ・メール・ロワ」
  スペイン狂詩曲
  海原の小舟
 シャブリエ:オペラ・コミック「いやいやながらの王様」〜
  祝典のポロネーズ *
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
シャンゼリゼ歌劇場管弦楽団
コンセール・パドゥルー管弦楽団 *
12inch Ducrete-Thomson 320c 088 - 1950年代中期録音MONO
80rpm Pathe X5514 - 1929年頃録音MONO *




<2020/4 紹介新譜>

2020/4新譜

Burg 1091
\1800
クレツキのワーグナー
 ワーグナー:
  歌劇「タンホイザー」序曲とバッカナール(ヴェヌスベルクの音楽)
  楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛と死
パウル・クレツキ指揮 
フィルハーモニー管弦楽団
12inch Club National du Disque CND587
1953年録音モノラル




アリア・レーベル 第91・92弾!
ここまですごいとは思わなかった・・・
クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」 ARD 0091 \1800
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
 ARD 0092 \1800


 どうしてチェコのSUPRAPHONレーベルは、レーベルの金字塔的存在となるベートーヴェン交響曲全集をクレツキに任せたのか。
 そしてその全集がどうして半世紀以上にわたって一度もカタログ落ちしなかったのか。
 そして1960年代の録音にもかかわらず、どうしてその全集録音がいまの時代にSACDシングルレイヤー化されて再発売されたのか(そしてすぐに完売したのか)。

 そして数年前に発売された「EMI 20世紀の偉大な指揮者たち 全40巻」シリーズの中で、どうしてクレツキのアルバムが最も早く売り切れになったのか。

 そして・・・もっと時をさかのぼれば、どうしてフルトヴェングラーは1920年代、この人を呼んでベルリン・フィルを指揮させたのか。


 ・・・SUPRAPHONもEMIも、一部のファンも、そしてフルトヴェングラーも知っていたのである。



 このクレツキという人がいかにすごいかということを。

 
 
 今回のこの「運命」、この「英雄」。
 静かに、しかしひるむことなく、たたみかけるように追い込みをかけてくる。
 迫ってくる。にじり寄ってくる。

 そして聴く者に厳しく問いかけてくる。


どうするのか。
生きるのか。
生きないのか。

そのままでいるのか。
それとも進むのか。


 この凄み。
 ぶんなぐられても、蹴倒されても、相手を見据え、にらみ、まったく動じない。まったくひるまない。

 そしてそうやって何度も何度もじりじりとじわじわとたたみかけてくる。


おまえはどうするのか。



 この人の壮絶な生き方についてはここでは触れるまい。
 あえて語らずとも、この音楽を聴けば、この人の生き様はおのずと聞く者の脳髄に心臓に魂に響いてくるはず。



 「英雄」の第1楽章後半での、異様な間の取り方、見たことのないテンポの落とし方。
 「運命」終楽章での、世界を引きずり込むような怒涛のうねり。
 

 かっこよさとかスマートさとかそんなものには全く興味がないのだろう。
 そういう指向がまったくない。

 各楽器の歌わせ方、強調の仕方は、要所要所でうまい。オーケストラにどこでどう奏させれば、どう響き、どう聴こえるか、すべて分かった上で、ひとつひとつを丁寧に、しかし大胆に盛り上げてくる。
 難しいことはしてない。
 きわめてシンプルできわめてストレート。

 しかしだからこそ雄渾でたくましく、強い。
 だから一音一音に味がある。人生がある。
 だからずしりと重い。
 そしてその重さは尋常ではない。




 「英雄」の葬送行進曲。

 ここでクレツキが悼んでいるのは、おそらく、殺された自分の家族ではないだろう。
 人類が抱えてきた深き煩悩、原罪。
 そしていまを生きる我々の苦悩、そしてその未来。



 音楽にそこまでのものをしたためることができる人はそうそういない。



 クレツキ、これほどとは思わなかった。




ARD 0091
\1800
アリア・レーベル第91弾
 クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団


  ベートーヴェン:交響曲第1番
            交響曲第5番「運命」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団

録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2313 STEREO

 

ARD 0092
\1800
アリア・レーベル第92弾
 
クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団

  ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団

録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2275 STEREO



2020/4新譜

Burg 1092
\1800
ハインツ・シュタンスケ
 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op. 61
(ヴァイオリン) ハインツ・シュタンスケ
カール・ダマー指揮 
シュトゥットガルト州立歌劇場管弦楽団

12inch Club Mondial du Disque CMD350
1950年代録音モノラル

パーフェクトの上をいく超人的な演奏(HINDENBRUG)



 ハインツ・シュタンスケ(Heinz Stanske, 1909年 - 1996年)は、ドイツ・ベルリン出身のヴァイオリニスト。
 カール・フレッシュに師事し、1937年のウィーン音楽祭のコンクールで金メダルを獲得した。
 戦後はハイデルベルク音楽院などで教鞭をとり、弟子にエディト・パイネマンがいる。



Burg 8027
\1800
シューリヒト&シュタンスケ
 (1)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 (2) ベートーヴェン:
    エグモント序曲
     交響曲第1番
(1)(ヴァイオリン) ハインツ・シュタンスケ
 カール・シューリヒト指揮 
 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
   78rpm Cetra RR 8058/60 1942年ベルリン録音
(2) カール・シューリヒト指揮
  ベルリン州立管弦楽団
   78rpm gramophone 67938&67884/7 1942年録音

「(製作者より)シューリヒト戦中録音の貴重なレア音源復刻です。
 エグモントは凄まじく激しく唸ってます。
 シュタンスケのヴァイオリンはとろけるような繊細さが感じられる名演ではないでしょうか。」


2020/4新譜

Burg 1093
\1800
リステンパルト
 ハイドン:交響曲第85番「王妃」、 第100番「軍隊」
カール・リステンパルト指揮 
ザール室内管弦楽団
12inch Club francais du disque 2387
1960年代録音ステレオ

 このところ急増しているリステンパルトのリリース。
 どうぞ3月の新譜もご覧ください。



<2020/3/20新譜>

2020/3/20新譜

Burg 1088
\1800
ルクレールのヴァイオリン協奏曲集
 (3人の女流ソリストによる)
ヴァイオリン協奏曲op.7-2 op.10-5 (Vn )ユゲット・フェルナンデス
パイヤール指揮 
ルクレール器楽アンサンブル
ヴァイオリン協奏曲op.7-5 op.10-1 (Vn )ジェルメーヌ・レイモン
パイヤール指揮 
ルクレール器楽アンサンブル
12inch Erato DP21-2
1953年録音モノラル
ヴァイオリン協奏曲op.7-2 (Vn )モニク・フラスカ=コロンビエ
P.ケンツ指揮 
室内管弦楽団
10inch CND1014
1950年代録音モノラル

同じ曲(op. 7-2) を2人のソリストが演奏しているので興味津々。(メーカーより)
2020/3/20新譜
Burg 1089
\1800
チャイコフスキー:弦楽セレナーデハ長調op. 48*
ヘンデル:歌劇「ベレニーチェ」序曲 
オラトリオ「エステル」序曲
カール・リステンパルト指揮 
ザール室内管弦楽団
7inch Discophiles Francais 517074 & 10inch Lumen LD2-421 *
1950年代録音モノラル

セレナーデをこんな感じに演奏してしまうリステンパルト。マニアにはたまらないお宝音源.。
普通ではありません・・・驚愕のロマンチストなんです。(メーカーより)
2020/3/20新譜
Burg 1090
\1800
モーツァルト:
 交響曲第38番ニ長調「プラハ」kv. 504
 交響曲第39番変ホ長調kv. 543
カール・リステンパルト指揮 
ザール室内管弦楽団
12inch Pantheon XP3010
1950年代録音モノラル

<2020/2/20新譜>

2020/2/20新譜

Burg 1086
\1800
まるで「英雄譚」、
 コンヴィチュニー&チェコ・フィルの「ティル」

 (1)R.シュトラウス:交響詩「ティルオイレンシュピーゲルの陽気ないたずら」
 (2)サラサーテ:ナバーラop.33
 (3)フリードリッヒ・ヴィット:「イェーナ交響曲」
(1)チェコフィルハーモニー管弦楽団
  (12inch Supraphon LPV68 1950年代録音)
(2)(ヴァイオリン)イーゴリ・オイストラフ 
 ゲヴァントハウス管弦楽団
  (Private tape 1957年録音)
(3)シュターツカペレ・ドレスデン
  (10inch DG 17077 1957年録音)
全て フランツ・コンヴィチュニー指揮

 20世紀を代表する巨匠の一人として今なお多くのファンを持つコンヴィチュニー。
 確固たる造形美、スケールの大きさ、味わい深さはまさにこの大指揮者ならでは。


 そのコンヴィチュニーとチェコ・フィルによる貴重な録音。
 チェコ・フィルとの「ティル」が聞けます。
https://www.dropbox.com/s/676zngjsajzrdie/burg108601.mp3dl=0

 まさか「ティル」を聴いて背筋がピンと伸びるとは!
 まるで「英雄譚」!さすがコンヴィチュニー。


 そしてベートーヴェンと同じ年に生まれたドイツの作曲家、フリードリッヒ・ヴィット(1770-1836)の交響曲。
 カントールの息子として生まれ、ロゼッティに学び、チェロ奏者として活躍、1793年と1794年にはクラリネット奏者のヨゼフ・ピールとともに演奏旅行をし、1796年にはウィーンで大喝采を浴びました。
 ヴュツルブルク劇場の音楽監督も務め、劇場用に多くのオペラを書きましたが、残念なことにそのほとんどは失われてしまっています。しかし知名度こそありませんが、音が艶々し、どこもかしこもぴかぴか磨きあげられているかのような作品です。


 そしてイーゴリとのプライベート録音も珍しい。

こちらは親父さんとのチャイコフスキー
アリア・レーベル

AR 0037
\1700
第37弾
 シュターツカペレ・ドレスデン

  コンヴィチュニー/オイストラフ

 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
シュターツカペレ・ドレスデン
フランツ・コンヴィチュニー指揮
ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
原盤:(1)12inch DG LPM 18196
    (2)10inch ETERNA 720012
録音:(1)1954年2月10,11日
    (2)1955年5月.


 オイストラフのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のLPを手に入れてしまった。
 DGからCDも出ている有名な演奏。
 もちろんオーケストラはシュターツカペレ・ドレスデン、指揮はコンヴィチュニーである。

 で、これがLPで聴いたらすごかった。

 ・・・泥の中から拾い上げたようなふてぶてしく分厚く人間臭い音。
 完全無欠の合金的ヴァイオリンではなく、人間の逞しさと脆さ、美しさと汚さ、栄光と傲慢を随所で垣間見せるヴァイオリン。

 これがオイストラフ。

 復刻によってこんなに違うのか。



2020/2/20新譜

Burg 1087
\1800
まさに英雄、フリッツ・ブッシュ
 ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
フリッツ・ブッシュ指揮 
ウィーン・トーンキュンストラ管弦楽団
(12inch Concerteum CR204 1950年録音モノラル)

 最初の和音からまさに「英雄」的。
 フルトヴェングラーに並びうる大偉人フリッツ・ブッシュによる珍しいウィーン・トーンキュンストラとの演奏。

 第1楽章をどうぞ。
https://www.dropbox.com/s/ejjwzau6ybo0vay/burg1087.mp3dl=0




こちらは英雄ブッシュのブラームス
アリア・レーベルの大ベストセラー

AR 0010
\1700
第10弾
 フリッツ・ブッシュ指揮&デンマーク国立放送交響楽団
  ブラームス:交響曲第2番
  ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
  モーツァルト:6つのドイツ舞曲 Kv.571 より第1,5,6番
フリッツ・ブッシュ指揮
デンマーク国立放送交響楽団
原盤:12inch ELECTROLA E80896
    78rpm TELEFUNKEN SK16013/4
録音:1947年10月20,21日コペンハーゲン
    1948年10月コペンハーゲン

 昔から、「どうしてこの人は高く評価されないんだろう」、という指揮者が何人かいる。
 今回紹介するフリッツ・ブッシュはその筆頭。
 まぎれもない大音楽家。アドルフ・ブッシュの兄としてではなく、フリッツ・ブッシュという指揮者として。


 実際のところ、フリッツ・ブッシュが高く評価されないのは、録音が少ないから、ということに尽きる。
 ブッシュは1890年生まれ。クレンペラー(1885年)、フルトヴェングラー(1886年)、ミュンシュ(1891年)、ベーム(1894年)たちと同世代。だから彼らと同じように多くの音源が残されていてもおかしくない。
 しかしそうはならなかった。
 ブッシュはドイツ・ジーゲンに生まれ、ケルン音楽院で学んだ後、アーヘン、シュトゥットガルト、ドレスデンの歌劇場の音楽監督を歴任。まさにドイツ指揮者の花道を歩んできた。
 しかし、1933年。
 もういい加減にしてくれ、と吐き捨てたくなるが、ここでナチスが登場する。

 何度も何度も言うが、この時代にドイツで活動する音楽家は、絶対にナチスの影響から逃れられない。
 ナチス、本当に人々の人生をとことんまでグチャグチャにする。

 ブッシュはユダヤ人ではなかったが、ナチスの下で演奏活動をすることを嫌った。そこでナチスは、ブッシュがドレスデン国立歌劇場で「リゴレット」を公演している最中にわざと暴動を起こし、ブッシュに辞任を迫った。
 結果、ブッシュはドイツを去り、その後はイギリス、北欧を中心に活動することになる。
 イギリスでは亡くなるまでグラインドボーン音楽祭の音楽監督を務めたので、オペラ・ファンには今でも根強い人気を誇る。
 が、一方の北欧ストックホルム・フィルやデンマーク国立放送響でブッシュが首席指揮者を務めていたことはあまり知られていない。この頃の録音がたくさん残されていれば、この巨匠の真価は広く世界に伝わったはずなのに。

 今回のアルバムは、そんなブッシュの貴重な交響曲録音。デンマーク国立放送交響楽団との演奏である。

 それにしてもこの人、ニューヨーク・フィルやバイロイトの誘いを断ったというからかなりの頑固者と思われる。金や権威では動かない。羨ましいまでの高潔なる快男児。
 だからそれが演奏にも現れる。
 今回のブラームス。
 そこまで勢いに任せて歌わせたら破綻する、という、その一歩手前できちんと収拾をつける。
 その爽やかなスリル。
 オケの団員の力量を完全に把握して、そのぎりぎりのところで勝負させる。だから緊張感もあるし、同時に痛快。
 キリキリと引き絞られた弓矢のような美しきロマン。高らかに歌われる晴朗爽快な凱歌。
 それは自らの行動と思いに一点の曇りもないからか。

 まさに高潔なる快男児。





<2020/2/7新譜>

2020/2/7新譜

Burg 1084
\1800
マリラ・ジョナスのLP初期録音ピアノ小品集
 ヘンデル:パッサカリア
 ドゥセック:コンソレーションop. 62
 W・F・バッハ:カプリチョ
 モーツァルト:トルコ行進曲
 シューベルト:セレナード
 メンデルスゾーン:無言歌より 5月のそよ風op. 62-1 op. 102-4
 ガゼッラ:ボレロとギャロップ、他全10曲
マリラ・ジョナス(ピアノ)

12inch Columbia
1947年1951年録音モノラル



打鍵の仕方が他の人と違うのか?なにかが他の人と根本的に違うような気がする。ヘンデルの「パッサカリア」。
https://www.dropbox.com/s/2yvioeb9a447jab/Track03.mp3dl=0


ジョナス・・・やはりこういう曲が似合う。ぐぐっと胸に迫ってくるのだ。シューベルト「セレナード」
https://www.dropbox.com/s/xe3wd6qcggm41ck/Track07.mp3dl=0




 マリラ・ジョナスは1911年、ポーランドのワルシャワで生まれました。

 9歳でピアニスト・デビューを果たし、1933年にはウィーンのベートーヴェン賞を受賞、ヨーロッパでのキャリアを確立します。

 そんな彼女の人生を変えたのは・・・ナチス・ドイツです。

 1939年。
 ポーランド侵攻によって近くまで来ていたナチス・ドイツは、ジョナスの身の安全を保障するのでベルリンで活動するよう要請してきたのです。

 ナチス・ドイツもまた彼女の演奏に魅了されていたのでしょうか。

 しかし彼女はその要請を拒否します。
 その結果・・・、ゲシュタポに逮捕され投獄されてしまいます。
 一緒にいた両親や夫、兄弟がどうなったかはその時点では分かりません。


 収容所での彼女がどのような目に遭ったかは想像したくありませんが、そのとき奇跡が起きます。
 なんと収容所の将校が彼女の演奏を昔聴いたことがあり、彼女の脱走を手助けしてくれたのです。

 彼女は収容所からベルリンまで、徒歩での逃避行を決断します。
 収容所のあるクラクフからベルリンまで直線距離にして500キロ以上(東京-岡山くらいでしょうか)。
 道端で、木の下で、納屋で眠リ、ほとんどまともな食事をすることがないまま数週間歩き続け、ようやくジョナスはベルリンにたどり着きます。

 ベルリンにたどり着いた彼女はブラジル大使館にかくまわれ、すんでのところで生きながらえることができたといいます。
 そして「大使の息子の妻」と身分を偽り、1940年ブラジルへの脱出に成功するのです。


 でもそこからが大変でした。

 神経衰弱に苦しみ、健康状態は最悪。ずっと療養所生活を余儀なくされます。

 数ヶ月の療養生活を経てようやく病状が快方に向かい始めるのですが、しかしそれでも神様はまだ彼女を許してくれません。

 生き別れになっていた兄弟、両親、そして夫がみんな殺されたというニュースが彼女の元に届けられるのです。

 ・・・これはあんまりです。
 そのときの彼女の思いを想像することはとてもできません。

 そんな彼女がピアノを触ろうともしなくなったとしても、当然のことだと思います。
 一人の天才女流ピアニストの人生が、今終わりかけようとしていました。


 それを救ったのは、同じポーランド出身の大ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタイン。
 ルービンシュタインという人はかつて同じ南米でヴィラ=ロボスを発掘し世に送り出したエピソードがあるのですが、なかなか大した人物で、ここでもそうした一面を垣間見せます。

 ルービンシュタインはジョナスに、祖国ポーランドのためにもピアニストとしてもう一度復活してほしいと説得します。

 ・・・それでもなかなか立ち上がろうとしない彼女。

 無理もありません。

 でもそんな彼女を、ルービンシュタインは自分のコンサートのリハーサルに誘います。

 気乗りのしない様子のジョナスに演奏を聴かせるルービンシュタイン。・・・それでも彼女は目を開こうとしません。

 そんな彼女にルービンシュタインはこんなお願いをします。

 「ホールの音響を調べたいので、ちょっとピアノを弾いてもらっていいかな。私はホールの奥でピアノの音を聴くので。」

 彼女はルービンシュタインに言われ、しぶしぶピアノに向かい、そして鍵盤に指を落とします。

 ・・・そこから彼女の意識はなかったといいます。
 彼女の指先からモーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、パデレフスキの音楽がほとばしるように流れ、気づいたら5時間が経過していたそうです。

 会場はルービンシュタインを聴きに訪れた多くの観客で埋め尽くされていました。
 ひょっとしたら彼女に拍手を送った人もいたかもしれません・・・それはきっと感動的な瞬間だったでしょう。


 それからどんな練習が行われたかはよく分かりません。
 しかし1946年2月25日、彼女はニューヨークのカーネギーホールで戦後初のコンサートを行うことになります!

 とはいうものの観客席はガラガラ。無料席に数人がいるだけでした。

 でもそこにたまたま居合わせたニューヨーク・タイムズの評論家ジェローム・D・ボームは、演奏が始まるや否や、その演奏に驚嘆することになります。

 ポーランドから来たみすぼらしい女性が、この数年間心の中にこびりついていた魔物を解き放った瞬間を目撃したのです。

 ボームは「テレサ・カレーニョ以来最大のピアニスト」と彼女を絶賛。
 この日からマリラ・ジョナスの人気は一気に高まることになります。

 
 彼女が亡くなったのはその13年後。
 48歳でした。



 必要以上にアーティストのエピソードを盛り上げるのはあまりよいことではないのかもしれません。
 でも・・・でも彼女の音楽は、聴く者に間違いなく多くのものを突きつけてくると思います。


 心して、どうぞ。(もしよかったらヘッドホンで・・・)



マリラ・ジョナス
アリア・レーベルの2タイトル

AR 0044
1CD-R\1700
第44弾
 マリラ・ジョナス(P)〜ショパン作品集
  ポロネーズ op.26/1
  練習曲 op.10/6
  練習曲 op.25/2
  ワルツ op.69/2
  子守歌 op.69/2
  即興曲 op.29
  ワルツ op.64/2
マリラ・ジョナス(P)
原盤:12inch Columbia ML4476
録音:1950年 モノラル

AR 0052
1CD-R\1700

詳細はこちら

第52弾
 マリラ・ジョナス(P)
  〜ショパン:マズルカ録音全集

Op.68/3 in F、  Op.post. in G、  Op.56/3 in c
Op.41/2 in e、  Op.41/4 in Ab、 Op.30/1 in c
Op.24/3 in Ab、 Op.post. in a "Notre Temps"
Op.30/4 in c#、 Op.17/2 in e、  Op.24/1 in g、
Op.17/4 in a、  Op.17/3 in Ab、
Op.59/1 in a、  Op.33/1 in g#、 Op.67/4 in a、
Op.63/3 in c#、 Op.07/5 in C、  Op.post./2 in Bb、
Op.68/4 in f、   Op.67/2 in g、  Op.30/2 in b
マリラ・ジョナス(P)
ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。

原盤:12inch Columbia RL6624
    10inch Columbia ML2004
録音:1946年 モノラル

 フォーマットはCD-R。針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。



ARDMOREのアルバム

ASS-123
1CD-R\1700
マリラ・ジョナス(P)
 ショパン:ピアノ曲集 (全9曲)

  マズルカ Op.68−4 Op.67−2 Op.30−2  B−flat major
  夜想曲 Op.72−1  C−sharp minor
  ワルツ Op.70−1  Op.70−3
  ポロネーズ Op.71−2
   
マリラ・ジョナス(P)
10inch  Columbia ML2004  -   1946年録音MONO


.
.
2020/2/7新譜

Burg 1085
\1800
アイリーン・ジョイスのリサイタル小品集(Saga盤)
 ベートーヴェン:エリーゼのために
 シューマン:ロマンスop. 28-2 愛の歌
 フォーレ:即興曲op.31
 リスト:小人の踊り ため息
 ドビュッシー:月の光  沈める寺
 ドホナーニ:狂詩曲op. 11-1
 グラナドス:マハと夜鳴きうぐいす  演奏会用アレグロ
   全11曲
アイリーン・ジョイス(ピアノ)

12inch Saga XID5007 1961年録音モノラル

 ピアノ・ファンの方ならご存知かと思う。
 アイリーン・ジョイス。
 タスマニア生まれの美貌の女流ピアニストで、そのあまりの美しさに映画にまで引っ張り出された。まさにアイドル系ピアニストの走り。その後ヨーロッパ中で活躍して60年代に引退した。彼女は膨大なレパートリーを持っていたことでも知られる。70以上のレパートリーを持ち、ショパンの第1番とラフマニノフの第2番、アイアランドの協奏曲、ベートーヴェンの第5番を一日で演奏したこともあったという。


「月の光」、この幻想的で優雅な世界がジョイスの持ち味。
https://www.dropbox.com/s/429o2jgqvi860wo/1085Track07.mp3dl=0




HRR-11031
\1500
アイリーン・ジョイス
グリーグ:
 ピアノ協奏曲イ短調Op.16
 抒情組曲Op.54より(夜想曲) 
 メロディー Op.47-3
  12inch SAGA XID 5027 - 1950年代後期録音MONO
(ピアノ)アイリーン・ジョイス
ジョン・フランドセン指揮
王立デンマーク管弦楽団

 現在でも熱心なファンがいるジョイス、しかしCDは極めて少ない。
 これはそんなジョイスのグリーグ・アルバム。ここではじめて聞く人も多いと思う。





<旧譜>


Burg 1082
重鎮のわりにCDが少ない
 アルベルト・リジー

  ロカテッリ:ヴァイオリン協奏曲第5番op.3-5
  メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
(ヴァイオリン&指揮) アルベルト・リジー
カメラータ・リジー

Private tape
1960年代後期ステレオ録音

これこそが、メンデルスゾーンニ短調の名盤ではないか?CD で再度録音してます。普通はホ短調を録音するんだけど・・・ 
リジーのストラヴィヴァリはパガニーニの再来を思わせるのでは(メーカーより)


 アルベルト・リジーは1935年ブエノスアイレス生まれのヴァイオリニスト。
 ロンドンでメニューインに師事、メニューイン音楽学校の教授も務めている。
 20代後半でローマに移り国際ヴァイオリン・センターで指導に当たる一方、1965年には故郷アルゼンチンでアカデミーを創設、音楽祭でも活躍した。
 ヨーロッパ各地の音楽祭ではカザルス、カサド、メニューイン、ヴェーグ、ブーランジェらとたびたび共演している。

 重鎮のわりには録音が少なく、CDも数えるほどしかない。


 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調、一部聴けます。
https://www.dropbox.com/s/tu0ptvhmh1jbd8w/Track04.mp3dl=0




アルベルト・リジーの数少ないアルバム

Dinemec 5844
(CD-R)\2500
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1〜3番 アルベルト・リジー(Vn)
ジェフリー・ギリアム(P)

かつてDINEMECから出ていた名盤が現在はCD-Rでリリースされている。
貴重なリジーのアルバム。少し聴ける。
https://youtu.be/aV58zrlEd2E



Burg 1083
カール・リステンパルト
 シューベルト:交響曲第1番 第2番
カール・リステンパルト指揮 
南ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団

12inch
Checkmate C76005
1960年代中期ステレオ録音

以前廉価CD があったような?今は当然廃盤です。(メーカーより)





<1/17 紹介新譜>

.

Burg 1080
華麗なる正統
エドゥアルド・シュトラウス指揮 Vol.4

 皇帝円舞曲
 ワルツ「ウィーンの森の物語」
 ワルツ「オーストリアの村つばめ」
 ワルツ「春の声」
 ワルツ「ウィーン気質」
 ワルツ「美しき青きドナウ」 全6曲
エドゥアルド・シュトラウス指揮 
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
12inch(日) VOX 5571
1960年代録音 モノラル

 エドゥアルドが指揮したお宝音源の第4弾!
 当時の演奏団体の表記はいいかげんで信頼性には程遠く今回のオケはウィーンではない可能性もある。しかし、エドゥアルドは間違いない。
 ワルツ王シュトラウス家本来の間が感じられる演奏ではないか?以前に色々とエドゥアルドが指揮したとみられる音源が発売していたが何れもエドゥアルドの良さを伝えてはいなかった。
 今回の復刻には異常なまでに熱が入ってしまったので是非ともお手元で聴いて頂きたい。(製作者)




 待望の第4弾。
 店主はすっごいウィンナ・ワルツ・ファンというわけではない。しかしこのひとの指揮には心から惹かれる。
 いつも書いていることだが、他の人と違うのだ。ちょっとしたニュアンスやちょっとした音楽運びが。
 それが一族の血のなせる技、とか短絡的なことは言いたくない・・・のだが、そうとしか考えられない。
 この人の演奏を聴くとこれこそが「唯一無二のウィンナ・ワルツ」と思えて仕方なくなってしまうから困る。

. 

Burg 1081
ルドルフ・モラルト指揮レア音源!序曲とワルツ集
 J.シュトラウス:
   こうもり序曲
   「ジプシー男爵」序曲
   ワルツ「ウィーンの森の物語」
   ワルツ「美しき青きドナウ」
 スッぺ:序曲「ボッカチオ」
     序曲「詩人と農夫」
ルドルフ・モラルト指揮 
ウィーン交響楽団
10inch Philips PH006006 SBR06212 ABL3002 1953年録音モノラル

 ルドルフ・モラルト(1902年 - 1958年)は、ドイツ出身の指揮者。リヒャルト・シュトラウスは遠縁に当たる。
 ミュンヘンの生まれ。地元の音楽院でヴァルター・クールボアジェとアウグスト・シュミット=リントナーの薫陶を受ける。
 1919年からバイエルン国立歌劇場でブルーノ・ワルターとハンス・クナッパーツブッシュのアシスタントを務め、1923年にカイザースラウテン市立歌劇場の指揮者となった。
 1932年にブルノ・ドイツ歌劇場の音楽監督となり、1934年にブラウンシュヴァイク歌劇場の指揮者に転出した。
 1937年にグラーツ市立歌劇場の指揮者に転じた後、1940年からその死去までウィーン国立歌劇場の首席指揮者の任に就いていた。
 ウィーンにて没。

 オペラやコンチェルトの指揮ばかり有名なモラルト。
 これを聴くと重厚さと気品と優雅さを兼ね備えた相当な実力者であることが分かる。
 下記、珍しいベートーヴェンのシンフォニーもどうぞ。


ルドルフ・モラルト指揮&ウィーン響
RICHTHOFENのライヴ

RICHT 88063 ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調作品60
モーツァルト:音楽の冗談ヘ長調Kv.522
  (1956年 プラハ ライヴ録音)
ルドルフ・モラルト指揮
ウィーン響
モラルトの珍しいプラハの春音楽祭ライヴ録音。






<12/26 紹介新譜>


Burg 1078
\1800
ベートーヴェンに憧れた19世紀スイスの作曲家
 ヴァルテンゼー:交響曲第3番「軍隊」

  12inch CT64-5
   1960年代録音mono
ペーター=ルーカス・グラーフ指揮
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
J.ランナー:
 真夜中のワルツop.8
 レガータ・ギャロップop.134
  12inch Christophorus SCGLB75906
   1960年代録音stereo
パウル・アンゲラー指揮
ウィーン・フォルクスオーパーのメンバー
  
 まさに、本場もの音源でレアなアナログ盤復刻です。
 スイスのフランツ・クサヴァー・シュニーダー・フォン・ヴァルテンゼー(1786-1868)の知られざる交響曲を収録した1枚。
 ハイドンの「軍隊交響曲」よりもユニークかつ刺激的な忘れられた作曲家の一人です。
 18世紀のスイスのワルツ作曲家と言われているらしい。第3楽章がランナーに似ているらしいが、その本当のランナーがおまけに2曲入ってます。(製作者)



 ルツェルンの金融事務所でしばらく働いた後、1810年から音楽に専念。もともとはベートーヴェンの弟子になりたかったらしいが、ベートーヴェンはオーストリア大公ルドルフを除いて、原則的にレッスンを行っていなかった。
 それでもベートーヴェンに何度か会い、その性質を描写している。
 1812年にはバーデンに住んでいたが、大火災事故で、多数の原稿を含むすべての財産を失った。
 その後ペスタロッツィの教育機関に雇われたりしていたらしい。

 こんなマニアックな作曲家の作品を1960年代にペーター=ルーカス・グラーフが指揮していたというのが面白い。
 オケがチューリヒ・トーンハレ管なので、なにかの記念演奏だったのか?


 
 
Burg 1079
\1800
修道士デ・ブリュノフ&ジャノーリによる2台のピアノのための協奏曲
J.S.バッハ:
 2台のピアノのための協奏曲 BWV.1061
モーツアルト:
 2台のピアノのための協奏曲 Kv.365 
  12inch Vega 30MT 10212
   1960年代録音mono
(p)レーヌ・ジャノーリ
(p)ティエリー・デ・ブリュノフ
ルイ・オーリアコンブ指揮
トゥ―ルーズ室内管弦楽団

 「ぞうのババール」の作者ジャン・ド・ブリュノフの息子であり、コルトーの弟子の1人でエトヴィン・フィッシャーからも教えを受けていたというティエリー・デ・ブリュノフ。
 エコール・ノルマルで教えていたがその後どういうわけか修道士になってしまったという人。(現在も修道院にいるらしい)
 EMIのウェーバー録音は名高いが、それ以外の録音はほとんど日の目を見ない。というか極めて少ない。
 そんなデ・ブリュノフの貴重な2台ピアノのためのコンチェルト録音。

  仏EMIから16年前に発売されたこのアルバムは店主にとっても宝物である



ティエリー・デ・ブリュノフのショパン

Forgotten Records
fr 830
1CD−R\3400→¥2990
ショパン・リサイタル
 幻想即興曲 嬰 ハ短調 op. 66
 幻想ポロネーズ 変イ長調 op. 61
 ワルツ 嬰ハ短調 op. 64 n° 2
 ワルツ 変ト長調 op. 70 n° 1
 ワルツ ホ短調 op. post.
 バラード 第1番 ト短調 op. 23
 子守歌 変ニ長調 op. 57
 タランテラ 変イ長調 op. 43
 夜想曲 嬰ハ短調, op. 27 n° 1
 夜想曲 変ニ長調 op. 27 n° 2
ティエリー・デ・ブリュノフ
Recording date : 1961
Length : 00:53:01
Original edition : Vega C 30 A 308


なんとここでノクターン全曲が聴ける・・・
この幽玄の美。
https://youtu.be/jNqX_jWhUzY



<12/20 紹介新譜>


Burg 1076
\1800
フランコ・グッリのパガニーニ作品集レア音源
 パガニーニ:
  ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調
  イ・パルピティop 13*
  カプリースop 1-16 op .1-17
  カンタービレop 17*
   12inch Harmonia mundi HM30663
    1964年録音モノラル
(P)エンリカ・グッリ・カヴァッロ*
ルチアーノ・ロサーダ指揮
ミラノ・アンジェリクム室内管弦楽団
(ヴァイオリン) フランコ・グッリ
 
 アナログ時代の正規録音が絶品でオススメです。(製作者より)



 フランコ・グッリ(1926年 - 2001年)は、イタリア出身のヴァイオリン奏者。

 トリエステに生まれ、ヴァイオリニストの父から音楽の手ほどきを受ける。
 その後タルティーニ音楽院を経てキジアーナ音楽院でアリゴ・セラートにヴァイオリンを学び、ヨーゼフ・シゲティの教えも受けた。
 第二次世界大戦後はイ・ポメリッジ・ムジカーリやローマ合奏団のメンバーとして演奏活動を行い、1962年にはローマ合奏団のソリストとして初来日を果たしている。
 1959年にはフェデリコ・モンペリオによって補筆されたニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲第5番をルチアーノ・ロサーダと共にシエナで初演した。
 室内楽にも熱心で、妻のエンリカ・カヴァッロとのデュオのほか、ブルーノ・ジュランナ、ジャチント・カラミアらとイタリア弦楽三重奏団を結成している。

 教師として、母校のキジアーナ音楽院、ルツェルン音楽院などで教鞭をとっていたが1972年にインディアナ大学の教授となった。
 東京音楽大学でもマスター・クラスを開講していた。

 インディアナ州ブルーミントンにて没。

 


 音色の美しい人。
 代名詞的なパガニーニのコンチェルト第5番第2楽章が聴けます。

https://youtu.be/k4gUNoxJg5k

 
 

Burg 1077
\1800

CDが極めて少ない
 シュポア国際ヴァイオリン・コンクール創設者

  ウォルフガング・マルシュナー

ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリン協奏曲集op.8「和声と創意の試み」より
 「四季」
   12inch Christophorus SCGLP75932
    1960年代後期ステレオ録音
(Vn) ウォルフガング・マルシュナー
(Vc) Klaus Stork
(Cem) Gottfried Bach
室内管弦楽団
 
 知る人ぞ知るマルシュナーの「四季」
 人生をリセットできそうなナチュラルビューティーで飽きのこないマルシュナーの「四季」体験はいかがでしょうか。(製作者より)




 ヴォルフガング・マルシュナー(1926年5月23日 - )は、ドイツのヴァイオリン奏者、作曲家。
 実はかなりの大家なのだがCDは極めて少ない。シェーンベルクとベルクの作品がわずかに出ているのみではないか。
 そのマルシュナーにこんなポピュラーな作品の録音があるとは。聴いてみればお分かりいただけるが、やはり一筋縄ではいかないなかなかクセのある名演。

 ドレスデンにハインリヒ・マルシュナー(オペラ「吸血鬼」の作曲者)の末裔として生まれる。
 幼い頃からヴァイオリンを手にし、4歳でシュターツカペレ・ドレスデン付属学校のオーケストラでヴァイオリンを弾き、9歳でタルティーニの『悪魔のトリル』を弾きこなしたという。
 14歳でモーツァルテウム音楽院に入学し、ヴァーシャ・プルジーホダにヴァイオリンを学び、クレメンス・クラウスやエルマンノ・ヴォルフ=フェラーリの薫陶も受けた。
 1943年に兵役に就いたが、第二次世界大戦終結後はハンブルクでエーリヒ・レーンに師事した。19歳でハノーファー国立歌劇場のコンサートマスターに就任し、その後ケルン放送交響楽団のコンサートマスターを歴任した。

 1950年代からフォルクヴァング芸術大学やケルン音楽院で教鞭をとり、1963年からはフライブルク音楽大学で後進の指導に当たった。
 1970年には自分の名前を冠した室内管弦楽団を創設し、1976年にはフライブルクにシュポア国際ヴァイオリン・コンクールを創設した。


 

<11/8 紹介新譜>


Burg 1073
\1800
伝説の黒人指揮者
 ディーン・ディクソンのリスト

リスト:
 交響詩「前奏曲」 「フン族の戦い」 「マゼッパ」 「オルフェウス」
 (12inch Westminster WL 5269 -
  1953年録音モノラル)
ディーン・ディクソン指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 
 モノラル録音ではこれが限界だがもしステレオ録音であればオーディオファイル的な音になる驚くべき演奏です。
 「マゼッパ」は凄い




 チャールズ・ディーン・ディクソンは1915年、ニューヨーク生まれの指揮者。
 ジュリアード音楽院でアルバート・シュテッセルに指揮法を師事し、1931年には自分でオーケストラと合唱団を組織して演奏活動を開始。
 1941年黒人指揮者として初めてニューヨーク・フィルを指揮し話題となるが、後に人種差別で米国の楽壇を追われ、1949年にはヨーロッパにわたり、1953年から1960年までエーテボリ交響楽団の首席指揮者を務め、1961年にフランクフルト放送交響楽団の音楽監督に就任した後、1963年にはオーストラリアのシドニー交響楽団の首席指揮者に迎えられ、1967年まで務めている。1968年には来日してNHK交響楽団を指揮し、難病を発病直後で引退間際のピアニスト・田中希代子と共演している。

 1970年代からはサンフランシスコ、フィラデルフィア、シカゴのオーケストラに客演を続け、スイスのチューリッヒで亡くなった。

 知る人ぞ知る、そして知っている人たちは熱狂的に支持する伝説の指揮者である。




EVERLAST 貴重なライヴCD-R
EVE-035-M
1CD-R\2700
ベルワルド:交響曲第3番「サンギュリエール」
シベリウス:交響曲第5番
ディーン・ディクソン指揮
ローマ放送交響楽団
 (1959年1月3日 ローマ) モノラル録音/音質良好
 ※シベリウス第1楽章冒頭、第2楽章中間部でノイズあり


 
 

Burg 1074
\1800
ハンス・リヒター=ハーザーの稀少リサイタル集!
 リスト:愛の夢
 グリーグ:抒情小品集より
  「過ぎ去った日々」「トロールハウゲンの婚礼の日」
 メンデルスゾーン:春の歌
 シューマン:トロイメライ
 ショパン:マズルカop. 7-1
 ブラームス:ワルツop. 39-15
 シューベルト:ワルツop 9-2
 ベートーヴェン:エリーゼの為に、ピアノ・ソナタ第24番op. 24
  12inch Epic LC 3620 -
    1950年代後期モノラル録音
(ピアノ) ハンス・リヒター=ハーザー
 
 ハンス・リヒター=ハーザー、まさかのリサイタル・アルバム!
 この2つのアルバムをご紹介すればこの人がどんなにすごいかお分かりいただけるはず。


32020/21
(2CD)\5200
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73《皇帝》
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
ハンス・リヒター=ハーザー(P)
クルト・ザンデルリンク指揮
デンマーク放送交響楽団 

 店主にとって究極の1枚。奇跡のアルバム。

 ピアノはハンス・リヒター=ハーザー、指揮はクルト・ザンデルリンク。

 これはデンマークKONTRAPUNKTの珍しい1枚。 
 室内楽や北欧レパートリーが中心のデンマークKONTRAPUNKTによる、異例といっていいリリース。
 まずバックはクルト・ザンデルリンク。
 あの決定的なブラームス交響曲全集を引き合いに出すまでもなく、ドイツ音楽最高の指揮者。なぜか伴奏指揮が好きで、独奏家のキャラクターを存分に生かし、自由で彫りの深い演奏を作り上げることが得意。伴奏指揮者としてこれ以上の人はない。ここでも音楽の広がり方、掘り下げ方のなんと奥深いこと。冒頭数分間はまさに一大交響曲。この曲をここまで壮大に崇高に描きあげた指揮者はいない。それだけでもこのCDは聴く価値がある。

 しかしもっとすごいのがリヒター・ハーザー。
 なぜか日本ではもう一つの知名度だが、ヨーロッパでの人気はすごいものがあったらしい。
 彼はチェルニーの孫弟子にあたるので、ベートーヴェン直系のドイツ・ピアノ音楽の厳粛なる伝道師ということになる。質実剛健、豪胆なその演奏はこれぞドイツ魂。考えてみればザンデルリンクの一大叙事詩的演奏も、ただ考えなしにやっていたわけではなく、ザンデルリンクがリヒター・ハーザーの重厚な存在感にシンクロさせて曲作りをしていたのである。だからリヒター・ハーザーが現れたあと、その重厚深煎り演奏はさらにいっそうその深みを増す。同い年の二人は、お互い触発しながら刺激しながら、より高い次元に音楽をもっていくのである。

 演奏自体はとても厳しく、にっこり微笑んでくれるような瞬間はない。北ドイツのゴシック建築のように峻厳な面持ち。ひょっとしたら黒光りするその形相に恐怖感すら抱くかもしれない。しかしこの威容こそがブラームスが表現したかったものだと思う。この演奏は、そうした痛々しいほどの厳しさの向こうにこそ、あなたが求めるものがある、そう訴えかけてくる。だからそんな域に達していない店主などが聴くと、ただひたすら涙が出てくる。あとにも先にもこの曲を聴いて泣いたのはこの演奏だけである。
 どんな曲にも、他の演奏とまったく次元の違う、聴いている人と演奏家と作曲家と、そして空の上の何かを直結する演奏があるのではないかと思って、いつも探している。
 この演奏もそんな演奏のひとつだと思う。

 ハンス・リヒター=ハーザーはこのライヴの1年後に急逝する。
 おりしも、ブラームスの協奏曲の演奏中だった。 (名盤雑記帳より)



96483092
(6CD)
\3200

ハンス・リヒター・ハーザー/ベートーヴェン:ピアノ作品集

CD1
 1.ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品2の1
 2.ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 作品2の2
 3.ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 作品2の3 
 4.ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 作品31の1
CD2
 1.ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31の2
 2.ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 作品31の3 
 3.ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 作品54
 4.ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 作品81a「告別」
CD3
 1.ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 作品106「ハンマークラフィーア」
 2.ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
 3.ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 作品110
CD4
 1.ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 作品111
 2.ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲 作品120
ハンス・リヒター・ハーザー(ピアノ)
CD5
 1.ソナタ 第27番 ホ短調 作品90
 2.幻想曲 幻想曲 作品77 
 3.ロンド(ピアノと管弦楽のための) ハ長調 作品51の1
 4.ロンド(ピアノと管弦楽のための) ト長調 作品51の2
 5.協奏曲(ピアノと管弦楽のための) 第3番 ハ短調 作品37
フィルハーモニア管弦楽団、
イシュトヴァン・ケルテス指揮
CD6
 1.ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58
 2.ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」


 10年前、フランスEMIの廉価盤シリーズ「COFFRETS CLASSIQUES」そのなかにひっそりと入っていた名手ハンス・リヒター・ハーザーのベートーヴェンのピアノ作品集。

 ハンス・リヒター・ハーザー。




 質実剛健、豪胆なその演奏はこれぞドイツ魂。

 なのに・・・その録音はほとんどCD化されていなかった。

 KONTRAPUNKTの《皇帝》とブラームスのピアノ協奏曲第1番はピアノ・ファンなら誰もが必ず持っているといわれる決定的名盤だが、それ以外となると数えるほど。




Burg 1075
\1800
旧譜「子供のための音楽集」がベストセラーになった
 リヴィア・レフのレア音源集

 リスト:パガニーニによる超絶技巧練習曲s140 (全6曲)
 リスト:忘れられたワルツs215 より
 シューマン:パピヨン
 モーツァルト:2台のピアノのためのフーガ kv.426*
  (12inch Classic Club X515 & SAGA5312*
    - 1960年代中期モノラル録音)
(ピアノ) リヴィア・レフ
(ピアノ) フェリシア・ブルメンタール*

 モーツァルトはステレオ録音ですが2台のピアノがそれぞれ片寄りすぎで違和感があるのでモノラルで聴きやすくなっています。
 やはり、レフは繊細で聴き込むほどに感動と表現力の素晴らしさに思い知らされる!
 



ARDMORE 大ベストセラーのリヴィア・レフ、2つのアルバム


リヴィア・レフ/ 「子供のための音楽集」


 子供のための作品を子供のために弾いたアルバムのはずなのだが、いつしか童心に戻った自分のためのアルバムになっていた。
 優しく、凛として、清楚で、気高い。
 こんなジャケットのような子供時代を送れていたら、もっと素直な人間になれたのになあ。いやいや、このアルバムを聴いて童心を取り戻そう。


ARDMORE
ASS-043
1CD-R\1700
リヴィア・レフ
 「子供のための音楽集」

 モーツァルト:キラキラ星変奏曲
 ベートーヴェン:エリーゼのために
 シューマン:「子供の情景」〜鬼ごっこ 眠りに入る子供
 シューマン:「子供のためのアルバム」〜
  勇敢な旗手 民謡 楽しき農夫
 ドビュッシー:「子供の領分」〜2曲
 C.P.E.バッハ:ソルフェージェット
 J.S.バッハ:前奏曲
 ビゼー:「子供の遊び」〜こま
 フォーレ:組曲「ドリー」〜こもり歌
 ショスタコーヴィッチ:3つの幻想舞曲Op.5
 プロコフィエフ:「赤ちゃんの一族」第1組曲(ワルツ)
 ヴィラ=ロボス:「赤ちゃんの一族」第1組曲〜3曲
 ジョリヴェ:歌ナイーブ〜2曲
 コダーイ:7つのピアノ曲Op.11〜No.3
 バルトーク:「12の小品」〜1曲 「子供のために」〜2曲
  全15作品

  12inch Pathe DTX269 - 1950年代後期MONO録音
  薄CDケース入りジャケ印刷とCD-R印刷のみの商品です。
(ピアノ) リヴィア・レフ

 「クラシック名盤この1枚(光文社)」というかなりマニアックな本の中で三木茂という方が紹介していてずっと気になっていたアルバム。
 「ジャケット写真の子供たちの様子をご覧になっていただければ、このディスクを聴いていただいたも同然。レフのピアノは、良い意味で「子供の目線」の高さである。聴いていて思わず楽しくなる演奏、というのは、とびっきりの技量とセンスとテンションの持続を兼ね備えることで成立する。この恐るべき「真実」は、このディスクを聴いて初めて実感できた。なんと理屈抜きにステキな時間!次から次へと登場する至福のひとときに、私は終わりの時間が来ないことを願いたくなってしまう。(クラシック名盤この1枚(光文社)三木茂氏)」

 今回のアルバムはその彼女がLP初期に録音したもの。


リヴィア・レフ(ピアノ)/ ショパン:ワルツ集 (17曲)

ARDMORE
A700-25
\2200
リヴィア・レフ(ピアノ)
 ショパン:ワルツ集 (17曲)

 第1番「華麗なる大ワルツ」
 第2番「華麗なるワルツ」 第3番「華麗なる円舞曲」
 第4番「華麗なるワルツ」 第5番変イ長調
 第6番「子犬のワルツ」  第7番嬰ハ短調
 第8番変イ長調  第9番「告別」
 第10番ロ短調  第11番変ト長調  第12番へ短調
 第13番変二長調  第14番ホ短調
 第15番ホ長調  第16番変イ長調  第17番
  12inch (UK)Ducrete - Thomson DTL93088
   1950年代中期録音MONO
リヴィア・レフ(ピアノ)
 
 アードモアASS-063の再リマスタリング発売。
 「子供のための音楽集」が大ベストセラーとなったレフのショパン、ワルツ集。



<10/25 紹介新譜>


Burg 1071
(2CD−R)
\2900
ヘブラー、1960年代のショパン
 ショパン:ノクターン(全集)
  12inch VOX VUX2007
   1960年録音モノラル
(ピアノ)イングリット・ヘブラー

 ステレオ録音も存在するが深みあるピアノのモノラル音が体験できます。


 

Burg 1072
\1800
パスキエ三重奏団のレア音源集(LP &SP )
 ハイドン:三重奏曲op.32、フルート四重奏曲op.5-5**
 ベートーヴェン:三重奏曲op.9-2
 ボッケリーニ:三重奏曲op.14-6
 テレマン:四重奏曲ホ短調*
 (使用音源 Sonore LP とSP &BAMのSP )
  1935年 1940年代 1950年代初期録音
  モノラル
(フルート)
 ランパル**
 モイーズ*
(クラヴサン) ジェルリン*
パスキエ三重奏団

 ヘブラー特集で旧譜はセール価格にてパスキエ三重奏団も旧譜はセールです(M015 021 022 033 049 050 051 A700 02)8タイトルよろしくお願いいたします。
 

<10/18 紹介新譜>


Burg 1069
\1800
ドビュッシー:
 「夜想曲」 「牧神の午後への前奏曲」 スコットランド風行進曲
  (12inch F Columbia FCX216 - 1954年録音)
グリーグ:ペール・ギュント第1組曲(4曲)
 1930年頃 録音
  78rpm Columbia
アンゲルブレシュト指揮
フランス国立放送管弦楽団
マルセル・ブリクロ合唱団
アンゲルブレシュト指揮
交響楽団(パリ)
 

Burg 1070
\1800
アンゲルブレシュト:「子供部屋」管弦楽編曲第1組曲から第8組曲
 (1960年代録音) private tape mono
エドゥアルド・ビバリー指揮
管弦楽団
ワーグナー:「タンホイザー」序曲とヴァッカナール
ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」
 (1950年代 ライヴ録音)
アンゲルブレシュト指揮
フランス国立放送管弦楽団





 ほんとにどうでもいいことだが、大昔、フランスにアンゲルブレシュトというすごい指揮者がいると聞いて、ちょうど来日するようだったので急いで駆けつけて聴いたらわりと普通だったのでおかしいなと思ってその日の指揮者の名前をよく見たらアルブレヒトだったことがある。
 偉大なるフランスの大指揮者アンゲルブレシュトは自分が生まれた年に亡くなっていた。
 アンゲルブレシュトには会えない。


 その後機会あるとアンゲルブレシュトの演奏を聞いてきたが、その偉大さは分かるものの、ぶっとんでのけぞるというところまではいかなかった。

 しかし今回のライヴはすごい。
 とくに「タンホイザー」。
 表現が容赦ないのだ。
 こんな「タンホイザー」を作り出せるのはドイツならフルトヴェングラー、イタリアならトスカニーニ、そしてフランスならアンゲルブレシュトということなのか。
 聞き終ったあとにへとへとになって身も心も蹂躙されて思考も思想も塗り替えられてしまいそうな演奏。
 たしかにワーグナーはこうあるべき、そう思わせられる演奏。
 
 これがアンゲルブレシュトだったか。


 ・・・アンゲルブレシュト、やっと会えた。





同時発売のこちらもどうぞ。


Burg 8026
\1800
フォーレ:組曲「マスクとベルガヤマスク」より序曲とガヴォット
 (80rpm Pathe X5534 - 1928年頃パリ録音)
シャブリエ:歌劇「いやいやながらの王様」よりポーランドの祭り
 (80rpm pathe X5514 - 1928年頃パリ録音)
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」よりだったん人の踊りと合唱
 (80rpm pathe X 5491/2 - 1928年頃パリ録音)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
パドゥルー管弦楽団
ビゼー:「カルメン」より
 第3幕の間奏曲
  (ガストン・クリュネルのフルート)
ビゼー:「アルルの女」第1組曲(4曲) 第2組曲(4曲)
 (78rpm Columbia & pathe - 1930年頃パリ録音)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
交響楽団(パリ)



こちらはARDMORE コンダクター・シリーズ

INGHEL-1
\1700
D.E.Inghelbrecht  デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
 ビゼー:「カルメン」〜
  第1幕前奏曲、第2幕第3幕間奏曲++、
  闘牛士の行進+、女工達の合唱+
 ビゼー:「アルルの女」アダージェット++
 グノー:「ファウスト」第1幕前奏曲、第2幕ワルツ*
 ドリーブ:「ラクメ」第1幕第2幕間奏曲、アリアと舞曲
 ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」+++
  (他全14曲)
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
シャンゼリゼ歌劇場管弦楽団
マルシェル・ブリクロ合唱団 他
コンセール・パドゥルー管弦楽団
パリ交響楽団
ガストン・クリュネル(フルート)
10inch Ducrete Thomson 270c065 - 1950年代中期パリ録音
7inch Ducrete Thomson 470c021 - 1950年代中期パリ録音*
78rpm Pathe X5488 - 1928年パリ録音+
78rpm Pathe X5538 - 1930年代パリ録音+++
78rpm Pathe 96265 - 1930年代パリ録音++

 中古盤屋ではとんでもない高値で取引されているらしい貴重なデュクレテ・トムソン盤を含む、アンゲルブレシュトのレア・レコーディング集。
INGHEL-2
\1700
アンゲルブレシュト降臨
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ボロディン:交響詩「中央アジアの草原にて」
ドビュッシー:夜想曲(全3曲) *、 聖セバスティアンのファンファーレ*
デュカス:ぺリのファンファーレ*
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
コンセール・パドゥルー管弦楽団
ドビュッシー音楽祭管弦楽団*
80rpm Pathe X5482/3 & 5489 - 1920年代後期パリ録音  78rpm Pathe PDT19 - 1930年代中期後期パリ録音*
INGHEL-3
\1700
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
 
フォーレ:レクイエムOp.48
 アンゲルブレシュト:
  子供部屋 (8曲) **
  子供部屋 (2曲)*

 10inch Ducretet Thomson 270C 066 &
 7inch 470C 018 **- 1950年代中期録音MONO
 80rpm Pathe X5500  - 1920年代後期録音MONO*
(S) フランソワーズ・オジュア
(B) ベルナール・デミ二
(Organ) J.ボードリ・ゴダール
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮 
シャンゼリゼ歌劇場管
フランス国立放送合唱団
コンセール・パドゥルー管*

INGHEL-4
\1700
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮

 
ラヴェル:
  バレエ「ラ・メール・ロワ」
  スペイン狂詩曲
  海原の小舟
 シャブリエ:オペラ・コミック「いやいやながらの王様」〜
  祝典のポロネーズ *
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮
シャンゼリゼ歌劇場管弦楽団
コンセール・パドゥルー管弦楽団 *
12inch Ducrete-Thomson 320c 088 - 1950年代中期録音MONO
80rpm Pathe X5514 - 1929年頃録音MONO *



<10/11 紹介新譜>


Burg 1066
\1800
ジョルジュ・ツィピーヌ指揮&パリ音楽院管
 皇帝ナポレオン時代の音楽


 ゴセック:17声部の交響曲へ長調
 フォーゲル:歌劇「デモフォン」序曲
 シュウール:
  ゴセックの葬送行進曲、
  皇帝ナポレオンの行進曲
 メユール:序曲「パリのバレエ」
 パイジェルロ:
  皇帝行進曲、
  葬送行進曲「将軍オッシュの死」
   12inch (F)Columbia 33FCXS383/4
    1954年パリ録音モノラル
ジョルジュ・ツィピーヌ指揮
パリ音楽院管弦楽団
 当時のパリ音楽院はアンサンブルが素晴らしく今回の内容は特にオススメ!

ジョルジュ・ツィピーヌは、1907年生まれのフランス出身の指揮者。

パリのロシア人の家に生まれる。両親共にユダヤ系。

パリ音楽院でヴァイオリンを専攻し、1926年に卒業してヴァイオリニストとして活動した。
また卒業時よりゴーモンの映画音楽の仕事もこなし、いくつかの映画音楽も作曲していたが、レイナルド・アーンに指揮法を師事して1931年より指揮者として活動するようになった。
1941年にカンヌのカジノで指揮者を務め、ローラン・プティ・バレエ団やパリ音楽院管弦楽団などに共演を重ねた。
1960年から1965年までメルボルン交響楽団の首席指揮者を務めた後は、母校で後進の指導に専念した。


  

Burg 1067
\1800
ポーランド最高のピアノ教師
 ズビグニェフ・ジェヴィエツキ(ピアノ)


ショパン:ピアノ作品集

 ポロネーズop 26-1 26-2 25-7
 即興曲op 29
 ノクターン遺作
 ワルツop 64-2 69-1「告別」
 前奏曲op 28-15「雨だれ」 28-7 28-20 28-6
 マズルカop 17-4 68-2 68-4 33-1
 (全15曲)
  12inch Muza XL0117
   1960年代初期録音モノラル
ズビグニェフ・ジェヴィエツキ(ピアノ)
 ショパンが愛用した1849年製プレイエル・ピアノによる歴史的録音です。

 ズビグニェフ・ジェヴィエツキは、 1890年ワルシャワ生まれのピアノ教師。
「ショパン弾き」のピアニストとしても知られるが、20世紀の有名なピアニストを数多く育成したピアノ教師としてむしろ名高く、その影響は著しい浸透力を持っていた。

 父親にピアノの手解きを受けた後、ワルシャワでオベルフェルトやピレツキに入門する。
 大学進学のため1909年から1914年までウィーンに行き、同地のテオドール・レシェティツキーの教室で、レシェティツキーの助手マリー・プレントナーに師事。
 ポーランドの都市やウィーンを中心に、プラハやベルリンでもリサイタルを行なった。

 1915年にワルシャワ音楽院のピアノの上級クラスでの教授に就任し、没年まで指導に携わった。
 ショパン国際ピアノコンクールの設立を輔佐し、1927年の初回から没年までその審査員を務めた。
 第二次世界大戦後、とりわけユゼフ・トゥルチンスキの没後は、ポーランドで最高のピアノ教師と看做された。

 カロル・シマノフスキから《マズルカ集》作品50の第7曲と第8曲を献呈されている。



 

Burg 1068
\1800
NHK交響楽団常任指揮者だった名物指揮者
 ウィルヘルム・ロイブナー

ハイドン:交響曲集
 第12番ホ長調、第23番ト長調
 第29番ホ長調、第30番ハ長調「ハレルヤ」
  12inch Lyrichord LL36
   1950年代初期録音モノラル
ウィルヘルム・ロイブナー指揮
Vienna State Academy Chamber Orchestra
 (オーケストラの表記は不明確)

 ヴィルヘルム・ロイブナーは、1909年生まれのオーストリアの指揮者。

 ウィーンに生まれ、ウィーン音楽アカデミーでフランツ・シュミット、クレメンス・クラウスにピアノ、作曲、指揮の面で師事した。
 卒業後はウィーン国立歌劇場でプロンプターに就任する一方、1931年、声楽教授とウィーン国立歌劇場副指揮者として師クラウスを初め、ブルーノ・ワルター、アルトゥーロ・トスカニーニら巨匠たちの助手として重要な働きをした。

 1937年、同歌劇場第1指揮者に就任。1940年代半ば、トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者となる。

 1957年〜1959年、ジョゼフ・ローゼンストックの後任としてNHK交響楽団常任指揮者に就任する。
 帰国後、ウィーン国立歌劇場に出演するなどしたが病気がちだったとも言われ、62歳でウィーンに没した。


 厳しいローゼンストックの後任ということで楽員が「どういう指揮者なのか?」と様子を窺っていたところ、ローゼンストックのように締め付けるような練習スタイルとは打って変わって、「楽しく練習しましょう」的な練習スタイルだったため一安心したというエピソードもある。また、外山雄三によれば非常に涙もろい人物だったようであり、定期公演でグスタフ・マーラーの「大地の歌」を指揮している途中で、演奏とソリストに感動して涙した、という話も残っている。

 N響には常任を離れた後の1963年暮れ〜1964年1月にも来演し、第九公演やヨハン・シュトラウス2世の「こうもり」全曲(演奏会形式)を指揮している。

 レパートリーとしては「ドイツ音楽3大B」がメインとなっていたが、N響常任就任後はそれらをメインに据えつつ、現在音楽に至るまでの幅広いプログラムを組み、それは同時にN響自身のレパートリー拡大にもつながった。


 録音には興味がなかった可能性もあるが、あまり恵まれなかった。「ばらの騎士」のワルツ集(N響)や東京放送合唱団を指揮したものがある他、ミシェル・オークレールの伴奏を務めたレコード(ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番。オーストリア交響楽団)や、戦前のウィーン国立歌劇場でのライヴの断片が残されている。





<6/21 紹介新譜>


Burg 1065
\1800
ドホナーニ親子競演!

ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1、4、8番
リスト:ハンガリー狂詩曲集 第3、4番
 12inch Ariola11339
  1960年代初期録音モノラル
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 
フィルハーモニア・フンガリカ
リスト:ハンガリー狂詩曲第1番
 78rpm columbia 9550
  1944年録音モノラル
エルンスト・フォン・ドホナーニ指揮 
ブダペストフィルハーモニー管弦楽団
 
 個性的な演奏はやはり父親譲りか?
 クリストフの稀少な初期音源とエルンストのナチ時代SP 音源で曲のクライマックスは必見です。


 ドホナーニ親子共演!
 ちょっと聴いてみますか?

クリストフ・フォン・ドホナーニ
 リスト:ハンガリー狂詩曲第3番

エルンスト・フォン・ドホナーニ
 リスト:ハンガリー狂詩曲第1番
 

<6/7 紹介新譜>


Burg 1062
\1800
イ・ムジチ合奏団
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲集op.10(全曲)

 12inch Epic LC3541
  1958年録音モノラル
(フルート) ガストーネ・タッシナリー
イ・ムジチ合奏団
 

Burg 1063
\1800
ノイマン指揮&ライプツィヒ放送響
 ドヴォルザーク:スラブ舞曲集

  op.46-1,2,3,4,6,8 op.72-1,2
   12inch Eterna 820070
    1957年録音モノラル
ヴァーツラフ・ノイマン指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
カール・シュターミッツ:フルート協奏曲ト長調op.293
 12inch Supraphon LPV321
  1955年録音モノラル
(フルート) ジャン・ピエール・ランパル
ヴァーツラフ・ノイマン指揮
プラハ室内管弦楽団
 

Burg 1064
\1800
ラウテンバッハー
 シューベルト:

  幻想曲ハ長調 D.934
  ソナタイ長調(二重奏曲) .574
   12inch Barenreiter BM30L1531
    1964年録音ステレオ
(ヴァイオリン) ズザナ・ラウテンバッハー
(ピアノ) マルティン・コーリング




大ヒットとなったアリア・レーベルのラウテンバッハー/ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」

ARIA LABEL
AR 0033
\1700
第33弾
 ズザーネ・ラウテンバッハー(Vn)
  ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
ズザーネ・ラウテンバッハー(Vn)
ロベルト・ワグナー指揮
インスブルック交響楽団
原盤:12inch FONA(VOX) GBY12260
録音:1960年 STEREO
 
 原盤は珍しいデンマークFONA。ただVOX音源ということで、ステレオとはいえ同時期のDECCAやコロムビアと比べるのは若干酷な部分もある。
 とはいえARDMORE 今回も渾身の復刻で、昔出ていた「CONCERTO ROYALE」盤とはさすがにヴァイオリンの存在感が全然違う。

 フォーマットはCD-R。ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。
 針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。

 ラウテンバッハーのブラームス「ヴァイオリン協奏曲」。

 
厳しくも愛情あふれる演奏。

 お花畑で踊っているようなアンドラードや、獰猛な肉食獣のようなヌヴーや、手下を引き連れた女海賊のようなムターの演奏とは随分様子が違う。
 そこにラウテンバッハーの個性や体臭を感じることはあまりない。
 言ってみれば「無私」とか「滅私」とかいうことなのだろうが、そういうとますます「自分」というものを意識してしまいかねない。ところが彼女の場合、「無私」とか何とかいう以前に、鼻っから演奏において「私」というものを意識していない感じがある。
 あるのは作品だけ。作曲家だけ。そこに「自分」が介入する余地はない。
 ただただ純粋に、どこまで「作品」をありのままにこの現実世界に顕現できるか・・・。彼女の演奏にはそんな徹底した純粋さと厳しさを感じる。

 ところがそんな「純粋さ」と「厳しさ」の向こうに、ふと愛情深い温かさを感じる瞬間がある。
 厳しいのだけれど、まるで母性に包まれたかのような温かな表情を見ることがある。
 決して出そうと思って出しているわけではなく、にじみ出るような深くまっすぐな愛情。厳しく愛情深くわが子を見守る母親のまなざしとでも言おうか。
 だから彼女の情熱はたたみかけるような激しさではなく、愛情を正面から受け止めてくれるような優しく真摯なもの。
 その厳しくも落ち着いた優雅さや豊かな包容力というのは、・・・理想的な母親のもの。
 
 だからこそあのビーバーの「ロザリオ・ソナタ」が、だからこそあのバッハの「無伴奏」が誕生した。
 ・・・そして、だからこそこのこのブラームスのヴァイオリン協奏曲が生まれた。

 こんな真剣な演奏であれば作曲家のブラームスもきっと満足に違いない。



<5/24 紹介新譜>


Burg 1061
\1800
シュナイダーハン
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op 77
 (12inch DG LPM18132
  1953年ベルリン録音モノラル)
(ヴァイオリン) ヴォルフガング・シュナイダーハン
パウル・ヴァン・ケンペン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 同時発売のBURG8022と比較すると、初期DG LP 盤とSP 末期VG盤の違いがわかる。
 今回はどちらも有名な音源だが改めて価値ある復刻。


同時発売のベートーヴェン
こちらはSP。

Burg 8022
\1800
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op61
 (78rpm DG LVM72366/8
  1953年ベルリン録音モノラル)
(ヴァイオリン) ヴォルフガング・シュナイダーハン
パウル・ヴァン・ケンペン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団



<5/17 紹介新譜>

.

Burg 1057
\1800
24歳でこの世を去った
 フレデリック・ペーター
ス追悼盤
 ショパン:夜想曲第13番op.48-1
       24の前奏曲op.28より12曲
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番op.110
 フォーレ:即興曲第1番op.25
12inch Pathe DTX 318 1960年パリ録音モノラル
(ピアノ) フレデリック・ペータース

 彼女の演奏を知る唯一といっていい音源がこのパテ盤です。
 アナログマニアには有名な盤で今でもオリジナルは高額をキープしています。当時の演奏家逹は絶賛している。(HINDENBURG)


////////////////////////

 

 

 彼女はこの31番を自宅のアパートで弾いていたわけか。



 よほどのピアノ・マニアでもその存在は知らない。フレデリック・ペータース(ペテルス)。
 それもそのはず、ペータースにはこの1枚しか録音がなく、しかもこれが出る前にすでに彼女は死んでいた。

 1938年生まれのフランスのピアニスト、フレデリック・ペータース。
 わずか24歳でこの世を去る。
 たまたま残されたコンサートでの録音、そして自宅のアパートで録音されたものを、彼女の師匠だったバルビゼやツィピーヌといった大ピアニストが仏パテ・マルコニに働きかけてリリースしたという。
 それがこのアルバム。
 ミスタッチがあるな、ちょっと荒っぽいな、録音が悪いな・・・それはそうである。
 しかし彼女の素晴らしさをほんの少しでも後世に残そうとした恩師たちの想い。彼らはペータースののこっている音源を残らずかき集めて、レコード会社に直談判したわけである。

 その瑞々しい独特の音楽感性。これを聴けばそうした大物の師匠の心を動かしたのも分かる。


 ペーターズ、素性や経歴は不明。
 死因も不明。
 何か哀しいことがあったのだ。




ショパン:夜想曲第13番op.48-1 をどうぞ。コチラ
 
 .

Burg 1058
\1800
メルケル、アレ、ナヴァラなど、そうそうたるメンバー
 プロ・ムジカ室内グループ

 ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調op.20 
 メンデルスゾーン:八重奏曲変ホ長調op .20
 12inch (F)Polydor 6460&6510 1948年パリ録音モノラル
Pro Musica Chamber Group
 (ヴァイオリン)アンリ・メルケル
  ジョルジュ・アレ
  R.ヴォラン
  L.ガリ
 (ヴィオラ)P.ラドユイ  A.ルポー
 (チェロ)アンドレ・ナヴァラ
   M.フレシュヴィユ
 (コントラバス)H.モロー
 (クラリネット)ユリス・ドレクリューズ
 (ホルン)G.クルシエル
 (ファゴット)J.ルーシェ
 
 SP盤も存在するが今回はフランス盤の復刻盤を使用
 プロ・ムジカ室内グループは当時の有名なパリのソリスト逹
 メルケル、アレ、ナヴァラなど、そうそうたるメンバー。


////////////////

 第2次世界大戦後、当時パリ音楽院の教授をつとめていた器楽奏者によるパリ・プロムジカ室内グループによるベートーヴェンとメンデルスゾーン。
 ヴァイオリンのアンリ・メルケル(1897-1969)、チェロのアンドレ・ナヴァラ(1911-1988)、クラリネットのユリス・ドレクリューズ(1907-1995)などの名手が参加し、彼らは他にも多くの名録音を残している。


輝かしいほどのメンデルスゾ−ンを少しお聴きください。コチラ

 .

Burg 1059
\1800
ルドルフ・シュルツ
 バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番BWV.1042
(ヴァイオリン) ルドルフ・シュルツ
アルフレッド・ヘリング指揮
ベルリン放送交響楽団
ヴィルヘルム・シュトロス
 バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043
 12inch 1950年代初期録音モノラル
(ヴァイオリン&指揮) ヴィルヘルム・シュトロス
(第2ヴァイオリン) ハインツ・エンドレス
ベルリン放送交響楽団
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団のコンマス、ベルリンRIAS交響楽団のコンマスを渡り歩いたルドルフ・シュルツのバッハ。
 もうひとつはヴィルヘルム・シュトロスの弾き振りによるバッハ。シュトロスは、近代ドイツのヴァイオリン芸術の基礎を固めたブラム・エルデリンクの弟子で、アドルフ・ブッシュやマックス・シュトループとともにヨアヒムによって形成されたドイツの室内楽の伝統を保守した継承者の一人。
.

Burg 1060
\1800
エルンスト・メルツェンドルファー指揮秘蔵音源集
 ハイドン:交響曲第85番「王妃」
 シューベルト:5つのドイツ舞曲D90
(12inch AngelicumLPA1000 1950年代中期録音モノラル)
ミラノ・アンジェリクム管弦楽団
 ニコロ・ピッチンニ:タウリスのイフィゲーニ序曲
 グルック:タウリスのイフィゲーニより組曲 他
 サリエリ:シンフォニア「ヴェネチア人」
(12inch Amadeo AVRS 130024 1960年代中期録音ステレオ)
ウィーン・トーンキュンストラ管弦楽団

 何かと話題のメルツェンドルファー「ハイドン交響曲全集」
 今回のハイドンはオケが違う当時のイフィゲーニ論争になったピッチンニとグルックの曲が聴けるのも稀少価値ありです。


//////////


  

 エルンスト・メルツェンドルファー(Ernst Marzendorfer, 1921年5月26日 - 2009年9月16日)は、オーストリアの指揮者、作曲家。

 オーベルンドルフ・バイ・ザルツブルクの生まれ。グラーツ音楽院でロベルト・ワーグナーに師事した後、モーツァルテウム音楽院でクレメンス・クラウスの薫陶を受けた。
 1940年からグラーツ歌劇場で指揮活動を始め、フランク・マルタンのオラトリオ《ゴルゴタの丘》の初演などを手掛けた。
 1953年から1958年までモーツァルテウム管弦楽団の常任指揮者を務め、その間の1954年にはザルツブルク音楽祭に出演した。
 1961年からウィーン国立歌劇場、1965年からニューヨーク・シティ・バレエに客演を繰り返し、1969年にはウィーン国立歌劇場の正指揮者に就任した。以後は、ウィーン・フォルクスオーパーにも客演を繰り返し、晩年に至るまでウィーンを中心に演奏活動を展開した。
 1964年には初来日を果たし、読売日本交響楽団を振ってアルバン・ベルクの『ルル組曲』の日本初演を果たしている。
 ウィーンにて死去。
 
 アメリカのMusical Heritage Societyレーベルから1960年代に発売されていた世界初のハイドンの交響曲全集録音。
 存在自体があまり知られていなかったが、今年(2019年)の初めに初CD化された。

 そのメルツェンドルファーの、さらにレアな音源を復刻。


 ここでは珍しいサリエリのシンフォニアをお聴きください。コチラ
 


<4/19 紹介新譜>


Burg 1055
\1800
パレナン弦楽四重奏団
 ラロ:弦楽四重奏曲変ホ長調op.45
 グノー:弦楽四重奏曲イ短調
 ドニゼッティ:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調
  12inch Stradivari STR618
   1950年代初期録音モノラル
パレナン弦楽四重奏団

 「パレナン弦楽四重奏団の忘れられた音源!
 この演奏に出会えた事に感謝と感動を。
 再生が非常に難しいLP でまずキレイな盤は存在すら期待できない。しかし、今回の復刻は生々しく深みあるものになっています。」(Hindenburg)


少し聴けます。グノー:弦楽四重奏曲イ短調の第4楽章。
https://www.dropbox.com/s/950u6a9p52yv483/BURG1055.mp3dl=0





 幸松肇氏が、著書「世界の弦楽四重奏団とそのレコード・欧米のラテン諸国編」のなかで4ページを費やし最大限に絶賛しているパレナン弦楽四重奏団。
 そのパレナン弦楽四重奏団によるラロとグノーとドニゼッティの弦楽四重奏曲という珍しい作品貴重な録音。

パレナン四重奏団はSP期が終わって、LP期の始まる時期に突如として現れてきたため、音楽の友社の「名演奏家大事典」などにはまったく掲載されていないという不運な運命を辿ってきた。しかし本書に掲載したフランス弦楽四重奏団の、最終点とも出発点ともなるべききわめて重要な団体であることをここで改めて認識しておきたい。(幸松肇「世界の弦楽四重奏団とそのレコード・欧米のラテン諸国編」)

 
 

Burg 1056
(2CD−R)
\2900
名手ザラ・ネルソヴァの代表的演奏
 ベートーヴェン:
  チェロ・ソナタ 全曲
  魔笛の主題による7つの変奏曲&12の変奏曲
  マカベウスのユダの主題による12の変奏曲
   12inch London LL1557/9 & LLA 52
   1956年録音モノラル
(チェロ) ザラ・ネルソヴァ
(ピアノ) アルトゥール・バルサム

 「言わずと知れた名演高額音源!」(Hindenburg)


こちらも少し聴けます。
https://www.dropbox.com/s/po7fizt0ltxgfwn/BURG1056-2.mp3dl=0


 ザラ・ネルソヴァ(1918年12月23日 - 2002年10月10日)はカナダ出身のチェロ奏者。

 ウィニペグ出身。
 フルート奏者だった父から幼時より音楽の手ほどきを受け、1924年から1928年までデジェー・マハレクの下でチェロを習った。
 姉妹でピアノを弾くアンヌとヴァイオリンを弾くアイダとの三人で地元の音楽祭に参加して成功をおさめ、1928年に一家でイギリスに移住した。
 1929年から姉妹とカナディアン・トリオを結成し、1934年からオーストラリアやアフリカなどの演奏旅行を成功させ、1939年まで活動した。
 その傍らでハーバート・ワレンにチェロを師事し、1930年にはエドゥアール・ラロのチェロ協奏曲を弾いて独奏者としてデビューを飾った。
 1939年にはカナダに戻り、トロント交響楽団の首席チェロ奏者を務めたが、キャスリーン・パーロウやアーネスト・マクミランと二回目のカナディアン・トリオを結成して室内楽の方面でも活躍した。
 1942年にはニューヨークでの演奏会でアメリカ・デビューを果たし、パブロ・カザルス、エマヌエル・フォイアマンやグレゴール・ピアティゴルスキー等の薫陶を受けた。
 1953年にはアメリカ市民権を獲得し、1963年から没年までジュリアード音楽院で教鞭を執った。
 1966年にはアメリカ国籍のチェロ奏者として初めてソ連への演奏旅行を行っている。ニューヨークにて死去。



 


<4/12 紹介新譜>

名手バルヒェット、2つの代表的バロック録音


Burg 1053
(2CD−R)
\2900
ラインホルト・バルヒェット
 ヴィヴァルディ:協奏曲集op.3「調和の霊感」全曲

 12inch pathe vox VP273(3)
  1952年録音モノラル
(ヴァイオリン)ラインホルト・バルヒェット 他
ロルフ・ラインハルト指揮 
シュトゥットガルト・プロ・ムジカ
 
 少し聴けます。コチラ

 今回のHINDENBURGは名手バルヒェットの代表的録音、バロックの2つの録音。ヴィヴァルディ:協奏曲集op.3「調和の霊感」ジェミニアーニ:合奏協奏曲集op.3
 端正でいてその精神性はどこまでも深い。

原盤ジャケット




アリア・レーベル第56弾
 ラインホルト・バルヒェットのバッハ:ヴァイオリン協奏曲集

AR 0056
1CD-R\1700
第56弾
 ラインホルト・バルヒェット
  バッハ:
   ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041
                第2番ホ長調BWV.1042
   2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043+
ラインホルト・バルヒェット (ヴァイオリン)
ウィル・ベー(第2ヴァイオリン)+
ワルター・ダヴィッソン指揮
シュトゥットガルト・プロ・ムジカ弦楽合奏団
ケースは薄型で、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。


 ついにこのアルバムをリリースすることになった。
 店主がおそらく天国へもって行くであろうディスクのうちの1枚。 


 まるで田舎の小さな教会でひっそりと奏でられたかのような、朴訥で敬虔な演奏。
 しかしその教会は、間違いなくまっすぐに神の御許へと続いている。

 この演奏を紹介しなければ、と思いつつ、いつもその精神状態でなく、ずっと先延ばしになっていた。
 はたして今の自分はこの演奏を紹介するに足る人格を持ちえているか?

 真剣に自答しながら、・・・今回、ついに書いた。

 バルヒェットの名は、たまたま手に入れた廉価盤のドヴォルザークの弦楽四重奏曲集で知った。
 店主はその偉大さを知らなかったので、世界で自分だけがこの人を愛しているかと思っていた。・・・そうしたら同じようにこの寡黙で地味で素朴なヴァイオリンを愛する人がたくさんいることを知って驚いた。

 さてこのバッハ。

 何の変哲もない普通のバッハ。
 華やかさもなければ、変わったところがあるわけでもない。
 本当に普通のバッハ。

 なのに、しんしんと降り積もる雪のように、このバッハは聴いている人の心に残っていく。
 真摯にただただひたむきに語りかけてくるのである。

 崇高、というのとは違う。
 崇高というと、どこか遠いところにあって手が届かない。

 これはそういう天上の音楽ではない。

 楷書でまじめな演奏だが、厳かというのとも違う。
 もっとぬくもりがあって優しい。
 でも底なしの優しさというのではなく、ちょっと禁欲的で、不浄なもの不道徳なものを寄せ付けない、凛とした優しさ。
 
 バッハの宗教大曲でもひっそりと美しいヴァイオリンを響かせていたバルヒェット。
 端整な職人でありながら、心は常に神とともにあったのか。
 こんな無垢で穢れなき演奏を人は残せるものか。
 しかもわずか34歳で。
 決して伝説にする気はないが、42歳にして天に招かれたバルヒェットは、この世にいた間ずっと天上と地上の橋渡しをしていたのかもしれない。

 天が遣わし、天が招いた人間が残した、最上の音楽の一つ。






HECTORの「ラ・ストラヴァガンツァ」
このアルバムも少し聞ける。コチラ

HECTOR
HRR-11062
(2CD-R)
\1700
ヴィヴァルディ:
 ヴァイオリン協奏曲集Op.4「ラ・ストラヴァガンツァ」 (全12曲)
  12inch VOX DL103(3) -
  1953年録音 モノラル
ラインホルト・バルヒェット(ヴァイオリン)
ロルフ・ラインハルト指揮
シュトゥットガルト・プロ・ムジカ弦楽合奏団


.


Burg 1054
\1800
ラインホルト・バルヒェット
 ジェミニアーニ:合奏協奏曲集op.3

 12inch Dover HCR 5209
  1950年代録音モノラル
バルヒェット四重奏団
ロルフ・ラインハルト指揮 
シュトゥットガルト・プロ・ムジカ




このアルバムも少し聞ける。こちら
HECTOR
HRR-11030
\1500
バルヒェット四重奏団
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132

  12inch Opera St1981 - 1950年代後期録音STEREO
バルヒェット四重奏団
(第1ヴァイオリン) ラインホルト・バルヒェット
(第2ヴァイオリン) ウィル・ベー
(ヴィオラ) ヘルマン・ヒルシュフェルダー
(チェロ) ヘルムート・ライマン

 そしていまだ聴いたことがなかったバルヒェット四重奏団のベートーヴェンの第15番。
 HECTORの社長にバルヒェット四重奏団のドヴォルザークの話しをしたときに、「ベートーヴェンの15番を聴かないとバルヒェット四重奏団を聴いたことにはならない」というようなことを言われて、ずっとCD-R化をこいねがっていたもの・・・。



<3/29 紹介新譜>


Burg 1052
(2CD-R)
\2900
エディト・ファルナディ
 リスト:「巡礼の年」全曲
エディト・ファルナディ(ピアノ)

12inch westminster WM1023
1960年モノラル録音

 ステレオ録音も存在するがあえてモノラル録音にこだわった、とのこと。

原盤ジャケット



 史上最高の女流ピアニストのひとり。
 それがどういうわけか現在その名を知る人は少ない。

 エディト・ファルナディ。

 ファルナディは1921年生まれのハンガリーを代表するリスト弾き。
 テクニシャンとして知られ、 女流で初めてシュトラウス=ゴドフスキーの3大編曲を録音した。

 9歳の時リスト音楽アカデミーに入学し、バルトーク等に師事。ショルティ、アニー・フィッシャー、ルイ・ケントナーと同門だった。
 12歳で行われた初の公開演奏ではベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を指揮しながら弾いたといわれ、在学中にリスト賞を2度受賞したという正真正銘の天才。

 1950年代前半にWestminster社にいつかの録音を残して名を馳せるが、ステレオ以降の録音が少ないために現在の知名度はもうひとつ。
 しかし曖昧なところのない高度な技巧、木目調の音色、独特の品格高い音楽性と、19世紀的大家の実力を備えた人。

 繰り返すが史上最高の女流ピアニストのひとりである。


<3/8 紹介新譜>


Burg 1048
\1800
パウル・クレツキ指揮&フランス管
 ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(9曲)

 Op.46-1,2,3,6,7,8 op.72-2,7,8
  12inch concert hall M2233 1961年録音モノラル
パウル・クレツキ指揮
フランス国立管弦楽団
 クレツキ、愛と情熱のドヴォルザーク。
 「これはクレツキの最高の演奏ではないだろうか」(Hindenburg)
.

Burg 1049
\1800
シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803 op.166 ヴィルヘルム・シュトロス四重奏団
(ホルン) ゴッドフリート・リッター・フォン・フライベルク
(クラリネット) レオポルト・ウラッハ
(ファゴット) カール・エールベルガー、他

 1930年代以降のドイツの弦楽四重奏団というとブッシュ弦楽四重奏団がまっさきに思い浮かぶが、もうひとつドイツが世界に誇った名団体がある。
 それがヴィルヘルム・シュトロス四重奏団。
 ブッシュSQの陰に隠れてもうひとつ目立たないシュトロスSQ。しかしポリドールに優れたベートーヴェンを多く残していて、多くの弦楽四重奏ファンがその復刻を待っている。リーダーのシュトロスは、ヨアヒムによって形成されたドイツの伝統を継承した重要な演奏家なのである。
 「クラシック名盤この1枚」の中で高橋新人氏が、「(シュトロス)氏の演奏からは、「作曲家に対する共感と敬意」が、率直にしかも深遠に感じられる」と語り、弦楽四重奏の「鬼」幸松肇氏も、「誠実なシュトロス弦楽四重奏団のファンは、今もって静かだが増加しつつある」と述べている。
 しかし残念ながら現在彼らのCDはごくわずか。



ARDMORE シュトロス四重奏団
旧譜

A700-24
\2200
魔法にかかってしまう
  シュトロス四重奏団

 シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956,Op.163
  12inch private RBS100 -
   1964年6月録音STEREO
シュトロス四重奏団
 ヴィルヘルム・シュトロス(第1ヴァイオリン)
 オスカー・ヤトコ(第2ヴァイオリン)
 ゲラルド・ルイメン(ヴィオラ)
 ルドルフ・メッツマッハ(第1チェロ)
 オズヴァルド・ウール(第2チェロ)

 今回の貴重な復刻はシューベルトの「五重奏曲」。「演奏が始まった瞬間から彼らの魔法にかかってしまう」と評された名演。
 1942年のプライベート・テープからの復刻。
 
.

Burg 1050
\1800
ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 op.20 ヴィルヘルム・シュトロス四重奏団
(ホルン) ゴッドフリート・リッター・フォン・フライベルク
(クラリネット) レオポルト・ウラッハ
(ファゴット) カール・エールベルガー、他
 

Burg 1051
\1800
モーツァルト:ホルン五重奏曲 変ホ長調 kv.407
ウェーバー:クラリネット五重奏曲 変ロ長調 op .34
 12inch Elite Special PLPE30029,30,31
 1955年ウィーン録音モノラル
ヴィルヘルム・シュトロス四重奏団
(ホルン) ゴッドフリート・リッター・フォン・フライベルク
(クラリネット) レオポルト・ウラッハ
(ファゴット) カール・エールベルガー、他
 
 当時のウィーンフィル奏者とシュトロスの稀少音源!LP 盤は高額でコンディションの良い盤はなかなか見かけなくなった。
 


<2/22 紹介新譜>


Burg 1045
\1800
.
エドゥアルト・シュトラウス指揮/
 ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団 第3弾!


 ヨハン・シュトラウス2世:
  ジプシー男爵より入場行進曲
  ポルカ「浮気心」
  ワルツ「ウィーンの森の物語」
  ワルツ「ウィーン気質」
  ポルカ「水車」(ヨゼフ・シュトラウス)
  トリッチ・トラッチ・ポルカ
  ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス1世)

   (ソプラノ) クレメンティーネ・マイヤー

    12inch Amadeo 1966年ウィーン録音ステレオ



 ツィーラー:ワルツ「ウィーンの市民」
 コムツァーク:ワルツ「バーデン娘」
  ハンス・ファルトル指揮 ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
   ※1960年代のウィーン・フィル第2ヴァイオリンのメンバー、ファルトルが指揮した録音。知る人ぞ知るお宝音源。
 
 ツィーラー:扇のポロネーズ
        行進曲「軍隊の魅力」
  ヨゼフ・ドレクスラー指揮 ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
   以上 12inch Amadeo 1960年代ウィーン録音ステレオ

 ウィンナ・ワルツ・ファン以外にも話題になっているエドゥアルト・シュトラウス指揮/ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団シリーズ第3弾!
 この気品あるさりげない洒脱さ。何度聴いてもこれはエドゥアルト・シュトラウス2世の血統のよさのなせる業に思えて仕方がない。
 それほどウィンナ・ワルツが好きでない人間が聴いても、いつの間にか魅了されて耳をそばだてさせる。

 第2弾で「ほろ酔いの歌」を歌っていたソプラノの クレメンティーネ・マイヤーが今回も登場するのだが、なんとも愛らしくて素敵。
 
 HENRI LEWKOWICZ
HUGUETTE FERNANDEZ.

Burg 1046
\1800
アンリ・レイコヴィッツ(レフコヴィチ)
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番より
 第2楽章(Adagio)
  12inch Telefunken SMA 109
  1960年代録音ステレオ
アンリ・レイコヴィッツ(レフコヴィチ)(ヴァイオリン)
クルト・ヴェス指揮
バンベルク交響楽団
 このような盤は意外と見落としてしまうレア物でヴェス指揮の管弦楽曲集のなかに1曲だけ、それもアダージョのみです。
 アナログマニアには有名なレイコヴィッツの協奏曲正規録音はこれだけ!
ユゲット・フェルナンデス
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 kv. 218
  12inch CMD337
  1960年代録音モノラル
ユゲット・フェルナンデス(ヴァイオリン)
ジョルジュ・プレートル指揮
シュツゥッツガルト・フィルハーモニー管弦楽団

 ポーランド生まれのヴァイオリニスト、レフコヴィチ(1919-1981)は第二次大戦前頃にスペインに移り、特にバルセロナでは幅広く活躍したとされているが生涯は謎めいていて、録音も非常に貴重。
 その超お宝音源であるブルッフのヴァイオリン協奏曲の第2楽章を発掘。レフコヴェチの協奏曲録音はこれだけらしい。

 ユゲット・フェルナンデスはパイヤール室内管弦楽団のコンサートマスターだった人。
 ここではプレートル指揮による優雅で快活なモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を聴かせる。

 .

Burg 1047
\1800
パウル・クレツキ指揮
 チャイコフスキー:
  交響曲第4番ヘ短調 op.36

  12inch Concert hall M2241
  1962年録音ステレオ
パウル・クレツキ指揮
フランス国立管弦楽団

 まるで野太い筆で書き下ろしたような剛毅な演奏。
 優美さとはかけ離れたチャイコフスキーだが、聞き進むにつれてこの楷書的演奏が心に深く入り込んでいく。
 愚直なまでのひたむきさがこの曲の新たな側面を浮かび上がらせた。 こんなチャイコフスキーの4番、ちょっと聴いたことがないと思う。
 さすがクレツキ。

<2/8 紹介新譜>


Burg 1044
\1800
華麗なる正統
 エドゥアルド・シュトラウス指揮第2弾!!

ヨハン・シュトラウス供
 喜歌劇「こうもり」
 序曲ポルカ「観光列車」op. 281
 ワルツ「芸術家の生活」op. 316
 常動曲 op. 257
 皇帝円舞曲 op. 437
 ピッツィカート・ポルカ
  (ヨハン2世&ヨゼフ・シュトラウス)
 加速度円舞曲 op. 234
 「こうもり」よりチャルダッシュ
 *アンネン・ポルカによる「ほろ酔いの歌」
 *ポルカ「ハンガリー万歳」 op. 332
 ワルツ「美しき青きドナウ」op. 314
  *12inch Amadeo AVRS 9252&12002
エドゥアルド・シュトラウス指揮
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団
(ソプラノ) クレメンティーネ・マイヤー
 
 シュトラウス家代々のオリジナル楽譜による録音は極めて稀少価値があります。
 ヨハン・シュトラウスの伝統的なスタイルによる演奏!
 1966年ウィーン録音ステレオ一時も聴きのがせない繊細な演奏は今回の復刻で明らかになる!
 なんとも言えない演奏スタイルをエドゥアルド・シュトラウスは残してくれた。
 古きウィーンの調べに感極まれば貴方も本当のシュトラウス狂かも・・

 今回の演奏には、シュトラウス家由来の楽譜が仕様されている。
 ある意味ほんとのオリジナルです。
 特によくわかるのが「ドナウ」のコーダてまえでのシンバル入りなど。そういった所々での細かい音の入り方など近年では聴けない演奏です。




エドゥアルド・シュトラウス指揮第1弾

Burg 1029
\1800
.
エドゥアルド・シュトラウス指揮&ウィーン交響楽団
 ヨハン・シュトラウス・エディション Vol.1

 ワルツ メフィスト、地獄の叫びop.101
 ボンボン ポルカop.213
 ポルカ 野営の楽しみop.431
 ポルカ 狩op.373
 ポルカ ハンガリー万歳op.332
 ポルカ 陽気な役人op.350
 ポルカ 電気盆op.297
 ワルツ もろ人手をとりop.443
 エジプト行進曲op.335
 ワルツ 南国のバラop.388
 ポルカ 観光列車op.281
 ワルツ ウィーンのボンボンop.307
 ポルカ 時代思潮op.302
 トリッチ トラッチ ポルカop.214
 (全14曲)
エドゥアルド・シュトラウス指揮
ウィーン交響楽団
 1950年代中期 ウィーン録音  10inch Philips 

 エドゥアルト・シュトラウス2世(1910年3月24日 - 1969年4月6日)は、オーストリアの指揮者。
 ウィーン交響楽団などで活動し、晩年にはウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団を創設した。

 ヨハン・シュトラウス1世は曽祖父、ヨハン・シュトラウス2世は大伯父にあたる。
 今のところ最後のシュトラウス家の音楽家とされる。

 日本にもたびたび公演のために訪れており、存命当時は祖父(エドゥアルト・シュトラウス1世)との区別なしに「エドゥアルト・シュトラウス」として知られていた。

 ハンサム・エディと呼ばれた祖父エドゥアルト1世に似て容貌がよかったこと、態度が控えめだったこと、そしてシュトラウス一族やモーツァルトやシューベルトのような作曲家の解釈が上品だったことから、エドゥアルト2世の指揮は大きな人気を集めた。



 そのあたりさわりのないノーブルでスマートな演奏に、「所詮二世指揮者」・・・というようなことを思いながら聴いていたが、「南国のばら」あたりから「これが本来あるべき姿であり、これこそがウィンナ・ワルツなのかもしれない」、と思い始めてきた。
 この人の演奏こそが正真正銘のウィンナ・ワルツであり、実はこの人以外の演奏はすべて亜流、俗物なのかも・・・とさえ。
 それくらい、その優雅さが堂に入っていて自信にあふれている。誇張もはったりもない。ただ演奏するだけでにじみ出てくる誇り高き血統の気品。
 これからは「ウィンナ・ワルツ?それはもちろんエドゥアルト・シュトラウス2世で」とか言ってしまいそう。

「オーケストラの第一ヴァイオリンは、たくさんいなければなりません。そのたくさんの人は、ヴァイオリンを弾いてはいけません。ヴァイオリンで歌わなければいけないのです。」(エドゥアルト・シュトラウス2世)



 


<1/25 紹介新譜>


Burg 1041
\1800
(ピアノ) モニーク・メルシエ
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D667「鱒」
 12inch Pathe DTX139
  1953年パリ録音mono
(ピアノ) モニーク・メルシエ
パスカル四重奏団
 

Burg 1042
\1800
(ピアノ) フーゴ・シュトイラー
レーガー:ピアノ四重奏曲イ短調op.133
 12inch Inmus 1001
  1960年代中期録音mono
(ピアノ) フーゴ・シュトイラー
シュトロス四重奏団
 

Burg 1043
\1800
(クラリネット) レオポルト・ウラッハ
フランツ・シュミット:クラリネット五重奏曲イ長調
 12inch westminster WL 30031
  1950年代初期録音mono
(クラリネット) レオポルト・ウラッハ
(ヴァイオリン) アントン・カンパー
(ヴィオラ) エーリヒ・ヴァイス
(チェロ) フランツ・クヴァルダ
(ピアノ) イェルク・デムス
 言わずと知れたウラッハのお宝盤!しかしそれを支えるデムスの演奏もすばらしい。

<2019/1/11 紹介新譜>

.

Burg 1037
\1800
ジャクリーヌ・エマールのピアノ Vol.1
 フォーレ:ピアノ作品集
   舟歌第2番op.41
   即興曲第2番op.31、第5番op.102
   夜想曲第1番op.33-1、第6番op63
   ヴァルス・カプリス第3番op 59
 ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲op24
  10inch Chant du Monde for LDM8168&8198 -
   1950年代録音モノラル
ジャクリーヌ・エマール(ピアノ)
 

Burg 1038
\1800
ジャクリーヌ・エマールのピアノ Vol.2
 ドビュッシー:ピアノ作品集
  アラベスク第1番  雨の庭  沈める寺
  ミンストレル  アナカブリの丘  
  ゴリヴォークのケークウォーク
  月の光  喜びの島前奏曲集第2巻より6曲霧
  枯葉  妖精たちはあでやかな踊り子
  奇人ラヴィーヌ将軍  月の光が降り注ぐテラス
  花火
   10inch Chant du Monde LDM 8169&8inch
   Melodiya D004922/3 -
    1950年代録音 1940年代録音モノラル
ジャクリーヌ・エマール(ピアノ)
 
 フランスが生んだ女性ピアニスト、ジャクリーヌ・エマールの貴重すぎる音源の復刻。
 パリ音楽院にてイーブ・ナットに師事、個性豊かな気品に満ち溢れたスタイルは感動ものです。
 鋭い打鍵によってところどころに強いアクセントが散りばめられた厚みのある暗い色彩感にはいままでにない魅力を感じるピアニストです。(HINDENBURG)



 それにしてもどうやってこんな珍しい音源を集めてくるのか。
 今はほとんど忘れられているが、好事家にはことのほか愛されているジャクリーヌ・エマールのアルバム。
 ナットに師事したということ以外ほとんど知られていないが、この演奏を聴けばそのすごさは一目瞭然。LP2枚で20万を超える値段で取引されているというのも唖然だが(今回の分も合わせて4枚でいくらなんだろう)、それだけ強烈な魅力を持っているのである。
.

Burg 1039
\1800
サヴァリッシュとクーベリックのピアノ
 バッハ:2台のピアノのための協奏曲第2番BWV 1061
 モーツァルト:2台のピアノのためのソナタkv 448*
  Private tape 1968年ライブ録音モノラル&ステレオ*
サヴァリッシュとクーベリックのピアノ
フランクフルト・バッハ管弦楽団
 (臨時編成のオケ)

 昔、ケンペ、フリッツ・リーガー、クーベリック(指揮も)、そして若きサヴァリッシュの4人によるバッハの「4台のピアノための協奏曲」の映像というのがあってびっくりしたことがある。(ちなみに一番うまいのが一番若いサヴァリッシュだった)
 しかしその4年前に、こんなライヴ録音があった。
 サヴァリッシュとクーベリックのピアノによるバッハとモーツァルトである!
 .

Burg 1040
\1800
コンサートホール・ソサエティ、クレツキの「田園」ついに登場!
 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
  12inch Concert Hall AM2239 -
  1962年録音モノラル
パウル・クレツキ指揮
フランス国立管弦楽団
 
 クレツキがコンサートホール・ソサエティに遺したフランス国立放送局管弦楽団との「田園」。



 クレツキはコンサートホール・ソサエティでベートーヴェンの交響曲第1番、第3番、第5番、そしてこの第6番を録音していたが、コンサートホール・ソサエティのベートーヴェン交響曲全集ボックスでは1,3,5番こそクレツキだったが第6番はミュンシュだったために、この第6番はもっとも陽の目を見る機会がなかった。




 指揮者陣は以下のとおり。

第1番 クレツキ
第2番 モントゥー
第3番 クレツキ
第4番 モントゥー
第5番 クレツキ
第6番 ミュンシュ
第7番 オッテルロー
第8番 オッテルロー
第9番 オッテルロー

 ちなみに2018年、店主が選ぶベスト・アルバムその第1位と第2位がこのベートーヴェンの交響曲第3番、第5番。

 第6番もこの指揮者らしい風格と落ち着きに満ちた大巨匠的演奏。
 「嵐」など、こんなに穏やかでいいのかと思ってしまうが、荒れ狂うだけのけたたましい演奏とは異なる深い感興を呼ぶ。
 20世紀を代表する大指揮者クレツキ、これからもっともっと注目されるようになると思う。




ここまですごいとは思わなかった。
アリア・レーベル 第91・92弾
クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団
★ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
★ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」


ARD 0091
\1800
アリア・レーベル第91弾
 クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団


  ベートーヴェン:交響曲第1番
            交響曲第5番「運命」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団
録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2313 STEREO 
薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。

ARD 0092
\1800
アリア・レーベル第92弾
 
クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団

  ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団
録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2275 STEREO 
薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。


 詳細はこちらで。

 1960年代前半、コンサート・ホール・レーベルに残したベートーヴェン録音。
 現在はほとんど見向きもされない、忘れられた音源である。
 自分も恥ずかしながら聴いたことがなかった。

 それが今回、「英雄」と「運命」の良い盤が手に入ったので、聴いてみたのだが・・・。

 ・・・すごかったのである。




<2018/12/28 紹介新譜>

.

Burg 1035
(2CD-R)
\2900
ジネット・ドワイヤン
メンデルスゾーン:無言歌集(全48曲)と作品109(遺作)

 12inch westminster WL 5246,5279,5246 -
 1950年代初期録音
(ピアノ) ジネット・ドワイヤン


 ジネット・ドワイヤンというとすぐに思い浮かぶのがこの無言歌集。彼女の名前はこの録音で残ることになったといってもいい。
 繊細さと気品がみちあふれた「春の歌」、これだけでも価値がある。
Burg 1036
(2CD-R)
\2900

ジネット・ドワイヤン
 シャブリエ:7つの小品
 サン=サーンス:5つの小品
 ショパン:ボレロOp.19  タランテラOp.43  エコセーズOp.72-3
      ワルツOp.42  Op.18「華麗なる大円舞曲」  Op.64-1「子犬」  Posthume(No.14)
      バラードOp.23  Op.38  Op.47  Op.52

 12inch Westminster WL5294 Nixa WLP5169 & 7inch Vega C37A50/1
 1952年 1950年代中期録音MONO
(ピアノ)ジネット・ドワイヤン


 彼女の正規録音はSP音源のウェーバー:ソナタ(4楽章のみ) メンデルスゾーン:変奏曲Op.54 モーツアルト:ヴァイオリン・ソナタK376 と Lpではシュミット:ソナタOp.68 イベール、フォーレ、ドビュッシー、シャブリエの音源のみです。
 一部は近日発売の予定です。





 ジネット・ドワイアン(1921年7月10日 - 2002年8月27日)は、フランスのピアニスト。夫ジャン・フルニエはピエール・フルニエの弟に当たる。

 1921年にパリで生まれ、1932年にパリ音楽院に入学し、ジョセフ・モルパンとラザール・レヴィにピアノを師事する。
 14歳の時にピアノで一等賞を得る。さらに同音楽院のジャン・ギャロンのクラスで和声法を学び、17歳の時に一等賞を得て卒業した。
 1939年にルクセンブルクで行われたフォーレ国際コンクールで優勝を果たした。その後、第二次世界大戦のためにトゥールーズやマルセイユに行き、地元の放送局を通じて演奏活動を続けたが、1942年にパリに戻った。
 戦後は夫ジャンとのデュオの傍らでソロ活動も活発に行った。1958年には夫婦で来日している。
 2002年8月27日にパリにて没した。



ARDMORE
ジャン・フルニエとのヘ
ンデル

ASS029
\1390
Jean Fournier / ジャン・フルニエ (ヴァイオリン)
Ginette Doyen / ジネット・ドワイヤン (ピアノ)
ヘンデル:6つのヴァイオリン・ソナタ

 第1番イ長調 HWV.361
 第2番ト短調 HWV.368
 第3番へ長調 HWV.370
 第4番ニ長調 HWV.371
 第5番イ長調 HWV.372
 第6番ホ長調 HWV.373
  (12inch Vega C30 S182 & MT10180 - 1950年代後期録音)
ジャン・フルニエ (ヴァイオリン)
ジネット・ドワイヤン (ピアノ)



ARDMORE
ジャン・フルニエとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集

ASS-052
\1390
 べートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調Op.23
  同第6番イ長調Op.30-1
   12inch Westminster WL5164
ジャン・フルニエ (ヴァイオリン)
ジネット・ドワイヤン (ピアノ)

ASS-053
\1390
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.21-1
 同第10番長調Op.96
  12inch Westminster WL5176

ASS-054
\1390
ベートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
 同第5番へ長調Op.24「春」
  12inch Westminster WL5247

ASS-055
\1390
べートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2
 同第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
  12inch Westminster WL5275

ASS-056
\1390
べートーヴェン:
 ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30-2
 同第8番ト長調Op.30-3
  12inch Westminster WL5292
全て(1950年代初期録音MONO)

 1911年生まれ、ピエール・フルニエの弟であり、ジネット・ドアイヤンの夫であるところのジャン・フルニエのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集。ティボーに学び、バドゥラ=スコダ、ヤニグロとトリオを結成。今回の録音のように夫人との共演も多かった。



<2018/12/21 紹介新譜>


Burg 1034
\1800
ピエール・フルニエのロシア録音
 バッハ:コラール
 ハイドン:メヌエット
 アルベニス:マラゲーニャ
 ショパン:華麗なるポロネーズ
 フォーレ:エレジー
 ラヴェル:ハバネラ
 フランクール:ラルゴ
  他全9曲
ピエール・フルニエ(チェロ)
ナウム・ヴァルター(ピアノ)
 12inch Melodiya C0209/10  1960年代初期録音モノラル

 フルニエが1960年代に行ったロシアでの録音。王道的に美しい作品がならぶ。

 渋さの奥に気品があふれるバッハ。
 情熱と上品さを見事に調和させたアルベニス。抒情に押し流されず、凛とした中に情感をにじませるフォーレ。
 ・・・その他、流れてくるどの曲にも、いやみでないしゃれっ気と洗練された味わいがある。
 そしてその雰囲気が最も味わえるのが最後のフランクールのラルゴ。フランス・バロック最後の偉人といわれるフランクールの上品且つ優美な音楽。このチェリストの持ち味と完全にマッチしていて、わずか4分の曲ながら、いいものを聴かせてもらったという満足感を味あわせてくれる。
 フルニエ、「チェロの貴公子」・・・とはよく言ったものだ。まさにその名のとおり、気高い青空のような演奏。実に素敵。ブラボー。



 モノラルとステレオの同一録音があるが今回はモノラル盤を復刻。ステレオ盤より音が良いらしい。


<旧譜>


この人のモーツァルトを聴くと、他の人の演奏では聴けなくなるという
アレクサンドル・セリエ/モーツァルト:ピアノ協奏曲集
第9,14,27番、第13,15,18番






 この人のモーツァルトを聴くと、他の人の演奏では聴けなくなる、と言われる。

 アレクサンドル・セリエ。

 端正で優美。なにより自然。
 「何回聴いても飽きない」と言った人がいたが、飽きるなんてものじゃない、何回聴いても天国に連れて行ってくれる。

 音楽の神がモーツァルトを介して「真の美」を表現したのだとしたら、それをそのままこの世に顕現したのがこの人。
 モーツァルトの音楽に恣意を求めない、ただただあるがままの姿で聴きたければセリエの演奏を聴けばいい。

 ・・・ただ、その協奏曲録音は限られており、2つのレーベルから6曲が出ているだけ。
 しかもそうとうに入りにくい。
 今回HINDENBURGはそのすべてを復刻してきた。
 このアイテムからHINDENBURGの新しいシリーズが始まるらしい。


 アレクサンドル・セリエ。
 1924年生まれのフランス系ドイツ人。
 ギーゼキングやフィッシャー、ケンプに師事し、ザールブリュッケンの音楽学校で教えていたらしい。
 ただその演奏は「フランス的」とか「ドイツ的」というよりも、人間離れしていて、あえていうならやはり「天国的」、か。

 過度の期待を抱かず、さらりと風のように聴いてほしい。
 ふとした瞬間に、人生最上のモーツァルトが流れていることに気づくと思う。
.


BURG-1001
CD-R\1800
アレクサンドル・セリエ(P)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第9,14,27番

 (12inch Club National du Disque CND12&13)
アレクサンドル・セリエ(P)
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
 

BURG-1002
CD-R\1800
アレクサンドル・セリエ(P)
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第13,15,18番

 (12inch Club National du Disque CND12
  Lumen LD2-350s & 351s)
アレクサンドル・セリエ(P)
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団
 セリエのモーツァルト協奏曲正規録音はこれだけ。
 録音が極めて少ないので、アナログ盤は入手困難なお宝。フランスではとんでもない高値で中古盤が取引されている。(メーカーより)

 薄CDケース入り折り返しジャケ日本語表記付

 1950年代後期録音)MONO





アレクサンドル・セリエの貴重な独墺系アルバム
K.331は史上最高の名演という人が多い。

ARDMORE
ASS-082
\1390

アレクサンドル・セリエ (ピアノ)

バッハ:フランス組曲第6番ホ長調BWV.817
ハイドン:ソナタ二長調
ベートーヴェン:「11のバガテル」Op.119より(3曲)
ウェーバー:常動曲(ピアノ・ソナタOp.24より)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調Kv.331「トルコ行進曲付き」
シューマン:「飛翔」Op.12-2   「なぜ?」Op.12-3
ブラームス:狂詩曲ト短調Op.79−2

 12inch Club National du Disque CND48 - 1950年代中期録音MONO
アレクサンドル・セリエ (ピアノ)

 先日リリースされてピアノ・ファンを歓喜の渦に巻き込んだアレクサンドル・セリエの50年代のソロ録音。
 『ワルター・ギーゼキング友の会』の為に僅か100枚のみプレスされたLP。
 ギーゼキングはセリエについて「彼の演奏に耳を傾けるときはいつも本物の音楽を聴いているのだという至福に満たされる」と語っている。

 薄型ケース入り。ジャケ印刷とCD-R盤面印刷。
 

 セリエにはベートーヴェンのソナタの録音があるという。現在ARDMOREに調査依頼中。








シュタルケル/ベートーヴェン:チェロソナタ全集


 FORGOTTEN が復刻したことはあったが、ほかにこの全曲録音をCD化したところはあっただろうか。あまり記憶にない。

 シュタルケルのベートーヴェン「チェロ・ソナタ全集」。

 シュタルケルは3回全集録音を残しているらしく、ステレオではあのシェベック、そしてブッフビンダーと共演している。
 今回復刻されたのはモノラル期の1回目の録音。

 シュタルケルといえばコダーイ、そしてバッハがことに有名だが、ベートーヴェンはあまり話題にならない。これが1回目のモノラル録音となればなおさらである。だからほとんどCD化されずにここまで来たのだろう。

 評論家の寺西基之氏もこんなことを言っていた。

「彼の一切の無駄を排した剛毅な演奏は、常に曲の本質を見抜く。
およそ聴くものに媚びることのない、完璧な技巧を武器に作品にストレートに肉薄する真摯な姿勢。
あまりにも硬派すぎて無愛想に聴こえるかもしれない」

 これがシュタルケルのベートーヴェン。
 そしてこれがベートーヴェンの本質なのかもしれない。



 
BURG 1003
(2CD−R)
\2900
シュタルケル最初の
 ベートーヴェン:チェロソナタ全集
  第1、2、3、4、5番
(チェロ)ヤーノシュ・シュタルケル
(ピアノ)アバ・ボーギン 
1950年代初期録音 Momo 12inch period SPL 560&561




 フェルナン・カラジェ(Fl) の芸術


 フランスのフルーティスト、フェルナン・カラジェ(カラジュ)。

 50年代、60年代に活躍したフランスのフルーティスト。
 コンセール・ラムルーやオペラ=コミック座で活動、大フルーティスト、ガストン・クリュネルのアシスタントとして多くの若手の指導に当たり、のちにエコール・ノルマルでも教えた。
 ランパルや弟子のブルダンと比べると地味な存在だが、その心温まる誠実な演奏が、長い時間を経てもなお多くの音楽ファンの心を捉えてきた。


 そんなカラジェのバッハのフルート・ソナタの録音。
 なんでもフルート奏者が血眼になって求めている音源らしい。
 その中でもとくにひたむきでまっすぐなバッハの演奏は、長年の間にフルート奏者の間では伝説となっていたのである。

 実は今回この音源を知り合いのフルーティストに送って聴いてもらった。その人はカラジュのことをまったく知らなかったのであえて先入観を与えないように、何も言わずにCDを渡した。
 翌日彼女からメールが来た。

 「最初聴いた時は少し物足りない気がした。でも2、3度聴くうちに、あぁ、この人の演奏は安心するなぁと思った。なんというか...父親が静かに語っている感じ?そんな印象を受けました。人に媚びない演奏というか。
 昨日、実はちょっといやなことがあって気分が落ち込み気味でした。でもCD聴いてるうちにすっかり落ち着いて眠ってた。」

 それは、この演奏に対する素直な感想だと思う。


 そのカラジュの音源は現在ではほとんどCD化されていなかったのだが、今回HINDENBURGが計4枚分の音源を復刻。

 ちなみにカラジュには2つのバッハ録音があり、今回のものは2回目のもの。
 1回目のチェンバロはシャルボニエによるものらしく、そちらの評価も高い。


 そして今回の復刻の中ではモーツァルトも注目。
 優雅で繊細なオケの響きと、朴訥で自然体なカラージェ。これこそがフランスの粋というやつか。





BURG1004
\1800
バッハ:フルートと通奏低音のための協奏曲BWV.1044 (2つの演奏) (Fl) フェルナン・カラジェ
 (Vn) アンリ・メルケル
 (Harpsichord) エメ・ヴァン・ド・ヴィール
 ヘンリー・スウォボダ指揮
 コンサートホール弦楽オーケストラ
  (1950年代初期録音)  12inch concert Hall D-10
(Fl) フェルナン・カラジェ
 (Vn) ジョルジュ・アレ
 (Harpsichord) ルージェロ・ジェルリン
 ヴィクトル・デザルツェンス指揮
 パリ・フィルハーモニー  (1950年代後期録音)
  12inch LDX SP1531
ブラヴェ:フルート・ソナタOp.2-3 (Fl) フェルナン・カラジェ
 (Harpsichord) 二コール・ヘレン
  (1960年代録音) Private Tape
ボーナス
 レハール:オペレッタ「パガニーニ」より
 ヴァイオリン・ソロと管弦楽の一部
 (Vn) アンリ・メルケル
 デルヴォー指揮 管弦楽
   (1950年代中期録音) 12inch Decca FMT 133557
メルケルのレハール「パガニーニ」はコレしかない!フランス盤のみの音源
 

BURG1005
\1800
モーツァルト:フルート協奏曲第1番 第2番
J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 *
(Fl) フェルナン・カラジェ
ヴィクトル・デザルツェンス指揮
ローザンヌ室内管弦楽団
12inch LDX SP1529 1956年録音 パリ・フィルハーモニー *
12inch LDX SP1531 1950年代後期録音
 



BURG1006
(2CD−R)
\2900
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集 Vol.1
 (BWV.1030,1031,1032,1033,1034,1035)
    12inch LDX A8171/2 1950年代後期録音
(Fl) フェルナン・カラジェ
(Harpsichord)ルジェロ・ジェルラン
J.S.バッハ:フルート・ソナタ集 Vol.2
フルート・ソナタBWV.1020
無伴奏フルート・ソナタBWV.1013
2本のフルート、チェロ、通奏低音のためのトリオ・ソナタBWV.1038
(Hapsichord) ルジェロ・ジェルラン
(第2Fl) ロジェ・ブルダン
(Vc) ジャクリーヌ・ウークラン
 12inch LDX A8171/2 195年代後期録音
テレマン:五重奏曲二長調 (Vn) ドミニク・ブロ
(Vla) フランシス・セラ
(Vc) ジャクリーヌ・ウークラン
(Harpsichord) クロード・クルサール
  78rpm HMV DB11137 1942年録音
全てフルートはフェルナン・カラジェ



アンドレ・レヴィ/リサイタル集


BURG 1007
\1800
ゴダール:ジョスランの子守唄
サン=サーンス:白鳥
ショパン:悲歌
グリーグ:ソルヴェーグの歌
マスネ:月光
オッフェンバック:ホフマンの舟歌
リスト:愛の夢
ロシア民謡 ヴォルガの舟歌
  全8曲
(7inch  Lumen LD1432/3     1950年代後期録音)
(チェロ) アンドレ・レヴィ
(ピアノ) アンドレ・コラール
7inch ルーメン盤 アンドレ・レヴィのリサイタル集

フランスで活躍した知る人ぞ知る名チェリスト、アンドレ・レヴィは雄弁に歌い上げるチェリストで、個性的な歌い回しは一度聴いたら虜になってしまいます。


BURG 1008
\1800
サン=サーンス:組曲「動物の謝肉祭」(全14曲)
  (10inch ODEON OD1003 1950年代中期パリ録音)
レイモン・トルアール
ジェルメーヌ・ドヴェーズ(ピアノ)
アンリ・メルケル(ヴァイオリン)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
フェルナン・カラジュ(フルート)、ほか

エドゥアルト・リンデンベルク指揮 
オッフェンバック:夕暮れの歌 (全6曲)
  (7inch ODEON AOE1044 1950年代中期パリ録音 )
(チェロ)ミシェリーヌ=アルベール・ブロシュ
(ピアノ)マリウス=フランソワ・ガイヤール



 エドゥアルト・リンデンベルク(1908年1月8日 - 1973年8月5日)(仏語読みのエドゥアール・ランダンベールとも表記される)は、ルーマニア出身の指揮者。
 ウィーンでヘルマン・シェルヘンとフランツ・シャルクの各氏に指揮法を師事。
 ルーマニアに帰国後は1947年までブカレスト・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者陣に加わり、ブカレスト音楽院でコンスタンティン・シルヴェストリと共に指揮法を教え、セルジュ・コミッショーナらを育てた。
 1947年からパリに活動の本拠を移し、パリ・オペラ座、コンセール・ラムルー、コンセール・パドルーやフランス国立放送管弦楽団などに客演してフランスでのキャリアを築き、スペイン、イスラエル、スイス、ドイツやアイルランドなど世界各地のオーケストラにも客演した。 
 北西ドイツ・フィルを指揮してブラームス、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ドヴォルザークの大曲を録音している。
 そのリンデンベルクの隠れ名演として名高いのがこの豪華演奏陣による「組曲動物の謝肉祭」。レイモン・トルアール、ジェルメーヌ・ドヴェーズのピアノ、アンリ・メルケルのヴァイオリン、アンドレ・ナヴァラのチェロ、フェルナン・カラジュのフルート・・・ともう贅沢の限りを尽くした布陣。
 
**************************

 ミシェリーヌ=アルベール・ブロシュのオッフェンバックの「夕暮れの歌」はかつて ARDMORE MS-23 からリリースされていたもの。カップリングは違う。
 昔のコメントを引っ張り出してみよう。

「 オッフェンバックの「夕暮れの歌」。
 何となくそのタイトルは聞いたことがあるような気がする。当時チェリストだった若きオッフェンバックがパリで残した、彼としては極めて珍しい器楽作品。全6曲からなるが、おそらく全曲はCDでも出たことはないのではないか。少なくとも現時点で競合盤は皆無。
 しかしこれがお花畑で戯れる少女のような愛らしく、純朴な曲だった。なんとも素敵な。よくこんな曲の録音が今から半世紀も前に残されていた。
 ところが何度か聴いているうちにその演奏家であるチェリストがどうも気になってきた。
 MICHELINE-ALBERT BLOCH。 ミシェリーヌ=アルベール・ブロシュ。
 ジャケに少し容貌が写っているが、輝かしいブロンドの美人。しかしこの人の経歴は一切わからない。ネットでいろいろ調べたが、「この演奏の入ったLPを求む!」というリクエストが海外のブログで出ていたくらいで(しかも返信はゼロ)、まったく詳しいことがわからない。ピアノはマリウス=フランソワ・ガイヤール。ドビュッシーのピアノ曲の演奏でも知られるピアニスト・指揮者・作曲家、大音楽家である。おそらくこのガイヤールが見目麗しいブロシュをどこかから引き抜いて録音したのがこれだったのではないか。しかし本当のところは分からない。
 ただこれが、この曲の純真素朴さをそのまま地でいくような、なんとも穢れのない無垢な演奏。しかもこのブロシュという人、恐れ多くも大音楽家ガイヤールのテンポに無理にあわせようとしない。ときに子供のように無邪気に羽目を外すこともある。無理にさわろうとするとこわれそうな繊細さと、誰の言うことも聞かなさそうな気の強さ。それをガイヤールが温かく優しく見守る。他愛ない曲なのに、どういうわけか強烈に心に染みる。
 そしてはかないチェロの花束は、まるでためいきのように流れて消えた。」

 

BURG1009
\1800
モーツァルト:
 ピアノ協奏曲第20番ニ短調
  (1934年3月8日 ベルリン録音 78rpm Telefunken E1643/6 )
(ピアノ)ミーチャ・ニキシュ
ルドルフ・シュルツ=ドルンブルク指揮
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調
  (1943年 ベルリン録音 private type )
ルドルフ・シュルツ=ドルンブルク指揮
ベルリン放送交響楽団

 注目はピアニスト、ミーチャ・ニキシュ。
 アルトゥール・ニキシュの息子だがピアノの才能にあふれて自由に活動していたらしく、ジャズ・バンドを結成してそこで活躍していた。
 しかしナチスによって演奏を禁じられ逃亡、最終的にヴェネツィアで自殺したという。録音はこの1枚だけらしい。


 モーツァルトの伴奏指揮、及びベートーヴェンの交響曲第7番を指揮しているルドルフ・シュルツ=ドルンブルク( 1891年 - 1949年)はドイツ、ヴュルツブルク生まれ。
 ケルン音楽院で学び、その地で合唱指揮者としてキャリアをスタートさせた。
 マンハイム、ミュンスター、エッセンで指揮者としての経験を積み、1919年のボーフム交響楽団の創立指揮者を経て、1934年にベルリン放送交響楽団の指揮者に就任した。
 1942年にはベルリン放送の音楽総監督となり、ドイツ国営放送の総責任者も務めた。 第二次世界大戦後は、リューベックを中心に活動したが、1949年にグムンド・アム・テーゲルンゼーで亡くなった。
 質実剛健、ずしりとした重さを感じさせるベートーヴェン。終楽章ラストだけはなりふりかまわぬ突進で、同時代の巨匠たちと同じ香りを味わえる。
 今はその名を聞くことはないが、当時はそれなりの名声を博していたはずである。


ローザ・ファイン/モーツァルト&ペルゴレージ:ヴァイオリン協奏曲
タシュナー&ファルナディ/「クロイツェル」
ミトロプーロス&ニューヨーク・フィル/第9


.

BURG 1010
\1800
ローザ・ファイン!
 指揮はD&I・オイストラフ

 モーツァルト:
  ヴァイオリン協奏曲第4番
  ヴァイオリンと管弦楽のためのロンドkv.373*
 ペルゴレージ:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
(ヴァイオリン)ローザ・ファイン
ダヴィッド・オイストラフ指揮
イーゴリ・オイストラフ指揮*
モスクワ国立フィルハーモニー(ソロイスト アンサンブル)
 1960年代中期 ステレオ録音  12inch Melodiya D024847

 1929年生まれ、ソビエトの女流ヴァイオリニスト、ローザ・ファイン。
 ダヴィド・オイストラフの弟子であり、1957年第3回ヴィエニャフスキー・コンクール優勝。
 現在ではほとんど知る人はいないが、メロディアには小品集やヴィエニアフスキの協奏曲を残していた。
 その小品集は、下記 アリア・レーベルARD 0084 でお聞きになられた方はよくご存知のとおり「重量級濃厚小品」で、アルバムも大ベストセラーとなった。

 今回の新譜は、ローザ・ファインが師匠オイストラフと組んだモーツァルト&ペルゴレージのヴァイオリン協奏曲。
 小品集よりもあと、1960年代中盤の録音で、ずしりとした存在感。・・・音がずしりと重いのだ。
 さてペルゴレージは知る人ぞ知る天国的名曲。おそらく作ったのはペルゴレージではないだろうが、誰が作ったのにせよペルゴレージが作ったと思いたくなるはかなくも美しい名作。
 ファインはシンパシーあふれるロマンティックな演奏で、この幻の名曲をたっぷり聴かせてくれる。美熟女に甘く口説かれている感あり。




大ベストセラーになった
アリア・レーベル
ローザ・ファイン&ミシェル・ブシノー3枚組セット


ARD 0084
(3CD-R)
\5400→\5000

CD1

ミシェル・ブシノー (ヴァイオリン)

 タルティー二:コレッリ主題による変奏曲
 パガ二ー二:奇想曲第13番変ロ長調  第9番ホ長調
 シューベルト:アヴェ・マリア
 イザイ:マズルカ Op.11-3
 ヴィエ二アフスキ:華麗なるポロネーズ Op.4
 ポルディー二:踊る人形
 フォーレ:子守歌 Op.16
 ラヴェル:ツィガーヌ、ほか
   12inch Festival FLD84 - 1957年録音MONO
ミシェル・ブシノー (ヴァイオリン)
ジュヌヴィエーヴ・デュフレーヌ (ピアノ)
オーべール:ヴァイオリン協奏曲二長調 イ長調
  12inch Contrepoint MC20135 - 1957年録音MONO
ミシェル・ブシノー(ヴァイオリン)
ロジェ・ブルダン(フルート)
ローレンス・ブーレイ(チェンバロ)
ベルナール・ワール指揮
ヴェルサイユ室内管弦楽団
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番二長調Op.1−13
 78rpm Pathe PDT246/7 - 1951年録音MONO
ミシェル・ブシノー(ヴァイオリン)
モーリス・フォール(ピアノ)

CD2

ローザ・ファイン
 第1巻

シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための「幻想曲」 ハ長調D.934 *
ロカテッリ:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.6
サラサーテ:バスク奇想曲Op.24
 12inch Melodiya D013935/6 - 1950年代後期MONO
(ヴァイオリン)ローザ・ファイン
(piano)ボリス・ぺトルシャンスキー * &
エウゲ二ー・エビシュタイン
タルティー二:ヴァイオリン・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
ヴィエ二アフスキ:スケルツォ=タランテラ Op.16
 10inch ETERNA 720110 - 1957年録音MONO
(ヴァイオリン)ローザ・ファイン
(piano) イナ・コレゴルスカヤ
 

CD3

ローザ・ファイン 第2巻


ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
イザイ:エクスタシー
ラヴェル:「クープランの墓」より リゴドン
ヴィヴァルディ:「ソナタ」 より アダージョ
ヴィエ二ャフスキ:エチュード・カプリース第4番 イ短調Op.18、ほか
 10inch Melodiya D5572/3 - 1950年代後期MONO
(ヴァイオリン)ローザ・ファイン
(piano) I.Zaitseva
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
ラフマ二ノフ:ヴォカリーズ Op.34
ヴィヴァルディ:ソナタ 二長調RV.10
ヴィエ二ャフスキ:「華麗なるポロネーズ」第1番二長調Op.4
 12inch Melodiya D016595/6 - 1950年代後期MONO
(ヴァイオリン)ローザ・ファイン
(piano) エウゲニー・エビシュタイン

 深く太い、まさに師を思わせる濃厚演奏。
 ときにグググと地の底から音が出てきて心臓をつかまれそうになる。
 さらにそこに師匠にはなかった女性的「情」も加わる。
 あえていうならば「重量級濃厚小品」。当然ブラームスのソナタなど、濃厚芳醇どぶろくの味わい。(そういえばこのブラームスのソナタが入ったLPだけでも中古ではとんでもない値段だといっていた。)
 いずれにしても女流ヴァイオリニスト・ファンにはちょっと堪えられないとおもう。

 店主も最近このアルバムばかり聴いている。

 ・・・ローザ・ファイン・・・こんな人がいたのか。


 .

BURG 1011
\1800
タシュナー&ファルナディ!!
  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
(ヴァイオリン)ゲルハルト・タシュナー
(ピアノ)エディト・ファルナディ
 1950年代中期 モノラル録音 プライベートテープ

 ゲルハルト・タシュナー(1922年5月25日 - 1976年7月21日)は、チェコ出身の西ドイツのヴァイオリニスト。
 イェネー・フバイ、ウィーンでブロニスラフ・フベルマンに師事、 1939年にはチェコ共和国のオーケストラでコンサートマスターになっており、その頃ヘルマン・アーベントロートに見出され、アーベントロート客演指揮、タシュナーのヴァイオリンでブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏。その頃コンサートマスターを探してたヴィルヘルム・フルトヴェングラーにアーベントロートがタシュナーを推薦、バッハのシャコンヌを弾いてコンサートマスター試験に合格。1941年から1945年にかけてフルトヴェングラー率いるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。
 どこまでも厳格で一本芯の通った律儀な演奏を聴かせるタシュナー、ここではどんな「クロイツェル」を聞かせるのか。
 あの1951年のギーゼキングとの名盤との比較も愉しみ。


名演で知られる
ギーゼキングとの「クロイツェル」

BR200053
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
ゲルハルト・タシュナー(Vn)
ワルター・ギーゼキング(P)
1947/1951年



 そして今回のピアノがなんとエディット・ファルナディ。
 史上最高の女流ピアニストのひとり。
 それがどういうわけか現在その名を知る人は少ない。
 ファルナディは1921年生まれのハンガリーを代表するリスト弾き。
 テクニシャンとして知られ、 女流で初めてシュトラウス=ゴドフスキーの3大編曲を録音した。

 9歳の時リスト音楽アカデミーに入学し、バルトーク等に師事。ショルティ、アニー・フィッシャー、ルイ・ケントナーと同門だった。
 12歳で行われた初の公開演奏ではベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を指揮しながら弾いたといわれ、在学中にリスト賞を2度受賞したという正真正銘の天才。繰り返すが史上最高の女流ピアニストのひとりである。

 そんなファルナディ、1950年代前半にWestminster社にいつかの録音を残して名を馳せるも、ステレオ以降の録音が少ないために現在の知名度はもうひとつ・・・。
 しかしアリア・レーベルでリリースしたシェルヘンとのチャイコフスキーのコンチェルトが大爆発演奏。悪漢シェルヘンをやっつけるその爽快&豪快演奏に、当ARD 0071はアリア・レーベル屈指の大ベストセラーとなった。

 今回の「クロツェル」ではそのファルナディがタシュナーの相手を務める。



アリア・レーベル第71弾
ファルナディvsシェルヘン
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番・第2番

ARD 0071
1CD-R\1800
詳細
前代未聞の壮絶なる戦い
 第71弾

  エディット・ファルナディ(ピアノ)
   チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番・第2番

エディット・ファルナディ(ピアノ)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ヘルマン・シェルヘン 指揮
原盤:ウエストミンスター 478022
録音:1954年 ウィーン・コンチェルトハウス


 ファルナディに、シェルヘンと組んだとんでもないチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の録音がある。

 ファルナディにとってシェルヘンは30歳も年上の超先輩、しかも1954年なのでシェルヘンがウエストミンスターでブイブイ言わせていた人生絶頂期のころ。
 そんな状況を分かってかシェルヘンは33歳の美人ピアニストを挑発しまくって怪物キャラを発揮。冒頭からまったくピアノと合わせようとしない。

 店主が今まで聞いた中で最もピアノとオケが合っていない演奏である。

 ・・・しかし考えようによってはファルナディもあわせようとしていないということでもある。

 稀代の怪物指揮者のわがまま伴奏にまったくひるむことなくわが道を突き進む皇女ファルナディ・・・。
 当然ヴィルトゥオーゾ的場面では「爺やはひっこんでなさい」とばかりに自分の世界をひけらかす。
 あっぱれ。

 そしてそんな状況で終楽章ラスト1分はどうなるか?

 皇女ファルナディは怪物シェルヘンをぶち負かす。
 
 ラストのラスト、怪物シェルヘンはオケもろとも、もんどりうってぶっ倒れるのである。
 嘘だと思うかもしれないが、本当に「どどど」というような地響きとともにすさまじいラストを迎える。

 おそらくシェルヘン、これがやりたかったのだ。主役はやはりファルナディだよ、と。





 .

BURG 1012
\1800
大爆発第4楽章
 なにがここまで彼をかきたてたか
  ミトロプロス指揮&ニューヨーク・フィル

  ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」
ディミトリ・ミトロプロス指揮
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
(ソプラノ)フランシス・イーンド
(メゾ ソプラノ)マーサ・リプトン
(テノール)デヴィッド・ロイド
(バリトン)マック・ハレル
ウェストミンスター合唱団
 1955年 モノラル ライブ録音 プライベートテープ

 ミトロプロス・ファン絶句の第9。記録上はこれしか残されていない。
 未発売放送音源ということでプライベート盤で発売されていたが今は手に入らない。
 この怪物演奏の噂を聞いて探していた人は多かったはず。


 ということで演奏は超爆演。とくに終楽章は冒頭から爆裂。
 これほど凶暴なミトロプロスを見たことがない。なにがここまで彼をかきたてたか。
 血にえたぎり、肉踊り、興奮は絶頂に達する。随所で聴いたことのない解釈が見られ、「この曲でそれをやっちゃいかんだろう」、と突っ込みたくなるような場面が頻発。
 敬虔な修道士がやってはいけないことをしてしまって、そんならとことんやってしまえ、と開き直ったかのよう。

 当時のミトロプロスとニューヨーク・フィルはマンネリ化して未来の展望が築けない状況だった・・・と聞いていた。そうしたなかどうしてこんな演奏が可能だったのか。
 それとも、だからこそこの破綻一歩前の驚天動地・狂乱怒涛の演奏が生まれたのか。


 以前のプライベート盤はかなり大きな瑕疵があったが、今回はかなり修復されていて試聴にまったく支障がない。


 ニューヨーク・フィル、このあとバーンスタインが来るわけである。よろしければこちらを。





ガリーナ・バリノワ/シベリウス&グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
レーヴェングート/バッハ&ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ
ガウク指揮&レニングラード・フィル/チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」




Burg 1013
\1800
ガリーナ・バリノワ(ヴァイオリン)
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 1947年録音
(ヴァイオリン) ガリーナ バリノワ
アレクサンダー・オルロフ指揮
ソビエト全同盟RTV大交響楽団
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
 1952年録音
(ヴァイオリン) ガリーナ・バリノワ
ニコライ・アノーソフ指揮
ソビエト国立交響楽団
 
 ガリーナ・バリロワ。
 1910年ペテルブルグ生まれの女流ヴァイオリニスト。音楽家の家庭に生まれ、10歳で早くもデビュー。レニングラード音楽院卒業後はパリでティボーに師事した。
 1946年にはレーニン賞、1955年には功労芸術家の称号を得たソビエトを代表する女流ヴァイオリニスト。
 
 ・・・そのCDは極めて少ない。しかしその伝説的演奏は今に至るも語り継がれている。
.
Burg 1014
\1800
レーヴェングート
 バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調
 1960年代初期録音 mono
(ヴァイオリン) アルフレッド・レーヴェングート
(ピアノ) フランシス・ドロー

 レーヴェングート弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンで知られるアルフレッド・レーヴェングート。
 カペーの弟子でカペーsqのメンバーでもあったアンドレ・トゥーレに師事、彼から伝統あるフランス室内楽の真髄を教わったという。

 そんなレーヴェングートの珍しいソロ録音。

 サンプルを聴かせてもらった。

 原盤の音がよいのか、復刻がよいのか、レーヴェングートのヴァイオリンがいいのか・・・。
 なんとも素朴でなんとも優雅でなんとも心のこもった温かく深い音がする。
 完全完璧な音程と華やかな超絶技巧で聞くものを圧倒させる・・・とかいうのではない。
 でもこのなんともいえない人間的な響き。
 50年前のヴァイオリニストはこういう音色を響かせていたのだ。
 こういう温かな音楽を聞かせていたのだ。
.
Burg 1015
\1800
ガウク指揮&レニングラード・フィル
 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
  1958年ライブ録音mono
アレクサンドル・ガウク指揮
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
全てプライベートテープ

 アレクサンドル・ワシーリエヴィチ・ガウク(1893年8月15日 オデッサ - 1963年3月30日 モスクワ)は、ウクライナ出身のソ連邦の指揮者・作曲家。ムラヴィンスキーとスヴェトラーノフの師匠として知られる伝説的指揮者。
 1930年にレニングラード・フィルの首席指揮者になっている。1936年にはソビエト国立響、1953年にはモスクワ放送響の首席識者を歴任。
 1958年にムラヴィンスキーの代役として来日している。

 チャイコフスキーやムソルグスキーの管弦楽曲を得意とし、厖大な数の録音を遺したにもかかわらず、現在のところ入手できる音源は限られている。

 今回の録音は1958年ライブ録音。名演といわれた日本でのライヴの可能性もあるのか?



ミシェル・オークレール/ルクレール:ヴァイオリン協奏曲
ジョコンダ・デ・ヴィート/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
パレナン弦楽四重奏団/「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」



Burg 1016
\1800
ミシェル・オークレール
 ジャン=マリー・ルクレール:
  ヴァイオリン協奏曲イ長調 作品7-6 & ト短調 作品10-6
  (1950年代後期 録音)
   10inch Discophiles Francais225116
(ヴァイオリン)ミシェル・オークレール
カール・リステンパルト指揮
ザール室内管弦楽団

ルクレールの2曲は地味な作品だがオークレールが弾くと耽美な名曲となる。
 

Burg 1017
\1800
ジョコンダ・デ・ヴィート
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64
   (1950年代 ライブ録音) プライベートテープ    
(ヴァイオリン)ジョコンダ・デ・ヴィート
ルドルフ・ケンぺ指揮
バンベルク交響楽団
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番ニ長調BWV1050
  (1938年録音 78rpm ODEON O7884/6)
(ヴァイオリン)ジョコンダ・デ・ヴィート
(フルート)アリーゴ・タッシナリー
(ピアノ)カルロ・ゼッキ
フェルナンド・プレヴィターリ指揮
トリノ・イタリア放送室内管弦楽団

 デ・ヴィートの、貴重なプライベート・テープによるメンデルスゾーンとSP復刻による豪華メンツによるブランデンブルク。
 

Burg 1018
\1800
パレナン弦楽四重奏団
 ハイドン(ホフシュテッター作曲):
  弦楽四重奏曲第17番ヘ長調作品3-5 セレナーデ
 ハイドン:
  弦楽四重奏曲第74番ト短調 作品74-3 騎士より第1楽章のみ*
 モーツァルト:
  セレナーデ第13番ト長調kv.525
   「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
   (1950年代録音 
    10inch Pacific LPP C77 & プライベートテープ*
パレナン弦楽四重奏団

 「SP期が終わって、LP期の始まる時期に突如として現れてきたため、音楽の友社の「名演奏家大事典」などには全く掲載されていないという、不運な運命をたどってきた。しかし、本書に掲載したフランスの弦楽四重奏団の、最終点ともまた出発点ともなるべき極めて重要な団体であることを、ここで改めて認識しておきたい。」(「世界の弦楽四重奏団とそのレコード」幸松肇氏)



Burg 1019
\1800

音楽に陵辱されるとしたらこんな感じか
 エリザベス・ロックハート

  (1)ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調op.50 *
  (2)ショーソン:詩曲
   ラヴェル:ツィガーヌ
エリザベス・ロックハート(Vn)

(1)アナトゥール・フィストラーリ指揮
 ベルリン・リアス交響楽団
(2)アナトゥール・フィストラーリ指揮
  ロンドン交響楽団
 12inch Bertelsmann 7000 * &MGM E3041 ) 1950年代録音mono

 ヨーゼフ・ハシッドをご存知だろうか。
 カール・フレッシュ門下のイギリスのヴァイオリニスト。
 恋に破れ発狂し、最後は精神病院で凶暴患者を従順にするロボトミー手術を受け廃人となり、結局そのまま正常に戻ることなく26歳でこの世を去った天才。

 その演奏を聴いたものはみな絶賛し、ハシッドが夭折しなければハイフェッツですら敵でなかったとまで言われる。
 フレッシュは「すべての弟子のうちで最も才能豊かなヴァイオリニスト」と語り、クライスラーは「天才ヴァイオリニストは100年に1人出るが、ハシッドは200年に1人の逸材だ」と絶賛した。

 で・・・。
 
 そのハシッドを廃人たらしめた美しきヴァイオリニストが・・・

 エリザベス・ロックハート。

 1921年生まれのスコットランド出身の女性ヴァイオリニスト。

 「詩曲」と「ツィガーヌ」は存在が知られていたが、今回HINDENBURGはベートーヴェンの「ロマンス第2番」を発掘したらしい。



 ベートーヴェンの「ロマンス」は、会員制配布LPで、しかもヨッフムのベートーヴェンの交響曲第2番の余白に入っていて見過ごされていたらしい。
 カタログ類や資料などにも載っていなかった音源なのでこれはありがたい。


 ちなみに「詩曲」、「ツィガーヌ」、「ロマンス第2番」、すべて指揮はフィストラーリ。
 フィストラーリはグスタフ・マーラーの次女、アンナ・マーラーと結婚したが、1956年に離婚し、翌年には2番目の女性と結婚している。
 その2番目の女性というのが・・・ロックハート。



 魔性の女かどうかそれは分からない。
 だがその演奏を聴けば何か分かるかもしれないと思って聴いたのだが・・・、先入観からか・・・、「詩曲」の妖艶さはちょっと普通じゃない。

 音楽に陵辱されるとしたらこんな感じか。
 フィストラーリはこの共演でやられたのだろうか。



 

Burg 1020
\1800
イムジチのペルゴレージ作品集
  協奏曲第5番 第6番
  ヴァイオリン協奏曲変ロ長調
  シンフォニアヘ長調(チェロと弦楽器のための)
イムジチ合奏団
(ソロヴァイオリン)フェリックス・アーヨ
 12inch Club National du Disque CND596 1950年代録音mono

 ようやく最近になって陽の目を浴び始めたペルゴレージのヴァイオリン協奏曲。偽作の疑いはあるが、だからといってそのすばらしさが変わるわけではない。
 ここではアーヨのヴァイオリンに率いられる初期イムジチの颯爽たる演奏が愉しめる。
  

Burg 1021
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 ショパン:練習曲(全集) 作品10&25
(ピアノ) ジャンヌ=マリー・ダルレ
 10inch Pathe 33DT1016/7 1952年録音mono

 ジャンヌ=マリー・ダルレ(1905年-1999年)はフランスのピアニスト。
 ショパンやリストのピアノ独奏曲や、サン=サーンスの協奏曲の、叙情的で優雅な解釈で名高い。
 レジオン・ドヌール勲章やフランス芸術文化勲章シュヴァリエ章を授与された。

 パリ音楽院でイシドール・フィリップとマルグリット・ロンに師事し、ガブリエル・フォーレやカミーユ・サン=サーンス、モーリス・ラヴェルらにも学んだ。

 14歳でデビューし、16歳で最初の録音を行なう。
 21歳のときにポール・パレーの指揮の下でラムルー管弦楽団と共演し、単独の演奏会でサン=サーンスのピアノ協奏曲を全曲演奏する。
 ヨーロッパで最初の演奏旅行を行なったのを皮切りに、1980年代に演奏活動から引退するまで定期的に演奏活動を行なった。
 1958年から1975年までパリ音楽院の教授として後進の指導に当たった。主な弟子にイレーナ・ヴェレッドやマリレーヌ・ドッスらがいる。



ダルレといえばこれ・・・

ARDMORE
A100-006
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.1

  ピアノ協奏曲 第1番二長調Op.17
  同 第2番ト短調Op.22 
  同 第3番変ホ長調Op.29
   12inch Pathe DTX176 222 252 -
    1950年代中期録音MONO
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ルイ・フレスティエ(指揮)
フランス国立放送局管弦楽団
 

ARDMORE
A100-007
\1800
ジャンヌ=マリー・ダルレ
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲全集 Vol.2

  ピアノ協奏曲 第4番ハ短調Op.44
  同 第5番へ長調Op.103「エジプト風」
  七重奏曲Op.65 +
   12inch Pathe DTX176 222 252 -
    1950年代中期録音MONO
ジャンヌ=マリー・ダルレ(ピアノ)
ルイ・フレスティエ(指揮)
フランス国立放送局管弦楽団
ロジャー・デルモット(トランぺット) +
ガストン・ロジェロ(コントラバス) +
パスカル四重奏団 +
 
 仮にももう半世紀以上前の録音である。
 いい加減、「サン=サーンスのピアノ協奏曲全集はやっぱりマリー・ダルレ」、とかいうのはやめてくれ・・・
 と言いながら、久しぶりにこのARDMORE盤で全曲聴いてみた。

 「サン=サーンスのピアノ協奏曲全集は、やっぱり、マリー・ダルレ。」

 ああ。結局そう言ってしまった。

 なんなんだ、やっぱりすごい。
 昔ピアノ音楽について狂ったように詳しい評論家の谷戸基岩氏が「これを凌駕できるのはタリアフェロの5番だけ。こんなにも輝かしく洒脱にそして深く読み込んで演奏したものは空前絶後。これほどまでにパッセージがきらめき、自然に呼吸した演奏を果たして聴いたことがあるだろうか」と絶賛していたが、いやはや、タリアフェロと比較されている第5番も含めて、こんなにも聴いていて心が大空に舞い上がるような高揚感を与えてくれる演奏にはお目にかかったことがない。
 たとえば第2番の第1楽章。まるでこの世の美しいもの切ないものをすべて吸い込んでしまったかのように、聴くものの呼吸は1分間止まる。
 一体何なんだ。何が他の演奏家と違うのだ。
 まるでミューズがちょっと地上に降りてきてピアノと戯れているかのよう。
 そう、どことなく浮世離れしているのである。神がかっていて人間じゃないみたいな感じなのである。輝かしくて神々しくて、でもちょっと洒落っ気もあって。

 半世紀経って君臨しても仕方がない。いいものは永遠にいいのである。



ショパン&リストのソロ・アルバム

ASS-004
\1390
ジャンヌ=マリー・ダルレのショパン&リスト
 ショパン:
  タランテラ、子守歌、幻想曲Op.49, ノクターンOp.15-1 , 3つのエコセーズ
  練習曲Op.25-1,Op25-6*
 リスト:
  ラ・カンパネラ、 愛の夢、 水の上を歩く聖フランチェスコ(伝説より第2番)、
  忘れられたワルツ、 超絶技巧練習曲より第5番「鬼火」* 第11番「夕べの調べ」
    (全13曲)
  33rpm Pathe DTX30202 - 1950年代後期パリ録音
  78rpm Pathe PDT92 - 1944年パリ録音*
ジャンヌ=マリー・ダルレ (ピアノ)

 古き佳き時代のパリを思わせるエレガントで繊細な演奏を聴かせてくれるマリー・ダルレ。
 サン・サーンス弾きで知られるダルレだが、同じように得意としたショパンとリストを収録。




Burg 1022
\1800
マグダ・タリアフェロ
 フランスのピアノ作品集

  シャブリエ:スケルツォワルツ、絵画的小品集より牧歌
  セヴェラック:ラバ引き立ちの帰還
  アーン:狂ったナイチンゲールより第16番
  サン=サーンス:ワルツ形式の練習曲
  ドビュッシー:
   ピアノのためのプレリュード、サラバンド、
   トッカータ、
   アラベスク第1番 第2番、喜びの島
     全11曲
(ピアノ) マグダ・タリアフェロ
 12inch Erato EJA S12 1961年録音 ステレオ


 ブラジルに生まれ地元サン・パウロ音楽院で学んでいたタリアフェロの才能を見出し、彼女にパリ音楽院への入学を勧めたのはカザルス。
 そのパリ音楽院で彼女に指導し、強い個性を羽ばたかせたのがコルトー。
 そして入学後わずか8ヵ月後の試験でプルミエ・プリを獲得した彼女に対し、「すでに一人の芸術家で、人もうらやむ才能を持っている」と絶賛した審査員の一人がアルベニス。
 その賞を彼女に授与し、のちにピアノ協奏曲第5番で半世紀たった今も決定盤となっている名演を彼女に残してもらうことになるのがサン=サーンス。
 歌劇「はかなき人生」のピアノ編曲用舞曲を彼女に捧げたのがファリャ。
 世界で最初に彼女に作品を録音してもらったのがモンポウ。
 美しいピアノ協奏曲を献呈し、指揮までして録音を残したのがアーン。
 ・・・いやはや、とんでもない御仁。



こいつはすごい
タリアフェロ/スペイン・南米アルバム

A100-011
\1800

マグダ・タリアフェロ (ピアノ)


 ファリャ:
  「はかなき人生」よりスペイン舞曲
  「三角帽子」より粉屋の踊り
 グラナドス:
  「ゴイェスカス」より夜鳴きうぐいす
  スペイン舞曲アンダルーサとオリエンタル
 アルベニス:
  「スペインの歌」より
   第4番 第5番
  「イベリア」より
   エヴォカシオンとトゥリーナ
 ヴィラ=ロボス:
  「ブラジルの詩」第2番 第3番
  「赤ちゃんの一族」より道化人形
   (全12曲)

  12inch Ducrete-Thomson 300c114 - 1960年 パリ録音MONO
マグダ・タリアフェロ(ピアノ)


 これがタリアフェロか。
 これがタリアフェロなのだ。

 その魅力は、コルトー譲りの純フランス的ピアニズム・・とよく言われる。店主もそのつもりで今まで聴いてきた。
 ただ同時にどこか出生地ブラジルを思わせる熱く激しい情熱やリズムを感じることがあった。ただのフランス風ピアニストで終わらない何か。でもこれまでそれをはっきり認識させてくれるアルバムには出会っていなかった。
 しかし今回のスペインものは、それをはっきり感じさせてくれた。ただの優雅さや艶やかさだけでは、こうまで匂い立つような音楽にはならない。ここには独特の強いリズム感がある。もっといえば彼女だけが持っている舞踏感覚。いや・・・人間としてのかっこよさとでも言おうか。これは間違いなく生まれながらのものだ。自分自身は強い香りを発しながら、決して自らはその香りに溺れない南国の花のような。
 このファリャ、アルベニス、グラナドス・・・ただのフランスの優れたピアニストが弾いたスペインもの、ではないのである。スペイン音楽の熱く沸きあがるような血を全身に浴びながらの演奏。

 これがタリアフェロなのだ。

 他レーベルだがDOREMI DHR7961 のジャケット。この目つきがすごい


 

Burg 1023
\1800
ヤン・スメテルリン
 ショパン作品集

  舟歌op 60、練習曲op 25-3 25-5、幻想即興曲
  スケルツォ op39、子守歌op57
  マズルカop 7-1 op30-3 op41-4 op50-1
(全10曲)
(ピアノ) ヤン・スメテルリン
 12inch Allegro 3042 1950年代録音 モノラル


 ヤン・スメテルリンは1892年生まれのはポーランドのピアニスト。
 ショパンやシマノフスキの解釈でとりわけ名高く、多くのショパン録音を残した。

 オーストリア=ハンガリー帝国領だったシュレージエンのビーリッツ(現在はポーランドのチェシン郡ビェルスコ)に生まれる。
 幼児期から楽才を発揮して7歳で最初の演奏会を行なったにもかかわらず、法学を学ぶことを余儀なくされた。
 しかしウィーンで学習中に奨学金を得て、レオポルド・ゴドフスキーの薫陶を受け、1920年に職業演奏家としてデビューを果たす。
 後年はディディ夫人とともにニューヨークに暮らしたが、1967年にロンドンに戻って間もなく、1967年他界した。

 スメテルリンは生涯にわたって作曲家カロル・シマノフスキと、音楽家同士として、また友人同士として緊密な関係を保っていた。
 シマノフスキは『マズルカ集』作品50の第3巻(通し番号で第9曲〜第12曲)をスメテルリンに献呈しており、スメテルリンはシマノフスキを重要なレパートリーとした。

 スメテルリンは料理にも情熱を注ぎ、レシピ集を執筆したらしい。

スメテルリン、とにかくCDがない。このオランダPHILIPS盤を持っている人はすごい。




ヤン・スメテルリン、ARDMOREの貴重な復刻盤

A100-019
\1800
ショパン:夜想曲 (第1番から第11番) Vol.1
 12inch Philips A00256L  -
  1954年録音MONO
(ピアノ)ヤン・スメテルリン

A100-020
\1800
ショパン:夜想曲 (第12番から第20番) Vol.2
 12inch Philips A00257L -
  1954年録音MONO
(ピアノ)ヤン・スメテルリン

  .

Burg 1024
\1800
パウル・クレツキ指揮&イスラエル・フィル
 シューマン:
  交響曲第1番「春」、同第4番
  序曲、スケルツォとフィナーレ
パウル・クレツキ指揮
イスラエル・フィル
 12inch Columbia 33CX1419 & 1449 1956年録音 モノラル
 

Burg 1025
\1800
パウル・クレツキ指揮&イスラエル・フィル
 
シューマン:
  交響曲第2番、同第3番「ライン」
  序曲マンフレツド
パウル・クレツキ指揮
イスラエル・フィル
 12inch columbia 33CX 1449 &1475 1956年録音 モノラル

 アリア・レーベル第91・92弾でとんでもないベストセラーを記録中のクレツキの「運命」・「英雄」。
 そのクレツキの最大の名演として知られているのがこのシューマン交響曲全集。

 1900年生まれ、ベーム、セル、バルビローリ、コンヴィチュニーらと同世代のクレツキは、ポーランドに生まれその後ドイツ、イタリア、ソビエト、アメリカ、スイスと移り住み、国際的で現代的なセンスを持ちながらも厳格で格調高いロマンにあふれた音楽を作り出した。しかしそのナチスからの逃避行の間に、彼の家族は虐殺されていき、最後に残った彼の精神状態もほぼ破綻寸前だったという。
 それなのに、そんなふうに理不尽に愛するものを殺されたにもかかわらず、彼の音楽は心穏やかで温かい。
 アンチェルといいクレツキといい、人間というのはそこまで崇高になれるものなのか。

 ただ現在では忘れられた存在といってよく、この巨匠の現在における処遇はあまりよくない。だから「EMI 20世紀の偉大な指揮者たち 全40巻」シリ−ズの中で最も早く売り切れたのがクレツキだったというのも納得できるし、今回のアリア・レーベル第91・92弾が大ベストセラーになるのもうなずける。

 さてクレツキ&イスラエル・フィルのコンビによるシューマン。

 歿後100年のシューマン・イヤーに合わせて、1956年にEMIによって収録されたセッション・レコーディングが音源で、名匠クレツキの豊富なディスコグラフィのなかでも特に重要な位置を占める大作。
 全篇、知情のバランスのとれたクレツキのみごとなアプローチは云うに及ばず、オケがイスラエル・フィルということでやはり潤いのある弦の音色が、たとえば第2番のアダージョなど、濃厚かつ綿々たる情緒表現においてこれ以上ない説得力で迫ってくる。





2018年最大のベストセラーとなりそうなクレツキ/「運命」・「英雄」
詳細はこちら

ARD 0091
\1800
アリア・レーベル第91弾
 クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団


  ベートーヴェン:交響曲第1番
            交響曲第5番「運命」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団

録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2313 STEREO

 
薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。


ARD 0092
\1800
アリア・レーベル第92弾
 
クレツキ指揮&南西ドイツ放送交響楽団

  ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
パウル・クレツキ指揮
南西ドイツ放送交響楽団

録音:1960年代前半
原盤:12inch CONCERT HALL SMS2275 STEREO

 
薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。


 静かに、しかしひるむことなく、たたみかけるように追い込みをかけてくる。
 迫ってくる。にじり寄ってくる。

 この凄み。
 ぶんなぐられても、蹴倒されても、相手を見据え、にらみ、まったく動じない。
 まったくひるまない。

 そしてそうやって何度も何度もじりじりとじわじわとたたみかけてくる。


 この人の壮絶な生き方についてはここでは触れるまい。
 あえて語らずとも、この音楽を聴けば、この人の生き様はおのずと聞く者の脳髄に心臓に魂に響いてくるはず。

 難しいことはしていない。
 きわめてシンプルできわめてストレート。

 しかしだからこそ雄渾でたくましく、強い。
 だから一音一音に味がある。人生がある。
 だからずしりと重い。
 そしてその重さは尋常ではない。


 音楽にそこまでのものをしたためることができる人はそうそういない。


 クレツキ、これほどとは思わなかった。




.
Burg 1026
\1800

カミラ・ウィックスの秘蔵音源

 
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調op. 47 エールリンク指揮
ストックホルム放送交響楽団
 12inch (UK )Capitol CTL7026 - 1952年録音
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調より第1楽章のみ ローリス・ジョーンズ指揮
ロングビーチ交響楽団
 10inch Private LP 353 - 1962年 ライブ録音
ラヴェル:ツィガーヌ ストコフスキー指揮
ハリウッドボール交響楽団
  private Tape - 1948年 ライブ録音
ドヴォルザーク:スラブ舞曲op 72-2
シューベルト:アヴェ・マリア
(ピアノ) Kare Siem
  78rpm 12inch Cupol 6002 - 1940年代録音

   
カミラ・ウィックス(ヴァイオリン)

 シベリウスのヴァイオリン協奏曲。
 この曲には数々の名演があり、CD−Rではブスタボやクレーメル、トゥルバン、CDならムター、ヘンデル、フリード、イグナティウス、ウィックス。実に恐るべき名演がひしめく。そこにさらにクラッゲルード、すでに亡くなっているがコルサコフの名演まで参入してきた。
 それらの録音の中には入手が難しいものもあって、カミラ・ウィックスのようにその演奏が聴きたいばかりに、2万数千円する東芝EMIの「ヴァイオリンの巨匠たち」という10枚組みCDボックスを買った人も多いと思う。

 そのカミラ・ウィックスのシベリウス。

 彼女の演奏を聴いたシベリウスは「この曲の最高の解釈者」と激賞。それによって彼女は活動の場をアメリカから北欧に移した。
 今回の録音はその逸話もさもありなん、と思わせるおそるべき演奏。

 シベリウスのヴァイオリン協奏曲は、彼のシンフォニーや管弦楽作品、室内楽作品との類似点はあまり見出せない。
 そのほとばしる情熱は、交響曲の1,2番や「カレリア」で聴ける情熱とは別種のもの。
 いわば彼のシンフォニーがクールでダイナミックな男性的ロマン、また管弦楽作品と室内楽・器楽作品が北欧の伝説的ロマンに満ちているのに対し、このコンチェルトだけは優美で情熱的な女性的ロマンにあふれた作品になっている。
 熱烈なシベリウス・ファンだからこそあえて言うが、このコンチェルトはシベリウスの他曲とは少し趣をことにする異端的作品と言っていい。

 ところがウィックスの演奏だけは、この作品がシベリウスの曲であることを激しく感じさせてくれる。
 伴奏が名匠エールリンクであることも大きいと思うが(実際それはそれはすごい伴奏。)、ウィックスの気質を示す知的で抑圧された、湖の底まで見通すようなシャープでクールなヴァイオリンを聴くと、この曲が間違いなくシベリウスの作品であったと思わせてくれる。
 先ほどあげたすさまじい爆演・絶演・怪演・熱演、いずれもものすごい演奏だが、そこからシベリウスを感じることはなかった。
 しかしこの演奏だけは、違う。
 シベリウスなのである。
 他の演奏とは何か次元が違うのである。

 これほどクールで楷書的なヴァイオリンでこれほど首根っこを掴まれてムギュと地べたに叩きつけられるとは。
 これがシベリウスが求めていた演奏だったとしたら、これまであげてきた情熱的爆演系演奏はすべて破棄しないといけないことになる・・・。

 いや、そこまでは思うまい。
 しかしそこまで考えさせられてしまうショッキングな演奏なのである。



 2曲目以降も貴重な音源が並ぶ。
 ブラームスのヴァイオリン協奏曲は第1楽章のみの演奏会ライブ録音で拍手入。
 ツィガーヌも拍手入。演奏の途中でジェット機の音が入っているので多分野外演奏会。
 最後のSP 音源はなかなかない超高額北欧盤らしい。「10万してもおかしくはない」とはHINDENBURGの言。

 ちなみにブラームスとラヴェルは有名なヴァイオリン・カタログにも掲載がないレア音源。



Burg 1027
(2CD−R)
\2900
(ピアノ) ユリ・ブーコフ
 ショパン:ポロネーズ全集 (16曲)
  12inch EMI CLP 1706/7 1958年録音モノラル
(ピアノ) ユリ・ブーコフ
 

 大昔LP発売されていたフォンタナの「ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ集」でご存知の方も多いと思う、ユリ・ブーコフ。

 ブルガリアに生まれ、ブルガリア音楽院で学び、1946年に卒業。
 翌47年パリ音楽院に留学してラザール・レヴィに師事、同時にマルグリット・ロンやエトヴィン・フィッシャーの薫陶も受けた。
 1949年ロンティボー国際コンクールに出場し、パウル・パドゥラ・スコダ(第三位)についで第四位に入賞した。

 生地ソフィアでのデビューは1938年だが、本格的な演奏活動に入ったのは1952年からで、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、中国など世界各地で演奏活動を続けた。

 残念ながらCD時代になってからほとんどその名を聞くことはなくなってしまったが、このショパンのポロネーズはブーコフの隠れた代表的録音。
 洗練されたパリ風ショパンというより、素朴で真摯で、その分深みを感じさせる文学的ショパン。



Burg 1028
\1800
パレナン四重奏団&(ギター) マネエル・ロペス・ラモス
 マリオ・カステルヌーヴォ=テデスコ:
  ギター五重奏曲作品143
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番(ギターソロ版)
  12inch RCA430197
  1960年代初期録音モノラル
(ギター) マネエル・ロペス・ラモス
パレナン四重奏団

 パレナンの超珍品。

 弦楽四重奏団博士の幸松肇氏が「LPが始まる時期に突如として現れてきたために、音楽の友社の「名演奏家大事典」などにはまったく掲載されていないという不幸な運命を辿ってきた。しかしフランスの弦楽四重奏団の、最終点ともまた出発点ともなるべき極めて重要な団体であることをここで改めて認識しておきたい。」と語る、まさにフランスの誇る名弦楽四重奏団パレナン四重奏団。
 これはそんなパレナン四重奏団が60年代比較的自由にいろいろなレーベルに録音していたころの珍しいレパートリー。

 ちなみに1970年代に第2ヴァイオリンになったのが我らがジャック・ゲステム(なのでこの録音とは関係ない・・・)。

 ギターの マネエル・ロペス・ラモス(Manuel Lopez Ramos )は、1929年 ブエノスアイレス生まれのアルゼンチンのギター奏者。
 ミゲル・ミケローネに学び、1948年アルゼンチン室内楽協会の賞を得たのち演奏活動を始め、欧米を中心にソヴィエトにも演奏旅行。カリフォルニアのサンタ・クララ大学、グアテマラの国立音楽院、1965年からはメキシコの国立大学で後進の指導にあたる。
 1968年パリ国際コンクールで優勝。 2006年に亡くなっている。



ARDMOREからリリースされているパレナン四重奏団の録音

ASS-069
\1390
ラヴェル:弦楽四重奏曲へ長調
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調
 12inch (F) Pacific LDP-F48 - 1950年代初期録音MONO
パレナン四重奏団

ASS-070
\1390
モーツァルト:
 弦楽四重奏団第17番変ロ長調Kv.458「狩」
 同第19番ハ長調Kv.465「不協和音」
  12inch Vega C30 S133 -
  1950年代中期録音MONO
パレナン四重奏団

ASS-071
\1390
モーツァルト:
 弦楽四重奏曲第21番二長調Kv.575
 同第22番変ロ長調Kv.589
  12inch Vega C30 S205 -
  1950年代中期録音MONO
パレナン四重奏団
ウエストミンスター盤では未発売




Burg 1029
\1800
.
エドゥアルド・シュトラウス指揮&ウィーン交響楽団
 ヨハン・シュトラウス・エディション Vol.1

 ワルツ メフィスト、地獄の叫びop.101
 ボンボン ポルカop.213
 ポルカ 野営の楽しみop.431
 ポルカ 狩op.373
 ポルカ ハンガリー万歳op.332
 ポルカ 陽気な役人op.350
 ポルカ 電気盆op.297
 ワルツ もろ人手をとりop.443
 エジプト行進曲op.335
 ワルツ 南国のバラop.388
 ポルカ 観光列車op.281
 ワルツ ウィーンのボンボンop.307
 ポルカ 時代思潮op.302
 トリッチ トラッチ ポルカop.214
 (全14曲)
エドゥアルド・シュトラウス指揮
ウィーン交響楽団
 1950年代中期 ウィーン録音  10inch Philips 

 エドゥアルト・シュトラウス2世(1910年3月24日 - 1969年4月6日)は、オーストリアの指揮者。
 ウィーン交響楽団などで活動し、晩年にはウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団を創設した。

 ヨハン・シュトラウス1世は曽祖父、ヨハン・シュトラウス2世は大伯父にあたる。
 今のところ最後のシュトラウス家の音楽家とされる。

 日本にもたびたび公演のために訪れており、存命当時は祖父(エドゥアルト・シュトラウス1世)との区別なしに「エドゥアルト・シュトラウス」として知られていた。

 ハンサム・エディと呼ばれた祖父エドゥアルト1世に似て容貌がよかったこと、態度が控えめだったこと、そしてシュトラウス一族やモーツァルトやシューベルトのような作曲家の解釈が上品だったことから、エドゥアルト2世の指揮は大きな人気を集めた。



 そのあたりさわりのないノーブルでスマートな演奏に、「所詮二世指揮者」・・・というようなことを思いながら聴いていたが、「南国のばら」あたりから「これが本来あるべき姿であり、これこそがウィンナ・ワルツなのかもしれない」、と思い始めてきた。
 この人の演奏こそが正真正銘のウィンナ・ワルツであり、実はこの人以外の演奏はすべて亜流、俗物なのかも・・・とさえ。
 それくらい、その優雅さが堂に入っていて自信にあふれている。誇張もはったりもない。ただ演奏するだけでにじみ出てくる誇り高き血統の気品。
 これからは「ウィンナ・ワルツ?それはもちろんエドゥアルト・シュトラウス2世で」とか言ってしまいそう。

「オーケストラの第一ヴァイオリンは、たくさんいなければなりません。そのたくさんの人は、ヴァイオリンを弾いてはいけません。ヴァイオリンで歌わなければいけないのです。」(エドゥアルト・シュトラウス2世)


 

Burg 1030
\1800
フランツ・ザルムフォーファー指揮&ウィーン交響楽団
 ヨハン・シュトラウス・エディション Vol.2

 ポルカ 浮気心op.319
 新ピチカートポルカop.449
 ワルツ シトロンの花咲くところop.364
 ペルシャ行進曲op.289
 女王のガヴォットop.391
 キスのワルツop.400
 アンネン ポルカop.117
 山賊のガロップop.378
 加速度円舞曲op.234
 ポルカ クラップフェンの森でop.336
 チク タク ポルカop.365
 ワルツ 水彩画op.258
 ラデツキー行進曲op.228
(全13曲)
フランツ・ザルムフォーファー指揮
ウィーン交響楽団
 1950年代中期 ウィーン録音  10inch Philips

 フランツ・ザルムフォーファーはオーストリアの指揮者、作曲家。
 母親はシューベルト家の子孫。
 1914年、ウィーン音楽アカデミーに入学。作曲をフランツ・シュレーカーとフランツ・シュミットに師事した。
 1929年、ウィーンのブルク劇場の指揮者になり、その間300を超える劇場用音楽を作曲した。
 1945年からウィーン国立歌劇場のオペラ指揮者となり、さらに1955年からウィーン・フォルクスオーパーの指揮者として活動、ウィーンの伝統に根ざした演奏スタイルで知られた 。






(製作者より)
 ワルツは遅めのテンポでいずれも当時のオリジナル演奏に極めてちかいスタイル。遥か彼方からの効果音は優雅で品があります。
 ピチカートポルカはトライアングルなしのオリジナル演奏。ペルシャ行進曲のシンバルは昔の楽器。本来のオリジナルにかなりちかいスタイルです。





エディト・ファルナディのリスト!

Burg 1031
\1800
リスト:
 パガニーニによる大練習曲 S141
 3つの演奏会用練習曲 S144 
(ピアノ) エディト・ファルナディ
 Westminster XWN18017 1950年代中期録音 mono
 

Burg 1032
\1800
シューベルト=リスト:ウィーンの夜会 (全9曲) S427 (ピアノ) エディト・ファルナディ
 Westminster XWN 18218 1950年代中期録音 mono

 アリアCDではすっかりおなじみのファルナディ、HINDENBURGから2タイトル登場。


 史上最高の女流ピアニストのひとり。
 それがどういうわけか現在その名を知る人は少ない。

 エディット・ファルナディ。

 ファルナディは1921年生まれのハンガリーを代表するリスト弾き。
 テクニシャンとして知られ、 女流で初めてシュトラウス=ゴドフスキーの3大編曲を録音した。

 9歳の時リスト音楽アカデミーに入学し、バルトーク等に師事。ショルティ、アニー・フィッシャー、ルイ・ケントナーと同門だった。
 12歳で行われた初の公開演奏ではベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を指揮しながら弾いたといわれ、在学中にリスト賞を2度受賞したという正真正銘の天才。繰り返すが史上最高の女流ピアニストのひとりである。






アリア・レーベル第71弾
大ベストセラーとなったシェルヘンとの怪物演奏

ARD 0071
1CD-R\1800
アリア・レーベル第71弾
 エディット・ファルナディ(ピアノ)
  チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番・第2番

エディット・ファルナディ(ピアノ)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ヘルマン・シェルヘン 指揮
原盤:ウエストミンスター 478022
録音:1954年 ウィーン・コンチェルトハウス(モノラル)

 ファルナディに、シェルヘンと組んだとんでもないチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の録音がある。

 ファルナディにとってシェルヘンは30歳も年上の超先輩、しかも1954年なのでシェルヘンがウエストミンスターでブイブイ言わせていた人生絶頂期のころ。
 そんな状況を分かってかシェルヘンは33歳の美人ピアニストを挑発しまくって怪物キャラを発揮。冒頭からまったくピアノと合わせようとしない。

 店主が今まで聞いた中で最もピアノとオケが合っていない演奏である。

 ・・・しかし考えようによってはファルナディもあわせようとしていないということでもある。

 稀代の怪物指揮者のわがまま伴奏にまったくひるむことなくわが道を突き進む皇女ファルナディ・・・。
 当然ヴィルトゥオーゾ的場面では「爺やはひっこんでなさい」とばかりに自分の世界をひけらかす。
 あっぱれ。

 そしてそんな状況で終楽章ラスト1分はどうなるか?

 皇女ファルナディは怪物シェルヘンをぶち負かす。
 
 ラストのラスト、怪物シェルヘンはオケもろとも、もんどりうってぶっ倒れるのである。
 嘘だと思うかもしれないが、本当に「どどど」というような地響きとともにすさまじいラストを迎える。

 おそらくシェルヘン、これがやりたかったのだ。主役はやはりファルナディだよ、と。

 

薄型ケースで、シンプルなデザインのジャケットと盤面印刷の仕様です。

フォーマットはCD-R。針音や歪みなどのオリジナル・ノイズがありますがご了承ください。





ARDMOREのファルナディのアルバム

原盤のジャケット

ARDMORE
A100-015
\1800
女王エディット・ファルナディ
 リスト:ピアノ編曲集(6曲)

  演奏会用パラフレーズ集より
   「リゴレット・パラフレーズ」(ヴェルディ作曲)
  紡ぎ歌 (オランダ人より ワーグナー作曲)
  ファウスト円舞曲 (グノー作曲)
  夕星の歌 (タンホイザーより ワーグナー作曲)
  大行進曲 (タンホイザーより ワーグナー作曲)
  「タンホイザー」序曲 (ワーグナー作曲)
   12inch (日) Westminster ML5258 -
    1950年代中期録音MONO
(ピアノ)エディット・ファルナディ

 ARDMOREによる執念の復刻。
 1枚目の白眉は最後の「タンホイザー」。
 テクニシャンでバリバリ行くのかと思ったら、大伽藍の帝国演奏。とてつもないスケール。このひとやはりそうとうな人物と見た。
 

原盤のジャケット

ARDMORE
A100-016
\1800
エディット・ファルナディ
 ヨハン・シュトラウス&ヨゼフ・シュトラウス:ピアノ編曲集(5曲)

  ワルツ「芸術家の生活」op.316 (ゴドフスキー編)
  「こうもり」 (ゴドフスキー編)
  ワルツ「酒、女、歌」 (ゴドフスキー編)
  「宝のワルツ」 (ドホナー二編)
  ピッツィカート・ポルカ (シュルホフ編)
   12inch Westminster XWN 18064 -
    1955年録音MONO
(ピアノ)エディット・ファルナディ

 一歩間違えるとただの余興アルバムになってしまいそうだが、この人の演奏には気品や風格がある。

ARDMORE
A100-021
\1800
エディット・ファルナディ
 
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
 ヘルマン・シェルヘン指揮
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
  12inch Westminster XWN 18275 -
   1952年録音MONO
シューベルト/リスト編:
 さすらい人幻想曲ハ長調D.760 Op.15 (管弦楽伴奏)
  エイドリアン・ボールト指揮
  ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   12inch Westminster XWN 18275 -
    1956年録音MONO
(ピアノ)エディット・ファルナディ

 店主がファルナディのチャイコフスキーのコンチェルトを何とか復刻してほしいとARDMOREのオーナーに頼んだところ、さっそく「ラフマニノフならもっているよ」と。
 そこですぐに復刻をお願いし、かつてのTAHRA盤と聴き比べてみたが、さすがARDMORE、原盤の重厚さをそのままにすばらしい状態で仕上げてきた。
 そしてこのラフマニノフもシェルヘンとファルナディの超個性が真正面からぶつかり合う激しい演奏。上記チャイコフスキーに負けない凄まじい演奏になっている。
 これだけのピアニストが、そしてこれだけの演奏が長く陽の目を見ないというのはどういうことなのか・・・。




アルド・フェラレージのレア7inch イタリア盤復刻!
グァルネリ・デル・ジェスを使用しての貴重な録音
うち2曲は名器「カノン砲」を使用


Burg 1033
\1800 
アルド・フェラレージ
 パガニーニ:
  魔女たちの踊り
  「うつろな心」による序奏と変奏曲
 サラサーテ:アンダルシアのロマンス
 ボンポルティ:アリア
 タルティーニ:コレルリの主題による変奏曲より
 マリーニ:ソナタ
 メルーラ:カンツォーネ
   (全7曲)
  7inch  Storia de lla Musica SdM 015  -  mono  
    1960年代中期録音
(ヴァイオリン) アルド・フェラレージ
(Vn )G.Franzetti
(piano &hpsi) G.Spinelli
(gamba) A.Riccardi
  アルド・フェラレージのレア7inch イタリア盤復刻!

 グァルネリ・デル・ジェスを使用しての貴重な録音。
 とくにパガニーニの「魔女たちの踊り」とサラサーテの「アンダルシアのロマンス」は、パガニーニが実際に使っていた名器「カノン砲」を使っての録音。
 「カノン砲」とは、その音量の大きさ、そのあまりの迫力にパガニーニがつけた愛称。
 パガニーニがこの名器を使ったことでグァルネリはストラディヴァリウスと並ぶ名器とされるようになった。
 パガニーニは自分以外のものがこの楽器を使うことを禁じ、死後この楽器はジェノヴァの博物館で眠っていたが、21世紀に入ってようやく年に数回のみ演奏が許されるようになった。

 グァルネリ・デル・ジェスやストラディヴァリウスによる最新録音は多いが、この1960年代のフェラレージによるモノラル録音は、太く存在感にあふれ、デル・ジェスの魅力をたっぷり感じさせてくれる。
 名手あっての名器という思いを強くした。


1742年製「カノン砲」

ほんもののキャノン砲。パガニーニにとってこれくらいすごい音だったわけである。







ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD トップページへ



Copyright(C) 2014-2018 ARIA−CD.All rights reserved.08