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7月のメルマガでとくに強力プッシュしたアイテムをまとめてみました。


 毎週1、2回の頻度でお送りしているメルマガですが、過去にお送りしたメールをもう一度読み直すというのは現代人にはほぼ不可能・・・と思って、ちょっとまとめてみました。

 見逃した方、もう一度目を通してみたいと思っていた方、どうぞ。
 それぞれのコメントから各アイテムにリンク貼ってます。

2015.7.1


今週前半にサイトでお知らせした情報をダイジェストでお知らせします。




★店主はNAXOSのフランツ・イグナーツ・ベック交響曲集の最新巻が楽しみ。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new08#03

 ヨハン・シュターミッツの優れた弟子として若い頃から才能を評価されていたというベック(1734-1809)。

 しかし、ひょんなことからライバルと決闘しマンハイムからイタリアに逃亡。

 そこでも一悶着起こし、結果フランスへ逃避。

 劇場のコンサートマスターに就任し、同時に多くの作品を出版しますが、折悪しくフランス革命に巻き込まれ、収入が激減、ナポレオンに個人的な援助を求めるなど波乱に満ちた生涯を送りました。

 そのベックの作品は、彼の生涯のように独創的で魅力的な旋律に溢れています。

 旧譜だと、

Op.3-3のト短調交響曲(8.570799)
Op.3-5のニ短調交響曲、 Op. 4-4のニ長調交響曲(8.573249)

がお奨め。

 モーツァルトとは別の流れの、初期古典派の紛れもない天才の才能を味わえます。

 初期古典派は暗黒時代のように言われていますが、きちんと発掘紹介されていないだけなんだということが分かります。





★そして店主の今週前半のイチオシはイッポリトフ=イヴァノフの交響曲アルバムでしょうか。


http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new08#02

 ミハイル・ミハイロヴィチ・イッポリトフ=イヴァノフ(1859年11月19日 -1935年1月28日)はロシアの作曲家・指揮者・音楽教師。

 イッポリトフ=イヴァノフが生まれたガッチナという街は、ロシア皇族が夏に滞在する宮殿があったところ。

 だからなのか、彼の作品はコテコテのロシアというよりは、リムスキー=コルサコフやチャイコフスキーに近い、ちょっと貴族的な雰囲気。

 華やかです。

 そのイッポリトフ=イヴァノフの交響曲第1番はとてつもない傑作というわけではありませんが、NAXOSから出たのなら気軽に手にとってみたいです。

 まずまず楽しめると思います。

 でも実は交響曲よりも、その後に入っている「トルコの断章」 Op.62、「トルコ行進曲」 Op.55のほうが出来はいいかもしれません。

 彼の作品で現在唯一聴かれる「酋長の行進」 を思わせる異国情緒あふれる作品。

 洗練された優雅なエスニック・クラシックを楽しめます。




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 ★SCRIBENDUM「ムラヴィンスキー・イン・モスクワ」ボックス


 SCRIBENDUMから「ムラヴィンスキー・イン・モスクワ」というボックスが出ていたのですが、あっというまに完売していました。

 このボックスが復活再プレスされました!!

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/scribendummra

 これまであまり誉められたことのなかったムラヴィンスキーのメロディア復刻CDの音質でしたが、イアン・ジョーンズの復刻で音質も良好。

 前半の「1965年」録音といえば、ムラヴィンスキーの代表的録音として知られる「ルスランとリュドミュラ」序曲を始めとする管弦楽小品、そして賛否両論のシベリウス第7番、宇野功芳氏が「モーツァルト演奏史上に永遠に残る」といった不吉なほどに美しいモーツァルト39番、強靭極まりないスタイルで作品の極限を表現せしめた「弦楽器、打楽器とチェレスタの為の音楽」、おそるべき軍隊行進曲「ワルキューレの騎行」、そして壮絶なオネゲルの「典礼風」・・・、と名演をあげだすときりがないです。

 なにかあると「1965年の・・・」と言われる、ムラヴィンスキーの録音史の中でも特別な年。

 後半の「1972年」も異常な燃焼度と相性の良さを見せるベートーヴェン、ブラームスなどドイツの大曲、そして数ある
 録音の中でも最も凄絶と言われる1972年1月30日のチャイ5と、こちらも名演目白押し。


 評論家の許光俊氏が「オレのクラシック(青弓社)」で取り上げていたこのセットについてのコメントも転載してます。

 読んだら買いたくなります。


 今度切れるとさすがにちょっと次はないような気がしますのでどうぞお気をつけて!!

 これだけのアイテム、値段ではないですが7CDで¥3590。

 絶対に買いです。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/scribendummra







★限定再生産決定!SCRIBENDUM スヴェトラーノフ録音集成


http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/sc501

 この20年間最大級のヒットをたてつづけに連発したSCRIBENDUM スヴェトラーノフ・シリーズ。

 その集成的ボックスです。
 20枚組!

 1枚1枚の密度充実度衝撃度が高いので、果たしてこれらをボックスで手に入れていいのか躊躇する方もいるかもしれませんが、「単売」アイテムのほとんどが入手できない今、とにかくここで確保しておくことを強くお奨めします。

 単品で2,3枚しか持っていないという方は、ここでふんばってボックスを手に入れておいたほうがいいとおもいます。

 店主がここまで断言することはあまりありません。

 次回の再生産はあるかどうか分からないので。

 20枚組で¥9990です。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/sc501

 買って後悔することはないでしょう。





2015.7.3





 いきなり今週一番の注目新譜からいきましょう。

★来た!「鉄工場」新録音!ピアノ協奏曲も!


http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new08#07

 モソロフの「鉄工場」。

 アリアCD店主が「うるさい系音楽」を表現するときに「『鉄工場』並みの」とか「『鉄工場』に勝るとも劣らない」とよく使わせてもらう、まさに爆裂音楽の典型であり、代表である作品。

 わずか3分の曲ながらそのパワー、そしてエネルギーは1時間分のシンフォニーに匹敵する・・・。

 もちろんこれまでの代表録音はスヴェトラーノフのものでしたが、
(くわしくはこちらを↓)
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/sc501

 その新録音が登場します!

 しかもこれまで聴いたことのない曲も満載。

 ピアノ協奏曲が目玉かとは思いますが、「コルホーズにトラクターが到着」といういかにもな作品が個人的には聴きたいです。

 モソロフは現代音楽協会の室内楽部長を経て、放送局の音楽編成を務めた人ですが、様々な理由をつけてロシア音楽界から追放され、最終的には「反ソビエトのプロバガンダ」を理由に逮捕され、強制労働に送り込まれてしまい、生還後も厳しい生活を強いられました。

 有名なわりにCDが少ないのでファンにとっては本当に嬉しいリリース。








★パールマンの新録音!?DGから!


 好き嫌いは別として、一時期間違いなくヴァイオリン界のトップにいて、その後もコンサート活動を続けているのに、どういうわけか大々的なCDリリースがなかったイツァーク・パールマン。

 そのパールマンの新録音。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new08#05

 へー。

 どういう心境の変化なんでしょうか。

 曲はフォーレとR・シュトラウスのソナタ。

 地味に来ましたね。

 提灯記事は書きたくないので絶対に買いなさいとは言いませんが、パールマンがDGから新録音新譜を出したということは覚えておいたほうがいいでしょう。








★ウミ・ギャレット/幼女から少女へ Music in Life


 いつかの特集で取り上げた幼女ピアニスト、ウミ・ギャレット。

 扱うだけで青少年保護条例か何かで逮捕されそうなアルバムでしたが、今回幼女から少女に変身したウミの新録音がNAXOSから登場。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new08#06

 幼女から少女へ、やがて大人の女性、最後は妖女に・・・とかいうギャグはやめておきましょう(言ってる)。







 店主的にはスペインIBSから登場する

★ヒスパニア交響楽団のアランフェス


 なんていうのもエスニックで辺境チックで興味あり。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new08#04

 カップリングがアリアーガのシンフォニーというのもいいですね。

 ヒスパニア交響楽団はちゃんとサイトもあります。

http://www.hispaniansymphonyorchestra.com/

 ちなみにディスコグラフィーのページではこのアルバムがでかでかと掲載。

http://www.hispaniansymphonyorchestra.com/#!nuevodisco/c34s

 この1枚、よほど嬉しかったんでしょう!

 指揮はもうすぐ80歳になるスペインの巨匠アセンシオ。
 チェリのお弟子さんだった人です。


 こういうアルバムは持っておきたいです。





2015.7.8




 今週は来ましたね・・・久々にお宝的アイテム。


 以前からお話してますが、CD屋をやっていて嬉しいのは、すばらしい演奏やすばらしい名曲に出会ってそれをみなさんにお伝えできることなんですが、もうひとつ嬉しいのは、・・・あとあと価値が出るであろうお宝的アイテムを紹介できるとき。

 すばらしいアイテムなのに他ではなかなか入らないとか、数がきわめて少ないとか、そういうものを見つけたときは「コレクター」としての血が騒ぎます。

 そして会員の方にだけは手に入れてほしいと思ってしまいます。


 さて、ということで今週はそういうアイテムがいきなり2つ現れました。


 これも前から言ってますが、この業界の不思議なところは、出るときは重なって出ること。

 「ああ、こんなにたくさん出るんだから、よくあることなんだろ」と思って見過ごすとあとで後悔することになります。

 輸入盤の鉄則はしつこいようですが「手に入るときに手に入れておけ」・・・です。



 さてということで、そのお宝的アルバム2つ、ご紹介しましょう。





 まずひとつめは

★大戦下における20世紀オランダの音楽史〜大戦中に禁じられた音楽


http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#01

 第二次世界大戦下で演奏を禁じられた19人のオランダの作曲家たちの音楽をまとめたET’CETERA 10枚組ボックス・セット。


 爆撃によるロッテルダムの壊滅、王家と政府のイギリスへの亡命、ナチス・ドイツによる占領など、第2次世界大戦中に大きな打撃を受けたオランダ。

 ご存知のようにルネサンスの時代から豊かな音楽文化に彩られてきたこの地には、第二次世界大戦中にも多くのすばらしい音楽家がいました。

 にもかかわらず戦争下では演奏を禁じられた名曲が数多くあったわけです。

 今回のオランダET’CETERAレーベルがリリースした10枚組ボックスは、19人のオランダの作曲家たちの音楽をまとめた貴重なセットです。

 レオ・スミットやディック・カッテンブルクなどこの大戦によって命を落とした作曲家や、難を逃れ生き延びた作曲家たちが遺した音楽。

 初めて聴く作品が多いですが、世が世なら大きく世界に羽ばたいた作品も多くあったことでしょう。

 封印されてしまったオランダ近代の傑作というわけです・・・。


 そしてこのボックスがすごいのは、その演奏陣。

 ヨッフム(CD2)やハイティンク(CD2)、セル(CD2)、ウィスペルウェイ(CD6)、ライスキン(CD6)、クーベリック(CD9)など、巨匠、名手たちの録音がたくさん収録されています。

 レーベルの、いえ国家の威信をかけたリリースと言っていいのではないでしょうか。



 ・・・ただ完全限定アイテムになることは間違いないです。

 数年後には手に入らないでしょう。

 こうした歴史的アルバムはとにかくコレクションのひとつに加えておきたい、と店主は思います。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#01










 そしてもうひとつは・・・

★スペイン国立管弦楽団の珍しい自主製作盤。

 なんとコープマンによる「宗教改革」&「未完成」です。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#03

 最近はモダン楽器オーケストラへの客演の機会が増えているコープマンですが、今回のスペイン国立管弦楽団を指揮してのメンデルスゾーン&シューベルトというのは何とも意外。

 驚きですらあります。

 当盤はスタジオ録音ですが、彼らは同時期にメンデルスゾーンの交響曲第2番「賛歌」を上演しており、この作曲家へのコープマンの熱の入れようを窺うことができます。


 さてこのスペイン国立管弦楽団の自主製作盤。

 今年の初めにご紹介したラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスの「カルミナ・ブラーナ」を覚えてる方も多いでしょう。

 紙製の不思議な装丁のソフトパック。

 追悼盤となってしまったブルゴスの、貴重、且つすばらしいアルバムでした。

 何人かのお客様からは絶賛と感謝の声をいただきました。


> 清澄な透明な、静謐とも言っても良い、
> 不思議なブルゴス最後のカルミナでした。とても良い買い物でした。



 現在手に入るかどうか微妙ですが、今からでも遅くないので入手にチャレンジしてほしい逸品です。

 同様に今回のコープマンのアルバムも「家宝的」なものになることは間違いないでしょう。

 これは、「買い」かと思います。


 先日のムラヴィンスキー・ボックス、スヴェトラーノフ・ボックス、そして今週のET’CETERAボックス、スペイン国立管弦楽団の自主製作盤は、豪華な海外オケの来日公演を1回休んででも持っておいたほうが良いでしょう。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#03

 こんなことは滅多に言いませんので。








 そして注目新譜といえば、

★インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団シリーズ Vol.1

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#02

 1964年にグルジアのトビリシに創設されたグルジア国立室内管弦楽団はソ連崩壊の影響で放浪の楽団となり、アウディ(自動車メーカー)とインゴルシュタット貯蓄銀行の支援を得てインゴルシュタット(バイエルン州、ドイツ)を新たな本拠と定め、インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団と改称。2014年には無事創設50周年、2015年に移転25周年を迎えました。

 それを記念してでしょう、ARS PRODUKTIONから同オケの録音シリーズが登場。

 今回の第1弾はパウル・ユオン、ファビアン・ミュラー、ブロッホ、オネゲルというこだわりの作曲家の作品。

 不屈のマイナー・オケ・・・、ちょっと興味あります。


 そしてこのオーケストラの首席指揮者はガザリアン!

 1971年アルメニア生まれで、2002年よりヴュルテンベルク室内管弦楽団の指揮者を務め「ヤング・バーンスタイン」と評される期待の若手指揮者。

 数年前、BAYERレーベルが若手の指揮者を登用していきなりベートーヴェンの交響曲全集をリリースしてきたのを覚えてますでしょうか・・・ガザリアン、あの指揮者です。

 オケも指揮者もちょっと注目のアルバムというわけです。







 そして今週前半の注目アルバムもうひとつ・・・

★「スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集」

 第1 番(ネイガウス)、第7 番(リヒテル)をのぞいてすべてソフロニツキーの演奏

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#04

 リヒテルとギレリスが心酔していたピアニスト、ソフロニツキー。

 ある日、ソフロニツキーが「ギレリスは天才だ!」と賞賛したところ、リヒテルは「ギレリスが天才ならあなたは神です」と答えた・・・。


 ソフロニツキーの妻エレナはスクリャービンの娘でした。

 つまりソフロニツキーはスクリャービンの義理の息子ということになります。

 ソフロニツキーは直接スクリャービンに会ったことはなかったのですが、スクリャービンの未亡人からスクリャービンの後期作品の最も正統的な演奏家として認められていました。

 そんなことからソフロニツキーのスクリャービン演奏は特別なものとして語り継がれています。

 残念ながらこれまでリリース状況があまりよくなかったソナタ集ですが、今回PROFILから2枚組CDでたっぷりその伝説的演奏が楽しめます。




2015.7.10



 それでは週後半の注目の新譜をご紹介しましょう。





 まずはマスコミや業界で話題になるであろう新譜からいきましょう。

★ヨーヨー・マ、待望のクラシック・レパートリー・アルバムです。


http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#07

 なんとヨーヨー・マ、ご乱心!?

 ・・・と思われても仕方ないようなびっくりの「名曲アルバム」。

 たとえば・・・

アヴェ・マリア(バッハ/グノー)
子守歌(ブラームス)
わが母の教え給いし歌(ドヴォルザーク)
夢のあとで(フォーレ)
愛の挨拶(エルガー)
白鳥(サン=サーンス)
感傷的なワルツ(チャイコフスキー)
美しき夕暮れ(ドビュッシー)
アヴェ・マリア(シューベルト)


 一体どうしちゃったのというような名曲アルバム。

 最近ずっと純粋クラシックから離れていたヨーヨー・マがこういう形で帰ってくるとは。

 アリアCDがこんなバリバリのメジャー・レーベル(SONYです)のバリバリのビッグ・スターのバリバリの名曲アルバムを取り上げるなんて・・・と思われるかもしれませんが、先週のパールマンのCD復帰とともに、これは巷のクラシック業界ではちょっとした話題になりそうなので、頭には入れておいたほうがいいでしょう。








 一方コレクターの心をくすぐりそうなのはCARUSレーベルの

★バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232 (新校訂版による演奏)

でしょうか。

 とくに(2CD+1DVD)のデラックス装丁版はマニックなアイテムになりそう。


 CARUS社の楽譜出版部門から発売された校訂版楽譜を使用して演奏されているそうです。


 カール・フィリップ・エマヌエルによる加筆を削除し、ドレスデン宮廷の図書館に残された「ドレスデン・パート」と呼ばれるパート譜に基づき校訂を加えた版です。


 その「ドレスデン・パート」と呼ばれるパート譜(21枚)およびCARUSによるドイツ語、英語の解説書がPDFファイルとして添付されているみたいです。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#05

 完売要注意、です。







 ピアノ・ファンとして嬉しいのは、

★レオン・フライシャーの新譜。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#08


 世界最高のピアニストとしての名声を勝ち得ていたフライシャーは、クリーヴランド管との世界演奏旅行中、突如右手の指に異変を感じます。

 不自然に曲がった右手の指が、どんなにしても開かなかったのです。

 病気の原因については正確なところは不明。

 それ以降彼はさまざまな方法で治癒を試みたが成功しませんでした。

 そのため彼は左手のみの楽曲を演奏し、指揮も始めたりします。

 ところが1990年代後半、新薬を注入することで、奇蹟的に彼の指は開きます。

 そして実に40年ぶりに両手で演奏することが可能になったのです。

 その40年ぶりの両手によるリサイタル・ライヴの録音は、全世界で大ヒットしました。

 そのタイトルは「トゥー・ハンズ」。

 もちろん両手で弾けるようになった!という喜びを表しているのでしょう。

 ただこのアルバムはVANGUARDから出ていましたが、残念ながら入手不能で、最近VANGUARDレーベルのCDが復活してきたものの、このタイトルはなかなか出てこなくて残念に思っていました。


 その「トゥー・ハンズ」が復活したのです。
 SONYから。



 ところがそれだけではないのです!

 なんと今回、新譜もいっしょに登場したのです。

 新譜は奥様とのデュオ!

 そしてそのタイトルが・・・「フォー・ハンズ」!!

 なんとも粋なリリースじゃないですか!

 「トゥー・ハンズ」と「フォー・ハンズ」。

 泣かせます。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#08










 そして今週後半最大の話題は

★インマゼール&アニマ・エテルナ
   alpha移籍第一弾がまさかの「新世界」!


http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new09#09

 ZIGZAGで活躍していた両者がALPHAに移籍して最初にリリースしたのが、まさかのドヴォルザーク「新世界」の古楽器演奏!

 ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」、ついにはオルフの「カルミナ・ブラーナ」まで古楽器演奏で聴かせてくれた彼らが、今度はどんな衝撃の演奏を聴かせてくれるのか!?


 陳腐な言い方になってしまいますがこれは期待してしまいます。




 それにしても今週だけで150近い新譜・・・

 「CDを聴いているのは日本人だけ」と言っているマスコミの人たちは、毎週これだけたくさんの海外CDが登場していることを知っているのでしょうか・・・。





 そして今週の特集は。

  


★所有する喜び・・・これぞヨーロッパの贅沢
  Ediciones Singulares

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/edicionessingulares


 昨今のヨーロッパのクラシックCDリリースを見ていて気づくのは、所有する喜びを感じさせてくれる豪華でぜいたくなアルバムが増えてきたこと。

 巷で話題の聴き放題の配信サービスとは対極にある、芸術文化を愛しそこに誇りを持つヨーロッパ音楽人の矜持を感じます。

 ヴェネツィアに本拠を置いている意欲あふれるロマン派フランス音楽の振興団体「パラッツェット・ブルー・ザーネ 」が発足させたEdiciones Singularesレーベル。

 「1780 〜 1920 年頃のフランス・ロマン派音楽」に光をあて、知られていない作曲家たちの傑作、あるいは有名作曲家たちの見過ごされてきた傑作をていねいに掘り起こすことを目的としています。

 内容も装丁も超弩級といっていい家宝級のシリーズ。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/edicionessingulares

 豪華なわりにそれほど高額ではない・・・

 完売する前に揃えておきたいです。







そして、このニュース。

★ベルリン・フィル次期首席指揮者ペトレンコ
  3つのスーク・アルバム・セット 3CD\4000

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/petrenko


 あの電撃的ニュースから2週間。

 いまや全世界のクラシックCDショップの人間が死ぬほどほしがっているペトレンコの数少ないアルバム。

 それがCPOの3つのスーク・アルバム。

 残念ながら1枚は代理店で完売、

 ☆交響詩「人生の実り」 Op. 34 &交響詩「冬の夕べの物語」 Op. 9



 そしてもう一枚はかなりの入手困難。
 アリアCDでもまだ手に入れられていない(海外からこちらに向かっているはず)

 ☆交響詩「夏物語」Op.29


そしてみなさんが最もほしがっていたこのアルバムは廃盤・・・。

 ☆交響曲 第2番 ハ短調「アスラエル」


 ところがその廃盤だった「アスラエル」を発掘!!
 さっそく発注したのですが・・・


 ここへきて海外から情報が・・・


 なんと、そのスークの3枚のアルバムがセットになって出るらしいんです!!

 これはちょっとすごいです。



 しかしそれにしてもどちらかというとモーションの鈍いCPOレーベルが、今回だけはさすがに「電撃」で動いたと見えます・・・。

 そりゃあそうですよね。

 これだけの一大事。


 で、さっそく「人生の実り」&「冬の夕べの物語」のアルバムを聴いたんですが・・・

 すごかったです。


 これって先入観でしょうか。

 いまさら「すごい!」なんて言っても、後出しじゃんけんみたいでお恥ずかしい限りですが・・・でも

 すごかったです。

 やっぱりベルリン・フィルの連中の目は確かだったとしか言いようがないです。

 大したことなかったらさりげなく無視しようかと思ったんですが、やっぱりすごかった・・・。

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/petrenko

 ということで、ミーハー的気分ではなく、この人は要チェックしておいたほうがいいです。





 そして店主お気に入りのユニークなアイテムがとても安くなっていたのでご紹介しましょう。



★なるほど・・・こういうカップリングもありか・・・
  プッチーニ歌劇『ジャンニ・スキッキ』全曲と弦楽四重奏曲「菊」、六つのピアノ小品  「電気ショック」付き


http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/concerto2082


 前半は、プッチーニがが完成させた最後のオペラ作品「ジャンニ・スキッキ」。

 そして後半。

 いきなりあのイタリア音楽史上に残る美しい室内楽作品「菊」で幕を開けます。

 そして続くのがなんとプッチーニのピアノ曲!

 これはそうとうなオペラ・ファンでもピアノ・ファンでもなかなか聴いたことがないと思います。

 「ミミ変奏曲」ともいうべき美しくも切ない曲や、「電気ショック」というタイトルのふうがわりなダンス音楽もあって、ひとときの高級なサロンの雰囲気を味わえるんです。

 ちなみにここでピアノを弾いているマルコ・ソリーニがそうとうなクセモノ。

 というか変人。

 イタリア・オペラ作曲家の珍しいピアノ曲や、編曲ものばかりを執拗に取り上げている人なんです。

 もうこのためだけに人生費やしている感じ(上記「電気ショック」もこれが2度目の録音!)。

 だから曲は軽いのに、意気込みはすごいわけです。

 命掛けているんです。


 そんな店主お気に入りのアルバムがどういうわけかかなり安くなっているのでこの機会にどうぞ。


http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/concerto2082






2015.7.15


 それでは今週もさっそくいきましょう。



★ビオンディ、まさかのベッリーニ!!
  ベッリーニ:歌劇《カプレーティとモンテッキ》

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new10#01


 20世紀後半のクラシック音楽の世界にヴィヴァルディの「四季」で革命を起こしたファビオ・ビオンディとエウローパ・ガランテ。

 ここへきてバロック音楽から古典派へと少しずつそのレパートリーを広げていた彼らが・・・な、な、なんとベッリーニのオペラ!!

 いやはやびっくり。

 まあビオンディにとって「時代」は関係ないのかも。

 それにオペラ慣れしてない人もスルスルと聴けちゃうのがベッリーニ。

 これは面白いことになりそう。






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★今年85 歳になるフランスの重鎮指揮者ポール・クエンツ!
 どこまでも上品なモーツァルトの交響曲!2001年ライヴ録音


http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new10#02

 ポール・クエンツは指揮をウジェーヌ・ビゴー(1888年 - 1965年)に師事したというんですからほとんど伝説ですね・・・。

 1951 年から自分の名前を冠した管弦楽団を設立したらしいんですが、最近ではあまり聴かれなくなったフランスのエスプリを感じさせる品格ある演奏を披露してくれてます。







 さらに店主的に注目新譜は2つ


★ホロデンコ、怒涛のグリーグ&サン=サーンス!
 指揮はミゲル・アルト=ベドヤ!

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new10#04


★イ・ソリスティ・デル・ヴェント
  木管楽器のためのセレナード
   指揮にはエティエンヌ・シーベンスも

http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=82/82new10#05



 ミゲル・アルト=ベドヤ


 と

 エティエンヌ・シーベンス



 この2人の指揮者は

☆ミゲル・アルト=ベドヤ → フォートワース交響楽団自主製作盤

☆エティエンヌ・シーベンス → フランダース交響楽団自主製作ボックス

 ですばらしい演奏を聴かせてくれていたんです。

 なかなか入りにくいCDですが、今回は新譜とともに再度紹介してみました。

 これからじわじわと注目されてくると思います。







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