いつものアリア・レーベルにあわせて、今回はアリア・ミステリアスという新たなシリーズが始まってます。
この「アリア・ミステリアス」、復刻するのは、これまでも、そしてこれからもおそらく誰にも振り返られることがないであろう超マイナー音源。
演奏家の記述が怪しいものもあるかもしれませんし、出所の怪しいものもあるかもしれません。
でもいずれにしても放っておけば間違いなく埋もれてしまうであろう名演。
ということで今回は初回ということで一気に5タイトル登場しました。
★クルト・グラウンケ指揮&バイエルン交響楽団(グラウンケ交響楽団)
ベートーヴェン:ソナタ「ハンマークラヴィーア」(ワインガルトナー編曲オーケストラ版)
★レオポルド・ルートヴィヒ指揮&ベルリン交響楽団
ベートーヴェン:交響曲第8番
チャイコフスキー:「白鳥の湖」Op.20(抜粋)
★マックス・ゴーバーマン(指揮)
シューベルト:交響曲第8「未完成」(第3楽章ピアノ・スケッチ含む)
★フィルハーモニック弦楽五重奏団ウィーン
ブルックナー:弦楽五重奏曲へ長調
★ラルフ・デクロース指揮&パリ国立交響楽団
ワーグナー:管弦楽作品集
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で、どれも聴いてほしい名盤ですが、とくにそのなかの最後の
★ラルフ・デクロース指揮 ワーグナー管弦楽作品集

これがすごいんです。
最近聴いた音源の中では最も衝撃的でした。
でもラルフ・デクロースなんて聞いたことですよね・・・
店主も今回いろいろ調べたんですが詳細不明。何を調べても載っていないんです。
唯一聴いたことのある音源は、アリアCDでのみ扱っていたシュライバー・ディスクの「幻想交響曲」。
でも昔聴いたこの「幻想」がすごかったんです。
きわめて奇想天外、荒唐無稽、波乱万丈。
壮大な一大絵巻を堪能できる名演。
ラルフ・デクロース、オケを仕切るカリスマ性も、深い音楽性も、豊かな個性も持ち合わせたまちがいなく一流指揮者。
でもしつこいようですが完全無名。
まったく知られてません。
だからこの「幻想」も、一発屋的名演か、誰かほかの指揮者の変名だろう、くらいにしか思っていなかったわけです。
ところがそんなときに現れたのが今回のワーグナー。
・・・これが・・・「幻想」よりもさらにすごかったんです。
期待通りの、いやそれをはるかに上回る超・巨匠演奏。
とくに「タンホイザー」。
これを聴いた少なくとも2人が「フルトヴェングラーですか」と聞いてきました。
いや、ある意味もっとムチャやってます。
ここまでこの曲を解体して、しかも強力にバージョン・アップして組み立てなおした指揮者を知りません。
ものすごいんです。
それは他の曲でもそう。
うねるような怒涛の勢いが津波のように次々と押し寄せてきます。
決して言い過ぎではありません。
ほんとなんです。
ラルフ・デクロース、ただものではありません。
現在完全に忘れられているのが絶対的におかしい、とんでもない男だと断言します。
ひょっとするとここでアリアCDが紹介したことでもう一度陽の目を見るかもしれません。
そして大巨匠のリストにその名を刻むようになるかもしれません。
あるいはとんでもない巨匠の変名演奏だったりすることが明らかになったりするかもしれません・・・。
でもどうかとりあえずここで覚えておいてほしいんです。
ラルフ・デクロース
世の中には我々の知らないとんでもない指揮者がいるんです。
これは聴いておいたほうがいいでしょう。
アリア・ミステリアスはこちらからどうぞ。
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(以下、週末の「ドニャのメルマガ」より)
今週は大型更新でアリア・レーベルの新譜が紹介されました!
第61弾です。
オスカー・フリート指揮&ソビエト国立交響楽団
ベルリオーズ:幻想交響曲
ARIA AR 0061 1CD-R\1700

です。
昔ほかのレーベルからも出ていたそうですが、元にしているLPが違うものなのだそうです。
それよりも演奏がすごかったです。
「幻想」おたく少女としても、聴いたとたんに「なんですか、これ!?」と席を立ち上がって聞いてしまいました。
最初のほうもすごいですが、さいごのほうに出てくる鐘の音がすごいんです。
なんかお化け屋敷みたい。
でもそのエピソードを聞いてちょっとショックでした。
店主はこの鐘の音が再現したくて、今回第61号でこの録音を出したのだそうです。
詳しくはこちらを。
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ではいつものように少しご紹介しますね!
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ぶっ飛んだ。
というか、縮み上がった。
いきなり冒頭からズルズルと死神が死体を引きずるようなおそーいテンポ。
奇怪なのである。
「怪奇!恐怖の館!」と呼びたくなるようなドロドロの「幻想」。
「幻想交響曲」にはハチャメチャな演奏が少ない、というのが店主のかねてからの悩みだったが、ここにすごいのが出てきた。
比較的オーソドックスに展開した第2楽章、第3楽章が終わり、第4楽章が始まる。
ここでまた奇怪の館に連れ戻される。しかも第1楽章よりもっと血みどろの。
魑魅魍魎たちとの饗宴、妖怪変化との行進。
響き渡る鐘の音が拍子っぱずれで、それがまた余計に恐怖感をあおる。
これぞ「怪奇幻想交響曲」。
これだ、こういう演奏を待っていた。
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今回の話は、3段ロケットみたいになってて、最後のフリートさんの話までおもしろかったです。
ピエロって・・・^^/
犬のブリーダーって・・・^o^
こんな指揮者の方もいるんですね。
最期は悲しい亡くなり方だったみたいですが。(vv)
人生を変えるのは結局戦争なんだなと思いました。
続きはどうぞこちらから。
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